JP4090791B2 - 加工情報管理システム - Google Patents

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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • General Factory Administration (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、畜産物、農産物、加工食品および食品以外の加工製品等の製造履歴を管理することで、不正な食品の製品表示を防ぐ加工情報管理システムに関する。
【0002】
【従来技術】
従来、畜産物、農産物、加工食品および食品以外の加工製品等の加工製造履歴を管理することで、食品の流通から小売り段階で原産地の詐称、偽物の混入や不正な製造年月日表示を構造的に不可能とするような仕組みは実用されていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
食品の偽装表示については、牛海綿状脳症(BSE)をきっかけに食品間連業界における食肉等への偽装表示が新聞等で報道されるに至り、日本農林規格法(JAS法)の罰則強化が検討されているとの報道もなされているが、不正行為に対する法律による抑止が現実的に効果を発揮するためには、不正行為が起きたかどうかを容易に見分けられる製造履歴管理の仕組みを構築することも重要である。
【0004】
本発明はこのような問題点を考慮してなされたものであり、畜産物、農産物、加工食品および食品以外の加工製品等の加工製造履歴を管理することで、生産物あるいは製品の流通から小売り段階で原産地の詐称や不正な製造年月日表示を構造的に不可能とするような仕組みを提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
課題を解決するための第1の発明は、
各加工工程の作業の前後に当該一単位処理の記録に必要な事項としてその単位処理に投入された原材料または半製品の識別コードおよびその単位処理で生成された出力物の識別コードを入力しネットワークを通じて送信する入力端末と、各加工工程の一単位の処理終了時に生成された半製品または最終製品に識別コードを付与する識別コード付与手段と、前記入力端末から送信された情報を検索可能な加工情報データベースに蓄積し管理する加工情報管理装置とから構成される加工情報管理システムであって、その第1の態様は、
前記加工情報データベースは、前記加工情報管理装置に備えられた加工実績記録手段の働きにより、前記入力端末から送付された当該単位処理の記録に必要な事項を表す情報を、ユニークな識別番号をつけて記録する作業記録レコードと、その単位処理に投入された原材料または半製品の識別コードおよびその単位処理で生成された出力物の識別コードを当該単位処理の識別番号と関係付けて記録した入出力レコードとして検索可能な形態で記録蓄積するものであって、
前記加工実績記録手段は、前記入力端末から送付された情報に基づいて前記加工情報データベースを更新する際、入力物として登録すべき原材料または半製品と同一の識別コードを持つものが既に入力物として記録されている場合は、その旨を警告表示することを特徴とするシステムである。
【0006】
識別コード付与手段として、バーコード等が印字されるラベルプリンタ等を用いることができるが、この第1の態様のシステムでは、入力物を識別するために用いられるラベルの二重使用を検知することができ、そのことにより偽造ラベルの使用を検知できる。
【0007】
第1の発明のより好ましい第2の態様は、第1の態様に係る加工情報管理システムにおいて、前記加工情報管理装置は、前記入出力レコードを順次参照することにより、最終製品または原材料または半製品の識別コードから、その最終製品の元になった対応する原材料、または、その原材料から生成された最終製品、または、関連する半製品に関する情報を検索する加工情報トレース手段を備えたものである。
【0008】
第1の発明のより好ましい第3の態様は、第1の態様に係る加工情報管理システムにおいて、前記加工情報データベースは、生成された半製品又は最終製品の属性を含めて記録管理するものであって、前記加工情報管理装置は、ある加工工程について、入力物と出力物の対応する属性値を比較することにより、属性値の整合性を検査することにより不正な加工処理または不正な加工情報の記録の可能性を検知する不整合検知手段を備えたことを特徴とするシステムである。
【0009】
第1の発明のより好ましい第4の態様は、第3の態様に係る加工情報管理システムにおいて、前記加工情報データベースには、原材料、半製品または最終製品の属性データとして、その重量を含んで記録管理し、ある単位作業又は連続する2以上の単位作業に関わった投入原材料、半製品の重量の合計と当該作業で生成された半製品または最終製品の重量の合計を比較して、前記加工情報データベースに登録されていない原材料が混入されたおそれがあることを検知する不整合検知手段を備えたことを特徴とするシステムである。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下図面を用いて、本発明の実施形態を説明してゆく。図3は、本発明の実施形態に係る加工情報管理システム1(以下システム1)の全体構成図である。システム1は、中心的な役割を果たす加工情報管理装置20と、工程毎に設置される幾つかの入力端末10と印字端末30、および、加工情報管理装置20が管理する後述する加工情報データベース23を保守するための管理端末40が、ネットワーク9により接続されて構成される。システム1では、ネットワーク9としてIP(Internet Protocol)によりデータをやり取りできるIPネットワークを採用し、サーバーとして動作する加工情報管理装置20には、WWWサーバーソフトウエアを、クライアントとして機能する入力端末10、管理端末40にはWWWブラウザを備える。
【0011】
入力端末10は、ある工程での処理が始まる前に、その工程で投入される原材料や前工程で作成された半製品の識別コードを読取り、その情報を加工情報管理装置20に伝える。またその加工工程における処理の終了時には、生成された半製品に付された識別コードを読取る。また、加工記録を残すための作業記録の作成と、これを加工情報管理装置20へ作業記録レコードとして登録リクエストする処理を行う。従って、例えば、バーコードリーダーを備えたパーソナルコンピュータで構成できる。あるいは、バーコードリーダー、工票入力表示用モニタ、入力キーボードを備えた専用端末であってもよい。また、識別コードとして半製品に付随させるものは、バーコードではなく、識別コードを記録させた磁気テープ記録部分を持ったカードやICタグのような媒体でもよい。したがって、入力端末10は、それらの媒体を接触または非接触で読取る装置を備えたものであってもよい。印字端末30は、システム1における識別コード付与手段を実現するものであって、当該工程でアウトプットされた半製品をユニークに識別する入力端末が読取り可能なコードを生成し印字する。作業者は、半製品または半製品の集合に対して所定の仕方で印字された識別コードを貼りつける。入力端末10および印字端末30は、通常生産工程毎に対を成して配置される。
【0012】
加工情報管理装置20は、加工実績記録手段21、加工情報管理手段22、加工情報データベース23、不整合検知手段24、加工情報トレース手段25及びWWWサーバー26を備える。
【0013】
加工実績記録手段21は、入力端末10からの作業開始通知を受けて、作業記録フォームを入力端末10に提示し、入力端末10からの加工実績情報の入力を受けて、加工情報データベース23を更新・登録する。すなわち、加工情報データベース23には、加工実績情報52としての作業記録レコード523と、後述する工程出力品テーブル521および入出力結合テーブル522が含まれる。
【0014】
加工情報管理手段24は、管理端末40からの入力により、加工実績情報52として記録管理される情報以外の必要な管理情報の加工情報データベース23への登録、加工情報データベース23の保守作業のための種々の処理要求を実行するプログラムである。
【0015】
加工情報トレース手段25は、指定された最終製品の識別番号等の検索条件に従って、加工実績情報52内の関係するレコードを順次検索し、関係する作業記録データ等を加工情報データベース23から抽出する。その結果は、WWWサーバー26を通してアクセスしてきた管理端末40に表示される。
【0016】
図4は、加工情報データベース23のデータの構成を示した図である。加工情報データベース23は、当該加工製造工場の全体の製造計画および実績等を記録する製造管理記録51と、取扱う製品自体に関わる製品情報を製品毎に記録した製品情報80と、同じく製品毎の加工実績情報52の構成により記録管理される。製品情報80は製品の仕様、原材料仕入先、製造計画などが記録されるレコードである。加工実績情報52は、一の加工製品についての各工程毎の作業記録レコード523、および、各工程で作成される半製品または最終製品ごとにそれらの重量、加工日時等を属性値として記録した半製品レコード524を含む。図4では例として、半製品の識別コード、種類、生成日時、重量が半製品レコード524に記録されていることを示している。同じく加工実績情報52に含まれる工程出力品テーブル521および入出力結合テーブル522は後述する。
【0017】
図1は、出力品テーブル521および入出力結合テーブル522を説明するために例として用いる食品加工業者における加工工程のモデル図である。図1に示す業者の加工工程は、工程A,工程B,工程C,梱包工程、出荷納品工程から構成されている。工程Aは原料1の「X」、「Y」、「Z」を使って中間出力物として「A-1」、「A-2」が生成され、工程Bにおいて、「A-1」、「A-2」および原料2の「a」を投入して、中間出力物として「B-1」が得られ、工程Cにおいて、「B-1」から「C-1A」、「C-1B」、「C-2A」、「C-2B」、が得られ、梱包工程でそれらを「101」、「102」の識別コードを付した箱に梱包して出荷納品した場合を示している。
【0018】
図5は、工程出力品テーブル521を説明する図である。このテーブルの列は2列ずつがひと組みとなっておりそれぞれ1つの工程に対応する。このテーブルの1組をなす2列の特定の行に対応する2つのセルは、当該工程における生成物(半製品)に付与した識別コードとその半製品を処理した作業記録レコードの番号を一対として記録する。例えば図5で、5列目と6列目は工程Aに対応している。そしてそれらの列の1行目の2個のセルは、工程Aで半製品「A-1」が生成され、その時の作業記録は「工票00A1」であることを示している。また、1列から4列は、原料1と原料2というタイトルが付けられているが、これは、「原料1受入工程」、「原料2受入工程」という意味で、工程の一種として扱っているものである。従って、このテーブルを参照することにより、例えば、識別コード「Y」で特定される原料1を受入れた際の納品記録は「納品書02」であることがわかる。
【0019】
工程出力品テーブル521の一組をなす各2列の各行は、その工程の1作業単位に相当する。別言すれば、その工程で、作業担当者や作業内容等を記録する作業記録が作成される単位に対応する。したがって、同じ1行の記録であっても、ある工程では、丸1日を要する作業で、別の工程では、2時間で終了する作業の記録である場合があり得る。
【0020】
次に、図6により、入出力結合テーブル522を説明する。入出力結合テーブル522も、テーブルの列は2列ずつがひと組みとなっておりそれぞれ1つの工程に対応している。このテーブルの1組をなす2列の特定の行に対応する2つのセルは、当該工程における出力物と、当該工程に入力物として投入された原材料または以前の工程の出力物を示している。例えば、工程Aの列では、その1行目に、工程Aの生成物「A-1」に対して原料1の「X」が投入されたことが記録されている。また2行目には、生成物「A-1」に対して原料1の「Y」が投入されたことが記録されている。生成物「A-1」が一致するので、結局、生成物「A-1」に対して原料1の「X」および「Y」が両方とも投入されたことがわかる。また、工程出力品テーブル521の工程Aを示す2列をチェックすることにより「A-1」を生成した時の作業記録「工票 00A1」を得ることができるので、結局、工程出力品テーブル521と入出力結合テーブル522を記録することにより、ある単位処理で投入された入力物の識別コードと、生成された出力物の識別コードをその単位処理の識別番号と関係付けて記録したことになる。
【0021】
図2は、システム1の入力端末10における運用手順を加工情報管理装置20の加工実績記録手段21の応答処理を含めて説明したフロー図である。以下図2に従って、入力端末10における操作手順と加工実績記録手段21の応答動作を説明する。
【0022】
まず入力端末10を操作する作業者は、メインメニュー(図示せず)から、単位処理(単位作業)を開始することを選択する(S01)。すると入力端末10から単位作業開始リクエストメッセージが加工情報管理装置20へ送られる。単位作業開始リクエストメッセージを受取ったWWWサーバー26は加工実績記録手段21を呼出す。加工実績記録手段21は、新しい作業記録番号を発生させて、作業記録フォームを入力端末10に送付する(S02)。作業者は、入力端末10に表示される入力フォームに必要な事項を入力する(S05)。具体的には、原材料または前工程の出力物を、当該工程の入力物として、そのパレット等に貼り付けられている識別コードを入力端末10に付随するバーコードリーダー11で読取りシステム1に入力する。入力物が複数種類ある時は全ての入力物について識別コードを読取る。また、作業者名など作業記録作成に必要な情報も入力端末10から入力する。そして作業記録フォームを表示している画面上の送信ボタンを押すことによりこれらの情報を作業記録の内容として加工情報管理装置20に送付する(S05)。
【0023】
加工実績記録手段21は、入力物の識別コードが既にデータベースに登録されていないかどうかを検査し、そのような場合でない時はその旨(OK通知)を返答する(S06)。これは後述する偽造ラベルのチェックである。OK通知を受けた作業者は、当該工程の加工作業を開始する(S09)。処理の途中で、入力物を補充する必要が生じた時は、工程処理開始時と同様に、原材料または半製品のパレット等に貼り付けられている識別コードを入力端末10で読取りシステム1に入力する(S13)。加工実績記録手段21は、ステップS06と同様に入力物の識別コードが既にデータベースに登録されていないかどうかを検査し、そのような場合でない時はその旨(OK通知)を返答する(S10)。
【0024】
加工処理が終了した時は、印字端末30より新たな識別コードが印刷されたラベル(または、新たな識別コードが記録された磁気カードまたはICタグ)を出力し、作業者はこれを、当該工程の生成物に対して貼りつける(S17)。多数の半製品が1個のパレット等に積み上げられている場合は、そのパレット等に前記ラベルを貼りつける。可能であれば、ラベル貼付けでなくインキジェットプリンタ等による生成物への直接印字であってもよい。また、作業者は出力生成物の重量を計測する(S21)。そして、入力端末10のメインメニューから単位作業終了通知画面を選択し、その画面を表示させて、先のラベルを入力端末10により読取り、通知画面の入力欄に入力させる(実際には貼り付ける前に読取る場合が多いであろう)。さらに、当該工程の生成物の重量を入力する。そして単位作業終了通知ボタンを押すことにより加工情報管理装置20にこれらの情報とともに終了通知を行う。この結果、ステップS06、S10で受けた入力物の情報と併せて工程出力品テーブル521、入出力結合テーブル522を更新するために必要な情報が確定する。そして、加工実績記録手段21は、工票記録レコード523および半製品レコード524を新たに登録し、工程出力品テーブル521、入出力結合テーブル522については、新たな情報を加えて更新する(S14)。すなわち入力情報およびシステム1が生成した新たな作業記録レコード523の識別番号を、それぞれのテーブルの当該工程に対応する列の末尾に付け加えることにより内容を更新する。また、入力された当該工程の生成物の重量およびその時の日付および時刻を新しく生成される半製品レコード524に記録する。以上が各工程の一の単位処理(単位作業)についてのシステム1による加工実績情報の記録手順である。次の単位処理に着手する場合はステップS01に戻る。
【0025】
次にシステム1の品質トレース機能をグラフィカルユーザーインターフェース(以下GUI)を中心に説明する。図7は、システム1の主要な機能である工程トレース検索時の検索画面である。はじめは、トレース検索テーブル700は表示されていない。納品した製品に苦情が寄せられたとする。その製品に付けられていたケース番号が102であるとすると、図7の画面の左上にある識別番号入力欄701にケース番号「102」を、納品先/品名指定欄703に納品先名、品名(商品名)を入力し、検索ボタン702を押すと、データベース23を検索して対象商品の製造番号を特定し、その加工実績情報をトレース検索テーブル700として表示する。図7は、この段階の表示状態である。ケース番号が102に対する納品作業に相当するトレース検索テーブル700上のセルの色が変化して表示されている(図7イ)。
【0026】
次に前方トレースボタン704をクリックする。すると図8に示すように、トレース検索テーブル700上の検索が始まる。すなわち、ケース番号102に対応する納品作業を表すセル(図8イ)から、前方向に検索が始まり、関連する中間作業工程のセルの色を変えて、原材料の組合わせ「X」「Y」「Z」「a」(図8ロ)に至る。図8でセルの色が変わった部分は、ケース番号102として納入された製品と、途中の加工工程で共通の中間製品または原料を用いた作業であること示している。
【0027】
次に、前方トレースボタン705をクリックすることにより、原材料の組合わせ「X」「Y」「Z」「a」(図8ロ)から出発して、これらの原材料を使用した図8に示した作業工程以外の作業工程を、後ろ方向に検索してゆく。この結果、図9に示すように、ケース番号「105」および「106」(図9ハ)が、ケース番号「102」の製品と同じ原材料から、加工されたことがわかる。従って作業者は、ケース番号「102」に不具合があった場合は、ケース番号「105」および「106」の納入製品にも同様の不具合が起きている可能性が極めて高いことをこの検索画面を利用することにより容易に知ることができる。
【0028】
作業者は、トレース検索テーブル700上の納品工程の列のケース番号「105」および「106」のセルの表示から、それらが納品先の東京センタおよび仙台センタに出荷された事を知ることができる。さらにそれらのセルをクリックすることにより、出荷処理の作業記録である出荷伝票を画面に表示し、納入先の連絡先その他の詳細情報を知ることが可能である。
【0029】
このトレース機能は、後述するラベル偽造の、又はその疑いのある入力物が投入された場合に、後工程で関係のある最終製品群を特定するためにも利用できる。その場合には、ケース番号の代わりに入力物の識別番号を入力欄701に与える。
【0030】
次にこの図7から図9のように動作する対話インターフェイスを実現する裏側の仕組みである加工情報トレース手段25について説明する。加工情報トレース手段25は、作業者がWWWサーバー26が提示するメニュー画面から「品質トレース」を選択することにより呼び出される。
【0031】
図7で表示されるトレーステーブルは、加工工程の単位作業を中心にして、その工程への入力物とその工程からの出力物を一つのまとまりとして、これを各工程ごとに時間順に上から下へ並べたものである。すなわちトレーステーブル700は図11に示す基本単位790により構成されている。基本単位790は、当該工程作業で実際に投入された1つ以上の入力物識別コードに関係付けられたセル791、当該工程作業の単位作業番号に関係付けられたセル792、当該工程作業で得られた1つ以上の出力物の識別コードに関係付けられたセル793の3種類のセルから構成される。セル792は、当該作業の作業実績を記録した作業記録レコードとリンクされている。これらのセルは、工程出力テーブル521、入出力結合テーブル522に基づいて必要な情報を抽出して作成される。
【0032】
従って作業者が、図7の画面上で前方トレースボタン704をクリックすることにより前方トレースを指定すれば、指定されたされた識別番号(図7ではケース番号)から前方トレースを行うが、これは、トレーステーブル700において、納品工程の一つ前の工程(梱包工程)を表す列において、指定された識別番号(図7ではケース番号)を出力物として表示している基本単位を探して、この基本単位の入力側に表示される識別コードを得て、次にこの識別コードと一致する識別コードを出力側に持つさらに前の工程の基本単位を探して、その入力側の識別コードを得る。という前工程へのトレースを順に繰り返して、原料の識別コードに到達するまで繰り返しているのである。この状態を表示したのが図8である。
【0033】
作業者が、引き続き後方トレースを指定すれば、抽出した原料から後方トレースを行うのであるが、後方トレースは、前方トレースとは逆に、最初の識別コード(原料の識別コード)を入力側に持つ次の工程の基本単位を探して、その基本単位の出力物の識別コードと一致するものを入力物とするさらに次の工程の基本単位を探す、ということを繰り返して、再び納品工程のケース番号に至るまで繰り返すのである。この結果が図9である。
【0034】
作業者が、基本単位790のセル792を選択すると、このセルにリンクされた当該加工工程作業の作業記録レコード523が呼出され、その内容が表示される。また、トレーステーブル700上の各基本単位790のセル791、793に相当する1つのセルを選択すると、対応する半製品レコード524が表示されるように画面インターフェースを構成してもよい。
【0035】
以上、加工情報管理システム1の品質トレース機能を説明した。次に、加工情報管理システム1のもう一つの特徴である偽造防止機能を説明する。
【0036】
(ラベル偽装対策)ラベルの偽装に対しては、原材料または半製品に付与された識別コードによってラベルの偽装をチェックする。すなわち、加工工程の一単位の処理を新たに開始する時、作業者は、その工程処理で投入する入力物の識別コードを入力端末10からシステム1に入力する。この時、実績記録手段21は、入力された識別コードと同じ識別コードの入力物が加工情報データベース23に既に登録されていないかをチェックする。もしも、入力された識別コードと同じ識別コードの入力物が登録されている場合は、その識別コードのラベルか、既に加工情報データベース23に記録された時の識別コードのラベルのどちらかが偽物であることがわかる。実績記録手段21は、その旨の警告を入力端末10に対して応答する。もしも、既に加工情報データベース23に記録された時の識別コードのラベルが偽物であることがわかった場合は、先に説明したトレース機能を利用することにより、その偽物の半製品がその後どのように加工され、どこに出荷されたかは容易に追跡することができる。このラベル偽装検知機能は、プログラム処理で実現して、加工実績記録手段21に備えることができる。
【0037】
(偽物混入対策)システム1では、中間工程で生成される半製品については、適当な単位で識別コードを付与するとともに、その単位ごとに重量を計測して、これを半製品レコード524に記録管理している。また、入出力結合テーブル522によりある工程の入力物と出力物の関係が記録されている。したがって、ある単位作業(必要な場合は連続する2以上の単位作業)において、投入された入力物と生成された出力物の対応がとれる。そこで、入力物の原材料又は半製品の総重量と、出力物の半製品又は最終製品の総重量を比較することにより、偽物が混入されたかどうかを検査することができる。一般に、加工前の投入物の全重量>加工後の半製品又は最終製品の全重量 がいえるので、重量を比較した結果、この不等式に当てはまらない場合は、正当に入力処理されていない原材料を使用したものとして偽物混入を判定することができる。この偽物混入検知機能は、プログラム処理により実現できる。図7のトレーステーブル700に表示されるセルのうちの単位作業に関係付けられたどれかのセル(例えば721)を選択して、不整合チェックボタン711を選択すると、当該単位作業における入出力物の重量値の関係のチェックを行うプログラムである不整合検知手段24を呼出すように構成することにより、簡単な対話操作で属性の不整合をチェックする機能をシステム1に付加することができる。
【0038】
なお、前記で「必要な場合は連続する2以上の単位作業」と記した部分の「必要な場合」とは、図11の基本単位790において、入力物識別コード791が同種の物で、2以上記載されている場合は、後の入力物が補充したものであって、その入力物が次の単位作業にも投入される場合のことを指す。この場合には、当該単位作業だけで 加工前の投入物の全重量>加工後の半製品又は最終製品の全重量 の不等式の判定を行うことはできない。そのような場合は、投入された入力物を完全に使い切ったその後の連続する1以上の単位作業の分も加えて行う必要がある。
【0039】
以上、本発明の実施形態として加工情報管理システム1を詳細に説明した。システム1の実施形態では、工程出力テーブル521、入出力結合テーブル522、加工実績(工票)レコード523の3点で加工実績情報52を構成し、これらに基づいて、基本単位790を構成して、トレーステーブル700をはじめとした対話インターフェースにより容易にトレース作業あるいは偽物混入検知の機能を実現したわけであるが、本来、基本単位790を構成可能であるならばどのような形態で加工実績情報52を蓄積記録しても構わない。
【0040】
またシステム1では、半製品レコード524は作業記録レコード523と独立した構成をとっているが、これは、作業記録レコード523に統合した構成としてもよい。ただし、一の単位作業から複数の出力物ができる場合にも作業記録レコード522で正しく記録できるようなレコードの構成としておく必要がある。
【0041】
なお、以上説明した加工情報システム1は、農林水産物の出荷や食品加工の分野だけではなく、それ以外の加工品を扱う分野においても利用することができる。また、システム1を実際に用いる場合は、同システムを1つの加工業者内の専用システムとして利用するのではなく、独立したサービス会社が各会員加工業者に対して加工情報管理装置20の機能を提供する形態が望ましい。この形態を加工情報管理機能提供システム2(以下システム2)として以下に説明する。
【0042】
システム2は、システム1における過去情報管理装置20のWWWサーバー26以外の機能を提供するいわゆるアプリケーションサーバーとして加工情報管理サーバー29を構成し、加工情報管理サーバー29の機能をリモートアクセスしてくる利用者に提供するために、リモートアクセス受付け手段と、利用者の認証を行う認証手段と、利用者のリクエストに対して要求されたデータ、またはプログラムを起動させた結果を返答するWWWサーバーとを付加して構成したシステムである。図10は、システム2の全体構成図である。以下、システム2を図10に基づいて説明する。
【0043】
70a、70b、70cはサービス提供を受ける企業である食品加工業者等を示す。これらの企業には入力端末10と印字装置30が必要なだけ設置してある。61および62は前記リモートアクセス受付け手段として設けるアクセスサーバーである。入力端末10は携帯電話またはPHS端末の電話事業者の通信網7、または有線電話の通信網8を介して、それぞれアクセスサーバー61または62にアクセスする。70aは農産物、水産物、畜産物など原産品を扱う部門と、原産品加工部門をもつ企業A社の場合を示している。原産品を扱う部門では、無線電話網を通じて入力端末10から製造実績情報を記録することができ、加工部門では、有線電話の通信網8を通じて加工情報管理サーバー29の利用が可能である。63は前記の認証手段として設ける認証サーバーである。アクセスサーバー61または62にアクセスしてきた利用者のアクセスを受付けるかどうかを決定する。64はWWWサーバーである。
【0044】
加工情報管理サーバー29は、システム1で説明した加工管理機能を提供するアプリケーションプロセスを実行する。各会員業者毎の加工実績記録手段21、加工情報管理手段22、不整合検知手段24、加工情報トレース手段25、を各社向けのサービス手段として備えている。これらの各手段は、各社それぞれの加工情報データベース23にアクセスして必要なサービスを提供する。
【0045】
システム2の運用形態は次のようなものとなる。利用企業は、入力端末10から、所定の電話番号へ電話をかけてアクセスサーバー61または62にダイヤルアップ接続する。アクセスサーバー61または62では、PPP(Point-to-Point Protocol)等のWAN(Wide Area Network)のプロトコルで送り付けられた利用者のIDやパスワードのデータを受付けて認証サーバー63に渡す。認証サーバー63は、利用者のIDやパスワードから登録された利用者かどうかを決定する。認証されたユーザーは以後WWWサーバー64へのアクセスが許可される。尚、アクセスサーバー61または62においては電話事業者が提供する発信者番号通知サービスと組合わせるなどして、あらかじめ登録された電話番号以外からの着信を受けないようにすることや、一旦接続を切ってから、登録された電話番号であった場合のみ発信元にコールバックするように設定することもできる。
【0046】
認証された利用企業の利用者に対しては、認証された企業IDに従って、WWWサーバー64から加工情報管理サーバー29内の対応する各社のサービス手段が呼びだされ、利用者の入力端末10または管理端末40に必要なメニューが提供される。結局、利用企業は、システム2の電話番号にダイヤルアップするだけで、自社に入力端末10、印字端末30、管理端末40を設置する以外の一切の設備を備えることなくシステム1が提供する機能と同等の機能を利用することができる。
【0047】
システム2が意味するところは、それだけではない。食品加工業者と独立した機関が加工情報データベース23の管理を行うことにより、データベース23に記録したデータの中立性が担保されるわけである。
【0048】
尚、以上のシステム2の説明では、利用企業の利用者がアクセスサーバー61または62に直接ダイヤルアップするものとしたが、IP(Internet Protocol)プロトコルで利用されるIPネットワーク網9を利用することも可能である。この場合は、システム2の側はアクセスサーバー61および62のかわりにルーターを用意し、利用企業の利用者は、通信事業者がIPネットワーク網9に設置したアクセスポイントまでをダイヤルアップ接続する形となる。セキュリティを考慮してIPネットワーク網9を通るデータには暗号化を施すなどの処置が必要である。この場合にはアクセスサーバーの代わりに設置されるルータがリモートアクセス手段として機能する。
【0049】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る加工情報管理システムおよび加工情報機能提供システムによれば、畜産物、農産物、加工食品および食品以外の加工製品等の製造加工履歴を管理することで、食品または食品以外の加工製品の流通から小売り段階で原産地の詐称や不正な加工年月日表示を構造的に不可能とするような仕組みを提供できるという顕著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 加工工程のモデル図である。
【図2】 入力端末10における操作と加工実績記録手段21の対応する働きを説明するフロー図である。
【図3】 本発明の実施形態に係る加工情報管理システム1の全体構成図。
【図4】 加工情報データベース23の構造説明図である。
【図5】 工程出力テーブル521の説明図である。
【図6】 入出力結合テーブル522の説明図である。
【図7】 加工情報トレース手段25が提供する画面インターフェースを説明する図である。
【図8】 加工情報トレース手段25が提供する画面インターフェースを説明する図である。
【図9】 加工情報トレース手段25が提供する画面インターフェースを説明する図である。
【図10】本発明の実施形態に係る加工情報管理システム2の全体構成図。
【図11】トレーステーブル700を構成する基本単位790の説明図である。
【符号の説明】
1 加工情報管理システム
2 加工情報管理機能提供システム
8 電話回線網
9 IPネットワーク網
10 入力端末
20 加工情報管理装置
21 加工実績記録手段
22 加工情報管理手段
23 加工情報データベース
24 不整合検知手段
25 加工情報トレース手段
26 WWWサーバー
29 加工情報管理サーバー
52 製造実績情報
521 工程出力テーブル
522 入出力結合テーブル
523 加工実績レコード
524 半製品レコード
61 リモートアクセスサーバー
62 リモートアクセスサーバー
63 認証サーバー
64 WWWサーバー
70 利用企業
80 製品情報
700 トレーステーブル
790 基本単位

Claims (4)

  1. 各加工工程の作業の前後に当該一単位処理の記録に必要な事項としてその単位処理に投入された原材料または半製品の識別コードおよびその単位処理で生成された出力物の識別コードを入力しネットワークを通じて送信する入力端末と、各加工工程の一単位の処理終了時に生成された半製品または最終製品に識別コードを付与する識別コード付与手段と、前記入力端末から送信された情報を検索可能な加工情報データベースに蓄積し管理する加工情報管理装置とから構成される加工情報管理システムであって、
    前記加工情報データベースは、前記加工情報管理装置に備えられた加工実績記録手段の働きにより、前記入力端末から送付された当該単位処理の記録に必要な事項を表す情報を、ユニークな識別番号をつけて記録する作業記録レコードと、その単位処理に投入された原材料または半製品の識別コードおよびその単位処理で生成された出力物の識別コードを当該単位処理の識別番号と関係付けて記録した入出力レコードとして検索可能な形態で記録蓄積するものであって、
    前記加工実績記録手段は、前記入力端末から送付された情報に基づいて前記加工情報データベースを更新する際、入力物として登録すべき原材料または半製品と同一の識別コードを持つものが既に入力物として記録されている場合は、その旨を警告表示することを特徴とする加工情報管理システム。
  2. 請求項1に記載の加工情報管理システムにおいて、前記加工情報管理装置は、前記入出力レコードを順次参照することにより、最終製品または原材料または半製品の識別コードから、その最終製品の元になった対応する原材料、または、その原材料から生成された最終製品、または、関連する半製品に関する情報を検索する加工情報トレース手段を備えたことを特徴とする加工情報管理システム。
  3. 請求項1に記載の加工情報管理システムにおいて、前記加工情報データベースは、生成された半製品又は最終製品の属性を含めて記録管理するものであって、前記加工情報管理装置は、ある加工工程について、入力物と出力物の対応する属性値を比較することにより、属性値の整合性を検査することにより不正な加工処理または不正な加工情報の記録の可能性を検知する不整合検知手段を備えたことを特徴とする加工情報管理システム。
  4. 請求項3に記載の加工情報管理システムにおいて、前記加工情報データベースには、原材料、半製品または最終製品の属性データとして、その重量を含んで記録管理し、ある単位作業又は連続する2以上の単位作業に関わった投入原材料、半製品の重量の合計と当該作業で生成された半製品または最終製品の重量の合計を比較して、前記加工情報データベースに登録されていない原材料が混入されたおそれがあることを検知する不整合検知手段を備えたことを特徴とする加工情報管理システム。
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