JP2003509603A - 建築ブロックまたはパネル - Google Patents

建築ブロックまたはパネル

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JP2003509603A
JP2003509603A JP2001523453A JP2001523453A JP2003509603A JP 2003509603 A JP2003509603 A JP 2003509603A JP 2001523453 A JP2001523453 A JP 2001523453A JP 2001523453 A JP2001523453 A JP 2001523453A JP 2003509603 A JP2003509603 A JP 2003509603A
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ヘンドリック コーポラール
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ヘンドリック コーポラール
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    • E04B2/02—Walls, e.g. partitions, for buildings; Wall construction with regard to insulation; Connections specially adapted to walls built-up from layers of building elements
    • E04B2/04—Walls having neither cavities between, nor in, the solid elements
    • E04B2/06—Walls having neither cavities between, nor in, the solid elements using elements having specially-designed means for stabilising the position
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    • E04B2002/0202—Details of connections
    • E04B2002/0232—Undercut connections, e.g. using undercut tongues and grooves

Abstract

(57)【要約】 ４つの縁面（11、13、15及び17）と２つの互いに反対側にある主面（19、21）とから構成される平行六面体の形状を有する建築ブロックまたはパネルにおいて、前記縁面は、同様な建築ブロックの縁面と連接係合するように形成され、それぞれの縁面は、縁面の中心縦方向軸の一方の側または他方の側に位置決めされる横方向ゾーンから構成され、それぞれの縁面の一方のゾーンには窪み（23）が形成され、またそれぞれの縁面の他方のゾーンは、その一方のゾーンと相補的形状のものであり、互いに反対側にある縁面上の窪みは、対応する形状のものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】 （技術分野） 本発明は、建築ブロックまたはパネルに関する。
【０００２】 （背景技術） 本発明は、建築ブロックまたはパネルに関し、それらのブロックは、互いに固
定係合されるので、そのような係合状態で確実に保持され、モルタルのような結
合材、またはそれらのブロックを結合状態に保持するために結合材の利用を必ず
しも必要としない。上述の規準を満足する建築ブロックの従来の形態が、オース
トラリア特許明細書ＡＵ−Ｂ−３３１５１／６３，ＡＵ−Ｂ−７８８７２／７５
およびＡＵ−Ｂ−９０５７５／８２に開示される。上記の明細書に記載されるブ
ロックは、その成形に専用成形機を利用するのが通常必要であり、かつ公差の正
確な維持が必要である。ブロックの特性のために、ブロックの成形において狭い
公差が必要であったし、また必要な公差からの小さいばらつきにより、幾つかの
ブロックが載置されるとき、それぞれのブロックが他のブロックと並置されると
、ばらつきの度合いが増加して、かなりの不整合を生じることがある。加えて、
上述の従来技術の建築ブロックに伴う問題は、それらのブロックが、壁内への載
置に必ずしも容易に役立たず、それにより、１つの積層における隣接するブロッ
ク間の垂直方向接合部が、隣接する積層の垂直接合部から偏る恐れがあるという
要因に関連する。
【０００３】 本発明は、ブロック形成に複雑な機械または装置の利用に依存しない建築ブロ
ックであり、そこにおいてブロックの形成における公差は、上述の特許明細書に
おいて開示された建築ブロックに関して必要とされた公差のように正確であるこ
とを必要とない建築ブロックを提供するのを意図する。
【０００４】 本発明に対する背景の上述の検討は、本発明の理解を容易にしようとするだけ
のものである。この検討は、参照された資料が、出願の優先日においてオースト
ラリアで共通の一般知識であったことを承認または許可するものではないことが
明らかである。
【０００５】 （発明の開示） したがって本発明は、４つの縁面と２つの互いに反対側にある主面とから構成
される平行六面体の形状を有する建築ブロックまたはパネルにおいて、上述の縁
面は、同様な建築ブロックの縁面と連動係合するように形成され、それぞれの縁
面は、縁面の中心縦方向軸の一方の側または他方の側に位置決めされる横方向ゾ
ーンから構成され、それぞれの縁面の一方のゾーンには窪みが形成され、またそ
れぞれの縁面の他方のゾーンは、その一方のゾーンと相補的形状のものであり、
互いに反対側にある縁面上の窪みは、対応する形状のものである、建築ブロック
またはパネルに関する。
【０００６】 本発明の１つの好ましい特徴によれば、一方の対の縁面の形状は、対応する形
状のものであり、一方の縁面上のそれぞれのゾーンの形成は、反対側の縁面の対
応するゾーンの形成に関して反転される。
【０００７】 本発明の別の好ましい特徴によれば、他方の対の互いに反対側にある縁面の形
状は、相補的な形状のものである。
【０００８】 本発明の別の好ましい特徴によれば、それぞれの窪みは、縁面へほぼ平行であ
るベース、およびほぼ平行である互いに反対側にある端面を有する。本発明のさ
らに好ましい特徴によれば、端面は、縁面に関して傾斜する。１つの特定の実施
例によれば、一方の端面が縁面に対して４５°の角度で傾斜し、および他方の端
面が縁面に対して１３５°の角度で傾斜する。
【０００９】 本発明の別の好ましい特徴によれば、それぞれの縁面における窪みは、縁面に
沿ってほぼ中央に位置決めされる。
【００１０】 （発明を実施するための最良の形態） 本発明は、１つの特定の実施例の下記の説明に鑑みて一層理解される。
【００１１】 その実施例の説明は、添付図面を参照してなされる。
【００１２】 添付図面に示される実施例は、建築ブロックを相互係合状態に保持するために
結合材の利用を必ずしも必要としない仕方で、対応する建築ブロックと相互係合
できる建築ブロックに関する。
【００１３】 添付図面に図示されるように、建築ブロックは、４つの縁面１１、１３、１５
と１７、および２つの互いに反対側にある主面１９と２１を備える長方形角柱の
形態を一般に有する。それぞれの縁面は、各面の中央縦方向軸の一方の側または
他方の側に設けられる２つの横方向ゾーンに再分割される。
【００１４】 それぞれの端面における一方のゾーンには、窪み２３が形成され、その窪みは
、平行六面体の形状を有し、外部縁面に平行なベース２５と、および互いに平行
な２つの端面２７と２９とから構成され、それらの端面は、一方の端面２９が縁
面に対して４５°傾斜し、他方の端面２７が縁面に対して１３５°傾斜するよう
に縁面に対して傾斜する。
【００１５】 それぞれの端面における他方のゾーンは、一方のゾーンと相補的な形状のもの
であり、その結果、それには一方のゾーンの窪み２３に対する相補的な形態のも
のである突起３１が設けられる。
【００１６】 加えて、互いに反対側にある長い縁面（上面と下面）１１と１５は、窪みと突
起の配向が反転することを除き、窪みが一方の主面１９に設けられ、また突起３
１が他方の主面２１に設けられるようにほぼ対応する形状のものである。短い縁
面（端縁面）１３と１７に関して、それらの縁面は、ほぼ対応する形状のもので
ある。ただし一方の端縁面１７の窪みは一方の主面１９に隣接し、また他方の端
縁面１３の窪みは他方の主面２１に隣接する。それぞれの端縁面上の窪みは同一
の配向を有する。その結果、ブロックの端縁面１３と１７は、相補的である。
【００１７】 その結果、端縁面１３と１７の形状は、一対のブロックＡとＢが、端縁面１３
と１７を隣接させて係合されると（図７に示されるように）、反対側にある端縁
面の窪み２３が反対側にある端縁面の突起３１を収容するように決められる。加
えて、相互係合されたブロックＡとＢのそのような組合せられた上縁部と下縁部
の結果として、それらの間に突起４１および接合部の領域内に窪み（図示されな
い）が形成され、その接合部は第３のブロックＣの窪み２３と突起３１の相補的
形態のものであるので、第３のブロックＣは、図７に示されるように第１と第２
のブロックＡとＢと確実に相互係合するように下げられて接合部に重なることが
でき、第３のブロックの下面における窪み２３と突起は、第１と第２のブロック
ＡとＢの接合部に形成され組合せられた窪みと突起内で受容される。
【００１８】 ブロック間の相互係合を容易にするために、かつある程度の公差を設けるため
に、それぞれのゾーンにおける突起と窪みとの間に接合部を形成する、突起の全
ての縦方向面３３は、傾斜する（図５と６を参照）。
【００１９】 実施例に関して説明され、かつ図面で示される配置により、他の建築ブロック
と相互係合できる建築ブロックが形成され、それにより隣接する建築ブロック間
の垂直接合部は、隣接する積層の隣接する建築ブロックの垂直接合部から偏るこ
とができ、かつそれにより、建築ブロックは、それぞれの縁面の各側面へ相互係
合されて、組合せられたブロックの安定性を提供するのに役立つ。加えて相互接
合されたブロックは、各ブロックの突起と隣接ブロックの窪みとの相互係合によ
り少なくともある程度まで確実に保持される。さらにブロックは、隣接ブロック
の隣接縁面の突起の重なりの結果として整合される。加えて、ブロックは金型を
使用して成形でき、かつその製造において専用の機械類を必要としないことが意
図される。
【００２０】 本発明の別の実施例によれば、１つを超える窪みおよび／または突起が、それ
ぞれの縁部の各ゾーンに沿って形成される。
【００２１】 明細書を通して、内容が別途要求されない限り、用語の「ｃｏｍｐｒｉｓｅ（
から構成される）」もしくは「ｃｏｍｐｒｉｓｅｓ」または「ｃｏｍｐｒｉｓｉ
ｎｇ」のような変形用語は、明記される完全体または完全体のグループの包含を
意味するが、他の完全体または完全体のグループの排除を意味しないように理解
される。
【００２２】 （産業上の利用可能性） 本発明の範囲は、上述の実施例の特定の範囲へ限定される必要がないことが明
らかである。特に、実施例はブロックとして説明されてきたが、本発明は、その
ように限定する必要がないし、パネルへも適用できる。
【図面の簡単な説明】
図１は、１つの主面を示す、実施例に従うブロックの上部透視図である。 図２は、他の主面を示す、実施例に従うブロックの下部透視図である。 図３は、１つの主面を示す、実施例に従うブロックの側立面図である。 図４は、他の主面を示す、実施例に従うブロックの側立面図である。 図５は、実施例に従うブロックの一方の端部の立面図である。 図６は、図５に示される図と反対側にある端部の立面図である。 図７は、互いに相互係合された一組のブロックの図である。
【手続補正書】特許協力条約第３４条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成１３年６月２８日（２００１．６．２８）
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正２】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】０００５
【補正方法】変更
【補正の内容】
【０００５】 （発明の開示） したがって本発明は、４つの縁面と２つの互いに反対側にある主面とから構成
される平行六面体の形状を有する建築ブロックまたはパネルにおいて、上述の縁
面は、同様な建築ブロックの縁面と連接係合するように形成され、それぞれの縁
面は、縁面の中心縦方向軸の一方の側または他方の側に位置決めされる横方向ゾ
ーンから構成され、それぞれの縁面の一方のゾーンには窪みが形成され、またそ
れぞれの縁面の他方のゾーンには、その一方のゾーンと相補的形状の突起が形成
され、互いに反対側にある縁面上の窪みは、対応する形状のものである、建築ブ
ロックまたはパネルに関し、そこにおいてそれぞれの窪みは、縁面へほぼ平行で
あるベースと、および相補的形状のものであり、ほぼ平行であり、かつ縁面に関
して傾斜する互いに反対側にある端面を有する。
【手続補正３】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】０００６
【補正方法】変更
【補正の内容】
【０００６】 本発明の１つの好ましい特徴によれば、一方の対の縁面の形状は、対応する形
状のものであり、一方の縁面上のそれぞれのゾーンの形成は、反対側の縁面の対
応するゾーンの形成に関して反転される。
【手続補正４】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】０００７
【補正方法】変更
【補正の内容】
【０００７】 本発明の別の好ましい特徴によれば、それぞれの互いに反対側にある端面は、
ほぼ共面である。
【手続補正５】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】０００８
【補正方法】変更
【補正の内容】
【０００８】 本発明のさらに好ましい特徴によれば、端面は、縁面に関して傾斜する。１つ
の特定の実施例によれば、一方の端面が縁面に対して４５°の角度で傾斜し、お
よび他方の端面が縁面に対して１３５°の角度で傾斜する。
【手続補正６】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】０００９
【補正方法】変更
【補正の内容】
【０００９】 本発明の別の好ましい特徴によれば、それぞれの縁面における窪みは、縁面に
沿ってほぼ中央に位置決めされる。
【手続補正７】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００１０
【補正方法】変更
【補正の内容】
【００１０】 発明を実施するための最良の形態 本発明は、１つの特定の実施例の下記の説明に鑑みて一層理解される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＣＹ， ＤＥ，ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，Ｉ Ｔ，ＬＵ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ ，ＣＦ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＧＷ，ＭＬ， ＭＲ，ＮＥ，ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＧＨ，ＧＭ，Ｋ Ｅ，ＬＳ，ＭＷ，ＭＺ，ＳＤ，ＳＬ，ＳＺ，ＴＺ，ＵＧ ，ＺＷ)，ＥＡ(ＡＭ，ＡＺ，ＢＹ，ＫＧ，ＫＺ，ＭＤ， ＲＵ，ＴＪ，ＴＭ)，ＡＥ，ＡＧ，ＡＬ，ＡＭ，ＡＴ， ＡＵ，ＡＺ，ＢＡ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＢＺ，Ｃ Ａ，ＣＨ，ＣＮ，ＣＲ，ＣＵ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＤＭ ，ＤＺ，ＥＥ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ，ＧＤ，ＧＥ，ＧＨ， ＧＭ，ＨＲ，ＨＵ，ＩＤ，ＩＬ，ＩＮ，ＩＳ，ＪＰ，Ｋ Ｅ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＣ，ＬＫ，ＬＲ，ＬＳ ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＡ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＫ，ＭＮ， ＭＷ，ＭＸ，ＭＺ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，Ｒ Ｕ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ，ＳＬ，ＴＪ，ＴＭ ，ＴＲ，ＴＴ，ＴＺ，ＵＡ，ＵＧ，ＵＳ，ＵＺ，ＶＮ， ＹＵ，ＺＡ，ＺＷ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 ４つの縁面と２つの互いに反対側にある主面とから構成され
    る平行六面体の形状を有する建築ブロックまたはパネルにおいて、前記縁面は、
    同様な建築ブロックの縁面と連接係合するように形成され、それぞれの縁面は、
    縁面の中心縦方向軸の一方の側または他方の側に位置決めされる横方向ゾーンか
    ら構成され、それぞれの縁面の一方のゾーンには窪みが形成され、またそれぞれ
    の縁面の他方のゾーンは、その一方のゾーンと相補的形状のものであり、互いに
    反対側にある縁面上の窪みは、対応する形状のものである、建築ブロックまたは
    パネル。
  2. 【請求項２】 一方の対の縁面は、対応する形状のものであり、一方の縁面
    上のそれぞれのゾーンの形成は、反対側の縁面の対応するゾーンの形成に関して
    反転される、請求項１に記載される建築ブロックまたはパネル。
  3. 【請求項３】 他方の対の互いに反対側にある縁面の形状は、相補的な形状
    のものである、請求項１または２に記載される建築ブロックまたはパネル。
  4. 【請求項４】 それぞれの窪みは、縁面へほぼ平行であるベース、および相
    補的な形状の互いに反対側にある端面を有する、請求項１または２または３に記
    載される建築ブロックまたはパネル。
  5. 【請求項５】 互いに反対側にある端面は、ほぼ共面であり、かつほぼ平行
    である、請求項４に記載される建築ブロックまたはパネル。
  6. 【請求項６】 互いに反対側にある端面は、縁面に関して傾斜する、請求項
    ４または５に記載される建築ブロックまたはパネル。
  7. 【請求項７】 一方の端面が縁面に対して４５°の角度で傾斜し、および他
    方の端面が縁面に対して１３５°の角度で傾斜する、請求項６に記載される建築
    ブロックまたはパネル。
  8. 【請求項８】 それぞれの縁面における窪みは、縁面に沿ってほぼ中央に位
    置決めされる、上述の請求項のいずれかに記載されるブロックまたはパネル。
  9. 【請求項９】 隣接する突起と隣接するゾーンの窪みとの間に形成される縦
    方向面は、縁面の全てと交差する中央面から傾斜する、上述の請求項のいずれか
    に記載されるブロックまたはパネル。
  10. 【請求項１０】 添付図面を参照してここでほぼ説明されるブロックまたは
    パネル。
JP2001523453A 1999-09-15 2000-09-15 建築ブロックまたはパネル Pending JP2003509603A (ja)

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