JP2003507729A - 流動する媒体の質量を測定する装置 - Google Patents

流動する媒体の質量を測定する装置

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JP2003507729A JP2001519143A JP2001519143A JP2003507729A JP 2003507729 A JP2003507729 A JP 2003507729A JP 2001519143 A JP2001519143 A JP 2001519143A JP 2001519143 A JP2001519143 A JP 2001519143A JP 2003507729 A JP2003507729 A JP 2003507729A
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ヒュフトレ ゲルハルト
シュトロールマン マンフレート
シャルト ライナー
コンツェルマン ウーヴェ
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、薄板エレメント(8)とプラスチックエレメント(11)とから成るセンサ支持体(1)を有し、このセンサ支持体に、流動する媒体内に取り付けられた測定エレメントが配置されている装置に関する。薄板エレメント(8)を大部分覆うプラスチックを使用することによるより狭い公差はセンサ支持体(1)の向流及び囲流を改善し、センサ支持体には例えば改善された空気力学的な向流縁(116)を取り付けることが可能であり、あるいはセンサ支持体においては、測定エレメントを表面(14)及びセンサ空洞(3)の縁(なかんずく27,27′)に対して同一平面に取り付けることができ、したがって測定エレメントの範囲内での媒体の渦流あるいは測定エレメント下側の流動は生じない。測定エレメントのセンサ範囲は縦縁(27,27′)における切り欠き(28,28′)及び特別な接着法によって、電子的な評価回路から走出するゲルに対して確実に保護され、したがって測定特性曲線が変化せしめられることはない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 背景技術 本発明は、請求項1若しくは請求項20又は21の上位概念に記載した、流動
する媒体の質量を測定するための、測定エレメントを受容するためのセンサ支持
体を有している装置、若しくは流動する媒体の質量を測定するための、センサ支
持体を有している装置を製作する方法から出発する。
【0002】 DE 44 26 102 C2 若しくは US-PS 5,693,879 から空気質量測定装置内の測定
エレメントのためのセンサ支持体が公知であり、その際センサ支持体は測定エレ
メントを、媒体が流れる測定通路内に突入させている。測定エレメントは、流動
する媒体の質量の計算に役立つ測定信号を供給する。センサ支持体は切り欠きを
有しており、この切り欠き内に測定エレメントがぴったりと入れられていて、切
り欠きの底面に塗られた接着層によって保持される。この場合センサ支持体を製
作するために、金属ストリップからまず開口が切り欠かれ、次いで金属ストリッ
プが切り欠きの外方の曲げ軸線の回りに曲げられ、次いで押し合わされて、金属
ストリップの曲げられた部分がセンサ支持体の保持エレメントを形成し、金属ス
トリップの曲げられない部分が開口をもってセンサ支持体の枠エレメントを形成
するようにする。この場合保持エレメントは枠エレメントの開口を覆い、枠エレ
メントとともに切り欠きを形成する。その後保持エレメントの別の変形によって
隆起台状の隆起部が形成され、これはスペーサあるいは支持面として役立つ。測
定エレメントは次いで切り欠き内に入れられて、接着せしめられる。
【0003】 極めて重要なことは、測定エレメントの表面がセンサ支持体の表面に対して可
及的に同一平面をなすように切り欠き内に入れられ、接着せしめられることであ
る。それは、例えば不均一に塗られた接着層によって生ずる極めてわずかなずれ
の結果、渦及びはがれ領域が生じ、特に測定エレメントの表面において測定抵抗
の熱排出に不利な影響が作用して、測定結果を誤らすからである。したがって切
り欠きの寸法公差は極めてわずかにしなければならず、測定エレメントをセンサ
支持体の切り欠き内に接着する場合に細心の注意が必要であり、したがって特に
装置を大量生産する場合、高価な製作技術経費が必要で、製作費が極めて高価に
なる。
【0004】 枠エレメント及び保持エレメントを製作するための種々の作業ステップには欠
点がある。枠エレメントと保持エレメントとの間の折りすき間を通って流動する
媒体が付加的に流れることができる。しかしながらこのことは欠点ではない。そ
れはこの効果はゼロ点測定及びキャリブレーションによって抑制することができ
るからである。もちろん、測定エレメントの耐用寿命中、この折りすき間が汚物
粒子及び又は液体粒子で詰まって、キャリブレーションがもはや合わなくなると
、測定結果に誤差が生じる。
【0005】 スペーサが別の成形プロセスによって初めて形成されることは欠点である。切
り欠きの深さ寸法の公差は金属ストリップの厚さの公差及び折りすき間の厚さの
公差によって与えられている。
【0006】 流動する腐食性の媒体によって、センサ支持体上に、例えばNiNiPのよう
な腐食保護層を付加的な高価なめっきプロセスあるいは被覆法によって取り付け
なければならないことも欠点であり、これにより寸法公差及び生産時間及び生産
費が更に増大せしめられる。
【0007】 このような測定エレメントの片持ち式の固定形式においては、製作の際の公差
によって測定エレメントとセンサ支持体の切り欠きとの間にすき間が生じる。こ
のすき間は、測定エレメントにおいて切り欠き内のそのダイヤフラムの下側の中
空室に不都合な流動が生じるほど大きいことがあり、これにより装置の測定結果
に不利な作用が及ぼされる。
【0008】 したがって文献には、この下側流動の障害となる影響を減少せしめることがで
きる装置が記載されている。DE 195 24 634 A1 若しくは US-PS 5,723,784 に記
載されているような流動を測定エレメントの特別に成形された縁に導くことは、
すき間を介して流入した媒体が測定エレメントのダイヤフラムの下側の中空室内
に達することを、阻止する。DE 197 43 409 A1 に記載されているように接着継
ぎ目を設けることは、測定エレメントの回りのすき間内に媒体が侵入することを
阻止し、不都合な下側流動を回避することができる。これら両方の方法の欠点は
、接着継ぎ目を特別に配置することによって、あるいは付加的な手段によって、
初めて、中空室の回りの流動が転向せしめられて、製作公差の作用を補償し得る
ことである。
【0009】 DE 197 44 997 A1 から公知の装置は、評価回路の構成部分並びに測定エレメ
ントの接点接続範囲への接続導線の湿分に対する汚損の保護をゲルによって可能
にし、センサ範囲、要するにダイヤフラムがある測定エレメントの部分の汚損を
ゲルによって阻止する。この場合、測定エレメントと切り欠きの壁面との間を延
びるすき間を拡大することが行われ、これにより拡大によって、少なくとも部分
的に評価回路上に設けられる保護層のすき間内での引き続く流れが確実にストッ
プされ、したがって保護層の流れ距離は常に一義的に規定されたままである。こ
の場合生ずる生産技術的な欠点は、付加的なすき間を形成しなければならないこ
とであり、その際ゲルの流れはストップされるのではなしに、単に規定されて変
向せしめられるに過ぎない。
【0010】 発明の利点 これに対し、請求項1若しくは請求項20又は21の特徴を具備した本発明に
よる装置若しくは本発明による方法は、次のような利点を有している。すなわち
、簡単な形式で製作及び長い運転時間中の測定結果が改善される。それは、もは
や下側流動が行われないからである。すなわちプラスチックを使用することによ
り公差がせばめられることによって、測定エレメントをセンサ空洞内に極めて正
確に設置することが可能である。プラスチックの任意の成形可能性によって、細
い形状及び例えば向流縁の空気力学的な要求を考慮することができ、このことは
金属では不可能である。プラスチックは金属と比較して強い腐食性を有していな
いので、付加的な腐食保護は必要でない。
【0011】 開いた又は詰まった折りすき間を通る空気流による背景技術における測定結果
に対する影響は存在せず、切り欠きの深さ寸法の公差は本発明によれば単に成形
工具の公差だけによって定められ、もはや付加的に折りすき間の公差によって定
められることはない。
【0012】 従属請求項2〜29に記載した手段若しくは従属請求項22〜32に記載した
方法ステップによって、請求項1に記載した装置若しくは請求項21に記載した
方法の有利な展開が可能である。
【0013】 特に有利なのは、薄板枠を薄板エレメントとして製作すること及び薄板枠を鋳
くるむことであり、その際薄板枠は射出過程中成形工具内で固く保持される。こ
の場合、プラスチックとして液晶ポリマあるいは部分結晶質の芳香族熱塑性プラ
スチックのクラスのプラスチックを使用するのが有利である。
【0014】 更に隔壁を一体に射出しておくと有利である。それはこれにより隔壁とセンサ
支持体とを接着する必要がないからである。
【0015】 組立の際に、センサ空洞の縦縁の切り欠き内に接着剤ビードをセンサ空洞底上
で横方向に敷設し、これがセンサ空洞内の測定エレメントのセンサ範囲を完全に
シールするようにし、かつセンサ空洞底の縁範囲に凹所を形成し、したがって測
定エレメントがより正確に挿入されるようにするのが有利である。測定エレメン
トの汚損は、評価回路を湿分に対して保護するゲルの、この接着剤ビードによる
確実なストップによって、阻止される。
【0016】 製作の際に、プラスチックエレメントのためのプラスチックを薄板エレメント
上に、渦焼結法あるいは浸漬け法あるいは静電式の粉末スプレー法によって取り
付け、次いでプラスチックエレメントを成形するのが有利である。
【0017】 実施例の説明 本発明の複数の実施例が図面に示されており、以下において詳細に説明する。
【0018】 図1はセンサ支持体1と基礎支持体2とを示し、基礎支持体はセンサ支持体1
と結合されている。基礎支持体2及び空気質量測定装置内への取り付けはDE 44
26 102 C2 若しくは US-PS 5,693,879 から公知であり、これらの文献は本明細
書の一部とする。
【0019】 センサ支持体1は表面14を有しており、この表面は例えば基礎支持体2の底
4と同じ高さに、つまりこれと同一平面内に位置しており、かつこの表面内には
例えば長方形のセンサ空洞3が切り欠かれている。基礎支持体2及びセンサ支持
体1は縦軸線7を有している。基礎支持体2内には、あるいは基礎支持体2上に
は、その上に保護ゲル42が取り付けられている電子的評価回路41がある。
【0020】 図2は測定エレメント21が取り付けられているセンサ支持体1を示す。測定
エレメント21は図2においては概略的に並びに部分的に透明に示されており、
外方に向いた表面にダイヤフラム30を有しており、このダイヤフラムはセンサ
範囲を形成している。同じ表面上で測定エレメント21の他方の端部には複数の
接点31があり、これらの接点は電子評価回路41への電気的な接続を生ぜしめ
る。測定エレメント21の構造は及びセンサ範囲の説明は、DE 197 43 409 ある
いは DE 43 38 891 A1 若しくは US-PS 5,452,610 に詳細に記載されており、こ
れらの文献は本明細書の一部とする。
【0021】 測定エレメント21はセンサ空洞3内に、接点31が基礎支持体の最も近くに
位置するように、配置されている。測定エレメント21はこの場合小板形に構成
されていて、センサ空洞3内にぴったりとはまっている。センサ空洞3と測定エ
レメント21とはすき間39を形成している。測定エレメント21とセンサ支持
体1の表面14とはこの場合同一平面を成している。
【0022】 図3はセンサ支持体1及び基礎支持体2の縁5を図1よりも拡大して示す。セ
ンサ支持体1は薄板エレメント8とプラスチックエレメント11とから成ってい
る。プラスチックエレメント11を製作するために、薄板エレメント8はプラス
チックで例えば鋳くるまれており、このプラスチックは薄板エレメント8をほと
んど完全に覆っている。プラスチックエレメント11を製作するための射出過程
中に、薄板エレメント8は端面9において保持面10に、成形工具53(図10
)のエレメントによって固く保持される。このことは薄板エレメント8,この場
合薄板枠13(図4のa)の形の薄板エレメントの曲げを阻止し、プラスチック
を薄板エレメント8の回りに均一に分配することを可能にする。したがって薄板
枠10,13の一部にはプラスチックがない。
【0023】 媒体は矢印15の方向でセンサ支持体1に沿って流れる。この場合媒体はセン
サ支持体1の向流縁16に当たり、この向流縁は、プラスチックを使用すること
によって、例えば特に細く、かつ空気力学的に成形されている。表面14には、
センサ空洞底6を有するセンサ空洞3がある。センサ空洞底6は保持エレメント
を形成しており、その際センサ空洞3の縁は枠エレメントを形成している。
【0024】 センサ空洞底6は接着剤排除室19によってセンサ基面20と支持面22とに
分割されている。センサ基面20は基礎支持体2から離れた方にあって、測定エ
レメント21のセンサ範囲の下側に位置している。支持面22は基礎支持体2に
近い方にある。
【0025】 接着剤排除室19はこの場合例えばセンサ空洞3の一方の縦縁27から他方の
縦縁27′に至る一貫した通路である。縦縁27,27′は縦軸線7に対して平
行に延びている。しかしながら接着剤排除室19は一貫していなくてもよく、換
言すればより短く構成しておくこともできる。センサ基面20と支持面22との
間の接着剤排除室19はセンサ空洞底6の少なくとも2つの凹所によって形成し
ておくこともできる。
【0026】 支持面22には例えば4つのスペーサ26があり、これらのスペーサ上に測定
エレメント21が支えられている。スペーサ26は例えば隆起台形に構成されて
いる。縦縁27,27′には例えばそれぞれ1つの切り欠き28,28′が形成
されている。切り欠き28から横方向に支持面22を経て他方の切り欠き28′
に、接着プロセスのために、破線で示した接着剤ビード29が塗られている。測
定エレメント21をセンサ空洞3内に入れた後に、センサ基面20は接着剤ビー
ド29によって、電子評価回路上に設けられていて欲せざる形式でダイヤフラム
30の方向に這い進むセンサゲルに対して保護される。
【0027】 測定エレメント21は組立の後に例えば部分的にセンサ空洞3内に位置し、か
つ例えばスペーサ26上に位置している。この場合測定エレメント21は例えば
支持面22と接着剤ビード29によって接着されており、かつその外周に沿って
表面14の高さにおいてセンサ空洞3と同一平面を成しており、したがって媒体
は測定エレメント21の下方でセンサ空洞3内にほとんど、あるいは全く、流入
することができない。測定エレメント21とセンサ空洞3の縦縁27との間のす
き間(図2,8)は例えば数μmの大きさを有している。
【0028】 センサ空洞3の深さ及びセンサ空洞3の縁は例えば次のように、すなわち、例
えば小板形の測定エレメント21を表面14に対して同一平面に挿入し得るよう
に、形成されている。測定エレメント21の支持面22の範囲の表面14からの
深さ寸法は一般に+/−数μmの誤差を許容される。
【0029】 センサ支持体1はこの場合次のように成形されている。すなわち表面14及び
これと逆の側の面が互いに面平行であり、かつ主流動方向15に対して、主流動
方向15のベクトルが測定エレメント21のセンサ範囲の平面内に位置するよう
に、整向されている。
【0030】 主流動方向15のベクトルは、センサ範囲の平面と、小さな正又は負の角度で
交差するようにすることができる。このことは例えば、表面14を底4に対して
回動させることによって達成することができる。別の可能性は、センサ支持体1
の、表面14に対して垂直の横断面がくさび形に構成されているようにし、その
際くさびの細い方の端部が向流縁16の範囲内に位置し、かつ主流動方向15の
ベクトルが表面14内に位置していないようにすることである。
【0031】 図4は、基礎支持体2と結合されている薄板エレメント8を形成する種々の可
能性を示す。プラスチックエレメント11はこの場合破線で示されている。図4
aは、図3においても部分的に見られるように、保持面10を形成する連結部を
端面9に有している薄板枠13を示す。薄板枠13は、図4aにおいて破線で示
されている少なくとも1つのウェブ36を有することもできる。図4bは、2つ
のピン34の形の薄板エレメント8の別の実施例を示す。図4cによれば、薄板
エレメント8は1つのピン34として構成されている。図4aにおける薄板エレ
メント13及びピン34の形の突出部35(図4b,4c)は長く構成して、プ
ラスチックを設ける間及び又は成形プロセスの際に端面9の範囲において固く保
持することができる。図4b,cの突出部35は例えばレーザによる切断によっ
て製作することができる。図4dに示した突出部35は、縦軸線7に沿ったプラ
スチックエレメント11の長さよりも著しく短いが、しかしそれにもかかわらず
プラスチックエレメント11はこの突出部と結合することができる。
【0032】 図5は図3のV−V線に沿った断面図を示す。この図から、方向15からの媒
体によって向流されるプラスチックエレメント11の空気力学的に成形された向
流縁16と、薄板エレメント8、ここでは薄板枠13、の一部を認めることがで
きる。更に、単に向流縁16だけではなしに、例えば表面14の一部も空気力学
的に成形されていて、例えば向流縁16に向かって面取りされていることを、認
めることができる。
【0033】 図6は図3のVI−VI線に沿った断面図を示す。センサ空洞3のセンサ空洞
底6の縁範囲に沿って、例えば縦縁27,27′に沿って、例えば凹所38がプ
ラスチックエレメント11内にある。凹所38はここでは例えばセンサ空洞底6
の縦縁27に対する傾斜によって形成されている。これらの凹所38は、測定エ
レメント21をこのセンサ空洞3内に取り付けるのに役立つ像処理システムの明
視野照明の際に暗く見え、このようにしてより良好なコントラストをなす。これ
によって測定エレメント21は組立の際に極めて正確に案内することができる。
このようにして、測定エレメント21とセンサ支持体1との間の極めて狭いすき
間39(図2)並びに再生可能な流動条件を達成することができる。有利には表
面14の高さにおける縁においても、完全に環状に回る傾斜部が存在している。
これらの傾斜部は、より正確な組立のほかに、測定エレメント21の組立の際の
導入斜面並びに測定エレメント21の規定された向流を生ぜしめる。それは直角
な縁はしばしば鋳ばりを形成し、測定特性曲線におけるばらつきを生ぜしめるか
らである。
【0034】 図7は図3のVII−VII線に沿った断面図を示す。この図7から認められ
るように、基礎支持体2と薄板エレメント8との間の、図平面に対して垂直に延
びる線43の近くに、例えば1つの曲げ領域が存在している。薄板エレメント8
の表面と基礎支持体2の表面とはこれにより互いにずらされて、しかしほぼ平行
に延びている。同様にプラスチックエレメント11の表面と基礎支持体2の表面
も今や互いにずらされて、しかしほぼ平行に延びている。プラスチックエレメン
ト11の表面14は、例えば基礎支持体2の底4とほぼ同じ高さに位置すること
ができる。
【0035】 センサ支持体1の端面9の範囲において、しかし端面9から見て保持面10の
後方に、例えば隔壁44がセンサ支持体1に一体に射出されている。このことは
、カバー46にも固定されている隔壁44をセンサ支持体1に接着することを不
要にする。隔壁44はほぼ流動方向15に延びている。更に評価回路41と測定
エレメント21との間に仕切り壁45が設けられており、その際仕切り壁45は
表面14にまで延びている。仕切り壁45はほぼ流動方向15に延びている。カ
バー46は装置の一部であって、それを通って媒体が測定エレメント21に流れ
るところの装置のバイパス通路を形成する。隔壁44及び仕切り壁45は少なく
とも部分的にパイバス通路を仕切っている。仕切り壁はカバー46と一緒になっ
て、センサ範囲を評価回路41の保護ゲル42に対して確実に保護することを可
能にする。
【0036】 縦縁27における切り欠き28は、例えば、カバー46に固定されている仕切
り壁45が、装置内へのカバー46の挿入の後に、延びているところに、存在し
ている。そこにおいては、例えば接着剤ビード29も支持面22上に取り付けら
れている。
【0037】 測定エレメント21をセンサ空洞3内に組み立てる際に接着剤は例えば存在し
ている接着剤排除室19内に排除することができ、したがって接着剤はセンサ基
面20の範囲内には達しない。
【0038】 図8は図3のVIII−VIII線に沿った、挿入された測定エレメント21
及び接着剤ビード29(破線で示す)を有するセンサ支持体1の断面図を示す。
接着剤エレメント29は例えば縦縁27における切り欠き28から支持面22を
経て縦縁27′の切り欠き28′に設けられる。測定エレメント21をセンサ空
洞3内に挿入した後に、例えば接着剤は接着剤排除室19内にかつすき間39,
39′を通って外方に押しのけられて、表面14にまで達する。接着剤は、一方
の縦縁27における測定エレメント21とセンサ空洞3との間のすき間39、測
定エレメント21の下側を通るすき間及び他方のすき間39′を完全に閉じ、し
たがってそのダイヤフラム30を有する測定エレメント21の汚損が、評価回路
41の這い進む保護ゲル42の確実なストップによって、阻止される。
【0039】 図9aは、基礎支持体2の縁5から突出している金属ストリップ49をその継
続加工の前の状態で示す。例えば金属ストリップ49から開口を打ち抜くことに
よって、薄板枠13(図9b)あるいは2つのピン34(図9c)の形の薄板エ
レメント8が製作される。薄板枠13あるいはピン34は図7に示したように湾
曲させておくことができる。
【0040】 図9に示した構成あるいは別の構成の薄板エレメント8が製作された後に、基
礎支持体が既に製作されており、薄板エレメント8は例えば図7に示したように
、プラスチックエレメントをそれに取り付けられる。金属ストリップを曲げるこ
とは、図9に示した金属ストリップの加工の前に行うこともできる。
【0041】 図10aには、薄板エレメント8,ここでは例えば薄板枠13が、薄板エレメ
ントを開口54を除いて完全に取り囲む成形工具53内に位置する状態が示され
ている。開口54を通して例えば熱可塑性のプラスチックを公知のプラスチック
射出成形法により中空室55内に矢印59で示すように射出することによって、
プラスチックエレメント11及び薄板エレメント8との結合が生ぜしめられる。
薄板エレメント8はこの場合固く保持されない。
【0042】 図10bにおいてはプラスチック56が既に薄板エレメント8上に、例えば渦
焼結法、浸漬け法あるいは静電的な粉末スプレー法などのような適当な方法によ
って取り付けられている。次いで成形工具53は力Fにより方向58に押し合わ
され、その際過剰の、まだ変形可能な、例えば熱可塑性のプラスチック56が開
口57から矢印60の方向で外方に押し出される。
【0043】 代替的にプラスチックエレメント11はあらかじめ製作しておいて、プラスチ
ックエレメント11をあらかじめ薄板エレメント8上に差しはめあるいは取り付
けて、薄板エレメント8と簡単に接着又は溶接によって結合することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明により構成されたセンサ支持体を有する基礎支持体を示す。
【図2】 取り付けられた測定エレメントを有するセンサ支持体を示す。
【図3】 センサ支持体を示す。
【図4】 a〜dはセンサ支持体のための薄板エレメントの4つの変化形を示す。
【図5】 図3のV−V線に沿った断面図を示す。
【図6】 センサ空洞底の縁範囲に凹所を有する、図3のVI−VI線に沿った断面図を
示す。
【図7】 隔壁を有する、図3のVII−VII線に沿った断面図を示す。
【図8】 測定エレメントを有する、図3のVIII−VIII線に沿った断面図を示す
【図9】 a〜cは薄板枠あるいはピンの製作プロセスの方法ステップを示す。
【図10】 a,bは薄板エレメントをプラスチック被覆する2つの可能性を示す。
【符号の説明】
1 センサ支持体、 2 基礎支持体、 3 センサ空洞、 4 底、 5 縁
、 6 センサ空洞底、 7 縦軸線、 8 薄板エレメント、 9 端面、
10 保持面、 11 プラスチックエレメント、 13 薄板枠、 14 表
面、 15 矢印、主流動方向、方向、 16 向流縁、 19 接着剤排除室
、 20 センサ基面、 21 測定エレメント、 22 支持面、 26 ス
ペーサ、 27 縦縁、 27′ 縦縁、 28 切り欠き、 28′ 切り欠
き、 29 接着剤ビード、 30 ダイヤフラム、 31 接点、 34 ピ
ン、 35 突出部、 36 ウェブ、 38 凹所、 39 すき間、 39
′ すき間、 41 電子的評価回路、 42 保護ゲル、 43 線、 44
隔壁、 45 仕切り壁、 46 カバー、 49 金属ストリップ、 53
成形工具、 54 開口、 55 中空室、 56 プラスチック、 58
方向、 59 矢印、 60 方向、 F 力
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ゲルハルト ヒュフトレ ドイツ連邦共和国 アスパッハ ヴァイア ーシュトラーセ 29 (72)発明者 マンフレート シュトロールマン ドイツ連邦共和国 カールスルーエ シュ ネッツラーシュトラーセ 9 (72)発明者 ライナー シャルト ドイツ連邦共和国 エスリンゲン イム ガウゲンマイアー 10 (72)発明者 ウーヴェ コンツェルマン ドイツ連邦共和国 アスペルク シュヴァ ルベンヴェーク 14 Fターム(参考) 2F035 AA02 EA03 EA08

Claims (32)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流動する媒体の質量、特に内燃機関の吸気質量、を測定する
    装置であって、センサ支持体を備え、このセンサ支持体は、基礎支持体と結合さ
    れた薄板エレメントを有しており、かつこのセンサ支持体に、流動する媒体内に
    取り付けられた測定エレメントが配置されている形式のものにおいて、センサ支
    持体(1)が更にプラスチックエレメント(11)を有しており、このプラスチ
    ックエレメントは薄板エレメント(8)を少なくとも大部分覆っていることを特
    徴とする、流動する媒体の質量を測定する装置。
  2. 【請求項2】 薄板エレメント(8)が枠(13)の形状を有しており、プ
    ラスチックエレメント(11)が薄板枠(13)を完全にあるいは部分的に被覆
    しており、かつ薄板枠(13)により取り囲まれた面が少なくとも大部分プラス
    チックエレメント(11)によって閉じられていることを特徴とする、請求項1
    記載の装置。
  3. 【請求項3】 薄板エレメント(8)が少なくとも1つの突出部(35)か
    ら成っていることを特徴とする、請求項1記載の装置。
  4. 【請求項4】 センサ支持体(1)が空気力学的に形成された、流動する媒
    体とは逆向きの、プラスチックから成る向流縁(16)を有していることを特徴
    とする、請求項1から3までのいずれか1項記載の装置。
  5. 【請求項5】 プラスチックエレメント(11)内にセンサ空洞底(6)を
    有するセンサ空洞(3)が設けられており、このセンサ空洞内に測定エレメント
    (21)が配置されており、その際センサ空洞(3)は測定エレメント(21)
    のための枠及び保持エレメントを形成していることを特徴とする、請求項1から
    4までのいずれか1項記載の装置。
  6. 【請求項6】 センサ支持体(1)が、主流動方向(15)のベクトルが測
    定エレメント(21)のセンサ範囲の平面内に位置し、あるいは小さな正又は負
    の角度でセンサ範囲の平面と交差しているように、成形されあるいは流動する媒
    体の主流動方向(15)に対して整向されていることを特徴とする、請求項1か
    ら5までのいずれか1項記載の装置。
  7. 【請求項7】 プラスチックエレメント(11)の、センサ空洞(3)があ
    る表面(14)が、基礎支持体(2)の底(4)とほぼ同じ高さに位置している
    ことを特徴とする、請求項5又は6記載の装置。
  8. 【請求項8】 プラスチックエレメント(11)の表面(14)の高さにお
    けるセンサ空洞(3)の寸法が、測定エレメント(21)の寸法とほぼ等しく、
    したがって測定エレメント(21)はセンサ空洞(3)内にぴったりと取り付け
    可能であり、媒体は測定エレメント(21)の下側でセンサ空洞内には、ほとん
    どあるいは全く流入しないことを特徴とする、請求項5又は7記載の装置。
  9. 【請求項9】 センサ空洞(3)が、互いに向き合う2つの縦縁(27,2
    7′)を有しており、測定エレメント’(21)の外周と縦縁(27,27′)
    との間には、数μmの大きさのすき間(39,39′)が形成されることを特徴
    とする、請求項8記載の装置。
  10. 【請求項10】 センサ空洞(3)の寸法が測定エレメント(21)の寸法
    と等しく、したがって測定エレメント(21)はプラスチックエレメント(11
    )の表面(14)に対して同一平面に位置していることを特徴とする、請求項8
    又は9記載の装置。
  11. 【請求項11】 プラスチックエレメント(11)の表面(14)上でセン
    サ空洞の外側において、センサ支持体(1)の端面(9)の範囲内に隔壁(44
    )が取り付けられていることを特徴とする、請求項8から10までのいずれか1
    項記載の装置。
  12. 【請求項12】 センサ空洞底(6)の縁範囲に凹所(38)が形成されて
    いることを特徴とする、請求項8から11までのいずれか1項記載の装置。
  13. 【請求項13】 測定エレメント(21)がセンサ空洞底(6)に接着され
    ていることを特徴とする、請求項8から12までのいずれか1項記載の装置。
  14. 【請求項14】 センサ空洞底(6)に少なくとも1つの通路の形の接着剤
    排除室(19)が形成されており、この接着剤排除室は、センサ支持体(1)の
    向流縁(16)に対して平行に延びるセンサ空洞底(6)の縦縁(27)から他
    方の縦縁(27′)にまで延びており、この接着剤排除室内に、測定エレメント
    (21)をセンサ支持体(1)のセンサ空洞(3)内に挿入する際に、センサ空
    洞(3)内に入れられている接着剤が逃げることができ、かつこの接着剤排除室
    はセンサ空洞底(6)を、接着剤がその上に塗られている支持面(22)と、測
    定エレメント(21)のダイヤフラム(30)の下側に位置しているセンサ基面
    (20)とに分割していることを特徴とする、請求項13記載の装置。
  15. 【請求項15】 センサ支持体(1)の向流縁(16)に対して平行に、あ
    るいはわずかに傾斜して延びる、センサ空洞(3)の2つの互いに向き合った縦
    縁(27,27′)に、支持面(22)の範囲において、それぞれ1つの切り欠
    き(28,28′)が形成されており、これらの切り欠きを通して、センサ空洞
    内に入れられた接着剤ビードが、測定エレメント(21)をセンサ空洞(3)内
    に挿入する際に、押し出され、したがって、測定エレメント(21)とセンサ空
    洞(3)の一方の縦縁(27)との間のすき間(39)、これに続く測定エレメ
    ント(21)と支持面(22)との間のすき間及びこれに続く測定エレメント(
    21)と他方の縦縁(27′)との間のすき間(39′)が接着剤ビード(29
    )の接着剤によって完全に閉じられることを特徴とする、請求項13又は14記
    載の装置。
  16. 【請求項16】 装置がカバー(46)を有しており、このカバーに仕切り
    壁(45)が結合されており、この仕切り壁は自由端部をもってプラスチックエ
    レメント(11)の表面(14)にまで延びており、かつセンサ空洞(3)の縦
    縁(27,27′)の切り欠き(28,28′)が仕切り壁(45)の方向に延
    びていて、この仕切り壁により少なくとも部分的に覆われることを特徴とする、
    請求項15記載の装置。
  17. 【請求項17】 センサ空洞(3)のセンサ空洞底(6)に、隆起部の形の
    単数又は複数のスペーサ(26)が設けられていることを特徴とする、請求項8
    から16までのいずれか1項記載の装置。
  18. 【請求項18】 隆起部の形の単数又は複数のスペーサ(26)が支持面(
    22)及び又はセンサ基面(20)の範囲に設けられていることを特徴とする、
    請求項17記載の装置。
  19. 【請求項19】 プラスチックエレメント11のプラスチックとして、液晶
    ポリマあるいは部分結晶質の芳香族熱塑性プラスチックのクラスのプラスチック
    を使用されていることを特徴とする、請求項1から18までのいずれか1項記載
    の装置。
  20. 【請求項20】 流動する媒体の質量、特に内燃機関の吸気質量、を測定す
    る、特に請求項1から19までのいずれか1項記載の装置であって、センサ支持
    体(1)を備え、このセンサ支持体は、基礎支持体(2)と結合された薄板エレ
    メント(8)を有しており、かつこのセンサ支持体に、流動する媒体内に取り付
    けられた測定エレメント(21)が配置されている形式のものを製作する方法に
    おいて、薄板エレメント(8)に、流動方向(15)に対して横方向に互いに平
    行に延び、それぞれ切り欠き(28,28′)が設けられている縦縁(27,2
    7′)とセンサ空洞底(6)とを有しているセンサ空洞(3)を備えたプラスチ
    ックエレメント(11)を取り付け、かつ、接着剤ビード(29)を一方の縦縁
    (27)の切り欠き(28)からセンサ空洞底(6)を経て他方の縦縁(27′
    )の向き合う切り欠き(28′)まで敷設することを特徴とする、流動する媒体
    の質量を測定する装置を製作する方法。
  21. 【請求項21】 流動する媒体の質量、特に内燃機関の吸気質量、を測定す
    る、特に請求項1から19までのいずれか1項記載の装置であって、センサ支持
    体(1)を備え、このセンサ支持体は、基礎支持体(2)と結合された薄板エレ
    メント(8)を有しており、かつこのセンサ支持体に、流動する媒体内に取り付
    けられた測定エレメント(21)が配置されている形式のものを製作する方法に
    おいて、まず、縁(5)から突出する金属ストリップ(49)を備えた基礎支持
    体(2)を製作し、次いで後続の方法ステップの1つにおいて、基礎支持体(2
    )の縁(5)から突出している金属ストリップ(49)を、薄板エレメント(8
    )を形成するために加工し、次いで後続の方法ステップの1つにおいて、プラス
    チックエレメント(11)を製作して、薄板エレメント(13)と結合すること
    を特徴とする、流動する媒体の質量を測定する装置を製作する方法。
  22. 【請求項22】 金属ストリップ(49)を加工する方法ステップとして、
    金属ストリップ(49)を、薄板枠(13)の形の薄板エレメント(8)を形成
    するために少なくとも1つの開口が形成されるように、加工することを特徴とす
    る、請求項21記載の方法。
  23. 【請求項23】 金属ストリップ(49)を加工する方法ステップとして、
    金属ストリップ(49)を、基礎支持体(2)から突出している少なくとも1つ
    の突出部(35)が生じるように、加工することを特徴とする、請求項21記載
    の方法。
  24. 【請求項24】 金属ストリップ(49)を加工する方法ステップとして、
    金属ストリップ(49)あるいは薄板エレメント(8,13,34,35)を基
    礎支持体(2)の所定の線(43)に沿って曲げて、基礎支持体(2)の底(4
    )の表面と薄板エレメント(8,13,34,35)の表面とが互いにずらされ
    て、曲げ領域の外側で互いに平行に延びるようにし、かつ、プラスチックエレメ
    ント(11)を、プラスチックエレメント(11)の表面(14)が底(4)の
    表面とほとんど同じ高さに位置しているように、取り付けることを特徴とする、
    請求項21から23までのいずれか1項記載の方法。
  25. 【請求項25】 プラスチックエレメント(11)を製作しかつプラスチッ
    クエレメント(11)と薄板エレメント(8,13,34,45)とを結合する
    方法ステップとして、プラスチックを適当な方法で薄板エレメント(8,13,
    34,35)に、プラスチックが取り付け後に薄板エレメント(8,13,34
    ,45)と結合されているように、取り付け、次いで薄板エレメント(8)を成
    形工具(53)内に挿入して、プラスチックをプラスチックエレメント(11)
    の形状に塑性変形させ、最後に薄板エレメント(8,13,34,45)とプラ
    スチックエレメント(11)とから形成されたセンサ支持体(1)を成形工具(
    53)から取り出すことを特徴とする、請求項21記載の方法。
  26. 【請求項26】 プラスチックエレメント(11)を製作しかつプラスチッ
    クエレメント(11)と薄板エレメント(13)とを結合する方法ステップとし
    て、薄板エレメント(8)を成形工具(53)内に挿入し、次いでプラスチック
    を適当な方法によって成形工具(53)内に挿入して、これにより、一面では薄
    板エレメント(8,13,34,45)と結合し、かつ他面では成形工具(53
    )によってプラスチックエレメント(11)の形状に成形し、最後に、薄板エレ
    メント(8,13,34,45)とプラスチックエレメント(11)とから形成
    されているセンサ支持体(1)を成形工具(53)から取り出すことを特徴とす
    る、請求項21記載の方法。
  27. 【請求項27】 プラスチックエレメント(11)を製作しかつプラスチッ
    クエレメント(11)と薄板エレメント(8,13,34,45)とを結合する
    方法ステップとして、内部に切り欠きを有するプラスチックエレメント(11)
    を製作し、次いで薄板エレメント(8,13,34,45)を該切り欠き内に差
    し込み、次いでプラスチックエレメント(11)と薄板エレメント(8,13,
    34,45)とを接着剤あるいは熱塑性変形によって互いに結合することを特徴
    とする、請求項21記載の方法。
  28. 【請求項28】 プラスチックエレメント(11)を製作しかつプラスチッ
    クエレメント(11)と薄板エレメント(13)とを結合する方法ステップとし
    て、プラスチックエレメント(11)を製作し、次いでプラスチックエレメント
    (11)の表面(14)を薄板エレメント(8,13,34,45)上におき、
    次いで薄板エレメントと接着するか、あるいは熱塑性変形によって結合すること
    を特徴とする、請求項21記載の方法。
  29. 【請求項29】 プラスチック(56)を薄板エレメント(8,13,34
    ,35)上に取り付けるために、渦焼結法あるいは浸漬け法あるいは静電式粉末
    スプレー法を使用することを特徴とする、請求項25記載の方法。
  30. 【請求項30】 プラスチックを成形工具(53)内に入れるために、プラ
    スチックスプレー法を使用することを特徴とする、請求項26記載の方法。
  31. 【請求項31】 薄板エレメント(8,13,34,35)を少なくとも1
    つの保持面(10)に、少なくとも1つのプランジャによって、プラスチックを
    取り付ける間の曲げ、あるいはプラスチックエレメント(11)の成形中の曲げ
    を回避するために、保持することを特徴とする、請求項25又は26記載の方法
  32. 【請求項32】 隔壁(44)をプラスチックエレメント(11)の成形中
    に製作するか、あるいは付加的な作業ステップでプラスチックエレメントに取り
    付けることを特徴とする、請求項25から31までのいずれか1項記載の方法。
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