JP2003501573A - 筒型ロックボルト - Google Patents
筒型ロックボルトInfo
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- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 3
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 claims abstract description 3
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Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E21—EARTH OR ROCK DRILLING; MINING
- E21D—SHAFTS; TUNNELS; GALLERIES; LARGE UNDERGROUND CHAMBERS
- E21D21/00—Anchoring-bolts for roof, floor in galleries or longwall working, or shaft-lining protection
- E21D21/0026—Anchoring-bolts for roof, floor in galleries or longwall working, or shaft-lining protection characterised by constructional features of the bolts
- E21D21/004—Bolts held in the borehole by friction all along their length, without additional fixing means
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Abstract
(57)【要約】
閉鎖した形態を持つ筒型ロックボルトは、穿孔内に固定されるために用いられる。ボルトは、流体、例えば、水による内部加圧により穿孔内に固定され、その径が、穿孔の壁に接触するまで塑性的に膨張される。ボルトの横断面の外周長さは、膨張する前は、穿孔の円周より長いが、その最大径は穿孔の径より小さい。膨張のための充分な可撓性を持たせ、同時に、剛性のための充分に大きな断面積を持たせるために、筒の壁の厚さは外周方向において異なる。これは、アルミニウム基礎材料を押し出し成形することにより筒型ボルトを成形することにより得られる。
Description
【０００１】
本発明は、閉鎖した形態を持つ筒型ロックボルトに関する。このロックボルト
は、穿孔の中に挿入され、その後、内部加圧による塑性変形を通して穿孔の壁に
接触するまで拡張される。
は、穿孔の中に挿入され、その後、内部加圧による塑性変形を通して穿孔の壁に
接触するまで拡張される。
【０００２】
公知のロックボルトにおいては、例えば、米国特許明細書第４５０９８８９号
を見ると、軟鋼から成る比較的壁の薄いチューブが用いられており、このチュー
ブは、製造の間に、その周囲長さが穿孔の円周より大きくなるように変形される
。この構成に伴う欠点は、穿孔の壁に対して変形できるようにするためにチュー
ブの壁が比較的薄いことにある。これにより、横断面の面積が比較的小さくなり
、ロックボルトの抗張力を制限する。ロックボルトの形状が対称的でないので、
ロックボルトに対する接触力が外縁に沿って変化することになり、これが耐荷重
能力を制限する。さらなる欠点は、鋼材料が腐食されることにある。
を見ると、軟鋼から成る比較的壁の薄いチューブが用いられており、このチュー
ブは、製造の間に、その周囲長さが穿孔の円周より大きくなるように変形される
。この構成に伴う欠点は、穿孔の壁に対して変形できるようにするためにチュー
ブの壁が比較的薄いことにある。これにより、横断面の面積が比較的小さくなり
、ロックボルトの抗張力を制限する。ロックボルトの形状が対称的でないので、
ロックボルトに対する接触力が外縁に沿って変化することになり、これが耐荷重
能力を制限する。さらなる欠点は、鋼材料が腐食されることにある。
【０００３】
特許請求の範囲に限定されている本発明は、実質的に高い抗張力を有する筒型
ロックボルトを提供することにある。これは、本質的に、外縁に沿って材料の厚
さが変わる筒を有するロックボルトによって達成される。これにより、本発明は
、筒の横断面積を増大させることができ、同時に、容易に変形する複数の部材を
持ち、ロックボルトが穿孔の壁をしっかりとグリップするようになる。請求項２
以降に限定されている本発明の有利な実施例により、ロックボルトは、良好な耐
食性を持ち、製造が容易になり、かつ、穿孔の壁に対して良好な接触力を提供す
る。
ロックボルトを提供することにある。これは、本質的に、外縁に沿って材料の厚
さが変わる筒を有するロックボルトによって達成される。これにより、本発明は
、筒の横断面積を増大させることができ、同時に、容易に変形する複数の部材を
持ち、ロックボルトが穿孔の壁をしっかりとグリップするようになる。請求項２
以降に限定されている本発明の有利な実施例により、ロックボルトは、良好な耐
食性を持ち、製造が容易になり、かつ、穿孔の壁に対して良好な接触力を提供す
る。
【０００４】
以下に、添付図面を参照して本発明の二つの実施例を説明する。
図１は、筒型ロックボルトの斜視図を示しており、この図１では断面形状を示
すために一端の閉鎖部材が取り外されている。図２は、図１に示したボルトと、
内部にロックボルトが固定されるべき周囲の穿孔の横断面図である。図３は、本
発明の別の実施例を示している。
すために一端の閉鎖部材が取り外されている。図２は、図１に示したボルトと、
内部にロックボルトが固定されるべき周囲の穿孔の横断面図である。図３は、本
発明の別の実施例を示している。
【０００５】
添付図面に示した筒型ロックボルトは、細長い筒１を備え、この筒１には二つ
の端部閉鎖部材２及び３が設けられている。図示実施例では、端部閉鎖部材２及
び３はキャップとして形成されており、これらは筒１に密閉的に取り付けられる
。この構成により、部屋５が筒１と端部閉鎖部材２，３との間に形成される。こ
の部屋５は、端部閉鎖部材２にある通路４を通して加圧され得る。端部閉鎖部材
は他の方法でも構成され得る。重要なことは、筒１の端部が密閉され、部屋５を
加圧することにより筒１が穿孔１１に接触するまで膨張できるようにすることに
ある。例えば、筒１はアルミニウム基礎材料、例えば、ＥＮ−ＡＷ ６０８２−
Ｔ４の押し出し成形により成形される。それにより、有利には、筒１は図２及び
図３に示すような横断面形状を得ることができる。輪郭を長手方向断面６及び７
に対して対称的に形成することにより、ボルトが膨張した後の筒１と穿孔１１と
の間の接触力が比較的均一に分布される。図３に示したボルトの形態によっても
同じ結果が得られる。これは、ボルト内で滑ることなく、ボルトにより高い負荷
をかけることができることを意味する。図２に示したボルトは実質的に三角形に
形成された部分８を４つ持ち、これらの部分８は横断面積が大きく、従って、高
い剛性と抗張力を持つ。これらの部分８は、Ｕ字状の変形部分９によって連結さ
れている。可撓性を高めるために、筒の形態には、変形部分９の位置に複数の円
形部分１２が設けられている。
の端部閉鎖部材２及び３が設けられている。図示実施例では、端部閉鎖部材２及
び３はキャップとして形成されており、これらは筒１に密閉的に取り付けられる
。この構成により、部屋５が筒１と端部閉鎖部材２，３との間に形成される。こ
の部屋５は、端部閉鎖部材２にある通路４を通して加圧され得る。端部閉鎖部材
は他の方法でも構成され得る。重要なことは、筒１の端部が密閉され、部屋５を
加圧することにより筒１が穿孔１１に接触するまで膨張できるようにすることに
ある。例えば、筒１はアルミニウム基礎材料、例えば、ＥＮ−ＡＷ ６０８２−
Ｔ４の押し出し成形により成形される。それにより、有利には、筒１は図２及び
図３に示すような横断面形状を得ることができる。輪郭を長手方向断面６及び７
に対して対称的に形成することにより、ボルトが膨張した後の筒１と穿孔１１と
の間の接触力が比較的均一に分布される。図３に示したボルトの形態によっても
同じ結果が得られる。これは、ボルト内で滑ることなく、ボルトにより高い負荷
をかけることができることを意味する。図２に示したボルトは実質的に三角形に
形成された部分８を４つ持ち、これらの部分８は横断面積が大きく、従って、高
い剛性と抗張力を持つ。これらの部分８は、Ｕ字状の変形部分９によって連結さ
れている。可撓性を高めるために、筒の形態には、変形部分９の位置に複数の円
形部分１２が設けられている。
【０００６】
ロックボルトを穿孔の中に固定する場合、ボルトは、その端部閉鎖部材３が穿
孔の内端に位置するまで穿孔内に押し込まれる。次いで、筒１に囲まれている部
屋５の中に通路４を介して圧力流体を供給する。これにより、筒１は膨張し、穿
孔１１の壁に接触する。その後、部屋５が無負荷にされても、先の膨張により筒
１が塑性変形されているので、筒１は堅固に固定したまま残る。
孔の内端に位置するまで穿孔内に押し込まれる。次いで、筒１に囲まれている部
屋５の中に通路４を介して圧力流体を供給する。これにより、筒１は膨張し、穿
孔１１の壁に接触する。その後、部屋５が無負荷にされても、先の膨張により筒
１が塑性変形されているので、筒１は堅固に固定したまま残る。
【０００７】
本発明が特許請求の範囲の範囲内で変更可能なことは勿論である。例えば、堅
い部分は４つより多くても少なくてもよい。一例が図３に示されている。
い部分は４つより多くても少なくてもよい。一例が図３に示されている。
【図１】 筒型ロックボルトの斜視図である。
【図２】 図１に示したボルトと、内部にロックボルトが固定されるべき周
囲の穿孔の横断面図である。
囲の穿孔の横断面図である。
【図３】 本発明の別の実施例を示す図である。
１ 細長い筒
２ 端部閉鎖部材
３ 端部閉鎖部材
４ 通路
５ 部屋
６ 長手方向断面
７ 長手方向断面
８ 三角形に形成された部分
９ Ｕ字状の変形部分
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＣＹ，
ＤＥ，ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，Ｉ
Ｔ，ＬＵ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ
，ＣＦ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＧＷ，ＭＬ，
ＭＲ，ＮＥ，ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＧＨ，ＧＭ，Ｋ
Ｅ，ＬＳ，ＭＷ，ＳＤ，ＳＬ，ＳＺ，ＴＺ，ＵＧ，ＺＷ
)，ＥＡ(ＡＭ，ＡＺ，ＢＹ，ＫＧ，ＫＺ，ＭＤ，ＲＵ，
ＴＪ，ＴＭ)，ＡＥ，ＡＬ，ＡＭ，ＡＴ，ＡＵ，ＡＺ，
ＢＡ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ，Ｃ
Ｒ，ＣＵ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＤＭ，ＥＥ，ＥＳ，ＦＩ
，ＧＢ，ＧＤ，ＧＥ，ＧＨ，ＧＭ，ＨＲ，ＨＵ，ＩＤ，
ＩＬ，ＩＮ，ＩＳ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，Ｋ
Ｚ，ＬＣ，ＬＫ，ＬＲ，ＬＳ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＡ
，ＭＤ，ＭＧ，ＭＫ，ＭＮ，ＭＷ，ＭＸ，ＮＯ，ＮＺ，
ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ，Ｓ
Ｋ，ＳＬ，ＴＪ，ＴＭ，ＴＲ，ＴＴ，ＴＺ，ＵＡ，ＵＧ
，ＵＳ，ＵＺ，ＶＮ，ＹＵ，ＺＡ，ＺＷ
Claims (5)
- 【請求項１】 細長い筒(1)を備え、この筒(1)が、横断面において、その筒の最大横断径と等
しい径を有する円の円周より長い外周長さを有し、 前記筒(1)に二つの端部閉鎖部材(2,3)を設け、 前記端部閉鎖部材(2,3)の一方に、穿孔に対して前記筒を膨張させるために前
記筒(1)によって囲まれた部屋(5)を加圧するための通路(4)を備えた 筒型ロックボルトにおいて、 前記筒(1)の材料の厚みが、その外周方向において異なる ことを特徴とする筒型ロックボルト。 - 【請求項２】 前記筒(1)が押し出し成形により成形される ことを特徴とする請求項１に記載の筒型ロックボルト。
- 【請求項３】 前記筒(1)がアルミニウム基礎材料から成る ことを特徴とする請求項１又は２に記載の筒型ロックボルト。
- 【請求項４】 前記筒(1)が、相互に直交する二つの長手方向断面(6,7)に対して対称的である ことを特徴とする請求項１〜３の何れか一項に記載の筒型ロックボルト。
- 【請求項５】 前記筒(1)が、複数の実質的に三角形に形成された部分(8)と、介在するＵ字状
変形部分(9)とを有する ことを特徴とする請求項１〜３の何れか一項に記載の筒型ロックボルト。
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| SE9902065-3 | 1999-06-04 | ||
| SE9902065A SE512834C2 (sv) | 1999-06-04 | 1999-06-04 | Rörformad bergbult |
| PCT/SE2000/000229 WO2000075489A1 (en) | 1999-06-04 | 2000-02-07 | Tube-formed rock bolt |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003501573A true JP2003501573A (ja) | 2003-01-14 |
Family
ID=20415894
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001501743A Pending JP2003501573A (ja) | 1999-06-04 | 2000-02-07 | 筒型ロックボルト |
Country Status (7)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP1183441A1 (ja) |
| JP (1) | JP2003501573A (ja) |
| AU (1) | AU770287B2 (ja) |
| CA (1) | CA2371136A1 (ja) |
| SE (1) | SE512834C2 (ja) |
| WO (1) | WO2000075489A1 (ja) |
| ZA (1) | ZA200109337B (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7794179B2 (en) | 2004-01-14 | 2010-09-14 | Nisshin Steel Co., Ltd. | Rockbolt of high strength steel pipe and method of manufacturing the same |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| AT412739B (de) * | 2002-01-22 | 2005-06-27 | Techmo Entw & Vertriebs Gmbh | Verfahren und vorrichtung zum bohren eines loches in boden- oder gesteinsmaterial und zum ausbilden einer verankerung |
| AT412361B (de) * | 2002-09-03 | 2005-01-25 | Hammer Rene | Verfahren und vorrichtung zum sichern des gebirges und des ausbaus von stollen, tunnels u.dgl. |
| WO2007023363A1 (en) * | 2005-08-23 | 2007-03-01 | Pieter Schalk Mulder | An expansible rock bolt |
| BR112013015909A2 (pt) * | 2010-12-22 | 2017-03-21 | Garock Pty Ltd | parafuso de rocha |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US1410258A (en) * | 1919-03-29 | 1922-03-21 | Edward Ogden J | Expansion shield |
| US4284379A (en) * | 1979-07-25 | 1981-08-18 | Ingersoll-Rand Company | Earth structure stabilizer |
| ZA811894B (en) * | 1980-03-28 | 1982-04-28 | R Thom | An anchor bolt |
| DE3120809A1 (de) * | 1981-05-25 | 1982-12-16 | Hilti AG, 9494 Schaan | Ankerbolzen mit zylindrischem bolzenkoerper |
| ZA906021B (en) * | 1989-08-02 | 1991-05-29 | Ingersoll Rand Co | A dynamic earth anchor,and a sleeve therefor |
-
1999
- 1999-06-04 SE SE9902065A patent/SE512834C2/sv unknown
-
2000
- 2000-02-07 EP EP00906844A patent/EP1183441A1/en not_active Withdrawn
- 2000-02-07 JP JP2001501743A patent/JP2003501573A/ja active Pending
- 2000-02-07 CA CA002371136A patent/CA2371136A1/en not_active Abandoned
- 2000-02-07 AU AU28400/00A patent/AU770287B2/en not_active Ceased
- 2000-02-07 WO PCT/SE2000/000229 patent/WO2000075489A1/en not_active Application Discontinuation
-
2001
- 2001-11-13 ZA ZA200109337A patent/ZA200109337B/xx unknown
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7794179B2 (en) | 2004-01-14 | 2010-09-14 | Nisshin Steel Co., Ltd. | Rockbolt of high strength steel pipe and method of manufacturing the same |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| WO2000075489A1 (en) | 2000-12-14 |
| ZA200109337B (en) | 2003-02-26 |
| AU2840000A (en) | 2000-12-28 |
| SE9902065L (sv) | 2000-05-22 |
| EP1183441A1 (en) | 2002-03-06 |
| SE512834C2 (sv) | 2000-05-22 |
| AU770287B2 (en) | 2004-02-19 |
| SE9902065D0 (sv) | 1999-06-04 |
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