JP2003347080A - 高圧放電ランプ点灯装置及び照明装置 - Google Patents

高圧放電ランプ点灯装置及び照明装置

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JP2003347080A
JP2003347080A JP2002154643A JP2002154643A JP2003347080A JP 2003347080 A JP2003347080 A JP 2003347080A JP 2002154643 A JP2002154643 A JP 2002154643A JP 2002154643 A JP2002154643 A JP 2002154643A JP 2003347080 A JP2003347080 A JP 2003347080A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高圧放電ランプの点灯時に非音響共鳴周波数
域で適正に点灯周波数を一定に保つことができランプ電
力の調整も適正にできる高圧放電ランプ点灯装置を提供
することである。 【解決手段】 設定回路20は発振器20が発振する安
定点灯周波数を設定すると共に、その安定点灯周波数を
保持した状態で高圧放電ランプ12のランプ電力を設定
する。発振器20は高圧放電ランプ12の点灯時には設
定回路20に設定された安定点灯周波数及びランプ電力
でインバータ回路18を発振制御する。なお、高圧放電
ランプ12の始動時にはイグナイタ22で始動電圧を発
生させて始動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高圧放電ランプを
高周波点灯する高圧放電ランプ点灯装置及び照明装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、放電ランプ点灯装置は、LC共
振型のインバータ回路を備え、放電ランプの始動時には
インバータ回路は高い周波数で発振を開始し、徐々に周
波数を下げてLC共振回路の共振周波数に近づける。こ
れにより、インバータ回路の二次電圧が上昇し、二次電
圧が放電ランプの始動電圧に達すると放電ランプが放電
開始して点灯する。一旦、放電ランプが点灯した後はイ
ンバータ回路の周波数をさらに低下させ、安定点灯周波
数(点灯時の周波数)で放電ランプを連続点灯する。
【0003】高圧放電ランプの場合は、グロー放電から
アーク放電に転移して放電を開始する特性を有すること
から、アーク放電転移のために所定時間、高い電圧を印
加する必要がある。そこで、インバータ回路の前段に設
けられた昇圧回路により、高圧放電ランプの始動時に
は、点灯時よりも高い出力電圧値に制御するようにして
いる。また、高圧放電ランプの点灯時には、昇圧回路の
出力電圧によってランプ電力が定格電力値付近になるよ
うに調整している。
【0004】一方、高圧放電ランプには音響共鳴を発生
する周波数領域があることから、始動時及び点灯時には
音響共鳴が起こらない安定窓の周波数で点灯することが
行われている。例えば、20Wクラスの高圧放電ランプ
における高周波点灯の安定窓は、20kHz±3kH
z、46kHz±3kHz程度である。なお、20kH
z点灯下での下限(−3kHz)は、音響共鳴ではなく
可聴領域となることの制限によるものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
周波数関係におけるハーフブリッジ型のインバータ回路
では、点灯周波数の変化に対してランプ電力の変化が大
きいので、昇圧回路により、インバータ回路の入力電圧
を調整してランプ電力を調整するようにしている。従っ
て、昇圧回路が必要となりシステムが大型化すると共に
昇圧回路が発生する電圧調整のための制御回路も複雑化
する。
【0006】本発明の目的は、高圧放電ランプの点灯時
に非音響共鳴周波数域で適正に点灯周波数を一定に保つ
ことができランプ電力の調整も適正にできる高圧放電ラ
ンプ点灯装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る高
圧放電ランプ点灯装置は、LC共振回路を含み高圧放電
ランプが接続される主回路と;前記主回路が出力側に接
続され前記主回路を介して高圧放電ランプを始動及び点
灯させるハーフブリッジ型のインバータ回路と;前記高
圧放電ランプの始動時に前記高圧放電ランプに始動電圧
を供給するイグナイタと;前記高圧放電ランプの点灯時
に安定点灯周波数で前記インバータ回路を発振制御する
発振器と;前記発振器が発振する安定点灯周波数を設定
すると共にその安定点灯周波数を保持した状態で前記高
圧放電ランプのランプ電力を設定できる設定回路と;を
備えたことを特徴とする。
【0008】本発明及び以下の発明において、特に指定
しない限り用語の定義及び技術的意味は以下による。
【0009】高圧放電ランプは、水銀ランプ、メタルハ
ライドランプ、高圧ナトリウムランプなどを示し、ま
た、発光管にアルミナ管を用いたセラミック放電ランプ
も許容する。
【0010】ハーフブリッジ型のインバータ回路は2個
のスイッチング素子を有し、直流電源圧を入力として2
個のスイッチング素子を交互に制御回路よりオンオフ制
御して、出力側に高周波電圧を発生させる。インバータ
回路の出力側には主回路が接続され、インバータ回路の
出力である高周波電圧を高圧放電ランプに印加する。
【0011】主回路はLC共振回路を有し、インバータ
回路から入力される高周波電圧の周波数に応じて、その
LC共振回路の共振周波数で高電圧を発生させる。
【0012】イグナイタは高圧放電ランプの始動時に高
圧放電ランプに始動電圧を供給する高電圧発生装置であ
る。
【0013】発振器は、高圧放電ランプの点灯時に安定
点灯周波数でインバータ回路を発振制御するものであ
り、発振周波数決め用端子を有したハーフブリッジドラ
イバIC(例えば、IR2153、International Rcet
ifire社)が用いられる。
【0014】設定回路は発振器の発振周波数決め用端子
に接続されて形成される。設定回路は、例えば発振器が
発振する安定点灯周波数をコンデンサとボリウムとによ
る時定数で設定し、インバータ回路のスイッチング素子
のデューティー比を逆並列ダイオード及びポテンショメ
ータで設定することにより、高圧放電ランプのランプ電
力を設定する。
【0015】本発明によれば、発振器は設定回路で設定
された高圧放電ランプの点灯時の安定点灯周波数で発振
し、その安定点灯周波数を保持した状態で設定されたラ
ンプ電力で高圧放電灯を点灯するので、点灯周波数の変
化に対してランプ電力をほぼ一定に保持できる。
【0016】請求項2の発明に係る高圧放電ランプ点灯
装置は、請求項1の発明において、前記設定回路は、前
記発振器の第1の設定端子に接続され前記インバータ回
路の発振周波数を調整するためのボリウムと;一端が前
記ボリウムに接続され他端が前記発振器の第2の設定端
子に接続され前記高圧放電ランプのランプ電力を調整す
るためのポテンショメータと;前記ポテンショメータに
並列に接続され中間接続点が前記ポテンショメータの共
通端子に接続された逆直列ダイオードと;前記発振器の
第2の設定端子とグランドラインとの間に接続されたコ
ンデンサと;を備えたことを特徴とする。
【0017】本発明は、請求項1の発明において、設定
回路を具体的に特定したものである。発振器は発振周波
数決め用端子として第1の設定端子と第2の設定端子と
を有し、発振器の安定点灯周波数は、第1の設定端子に
接続されたボリウムの抵抗値及びポテンショメータ1/
2の抵抗値の合計抵抗値と、第2の設定端子とグランド
ラインとの間に接続されたコンデンサの容量とで設定さ
れる。コンデンサの値は一定値でありポテンショメータ
の全体の抵抗値も一定値であるので、ボリウムの抵抗値
を変化させて第2の設定端子に現れる三角波の時定数を
設定する。これにより、発振器の安定点灯周波数は設定
される。この場合、ランプ点灯時の発振周波数は、10
kHz〜300kHzの音響共鳴が起こらない安定窓の
周波数が設定される。
【0018】一方、高圧放電ランプのランプ電力は、一
端がボリウムに接続され他端が発振器の第2の設定端子
に接続されたポテンショメータと、ポテンショメータに
並列に接続され中間接続点がポテンショメータの共通端
子に接続された逆直列ダイオードとの並列回路で設定さ
れる。ポテンショメータの共通端子位置を変化させるこ
とにより、第1の設定端子側からグランドライン側に形
成される回路と、グランドライン側から第1の設定端子
側に形成される回路との抵抗値が変化する。このポテン
ショメータの共通端子位置を設定することにより、イン
バータ回路のスイッチング素子のデューティー比を設定
する。
【0019】本発明によれば、請求項1の発明の効果に
加え、ボリウムで発振周波数を設定し、ボリウムで設定
された発振周波数を一定に保持したままでポテンショメ
ータでランプ電力を設定できるので設定操作が簡単に行
える。
【0020】請求項3の発明に係る高圧放電ランプ点灯
装置は、LC共振回路を含み高圧放電ランプが接続され
る主回路と;前記主回路が出力側に接続され前記主回路
を介して高圧放電ランプを始動及び点灯させるハーフブ
リッジ型のインバータ回路と;前記高圧放電ランプの始
動時には始動周波数で点灯時には安定点灯周波数で前記
インバータ回路を発振制御する発振器と;前記発振器が
発振する始動時及び点灯時の周波数を設定すると共にそ
の周波数を保持した状態で前記高圧放電ランプのランプ
電力を設定できる設定回路と;を備えたことを特徴とす
る。
【0021】本発明は、請求項1の発明に対し、始動電
圧を発生するイグナイタに代えて、設定器に始動周波数
を設定可能とし、発振器は設定回路で設定された始動周
波数により始動電圧を発生するようにしたものである。
【0022】設定回路は発振器の発振周波数決め用端子
に接続されて形成される。設定回路は、例えば並列接続
された2個のコンデンサを有し、始動時と点灯時でコン
デンサの接続を切り替えて始動周波数及び安定点灯周波
数を設定可能とする。つまり、並列接続された2個のコ
ンデンサのうちの1個のコンデンサと可変抵抗とによる
時定数で始動周波数を設定し、並列接続された2個のコ
ンデンサと可変抵抗とによる時定数で安定点灯周波数を
設定する。高圧放電ランプのランプ電力は、インバータ
回路のスイッチング素子のデューティー比を逆並列ダイ
オード及び可変抵抗で設定することにより行われる。
【0023】本発明によれば、発振器は始動時には設定
回路に設定された始動周波数で発振し、点灯時には安定
点灯周波数で発振するので、始動電圧を発生するイグナ
イタが必要なくなり、また、点灯時には、その安定点灯
周波数を保持した状態で設定されたランプ電力で高圧放
電灯を点灯できる。
【0024】請求項4の発明に係る放電ランプ点灯装置
は、請求項3の発明において、設定回路を具体的に特定
したものである。発振器は発振周波数決め用端子として
第1の設定端子と第2の設定端子とを有し、発振器の発
振周波数は、第1の設定端子に接続されたボリウムの抵
抗値及びポテンショメータの1/2の抵抗値の合計抵抗
値と、第2の設定端子とグランドラインとの間に接続さ
れた2個のコンデンサの容量とで設定される。2個のコ
ンデンサの値は一定値でありポテンショメータの全体の
抵抗値も一定値であるので、ボリウムの抵抗値を変化さ
せて第2の設定端子に現れる三角波の時定数を設定す
る。
【0025】並列接続された2個のコンデンサの一方に
はスイッチ素子が直列接続され、高圧放電ランプの始動
時にはスイッチ素子がオフし、1個のコンデンサの容量
とボリウムの抵抗値及びポテンショメータの1/2の抵
抗値の合計抵抗値とで定まる時定数で始動周波数が設定
される。高圧放電ランプの点灯時にはスイッチ素子がオ
ンし、並列接続された2個のコンデンサの容量とボリウ
ムの抵抗値及びポテンショメータの1/2の抵抗値の合
計抵抗値とで定まる時定数で安定点灯周波数が設定され
る。
【0026】一方、高圧放電ランプのランプ電力は、一
端がボリウムに接続され他端が発振器の第2の設定端子
に接続されたポテンショメータと、ポテンショメータに
並列に接続され中間接続点がポテンショメータの共通端
子に接続された逆直列ダイオードとの並列回路で設定さ
れる。ポテンショメータの共通端子位置を変化させるこ
とにより、第1の設定端子側からグランドライン側に形
成される回路と、グランドライン側から第1の設定端子
側に形成される回路との抵抗値が変化する。このポテン
ショメータの共通端子位置を設定することにより、イン
バータ回路のスイッチング素子のデューティー比を設定
する。
【0027】本発明によれば、請求項3の発明の効果に
加え、ボリウムで発振周波数を設定し、ボリウムで設定
された発振周波数を一定に保持したままでポテンショメ
ータでランプ電力を設定できるので設定操作が簡単に行
える。
【0028】請求項5の発明に係る高圧放電ランプ点灯
装置は、請求項2または4の発明において、前記ボリウ
ムによって、前記インバータ回路の発振周波数が前記高
圧放電ランプの非音響共鳴周波数になるように調整する
ことを特徴とする。
【0029】本発明によれば、請求項2または4の発明
の効果に加え、高圧放電ランプの安定点灯時に音響共鳴
が発生することがないので、高圧放電ランプを安定に点
灯できる。
【0030】請求項6の発明に係る高圧放電ランプ点灯
装置は、請求項2または4の発明において、前記ポテン
ショメータによって、前記高圧放電ランプの点灯時のラ
ンプ電力が前記高圧放電ランプの定格電力になるように
調整することを特徴とする。
【0031】本発明によれば、請求項2または4の発明
の効果に加え、高圧放電ランプは定格電力で点灯するこ
とができるので点灯効率が上昇する。
【0032】請求項7の発明に係る照明装置は、請求項
1乃至請求項6のいずれか一の高圧放電ランプ点灯装置
と;前記高圧放電ランプ点灯装置で点灯される高圧放電
ランプが装着される器具本体と;を備えたことを特徴と
する。
【0033】本発明によれば、請求項1乃至請求項6の
いずれか一の効果を有する照明装置が得られる。
【0034】
【発明の実施に形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。図1は本発明の第1の実施の形態に係る高圧放電
ランプ点灯装置11の回路構成図、図2は本発明の第1
の実施の形態で使用する高圧放電ランプ12の一例を示
す説明図である。
【0035】図2に示す高圧放電ランプ12は、発光管
にアルミナ管13を使用したセラミック放電ランプであ
り、アルミナ管13は透光性アルミナより構成される。
セラミック放電ランプのアルミナ管13は、一般の高圧
放電ランプ12の発光管に使われている石英ガラスよ
り、封入物である金属ハロゲン化物に対して化学的及び
熱的に安定である。発光管であるアルミナ管13は、内
部が真空に保持された外管14に収納され、外管14の
一端部に口金15が設けられる。口金15の先端部15
aとネジ部15bとの間に高圧放電ランプ点灯装置11
から高周波電圧が印加される。
【0036】図1において、高圧放電ランプ点灯装置1
1は、商用交流電源16の交流電圧を直流電圧に変換す
る整流平滑回路17と、整流平滑回路17で得られた直
流電圧を入力とし高圧放電ランプ12を点灯させるハー
フブリッジ型のインバータ回路18と、LC共振回路を
含み高圧放電ランプ12が接続される主回路19と、イ
ンバータ回路18を発振制御する発振器20と、発振器
20が発振する安定点灯周波数及び高圧放電ランプ12
のランプ電力を設定する設定回路21と、高圧放電ラン
プ12の始動時に高圧放電ランプ12に始動電圧を供給
するイグナイタ22と、高圧放電ランプ12のランプ電
圧を検出するランプ電圧検出回路23と、ランプ電圧が
所定時間以上継続して高電圧であること検出するタイマ
ー回路24と、タイマー回路24が動作したとき発振器
20の発振動作を停止する発振停止回路25とから構成
されている。
【0037】高圧放電ランプ12の始動はイグナイタ2
2から始動電圧を印加することにより行われる。商用電
源16が投入されると、ハーフブリッジ型のインバータ
回路18が動作開始する。ハーフブリッジ型のインバー
タ回路18の動作により共振コンデンサC3の両端に安
定点灯時より高い電圧が発生する。この電圧によりイグ
ナイタ22が動作し高圧を発生させる。イグナイタ22
から高電圧が発生されると、高圧放電ランプ12はグロ
ー放電を起こしアーク放電に転移して点灯する。
【0038】整流平滑回路17から出力される直流電圧
は抵抗R1及びコンデンサC1の直列回路に印加され、
コンデンサC1の充電により発振器20の動作可能な電
圧を保持する。また、抵抗R1を介してダイオードD1
及びコンデンサC2がスイッチング素子Q1、Q2の接
続点に接続されており、コンデンサC2によりスイッチ
ング素子Q1をオンさせるための電圧を確保している。
主回路19は、インダクタL1と共振コンデンサC3と
で構成されるLC共振回路を有し、インバータ回路18
から入力される高周波電圧を直流カットコンデンサC4
でカットする。LC共振回路は、インバータ回路18か
ら入力される高周波電圧の周波数に応じて高圧放電ラン
プ12に高電圧を印加する。
【0039】ランプ電圧検出回路23は高圧放電ランプ
12のランプ電圧を検出するものであり、始動電圧また
は寿命末期などによる高電圧となった高圧放電ランプ1
2のランプ電圧を検出する。タイマー回路24は高電圧
が所定時間以上継続しているときに発振停止回路25に
発振停止指令を出力する。
【0040】発振停止回路25はタイマー回路24が動
作したとき発振器20の発振動作を停止する。つまり、
始動電圧を印加しても高圧放電ランプ12が所定時間内
に点灯しない場合や寿命末期などにより高圧放電ランプ
12のランプ電圧が高電圧になった場合に発振器20の
発振を停止する。
【0041】次に、設定回路21は高圧放電ランプ12
の安定点灯周波数及びランプ電力を設定するものであ
る。発振器20として、例えば、ハーフブリッジドライ
バIC(IR2153、International Rcetifire社)
を用いた場合には、発振器20は発振周波数決め用端子
として2個の端子(RT端子、CT端子)を有する。以
下、図1に示す発振器20の2ピン(RT端子)を第1
の設定端子、3ピン(CT端子)を第2の設定端子、4
ピンをグランドラインということにする。
【0042】設定回路21のボリウム26は第1の設定
端子に接続されており、このボリウム26の他端には、
逆並列ダイオードD2、D3とポテンショメータ27と
の並列回路が接続され、この並列回路の他端は第2の設
定端子に接続されている。そして、ポテンショメータ2
7の共通端子は逆並列ダイオードD2、D3の中間接続
点に接続されている。また、発振器20の第2の設定端
子とグランドラインとの間にはコンデンサC5が接続さ
れている。
【0043】発振器20の発振周波数は、第1の設定端
子に接続されたボリウム26の抵抗値及びポテンショメ
ータ27の1/2の抵抗値の合成抵抗値と、第2の設定
端子とグランドラインとの間に接続されたコンデンサC
5の容量で決められる。ポテンショメータの抵抗値及び
コンデンサの値は一定値であるので、ボリウム26の抵
抗値を変化させて第2の設定端子に現れる三角波の時定
数を設定することになる。これにより、点灯時の安定点
灯周波数の設定がなされる。この場合、安定点灯周波数
は、音響共鳴が発生しない周波数の安定窓内に設定す
る。
【0044】一方、高圧放電ランプのランプ電力は、一
端がボリウム26に接続され他端が発振器20の第2の
設定端子に接続されたポテンショメータ27と、ポテン
ショメータ27に並列に接続され中間接続点がポテンシ
ョメータ27の共通端子に接続された逆直列ダイオード
D2、D3との並列回路で設定される。
【0045】ポテンショメータ27の共通端子位置を変
化させることにより、第1の設定端子側からグランドラ
イン側に形成される回路と、グランドライン側から第1
の設定端子側に形成される回路との抵抗値が変化する。
すなわち、第1の設定端子側からグランドライン側に形
成される回路は、第1の設定端子→ボリウム26→ポテ
ンショメータ29の上部→ポテンショメータ29の共通
端子→ダイオードD3→コンデンサC5→グランドライ
ンとなり、一方、グランドライン側から第1の設定端子
側に形成される回路は、グランドライン→コンデンサC
5→ポテンショメータ29の下部→ポテンショメータの
共通端子→ダイオードD2→ボリウム26→第1の設定
端子となる。従って、ポテンショメータ27の共通端子
の位置を変化させることにより、インバータ回路18の
スイッチング素子Q1、Q2のデューティー比を設定す
ることができる。
【0046】図3は第1の実施の形態における発振器2
0の特性図であり、図3(a)はデューティー比が50
%の場合の特性図、図3(b)はデューティー比が60
%の場合の特性図である。スイッチング素子Q1、Q2
のデューティー比が50%の場合は、発振器20の第2
の設定端子に現れる三角波の充放電時定数は対称とな
り、スイッチング素子Q1、Q2へ供給するゲート電圧
のオン期間が同じとなる。一方、スイッチング素子Q
1、Q2のデューティー比が60%の場合は、発振器2
0の第2の設定端子に現れる三角波の充放電時定数は非
対称となり、スイッチング素子Q1へのゲート電圧オン
期間がスイッチング素子Q2へのゲート電圧オン期間よ
り長くなる。
【0047】図4は高圧放電ランプ12のランプ電力及
び点灯周波数とデューティー比との関係を示す特性図で
ある。図4では20Wクラスの高圧放電ランプ12の場
合の特性図を示しており、点灯周波数は音響共鳴が発生
しない安定窓の範囲である46kHz±3kHz程度を
設定した場合を示している。図4に示すように、デュー
ティー比が25%〜65%付近に渡り、周波数fはほぼ
一定に保たれているので、その範囲でランプ電力WLは
16〜22W程度まで変化できることが分かる。つま
り、デューティー比がほぼ50%のときにランプ電力は
最大となり、デューティー比がそれ以上またはそれ以下
にかかわらずデューティー比を変化させることで、ラン
プ電力を低く調整できる。
【0048】以上述べたように、第1の実施の形態によ
れば、ポテンショメータ27と直列接続されたボリウム
26を回転操作することで、第1の接続端子と第2の接
続端子との間に接続される合成抵抗値を調整でき、第2
の設定端子とグランドラインとの間に接続されているコ
ンデンサC5は、固定値であるので、第1の設定端子と
第2の設定端子との間の抵抗値を可変させることで、イ
ンバータ回路18の発振周波数を決定できる。
【0049】また、ポテンショメータ27を可変しても
逆直列接続されたダイオードD2、D3の効果によっ
て、ポテンショメータ27の合計抵抗値は不変であり、
ボリウム26によって周波数を決定してあるので、ポテ
ンショメータ27を可変しても発振周波数が変化するこ
とはない。つまり、発振周波数を変化させることなくポ
テンショメータ27の調整によりデューティー比を変化
させランプ電力を調整することができる。
【0050】次に、本発明の第2の実施の形態を説明す
る。図5は第2の実施の形態に係る高圧放電ランプ点灯
装置11の回路構成図である。この第2の実施の形態
は、図1に示した第1の実施の形態に対し、始動電圧を
発生するイグナイタ22に代えて、設定器21に始動周
波数を設定可能とし、発振器20は設定回路21で設定
された始動周波数により始動電圧を発生するようにした
ものである。図1に示した第1の実施の形態と同一要素
には同一符号を付し重複する記載は省略する。
【0051】設定回路21は、例えば並列接続された2
個のコンデンサC5、C6を有し、始動時と点灯時でコ
ンデンサC5、C6の接続を切り替えて始動周波数及び
安定点灯周波数を設定可能とする。
【0052】つまり、並列接続された2個のコンデンサ
C5、C6のうちの1個のコンデンサC5の容量とボリ
ウム26及びポテンショメータ27の合成抵抗値とによ
る時定数で始動周波数を設定する。また、並列接続され
た2個のコンデンサC5、C6の合成容量とボリウム2
6及びポテンショメータ27の合成抵抗値とによる時定
数で安定点灯周波数を設定する。
【0053】並列接続された2個のコンデンサC5、C
6の一方のコンデンサC6にはスイッチ素子Q3が直列
接続され、高圧放電ランプ12の始動時にはスイッチ素
子Q3がオフし、1個のコンデンサC5の容量とボリウ
ム26及びポテンショメータ27の合計抵抗値とで定ま
る時定数で始動周波数が定まる。高圧放電ランプ12の
点灯時にはスイッチ素子Q3がオンし、並列接続された
2個のコンデンサC5、C6の容量とボリウム26及び
ポテンショメータ27の合計抵抗値とで定まる時定数で
安定点灯周波数が定まる。なお、高圧放電ランプ12の
ランプ電力は、第1の実施の形態と同様に、インバータ
回路18のスイッチング素子Q1、Q2のデューティー
比を逆並列ダイオードD1、D2及びポテンショメータ
27で設定することにより行われる。
【0054】図5において、高圧放電灯12の始動時に
は、商用交流電源16からの交流電圧を整流平滑回路1
7で整流平滑して得られた直流電圧がインバータ回路1
8に印加されると共に抵抗R1及びコンデンサC1の直
列回路に印加され、コンデンサC1の充電により発振器
20に動作可能な電圧を保持する。また、直流電圧は抵
抗R1、R2及びコンデンサC7の直列回路にも印加さ
れ、コンデンサC7は所定の時定数で充電する。コンデ
ンサC1が所定の電圧になるまではスイッチ素子Q3は
オフ状態を保つ。コンデンサC1が所定の電圧になるま
での時間は高圧放電ランプ12に始動電圧を印加して点
灯するまでの時間より多少長めになるように設定され
る。
【0055】スイッチ素子Q3がオフ状態であるときは
設定回路21のコンデンサC6は非接続状態であるの
で、1個のコンデンサC5の容量とボリウム26及びポ
テンショメータ27の合計抵抗値とで定まる時定数で始
動周波数が定まる。従って、発振器20はその始動周波
数にて動作する。
【0056】そして、コンデンサC7が所定の電圧にな
るとスイッチ素子Q3はオンとなりコンデンサC6がコ
ンデンサC5と並列接続される。これにより、2個のコ
ンデンサC5、C6の容量とボリウム26及びポテンシ
ョメータ27の合計抵抗値とで定まる時定数で安定点灯
周波数が定まる。なお、高圧放電ランプ12はコンデン
サC7が所定の電圧になるまでの間に点灯している。
【0057】このように、始動時には1個のコンデンサ
C5を接続状態として始動周波数で発振器20を発振さ
せて高圧放電ランプ12を高周波起動し、高圧放電ラン
プ12が点灯した後は2個のコンデンサC5、C6を接
続状態として発振周波数を低下させ安定点灯周波数で点
灯を維持する。
【0058】この第2の実施の形態によれば、発振器2
0は始動時には設定回路21に設定された始動周波数で
発振し、点灯時には安定点灯周波数で発振するので、始
動電圧を発生するイグナイタが必要なくなり、また、点
灯時には、その安定点灯周波数を保持した状態で設定さ
れたランプ電力で高圧放電灯を点灯できるので、点灯周
波数の変化に対してランプ電力をほぼ一定に保持でき
る。また、ボリウム26で発振周波数を設定し、ボリウ
ム26で設定された発振周波数を一定に保持したままで
ポテンショメータ27でランプ電力を設定できるので設
定操作が簡単に行える。
【0059】図6は本発明の第3の実施の形態に係る照
明装置の説明図である。第1の実施の形態または第2の
実施の形態の高圧放電ランプ点灯装置11は、高圧放電
ランプ12が装着される器具本体28と共に照明装置を
構成する。図6に示すように、高圧放電ランプ12は器
具本体28のソケット29に装着され、高圧放電ランプ
点灯装置11により点灯される。点灯した高圧放電ラン
プ12からの光は、前面側の反射板30で反射され前面
ガラス31を介して出光される。この第3の実施の形態
の照明装置によれば、第1の実施の形態または第2の実
施の形態における高圧放電ランプ点灯装置11の効果を
有する照明装置が得られる。
【0060】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、発振器は設定
回路で設定された高圧放電ランプの点灯時の安定点灯周
波数で発振し、その安定点灯周波数を保持した状態で設
定されたランプ電力で高圧放電灯を点灯できる。
【0061】請求項2の発明によれば、請求項1の発明
の効果に加え、ボリウムで発振周波数を設定し、ボリウ
ムで設定された発振周波数を一定に保持したままでポテ
ンショメータでランプ電力を設定できるので設定操作が
簡単に行える。
【0062】請求項3の発明によれば、発振器は始動時
には設定回路に設定された始動周波数で発振し、点灯時
には安定点灯周波数で発振するので、始動電圧を発生す
るイグナイタが必要なくなり、また、点灯時には、その
安定点灯周波数を保持した状態で設定されたランプ電力
で高圧放電灯を点灯できる。従って、点灯周波数の変化
に対してランプ電力をほぼ一定に保持できる。
【0063】請求項4の発明によれば、請求項3の発明
の効果に加え、ボリウムで発振周波数を設定し、ボリウ
ムで設定された発振周波数を一定に保持したままでポテ
ンショメータでランプ電力を設定できるので設定操作が
簡単に行える。
【0064】請求項5の発明によれば、請求項2または
4の発明の効果に加え、高圧放電ランプの安定点灯時に
音響共鳴が発生することがないので、高圧放電ランプを
安定に点灯できる。
【0065】請求項6の発明によれば、請求項2または
4の発明の効果に加え、高圧放電ランプは定格電力で点
灯することができるので点灯効率が上昇する。
【0066】請求項7の発明によれば、請求項1乃至請
求項6のいずれか一の効果を有する照明装置が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る高圧放電ラン
プ点灯装置の回路構成図。
【図2】本発明の第1の実施の形態で使用する高圧放電
ランプの一例を示す説明図。
【図3】本発明の第1の実施の形態における発振器の特
性図。
【図4】本発明の第1の実施の形態における高圧放電ラ
ンプのランプ電力及び点灯周波数とデューティー比との
関係を示す特性図。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係る高圧放電ラン
プ点灯装置の回路構成図。
【図6】本発明の第3の実施の形態に係る照明装置の説
明図。
【符号の説明】
11…高圧放電ランプ点灯装置、12…高圧放電ラン
プ、13…アルミナ管、14…外管、15…口金、16
…商用交流電源、17…整流平滑回路、18…インバー
タ回路、19…主回路、20…発振器、21…設定回
路、22…イグナイタ、23…ランプ電圧検出回路、2
4…タイマー回路、25…発振停止回路、26…ボリウ
ム、27…ポテンショメータ、28…器具本体、29…
ソケット、30…反射板、31…前面ガラス

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 LC共振回路を含み高圧放電ランプが接
    続される主回路と;前記主回路が出力側に接続され前記
    主回路を介して高圧放電ランプを始動及び点灯させるハ
    ーフブリッジ型のインバータ回路と;前記高圧放電ラン
    プの始動時に前記高圧放電ランプに始動電圧を供給する
    イグナイタと;前記高圧放電ランプの点灯時に安定点灯
    周波数で前記インバータ回路を発振制御する発振器と;
    前記発振器が発振する安定点灯周波数を設定すると共に
    その安定点灯周波数を保持した状態で前記高圧放電ラン
    プのランプ電力を設定できる設定回路と;を備えたこと
    を特徴とする高圧放電ランプ点灯装置。
  2. 【請求項2】 前記設定回路は、前記発振器の第1の設
    定端子に接続され前記インバータ回路の発振周波数を調
    整するためのボリウムと;一端が前記ボリウムに接続さ
    れ他端が前記発振器の第2の設定端子に接続され前記高
    圧放電ランプのランプ電力を調整するためのポテンショ
    メータと;前記ポテンショメータに並列に接続され中間
    接続点が前記ポテンショメータの共通端子に接続された
    逆直列ダイオードと;前記発振器の第2の設定端子とグ
    ランドラインとの間に接続されたコンデンサと;を備え
    たことを特徴とする請求項1記載の高圧放電ランプ点灯
    装置。
  3. 【請求項3】 LC共振回路を含み高圧放電ランプが接
    続される主回路と;前記主回路が出力側に接続され前記
    主回路を介して高圧放電ランプを始動及び点灯させるハ
    ーフブリッジ型のインバータ回路と;前記高圧放電ラン
    プの始動時には始動周波数で点灯時には安定点灯周波数
    で前記インバータ回路を発振制御する発振器と;前記発
    振器が発振する始動時及び点灯時の周波数を設定すると
    共にその周波数を保持した状態で前記高圧放電ランプの
    ランプ電力を設定できる設定回路と;を備えたことを特
    徴とする高圧放電ランプ点灯装置。
  4. 【請求項4】 前記設定回路は、前記発振器の第1の設
    定端子に接続され前記インバータ回路の発振周波数を調
    整するためのボリウムと;一端が前記ボリウムに接続さ
    れ他端が前記発振器の第2の設定端子に接続され前記高
    圧放電ランプのランプ電力を調整するためのポテンショ
    メータと;前記ポテンショメータに並列に接続され中間
    接続点が前記ポテンショメータの共通端子に接続された
    逆直列ダイオードと;前記発振器の第2の設定端子とグ
    ランドラインとの間に接続された並列接続される2個の
    コンデンサと;前記高圧放電ランプの始動時には前記複
    数のコンデンサのうちの1個のコンデンサの接続をオフ
    し点灯時にはオンするスイッチ素子と;を備えたことを
    特徴とする請求項3記載の高圧放電ランプ点灯装置。
  5. 【請求項5】 前記ボリウムによって、前記インバータ
    回路の点灯時の発振周波数が前記高圧放電ランプの非音
    響共鳴周波数になるように調整することを特徴とする請
    求項2または4記載の高圧放電ランプ点灯装置。
  6. 【請求項6】 前記ポテンショメータによって、前記高
    圧放電ランプの点灯時のランプ電力が前記高圧放電ラン
    プの定格電力になるように調整することを特徴とする請
    求項2または4記載の高圧放電ランプ点灯装置。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至請求項6のいずれか一の高
    圧放電ランプ点灯装置と;前記高圧放電ランプ点灯装置
    で点灯されるセラミック放電ランプが装着される器具本
    体と;を備えたことを特徴とする照明装置。
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JP2007173025A (ja) * 2005-12-22 2007-07-05 Matsushita Electric Works Ltd 高圧放電灯点灯装置及び画像表示装置
KR100860851B1 (ko) * 2007-07-30 2008-09-29 한국에너지기술연구원 고압방전등 램프 구동회로
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KR101483510B1 (ko) * 2008-09-05 2015-01-19 재단법인 포항산업과학연구원 머신비젼시스템용 광원장치 및 그 동작방법

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