JP2003346921A - 蓄電池 - Google Patents

蓄電池

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JP2003346921A
JP2003346921A JP2002150320A JP2002150320A JP2003346921A JP 2003346921 A JP2003346921 A JP 2003346921A JP 2002150320 A JP2002150320 A JP 2002150320A JP 2002150320 A JP2002150320 A JP 2002150320A JP 2003346921 A JP2003346921 A JP 2003346921A
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JP
Japan
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storage battery
heat
battery case
radiating plate
plate
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JP2002150320A
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English (en)
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Kazuhiko Shimoda
一彦 下田
Kazuhiro Sugie
一宏 杉江
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多数セルで構成される蓄電池において、充放
電時に発生する熱を効率良く冷却すること。 【解決手段】 セパレータを介して正極板と負極板とを
積層してなる極板群と、極板群を収納する電槽および電
槽開口部を覆う蓋からなる蓄電池を極板群の積層された
極板面に対向する第1の電槽外壁の少なくとも一方に第
1の放熱板を接して設け、他方の第1の電槽外壁に第2
の放熱板を接して設け、第2の放熱板の第1の電槽外壁
と接する面の反対面が蓄電池を接続した機器との設置面
を構成し、第1の放熱板と第2の放熱板とが熱伝導手段
によって接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は多数セルで構成され
る蓄電池の冷却構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より自動車用蓄電池として12V系
の鉛蓄電池が広く使用されている。近年、環境問題の観
点で自動車の燃費向上が試みられており、その中で従来
の鉛蓄電池の電圧を12Vから36Vに高電圧化するこ
とが検討されている。
【0003】蓄電池の電圧を高くすることにより、ハー
ネス径を細くし車両を軽量化できるので自動車の燃費向
上が見込まれる。また、信号待ちなどで車両が停止した
際にエンジンを停止し、発進時にエンジンを再始動する
アイドルストップにおいては従来エンジンによって駆動
していた補機類をこの36V電池を用いて駆動するとい
ったことが検討されている。また、車両減速時に発生す
る回生エネルギーを効率よく蓄電池に回収する場合、蓄
電池を高電圧化することが有利である。
【0004】蓄電池をより高電圧化するためには電池を
構成するセル数を増加させることが必要となる。また、
上述のような車両に使用される場合、比較的高率電流で
充放電されるため、蓄電池の発熱が著しい。
【0005】このような蓄電池の発熱により、蓄電池寿
命が低下するといった課題がある。このような課題に対
して例えば、特開平8−227700号公報にはセルを
収納するセル母槽の複数を間隔を設けて配置し、これら
セル母層を共通の蓋で閉塞する構成の鉛蓄電池が示され
ている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記した鉛蓄電池では
すべてのセルに放熱用の空間を設けているので、セル温
度を比較的均一化することができるものの、放熱は空気
の自然対流によって行われるのみであり、特に過酷な温
度条件で使用される蓄電池では十分な冷却が行われてい
なかった。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記した課題を解決する
ために、本発明の請求項1に係る発明は、セパレータを
介して正極板と負極板とを積層してなる極板群と、前記
極板群を収納する電槽および電槽開口部を覆う蓋からな
る蓄電池を前記極板群の積層された極板面に対向する第
1の電槽外壁の少なくとも一方に第1の放熱板を接して
設け、他方の第1の電槽外壁に第2の放熱板を接して設
け、前記第2の放熱板の前記第1の電槽外壁と接する面
の反対面が前記蓄電池を接続した機器との設置面を構成
し、前記第1の放熱板と第2の放熱板とが熱伝導手段に
よって接続されていることを特徴とする蓄電池。
【0008】また、本発明の請求項2に係る発明は、請
求項1の構成を備えた蓄電池において、前記蓄電池は複
数セルで構成されるセル列の複数が互いに平行に配置さ
れてなり、前記極板群の極板面が前記セル列に平行に配
置され、前記セル列を区画する隔壁の少なくとも一部に
は前記第1の電槽外壁に直交する第2の電槽外壁の一方
から他方へ連通するスリットを設けたことを特徴とする
ものである。
【0009】さらに、本発明の請求項3に係る発明は請
求項2の構成を備えた蓄電池において、前記スリットに
第3の放熱板を設け、この第3の放熱板と前記熱伝導手
段とが接続されてなる蓄電池を示すものである。
【0010】そして、本発明の請求項4に係る発明は、
請求項1、2もしくは3のいずれかの構成を備えた蓄電
池において、前記第2の放熱板が前記機器と一体に構成
された蓄電池を示すものである。
【0011】さらに本発明の請求項5に係る発明は、請
求項1、2、3もしくは4のいずれかの蓄電池におい
て、前記第1の放熱板、前記第2の放熱板および前記第
3の放熱板の少なくとも一つは内部に冷却媒の還流通路
を設けたことを特徴とする。
【0012】そして本発明の請求項6に係る発明は、請
求項5に記載の蓄電池において、前記熱伝導手段はその
内部に前記冷却媒の通路を設け、前記通路を介して放熱
板に設けた前記還流通路と連通するよう構成するもので
ある。
【0013】
【発明の実施の形態】〈第1の実施形態〉以下に本発明
の第1の実施形態を説明する。
【0014】本実施の形態では図1に示すようなモノブ
ロック電槽1を有している。この電槽1は複数(図例で
は3)のセル室2が一列状に配置されてセル室列3を構
成している。セル室列3の複数(図例では6)が平行に
配置されている(3×6=18セル直列電池の場合)。
【0015】そしてセル室列3を区画する隔壁4の少な
くとも一部にはセル室列に平行な第1の電槽外壁5に直
交する第2の電槽外壁の一方から他方へ連通するスリッ
ト7を設けることが最も好ましい。
【0016】一方、極板群8はセパレータ9を介して正
極板10と負極板11とが積層された構成を有してい
る。この極板群8のセル室2への収納状態は図2に示し
たように、積層された極板面がセル室列3に平行な第1
の電槽外壁5に対向するよう、すなわち、極板面がセル
室列3に平行となるよう配置する。
【0017】そして極板群を収納した後に電槽1を蓋1
2で覆い、素電池13を構成する。本発明の蓄電池16
は図3に示すように、素電池13の極板群の積層された
極板面に対向する第1の電槽外壁5の少なくとも一方に
第1の放熱板14を接して設ける。一方、他方の第1の
電槽外壁5′に第2の放熱板15を接して設ける。
【0018】そして第2の放熱板15の第1の電槽外壁
5′と接する面の反対面が蓄電池16を接続した機器1
8との設置面19となるよう構成する。本発明において
は第1の放熱板14と第2の放熱板15とが熱伝導手段
17によって接続されている。熱伝導手段17としては
熱伝導率の高い金属で構成された柱状部材、具体的には
ボルト・ナットを用いることができる。
【0019】このような本発明の構成によれば、素電池
13からの発熱を極板面を通して有効に機器側に放熱す
ることができる。また、本例においてスリット7を設け
ているが、セル室列が3列以上となった場合には極めて
有効である。セル室列が3列以上となった場合には隣接
するセル室列によって囲まれたセル室列が存在し、この
ようなセル室列に収納された極板群では有効に放熱され
ないからである。したがって、スリット7は少なくとも
セル室列の一列おきに設けることが好ましい。また、セ
ル列が2列の場合にはスリット7を設ける効果はそれほ
ど顕著ではない。
【0020】また、第1の放熱板14および第2の放熱
板15ともに内部に水等の冷媒経路30を設けて、さら
に、熱伝導手段17を中空パイプとして冷媒通路31を
設け、第1の放熱板14および第2の放熱板間で冷媒を
還流させることも非常に好ましい。
【0021】〈第2の実施形態〉本発明の第2の実施形
態による蓄電池18は図4に示したように、スリット7
に第3の放熱板20を設ける。この第3の放熱板20は
熱伝導手段17に接続されている。このような構成によ
り、さらに素電池13′の冷却効率を高めることができ
る。また、この第3の放熱板20も第1および第2の放
熱板14、15と同様、内部に冷媒経路30を設け、ま
た、熱伝導手段17内部に冷媒通路31を設けて、この
冷媒経路30と冷媒通路31とを接続すればより効率的
に冷却を行うことができる。
【0022】以上説明してきた本発明の蓄電池は素電池
からの発熱を極めて効率よく放熱することができる。ま
た第1および第2の放熱板14、15および熱伝導手段
17は素電池13、13′の機器18への固定手段とし
ても機能するので極めて好都合である。
【0023】また、スリット7を隔壁4のすべてにわた
って設けて電槽1を複数の子電槽(図示せず)に分割す
ることも可能である。
【0024】さらに放熱板はすべて極板面と平行に配置
されているので、熱伝導手段17の長さLを適切に設定
することにより、極板群8に群圧を加えることができ、
特に蓄電池が鉛蓄電池である場合に発生する正極活物質
の劣化を抑制し、放熱特性の良好なこととあいまって、
極めて長寿命の蓄電池を得ることができる。
【0025】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明の構成
によれば、多数セルで構成された蓄電池において充放電
時に発生する熱を有効に放熱し、寿命特性に優れた蓄電
池を提供でき、工業上、極めて有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態による蓄電池の電槽を
示す図
【図2】本発明の第1の実施形態による蓄電池の電槽へ
の極板群収納状態を示す図
【図3】本発明の第1の実施形態による蓄電池を示す図
【図4】本発明の第2の実施形態による蓄電池を示す図
【符号の説明】
1 電槽 2 セル室 3 セル室列 4 隔壁 5、5′ 第1の電槽外壁 6 第2の電槽外壁 7 スリット 8 極板群 9 セパレータ 10 正極板 11 負極板 12 蓋 13 素電池 13′ 素電池 14 第1の放熱板 15 第2の放熱板 16 蓄電池 17 熱伝導手段 18 機器 19 蓄電池 20 第3の放熱板 30 冷媒経路 31 冷媒通路

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セパレータを介して正極板と負極板とを
    積層してなる極板群と、前記極板群を収納する電槽およ
    び電槽開口部を覆う蓋からなる蓄電池を前記極板群の積
    層された極板面に対向する第1の電槽外壁の少なくとも
    一方に第1の放熱板を接して設け、他方の第1の電槽外
    壁に第2の放熱板を接して設け、前記第2の放熱板の前
    記第1の電槽外壁と接する面の反対面が前記蓄電池を接
    続した機器との設置面を構成し、前記第1の放熱板と第
    2の放熱板とが熱伝導手段によって接続されていること
    を特徴とする蓄電池。
  2. 【請求項2】 前記蓄電池は複数セルで構成されるセル
    列の複数が互いに平行に配置されてなり、前記極板群の
    極板面が前記セル列に平行に配置され、前記セル列を区
    画する隔壁の少なくとも一部には前記第1の電槽外壁に
    直交する第2の電槽外壁の一方から他方へ連通するスリ
    ットを設けたことを特徴とする請求項1に記載の機器に
    接続された蓄電池。
  3. 【請求項3】 前記スリットに第3の放熱板を設け、こ
    の第3の放熱板と前記熱伝導手段とが接続されてなる請
    求項2に記載の蓄電池。
  4. 【請求項4】 前記第2の放熱板が前記機器と一体に構
    成された請求項1、2もしくは3のいずれかに記載の蓄
    電池。
  5. 【請求項5】 前記第1の放熱板、前記第2の放熱板お
    よび前記第3の放熱板の少なくとも一つは内部に冷却媒
    の還流通路を設けたことを特徴とする請求項1、2、3
    もしくは4のいずれかに記載の蓄電池。
  6. 【請求項6】 前記熱伝導手段はその内部に前記冷却媒
    の通路を設け、前記通路を介して放熱板に設けた前記還
    流通路と連通してなる請求項5に記載の蓄電池。
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