JP2003344426A5 - - Google Patents

Claims (5)

1. 内部に画成されたポンプ空間の容積を増減させることにより液体を吸入・吐出するポンプと、
   前記ポンプ空間と連通する内腔を有するノズルと、
   前記ノズルを移動させる移動機構とを有する分注装置であって、
   前記ノズルを降下させ、該ノズルの先端部を吐出先容器の底面との距離を先端開口部の直径の１／２（半径）以下となるよう吐出先容器に挿入するノズル挿入工程と、
   前記ノズルを第１の速度で所定距離上昇させるとともに、前記ポンプを作動させ、液体試料の吐出を行うノズル上昇工程と、
   該ノズル上昇工程によって前記ノズルが所定距離上昇した後に、前記第１の速度より高速の第２の速度で前記ノズルの先端部を前記吐出先容器から抜去するノズル抜去工程とを実行することを特徴とする分注装置。
2. 前記ノズル上昇工程において、前記ノズルが前記所定距離上昇する以前に、前記ポンプが液体試料の吐出を完了するよう構成されている請求項１に記載の分注装置。
3. 前記所定距離は、前記ノズルの先端開口の直径の１〜３倍の値に設定されている請求項１または２に記載の分注装置。
4. 前記第１の速度をｖ_１[ｍｍ／ｓ]、前記ノズルからの液体試料の吐出速度をｖ[μｌ／ｓ]、前記ノズルからの液体試料の吐出量をＶ[μｌ]、前記ノズルの先端開口の直径を直径ｄ[ｍｍ]、定数ｎを１以上３以下の数とした場合に、前記第１の速度ｖ_１[ｍｍ／ｓ]が下記式（Ｉ）の範囲に設定される請求項１ないし３のいずれかに記載の分注装置。
   ｖ_１＜ｎｄｖ／Ｖ ・・・（Ｉ）
5. 前記ノズル先端の開口の直径は、０．１〜１ｍｍである請求項１ないし４のいずれかに記載の分注装置。