JP2003504977A - アプリケーションを試験するための装置および方法 - Google Patents

アプリケーションを試験するための装置および方法

Info

Publication number
JP2003504977A
JP2003504977A JP2001510248A JP2001510248A JP2003504977A JP 2003504977 A JP2003504977 A JP 2003504977A JP 2001510248 A JP2001510248 A JP 2001510248A JP 2001510248 A JP2001510248 A JP 2001510248A JP 2003504977 A JP2003504977 A JP 2003504977A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
decoder
receiver
application
data
testing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001510248A
Other languages
English (en)
Inventor
リアオ,ホンタオ
マッソン,ブルーノ
ジェラルド モーリス ブークエ,ジャン−ベルナード
Original Assignee
カナル プラス ソシエテ アノニム
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by カナル プラス ソシエテ アノニム filed Critical カナル プラス ソシエテ アノニム
Publication of JP2003504977A publication Critical patent/JP2003504977A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F11/00Error detection; Error correction; Monitoring
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N17/00Diagnosis, testing or measuring for television systems or their details
    • H04N17/04Diagnosis, testing or measuring for television systems or their details for receivers
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F11/00Error detection; Error correction; Monitoring
    • G06F11/22Detection or location of defective computer hardware by testing during standby operation or during idle time, e.g. start-up testing
    • G06F11/26Functional testing
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F11/00Error detection; Error correction; Monitoring
    • G06F11/28Error detection; Error correction; Monitoring by checking the correct order of processing
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N17/00Diagnosis, testing or measuring for television systems or their details
    • H04N17/004Diagnosis, testing or measuring for television systems or their details for digital television systems

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Quality & Reliability (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)
  • Debugging And Monitoring (AREA)
  • Stored Programmes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 例えばテレビシステムなどの受信機/デコーダ用のアプリケーションを試験するための装置が開示され、該装置は受信機/デコーダの機能をシミュレートするための手段を含む。アプリケーションを編集および試験するための装置、および関連付けられたワークステーションも開示される。やはり開示されるのは、受信機/デコーダの機能がシミュレートされるアプリケーションを試験する方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、アプリケーションを試験するための装置および方法に関する。本発
明は、対話型テレビシステム用アプリケーションを作成、開発および試験する際
に使用するためのオーサリングツールに特に応用例がある。
【0002】
【従来の技術】
デジタルテレビシステムは、アナログ形式よりむしろデジタル形式で視聴者に
テレビチャネルを伝送する。該デジタルチャネルは送信機終端でデジタルデータ
ストリームに符号化され、デジタルセットトップボックス(DSTB)であるか
、あるいは統合型デジタルテレビのどちらかであってよいデジタルデコーダを使
用して受信機終端で復号される。対話性を可能とするために、アップリンクが、
テレビチャネルを送達する同じ媒体を介してか、あるいはそれ以外の場合電話リ
ンクなどの異なる媒体を介してのどちらかで提供されてよい。ここに使用される
ように、用語「デジタルテレビシステム」は、例えば、任意の衛星、地上、ケー
ブル、およびその他のシステムを含む。
【0003】 デジタルデコーダは、典型的には、アプリケーションとして知られているプロ
グラムがその上で実行してよいプロセッサを含む。アプリケーションの例は、番
組表、テレビショッピング、クイズ、ホームバンキング、および電話投票を含む
。このようなアプリケーションは、典型的には、ユーザがある特定のオプション
をその中から選択してよいテレビ画面上にメニューを表示する。選択の結果は、
適切な処置を講じることを可能とするために、アップリンクを介して伝送するこ
とができる。
【0004】 アプリケーションは、スマートカード読取り装置、グラフィックカード、赤外
線遠隔制御回路、キーボード、入出力ポートまたはモデムなどのハードウェアの
多様な部分と対話してよく、それらはテレビ信号が伝送される媒体からデータを
受信してもよい。アプリケションおよびハードウェア間にインタフェースを提供
するために、デバイスとして知られるソフトウェアモジュールが提供される。こ
のようなデバイスは、外部イベントおよび物理インタフェースの管理のために必
要な論理リソースから成り立つ。本発明の文脈の中では、単語「デバイス」は、
このようなソフトウェアモジュールを示すために使用される。
【0005】 加入者に提供されているサービスの数が急速に増加するに伴い、アプリケーシ
ョンを設計、作成、デバッグおよび試験することを可能にするオーサリングツー
ルに対する要求がある。
【0006】 既知のアプリケーションツールは、典型的には、Windows NT(登録 商標)またはUNIX(登録商標)ワークステーションなどのワークステーショ ン上でアプリケーションを開発できるようにする。アプリケーションが試験のた めに準備が完了すると、それはその全体としてDSTBなどのデジタルデコーダ にダウンロードされる。それからデジタルデコーダでのアプリケーションの性能 を試験することができる。この試験手順は扱いづらい場合がある。
【0007】 本発明によって、受信機/デコーダの機能をシミュレートするための手段を含
む、受信機/デコーダ用アプリケーションを試験するための装置が提供される。
【0008】 本発明は、受信機/デコーダおよび関連付けられたハードウェアがアプリケー
ションを試験するために提供される必要がないという優位点を提供する。本発明
は、アプリケーション開発者が、受信機/デコーダにアプリケーションをダウン
ロードしなくてもアプリケーションでの変更の結果を見ることができるという優
位点も提供する。
【0009】 ここに使用されている用語「受信機/デコーダ」は、なんらかの他の手段によ
って一斉送信または伝送されてよい、例えば、テレビ信号および/または無線信
号などの符号化されているか、あるいは符号化されていないかのどちらかの信号
を受信するための受信機を内包してよい。この用語はまた受信された信号を複合
するためのデコーダを内包してよい。このような受信機/デコーダの実施形態は
、例えば「セットトップボックス」などの受信された信号を復号するための受信
機と一体化したデコーダを含んでよく、このようなデコーダは物理的に別個の受
信機と組み合わされて機能するか、あるいはこのようなデコーダはウェブブラウ
ザ、ビデオレコーダまたはテレビなどの追加機能を含む。
【0010】 受信機/デコーダの機能をシミュレートするための手段は、例えば、受信機/
デコーダの該機能をシミュレートするようにプログラムされているプロセッサで
あってよい。
【0011】 装置は、アプリケーション開発者が、アプリケーションが、本物の受信機/デ
コーダでそれが実行される場合にどのように機能するのかを見ることができるよ
うにしてよいアプリケーションを実行するように適応されてよい。好ましくは、
装置は、第1プロセスでアプリケーションを実行し、第2プロセスで受信機/デ
コーダの機能をシミュレートするように適応される。これは、本物の受信機/デ
コーダ内で発生している非同期イベントを、アプリケーションが第1プロセスで
実行されている間に第2プロセスでシミュレートできるようにしてよい。第1プ
ロセスおよび第2プロセスは互いから独立してよく、同じプロセッサ上で実行さ
れてよい。装置は、さらに、第1プロセスと第2プロセス間のデータの受け渡し
を可能にするための区分化されたメモリを備えてよい。
【0012】 装置は、第1スレッド内でアプリケーションを実行し、第2スレッド内で受信
機/デコーダの機能をシミュレートするように適応されてよい。該第1スレッド
および第2スレッドは、単一のプロセスの部分を形成してよい。
【0013】 装置は、さらに第1スレッドと第2スレッド間でのデータの受け渡しを可能に
するための区分化されたメモリを備えてよい。
【0014】 受信機/デコーダの機能はソフトウェア内で少なくとも部分的にシミュレート
されてよく、その結果、その機能を生み出す受信機/デコーダ内のハードウェア
は提供される必要がない。しかしながら、装置が、受信機/デコーダ上のハード
ウェアに対応する、それが使用できるハードウェアを有する場合には、そのハー
ドウェアは受信機/デコーダの機能をシミュレートするために使用されてよく、
このようにして受信機/デコーダの機能は、受信機/デコーダ内のハードウェア
に対応するハードウェアを使用してシミュレートされてよい。
【0015】 装置は、受信機/デコーダ内のハードウェアの部分によって生成されるデータ
を表すデータを含むファイルを記憶するための記憶装置手段(記憶装置、例えば
、コンピュータメモリ、またはハードディスクなどのコンピュータ読取り可能媒
体)を備えてよい。これが、ハードウェアのその部分の機能をシミュレートでき
るようにしてよい。装置は、画面上での表示のために、受信機/デコーダの出力
をシミュレートする出力を生成するように適応されてもよい。これが、アプリケ
ーション開発者が、画面上で、アプリケーションの出力を、それが、例えばテレ
ビ画面上で表示されるにつれて見ることができるようにしてよい。装置は、さら
に、例えばハードウェアの部分から受信機/デコーダによって受信されるだろう
データを表すデータを、入力として受信するように適応されてもよい。ハードウ
ェアのこのような部分は、画面のウィンドウ内に表されてよい。例えば、遠隔制
御装置の場合、遠隔制御装置の表現は画面上のウィンドウ内に表示されてよく、
ユーザはアプリケーションを試験するために遠隔制御装置の該表現と対話してよ
い。このようにして、装置は、受信機/デコーダが対話してよいハードウェアの
部分を表す出力を、画面上での表示のために生成するように適応されてよい。
【0016】 発明は、アプリケーションを編集するためのエディタを含むアプリケーション
を編集、試験するための装置、および前述されたようにアプリケーションを試験
するための装置も提供する。用語「エディタ」が、アプリケーションを設計、作
成または改変するためのプログラムまたはその他のツールを含むことが理解され
るだろう。このようにして、アプリケーションを編集するためのエディタ、およ
びアプリケーションを試験するために受信機/デコーダの動作をシミュレートす
るためのシミュレータは、ワークステーションなどの同じ装置上に提供されてよ
い。
【0017】 エディタは、画面上での表示のために出力を生成するように適応されてよく、
受信機/デコーダの機能をシミュレートするための手段は、同じ画面上での表示
のために出力を生成するように適応されてよい。これが、アプリケーション開発
者が、アプリケーションを編集するために使用されるのと同じ画面でアプリケー
ションの出力を見ることができるようにしてよい。プロセッサは、エディタと、
受信機/デコーダの機能をシミュレートするための手段の両方を実行するための
プロセッサを備えてよい。受信機/デコーダの機能をシミュレートするための手
段は、エディタによって編集されたアプリケーションを実行するように適応され
てよい。
【0018】 前記の形のどれかを取る装置は、受信機/デコーダの機能が、少なくとも、例
えば遠隔制御装置、キーボード、またはモデムなどの通信装置からデータを受信
し、処理すること、ビデオデータを復号すること、ビデオ出力を生成すること、
放送信号に調和すること、スマートカードと通信すること、および好ましくは、
以下のデバイス、つまり遠隔制御装置、直列、並列、バス1394、モデム、ネ
ットワークスタック、クロック、キーボード、ポインタ、グラフィック、ピクチ
ャ、音声、ビデオ、サービス、ディスプレイ、SCTV、SCVCR、SCAU
X、電力、バックアップ、MLOAD,チューナ、およびスマートカードの少な
くとも1つの機能であるほどであってよい。
【0019】
【発明の開示】
本発明は、アプリケーションを編集するためのエディタ、受信機/デコーダの
機能をシミュレートするためのシミュレータ、および該エディタの出力および該
シミュレータの出力を表示するためのディスプレイを含むワークステーションも
提供する。
【0020】 ワークステーションのシミュレータは、エディタによって編集されたアプリケ
ーションを実行するために適応されてよい。シミュレータの出力は、ディスプレ
イのウィンドウ内に表示されてよい。アプリケーションにデータを入力するため
の入力装置は、ディスプレイのウィンドウでシミュレートされてよい。
【0021】 本発明の方法態様では、受信機/デコーダの機能をシミュレートすることを含
む、受信機/デコーダ用アプリケーションを試験する方法が提供される。
【0022】 方法は、さらに、アプリケーションを実行するステップを備えてよい。アプリ
ケーションは第1プロセスで実行されてよく、受信機/デコーダの機能は第2プ
ロセスで実行されてよい。第1プロセスおよび第2プロセスは互いから独立して
よい。第1プロセスおよび第2プロセスは同じプロセッサで実行されてもよい。
区分化されたメモリは、第1プロセスと第2プロセス間でデータを受け渡すため
に使用されてよい。
【0023】 方法においては、受信機/デコーダの機能は、少なくとも部分的にソフトウェ
ア内でシミュレートされてよい。受信機/デコーダの機能は、受信機/デコーダ
内のハードウェアに対応するハードウェアを使用してシミュレートされてよい。
【0024】 前記方法は、受信機/デコーダ内のハードウェアの部分によって生成されるデ
ータを表すためにシミュレーションファイルを使用するステップも備えてよい。
【0025】 前記方法は、受信機/デコーダの出力をシミュレートする出力を、画面上での
表示のために生成するステップも備えてよい。
【0026】 前記方法は、受信機/デコーダによって受信されるだろうデータを表すデータ
を、入力として受信するステップも備えてよい。
【0027】 本発明の方法態様では、アプリケーションを編集することを備え、さらにアプ
リケーションを試験する前記方法のどれかを含むアプリケーションを編集し、試
験する方法が提供されてよい。
【0028】 編集方法は、画面上での表示のために出力を生成してよく、試験方法は同画面
上での表示のために出力を生成してよい。編集方法および試験方法は、同じプロ
セッサ上で実行されてよい。試験方法は、編集方法により編集されたアプリケー
ションを試験してよい。
【0029】 発明は、その上に、前述された方法のどれかを実行するためのプログラムを記
憶したコンピュータ読取り可能媒体、および前述された方法のどれかを実行する
ためのプログラムを含むコンピュータプログラム製品も提供する。
【0030】
【発明を実施するための最良の形態】
本発明は、実質的には添付図面に関して記述されたような、および添付図面で
示されるような方法および装置も提供する。
【0031】 ある態様の特徴は、他の態様にも適用されてよい。同様に、方法特徴は、装置
態様に適用されてよく、逆もまた同じである。
【0032】 デジタルテレビシステムの概要は図1に図示されている。本発明は、圧縮済み
デジタル信号を伝送するために既知のMPEG−2圧縮システムを使用するおも
に従来のデジタルテレビシステム2を含む。さらに詳細には、放送センタ内のM
PEG−2圧縮器3は、デジタル信号ストリーム(典型的には、ビデオ信号のス
トリーム)を受信する。圧縮器3は、リンク機構5によってマルチプレクサおよ
びスクランブラ4に接続される。
【0033】 該マルチプレクサ4は、複数の追加入力信号を受信し、トランスポートストリ
ームをアセンブルし、言うまでもなく、電気通信リンクを含む多岐に渡る形を取
ることがあるリンク機構7を介して圧縮されたデジタル信号を放送センタの送信
機6に伝送する。送信機6は、電磁信号を、アップリンク8を介して衛星トラン
スポンダ9に向かって伝送し、そこでそれらの信号は電子的に処理され、概念上
のダウンリンク10を介して、エンドユーザにより所有または賃貸されている、
従来は放物面反射器の形を取る地球受信機12に一斉送信される。地上放送、ケ
ーブル伝送、結合された衛星/ケーブルリンク、電話網等のデータの伝送用のそ
れ以外のトランスポートチャネルが、言うまでもなく考えられる。
【0034】 受信機12によって受信される信号は、エンドユーザにより所有または賃貸さ
れ、エンドユーザのテレビセット14に接続されている統合型受信機/デコーダ
13に伝送される。受信機/デコーダ13は、圧縮済みのMPEG−2信号をテ
レビセット14用のテレビ信号に復号する。別個の受信機/デコーダが図1に図
示されているが、受信機/デコーダは、統合型デジタルテレビの一部であっても
よい。ここに使用されているように、用語「受信機/デコーダ」は、セットトッ
プボックスなどの別個の受信機/デコーダ、およびそこと統合された受信機/デ
コーダを有するテレビを含む。
【0035】 マルチチャンネル・システムでは、マルチプレクサ4は、沢山のパラレルソー
スから受け取ったオーディオおよびビデオ情報を処理し、トランスミッタ6とイ
ンタラクトして、これらの情報を対応する数のチャンネルを介して放送する。視
聴覚情報に加え、メッセージまたはアプリケーションまたは他の種類のデジタル
データを、該伝送されたデジタルオーディオおよびビデオ情報とインターレース
するこれらのチャンネルの一部または全てに導入することができる。
【0036】 条件付きアクセスシステム15は、マルチプレクサ4およびレシーバ/デコー
ダ13に接続され、その一部は放送センターに、および一部はデコーダに、配置
される。これによりエンドユーザは、1以上の放送提供者からのデジタルテレビ
放送にアクセスすることが可能である。商業的オファー(つまり、放送提供者に
より販売される1以上のテレビプログラム)に関連するメッセージを判読するこ
とができるスマートカードを、レシーバ/デコーダ13に挿入することができる
。デコーダ13およびスマートカードを用いて、エンドユーザは、購読形式また
は利用時支払い形式で、商業的オファーを購入することができる。
【0037】 先に記載したように、該システムにより伝送されたプログラムをマルチプレク
サ4でスクランブルし、所与のトランスミッションに入力された条件および暗号
化キーが、アクセス制御システム15により決定される。このようなスクランブ
ルデータの伝送は、料金制TVシステムの分野では公知である。典型的に、スク
ランブルされたデータはそのデータのスクランブル解除のための制御ワードと共
に伝送され、この制御ワード自体は、いわゆる利用キーにより暗号化され、暗号
化形式で伝送される。
【0038】 次に、スクランブルされたデータおよび暗号化制御ワードはデコーダ13によ
り受け取られる。このデコーダ13は、デコーダの中に挿入されたスマートカー
ド上に格納された利用キーの同等物にアクセスし、暗号化制御ワードを解読した
あと、この伝送されたデータをスクランブル解除する。料金を支払った加入者は
、例えば月々の放送EMM(権利管理メッセージ)の形で、暗号化された制御ワ
ードを解読するのに必要な利用キーを受け取り、こうしてその放送を見ることが
許される。
【0039】 またマルチプレクサ4およびレシーバ/デコーダ13にはインタラクティブシ
ステム16も接続されており、これも、一部は放送センターに、一部はデコーダ
に配置され、モデムバックチャンネル17を介してエンドユーザが様々なアプリ
ケーションとインタラクトできるようになっている。モデムバックチャンネルは
、条件付きアクセスシステム15で使用する通信のためにも使用することができ
る。インタラクティブシステムは、例えば視聴者がすぐにトランスミッションセ
ンターと通信して、特定のイベントを見たり、アプリケーションをダウンロード
したりする権利を要求することができるようにするために使用することができる
【0040】 図2は、本発明のデジタルテレビシステム1の対話型テレビシステム16の一
般的なアーキテクチャを示す。
【0041】 例えば、対話するシステム16により、エンドユーザは、画面上のカタログか
ら商品を購入し、オンデマンドでローカルニュースと天気図を調べ、そのテレビ
セットを通してゲームをプレイすることができる。
【0042】 対話型システム4000は、大まかに4つの主要な要素を含む。
【0043】 ・放送供給業者が、アプリケーションを作成、開発、デバッグおよび試験でき
るようにするための放送センタまたは他の場所にあるオーサリングツール400
4 ・放送供給業者が、アプリケーションおよびデータを、エンドユーザに一斉送
信されるMPEG−2トランスポートストリーム(典型的にはその私用セクショ
ン)の中へ挿入するためのマルチプレクサおよびスクランブラ4への送達用に、
アプリケーションおよびデータを作成、認証およびフォーマットできるようにす
るために、オーサリングツール4004に接続される、放送センタにあるアプリ
ケーションおよびデータサーバ4006。
【0044】 ・エンドユーザがアプリケーションを受信し、認証し、復元し、実行のために
デコーダ13の作業メモリの中にロードできるようにするためにエンドユーザに
より所有または賃貸される受信機/デコーダ13内にインストールされた実行可
能コードである、実行時エンジン(RTE)4008を含む仮想機械。該エンジ
ン4008は、常駐する汎用アプリケーションも実行する。エンジン4008は
、ハードウェアおよびオペレーティングシステムから独立している。
【0045】 ・エンドユーザの要求により、サーバに、データおよびアプリケーションをM
PEG−2トランスポートストリームの中に挿入するように命令する信号をイネ
ーブルするための、受信機/デコーダ13とアプリケーションとデータサーバ4
006間のmodemedバックチャネル17。
【0046】 対話型テレビシステムは、受信機/デコーダの機能およびその中に含まれてい
る多様なデバイスを制御する「アプリケーション」を使用して動作する。アプリ
ケーションは、「リソースファイル」としてエンジン4008の中で表される。
「モジュール」は、リソースファイルおよびデータの集合である。受信機/デコ
ーダの「メモリボリューム」は、モジュール用の記憶空間である。モジュールは
、MPEG−2トランスポートストリームから受信機/デコーダ13へダウンロ
ードされてよい。
【0047】 図3を参照して、レシーバ/デコーダ13のエレメントまたはセット・トップ
・ボックスについて、以下に記載する。この図に記載されたエレメントは、機能
的ブロックとして説明される。
【0048】 デコーダ13には、関連するメモリエレメントを含んでおりシリアルインター
フェース21、パラレルインターフェース22、モデム23(図1のモデムバッ
クチャンネル17に接続されている)、および該デコーダのフロントパネル上の
スイッチコンタクト24から入力データを受け取るようアダプトされた中央処理
装置が備えられている。
【0049】 デコーダはさらに、制御装置26を介して赤外線遠隔制御装置25から入力を
受け取るようアダプトされ、また、銀行カードまたは加入者スマートカード29
、30をそれぞれ読み出すようにアダプトされた2つのスマートカード読取り装
置27、28を有する。加入者スマートカード読取り装置28は、挿入された定
期購読カード30および条件付きアクセス装置29に接触し、デマルチプレクサ
/デスクランブラ30に必要な制御ワードを供給して、暗号化された放送信号の
スクランブル解除を可能とする。またデコーダは、装置30によりフィルタリン
グおよび多重化解除される前に衛星通信を受け取り復調するための従来型チュー
ナー31および復調器32を備える。
【0050】 デコーダ内のデータ処理は、一般に、中央処理装置20により扱われる。図4
は、レシーバ/デコーダの中央処理装置20のソフトウェア・アーキテクチャを
示す。図4を参照すると、ソフトウェア・アーキテクチャは、実行時エンジン4
008、デバイスマネージャ4068、および1以上のアプリケーション405
6を実行するための複数のデバイス4062およびデバイスドライバ4066を
備える。
【0051】 本明細書中に使用される「アプリケーション」とは、好ましくはレシーバ/デ
コーダ13の高レベル機能を制御するためのコンピュータコードのピースである
。例えば、エンドユーザが遠隔制御装置25の焦点をテレビジョンセット14の
画面上に見えるボタンオブジェクトの上に配置して実行キーを押すと、そのボタ
ンに関連するインストラクション・シーケンスが実行される。
【0052】 インタラクティブアプリケーションはメニューを提案し、エンドユーザのリク
エストに応じてコマンドを実行し、そのアプリケーションの目的に関するデータ
を提供する。アプリケーションは、常駐アプリケーションである、つまりレシー
バ/デコーダ13のROM(またはFLASHまたは他の不揮発性メモリ)に格
納されるか、あるいは放送されてレシーバ/デコーダ13のRAMまたはFLA
SHメモリにダウンロードされることができる。
【0053】 アプリケーションは、レシーバ/デコーダ13内の記憶場所に格納され、リソ
ースファイルとして提示される。リソースファイルは、グラフィックオブジェク
ト記述ユニットファイル、変数ブロックユニットファイル、インストラクション
・シーケンスファイル、アプリケーションファイルおよびデータファイル(上記
特許明細書中により詳細に記載)を含む。
【0054】 レシーバ/デコーダは、RAM容量、FLASH容量およびROM容量に分か
れたメモリを含むが、この物理的な構成は、論理的構成とは異なる。メモリはさ
らに、様々なインターフェースに関連する複数のメモリ容量に分けられていても
良い。ある観点から見ると、メモリはハードウェアの一部とみなすことができる
が、他の観点から見ると、メモリはハードウェアから離れて図示されたシステム
全体をサポートするまたは含むものとみなすことができる。
【0055】 中央処理装置20は、仮想マシン4007の一部を形成する実行時エンジン4
008の中央にあるものとみなすことができる。これは、片側(「高レベル」側
)がアプリケーションに、および反対側(「低レベル」側)が様々な中間論理ユ
ニット(以下に記載)を介して上記のように様々なポート(つまり、例えばシリ
アルインターフェース21、パラレルインターフェース22、モデム23および
制御装置26)を備えたレシーバ/デコーダハードウェア4061に接続されて
いる。
【0056】 図4を特に参照すると、様々なアプリケーション4057が仮想マシン400
7に接続されており、より一般的に使用されるアプリケーションの幾つかは、4
057で示されるように多少はそのシステム内に常駐させることができるが、幾
つかは、場合により例えばMPEGデータストリームまたは他のポートからシス
テム内にダウンロードされる。
【0057】 仮想マシン4007は、実行時エンジン4008以外に、幾つかの常駐ライブ
ラリ機能4006(ツールボックス4058を含む)を備える。このライブラリ
は、エンジン4008により使用されるC言語の補助機能を含む。これらは、デ
ータストラクチャーの圧縮、拡張、または比較、線画などのデータ操作を含む。
またライブラリ4006は、レシーバ/デコーダ13内のファームウェアについ
ての情報(例えばハードウェアおよびソフトウェアのバージョンの数および利用
可能なRAMスペース等)および新しいデバイス4062をダウンロードすると
きに使用されるファンクションを含む。ファンクションは、ライブラリの中にダ
ウンロードし、FLASHメモリまたはRAMメモリ内に格納することができる
【0058】 実行時エンジン4008はデバイスマネージャ4068に接続され、デバイス
マネージャ4068は複数のデバイスからなるセット4062に接続され、これ
らのデバイスセットはデバイスドライバ4060に接続され、デバイスドライバ
4060はポートまたはインターフェースに接続される。広い意味で、デバイス
ドライバは、論理インターフェースを画定するものとみなすことができるので、
2つの異なるデバイスドライバを物理的に同じポートに接続することができる。
デバイスは通常2以上のデバイスドライバに接続される。デバイスが単一のデバ
イスドライバに接続される場合、そのデバイスは通常、別のデバイスドライバを
必要としないように通信に必要な全機能を組みこむよう設計される。ある種類の
デバイスは、それらのデバイス同士の間で通信することができる。
【0059】 以下に記載されるように、デバイス4064から実行時エンジンまでの通信形
態には3形態ある。つまり、イベントキューのセットに送られるイベント、バッ
ファおよび変数により通信される。
【0060】 レシーバ/デコーダ13の各機能は、レシーバ/デコーダ13のソフトウェア
アーキテクチャの中のデバイス4062として表わされる。デバイスは、ローカ
ルデバイスまたはリモートデバイスのいずれあってもよい。ローカルデバイス4
064としては、スマートカード、SCARTコネクタ信号、モデム、シリアル
およびパラレルインターフェース、MPEGビデオおよびオーディオプレイヤー
およびMPEGセクションおよびテーブルマスクが挙げられる。遠隔位置におい
て実行されるリモートデバイス4066は、ポートおよび手続きが、レシーバ/
デコーダの製造業者により提供および設計されるデバイスおよびデバイスドライ
バではなくシステム権利または設計者により定義されなければならないという点
において、ローカルデバイスとは異なる。
【0061】 実行時エンジン4008は、マイクロプロセッサおよび一般のアプリケーショ
ン・プログラム・インターフェースの制御下で動作する。これらは、全てのレシ
ーバ/デコーダ13がアプリケーション上では同じであるように、全てのレシー
バ/デコーダ13内にインストールされている。
【0062】 実行時エンジン4008は、レシーバ/デコーダ13上でアプリケーション4
056を走らせる。実行時エンジン4008は、インタラクティブアプリケーシ
ョン4056を実行し、レシーバ/デコーダ13の外部からイベントを受け取り
、グラフィックおよびテキストを表示し、サービスのためのデバイスを呼出し、
エンジン4008に接続されたライブラリ4006の機能を使用して特定の計算
を行う。
【0063】 実行時エンジン4008は、各レシーバ/デコーダ13内にインストールされ
た実行可能コードであり、アプリケーションおよび解釈および実行するためのイ
ンタプリタを含む。エンジン4008は、シングルタスク・オペレーティングシ
ステム(MS−DOS等)を含む任意のオペレーティングシステムに適応可能で
ある。エンジン4008は、プロセスシーケンサ・ユニット(様々な動作を行う
ためのキーボタン等の様々なイベントを取る)に基づき、異なるハードウェア・
インターフェースからのイベントキューを管理するためにそれ自身のスケジュー
ラを含む。またエンジン4008は、グラフィックおよびテキストの表示を操作
する。プロセスシーケンサ・ユニットは、動作グループのセットを含む。各イベ
ントは、そのイベントの特性に従ってプロセスシーケンサ・ユニットをそのカレ
ントの動作グループから他の動作グループに移動させ、新しい動作グループの動
作を実行する。
【0064】 エンジン4008は、アプリケーション4056をレシーバ/デコーダメモリ
にロードおよびダウンロードするためのコードローダを備える。最適に使用でき
るように、必要なコードをRAMまたはFLASHメモリにロードする。ダウン
ロードされたデータは、アプリケーション4056の変更または許可されていな
いアプリケーションの実行を防ぐために、認証機構により照合される。エンジン
4008はさらに、圧縮解除装置を備える。スペースの節約のため、およびMP
EGストリームからのもしくは内蔵型レシーバ/デコーダモードを介した高速ダ
ウンロードのために、アプリケーションコード(中間コード形式)は圧縮されて
いるため、RAMにロードする前に該コードの圧縮を解除しなければならない。
またエンジン4008は、アプリケーションコードを解釈して様々な変数値に更
新しステータスの変化を決定するためのインタープリタ、およびエラーチェッカ
ーも備える。
【0065】 任意のデバイス4062のサービスを使用する前に、プログラム(アプリケー
ションのインストラクションシーケンス等)は、「クライアント」、つまりデバ
イス4062またはデバイスマネージャ4068への論理的なアクセス道として
宣言されなければならない。該マネージャは、該クライアントにクライアント番
号を与え、この番号は、その装置への全てのアクセスにおいて参照される。デバ
イス4062は幾つかのクライアントを有することができ、各デバイス4062
のクライアントの数は、その装置4062のタイプによって規定される。クライ
アントは手続き「デバイス:チャンネルを開く(Device: Open C
hannel)」により、デバイス4062に誘導される。この手続きによりク
ライアントにクライアント番号が割り当てられる。クライアントは、手続き「デ
バイス:チャンネルを閉じる(Device: Close Channel)
」によりデバイスマネージャ4068のクライアントリストから取り出されるこ
とができる。
【0066】 デバイスマネージャ4068により提供されるデバイス4062へのアクセス
は、同期アクセスまたは非同期アクセスのいずれであってもよい。同期アクセス
の場合、手続き「デバイス:呼出し(Device: Call)」が使用され
る。これは、すぐに利用可能なデータまたは所望の応答を待たない機能へのアク
セス手段である。非同期アクセスの場合、手続き「デバイスI/O(Devic
e: I/O)」が使用される。これは、応答(例えばマルチプレックスを見つ
けるための走査チューナー周波数など)を待たないデータ、またはMPEGスト
リームからテーブルを取り戻さないデータへのアクセス手段である。リクエスト
された結果が利用可能である場合、イベントがエンジンのキューの中に入れられ
、その到着を知らせる。さらなる手続き「デバイス:イベント(Device:
Event)」は、予期せぬイベントを管理する手段を提供する。
【0067】 実行時エンジンのメインループは様々なプロセスシーケンサ・ユニットに接続
されており、このメインループが適切なイベントに出会うと、該プロセスシーケ
ンサ・ユニットのうちの1つに制御が臨時に送られる。
【0068】 前述されたように、オーサリングツール4004は、アプリケーションを設計
、作成、試験およびデバッグできるようにするために提供される。オーサリング
ツールは、Windows NT、Windows(登録商標) 95またはW indows 98を実行するパーソナルコンピュータ(PC)またはUNIX 機械などのワークステーション(WS)、あるいは任意のそれ以外のオペレーテ ィングシステムを実行するワークステーション上で実行され、アプリケーション を構成するリソースファイルおよびデータファイルを作成し、編集するために使 用される。図5を参照すると、ワークステーション200は、画面210、コン ピュータ212、キーボード214およびマウス216を含む。コンピュータ2 12は、このようなコンピュータ内で従来であるハードウェアおよびソフトウェ アのその他の部分だけではなく、プロセッサ218、メモリ220、ハードディ スク222、入出力(I/O)ポート224も備える。
【0069】 ワークステーション200で実行するオーサリングツール4004の概要は、
図6に図示される。オーサリングツール4004は、アプリケーションを構成す
る多様なファイルを作成し、編集するためのエディタ410、エディタ410に
よる使用のために既存のファイルを記憶するライブラリ412、エディタ410
によって作成されたファイルを、図4の仮想機械4007などの仮想機械が理解
できる中間言語にコンパイルするためのコンパイラ414、および後述されるよ
うに、アプリケーションを試験し、デバッグするために受信機/デコーダの動作
をシミュレートするために使用されるシミュレータ100を含む。
【0070】 アプリケーションは、仮想機械用に設計された中間言語で作成された命令を含
むリソースファイル、およびオプションで、アプリケーションにより使用されな
ければならないデータを含むデータファイルを含む。アプリケーションは、以下
の種類のリソースファイルの1つまたは複数を備えてよい。 モジュールファイル−アプリケーションのエントリポイントを定義する. ・パネルファイル−画面を定義する ・クラスファイル−アプリケーションによって使用されるデータを定義する ・スクリプトファイル−アプリケーションの動作を定義する データファイルの例は以下の通りである。
【0071】 ・アイコンライブラリファイル−これらは、80×64ピクセルという最大サ
イズまで1ピクセルあたり4ビットのビットマップの集合体を含む。これらのア
イコンは、ボタンまたは装飾としてパネルにより使用されることが可能である。
【0072】 ・画像−これらのファイルは、16色を出す1ピクセルあたり4ビットの任意
のサイズの単一ビットマップを含む。この種の画像は、典型的にはパネルに対す
る背景として使用される。
【0073】 ・カラーテーブル−これらは、モジュールが画面上に表示できる色を定義する
ために使用される。
【0074】 ・ユーザデータファイル−これらのファイルは、アプリケーションによる使用
のためにユーザによって定義される。それらは、ASCIIテキストファイルま
たはバイナリデータファイルである。
【0075】 使用中、アプリケーション開発者は、ライブラリ412の中に記憶される既存
ファイルを利用し、エディタ410を使用して、自分のアプリケーション用にカ
スタマイズされるファイルを作成する。編集されているファイルはワークステー
ション画面210上に表示され、変更はキーボード214およびマウス216を
使用して入力される。ファイルは多様な方法で表示されてよい。例えば、グラフ
ィックファイルは、画面上でグラフィックスとして表示されてよいが、リソース
ファイルの場合、ファイル中のコードが表示されてよいか、あるいはコードの全
体的な構造またはアーキテクチャの表現が表示されてよい。
【0076】 アプリケーションは、いったん作成されると、コンパイラ414によって、仮
想機械が理解できる中間言語に変換される。
【0077】 アプリケーションを試験するために、ワークステーションは、受信機/デコー
ダの動作をシミュレートするシミュレータ100を備え、その結果、アプリケー
ションは本物の受信機/デコーダにダウンロードされることなくワークステーシ
ョン200上で試験できる。これが、アプリケーションを即座に試験できるよう
にし、受信機/デコーダおよび関連付けられたハードウェアを提供するニーズを
回避する。
【0078】 図7を参照すると、シミュレータ100の主要モジュールとは、シミュレート
された仮想機械101、シミュレートされたデバイスマネージャ102、シミュ
レートされたWSデバイスモジュール104,106、シミュレートされた非W
S−デバイスモジュール108、110、シミュレートされたグラフィックライ
ブラリ112、(例えば、デバッグのために使用されてよい、トレースメッセー
ジを出力するために使用される)シミュレートされたトレースポート114、(
ワークステーション画面上で遠隔制御装置をエミュレートする)シミュレートさ
れた遠隔制御モジュール116、(ワークステーション画面上で画像を表示する
ことによりテレビをエミュレートする)シミュレートされたTVウィンドウ11
8、(やはりワークステーション画面上でトレースメッセージを表示する)シミ
ュレートされたトレースビューワ120、(やはりデジタルデコーダ内で見つけ
られるワークステーションに属するハードウェアの部分である)WSリソース1
22、および(ワークステーション上では見つけられないハードウェアの動作を
シミュレートするデータを含む)シミュレーションファイル124,126であ
る。アプリケーションスクリプト128は、それが試験することが所望されるア
プリケーションコードである。
【0079】 シミュレートされた仮想機械101は、アプイケーションコード128をロー
ドし、実行する。それは、中間言語で書かれているアプリケーションコードの命
令を、シミュレートされたデバイスマネージャ102によって、および/または
WSによって理解できる固有の命令に変換する。
【0080】 シミュレートされたデバイスマネージャ102は、アプリケーション128用
のさまざまな周辺機器への一様なアクセスモードを保証する。それは、アプリケ
ーションが、多様なシミュレートされた周辺機器へ、および多様なシミュレート
された周辺機器からデータを同期して、および非同期で送受するための手段を提
供する。デバイスマネージャ102は、仮想機械101に提供されるライブラリ
という形で実現される。それはインタフェースモジュール、メモリ制御モジュー
ルおよびコマンドおよびデータをデバイスに送信するため、ならびにデバイスに
よって送信されるデータを同期して受信するための(例えば、プロセス間の)通
信を可能にするシステムモジュールから成り立つ。
【0081】 デバイスモジュール104から110は、受信機/デコーダ内でデバイスの動
作をシミュレートする。WSデバイスモジュール104、106のケースでは、
デバイスによって管理されるハードウェアが、本物の受信機/デコーダ内とワー
クステーション200内の両方に存在する。このようなデバイスの例は、クロッ
ク、直列ポート、並列ポート、モデム等である。ハードウェアはワークステーシ
ョン上に存在するので、ハードウェアの部分の動作をシミュレートするよりむし
ろ、実際のワークステーションハードウェアが使用できる。ハードウェアにアク
セスしないデバイスはこのカテゴリに該当する。非WSデバイス108、110
は、ワークステーションに存在しないハードウェアの部分を管理するデバイスを
シミュレートする。このようなデバイスの例は、チューナ、デマルチプレクサ(
demu×)、スマートカード読取り装置、フラッシュメモリ等である。対応す
るハードウェアはワークステーション上に存在しないので、ハードウェアの動作
もシミュレートしなければならない。シミュレーションを実現する方法は、デバ
イスの動作に依存する。つまり、一般的には、それは、シミュレーションファイ
ル124、126などの特定のファイル内に記憶されているデータを使用して実
現される。
【0082】 Windows NT、Windows 95、Windows 98、Wi
ndows 2000、Solaris、LINUX、BeOS、Ne×tSt
ep等の他の種類の環境が使用できることは理解されるだろうが、シミュレータ
の特定の例が、ここでUNIXワークステーションに関して説明されるだろう。
【0083】 図8を参照すると、シミュレートされたデバイスマネージャ102は、インタ
フェースに、ライブラリ、ダイナミックメモリリソースを制御するメモリ制御モ
ジュール152、およびコマンドとデータのデバイスへの伝送とデバイスにより
発せられるデータの同期受信用のプロセス間通信(IPC)モジュール154の
形を取るシミュレートされた仮想機械を提供するデバイスマネージャモジュール
150を含む。データのこれらの交換に必要なメモリ空間の地域化は、シミュレ
ートされたデバイスマネージャ102によって特定のゾーンに構成される、区分
化されたメモリ156によって提供される。メモリの一部は、メモリ空間の動的
な割当ておよび解放のためにデバイスマネージャ102によって構成されてよい
【0084】 区分化されたメモリ156の役割とは、UNIX環境においてプロセス間で情
報の交換を可能にするだけではなく、デジタルデコーダの実メモリ空間を表すこ
とでもある。メモリは、4つの主要な領域に分けられる。
【0085】 ・メモリの制御のためにデバイスマネージャによって使用されるGMP(区分
化されたメモリ制御)領域158 ・シミュレータにより生成される共用領域160 ・デバイスマネージャとは無関係に動的に生成される仮想機械管理領域162 ・私用区分が割り当てられる、やはり仮想機械によって生成される静的な領域
158 メモリのバッファへの分離、およびバッファの割当て、解放およびロックはシ
ミュレータの管理下にある。
【0086】 図8を参照すると、シミュレータの動作の第1例が示される。VMスレッド1
70、デバイスマネージャ150、メモリ制御モジュール152およびプロセス
間通信モジュール154を実行する主要なスレッドが作成される。シミュレート
されたデバイス180、182,184とのダイアログは、UNIXソケット1
86および188を介して非接続モードで起こる。前記に注記されたように、デ
バイスとのデータの同期交換は、「Device:Call(デバイス:呼出し
)」プロシジャを使用起こるが、非同期交換は「Device:I/O(デバイ
ス:入出力)」を使用起こる。「Device:Call」または「Devic
e:I/O」プロシジャが呼び出されると、仮想機械101は、データの交換の
ために、シミュレートされたデバイスマネージャ102に、区分化されたメモリ
156内に割り当てられているデータバッファのアドレスを伝送する。デバイス
マネージャ102は、アドレスを管理している。つまり、それが区分化されたメ
モリの外側にある場合、デバイスマネージャは区分化されたメモリ内で空間を割
り当て、必要なデータをこの空間内にコピーする。それから、デバイスマネージ
ャは、適切なシミュレートされたデバイスへの受け渡しのためにイベント待ち行
列の中にコマンドメッセージを入れる。
【0087】 シミュレートされたデバイス180、182、184は、シミュレートされた
仮想機械100のプロセスとは完全に無関係であるプロセス内で実行する。デバ
イスプロセスはデバイスの第1開放で開始され、最後のクライアントの閉鎖時に
破壊される。仮想機械は、デバイスの私用メモリ空間を使用することによって、
あるいは区分化されたメモリを介してのどちらかによってデバイスにデータを伝
送する。デバイスは、デバイスマネージャによって割り当てられるメモリを介し
てのみ仮想機械にデータを伝送できる。非同期イベントだけではなく、受信され
るコマンドメッセージのすべてまたはそれに対するデバイスの応答のすべても、
2つのソケットを使用する。ソケット186は、仮想機械との同期通信専用であ
るが、ソケット188はデバイスの非同期応答専用である。
【0088】 シミュレートされたデバイス180、182、184は、それぞれがプロシジ
ャと関連付けられるコマンドのグループとデバイスを見なすことができるように
するプロシジャのライブラリから成り立つ。デバイスは、受信されたコマンドメ
ッセージを復号し、関連付けられたプロシジャを呼び出す。プロシジャは、本物
のDSTB内のハードウェアに同等であるワークステーション内にハードウェア
に、あるいはそれ以外の場合、本物のDSTBの動作をシミュレートするデータ
を含むシミュレーションファイルアクセスするかのどちらかである。それから、
ハードウェアからの応答、またはシミュレーションファイル内のデータが、区分
化されたメモリを介して仮想機械に戻される。
【0089】 デバイスから発するイベントの非同期受信のシミュレーションを得るために、
非同期受信スレッド(スレッドIO)172はメインスレッド内で作成される。
このスレッドの役割は、コマンドに応えて多様なシミュレートされたデバイスに
よって送信されたイベントとデータを受信することである。受信されたイベント
は、その到着順でリスト内に保たれてから、仮想機械によって提供されるプロシ
ジャの管理下で仮想機械101に送信される。
【0090】 図9は、シミュレータのソフトウェアレイアウトを概略して示す。仮想機械1
01は絵バイスマネージャ102と対話する。デバイスマネージャ102から多
様なデバイス190から197へのコマンドの転送は、プロシジャ「devic
e:call」301、「device I/O」302、および「devic
e event(デバイスイベント)」303、ソケットトランスポートプロト
コル304、通信マネージャ305、マルチクライアントマネージャ306およ
びディスパッチデバイスコマンドマネージャ307を介して起こる。メモリプー
ルマネージャ310は共有メモリ312を管理し、構成リソース313、クライ
アントリソース314、デバイスリソース315、FIFO(先入れ先出しメモ
リ)リソース316、および共用/私用割り当て子317用に共有メモリ内で空
間を割り当てる。前述されたように、共有メモリは、データをメインスレッドと
デバイス間で転送できるようにする。イベントマネージャ320は、デバイス1
90〜197から発する非同期イベントを取り扱う。
【0091】 別の好ましい実施形態では、デバイスシミュレータは、Windows NT
環境で動作する。この実施形態では、デバイスは、前述されたUNIX実施形態
においてでのように別個のプログラムとしてよりむしろ、動的リンクライブラリ
として実現される。NT環境では、IPCモジュールはない。両方のインプリメ
ンテーションで、コマンドマネージャは、アプリケーションからシミュレートさ
れたデバイスへの伝送を担当し、イベントマネージャはシミュレートされたデバ
イスからアプリケーションへのイベントの伝送の責任を負う。
【0092】 図10を参照すると、シミュレータの第2例が、ここで提供される。動作は、
第1例の動作にいくつかの点で類似している。しかしながら、第1例と比較して
、相違点は、仮想機械450およびシミュレートされたデバイス451と425
が単一のプロセス453で実行するという点である。該単一のプロセス453は
、例えば、UNIXプロセスであってよい。単一プロセス453の内側では、シ
ミュレートされたデバイスマネージャ455およびシミュレータ構成モジュール
456とともに、仮想機械スレッド450を実行するシステムスレッド454が
作成される。
【0093】 シミュレートされたデバイス451(デバイスX)とのダイアログは、第1ラ
イブラリ459内に備えられるデバイスX関数を458で呼び出すことにより、
仮想機械450内で開始される。デバイスX関数は、スレッド457がデバイス
X451をシミュレートするために460で要求を生成する。同様にして、シミ
ュレートされたデバイス452(デバイスY)とのダイアログは、第2ライブラ
リ462内に備えられるデバイスY関数を461で呼び出すことにより開始され
る。デバイスY関数は、スレッド464がデバイスY452をシミュレートする
ために463で要求を生成した。
【0094】 デバイス関数の呼出しは、例えば、仮想機械スレッド内で以下のように実現さ
れてよい。
【0095】 Thread_vm Device_Call0 デバイスDの関数Fのアドレスを取得する 関数Fを呼び出す 関数F0 関数コードを実行する 関数Fの最後 Device_Callの最後 デバイス451と452のシミュレーションが、イベント管理者467に、4
65と466で伝送される仮想機械450用のイベントを生成する。
【0096】 イベント管理者467は、以下を可能にするモジュールである。
【0097】 ・システムスレッド454内の仮想機械が、デバイスにより生成されるイベン
トを受信する ・デバイススレッド457と464が、仮想機械450用のイベントを発する ・シミュレータが、リスト内に保たれるイベントの削除を管理する 仮想機械450によって処理されるのを待機している(wating to
the treated)イベントは、連鎖リスト内で管理される。つまり、リ
スト中の各イベントが次のイベントでのポインタを含む。リストの始まりは、所
定のポインタで特定される。
【0098】 それから、イベントは468で仮想機械450に提出される。これは、構成に
応じて、仮想機械450を中断し、イベントを投稿するイベント管理者467に
よって、あるいはイベント管理者467でイベントを取得する仮想機械450自
体によってのどちらかで実現されてよい。
【0099】 デバイスX関数とY関数は、それぞれ関係するデバイスにとって特定であるラ
イブラリ459と462内に備えられる。関数の呼出しは、関数表によって実行
される。
【0100】 デバイスのシミュレーションは、特定のデバイスのニーズにカスタマイズされ
てよい。例えば、複数のスレッドにある特定のデバイスをシミュレートするよう
に要求することが可能だろう。大部分のケースでは、デバイスは、背景タスクと
してその他のシミュレートされた機能から受け取られる要求を取り扱う1つのス
レッドを使用してシミュレートされる。
【0101】 シミュレータ100の動作を示すために、テレビ画面上での表示のために画像
がどのようにして本物のDSTBで作成されるのかの例が図11に図示される。
画像は、背景層350、ビデオ層352、静止画層354、グラフィック層35
6、およびポインタ層358という5つの層に分割される。ポインタ層は、静止
画層等の上に重ね合わされるグラフィック層上に重ね合わされる。視聴者が、一
番上の層だけよりむしろ、すべての層の混合を見ることができるようにするため
に、透過性係数が層内の各ピクセルに割り当てられる。層は透過性係数が0の時
不透明であり、透過性係数が1の時、東名である。多くの場合、透過性係数が層
の各ピクセルに割り当てられ、例外は、(その下に層がないため)背景層、透過
性係数が、ビデオが再生される領域(層の残りは透明である)に大局的であるビ
デオ層、およびポインタが不透明であり、層の残りが透明であるポインタ層であ
る。
【0102】 ポインタ層、グラフィックス層、および背景層は、アプリケーション360に
より生成されるが、ビデオ層および静止画層はMPEGデコーダ362を介して
伝送済みデジタル信号から生じる。多様な層は、図3のグラフィックプロセッサ
36の一部であるミキサー364で混合される。該ミキサーは、5つの層の混合
を実施するハードウェアチップから成り立つ。任意の時点で、アプリケーション
は、(許されるときには)層ごとに透過性係数を変更できる。これを行うために
は、ビデオ層に関しては、アプリケーションがVIDEO(ビデオ)デバイスコ
マンドを呼出し、静止画層に関しては、アプリケーションがPICTURE(ピ
クチャ)デバイスコマンドを呼出し、グラフィック層に関しては、アプリケーシ
ョンがGRAPHIC(グラフィック)ライブラリ関数を呼び出す。混合された
画像は、ユーザのテレビセット366に表示される。
【0103】 図11に示されている状況をシミュレートするために、多様なデバイスおよび
アプリケーションが対話する関連付けられたハードウェアが、ワークステーショ
ン上でのソフトウェアシミュレーションで置換される。このようにして、多様な
画像層を混合するソフトウェアミキサーが提供される。それから、該このように
して混合される画像は、別個のテレビ画面よりむしろ、ワークステーションの画
面上に表示される。このようにして、アプリケーション設計者は、DSTBにア
プリケーションをダウンロードしなくても、自分のアプリケーションの動作を試
験できる。
【0104】 シミュレータ100では、前述された混合機能は、LAYERS(層)ライブ
ラリと呼ばれる低水準ライブラリを使用して実現される。画面にじかに書き込む
よりむしろ、多様な層の混合をシミュレートするために、各モジュールはLAY
ERSライブラリを呼び出す。画面コンテンツを修正するモジュールは、変更す
るための領域の位置、サイズ、コンテンツおよび透過性係数を修正し、この情報
をLAYERSライブラリに提供する。LAYERSライブラリは、それぞれ背
景層、ビデオ層、静止画層およびグラフィック層用の4つのメモリブロックを管
理する。層内の領域が修正されるたびに、LAYERSライブラリは、他の層の
コンテンツおよびその透過性係数を考慮に入れて、結果として生じる画面領域を
計算する。ビデオシーケンスを表示するとき、この作業は新しい画像ごとに(再
生するファイルに応じて毎秒あたりの画像数)繰り返される。層領域を混合する
ために使用されるアルゴリズムは、このようにして、滑らかなビデオ再生を得る
ために可能な限り最適化される。
【0105】 各層は、各ピクセルに値の集合が割り当てられるピクセルマップによって管理
される。1つの例では、静止画層およびグラフィック層に関しては、各ピクセル
に32ビットが割り当てられる。つまり、色、赤、緑、および青のそれぞれに8
ビット、透過性レベルに6ビット、および2個の予約ビットであうが、背景層に
は24ビットが使用される。シミュレートされなければならないTV規格に応じ
て、これはPAL規格の場合、720×576×4=1,658,880バイト
、NTSC規格の場合、720×48×4=1,382,400バイトを与える
【0106】 ポインタ層は一番上の層であり、透過性係数はポインタに適用されるため、混
合をポインタ層に適用するニーズはない。ポインタ形状は、システム標準機構に
よって管理できる。
【0107】 シミュレータでは、本物のMPEGデコーダを使用するよりむしろ、本物のM
PEGデコーダの出力に典型的なデータを含むファイルが提供される。これらの
ファイルは、本物のMPEGデコーダから生じたデータを記憶することによって
、またはシミュレーションファイルを使用することによってのどちらかで作成さ
れてよい。シミュレーションファイルは、字幕などの一定の特徴を有するために
生成されたファイルである。
【0108】 図12は、シミュレートされた受信機/デコーダで実行されているアプリケー
ションが、どのようにしてワークステーション画面上に表示されるのかの例を示
す。図示される例では、アプリケーションがビデオデバイスの試験を実行中であ
る。ワークステーション画面上のTVウィンドウは、それが本物のテレビ画面で
表示されるのと同じ方法でアプリケーションの出力を表示するために使用される
。図12では、TVウィンドウは、総ワークステーション画面の0.75%に縮
小される。
【0109】 シミュレータで実行されているアプリケーションの別の例が、図13に示され
る。この例は、ビデオ層の上に重ね合わされる、サッカー選手の画像を含むグラ
フィック層とともに、ビデオ層を示す。グラフィック層は、数多くの透明なピク
セスを有し、その結果ビデオ層がサッカー選手の頭を通して見られる。
【0110】 ここで、Windows NTおよびUNIXワークステーション上の特定の
デバイスのシミュレーションのインプリメンテーションの追加の例が示される。
【0111】 WSデバイス 直列 直列デバイスは、アプリケーションが、直列リンクを介して(例えば、RS2
32規格を使用して)任意の種類の装置と通信できるようにする。このデバイス
は、UNIX/NTシステムの標準APIを使用してシミュレートされる。それ
は、ワークステーションの直列ポートを通した通信を可能にする。
【0112】 並列 並列デバイスは、アプリケーションが、並列リンクを介して(例えば、IEE
E1284規格を使用して)通信できるようにする。このデバイスは、UNIX
/NTシステムの標準APIを使用してシミュレートされる。それは、ワークス
テーションの並列ポートを通した通信を可能にする。
【0113】 BUS_1394 このデバイスは、アプリケーションが、IEC1883規格を使用する高性能
直列バスを介して任意の種類の装置と通信できるようにする。このデバイスは、
1394バスにアクセスを提供する拡張ボードを使用してシミュレートされる。
【0114】 UNIMODEM このデバイスは、アプリケーションが、(例えば、HAYES規格を使用して
)内蔵モデムまたは外付けモデムを制御できるようにする。このデバイスは、U
NIX/NTシステムの標準APIを使用して実現される。それは、ワークステ
ーションの実際の直列ポートを通した外付けモデムの、または(システムによっ
て許されている場合には)仮想直列ポートを通した内蔵モデムの制御を可能にす
る。
【0115】 ネットワーク このデバイスは、アプリケーションが、ネットワークスタックを構成、使用で
きるようにする。TCP、UDP、IP、PPP等の複数のプロトコルがサポー
トされている。スタックがいったん構成されると、デバイスはアプリケーション
にBSD状のソケットインタフェースを提供し、それがTCP接続を開放し、U
DPデータグラムを送受し、マルチキャストグループを接合する等ができるよう
にする。
【0116】 デバイスは、構成部分と通信部分の2つの部分に分けることができる。構成は
システムブート時だけに起こることができるため、構成部分はUNIX/NTシ
ステムで実現することはできない。このようにして、この部分はシミュレーショ
ンにすぎない。現在、構成コマンドに対するネットワークデバイスはハードコー
ド化されているが、それらは後に「構成」ファイルでコード化されてよい。通信
部分は、UNIX/NTシステムのAPIの規格を使用して実現される。それは
、BSDソケットを使用してその他の装置との通信を可能にする。
【0117】 クロック このデバイスは、アプリケーションが、リアルタイムクロックにアクセスでき
るようにする。アプリケーションは日付と時刻の情報を取得、設定し、目覚まし
警報をプログラムすることができる。このデバイスは、UNIX/NTシステム
の標準APIを使用して実現される。
【0118】 キーボード このデバイスは、アプリケーションが、(使用可能な場合)キーボードデバイ
スを構成し、キーボードイベントおよび遠隔制御イベントを受信できるようにす
る。このデバイスは、UNIX/NTシステムの標準APIを使用して実現され
る。遠隔制御デバイスは、システムメッセージをキーボードデバイスに送信する
遠隔制御ソフトウェアモジュールを使用してシミュレートされる。それらは同じ
ように通信できない(セットトップボックスの場合、赤外線、ワークステーショ
ンの場合、ケーブル)が、デコーダおよびワークステーションのキーボードデバ
イスは類似している。
【0119】 ポインタ このデバイスは、アプリケーションが、(使用可能な場合)ポインタ(マウス
)デバイスを構成し、ポインタイベント(マウス移動、ボタンクリック等)を受
信できるようにする。デバイスは、X−Windows/Windowsシステ
ムの標準APIを使用して実現される。ポインタデバイスは、ポインタが異なる
形状を取ることができる画面内の領域を画定する。これらの領域はポインタ画面
層に属する。
【0120】 グラフィック このデバイスは、アプリケーションが、JPEG,MPEG,GIFおよびP
NGなどのさまざまなフォーマットから出現する画像を復元できるようにする。
アプリケーションは、メモリバッファの集合の中に圧縮された画像を提供し、デ
バイスはバッファの別の集合に復元された画像を戻す。画像は、固定または動画
であってよい。画像バッファは、通常、MLOADデバイスのおかげでロードさ
れるDVBセクションから出現する。このデバイスはハードウェアのどの部分に
もアクセスしない。それはシステムAPIを必要としない。
【0121】 このデバイスで復元される画像を表示するために、アプリケーションはグラフ
ィックライブラリ関数を使用する。このライブラリは、グラフィック画面層のコ
ンテンツだけを修正する。
【0122】 非WSデバイス ピクチャ このデバイスは、グラフィックデバイスと同じ復元サービスを提供する。しか
しながら、このデバイスで復元される画像を表示するために、アプリケーション
はピクチャデバイス自体を使用する。デバイスは、背景層およびMPEG画像層
のコンテンツを修正する。
【0123】 音声 このデバイスは、アプリケーションが、セットトップボックスの音声チップを
プログラムできるようにする。デバイスは、音声ストリームを再生し、音声パラ
メータ(prologic、ステレオ等)を変更することができる。デバイスは
、UNIX/Windowsシステムの標準APIを使用して実現される。ター
ゲットシステムによって許されているときだけ、システム音声パラメータ変更が
使用できる。
【0124】 ビデオ このデバイスは、アプリケーションがMPEG圧縮解除チップをプログラムす
る事を可能とする。このデバイスは、ビデオ画像位置、サイズ、ズーミング等を
変更することが出来る。MPEGチップは,SERVICEデバイスによって、
UNIX/NTワークステーション中でシミュレートされるソフトウエアである
ために、ビデオデバイスのジョブのみが新たなビデオ画像パラメータについてS
ERVICEデバイスに通報すべきである。
【0125】 サービス このデバイスは、そのPID(プログラム識別、例えばビデオ、音声、字幕ま
たはテレテックスPIDを指定することによって、アプリケーションが、指定さ
れたDVBサービス(例えば、TVチャネル)を選択できるようにする。それか
ら、デバイスは、処理(復元)され、再生されるために、各PIDデータフロー
を正しいハードウェアチップに向ける。
【0126】 サービスデバイスは、以下のようにしてUNIX/NTワークステーションで
シミュレートされる。サービスが選択されると、デバイスは、ビデオPIDを除
くすべてのPIDを無視する。それはこの後者のPIDを、ディスクファイル名
が記憶される事前に構成された表の中のエントリとして使用する。それらのファ
イルは、指定されたマルチメディアフォーマットからのデータを含む。サービス
はこれらのデータを独力で読み取り、再生するか、あるいはジョブを行うために
システム標準APIを使用するかのどちらかである。サービスデバイスは、画像
を表示するためのサイズ、位置およびズームのパラメータを決定するためにビデ
オデバイスによって提供される情報を使用する。
【0127】 このデバイスは、ビデオ画面層のコンテンツを修正する。ビデオ画像(コンテ
ンツ、位置およびサイズ)は1つづつ計算され、それぞれの結果として生じる画
像はビデオ画面層に表示される。
【0128】 ディスプレイ このデバイスは、アプリケーションが、端末の前でディスプレイを使用できる
ようにする。アプリケーションは、現在時刻または任意の私用メッセージの表示
を要求できる。UNIXシステムでのこのデバイスシミュレーションは、要求さ
れたメッセージを表示するために、TVウィンドウのステータスバーを使用する
【0129】 SCTV、SCVCR、SCAUX このデバイスは、アプリケーションが、それぞれ、TVセット、VCR、およ
び補助装置のSCARTアウトレットをチェックし、構成できるようにする。S
CTVコマンド、SCVCRコマンドおよびSCAUXコマンドに対する応答は
、ハードコード化されてよいか、あるいはそれらは「構成」ファイルの中でコー
ド化されてよい。
【0130】 電力 このデバイスは、セットトップボックスをスタンバイモードにし、電源投入に
ついての情報を検索するために使用される。デバイスシミュレーションは、アプ
リケーションが、すべてのデバイスを停止し、UNIX/Windowsプロセ
スを終了することができるようにする。
【0131】 バックアップ このデバイスは、アプリケーションが、EEPROMおよびフラッシュメモリ
を読み取り、書き込むことができるようにする。これらのハードウェアデバイス
は、不揮発性メモリに情報を記憶するために使用される。
【0132】 EEPROMおよびフラッシュメモリは、ディスクファイルに写像されたRA
M(揮発性)メモリのブロックを使用して、UNIX/Windowsシステム
でシミュレートされる。これが、アプリケーションに、EEPROMおよびフラ
ッシュをシミュレートする安定したメモリを提供する。停電が起きた場合、アプ
リケーションは、それらが安定したメモリに記憶されているかのように、ディス
クファイル内に記憶されるデータを検索できる。
【0133】 MLOAD このデバイスは、伝送されたデータストリームからDVBセクションをダウン
ロードするために使用される。アプリケーションは、ロードするためのセクショ
ンを含むPID(プログラムID)を提供し、ロードされたセクション数をアプ
リケーションに関心のあるセクションだけまで削減するためにフィルタリングす
る。
【0134】 シミュレーション環境では、ディスクファイルが、事前に構成された表内の各
PIDに割り当てられる。アプリケーションが指定されたPIDからセクション
ロードを開始するとき、デバイスは関連付けられたディスクファイルを開き、そ
れを周期的に読み取る。セクションがファイルからロードされるたびに、デバイ
スはフィルタリング基準をそれに適用する。セクションがフィルタを渡す場合、
それはアプリケーションに伝送される。
【0135】 アプリケーションの観点からは、デバイス動作は、セクションが一斉送信され
たビットストリームからロードされた場合と同じである。
【0136】 チューナ チューナデバイスは、セットトップボックスチューナについての情報を要求す
るため、チューナステータス(AGC、BER等)を読み取るため、および調整
パラメータを設定し、取得するために使用される。このデバイスは、周波数走査
動作も可能にする。
【0137】 シミュレーション環境では、このデバイスは、そのデータを、仮想アンテナを
記述するファイルから採取する。仮想アンテナで検出できるだろう各周波数は、
その特徴(速度記号、畳み込み符号、AGC、BER等)とともにファイル内に
登録される。
【0138】 周波数ごとに、MLOADデバイス(PIDデータ)のシミュレーションファ
イル用のディレクトリも登録される。このようにして、アプリケーションが異な
る周波数に調和する場合、ロード可能なPIDの集合は、実際のケースでのよう
に変化する。
【0139】 RCARD このデバイスは、(使用可能な場合)右スマートカード読取り装置と通信する
ために使用される。このデバイスは、一般的にはバンクカードに使用される。機
密保護上の理由のため、およびバンクカードコードとデータは保護されているた
め、このデバイスはシミュレートされない。
【0140】 LCARD このデバイスは、左スマートカード読取り装置と通信するために使用される。
このデバイスは、条件付アクセスシステムスマートカード用に使用される。機密
保護上の理由のため、およびCAカードコードとデータは保護されているため、
このデバイスはシミュレートされない。
【0141】 CA(条件付きアクセス) このデバイスは、アプリケーションが、条件付きアクセスシステムについての
情報を取得し、それを制御できるようにする。機密保護上の理由から、およびC
A機構は保護されているため、このデバイスはシミュレートされない。
【0142】 本発明が純粋に例証として前述され、詳細の修正が発明の範囲内で加えること
ができることが理解されるだろう。
【0143】 説明中に開示されるそれぞれの特徴、および(該当する場合)請求項と図面は
、独立して、あるいは適切な組み合わせで提供されてよい。
【0144】 クレーム中に出現する参照番号は図によってのみであり、請求項の範囲に制限
的な影響を及ぼさないものとする。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は典型的なデジタルテレビシステムのアーキテクチャを示す。
【図2】 図2は図1のデジタルテレビシステムの対話型システムのアーキテクチャを示
す。
【図3】 図3は図1のシステムの受信機/デコーダの構造の概略図を示す。
【図4】 図4は受信機/デコーダの層化アーキテクチャの機能ブロック図を示す。
【図5】 図5はアプリケーションオーサリングツールを実行するためのワークステーシ
ョンを示す。
【図6】 図6はオーサリングツールの主要な要素を示す。
【図7】 図7は本発明の実施形態によるシミュレータの主要モジュールを示す。
【図8】 図8はシミュレータの動作の概略図示である。
【図9a】 図9aはシミュレータの動作の概略図示である。
【図9b】 図9bは図9aの続きである。
【図10】 図10はシミュレータの動作の第2例の表記である。
【図11】 図11は画像が受信機/デコーダによって出力用にどのようにして作成される
のかの一例を示す。
【図12】 図12はシミュレート済みの受信機/デコーダで実行されているアプリケーシ
ョンの例を示す。
【図13】 図13はシミュレート済みの受信機/デコーダで実行されているアプリケーシ
ョンの例を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ,UG ,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD, RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM,AT, AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,C H,CN,CR,CU,CZ,DE,DK,DM,DZ ,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM, HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,KE,K G,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT ,LU,LV,MA,MD,MG,MK,MN,MW, MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,S D,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR ,TT,TZ,UA,UG,US,UZ,VN,YU, ZA,ZW (72)発明者 ブークエ,ジャン−ベルナード ジェラル ド モーリス フランス国 エフ−92270 ボイス−コロ ンバス リュ ビクター フーゴ 132 Fターム(参考) 5B042 GA13 GA23 GB02 HH06 HH07 5C061 BB01 CC05 EE21

Claims (32)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信機/デコーダの機能をシミュレートするための手段を含
    む、受信機/デコーダ用アプリケーションを試験するための装置。
  2. 【請求項2】 前記装置がアプリケーションを実行するように適応される、
    請求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】 前記装置が、第1プロセスでアプリケーションを実行し、第
    2プロセスで受信機/デコーダの機能をシミュレートするように適応される、請
    求項1または2に記載の装置。
  4. 【請求項4】 第1および第2プロセスが互いから独立している、請求項3
    に記載の装置。
  5. 【請求項5】 第1プロセスおよび第2プロセスが同じプロセッサ上で実行
    する、請求項3または4に記載の装置。
  6. 【請求項6】 さらに、第1プロセスと第2プロセス間でのデータの受け渡
    しを可能にするための区分化されたメモリを含む、請求項3から5のいずれかに
    記載の装置。
  7. 【請求項7】 前記装置は、第1スレッドでアプリケーションを実行し、第
    2スレッドで受信機/デコーダの機能をシミュレートするように適応される、請
    求項1または2に記載の装置。
  8. 【請求項8】 第1スレッドおよび第2スレッドが、単一プロセスの部分を
    形成する、請求項7に記載の装置。
  9. 【請求項9】 さらに、第1スレッドと第2スレッドの間でのデータの受け
    渡しを可能にするために区分化されたメモリを含む、請求項7または8に記載の
    装置。
  10. 【請求項10】 受信機/デコーダの機能が少なくとも部分的にソフトウェ
    ア内でシミュレートされる、前記請求項のいずれかに記載の装置。
  11. 【請求項11】 受信機/デコーダの機能が、受信機/デコーダ内のハード
    ウェアに対応するハードウェアを使用してシミュレートされる、前記請求項のい
    ずれかに記載の装置。
  12. 【請求項12】 受信機/デコーダ内のハードウェアの部分によって生成さ
    れるデータを表すデータを含むファイルを記憶するための記憶装置手段を含む、
    前記請求項のいずれかに記載の装置。
  13. 【請求項13】 前記装置が、画面での表示のために、受信機/デコーダの
    出力をシミュレートする出力を生成するように適応される、前記請求項のいずれ
    かに記載の装置。
  14. 【請求項14】 前記装置が、受信機/デコーダによって受信されるだろう
    データを表すデータを入力として受信するように適応される、前記請求項のいず
    れかに記載の装置。
  15. 【請求項15】 前記装置が、受信機/デコーダが対話してよいハードウェ
    アの部分を表す出力を、画面上での表示のために生成するように適応される、前
    記請求項のいずれかに記載の装置。
  16. 【請求項16】 アプリケーションを編集するためのエディタ、および前記
    請求項のどれかに従ってアプリケーションを試験するための装置を含む、アプリ
    ケーションを編集、試験するための装置。
  17. 【請求項17】 エディタが画面上での表示のために出力を生成するように
    適応され、受信機/デコーダの機能をシミュレートするための手段が、同画面上
    での表示のために出力を生成するように適応される、請求項16に記載の装置。
  18. 【請求項18】 エディタと、受信機/デコーダの機能をシミュレートする
    ための手段の両方を実行するためのプロセッサを含む、請求項16または17に
    記載の装置。
  19. 【請求項19】 受信機/デコーダの機能をシミュレートするための手段が
    、エディタによって編集されたアプリケーションを実行するように適応される、
    請求項16から18のいずれかに記載の装置。
  20. 【請求項20】 受信機/デコーダの機能が、少なくとも、入力データを、
    例えば遠隔制御装置、キーボードまたはモデムなどの通信装置から受信し、処理
    すること、ビデオデータを複合すること、ビデオ出力を生成すること、放送信号
    に調和すること、スマートカードと通信すること、および好ましくは、以下のデ
    バイス、つまり遠隔制御装置、直列、並列、バス1394、モデム、ネットワー
    クスタック、クロック、キーボード、ポインタ、グラフィック、ピクチャ、音声
    、ビデオ、サービス、ディスプレイ、SCTV,SCVCR,SCAUX、電力
    、バックアップ、MLOAD,チューナおよびスマートカードの少なくとも1つ
    の機能の内の1つである、前記請求項のいずれかに記載の装置。
  21. 【請求項21】 アプリケーションを編集するためのエディタ、受信機/デ
    コーダの機能をシミュレートするためのシミュレータ、およびエディタの出力と
    シミュレータの出力を表示するためのディスプレイを含むワークステーション。
  22. 【請求項22】 シミュレータが、エディタによって編集されたアプリケー
    ションを実行するように適応される、請求項21に記載のワークステーション。
  23. 【請求項23】 シミュレータの出力が、ディスプレイのウィンドウ内に表
    示される、請求項21または22に記載のワークステーション。
  24. 【請求項24】 データをアプリケーションに入力するための入力装置が、
    ディスプレイのウィンドウ内でシミュレートされる、請求項21から23のいず
    れかに記載のワークステーション。
  25. 【請求項25】 受信機/デコーダの機能をシミュレートすることを含む、
    受信機/デコーダ用のアプリケーションを試験する方法。
  26. 【請求項26】 アプリケーションを編集することを備え、さらに請求項2
    5に記載のアプリケーションを試験する方法を含むアプリケーションを編集、試
    験する方法。
  27. 【請求項27】 請求項25または26の方法を実施するためにプログラム
    をその上に記憶したコンピュータ読取り可能媒体。
  28. 【請求項28】 受信機/デコーダ用のアプリケーションを試験する方法を
    実施するためのプログラムをその上に記憶した、該方法が受信機/デコーダの機
    能をシミュレートすることを含む、コンピュータ読取り可能媒体。
  29. 【請求項29】 請求項25または26の方法を実施するためのプログラム
    を含むコンピュータプログラム製品。
  30. 【請求項30】 受信機/デコーダ用のアプリケーションを試験する方法を
    実施するためのプログラムを備え、該方法がさらに受信機/デコーダの機能をシ
    ミュレートすることを含む、コンピュータプログラム製品。
  31. 【請求項31】 添付図面に関して、および添付図面に示されるように、こ
    こに実質的に説明されるように受信機/デコーダ用のアプリケーションを試験す
    る方法。
  32. 【請求項32】 添付図面に関して、および添付図面に示されるように、こ
    こに実質的に説明されるように受信機/デコーダ用のアプリケーションを試験す
    るための装置。
JP2001510248A 1999-07-09 2000-06-12 アプリケーションを試験するための装置および方法 Pending JP2003504977A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP99401744.0 1999-07-09
EP99401744A EP1067806A1 (en) 1999-07-09 1999-07-09 Apparatus for and method of testing applications
PCT/IB2000/000836 WO2001005162A1 (en) 1999-07-09 2000-06-12 Apparatus for and method of testing software applications

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003504977A true JP2003504977A (ja) 2003-02-04

Family

ID=8242048

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001510248A Pending JP2003504977A (ja) 1999-07-09 2000-06-12 アプリケーションを試験するための装置および方法

Country Status (12)

Country Link
EP (2) EP1067806A1 (ja)
JP (1) JP2003504977A (ja)
KR (1) KR20020035561A (ja)
CN (1) CN1373970A (ja)
AU (1) AU5240600A (ja)
CA (1) CA2377789A1 (ja)
CZ (1) CZ200287A3 (ja)
NO (1) NO20020025L (ja)
PL (1) PL362901A1 (ja)
TR (1) TR200200006T2 (ja)
WO (1) WO2001005162A1 (ja)
ZA (1) ZA200200269B (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007514993A (ja) * 2003-11-13 2007-06-07 クゥアルコム・インコーポレイテッド 計算装置においてデバイスを動的にシミュレートするためのシステム及び方法
KR101248821B1 (ko) * 2010-12-22 2013-04-03 주식회사 케이티 아이피티브이 단말에 이용되는 위젯을 위한 에뮬레이터 제공 시스템 및 방법
JP2016208461A (ja) * 2015-04-28 2016-12-08 日本放送協会 処理装置、プログラムおよびデータ構造

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8589142B2 (en) * 2005-06-29 2013-11-19 Qualcomm Incorporated Visual debugging system for 3D user interface program
US8385193B2 (en) 2005-10-18 2013-02-26 Qualcomm Incorporated Method and apparatus for admission control of data in a mesh network
US20070203682A1 (en) * 2006-02-28 2007-08-30 Microsoft Corporation External display simulator
CN104866420B (zh) * 2015-04-27 2018-11-02 深圳市祈锦通信技术有限公司 一种精确记录的手机软件测试方法

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61216417A (ja) * 1985-03-22 1986-09-26 利昌工業株式会社 コンデンサ
US5659793A (en) * 1994-12-22 1997-08-19 Bell Atlantic Video Services, Inc. Authoring tools for multimedia application development and network delivery
US5654751A (en) * 1995-05-31 1997-08-05 Bell Atlantic Network Services, Inc. Testing jig and method of testing video using testing jig
BR9714599A (pt) * 1997-03-21 2002-09-10 Canal Plus Sa Desenvolvimento de sistema de controle de televisão ou rádio
IL131947A0 (en) * 1997-03-21 2001-03-19 Canal Plus Sa Data processing system

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007514993A (ja) * 2003-11-13 2007-06-07 クゥアルコム・インコーポレイテッド 計算装置においてデバイスを動的にシミュレートするためのシステム及び方法
US7877247B2 (en) 2003-11-13 2011-01-25 Qualcomm Incorporated System and method for dynamically simulating devices at a computing device
KR101248821B1 (ko) * 2010-12-22 2013-04-03 주식회사 케이티 아이피티브이 단말에 이용되는 위젯을 위한 에뮬레이터 제공 시스템 및 방법
JP2016208461A (ja) * 2015-04-28 2016-12-08 日本放送協会 処理装置、プログラムおよびデータ構造

Also Published As

Publication number Publication date
CN1373970A (zh) 2002-10-09
NO20020025D0 (no) 2002-01-03
CZ200287A3 (cs) 2002-06-12
EP1201090A1 (en) 2002-05-02
AU5240600A (en) 2001-01-30
PL362901A1 (en) 2004-11-02
EP1067806A1 (en) 2001-01-10
CA2377789A1 (en) 2001-01-18
ZA200200269B (en) 2003-03-26
TR200200006T2 (tr) 2002-06-21
KR20020035561A (ko) 2002-05-11
WO2001005162A1 (en) 2001-01-18
NO20020025L (no) 2002-03-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7039245B1 (en) Processing of digital picture data in a decoder
AU2002334278B2 (en) Method and apparatus for a receiver/decoder
EP1067458A1 (en) Running and testing applications
US7167820B2 (en) Apparatus for and method of testing applications
JP4549532B2 (ja) レシーバ/デコーダおよびビデオデータの処理方法
JP2003504977A (ja) アプリケーションを試験するための装置および方法
EP1067455A1 (en) Running and testing applications
MXPA00007900A (en) Processing of digital picture data in a decoder
MXPA00010628A (en) Receiver/decoder and method of processing video data
CZ20002999A3 (cs) Dekodér pro digitální audiovizuální vysílací systém a způsob zpracování digitálního obrazu