JP2003507826A - 航空交通制御システム - Google Patents

航空交通制御システム

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JP2003507826A JP2001519404A JP2001519404A JP2003507826A JP 2003507826 A JP2003507826 A JP 2003507826A JP 2001519404 A JP2001519404 A JP 2001519404A JP 2001519404 A JP2001519404 A JP 2001519404A JP 2003507826 A JP2003507826 A JP 2003507826A
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Abstract

(57)【要約】 操縦している航空機間の衝突を予測し、過剰な数の誤アラームを出さない装置および技法。本技法は情報を利用することによって、衝突予測を行う時間間隔を制限し、予測が真である可能性が最も高いときに、予測を行うようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】発明の分野 本発明は、一般的に航空交通管制(制御)システムに関し、更に特定すれば、
飛行(操縦)中の航空機が、確定最小分離標準値未満の距離以内に入るか否か予
測する方法および装置に関する。
【0002】発明の背景 当技術分野では公知であるが、航空交通制御とは、安全で、規則正しく、能率
的な航空交通の流れを促進するサービスである。安全性は、主に、他の航空機、
障害物、および地上との衝突を防止することであり、航空機が悪天候を回避する
のを援助し、飛行が禁止されている空間において航空機が飛行しないことを保証
し、遭難した航空機を救援する。規則正しく能率的な流れにより、操縦士が選択
した経路に沿った航空機運行の飛行効率を確保する。これは、個々の飛行にリソ
ースを公平に割り当てることによって得られ、通常先着順で行われる。
【0003】 同様に公知であるが、航空交通制御サービスは、航空交通制御システムによっ
て行われる。航空交通制御システムは、一種のコンピュータおよび表示システム
であり、航空管制レーダ・システムから受信したデータを処理し、航空機の検出
および追跡を行う。航空交通制御システムは、民間および軍事双方の用途に用い
られ、特定の地理的区域において航空機のアイデンティティ(正体)および位置
を判定する。かかる検出および追跡は、互いに近接して飛行している航空機に通
知し、衝突針路上に現れた航空機に警告するために必要である。航空機がいわゆ
る最小分離標準(MSS:minimum separation standard)よりも接近している
場合、航空機はMSSに「侵入(違反)した」またはMSSに「抵触した」と言
う。この場合、航空交通制御システムは、いわゆる「衝突警報」を与える。
【0004】 衝突警報(CA)アルゴリズムの価値は、切迫した衝突を予測することが可能
なだけでなく、衝突の誤予測をいかに完全に回避するかによって評価する。互い
に接近する2機の航空機間の衝突は、2機間の水平距離が水平最小分離標準値(
HMSS)未満であり、同時にこれらの間の垂直距離が垂直最小分離標準値(V
MSS)未満である場合にはいつでも起こると言われている。例えば、状況によ
っては、ある航空機が水平方向に少なくとも3海里、または垂直方向に少なくと
も1000フィート離れていることを要求される場合もある。
【0005】 各航空機の速度が一定であれば、航空交通制御システムのCA機能は、航空機
の相対位置およびその速度に基づいて、今後の衝突発生の潜在的可能性を予測す
ることができる。航空機を操縦している(maneuvering)場合(例えば、加速、減
速、回転を含む)、従来の航空交通制御システムは、2機の航空機が現時点にお
いて垂直分離標準値を侵している場合にのみ、衝突を検出可能であるにすぎない
。したがって、2機の航空機が互いに垂直方向に接近しているが、垂直最小分離
標準(VMSS)に違反(侵入)していない場合、従来の航空交通制御システム
は衝突を予測することができず、したがって衝突が起こる前にかかる衝突を警告
することができない。
【0006】 追跡機(トラッカー)によって推定した速度を用いて信頼性高く衝突を予測す
るためには、速度が一定であり、非常に精度高く推定しなければならない。これ
らの条件を満たすのは、定常状態(即ち、直線的に一定速度)追跡の場合のみで
ある。航空機を操縦する(飛行させる)場合、追跡機によって推定した速度は、
種々の理由のために、航空機の隔離距離(分離)を予測するためには使用できな
い。
【0007】 その理由の1つは、ターゲット(目標)が飛行しながら互いに接近しつつある
場合、これらは実際互いに向かって加速していることになるからである。しかし
ながら、従来の航空交通制御システムの追跡機能は、加速度や回転(旋回)速度
(レート)を全く推定しない。別の理由は、CA機能が追跡機の現推定速度に基づ
いて衝突を予測した場合、より遅い水平方向の接近の計算をすることになり、垂
直方向の違反(侵入)との整合を欠く可能性があり、その結果警戒が出ないこと
になる。追跡機が推定する速度が正確でない更に別の理由は、追跡機が飛行する
と、その速度推定精度が、飛行によって誘発される過渡現象によって低下するた
めである。このため、旋回中の推定機首方位は常に、航空機の真の機首方位より
も遅れることになる。
【0008】発明の概要 航空機の操縦ダイナミクス(飛行力学)が未知の場合に航空機分離(隔離)標
準の違反(侵入)を予測する技法の1つに、操縦衝突予測(MANCONP:Ma
neuver Conflict Prediction)技法と呼ばれるものがある。しかしながら、この
技法に伴う問題の1つは、ある種の航空機接近において、望ましくない程多数の
誤った予測を行うことである。
【0009】 したがって、操縦(飛行)中の航空機間の衝突を予測し、前述の制限を克服し
、航空機の加速や機首方位(飛行方向)の情報を必要とせず、過剰な数の誤アラ
ームを出さない技法を提供することができれば望ましいであろう。
【0010】 航空交通制御(ATC)システムにおいて誤予測数を減少させる技法を提供す
るに当たり、可変設計パラメータおよび2つの論理条件を利用して最小分離標準
(MSS)の違反を宣告する。この条件は、衝突警報(CA)が宣言可能になる
警告時間を短縮することによって、誤予測を行う確率を大幅に低下させる。設計
パラメータの大きさを適正に選択することによって、警告時間の長さと、所与の
航空交通環境における誤予測率との間に、最適なトレードオフを確立することが
できる。
【0011】 本発明は、入手可能な情報を利用して、衝突予測を行う時間間隔を、予測が正
しい可能性が最も高いときに制限する。警告時間が長いときに、予測が誤りとな
る可能性が高くなったと認識すると、本発明の技法は、2機の航空機間にスレッ
ショルド(閾値)分離距離を設定する。航空機は、システムが衝突予測を行う(
「ヒット」の指示を与える)前に、スレッショルド分離距離に達しなければなら
ない。最大分離は、変更可能設計パラメータとして与えられ、所与の空間(例え
ば、特定の飛行場)における航空交通環境に合うように設定することができる。
第2に、推定がその後(将来)の違反を示す場合にのみ、衝突の宣告を許可する
制約を設ける。
【0012】 本発明の技法は、航空交通制御システム(例えば、標準ターミナル自動置換シ
ステム即ちSTARS:Standard Terminal Automation Replacement System等
)において実施し、垂直方向飛行航空機の集合を、衝突予測に適した部類の状態
に追加することができる。こうすることによって、航空交通制御システムの安全
機能を強化する。本発明の技法は、高度変化率を用いて操縦(飛行)中の航空機
間の衝突を検出する要求というような、システムの要求を満たすために用いるこ
とができる。
【0013】 本発明の技法は、民間および軍需ATC、ならびに通常民間ATCシステムよ
りも操縦中の航空機に接近する確率がはるかに高い空軍システムを含む種々のA
TCシステムに移植可能である。
【0014】発明の詳細な説明 本発明の前述の特徴、および本発明自体は、以下の図面の説明から一層深く理
解することができよう。
【0015】 本発明の航空交通制御システムについて説明する前に、導入概念および用語に
ついて少し説明する。用語「操縦する(maneuver)」または「操縦(maneuverin
g)」は、ここでは航空機またはその他のターゲットの飛行経路または移動を記
述するために用いることとする。即ち、ターゲットがいずれかの次元で速度を変
化させるときにはいつでも、ターゲットが「操縦(飛行)している」または「操
縦(飛行)」を行っていると言う。なお、速度(velocity)は、速さ(スピード:
speed)および方向によって定義されることを注記しておく。したがって、ターゲ
ットは、直線経路に沿って移動しているときでも、操縦(飛行)していると言え
る場合もある。
【0016】 これより図1を参照すると、概略的全体像において、航空交通管制(制御)シ
ステム10は、1つ以上のレーダ・システム12a〜12Nを含む。これらを全
体的に12で示す。レーダ・システム12は、例えば、ローカル・エリア・ネッ
トワークとして設けることができるネットワーク14を通じて、航空交通制御自
動化(ATCA)システム16に結合されている。多数のレーダ・システム12
が存在する場合、レーダ・システム12の各々を異なる物理的場所に配置し、レ
ーダ・システム12のいずれか1つによって対処可能なよりも広い地理的区域に
わたって実質的に連続なレーダ・カバレッジを得ることができる。
【0017】 動作において、レーダ・システム12の各々は、無線周波数(RF)信号を、
アンテナ18a〜18Nの対応する1つを介して、所定の空間領域に発信する。
これは、一般に公知である。発信したRF信号の一部は、ターゲット20、22
をインターセプト(捕捉)する。ターゲット20、22は、例えば、所定の空間
領域内を飛行中の航空機に対応する場合がある。これらターゲット20、22を
捕捉した発信RF信号の一部は、リターン(反射)信号またはターゲット信号と
して、ターゲット20、22から反射され、レーダ12のそれぞれによって受信
される。
【0018】 場合によっては、ターゲット20、22の各々がトランスポンダを含むことも
あり、レーダ・システム12が発信するRF信号は、いわゆる質問信号を含む。
質問信号は、ターゲット20、22上のトランスポンダに質問し、適切な質問信
号に応答して、トランスポンダは応答信号をターゲット20、22からそれぞれ
のレーダ・システム12に送信する。したがって、レーダ12のそれぞれが受信
するリターン信号即ちターゲット信号の第1部分は、ターゲット20、22から
反射されたRF信号の部分に対応し、ターゲット信号の第2部分は、ターゲット
上のトランスポンダから発信された応答信号に対応することができる。
【0019】 1つ以上のレーダ・システム12の各々は、ターゲット・データ信号をATC
Aシステム16に供給する。ATCAシステム16は、1つ以上のプロセッサ2
4a〜24Mを含み、その各々が特定の機能を実行する。ここで、ATCAシス
テム16は、経路を指定するために航空機乗務員が提出する飛行データ計画(fli
ght data plan)を処理する飛行データ・プロセッサ24a、適切に処理した情報
を与え1つ以上のディスプレイ28a〜28K上に表示させる制御パネル・プロ
セッサ24b、特定の方法でターゲット・データ信号を処理するレーダ・データ
・プロセッサ24c、および衝突警報(CA)プロセッサ28Mを含むように示
されている。CAプロセッサ24Mは、信頼性高くMSS違反(侵入)の予測を
行う操縦衝突警報予測(MANCONP:maneuver conflict prediction)プロ
セッサ、およびアラームを発した対象の航空機が方向転換し始めるまで、衝突警
報を維持する近接衝突(PROCON)プロセッサを含む。また、CAプロセッ
サ24Mは、非操縦航空機に関連するデータを処理する線形衝突予測プロセッサ
(LINCON:linear conflict prediction processor)も含む。
【0020】 勿論、ATCAシステム16は、特定の用途に応じて、装備するプロセッサが
前述のものよりも更に多い場合もまたは少ない場合もあることを、当業者は認め
よう。例えば、実施形態の中には、単一のプロセッサを利用し、ATCAシステ
ム16が実行する機能全てを同時に実行することが望ましい場合もある。
【0021】 プロセッサ24は、ネットワーク32を通じて、1つ以上の入力/出力(I/
O)システム27a〜27Kに結合されている。これらを全体的に27で示す。
I/Oシステム27aをシステム27b〜27Kの代表として示すと、各I/O
システム27aは、プロセッサ、およびグラフィカル・ユーザ・インターフェー
ス(GUI)を設けるために必要なその他のあらゆるハードウエアおよびソフト
ウエアを含む。各I/Oシステムは、ディスプレイ28aを含む。ディスプレイ
28aには入力デバイス30を結合することができる。入力デバイス30は、例
えば、当業者には周知のキーボードおよびポインティング・デバイスとして設け
ることができ、ディスプレイ28のグラフィカル・ユーザ・インターフェース(
GUI)とのインターフェースを行う。勿論、他の入力デバイスも使用可能であ
ることを当業者は認めよう。ディスプレイ28は、異なる物理的場所に配置する
こともできる。
【0022】 とりわけ、ATCAシステム16は、これに供給されたターゲット・データを
維持し更新し、こうして航空交通制御システムのレーダ・システム部によって検
出および追跡したターゲットの場所およびスピードを維持する。この機能を実行
する際、ATCAシステムは、一意の識別子即ち「ラベル」を、追跡する各ター
ゲットに割り当てるのが通例である。
【0023】 航空交通制御システム10は、1つ以上のターゲットが許容最小分離(隔離)
標準(MSS)よりも近くに接近しつつあること、または物理的に位置すること
を示す警戒を適宜発生する。ターゲットが操縦(飛行)している場合、本発明に
よれば、分離標準違反が生じたか否かについての予測を行うことができる。航空
機が接近して操縦しているという状況は、航空機の離陸および着陸現場、例えば
、飛行場およびターミナル・レーダ接近制御(TRACON:terminal radar a
pproach control)区域周囲で共通して発生する。
【0024】 航空交通制御システム10は、複数のターゲットを追跡するが、ここでは説明
の簡素化および容易性のため、2つのターゲット20、22を示す。2つのター
ゲット20、22は、互いに接近して飛行し、ターゲット対23を形成する。タ
ーゲット対23の2機の航空機の内少なくとも一方は操縦しており、これによっ
て従来の技法を用いた、空間分離標準違反の高信頼性予測が妨げられる。この場
合、衝突警報(CA)プロセッサ24Mが実行する処理ステップによって、MS
S違反を信頼性高く予測する。
【0025】 MANCONPプロセッサは、ターゲット20、22の複合飛行経路を計算し
、航空機操縦(飛行)ダイナミクスが未知である場合に、航空機分離標準の違反
(侵入)を予測する。比較的少ない誤予測で航空機分離標準違反の予測を行うこ
とができる一方法について特に、図2ないし図9Aと関連付けて以下に詳細に説
明する。
【0026】 ここでは、従来のATCシステムの追跡機能は加速度や回転(旋回)速度を推
定しないので、非操縦航空機の場合と同じ精度で、操縦している航空機間の衝突
を予測することは不可能であることを言えば十分であろう。
【0027】 しかしながら、本発明によれば、MSS違反が始まる可能性がある最早時点(
earliest time)と最後(最遅)時点(latest time)によって区切られた時間間
隔内に、水平侵入(違反)の開始時点を置くことが可能であることが認められた
。最早時点を得るには、例えば、現在の推定スピードが与えられたときに、2機
の航空機が正面に向かって(head-on)飛行する場合に起こる可能性のある最も速
い接近を想定する。最後(最遅)時点を得るには、航空機間の距離が接近スピー
ド(航空機間の距離が変化するレート)で減少するときに、可能性のある最も遅
い接近を想定する。なお、接近スピードは、相対速度(2機の航空機の速度差)
の大きさよりも小さいことを注記しておく。最早時点および最遅(最後)時点と
共に、対応する終了時点も計算する。2つの開始および終了時点対によって、最
速(fastest)および最遅(slowest)接近が各々違反となる時間間隔を規定する
。双方の間隔が互いに重複し、更に航空機対が垂直違反となる間隔とも重複する
場合、衝突の潜在的可能性が存在し、「ヒット」を記録することができる(航空
交通コントローラに衝突警報を表示するためには、5回の連続する「ヒット」の
内3回が必要である)。
【0028】 ここで図2を参照すると、図2に示すプロットは、これら重複する間隔を相互
に並べた長方形として示している。正確な予測の尤度向上が要求される一実施形
態では、3つの間隔が共通の重複時間を全く共有しない場合、「ヒット」は記録
されない。最速および最遅間隔が各々垂直違反間隔の一部と重複するが、互いに
重複しない場合も、「ヒット」は生じない。衝突の推定期間は、3つの長方形が
重複する間隔に等しい。図2では、この間隔はts1とtz2の間であり、ts1およびt
z1間の差を超えない未知の量だけ、真の時点よりも遅い時点に開始する。しか
しながら、この未知量は、開始時点を引き続き再推定するに連れて減少する。し
なしながら、用途によっては、少なくとも1つの水平間隔が垂直間隔と重複する
ときに、「ヒット」を記録させることが望まし場合もあることは認められよう。
【0029】 MANCONPプロセッサ24Mは、周期的に最速および最遅接近を再計算し
、長方形を相互に再位置決めする。実際の衝突スレッショルド(航空機が最小分
離標準値だけ分離されているとき)において、最遅および最速水平接近の開始時
点は等しくなる(tf1=ts1)。経路に沿って、航空機がこのスレッショルドに接近
している間、tf1およびt s1間の差は小さくなり、開始時点の不確実性が低下す
る。例えば、経路に沿ってtz1がtf1よりも小さくなる場合、不確実性は、ts1
よびtf1間の減少した差によって範囲が規定される(図3参照)。tz1がts1より
も大きくなると、開始時点はtz1と推定される。
【0030】 ここで図4を参照すると、接近スピードを推定するプロセスを示すプロットが
示されている。接近スピードの推定値を計算する場合、操縦(飛行)中の追跡機
の速度推定値を、このアルゴリズムで用いてはならない。何故なら、これらには
信頼性がないからである。代わりに、接近スピードは、航空機間の距離が減少し
ていく率(レート)を計算することによって得ることができる。通常、レーダは
2機の離れた航空機の位置を同時に測定することはできないので、航空機の一方
の位置を補間して、他方の航空機が観察された時点と一致させなければならない
【0031】 好ましくは、補間は、好適なレーダによって測定した位置間のいわゆる「シス
テム・プレーン(system plane)」において行うとよい。航空機位置を平面上に
おいてコントローラに表示する場合、航空機位置を、「システム・プレーン」と
呼ばれる平面に投影する必要がある。したがって、システム・プレーンは、カバ
ーする空間(覆域)におけるあらゆる航空機の位置のステレオ投影を含む平面に
対応する。
【0032】 レーダ座標(スラント距離およびアジマス)で補間する方が精度は高いが、航
空機がモザイク状の境界を横切って移動すると、隣接するタイル(tile)において
好ましいレーダが異なり、連続する測定が2つの異なるレーダで行われる場合補
間が不可能となる。また、同じモザイク・タイルにおける多数のレーダからのシ
ステム・プレーン位置間の補間も避けたほうがよい。何故なら、これらは異なる
ステレオ投影偏倚(stereographic projection bias)を含むからである。なお、
好適な実施形態によっては、レーダが報告した位置の代わりに、追跡機が推定し
た(即ち、平滑化した)位置間でも補間が可能であることを注記しておく。
【0033】 MANCONPプロセッサは、分離標準の違反を予測することができるが、こ
れは、誤予測、いわゆる無用(妨害)アラームを回避する必要性とのバランスを
取らなければならない。真の予測は、2機の接近しつつある航空機の分離が許容
最小分離標準値(MSS)よりも少ないことを前もって正しく推定するものであ
る。理想的には、MSSに違反していない場合、警戒を発しないのがよい。しか
しながら、最小分離がMSSに近づくと、MSSを違反したか否か正確に予測す
ることは不可能となる。何故なら、操縦している航空機の予測分離を正確に計算
することができないからである。したがって、MANCONPプロセッサ24は
、ある状況において、最小分離が有限量だけ許容最小値よりも大きい場合、「ヒ
ット」を記録することができる。設計者の目標は、誤「ヒット」数を減少させる
ことである。以下に説明する変更は、入手可能な情報の内2つの項目を用いるこ
とによって、この目標を達成する。
【0034】 最初の情報項目は、MSSの違反が発生したことを推定したときに、正しくて
も間違いでも、予測を行う時間が経過したという理由からアルゴリズムを終了可
能にすることである。MANCONPプロセッサは、違反が発生したことを計算
した後、時間対違反(time-to-violation)が負であるという事実によって、この
条件を特定することができる。したがって、MANCONPプロセッサは、ts1
およびtf1およびtz1が図3において原点の左側にあるときには、「ヒット」を記
録しない。この制約によって、「ヒット」の処理を終了し、無用アラームの停止
を早める。衝突予測が正しかった場合も、MANCONPプロセッサ24Mによ
る「ヒット」をオフにすることができる。何故なら、近接衝突(PROCON)
プロセッサは、航空機が離れ始めるまで、警戒を維持し続けるからである。
【0035】 第2の情報項目は、予測時間が長い場合、MANCONPプロセッサは誤「ヒ
ット」を記録する可能性が高まるということである。したがって、航空機の分離
がMSSに一層近づくまで「ヒット」を記録するのを待機することによって、多
くの誤「ヒット」を回避することができる。これを達成するには、分離スレッシ
ョルドを規定し、これを超えた場合、「ヒット」を記録しないようにする。この
スレッショルドを規定するには、定数(設計パラメータ)をMSSに加算する。
例えば、定数を「A」とすると、航空機がA+MSSよりも離れている限り、「
ヒット」を記録しない。
【0036】 理想的な無ノイズ環境で、操縦している飛行の代表的な軌跡をテストすること
によって、初期状態において衝突の可能性がないターゲットは、「ヒット」を記
録するのに必要な条件を満たさないことが確認されたが、ターゲットが互いに向
かって回転(旋回)し危険な状況が生ずると、違反間隔が互いに向かって移動し
重複して、有限の警告時間、即ち、分離標準値が実際に侵される前に、衝突警報
を発生する条件が生ずる。試験した飛行経路を図5に示し、それらの運動パラメ
ータを表1に記載する。その結果は表2に提示する。
【0037】 全ての場合において、ターゲットはその飛行を水平な直線平行経路で開始し、
水平抵触を生ずることなく、更に垂直抵触も生じない高度に分離されている。図
5においてAで示す構成では、双方のターゲットが回転(旋回)し始め、互いに
接近する。図5においてBで示す構成では、一方のターゲットのみが他方に向か
って回転し、他方は直線状に飛行し続ける。全ての場合において、一定の率(レ
ート)で、一方のターゲットは降下し、他方は上昇する。水平および垂直分離標
準値は、3nmおよび1000ftにそれぞれ設定されている。合計で4つのケ
ース(事例)についてテストし、その内3つは、衝突が生ずるように設計した。
レーダの走査期間は5秒と仮定した。
【0038】
【表1】
【0039】 事例1および2は、図5においてAで示した構成において飛行するが、それぞ
れ、高速および低速接近を表すように設計され、接近が遅い程警告時間が長くな
る。事例1では、抵触は、双方のターゲットが回転し始めて30秒後に開始し、
回転開始後10秒で、即ち、2回の走査に相当する時間で、最初の「ヒット」が
記録された。STARSのような従来の航空交通制御システムでは操縦を検出す
るのに2ないし3回のテスト走査を行う場合もあることを考慮すると、これは非
常に短時間であり、操縦を検出した後でなければ衝突警報処理技法を呼び出さな
いとすると、警告時間は更に短くなることを示す。したがって、本発明の衝突警
報処理技法は、あらゆる非発散(non-diverging)対について、既に設置されてい
る追跡および衝突警報処理技法と同時に計算することができ、全ての技法によっ
て計算される時点の内最も早い時点を、結果に用いる。この手法によって、操縦
が開始したときに、「ヒット」を記録する遅れを全て排除し、航空機の飛行経路
の非操縦区間および操縦区間の間で継ぎ目なく遷移するCA機能が設けられる。
【0040】 事例2では、初期分離がより大きく、接近がより遅いので、最初の「ヒット」
は抵触の49秒前となる。事例3および事例4は、図5においてBで識別した構
成において飛行した。事例3では、最初にターゲットを十分離して配置して抵触
を除外し、「ヒット」は記録されなかった。事例4では、ターゲットを近づけ、
抵触の44秒前に最初の「ヒット」44が記録された。
【0041】
【表2】
【0042】 MSSに近い最小分離での接近によって、無用アラームを生成する可能性があ
る。この条件は、図6に示す構成Cにおいて得られる。この接近の事例5および
事例6(表3に示す)では、最小分離は2.7nmであり、MANCONPプロ
セッサによって行われる処理を、1.2nmのMSSについてテストした。これ
は、理想的には衝突警報が発生しないことを意味する。
【0043】
【表3】
【0044】 無用アラームの確率を計算するために、これら2つの事例(即ち、事例5およ
び事例6)における飛行経路の各々を、1000回繰り返し、ASR−9のシミ
ュレーションで、ノイズ・ターゲット報告を得た(即ち、ASR−9レーダの測
定ノイズ特性をシミュレートしたターゲット報告)。なお、シミュレーションを
行う際、乱数発生器を用いてランダム・ノイズを発生し、これをターゲットの真
の位置に追加したことを注記しておく。航空機の飛行経路を1000回繰り返す
ことによって、繰り返し毎に異なるランダム・ノイズを用い、統計的サンプルを
作成した。
【0045】 これら2つの事例におけるこのような繰り返し飛行経路、ならびに追跡機の位
置および速度データをMANCONPプロセッサに供給した。次いで、警戒の数
をカウントし、無用アラーム確率を計算した。事例5では、MANCONPプロ
セッサが実行する処理技法は、誤アラーム数を減少させる技法を含み、事例6で
は含まなかった。シミュレーションの結果を図7に示す。
【0046】 ここで図7を参照すると、MANCONPプロセッサが実行する処理技法が誤
予測を減少させる技法を含む(変更MANCONPと呼ぶ)事例(事例5)と、
含まない事例(事例6)との間の比較を示す。図7の検討により、無用アラーム
確率の著しい改善がわかる。変更(修正)により、発生した無用アラームは、1
4秒未満という短期間において半数未満となった。変更のない処理技法では、無
用アラームははるかに早く発生し(52秒早い)、確率も高まった(96パーセ
ント)。変更により、航空機分離が3.6nmに達する前に、あらゆるヒットを
処理しないことによって、無用アラーム率の低下を達成した。3.6nmは、1
.2nmのMSSよりも2.4nm高いスレッショルドに対応する。このスレッ
ショルドの使用により、真の警戒が発生可能になる時点を遅らせ、こうして警告
時間を短縮する。
【0047】 次に図8を参照すると、変更を含む(事例7)MANCONPおよび変更を含
まない(事例8)MANCONPを用いることによって得られた衝突警報確率間
の比較が示されている。これらの場合では、最小分離は0.5nmであった。こ
れは、MSSをかなり下回る。変更アルゴリズムは、違反の6.5秒前に警戒を
発生したが、原型(オリジナル)アルゴリズムが警戒を発生した38秒後であっ
た。この結果は、衝突警報警告時点と無用アラーム確率との間の微妙なトレード
オフを例証している。警告時間は、分離スレッショルドを2.4nmよりも高く
することによって延長させることができるが、無用アラームが多くなるという不
利を伴う。このスレッショルドの最適値は、広範な現場テストの後にのみ判断す
ることができる。何故なら、これは、少なくとも部分的に、動作環境において多
く見られる操縦の種類に依存するからである。この変更による正の副産物の1つ
として、警戒の停止が早くなることがあげられる。この比較では9.5秒早くな
る。理想的には、航空機が離れ始めれば、警を直ちに停止しなければならない。
【0048】 図9および図9Aは、操縦する物体またはターゲット間の衝突を予測するため
に、航空交通制御自動化システム10(図1)の一部として設けられる、CAプ
ロセッサ24Mが実行する処理を示す一連のフロー図である。長方形のエレメン
ト(図9におけるエレメント80で代表する)は、ここでは「処理ブロック」と
呼び、コンピュータ・ソフトウエア命令または、処理ブロックによって表される
コンピュータ・ソフトウエアの実行に関与する命令群を表す。
【0049】 あるいは、処理ブロックおよび判断ブロックは、デジタル信号プロセッサ回路
または特定用途集積回路(ASIC)のような機能的に同等な回路が実行するス
テップを表す。フロー図は、いずれか特定のプログラミング言語のシンタックス
を示す訳ではない。逆に、フロー図は、当業者が特定の装置に必要な処理を実行
する回路を作成するため、またはコンピュータ・ソフトウエアを生成するために
必要とする機能的情報を例示する。なお、ループや変数の初期化、および一時変
数の使用のような、多くのルーチン・プログラム・エレメントは示されていない
ことを注記しておく。この中で特に指示がない限り、ここに特に記載する一連の
ステップは例示にすぎず、本発明の精神から逸脱せずに、様々に変更可能である
ことは、当業者には認められよう。
【0050】 以下の表A−1は、操縦している物体またはターゲット間の衝突を予測するた
めに、処理技法が用いるターゲット属性および分離標準値を掲示する。なお、以
下に述べる本発明の技法の特定的な実施態様は、教示のためにすぎず、限定を意
図するのではないことは認められよう。同じ概念は、種々の異なる技法を用いる
ことによって、様々な異なる態様で具体的に実施可能であることは認められよう
【0051】
【表4】
【0052】 ここで図9および図9Aに戻ると、衝突予測を行うために実行する処理は、タ
ーゲットの位置、高度、ならびに現在の(n番目)および直前の((n−1)番
目)走査の時点を検索するステップから開始する。次に、処理はステップ82に
進み、ここでターゲットのシステム・プレーン位置および高度の増分を次のよう
に計算する。
【0053】
【数1】 [ΔX1, ΔY1, ΔZ1]T = [X1,n-X1,n-1, Y1,n -Y1,n-1, Z1,n -Z1,n-1] T [ΔX2, ΔY2, ΔZ2]T = [X2,n-X2,n-1, Y2,n -Y2,n-1, Z2,n -Z2,n-1] T 次に処理はステップ84に進み、ターゲットの位置および高度を同期させる。
同期は次のように計算することができる。
【0054】
【数2】 (t1, n-1 < t2,n < t1,n)(図4参照)の場合、 値kを次のように定義する。
【0055】 k = (t2,n - t1,n-1)/(t1,n - t1,n-1) そして次の計算を行う。
【0056】
【数3】 [X1i,n, Y1i,n, Z1i,n] T = [X1,n-1, Y1,n-1, Z1,n-1] T + k[ΔX1, ΔY1,
ΔZ1]T [X2i,n, Y2i,n, Z2i,n] T = [X2,n, Y2i,n, Z2i,n] T ti,n = t2,n あるいは、値kを次のように定義し、
【0057】
【数4】 k = (t1,n - t2,n-1)/(t2,n - t2,n-1) そして次の計算を行う。
【0058】
【数5】 [X2i,n, Y2i,n, Z2i,n] T = [X2,n-1, Y2,n-1, Z2,n-1] T + k[ΔX2, ΔY2,
ΔZ2]T [X1i,n, Y1i,n, Z1i,n] T = [X1,n, Y1,n, Z1,n] T ti,n = t1,n ステップ80〜84は、まとめて補間ステップと呼ぶことができる。
【0059】 次に処理はステップ86に進み、次のように水平および垂直距離を計算する。
【0060】
【数6】 [ΔX12,n, ΔY12,n, ΔZ12,n]T = [X1i,n-X2i,n, Y1i,n -Y2i,n, Z1i,n -Z2i, n ] T ここで、水平距離は次の式に対応する。
【0061】
【数7】 Rh,n = [(ΔX12,n)2 + (ΔY12,n) 2]T (図4参照) そして、垂直距離は次の式に対応する。
【0062】
【数8】 Rv,n = |ΔZ12,n| 次に、処理はステップ88に進み、収束係数を計算する。水平収束係数は次の
ように計算することができる。
【0063】
【数9】 Ch,n = (Rh,n - Rh,n-1)/(ti,n - ti,n-1) 水平収束係数が負の場合、ターゲットは水平方向に収束している。水平収束係
数が負でない場合、処理を終了することができる。
【0064】 水平収束係数が負の場合、垂直収束係数を次に計算する。垂直収束係数は、次
のように計算することができる。値ΔZ12,n≧0の場合、Cv,n = Vz1,n - Vz2,n
。値Z12,n<0の場合、Cv,n = Vz2,n - Vv,nとなる。
【0065】 垂直収束係数が負の場合、ターゲットは垂直方向に収束している。垂直収束係
数が負でない場合、処理を終了することができる。
【0066】 次に、処理はステップ90に進み、2機の航空機間の相対スピードを計算する
。相対スピードは、以下のように計算することができる。接近スピードをSs = -
Chと定義し、正面スピード(head-on speed)をSf=S1+S2と定義する。垂直相対ス
ピードはSz=|Vz1-Vz2|として計算することができる。
【0067】 ステップ92において、違反(侵入)間隔を計算する。垂直違反は、tz=-Rv/C v およびτz=Dv/Svから計算することができる。
【0068】 垂直違反(侵入)開始時点は、tz1=tzzとして計算することができ、一方垂
直違反終了時点はtz2=tzzとして計算することができる。
【0069】 最早水平違反は、tf=Rh/Sfおよびτf=Dh/Sfから計算することができ、違反開
始時点はtf1=tffに対応し、違反終了時点はtf2=tffに対応する。
【0070】 同様に、最遅(最後)水平違反は、ts=Rh/Ssおよびτs=Dh/Ssから計算するこ
とができ、違反開始時点はts1=t1sに対応し、違反終了時点はts2=tssに対
応する。
【0071】 処理ステップ98ないし102は、集合的に、ヒットに対する条件を満たすか
いなか判定する。一旦図2および図3を参照すると、この判定は、3つのバー全
てが同時に存在する領域を特定することによって可能であることがわかる。
【0072】 数学的には、これは次のように表すことができる。 (tf2>tz1およびtf1<tz2およびts2>tz1およびts2<tz1およびts2>tf1およびts1<
tf2および(ts1>0 またはtz1>0)およびRh<Dh+Th)の場合、処理ブロック104に
示すように「ヒット」を宣告する。
【0073】 違反推定開始時点は、Ts=max[tf1, ts1, tz1]と表現することができ、違反推
定終了時点は、Te=min[tf2, ts2, tz2]と表現することができる。
【0074】 以上の判断基準を満たさない場合、「ヒット」とはならない。ヒットかミスか
には関係なく、処理はステップ106に進み、次の処理を行う。次いで、処理は
図示のように終了する。
【0075】 以上本発明の好適な実施形態について説明したが、当業者には、それらの概念
を組み込んで他の実施形態を使用することも可能であることは明白であろう。し
たがって、これらの実施形態は、開示した実施形態に限定されるのではなく、特
許請求の範囲の精神および範囲によってのみ限定されるものであるる。
【0076】 この中で引用した全ての刊行物および引例は、言及によって、その全体が本願
にも明示的に援用されるものとする。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、航空交通制御システムのブロック図である。
【図2】 図2は、最速および最遅接近違反が、垂直分離の違反と同時に水平分離に違反
することを示すグラフである。
【図3】 図3は、航空機が互いに向かって移動すると、予測した抵触の開始時点の不確
実性が減少することを示すグラフである。
【図4】 図4は、衝突に向かって接近する2機の航空機のシステム・プレーン軌跡を示
すプロットである。
【図5】 図5は、2機の例示の操縦中の航空機の軌跡を示すプロットである。
【図6】 図6は、本発明の技法をテストするための接近を示すプロットである。
【図7】 図7は、無用アラーム確率の改善を示すプロットである。
【図8】 図8は、衝突警報確率の改善を示すプロットである。
【図9】 図9および図9Aは、衝突する可能性があるターゲットの情報を処理する際に
行う1組の処理ステップを示す一連のフロー図である。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成13年9月18日(2001.9.18)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0007】 その理由の1つは、ターゲット(目標)が飛行しながら互いに接近しつつある
場合、これらは実際互いに向かって加速していることになるからである。しかし
ながら、従来の航空交通制御システムの追跡機能は、加速度や回転(旋回)速度
(レート)を全く推定しない。別の理由は、CA機能が追跡機の現推定速度に基づ
いて衝突を予測した場合、より遅い水平方向の接近の計算をすることになり、垂
直方向の違反(侵入)との整合を欠く可能性があり、その結果警戒が出ないこと
になる。追跡機が推定する速度が正確でない更に別の理由は、追跡機が飛行する
と、その速度推定精度が、飛行によって誘発される過渡現象によって低下するた
めである。このため、旋回中の推定機首方位は常に、航空機の真の機首方位より
も遅れることになる。 長期衝突回避のために衝突プローブを用いた公知のシステムの1つが、Isaacs
on et al.の"Design of a Conflict Detection Algorithm for the Center/Trac
on Automation System"(センタ/Tracon自動化システム用衝突検出アル
ゴリズムの設計) (Digital Avionics Systems Conference (DASC), US, New Yo
rk, NY: IEEE, 1997年10月26日, 93-1〜93-09ページ)に開示されてい
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ,UG ,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD, RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C U,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,GD ,GE,GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN, IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,L K,LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK ,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO, RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,T M,TR,TT,UA,UG,US,UZ,VN,YU ,ZW

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも2つの物体間の衝突を予測する方法であって、前
    記少なくとも2つの物体の一方が他方に対して操縦しており、 (a)前記少なくとも2つの物体間に間隔の重複があるか否か判定するステッ
    プと、 (b)前記少なくとも2つの物体間における分離判定基準を満たすか否か判定
    するステップと、 (c)前記少なくとも2つの物体が収束しているか否か判定するステップと、
    を含む方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の方法において、前記少なくとも2つの物体が
    収束しているか否か判定する前記ステップは、 前記少なくとも2つの物体の位置および高度を補間するステップと、 水平および垂直距離を計算するステップと、 前記少なくとも2つの物体の収束係数を計算するステップと、 前記少なくとも2つの物体の相対スピードを計算するステップと、 前記少なくとも2つの物体の違反間隔を計算するステップと、 間隔重複チェックを実行するステップと、 を含む方法。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の方法において、前記少なくとも2つの物体の
    位置および高度を補間する前記ステップは、 前記少なくとも2つの物体の位置、高度、ならびに現在および以前の走査時間
    を検索するステップと、 前記ターゲットのシステム・プレーン位置および高度の増分を計算するステッ
    プと、 前記ターゲットの位置および高度を同期させるステップと、 を含む方法。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の方法において、前記水平および垂直距離を計
    算するステップは、 前記水平距離をRh,n = [(ΔX12,n)2 + (ΔY12,n) 2]1/2として計算するステッ
    プと、 前記垂直距離をRv,n = |ΔZ12,n|として計算するステップと、 を含む方法。
  5. 【請求項5】 請求項2記載の方法において、前記少なくとも2つの物体の
    相対スピードを計算する前記ステップは、 接近スピードを計算するステップと、 正面スピードを計算するステップと、 垂直スピードを計算するステップと、 を含む方法。
  6. 【請求項6】 請求項2記載の方法において、前記少なくとも2つの物体の
    違反間隔を計算する前記ステップは、 違反開始時点を計算するステップと、 違反終了時点を計算するステップと、 を含む方法。
  7. 【請求項7】 少なくとも2つの物体間の衝突を予測する装置であって、前
    記少なくとも2つの物体の一方が他方に対して操縦しており、 (a)前記少なくとも2つの物体間に間隔の重複があるか否か判定する手段と
    、 (b)前記少なくとも2つの物体間における分離判定基準を満たすか否か判定
    する手段と、 (c)前記少なくとも2つの物体が収束しているか否か判定する手段と、 を備えている装置。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の装置において、前記少なくとも2つの物体が
    収束しているか否か判定する前記手段は、 前記少なくとも2つの物体の位置および高度を補間する手段と、 水平および垂直距離を計算する手段と、 前記少なくとも2つの物体の収束係数を計算する手段と、 前記少なくとも2つの物体の相対スピードを計算する手段と、 前記少なくとも2つの物体の違反間隔を計算する手段と、 間隔重複チェックを実行する手段と、 を備えている装置。
  9. 【請求項9】 請求項7記載の装置において、前記少なくとも2つの物体の
    位置および高度を補間する前手段は、 前記少なくとも2つの物体の位置、高度、ならびに現在および以前の走査の時
    間を検索する手段と、 前記ターゲットのシステム・プレーン位置および高度の増分を計算する手段と
    、 前記ターゲットの位置および高度を同期させる手段と、 を備えている装置。
  10. 【請求項10】 請求項7記載の装置において、前記少なくとも2つの物体
    の相対スピードを計算する前記手段は、 接近スピードを計算する手段と、 機首スピードを計算する手段と、 垂直スピードを計算する手段と、 を備えている装置。
  11. 【請求項11】 請求項7記載の装置において、前記少なくとも2つの物体
    の違反間隔を計算する前記手段は、 違反開始時点を計算する手段と、 違反終了時点を計算する手段と、 を備えている装置。
  12. 【請求項12】 航空交通制御システムであって、 レーダ・システムと、 前記レーダ・システムに結合された衝突警報プロセッサであって、 信頼性の高いMSS違反予測を行う操縦衝突警報予測(MANCONP)プ
    ロセッサ、および 前記操縦衝突警報予測プロセッサに結合された近接衝突(PROCON)プ
    ロセッサであって、アラームを発生した対象の航空機が離れ始めるまで、衝突警
    報を維持する、近接衝突(PROCON)プロセッサ、 を含む、衝突警報プロセッサと、 を備えている航空交通制御システム。
  13. 【請求項13】 請求項11記載の航空交通制御システムにおいて、前記操
    縦衝突警報予測プロセッサは、 (a)間隔重複プロセッサと、 (b)前記重複プロセッサに結合された分離判断基準プロセッサと、 (c)前記分離判断基準プロセッサに結合された収束プロセッサと、 を備えている航空交通制御システム。
  14. 【請求項14】 請求項11記載の航空交通制御システムにおいて、前記操
    縦衝突警報予測プロセッサは、衝突警報が宣告可能になる間の警告時間を短縮す
    る手段を備える、航空交通制御システム。
  15. 【請求項15】 請求項11記載の航空交通制御システムにおいて、前記操
    縦衝突警報予測プロセッサは、 水平違反の開始時点を、MSS違反が開始可能な最も早い時点および最も遅い
    時点によって区切られた時間間隔内に置く第1手段と、 対応する終了時点を計算する第2手段であって、2つの開始および終了時点対
    が、最速および最遅接近が各々違反となる2つの間隔を規定する、第2手段と、 両間隔が互いに重複するか否か、および航空機対が垂直違反である時間間隔と
    これらが重複し、衝突の潜在的可能性があり、ヒットを記録することができるか
    否か判定する第3手段と、 を備えている航空交通制御システム。
  16. 【請求項16】 請求項11記載の航空交通制御システムにおいて、前記第
    1手段は、可能な最も速い接近を想定することによって最早時点を取得し、可能
    な最も遅い接近を想定することによって最遅時点を取得する、航空交通制御シス
    テム。
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