JP2003500217A - 固体、液体および／または気体を貯蔵する装置、特に食料を貯蔵する容器、を形成する方法並びにこの種の形成方法を実施するための装置 - Google Patents

固体、液体および／または気体を貯蔵する装置、特に食料を貯蔵する容器、を形成する方法並びにこの種の形成方法を実施するための装置

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JP2003500217A JP2000621092A JP2000621092A JP2003500217A JP 2003500217 A JP2003500217 A JP 2003500217A JP 2000621092 A JP2000621092 A JP 2000621092A JP 2000621092 A JP2000621092 A JP 2000621092A JP 2003500217 A JP2003500217 A JP 2003500217A
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リップ，クサファー
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、固体、液体および／または気体を貯蔵する装置、特に食料を貯蔵する容器、を形成する方法に関するものである。この方法によれば、バンド（１０）は装置の外側面（２）を形成しながら螺旋状に変形される。バンド（１０）の長い端縁（２４、２６）は稜を形成しながら曲げラインに沿って屈曲され、かつ隣接する長い端縁（２４、２６）が互いに結合される。この方法は、バンド（１０）に稜を形成するために曲げる前に、曲げラインに沿って凹部（１６）が形成されることを特徴としている。本発明は、また、曲げステーションと後続の結合ステーション（４６）とを有する、前記方法を実施するための装置に関する。この装置は、曲げステーション（３８）において稜を形成するための曲げ工具（４２ａ、４２ｂ）の前に配置されている加工工具（１２、１４）によって、バンド（１０）に曲げラインに沿って凹部（１６）が形成可能であることを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】 本発明は、請求項１の上位概念に記載された、固体、液体および／または気体
を貯蔵する装置、特に食料を貯蔵する容器、を形成する方法ならびに本発明に基
づく方法を実施する装置に関する。
【０００２】 飼料サイロを形成する方法が、ＤＥ−ＯＳ１９３６０２１から知られている。
その場合にストックロールからバンドが取り出されて、渦巻き線を形成しながら
螺旋状に装置の外側面を形成するように変形される。バンドの長い端縁は、曲げ
線に沿って稜を形成しながらサイロの外側へ向けて屈曲されて、隣接する長い端
縁が折畳みまたは二重折畳みによって互いに結合される。長い端縁を結合するた
めの折畳みの形成は、たとえばＤＥ−ＰＳ２７２２２２７から知られている。そ
の場合に折畳みは、ほぼ円筒状のサイロの外側上に突出している。
【０００３】 形成方法を実施するための付属の装置は、形成すべきサイロの外側に配置され
た、たとえばＤＥ−ＰＳ２２１００５５から知られているような、長い端縁を結
合するための結合ステーションを有している。発明に基づく方法ないしは発明に
基づく装置によって形成可能な、所定の使用分野のための装置は、特にその寸法
と材料に関して、それぞれD-73497 TannhausenのLipp GmbH Machinen-und Stah
lbehaelterbau Umwelttechnik 社の製品情報「水、排水、沈殿汚泥…のための
液体容器(Fluessigkeitsbehaelter fuer Wasser、Abwasser、Klaerschlamm…)お
よびLipp GmbH Stahlsilobau 社の製品情報「液状肥料容器(Fluessigdungbehae
lter)」から知られている。
【０００４】 所定の利用分野においては、容器の内側の互いに結合され長い端縁の継ぎ目が
、中空個所または細い隙間を有しておらず、ないしは継ぎ目がシール材料によっ
て閉鎖されていることが、必要である。そのために、たとえばシリコーンのひも
を折畳みに挿入することができ、そのシリコーンのひもは端縁を圧接する際に折
畳みからあふれ出して、継ぎ目を閉鎖する。この方法は、特にたとえば衛生的な
理由から容器内側上のシール材料の突出を回避しなければならない場合に、煩雑
である。さらに、使用されるシール材料は、それが可溶性であり、かつ十分に長
期安定的ではないために、幾つかの使用分野には、特に食料の貯蔵には、適して
いない。
【０００５】 従って本発明の問題は、従来技術の欠点を克服する、固体、液体または気体を
貯蔵するための装置を形成する方法と付属の装置を提供することである。特に方
法は、密封性、長期間安定性および衛生に対する高い要求を満たし、かつ安価に
形成できなければならない。
【０００６】 この問題は、請求項１に定められた方法および請求項１０に定められた装置に
よって解決される。本発明の特別な実施形態が、従属請求項に定められている。
【０００７】 稜を形成するために屈曲する前に、バンドに曲げラインに沿って、たとえば溝
、溝穴、条溝の形状の、凹部が形成されることによって、長い端縁は比較的小さ
い半径で屈曲され、その半径は隣接する長い端縁の間に十分に細い継ぎ目をもた
らす。好ましくは凹部を形成することは、バンドの屈曲の直前および／または連
続的な材料の流れの元で、たとえばストックロールからバンドを引き出しながら
行われる。凹部は、好ましくはバンドの、曲げる際に互いに近づくように移動す
る面に形成される。その代わりに、あるいはそれに加えて、凹部をバンドの、屈
曲または折曲の際に伸張される面にも形成することができる。通常は、凹部はバ
ンドの、容器外側を形成する面に形成される。バンドは、好ましくは、特にアル
ミニウム、亜鉛メッキされた鋼または精鋼（プラスチックコーティングすること
ができる）からなる、金属の薄板である。また、容器外側の亜鉛メッキされた鋼
と容器内側の精鋼との材料の組合せも可能である。典型的な金属薄板厚みは、形
成すべき容器の負荷に従って、１ｍｍから１０ｍｍの間、特に２ｍｍから４ｍｍ
の間である。
【０００８】 長い端縁は、好ましくは容器の外側へ向けて屈曲され、そこで、雨水が結合個
所内へ浸入することのないように、互いに結合されて、場合によっては折曲され
る。結合は、好ましくは折り畳み、溶接、螺合および／またはリベット止めによ
って行うことができる。好ましくは容器は、直接設置場所で形成され、その場合
にストックロール、たとえば巻き枠またはコイルも、曲げステーションおよび結
合ステーションも、地面の上に据えられて、容器はバンドの最も上の巻きから始
めて螺旋状に下から高い方へ登るように形成される。容器形成に並行して、外側
ラッカー塗装を行うことができる。このようにして任意の媒体のための容器、た
とえば穀物用サイロ、水容器またはバイオガス反応容器を形成することができる
。
【０００９】 凹部が切削なしで形成され、特に押圧形成されることによって、曲げ個所の強
度が増大する。適切な成形ローラによって、凹部のほぼ任意の断面形状を形成す
ることができる。あるいは、たとえばフライスまたは突刺しによって、切削形成
することも可能である。
【００１０】 凹部は、稜の曲げ半径がバンド厚みの２倍よりも小さくなるように形成されて
おり、および／または凹部がバンド厚みの１０から５０％、特に２５から３５％
の深さで形成されることによって、高い強度において、長い端縁間の極めて小さ
い継ぎ目が得られ、たとえばバンド厚みの２から５倍に相当する幅を有する継ぎ
目が得られる。
【００１１】 隣接する長い端縁が折畳みを形成し、特に一緒に圧接される前に折畳みに変形
可能でシールする、たとえばシリコーンからなる物質が挿入されることによって
、シール効果が増大する。
【００１２】 シールする物質の挿入および／または折畳みの形成の代わりに、あるいはそれ
に加えて、好ましくは装置の内側において長い端縁を、形成される継ぎ目の領域
において互いに溶接することができる。それによって最高の要請も満足させる、
永続的に密な結合が保証される。これが望ましいおよび／または必要である限り
において、装置の内側に発生する溶接継ぎ目を平滑化することができる。それに
よって容器の内側において、バンドの互いに結合されている長い端縁間の、継ぎ
目のない、かつ細い隙間のない移行が得られる。
【００１３】 形成方法を実施するための本発明に基づく装置は、曲げステーションと後続の
結合ステーションとを有している。曲げステーションは、稜を形成するための曲
げ工具の前に加工工具を有しており、その加工工具によって曲げラインに沿って
バンドに凹部を形成することができる。凹部の形成は、稜の屈曲の直前に行われ
るので、凹部の寸法と形状を形成する場所で直接それぞれの使用場合に合わせて
調節することができる。さらに、市販のバンド材料、特に鋼バンド材料を使用す
ることができる。
【００１４】 加工工具が成形ローラであって、その成形ローラによって凹部がバンドに切削
なしで形成可能であることにより、凹部のほぼ任意の形状と寸法を安価に形成す
ることができる。好ましくは成形ローラは、凹部の断面が部分円形状、部分長円
形状または三角形状であるように、構成されている。
【００１５】 結合ステーションが溶接装置を有しており、その溶接装置によって装置の内側
において隣接する長い端縁が、形成される継ぎ目の領域において溶接可能である
ことにより、永続的に堅固な結合が保証される。溶接は、他の結合方法、たとえ
ば長い端縁の折り畳み、に加えて、あるいはその代わりに行うことができる。
【００１６】 結合ステーションが溶接装置の後段に配置された、溶接継ぎ目を平滑化する平
滑化装置を有していることによって、形成すべき容器の特に平坦な内側表面が達
成できる。これは特に、溶接が中空谷部形状ではなく、こぶ状の溶接継ぎ目をも
たらす場合に、効果的である。
【００１７】 曲げステーションとストックロールが形成すべき装置の内部に配置され、結合
ステーションはその一部が形成すべき装置の内部に、そして一部は外部に配置さ
れていることによって、装置を形成場所においてモジュラー状に構築することが
できる。その場合に曲げステーションと結合ステーション内部の加工装置の配置
と互いに対する角度整合は、形成すべき容器の寸法に応じて調節可能である。
【００１８】 本発明の他の利点、特徴および詳細は、従属請求項および以下の説明から明ら
かにされ、その説明においては図面を参照して実施例が詳細に説明されている。
その場合に請求項および詳細な説明に記載されている特徴は、それぞれそれ自体
単独でも、あるいは任意の組合せにおいても発明的に重要であり得る。
【００１９】 図１は、本発明に基づく方法によって形成可能な装置を示している。その場合
の装置は、液状の食料のための貯蔵容器１である。その場合に外側面２は、細片
形状に互いに突き合わせられたバンド材料から螺旋形状に形成されている。それ
ぞれ第２の壁に、重ねて配置された閉鎖可能なハッチ４が設けられている。ほぼ
円筒状の容器１の基端部は、たとえばコンクリートベース６内に挿入されている
。容器１は、断面が好ましくは円形である。バンドの螺旋形状に延びる長い端縁
２４、２６は、容器の外部に突出する、同様に螺旋形状に延びる折畳み８を形成
しながら、互いに結合されている。
【００２０】 図２Ａから２Ｃは、バンド１０を変形する際の種々の段階を示している。その
場合にバンド長い方向は、図２Ａの図面平面に対して垂直に延びている。第１の
段階においては、曲げステーション３８において、図２Ｂに示すように、成形ロ
ーラ１２を用いて、同様にバンド１０の反対側において相手側押圧ローラ１４に
添接させながら、図面平面に対して垂直に延びる曲げラインに沿ってバンド１０
に凹部１６が形成される。同様な凹部１６’が、他の成形ローラと相手側押圧ロ
ーラ１２’、１４’を用いて、屈曲された長い端縁２４、２６が隣接する長い端
縁と共に継ぎ目を形成するところにはどこにでも、形成される。すべての凹部１
６、１６’は、好ましくは唯一の成形ローラないしは相手側押圧ローラによって
形成することができる。その代わりに、凹部１６、１６’を同時に、あるいは次
々と、個別の成形ローラないしは相手側押圧ローラ１２、１４；１２’、１４’
によって形成することができる。凹部１６、１６’は、好ましくは、形成すべき
装置の外側を形成する面上かつ長い端縁２４、２６を曲げる際に互いに対して近
づくように移動する面１８上に形成される。形成される凹部１６、１６’の深さ
２０は、バンド厚み２２の約３分の１である。凹部１６は、図示の断面において
はほぼ部分円形状である。面１８上での凹部１６の幅は、バンド厚み２２の２倍
から４倍である。
【００２１】 図２Ｃは、容器１を下から上へ構築する形成方法に従ってバンド１０の長い端
縁２４、２６を結合する際の２つの異なる段階を示している。図２Ｃの下方の画
像半分においては、折畳みを形成しながらの、隣接する長い端縁２４、２６の変
形が示されている。長い端縁２４、２６の変形は、適当な（図示されていない）
成形ローラを使用して行われる。曲げ半径２８は、図示の実施例においては、バ
ンド厚み２２の約１．５倍に相当する。長い端縁２４、２６の突き合せ個所に生
じる継ぎ目３０は、バンド厚み２２の約２倍に相当する幅を有している。図２Ｃ
の上方の画像半分においては、長い端縁２４、２６は折畳み８を形成しながら互
いに完全に圧接されている。さらに、２つの長い端縁２４、２６は継ぎ目３０の
領域において互いに溶接されている。溶接継ぎ目３２は、形成された容器１の内
側表面３４上に、たとえば大きい半径を有する中空谷部を形成し、かつ折畳み８
を確実かつ永続的に内側へ向かってシールする。中空谷部形状の溶接継ぎ目３２
の代わりに、こぶ状の溶接継ぎ目を設けることができ、その場合にその溶接継ぎ
目は好ましくは次の平滑化段階において、たとえば研磨によって、容器１の内側
表面３４と面一にされる。
【００２２】 図３は、容器１と概略的に図示された形成装置とを示している。バンド１０は
、ストックロール３６から取り出されて、形成すべき容器１の内部に配置された
曲げステーション３８へ供給される。ローラの対４２ａ、４２ｂの前には、バン
ド１０に凹部１６を形成するために、成形ローラ１２と相手側押圧ローラ１４が
配置されている。ローラの対１２、１４；４２ａ；４２ｂは、形成すべき容器１
の直径に適合させるために、継手４４を介して互いに対する角度整合を調節可能
である。バンド１０の長い端縁２４、２６が然るべく屈曲された後に、バンドは
結合ステーション４６へ供給される。そこでローラの対４８ａ、４８ｂによって
長い端縁２４、２６が折畳み８として圧接される。後段に配置された溶接装置５
０によって、長い端縁の継ぎ目３０の領域が互いに溶接される。選択的に後段に
設けられる平滑化装置５２は、溶接継ぎ目３２の領域における凹凸を平滑化する
。個々のローラの対４８ａ、４８ｂおよび溶接装置ないし平滑化装置５０、５２
も、継手５４によって互いに対する角度を調節可能であり、かつそれによって容
器１の直径に適合可能である。
【００２３】 図４Ａと４Ｂは、二重折畳み８’としての折畳み８の形成を示しており、その
場合に屈曲された長い端縁２６は、同様に屈曲された長い端縁２４内に包み込ま
れる。さらに、二重折畳み８’を圧接する前に、永続弾性的にシールする、好ま
しくはシリコーンを含む材料からなる物質５６が２つの長い端縁２４、２６の間
へ挿入される。シールする物質５６は、長い端縁２４、２６を折り畳む際にすべ
ての細い隙間へあふれて、継ぎ目３０の領域において内側の表面３４に、たとえ
ば中空谷部継ぎ目５８を形成し、その中空谷部継ぎ目は、形成されている凹部に
より得ることのできる小さい曲げ半径２８により、わずかな表面を有し、かつほ
ぼ平坦である。
【図面の簡単な説明】
【図１】 本発明に基づく方法によって形成可能な装置を示す図である。
【図２Ａ】 バンドを変形する際の１つの段階を示す図である。
【図２Ｂ】 バンドを変形する際の１つの段階を示す図である。
【図２Ｃ】 バンドを変形する際の１つの段階を示す図である。
【図３】 容器１と形成装置を示す上面図である。
【図４Ａ】 二重折畳み８’としての折畳み８の形成を示す図である。
【図４Ｂ】 二重折畳み８’としての折畳み８の形成を示す図である。
【手続補正書】特許協力条約第３４条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成１３年７月１２日（２００１．７．１２）
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正２】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】０００３
【補正方法】変更
【補正の内容】
【０００３】 形成方法を実施するための付属の装置は、形成すべきサイロの外側に配置され
た、たとえばＤＥ−ＰＳ２２１００５５から知られているような、長い端縁を結
合するための結合ステーションを有している。発明に基づく方法ないしは発明に
基づく装置によって形成可能な、所定の使用分野のための装置は、特にその寸法
と材料に関して、それぞれD-73497 TannhausenのLipp GmbH Machinen-und Stah
lbehaelterbau Umwelttechnik 社の製品情報「水、排水、沈殿汚泥…のための
液体容器（Fluessigkeitsbehaelter fuer Wasser、Abwasser、Klaerschlamm…）
およびLipp GmbH Stahlsilobau 社の製品情報「液状肥料容器(Fluessigdungbeh
aelter)」から知られている。 ＪＰ−６３２１２０７０Ａは、狭い曲げ半径を有するアングル部品を形成する
方法を示している。そのために面の上にまず溝が形成され、次に工作物が屈曲さ
れ、その場合に溝の側面は屈曲の際に互いに重なるように移動する。屈曲された
状態において溝の側面は溶接継ぎ目が設けられることにより、その位置に関して
互いに安定化される。 ＷＯ９０／０３２３３は、金属細片または金属プレートを折曲する方法を示し
ている。その場合に工作物は、前もって弾性変形により薄くされて、それにより
伸ばされているゾーンにおいて、ロール型により折曲される。金属のこの伸張に
より、折曲の際に波形の圧延欠陥、いわゆる「ベコつき」−欠陥の形成が防止さ
れる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｂ２３Ｋ 9/02 Ｂ２３Ｋ 9/02 Ｓ Ｂ６５Ｄ 88/06 Ｂ６５Ｄ 88/06 Ｂ // Ｂ２３Ｋ 101:12 Ｂ２３Ｋ 101:12

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 固体、液体および／または気体を貯蔵する装置、特に食料を
    貯蔵する容器（１）、を形成する方法であって、その場合にバンド（１０）が装
    置の外側面（２）を形成しながら螺旋形状に変形され、その場合にバンド（１０
    ）の長い端縁（２４、２６）は稜を形成しながら曲げラインに沿って屈曲され、
    かつ隣接する長い端縁（２４、２６）が互いに結合される、前記方法において、 バンド（１０）に、稜を形成しながら屈曲する前に、曲げラインに沿って凹部
    （１６）が形成されることを特徴とする貯蔵する装置を形成する方法。
  2. 【請求項２】 凹部（１６）は、ストックロール（３６）からバンド（１０
    ）を引き出した後に、かつ稜を形成するために屈曲する前に、形成され、 凹部（１６）によって、隣接する長い端縁（２４、２６）の稜に生じる継ぎ目
    の伸張が減少されることを特徴とする請求項１に記載の装置。
  3. 【請求項３】 凹部（１６）は、特に成形ローラ（１２、１２’）によって
    、切削なしで形成されることを特徴とする請求項１または２に記載の装置。
  4. 【請求項４】 凹部（１６）は、稜の曲げ半径（２８）がバンド厚み（２２
    ）の２倍よりも小さくなるように、形成されていることを特徴とする請求項１か
    ら３のいずれか１項に記載の方法。
  5. 【請求項５】 凹部（１６）は、バンド厚み（２２）の１０から５０％、特
    に２５から３５％の深さ（２０）で形成されていることを特徴とする請求項１か
    ら４のいずれか１項に記載の方法。
  6. 【請求項６】 隣接する長い端縁（２４、２６）が、折畳み（８）を形成す
    ることを特徴とする請求項１から５のいずれか１項に記載の方法。
  7. 【請求項７】 一緒に圧接する前に、長い端縁（２４、２６）の間に、変形
    可能でシールする物質（５６）が挿入されることを特徴とする請求項１から６の
    いずれか１項に記載の方法。
  8. 【請求項８】 長い端縁（２４、２６）は、装置の内側（３４）上で、特に
    長い端縁（２４、２６）の稜によって形成される継ぎ目において、互いに溶接さ
    れることを特徴とする請求項１から７のいずれか１項に記載の方法。
  9. 【請求項９】 装置の内側（３４）上の溶接継ぎ目（３２）は、平滑化され
    ることを特徴とする請求項８に記載の方法。
  10. 【請求項１０】 曲げステーション（３８）と後続の結合ステーション（４
    ６）とを有する、請求項１から９のいずれか１項に記載の方法を実施する装置に
    おいて、 曲げステーション（３８）において、稜を形成するための曲げ工具（４２ａ、
    ４２ｂ）の前に配置されている加工工具（１２、１４）によって、バンド（１０
    ）に曲げラインに沿って凹部（１６）が形成可能であることを特徴とする装置。
  11. 【請求項１１】 加工工具（１２、１４）が、成形ローラ（１２）を有して
    おり、前記成形ローラによって凹部（１６）が切削なしでバンド（１０）に形成
    可能であることを特徴とする請求項１０に記載の装置。
  12. 【請求項１２】 結合ステーション（４６）は溶接装置（５０）を有してお
    り、前記溶接装置によって装置の内側（３４）上で、特に長い端縁（２４、２６
    ）の稜によって形成される継ぎ目において、隣接する長い端縁（２４、２６）が
    溶接可能であることを特徴とする請求項９または１１に記載の装置。
  13. 【請求項１３】 結合ステーション（４６）は、溶接装置（５０）の後段に
    配置された、溶接継ぎ目（３２）を平滑化する平滑化装置（５２）を有している
    ことを特徴とする請求項１２に記載の装置。
  14. 【請求項１４】 曲げステーション（３８）とストックロール（３６）が、
    形成すべき装置の内部に配置されており、 結合ステーション（４６）は、一部が形成すべき装置の内側に、そして一部は
    外側に配置されていることを特徴とする請求項９から１３のいずれか１項に記載
    の方法。
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