JP2003503077A - 昆虫給餌装置 - Google Patents

昆虫給餌装置

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JP2003503077A
JP2003503077A JP2001507287A JP2001507287A JP2003503077A JP 2003503077 A JP2003503077 A JP 2003503077A JP 2001507287 A JP2001507287 A JP 2001507287A JP 2001507287 A JP2001507287 A JP 2001507287A JP 2003503077 A JP2003503077 A JP 2003503077A
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liquid
reservoir
lid
bait
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JP2001507287A
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アミーリア、 エイチ. マジェロウスキ、
ブライアン、 ティー. デイヴィス、
トーマス ジャワースキ、
ジョナサン、 エヌ. マンデル、
メアリー、 ベス アダムズ、
ジェームズ、 ダブリュー. ヤンカー、
Original Assignee
エス.シー. ジョンソン アンド サン、インコーポレイテッド
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Abstract

(57)【要約】 開口とこの開口を密閉するための蓋を有し、貯蔵部に液状餌を封入して、液状餌(42)を収容する貯蔵部(40)と、貯蔵部(40)の蓋を開けて、貯蔵部の開口内に位置決めされる液体吸上装置が、貯蔵部(40)から、貯蔵部(40)の開口を通って、液状餌(42)を移動させる、穿孔器(160)と、この穿孔器(160)を移動させ、貯蔵部の蓋と接触させることによって、蓋に穴をあける、起動部材(80)と、を備え、殺虫剤も更に備える、昆虫給餌装置(10)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ゴキブリなどの昆虫の駆除(抑制)のための殺虫効果のある給餌装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】
餌を内部に塗った両端が開いた単純な筒状厚紙から、周辺開口によって接近可
能な中心が包囲された餌を有するより手の込んだ構造まで、這回型昆虫の昆虫を
抑制するための有毒な餌を収容する多くの装置が知られている。これらの昆虫抑
制装置は固定餌/有毒な調合物を収容するように構成されている。文脈において
「固体」は、流し込むことができない、接着糊、膠化体、強力な固体物質などを
意味する。例えば、米国特許第4,837,969号には、固体状餌を収容するのに適し
た昆虫給餌装置が開示されている。
【0003】 他の昆虫給餌装置は、液状餌/有毒な調合物を送出するように構成されている
。例えば、米国特許第5,033,229号には、ゴキブリが捜し求める液状の毒性餌溶
液の源を提供する不活性な昆虫、特に、ゴキブリの抑制のための餌装置が開示さ
れており、米国特許第5,501,033号には、液状の殺虫性餌の送出を垂直軸に沿っ
て制御する技術が開示されている。
【0004】 液状及び固体状の餌/有毒な調合物を送出するように構成された昆虫給餌装置
も知られている。米国特許第2,167,978号には、昆虫抑制粉末だけでなく貯蔵部
から所望の位置まで上方に吸上げられる液状の誘引剤を有する昆虫給餌装置が開
示されている。米国特許第5,339,563号には殺虫剤に隣接して配置される液体の
使用が開示されている。米国特許第5,749,168号には液状餌及び固体状餌を有す
る昆虫給餌装置が開示されている。
【0005】 水や液体を捜すとき這回型昆虫は固体状及び液状の有毒物質の両方を消費する
ことができるので、固体状の有毒な餌及び有毒な飲料を提供する昆虫給餌装置は
、非常に有効である。しかしながら、昨今入手可能な昆虫給餌装置は、運搬及び
保管の際に液状餌を密封する手段、昆虫給餌装置を作動させる際に液状餌を放出
する手段があまり便利ではない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
従って、運搬及び保管の際に液状餌を安全に密封し、昆虫給餌装置を作動させ
る際に液状餌の成分を活性化し、必要に応じて固体状餌を保持するための便利な
手段を提供する給餌装置が必要とされる。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前述の必要性は、液状餌を貯蔵部内に入れておくための開口及び前記開口を密
閉するための蓋を有し液状餌を収容する貯蔵部、前記貯蔵部の蓋を開けて前記貯
蔵部の開口内に位置決めされた液体吸上装置が前記貯蔵部からその開口を介して
前記液状餌を移動させる穿孔器、及び前記穿孔器を移動させ貯蔵部の蓋と接触さ
せることにより蓋に穴をあける起動部材、を備え、殺虫剤を更に備える昆虫給餌
装置によって、満たされる。
【0008】 従って、本発明の目的は、液状及び、必要に応じて固体状の餌も収容し、出荷
及び保管時には液状餌を安全に収容する手段を有する昆虫給餌装置を提供するこ
とである。
【0009】 本発明の特徴、態様、及び利点は、以下の詳細な記述、添付クレーム、及び添
付図面を考慮することによってより明確に理解されよう。
【0010】 図面は、必ずしも、実際の寸法ではなく、また、実施の形態は、時に、図形的
記号、想像線、概略的表示や、部分図によって図解されていることを理解すべき
である。本発明の理解する上に不必要な又は知覚困難な細部は省略されている場
合もある。本明細書中に示されている実施の形態に本発明が限定されるものでは
ないことを当然理解すべきである。
【0011】 図面の以下の記述において、図面の類似した又は同様の部分には、同様の参照
番号が付されている。
【0012】
【発明の実施の形態】
図1及び図2を参照すると、本発明による昆虫給餌装置の実施の形態が示され
ている。昆虫給餌装置10は、外壁22と、この外壁22から内方へ延びる僅か
な傾斜部分21と、この傾斜部分21から上方へ延びる円筒壁部36と、を有す
る基礎部20を含む。基礎部20の外壁22は、昆虫給餌装置10へのアクセス
を提供する開口28を有する。昆虫給餌装置10は、基礎部20の円筒壁36の
頂部に固定された円筒壁部35をも有する。円筒壁部35は、ユーザが昆虫給餌
装置10の内部を見ることを可能にする透明窓37を有していてもよい。昆虫給
餌装置10はまた、円筒壁部35の上部に圧入することができる起動部材80を
有する。起動部材80及び円筒壁部35は、起動部材80の頂面に圧力を加える
ことによって起動部材が円筒壁部35に対して下方移動することができるように
大きさが決められる。好ましくは、昆虫給餌装置10の構成部品は、ポリエチレ
ン又はポリプロピレンなどのポリマー材料から製造される。
【0013】 図3A及び図3Bを参照すると、図1及び図2の昆虫給餌装置10の内部が詳
細に示されている。基礎部20は、外壁22から内方へ離間配置された円筒形の
内壁24を有し、外壁22と内壁24との間で固体給餌室26を画定する。固体
給餌室26は、固体状餌34を有する。固体状餌34は、多数の固体状餌有毒組
成物のいずれか、好ましくは、遅死作用を有するものがよい。好ましい固体の毒
性餌の組成成分は、例えば、ホウ酸(2重量%で)、砂糖/コーン「スイートナ
ー(甘味料、Sweetener)」(15重量%で)、登録商標「レジェンドMK(Legend
MK)」で市販されている防腐剤(0.2重量%で)、カラギーナン(1.2重量
%で)、及び水(81.6重量%で)からなる。基礎部20の内壁24は、基礎
部20の内部領域内の液状餌収容タンク30も画定する。液状餌収容タンク30
は、床部131と、床部131から上方に延びる円錐形穿孔器160と、を有す
る。
【0014】 図3A及び図3Bに示される昆虫給餌装置10はまた、液状餌42を収容する
貯蔵部40を有する。液状餌42は、水性の毒性餌の組成物であるのがよく、好
ましくは、遅死作用を有するものがよい。好適な毒性餌の組成成分は、例えば、
9.5%のクロロピリフォス殺虫剤、5.0%のイソパラフィン炭化水素(沸点
:208℃乃至289℃)、1.0%のHLB−12乳化剤、10.0%のサッ
カロース、及び83.5%の水からなる。他の組成例としては、ホウ酸(2重量
%で)、砂糖/コーン「スイートナー(Sweetener)」(15重量%で)、ローム
&ハース社(Rohm&Haas)の登録商標レジェンドMK(Legend MK)」で市販されてい
る防腐剤(0.2重量%で)、及び水(82.8重量%で)からなる。殺虫剤及
び餌成分を含む他の水性組成物が使用されてもよい。
【0015】 貯蔵部40は、プラスチック材料から作られ、開口44内で終焉する本体4
3を有する。開口44は貯蔵部40内に液状餌42を含有するように蓋46で閉
じられている。蓋46は、貯蔵部40の開口44を密封するのに適した任意の材
料であってよい。しかしながら、蓋の材料は以下に示されるように穿孔器160
によって穴をあけることができなければならない。蓋46に適した材料には、薬
などの容器に用いられる安全シールとして汎用されているフォイル材料があげら
れる。図3A及び図3Bに示されるように、貯蔵部40は昆虫給餌装置10内に
上下反転して配置される。貯蔵部40の一端は、離間配置された取付けタブ81
間の起動部材80の底面84に当接するように配置されている。貯蔵部40の開
口44は、円筒形の内壁24の内面に対して滑り嵌めされる。図3Aに示される
ように、貯蔵部40の開口44は、密封された貯蔵部40を収納位置に収容する
ために内壁24の内面上の内側に向けられた突出部38a及び38bの間で位置
決めされる。
【0016】 貯蔵部40はまた、貯蔵部40の開口44内の位置決めされた液体移動装置1
48を有する。液体移動装置148は、毛管現象によって液体を移動させる毛管
路を有する部材であるか、又は、繊維芯等の多孔性の吸上材料から形成された本
体であってもよい。材料の本体を介して液体を吸上げるのに適した材料は数多い
。例えば、繊維質又は多孔性のポリマー材料は、液体を吸上げる。細孔、毛細管
、及びセルロース材料又はポリマーからなるラチス基質、を有するスポンジは全
て液体を表面へ吸上げる。本発明においては、セルロース、ポリオレフィン(例
えば、ポリエチレン及びポリプロピレン)、及びセラミック材料がウィッキング
(吸上)材料として好ましいとされる。
【0017】 図3Aは、任意の液状餌42が這回型昆虫に接近可能となる前の昆虫給餌装置
10を示す。図3Aに示される昆虫給餌装置の形状によって、ユーザによる起動
前に昆虫給餌装置10が移動されるときに任意の液状餌42が漏れたりこぼれた
りしないようになっている。昆虫給餌装置10を起動させて液状餌42及び固体
状餌34を這回型昆虫に接近可能にするため、図3Aに示されるように、ユーザ
は、起動部材80を「A」方向に押し下げる。ユーザが起動部材80を「A」方
向に押し下げると、起動部材80によって液体貯蔵部40が下方移動され、液状
餌収容槽30の床部131上の穿孔器160が蓋46に接触して、蓋46に穴が
開けられ、液状餌42が貯蔵部40から出てくる。液体移動装置148は、貯蔵
部40からの液状餌42の放出を制御する。図3Bに示されるように、液状餌4
2は、貯蔵部40の本体43、液体移動装置148、そして、貯蔵部40の開口
44を通って、移動する。液状餌42は、次に、穿孔器160の傾斜部を降りて
、液状餌収容槽30内に移動する。これにより、液状餌42は、基礎部22の外
壁22内の開口28と基礎部22の内壁24内の孔32に入る這回型昆虫に接近
可能となる。昆虫が液状餌収容槽30内の液状餌42に近づける可能性がすぐに
明らかで、昆虫は液体移動装置148から直接餌を摂ることもできる。これによ
り、昆虫が液体移動装置148に接近して餌を摂ることができる限り、液状餌収
容槽30内に液状餌42を置くことは本発明の必要条件ではない。
【0018】 図4を見ると、本発明による他の実施の形態の昆虫給餌装置210の内部が示
されている。基礎部220は、外壁22から内方に離間された円筒形内壁24を
有し、内壁24と外壁の間で固体状餌室26を画定する。固体状餌室26は上記
のように固体状餌34を含む。基礎部20の内壁24は基礎部220の内部領域
内の液状餌収容槽30も画定する。
【0019】 図4に示された昆虫給餌装置210も液状餌42を収容するための貯蔵部24
0を有する。貯蔵部240は、上方へ延出して開口244内で終焉する傾斜側面
を有する、本体243を備える。開口244は、貯蔵部240内に液状餌42を
含むように、上述されるように、好ましくは、フォイル材料で作られた蓋246
で閉じられている。図4に示されるように、貯蔵部240は、開口244が上向
きに開口し、貯蔵部240の底端部を液体餌収容槽30の床部に載せるように、
昆虫給餌装置210内に配置されている。貯蔵部240はまた液体移動装置24
8を有しており、この移動装置248は、芯などの毛管部材又は他の多孔性材料
で作られてもよい。液体移動装置248は貯蔵部240の開口244内に位置決
めされる。
【0020】 図4の昆虫給餌装置210は、液状餌42を貯蔵部240から液状餌収容槽3
0内へ放出するために使用される起動部材280も有する。起動部材280は、
起動部材の底面284から下方に延びる円錐形の突出部282を有する。芯など
の毛管部材又は他の多孔性材料からなる液体移動装置290がこの突出部282
を取り囲む。円筒形壁部286も底面284から下方へ延出し、液体移動装置2
90を取り囲む。
【0021】 図4は、起動部材280が貯蔵位置、即ち、液状餌42を貯蔵部240内に保
存しておく位置にあるときの昆虫給餌装置210を示す。昆虫給餌装置210を
起動させて液状餌42と固体状餌34を共に這回型昆虫に接近可能とするため、
図4に示されるように、ユーザは起動部材280を「A」方向に押し下げる。ユ
ーザが「A」方向に下向きの力を加えると、起動部材280は下方に移動して、
円錐形の突出部282が貯蔵部240の蓋246に穴をあけ、これによって液状
餌42が貯蔵部240から出てくる。液体移動装置248は、貯蔵部240の本
体243から、貯蔵部240の開口244を通って、毛管作用又は吸上作用によ
って、液状餌42を上方へ移動させる。図4に示されるように、液体移動装置2
48と流体的に連通している液体移動装置290は、液状餌42が貯蔵部240
の傾斜面を下り、液状餌収容槽30内に移動するように、液体移動装置248か
ら液状餌42を移動する。液状餌42は、起動部材280の円筒形壁部286の
開口287を通って、貯蔵部240の傾斜面を下りて、液状餌収容槽30内へ移
動することもできる。次に、液状餌42は、基礎部22の外壁22内の開口28
と基礎部22の内壁24内の孔32へ入る這回型昆虫に接近可能となる。昆虫が
液状餌収容槽30内の液状餌42に近づくことができることは既に明らかである
が、昆虫は液体移動装置248及び/又は液体液体移動装置装置290から直接
餌を摂ることもできる。これにより、昆虫が液体移動装置248及び/又は液体
液体移動装置装置290に接近して餌を摂ることができる限り、液状餌収容槽3
0内に液状餌42を置くことは、本発明の必要条件とはならない。
【0022】 図5を見ると、本発明の更に他の実施の形態の昆虫給餌装置310の内部が示
されている。基礎部320は、外壁22から内方に離間された円筒形の内壁24
を有し、外壁22と内壁24の間で固体状餌室26を画定する。固体状餌室26
は上述のように固体状餌34を含む。基礎部320の内壁24は基礎部320の
内部領域内で液状餌収容槽30も画定する。
【0023】 図5に示される昆虫給餌装置310は、液体餌42を収容するための貯蔵部3
40も有する。貯蔵部340は、上方へ延びて開口344内で終焉する傾斜面を
有する、本体343を備える。開口344は、貯蔵部340内に液状餌42を含
むように上述されるように好ましくはフォイル材料で作られた蓋346で閉じら
れている。図5に示されるように、貯蔵部340は、開口344が上向きに開口
し、貯蔵部340の底端部を液体餌収容槽30の床部に載せるように、昆虫給餌
装置310内に配置されている。貯蔵部340はまた、液体移動装置348を有
しており、この移動装置348は、芯などの毛管部材又は他の多孔性材料で作ら
れてもよい。液体移動装置348は貯蔵部340の開口344内に位置決めされ
る。
【0024】 図5の昆虫給餌装置310は、液状餌42を貯蔵部340から液状餌収容槽3
0内へ放出するために使用される起動部材380も有する。起動部材380は、
起動部材の底面384から下方に延出する円錐形の突出部382を有する。芯な
どの毛管部材又は他の多孔性材料からなる液体移動装置390がこの突出部38
2を取り囲む。円筒形壁部386も底面384から下方へ延在し、液体移動装置
390を取り囲む。
【0025】 図5は、起動部材380が貯蔵位置、即ち、貯蔵部340内に液状餌42を保
存しておく位置にあるときの昆虫給餌装置310を示す。昆虫給餌装置310を
起動させて液状餌42と固体状餌34を共に這回型昆虫に接近可能にするため、
図5に示されるように、ユーザは起動部材380を「A」方向に押し下げる。ユ
ーザが「A」方向に下向きの力を加えると、起動部材380は下方に移動して、
液体移動装置390が貯蔵部340の蓋346に穴をあけ、これによって、液状
餌42が貯蔵部340から出てくる。液体移動装置348は、貯蔵部340の本
体343から、貯蔵部340の開口344を通り、毛管作用又は吸上作用によっ
て、液状餌42を上方へ移動する。図5に示されるように、液体移動装置348
と流体的に連通している液体移動装置390は、次に、液状餌42が貯蔵部34
0の傾斜面を下り、液状餌収容槽30内に移動するように、液体移動装置348
から液状餌42を移動する。液状餌42は、起動部材380の円筒形壁部386
の開口387を通って、貯蔵部340の傾斜面を下りて、液状餌収容槽30内へ
移動することもできる。それから、液状餌42は、基礎部22の外壁22内の開
口28と基礎部22の内壁24内の孔32へ入る這回型昆虫に接近可能となる。
昆虫が液状餌収容槽30内の液状餌42に近づくことができる性質が明らかであ
り、昆虫は液体移動装置348及び/又は液体移動装置390から直接餌を摂る
こともできる。これにより、昆虫が液体移動装置348及び/又は液体移動装置
390に接近して餌を摂ることができる限り、液状餌収容槽30内に液状餌42
を置くことは、本発明の必要条件ではない。
【0026】 図6を見ると、本発明の他の実施の形態の昆虫給餌装置610の内部が示され
ている。基礎部620は、外壁22から内方に離間された円筒形の内壁24を有
し、外壁22と内壁24の間で固体状餌室26を画定する。固体状餌室26は上
述のように固体状餌34を含む。基礎部620の内壁24は、基礎部620の内
部領域内で液状餌収容槽30も画定する。
【0027】 図6に示される昆虫給餌装置610も液状餌42を収容する貯蔵部640を有
する。貯蔵部640は、液状餌42を収容するボトル660の第1の部分を囲僥
する第1セクション672と、このボトル660の第2の部分を囲僥する第2セ
クション674と、を有するハウジング670を備える。第1の壁673には、
ハウジング670を第1の第1セクション672と第2のセクション674に分
割する。ハウジング670の第2のセクション674は、貯蔵部640の開口を
画定する。穴676を有する第2の壁675は、ハウジング670の第2のセク
ション674を二つの部分に分割する。ボトル660は、ボトル660の第2の
部分を密封するためのキャップ662を有する。キャップ662は、以下に示さ
れるように、キャップ662を開くために使用することができる厚みが減少した
部分664を有する。ボトル660がハウジング670内に位置決めされると、
ボトル660の首が第1の壁673内の隙間を通って延びて、ボトル660の首
は、ハウジングの第2セクション674の第1の部分内に寝かせた状態で置かれ
る。第2の壁675の反対側には、液体移動装置648が配置され、この液体移
動装置648は、芯などの毛管部材又は他の多孔性材料で作られてもよい。
【0028】 図6の昆虫給餌装置610は、液状餌42を貯蔵部340から液状餌収容槽3
0内へ放出するために使用される起動部材680も有する。起動部材680は、
起動部材680の底面684から下方に延出する刃682を有する。図6は、起
動部材680が貯蔵位置、即ち、液状餌42を貯蔵部640内に保存しておく位
置にあるときの昆虫給餌装置610を示す。昆虫給餌装置610を起動させて液
状餌42と固体状餌34を共に這回型昆虫に接近可能にするため、図6に示され
るように、ユーザは起動部材680を「A」方向に押し下げる。ユーザが「A」
方向に下向きの力を加えると、起動部材680が下方移動し、キャップ662の
厚さ減少部分664を破断し、ボトル660のキャップ662が開かれ、これに
より、液状餌42が貯蔵部640から出てくる。液状餌42は、ハウジング67
0の第2の壁675内の穴676を通過し、液体移動装置648と接触する。液
体移動装置648は、ハウジング670の端部内の開口679を通って液状餌収
容槽30内へ毛管作用又は吸上作用によって液状餌42を移動する。これにより
、液状餌42は、基礎部22の外壁22内の開口28と基礎部22の内壁24内
の孔32へ入る這回型昆虫に接近可能となる。昆虫が液状餌収容槽30内の液状
餌42に近づくことができる性質が明らかで、昆虫は液体移動装置648から直
接餌を摂ることもできる。これにより、昆虫が液体移動装置648に接近して餌
を摂ることができる限り、液状餌収容槽30内に液状餌42を置くことは、本発
明の必要条件ではない。
【0029】 図7を見ると、本発明の他の実施の形態による昆虫給餌装置410の内部が示
されている。基礎部420は、外壁22から内方に離間された円筒形内壁24を
有し、内壁24と外壁22の間で固体状餌室26を画定する。固体状餌室26は
上記のように固体状餌34を含む。基礎部420の内壁24は、基礎部720の
内部領域内の液状餌収容槽30も画定する。
【0030】 図7に示された昆虫給餌装置410は、液状餌42を収容するための貯蔵部4
40も有する。貯蔵部440は、上方へ延出して開口端をもって終焉する。開口
端は、図7Bに詳細に示されるカバー・フランジ456によって部分的に密封さ
れる。カバー・フランジ456は、中央開口441とこの中央開口441から下
方へ延出する管450とを有する。管450の内面447には毛管路458が形
成されている。これらの毛管路458は、カバー・フランジ456の上面449
内にも提供される。これらの毛管路458は、管450の底端部からカバー・フ
ランジ456の端部461にわたって流路を提供する。カバー・フランジ456
は、管460が貯蔵部440内の液状餌42内に延出するように、図7に示され
るように貯蔵部440の開口端を覆うように適合する。カバー・フランジ456
の中央開口441は、上述のように、好ましくはフォイル材料から作られた蓋4
46によって密封される。図7に示されるように、貯蔵部440は、貯蔵部44
0が上向きに開口し、貯蔵部440の底端部を液体餌収容槽30の床部に載せる
ように昆虫給餌装置410内に配置される。
【0031】 図7の昆虫給餌装置410は、液状餌42を貯蔵部440から液状餌収容槽3
0内へ放出するために使用される起動部材480も有する。起動部材480は、
円錐形の突出部487を有し、この円錐形の突出部487は、起動部材480の
中央部分481から下方へ延在する。図7及び図7Aを見ると、中央部分481
は、接続片部482によって、起動部材480に取り付けられることがわかる。
【0032】 図7は、起動部材480が貯蔵位置、即ち、貯蔵部340内に液状餌42を保
存しておく位置にあるときの昆虫給餌装置410を示す。昆虫給餌装置410を
起動させて液状餌42と固体状餌34を共に這回型昆虫に接近可能とするため、
図7に示されるように、ユーザは起動部材480の中央部分481を「A」方向
に押し下げる。ユーザが「A」方向に下向きの力を加えると、起動部材480の
中央部分481は、接続片部482の可撓性によって下方に移動する。起動部材
480の中央部分481は引き続いて下方へ移動して、円錐形の突出部487に
よってカバー・フランジ456の中央開口441上の蓋446に穴が開けられ、
これによって、液体餌42が貯蔵部440から出てくる。詳しくは、毛管路45
8の毛管作用によって、貯蔵部440から、貯蔵部440の開口を通り、カバー
・フランジ456の上面449上から出てくるように、液状餌42が移動される
。図7の昆虫給餌装置410の一つの形態において、芯などの多孔性材料454
がカバー・フランジ456の上面449に隣接して配置され、液状餌42をカバ
ー・フランジ456の上面449から移動するのを助ける。図7に示されるよう
に、液状餌42は、カバー・フランジ456の端部461を越え、液状餌収容槽
30内へ下りるように移動することもできる。液状餌42は、基礎部22の外壁
22内の開口28と基礎部22の内壁24内の孔32へ入る這回型昆虫に接近可
能となる。昆虫が液状餌収容槽30内の液状餌42に近づくことができる性質が
明らかで、昆虫は、カバー・フランジ456及び/又は多孔性材料454から直
接餌を摂ることもできる。これにより、昆虫がカバー・フランジ456及び/又
は多孔性材料454に接近して餌を摂ることができる限り、液状餌収容槽30内
に液状餌42を置くことは、本発明の必要条件ではない。
【0033】 図8A及び図8Bを見ると、本発明の他の実施の形態による昆虫給餌装置5
10の内部が示されている。基礎部520は、外壁22から内方に離間された円
筒形内壁24を有し、外壁22と内壁24との間で固体状餌室26を画定する。
固体状餌室26は固体状餌34を含む。基礎部20の内壁24は、基礎部20の
内部領域内の液状餌収容槽30も画定する。
【0034】 図8A及び図8Bに示された昆虫給餌装置510は、液状餌42を収容するた
めの貯蔵部540も有する。貯蔵部540は、開口544内で終焉する本体54
3を有する。開口544は、貯蔵部540内に液状餌42を封入するように、上
述されているようにフォイル材料から作ることができる蓋456で密封されてい
る。貯蔵部540は、液状餌収容槽30の床部に載せて固定することができる。
【0035】 図8A及び図8Bの昆虫給餌装置510は、液状餌42を貯蔵部540から液
状餌収容槽30内へ放出するために使用される起動部材580も有する。起動部
材580は、その底面584から下方に延出する円筒形の管591を有する。好
ましくは芯などの多孔性材料の液体移動装置590が管591内に収容されてい
る。管591は、穴586を形成した外壁594を有し、以下に示されるように
液状餌42が起動されると、液状餌42が各穴586を通して流れる。管591
は管591の内面555から内側横方向に延びる横壁587も有する。横壁58
7は、管591の上部及び下部を画定する。多孔性材料590は、横壁587内
の通路577を介して管の上部から下部まで延びる。
【0036】 図8Aは、起動部材580が貯蔵位置、即ち、貯蔵部540内に液状餌42を
保存しておく位置にあるときの昆虫給餌装置510を示す。昆虫給餌装置510
を起動させて液状餌42と固体状餌34を共に這回型昆虫に接近可能にするため
、図8Aに示されるようにユーザは起動部材580を「A」方向に押し下げる。
ユーザが「A」方向に下向きの力を加えると、図8Bに示されるように、起動部
材580は下方移動して、管591が貯蔵部540の蓋546に穴をあけて、貯
蔵部540内に入り込む。これにより、液状餌42は管591の内部領域内へ流
入することができる。図8Bに示されるように、管591内の多孔性材料590
は、横壁587内の通路577を通って、毛管作用又は吸上作用によって、貯蔵
部540の管591から上方へそして管591内の穴589を通って、貯蔵部5
40の開口544から外に出るように液状餌42を移動させる。図8Bに示され
るように、液状餌42は貯蔵部540の側面を下って液状餌収容槽30の中へ移
動する。液状餌42は、次に、基礎部22の外壁22内の開口28と基礎部22
の内壁24内の孔32へ入る這回型昆虫に接近可能となる。昆虫が液状餌収容槽
30内の液状餌42に近づくことができることは既に明らかであるが、昆虫は、
多孔性材料590から直接餌を摂ることもできる。これにより、昆虫が多孔性材
料590に接近して餌を摂ることができる限り、液状餌収容槽30内に液状餌4
2を置くことは本発明の必要条件とはならない。
【0037】 図8A及び図8Bの昆虫給餌装置は、液状餌が液状餌収容槽30内に入った後
に上下反転しても貯蔵部540から液状餌が漏れ出すことがないので特に有利で
ある。図8Bを見ると、起動後の管591によって貯蔵部が密封されることが分
かる。仮に昆虫給餌装置510が上下反転しても、管591の多孔性材料590
と横壁587が貯蔵部540から液状餌が通過するのを阻止する。
【0038】 図9を見ると、本発明の他の実施の形態による昆虫給餌装置710の内部が示
されている。基礎部720は、外壁22から内方に配置された円筒形の内壁24
を有し、円筒形の内壁24により、外壁22と内壁24の間で固体状餌室26を
画定する。固体状餌室26は上述のように固体状餌34を含む。基礎部720の
内壁24は基礎部720の内部領域内で液状餌収容槽30も画定する。
【0039】 図9に示される昆虫給餌装置710は、液体餌42を収容するための貯蔵部7
40も有する。貯蔵部740は、上方へ延びて開口744内で終焉する傾斜面を
有する本体743を備える。開口744は、貯蔵部740内に液状餌42を封入
ように好ましくは上述されるようにフォイル材料で作られた蓋746で密閉され
ている。図9に示されるように、貯蔵部740は、開口744が上向きに開口し
、貯蔵部740の底端部を液体餌収容槽30の床部に載せるように、昆虫給餌装
置710内に配置されている。貯蔵部740はまた、液体移動装置748を有し
ており、この移動装置748は、芯などの毛管部材又は他の多孔性材料で作られ
てもよい。液体移動装置748は貯蔵部740の開口744内に位置決めされる
【0040】 図9の昆虫給餌装置710は、液状餌42を貯蔵部740から液状餌収容槽3
0内へ放出するために使用される起動部材780も有する。起動部材780は、
起動部材280の中央部分781から下方に延出する円錐形の突出部747が形
成された中央部分781を有する。芯などの毛管部材又は他の多孔性材料からな
る液体移動装置790がこの突出部747を取り囲む。円筒形壁部786も起動
部材780の中央部分781から下方へ延在して、液体移動装置790を取り囲
む。図9及び図11Aを見ると、中央部分781は接続片部782を介して起動
部材789に取付けられ、この接続片部782には上面に徐々に減少する厚み7
83の領域を有していることがわかる。
【0041】 図9は、起動部材780が貯蔵位置、即ち、貯蔵部340内に液状餌42を保
存しておく位置にあるときの昆虫給餌装置710を示す。昆虫給餌装置710を
起動させて液状餌42と固体状餌34を共に這回型昆虫に接近可能にするため、
図9に示されるように、ユーザは起動部材780を「A」方向に押し下げる。ユ
ーザが「A」方向に下向きの力を加えると、起動部材780の中央部分781が
下方移動して、接続片部782が上面内の減少した厚さ783のそれぞれの領域
で破断される。起動部材780の中央部分781は下方移動を続けて、円錐形の
突出部747が貯蔵部740の蓋746に穴をあけ、これによって、液状餌42
が貯蔵部340から出てくる。液体移動装置748は、貯蔵部740の本体74
3から、貯蔵部740の開口744を通って、毛管作用又は吸上作用によって、
液状餌42を上方へ移動する。液体移動装置748と流体的に連通している液体
移動装置790は、次に、図9に示されるように、液状餌42が貯蔵部740の
傾斜面を下って、液状餌収容槽30内に移動するように、液体移動装置748か
ら液状餌42を移動する。液状餌42は、基礎部22の外壁22内の開口28と
基礎部22の内壁24内の孔32へ入る這回型昆虫に接近可能となる。昆虫が液
状餌収容槽30内の液状餌42に近づくことができる性質は明らかで、昆虫は液
体移動装置748及び/又は液体移動装置790から直接餌を摂ることもできる
。これにより、昆虫が液体移動装置748及び/又は液体移動装置790に接近
して餌を摂ることができる限り、液状餌収容槽30内に液状餌42を置くことは
、本発明の必要条件ではない。
【0042】 図10を見ると、本発明の更に他の実施の形態の昆虫給餌装置810の内部が
示されている。基礎部820は、外壁22から内方に離間された円筒形の内壁2
4を有し、外壁22と内壁24の間で固体状餌室26を画定する。固体状餌室2
6は上述のように固体状餌34を含む。基礎部820の内壁24は基礎部820
の内部領域内で液状餌収容槽30も画定する。
【0043】 図10に示される昆虫給餌装置810は、液体餌42を収容するための貯蔵部
840も有する。貯蔵部840は、上方へ延びて開口844内で終焉する傾斜面
を有する、本体843を備える。開口844は、貯蔵部840内に液状餌42を
封入するように、好ましくは、上述されるように、フォイル材料で作られた蓋8
46で密封されている。図10に示されるように、貯蔵部840は、開口844
が上向きに開口し、貯蔵部840の底端部を液体餌収容槽30の床部に載せるよ
うに、昆虫給餌装置810内に配置されている。貯蔵部840はまた、液体移動
装置848を有していて、この移動装置848は、芯などの毛管部材又は他の多
孔性材料で作られてもよい。液体移動装置848は貯蔵部840の開口844内
に位置決めされる。
【0044】 図10の昆虫給餌装置810は、液状餌42を貯蔵部840から液状餌収容槽
30内へ放出するために使用される起動部材880も有する。起動部材880は
中央部分881を有し、この中央部分881は、この中央部分881から下方に
延びる芯などの毛管部材又は他の多孔性材料からなる液体移動装置890を有す
る。円筒形壁部886も中央部分881から下方へ延在して、液体移動装置89
0を取り囲む。図10及び図11Bを参照すると、中央部分881が接続片部8
82を介して起動部材880に取付けられ、この接続片部882はその上面に減
少した厚さ883の領域を有していることがわかる。
【0045】 図10は、起動部材880が貯蔵位置、即ち、貯蔵部840内に液状餌42を
保存しておく位置にあるときの昆虫給餌装置810を示す。昆虫給餌装置810
を起動させて液状餌42と固体状餌34を共に這回型昆虫に接近可能にするため
、図10に示されるように、ユーザは、起動部材880の中央部分881を「A
」方向に押し下げる。ユーザが「A」方向に下向きの力を加えると、起動部材8
80の中央部分881が下方に移動して、接続片部882が上面内の減少した厚
さ883のそれぞれの領域で破断される。起動部材880の中央部分881は下
方移動し続け、液体移動装置890が貯蔵部840の蓋846に穴をあけ、これ
によって、液状餌42が貯蔵部840から出てくる。液体移動装置848は、貯
蔵部840の本体843から、貯蔵部840の開口844を通って、毛管作用又
は吸上作用によって、液状餌42を上方へ移動する。図10に示されるように、
液体移動装置848と流体的に連通している液体移動装置890は、次に、液状
餌42が貯蔵部840の傾斜面を下って、液状餌収容槽30内に移動するように
、液体移動装置848から液状餌42を移動する。液状餌42は、起動部材88
0の円筒形壁部886の開口887を通って、貯蔵部840の傾斜面を下って、
液状餌収容槽30内へ移動することもできる。液状餌42は次に基礎部22の外
壁22内の開口28と基礎部22の内壁24内の孔32へ入る這回型昆虫に接近
することが可能となる。昆虫が液状餌収容槽30内の液状餌42に近づくことが
できる性質は明らかで、昆虫は液体移動装置848及び/又は液体移動装置89
0から直接餌を摂ることもできる。これにより、昆虫が液体移動装置848及び
/又は液体移動装置890に接近して餌を摂ることができる限り、液状餌収容槽
30内に液状餌42を置くことは、本発明の必要条件ではない。
【0046】 このように、ゴキブリなどの這回型昆虫を抑制するための昆虫給餌装置が提供
されている。ゴキブリは暗い避難場所と液状餌によって提供される湿気を求めて
昆虫給餌装置に誘き寄せられる。これらのゴキブリは、昆虫給餌装置内のアクセ
ス開口を介して入り、固体状餌又は液状餌が入った領域に到達する。ゴキブリは
、次に、好ましくは、遅死作用のある殺虫剤を含んでいてもよい、毒性のある固
体状餌及び/又は液状餌上で餌を摂り、壁の内部又はキャビネットの前などの通
常の巣へ戻って、死ぬ。毒を保有しながら死亡したゴキブリは他のゴキブリによ
って共食いされ、装置の殺虫作用を直接には装置に接触していなかったゴキブリ
にまで及ぼす。
【0047】 上記の明細書や添付の図面によって本発明の昆虫給餌装置と方法を示したが、
他の変更が可能であることは当業者にとって明らかであり、従って、特許請求の
範囲に述べる範囲内で本発明の精神や範囲を逸脱することなく、本発明の他の変
形を行うことができる。
【0048】 本発明は、殺虫性給餌装置を提供する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による昆虫給餌装置の斜視図である。
【図2】 図1の昆虫給餌装置の側面図である。
【図3A】 液状餌の起動前の昆虫給餌装置を示す線3−3に沿った図2の
昆虫給餌装置の断面図である。
【図3B】 液状餌の起動直後の昆虫給餌装置を示す線3−3に沿った図2
の昆虫給餌装置の断面図である。
【図4】 本発明の他の実施の形態による昆虫給餌装置の図3Bと同様の断
面図である。
【図5】 本発明のさらに他の実施の形態による昆虫給餌装置の図3Bと同
様の断面図である。
【図6】 本発明のまた他の実施の形態による昆虫給餌装置の図3Bと同様
の断面図である。
【図7】 本発明のまた他の実施の形態による昆虫給餌装置の図3Bと同様
の断面図である。
【図7A】 図7の昆虫給餌装置の平面図である。
【図7B】 図7の昆虫給餌装置の貯蔵部の蓋とそれに付いている給餌毛管
を示す斜視図である。
【図8A】 本発明の他の実施の形態による起動前の昆虫給餌装置の図3A
と同様の断面図である。
【図8B】 起動後の昆虫給餌装置を示す図8Aの昆虫給餌装置の起動直後
の図3Bと同様の断面図である。
【図9】 本発明の他の実施の形態による昆虫給餌装置の図3Bと同様の断
面図である。
【図10】 本発明のまた他の実施の形態による昆虫給餌装置の図3Bと同
様の断面図である。
【図11A】 図9の昆虫給餌装置の平面図である。
【図11B】 図10の昆虫給餌装置の平面図である。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成13年8月29日(2001.8.29)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0005】 上述された米国特許第5,749,168号の請求項1によれば、液体は、好ましくは
、水と家庭用接着剤の混合液からなる捕獲(トラッピング)溶液である。 水や液体を捜すとき這回型昆虫は固体状及び液状の有毒物質の両方を消費する
ことができるので、固体状の有毒な餌及び有毒な飲料を提供する昆虫給餌装置は
、非常に有効である。しかしながら、昨今入手可能な昆虫給餌装置は、運搬及び
保管の際に液状餌を密封する手段、昆虫給餌装置を作動させる際に液状餌を放出
する手段があまり便利ではない。 米国特許第4,247,042号、米国特許第4,526,320号、米国特許第3,727,840号、
及び米国特許第5,875,968号には、例えば、容易に破壊できる蓋を有する貯蔵部
内に殺虫溶液又は脱臭液等の液体を収容する、噴霧器が開示されている。装置が
始動されると、この蓋には穴が開けられ、揮発性の液体を流出させる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0006】 従来の技術の存在にかかわらず、運搬及び保管の際に液状餌を安全に密封し、
昆虫給餌装置を作動させる際に液状餌の成分を活性化し、必要に応じて固体状餌
を保持するための便利な手段を提供する給餌装置が必要とされる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0007】
【課題を解決するための手段】 前述の必要性は、昆虫給餌装置によって満たされ、添付請求の範囲において定
義付けられる。このような装置は、液状餌を貯蔵部内に入れておくための開口と
この開口を密閉するための蓋を有し液状餌を収容する貯蔵部、この貯蔵部の蓋を
開けて貯蔵部の開口内に位置決めされた液体吸上装置が貯蔵部からその開口を介
して液状餌を移動させる穿孔器、及び穿孔器を移動させ貯蔵部の蓋と接触させる
ことにより蓋に穴をあける起動部材、を備え、殺虫剤及び固体餌を更に備えるこ
とを特徴とする。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】削除
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ,UG ,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD, RU,TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU, AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,C N,CR,CU,CZ,DE,DK,DM,EE,ES ,FI,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU, ID,IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,K R,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV ,MA,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO, NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,S I,SK,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA ,UG,US,UZ,VN,YU,ZA,ZW (72)発明者 デイヴィス、 ブライアン、 ティー. アメリカ合衆国 53105 ウィスコンシン 州 バーリントン マディソン ストリー ト 540 (72)発明者 ジャワースキ、 トーマス アメリカ合衆国 53402 ウィスコンシン 州 ラシーン アパルーサ トレイル 825 (72)発明者 マンデル、 ジョナサン、 エヌ. アメリカ合衆国 60031 イリノイ州 ガ ーニー ウィッティントン コート 1086 (72)発明者 アダムズ、 メアリー、 ベス アメリカ合衆国 60031 イリノイ州 ガ ーニー ビーチウッド レーン 1933 (72)発明者 ヤンカー、 ジェームズ、 ダブリュー. アメリカ合衆国 53406 ウィスコンシン 州 ラシーン パステル レーン 5626 Fターム(参考) 2B121 AA11 CC02 CC06 CC12 CC16 CC27 CC31 FA20

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液状餌を貯蔵部内に入れておくための開口及び前記開口を
    密閉するための蓋を有し、液状餌を収容する、貯蔵部と、 前記貯蔵部の蓋を開けて、前記貯蔵部の開口内に位置決めされた液体吸上装置
    が前記貯蔵部からその開口を介して前記液状餌を移動させる、穿孔器と、 前記穿孔器を移動させ、貯蔵部の蓋と接触させることにより、蓋に穴をあける
    起動部材と、 上方に延出する外壁と上方に延出する内壁とを有する基礎部であって、前記内
    壁が前記外壁から内方に離間されて前記外壁との間で固体状餌室を画定し、前記
    固体状餌室が固体状餌を含み、前記外壁が前記固体状餌室への接近を可能とする
    開口を有し、前記内壁が前記基礎部の内部領域内で前記蓋が一旦開くと前記吸上
    装置により給餌することができる液体餌収容槽をさらに画定する、基礎部と、 を備える、昆虫給餌装置であって、 前記昆虫給餌装置が殺虫剤を更に備える、 昆虫給餌装置。
  2. 【請求項2】 前記貯蔵部をその開口が下方に開口するように位置決めし
    、 前記起動部材に印加された下向きの力によって前記貯蔵部の蓋が前記穿孔器と
    接触するようにさせて前記蓋を開口する、請求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】 液状餌を貯蔵部内に入れておくための開口及び前記開口を
    密閉するための蓋を有し、液状餌を収容する、貯蔵部と、 前記貯蔵部の蓋を開けて、前記貯蔵部の開口内に位置決めされた液体吸上装置
    が前記貯蔵部からその開口を介して前記液状餌を移動させる、穿孔器と、 前記穿孔器を移動させ、貯蔵部の蓋と接触させることにより、蓋に穴をあける
    、起動部材と、 を備える昆虫給餌装置であって、 前記昆虫給餌装置が殺虫剤も備え、前記液体吸上装置が前記貯蔵部の開口内に
    位置決めされた多孔性材料を備える、 昆虫給餌装置。
  4. 【請求項4】 液状餌を貯蔵部内に入れておくための開口及び前記開口を密
    閉するための蓋を有し、液状餌を収容する、貯蔵部と、 前記貯蔵部の蓋を開けて、前記貯蔵部の開口内に位置決めされた液体吸上装置
    が前記貯蔵部からその開口を介して前記液状餌を移動させる、穿孔器と、 前記穿孔器を移動させ、貯蔵部の蓋と接触させることにより、蓋に穴をあける
    、起動部材と、 を備える昆虫給餌装置であって、 前記昆虫給餌装置が殺虫剤も備え、 前記貯蔵部がその開口が上方に開口するように位置決めされ、 前記穿孔器が前記起動部材の底面に位置した下方に延出する突出部を備える、 昆虫給餌装置。
  5. 【請求項5】 液状餌を貯蔵部内に入れておくための開口及び前記開口を密
    閉するための蓋を有し、液状餌を収容する、貯蔵部と、 前記貯蔵部の蓋を開けて、前記貯蔵部の開口内に位置決めされた液体吸上装置
    が前記貯蔵部からその開口を介して前記液状餌を移動させる、穿孔器と、 前記穿孔器を移動させ、貯蔵部の蓋と接触させることにより、蓋に穴をあける
    、起動部材と、 を備える、昆虫給餌装置であって、 前記昆虫給餌装置が殺虫剤も備え、 前記穿孔器が前記起動部材の底面に配置された下方に延出する刃を備え、前記
    起動部材に印加された下向きの力によって前記刃を前記貯蔵部の蓋と接触させる
    ようにして、前記蓋を開く、 昆虫給餌装置。
  6. 【請求項6】 液状餌を貯蔵部内に入れておくための開口及び前記開口を
    密閉するための蓋を有し、液状餌を収容する、貯蔵部と、 前記貯蔵部の蓋を開けて、前記貯蔵部の開口内に位置決めされた液体吸上装置
    が前記貯蔵部からその開口を介して前記液状餌を移動させる、穿孔器と、 前記穿孔器を移動させ、貯蔵部の蓋と接触させることにより、蓋に穴をあける
    、起動部材と、 を備える昆虫給餌装置であって、 前記昆虫給餌装置が殺虫剤も備え、 前記液体吸上装置が内面に毛管路を有する管を備え、前記管が前記貯蔵部の開
    口から前記液状餌内まで延び、前記毛管路が液状餌を前記貯蔵部からその開口を
    介して制御しながら上方へ移動させる、 昆虫給餌装置。
  7. 【請求項7】 液状餌を貯蔵部内に入れておくための開口及び前記開口を密
    閉するための蓋を有し、液状餌を収容する、貯蔵部と、 前記貯蔵部の蓋を開けて、前記貯蔵部の開口内に位置決めされた液体吸上装置
    が前記貯蔵部からその開口を介して前記液状餌を移動させる、穿孔器と、 前記穿孔器を移動させ、貯蔵部の蓋と接触させることにより、蓋に穴をあける
    、起動部材と、 を備える昆虫給餌装置であって、 前記昆虫給餌装置が殺虫剤及び固体状餌を備える、 昆虫給餌装置。
  8. 【請求項8】 請求項1の昆虫給餌装置を提供し、 前記昆虫に接近可能な場所に前記昆虫給餌装置を仕掛ける、 這回型昆虫を制御する方法。
  9. 【請求項9】 液状餌を貯蔵部内に入れておくための開口及び前記開口を
    密閉するための蓋を有し、液状餌を収容する、貯蔵部と、 固体状餌を含む固体状餌室を画定する基礎部と、 前記貯蔵部の蓋を開けて、前記貯蔵部の開口内に位置決めされた液体吸上装置
    が前記貯蔵部からその開口を介して前記液状餌を移動させる、穿孔器と、 前記穿孔器を移動させ、貯蔵部の蓋と接触させることにより、蓋に穴をあける
    起動部材と、 を備える昆虫給餌装置であって、 前記昆虫給餌装置が殺虫剤も備える、 昆虫給餌装置。
  10. 【請求項10】 前記基礎部が上方に延出する外壁と上方に延出する内壁
    とを有する、前記内壁が前記外壁から内方に離間されて前記外壁との間で固体状
    餌室を画定し、前記固体状餌室が固体状餌を含み、前記外壁が前記固体状餌室へ
    の接近を可能とする開口を有し、前記内壁が前記基礎部の内部領域内で前記蓋が
    一旦開くと前記吸上装置により給餌することができる液体餌収容槽をさらに画定
    する、請求項9に記載の昆虫給餌装置。
  11. 【請求項11】 前記貯蔵部はその開口が下方に開口するように位置決め
    され、前記起動部材に印加される下向きの力によって前記貯蔵部の蓋を前記穿孔
    器と接触させるようにして前記蓋をひらく、請求項9に記載の昆虫給餌装置。
  12. 【請求項12】 前記液体吸上装置は前記貯蔵部の開口内に位置決めされ
    た多孔性材料を備える、請求項9に記載の昆虫給餌装置。
  13. 【請求項13】 前記貯蔵部はその開口が下方に開口するように位置決め
    され、前記穿孔器は前記起動部材の底面に配置された下方に延出する突起部を備
    える、請求項9に記載の昆虫給餌装置。
  14. 【請求項14】 前記穿孔器が前記起動部材の底面に配置された下方に延
    出する刃を備え、前記起動部材に印加された下向きの力によって前記刃を前記貯
    蔵部の蓋と接触させるようにして、前記蓋を開く、請求項9に記載の昆虫給餌装
    置。
  15. 【請求項15】 前記液体吸上装置が内面に毛管路を有する管を備え、前
    記管が前記貯蔵部の開口から前記液状餌内まで延び、前記毛管路が液状餌を前記
    貯蔵部からその開口を介して制御しながら上方へ移動させる、 請求項9に記載
    の昆虫給餌装置。
  16. 【請求項16】 請求項1の昆虫給餌装置を提供し、 前記昆虫に接近可能な場所に前記昆虫給餌装置を仕掛ける、 這回型昆虫を制御する方法。
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