JP2003348049A - Mc−cdma受信機において等化を実行するための方法およびmc−cdma通信システムのマルチキャリアcdma受信機 - Google Patents
Mc−cdma受信機において等化を実行するための方法およびmc−cdma通信システムのマルチキャリアcdma受信機Info
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- Signal Processing (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 より少ない送信リソースを用いるMC−CD
MA受信機においてキャリア毎に等化を実行するための
方法を実現する。 【解決手段】 受信機に対して送信されるシンボルは複
数(N個)のキャリアにわたる拡散系列で拡散され、受信
機によって受信される信号は、複数の周波数成分(rl)
に分解され、キャリアそれぞれにおいて相対的なパワー
値を推定331し、推定された相対的なパワー値 【数1】 から複数の等化係数(ql)を計算333し、等化係数の
うちの1つによって各周波数成分を乗算(3340,・・
・,334L-1)する方法。
MA受信機においてキャリア毎に等化を実行するための
方法を実現する。 【解決手段】 受信機に対して送信されるシンボルは複
数(N個)のキャリアにわたる拡散系列で拡散され、受信
機によって受信される信号は、複数の周波数成分(rl)
に分解され、キャリアそれぞれにおいて相対的なパワー
値を推定331し、推定された相対的なパワー値 【数1】 から複数の等化係数(ql)を計算333し、等化係数の
うちの1つによって各周波数成分を乗算(3340,・・
・,334L-1)する方法。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はMC−CDMA通信
システムにおいてキャリア毎に等化を実行するための方
法に関する。また本発明はそのような等化方法を実装す
るMC−CDMA受信機に関する。
システムにおいてキャリア毎に等化を実行するための方
法に関する。また本発明はそのような等化方法を実装す
るMC−CDMA受信機に関する。
【0002】
【従来の技術】マルチキャリア符号分割多元接続(MC
−CDMA)は、OFDM(直交周波数分割多重)変調
と、CDMA多元接続技術とを組み合わせる。この多元
接続技術は、1993年にProceedings of PIMRC' 93(V
ol. 1、109-113ページ)に発表された「Multicarrier CD
MA in indoor wireless radio networks」というタイト
ルのN.Yee等による論文(非特許文献1)において最初に
提案された。この技術の発展に関しては、1997年1
2月にIEEE Communication Magazine(126-133ページ)に
発表された「Overview of Multicarrier CDMA」という
タイトルのS.Hara等による論文(非特許文献2)によって
概説されている。
−CDMA)は、OFDM(直交周波数分割多重)変調
と、CDMA多元接続技術とを組み合わせる。この多元
接続技術は、1993年にProceedings of PIMRC' 93(V
ol. 1、109-113ページ)に発表された「Multicarrier CD
MA in indoor wireless radio networks」というタイト
ルのN.Yee等による論文(非特許文献1)において最初に
提案された。この技術の発展に関しては、1997年1
2月にIEEE Communication Magazine(126-133ページ)に
発表された「Overview of Multicarrier CDMA」という
タイトルのS.Hara等による論文(非特許文献2)によって
概説されている。
【0003】周波数スペクトルを拡散するために、各ユ
ーザの信号が時間領域において乗算されるDS−CDM
A(直接拡散符号分割多元接続)方式とは異なり、この方
式では、シグネチャが周波数領域において信号と掛け合
わされ、そのシグネチャの各要素が種々のサブキャリア
の信号と掛け合わされる。
ーザの信号が時間領域において乗算されるDS−CDM
A(直接拡散符号分割多元接続)方式とは異なり、この方
式では、シグネチャが周波数領域において信号と掛け合
わされ、そのシグネチャの各要素が種々のサブキャリア
の信号と掛け合わされる。
【0004】より厳密には、図8は所与のユーザkのた
めのMC−CDMA送信機の構造を示す。ここで順方向
リンクについて考えることとし、すなわち送信機が基地
局に配置されるものと仮定する。d(k)(n)を時刻nT
においてユーザkから送信されることになるシンボルと
する。ただし、d(k)(n)は変調アルファベットに属す
る。最初に、110において、シンボルd(k)(n)は、
N「チップ」あるいはシグネチャ要素からなり、c
(k)(t)で示されるユーザの拡散系列あるいはシグネチ
ャと掛け合わされる。各「チップ」は持続時間Tcから
なり、拡散系列の全持続時間はシンボル周期Tに相当す
る。シンボルd(k)(n)と種々の「チップ」との乗算の
結果は、シリアル/パラレルコンバータ120によって
Lシンボルのブロックに変換される。ただしLは一般に
Nの倍数である。一般性を損なうことなく、以下におい
て他に規定されない限りN=Lと仮定され、ユーザkの
ための系列の要素(すなわち、チップの値)はc(k) l、
(l=0,・・・,L−1)で表される(lは筆記体で示
されるている場合もある)。120から出力されるLシ
ンボルのブロックは、モジュール130において、逆高
速フーリエ変換(IFFT)にかけられる。シンボル間干
渉を防ぐために、MC−CDMAシンボルに、伝送チャ
ネルのインパルスタイプの応答の持続時間より通常長い
時間を有するガード区間が付加される。これは実際に
は、そのシンボルの後に同一のプレフィックス(Δで示
される)を付加することにより達成される。パラレル/
シリアルコンバータ140においてシリアル化された後
に、MC−CDMAシンボルは、ダウンリンクユーザチ
ャネル上で送信するために150において増幅される。
それゆえ、MC−CDMA方式は、スペクトル領域にお
いて拡散し(IFFT前に)、その後、OFDM変調する
ものと分析することができる。
めのMC−CDMA送信機の構造を示す。ここで順方向
リンクについて考えることとし、すなわち送信機が基地
局に配置されるものと仮定する。d(k)(n)を時刻nT
においてユーザkから送信されることになるシンボルと
する。ただし、d(k)(n)は変調アルファベットに属す
る。最初に、110において、シンボルd(k)(n)は、
N「チップ」あるいはシグネチャ要素からなり、c
(k)(t)で示されるユーザの拡散系列あるいはシグネチ
ャと掛け合わされる。各「チップ」は持続時間Tcから
なり、拡散系列の全持続時間はシンボル周期Tに相当す
る。シンボルd(k)(n)と種々の「チップ」との乗算の
結果は、シリアル/パラレルコンバータ120によって
Lシンボルのブロックに変換される。ただしLは一般に
Nの倍数である。一般性を損なうことなく、以下におい
て他に規定されない限りN=Lと仮定され、ユーザkの
ための系列の要素(すなわち、チップの値)はc(k) l、
(l=0,・・・,L−1)で表される(lは筆記体で示
されるている場合もある)。120から出力されるLシ
ンボルのブロックは、モジュール130において、逆高
速フーリエ変換(IFFT)にかけられる。シンボル間干
渉を防ぐために、MC−CDMAシンボルに、伝送チャ
ネルのインパルスタイプの応答の持続時間より通常長い
時間を有するガード区間が付加される。これは実際に
は、そのシンボルの後に同一のプレフィックス(Δで示
される)を付加することにより達成される。パラレル/
シリアルコンバータ140においてシリアル化された後
に、MC−CDMAシンボルは、ダウンリンクユーザチ
ャネル上で送信するために150において増幅される。
それゆえ、MC−CDMA方式は、スペクトル領域にお
いて拡散し(IFFT前に)、その後、OFDM変調する
ものと分析することができる。
【0005】実際には、ユーザkは、シンボルd
(k)(n)からなるフレームの形でデータを送信し、各シ
ンボルは、持続時間がシンボル周期Tに等しい実数シグ
ネチャc(k )(t)、すなわち
(k)(n)からなるフレームの形でデータを送信し、各シ
ンボルは、持続時間がシンボル周期Tに等しい実数シグ
ネチャc(k )(t)、すなわち
【0006】
【数3】
【0007】の場合にc(k)(t)=0であり、t∈
[0,T[の場合に
[0,T[の場合に
【0008】
【数4】
【0009】である実数シグネチャによって拡散され
る。
る。
【0010】それゆえ、ユーザkに送信される時刻tの
信号Sk(t)は、プレフィックス(prefix)を省略する
と、以下のように書き表すことができる。
信号Sk(t)は、プレフィックス(prefix)を省略する
と、以下のように書き表すことができる。
【0011】
【数5】
【0012】上記の式において、akはユーザkによっ
て送信される信号の振幅係数であり、1つの送信フレー
ムにわたって一定であると仮定される。それゆえ、結果
としてダウンリンクチャネル上に送信される信号は、プ
レフィックスを省略すると、以下の式によって表すこと
ができる。
て送信される信号の振幅係数であり、1つの送信フレー
ムにわたって一定であると仮定される。それゆえ、結果
としてダウンリンクチャネル上に送信される信号は、プ
レフィックスを省略すると、以下の式によって表すこと
ができる。
【0013】
【数6】
【0014】ここにおいてkはユーザの人数である。
【0015】所与のユーザkのためのMC−CDMA受
信機が図9に概略的に示されている。この受信機は、そ
の検出において該当するユーザに送信される(あるいは
そのユーザから送信される)シンボルのみを考慮に入れ
るので、文字どおりシングルユーザ検出受信機(すなわ
ちSUD受信機)として知られている。
信機が図9に概略的に示されている。この受信機は、そ
の検出において該当するユーザに送信される(あるいは
そのユーザから送信される)シンボルのみを考慮に入れ
るので、文字どおりシングルユーザ検出受信機(すなわ
ちSUD受信機)として知られている。
【0016】ダウンリンク伝送チャネル上で伝搬した後
に、受信された信号は復調され、「チップ」周波数1/
Tcでサンプリングされる。図9の加算器205によっ
て示されるように、そのチャネルはAWGN(付加白色
ガウス雑音)N(t)による外乱を受けているものと仮定
する。その後、受信された信号のサンプルは、シリアル
/パラレルコンバータ210に供給され、プレフィック
ス(Δ)から取り外されて、その後、モジュール220に
おいてFFTにかけられる。220の出力におけるサブ
キャリアl上の信号は以下の式によって表すことができ
る。
に、受信された信号は復調され、「チップ」周波数1/
Tcでサンプリングされる。図9の加算器205によっ
て示されるように、そのチャネルはAWGN(付加白色
ガウス雑音)N(t)による外乱を受けているものと仮定
する。その後、受信された信号のサンプルは、シリアル
/パラレルコンバータ210に供給され、プレフィック
ス(Δ)から取り外されて、その後、モジュール220に
おいてFFTにかけられる。220の出力におけるサブ
キャリアl上の信号は以下の式によって表すことができ
る。
【0017】
【数7】
【0018】また上記の式は、同じく以下のように表す
こともできる。
こともできる。
【0019】
【数8】
【0020】上記の式において、hl(n)は、時刻nT
において送信されるMC−CDMAシンボルのサブキャ
リアlの周波数におけるダウンリンクチャネルの応答を
表し、nlはサブキャリアl上の雑音成分である。以下
の説明においては、簡略化するために、時間に関する添
え字nは省略する。
において送信されるMC−CDMAシンボルのサブキャ
リアlの周波数におけるダウンリンクチャネルの応答を
表し、nlはサブキャリアl上の雑音成分である。以下
の説明においては、簡略化するために、時間に関する添
え字nは省略する。
【0021】MC−CDMAでは、ガード区間の存在に
よって、シンボル間干渉を無視できるようになる(ガー
ド区間がチャネルの遅延スプレッドより長いことを条件
とする)。それゆえ、所与のサブキャリア(これ以降、単
にキャリアと呼ぶ)の場合、1つのタップ、すなわち1
つの複素係数による乗算によって等化を実行することが
できる。そのような等化は、毎キャリア等化(per carri
er equalization)とも呼ばれ、各キャリアに個別に既知
の等化方法、たとえばZF(ゼロフォーシング)あるいは
MMSE(最小平均二乗誤差)のうちの1つを適用するこ
とを含む。
よって、シンボル間干渉を無視できるようになる(ガー
ド区間がチャネルの遅延スプレッドより長いことを条件
とする)。それゆえ、所与のサブキャリア(これ以降、単
にキャリアと呼ぶ)の場合、1つのタップ、すなわち1
つの複素係数による乗算によって等化を実行することが
できる。そのような等化は、毎キャリア等化(per carri
er equalization)とも呼ばれ、各キャリアに個別に既知
の等化方法、たとえばZF(ゼロフォーシング)あるいは
MMSE(最小平均二乗誤差)のうちの1つを適用するこ
とを含む。
【0022】その等化係数は、ユーザkのためのSUD
受信機の場合に、q(k) l、l=0,・・・,L−1で示
される。周波数領域のサンプルはそれぞれ、230にお
いて等化係数q(k) lよって掛け合わされる。以下の説明
においては、MMSE判定基準が選択される、すなわち
キャリア毎にMMSE等化が用いられるものと仮定され
る。
受信機の場合に、q(k) l、l=0,・・・,L−1で示
される。周波数領域のサンプルはそれぞれ、230にお
いて等化係数q(k) lよって掛け合わされる。以下の説明
においては、MMSE判定基準が選択される、すなわち
キャリア毎にMMSE等化が用いられるものと仮定され
る。
【0023】そのような事例では、等化係数は以下の式
によって与えられる。
によって与えられる。
【0024】
【数9】
【0025】上記の式において、σlはキャリアl上の
雑音成分の分散であり、(ハット)hlはhlの推定値であ
り、*は複素共役数を示す。推定値(ハット)hlは一般
に、伝送チャネル上で規則的なインターバルでパイロッ
トシンボルを送信することにより得られる。
雑音成分の分散であり、(ハット)hlはhlの推定値であ
り、*は複素共役数を示す。推定値(ハット)hlは一般
に、伝送チャネル上で規則的なインターバルでパイロッ
トシンボルを送信することにより得られる。
【0026】実際には、式(5)の分子に現れる乗算係数
akは全てのキャリアの場合に同じであるので、乗算係
数akは省略することができ、振幅係数の変動の補償
は、さらに以下に記載されるような自動利得制御(AG
C)によって確保される。それゆえ、AGCが用いられ
る場合には、等化係数は以下のように表される場合があ
る。
akは全てのキャリアの場合に同じであるので、乗算係
数akは省略することができ、振幅係数の変動の補償
は、さらに以下に記載されるような自動利得制御(AG
C)によって確保される。それゆえ、AGCが用いられ
る場合には、等化係数は以下のように表される場合があ
る。
【0027】
【数10】
【0028】等化後に、その周波数成分は逆拡散され
る。すなわちその周波数成分は、2400,・・・,2
40L-1においてユーザkの共役されたシグネチャによ
って乗算され、その後、241において加算される。そ
の後、その結果は自動利得制御250によって正規化さ
れ、送信されたシンボルdk(n)の推定値(ハット)d
k(n)が与えられる。実際には、(ハット)dk(n)は、そ
のまま用いられることができるか(軟判定)、あるいは硬
判定(図示せず)にかけられる決定変数である。簡単にす
るために、これ以降、いずれの場合にも同じ表記法を用
いることにする。
る。すなわちその周波数成分は、2400,・・・,2
40L-1においてユーザkの共役されたシグネチャによ
って乗算され、その後、241において加算される。そ
の後、その結果は自動利得制御250によって正規化さ
れ、送信されたシンボルdk(n)の推定値(ハット)d
k(n)が与えられる。実際には、(ハット)dk(n)は、そ
のまま用いられることができるか(軟判定)、あるいは硬
判定(図示せず)にかけられる決定変数である。簡単にす
るために、これ以降、いずれの場合にも同じ表記法を用
いることにする。
【0029】式(5)あるいは式(5’)による等化係数の
計算では、特にユーザの数Kおよび振幅係数akを知る
必要がある。受信機はこれらの値を判定することができ
ないので、それらの値は、ペイロードを犠牲にして、伝
送チャネル上でMC−CDMA送信機によって規則的な
インターバルで送信されなければならない。
計算では、特にユーザの数Kおよび振幅係数akを知る
必要がある。受信機はこれらの値を判定することができ
ないので、それらの値は、ペイロードを犠牲にして、伝
送チャネル上でMC−CDMA送信機によって規則的な
インターバルで送信されなければならない。
【0030】
【非特許文献1】N.Yee等による論文、「Multicarrier
CDMA in indoor wireless radio networks」、Proceedi
ngs of PIMRC' 93(Vol. 1、109-113ページ)、1993
年
CDMA in indoor wireless radio networks」、Proceedi
ngs of PIMRC' 93(Vol. 1、109-113ページ)、1993
年
【非特許文献2】S.Hara等による論文、「Overview of
Multicarrier CDMA」、IEEE Communication Magazine(1
26-133ページ)、1997年12月
Multicarrier CDMA」、IEEE Communication Magazine(1
26-133ページ)、1997年12月
【0031】
【発明が解決しようとする課題】それゆえ、本発明の課
題は、従来技術より少ない送信リソースを用いる、キャ
リア毎に等化を実行するための方法を提供することであ
る。
題は、従来技術より少ない送信リソースを用いる、キャ
リア毎に等化を実行するための方法を提供することであ
る。
【0032】
【課題を解決するための手段】この課題は本発明の第1
の発明に規定される等化方法によって解決される。本発
明の有利な実施の形態が第2以降の発明に述べられる。
また、本発明は、第6,7の発明のMC−CDMA受信
機によっても規定される。
の発明に規定される等化方法によって解決される。本発
明の有利な実施の形態が第2以降の発明に述べられる。
また、本発明は、第6,7の発明のMC−CDMA受信
機によっても規定される。
【0033】
【発明の実施の形態】本発明の特徴は、添付の図面に関
連して与えられる以下の説明を読むことから明らかにな
るであろう。
連して与えられる以下の説明を読むことから明らかにな
るであろう。
【0034】本発明の根底をなす基本的な概念は、種々
のキャリアにおいて受信されるパワーの推定値から等化
係数を定義する式(5)あるいは式(5’)の分母の値を導
出することである。
のキャリアにおいて受信されるパワーの推定値から等化
係数を定義する式(5)あるいは式(5’)の分母の値を導
出することである。
【0035】MMSE判定基準を満たすように等化係数
が決定される、毎キャリア等化を用いるMC−CDMA
受信機の事例を再び参照する。図9の場合のように自動
利得制御が用いられる場合には、等化係数は以下の式に
よって決定されることができる。
が決定される、毎キャリア等化を用いるMC−CDMA
受信機の事例を再び参照する。図9の場合のように自動
利得制御が用いられる場合には、等化係数は以下の式に
よって決定されることができる。
【0036】
【数11】
【0037】一方、所与のキャリア上で受信されるパワ
ーは以下の式によって表すことができる。
ーは以下の式によって表すことができる。
【0038】
【数12】
【0039】上記の式において、Eは数学的な期待値を
示す。第1項は信号パワーを表し、第2項はキャリア上
の雑音パワーを表す。一般性を損なうことなく、出力さ
れるシンボルおよび拡散符号は以下のように正規化され
るものと仮定することができる。
示す。第1項は信号パワーを表し、第2項はキャリア上
の雑音パワーを表す。一般性を損なうことなく、出力さ
れるシンボルおよび拡散符号は以下のように正規化され
るものと仮定することができる。
【0040】
【数13】
【0041】所与のキャリア上で受信されるパワーは以
下の式によって推定されることができる。
下の式によって推定されることができる。
【0042】
【数14】
【0043】上記の式において、Nsは平均化プロセス
において考慮される連続するシンボルの数である。種々
のキャリア上のパワーを推定するのに適した任意の推定
値が用いられることができることは理解されたい。たと
えば、以下のような再帰型のローパスフィルタ処理を用
いてサンプル|rl(n)|2をフィルタリングすることによ
り、パワー推定を実行することができる。
において考慮される連続するシンボルの数である。種々
のキャリア上のパワーを推定するのに適した任意の推定
値が用いられることができることは理解されたい。たと
えば、以下のような再帰型のローパスフィルタ処理を用
いてサンプル|rl(n)|2をフィルタリングすることによ
り、パワー推定を実行することができる。
【0044】
【数15】
【0045】上記の式おいて、αは2-Pに等しいことが
好ましい忘却因子(forgetting factor)であり、Pは正
の整数である。
好ましい忘却因子(forgetting factor)であり、Pは正
の整数である。
【0046】式(6)および(8)から、等化係数を以下の
ように計算することができる。
ように計算することができる。
【0047】
【数16】
【0048】より一般的には、推定値がチャネル係数h
lおよび/またはパワー値Plに比例すれば十分である。
言い換えると、チャネル係数および/またはパワー値は
互いから比較的簡単に推定することができる。λおよび
μがそれぞれチャネル係数推定値およびパワー推定値の
ための比例因子であるとすると、等化係数として以下の
式が選択される場合がある。
lおよび/またはパワー値Plに比例すれば十分である。
言い換えると、チャネル係数および/またはパワー値は
互いから比較的簡単に推定することができる。λおよび
μがそれぞれチャネル係数推定値およびパワー推定値の
ための比例因子であるとすると、等化係数として以下の
式が選択される場合がある。
【0049】
【数17】
【0050】上記の式において、(ハット)(λ.hl)*お
よび(ハット)(μ.Pl)*はそれぞれチャネル係数および
パワー値に比例する推定値である。比例因子λおよびμ
は、全てのキャリアに共通であるので、等化に影響を及
ぼさない。また、上記の自動利得制御が変動を補償する
ことになるので、それらは時間とともに変動しても構わ
ない。
よび(ハット)(μ.Pl)*はそれぞれチャネル係数および
パワー値に比例する推定値である。比例因子λおよびμ
は、全てのキャリアに共通であるので、等化に影響を及
ぼさない。また、上記の自動利得制御が変動を補償する
ことになるので、それらは時間とともに変動しても構わ
ない。
【0051】図1は本発明による等化方法を概略的に示
す。
す。
【0052】FFTモジュール(すなわち、図9のモジ
ュール220)の出力における種々のキャリアに対する
複素値rl、l=0,・・・,L−1は、パワー推定モ
ジュール331およびチャネル推定モジュール332に
向けられる。パワー推定モジュール331は、たとえば
式(9)あるいは(10)にしたがって、種々のキャリアに
よって受信されるパワー(おそらく共通の比例因子によ
って乗算される)を推定する。チャネル推定モジュール
は、種々のキャリアに対するチャネル係数hl(おそらく
共通の比例因子によって乗算される)を推定する。たと
えば、そのようなものとして知られているチャネル推定
方法によれば、パイロットシンボルが周期的にMC−C
DMA送信機によって送信され、対応して受信されるシ
ンボルの複素値rlからチャネル係数が決定される。
ュール220)の出力における種々のキャリアに対する
複素値rl、l=0,・・・,L−1は、パワー推定モ
ジュール331およびチャネル推定モジュール332に
向けられる。パワー推定モジュール331は、たとえば
式(9)あるいは(10)にしたがって、種々のキャリアに
よって受信されるパワー(おそらく共通の比例因子によ
って乗算される)を推定する。チャネル推定モジュール
は、種々のキャリアに対するチャネル係数hl(おそらく
共通の比例因子によって乗算される)を推定する。たと
えば、そのようなものとして知られているチャネル推定
方法によれば、パイロットシンボルが周期的にMC−C
DMA送信機によって送信され、対応して受信されるシ
ンボルの複素値rlからチャネル係数が決定される。
【0053】等化係数ql (k)は、式(11)あるいは(1
2)にしたがってモジュール333において除算を行う
ことにより得られる。その後、複素値rl、l=0,・
・・,L−1は乗算器3340,・・・,334L-1によ
ってそれぞれ等化係数ql (k)と乗算され、等化された信
号が生成される。
2)にしたがってモジュール333において除算を行う
ことにより得られる。その後、複素値rl、l=0,・
・・,L−1は乗算器3340,・・・,334L-1によ
ってそれぞれ等化係数ql (k)と乗算され、等化された信
号が生成される。
【0054】ユーザkのためのシンボルd(k)(n)がN
個(NはLの約数であることが好ましい)のサブセットに
わたって拡散される場合には、キャリアのこのサブセッ
トに対する等化係数を計算すれば十分であることに留意
することが重要である。それゆえ、チャネル係数および
パワー値の推定はこのサブセットに限定されることがで
きる。
個(NはLの約数であることが好ましい)のサブセットに
わたって拡散される場合には、キャリアのこのサブセッ
トに対する等化係数を計算すれば十分であることに留意
することが重要である。それゆえ、チャネル係数および
パワー値の推定はこのサブセットに限定されることがで
きる。
【0055】本発明の第1の応用形態によれば、図1に
示される等化方法が図9のMC−CDMA受信機の等化
モジュール230において実装される。その後、等化さ
れた信号は逆拡散され、逆拡散された結果が自動利得制
御にかけられる。
示される等化方法が図9のMC−CDMA受信機の等化
モジュール230において実装される。その後、等化さ
れた信号は逆拡散され、逆拡散された結果が自動利得制
御にかけられる。
【0056】図2は、所与のユーザkに関連付けられる
パラレル型干渉キャンセル(PIC)を用いるMC−CD
MA受信機の構造を示す。この受信機は、検出時に、考
慮されるユーザ(k)以外のユーザに対してMC−CDM
A送信機によって送信されるシンボルも考慮に入れるの
で、マルチユーザ検出受信機(すなわちMUD受信機)と
して知られる。図2には、FFTモジュールから下流に
ある受信機の部分のみが表されている。それは、一連の
M個の同じ第1ステージ430i、m=1,・・・,M
と、それと交互に並ぶ一連のM−1個の同じ第2ステー
ジ440m、m=1,・・・,M−1とを含み、第1ス
テージ430mの出力は後続の第2ステージ440mの入
力であり、第2ステージ440mの出力は後続の第1ス
テージ430m+1の入力である。FFTから出力される
L個の複素値rl、l=0,・・・,L−1は、第2の
各ステージ440mに与えられる。最後に、ステージ4
30Mは当該ユーザkに送信されるシンボルの推定値を
出力する。カスケード接続されるステージは、一連の反
復を実行する1つのステージによって同等に置き換える
ことができることは理解されたい。
パラレル型干渉キャンセル(PIC)を用いるMC−CD
MA受信機の構造を示す。この受信機は、検出時に、考
慮されるユーザ(k)以外のユーザに対してMC−CDM
A送信機によって送信されるシンボルも考慮に入れるの
で、マルチユーザ検出受信機(すなわちMUD受信機)と
して知られる。図2には、FFTモジュールから下流に
ある受信機の部分のみが表されている。それは、一連の
M個の同じ第1ステージ430i、m=1,・・・,M
と、それと交互に並ぶ一連のM−1個の同じ第2ステー
ジ440m、m=1,・・・,M−1とを含み、第1ス
テージ430mの出力は後続の第2ステージ440mの入
力であり、第2ステージ440mの出力は後続の第1ス
テージ430m+1の入力である。FFTから出力される
L個の複素値rl、l=0,・・・,L−1は、第2の
各ステージ440mに与えられる。最後に、ステージ4
30Mは当該ユーザkに送信されるシンボルの推定値を
出力する。カスケード接続されるステージは、一連の反
復を実行する1つのステージによって同等に置き換える
ことができることは理解されたい。
【0057】図3は第1ステージ430mにおいて実行
されるプロセスを概略的に示す。それは、L個のキャリ
アに対応するL個の成分をそれぞれ有する、K個の干渉
を除去されたベクトルr(m) (q)、q=0,・・・,K−
1を受信する(ベクトルは数式中では太字で示す)。ベク
トルr(m) (q)は、他のユーザに起因する寄与が以下にさ
らに示されるように除去されている、ユーザqに送信さ
れるMC−CDMAシンボルの周波数成分を表す。第1
ステージ4301のベクトルr(l) (q)は全て同じであ
り、その成分は、FFTによって与えられる、L個の複
素値に等しい。各ベクトルr(m) (q)のL個の周波数成分
は、モジュール431m (q)によって等化され、その後、
モジュール432m (q)においてユーザqの拡散符号の共
役数によって逆拡散され、逆拡散された結果が433m
(q)において自動利得制御にかけられる。(ハット)dm
(q)で示される433m (q)の出力はそのまま用いられる
か(軟判定)、あるいは硬判定または非線形判定(図示せ
ず)にかけられ、チャネル復号化され、その後に再符号
化されるが、全ての場合に同じ表記(ハット)dm (q)が用
いられる。
されるプロセスを概略的に示す。それは、L個のキャリ
アに対応するL個の成分をそれぞれ有する、K個の干渉
を除去されたベクトルr(m) (q)、q=0,・・・,K−
1を受信する(ベクトルは数式中では太字で示す)。ベク
トルr(m) (q)は、他のユーザに起因する寄与が以下にさ
らに示されるように除去されている、ユーザqに送信さ
れるMC−CDMAシンボルの周波数成分を表す。第1
ステージ4301のベクトルr(l) (q)は全て同じであ
り、その成分は、FFTによって与えられる、L個の複
素値に等しい。各ベクトルr(m) (q)のL個の周波数成分
は、モジュール431m (q)によって等化され、その後、
モジュール432m (q)においてユーザqの拡散符号の共
役数によって逆拡散され、逆拡散された結果が433m
(q)において自動利得制御にかけられる。(ハット)dm
(q)で示される433m (q)の出力はそのまま用いられる
か(軟判定)、あるいは硬判定または非線形判定(図示せ
ず)にかけられ、チャネル復号化され、その後に再符号
化されるが、全ての場合に同じ表記(ハット)dm (q)が用
いられる。
【0058】本発明の第2の応用形態によれば、図1に
示される等化方法が、等化モジュール431m (q)、q=
0,・・・,K−1において実施される。等化モジュー
ル4311 (q)におけるパワー値(ハット)Plの計算は、
q=0,・・・,K−1の場合に同じであることは理解
されたい。それゆえ、パワー計算は、第1ステージのK
個のモジュールによって共有されることができる。
示される等化方法が、等化モジュール431m (q)、q=
0,・・・,K−1において実施される。等化モジュー
ル4311 (q)におけるパワー値(ハット)Plの計算は、
q=0,・・・,K−1の場合に同じであることは理解
されたい。それゆえ、パワー計算は、第1ステージのK
個のモジュールによって共有されることができる。
【0059】図4は、第2ステージ440mにおいて実
行されるプロセスを概略的に示す。このステージは、先
行するステージ430mによって出力されるK個の推定
値(ハット)dm (q)、q=0,・・・,K−1と、FFT
から出力されるL個の複素値rl、l=0,・・・,L
−1とを受信する。各推定値(ハット)dm (q)はモジュー
ル441m (q)において対応するユーザqの拡散符号によ
って拡散される。拡散信号は、N個の周波数成分のベク
トルとして表すことができる(冒頭部分において述べら
れたように、簡単にするためにNはLに等しいものと仮
定されているが、同じくLの約数値を想定することがで
きる)。その後、拡散信号の成分は、442m (q)におい
て振幅係数aqによって乗算され、その後、伝送チャネ
ル等価フィルタ443m (q)によって周波数領域において
フィルタリングされる。伝送チャネル等価フィルタは、
先行するステージ430mの等化モジュール431m (q)
において決定されているチャネル係数の推定値を用いる
ことが有利である。また、伝送チャネル等価フィルタ
は、全ての推定値が同じ(ダウンリンク)伝送チャネルに
関連するので、先行するステージ430mにおいて種々
の等化モジュール431m (q)、q=0,・・・,K−1
によって決定されるチャネル係数の推定値にわたる平均
値に基づく場合もある。443m (q)によって出力される
成分Rl,m (q)は以下のように表される場合がある。
行されるプロセスを概略的に示す。このステージは、先
行するステージ430mによって出力されるK個の推定
値(ハット)dm (q)、q=0,・・・,K−1と、FFT
から出力されるL個の複素値rl、l=0,・・・,L
−1とを受信する。各推定値(ハット)dm (q)はモジュー
ル441m (q)において対応するユーザqの拡散符号によ
って拡散される。拡散信号は、N個の周波数成分のベク
トルとして表すことができる(冒頭部分において述べら
れたように、簡単にするためにNはLに等しいものと仮
定されているが、同じくLの約数値を想定することがで
きる)。その後、拡散信号の成分は、442m (q)におい
て振幅係数aqによって乗算され、その後、伝送チャネ
ル等価フィルタ443m (q)によって周波数領域において
フィルタリングされる。伝送チャネル等価フィルタは、
先行するステージ430mの等化モジュール431m (q)
において決定されているチャネル係数の推定値を用いる
ことが有利である。また、伝送チャネル等価フィルタ
は、全ての推定値が同じ(ダウンリンク)伝送チャネルに
関連するので、先行するステージ430mにおいて種々
の等化モジュール431m (q)、q=0,・・・,K−1
によって決定されるチャネル係数の推定値にわたる平均
値に基づく場合もある。443m (q)によって出力される
成分Rl,m (q)は以下のように表される場合がある。
【0060】
【数18】
【0061】上記の式において、(ハット)hlはチャネ
ル係数の推定値である。成分Rl,m (q )は複素値rlに対
するユーザqの寄与、すなわちユーザqに起因する多重
アクセス干渉(MAI)を反映する。Rm (q)が成分Rl,m
(q)、l=0,・・・,L−1のベクトルを表し、rが
成分rl、l=0,・・・,L−1のベクトルを表すと
き、干渉を除去されたベクトルrm+1 (q')は、rから、
以下の式によって表されるユーザq≠q’の寄与を減算
する(444m (q')において)ことにより得られる。
ル係数の推定値である。成分Rl,m (q )は複素値rlに対
するユーザqの寄与、すなわちユーザqに起因する多重
アクセス干渉(MAI)を反映する。Rm (q)が成分Rl,m
(q)、l=0,・・・,L−1のベクトルを表し、rが
成分rl、l=0,・・・,L−1のベクトルを表すと
き、干渉を除去されたベクトルrm+1 (q')は、rから、
以下の式によって表されるユーザq≠q’の寄与を減算
する(444m (q')において)ことにより得られる。
【0062】
【数19】
【0063】その後、これらK個の干渉を除去されたベ
クトルは次のステージ430m+1に出力される。
クトルは次のステージ430m+1に出力される。
【0064】ステージ毎にMAIの計算は精緻化され、
送信されるシンボル(ハット)dm (q)の推定は改善され
る。最後のステージ430Mでは、対象のユーザkに送
信されるシンボルの推定のみが用いられる。
送信されるシンボル(ハット)dm (q)の推定は改善され
る。最後のステージ430Mでは、対象のユーザkに送
信されるシンボルの推定のみが用いられる。
【0065】図2のMC−CDMA受信機は、ユーザの
数K、その個々の拡散系列、およびパラレル型干渉キャ
ンセル(たとえば、442m (q)において)のための振幅係
数a qに関する情報を必要とすることに留意されたい。
しかしながら、442m (q)の乗算のために用いられる係
数aqは、AGCモジュール443m (q)においてそれぞ
れ用いられるAGC係数を得ることにより推定できる
(相対値として)点で有利であることに留意することが重
要である。それゆえ、それらは、MC−CDMA送信機
によって送信される必要はない。
数K、その個々の拡散系列、およびパラレル型干渉キャ
ンセル(たとえば、442m (q)において)のための振幅係
数a qに関する情報を必要とすることに留意されたい。
しかしながら、442m (q)の乗算のために用いられる係
数aqは、AGCモジュール443m (q)においてそれぞ
れ用いられるAGC係数を得ることにより推定できる
(相対値として)点で有利であることに留意することが重
要である。それゆえ、それらは、MC−CDMA送信機
によって送信される必要はない。
【0066】図5は、ユーザkに関連付けられるシリア
ル型干渉キャンセル(SIC)を用いるMC−CDMA受
信機の構造を示す。この受信機は、k以外のユーザに送
信されるシンボルがMAI除去のために推定されるの
で、マルチユーザ検出受信機(すなわちMUD受信機)で
ある。
ル型干渉キャンセル(SIC)を用いるMC−CDMA受
信機の構造を示す。この受信機は、k以外のユーザに送
信されるシンボルがMAI除去のために推定されるの
で、マルチユーザ検出受信機(すなわちMUD受信機)で
ある。
【0067】ここで再び、FFTモジュールから下流に
ある受信機の部分のみが表されている。その受信機は、
一連の同じ第1ステージ530qと、それと交互に並ぶ
一連の同じ第2ステージ540qとを含み、第1ステー
ジ530qの出力は後続の第2ステージ540qの入力で
あり、第2ステージ540qの出力は後続の第1ステー
ジ530q+1の入力である。1組の第1ステージ530q
および第2ステージ540qはユーザqに関連付けら
れ、第1ステージ530qがそのユーザに送信されるシ
ンボルを推定し、関連付けられる第2ステージ540q
がそのユーザに起因するMAIを推定する。ステージの
数は、そのMAIが除去されることになるユーザの数に
依存する。MC−CDMA受信機側において受信される
パワーを減少することによりユーザがランク付けされ、
シンボル検出およびMAI推定が最も大きな干渉を引き
起こすユーザで開始されるようにすることが有利であ
る。そのプロセスは、530kにおいて、当該ユーザk
に送信されるシンボルの推定で終了する。
ある受信機の部分のみが表されている。その受信機は、
一連の同じ第1ステージ530qと、それと交互に並ぶ
一連の同じ第2ステージ540qとを含み、第1ステー
ジ530qの出力は後続の第2ステージ540qの入力で
あり、第2ステージ540qの出力は後続の第1ステー
ジ530q+1の入力である。1組の第1ステージ530q
および第2ステージ540qはユーザqに関連付けら
れ、第1ステージ530qがそのユーザに送信されるシ
ンボルを推定し、関連付けられる第2ステージ540q
がそのユーザに起因するMAIを推定する。ステージの
数は、そのMAIが除去されることになるユーザの数に
依存する。MC−CDMA受信機側において受信される
パワーを減少することによりユーザがランク付けされ、
シンボル検出およびMAI推定が最も大きな干渉を引き
起こすユーザで開始されるようにすることが有利であ
る。そのプロセスは、530kにおいて、当該ユーザk
に送信されるシンボルの推定で終了する。
【0068】図6は第1ステージ530qにおいて実行
されるプロセスを概略的に示す。それは、q個の最も高
レベルのユーザに起因するMAIが除去されている、干
渉を除去されたベクトルr(q)を受信する。第1ステー
ジ5300は、FFTから出力される成分rl、l=0,
・・・,L−1のベクトルr(0)=rを直に受信する。
各ベクトルr(q)のL個の周波数成分はモジュール53
1qにおいて等化され、その後モジュール532qにおい
て、ユーザqの拡散符号の共役数によって逆拡散され、
逆拡散された結果が533qにおいて自動利得制御にか
けられる。(ハット)d(q)で示される、533qの出力
は、そのまま用いられるか(軟判定)、あるいは硬判定ま
たは非線形判定(図示せず)にかけられ、チャネル復号化
され、その後に再符号化されるが、全ての場合に同じ表
記(ハット)d(q)が用いられる。
されるプロセスを概略的に示す。それは、q個の最も高
レベルのユーザに起因するMAIが除去されている、干
渉を除去されたベクトルr(q)を受信する。第1ステー
ジ5300は、FFTから出力される成分rl、l=0,
・・・,L−1のベクトルr(0)=rを直に受信する。
各ベクトルr(q)のL個の周波数成分はモジュール53
1qにおいて等化され、その後モジュール532qにおい
て、ユーザqの拡散符号の共役数によって逆拡散され、
逆拡散された結果が533qにおいて自動利得制御にか
けられる。(ハット)d(q)で示される、533qの出力
は、そのまま用いられるか(軟判定)、あるいは硬判定ま
たは非線形判定(図示せず)にかけられ、チャネル復号化
され、その後に再符号化されるが、全ての場合に同じ表
記(ハット)d(q)が用いられる。
【0069】本発明の第3の応用形態によれば、図1に
示される等化方法が等化モジュール531(q)において
実装される。
示される等化方法が等化モジュール531(q)において
実装される。
【0070】図7は第2ステージ540qにおいて実行
されるプロセスを概略的に示す。このステージは、一方
において、シンボル推定値(ハット)d(q)を受信し、他
方では、干渉を除去されたベクトルr(q)を受信する。
シンボル推定値(ハット)d(q)は、モジュール541qに
おいてユーザqの拡散符号によって拡散される。拡散信
号は、N個(簡単にするためにLに等しいものと仮定さ
れる)の周波数成分のベクトルとして表すことができ
る。その後、拡散信号の成分は、542qにおいて振幅
係数aqによって乗算され、その後、伝送チャネル等価
フィルタ543qによって周波数領域においてフィルタ
リングされる。伝送チャネル等価フィルタは、先行する
ステージ530qの等化モジュール531qにおいて決定
されているチャネル係数の推定値を用いることが有利で
ある。
されるプロセスを概略的に示す。このステージは、一方
において、シンボル推定値(ハット)d(q)を受信し、他
方では、干渉を除去されたベクトルr(q)を受信する。
シンボル推定値(ハット)d(q)は、モジュール541qに
おいてユーザqの拡散符号によって拡散される。拡散信
号は、N個(簡単にするためにLに等しいものと仮定さ
れる)の周波数成分のベクトルとして表すことができ
る。その後、拡散信号の成分は、542qにおいて振幅
係数aqによって乗算され、その後、伝送チャネル等価
フィルタ543qによって周波数領域においてフィルタ
リングされる。伝送チャネル等価フィルタは、先行する
ステージ530qの等化モジュール531qにおいて決定
されているチャネル係数の推定値を用いることが有利で
ある。
【0071】543qによって出力される成分Rl (q)は
以下のように表される場合がある。
以下のように表される場合がある。
【0072】
【数20】
【0073】上記の式において、(ハット)hlはチャネ
ル係数の推定値である。成分Rl (q)は複素値rlに対す
るユーザqの寄与、すなわちユーザqに起因する多重ア
クセス干渉(MAI)を反映する。R(q)が成分Rl (q)、
l=0,・・・,L−1のベクトルを表するとき、干渉
を除去されたベクトルr(q+1)は、r(q)から、以下の式
によって表されるユーザqに起因するMAIを減算する
(544qにおいて)ことにより得られる。
ル係数の推定値である。成分Rl (q)は複素値rlに対す
るユーザqの寄与、すなわちユーザqに起因する多重ア
クセス干渉(MAI)を反映する。R(q)が成分Rl (q)、
l=0,・・・,L−1のベクトルを表するとき、干渉
を除去されたベクトルr(q+1)は、r(q)から、以下の式
によって表されるユーザqに起因するMAIを減算する
(544qにおいて)ことにより得られる。
【0074】
【数21】
【0075】ここで再び、図5のMC−CDMA受信機
は、ユーザの数K、その個々の拡散系列、およびシリア
ル型干渉キャンセル(たとえば、542m (q)において)の
ための振幅係数aqに関する情報を必要とする。しかし
ながら、振幅係数aqの変動がMC−CDMAシンボル
間で小さい場合には、542(q)の係数aqは、以前のシ
ンボルの場合にAGCモジュール543(q)において用
いられたAGC係数をそれぞれ取得することにより推定
できる(相対値として)点で有利であることに留意するこ
とが重要である。それゆえ、振幅係数は、MC−CDM
A送信機によって送信される必要はない。
は、ユーザの数K、その個々の拡散系列、およびシリア
ル型干渉キャンセル(たとえば、542m (q)において)の
ための振幅係数aqに関する情報を必要とする。しかし
ながら、振幅係数aqの変動がMC−CDMAシンボル
間で小さい場合には、542(q)の係数aqは、以前のシ
ンボルの場合にAGCモジュール543(q)において用
いられたAGC係数をそれぞれ取得することにより推定
できる(相対値として)点で有利であることに留意するこ
とが重要である。それゆえ、振幅係数は、MC−CDM
A送信機によって送信される必要はない。
【0076】本発明による等化方法を用いるMC−CD
MA受信機の構造が基本的に機能モジュール、たとえば
フィルタあるいは乗算器に関して記載されてきたが、こ
れらの装置の全てあるいは一部が、示される全ての機能
を実行するための専用の1つのプロセッサを用いて、あ
るいはその機能のうちの1つあるいはいくつかをそれぞ
れ実行するための専用の、またはそのためにプログラミ
ングされた複数のプロセッサの形で実装されることがで
きることは言うまでもない。
MA受信機の構造が基本的に機能モジュール、たとえば
フィルタあるいは乗算器に関して記載されてきたが、こ
れらの装置の全てあるいは一部が、示される全ての機能
を実行するための専用の1つのプロセッサを用いて、あ
るいはその機能のうちの1つあるいはいくつかをそれぞ
れ実行するための専用の、またはそのためにプログラミ
ングされた複数のプロセッサの形で実装されることがで
きることは言うまでもない。
【0077】
【発明の効果】本発明によれば、従来技術より少ない送
信リソースを用いる、キャリア毎に等化を実行するため
の方法を実現することができる。
信リソースを用いる、キャリア毎に等化を実行するため
の方法を実現することができる。
【図1】 本発明による等化方法において用いられる等
化係数を得るための方法を示す概略図である。
化係数を得るための方法を示す概略図である。
【図2】 パラレル型干渉キャンセルを用いるMC−C
DMA受信機の構造を示す概略図である。
DMA受信機の構造を示す概略図である。
【図3】 図2に示されるMC−CDMA受信機の第1
ステージを示す図である。
ステージを示す図である。
【図4】 図2に示されるMC−CDMA受信機の第2
ステージを示す図である。
ステージを示す図である。
【図5】 シリアル型干渉キャンセルを用いるMC−C
DMA受信機の構造を示す概略図である。
DMA受信機の構造を示す概略図である。
【図6】 図5に示されるMC−CDMA受信機の第1
ステージを示す図である。
ステージを示す図である。
【図7】 図5に示されるMC−CDMA受信機の第2
ステージを示す図である。
ステージを示す図である。
【図8】 従来のMC−CDMA送信機の構造を示す概
略図である。
略図である。
【図9】 従来のMMSE毎キャリア等化を用いるMC
−CDMA受信機の構造を示す概略図である。
−CDMA受信機の構造を示す概略図である。
331 パワー推定モジュール、332 チャネル推定
モジュール、333等化係数計算モジュール、334
乗算器。
モジュール、333等化係数計算モジュール、334
乗算器。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(71)出願人 503163527
Capronilaan 46, 1119 N
S Schiphol Rijk, Th
e Netherlands
(72)発明者 ダヴィッド・モティエ
フランス国、35708 レンヌ、セデックス
7、セーエス 10806、アレ・ドゥ・ボ
ーリュー 1
Fターム(参考) 5K022 DD01 DD13 DD19 DD34 EE02
EE14 EE32
5K046 AA05 DD02 DD14 EE37
Claims (7)
- 【請求項1】 MC−CDMA受信機において等化を実
行するための方法であって、前記受信機に対して送信さ
れるシンボルは複数(N個)のキャリアにわたる拡散系列
で拡散され、前記受信機によって受信される信号は、複
数の周波数成分(rl)に分解され、前記キャリアそれぞ
れにおいて相対的なパワー値を推定することと、前記推
定された相対的なパワー値 【数1】 から複数の等化係数(ql)を計算することと、前記等化
係数のうちの1つによって、前記各周波数成分を乗算す
ることとを特徴とする方法。 - 【請求項2】 前記キャリアの周波数において、前記シ
ンボルが伝搬された伝送チャネルの相対的なチャネル係
数 【数2】 を推定することを特徴とする請求項1に記載のMC−C
DMA受信機において等化を実行するための方法。 - 【請求項3】 所与のキャリアの場合に、前記キャリア
周波数において推定された相対的なチャネル係数を前記
キャリア上で推定された相対的なパワー値で割ることに
より、等化係数が得られることを特徴とする請求項2に
記載のMC−CDMA受信機において等化を実行するた
めの方法。 - 【請求項4】 キャリア上の相対的なパワー値は、前記
キャリアの周波数において、前記受信された信号の成分
の平方値のサンプルをローパスフィルタにかけることに
より推定されることを特徴とする請求項1ないし3のい
ずれか1項に記載のMC−CDMA受信機において等化
を実行するための方法。 - 【請求項5】 キャリア上の相対的なパワー値は、前記
キャリアの周波数において、前記受信された信号の成分
の平方値のサンプルを平均化することにより推定される
ことを特徴とする請求項4に記載のMC−CDMA受信
機において等化を実行するための方法。 - 【請求項6】 MC−CDMA通信システムのマルチキ
ャリアCDMA受信機であって、受信された信号を複数
のキャリアによって搬送される複数の周波数成分に分解
するための分解手段と、前記周波数成分をそれぞれ等化
係数で乗算するための等化手段とを含み、前記等化手段
はさらに、前記キャリアそれぞれの相対的なパワー値を
推定するための手段と、前記推定された相対的なパワー
値から前記等化係数を計算するための手段とを含むこと
を特徴とするMC−CDMA通信システムのマルチキャ
リアCDMA受信機。 - 【請求項7】 MC−CDMA通信システムのマルチキ
ャリアCDMA受信機であって、前記受信機は前記シス
テムの1人のユーザのための受信機であり、前記受信機
は、受信された信号を複数のキャリアによって搬送され
る複数の周波数成分に分解するための分解手段と、前記
各周波数成分から、前記システムの少なくとも別のユー
ザに送信される信号に起因する寄与を除去するための干
渉除去手段とを含み、前記干渉除去手段は、前記複数の
キャリアによって搬送される、干渉を除去された周波数
成分を生成し、また前記受信機はさらに、前記除去され
た各周波数成分を等化係数と乗算するための等化手段を
含み、前記等化手段は、干渉を除去した後に前記各キャ
リア上の相対的なパワー値を推定するための手段と、前
記推定された相対的なパワー値から前記等化係数を計算
するための手段とを含むMC−CDMA通信システムの
マルチキャリアCDMA受信機。
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