JP2003345413A - 加工情報管理システム - Google Patents

加工情報管理システム

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JP2003345413A JP2002152861A JP2002152861A JP2003345413A JP 2003345413 A JP2003345413 A JP 2003345413A JP 2002152861 A JP2002152861 A JP 2002152861A JP 2002152861 A JP2002152861 A JP 2002152861A JP 2003345413 A JP2003345413 A JP 2003345413A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】畜産物、農産物、加工食品等の加工加工履歴を
管理することで、食品の流通から小売り段階で原産地の
詐称や不正な加工年月日表示を構造的に不可能とするよ
うな仕組みを提供することを課題とする。 【解決手段】各工程の単位処理の記録情報を入力する入
力端末と、その情報を加工情報データベースに蓄積管理
する加工情報管理装置とをネットワークで接続して構成
する加工情報管理システムにおいて、前記加工情報管理
装置に加工情報データベース登録時に入力物の二重入力
登録をチェックする機能、特定の単位処理における入力
物と出力物の重量値を比較し整合性をチェックする機能
を備えることにより上記課題を解決する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、畜産物、農産物、
加工食品および食品以外の加工製品等の製造履歴を管理
することで、不正な食品の製品表示を防ぐ加工情報管理
システムに関する。
【0002】
【従来技術】従来、畜産物、農産物、加工食品および食
品以外の加工製品等の加工製造履歴を管理することで、
食品の流通から小売り段階で原産地の詐称、偽物の混入
や不正な製造年月日表示を構造的に不可能とするような
仕組みは実用されていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】食品の偽装表示につい
ては、牛海綿状脳症(BSE)をきっかけに食品間連業
界における食肉等への偽装表示が新聞等で報道されるに
至り、日本農林規格法(JAS法)の罰則強化が検討さ
れているとの報道もなされているが、不正行為に対する
法律による抑止が現実的に効果を発揮するためには、不
正行為が起きたかどうかを容易に見分けられる製造履歴
管理の仕組みを構築することも重要である。
【0004】本発明はこのような問題点を考慮してなさ
れたものであり、畜産物、農産物、加工食品および食品
以外の加工製品等の加工製造履歴を管理することで、生
産物あるいは製品の流通から小売り段階で原産地の詐称
や不正な製造年月日表示を構造的に不可能とするような
仕組みを提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】課題を解決するための第
1の発明は、各加工工程の作業の前後に当該一単位処理
の記録に必要な事項としてその単位処理に投入された原
材料または半製品の識別コードおよびその単位処理で生
成された出力物の識別コードを入力しネットワークを通
じて送信する入力端末と、各加工工程の一単位の処理終
了時に生成された半製品または最終製品に識別コードを
付与する識別コード付与手段と、前記入力端末から送信
された情報を検索可能な加工情報データベースに蓄積し
管理する加工情報管理装置とから構成される加工情報管
理システムであって、その第1の態様は、前記加工情報
データベースは、前記加工情報管理装置に備えられた加
工実績記録手段の働きにより、前記入力端末から送付さ
れた当該単位処理の記録に必要な事項を表す情報を、ユ
ニークな識別番号をつけて記録する作業記録レコード
と、その単位処理に投入された原材料または半製品の識
別コードおよびその単位処理で生成された出力物の識別
コードを当該単位処理の識別番号と関係付けて記録した
入出力レコードとして検索可能な形態で記録蓄積するも
のであって、前記加工実績記録手段は、前記入力端末か
ら送付された情報に基づいて前記加工情報データベース
を更新する際、入力物として登録すべき原材料または半
製品と同一の識別コードを持つものが既に入力物として
記録されている場合は、その旨を警告表示することを特
徴とするシステムである。
【0006】識別コード付与手段として、バーコード等
が印字されるラベルプリンタ等を用いることができる
が、この第1の態様のシステムでは、入力物を識別する
ために用いられるラベルの二重使用を検知することがで
き、そのことにより偽造ラベルの使用を検知できる。
【0007】第1の発明のより好ましい第2の態様は、
第1の態様に係る加工情報管理システムにおいて、前記
加工情報管理装置は、前記入出力レコードを順次参照す
ることにより、最終製品または原材料または半製品の識
別コードから、その最終製品の元になった対応する原材
料、または、その原材料から生成された最終製品、また
は、関連する半製品に関する情報を検索する加工情報ト
レース手段を備えたものである。
【0008】第1の発明のより好ましい第3の態様は、
第1の態様に係る加工情報管理システムにおいて、前記
加工情報データベースは、生成された半製品又は最終製
品の属性を含めて記録管理するものであって、前記加工
情報管理装置は、ある加工工程について、入力物と出力
物の対応する属性値を比較することにより、属性値の整
合性を検査することにより不正な加工処理または不正な
加工情報の記録の可能性を検知する不整合検知手段を備
えたことを特徴とするシステムである。
【0009】第1の発明のより好ましい第4の態様は、
第3の態様に係る加工情報管理システムにおいて、前記
加工情報データベースには、原材料、半製品または最終
製品の属性データとして、その重量を含んで記録管理
し、ある単位作業又は連続する2以上の単位作業に関わ
った投入原材料、半製品の重量の合計と当該作業で生成
された半製品または最終製品の重量の合計を比較して、
前記加工情報データベースに登録されていない原材料が
混入されたおそれがあることを検知する不整合検知手段
を備えたことを特徴とするシステムである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下図面を用いて、本発明の実施
形態を説明してゆく。図3は、本発明の実施形態に係る
加工情報管理システム1(以下システム1)の全体構成
図である。システム1は、中心的な役割を果たす加工情
報管理装置20と、工程毎に設置される幾つかの入力端
末10と印字端末30、および、加工情報管理装置20
が管理する後述する加工情報データベース23を保守す
るための管理端末40が、ネットワーク9により接続さ
れて構成される。システム1では、ネットワーク9とし
てIP(Internet Protocol)によりデータをやり取り
できるIPネットワークを採用し、サーバーとして動作
する加工情報管理装置20には、WWWサーバーソフト
ウエアを、クライアントとして機能する入力端末10、
管理端末40にはWWWブラウザを備える。
【0011】入力端末10は、ある工程での処理が始ま
る前に、その工程で投入される原材料や前工程で作成さ
れた半製品の識別コードを読取り、その情報を加工情報
管理装置20に伝える。またその加工工程における処理
の終了時には、生成された半製品に付された識別コード
を読取る。また、加工記録を残すための作業記録の作成
と、これを加工情報管理装置20へ作業記録レコードと
して登録リクエストする処理を行う。従って、例えば、
バーコードリーダーを備えたパーソナルコンピュータで
構成できる。あるいは、バーコードリーダー、工票入力
表示用モニタ、入力キーボードを備えた専用端末であっ
てもよい。また、識別コードとして半製品に付随させる
ものは、バーコードではなく、識別コードを記録させた
磁気テープ記録部分を持ったカードやICタグのような
媒体でもよい。したがって、入力端末10は、それらの
媒体を接触または非接触で読取る装置を備えたものであ
ってもよい。印字端末30は、システム1における識別
コード付与手段を実現するものであって、当該工程でア
ウトプットされた半製品をユニークに識別する入力端末
が読取り可能なコードを生成し印字する。作業者は、半
製品または半製品の集合に対して所定の仕方で印字され
た識別コードを貼りつける。入力端末10および印字端
末30は、通常生産工程毎に対を成して配置される。
【0012】加工情報管理装置20は、加工実績記録手
段21、加工情報管理手段22、加工情報データベース
23、不整合検知手段24、加工情報トレース手段25
及びWWWサーバー26を備える。
【0013】加工実績記録手段21は、入力端末10か
らの作業開始通知を受けて、作業記録フォームを入力端
末10に提示し、入力端末10からの加工実績情報の入
力を受けて、加工情報データベース23を更新・登録す
る。すなわち、加工情報データベース23には、加工実
績情報52としての作業記録レコード523と、後述す
る工程出力品テーブル521および入出力結合テーブル
522が含まれる。
【0014】加工情報管理手段24は、管理端末40か
らの入力により、加工実績情報52として記録管理され
る情報以外の必要な管理情報の加工情報データベース2
3への登録、加工情報データベース23の保守作業のた
めの種々の処理要求を実行するプログラムである。
【0015】加工情報トレース手段25は、指定された
最終製品の識別番号等の検索条件に従って、加工実績情
報52内の関係するレコードを順次検索し、関係する作
業記録データ等を加工情報データベース23から抽出す
る。その結果は、WWWサーバー26を通してアクセス
してきた管理端末40に表示される。
【0016】図4は、加工情報データベース23のデー
タの構成を示した図である。加工情報データベース23
は、当該加工製造工場の全体の製造計画および実績等を
記録する製造管理記録51と、取扱う製品自体に関わる
製品情報を製品毎に記録した製品情報80と、同じく製
品毎の加工実績情報52の構成により記録管理される。
製品情報80は製品の仕様、原材料仕入先、製造計画な
どが記録されるレコードである。加工実績情報52は、
一の加工製品についての各工程毎の作業記録レコード5
23、および、各工程で作成される半製品または最終製
品ごとにそれらの重量、加工日時等を属性値として記録
した半製品レコード524を含む。図4では例として、
半製品の識別コード、種類、生成日時、重量が半製品レ
コード524に記録されていることを示している。同じ
く加工実績情報52に含まれる工程出力品テーブル52
1および入出力結合テーブル522は後述する。
【0017】図1は、出力品テーブル521および入出
力結合テーブル522を説明するために例として用いる
食品加工業者における加工工程のモデル図である。図1
に示す業者の加工工程は、工程A,工程B,工程C,梱
包工程、出荷納品工程から構成されている。工程Aは原
料1の「X」、「Y」、「Z」を使って中間出力物として
「A-1」、「A-2」が生成され、工程Bにおいて、「A-
1」、「A-2」および原料2の「a」を投入して、中間出
力物として「B-1」が得られ、工程Cにおいて、「B-1」
から「C-1A」、「C-1B」、「C-2A」、「C-2B」、が得ら
れ、梱包工程でそれらを「101」、「102」の識別コード
を付した箱に梱包して出荷納品した場合を示している。
【0018】図5は、工程出力品テーブル521を説明
する図である。このテーブルの列は2列ずつがひと組み
となっておりそれぞれ1つの工程に対応する。このテー
ブルの1組をなす2列の特定の行に対応する2つのセル
は、当該工程における生成物(半製品)に付与した識別
コードとその半製品を処理した作業記録レコードの番号
を一対として記録する。例えば図5で、5列目と6列目
は工程Aに対応している。そしてそれらの列の1行目の
2個のセルは、工程Aで半製品「A-1」が生成され、そ
の時の作業記録は「工票00A1」であることを示してい
る。また、1列から4列は、原料1と原料2というタイ
トルが付けられているが、これは、「原料1受入工
程」、「原料2受入工程」という意味で、工程の一種と
して扱っているものである。従って、このテーブルを参
照することにより、例えば、識別コード「Y」で特定さ
れる原料1を受入れた際の納品記録は「納品書02」であ
ることがわかる。
【0019】工程出力品テーブル521の一組をなす各
2列の各行は、その工程の1作業単位に相当する。別言
すれば、その工程で、作業担当者や作業内容等を記録す
る作業記録が作成される単位に対応する。したがって、
同じ1行の記録であっても、ある工程では、丸1日を要
する作業で、別の工程では、2時間で終了する作業の記
録である場合があり得る。
【0020】次に、図6により、入出力結合テーブル5
22を説明する。入出力結合テーブル522も、テーブ
ルの列は2列ずつがひと組みとなっておりそれぞれ1つ
の工程に対応している。このテーブルの1組をなす2列
の特定の行に対応する2つのセルは、当該工程における
出力物と、当該工程に入力物として投入された原材料ま
たは以前の工程の出力物を示している。例えば、工程A
の列では、その1行目に、工程Aの生成物「A-1」に対
して原料1の「X」が投入されたことが記録されてい
る。また2行目には、生成物「A-1」に対して原料1の
「Y」が投入されたことが記録されている。生成物「A-
1」が一致するので、結局、生成物「A-1」に対して原料
1の「X」および「Y」が両方とも投入されたことがわか
る。また、工程出力品テーブル521の工程Aを示す2
列をチェックすることにより「A-1」を生成した時の作
業記録「工票 00A1」を得ることができるので、結局、
工程出力品テーブル521と入出力結合テーブル522
を記録することにより、ある単位処理で投入された入力
物の識別コードと、生成された出力物の識別コードをそ
の単位処理の識別番号と関係付けて記録したことにな
る。
【0021】図2は、システム1の入力端末10におけ
る運用手順を加工情報管理装置20の加工実績記録手段
21の応答処理を含めて説明したフロー図である。以下
図2に従って、入力端末10における操作手順と加工実
績記録手段21の応答動作を説明する。
【0022】まず入力端末10を操作する作業者は、メ
インメニュー(図示せず)から、単位処理(単位作業)
を開始することを選択する(S01)。すると入力端末
10から単位作業開始リクエストメッセージが加工情報
管理装置20へ送られる。単位作業開始リクエストメッ
セージを受取ったWWWサーバー26は加工実績記録手
段21を呼出す。加工実績記録手段21は、新しい作業
記録番号を発生させて、作業記録フォームを入力端末1
0に送付する(S02)。作業者は、入力端末10に表
示される入力フォームに必要な事項を入力する(S0
5)。具体的には、原材料または前工程の出力物を、当
該工程の入力物として、そのパレット等に貼り付けられ
ている識別コードを入力端末10に付随するバーコード
リーダー11で読取りシステム1に入力する。入力物が
複数種類ある時は全ての入力物について識別コードを読
取る。また、作業者名など作業記録作成に必要な情報も
入力端末10から入力する。そして作業記録フォームを
表示している画面上の送信ボタンを押すことによりこれ
らの情報を作業記録の内容として加工情報管理装置20
に送付する(S05)。
【0023】加工実績記録手段21は、入力物の識別コ
ードが既にデータベースに登録されていないかどうかを
検査し、そのような場合でない時はその旨(OK通知)
を返答する(S06)。これは後述する偽造ラベルのチ
ェックである。OK通知を受けた作業者は、当該工程の
加工作業を開始する(S09)。処理の途中で、入力物
を補充する必要が生じた時は、工程処理開始時と同様
に、原材料または半製品のパレット等に貼り付けられて
いる識別コードを入力端末10で読取りシステム1に入
力する(S13)。加工実績記録手段21は、ステップ
S06と同様に入力物の識別コードが既にデータベース
に登録されていないかどうかを検査し、そのような場合
でない時はその旨(OK通知)を返答する(S10)。
【0024】加工処理が終了した時は、印字端末30よ
り新たな識別コードが印刷されたラベル(または、新た
な識別コードが記録された磁気カードまたはICタグ)
を出力し、作業者はこれを、当該工程の生成物に対して
貼りつける(S17)。多数の半製品が1個のパレット
等に積み上げられている場合は、そのパレット等に前記
ラベルを貼りつける。可能であれば、ラベル貼付けでな
くインキジェットプリンタ等による生成物への直接印字
であってもよい。また、作業者は出力生成物の重量を計
測する(S21)。そして、入力端末10のメインメニ
ューから単位作業終了通知画面を選択し、その画面を表
示させて、先のラベルを入力端末10により読取り、通
知画面の入力欄に入力させる(実際には貼り付ける前に
読取る場合が多いであろう)。さらに、当該工程の生成
物の重量を入力する。そして単位作業終了通知ボタンを
押すことにより加工情報管理装置20にこれらの情報と
ともに終了通知を行う。この結果、ステップS06、S
10で受けた入力物の情報と併せて工程出力品テーブル
521、入出力結合テーブル522を更新するために必
要な情報が確定する。そして、加工実績記録手段21
は、工票記録レコード523および半製品レコード52
4を新たに登録し、工程出力品テーブル521、入出力
結合テーブル522については、新たな情報を加えて更
新する(S14)。すなわち入力情報およびシステム1
が生成した新たな作業記録レコード523の識別番号
を、それぞれのテーブルの当該工程に対応する列の末尾
に付け加えることにより内容を更新する。また、入力さ
れた当該工程の生成物の重量およびその時の日付および
時刻を新しく生成される半製品レコード524に記録す
る。以上が各工程の一の単位処理(単位作業)について
のシステム1による加工実績情報の記録手順である。次
の単位処理に着手する場合はステップS01に戻る。
【0025】次にシステム1の品質トレース機能をグラ
フィカルユーザーインターフェース(以下GUI)を中
心に説明する。図7は、システム1の主要な機能である
工程トレース検索時の検索画面である。はじめは、トレ
ース検索テーブル700は表示されていない。納品した
製品に苦情が寄せられたとする。その製品に付けられて
いたケース番号が102であるとすると、図7の画面の
左上にある識別番号入力欄701にケース番号「10
2」を、納品先/品名指定欄703に納品先名、品名
(商品名)を入力し、検索ボタン702を押すと、デー
タベース23を検索して対象商品の製造番号を特定し、
その加工実績情報をトレース検索テーブル700として
表示する。図7は、この段階の表示状態である。ケース
番号が102に対する納品作業に相当するトレース検索
テーブル700上のセルの色が変化して表示されている
(図7イ)。
【0026】次に前方トレースボタン704をクリック
する。すると図8に示すように、トレース検索テーブル
700上の検索が始まる。すなわち、ケース番号102
に対応する納品作業を表すセル(図8イ)から、前方向
に検索が始まり、関連する中間作業工程のセルの色を変
えて、原材料の組合わせ「X」「Y」「Z」「a」(図
8ロ)に至る。図8でセルの色が変わった部分は、ケー
ス番号102として納入された製品と、途中の加工工程
で共通の中間製品または原料を用いた作業であること示
している。
【0027】次に、前方トレースボタン705をクリッ
クすることにより、原材料の組合わせ「X」「Y」
「Z」「a」(図8ロ)から出発して、これらの原材料
を使用した図8に示した作業工程以外の作業工程を、後
ろ方向に検索してゆく。この結果、図9に示すように、
ケース番号「105」および「106」(図9ハ)が、
ケース番号「102」の製品と同じ原材料から、加工さ
れたことがわかる。従って作業者は、ケース番号「10
2」に不具合があった場合は、ケース番号「105」お
よび「106」の納入製品にも同様の不具合が起きてい
る可能性が極めて高いことをこの検索画面を利用するこ
とにより容易に知ることができる。
【0028】作業者は、トレース検索テーブル700上
の納品工程の列のケース番号「105」および「10
6」のセルの表示から、それらが納品先の東京センタお
よび仙台センタに出荷された事を知ることができる。さ
らにそれらのセルをクリックすることにより、出荷処理
の作業記録である出荷伝票を画面に表示し、納入先の連
絡先その他の詳細情報を知ることが可能である。
【0029】このトレース機能は、後述するラベル偽造
の、又はその疑いのある入力物が投入された場合に、後
工程で関係のある最終製品群を特定するためにも利用で
きる。その場合には、ケース番号の代わりに入力物の識
別番号を入力欄701に与える。
【0030】次にこの図7から図9のように動作する対
話インターフェイスを実現する裏側の仕組みである加工
情報トレース手段25について説明する。加工情報トレ
ース手段25は、作業者がWWWサーバー26が提示す
るメニュー画面から「品質トレース」を選択することに
より呼び出される。
【0031】図7で表示されるトレーステーブルは、加
工工程の単位作業を中心にして、その工程への入力物と
その工程からの出力物を一つのまとまりとして、これを
各工程ごとに時間順に上から下へ並べたものである。す
なわちトレーステーブル700は図11に示す基本単位
790により構成されている。基本単位790は、当該
工程作業で実際に投入された1つ以上の入力物識別コー
ドに関係付けられたセル791、当該工程作業の単位作
業番号に関係付けられたセル792、当該工程作業で得
られた1つ以上の出力物の識別コードに関係付けられた
セル793の3種類のセルから構成される。セル792
は、当該作業の作業実績を記録した作業記録レコードと
リンクされている。これらのセルは、工程出力テーブル
521、入出力結合テーブル522に基づいて必要な情
報を抽出して作成される。
【0032】従って作業者が、図7の画面上で前方トレ
ースボタン704をクリックすることにより前方トレー
スを指定すれば、指定されたされた識別番号(図7では
ケース番号)から前方トレースを行うが、これは、トレ
ーステーブル700において、納品工程の一つ前の工程
(梱包工程)を表す列において、指定された識別番号
(図7ではケース番号)を出力物として表示している基
本単位を探して、この基本単位の入力側に表示される識
別コードを得て、次にこの識別コードと一致する識別コ
ードを出力側に持つさらに前の工程の基本単位を探し
て、その入力側の識別コードを得る。という前工程への
トレースを順に繰り返して、原料の識別コードに到達す
るまで繰り返しているのである。この状態を表示したの
が図8である。
【0033】作業者が、引き続き後方トレースを指定す
れば、抽出した原料から後方トレースを行うのである
が、後方トレースは、前方トレースとは逆に、最初の識
別コード(原料の識別コード)を入力側に持つ次の工程
の基本単位を探して、その基本単位の出力物の識別コー
ドと一致するものを入力物とするさらに次の工程の基本
単位を探す、ということを繰り返して、再び納品工程の
ケース番号に至るまで繰り返すのである。この結果が図
9である。
【0034】作業者が、基本単位790のセル792を
選択すると、このセルにリンクされた当該加工工程作業
の作業記録レコード523が呼出され、その内容が表示
される。また、トレーステーブル700上の各基本単位
790のセル791、793に相当する1つのセルを選
択すると、対応する半製品レコード524が表示される
ように画面インターフェースを構成してもよい。
【0035】以上、加工情報管理システム1の品質トレ
ース機能を説明した。次に、加工情報管理システム1の
もう一つの特徴である偽造防止機能を説明する。
【0036】(ラベル偽装対策)ラベルの偽装に対して
は、原材料または半製品に付与された識別コードによっ
てラベルの偽装をチェックする。すなわち、加工工程の
一単位の処理を新たに開始する時、作業者は、その工程
処理で投入する入力物の識別コードを入力端末10から
システム1に入力する。この時、実績記録手段21は、
入力された識別コードと同じ識別コードの入力物が加工
情報データベース23に既に登録されていないかをチェ
ックする。もしも、入力された識別コードと同じ識別コ
ードの入力物が登録されている場合は、その識別コード
のラベルか、既に加工情報データベース23に記録され
た時の識別コードのラベルのどちらかが偽物であること
がわかる。実績記録手段21は、その旨の警告を入力端
末10に対して応答する。もしも、既に加工情報データ
ベース23に記録された時の識別コードのラベルが偽物
であることがわかった場合は、先に説明したトレース機
能を利用することにより、その偽物の半製品がその後ど
のように加工され、どこに出荷されたかは容易に追跡す
ることができる。このラベル偽装検知機能は、プログラ
ム処理で実現して、加工実績記録手段21に備えること
ができる。
【0037】(偽物混入対策)システム1では、中間工
程で生成される半製品については、適当な単位で識別コ
ードを付与するとともに、その単位ごとに重量を計測し
て、これを半製品レコード524に記録管理している。
また、入出力結合テーブル522によりある工程の入力
物と出力物の関係が記録されている。したがって、ある
単位作業(必要な場合は連続する2以上の単位作業)に
おいて、投入された入力物と生成された出力物の対応が
とれる。そこで、入力物の原材料又は半製品の総重量
と、出力物の半製品又は最終製品の総重量を比較するこ
とにより、偽物が混入されたかどうかを検査することが
できる。一般に、加工前の投入物の全重量>加工後の半
製品又は最終製品の全重量 がいえるので、重量を比較
した結果、この不等式に当てはまらない場合は、正当に
入力処理されていない原材料を使用したものとして偽物
混入を判定することができる。この偽物混入検知機能
は、プログラム処理により実現できる。図7のトレース
テーブル700に表示されるセルのうちの単位作業に関
係付けられたどれかのセル(例えば721)を選択し
て、不整合チェックボタン711を選択すると、当該単
位作業における入出力物の重量値の関係のチェックを行
うプログラムである不整合検知手段24を呼出すように
構成することにより、簡単な対話操作で属性の不整合を
チェックする機能をシステム1に付加することができ
る。
【0038】なお、前記で「必要な場合は連続する2以
上の単位作業」と記した部分の「必要な場合」とは、図
11の基本単位790において、入力物識別コード79
1が同種の物で、2以上記載されている場合は、後の入
力物が補充したものであって、その入力物が次の単位作
業にも投入される場合のことを指す。この場合には、当
該単位作業だけで 加工前の投入物の全重量>加工後の
半製品又は最終製品の全重量 の不等式の判定を行うこ
とはできない。そのような場合は、投入された入力物を
完全に使い切ったその後の連続する1以上の単位作業の
分も加えて行う必要がある。
【0039】以上、本発明の実施形態として加工情報管
理システム1を詳細に説明した。システム1の実施形態
では、工程出力テーブル521、入出力結合テーブル5
22、加工実績(工票)レコード523の3点で加工実
績情報52を構成し、これらに基づいて、基本単位79
0を構成して、トレーステーブル700をはじめとした
対話インターフェースにより容易にトレース作業あるい
は偽物混入検知の機能を実現したわけであるが、本来、
基本単位790を構成可能であるならばどのような形態
で加工実績情報52を蓄積記録しても構わない。
【0040】またシステム1では、半製品レコード52
4は作業記録レコード523と独立した構成をとってい
るが、これは、作業記録レコード523に統合した構成
としてもよい。ただし、一の単位作業から複数の出力物
ができる場合にも作業記録レコード522で正しく記録
できるようなレコードの構成としておく必要がある。
【0041】なお、以上説明した加工情報システム1
は、農林水産物の出荷や食品加工の分野だけではなく、
それ以外の加工品を扱う分野においても利用することが
できる。また、システム1を実際に用いる場合は、同シ
ステムを1つの加工業者内の専用システムとして利用す
るのではなく、独立したサービス会社が各会員加工業者
に対して加工情報管理装置20の機能を提供する形態が
望ましい。この形態を加工情報管理機能提供システム2
(以下システム2)として以下に説明する。
【0042】システム2は、システム1における過去情
報管理装置20のWWWサーバー26以外の機能を提供
するいわゆるアプリケーションサーバーとして加工情報
管理サーバー29を構成し、加工情報管理サーバー29
の機能をリモートアクセスしてくる利用者に提供するた
めに、リモートアクセス受付け手段と、利用者の認証を
行う認証手段と、利用者のリクエストに対して要求され
たデータ、またはプログラムを起動させた結果を返答す
るWWWサーバーとを付加して構成したシステムであ
る。図10は、システム2の全体構成図である。以下、
システム2を図10に基づいて説明する。
【0043】70a、70b、70cはサービス提供を
受ける企業である食品加工業者等を示す。これらの企業
には入力端末10と印字装置30が必要なだけ設置して
ある。61および62は前記リモートアクセス受付け手
段として設けるアクセスサーバーである。入力端末10
は携帯電話またはPHS端末の電話事業者の通信網7、
または有線電話の通信網8を介して、それぞれアクセス
サーバー61または62にアクセスする。70aは農産
物、水産物、畜産物など原産品を扱う部門と、原産品加
工部門をもつ企業A社の場合を示している。原産品を扱
う部門では、無線電話網を通じて入力端末10から製造
実績情報を記録することができ、加工部門では、有線電
話の通信網8を通じて加工情報管理サーバー29の利用
が可能である。63は前記の認証手段として設ける認証
サーバーである。アクセスサーバー61または62にア
クセスしてきた利用者のアクセスを受付けるかどうかを
決定する。64はWWWサーバーである。
【0044】加工情報管理サーバー29は、システム1
で説明した加工管理機能を提供するアプリケーションプ
ロセスを実行する。各会員業者毎の加工実績記録手段2
1、加工情報管理手段22、不整合検知手段24、加工
情報トレース手段25、を各社向けのサービス手段とし
て備えている。これらの各手段は、各社それぞれの加工
情報データベース23にアクセスして必要なサービスを
提供する。
【0045】システム2の運用形態は次のようなものと
なる。利用企業は、入力端末10から、所定の電話番号
へ電話をかけてアクセスサーバー61または62にダイ
ヤルアップ接続する。アクセスサーバー61または62
では、PPP(Point-to-Point Protocol)等のWAN
(Wide Area Network)のプロトコルで送り付けられた
利用者のIDやパスワードのデータを受付けて認証サー
バー63に渡す。認証サーバー63は、利用者のIDや
パスワードから登録された利用者かどうかを決定する。
認証されたユーザーは以後WWWサーバー64へのアク
セスが許可される。尚、アクセスサーバー61または6
2においては電話事業者が提供する発信者番号通知サー
ビスと組合わせるなどして、あらかじめ登録された電話
番号以外からの着信を受けないようにすることや、一旦
接続を切ってから、登録された電話番号であった場合の
み発信元にコールバックするように設定することもでき
る。
【0046】認証された利用企業の利用者に対しては、
認証された企業IDに従って、WWWサーバー64から
加工情報管理サーバー29内の対応する各社のサービス
手段が呼びだされ、利用者の入力端末10または管理端
末40に必要なメニューが提供される。結局、利用企業
は、システム2の電話番号にダイヤルアップするだけ
で、自社に入力端末10、印字端末30、管理端末40
を設置する以外の一切の設備を備えることなくシステム
1が提供する機能と同等の機能を利用することができ
る。
【0047】システム2が意味するところは、それだけ
ではない。食品加工業者と独立した機関が加工情報デー
タベース23の管理を行うことにより、データベース2
3に記録したデータの中立性が担保されるわけである。
【0048】尚、以上のシステム2の説明では、利用企
業の利用者がアクセスサーバー61または62に直接ダ
イヤルアップするものとしたが、IP(Internet Proto
col)プロトコルで利用されるIPネットワーク網9を
利用することも可能である。この場合は、システム2の
側はアクセスサーバー61および62のかわりにルータ
ーを用意し、利用企業の利用者は、通信事業者がIPネ
ットワーク網9に設置したアクセスポイントまでをダイ
ヤルアップ接続する形となる。セキュリティを考慮して
IPネットワーク網9を通るデータには暗号化を施すな
どの処置が必要である。この場合にはアクセスサーバー
の代わりに設置されるルータがリモートアクセス手段と
して機能する。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る加工
情報管理システムおよび加工情報機能提供システムによ
れば、畜産物、農産物、加工食品および食品以外の加工
製品等の製造加工履歴を管理することで、食品または食
品以外の加工製品の流通から小売り段階で原産地の詐称
や不正な加工年月日表示を構造的に不可能とするような
仕組みを提供できるという顕著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 加工工程のモデル図である。
【図2】 入力端末10における操作と加工実績記録手
段21の対応する働きを説明するフロー図である。
【図3】 本発明の実施形態に係る加工情報管理システ
ム1の全体構成図。
【図4】 加工情報データベース23の構造説明図であ
る。
【図5】 工程出力テーブル521の説明図である。
【図6】 入出力結合テーブル522の説明図である。
【図7】 加工情報トレース手段25が提供する画面イ
ンターフェースを説明する図である。
【図8】 加工情報トレース手段25が提供する画面イ
ンターフェースを説明する図である。
【図9】 加工情報トレース手段25が提供する画面イ
ンターフェースを説明する図である。
【図10】本発明の実施形態に係る加工情報管理システ
ム2の全体構成図。
【図11】トレーステーブル700を構成する基本単位
790の説明図である。
【符号の説明】
1 加工情報管理システム 2 加工情報管理機能提供システム 8 電話回線網 9 IPネットワーク網 10 入力端末 20 加工情報管理装置 21 加工実績記録手段 22 加工情報管理手段 23 加工情報データベース 24 不整合検知手段 25 加工情報トレース手段 26 WWWサーバー 29 加工情報管理サーバー 52 製造実績情報 521 工程出力テーブル 522 入出力結合テーブル 523 加工実績レコード 524 半製品レコード 61 リモートアクセスサーバー 62 リモートアクセスサーバー 63 認証サーバー 64 WWWサーバー 70 利用企業 80 製品情報 700 トレーステーブル 790 基本単位
フロントページの続き (72)発明者 松林 賢悟 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 Fターム(参考) 3C100 AA57 BB05 BB15 EE14

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各加工工程の作業の前後に当該一単位処
    理の記録に必要な事項としてその単位処理に投入された
    原材料または半製品の識別コードおよびその単位処理で
    生成された出力物の識別コードを入力しネットワークを
    通じて送信する入力端末と、各加工工程の一単位の処理
    終了時に生成された半製品または最終製品に識別コード
    を付与する識別コード付与手段と、前記入力端末から送
    信された情報を検索可能な加工情報データベースに蓄積
    し管理する加工情報管理装置とから構成される加工情報
    管理システムであって、前記加工情報データベースは、
    前記加工情報管理装置に備えられた加工実績記録手段の
    働きにより、前記入力端末から送付された当該単位処理
    の記録に必要な事項を表す情報を、ユニークな識別番号
    をつけて記録する作業記録レコードと、その単位処理に
    投入された原材料または半製品の識別コードおよびその
    単位処理で生成された出力物の識別コードを当該単位処
    理の識別番号と関係付けて記録した入出力レコードとし
    て検索可能な形態で記録蓄積するものであって、前記加
    工実績記録手段は、前記入力端末から送付された情報に
    基づいて前記加工情報データベースを更新する際、入力
    物として登録すべき原材料または半製品と同一の識別コ
    ードを持つものが既に入力物として記録されている場合
    は、その旨を警告表示することを特徴とする加工情報管
    理システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の加工情報管理システム
    において、前記加工情報管理装置は、前記入出力レコー
    ドを順次参照することにより、最終製品または原材料ま
    たは半製品の識別コードから、その最終製品の元になっ
    た対応する原材料、または、その原材料から生成された
    最終製品、または、関連する半製品に関する情報を検索
    する加工情報トレース手段を備えたことを特徴とする加
    工情報管理システム。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の加工情報管理システム
    において、前記加工情報データベースは、生成された半
    製品又は最終製品の属性を含めて記録管理するものであ
    って、前記加工情報管理装置は、ある加工工程につい
    て、入力物と出力物の対応する属性値を比較することに
    より、属性値の整合性を検査することにより不正な加工
    処理または不正な加工情報の記録の可能性を検知する不
    整合検知手段を備えたことを特徴とする加工情報管理シ
    ステム。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の加工情報管理システム
    において、前記加工情報データベースには、原材料、半
    製品または最終製品の属性データとして、その重量を含
    んで記録管理し、ある単位作業又は連続する2以上の単
    位作業に関わった投入原材料、半製品の重量の合計と当
    該作業で生成された半製品または最終製品の重量の合計
    を比較して、前記加工情報データベースに登録されてい
    ない原材料が混入されたおそれがあることを検知する不
    整合検知手段を備えたことを特徴とする加工情報管理シ
    ステム。
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