JP2003348245A - 情報通信網を用いた民生用機器の使用機能に対する課金システム - Google Patents

情報通信網を用いた民生用機器の使用機能に対する課金システム

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JP2003348245A
JP2003348245A JP2002150556A JP2002150556A JP2003348245A JP 2003348245 A JP2003348245 A JP 2003348245A JP 2002150556 A JP2002150556 A JP 2002150556A JP 2002150556 A JP2002150556 A JP 2002150556A JP 2003348245 A JP2003348245 A JP 2003348245A
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consumer device
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appliances
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JP2002150556A
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Hiroshi Arimoto
浩 有本
Hiroshi Fujiwara
洋 藤原
Tsukasa Ogino
司 荻野
Ikuko Goto
郁子 後藤
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Original Assignee
Internet Res Inst Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 民生用機器の使用した機能を自動的に監視、
計数して課金するシステムを提供すること。また、低価
格で民生機器の最新機能を享受できるシステムを提供す
ること。 【解決手段】 民生用機器に対し製造段階で固有のグロ
ーバルアドレスを付与しておき、当該民生用機器を情報
通信網に常時接続するとともに、当該情報通信網にコン
ピュータを接続して、当該民生用機器が使用した機能を
定常的に監視し、所定期間内における当該民生用機器が
使用した機能の内容及び時間を集計し、当該集計した内
容及び時間に応じて課金する情報通信網を用いた民生用
機器の使用機能に対する課金システムである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インターネット、イン
トラネット等の情報通信網を用いた民生用機器の使用機
能に対する課金システムである。
【0002】
【従来の技術】民生用機器にコンピュータを取り付け、
インターネットに接続して、データを受信またはダウン
ロードするシステムは、検討されてきた。また、ユーザ
ーが入力装置を用いてデータを発信またはアップロード
するシステムも検討されてきた。
【0003】しかしながら、民生用電気機の使用した機
能に対して課金するシステムについては全く考えられて
いなかった。例えば、エアコンの運転時間やエアコンの
コンプレッサ・モーターの回転数を計測して、民生用機
器(例えばエアコン)の使用した機能を定量化し、それ
に対して課金するアイデアは全く存在しなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そのため、民生用機器
の製造・販売会社は、民生用機器の販売や修理の際のみ
に、利益を得ており、その他の時には、利益を得ること
ができなかった。すなわち、主として民生用機器の買い
換え時にのみ民生用機器の製造・販売会社は収益を得る
ことができた。その結果として、収入が時間的に平準化
せず、また、買い換えを頻繁に行なわせるように工夫を
せざるをえず、廃棄物の増大を招いていた。
【0005】一方、事務用コピー機では、メンテナンス
作業者が定期的にコピー枚数カウンターを読んで、コピ
ー枚数を求め、課金している。しかしながら、人件費が
かさみ、メンテナンスの必要があまりない民生用機器に
ついて使用した機能を作業員が読んでまわるのは経済的
に不可能である。
【0006】最近、民生用機器は多くの機器を搭載する
ために価格が高くなりすぎ、そのため、消費者が購入を
躊躇し、販売数量が伸びないという問題がある。
【0007】そこで、本発明の目的は、民生用機器の使
用した機能を自動的に監視、計数して課金するシステム
を提供することにある。また、低価格で民生用機器の最
新機能を享受できるシステムを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的は、請求項1に
記載の本発明に係る情報通信網を用いた民生用機器の使
用機能に対する課金システム、すなわち、民生用機器に
対して製造段階で固有のグローバル・アドレスを付与
し、当該民生用機器を情報通信網に常時接続するととも
に、当該情報通信網にコンピュータを接続して、当該民
生用機器が使用した機能を定常的に監視し、所定期間内
における当該民生用機器が使用した機能の内容及び時間
を集計し、当該集計した内容及び時間に応じて課金する
情報通信網を用いた民生用機器の使用機能に対する課金
システムによって、達成される。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態につい
て、添付図面を参照して説明する。
【0010】図1は、実施形態の課金システムの概略図
である。
【0011】IPV6以上の規格によって、民生用機器
に固有のグローバル・アドレスを付与するとともに、イ
ンターネット1に接続する。インターネット1に接続さ
れた民生用機器は、コンピュータ2によって、民生用機
器の動作状態を常時監視されている。民生用機器に対し
その製造段階で固有のグローバル・アドレスを付与して
おくことによって、民生用機器は双方向に一義的に特定
可能となる。
【0012】図2は、IPV4におけるプライベート・
アドレスとグローバル・アドレスの変換を示す説明図で
ある。
【0013】図2(a)はダイヤルアップ接続の場合を
示し、個人がアクセスポイント(AP)へパソコンから
接続すると、インターネット・サービス・プロバイダー
(ISP)は当該パソコンへプライベート・アドレスを
付与する。インターネット・サービス・プロバイダーが
有するネットワーク・アドレス・トランスレーション
(NAT)によって、プライベート・アドレスをグロー
バル・アドレスへ変換する。そのため、パソコンからイ
ンターネットへは一義的に特定される。しかしながら、
インターネットからパソコンへは一義的には定まらな
い。
【0014】図2(b)は個人ユーザーのADSL接続
の場合を示す。NTTの局舎にNATが設置されてお
り、プライベート・アドレスからグローバル・アドレス
へ変換される。
【0015】図2(c)は企業等の特定団体がISPに
常時接続されている場合を示す。企業の内部ではプライ
ベート・アドレスが使用され、企業から出る所にNAT
が設置されており、プライベート・アドレスからグロー
バル・アドレスへ変換されている。
【0016】IPV4以下の規格ではアドレスの数が少
なすぎること、及び、インターネット接続技術が一般人
には複雑であること等が理由となって、従来はグローバ
ル・アドレスが付与されていなかった。しかし、IPV
6以上の規格ではアドレスの数は十分に多く、また、民
生用機器に予め設定しておけば、ユーザーは何も接続設
定する必要はなく、プラグを差し込むだけでよいので、
実用化が可能となる。
【0017】民生用機器として自家用自動車内に設置さ
れたナビゲーター機器31と家庭内に設置された冷蔵庫
32及び電子レンジ33を例に挙げ、説明する。これら
は、いわゆるネット家電とは異なり、内部に動作状態を
検知するセンサを備えたものであり、「第2世代ネット
家電」と呼ばれるべきものである。
【0018】ナビゲーター機器31へは目的地までの地
図データをインターネット1を通じてダウンロードす
る。この地図データのダウンロードに対して課金する。
次にナビゲーター機器31の電源をONにしている時間
をコンピュータ2は監視し、計数して課金する。
【0019】携帯電話34からインターネットに接続し
て、食事メニューを選択して、材料のデータ及び調理方
法のデータをダウンロードするとともに、家庭内に設置
されている冷蔵庫32に対して在庫を照会して、在庫デ
ータと材料のデータとをコンピュータ2が比較し、不足
する材料とその数量を携帯電話34へ送信する。ユーザ
ーは帰宅の途中でその材料を買って自宅へ到着する。ユ
ーザーは調理方法データに沿って調理するが、加熱方法
データは家庭内に設置された電子レンジ33へ送られて
いるので、材料を容器に入れて、電子レンジ33の中へ
置くだけでよい。コンピュータ2は使用した食事メニュ
ー・データに課金するとともに、冷蔵庫32及び電子レ
ンジ33の通電時間や使用電力を検知して、使用した機
能に応じて課金する。
【0020】冷蔵庫については、庫内に物が入っていて
「冷やす」という機能を使っている時間に対し課金を行
う。しかし、最新の冷蔵庫は中に入っている物の量、種
類などによって庫内の温度・湿度を動的に変化させてい
る。そのため、冷蔵庫の機種に対応して、複数の課金単
位を設定することも場合によっては必要であり、また、
設定することもできる。
【0021】また、 電子レンジについては、電子レン
ジ内に物が入っていて、あたため、解凍、オーブンなど
機能を使ったときに課金される。しかし、最近の電子レ
ンジは複数の機能(電子レンジ、オーブン、トースター)
を持っているので、使う機能によって課金の単位を設定
することも場合によっては必要であり、また、設定する
こともできる。
【0022】テレビについては、受像器に映像が映って
いる時間に対して課金される。コンセントにつながって
いるだけで待機電力が消費される。しかし、この状態は
テレビの機能を使っていないので課金されない。
【0023】洗濯機については、洗濯機に洗う物が入っ
ていて、洗濯をしている状態になったときに課金する。
【0024】
【発明の効果】民生用機器の製造・販売企業は民生用機
器の販売時だけでなく、使用時にも収入をえることがで
き、時間的に平均するとともに、新製品を次々に開発し
なくともよくなり、開発費を低減できるとともに廃棄量
を抑えることができる。
【0025】本発明により民生用機器の価格を大幅に下
げることができ消費者にとっては、経済的負担が少な
く、最新機能を享受することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施形態の課金システムの概略図
である。
【図2】本発明に係るIPV4におけるプライベート・
アドレスとグローバル・アドレスの変換を示す説明図で
ある。(a)はダイヤルアップ接続の場合を示す。
(b)は個人ユーザーのADSL接続の場合を示す。
(c)は企業等の特定団体がISPに常時接続されてい
る場合を示す。
【符号の説明】
1 インターネット 2 コンピュータ 31 ナビゲータ 32 冷蔵庫 33 電子レンジ 34 携帯電話
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤原 洋 東京都新宿区西新宿1−26−2 新宿野村 ビル11階株式会社インターネット総合研究 所内 (72)発明者 荻野 司 東京都新宿区西新宿1−26−2 新宿野村 ビル11階株式会社インターネット総合研究 所内 (72)発明者 後藤 郁子 東京都新宿区西新宿1−26−2 新宿野村 ビル11階株式会社インターネット総合研究 所内 Fターム(参考) 5K101 KK13 LL00 MM07 NN21 NN48 UU18

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 民生用機器に対し製造段階で固有のグロ
    ーバルアドレスを付与しておき、当該民生用機器を情報
    通信網に常時接続するとともに、当該情報通信網にコン
    ピュータを接続して、当該民生用機器が使用した機能を
    定常的に監視し、所定期間内における当該民生用機器が
    使用した機能の内容及び時間を集計し、当該集計した内
    容及び時間に応じて課金する情報通信網を用いた民生用
    機器の使用機能に対する課金システム。
  2. 【請求項2】 民生用機器が家庭内に設置された冷蔵
    庫、電子レンジ、洗濯機、エアコン、風呂湯沸し機、V
    TR、HDレコーダー、DVDレコーダー、電話機、フ
    ァクシミリ、パーソナルコンピュータ、プリンタ、スキ
    ャナあるいは自家用自動車内に設置されたナビゲーター
    機器、通信カラオケ機器であり、それぞれの民生用機器
    に取り付けたセンサを用いて当該民生用機器が使用した
    機能を監視することを特徴とする請求項1に記載の情報
    通信網を用いた民生用機器の使用機能に対する課金シス
    テム。
  3. 【請求項3】 民生用機器が国、地方自治、企業、団体
    の部署に設置されたエアコン、コンピュータ、プリン
    タ、コピー機、スキャナであり、それぞれの民生用機器
    に取り付けたセンサを用いて当該民生用機器が使用した
    機能を監視することを特徴とする請求項1に記載の情報
    通信網を用いた民生用機器の使用機能に対する課金シス
    テム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004135084A (ja) * 2002-10-10 2004-04-30 Ricoh Co Ltd 電気電子装置、課金装置、課金方法、及び課金プログラム
CN108715133A (zh) * 2018-06-10 2018-10-30 宁波市鄞州智伴信息科技有限公司 新能源汽车充电控制方法
CN108749616A (zh) * 2018-06-10 2018-11-06 宁波市鄞州智伴信息科技有限公司 用于新能源汽车充电的通信系统

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