JP2003344520A - 位置特定方法とシステム - Google Patents

位置特定方法とシステム

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JP2003344520A
JP2003344520A JP2002157704A JP2002157704A JP2003344520A JP 2003344520 A JP2003344520 A JP 2003344520A JP 2002157704 A JP2002157704 A JP 2002157704A JP 2002157704 A JP2002157704 A JP 2002157704A JP 2003344520 A JP2003344520 A JP 2003344520A
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points
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JP2002157704A
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Yoshihiko Matsuzawa
佳彦 松澤
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NEC Corp
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NEC Corp
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  • Length-Measuring Devices Using Wave Or Particle Radiation (AREA)
  • Position Fixing By Use Of Radio Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 地下街のようにGPS或いはPHSの電波を
利用できない路線上の位置を特定する方法とそのシステ
ムの提供である。 【解決手段】 A,B2地点間に漏洩同軸ケーブルLC
X(2,6)を敷設し、それぞれの一方の端部をA,B
2地点に設けたFM送信機(1,5)の出力端に接続
し、LCX(2,6)の他方の端を、A,B2地点に設
置されたFM受信機(4,8)の入力端に同軸ケーブル
で帰還接続する。FM送信機(1,5)は個別の被変調
波(f1,f2)を使用し、測定用の信号はのこぎり波
状に漸増された周波数(fs)とし、これをFM送信機
(1,5)の共通の変調波とし、その波長をA、B2地
点間の距離とすることにより、位置特定をする移動体
(9)はLCX(2,6)からの信号測定により周波数
偏移値の測定から簡単に位置特定が可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電波を利用する位
置特定システムに関し、特に漏洩同軸ケーブルを使用し
周波数変調された電波を用いる位置特定方法およびシス
テムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の位置特定システムにはGPS(全
地球的測位システム)に代表さるように複数の人工衛星
からの電波を利用し、受信点での到達電波の時間差と衛
星の軌道位置から受信点の位置を特定するものがある。
また、1もしくは複数のPHS基地局等で子局からの送
信電波のレベルから子局の位置を推定するものがある。
【0003】さらに、複数本の漏洩同軸ケーブルを使用
し、各ノードの送信機から発信されたインパルスを測定
して所定の計算により測定位置を特定する路上位置測定
システムを開示した特開平9−287908号がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のシステムでは、地下街等のGPS電波の届かな
い場所での測位は不可能であるという問題があり、ま
た、PHSの基地局を使用した位置特定システムでは測
位誤差が大きいという問題があり、さらに特開平9−2
87908号は、複数の漏洩同軸ケーブルからの漏洩測
定用パルス信号の受信時間差から計算の上、位置測定を
可能とするものであり、設備のスケールと処理時間の長
さなどの欠点が問題となっている。
【0005】本発明の目的は、地下鉄や地下街などの人
工衛星の電波が届かない場所においても正確な位置特定
を簡単に行う手段を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の位置特定方法
は、A地点とB地点の2地点間で位置特定を行う場合に
A地点およびB地点にそれぞれに、第1と第2のFM送
信機およびFM受信機を設置し、 A地点とB地点の距
離をXmとした場合、FM送信機の変調信号として、の
こぎり波状に周波数を漸次変化し波長をA、B地点間距
離とする信号fsを測定用電波信号として第1と第2の
漏洩同軸ケーブルから第1と第2の被変調波をそれぞれ
輻射放射し、両漏洩同軸ケーブルから受信した測定用電
波信号値を使用する。
【0007】ここで、 fs=(c/X)Γ c:光速 Γ:漏洩同軸ケーブルの波長短縮率(同軸ケーブル内で
は波長が短縮し、短縮率は0.7乃至0.9) とする。A地点に設置した第1のFM送信機をB地点ま
で敷設した第1の漏洩同軸ケーブルに接続し、B地点で
通常の伝送用の同軸ケーブルに接続してA地点に戻し、
第1のFM受信機に入力する。そのFM受信機の出力を
第1のFM送信機のフィードバック信号として使用す
る。
【0008】B地点にも同様に第2のFM送信機を設置
し、A地点まで敷設した別の第2の漏洩同軸ケーブルに
接続し、A地点で通常の同軸ケーブルに接続してB地点
に戻し、第2のFM受信機に入力する。そのFM受信機
の出力を第2のFM送信機のフィードバック信号として
使用する。
【0009】第1のFM送信機から第1の被変調波によ
り測定用電波を第1の漏洩同軸ケーブルを介して放射
し、第2のFM送信機から第二の被変調波により測定用
電波信号を第2の漏洩同軸ケーブルを介して放射する。
【0010】利用者は受信機により第1のFM送信機と
第2のFM送信機の放射する測定用電波信号の周波数を
観測しその値と、差によりA地点とB地点の間のどの位
置にいるかを特定することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本実施の形態の動作につい
て、そのフローチャートである図5を参照して説明す
る。図1を参照すると、本発明の一実施の形態としての
系統図が示されている。
【0012】本発明の位置特定システムは,A地点にF
M送信機1とFM受信機4およびB地点にFM送信機5
とFM受信機8および、A、B地点間を接続する放射用
の漏洩同軸ケーブル2と6、および信号戻しのための伝
送用同軸ケーブル3と7とが設けられている。
【0013】A地点のFM送信機1の出力端には漏洩同
軸ケーブル2の一方の端部が接続され、漏洩同軸ケーブ
ル2の他方の端部はB地点において伝送用同軸ケーブル
3の一方の端部に接続され、伝送用同軸ケーブル3の他
方の端部はA地点においてFM受信機4の入力端に接続
されている。さらに、FM受信機4の出力端はFM送信
機1の増幅入力端にフィードバック接続されている。
【0014】また、B地点のFM送信機5の出力端には
漏洩同軸ケーブル6の一方の端部が接続され、漏洩同軸
ケーブル6の他方の端部はA地点において伝送用同軸ケ
ーブル7の一方の端部に接続され、伝送用同軸ケーブル
7の他方の端部はB地点においてFM受信機8の入力端
に接続されている。また、FM受信機8の出力端はFM
送信機5の増幅入力端にフィードバック接続されてい
る。また、漏洩同軸ケーブル2と伝送用同軸ケーブル3
との接続点とFM受信機8は同期を取るための接続が施
されている。
【0015】測位空間の地点Aに設置されたFM送信機
1は中心周波数(被変調波)をf1とし、測定用電波信
号として、のこぎり波状に周波数をB地点方向に漸増す
る信号周波数fsで繰り返し周波数変調されたFM送信
電波を漏洩同軸ケーブル2に給電し、漏洩同軸ケーブル
2は測位空間に測定用電波を放射する。
【0016】同様に測位空間の地点Bに設置されたFM
送信機5は中心周波数をf2とし、測定用電波信号とし
てFM送信機と同様ののこぎり波状に周波数をA地点方
向に漸増する信号周波数fsで繰り返し周波数変調され
たFM送信電波を漏洩同軸ケーブル6に給電し、漏洩同
軸ケーブル6は測位空間に測定用電波を放射する。
【0017】次に、本発明の実施形態の動作についてフ
ローチャートである図5を参照して説明する。A地点と
B地点の距離をXmとした場合、FM送信機の変調信号
としてA地点、B地点間の距離を波長とし、のこぎり波
状に周波数がそれぞれ進行方向に漸増する信号周波数f
sを繰り返し使用する。
【0018】ここで、 fs=(c/X)Γ c:光速 Γ:漏洩同軸ケーブルの波長短縮率 とする。
【0019】A地点に設置したFM送信機1から被変調
周波数(中心周波数)f1で、測定用電波信号fsの電
波を漏洩同軸ケーブル2に繰り返し給電し、同様にB地
点に設置したFM送信機5から被変調周波数(中心周波
数)f2で、繰り返し信号周波数fsの電波を漏洩同軸
ケーブル(以下LCXと略称)5に給電し、同様にB地
点に設置したFM送信機5から被変調周波数(中心周波
数)f2で繰り返し信号周波数fsの電波を漏洩同軸ケ
ーブル(LCXと略称する)5に給電する(ステップ5
1)。
【0020】A地点から送信された電波は漏洩同軸ケー
ブル2により放射されながらB地点で折り返され、通常
の同軸ケーブルである伝送用同軸ケーブル3でA地点に
戻り、FM受信機4に入力され、B地点から送信された
電波はLCX5により放射されながらA地点に至り、A
地点で折り返されて、通常の同軸ケーブル同軸である伝
送用同軸ケーブル7でB地点に戻り、FM受信機8に接
続される(ステップ52)。
【0021】また、繰り返し周波数である観測用電波信
号の波長fsをA地点とB地点の距離に等しくすること
により、A地点でFM周波数が最低の時にB地点で最大
となり、同様に折り返し戻ってきたA地点で最大とな
る。この測定範囲における周波数変移を図2に示す。こ
の特長により、A地点のFM受信機4のFM検波出力で
FM送信機1の変調信号の繰り返し信号周波数fsに同
期フィードバックをかけ、同時にFM受信機8はFM送
信機5の電波をモニタしてFM送信機5の繰り返し周波
数をフィードバックするとともに、FM送信機1の電波
を検波し、FM送信機1とFM送信機5の同期をかける
(ステップ53)。
【0022】利用者は利用者受信機9によりFM送信機
1とFM送信機5の周波数を受信し(ステップ54)、
f1、f2のそれぞれの測定用電波信号の周波数変移の
値を観測し、その差からA地点とB地点の間のどの位置
にいるかを比で知ることができる(ステップ55)。
【0023】具体的には、図3(a)、(b)に示す測
定用電波の受信状態のとおり、C地点における例えば測
定用電波がA地点のt0からt2まで進んだ状態で受信し
た周波数f1とf2との測定用信号の周波数の差、fs1
−fs2=fs(1-2) からA、B地点間の測定位置を予め
計算されて対照化されているテーブルから読み出し、A
地点からの距離の全長との比Rが算出される。
【0024】即ち、図3(b)のfs2>fs1の場合に示
すように、fs1−fs2=fs(1-2)で、かつ>0である間
は、 d/Xm=tanα=(fs(1-2)×(1/2))/fsm =R ここで tanα=fsm/Xm、 fsm=fsの最大周波数 d=A地点から測定地点間距離、 Xm=AB地点間全長 α=進行方向漸増周波数の漸増度、 fs1>fs2の領域 R=A地点から観測地点までの距離のA、B地点間距離の比 上記Rにより、A地点から、B地点までの距離のどの位
置にいるかが判明する。
【0025】従って、R=d/Xm=(fs(1-2)/2)
/fsm の比によってdが算出される。
【0026】図3(a)、(b)に示す例ではこの比R
が0.2であれば、A地点からB地点までの距離を0.
2だけ地点Bに移動したC点の位置で受信したことにな
り、地図データベース10から情報を得ることにより利
用者は地図上の位置を知ることが可能となる。
【0027】d={(fs(1-2)/2)/fsm}*Xm ただし、fs2>fs1の場合(含むf1s=0)即ち測定用
電波がA地点でt0としたt1まで進んだ時間で測定され
たとすると(図3(b)のfs2>fS1の場合)、 (Xm/2)−d=d’ {(fs(2-1))/2}/d’=fsm/Xm d’={(fs(2-1))/2}Xm/fsm d=(Xm/2)−{(fs(2-1))/2}Xm/fsm ここでR’=d’/Xmとすると d’/Xm=R’={(fs(2-1))/2}/fsm d/Xm=(1/2)−{(fs(2-1))/2}/fsm d=(Xm/2)−(Xm*fs(2-1))/fsm d’/Xmで比R’を算出し、(1/2)―R’=Rを
算出してもよい。
【0028】ここで、d’は観測地点からA、B地点間
の1/2地点までの距離、R’はd’/Xm
【0029】
【実施例】本発明の実施例として地下街に適用した例を
図4に示す。実際の例では通路は屈曲しており、通路の
屈曲部や分岐点をノードとして各ノードD乃至KにFM
送信機を設置する。同一の周波数のFM送信機が隣接し
ないように設定する必要があり、D地点にはf3,E地
点にはf4、F地点にはf5,G地点にはf6,H地点
にはf3、I地点にはf4,J地点にはf7、K地点に
はf8というように被変調周波数を配置する。
【0030】このノードの位置とノード間の距離から作
成される通路地図情報と、設置したFM送信機の周波数
をデータベースとして利用することにより、利用者は受
信した2つのFM送信機の周波数とその検波波形のタイ
ミングの違いにより受信点の位置を知ることができる。
【0031】図4のように異なる地点間で受信できる2
つの周波数の組み合わせが異なるように周波数を配置す
ることにより、利用者がどの地点間にいるかが判明し、
受信した2つの周波数のFM検波波形から地点間の距離
の比を知ることが可能となる。よって、地図データベー
スと照合することにより利用者の位置を知ることがでで
きる。また、ノード上ではFM検波波形の差がゼロとな
るが、隣接する通路の電波も同時に受信できるため、交
差点のようなノードでは4波以上の電波を同時に受信す
ることがある。よってそれらの複数の周波数の組み合わ
せより、利用者の居るノードが判明する。
【0032】また、利用エリアを拡大する場合にはFM
変調に更にIDなどの変調を付加することにより多数の
周波数を必要とすることを回避可能である。
【0033】さらに、2地点間の距離に応じて、LCX
を使用することなくA,B両地点からの同期された周波
数変調電波を受信して測定用電波信号(変調波)の受信
時間の違いから位置の特定は可能であるが、地形或いは
距離により装置の複雑さが見込まれる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、次のよ
うな効果を奏する。
【0035】第1の効果は変調周波数の波長を2地点間
の距離と等しくすることにより、測位範囲の両端で繰り
返しの始点の波形と同一波形になるため同期が容易に取
れることである。
【0036】第2の効果は2地点から送信された電波の
タイミング差を測ることにより、2地点間のどの位置で
受信していることかが距離の比で判明し、これを地図デ
ータベースと照合することにより受信位置を特定できる
ことである。第3の効果はある地点から送信された電波
を漏洩同軸給電し、別の地点で折りし通常の同軸ケーブ
ルでもとの地点に戻し、そこに設置した受信機出力を送
信機に入力することによりに変調信号の繰り返し周波数
の同期フィードバックが容易にかけられることである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す系統図である。
【図2】本発明の測位範囲における周波数変移を示す図
である。
【図3】(a)は本発明の測位原理を示す図、(b)は
A地点とC地点における測定用信号f1およびf2の周
波数を示す図である。
【図4】本発明を地下街に適用した実施例を示す図であ
る。
【図5】本発明の位置特定方法のフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 FM送信機 2 漏洩同軸ケーブル 3 同軸ケーブル 4 FM受信機 5 FM送信機 6 漏洩同軸ケーブル 7 同軸ケーブル 8 FM受信機 9 利用者受信機 10 地図データベース

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 漏洩ケーブルを使用して2地点間の位置
    を特定する位置特定方法において、 前記2地点A、B間に設置した第1と第2の漏洩ケーブ
    ルを使用して、A地点からB地点へ向けて第1の漏洩ケ
    ーブルにより、B地点からA地点へ向けて第2の漏洩ケ
    ーブルによりそれぞれ固有の第1と第2の周波数の被変
    調波で、A、B地点間に対称的逆方向に同一の傾斜度の
    のこぎり波状に漸次変化する周波数偏移を示す測定用電
    波信号を変調波として、繰り返し放射し、これに対し
    て、A、B地点間を移動する移動体が第1と第2の両周
    波数を受信して両周波数が示す測定用電波信号の周波数
    偏移の値を測定し、その差から移動体の位置を特定する
    ことを特徴とする位置特定方法。
  2. 【請求項2】 前記測定用電波信号が2地点間の距離に
    応じた波長を有する電波である請求項1記載の位置特定
    方法。
  3. 【請求項3】 前記測定用電波信号を波長を2地点間の
    距離と等しくし、のこぎり波状に周波数を漸次変化した
    変調波である請求項1または2に記載の位置特定方法。
  4. 【請求項4】 前記周波数偏移の値の差から位置を測定
    する方法が、第1の周波数の検波値fs1が第2の周波数
    の検波値fs2より大きい間は、周波数の差の1/2と最
    大の周波数偏移値に対する比をA地点から測定地点まで
    の距離dのA、B地点間距離Xmに対する比とし、第2
    の周波数の検波値fs2が第1の周波数の検波値fs1より
    大きい場合は周波数の差の1/2と最大の周波数偏移値
    に対する比を(Xm/2)−dの距離のXmに対する比
    として算出する請求項3記載の位置特定方法。
  5. 【請求項5】 各路線の始点、交差点、屈折点、分岐点
    毎をノードとし、隣接するノードには同一の被変調波を
    割り当てないFM送信手段および受信手段を設け、路線
    毎の測定電波信号と道路図との対照により現在地点を特
    定する請求項1乃至4のいずれか一項に記載の位置特定
    方法。
  6. 【請求項6】 ノード間路線毎の測定電波信号に路線の
    識別符号を付加する請求項4記載の位置特定方法。
  7. 【請求項7】 漏洩ケーブルを使用して2地点間上の位
    置を特定する位置特定システムにおいて、 前記2地点のA地点からB地点へ、B地点からA地点へ
    向けて敷設した第1と第2の漏洩ケーブルを使用して固
    有の第1と第2の被変調波で、対称的に同一の傾斜度の
    のこぎり波状に漸次変化する周波数変移を示す測定用電
    波信号を変調波として繰り返し出力する第1と第2の周
    波数変調送信手段と、 第1と第2の漏洩ケーブルから放射された測定地点にお
    ける測定用電波信号を受信する手段と、 A、B地点間を移動する移動体が第1と第2の両周波数
    を受信して両周波数が示す測定用電波信号の周波数偏移
    の値を測定し、その差から移動体の位置を特定する手段
    を有することを特徴とする位置特定システム。
  8. 【請求項8】 前記測定用電波信号が2地点間の距離に
    応じた波長を有する電波である請求項7記載の位置特定
    システム。
  9. 【請求項9】 前記測定用電波信号が2地点間の距離と
    等しい波長を有し、のこぎり波状に周波数を漸次変化す
    る変調波である請求項7または8に記載の位置特定シス
    テム。
  10. 【請求項10】 前記周波数偏移の値の差から位置を測
    定する手段が、第1の周波数がf1第2の周波数f2よ
    り大きい間は、周波数の差の1/2と最大の周波数偏移
    値に対する比をA地点から測定地点までの距離dのA、
    B地点間距離Xmに対する比とし、第2の周波数f2が
    第1の周波数f1より大きい場合は周波数の差の1/2
    と最大の周波数偏移値に対する比を(Xm/2)−dの
    距離のXmに対する比として算出する請求項9記載の位
    置特定システム。
  11. 【請求項11】 第1と第2の漏洩ケーブルで放射した
    測定用電波信号をそれぞれ第1と第2の周波数変調送信
    手段に同期フィードバックする手段を有する請求項7乃
    至10のいずれか一項に記載の位置特定システム。
  12. 【請求項12】 前記同期フィードバックする手段が、
    それぞれ第1と第2の漏洩ケーブルの非送信端から伝送
    用ケーブルにより、周波数変調送信機と併設されている
    周波数変調受信手段を介して周波数変調送信手段へ変調
    波をフィードバックする戻し回路である請求項7乃至1
    1のいずれか一項に記載の位置特定システム。
  13. 【請求項13】 漏洩ケーブルを使用する2地点間上の
    位置特定システムにおいて、 A地点に設置され、固有の被変調波を有し、前記2地点
    間の距離を波長とし、のこぎり波状に漸次変化する周波
    数偏移を示す変調波を測定用電波信号として出力する第
    1の周波数変調送信手段および、第1の周波数変調受信
    手段と、 B地点に設置され、固有の被変調波を有し、前記第1の
    周波数変調送信手段と同一の測定用電波信号を出力する
    第2の周波数変調送信手段および、第2の周波数変調受
    信手段と、 前記2地点AとB間に設置され、それぞれ一方の端が第
    1と第2の周波数変調受信手段に接続された第1と第2
    の伝送用ケーブルと、 前記2地点AとB間に設置され、一方の端がそれぞれ第
    1と第2の周波数変調送信手段の出力端に接続され他方
    の端が第1と第2の伝送用ケーブルの他方の端に接続さ
    れ測定用電波信号を繰り返し放射する第1と第2の漏洩
    ケーブルと、 第1と第2周波数変調送信手段を同期させる手段と、 前記2地点間における第1と第2の漏洩ケーブルの放射
    する測定用電波信号の周波数の値を受信する手段と、 受信した両測定用電波信号の周波数偏移の値の差から、
    第1の周波数の検波値fs1が第2の周波数の検波値fs2
    より大きい間は、周波数の差の1/2と最大の周波数偏
    移値fsmに対する比をA地点から測定地点までの距離d
    のA、B地点間距離Xmに対する比とし、第2の周波数
    の検波値fs2が第1の周波数の検波値f s1より大きい場
    合は周波数の差の1/2と最大の周波数偏移値に対する
    比を(Xm/2)−dの距離のXmに対する比としてA
    地点からの位置のA、B地点間距離に対する比を確認し
    て現在位置を特定する手段とを有することを特徴とする
    位置特定システム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007304048A (ja) * 2006-05-15 2007-11-22 Yamatake Corp 漏洩同軸ケーブルを用いた位置検出システム
CN100374818C (zh) * 2006-01-25 2008-03-12 西安四方机电有限责任公司 金属管线埋设长度的测量方法及其装置

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