JP2003500157A - 絶縁電極およびアセンブリの方法 - Google Patents

絶縁電極およびアセンブリの方法

Info

Publication number
JP2003500157A
JP2003500157A JP2000620886A JP2000620886A JP2003500157A JP 2003500157 A JP2003500157 A JP 2003500157A JP 2000620886 A JP2000620886 A JP 2000620886A JP 2000620886 A JP2000620886 A JP 2000620886A JP 2003500157 A JP2003500157 A JP 2003500157A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tube
wire
electrode
silicone
insulating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2000620886A
Other languages
English (en)
Inventor
ロナルド ディー. スベコフスキー,
ランディー エル. モーニングスター,
スティーブン フェリー,
ウィリアム エム. クラット,
ジョン ダブリュー. ジュニア ウエストラム,
Original Assignee
アメリカン メディカル システムズ インコーポレイテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by アメリカン メディカル システムズ インコーポレイテッド filed Critical アメリカン メディカル システムズ インコーポレイテッド
Publication of JP2003500157A publication Critical patent/JP2003500157A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B18/00Surgical instruments, devices or methods for transferring non-mechanical forms of energy to or from the body
    • A61B18/04Surgical instruments, devices or methods for transferring non-mechanical forms of energy to or from the body by heating
    • A61B18/12Surgical instruments, devices or methods for transferring non-mechanical forms of energy to or from the body by heating by passing a current through the tissue to be heated, e.g. high-frequency current
    • A61B18/14Probes or electrodes therefor
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B18/00Surgical instruments, devices or methods for transferring non-mechanical forms of energy to or from the body
    • A61B18/04Surgical instruments, devices or methods for transferring non-mechanical forms of energy to or from the body by heating
    • A61B18/12Surgical instruments, devices or methods for transferring non-mechanical forms of energy to or from the body by heating by passing a current through the tissue to be heated, e.g. high-frequency current
    • A61B18/14Probes or electrodes therefor
    • A61B18/149Probes or electrodes therefor bow shaped or with rotatable body at cantilever end, e.g. for resectoscopes, or coagulating rollers

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Otolaryngology (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Plasma & Fusion (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Surgical Instruments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 設計および製造方法が手術手順の間に使用される絶縁された電極について開示される。この電極は、電気手術手順の間に生成される温度範囲に持ちこた得る耐久性の電気絶縁エレメントを備える。そのような絶縁特徴は、メルトバックに対する耐性ならびに患者およびデバイスのユーザーの両方において有害な反応を防ぐように、デバイスが生体適合性であり、かつ非毒性であることを保証する製造能力を含む。この絶縁された電極は、切断および凝固サイクルの間に生成される熱強度により引き起こされる損傷範囲の発生を減少させる特性をさらに含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (発明の分野) 本発明は、手術手順の間に使用される絶縁された電極および絶縁された電極を
アセンブリする方法に関する。本発明は、特に、絶縁のメルトバック(melt
back)および切断または凝固サイクルの間に生成される高い温度に起因する
損傷範囲の発生を減少させる電極絶縁体および電極を絶縁する方法に関する。
【0002】 (発明の背景) 一般的に、切除用内視鏡を使用して、手術手順の間に患者の組織を切断および
凝固させる。代表的な切除用内視鏡は、標的組織を照らして見えるようようにす
るための光学構成要素、灌注流体を制御するためのバルブ、活性エレメント(例
えば、組織を切断し、そして血管をシール(sealing)するためのループ
電極)、および発電機からの電気手術電流をループ電極に接続するためのハンド
ルアセンブリを備える。手術手順の間、無線周波数(RF)電気エネルギーは、
電極を通って標的組織内へ流れ、そして標的組織を加熱する。その組織に適用さ
れる熱量は、切断プロセスおよび凝固プロセスを制御する。
【0003】 切除用内視鏡を利用する手術手順の例は、前立腺の経尿道的切除(TURP)
である。TURPを使用して、良性の前立腺過形成(BPH)(50歳を過ぎた
男性が一般的に経験する尿路閉塞症を引き起こす医学的状態)を処置する。手術
手順の間、外科医は、ループ電極を使用して閉塞組織を1区画として一度に取り
除く。組織片を、灌注流体を使用して膀胱内に洗浄し、引き続きその手順の終わ
りに洗い流す(flush out)。手術切断手順および手術凝固手順(例え
ば、TURP)を実施するための種々の器具が当該分野において公知である。
【0004】 そのようなデバイスの例は、米国特許第5,658,280号において見出さ
れ得、これは、切除用内視鏡のための電極アセンブリを開示している。この電極
アセンブリは、切断電極および凝固電極の両方の少なくとも一部を包む絶縁体を
有する切断電極および凝固電極を備える。支持フレームは、切断電極および凝固
電極を、電極へエネルギーを供給するためのエネルギー供給源へ接続する。凝固
電極は、切断電極が組織を切断する間、組織凝固を同時に提供する。
【0005】 さらなる例は、米国特許第5,702,387号において見出され得、これは
、焼痂の構築を妨げる電気手術電極を開示している。電極は、シリコーンエラス
トマーのコーティング(シリコーンを電極上にディッピング(dipping)
、モールディング(molding)または静電気的噴霧(spraying)
することによって適用される)を備え、これは任意の組織の構築(例えば、焼痂
)の掃除の容易さを改善する。このコーティングは、電極刃の縁(edge)も
しくは先端部(tip)において薄いか、または存在しない。この特定のシリコ
ーンコーティング構成の機能は、電流を電極の縁もしくは先端部に集中させるこ
とであり、改善された焼痂除去を生じる。
【0006】 またそのうえさらなる例が、米国特許第5,810,764号において見出さ
れており、これは、高周波電圧供給源に連結された活性電極を有する電気手術プ
ローブを開示している。本発明の一つの局面において、活性電極は、非活性部分
から組織または周囲の電気伝導性液体への望ましくない電流を選択的に減少させ
る「非活性」部分または表面を備える。この「非活性」電極部分は、プラズマ析
出(plasma deposition)、蒸発技術およびスパッタリング技
術、またはディップコーティングプロセスにより電極に適用される電気的絶縁性
材料で被覆される。
【0007】 電気手術手順の間に使用される上記の電極(および特に記載されない他の類似
のデバイス)は、潜在的ユーザーに多くの利点(有効性、安全性、および簡便性
を含む)を提供する。しかし、そのようなデバイスに対する障害または不都合な
点が現在使用される絶縁材料および絶縁設計のメルトバックに対する故障発生度
であるということが発見された。これは、種々の因子(切断サイクルの間に生成
される高温を含む)に起因している。絶縁体がメルトバックに起因して構成され
ている場合、切除用内視鏡の隣接構成要素もまた高温によって損傷し得るという
可能性が存在する。さらに、電極の活性部分のさらなる露出表面領域は、周囲の
非標的組織を破壊し得、そして患者の傷害の原因となり得る。
【0008】 電流メルトバック問題の多くの原因が存在する。例えば、フッ素化エチレンプ
ロピレン(FEP)またはテトラフルオロエチレン(TFE)から作製された絶
縁体は、電極ワイヤの外径にぴったりと適合せず、従って接触点をより溶けやす
くする(FEPおよびTFEの幾分低い融点に起因する)これらの集中した接触
点をもたらす。さらに、絶縁体(例えば、スパッタリングされたシリコーンコー
ティング)は、同様に絶縁体の均一性を提供せず、従って、むらのある熱集中を
もたらす。さらに、スパッタリングプロセスは、高価であり、かつ確実に実施す
ることが難しい。
【0009】 上記を考慮すると、例えば、電気手術手順の間に生成される温度範囲に持ちこ
たえ得る、より耐久性があり、かつ確かな絶縁エレメントおよび絶縁体設計を有
する上記のような電極を提供する必要性が存在することが明らかである。また、
効率良く、容易に実行し得、そして費用効率の高い改善された絶縁体を製造する
方法を提供する必要性も存在する。そのような絶縁特徴としては、メルトバック
に対する電気的絶縁耐性ならびに患者およびデバイスユーザーの両方における不
都合な反応を防止するように生体適合性でありかつ非毒性であることを保証する
ような効率的な製造能力が挙げられる。それはさらに、電気放電に引き起こされ
る損傷範囲の発生ならびに切断および凝固サイクルに間に生成される熱の強度を
減少させる特性を含む。
【0010】 (発明の目的および要旨) 前述を考慮して、本発明の目的は、絶縁体メルトバックの現在の問題ならびに
種々の要因(手術手順の間の高温の生成および切除用内視鏡を弧を成して動かす
ことを含む)に起因する不慮の電気放電に関連する障害および不利を解決するた
めの絶縁された電極アセンブリを提供することである。
【0011】 本発明のさらなる目的は、切断および凝固サイクルの間に生成される高温およ
び切除用内視鏡を弧を成して動かすことにより生じる不慮の電気放電に起因する
、損傷範囲の発生を減少させる絶縁された電極アセンブリを提供することである
【0012】 本発明のさらなる目的は、高熱強度により引き起こされる絶縁体メルトバック
を減少させる絶縁された電極アセンブリを提供することである。
【0013】 本発明のさらなる目的は、周囲の非標的組織の破壊を防ぎ、そして潜在的患者
の損傷を減少させる絶縁された電極アセンブリを提供することである。
【0014】 本発明のさらなる目的は、絶縁体と電極との間に均一な絶縁体層および接触表
面を備える絶縁された電極アセンブリを提供することである。
【0015】 特に本明細書中で一つ一つ列挙されないこれらの目的および他の目的は、細長
いワイヤおよびそのワイヤの一部に配置される絶縁チューブを備える電極アセン
ブリを意図する本発明により取り組まれると思われ、ここで変形していない状態
の絶縁チューブは、細長いワイヤの外径よりも小さな内径を有し得る。電極の活
性部分上に配置される絶縁チューブまたはエレメントは、非活性切開を形成する
【0016】 本発明はまた、絶縁チューブの一方の末端をアセンブリツール先端部に滑らせ
てかぶせる工程および絶縁チューブをそのツールに固定する工程を包含する。次
の工程は、電極の一方の末端を絶縁チューブのもう一方の末端内に配置する工程
、およびその絶縁チューブを通して流体の流れを導入する工程を包含し得る。次
の工程は、絶縁チューブを電極上に浮かびあがらせる流体の流れの間に、その絶
縁チューブ内に電極を挿入する工程を包含する。最終工程は、適切に流体の流れ
を停止する工程を包含し、その結果、絶縁表面は、電極と均一に接する。
【0017】 (発明の詳細な説明) 図1を参照して、切除用内視鏡または本発明に従う他の類似のデバイスと共に
使用するための電極アセンブリ10の実施形態は、組織切断および血管をシール
するための支持チューブ12および活性エレメント14を備える。活性エレメン
トの遠位末端の部分は、絶縁チューブ16により囲まれている。絶縁チューブ1
6は、非活性であり、そして隣接組織および血管を保護する。さらに、非活性絶
縁チューブ16は、外科医が、標的部位においてのみ選択的に組織を切断し、そ
して凝固させることを可能にする。外側チューブ18および幹チューブ20を、
電極アセンブリのセグメントに沿って配置する。外側チューブ18は、切除用内
視鏡もしくは類似のデバイスに添付される場合、電極アセンブリ10のための構
造的支持体を提供する。幹チューブ20は、電極アセンブリ10の長さに沿って
伸長するように活性エレメント16に絶縁体層を提供する。活性エレメント14
の近位末端に接続される電力接触22は、電力を電極アセンブリ10に電力を提
供するために活性エレメント14を電源(示さず)へ電気的に連結する。
【0018】 好ましい実施形態において、活性エレメント14の遠位末端は、図1、2およ
び3において示されるようなループジオメトリー(geometry)を有する
。適切な活性エレメント14ジオメトリーとしては、放射状、環状、楕円形、曲
線状、円形、弓形(bowed)、弧(arc)、アーチ(arch)、半月形
、半円形、可鍛的な、ローラーシリンダーおよびローラーボールが挙げられるが
、これらに限定されない。ループジオメトリーにおいて構成される場合、活性エ
レメント14は、およそ24フレンチ(8mm)の好ましいループ直径を有する
。しかし、活性エレメント14のループ直径は、22〜28フレンチ(7.33
〜9.33mm)の範囲または切除用内視鏡もしくは類似のデバイス内に電極ア
センブリ10が適合し得る任意の適切なサイズを有し得る。さらに、ループジオ
メトリーにおいて構成される場合、活性エレメント10の遠位末端は、前方かつ
上向きの角度で折り曲げられており、そしてそのループにより接続される一対の
空間半平行アームセクション24、26を形成する。
【0019】 活性エレメント14は、代表的に、エネルギーを発電機もしくは電源(示さず
)から組織標的領域へ伝達するワイヤである。活性エレメント14の断面の輪郭
は、種々の形状(環状、卵形、長方形、正方形、三角形、C形または上記の組み
合わせを含むがこれらに限定されない)を含み得る。さらに、好ましい実施形態
において、活性エレメント14の断面直径は、およそ0.51mm(0.020
in)である。
【0020】 図1、2および4に示されるように、活性エレメント14の遠位末端24は、
高い電界強度を促進し、そして活性エレメント14の組織切断能力を増強させる
種々の形状のグルーブ(groove)またはスロット(slot)を備え得る
。種々の電気伝導性材料を使用して活性エレメント16を作製し得る。これらの
材料としては、タングステン、その合金、ステンレス鋼などが挙げられるがこれ
らに限定されない。好ましい材料は、モリブデンである。
【0021】 図5に示されるように、電極アセンブリ10は、活性エレメント14の一部に
沿って伸長し、そしてシールドする絶縁チューブ16をさらに備える。図5に示
される電極アセンブリ10について、絶縁チューブ16の2つの別個のセクショ
ンが、電極アセンブリ10の活性エレメント14を適切に包むために必要とされ
る。好ましい実施形態において、絶縁チューブ16は、非活性であり、弾性の電
気絶縁材料(例えば、シリコーン(この材料は、容易に伸展されるか、または膨
張されて、そして再びその前の形状を取り得る))から作製される。好ましい絶
縁材料は、シリコーンである。なぜなら、それは良好な電気絶縁特性、生体適合
性、および高い融点を有し、接合表面に非常によく適合するからである。
【0022】 図6を参照すると、好ましくは、そのまだ取り付けられていない状態または変
形していない状態において、絶縁チューブ16の内径は、活性エレメント4の外
径未満か、またはほぼ等しいかのいずれかである。活性エレメント14に対する
チュ嵌合16の相対的サイジング(sizing)は、特に、伸縮自在に伸展可
能および膨張可能な絶縁チューブ16の特性を考慮すると、スナッグ(snug
)が存在し、かつチューブ16とエレメント14との間の嵌合および接触を適合
させることを保証する。また、それは、最大の厚さの絶縁チューブを使用するこ
とを可能にし、それによりデバイスの絶縁耐力および絶縁特性が最大化されるこ
とを保証する。この点について、チューブ16がエレメント14上に取り付けら
れる場合、たとえそれが最少張力であっても、そのチューブ材料が引張の状態に
あることが所望される。この所望の構成は、チューブ16の直径が活性エレメン
トの外径未満か、またはほぼ等しいかのいずれかである場合に達成される。
【0023】 本発明の好ましい実施形態において、絶縁チューブ16は、その内径について
0.5080mm+/−0.0508mm(0.020in+/−0.002i
n)およびその外径について0.9906mm+/−0.0508mm(0.0
39in+/−0.002in)という製造仕様を有し、そして活性エレメント
14は、その外径について0.5080mm+/−0.0203mm(0.02
0in+/−0.0008in)という製造仕様を有する。これらの仕様書に従
って製造される絶縁チューブ16および活性エレメント14は、前述の絶縁チュ
ーブ16の取付け特徴を達成する。
【0024】 本発明の目的を達成するために有利である絶縁チューブ16の別の局面は、活
性エレメント14を構成する金属に対して高い摩擦係数を有する材料の使用であ
る。そのような材料の使用は、エレメント14へのチューブ16の取り付けおよ
び接着の固定および適合をより確実にする。好ましい実施形態において、絶縁チ
ューブ16は、およそ0.80(乾性)の鋼もしくはモリブデン表面に対して摩
擦係数を有するシリコーンから作製される。これは、従来の絶縁材料(例えば、
FEPまたはTFE(これらは代表的に小さな摩擦係数(例えば、0.04(乾
性))を有する))とは対照的であり得る。
【0025】 本発明により達成される改善された均一表面接触は、特に活性エレメント14
が電極アセンブリ10の遠位末端において絶縁チューブ16から露出される接合
部(junction)において、組織が接合部と癒着する可能性または絶縁チ
ューブ16と活性エレメント14との間に流体を逃す可能性を減少させる。それ
はまた、活性エレメント14により生成された熱の均一な吸収を保証し、それに
より周囲の組織の潜在的損傷を最少にする。
【0026】 絶縁チューブ16の外側表面は、比較的滑らかである。さらに、絶縁チューブ
16の厚さは、活性エレメント14を適切に保護およびシールドするようにその
全長に沿って均一である。しかし、代替の実施形態において、絶縁チューブ16
の厚さは、種々の所望の電気絶縁特徴またはアセンブリ拘束に依存して、その長
さに沿って変動し得る。
【0027】 図1および5を参照すると、電極アセンブリ10を構成するさらなるエレメン
トは、支持チューブ12、幹チューブ20、補剛材スリーブ28、外側チューブ
18および電力接触22を備える。支持チューブ12は、活性エレメント14お
よび絶縁チューブ16の基礎を成すセクションに対して、十分な剛性および構造
的支持体を提供するために、電極アセンブリ10の各アームセクション24、2
6に沿って外接し、そして伸長する。好ましい実施形態において、支持チューブ
12は、ステンレス鋼から作製されるが、腐食耐性であり、かつ容易に成形され
、ハンダ付けされ、そして清掃される他の同等な材料もまた使用され得る。
【0028】 活性エレメント14の近位末端を取り囲み、そしてさらなる強度および耐久性
を提供するものは、非導電性幹チューブ20である。好ましい実施形態において
、幹チューブ20は、FEPから作製される。あるいは、この幹チューブ20は
、他の材料(例えば、TFEまたはポリエチレン)から作製され得る。補剛材ス
リーブ28は、絶縁チューブ16の一部および幹チューブ20の全長に沿って実
質的に伸長し、電極アセンブリ10の1つのアームセクション24上に配置され
る支持チューブ12の近位末端に隣接する。補剛材スリーブ28は、電極アセン
ブリ10の一部を絶縁し、そしてシールし、切除用内視鏡内への電極アセンブリ
10の接続を容易にする。
【0029】 図5に示されるように、外側チューブ18を使用して、アームセクション24
、26の近位末端を固定し、そしてさらなる構造的支持体を電極アセンブリ10
に提供する。外側チューブ18は(支持チューブ12のように)、ステンレス鋼
または類似の腐食耐性材料から作製される。外側チューブ18の遠位末端は、支
持チューブ12を外側チューブ18内にハンダ付けすることによって支持チュー
ブ12に固定される。外側チューブ18の近位末端は、クリンプ(crimp)
内に含まれるので、縁は、外側チューブ18と幹チューブ20との間に生じない
【0030】 電力接触22は、電極アセンブリ10の近位末端に配置される。電力接触22
は、電極アセンブリ10へ電力を供給するために活性エレメント14を電源に連
結する。電力接触22は、ステンレス鋼または他の適切な導電性金属から形成さ
れる電気伝導性エレメントである。
【0031】 本発明は、たった1つの電力接触に接続する活性エレメントを備える電極アセ
ンブリに限定されないということが理解されるべきである。例えば、活性エレメ
ントは、電極アセンブリの近位に等しい長さで伸長する2つ以上の端(end)
または末端(terminal)を有し得る。さらに、2つ以上の電力接触を使
用して、電極アセンブリを電源に接続し得る。
【0032】 本発明の電極アセンブリ10は、単極デバイスおよび双極デバイスの両方にお
いて使用され得る。上記のように、単極デバイスは、患者の身体を通して電極ア
センブリ10(すなわち、切断電極)の露出した活性エレメント14からリター
ン電極(示さず)までの限定された経路に沿って電流を導く。リターン電極は、
患者の身体上の適切な領域へ外部に装着される。
【0033】 双極性デバイスは、切断電極およびリターン電極の両方を同じデバイスについ
て備えている。切断電極およびリターン電極は、互いに隣接して構成され、その
結果それらは同時に組織に接触し、それにより電流を切断電極から患者組織を通
してリターン電極へという経路に沿って流すように導く。本発明の双極デバイス
におけるリターン電極の一部は、絶縁されている(活性エレメント14上に配置
される絶縁チューブ16の構成と類似している)。好ましくは、その絶縁体は、
シリコーンから作製されるが、前に記載された他の同等の材料もまた使用され得
る。絶縁体は、周囲組織を保護するための層を提供し、そして標的組織上に電流
を集中させる際の援助をする。
【0034】 (アセンブリの方法) 本発明はまた、図7および図8に示されるように、電極アセンブリ10の活性
エレメント14上に絶縁チューブ16を組み立てる方法を意図する。活性エレメ
ント14上に絶縁チューブ16を組み立てる第1の工程は、絶縁チューブ16の
一方の末端を加圧された流体供給源32の適切な大きさの針30に接続する工程
を包含する。本発明の好ましい実施形態は、加圧された流体供給源32を利用す
るが、類似の流体加圧デバイスを代用し得る。これらのデバイスと共に使用され
る種々の流体としては、空気、液体およびガスが挙げられるが、これらに限定さ
れない。加圧された流体供給源32の圧力レギュレーター(示さず)を100p
siに設定する。代替の圧力を、デュロメーター、抗張力および絶縁チューブ1
6の他の材料特徴に依存して使用され得るということに注意すべきである。
【0035】 次の工程は、絶縁チューブ16を加圧された流体供給源32の針30上に固定
し、そして絶縁チューブ16の開口端に活性エレメント14の非ループ末端を位
置付けする工程を包含する。クリップまたは他の任意の接着デバイスを使用して
絶縁チューブ16を針30の上に固定し得る。接着デバイスは、流体が導入され
た場合に絶縁チューブ16が針30から抜けないように絶縁チューブ16をしっ
かりとクランプすべきである。
【0036】 次の工程は、絶縁チューブ16内に流体を導入する工程および活性エレメント
14を絶縁チューブ16内へ挿入する工程を包含する。絶縁材料の高い摩擦係数
および活性エレメント14の外径に対するその内径に起因して、絶縁チューブ1
6は、活性エレメント14のまわりに簡単に滑り込ませることができない。従っ
て、加圧された流体供給源32の針30を経由して流体を絶縁チューブ16にゆ
っくり導入する。流体が絶縁チューブ16を通って流れるにつれて、その圧力は
、絶縁チューブ16を半径方向外向きに膨張させる。結果として、絶縁チューブ
16の内径のサイズが大きくなる。絶縁チューブ16の内径が、活性エレメント
14の外径よりも十分に大きくなった場合、活性エレメント14を、絶縁チュー
ブ16が活性エレメント14のループに対してしっかりと詰め込まれるまで絶縁
チューブ16内に挿入する。
【0037】 最終のアセンブリ工程は、適切に流体の流れを停止する工程を包含し、その結
果、絶縁チューブ16の内側表面は、活性エレメント14の外側表面と均一に接
する。絶縁チューブ16のエラストマー(elastomeric)特性に起因
して、流体が絶縁チューブ16を通ってもはや流れていない場合、絶縁チューブ
16の直径および形状は、今挿入されたワイヤの形状によってのみ制約される形
状に戻る。すなわち、絶縁チューブ16の最初の内径は活性エレメント14の外
径よりも小さいものであり得るので、絶縁チューブ16の内側表面は、活性エレ
メント14の外側表面と均一に接触する。
【0038】 アセンブリの代替の方法としては、絶縁チューブをフレオン、アセトン、キシ
レンなどに浸すことが挙げられる。長い期間に渡って、これらの化学薬品は絶縁
チューブ16の構造に浸透し、そして引き続き膨張させる。絶縁チューブ16が
この膨張した状態にある場合、活性エレメント14は、手動で絶縁チューブ16
内へ挿入され得る。絶縁チューブ16が活性エレメント14上に位置付けられた
後、化学薬品が絶縁チューブ16から自然に気化した場合に、絶縁チューブ16
の構造は、最初の形状に戻る。
【0039】 当該分野において周知の種々のプロセスを使用して、活性エレメント14上へ
のそのアセンブリの前に、絶縁チューブ16のエラストマー特性を増強させ得る
。絶縁チューブ16の材料特性は、その材料が押出された後のポストキュア(p
ost−cure)プロセスを介して増強され得る。ポストキュアプロセスは、
種々の長さの絶縁チューブ16をステンレス鋼パン(pan)内に配置する工程
および適切な期間、適切な温度に設定されたオーブンまたは類似のデバイス内に
それらを置く工程を包含する。好ましい実施形態において、このオーブンは、1
66℃±5℃に設定され、そしてポストキュアは、およそ2〜3時間の間続く。
しかし、材料の型に基いて、このポストキュアプロセスは、種々の温度および時
間期間で実施され得る。
【0040】 本発明の別の局面は、絶縁チューブ16を含む材料への着色料の添加を含む。
ユーザーにとって都合のいいように、押出しプロセスを実施する前に、着色料を
絶縁チューブ16材料へ添加する。絶縁チューブの種々の色の各々は、活性エレ
メント14の固有のループサイズに対応する。例えば、黄色の絶縁チューブ16
は、24フレンチサイズのループに対応し、同様に白の絶縁チューブ16は、2
6フレンチサイズのループなどに対応する。このことは、このデバイスのユーザ
ーが、実施される特定の手順のための活性エレメント14の適切なループサイズ
を容易かつ簡便に選択する際の助けとなる。
【0041】 本発明は、特定の実施形態および用途に関して記載されているが、この教示を
考慮すれば当業者が、特許請求される本発明の精神から逸脱することなく、また
はその範囲を超えることなくさらなる実施形態および改変を作製することが可能
である。従って、本明細書中の図面および説明は、本発明の理解を容易にするた
めの例として提供されており、そしてその範囲を限定するものと解釈されるべき
ではないということが理解されるべきである。
【0042】 本発明の他の特徴および利点は、特定の実施形態の以下の説明が図面と共に進
行するにつれて理解される、ここで:
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本発明に従う電極アセンブリの斜視図である。
【図2】 図2は、本発明に従う電極アセンブリの一部の上面の斜視図である。
【図3】 図3は、本発明に従う電極アセンブリの正面の斜視図である。
【図4】 図4は、本発明に従う電極アセンブリの側面の斜視図である。
【図5】 図5は、本発明に従う電極アセンブリの上面の断面図である。
【図6】 図6は、本発明に従う、絶縁チューブの側面の断面図であり、その内径および
ワイヤエレメントを例示しており、その外径を例示している。
【図7】 図7は、ワイヤエレメントの一方の末端を、絶縁チューブの一方の末端に隣接
するように配置する方法の斜視図である。
【図8】 図8は、ワイヤエレメントを絶縁チューブ内に挿入する方法の斜視図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 フェリー, スティーブン アメリカ合衆国 ミネソタ 55331, シ ョアウッド, サバーバン ドライブ 5090 (72)発明者 クラット, ウィリアム エム. アメリカ合衆国 ミネソタ 55426, セ ント ルイス パーク, ロード アイラ ンド アベニュー サウス 3388 (72)発明者 ウエストラム, ジョン ダブリュー. ジュニア アメリカ合衆国 ミネソタ 55372, プ ライアー レイク, オーク ヒル サー クル 8690 Fターム(参考) 4C060 KK03 KK04 KK09 KK14 KK25 KK50

Claims (39)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワイヤエレメントを絶縁する方法であって、該方法は、以下
    の工程: シリコーンチューブの一方の末端をアセンブリツール先端部に滑らせてかぶせ
    る工程; 該シリコーンチューブを該アセンブリツール先端部に固定する工程; 該ワイヤエレメントの末端を該シリコーンチューブの第2の開口端に位置付け
    する工程; 該シリコーンチューブを該アセンブリツール先端部を介して膨張させる工程;
    および 該ワイヤエレメントが該シリコーンチューブに包まれるまで該ワイヤエレメン
    トを該シリコーンチューブへ導く工程、 を包含する、方法。
  2. 【請求項2】 流体が、前記シリコーンチューブを膨張させるために前記ア
    センブリツールを通って流れる、請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 クリップを使用して、前記シリコーンチューブを前記アセン
    ブリツール先端部へ固定する、請求項1に記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記ワイヤエレメントの外径が、前記シリコーンチューブの
    内径よりも大きい、請求項1に記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記ワイヤエレメントが、該ワイヤエレメント上に近位に配
    置されているループを備える、請求項1に記載の方法。
  6. 【請求項6】 半径方向外向きの方向で前記シリコーンチューブを膨張させ
    る工程をさらに包含する、請求項4に記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記シリコーンチューブの前記内径が、前記ワイヤエレメン
    トの前記外径よりも大きい、請求項1に記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記ワイヤエレメントに対する前記シリコーンチューブの摩
    擦係数が、およそ0.8である、請求項7に記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記シリコーンチューブの前記第2の末端を前記ワイヤエレ
    メントの前記ループに隣接するように配置する工程をさらに包含する、請求項1
    に記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記シリコーンチューブを収縮させる工程をさらに包含す
    る、請求項1に記載の方法。
  11. 【請求項11】 前記シリコーンチューブの内側表面が、前記ワイヤエレメ
    ントの外側表面と均一に接触している、請求項10に記載の方法。
  12. 【請求項12】 ワイヤエレメントを絶縁する方法であって、該方法は、以
    下の工程: 細長いエラストマーチューブを提供する工程; 該チューブを通して流体の流れを導入する工程; 該流体の流れの間に該ワイヤエレメントを該チューブ内へ移す工程;および 該流体の流れを停止させる工程、 を包含する、方法。
  13. 【請求項13】 前記エラストマーチューブがシリコーンから作製される、
    請求項12に記載の方法。
  14. 【請求項14】 前記流体が空気である、請求項12に記載の方法。
  15. 【請求項15】 前記エラストマーチューブの一方の末端を、加圧された流
    体供給源の針に取り付ける工程をさらに包含する、請求項12に記載の方法。
  16. 【請求項16】 前記エラストマーチューブを固定するためのクリップを、
    前記加圧された流体供給源の前記針に取り付ける工程をさらに包含する、請求項
    15に記載の方法。
  17. 【請求項17】 前記加圧された流体供給源のレギュレーターを100ps
    iに調節する工程をさらに包含する、請求項16に記載の方法。
  18. 【請求項18】 前記ワイヤエレメントの一方の末端を、前記エラストマー
    チューブのもう一方の開口端に隣接するように位置付けする工程をさらに包含す
    る、請求項15に記載の方法。
  19. 【請求項19】 前記ワイヤエレメントの外径が、前記エラストマーチュー
    ブの内径よりも大きい、請求項18に記載の方法。
  20. 【請求項20】 前記ワイヤエレメントに対する前記エラストマーチューブ
    の摩擦係数がおよそ0.8である、請求項18に記載の方法。
  21. 【請求項21】 前記ワイヤエレメントが、該ワイヤエレメント上に近位に
    配置されているループを備える、請求項19に記載の方法。
  22. 【請求項22】 半径方向外向きの方向で前記エラストマーチューブを膨張
    させる工程をさらに包含する、請求項19に記載の方法。
  23. 【請求項23】 前記エラストマーチューブの第2の末端が前記ワイヤエレ
    メントの前記ループと接触するまで、該ワイヤエレメントを該エラストマーチュ
    ーブ内へ挿入する工程をさらに包含する、請求項21に記載の方法。
  24. 【請求項24】 前記ワイヤエレメントを前記エラストマーチューブで包む
    工程をさらに包含する、請求項12に記載の方法。
  25. 【請求項25】 前記エラストマーチューブの内側表面が、前記ワイヤエレ
    メントの外側表面と均一に接触している、請求項24に記載の方法。
  26. 【請求項26】 絶縁されたワイヤ電極であって、該電極は以下: 細長いワイヤ; 該ワイヤの少なくとも一部の上に配置されている絶縁チューブを備え;そして 変形していない状態の該絶縁チューブは、該細長いワイヤの外径よりも小さい
    かまたは実質的に等しい内径を有する、 絶縁されたワイヤ電極。
  27. 【請求項27】 前記絶縁チューブがシリコーンを含む、請求項26に記載
    の絶縁されたワイヤ電極。
  28. 【請求項28】 請求項26の絶縁されたワイヤ電極であって、ここで前記
    ワイヤが、高い電界強度を促進かつ組織切断能力を増強させる、種々の形状のグ
    ルーブまたはスロットを有するループを備える、電極。
  29. 【請求項29】 前記絶縁チューブが、特定のループサイズに対応するよう
    に着色されている、請求項28に記載の絶縁されたワイヤ電極。
  30. 【請求項30】 前記絶縁チューブの内側表面が、前記細長いワイヤの外側
    表面と均一に接触している、請求項28に記載の絶縁されたワイヤ電極。
  31. 【請求項31】 絶縁されたワイヤ電極であって、該電極は以下: 細長いワイヤであって、該ワイヤは内径および外径を有する、細長いワイヤ;
    および 該ワイヤの少なくとも一部の上に配置されている絶縁チューブを備え; 該絶縁チューブは内径および外径を有し、;そして 該チューブの該内径は、該ワイヤ上に該チューブを取り付ける前の該ワイヤの
    該外径よりも小さいか、または実質的に等しい、 絶縁されたワイヤ電極。
  32. 【請求項32】 該絶縁チューブがシリコーンを含む、請求項31に記載の
    絶縁されたワイヤ電極。
  33. 【請求項33】 請求項31の絶縁されたワイヤ電極であって、ここで前記
    ワイヤが、高い電界強度を促進かつ組織切断能力を増強させる種々の形状のグル
    ーブまたはスロットを有するループを備える、電極。
  34. 【請求項34】 前記絶縁チューブが、特定のループサイズに対応するよう
    に着色されている、請求項32に記載の絶縁されたワイヤ電極。
  35. 【請求項35】 前記絶縁チューブの内側表面が、前記細長いワイヤの外側
    表面と均一に接触している、請求項31に記載の絶縁されたワイヤ電極。
  36. 【請求項36】 絶縁されたワイヤ電極であって、該電極は以下: 細長いワイヤであって、該ワイヤは内径および外径を有する、細長いワイヤ;
    および 該ワイヤの少なくとも一部上に配置されている、絶縁チューブを備え 該絶縁チューブは、内径および外径を有し、;そして 該絶縁チューブが、該ワイヤに対して高い摩擦係数を有する、 絶縁されたワイヤ電極。
  37. 【請求項37】 前記絶縁チューブがシリコーンを含む、請求項36に記載
    の絶縁されたワイヤ電極。
  38. 【請求項38】 前記ワイヤがモリブデンを含む、請求項36に記載の絶縁
    されたワイヤ電極。
  39. 【請求項39】 前記摩擦係数がおよそ0.8である、請求項36に記載の
    絶縁されたワイヤ電極。
JP2000620886A 1999-05-27 2000-05-26 絶縁電極およびアセンブリの方法 Withdrawn JP2003500157A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US09/323,168 US6461355B2 (en) 1999-05-27 1999-05-27 Insulated electrode and method of assembly
US09/323,168 1999-05-27
PCT/US2000/014776 WO2000072772A1 (en) 1999-05-27 2000-05-26 Insulated electrode and method of assembly

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003500157A true JP2003500157A (ja) 2003-01-07

Family

ID=23258004

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000620886A Withdrawn JP2003500157A (ja) 1999-05-27 2000-05-26 絶縁電極およびアセンブリの方法

Country Status (6)

Country Link
US (1) US6461355B2 (ja)
EP (1) EP1187571A1 (ja)
JP (1) JP2003500157A (ja)
AU (1) AU5302000A (ja)
CA (1) CA2374306A1 (ja)
WO (1) WO2000072772A1 (ja)

Families Citing this family (47)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU2002367772A1 (en) 2002-03-14 2003-09-29 Jeffrey E. Yeung Suture anchor and approximating device
US7097632B2 (en) * 2002-10-28 2006-08-29 Sherwood Services Ag Automatic valve
EP1613229A2 (en) * 2002-12-20 2006-01-11 Manoa Medical, Inc. Systems and methods for cutting tissue
US20040199154A1 (en) * 2003-04-02 2004-10-07 Cryocath Technologies Inc. Device for tissue ablation
WO2005122935A1 (ja) * 2004-06-18 2005-12-29 Olympus Corporation 生体組織切断用器具
US9549739B2 (en) 2005-05-20 2017-01-24 Neotract, Inc. Devices, systems and methods for treating benign prostatic hyperplasia and other conditions
US7896891B2 (en) 2005-05-20 2011-03-01 Neotract, Inc. Apparatus and method for manipulating or retracting tissue and anatomical structure
US9504461B2 (en) 2005-05-20 2016-11-29 Neotract, Inc. Anchor delivery system
US9364212B2 (en) 2005-05-20 2016-06-14 Neotract, Inc. Suture anchoring devices and methods for use
US8394113B2 (en) 2005-05-20 2013-03-12 Neotract, Inc. Coiled anchor device
US9149266B2 (en) 2005-05-20 2015-10-06 Neotract, Inc. Deforming anchor device
US8157815B2 (en) 2005-05-20 2012-04-17 Neotract, Inc. Integrated handle assembly for anchor delivery system
US8628542B2 (en) 2005-05-20 2014-01-14 Neotract, Inc. Median lobe destruction apparatus and method
US8425535B2 (en) 2005-05-20 2013-04-23 Neotract, Inc. Multi-actuating trigger anchor delivery system
US7645286B2 (en) 2005-05-20 2010-01-12 Neotract, Inc. Devices, systems and methods for retracting, lifting, compressing, supporting or repositioning tissues or anatomical structures
US8603106B2 (en) 2005-05-20 2013-12-10 Neotract, Inc. Integrated handle assembly for anchor delivery system
US7758594B2 (en) 2005-05-20 2010-07-20 Neotract, Inc. Devices, systems and methods for treating benign prostatic hyperplasia and other conditions
US10195014B2 (en) 2005-05-20 2019-02-05 Neotract, Inc. Devices, systems and methods for treating benign prostatic hyperplasia and other conditions
US8834492B2 (en) 2005-05-20 2014-09-16 Neotract, Inc. Continuous indentation lateral lobe apparatus and method
US7909836B2 (en) 2005-05-20 2011-03-22 Neotract, Inc. Multi-actuating trigger anchor delivery system
US10925587B2 (en) 2005-05-20 2021-02-23 Neotract, Inc. Anchor delivery system
US8529584B2 (en) 2005-05-20 2013-09-10 Neotract, Inc. Median lobe band implant apparatus and method
US8945152B2 (en) 2005-05-20 2015-02-03 Neotract, Inc. Multi-actuating trigger anchor delivery system
US8668705B2 (en) 2005-05-20 2014-03-11 Neotract, Inc. Latching anchor device
US8491606B2 (en) 2005-05-20 2013-07-23 Neotract, Inc. Median lobe retraction apparatus and method
US8333776B2 (en) 2005-05-20 2012-12-18 Neotract, Inc. Anchor delivery system
US8409172B2 (en) * 2006-08-03 2013-04-02 Hansen Medical, Inc. Systems and methods for performing minimally invasive procedures
US7798385B2 (en) 2007-05-16 2010-09-21 The Invention Science Fund I, Llc Surgical stapling instrument with chemical sealant
US8485411B2 (en) 2007-05-16 2013-07-16 The Invention Science Fund I, Llc Gentle touch surgical stapler
US7922064B2 (en) 2007-05-16 2011-04-12 The Invention Science Fund, I, LLC Surgical fastening device with cutter
US7810691B2 (en) 2007-05-16 2010-10-12 The Invention Science Fund I, Llc Gentle touch surgical stapler
US7832611B2 (en) 2007-05-16 2010-11-16 The Invention Science Fund I, Llc Steerable surgical stapler
US7823761B2 (en) 2007-05-16 2010-11-02 The Invention Science Fund I, Llc Maneuverable surgical stapler
US8758366B2 (en) * 2007-07-09 2014-06-24 Neotract, Inc. Multi-actuating trigger anchor delivery system
JP5571079B2 (ja) 2008-07-30 2014-08-13 ネオトラクト インコーポレイテッド 交換式カートリッジを持つアンカー送出システム
EP2344048B1 (en) 2008-07-30 2016-09-07 Neotract, Inc. Slotted anchor device
KR102041093B1 (ko) 2011-04-11 2019-11-06 크라운 이큅먼트 코포레이션 조정된 경로 계획기를 사용하는 다수의 자동화 비-홀로노믹 차량들을 효율적으로 스케줄링하는 방법 및 장치
US9161749B2 (en) 2011-04-14 2015-10-20 Neotract, Inc. Method and apparatus for treating sexual dysfunction
US8655588B2 (en) 2011-05-26 2014-02-18 Crown Equipment Limited Method and apparatus for providing accurate localization for an industrial vehicle
US20140058634A1 (en) 2012-08-24 2014-02-27 Crown Equipment Limited Method and apparatus for using unique landmarks to locate industrial vehicles at start-up
US9056754B2 (en) 2011-09-07 2015-06-16 Crown Equipment Limited Method and apparatus for using pre-positioned objects to localize an industrial vehicle
US10292801B2 (en) 2012-03-29 2019-05-21 Neotract, Inc. System for delivering anchors for treating incontinence
US10130353B2 (en) 2012-06-29 2018-11-20 Neotract, Inc. Flexible system for delivering an anchor
WO2019126718A1 (en) 2017-12-23 2019-06-27 Neotract, Inc. Expandable tissue engagement apparatus and method
CN109350237A (zh) * 2018-11-28 2019-02-19 张振声 一种锚型双极电切环
AU2021320088B2 (en) 2020-08-03 2022-06-23 Teleflex Life Sciences Llc Handle and cartridge system for medical interventions
CN114767259A (zh) * 2022-06-22 2022-07-22 北京大学人民医院 一种用于经皮肾镜的易操作的止血操作器

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3138859A (en) 1961-01-03 1964-06-30 Plummer Walter A Method of assembling cabling in inflatable seamless tubing
US4417394A (en) * 1976-07-29 1983-11-29 Panduit Corp. Method and apparatus for positioning an expandable insulating sleeve on a connector
DK150428C (da) 1984-02-08 1987-07-13 Nordiske Kabel Traad Fremgangsmaade ved anbringelse af et slangestykke paa et ka-bel, samt ring til brug ved udoevelse af fremgangsmaaden
IT1199660B (it) * 1984-02-24 1988-12-30 Pirelli General Plc Applicazione di un manicotto elastico su un corpo allungato
US5683366A (en) 1992-01-07 1997-11-04 Arthrocare Corporation System and method for electrosurgical tissue canalization
US5843019A (en) 1992-01-07 1998-12-01 Arthrocare Corporation Shaped electrodes and methods for electrosurgical cutting and ablation
CH684157A5 (fr) 1993-07-09 1994-07-29 Jean Dr Med Parvulesco Instrument médical d'électrocoagulation.
US5519172A (en) 1994-09-13 1996-05-21 W. L. Gore & Associates, Inc. Jacket material for protection of electrical conductors
US5658280A (en) 1995-05-22 1997-08-19 Issa; Muta M. Resectoscope electrode assembly with simultaneous cutting and coagulation
CA2221316A1 (en) 1995-05-22 1996-11-28 Muta M. Issa Resectoscope electrode assembly with simultaneous cutting and coagulation
US5702387A (en) 1995-09-27 1997-12-30 Valleylab Inc Coated electrosurgical electrode
US5749870A (en) 1996-08-23 1998-05-12 Nebl, Inc. Electrode for coagulation and resection
US5845396A (en) 1996-12-17 1998-12-08 Pacesetter, Inc. Co-radial, multi-polar coiled cable lead and method for making the same

Also Published As

Publication number Publication date
CA2374306A1 (en) 2000-12-07
AU5302000A (en) 2000-12-18
EP1187571A1 (en) 2002-03-20
US20020049440A1 (en) 2002-04-25
WO2000072772A1 (en) 2000-12-07
US6461355B2 (en) 2002-10-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6461355B2 (en) Insulated electrode and method of assembly
JP5107295B2 (ja) 鏡視下高周波切除装置
AU740103B2 (en) Apparatus for electro-surgical tissue removal
US6610055B1 (en) Surgical method for positioning a diagnostic or therapeutic element on the epicardium or other organ surface
US6645200B1 (en) Method and apparatus for positioning a diagnostic or therapeutic element within the body and tip electrode for use with same
US6464700B1 (en) Loop structures for positioning a diagnostic or therapeutic element on the epicardium or other organ surface
US6692491B1 (en) Surgical methods and apparatus for positioning a diagnostic or therapeutic element around one or more pulmonary veins or other body structures
US7122035B2 (en) Bipolar surgical forceps with argon plasma coagulation capability
US6464699B1 (en) Method and apparatus for positioning a diagnostic or therapeutic element on body tissue and mask element for use with same
US7785323B2 (en) Loop structure including inflatable therapeutic device
US6217528B1 (en) Loop structure having improved tissue contact capability
US6837885B2 (en) Surgical probe for supporting inflatable therapeutic devices in contact with tissue in or around body orifices and within tumors
US7175619B2 (en) Loop structures for positioning a diagnostic or therapeutic element on the epicardium or other organ surface
US5374188A (en) Electro-surgical instrument and method for use with dental implantations
US20100049193A1 (en) Insulated Tube for Suction Coagulator
JP2002301088A (ja) 内視鏡用治療装置
JP2004507314A (ja) 組織と接触させて診断および治療エレメントを支持するための、流体により冷却される装置
JPH10510745A (ja) 電気外科的切除及び剥離用システム及び方法
CA2263604A1 (en) Electrode for coagulation and resection
US20230123655A1 (en) Methods and devices for performing electrosurgery
JP4294147B2 (ja) 高周波処置具
JP3116031B2 (ja) 高周波処置具
WO2022259438A1 (ja) バルーン型電極カテーテル
US20230404656A1 (en) Devices and methods for grounding luminal electrosurgeries
KR20230172722A (ko) 연성 내시경 시술기구의 바이폴라 구조

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20070807