JP2003348089A - 遠隔監視制御システム - Google Patents

遠隔監視制御システム

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JP2003348089A
JP2003348089A JP2002148801A JP2002148801A JP2003348089A JP 2003348089 A JP2003348089 A JP 2003348089A JP 2002148801 A JP2002148801 A JP 2002148801A JP 2002148801 A JP2002148801 A JP 2002148801A JP 2003348089 A JP2003348089 A JP 2003348089A
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JP2002148801A
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Masayuki Morita
正之 森田
Yukio Ishida
幸男 石田
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Toshiba Lighting and Technology Corp
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Toshiba Lighting and Technology Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 主装置の機能を変更することなく、システム
全体の拡張性がありコスト低減を図ることができる遠隔
監視制御システムを提供することである。 【解決手段】 負荷を監視する複数の監視端末器8およ
び負荷を制御する複数の制御端末器9が伝送線7を介し
て主装置2に接続され、これら複数の主装置2に構内情
報通信網3を介して中央処理装置1を接続する。各々の
主装置2のメモリ5には、監視端末器8と制御端末器9
との対応関係に加え、構内情報通信網3の伝送路規格上
の主装置2の製造者機器固有アドレスおよびユーザ機器
識別アドレスを記憶する。そして、主装置2の制御部6
により、監視端末器8からの情報に基づいて制御端末器
9を操作して負荷を監視制御すると共に、中央処理装置
1によりシステム全体を統括管理する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、監視端末器およ
び制御端末器を有する遠隔監視制御システムに関する。
【0002】
【従来の技術】 一般に、遠隔監視制御システムは、シ
ステム全体を管理する中央処理装置と、制御対象である
負荷側に設けられた複数の主装置とを有している。主装
置にはデータを送受信する伝送線が接続され、この伝送
線に接続された監視端末器および制御端末器を介して負
荷を監視制御するようにしている。すなわち、主装置は
監視端末器と制御端末器との間の対応関係データを記憶
しており、主装置は監視端末器の状態変化に応じて該当
の制御端末器に制御データを送信し負荷を制御する。
【0003】そして、中央処理装置と複数の主装置との
間は専用の通信線で接続され、中央処理装置は各主装置
に制御データや監視端末器と制御端末器との間の対応関
係データを送信したり、各主装置からの監視データを受
信したりしている。
【0004】このような遠隔監視制御システムとして
は、例えば照明制御システムがある。この場合の負荷は
照明器具であり、制御は照明器具の点灯消灯制御や調光
制御である。また、監視端末器で検出される監視データ
は、例えばスイッチのオンオフ等を示す信号であり、そ
の監視データに基づいて制御端末器により照明器具が制
御される。
【0005】この遠隔監視制御システムにおける中央処
理装置と主装置との間の通信は、専用の通信線により1
対1の通信が行われている。通常、複数(N個)の主装
置が設けられるので、中央処理装置側にN個の回線を設
けるか、モデムを使用して中央処理装置からポーリング
やセレクティングする方式が採られている。
【0006】複数の主装置を上位の中央処理装置で統合
監視制御する場合には、中央処理装置からのコマンドで
主装置内に割り付けられたメモリ記憶内容を指定して主
装置から制御端末器を制御させたり、監視端末器から監
視データを得るようにしている。例えば、負荷が照明器
具である場合には点灯消灯制御を行い、さらに調光制御
を行う場合もある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】 ところが、中央処理
装置は主装置の持つメモリ(対応関係)を使用して監視
端末器や制御端末器を制御することになるので、主装置
の持つ機能以上の監視制御は実現することができない。
【0008】また、中央処理装置と主装置との間は、専
用の通信線によりクローズしたシステムであるので、専
用の通信線での送受信を行う専用機器を設ける必要があ
る。このことから、拡張性や仕様変更等の対応に柔軟性
に乏しく、また高価なシステムとなり価格面でも不利で
あった。
【0009】本発明の目的は、主装置の機能を変更する
ことなく、システム全体の拡張性がありコスト低減を図
ることができる遠隔監視制御システムを提供することで
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】 請求項1の発明に係る
遠隔監視制御システムは、監視端末器および制御端末器
が伝送線を介して接続された主装置と;前記主装置と構
内情報通信網を介して接続され中央処理装置と;前記監
視端末器と前記制御端末器の対応関係を記憶すると共に
前記構内情報通信網の伝送路規格上の前記主装置の製造
者機器固有アドレスおよびユーザ機器識別アドレスを記
憶するメモリと;前記監視端末器からの情報に基づいて
前記制御端末器を制御する制御部と;を備えたことを特
徴とする。
【0011】本発明および以下の発明において、特に指
定しない限り用語の定義および技術的意味は以下によ
る。
【0012】遠隔監視制御システムは、中央処理装置
と、伝送線を介して接続された監視端末器及び制御端末
器を有する主装置を含んでなる。この遠隔監視制御シス
テムは、負荷が照明器具である場合の照明制御システム
に適用され、照明器具の点灯消灯制御や調光制御等を行
うものであるが、これに限られない。例えば、監視端末
器はビル内に設置された電気錠等の開閉状態をも監視で
き、この状態に基づいて照明器具のオンオフ等も制御で
きる。
【0013】中央処理装置は、構内情報通信網を介して
複数の主装置と接続され、各々の主装置に制御データを
送信すると共に各々の主装置から監視データを受信しシ
ステム全体を統括管理する。構内情報通信網は、例えば
LAN(local area network)によるネットワークであ
る。
【0014】主装置は、伝送線に接続された監視端末器
および制御端末器を介して、制御端末器に接続された負
荷や監視端末器に接続された電気錠等を監視制御するも
のであり、監視端末器の状態変化に基づいて該当の制御
端末器に制御データを伝送線を介して送信し負荷を制御
する。
【0015】伝送線は、複極(±24V)の時分割多重
信号で示されたデータを送受信する伝送線であり、主装
置と監視端末器および制御端末器との間を接続する。監
視端末器は、例えばオンオフスイッチやセンサ入力用端
末器等であり、制御端末器は負荷を制御する端末器であ
る。例えば負荷が照明器具である場合には、点消灯制御
や調光制御を行う。
【0016】主装置は、少なくともメモリと制御部とを
有する。主装置のメモリには、監視端末器と制御端末器
との対応関係および構内情報通信網の伝送路規格上の主
装置の製造者機器固有アドレスおよびユーザ機器識別ア
ドレスが記憶される。
【0017】監視端末器と制御端末器との対応関係は、
例えば、ある監視端末器の状態変化に対し、制御データ
が出力される制御端末器を特定したデータであり、グル
ープ制御に用いられる。
【0018】構内情報通信網の伝送路規格とは、例えば
イーサネット(Ethernet、富士ゼロックス株式会社の登
録商標)であり、製造者機器固有アドレスとは、いわゆ
るMACアドレス(media access control address)で
あり、イーサネットに接続される全ての機器が持つ機器
製造者に関する固有番号である。ユーザ機器識別アドレ
スとは、いわゆるIPアドレスであり、ネットワークに
接続される機器(主装置)を識別するための識別番号で
ある。
【0019】主装置の制御部は、監視端末器からの情報
およびメモリに記憶された監視端末器と制御端末器との
対応関係に基づいて、制御端末器を操作して負荷を制御
する。
【0020】本発明によれば、中央処理装置と複数の主
装置とは構内情報通信網を介して接続されるので、主装
置の追加が容易に行える。従って、中央処理装置は、新
たに追加された主装置に接続される負荷に対して容易に
制御データを送信することが可能となり、また、各々の
主装置から監視データを受信しシステム全体を統括管理
することができる。
【0021】請求項2の発明に係る遠隔監視制御システ
ムは、請求項1の発明において、前記主装置が接続され
た各々の伝送線に外部設定器を接続し、前記構内情報通
信網の伝送路規格上の前記主装置の製造者機器固有アド
レスおよびユーザ機器識別アドレス、前記監視端末器と
前記制御端末器との対応関係を前記外部設定器から前記
主装置に設定することを特徴とする。
【0022】本発明は、主装置の製造者機器固有アドレ
スおよびユーザ機器識別アドレスの設定、前記監視端末
器と前記制御端末器との対応関係を外部設定器で設定す
るようにしたものである。
【0023】外部設定器の伝送線への接続は、主装置の
伝送線に接続された複数の監視端末器および複数の制御
端末器にそれぞれ設けられたジャックに接続して行われ
る。そして、接続された外部設定器から当該主装置内の
メモリに対し、主装置の製造者機器固有アドレスおよび
ユーザ機器識別アドレス、前記監視端末器と前記制御端
末器との対応関係を設定する。
【0024】本発明によれば、構内情報通信網の構築に
あたり、各々の主装置の伝送路に外部設定器を接続して
主装置の製造者機器固有アドレスおよびユーザ機器識別
アドレスの設定を行うので、その伝送路規格の設定を容
易に行うことができる。
【0025】請求項3の発明に係る遠隔監視制御システ
ムは、請求項1の発明において、前記中央処理装置は、
前記構内情報通信網を介して前記主装置に予め設定され
た主装置アドレスに基づいて前記主装置を識別し、前記
構内情報通信網の伝送路規格上の前記主装置の製造者機
器固有アドレスおよびユーザ機器識別アドレス、前記監
視端末器と前記制御端末器との対応関係を前記主装置に
設定することを特徴とする。
【0026】本発明は、主装置の製造者機器固有アドレ
スおよびユーザ機器識別アドレスの設定、前記監視端末
器と前記制御端末器との対応関係を中央処理装置で設定
するようにしたものである。
【0027】主装置には、予め主装置を識別するための
主装置アドレスが設定される。この主装置アドレスによ
り、中央処理装置は主装置を識別し、構内情報通信網を
介して構内情報通信網の伝送路規格上の主装置の製造者
機器固有アドレスおよびユーザ機器識別アドレス、前記
監視端末器と前記制御端末器との対応関係を主装置に設
定する。
【0028】本発明によれば、構内情報通信網の構築に
あたり、中央処理装置から主装置を識別して主装置の製
造者機器固有アドレスおよびユーザ機器識別アドレスの
設定を行うので、その伝送路規格の設定を容易に行うこ
とができる。
【0029】なお、遠隔監視制御システムは、請求項3
の発明において、前記主装置アドレスは、前記主装置に
設けられたアドレススイッチまたは前記伝送線に接続し
た外部設定器から予め設定してもよい。
【0030】このような場合には、構内情報通信網の構
築にあたり、アドレススイッチにより主装置アドレスを
設定するので、主装置の伝送線に外部設定器を接続する
必要がない。また、主装置の製造者機器固有アドレスお
よびユーザ機器識別アドレスの設定は、中央処理装置で
行われるので、外部設定器からは主装置アドレスを設定
するだけでよい。
【0031】請求項4の発明に係る遠隔監視制御システ
ムは、請求項1の発明において、前記主装置は、前記伝
送線で扱う信号と前記構内情報通信網で扱う信号とを相
互に信号変換する信号変換部と、前記伝送線の接続を前
記制御部または前記信号変換部のいずれかに切り替える
切替部とを備えたことを特徴とする。
【0032】本発明は、伝送線で扱う信号と構内情報通
信網で扱う信号とが異なる場合に信号変換部で相互に信
号変換して中央処理装置と監視端末器や制御端末器との
信号を授受を可能とする。また、切替部は制御部と信号
変換器との接続の切り替えを行い、制御部側に切り替え
られているときは従前と同様に主装置による負荷の監視
制御が行われ、信号変換部側に切り替えられているとき
は中央処理装置によるシステム全体の統括管理が行われ
る。切替部での切り替えは自動および手動の双方を含
む。
【0033】本発明によれば、信号変換部により伝送線
で扱う信号と構内情報通信網で扱う信号とを相互に信号
変換するので、主装置に接続される伝送線で扱う信号を
変更することなく構内情報通信網に接続が可能となる。
また、切替部により制御部側に切り替えているときは、
従前と同様に主装置による負荷の監視制御が単独で行わ
れるので、主装置の単独運用と中央処理装置によるシス
テム全体の統括管理運用との双方が実現できる。
【0034】なお、遠隔監視制御システムは、請求項4
の発明において、前記切替部は、前記伝送線から前記中
央処理装置に送信すべき情報を入力したときは、前記信
号変換器で信号変換して前記構内情報通信網を介して前
記中央処理装置に送信すると共に、前記中央処理装置か
ら前記伝送線に送信すべき制御データを入力したとき
は、前記信号変換器で信号変換して前記伝送線を介して
前記制御端末器に送信するようにしても良い。
【0035】このような場合には、主装置の単独運用と
中央処理装置によるシステム全体の統括管理運用との切
り替えが自動的に行えるので、例えば、主装置の制御部
で実現できない機能が必要になった場合に、主装置のソ
フトを変更することなく中央処理装置にソフトを追加し
てその機能を容易に実現できる。
【0036】請求項5の発明に係る遠隔監視制御システ
ムは、請求項1の発明において、前記主装置は、前記構
内情報通信網に接続するための接続部を側面に有し、分
電盤協約寸法で形成されたことを特徴とする。
【0037】本発明は、主装置を分電盤協約寸法で形成
するようにしたものである。主装置を構内情報通信網に
接続するための接続部は、主装置の側面に配置して主装
置を分電盤協約寸法で形成する。
【0038】本発明によれば、主装置を制御盤内に納め
るとき、接続部であるモジュラージャックを主装置側面
から接続するので、制御盤の奥行き方法を低減できると
共に、扉に中央処理装置を設けるときにも制御盤の奥行
き寸法が有利になる。
【0039】
【発明の実施の形態】 以下、本発明の実施の形態を説
明する。図1は本発明の実施の形態に係る遠隔監視シス
テムのブロック構成図である。図1では、負荷が照明器
具である場合の照明制御システムに適用された遠隔監視
制御システムを示しており、この遠隔監視制御システム
は照明器具の点灯消灯制御や調光制御等を行うものであ
る。
【0040】図1において、遠隔監視制御システムは、
中央処理装置1と、制御対象である負荷側に設けられた
複数の主装置2とを有しており、中央処理装置1と複数
の主装置2との間に構内情報通信網(LAN)3が形成
されている。構内情報通信網3は所定の伝送路規格(イ
ーサネット)で構築されており、各々の主装置2は集線
装置(HUB)4を介して中央処理装置1に接続されて
いる。
【0041】各々の主装置2はメモリ5と制御部6とを
有し、メモリ5には、伝送線7に接続された監視端末器
8と制御端末器9との対応関係および構内情報通信網3
の伝送路規格上の主装置2の製造者機器固有アドレスお
よびユーザ機器識別アドレスが記憶される。また、制御
部6は、監視端末器8からの情報およびメモリ5に記憶
された監視端末器8と制御端末器9との対応関係に基づ
いて、制御端末器9を操作して負荷17を制御するもの
である。
【0042】伝送線7は、複極(±24V)の時分割多
重信号で示されたデータを送受信する伝送線であり、主
装置2と監視端末器8や制御端末器9との間を接続す
る。外部設定器10は、監視端末器8と制御端末器9と
の間の対応関係、構内情報通信網3の伝送路規格上の主
装置2の製造者機器固有アドレスおよびユーザ機器識別
アドレス等を設定するものであり、伝送線7に接続され
た監視端末器8と制御端末器9にそれぞれ設けられたジ
ャックに接続され、当該主装置2内のメモリ5にその設
定した対応関係、製造者機器固有アドレスおよびユーザ
機器識別アドレス等を記憶する。
【0043】監視端末器8と制御端末器9との間の対応
関係は、例えば、ある監視端末器8の状態変化に対し、
制御データが出力される制御端末器9を特定したデータ
であり、グループ制御に用いられる。
【0044】また、製造者機器固有アドレスは、イーサ
ネットに接続される全ての機器が持つ機器製造者に関す
る固有番号であり、MACアドレス(media access con
troladdress)である。MACアドレスは、通常、6バ
イト長データであり、前半の3バイトで製造者を表し、
後半の3バイトは各製造者がユニークな番号を各機器に
割り当てていく。ユーザ機器識別アドレスは、ネットワ
ークに接続される機器(主装置)を識別するための識別
番号であり、IPアドレスである。
【0045】構内情報通信網3を構築するにあたり、そ
のイーサネット上で各機器のMACアドレスおよびIP
アドレスを設定する必要があるので、これらを外部設定
器10から設定する。主装置2は外部設定器10からの
要求によりイーサネット上で扱うMACアドレスおよび
IPアドレスデータをメモリ5に記憶していく。
【0046】以上の説明では、外部設定器10から監視
端末器8と制御端末器9との間の対応関係、MACアド
レスおよびIPアドレスを設定するするようにしたが、
中央処理装置1から設定することも可能である。この場
合、中央処理装置1は主装置2を識別することが必要と
なるので、各々の主装置2に対して予め主装置アドレス
を設定しておく。主装置アドレスの設定は、主装置2に
設けられたアドレススイッチまたは伝送線7に接続した
外部設定器10から予め設定する。
【0047】これにより、構内情報通信網のイーサネッ
ト上に接続した中央処理装置1は、主装置アドレスに基
づいて主装置2を識別し、順次MACアドレスおよびI
Pアドレスを設定する。
【0048】次に、図2は本発明の実施の形態における
主装置2のブロック構成図である。電源部11には外部
から交流ACが入力され、この電源部11から各構成要
素に所定の電源が供給される。また、主装置2には主装
置アドレスを設定するためのアドレススイッチ16が設
けられている。
【0049】主装置2の第1伝送部12は伝送線7と接
続され、第2伝送部13は構内情報通信網3と接続され
る。監視端末器8および制御端末9が接続された伝送線
7の信号は第1伝送部12を介して送受信され、中央処
理装置1が接続された構内情報通信網3の信号は第2伝
送部13を介して送受信される。
【0050】伝送線7で扱う信号と構内情報通信網3で
扱う信号とは異なるので、信号変換部14は、伝送線7
で扱う信号と構内情報通信網3で扱う信号とを相互に信
号変換する。すなわち、信号変換部14は、伝送線7か
らの信号を構内情報通信網3に送信するときは伝送線7
で扱う信号を構内情報通信網3で扱う信号に信号変換す
る。逆に、構内情報通信網3からの信号を伝送線7に送
信するときは構内情報通信網3で扱う信号を伝送線7で
扱う信号に信号変換する。
【0051】切替部15は、伝送線7の接続を制御部6
または信号変換部14のいずれかに切り替えるものであ
り、制御部6側に切り替えられているときは、主装置2
による負荷17の監視制御が行われ、信号変換部14側
に切り替えられているときは中央処理装置1によるシス
テム全体の統括管理が行われる。
【0052】すなわち、切替部15で制御部6側に切り
替えられているときは、制御部6は伝送線7の監視端末
器8からの監視データに基づき制御端末器9を操作し
て、負荷17を監視制御する。一方、切替部15で信号
変換部14側に切り替えられているときは、監視端末器
8からの監視データを信号変換部14で構内情報通信網
3で扱う信号に変換し、構内情報通信網3を介して中央
処理装置1に送信する。また、中央処理装置1から制御
端末器9に対して制御データを出力すると、第2伝送部
13で受信し信号変換部14で伝送線7で扱う信号に変
換して伝送線7を介して制御端末器9に出力する。これ
により、中央処理装置1はシステム全体を統括管理す
る。
【0053】このように、主装置2単独で使用する場合
には、監視端末器8からの監視起動信号が来ると、制御
部6はこのアドレスに対応してメモリ5上に割り付けら
れた複数の制御端末器9のアドレスを読み出し、これら
の制御端末器9を反転動作制御する。一方、切替部15
を信号変換部14側に切り替えたときは伝送モジュール
のように信号を単純に変換する動作を行う。
【0054】ここで、切替部15での切り替えは手動で
行っても良いし、自動で行うようにしても良い。切替部
15での切り替えを自動で行う場合には、切替部15に
おいて、伝送線7の監視端末器8からの情報のうち中央
処理装置1に送信すべき情報を判断する。同様に、中央
処理装置1から送信された制御データはどの操作端末器
9に送信すべき制御データであるかを判断する。そし
て、中央処理装置1で処理する監視データや制御データ
である場合には、自動的に信号変換部14側に切り替え
中央処理装置1との送受信を行う。
【0055】これにより、例えば、主装置2の制御部6
で実現できない機能が必要になった場合に、中央処理装
置1でその機能を実現できるようになる。この場合、主
装置2はそのままであるので、主装置2のソフトを変更
することなく新たな機能を容易に実現できる。
【0056】ここで、主装置2は分電盤協約寸法で形成
するために、主装置2を構内情報通信網3に接続するた
めの接続部は、主装置2の側面に配置する。図3に示す
ように、主装置2を制御盤内に収納するとき、接続部で
あるモジュラージャックを主装置2の側面から接続し、
制御盤の奥行き方向を低減する。図3では、主装置2は
中央処理装置1との接続にLAN(local area networ
k)による接続と、シリアルインターフェース(例え
ば、RS485)による接続の選択ができる場合を示し
ている。
【0057】図3の左側面には電源の接続部とLANの
接続部とが設けられており、右側面にはシリアルインタ
ーフェース(RS485)の接続部と伝送の接続部が設
けられている。これにより、制御盤の扉にLCDタッチ
パネル式の中央処理装置1を設けるときにも制御盤の奥
行き寸法が有利になる。
【0058】
【発明の効果】 請求項1の発明によれば、中央処理装
置と複数の主装置とは構内情報通信網を介して接続され
るので、主装置の追加が容易に行える。
【0059】請求項2または請求項3の発明によれば、
構内情報通信網の構築にあたり、各々の主装置の製造者
機器固有アドレスおよびユーザ機器識別アドレスの設定
を容易に行うことができる。
【0060】請求項4の発明によれば、主装置に接続さ
れる伝送線で扱う信号を変更することなく構内情報通信
網に接続が可能となり、主装置の制御部で実現できない
機能を中央処理装置で容易に実現できる。
【0061】請求項5の発明によれば、制御盤の奥行き
方法を低減できると共に、扉に中央処理装置を設けると
きにも制御盤の奥行き寸法が有利になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係る遠隔監視システム
のブロック構成図。
【図2】 本発明の実施の形態における主装置のブロッ
ク構成図。
【図3】 本発明の実施の形態における主装置の正面
図。
【符号の説明】
1…中央処理装置、2…主装置、3…構内情報通信網、
4…集線装置、5…メモリ、6…制御部、7…伝送線、
8…監視端末器、9…制御端末器、10…外部設定器、
11…電源部、12…第1伝送部、13…第2伝送部、
14…信号変換部、15…切替部、16…アドレススイ
ッチ、17…負荷
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K033 BA08 BA11 DA01 DA03 DB14 DB20 EA03 EA07 EC03 5K048 BA07 DA05 DA07 DC04

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 監視端末器および制御端末器が伝送線を
    介して接続された主装置と;前記主装置と構内情報通信
    網を介して接続され中央処理装置と;前記監視端末器と
    前記制御端末器の対応関係を記憶すると共に前記構内情
    報通信網の伝送路規格上の前記主装置の製造者機器固有
    アドレスおよびユーザ機器識別アドレスを記憶するメモ
    リと;前記監視端末器からの情報に基づいて前記制御端
    末器を制御する制御部と;を備えたことを特徴とする遠
    隔監視制御システム。
  2. 【請求項2】 前記主装置が接続された各々の伝送線に
    外部設定器を接続し、前記構内情報通信網の伝送路規格
    上の前記主装置の製造者機器固有アドレスおよびユーザ
    機器識別アドレス、前記監視端末器と前記制御端末器と
    の対応関係を前記外部設定器から前記主装置に設定する
    ことを特徴とする請求項1記載の遠隔監視制御システ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記中央処理装置は、前記構内情報通信
    網を介して前記主装置に予め設定された主装置アドレス
    に基づいて前記主装置を識別し、前記構内情報通信網の
    伝送路規格上の前記主装置の製造者機器固有アドレスお
    よびユーザ機器識別アドレス、前記監視端末器と前記制
    御端末器との対応関係を前記主装置に設定することを特
    徴とする請求項1記載の遠隔監視制御システム。
  4. 【請求項4】 前記主装置は、前記伝送線で扱う信号と
    前記構内情報通信網で扱う信号とを相互に信号変換する
    信号変換部と、前記伝送線の接続を前記制御部または前
    記信号変換部のいずれかに切り替える切替部とを備えた
    ことを特徴とする請求項1記載の遠隔監視制御システ
    ム。
  5. 【請求項5】 前記主装置は、前記構内情報通信網に接
    続するための接続部を側面に有し、分電盤協約寸法で形
    成されたことを特徴とする請求項1記載の遠隔監視制御
    システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008211578A (ja) * 2007-02-27 2008-09-11 Mitsubishi Electric Corp 観測局、監視制御システム、監視制御コントローラ、通信制御装置、およびlanスイッチ装置
US7979609B2 (en) 2005-03-24 2011-07-12 Yamaha Corporation Control system and communication system for digital mixer

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