JP2003510708A

JP2003510708A - 複数投資家の集積された個別選好に基づき選択された投資集合に投資するための方法及びシステム

Info

Publication number: JP2003510708A
Application number: JP2001526619A
Authority: JP
Inventors: エム．エイチ．ウォールマン，スティーブン
Original assignee: フォリオエフエヌ，インコーポレイティド
Priority date: 1999-06-24
Filing date: 2000-06-23
Publication date: 2003-03-18
Also published as: US6338047B1; BR0011857A; WO2000079363A2; AU772450B2; EP1203274A2; CA2375510A1; EP1203274A4; AU5885800A; WO2000079363A3

Abstract

(57)【要約】ミューチュアル・ファンド（１４０）内の複数の投資家が投資を管理するか、又は投資のポートフォリオを直接保有することを可能にするシステム及び方法。ミューチュアル・ファンド（１４０）の資産はファンド会員又は参加投資家の一人の行為に対応して調整される。その行為の経済的帰結に基づき、当該会員及び他のファンド会員の割合所有権持分が決定される。このプロセスはミューチュアル・ファンド（１４０）の会員によりなされた行為に対応して繰り返される。この方法によりミューチュアル・ファンド（１４０）は動態的に管理される。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】 [先行技術] 本発明は、１９９８年３月11日付米国特許申請番号０９／０3８，１５８で名
称「比較的小規模又は他の者が費用効率的に証券又は他の資産又は負債のポート
フォリオを作成及び管理する方法及び装置」に関連する。本発明はまた、１９９
８年８月2４日付米国特許申請番号０９／１３９，０２０名称「比較的小規模又
は他の者が費用効率的に証券又は他の資産又は負債のポートフォリオを作成及び
管理する方法及び装置」にも関連する。これらの両方の申請ともに本発明の発明
者により出願された。米国特許申請番号０９／０3８，１５８及び０９／１３９
，０２０は、図面も含めて、全体として参照され、ここに統合される。

【０００２】 [発明の背景] [１．発明の分野] 本発明は、一般に、投資目的で証券の集合を作成する方法及びシステムに関す
る。特に、本発明は、特別に登録されたオープンエンド型投資会社（「ミューチ
ュアル・ファンド」）、又は投資家又は（投資クラブのように）投資家の集団に
より所有され、又はアドバイザーにより管理される直接所有証券のポートフォリ
オにおいて、ファンド又はポートフォリオ自身の持分所有者、又は参加投資家の
選好が、ファンドに所有されるべき、又はポートフォリオに含まれるべき証券や
投資のポートフォリオの選択に利用される、ことに関する。

【０００３】 [２．背景技術] 現在、投資家は、彼らのお金を投資することに関しては、いくつかの基本的な
選択をもつ。彼らは自分のお金を自身で管理することができし、彼らのために誰
か他の者に管理させることもできる。もし自身で管理する場合は、フィナンシャ
ル・プランナー及びアドバイザー、ブローカー、及び印刷物、オンライン、又は
他の媒体を含むさまざまなソースから情報を入手することができる。これらのソ
ースにより、投資家は多少特定された情報及び彼らに提供されるアドバイスと共
に自身のお金を管理することができる。このように投資することで、投資家はア
ドバイスを受入れるか拒絶するかの裁量を有し、投資家が最後の投資判断を下す
。

【０００４】対照的に、投資家は、マネー・マネジャー又は個人的な仲介会社や他の特定の
投資家のために管理されている口座のブローカにに裁量権限を与えるか、ミュー
チュアル・ファンドやヘッジ・ファンド、又は他の集合投資手段に投資すること
により、誰か他の者にお金を管理させることができる。

【０００５】投資クラブの会員である投資家は、クラブの会員によりクラブで購入する株式
を投票で決めるので、部分的にはクラブの会員により投資を管理させているとい
うことができる。それらの投資家の行為は、通常、クラブの会合で、あるいはい
ばしばEメールなどのオンラインで為される。彼らは、集積された個人の行為を
反映した投資の選択ではなく、投資の集合的選択に関与している。とはいえ、一
端選択されれば、両方とも、投資は、全ての投資家のための集合的投資手段によ
り保有される。別の表現をすれば、典型的なマネージド・ミューチュアル・ファ
ンドでは、投資はファンド内の全ての投資家のために投資を決定する単独か少数
のマネー・マネジャーにより選択され、投資クラブの場合は、（投票やマネジャ
ーを指名することなどのような）クラブの比較的少数の会員の集合的行為により
投資が選択され、そして投資家は集合的行為によりクラブの会員にならなければ
ならない。

【０００６】前述した関連する特許申請では、比較的小規模の投資家が、直接株式所有シス
テムという代替案を通じて、ミューチュアル・ファンドと直接株式所有という両
方の長所を独特に提供するポートフォリオを作成することを可能にする。これら
の発明を使えば、比較的小規模な投資家でも、投資家が直接所有する小規模投資
化のための証券ポートフォリオを作成および管理する目的で、フィナンシャル・
プランナーやマネー・マネジャーのような他の人間に自己の判断を伝えることが
できる。この方法では、比較的小規模の投資家でも、「アクティブ運用」の恩恵
、すなわち投資家のポートフォリオ内の証券選択に専門のマネジャーを有し、他
方で直接株式保有の恩恵も同時に維持すること、を可能にする。

【０００７】アクティブ運用の恩恵は、通常、専門のファンド・マネジャー、あるいはファ
ンド・アドバイザーがファンド全体のアクティブな投資決定をしているアクティ
ブ運用ミューチュアル・ファンドにより投資家が追求しようとしている恩恵の一
つである。比較的小規模の投資家はまた、関連発明申請を利用して、様々な基準
を使いながら、証券指標又は産業セクターを追跡し、指数・ファンドのようなパ
ッシブ運用ミューチュアル・ファンドの模倣をすることもできる。上述の関連発
明申請ではまた、投資家のポートフォリオに含められる証券の選択において支援
する協働フィルターリング技術を記述しているが、投資家はこれを使い、投資家
の選択されたグループの選択に従って選ぶことができるようになる。上述の関連
発明申請ではまた、比較的小規模な投資家が、４０１（ｋ）またはそれと同様の
プランに代替して利用でいるように、最低限度の多様化ないしは最大限度の証券
発行集中のようなパラメーターを制限ないしは犠牲にして、ポートフォリオを作
成する手段を記述している。

【０００８】アクティブ運用ファンド又は専門的に管理されている口座についてしばしば指
摘されている問題は、いわゆる「群れ」現象である。ミューチュアル・ファンド
の専門マネジャーは通常、スタイルを有し、ファンドもしばしば「スタイル」を
有する。たとえば、あるファンドは、高い成長株に投資することを追求する「成
長」ファンドであるかもしれない。また他のファンドは、高い配当をする株式へ
の投資を追及するインカム・ファンドであるかもしれない。株式が「成長株」と
見なされれば、成長ファンドが買い、同様のことが他の株式やファンドにもおこ
る。さらに、経済の一般的トレンドは、同一のイベントを報告し、同一のコメン
テーターへの配給手段を提供する同様の情報ソースの全てによりフォローされる
。

【０００９】これに加えて、多くのマネー・マネジャーは仲間に比較して格付および評価さ
れるために、仲間がなす判断とは反対の投資は避ける傾向がある。スターになる
ことを望みながらも、敗者にならないように、平均を僅かに、しかし継続的に上
回ることを目指す傾向がある。それやこれやの理由で、「賢い」お金は同じ投資
をし、同じ間違いをするのを含む同じ判断をし、そして通常、全体として、費用
を差引けば、平均して市場より低い成績になるという現象が観察できる。結果と
して、専門的に運用され、アクティブに運用されるファンドからは、期待より小
さい実績となる。

【００１０】現在提供されて利用可能なものや先行技術では、自身で投資判断をしたくない
投資家（又は個別口座でブローカーやマネー・マネジャーに裁量を一任している
投資家）は、広く一般的に、パッシブ運用の指数・ファンドやユニット・トラス
トの様々なものに投資することを選択するか、専門のファンド・アドバイザーに
よりアクティブ運用が提供されているアクティブ運用ミューチュアル・ファンド
に投資するかを選ぶことができる。しかし、数千又は数万又は数百万の他の人々
など複数の投資家の集積した個別の選好を反映し、また、ポートフォリオ内の株
式や、ポートフォリオ内に株式の割合や加重割合を有する動態的に変化するアク
ティブ運用ポートフォリオを投資家が保有する道はない。

【００１１】指数・ファンドに投資することは同一ではない。S&P５００ファンドのような
指数・ファンドは、「市場」などの指数に投資し、「市場」などの指数が上昇し
たり、下落したりするのに依存して、ファンドの価値が増加したり、減少したり
する。これらのファンドは、せいぜい指数内の特定の株式の上昇、下落に反映し
た範囲でしか大衆投資家の選好を反映せず、したがって、ファンド内で、ファン
ドに何を含めるべきかをきめるために大衆投資家の選好は関係ない。指数・ファ
ンドは（株式の資本化の変化を除き）加重割合は変化せず、（指数自体が変化す
る場合を除いて）保有も変化せず、保有及び加重を決定する方法は、（スタンダ
ード・アンド・プアーズ、S&P５００ファンドのためのマグロローヒル社の部門
のような）指数を決める者たちに支配されている。一般に取引されている全ての
株式を保有するファンドでさえ、ファンドの加重については投資家の選好は反映
されておらず、ファンドのために選択された加重によるファンド内の株式により
価値が上昇したり下落したりする。

【００１２】したがって、先行技術では、複数の投資家の集積された個別の選好を反映し、
それらの選好の変化を反映して保有及び加重を変化させるファンドを提供するこ
とはない。投資家は、複数の投資家の継続的で動態的に変化する選好によりアク
ティブに運用される動態的-変化ファンドに投資する機会はなく、専門のマネジ
ャーに任せられている。同様に、複数の投資家の集積された個別の選好を反映し
、複数の投資家の継続的で動態的に変化する選好により運用される自身のポート
フォリオ（又は他や投資クラブのグループに管理されているポートフォリオ）を
欲しい投資家は、そのような手段をもたない。

【００１３】必要とされているのは、個人が、付随する不利益を被ることなく、ミューチュ
アル・ファンドの利点を利点（たとえば規模の利益、アクティブ運用）を享受す
る方法である。必要とされているのは、専門のマネジャーに任せずに、個人が、
複数の投資家の継続的で動態的に変化する選好によりアクティブに運用される動
態的-変化するファンドに投資するか、あるいはそのように修正される自身のポ
ートフォリオを保有する方法である。

【００１４】 [発明の要約] 本発明の目的は、上述の問題を回避する投資方法及びシステムを提供すること
である。

【００１５】本発明の目的はまた、無数の投資家に他の無数の投資家とともに協働し、数千
又は数百万の異なる人々の関心及び選好を反映した「人民の」ミューチュアル・
ファンドを作成する手段を提供することである。

【００１６】さらに本発明のもう一つの目的は、投資家に、専門のマネジャーに任せずに、
複数の投資家の継続的で動態的に変化する選好によりアクティブに運用される動
態的-変化するファンドへ投資する最初の機会を提供することである。結果は、
専門のマネジャーや、一般的な指数（すなわち「市場」）を凌ぐファンドになる
かもしれない。

【００１７】本発明に従ったミューチュアル・ファンドでは、数千又は数百万の個人投資家
の集積した選好を反映するために、多様化していなかったり、一つないしはもう
一つの分野に過大に加重されたものになるかもしれない。いずれにしても、ファ
ンドは、新しい選好がファンドに反映されるにつれて、保有や加重が変化する。
そのようなファンドで予想できることは、ある一時点では一つの分野や一握りの
株式にほとんど若しくは全ての投資を集中し、他の時点では、数百、数千の株に
投資し、そしてそれから再びポートフォリオ内にいくつかの株式しか有しないと
いったことになるかもしれない。

【００１８】上記の目的を達成するために本発明に従う方法は、動態的にミューチュアル・
ファンドを管理する方法において、前記ミューチュアル・ファンドは複数会員に
より集合的に保有される資産及び負債を有し、前記方法は下記を具備する。前記
複数会員の一人の行為（例えば、買い、売り、取引など）に対応して前記ミュー
チュアル・ファンドの前記資産及び負債を調整する。前記行為の経済的帰結に基
づき、前記複数会員の前記一人の比例所有権持分を決定する。前記行為の経済的
帰結に基づき、前記複数会員の残余の会員の比例所有権持分を決定する。前記ミ
ューチュアル・ファンドを動態的に管理するために、前記複数会員のいずれかの
行為の要求にしたがい、前述の作業の各々を繰り返す。

【００１９】本発明のもう一つの実施態様は、所有者-投資家に直接保有される証券投資ポ
ートフォリオの管理方法において、下記を具備する方法である。システム-投資
家の集団の集積した個別の投資選択に従い、比例ベースでポートフォリオ内に含
まれる証券を選択する。システム-投資家の前記集団の集積した個別の投資選択
の変化を反映するためにポートフォリオ内に何の証券を含めるかを修正する。

【００２０】本発明の上述の目的を達成するためのもう一つの実施態様方法は、動態的にミ
ューチュアル・ファンドを管理するために利用する数値結果を算出するプロセス
において、前記ミューチュアル・ファンドは複数会員により集合的に保有される
資産及び負債を有し、下記を具備するプロセスである。前記複数会員の一人の行
為に対応して前記ミューチュアル・ファンドの前記資産及び負債を調整する。前
記行為の経済的帰結に基づき、前記複数会員の前記一人の比例所有権持分を決定
する。前記行為の経済的帰結に基づき、前記複数会員の残余の会員の比例所有権
持分を決定する。前記ミューチュアル・ファンドを動態的に管理するために、前
記複数会員のいずれかの行為の要求にしたがい、前述の作業の各々を繰り返す。

【００２１】本発明の上述の目的を達成するためのもう一つの実施態様では、上述の方法の
いずれを実施するためのコンピューター・システムとしたものである。

【００２２】さらに、本発明の上述の目的を達成するためのもう一つの実施態様では、上述
の方法のいずれかを実施するためのインストラクションを担うコンピューター・
プログラム製品としたものである。

【００２３】さらに、本発明の上述の目的を達成するためのもう一つの実施態様では、コン
ピューターが動態的にミューチュアル・ファンドを管理するコンピューター・シ
ステムにおいて、前記ミューチュアル・ファンドは複数会員により集合的に保有
される資産及び負債を有し、前記コンピューター・システムは下記を具備する。
前記複数会員の一人の行為に対応して前記ミューチュアル・ファンドの前記資産
及び負債を調整する入出力部分。前記行為の経済的帰結に基づき、前記複数会員
の前記一人の比例所有権持分を決定し、前記行為の経済的帰結に基づき、前記複
数会員の残余の会員の比例所有権持分を決定する計算論理ユニット。本システム
はまた、前記ミューチュアル・ファンドを動態的に管理するために、前記複数会
員のいずれかの行為の要求にしたがい、前述の作業の各々を繰り返すために前記
入出力部分及び前記計算論理ユニットをコントロールするプロセッサーを有する
。

【００２４】先行技術の前述の欠点を克服する他に、本発明はまた、ミューチュアル・ファ
ンドのために管理コストの削減という追加的利点を提供する。本発明に従って管
理されるミューチュアル・ファンドの投資家は、専門ファンド・マネジャーに支
払いをする必要もなく、アクティブ運用の利点を享受することができる。管理は
コンピューター・システムによって行われる。したがって本発明に従ってファン
ドを運用するコストは、指数・ファンドのコストに匹敵するほどに削減される。

【００２５】本発明のシステムでは、投資は個人の行為と代理する人間の各会員の選択に基
づき、集合的行為はなく、これらの個人の行為の集積はポートフォリオ内の全体
投資に反映する。さらに、ポートフォリオの参加者は、自己で選択するためのも
のであり、又ある種の基準を満足する参加者であるが、集合的な行為で認められ
ることを必要とするものではないし、誰でもいつでも加入し、脱退することがで
きる。本発明とは対照的に、投資クラブの投資家は、投票または一人以上の個人
に投資意思決定の権限を委譲するような集合的行為を通して、クラブのために投
資を選択する。投票メカニズムの文脈においても本発明を利用することはできる
が、実施態様では集合的投票行為は使わず、保有される投資の決定には実際の集
積した個人投資家の行為を使う。投票メカニズムの文脈における本発明の代替的
実施態様は、インターネットまたは電子的メカニズムを作る他の手段を利用し、
投資クラブとは異なる。

【００２６】さらに加えるに、そのようなファンドの本発明は、ファンドの利用可能性の宣
伝に基づいて自己選択されるか、専門又は他の組織などの類似集団の会員である
ことから選ばれるか、ある種の産業か会社の被用者としての基準に基づいて選ば
れるか、高度技術株式又はある特定の投資アプローチに関心のある興味を抱いた
投資家などのある種の記述された目的と共にファンドの利用可能性についての宣
伝に基づいて選択される。本発明は、一般的に利用可能な目的のファンドのみな
らず、選択された利用可能性のファンドのためにも等しく機能する。

【００２７】 [発明の詳細な説明] 下記の実施態様は、投資家が多数の投資家の選好を反映したファンドに投資で
きるような方法を実施するコンピューター・システムである。投資家はまた、本
発明のもう一つの実施態様を通じて、さらに後述のように、直接所有する投資ポ
ートフォリオである投資手段に投資することもできる。ファンド方法は以下のよ
うである。

【００２８】まず、ファンドが作られる。租税及び規制目的で、関連する発明申請（前述）
に述べられたようなファンドの欠点を含む付随属性とともに、規制された「ミュ
ーチュアル・ファンド」となることが多い。

【００２９】投資家は、おそらくファンドに対し、証券、もしくはおそらく現金を貢献する
。証券が貢献されると、公正価格により貢献時に価値評価される。もちろん現金
は、額面に等しい公正価格で評価される。証券が提供された場合は、ファンドに
追加され、投資家は後述のようにファンドの比例持分を受取る。現金を貢献され
た場合は、投資家は現金を使ってどの証券を買うかを、ある限度で、指名する。
ゲームマン精神と操作を防ぐために、ある制限が課せられる（図３の３５０，３
６０参照）。例えば、一つの有効な制限は、投資家が取締役になっているか、投
資家がオプションを保有している会社の株式を買う注文を投資家がファンドに出
すことは禁じられている。もう一つの有効な制限は、もし投資家の注文が株価に
影響を与える可能性がある場合には、日次平均取引高（ADTV）が低い小口株など
の他の株を、投資家が買うことは禁じられている。さらに加えるに、どの投資家
の選好もファンドを支配することがないように、ファンドは投資家が一時に、あ
るいは一定期間に、またはファンド全体の規模に比較して、ファンドに貢献でき
る金額を制限している。

【００３０】投資家に指定された配分がないときには、現金は（すなわち、他の投資家の過
去の選択を反映するために）ファンド内の既存の証券を比例購入するために割当
てられるか、最も最近購入された株又は最も民パンに購入された株を買い増すか
、他のディフォルト配分ルールに従う。他の配分ルールで有効なものは下記の通
り：ある種の経済的分野（例えば技術株、ユーティリティ株）内で下落した株式
を購入する、又は、現在流行しているものと反対の株式を購入する、又は特定の
税効果（例えば租税単位の平均）を狙う。投資家により配分が指定されると、あ
る式に基づくか、後述のように事前に定めた配分ルールに基づいて貢献された現
金で株式が購入される。

【００３１】ファンドに初めに貢献した投資家の比例所有権は、投資家の貢献した時点で投
資家の貢献額と共に公正市場価格合計が足し合わされ、その合計を投資家の貢献
額の金額に組入れられる。

【００３２】例えば、もしファンドの現在の公正市場価格合計が＄990,000で、投資家が現
金と株式で＄10,000貢献したとすると、投資家はファンド持分の１％を受取る。

【００３３】 $10,000／（$990,000＋$10,000）＝１％貢献をした投資家の所有権割合を決める一般式は、初期とその後を含めて以下
になる。

【００３４】 Inew(k)＝（Iold・Told）+Vcontribution）／Tnew ……（１） Inewは前記複数会員の中の前記一人の行為後の前記比例所有権持分があればそ
れに対応し、Ioldは前記複数会員の中の前記一人の前記行為前の前記比例所有権
持分があればそれに対応し（すなわち初めての貢献者の場合はゼロ）、Tnewは貢
献の後のミューチュアル・ファンドの総価値を表し、Toldは貢献前のミューチュ
アル・ファンドの総価値を表し、Vcontributionは貢献の公正市場価格を表す。
もちろん、式（１）は異なった表現もできる。

【００３５】 Inew=((Iold/Told)+Vcontribution)／(Told+Vcontribution) ……（２
） Tnew=Told+Vcontributionであるから、この式はファンドからの引出しのため
にも使われ、Vcontributionは負の値をもつ。

【００３６】投資家に対してこの「比例」を提供する便利なメカニズムは、毎日正味資産価
値を出すためにのものであり（又は一日内外の他の選択された期間内）、その価
格での貢献時の投資家のファンドに対する「買い」持分を表す。このようなメカ
ニズムは、典型的には、オープンエンド型のミューチュアル・ファンドで使われ
る。

【００３７】他の投資家も同様に貢献し、指定する。ある程度の時間に、ファンドはファン
ドに投資した投資家の持分を反映したものになる。このことはそのファンドが特
定のカテゴリー又は株式について偏った加重をしていることを意味している。フ
ァンド全体が一つの分野に投資していることもあるし、ファンドがS&P５００な
どの他の指数と同じように見えることもあるかもしれない。素晴らしいことは、
個人の選好が変化するにつれて、ファンドが継続的に変化することであり、ファ
ンドが反映する選好は、専門マネジャーのそれらではなく、ファンドに投資して
いる大衆参加者の選好であることだ。より多くの投資家がファンドに入ると、そ
れだけ投資家の選好が反映されるが、ファンドが成長するにつれて、株式を選択
し、自身の選好を表明したより多くの投資家の利益になることだ。投資家は実際
にお金や証券をファンドに入れるので、自身が信じない関心を表明することはな
い。

【００３８】もちろん、いずれかの会員による貢献（又は引出し）は他の会員の比例持分に
影響も与える。ある特定の取引に関与しない投資家の所有者割合の決定式は以下
の通りである。

【００３９】 Inew(n)=Iold(n)/(Told/Tnew)=(Iold(n)/Told)/(Told+Vcontribution) …
（３）ここでInew(n)はn番目の会員の比例所有持分（取引後）、及びIold(n)はn番目
の会員の比例所有持分（取引前）である。

【００４０】どの会員も以前に購入した株式を他の株式とスワップ(取引)する注文を出せる
規定もある。株式スワップでは投資家の比例所有持分の正味に変化はない。取引
目的で、ファンド・オペレーターは現金に対して最初の指定した株式を売る役割
をする（おそらく以前購入したかB式を対象投資家の裁量で）、そしてその現金
で第二の指定された株式の購入に充てる。このようにすれば、潜在的に不利な税
効果もなく、投資家がファンドの持分を売り、現金を入手し、そしてそれをファ
ンドに再投資して、異なる株式の購入を支持するという経済的に等価になる。

【００４１】しかしこのようなスワップは最低限になると、ファンドの効率的なオペレーシ
ョンは最適化される。したがってファンドの効率的なオペレーションを確保する
ために、ファンドを経由した過重な取引活動を抑制するためにいくつかのメカニ
ズムが実施される。たとえば、どの会員もある一定期間の取引回数（たとえば月
二回）以上の取引については手数料を課す。もう一つのメカニズムは、単純にあ
る一定期間の取引回数以上の取引については禁止するか、又はある最低限の時間
期間（６ヶ月のように）保有しないスワップを禁止する。

【００４２】ファンドは又、各投資家の注文した取引の記録を保持し、投資家がファンドか
ら現金を引き出したときには、投資家の税目的のために記録を提供することがで
きる。

【００４３】ファンドは多数の方法で制限される。選択的にオペーレーションを制限するメ
カニズムは、ADTVにより決定される流動性や一般的人気度に関する特定の基準を
満足させるある種の分野や株式への投資の投資配分を制限する。もう一つの選択
的な制限メカニズムは、専門のマネジャーにより選ばれた多数の選択株式からだ
けに各投資家の配分を許す。他の選択的制限メカニズムを課すことも可能である
。

【００４４】図1において、利用者１１０はインターフェイス１２０を通してコンピュータ
ー・ベースの積分器にアクセスする。インターフェイス１２０はインターネット
１２１や他のコンピューター・ネットワーク１２２のような様々な通信システム
を含む。インターフェイス１２０は、ブローカー１２３、銀行１２４、他の仲介
業者などの第三者経由であるかもしれない。直接ダイアルアップ・モデム１１２
のような知られた通信装置が、単純な古い電話システム（POTS）１２５、ケーブ
ル・モデムや他の通信装置を経由して、システム積分器及び計算機１３０と交信
するために使われる。

【００４５】実施態様にしたがったファンド１４０は、システム・オペレーターにより管理
される口座として実施される。システム・オペレーターは、銀行、ブローカー又
は他のタイプの資産管理業者で、関連する資産及び負債を保持し、ミューチュア
ル・ファンド、ユニット・トラスト、又は他の適切な集合投資手段を作成するこ
とができる。代替的に、ファンド１４０は、独立した法的主体で、資産及び負債
の管理者として機能するシステム・オペレーターとリンクしたものであるものか
もしれない。

【００４６】「資産及び負債」という言葉は、広く現金、投資（持分証券、及び／又は負債
証券）を指し、外国証券、国内証券、オプション、ワラント、長期債券、中期債
券、リミテッド・パートナーシップ持分、私募債、商品、先物、銀行貸付シンジ
ケーション持分、汚染権として取引されている新しい資産又は負債（地球温暖化
権利及び大気／水質汚濁権）、保険請求権持分、取引可能資産又は負債、及びこ
れらの組合せを含む。連言の使い方は単に慣習的なものであり、資産及び負債が
常に必ず現代的に保有されていることを意味せず、より正確には資産及び／又は
負債を意味する。ここで使われる「証券」とは、証券ではない他の「資産及び負
債」を含むものと読むべきものである。公開株式の初期売り出しも、ファンドの
管理者を通して、ファンドの会員に対してなされる。

【００４７】本システムは、（たとえばニューヨーク証券取引所のような）取引所、または
（ＮＡＳＤＡＱのような）ディーラー・ネットワーク、またはファンド業務の部
分としての適切な仲介業者を部分的または通して、または分離して業務をしてい
る仲介業者のような市場１７０と関係を有する。

【００４８】利用者１１０は、現金及び／又は証券１６０を、郵便（例えば小切手、米国郵
便小切手又は一夜配送）１５１、電子資金転送１５２などのような連結１５０を
通してファンド業務に提供する。利用者の現金及び証券は、どのようにその金額
をファンド１４０内に投資すべきかについて（インターフェイス１２０を通して
受取った）指図を実行する前に、ファンド業務に預託されるか、利用者のコミッ
トメントに対してその後にファンド業務に提供されるかもしれない。本システム
積分器及び計算機１３０は、そのようなインストラクション３４０（図３）を受
取り、市場１７０に対する連結１８０を通してファンド１４０に代わって適切な
取引３１０（図３）に関与する。本システムは、マネジャー１３０に対して伝達
された利用者の選好として注文を受取ると同時に作動し、ファンドのそのような
選好を反映して取引を実行する。

【００４９】連結１８０は、自動化された証券取引のために利用可能な多数の伝統的なイン
ターフェイスのいくつかを表す。本発明に従ったシステム積分器及び計算機１３
０は指令を送り、そのような伝統的なインターフェイスを通して情報を受取る。

【００５０】この方法で、ファンド１４０はそこで、獲得した証券についての所有権を得て
、新しい投資家も含めて、ファンド内の投資家のために証券を保有する。投資家
（利用者１１０）は、投資家の指図した投資がなされ、投資家がいま所有するフ
ァンド資産の金額について知らされるために、インターフェイス１２０を通して
通知される。この情報は最適にファンドのパーセント（割合）として引用される
か、金額としてか、株式数としてか、及びファンド内の個別証券の部分的持分と
してか、それらを組み合わせたものとして引用される。この作業は図３のステッ
プ３２０に示される。残余の投資家のための割合持分が決定された後に（ステッ
プ３３０）、一人の投資家のためのサイクルは完了する。

【００５１】この基本的な情報に加えて、代替的実施態様に従えば、ファンドの全体の成績
のヒストグラム、投資家の以前の投資の時間に渡る成績、及びファンドの他の会
員の投資決定に関する情報のような追加情報が、管理者から各利用者／投資家に
提供される。

【００５２】上記のサイクルはファンドに参加する他の投資家で、ファンドに追加し、引き
出し、ポジションを変更する者のためにも繰り返される。一つの実施態様に従え
ば、そのようなサイクルは注文が到着するにつれて実行される。代替的実施態様
に従って、そのようなサイクルはバッチにされて、図２ａ及び２ｂに示すように
、バッチとして、集積された取引の集合として完結される。そのような取引のバ
ッチは、システム・オペレーターの裁量により、又は利用者のアドバイスで、又
は合意で、一日に一回を目処にそれより多いか少ないかの頻度で行われる。バッ
チは、株数、又は累積注文の金額単位で測定されるかもしれない。

【００５３】株式購入及び売却の手数料は、伝統的でミューチュアル・ファンドでは周知の
方法で処理される。例えば、資産ベースの手数料が用いられるかもしれず、投資
家は月ごとの手数料か、ファンドに加入したときに加入料として支払うかもしれ
ない。

【００５４】図２ａは、取引バッチ実行直前のファンドのステータスを示す。ファンドは株
式、A($２０ｋ)、B($25k),C($5k),D($50k),E($15k),及びF($10k)を保有し、それ
らは現在の会員-投資家番号１から６の希望により、過去に購入されたものであ
る。新規投資家番号７は、ファンドに＄１０ｋ投資し、その＄１０ｋでA株を購
入してファンドに追加するように注文する。新規投資家番号８は、ファンドに＄
１０ｋ投資し、その＄１０ｋでG株を購入してファンドに追加するように注文す
る。新規投資家番号９は、ファンドに＄２５ｋ投資し、その＄２５ｋでH株を購
入してファンドに追加するように注文する。新規投資家番号１０は、ファンドに
＄５ｋ投資し、その＄５ｋでI株を購入してファンドに追加するように注文する
。これらの指図は実行され、図２ｂに結果が示される。バッチ取引の直後には、
ファンドは、Ａ株を＄３０ｋ分、Ｂ株を＄２５ｋ分、Ｃ株を＄５ｋ分、Ｄ株を＄
５０ｋ分、Ｅ株を＄１５ｋ分、Ｆ株を＄１０ｋ分、Ｇ株を＄１０ｋ分、Ｈ株を＄
２５ｋ分、Ｉ株を＄５ｋ分保有することになる。会員-投資家（又は株主）の割
合所有権持分は図２ｂのように計算される。

【００５５】バッチ取引の一つの特徴は、相対する注文が正味注文に削減され、取引される
株式数が減るということだ。例えば、投資家番号２３と投資家番号５１が同時に
注文を出したケースで、投資家番号２３はＱ株を12,000株売る注文で、投資家番
号５１はＱ株を14,000株買う注文であることを考えてみる。次のバッチ取引が行
われた時点で、これら二つの相対する注文の正味は、単純2000株の買い注文を持
ち越すことになる。このルールは、ファンドが自身の証券を買い付ける結果にな
ることを回避する。

【００５６】投資に関して「荷を下ろしたい」態度の投資家のためには、ファンドは、投資
家がファンドに対し個人勘定から実質的に定期的に（たとえば半月毎に）ファン
ドを移す予備注文を出す特徴を有する。自動的に移転されたときには、ファンド
は投資家が発行した予備的配分注文に従って投資される。もちろん、投資家が自
身の投資戦略を変更したいと決めたときには、いつでも予備注文を変更すること
ができる．この特徴は、４０１（ｋ）プランなどの利用のための税繰延支払控除
タイプの投資手段を実施態様とするときに特に有効である。

【００５７】システム・オペレーターは、ファンドからの引出しを満足させるために必要な
証券の売却に関連したり、手元の現金バランスを維持するためなどに関し、いく
つかの裁量権を与えられている。システム／オペレーターの裁量権は、証券受入
れ又は現金選択を伴う発行者からの配分、又は発行者の買収などの事件の際に再
加重や再配分を実行しなければならないときなどに適切なものである。

【００５８】システム・オペレーターはファンドのために現金を調達しなければならない（
例えば現金支出需要に応える）ときに、どの証券を売却するべきかに関するルー
ルなどのルールを作ることができる。そのようなルールの一例は、先入れ先出し
法のルールで、ファンドが最初に受入れた証券を、ファンドは最初に売却しなけ
ればならないというものである。証券の売却に関するもう一つのルールは、比例
法である。証券売却のもう一つの例は、証券を売却する行為が相当の期間追加さ
れなかった全ての証券については一番目から売却することである。システム・オ
ペレーターはまた、証券を売却する行為が最低限以下のファンド価値のパーセン
トを価値として有する全ての証券は一番目から売却することに基づくことがある
かもしれない。システム・オペレーターはまた、証券を売却する行為が最大限以
上のファンド価値のパーセントを価値として有する全ての証券は一番目から売却
することに基づくかもしれない。システム・オペレーターはまた、証券を売却す
る行為がある種の税目的を達成することに基づくかもしれない。システム・オペ
レーターはまた、証券を売却する行為が会員が売却すべき一つ以上の証券を指定
することに基づいて行うかもしれない。システム・オペレーターはさらにまた、
証券を売却する行為がシステムが複数会員の各々によってなされた投資選択、及
び現金を引出した会員の過去の投資でミューチュアル・ファンドの現金流失ニー
ズに充てるために売却されたものを記録することに基づいて行うかもしれない。

【００５９】もちろん、売り側の株主がファンドの持分のいくつか又は全部を売るときには
、売り側株主のファンドの株主割合持分は対応して減るか、消滅する。ファンド
の現金化は、ある程度通常の及び予想される現金引出しに備えた現金準備（ファ
ンドの１％または５％など）により処理される。現金準備を超過する現金引出し
のためには、ファンドは上述のルールの一つに従うか、参加者の利益を反映した
他の基準で証券を売却する。

【００６０】代替的実施手段として、投資家は、米国特許新でい番号09／038,158及び09／1
38,020のような他の発明を利用して、公開のファンドとは反対に、他の投資家の
選好を反映するために自身のポートフォリオを修正することもできる。非常に多
数の投資家と証券のためには、そのような修正は、対応する税報告及び諸問題と
ともに、非常に多数の取引を含むかもしれないが、そのような他の関連する申請
にさらに詳細に記述されているように、多くの便宜を提供する。

【００６１】この代替的実施態様では、関連する特許申請に記述されたタイプのポートフォ
リオ・メカニズムの拡張版が実施される。この件では、ファンド内に証券を保有
するのではなく、投資家に直接所有される証券ポートフォリオが作られる。この
ポートフォリオは、証券選択の基準の一つとして、関連申請に記述された協働フ
ィルタリング技術を使って作成され、フィルタリングとは、基本的にシステム全
体の全投資家のことである。投資家は、システム内の他の全ての投資家が投資し
たものと、それら投資の加重（図４の４１０参照）とを表すポートフォリオであ
るポートフォリオ（少なくとも出発点として、投資家は後でポートフォリオを修
正できる）を選ぶ。初期ポートフォリオの投資の加重は、システム内の全てのポ
ートフォリオの集積により保有されている実際の加重に基づいている。そのポー
トフォリオは、そこで投資家の選択により、週毎か、他のベースか（図４の４２
０，４３０参照）、予備的インストラクションに従って（図４の４４０，４５０
参照）修正される。

【００６２】この代替的実施態様では、ポートフォリオへの変化と修正の数が多く頻繁なの
で、税効果も大変なものになる。それ故、又ミューチュアル・ファンドの負の効
果に関わらず（関連申請に記述有り）直接ポートフォリオ保有とは違って、ミュ
ーチュアル・ファンドを通した保有の直接保有の実施態様（上述）は、もし投資
家がこの戦略に従うのであれば、いくつかの利点（主に管理上のもの）がある。

【００６３】本発明のもう一つの側面は、発明に従ったファンドは、様々なタイプの情報を
生成する。例えば、ファンドの全体の財務実績は、生成される有用な情報の一つ
である。ファンドの会員によりなされた集積された,個別の投資選択は、生成さ
れるもう一つの有用な情報である。一般的な情報は、それ自身、有用な製造物で
ある。

【００６４】関連する投資過程が上述のプロセスと組み合わされたときには、さらに有用な
情報が生成される。これはトレンドを決めるために、個別ファンド会員の投資決
定を分類することを含む。ファンドに参加する際は（定期的に更新され）、各フ
ァンド会員は、会員の投資決定についての人口学的な特定の統計を生成する目的
で、彼らについてのある種の情報を示すフォームを完結する（年齢、収入、職業
、性別など）。結果としての統計は、有用な市場情報を形成する。

【００６５】本発明の代替的側面に従えば、ファンド内の個人投資家は、投資する特定証券
を特定するのではなく、彼らが望む投資のタイプに関し、選択幅を提示される。
投資のタイプは、リスク／収益その他の特性に基づいて差別化される。そこでフ
ァンド管理者は、ネッティングと集積を通じて取引コストを最小化することを含
むファクターに基づいて、会員に選ばれた投資のタイプと共に、特定の証券を選
択する。例えば、投資するファンド用に特定の株式を選択する代わりに、投資家
は、ファンドが市場よりも２０％ファクターでリスクの多い株式に投資するよう
に選択するかもしれない。そこでファンドは、この基準を満足するように、投資
家の貢献した金額まで、株式を入手しようとする。

【００６６】本発明は、ここでは一つの実施態様といくつかの代替案により説明したが、当
業者には明らかなように、発明の範囲を外れることなく、様々な修正や変更が記
述した実施態様に可能である。本発明の範囲は特許発明の範囲の請求項によりの
み限定される。

【図面の簡単な説明】

本発明は、添付図面に従った詳細な説明を読むことでより良く理解できる。

【図１】図１は、本発明を実施するシステムのブロック・ダイアグラム形式を描いてい
る。

【図２Ａ】及び

【図２Ｂ】図２Ａ及び図２Ｂは、バッチ・アプローチを通して株式取引のための注文を執
行するために、本発明がどのように利用されるかを示すブロック・ダイアグラム
形式の例を描いている。

【図３】図３は、本発明の実施態様にしたがった方法のフローチャートを描いている。

【図４】図４は、本発明の代替的実施態様にしたがった方法のフローチャートを描いて
いる。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＣＹ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，ＬＵ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＧＷ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ，ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＧＨ，ＧＭ，ＫＥ，ＬＳ，ＭＷ，ＭＺ，ＳＤ，ＳＬ，ＳＺ，ＴＺ，ＵＧ，ＺＷ)，ＥＡ(ＡＭ，ＡＺ，ＢＹ，ＫＧ，ＫＺ，ＭＤ，ＲＵ，ＴＪ，ＴＭ)，ＡＥ，ＡＧ，ＡＬ，ＡＭ，ＡＴ，ＡＵ，ＡＺ，ＢＡ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ，ＣＲ，ＣＵ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＤＭ，ＤＺ，ＥＥ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ，ＧＤ，ＧＥ，ＧＨ，ＧＭ，ＨＲ，ＨＵ，ＩＤ，ＩＬ，ＩＮ，ＩＳ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＣ，ＬＫ，ＬＲ，ＬＳ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＡ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＫ，ＭＮ，ＭＷ，ＭＸ，ＭＺ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ，ＳＬ，ＴＪ，ＴＭ，ＴＲ，ＴＴ，ＴＺ，ＵＡ，ＵＧ，ＵＳ，ＵＺ，ＶＮ，ＹＵ，ＺＡ，ＺＷ

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】動態的にミューチュアル・ファンドを管理する方法において
、前記ミューチュアル・ファンドは複数会員により集合的に保有される資産及び
負債を有し、前記方法は下記を具備する：前記複数会員の一人の行為に対応して前記ミューチュアル・ファンドの前記資
産及び負債を調整する；前記行為の経済的帰結に基づき、前記複数会員の前記一人の比例所有権持分を
決定する；前記行為の経済的帰結に基づき、前記複数会員の残余の会員の比例所有権持分
を決定する；前記ミューチュアル・ファンドを動態的に管理するために、前記複数会員のい
ずれかの行為の要求にしたがい、前述の作業の各々を繰り返す。
【請求項２】請求項１に記載された方法において、前記ミューチュアル・
ファンドの資産及び負債の調整を、前記行為前の前記ミューチュアル・ファンド
の資産負債の総価値及び前記行為の経済的帰結に基づいて行う方法。
【請求項３】請求項１に記載された方法において、前記複数会員のいずれ
か一人の比例所有権持分の決定が、もし前記行為前に存在すれば前記複数会員の
中の当該一人の比例所有権持分、当該会員がもし行為をした場合は当該行為前の
前記ミューチュアル・ファンドの資産及び負債の総価値、及び前記行為後の前記
ミューチュアル・ファンドの資産及び負債の総価値に基づいて行われる方法。
【請求項４】請求項１に記載された方法において、前記行為は前記ミュー
チュアル・ファンドへの現金の払込み、前記ミューチュアル・ファンドからの現
金の引出し、前記ミューチュアル・ファンドへの投資、前記ミューチュアル・フ
ァンドからの投資の引出し、前記ミューチュアル・ファンドに現在保有されてい
る資産及び負債を、前記ミューチュアル・ファンドには現在保有されていない他
の資産及び負債と取引するための注文発注から構成される集合から選択され；投資とは、持分証券、負債証券、外国証券、国内証券、オプション、ワラント
、長期債券、中期債券、リミテッド・パートナーシップ持分、私募債、商品、先
物、銀行貸付シンジケーション持分、地球温暖化権利、大気汚染権、水質汚濁権
、保険請求権持分、取引可能資産、取引可能負債、及びこれらの組合せから構成
される集団から選択される持分として定義される方法。
【請求項５】請求項１に記載された方法において、前記ミューチュアル・
ファンドの前記資産及び負債の調整を以下の式にしたがって行い、 Tnew＝Told＋Vaction Tnewは前記行為後の前記ミューチュアル・ファンドの前記資産及び負債の前記
総価値に対応し、Toldは前記行為前の前記ミューチュアル・ファンドの前記資産
及び負債の前記総価値に対応し、Vactionは前記行為の経済的価値に対応する方
法。
【請求項６】請求項５に記載された方法において、前記複数会員の中の前
記一人の比例所有権持分の決定を以下の式にしたがって行い、 Inew(k)＝（Iold(k)・Told+Vaction(k)）／Tnew Inew(k)は前記複数会員の中の前記一人の行為後の前記比例所有権持分があれ
ばそれに対応し、Vaction(k)は前記複数会員の中の前記一人の行為があればそれ
に対応し、及びIold(k)は前記複数会員の中の前記一人の前記行為前の前記比例
所有権持分があればそれに対応し、ｋは前記複数会員の中の前記一人に個別に対
応するように１からNの整数集合から選択され、Nは複数会員の数である方法。
【請求項７】請求項６に記載された方法において、前記行為の前記経済的
価値が前記行為が発生したと同時に行為に関与していた資産及び負債の公正市場
価値に基づく方法。
【請求項８】請求項６に記載された方法において、前記複数会員のいずれ
か一人が前記ミューチュアル・ファンドの保有する以上の現金を前記ミューチュ
アル・ファンドから引出す行為をした場合は、さらに、前記引出しを完了させる
ために十分な現金を調達するために前記ミューチュアル・ファンド保有の投資を
売却することを具備する方法。
【請求項９】請求項８に記載された方法において、投資を売却する前記行
為が以下で構成される集合から選択される経路を通じてなされる方法：先入れ先出し法、後入れ先出し法、比例法、相当の期間追加されなかった全ての投資については一番目から売却する法、全ての課税所得を最小化する法、選択されたか若しくは事前設定された税効果を達成する法、最低限以下のファンド価値のパーセントを価値として有する全ての投資は一番
目から売却する法、会員が売却すべき一つ以上の証券を指定する法、及び前記システムが前記複数会員の各々によってなされた投資選択、及び現金
を引出した前記会員の過去の投資で前記ミューチュアル・ファンドの現金流失ニ
ーズに充てるために売却されたものを記録する法。
【請求項１０】請求項１に記載された方法において、繰り返しの前記行為
が定期的に発生し、及び調整の前記行為が前記複数会員の集積された個別購入及
び売却決定に基づく方法。
【請求項１１】請求項１０に記載された方法において、前記方法の作動が
定期的に行われ、前記複数会員の相対する売却及び購入決定が調整行為中に購入
又は売却されるように各証券の正味の金額に到達するように差引き計算される方
法。
【請求項１２】請求項１に記載された方法において、繰り返しの前記行為
は、前記複数会員の集積された購入及び売却決定が合計して事前に設定された閾
値に達したときに行われる方法。
【請求項１３】請求項１２に記載された方法において、前記事前に設定さ
れた閾値は前記累積された購入及び売却により影響を受けた前記資産及び負債の
閾値経済的価値である方法。
【請求項１４】請求項１２に記載された方法において、前記事前に設定さ
れた閾値が証券の閾値取引高である方法。
【請求項１５】請求項１に記載された方法において、前記ファンド会員の
行為がインターネットを経由して伝達される方法。
【請求項１６】請求項１に記載された方法において、前記ファンドの前記
資産及び負債が公開時に購入された証券を含む方法。
【請求項１７】請求項１に記載された方法において、前記複数会員の各々
が前記ファンドの金融パフォーマンスに関する情報を提供される方法。
【請求項１８】請求項１に記載された方法において、前記複数会員の各々
が前記複数会員の他の投資選択に関する情報を提供される方法。
【請求項１９】請求項１に記載された方法において、前記複数会員の各々
は、前記支払いがどのように配分されるかについての標準的順序と共に、実質的
に定期的に前記ファンドに対する自動的な支払いに基づいて、前記ファンド内で
投資をすることを許容される方法。
【請求項２０】請求項１９に記載された方法において、前記ファンドが税
繰延投資手段である方法。
【請求項２１】請求項１に従った方法において、さらに、投資家の注文が
証券価格に影響を与える可能性の強いほどの平均日次取引高が低い証券を購入す
ることを全ての投資家に禁止するステップを具備する方法。
【請求項２２】請求項１に従った方法において、さらに、事前に定められ
た期間に渡り、投資家が前記ファンドに貢献する金額を総額で制限するステップ
を具備する方法。
【請求項２３】請求項１に従った方法において、さらに、前記ファンドの
全体規模に比較して、投資家が前記ファンドに貢献できる金額を総額で制限する
ステップを具備する方法。
【請求項２４】請求項１に従った方法において、さらに、設定された時間
期間に渡り、各投資家が事前に定められた数以上の取引をすることを制限するス
テップを具備する方法。
【請求項２５】請求項１に従った方法において、さらに、事前に定められ
た最低限の時間期間を保有しないいかなる証券スワップも除外するステップを具
備する方法。
【請求項２６】請求項１に従った方法において、さらに、ADTVにより決め
られた流動性又は一般的人気に関する特定の基準を満足させるある種のセクター
又は株式に対する前記ファンドの投資配分を制限するステップを具備する方法。
【請求項２７】請求項１に従った方法において、さらに、専門のマネジャ
ーが選択した多数の選択株式からだけに各投資家が配分することを許容するステ
ップを具備する方法。
【請求項２８】請求項１に従った方法において、さらに、前記投資に関連
するリスクに基づいて前記ファンドが投資する投資を選択するステップを具備す
る方法。
【請求項２９】動態的にミューチュアル・ファンドを管理するために利用
する数値結果を算出するプロセスにおいて、前記ミューチュアル・ファンドは複
数会員により集合的に保有される資産及び負債を有し、下記を具備するプロセス
：前記複数会員の一人の行為に対応して前記ミューチュアル・ファンドの前記資
産及び負債を調整する；前記行為の経済的帰結に基づき、前記複数会員の前記一人の比例所有権持分を
決定する；前記行為の経済的帰結に基づき、前記複数会員の残余の会員の比例所有権持分
を決定する；前記ミューチュアル・ファンドを動態的に管理するために、前記複数会員のい
ずれかの行為の要求にしたがい、前述の作業の各々を繰り返す。
【請求項３０】請求項２９に記載されたプロセスにおいて、前記ミューチ
ュアル・ファンドの資産及び負債の調整を、前記行為前の前記ミューチュアル・
ファンドの資産負債の総価値及び前記行為の経済的帰結に基づいて行うプロセス
。
【請求項３１】請求項２９に記載されたプロセスにおいて、前記複数会員
のいずれか一人の比例所有権持分の決定が、もし前記行為前に存在すれば前記複
数会員の中の当該一人の比例所有権持分、当該会員がもし行為をした場合は当該
行為前の前記ミューチュアル・ファンドの資産及び負債の総価値、及び前記行為
後の前記ミューチュアル・ファンドの資産及び負債の総価値に基づいて行われる
プロセス。
【請求項３２】請求項プロセスに記載された方法において、前記ミューチ
ュアル・ファンドの前記資産及び負債の調整を以下の式にしたがって行い、 Tnew＝Told＋Vaction Tnewは前記行為後の前記ミューチュアル・ファンドの前記資産及び負債の前記
総価値に対応し、Toldは前記行為前の前記ミューチュアル・ファンドの前記資産
及び負債の前記総価値に対応し、Vactionは前記行為の経済的価値に対応するプ
ロセス。
【請求項３３】請求項２９に記載された方法において、前記複数会員の中
の前記一人の比例所有権持分の決定を以下の式にしたがって行い、 Inew(k)＝（Iold(k)・Told+Vaction(k)）／Tnew Inew(k)は前記複数会員の中の前記一人の行為後の前記比例所有権持分があれ
ばそれに対応し、Vaction(k)は前記複数会員の中の前記一人の行為があればそれ
に対応し、及びIold(k)は前記複数会員の中の前記一人の前記行為前の前記比例
所有権持分があればそれに対応し、ｋは前記複数会員の中の前記一人に個別に対
応するように１からNの整数集合から選択され、Nは複数会員の数であるプロセス
。
【請求項３４】請求項３３に記載されたプロセスにおいて、前記行為の前
記経済的価値が前記行為が発生したと同時に行為に関与していた資産及び負債の
公正市場価値に基づくプロセス。
【請求項３５】請求項２９に記載されたプロセスにおいて、さらに以下を
具備するプロセス：投資決定情報を生成するために時間に渡り前記複数会員の行為に関する統計を
蓄積する；及び投資トレンド・データを生成するために前記複数会員の人口学的特徴に基づい
て前記投資決定情報を分類する。
【請求項３６】所有者-投資家に直接保有される証券投資ポートフォリオ
の管理方法において、下記を具備する方法：システム-投資家の集団の集積した個別の投資選択に従い、比例ベースでポー
トフォリオ内に含まれる証券を選択し；及びシステム-投資家の前記集団の集積した個別の投資選択の変化を反映するため
にポートフォリオ内に何の証券を含めるかを修正する。
【請求項３７】請求項３６に記載された方法において、ポートフォリオ内
に何の証券を含めるかを修正する前記行為を前記所有者-投資家の裁量で行う方
法。
【請求項３８】請求項３７に記載された方法において、ポートフォリオ内
に何の証券を含めるかを修正する前記行為を前記所有者-投資家からの予めの指
示に従って定期的に行う方法。
【請求項３９】ミューチュアル・ファンドを管理するプロセスにおいて、
前記ミューチュアル・ファンドは複数会員により集合的に保有される資産及び負
債を有し、前記プロセスは下記を具備する：購入されるべき資産及び負債及び売却されるべき資産及び負債を決定し、前期
決定は集積された前期複数会員の個々の購入及び売却決定に基づいて行われ、；前記決定に従って資産及び負債の購入及び売却を実行し；事前に決定されたルールに従って決定及び実行の前記作業を繰り返す。
【請求項４０】請求項３９に従ったミューチュアル・ファンドの管理プロ
セスにおいて、前記事前に決定されたルールが定期的に繰り返すということであ
るプロセス。
【請求項４１】請求項４０に従ったミューチュアル・ファンドの管理プロ
セスにおいて、前記決定する作業が、前記複数会員の相対する売却及び購入決定
が実行作業中に購入又は売却されるように各証券の正味の金額に到達するように
軽減されるプロセス。
【請求項４２】請求項３９に従ったミューチュアル・ファンドの管理プロ
セスにおいて、前記事前に決定したルールが、繰り返しの前記行為を前記複数会
員の集積された購入及び売却決定が合計して事前に設定された閾値に達したとき
に行われるプロセス。
【請求項４３】請求項４２に従ったミューチュアル・ファンドの管理プロ
セスにおいて、前記事前に設定された閾値は前記累積された購入及び売却により
影響を受けた前記資産及び負債の閾値経済的価値であるプロセス。
【請求項４４】請求項４２に従ったミューチュアル・ファンドの管理プロ
セスにおいて、前記事前に設定された閾値が証券の閾値取引高であるプロセス。
【請求項４５】請求項４２に従ったミューチュアル・ファンドの管理プロ
セスにおいて、前記事前に決定されたルールが、前記複数会員の各個別の一人が
前記ファンドによる資産及び負債の購入又は売却に関して独立の決定をするにし
たがって動態的に繰返しが発生するとするプロセス。
【請求項４６】請求項４２に従ったミューチュアル・ファンドの管理プロ
セスにおいて、前記複数会員の各々は、前記複数会員の残余とは独立に、自由に
前記累積された購入及び売却決定に貢献することができるプロセス。
【請求項４７】請求項４２に従ったミューチュアル・ファンドの管理プロ
セスにおいて、前記決定作業が、前記複数会員の一人による決定の前記ミューチ
ュアル・ファンド内のその会員のそれぞれの所有者持分に対する影響を制限する
プロセス。
【請求項４８】動態的にミューチュアル・ファンドを管理するために適用
されるコンピューター・システムにおいて、前記ミューチュアル・ファンドは複
数会員により集合的に保有される資産及び負債を有し、前記コンピューター・シ
ステムは下記を具備する：プロセッサー、及び前記コンピューター・システムが下記を実行可能とするために適用されるソフ
トウェア・インストラクションを含むメモリ：前記複数会員の一人の行為に対応して前記ミューチュアル・ファンドの前記資
産及び負債を調整する；前記行為の経済的帰結に基づき、前記複数会員の前記一人の比例所有権持分を
決定する；前記行為の経済的帰結に基づき、前記複数会員の残余の会員の比例所有権持分
を決定する；前記ミューチュアル・ファンドを動態的に管理するために、前記複数会員のい
ずれかの行為の要求にしたがい、前述の作業の各々を繰り返す。
【請求項４９】請求項４８に記載されたコンピューター・システムにおい
て、前記ミューチュアル・ファンドの資産及び負債の調整を、前記行為前の前記
ミューチュアル・ファンドの資産負債の総価値及び前記行為の経済的帰結に基づ
いて行うコンピューター・システム。
【請求項５０】請求項４８に記載されたコンピューター・システムにおい
て、前記複数会員のいずれか一人の比例所有権持分の決定が、もし前記行為前に
存在すれば前記複数会員の中の当該一人の比例所有権持分、当該会員がもし行為
をした場合は当該行為前の前記ミューチュアル・ファンドの資産及び負債の総価
値、及び前記行為後の前記ミューチュアル・ファンドの資産及び負債の総価値に
基づいて行われるコンピューター・システム。
【請求項５１】請求項４８に記載されたコンピューター・システムにおい
て、前記行為は前記ミューチュアル・ファンドへの現金の払込み、前記ミューチ
ュアル・ファンドからの現金の引出し、前記ミューチュアル・ファンドへの投資
、前記ミューチュアル・ファンドからの投資の引出し、前記ミューチュアル・フ
ァンドに現在保有されている資産及び負債を、前記ミューチュアル・ファンドに
は現在保有されていない他の資産及び負債と取引するための注文発注から構成さ
れる集合から選択され；投資とは、持分証券、負債証券、外国証券、国内証券、オプション、ワラント
、長期債券、中期債券、リミテッド・パートナーシップ持分、私募債、商品、先
物、銀行貸付シンジケーション持分、地球温暖化権利、大気汚染権、水質汚濁権
、保険請求権持分、取引可能資産、取引可能負債、及びこれらの組合せから構成
される集団から選択される持分として定義されるコンピューター・システム。
【請求項５２】請求項４８に記載されたコンピューター・システムにおい
て、前記ミューチュアル・ファンドの前記資産及び負債の調整を以下の式にした
がって行い、 Tnew＝Told＋Vaction Tnewは前記行為後の前記ミューチュアル・ファンドの前記資産及び負債の前記
総価値に対応し、Toldは前記行為前の前記ミューチュアル・ファンドの前記資産
及び負債の前記総価値に対応し、Vactionは前記行為の経済的価値に対応するコ
ンピューター・システム。
【請求項５３】請求項４８に記載されたコンピューター・システムにおい
て、前記複数会員の中の前記一人の比例所有権持分の決定を以下の式にしたがっ
て行い、 Inew(k)＝（Iold(k)・Told+Vaction(k)）／Tnew Inew(k)は前記複数会員の中の前記一人の行為後の前記比例所有権持分があれ
ばそれに対応し、Vaction(k)は前記複数会員の中の前記一人の行為があればそれ
に対応し、及びIold(k)は前記複数会員の中の前記一人の前記行為前の前記比例
所有権持分があればそれに対応し、ｋは前記複数会員の中の前記一人に個別に対
応するように１からNの整数集合から選択され、Nは複数会員の数であるコンピュ
ーター・システム。
【請求項５４】請求項５３に記載されたコンピューター・システムにおい
て、前記行為の前記経済的価値が前記行為が発生したと同時に行為に関与してい
た資産及び負債の公正市場価値に基づくコンピューター・システム。
【請求項５５】請求項４８に記載されたコンピューター・システムにおい
て、前記複数会員のいずれか一人が前記ミューチュアル・ファンドの保有する以
上の現金を前記ミューチュアル・ファンドから引出す行為をした場合は、さらに
、前記引出しを完了させるために十分な現金を調達するために前記ミューチュア
ル・ファンド保有の投資を売却することを具備するコンピューター・システム。
【請求項５６】請求項５５に記載されたコンピューター・システムにおい
て、投資を売却する前記行為が以下で構成される集合から選択される経路を通じ
てなされるコンピューター・システム：先入れ先出し法、後入れ先出し法、比例法。
【請求項５７】請求項５５に記載されたコンピューター・システムにおい
て、投資を売却する前記行為がある種の税目的を達成することに基づいて行われ
るコンピューター・システム。
【請求項５８】請求項５５に記載されたコンピューター・システムにおい
て、投資を売却する前記行為が相当の期間追加されなかった全ての投資について
は一番目から売却することに基づいて行われるコンピューター・システム。
【請求項５９】請求項５５に記載されたコンピューター・システムにおい
て、投資を売却する前記行為が最低限以下のファンド価値のパーセントを価値と
して有する全ての投資は一番目から売却することに基づいて行われるコンピュー
ター・システム。
【請求項６０】請求項５５に記載されたコンピューター・システムにおい
て、投資を売却する前記行為が最大限以上のファンド価値のパーセントを価値と
して有する全ての投資は一番目から売却することに基づいて行われるコンピュー
ター・システム。
【請求項６１】請求項５５に記載されたコンピューター・システムにおい
て、投資を売却する前記行為が会員が売却すべき一つ以上の証券を指定すること
に基づいて行われるコンピューター・システム。
【請求項６２】請求項５５に記載されたコンピューター・システムにおい
て、投資を売却する前記行為が前記システムが前記複数会員の各々によってなさ
れた投資選択、及び現金を引出した前記会員の過去の投資で前記ミューチュアル
・ファンドの現金流失ニーズに充てるために売却されたものを記録することに基
づいて行われるコンピューター・システム。
【請求項６３】請求項５５に記載されたコンピューター・システムにおい
て、繰り返しの前記行為が定期的に発生し、及び調整の前記行為が前記複数会員
の集積された個別購入及び売却決定に基づくコンピューター・システム。
【請求項６４】請求項６３に記載されたコンピューター・システムにおい
て、前記方法の作動が定期的に行われ、前記複数会員の相対する売却及び購入決
定が調整行為中に購入又は売却されるように各証券の正味の金額に到達するよう
に差引き計算されるコンピューター・システム。
【請求項６５】請求項６４に記載されたコンピューター・システムにおい
て、繰り返しの前記行為は、前記複数会員の集積された購入及び売却決定が合計
して事前に設定された閾値に達したときに行われるコンピューター・システム。
【請求項６６】請求項６４に記載されたコンピューター・システムにおい
て、前記事前に設定された閾値は前記累積された購入及び売却により影響を受け
た前記資産及び負債の閾値経済的価値であるコンピューター・システム。
【請求項６７】請求項６４に記載されたコンピューター・システムにおい
て、前記事前に設定された閾値が証券の閾値取引高であるコンピューター・シス
テム。
【請求項６８】請求項４８に記載されたコンピューター・システムにおい
て、前記ファンド会員の行為がインターネットを経由して伝達されるコンピュー
ター・システム。
【請求項６９】請求項４８に記載されたコンピューター・システムにおい
て、前記ファンドの前記資産及び負債が公開時に購入された証券を含むコンピュ
ーター・システム。
【請求項７０】請求項４８に記載されたコンピューター・システムにおい
て、前記複数会員の各々が前記ファンドの金融パフォーマンスに関する情報を提
供されるコンピューター・システム。
【請求項７１】請求項４８に記載されたコンピューター・システムにおい
て、前記複数会員の各々が前記複数会員の他の投資選択に関する情報を提供され
るコンピューター・システム。
【請求項７２】請求項４８に記載されたコンピューター・システムにおい
て、前記複数会員の各々は、前記支払いがどのように配分されるかについての標
準的順序と共に、実質的に定期的に前記ファンドに対する自動的な支払いに基づ
いて、前記ファンド内で投資をすることを許容されるコンピューター・システム
。
【請求項７３】請求項４９に記載されたコンピューター・システムにおい
て、前記ファンドが税繰延投資手段であるコンピューター・システム。
【請求項７４】所有者-投資家に直接保有される証券投資ポートフォリオ
を管理するために適用されるコンピューター・システムにおいて、下記を具備す
るコンピューター・システム：プロセッサー、及び前記コンピューター・システムが下記を実行することを可能にするために適用
されるソフトウェア・インストラクションを含むメモリ：システム-投資家の集団の集積した個別の投資選択に従い、比例ベースでポー
トフォリオ内に含まれる証券を選択し；及びシステム-投資家の前記集団の集積した個別の投資選択の変化を反映するため
にポートフォリオ内に何の証券を含めるかを修正する。
【請求項７５】請求項７４に記載されたコンピューター・システムにおい
て、ポートフォリオ内に何の証券を含めるかを修正する前記行為を前記所有者-
投資家の裁量で行うコンピューター・システム。
【請求項７６】請求項７４に記載されたコンピューター・システムにおい
て、ポートフォリオ内に何の証券を含めるかを修正する前記行為を前記所有者-
投資家からの予めの指示に従って定期的に行うコンピューター・システム。
【請求項７７】コンピューターが動態的にミューチュアル・ファンドを管
理するコンピューター・プログラム製品において、前記ミューチュアル・ファン
ドは複数会員により集合的に保有される資産及び負債を有し、前記コンピュータ
ー・プログラム製品は下記を具備する：前記コンピューターが事前に決められた作業を実行することを可能にするため
のソフトウェア・インストラクション、及び前記ソフトウェア・インストラクシ
ョンを具体化したコンピューター読取可能の媒体；前記事前に決められた作業とは下記を備える：前記複数会員の一人の行為に対応して前記ミューチュアル・ファンドの前記資
産及び負債を調整する；前記行為の経済的帰結に基づき、前記複数会員の前記一人の比例所有権持分を
決定する；前記行為の経済的帰結に基づき、前記複数会員の残余の会員の比例所有権持分
を決定する；前記ミューチュアル・ファンドを動態的に管理するために、前記複数会員のい
ずれかの行為の要求にしたがい、前述の作業の各々を繰り返す。
【請求項７８】コンピューターが所有者-投資家に直接保有される証券の
ポートフォリオを管理することを可能にするコンピューター・プログラム製品に
おいて、前記コンピューター・プログラム製品は下記を具備する：前記コンピューターが事前に決められた作業を実行することを可能にするため
のソフトウェア・インストラクション、及び前記ソフトウェア・インストラクシ
ョンを具体化したコンピューター読取可能の媒体；前記事前に決められた作業とは下記を備える：システム-投資家の集団の集積した個別の投資選択に従い、比例ベースでポー
トフォリオ内に含まれる証券を選択し；及びシステム-投資家の前記集団の集積した個別の投資選択の変化を反映するため
にポートフォリオ内に何の証券を含めるかを修正する。
【請求項７９】コンピューターが動態的にミューチュアル・ファンドを管
理するコンピューター・プログラム製品において、前記ミューチュアル・ファン
ドは複数会員により集合的に保有される資産及び負債を有し、前記コンピュータ
ー・プログラム製品は下記を具備する：前記複数会員の一人の行為に対応して前記ミューチュアル・ファンドの前記資
産及び負債を調整する入出力部分；前記行為の経済的帰結に基づき、前記複数会員の前記一人の比例所有権持分を
決定し、前記行為の経済的帰結に基づき、前記複数会員の残余の会員の比例所有
権持分を決定する計算論理ユニット；及び前記ミューチュアル・ファンドを動態的に管理するために、前記複数会員のい
ずれかの行為の要求にしたがい、前述の作業の各々を繰り返すために前記入出力
部分及び前記計算論理ユニットをコントロールするプロセッサー。
【請求項８０】所有者-投資家に直接保有される証券のポートフォリオを
管理するために適用されるコンピューター・システム、前記コンピューター・シ
ステムは下記を具備する：システム-投資家の集団の累積投資選択に従って、比例ベースで前記ポートフ
ォリオ内に含まれる証券を選択するためのプロセッサー；及びシステム-投資家の前記集団の累積投資選択の変化を反映するために、前記ポ
ートフォリオ内に何の証券を含むかを修正する入出力部分。
【請求項８１】コンピューターが動態的にミューチュアル・ファンドを管
理する装置において、前記ミューチュアル・ファンドは複数会員により集合的に
保有される資産及び負債を有し、前記装置は下記を具備する：前記複数会員の一人の行為に対応して前記ミューチュアル・ファンドの前記資
産及び負債を調整する手段；前記行為の経済的帰結に基づき、前記複数会員の前記一人の比例所有権持分を
決定する手段；前記行為の経済的帰結に基づき、前記複数会員の残余の会員の比例所有権持分
を決定する手段；及び前記ミューチュアル・ファンドを動態的に管理するために、前記複数会員のい
ずれかの行為の要求にしたがい、前記行為の経済的帰結に基づき、前記複数会員
の前記一人の比例所有権持分を決定する手段、及び前記行為の経済的帰結に基づ
き、前記複数会員の残余の会員の比例所有権持分を決定する手段の各々を繰り返
すための手段；前記ミューチュアル・ファンドは動態的に管理される。
【請求項８２】所有者-投資家に直接保有される証券のポートフォリオを
管理するための装置で、前記装置は下記を具備する：システム-投資家の集団の累積投資選択に従って、比例ベースで前記ポートフ
ォリオ内に含まれる証券を選択するための手段；及びシステム-投資家の前記集団の累積投資選択の変化を反映するために、前記ポ
ートフォリオ内に何の証券を含むかを修正する手段。
【請求項８３】複数会員により集合的に保有される資産及び負債を具備す
る投資ファンドにおいて、前記資産及び負債は下記を具備する：現金及び投資；前記資産及び負債を動態的に管理するために適用されるコンピューター・シス
テムで、前記コンピューター・システムは下記を具備する：プロセッサー、及び前記コンピューター・システムが下記を実行することを可能にするために適用
されるソフトウェア・インストラクションを含むメモリ：前記複数会員の一人の行為に対応して前記ミューチュアル・ファンドの前記資
産及び負債を調整する；前記行為の経済的帰結に基づき、前記複数会員の前記一人の比例所有権持分を
決定する；前記行為の経済的帰結に基づき、前記複数会員の残余の会員の比例所有権持分
を決定する；前記ミューチュアル・ファンドを動態的に管理するために、前記複数会員のい
ずれかの行為の要求にしたがい、前述の作業の各々を繰り返す。
【請求項８４】請求項８３に記載された投資ファンドにおいて、前記ミュ
ーチュアル・ファンドの資産及び負債の調整を、前記行為前の前記ミューチュア
ル・ファンドの資産負債の総価値及び前記行為の経済的帰結に基づいて行う投資
ファンド。
【請求項８５】請求項８３に記載された投資ファンドにおいて、前記複数
会員のいずれか一人の比例所有権持分の決定が、もし前記行為前に存在すれば前
記複数会員の中の当該一人の比例所有権持分、当該会員がもし行為をした場合は
当該行為前の前記ミューチュアル・ファンドの資産及び負債の総価値、及び前記
行為後の前記ミューチュアル・ファンドの資産及び負債の総価値に基づいて行わ
れる投資ファンド。
【請求項８６】請求項８３に記載された投資ファンドにおいて、前記行為
は前記ミューチュアル・ファンドへの現金の払込み、前記ミューチュアル・ファ
ンドからの現金の引出し、前記ミューチュアル・ファンドへの投資、前記ミュー
チュアル・ファンドからの投資の引出し、前記ミューチュアル・ファンドに現在
保有されている資産及び負債を、前記ミューチュアル・ファンドには現在保有さ
れていない他の資産及び負債と取引するための注文発注から構成される集合から
選択され；投資とは、持分証券、負債証券、外国証券、国内証券、オプション、ワラント
、長期債券、中期債券、リミテッド・パートナーシップ持分、私募債、商品、先
物、銀行貸付シンジケーション持分、地球温暖化権利、大気汚染権、水質汚濁権
、保険請求権持分、取引可能資産、取引可能負債、及びこれらの組合せから構成
される集団から選択される持分として定義される投資ファンド。
【請求項８７】請求項８３に記載された投資ファンドにおいて、前記ミュ
ーチュアル・ファンドの前記資産及び負債の調整を以下の式にしたがって行い、 Tnew＝Told＋Vaction Tnewは前記行為後の前記ミューチュアル・ファンドの前記資産及び負債の前記
総価値に対応し、Toldは前記行為前の前記ミューチュアル・ファンドの前記資産
及び負債の前記総価値に対応し、Vactionは前記行為の経済的価値に対応する投
資ファンド。
【請求項８８】請求項８７に記載された投資ファンドにおいて、前記複数
会員の中の前記一人の比例所有権持分の決定を以下の式にしたがって行い、 Inew(k)＝（Iold(k)・Told+Vaction(k)）／Tnew Inew(k)は前記複数会員の中の前記一人の行為後の前記比例所有権持分があれ
ばそれに対応し、Vaction(k)は前記複数会員の中の前記一人の行為があればそれ
に対応し、及びIold(k)は前記複数会員の中の前記一人の前記行為前の前記比例
所有権持分があればそれに対応し、ｋは前記複数会員の中の前記一人に個別に対
応するように１からNの整数集合から選択され、Nは複数会員の数である投資ファ
ンド。
【請求項８９】請求項８８に記載された投資ファンドにおいて、前記行為
の前記経済的価値が前記行為が発生したと同時に行為に関与していた資産及び負
債の公正市場価値に基づく投資ファンド。
【請求項９０】請求項８６に記載された投資ファンドにおいて、前記複数
会員のいずれか一人が前記ミューチュアル・ファンドの保有する以上の現金を前
記ミューチュアル・ファンドから引出す行為をした場合は、さらに、前記引出し
を完了させるために十分な現金を調達するために前記ミューチュアル・ファンド
保有の投資を売却することを具備する投資ファンド。
【請求項９１】請求項９０に記載された投資ファンドにおいて、投資を売
却する前記行為が以下で構成される集合から選択される経路を通じてなされる投
資ファンド：先入れ先出し法、後入れ先出し法、比例法、相当の期間追加されなかった全ての投資については一番目から売却する法、全ての課税所得を最小化する法、選択されたか若しくは事前設定された税効果を達成する法、最低限以下のファンド価値のパーセントを価値として有する全ての投資は一番
目から売却する法、会員が売却すべき一つ以上の証券を指定する法、及び前記システムが前記複数会員の各々によってなされた投資選択、及び現金
を引出した前記会員の過去の投資で前記ミューチュアル・ファンドの現金流失ニ
ーズに充てるために売却されたものを記録する法。
【請求項９２】請求項９１に記載された投資ファンドにおいて、繰り返し
の前記行為が定期的に発生し、及び調整の前記行為が前記複数会員の集積された
個別購入及び売却決定に基づく投資ファンド。
【請求項９３】請求項９２に記載された投資ファンドにおいて、前記方法
の作動が定期的に行われ、前記複数会員の相対する売却及び購入決定が調整行為
中に購入又は売却されるように各証券の正味の金額に到達するように差引き計算
される投資ファンド。
【請求項９４】請求項８３に記載された投資ファンドにおいて、繰り返し
の前記行為は、前記複数会員の集積された購入及び売却決定が合計して事前に設
定された閾値に達したときに行われる投資ファンド。
【請求項９５】請求項９４に記載された投資ファンドにおいて、前記事前
に設定された閾値は前記累積された購入及び売却により影響を受けた前記資産及
び負債の閾値経済的価値である投資ファンド。
【請求項９６】請求項９４に記載された投資ファンドにおいて、前記事前
に設定された閾値が証券の閾値取引高である投資ファンド。
【請求項９７】複数会員により集合的に保有される資産及び負債を具備す
る投資ファンドにおいて、前記資産及び負債は下記を具備する：現金及び投資；前記資産及び負債を動態的に管理するために適用されるコンピューター・シス
テムで、前記コンピューター・システムは下記を具備する：プロセッサー、及び前記コンピューター・システムが下記を実行することを可能にするために適用
されるソフトウェア・インストラクションを含むメモリ：前記複数会員の一人の行為に対応して前記ミューチュアル・ファンドの前記資
産及び負債を調整する；前記行為の経済的帰結に基づき、前記複数会員の前記一人の比例所有権持分を
決定する；前記行為の経済的帰結に基づき、前記複数会員の残余の会員の比例所有権持分
を決定する；前記ミューチュアル・ファンドを動態的に管理するために、前記複数会員のい
ずれかの行為の要求にしたがい、前述の作業の各々を繰り返す；前記行為は前記ミューチュアル・ファンドへの現金の払込み、前記ミューチュ
アル・ファンドからの現金の引出し、前記ミューチュアル・ファンドへの投資、
前記ミューチュアル・ファンドからの投資の引出し、前記ミューチュアル・ファ
ンドに現在保有されている資産及び負債を、前記ミューチュアル・ファンドには
現在保有されていない他の資産及び負債と取引するための注文発注から構成され
る集合から選択され；投資とは、持分証券、負債証券、外国証券、国内証券、オプション、ワラント
、長期債券、中期債券、リミテッド・パートナーシップ持分、私募債、商品、先
物、銀行貸付シンジケーション持分、地球温暖化権利、大気汚染権、水質汚濁権
、保険請求権持分、取引可能資産、取引可能負債、及びこれらの組合せから構成
される集団から選択される持分として定義される；前記行為の前記経済的価値が前記行為が発生したと同時に行為に関与していた
資産及び負債の公正市場価値に基づく；繰り返しの前記行為が定期的に発生し、及び調整の前記行為が前記複数会員の
集積された個別購入及び売却決定に基づく；前記方法の作動が定期的に行われ、前記複数会員の相対する売却及び購入決定
が調整行為中に購入又は売却されるように各証券の正味の金額に到達するように
差引き計算される。