JP2003341095A - 固体インクの装填及び供給装置 - Google Patents

固体インクの装填及び供給装置

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JP2003341095A JP2003153558A JP2003153558A JP2003341095A JP 2003341095 A JP2003341095 A JP 2003341095A JP 2003153558 A JP2003153558 A JP 2003153558A JP 2003153558 A JP2003153558 A JP 2003153558A JP 2003341095 A JP2003341095 A JP 2003341095A
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    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/17Ink jet characterised by ink handling
    • B41J2/175Ink supply systems ; Circuit parts therefor
    • B41J2/17593Supplying ink in a solid state

Abstract

(57)【要約】 【課題】 固体インクステックを押し出す押しブロック
を提供する。 【解決手段】 位相変化型プリンタにおいて固体インク
スティックを供給するためのシステムに使う、インクス
ティック押しブロックである。各固体インクスティック
は、インクスティック前面の輪郭を有するインクスティ
ック前面と、非平面のインクスティック背面の輪郭を有
するインクスティック背面と、を備える。インクスティ
ック押しブロック50は、非平面のインクスティック押
しブロック面52の輪郭を有するインクスティック押し
ブロック面52、を備え、前記非平面インクスティック
押しブロック面52の輪郭の少なくとも一部が、非平面
インクスティック背面輪郭の少なくとも一部を補完す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、位相変化型インク
ジェットプリンタに関し、より詳しくは、このようなプ
リンタにおける装填機構に関し、更に詳しくは、装填機
構内部で使われる押しブロック(プッシュブロック:p
ush block)に関する。
【0002】
【従来の技術】独立した融解プレートを有する、4色イ
ンクローダ(装填装置:loader)の基本的な構造
は、米国特許第5,734,402号、米国特許第5,
861,903号、米国特許第6,056,394号な
どの、すでに発行された特許に記載されている。
【0003】
【特許文献1】米国特許第5734402号明細書
【特許文献2】米国特許第6056394号明細書
【特許文献3】米国特許第5861903号明細書
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のインクスティッ
ク押しブロックは、位相変化型プリンタにおいて固体イ
ンクスティックを供給するためのシステムに使う、イン
クスティック押しブロックであり、各固体インクスティ
ックが、インクスティック前面の輪郭を有するインクス
ティック前面と、非平面のインクスティック背面の輪郭
を有するインクスティック背面と、を備える、インクス
ティック押しブロックであって、非平面のインクスティ
ック押しブロック面の輪郭を有するインクスティック押
しブロック面、を備え、非平面インクスティック押しブ
ロック面の輪郭の少なくとも一部が、非平面インクステ
ィック背面の輪郭の少なくとも一部を補完するものであ
る。
【0005】本発明のインクスティック押しブロックに
おいて、インクスティック押しブロック面輪郭の少なく
とも一部は、インクスティック前面輪郭と実質的に同一
である。
【0006】本発明の固体インクローダは、位相変化型
インクプリンタにおいて使う固体インクローダであっ
て、第1の非平面のインクスティック背面の輪郭を有す
る第1の背面を備える第1の種類の固体インクスティッ
クを受けるための、第1の供給チャネルと、第1の供給
チャネル内の第1のインクスティック押しブロックと、
を備え、第1供給チャネルは、入口端部と出口端部とを
有し、第1インクスティック押しブロックは、第1の押
しブロック前面を有し、インクスティック押しブロック
の第1の押しブロック前面は第1の非平面の押しブロッ
ク前面の輪郭を有し、第1押しブロック前面は、第1の
非平面インクスティック背面輪郭を少なくとも部分的に
補完するものである。
【0007】本発明の固体インクローダは、第1インク
スティック押しブロック前面の輪郭の少なくとも一部
が、インクスティックのインクスティック前面の輪郭の
少なくとも一部と実質的に同一である。
【0008】本発明の方法は、位相変化型プリンタにお
いて固体インクスティックを供給する方法であって、各
固体インクスティックが、インクスティック前面の輪郭
を有するインクスティック前面と、非平面のインクステ
ィック背面の輪郭を有するインクスティック背面と、を
有し、インクスティックをインクローダのチャネルに挿
入するステップと、押しブロックの前面を、非平面のイ
ンクスティック背面の輪郭に一致させるステップと、イ
ンクスティックを、チャネルの融解端部に向けて、チャ
ネルに沿って押圧するステップと、を含む。
【0009】
【発明の実施の形態】図1に、固体インク又は位相変化
型プリンタ10を示し、このプリンタ10はインクアク
セスカバー20を有する。図1において、インクアクセ
スカバー20は閉じた状態で示される。正面パネル表示
スクリーン31は、プリンタの状態に関するメッセージ
を表示できる。これらのメッセージは例えば、「インク
不足」や「インクが空」などを含んでいてもよい。
【0010】図2から図6に、ここで説明するインクロ
ーダの実施の形態で使用するインクスティックの実施の
形態を示す。実施形態の説明において、繰り返し説明さ
れるように、ここで開示するインクスティックの厳密な
構成は、ここで開示されるインクローダ又はその特定の
部品にとって重要ではない。しかしながら、インクステ
ィックの一般的な特徴を説明することは、ここに開示す
るインクローダの実施形態を理解するために有用であ
る。
【0011】固体インクスティック2は、図1に示すプ
リンタ10などの位相変化型インクジェットプリンタに
おいて使われる。実施形態においては、インクスティッ
クは一般的に上端部と下端部とを有し、この上端部は、
実質的に水平な上端面であってもよく、下端部は、実質
的に水平な下端面であってもよい。側面が、インクステ
ィックの上端と下端とをつなぐ。側面は、上端から下端
まで実質的に直線であってもよく、又は、図6に示すよ
うに、ステップを有する又は分節されていてもよい。実
施形態においては、特定のプリンタの異なるインク供給
チャネル用のインクスティックが、同一に作られてもよ
い。他の実施形態においては、例えば、図2から図5に
示す実施形態のように、各色のインクスティックが、イ
ンクスティックの上から見た時に、他の色のインクステ
ィックの外辺形状とは異なる、特定の外辺形状を有して
いてもよい。インクスティックの外辺形状は、インクス
ティックの上端の形状又は下端の形状(又はその両方)
であってもよく、又はインクスティックの側面から突出
する凸部の形状であってもよい。図2から図5におい
て、各インクスティックは、前面3と、背面4と、第1
の側面5と、第2の側面6と、を有する。図2から図5
に示す実施形態では、前面3及び背面4が、平面でない
輪郭を有する。更に、前面3及び背面4は、実質的にお
互いを補完するように設計され、これによりスティック
は、供給チャネル内で重ねられる。
【0012】インクスティックの上から見た外辺形状
は、インクスティックの上端面の下の側面から伸びる構
成を含んでいてもよい。特に記載がなければ、用語「外
辺」が使われる場合は、この用語は、インクスティック
の上端面の外辺とは対照的に、下に向けてインクスティ
ックを見た図を意味する。
【0013】インクスティックは、異なるインクスティ
ックを区別するために異なる形状を有していてもよい。
特に、インクスティックは、差別化を可能にするため
に、異なる外側外辺形状を有していてもよい。インクス
ティックの外辺の異なる部分が、異なる差別化要素と関
連づけられていてもよい。
【0014】実施形態においては、前面3の少なくとも
一部の輪郭及び背面4の少なくとも一部の輪郭を使い、
インクスティックを使うべき特定のプリンタモデルを区
別できる。このような実施形態においては、特定のプリ
ンタモデルにおける各インクスティックは、インクステ
ィックの色に関わらず、同一の前面の輪郭と同一の背面
の輪郭を有する。しかしながら、インクスティックの前
面の輪郭及び背面の輪郭は、他のプリンタモデルのイン
クスティックの前面の輪郭及び背面の輪郭とは異なる。
キープレート18(図8及び図9に示す)又は押しブロ
ック50(図26から図29に示す)の補完型挿入開口
部又は受け部24と共に使われた場合、前面3及び背面
4の輪郭が、ユーザによる特定のプリンタへの間違った
インクスティックの追加を防止することを助ける。
【0015】実施形態においては、各色のインクスティ
ック2Aから2Dが、その側面(5,6)により、他の
色のインクスティックから区別できる、独自の形状を有
する。第1側面5の輪郭及び第2側面6の輪郭が、各色
に対して異なっていてもよい。キープレート18内の補
完型挿入開口部又は受け部24と共に使われる場合、側
面の輪郭が、ユーザによる特定のチャネルへの間違った
インクスティックの追加を防止することを助ける。実施
形態においては、前面3及び背面4を使い、異なる色の
インクスティックを区別してもよい。同様に、側面5及
び6を使い、モデルの区別を行ってもよい。他の実施形
態では、インクスティックの表面のいずれの組合わせを
使い、様々な区別機能を可能にしてもよい。
【0016】図2から図6は、例示であり、本発明は、
図示したインクスティックの前面、背面、及び側面の特
定の輪郭及びキープレートの特定の輪郭により制限され
るものと理解すべきではない。更に、インクスティック
は、どのような色であってもよいが、典型的には、次の
4色の1つか、すなわち、シアン、黄色、マゼンダ、及
び黒の1つである。各色のインクスティックは、他の色
とほぼ同じ体積を有する。
【0017】図6に、図2から図5のインクスティック
の正面図を示す。実施形態においては、インクスティッ
ク2Aから2Dの各々が、インクスティック本体の末端
の一部として形成される下部ガイド素子部7を備える。
図示する実施形態では、ガイド素子部7は、インクステ
ィック本体の一辺近くから、下に向かって伸びる。この
ガイド素子部7は、インクスティック装填ビン又はロー
ダ16の供給チャネル25のチャネルガイドレール26
とかみ合わされ、滑動可能に係合する(図19を参
照)。インクスティックガイド素子部7は、インクステ
ィックの支持構成の1つであり、インクスティックと供
給チャネルとの間の、第1の面状、線状、又は点状の接
触を与える。各インクスティックはまた、インクスティ
ック本体の、第1ガイド素子とは反対側に形成された第
2のガイド素子部8を有する。第2ガイド素子部8は、
インクスティックの上端部の側面の一部として、インク
スティックの上部近くに形成することができる。第2ガ
イド部8は、インクスティックと供給チャネルとの間
の、第2の面状、線状、又は点状の接触を与える。
【0018】図7に、インクアクセスカバー20が上げ
られた状態のプリンタ10を示す。プリンタ10は、イ
ンク装填連結素子30と、インクスティック供給アセン
ブリ又はインクローダ16と、を有する。実施形態にお
いては、キープレート18(18A〜18D)が、プリ
ンタ内に、複数の供給チャネル25(25A〜25D)
に分割されたシュート(chute)9上に配置され
る。図19にシュート9を示す。4つのインク色の各々
が、インクローダ内に、装填、供給、及び融解用の専用
チャネルを有する。チャネル25は、固体インクスティ
ックを、チャネルの、キープレート挿入開口部とは反対
側の端部に位置する、融解プレート29に向けて導く
(図18を参照)。これらの融解プレートは、インクを
融解させ、プリンタ10のプリントヘッド内の個々のイ
ンク色貯蔵器(図示せず)に供給する。また、キープレ
ート18及び融解プレート29とシュート9とを組み合
わせることにより、単一又は複数の各色のインクスティ
ックを収容できるハウジングを形成し、このインクステ
ィックは段になっており(staged)、プリンタ需
要に基づき、融解のために使用可能である。
【0019】プリンタの実施形態は、異なる供給チャネ
ル25のための単一のキープレート又は複数のキープレ
ート18を含む。図示する実施形態では、各供給チャネ
ルが個々のキープレートを有する。図8及び図9に、ど
のインクスティック2がどの供給チャネル25に入るの
かを制御するキープレートの詳細を示す。キープレート
18Aから18Dは、受け部又は挿入開口部24(24
A〜24D)を有し、これを通じてインクスティックが
チャネル25に挿入される。図8及び図9に示す各キー
プレート18は、単一の挿入開口部を、キープレートの
後部近くに配置して備えるが、複数の挿入開口部を有し
ていてもよい。
【0020】キープレート18の挿入開口部24は、イ
ンクスティックの上端面から見たインクスティック2の
外辺形状と実質的に一致する形状を有する。各キープレ
ート18は特定のチャネル25に対応し、特定のインク
スティック外辺形状に対応する形状の又はキーイングさ
れた(keyed)挿入開口部又は受け部24を有す
る。実施形態においては、各色のインクスティック2A
から2Dを、異なる形状の前面、背面、第1側面、及び
/又は第2側面特徴を有して形成し、各キープレート1
8を対応するキーイングされた開口部又は受け部24を
有して形成することにより、この区別が可能にされる。
キーイング(keying)は、インクスティック色の
偶然の混合を不可能にする。インクスティック2Aから
2D及び開口部24Aから24Dのキーイングにより、
プリントヘッド(図示せず)の個々の色貯蔵器(これも
図示せず)におけるインクの色の混合を防止することを
助ける。インクスティックのキーイング要素のいくつか
を、キープレート挿入開口部の特定の部分から除去して
もよい。これにより、当該部分のキーイング機能を、押
しブロック50又はシュート9の各チャネル25の壁の
1つなどのインクローダ16の他の部分のいずれかに組
み入れることもできる。
【0021】個々のキープレートに加え又はその代わり
に、別個の挿入開口部周囲素子21を形成し、キープレ
ート又は複数のキープレートを通じて、拡大されたキー
プレート受け部19に挿入することもできる。実施形態
においては、拡大キープレート受け部19は、共通の外
辺形状を有していてもよい。このような実施形態におい
ては、各挿入開口部周囲素子21は、拡大キープレート
受け部19の形状と実質的に一致する外側外形を有す
る。挿入開口部周囲素子は、供給チャネルに正しいイン
クスティックを受け入れるために適切な形状にされた開
口部24によって形成できる。図10から図15は、挿
入開口部周囲素子21を使う、複数のキープレートを示
す。図13から図15は、シュートと共に使う単一のキ
ープレート27を示し、このキープレート27には、複
数の挿入開口部周囲素子21が配置されている。
【0022】周囲素子は、当該分野において広く知られ
るいくつかの方法のいずれを使ってキープレート受け部
に接続されてもよい。これらの方法は、例えば、単純な
スナップによる嵌合又圧力嵌合及び振動溶接などを含
む。
【0023】別個のキープレート18又はインクスティ
ック挿入開口部周囲素子21は、インクローダの製造及
び組立てにおいて、柔軟性を提供する。個々のキープレ
ート又は挿入開口部周囲素子が使われた場合、どのチャ
ネルにどのインクスティックの色を入れるのか色の一致
を示すとユーザにとって容易である。個々のキープレー
ト又は挿入開口部周囲素子を設けることにより、設計及
び製造の柔軟性が向上し、より多くの組立てオプション
が可能となる。例えば、新しいプリントヘッドを使用す
る場合、チャネルの色の順序の変更を伴う場合がある。
このデザインを使う新しいプリンタにおいて、同様に製
造されたキープレートを使うことができる。しかしなが
ら、これらのキープレートは異なる順序で挿入される。
これに加え、個々のキープレート18又は個々の挿入開
口部周囲素子21を交換することにより、プリンタを改
装し、異なる形状のインクスティックに対応させること
ができる。
【0024】実施形態においては、キープレート18又
はその一部、又は挿入開口部周囲素子21を着色し又は
この代わりにマーキングし、ユーザが、各タイプのイン
クスティック用の適切な受け部を正確に識別する能力を
向上させることもできる。図8及び図9に、独立したキ
ープレート18Aから18Dを示し、これらは、インク
ローダの各色チャネルのためのインク色割り当てと一致
する又はこれを補完するように、それぞれ着色される。
キープレート18の色コード化には多くの方法が利用で
きる。例えば、キープレート全体を、挿入されるインク
を補完する色を有して成形又は濃淡を付けることがで
き、又は、キープレートの一部に濃淡を付けることもで
きる。このような濃淡付けは、キープレート又はその一
部を、射出成形されたプラスチックにより形成し、適切
な色をプラスチックに注入することにより実行できる。
インクスティックの色が暗く十分に高密度の量では区別
することが難しい場合がある。実施形態においては、各
キープレート18Aから18D又は挿入開口部周囲素子
21に、対応するインクスティックの色を十分に低い濃
度で注入し、キープレート間又は周囲素子間で明確に色
を区別可能にしてもよい。この方法で形成されたキープ
レートは、不透明であってもよく、半透明であってもよ
く、又は実質的に透明であってもよい。代替案として、
キープレートを、他のプラスチック、金属、木材、など
の材料により形成し、キープレートの全て又は一部を塗
装又は着色料の粉によってコーティングすることもで
き、又は適切な色を有するラベルをキープレートに付与
してもよい。
【0025】実施形態においては、周囲素子21はま
た、色の濃淡などの、どのインクスティックの色が特定
の供給チャネルに受け入れられるかを識別するための、
色表示マーキングを含んでいてもよい。図10及び図1
3は、色コードを含まない実施形態を示す。図10は、
複数のキープレート18も複数の挿入開口部周囲素子2
1も色コード特徴を有さない実施形態を示す。図13
は、色の濃淡を有さない、1つの部品であるキープレー
ト27及び個々の挿入開口部周囲素子21を示す。色コ
ードを含む実施形態を、図11、図12、図14及び図
15に示す。図11は、色識別マーキングを有し、複数
の着色されたキープレート18と共に使われる、挿入開
口部周囲素子21を示す。図12は、色識別マーキング
が付され、色表示マーキングを有さない複数のキープレ
ートと共に使われる、挿入開口部周囲素子21を示す。
図14は、色識別マーキングが付され、着色されたキー
プレート27と共に使われる、挿入開口部周囲素子21
を示す。図15は、色識別マーキングが付され、色表示
マーキングを有さないキープレートと共に使われる、挿
入開口部周囲素子21を示す。同様に、他の色表示マー
キングを使うこともできる。実施形態においては、各キ
ープレートはまた、着色に加え又はこの代わりに、触知
できる特徴37(図8及び図9を参照)を含んでいても
よい。このような特徴は、どの色が特定のキープレート
に関連づけられているのかを識別するための文字又は数
字を有していてもよい。この文字又は数字は例えば、キ
ープレート表面上に、印刷されてもよく、成形されても
よく、形成されてもよく、打ち出されてもよく、又は彫
り込まれてもよい。ブライユ点字又は他の触知できる文
字を使うこともできる。他の実施形態においては、触知
できる特徴の繰り返しを特定の色と関連付けることもで
きる。例えば、キープレートの表面に沿って水平方向に
伸びる、突き出た隆起部(リッジ:ridge)を有す
るキープレートがマゼンダに対応し、垂直方向に伸びる
一連の凹んだ凹部がシアンに対応する、などである。
【0026】キープレートに色コードを付することに加
え又はこの代わりに、くびき(ヨーク:yoke)17
(図7)が、色コード(色記号)化されたラベルを、適
切なチャネル25の上に配置して備え、どの色をどのチ
ャネルに挿入すべきかを示すこともできる。
【0027】図8に、色コード構成の実施形態を例示す
る。最も左のキープレート18Aに描かれた垂直線はマ
ゼンタを表し、左から見て次のキープレート18Bに描
かれた水平線はシアンを表し、左から見て次のキープレ
ート18Cに描かれた大きな格子パターンは黄色を表
し、最も右のキープレート18Dに描かれた小さな格子
パターンは黒を表す。色の順序は、特定のプリンタに適
切な、どのような順番であってもよい。
【0028】実質的にお互いと同一の複数のインクステ
ィックと共に使われる実施形態では、キープレートの開
口部24間に少しの違いしかない又は違いが全くない。
これらの場合、間違った色のインクスティックを特定の
チャネルに誤って挿入することを防止するために、キー
プレート又はくびきの色コードが特に有効となる。
【0029】図8から図17に示す実施形態などの他の
実施形態においては、各キープレート18又は挿入開口
部周囲素子21が、特定の色のインクスティックの外辺
形状に対応する(キーイングされた)形状を有する挿入
開口部24を有する。インクスティック2は、各供給チ
ャネルの挿入端部において適切な形状を有する開口部2
4に挿入される。適切にキーイングされた挿入開口部
は、顧客が使いやすい、新規であり向上された、ファミ
リー外見(family appearance)を有するインク形状を可
能にできる。実施形態においては、開口部は、色スロッ
トキーイングを容易にする、認識可能な形状を有してい
てもよい。実施形態においては、どのインクスティック
をチャネルに入れることができるかを制御する開口部の
特徴が、開口部の左側境界及び右側境界に配置されても
よい。これらの実施形態は、2Aから2Dなどの、色区
別特徴がその左側面及び右側面にあるインクスティック
のために使われる。開口部の前側及び背側は、特定のプ
リンタモデル又は一連のモデルに対して、同一であって
もよい。これらの形状は、考慮するモデルの各キープレ
ートに対して同一に作られてもよいが、異なるプリンタ
シリーズ又はモデルに対しては変更され、これにより、
各プリンタモデルに使われるインクの、ファミリー外見
を向上できる。この代わりに、色区別特徴を、左側面及
び右側面に加えて又はこの代わりに前面及び背面にも有
するようにインクスティックを設計してもよい。左側面
及び右側面はまた、モデルキーイング特徴を含んでいて
もよい。これらの実施形態では、これらのインクスティ
ックに対応するキープレートが、開口部の前側及び背側
にキーイング特徴を有する。挿入開口部を完全に囲むこ
とにより、ほぼ正方形又は長方形のインクスティックの
4辺をキーイングに使うことを可能にすることを助ける
だけでなく、いくつの側面を有するインクスティックで
あっても(又は、例えば円筒形のインクスティックなど
のように、側面が無くても)、そのキーイングを可能に
できる。
【0030】実施形態においては、各キープレート18
Aから18Dはまた、1以上のインクレベル観察領域3
5を、プレートの挿入開口部24と、キープレートの下
の供給チャネルの融解端部との間に配置して備える。こ
れらの観察領域35により、ユーザがチャネル内のイン
クスティック、特にチャネル内の最後のインクスティッ
クの位置を見ることを可能にすることで、いくつのイン
クスティック2がチャネル25内に残っているのかを示
す視覚的な合図をユーザに与える。観察領域35には、
各チャネルの充填パーセントを表すマーキング又は、チ
ャネルから平均の量の色を含む印刷がおおよそ何枚でき
るかを表すマーキングにより、標識付けしてもよい。例
えば、これらのマーキングは、数字を含んでいてもよ
い。実施形態においては、観察領域は、プラスチックな
どの実質的に透明な材料からなる窓であってもよい。他
の実施形態においては、観察領域は、オープンな空間で
あってもよく、キープレートを貫通するアクセス開口部
として機能する。アクセス開口部は、ユーザが、特定の
チャネルにおいて、インクスティック又は複数のインク
スティックを物理的に調節することを可能にする。ユー
ザがアクセスすることを望む理由の1つに、詰まりの解
決がある。図7に示すようにインクアクセスカバー20
が開かれると、各キープレート18の観察及びアクセス
アパーチャ35により、全てのインクスティックの色に
対して、残っているインク供給量を評価することが容易
となる。
【0031】実施形態においては、図16及び図17に
示すように、アクセス開口部はまた、同一のチャネル上
のさらなる挿入開口部36の形式を取る場合もある。こ
れらの追加された挿入開口部36は、観察領域を形成す
ることに加え、ユーザがインクをより早く装填できるこ
とを可能にし、供給チャネル内でインクスティックを調
節するための、よりよいアクセスを可能にする。
【0032】実施形態においては、各供給チャネルは、
インクスティック上のインクスティックガイド部と相互
作用するチャネルガイド部を有し、これにより、インク
スティックが供給チャネルに沿って移動する際にこのイ
ンクスティックを支持し、導く。例えば、各キープレー
トは、キープレートの下側表面からインクスティックが
通過するチャネル内へと下に向かって伸びる、レール2
8などのガイド部を有していてもよい。ガイドレール2
8は、シュートの前面とキープレートとの間の境界を過
ぎて外に伸び、インクスティックを、シュートチャネル
端部の後ろに少しの距離の位置に取り付けられる融解プ
レート29に向けて導くことを助ける。キープレートの
ガイド部28は、チャネル内のインクスティックの上辺
部の支持部として機能してもよい。例えば、ガイド部2
8は、図6に示すインクスティックの右側へ伸びる第2
又は上部ガイド部8を支持する。インクスティックの第
2ガイド部8は一般的に、インクスティック2がチャネ
ル25を下に向けて移動する間のほとんどの間、ガイド
レール28と接触し続ける。
【0033】チャネル25Aから25Dは、キープレー
ト18Aから18Dが適切な位置に挿入された時に、1
つの辺に沿って部分的に露出される。この辺に沿って
は、くびきアーム32(図35を参照)が、くびき17
からチャネル25へと伸びる。外部物質のチャネルへの
浸入の可能性を低減し、上端面の外観を向上させるため
に、キープレート18は、上方向及び側面に向けて傾く
伸張フランジ34を有し、このフランジ34が、チャネ
ル直下方向への視界を実質的に遮る。フランジ34はま
た、物がチャネル内へと落下し、インク供給又はくびき
の動きの邪魔をすることを防止することを助ける。
【0034】ここで図7を再度参照し、インク装填連結
部30は、インクアクセスカバー20及びくびき17
に、軸(ピボット)により取り付けられる。アクセスカ
バー20が上げられると、ピボットアーム22(図7を
参照)がくびきのピボットピン23を引き(図18を参
照)、くびきを滑らせてインク挿入開口部の先のクリア
位置に戻す。これにより、インクが、インク挿入開口部
を通じてインクローダへと挿入されることを可能にする
(図18を参照)。くびき17は、インクアクセスカバ
ーが閉じられる際に、キープレート18の上で、シュー
トの背面から前面へと(融解プレートに向けて)滑るこ
とができるように、シュート9と接続される。インクス
タック押しブロック(後述)が、くびきに連結され、く
びきの移動が、個々のインクスティック2を供給チャネ
ル25内において、前方向に融解プレート29に向けて
移動させることを助ける。くびき17上のフック構造
が、くびき17が通常の移動範囲を超えて移動した場合
に、くびき17がチャネル側フランジ上の適切な位置に
はめられることを可能にする。これにより、この強制位
置においても、くびき17は、部分的な重複を有して、
チャネルフランジに留められた状態を保つ。
【0035】実施形態においては、インクスティック及
び供給チャネルは、装填密度を高めるために比較的広く
作られ、チャネルフロア(底)及び側面には、成形性及
びねじり強さを保つためにひかえ板が付けられている
(gusseted)。この結果、より広く(供給チャ
ネルの供給方向を横切る方向)、よって長さを短くでき
る(供給チャネルの供給方向に沿った方向)インクステ
ィックのための余裕ができる。
【0036】図19は、インクスティックローダ16の
端面図である。各チャネル25Aから25Dには、イン
クスティックがチャネル25に沿って移動する際にイン
クスティックを支持するための、インクスティック支持
及びガイド構造が組込まれる。インクスティック2が、
インクスティックローダの供給チャネル25Aの1つの
中にあり他の供給チャネルが空である状態が図示され
る。実施形態においては、各インクスティックは、実質
的に2つの接触線に沿って支持される。第1は下部イン
クガイド26である。実施形態においては、下部インク
ガイドは、インクスティックの下部ガイド構造を支持す
ることを可能にする、比較的狭く細長の凹部又は谷部と
して構成されてもよい。他の実施形態においては、下部
インクガイドは、突出したレールの形であってもよい。
これらの実施形態では、押しブロックは、底部に、凸部
の代わりに凹部を有していてもよい。
【0037】この下部インクガイド26は好適には、チ
ャネル25の片側に向かってずれて配置されている。実
施形態においては、インクスティックの下部ガイド素子
部7は、少なくとも部分的に下部インクガイド26と係
合する。いくつかの実施形態においては、下部インクガ
イド26が下部ガイド素子部7を支持する。図19にお
いては、下部インクガイド26は、凹んだ曲線形状の底
部を有する谷部として図示されるが、このガイド経路の
特定の形状は、インクスティックの適切なガイド構造と
一致するよう構成された多くの形状であってもよい。こ
れらの形状は、ここに挙げるものに制限されないが、高
くなった小さな逆「V」字形や、U字形や逆U字形、又
は単一又は複数の頂点及び谷を有する他の輪郭を含む。
【0038】実施形態においては、第2の接触線は、イ
ンクスティック2の上部反対側とキープレートの上部ガ
イドレール28との間である。実施形態においては(図
19を参照)、インクスティック2の上部が、凸部又は
キープレートガイドレール28と接触する他のインクス
ティックガイド周縁部8を有する。ガイドレール28
は、キープレート18から下に向かって伸びる。図示す
る実施形態においては、各上部ガイドレールは、別個の
キープレートの一辺又はその近くから、供給チャネル空
間へと伸びる。図9及び図20に示すように、キープレ
ートガイドレール28は、チャネル25の一般的な前面
部より更に伸びる。この設計により、インクスティック
2に、インクスティック2が融解プレートと接触しそこ
で融解されて小さくなる際に、より強固な安定性を提供
する。キープレートガイドレール28はまた、ローダ1
6の組み立ての際に、キープレートを正確に配置するこ
とを助ける。この構成では、ガイドレール28の伸張端
部が、シュートの上部クロス梁のノッチ33と係合し、
これにより、キープレート18の前端部が、チャネルに
対して適切に配置される。
【0039】チャネルガイド経路26が、支持している
インクスティックの重心の片側に位置する場合、下部ガ
イド素子部7が下部ガイド経路26とかみ合うインクス
ティック2は、反対側に傾く。実施形態においては、各
キープレート18Aから18Dの上部ガイドレール28
が、上端部近くの、下部支持部からインクスティックの
重心と反対側の側面において、支持を提供する。この構
成の結果、インクスティックを支持し、拘束し、融解プ
レートに向けてインクの方向を導くための最適化された
接触線が2つのみ存在する。よって、インクの向きに対
するよりよい制御が得られ、片側にずれた下部支持部
が、小さなチップ及びインク粒子との接触の可能性を低
減させる。
【0040】上部ガイドレール28は、個々のキープレ
ート18の一部として説明したが、このようなガイド構
造はまた、複数の供給チャネルに使われる単一のキープ
レー0との一部として形成することもできる。図13か
ら図15を参照されたい。更に、ガイドレールをキープ
レートから伸びるように構成する代わりに、ガイドレー
ルをチャネル25の上部壁から伸びるように構成するこ
ともできる。シュート上又はキープレート上の上部チャ
ネルガイド及び下部チャネルガイドはまた、フランジ、
壁の角度のある変分、はめ込みノッチ又は谷部、突出伸
張部又はレール、又はインク供給範囲の全長に使われる
同様の構造の形であってもよく、そのチャネルに挿入さ
れたインクのガイド及び/又は支持必要要件を補完する
又はこのような要件を満たす、適切な大きさ又は構成の
いずれであってもよい。
【0041】基本的な二重ガイド構造は、チャネルのフ
ロア設計において、より大きな柔軟性を可能にする。図
21を参照されたい。インクスティックの各行の下のチ
ャネルフロア領域45の多くは、インクスティックを支
持するために存在する必要はない。よって、インクロー
ダの実施形態では、フロアに開口部46又は凹部47が
形成されていてもよい。実施形態においては、フロアに
は、インクスティックと、供給スロットの下に集まる可
能性のある小さなチップ及び他のインク粒子などの破片
(debris)との間の接触が少ないこと又はそのよ
うな接触がないことを確実にするための凹部が形成され
ていてもよい。フロアに開口部が形成される実施形態で
は、様々な種類の収集受け部を使い、シュートから外に
落下する破片を集めてもよい。
【0042】図22から図25に、供給チャネル及びキ
ープレートのいくつかの代替実施形態を示す。図22
は、2つの持ち上げられたガイドレールを有するキープ
レートの実施形態を示す。図23は、キープレートガイ
ドレールに加え、チャネル壁が、持ち上げられたガイド
レールを有するインクローダの実施形態を示す。図24
は、チャネルが2つの持ち上げられたガイドレールを有
するキープレートの実施形態を示す。後者の実施形態に
おいては、キープレートは、ガイドレールを有する必要
がない。図25は、インクスティックの上部を支持する
ためのガイドレールに加えて、インクスティックの基部
に配置されたガイドレールを使う実施形態を示す。
【0043】インクローダは、各供給チャネル25用の
押しブロック50を備え、これにより、それぞれの供給
チャネル内で、チャネルの融解端部へとインクスティッ
クを移動させる。押しブロックの押圧力は、バネによっ
て与えられる。バネは、押しブロックとくびき17との
間に取り付けられ、くびきを融解端部に向けて移動させ
ることにより、押しブロック50を融解端部に向けて移
動させる。
【0044】図26は、ハブ取り付けされたバネ54を
有するインクスティック押しブロック50の1つの例示
実施形態を示す。図26に示すように、バネ54は、押
しブロックの側面から伸びる。
【0045】図27から図29に、ハブ53を取り除い
たインクスティック押しブロック50の例示実施形態を
示す。図27から図29に示す実施形態では、インクス
ティック押しブロック50の押しブロック面52が、対
応するチャネルに装填されるインクスティックの背面の
輪郭を補完するような輪郭を有する。インクスティック
2の前面及び背面は、平面ではない輪郭を有するので、
例えば図27に図示するインクスティック押しブロック
50の面52もまた、平面ではない輪郭を有する。しか
しながら、押しブロック面52は、インクスティックの
背面を補完するどのような形状を有していてもよい。例
えば、背面が平坦な場合、対応する押しブロック面も平
坦に形成される。背面が凹部パターンを有する場合、押
しブロックにこれらの凹部を補完する凸部パターンを形
成してもよい。
【0046】図26から図29に示すような実施形態に
おいては、押しブロック50の面52の境界部が、イン
クスティック2の前面と実質的に同じ輪郭を有し、同時
に、インクスティック2の背面を実質的に補完する。こ
れは、インクスティック2の前面及び背面がお互いを補
完するため、起こりうる。しかしながら、各インクステ
ィックの前面は、インクスティックの背面を補完するも
のである必要はない。このような実施形態においては、
インクスティック押しブロックの前面は、インクスティ
ックの前面と同一である必要はない。
【0047】インクスティック2がローダに挿入される
と、インクスティック押しブロック50が、融解プレー
ト29に供給される列の最後のインクスティックと、い
くらかぴったりと一致する。実施形態においては、イン
クスティック押しブロック50がインク挿入のためにそ
の最後部位置にある時に、インクスティック押しブロッ
ク50の面52が、キーイングされた開口部24の下の
空間へと突出する(その外辺を破る)限り、押しブロッ
ク面52は、間違ったインクスティックの挿入を防ぐ挿
入キーイングの一部として機能できる。このような実施
形態においては、インクスティック押しブロックの面5
2は、インクスティックの背面がインクスティック押し
ブロックの面の輪郭を補完する輪郭を有さない限り、イ
ンクスティックの完全な挿入を妨げることができる。こ
のようなインクスティック押しブロックによる挿入キー
イングは、開口部24の融解プレートから最も離れた外
辺断面にキー形状を形成することに加えるものであって
も又はこの代わりであってもよい。実施形態において
は、インクスティックの高さは、押しブロックの高さよ
りも高い。これにより、インクスティックの上部に存在
しない、インクスティックの下部におけるキーイング構
造を可能にする。
【0048】図27から図29の実施形態は例示目的で
示される。インクスティック押しブロック50の面52
は、インクスティック背面の様々な輪郭を補完するよう
設計されてもよい。
【0049】実施形態においては、インクスティック押
しブロック50は更に、押しブロック50と最後のイン
クスティックとの間の相対的な移動を低減するよう構成
され、また、供給チャネルに対する、押しブロックの横
方向及び垂直方向の移動を低減するよう構成される。実
施形態においては、2つのオフセットガイドタブ(5
6,57)が、インクスティック押しブロックの底部か
ら突出する。両方のタブとも、レールと各チャネル25
の壁との間のガイドスロット58よりも狭く、この中に
はめ込まれる。実施形態においては、タブは、押しブロ
ック50の一辺に沿って配置され、これにより、押しブ
ロック50の下部の一部がレール上にのることを可能に
する。ブロックがインクに対して負荷をかけられると、
対向する側辺に、タブの間の全ての隙間を取り除くトル
クモーメントが、移動線と垂直にブロックを配置するこ
とを補完するよう印加される。ガイド従動部59が、イ
ンクスティック2の突出したインクスティックガイド部
7と同様に、インクスティック押しブロックから下に伸
びる。ガイド従動部59は、少なくとも部分的に下部チ
ャネルインクガイド谷部26と係合するような輪郭を有
する。このガイド従動部の下部インクガイド谷部内での
閉じた境界及び移動により、ガイド谷部にインク粒子が
存在しない状態が保たれる。ガイド従動部はまた、接触
するインクスティックの適切な向きが保たれるよう、イ
ンクスティック押しブロックの面が、インクの面と平行
となることを確実にする。
【0050】下部チャネルインクガイド26が突出した
レールなどの突出要素である実施形態においては、押し
ブロックガイド従動部59は、押しブロック本体下部に
ある凹部であってもよい。このように凹部を形成した押
しブロックガイド従動部もまた、少なくとも部分的に下
部チャネルインクガイド部と係合するような輪郭を有し
ていてもよい。
【0051】図30に、ハブ53に巻き付けられたバネ
54の実施形態を例示する。各バネ54の第1端は各ハ
ブ53によって拘束され、これにより、バネを伸ばす又
は縮める動作が、ハブを回転させる。バネは、ここに挙
げるものに制限されないが、接着剤、タブ及びスロット
構成、及び杭などの様々な方法で拘束できる。各バネ5
4の第2端は、くびき17に固定される。実施形態にお
いては、バネは定力バネである。実施形態においては、
バネは、バネ取り付けクリップ55を有する。クリップ
55は、くびきアーム32の1つと係合する(図20及
び図35を参照)。
【0052】連結部及びくびきの構造が、定力バネ54
を通じて4つの独立したインクスティック押しブロック
50Aから50Dをインクスティック供給カバー20に
接続する。くびき17及びインクスティック押しブロッ
ク50が、インクスティックを中間にはさんで離される
と、バネ54が、供給チャネルの、押しブロックが配置
された側に沿って伸びる。バネ54は、インクスティッ
ク押しブロック50の面52をインクスティックの背面
の輪郭に向けて付勢することにより、押しブロックを通
じて、供給方向にインクスティックに力を印加する。個
々のキープレート18間の間隙により、伸張したくびき
アーム32の路が形成され、アーム32が定力予荷重バ
ネ(constant force preload
spring)54に接続される(図35を参照)。実
施形態においては、バネ54に対する直線の引きベクト
ルを保つことを助けるために、バネ取り付けアーム32
は、下に向けて大きな距離伸びる。実施形態において
は、アーム32はまた、オフセット形状を有しており、
伸張したフランジ34の下で、アームがキープレート1
8の側面を回避できる。各アーム32のチャネル内の部
分は、くびき17の上端部に対して実質的に垂直であ
る。アーム32は、チャネル壁から十分な距離をおいて
配置され、このため、バネ54がアームとチャネル壁と
の間を通過できる。
【0053】チャネルの側面に沿って伸びるバネの使用
は、キープレート18に断続しない外辺を有する開口部
24を形成することを可能にすることを助ける。いくつ
かの従来の供給アセンブリは、チャネルの上端に沿って
伸びる予荷重バネを使う。これらのアセンブリにおいて
は、キープレート又はキープレートのチャネル上に伸び
る部分は典型的に、チャネル全長にわたって伸びるスロ
ットを有していた。このようなスロットが、開口部の2
つよりも多い側面上のキーイング構造を、実質的に除外
してきた。しかしながら、チャネルの側面に沿って伸び
る予荷重バネは、キープレートの挿入開口部又はその先
へと伸びるスロットの必要性を無くし、これにより、中
断されない挿入開口部外辺を可能にすることを助ける。
【0054】インクスティック押しブロック50Aから
50Dを前方向に引くことに加えて、側面バネ54はま
た、上部カバー20及び装填連結素子30に対しても作
用する。プリンタインクアクセスカバー20を持ち上げ
ると、インクスティック押しブロック50(図26に最
良に図示する)が図18に示すクリア位置へと強制的に
戻され、これにより、インクスティック2を、キープレ
ート18又は押しブロックの前面のキーイングされた挿
入開口部24を通じて挿入することを可能にする。イン
クアクセスカバー20を閉じることにより、くびきが前
方向に滑動し、このため、バネが押しブロック50を前
方向に向けて引く。これにより、インクスティック2に
力が加えられ、融解が進むにつれて、融解プレート29
へとインクスティック2が供給される。カバー及び連結
部の設計は、下部位置においてバネの力に逆らい中央を
越えて移動することにより、カバーラッチとして機能す
る。この設計は、単にカバー20を開け閉めすることに
よる、インクスティック挿入開口部24Aから24Dへ
の自動的なアクセスを可能とし、必要なバネ力をインク
スティック2に加え、他の色の残量に関わらずいずれの
色のインクスティックを加えることも可能にすることに
より、インクスティック補充を単純にし、より迅速にす
る。
【0055】図31に、図30のハブの例示実施形態を
逆さまにした図を示し、この図において、バネは取り除
かれている。図32は、図31に示すハブの底面図を示
す。図33及び図34は、図32のハブを通る断面図を
示す。
【0056】プリンタインクアクセスカバー20が開か
れると、カバー20は、くびきと押しブロックとの間の
バネ力により、急激に引き揚げられる傾向がある。カバ
ー20のこの動きを制御するために、特定の部分に、意
図的に摩擦が与えられている。摩擦は、プリンタカバー
20になめらかな制御された感触を伝えるために使わ
れ、これにより、カバー20の開き動作を急激すぎない
状態に保つことを助ける。
【0057】ローダが満タンな場合、インク予荷重バネ
54は、くびき17に力を加え、この力により、インク
アクセスカバーが開かれるに従って、くびき17がその
最も後ろの位置にまでほぼその全長を滑る。この力は、
余剰な速度により扉を開けてしまう場合もあり、これに
より、ハブ及び押しブロックの損傷を含む、プリンタへ
の損傷が引き起こされる場合もある。これの原因の一部
は、各ハブ53が、押しブロック50内で自由に回転で
きることである。実施形態においては、アクセスカバー
が突然に開くことを防止するために、減衰グリースをハ
ブ53の壁とインクスティック押しブロック50との小
さな間隙に加え、この2つの部品間の摩擦を高めること
ができる。
【0058】この力はバネにより加えられるので、減衰
効果を付与するために有利な場所の1つは、バネハブと
インクスティック押しブロック本体との境界である。各
ハブは、ハブ53へのグリースの注入を容易にするため
の、4つの針穴70を有する。実施形態においては、そ
の後、ハブ53は逆さまにされ、インクスティック押し
ブロック50上に置かれ、グリースが、ハブ53の壁6
4とインクスティック押しブロック50の壁62との間
に分散する。境界面は、バネハブの内部であり、またバ
ネ自体からは離れており、これにより、グリースによる
インク又はローダの汚染を防止する。グリースを実質的
に均一に分配することを助けるために、バネ54を、1
以上の回数伸張及び収縮させることもできる。
【0059】グリースは、ハブ及び押しブロックの双方
の内壁に塗布される。ハブからインクスティック押しブ
ロックへの減衰境界には、部品間の減衰流体転置及び膨
張体積が設けられ、これにより、余剰のグリースを収容
し捕獲することができる。境界は、部品間に小さな間隙
を形成し、全体の高さに対しては切られており、これに
より、余剰のグリースを受けこれを捕獲するための領域
68が形成される。このようにして、部品及び組立て処
理の変分に起因するグリース体積の変分に関して、公称
の間隙を充填するために必要な量よりも少し多めのグリ
ースを塗布することにより、対処でき、装置がいつでも
最適な性能のために適切な量のグリースを有することを
確実にすることを助ける。
【0060】本発明のローダの部品の構成を示すため
に、図35に、インクスティック押しブロックを前進さ
せ個々のインクスティックと接触させる、くびき及び側
面バネ構成を強調する、拡大図を示す。
【0061】ここで図19、図20、及び図36から図
38を参照し、インクレベル感知構造は、単一のフラグ
羽根(vane)88を有するフラグシステムであっ
て、インク不足状態やインク無し状態の両方などの特定
のインク量状態を検知するフラグシステムを使う。イン
クレベル感知構造は、供給チャネルに沿って配置され、
これにより、単一の素子が2以上のインク量状態を識別
する。実施形態においては、押しブロック50の位置
(これは供給チャネル内の最後のインクスティックの後
を追う)が、供給チャネル内の特定の点を通過すると、
押しブロックが、感知構造が供給チャネル内のインク量
を検知する引き金となる。図示する実施形態では、イン
クレベルセンサは、複数のインク供給チャネルの1つが
指定されたインクレベル状態に達すると、始動される。
一旦、供給チャネルのいずれかにおいて「インク不足」
又は「インク空」供給状態が検知されると、プリンタ
は、前面パネル表示スクリーン31上にメッセージを表
示するようにプログラムされてもよい。そして、ユーザ
がインクアクセスカバー20を開き、インク不足又はイ
ンク空状態の供給チャネルに補充する。プリンタのイン
クアクセスカバーが開くと、プリンタユーザは、他のイ
ンク供給チャネルの状態を物理的に観察でき、必要であ
ればインクを追加できる。
【0062】実施形態においては、インクレベル感知構
造は、中央バー又はスパン(span)80と、取り付
け構成84を有するピボットアーム82と、シュート9
との境界となる始動タブ86と、を有する。アーム82
は、チャネル間の空間に上方向に伸びる。アーム82
は、その端部において枝分かれし、取り付け構成84を
形成する。突出した取り付け構成84により、アーム8
2(よって、スパン80も)がシュート9に接続され
る。各始動タブ86は、各チャネル25Aから25Dの
押しブロックガイドスロット58へと伸びる。センサの
引き金となるフラグ羽根88は、スパン80から伸び
る。実施形態においては、伸張バネ90が、フラグ羽根
88の一端に接続される。バネ90の他端はシュート9
に取り付けられる。バネ90はフラグ羽根88を、シュ
ート9の背面に向けて付勢する。
【0063】実施形態においては(図19、図20及び
図36から図38に示すような実施形態など)、インク
レベル感知システムは、光学センサ39及び40を使
う。実施形態においては、これらのセンサは光学遮断器
センサである。センサ39及び40は、「インク不足」
供給状態及び「インク空」供給状態などのインク量状態
を検知する。使用できる典型的なセンサは、例えば、イ
リノイ州シャムバーグのオムロン電機社(Omron
Electronics, Inc. of Scha
umburg, IL)のモデルJ45光遮断器センサ
(Model J45)などを含む。これらのセンサ
は、信号を送信するLEDと、LEDからの信号を検出
するフォトトランジスタと、を備える。対向する光学装
置上の開口部により、センサが、いつ非透明な物質がL
EDとフォトトランジスタとの間の信号を遮断したかを
検知することが可能になる。
【0064】代替実施形態においては、感知は、移動す
るフラグによって係合される電気的な接触によって実行
されてもよい。センサ39及び40は、単に、開いた電
気スイッチであってもよく、金属フラグ羽根が回路素子
間を通過する際に、このスイッチを閉じる。センサはま
た、単純な機械的なスイッチを構成してもよく、フラグ
羽根がこのスイッチを通過する際に、その引き金とな
る。
【0065】センサ39及び40は、電気回路基板(E
CB)96上に配置される。ECB96は、融解プレー
ト及びセンサへの電気的なインターフェース接続を形成
する。EBC96は、まずシールドに取り付けられ、そ
の後、留め金構造によってチャネルに結合することによ
り、ローダの下部に取り付けられる。
【0066】フラグがその第1又は通常状態位置にある
時(すなわち、インク量が、チャネル25Aから25D
のいずれかにおいてインク不足供給状態に達する前の第
1又は通常レベルにある時)には、伸張バネ90が、実
質的に一定な力であってインクスティックローダ9の背
部に向けた力をフラグ羽根88に印加することにより、
フラグ羽根88をその第1又は通常状態位置に保持す
る。センサ39及び40が光学センサである実施形態に
おいては、羽根の後方向への移動は、タブ92とセンサ
39との接触により制限されている。この「通常」位置
においては、フラグ羽根88の穴94が、図36に示す
ように、センサ39のLEDとフォトトランジスタとの
間の光路と実質的に整列する。
【0067】各インクスティック押しブロック50のガ
イドタブ部56は、各チャネルの側部において、押しブ
ロックガイドスロット58へと伸びる。インクスティッ
クレベルが、特定の所定の点よりも下に下がり、チャネ
ル内のインク量が特定の量となったことを示すチャネル
では、このチャネルのインクスティック押しブロックガ
イドタブ56(図26を参照)が、始動タブ86の1つ
と接触し、始動タブを前方向に押す。押しブロックガイ
ドタブ56が始動タブ86の1つを前方向に移動させる
と、スパン80が前方向に軸動し、これにより、フラグ
羽根88を前方向に移動させる。スパンが短い距離(〜
1mm)だけ前方向に移動すると、図37に示すよう
に、穴94が、センサ39のLEDとフォトトランジス
タとの間の光路と整列しないほどにフラグ羽根88が移
動した状態となる。このときフラグ羽根88が光路を遮
断し、フォトトランジスタが変化する。このフォトトラ
ンジスタの状態の変化がインク不足状態の指標の引き金
となり、この指標は様々な方法によってユーザに伝える
ことができる。実施形態においては、この情報は表示ス
クリーン31上に伝えられる。例えば、メッセージは
「インク不足」などであってもよい。実施形態において
は、通常状態位置とインク不足状態の引き金位置との距
離は、約0.5mmから約1.5mmの範囲である。範
囲は、回路基板、センサ及び部品の耐久度などに部分的
に依存する。
【0068】インクスティック押しブロック50が前方
向への移動を続けると、チャネルに配置された、最も少
ないインク量に対応する最も前の始動タブが前方向に押
され続ける。最終的には1つの供給チャネル内の押しブ
ロックが供給チャネルの供給方向に沿って融解プレート
の方へと十分遠くまで移動し、インク量が第3のレベル
に達したことを示すと、最終的に、フラグ羽根88の一
部が、図38に示すように第2のセンサ40のLEDと
フォトトランジスタとの間の光路を遮断する。これが、
「インク無し」状態指標などの第2のインクレベル状態
の引き金となる。実施形態においては、この情報は、表
示スクリーン31上に通知できる。例えば、「インク
空」などのインク無し状態を、表示スクリーン31上に
表示できる。実施形態においては、プリンタはまた、プ
リンタへの損傷を避けるために、いずれかのチャネルの
インクレベルが「インク無し」状態に達した時に、印刷
を止めるようプログラムされていてもよい。実施形態に
おいては、インク不足状態とインク無し状態との距離の
範囲は、約4mmから約7mmである。
【0069】1つの色が「インク不足」点に達した後に
他の色のインクが使われた場合、この使用は、第2の色
がインク不足状態に達する又は第1の色の前にインク無
し状態に達することがない限りは、表示されたインク供
給状態に影響を与えない。一旦、単一のフラグ羽根88
がインク不足位置になると、パネルメッセージウィンド
ウ上に表示されるインク供給状態は、インク供給の1つ
が、「インク無し」閾値よりも低くなるまで、変化しな
い。実施形態においては、一旦、インクチャネルの1つ
が十分に消耗すると、前面パネルメッセージウィンドウ
31上に表示される「インク不足」供給状態信号が、
「インク空」又は同様のメッセージに変化する。
【0070】インクレベルフラグシステムの始動は、当
該システムと押しブロックガイドタブ56及び57との
インターフェースにより容易にされる。前面押しブロッ
クガイドタブ57は浅く、始動タブ86と接触しない。
背面タブ56は、ガイドスロットへとより深く伸び、こ
れにより、インクスティック押しブロックの前方向への
移動の制限を超えて伸びる範囲においてインクレベルフ
ラグを始動させることを可能にする。当業者には、上述
の教示から、どのようにセンサ39及び40の相対的な
位置及びフラグ羽根88の形状を変えて、押しブロック
の移動の量を、センサによって検知される異なるインク
レベル間に変化させるのかを認識できるであろう。
【0071】他の実施形態においては、センサは、別個
のフラグシステム素子ではなく、押しブロック自体の伸
張によって始動されてもよい。図39から図41を参照
されたい。各押しブロック50は、チャネルの片側又は
チャネル間の空間を通って下方向に伸びるアーム60を
備える。この実施形態では、シュートの各チャネルが、
対応する1対のセンサ39及び40をそれぞれ備える。
これらのセンサは、押しブロックのアーム60が通過す
ると、これを検知する。
【0072】更に他の実施形態においては、単一のフラ
グ及び単一の光学センサを用いることもできる。図42
から図44に示す実施形態では、フラグ羽根88は、半
透明部110を備える。図36から図38の実施形態で
使われたセンサ39及び40と同様の光学センサ112
を使うことができる。しかしながら、1つの重要な違い
として、センサ112が、信号強度に基づき区別できる
ことがある。フラグの半透明部がセンサ112の発信器
と受信器の間に移動すると、受信器によって、低減され
た光信号が測定され、インク不足状態の指標の引き金と
なる。図43を参照されたい。一旦、フラグ羽根88の
非透明部が送信器と受信器との間に移動すると、「イン
ク無し」状態の指標などの、第2のインクレベル状態の
引き金となる。図44を参照されたい。このフラグシス
テムは、上の記載で説明したように、押しブロック50
によって移動させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 カラープリンタの1つの実施の形態を例示す
る斜視図であり、プリンタ上部カバーが閉じられている
状態を示す。
【図2】 インクスティックの1つの実施の形態を例示
する平面図である。
【図3】 インクスティックの1つの実施の形態を例示
する平面図である。
【図4】 インクスティックの1つの実施の形態を例示
する平面図である。
【図5】 インクスティックの1つの実施の形態を例示
する平面図である。
【図6】 図2から図5に示すインクスティックの1つ
の例の実施形態の正面図である。
【図7】 図1のプリンタのインクアクセスカバーが開
いた状態を示す部分拡大平面斜視図であり、固体インク
スティックが、適切なインクスティック受け部に装填さ
れる位置にあるものを示す。
【図8】 図1及び図7のプリンタにおける、一連のキ
ープレートの実施形態を例示する平面図であり、キープ
レートが、図2から図6に示すインクスティックに対応
する挿入開口部を有するものを示す。
【図9】 図8に最も左に示すキープレートを示す斜視
図である。
【図10】 図1及び図7のプリンタのための一連のキ
ープレートの実施の形態を例示する平面図である。
【図11】 図1及び図7のプリンタのための一連のキ
ープレートのもう1つの実施の形態を例示する平面図で
ある。
【図12】 図1及び図7のプリンタのための一連のキ
ープレートの、更にもう1つの実施の形態を例示する平
面図である。
【図13】 図1及び図7のプリンタのための単一のキ
ープレートの実施の形態を例示する平面図である。
【図14】 図1及び図7のプリンタのための単一のキ
ープレートのもう1つの実施の形態を例示する平面図で
ある。
【図15】 図1及び図7のプリンタのための単一のキ
ープレートの、更にもう1つの実施の形態を例示する平
面図である。
【図16】 図1及び図7のプリンタのための一連のキ
ープレートの実施の形態を例示する平面図である。
【図17】 図1及び図7のプリンタのための単一のキ
ープレートの実施の形態を例示する平面図である。
【図18】 図8のキープレートを組み入れた、インク
スティック供給器の供給チャネルの実施の形態を例示す
る斜視図である。
【図19】 図7の線16−16に沿った、図18のイ
ンクスティック供給器の実施形態を例示する正面端面図
である。
【図20】 図7の線17−17に沿った、インクステ
ィック供給器の供給チャネルの実施の形態を例示する、
概略側面図である。
【図21】 供給チャネルのフロアの実施の形態を例示
する図である。
【図22】 インクスティック供給器の供給チャネルの
もう1つの実施の形態を例示する概略端面図である。
【図23】 インクスティック供給器の供給チャネルの
もう1つの実施の形態を例示する概略端面図である。
【図24】 インクスティック供給器の供給チャネルの
もう1つの実施の形態を例示する概略端面図である。
【図25】 インクスティック供給器の供給チャネルの
もう1つの実施の形態を例示する概略端面図である。
【図26】 ハブ及び側面バネを有する、組立てられた
インクスティック押し器の実施の形態を例示する斜視図
である。
【図27】 図26のインクスティック押し器の実施形
態を示す斜視図であり、ハブ及びバネが取り除かれた状
態を示す。
【図28】 図27のインクスティック押し器の平面図
である。
【図29】 図28の線26−26に沿った、インクス
ティック押し器の断面図である。
【図30】 図27から図29に示すインクスティック
押し器と共に使う、ハブ及びバネの実施の形態を例示す
る斜視図である。
【図31】 逆さにしたハブの実施の形態を例示する斜
視図である。
【図32】 図31のハブの底面図である。
【図33】 図32の線30−30に沿った断面図であ
る。
【図34】 図32の線31−31に沿った断面図であ
る。
【図35】 図10の構造の一部を示す拡大図であり、
取っ手及びくびき構造を示し、インクスティック押しブ
ロックを前進させ個々のインクスティックと接触させる
側面バネ構造を示す図である。
【図36】 フラグシステムの1つの実施の形態を示す
概略図であり、インク量が第1のレベルにある状態を示
す。
【図37】 フラグシステムの1つの実施の形態を示す
概略図であり、インク量が第2のレベルにある状態を示
す。
【図38】 フラグシステムの1つの実施の形態を示す
概略図であり、インク量が第3のレベルにある状態を示
す。
【図39】 フラグシステムのもう1つの実施の形態を
示す概略図であり、インク量が第1のレベルにある状態
を示す。
【図40】 フラグシステムのもう1つの実施の形態を
示す概略図であり、インク量が第2のレベルにある状態
を示す。
【図41】 フラグシステムのもう1つの実施の形態を
示す概略図であり、インク量が第3のレベルにある状態
を示す。
【図42】 フラグシステムの更にもう1つの実施の形
態を示す概略図であり、インク量が第1のレベルにある
状態を示す。
【図43】 フラグシステムの更にもう1つの実施の形
態を示す概略図であり、インク量が第2のレベルにある
状態を示す。
【図44】 フラグシステムの更にもう1つの実施の形
態を示す概略図であり、インク量が第3のレベルにある
状態を示す。
【符号の説明】
2(2A〜2D) インクスティック、3 前面、4
背面、5,6 側面、7 インクスティックガイド素子
部、8 インクスティックガイド周縁部、9シュート、
10 位相変化型プリンタ、16 インクスティックロ
ーダ、18(18A〜18D) キープレート、19
キープレート受け部、20 インクアクセスカバー、2
1 インクスティック挿入開口部周囲素子、22 ピボ
ットアーム、23 ピボットピン、24(24A〜24
D) インクスティック挿入開口部、25(25A〜2
5D) 供給チャネル、26 チャネルガイドレール、
27 キープレート、28 ガイドレール、29 融解
プレート、30 インク装填連結素子、31 表示スク
リーン、32 アーム、33 ノッチ、34 伸張フラ
ンジ、35 インクレベル観察領域、36 挿入開口
部、37 特徴、39,40 センサ、45 チャネル
フロア領域、46 開口部、47 凹部、50(50A
〜50D) ブロック、52 ブロック面、53 ハ
ブ、54 バネ、55 クリップ、56,57 ブロッ
クガイドタブ、58 ブロックガイドスロット、59
ガイド従動部、60 アーム、62 壁、64 壁、6
8 領域、70 針穴、80 スパン、82 ピボット
アーム、84 構成、86 始動タブ、88 フラグ羽
根、90 伸張バネ、92 タブ、94 穴、110
半透明部、112 光学センサ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 フレデリック ティー マッターン アメリカ合衆国 オレゴン ポートランド ノース ウェスト リーブス ストリー ト 11510 (72)発明者 バリー ディー リーブス アメリカ合衆国 オレゴン レイク アス ウェゴ レイク フォレスト ドライブ 792 (72)発明者 ティモシー エル クローフォード アメリカ合衆国 オレゴン セント ポー ル フィフス ストリート ノース イー スト 20121 ピー オー ボックス 89 (72)発明者 ジェームズ ディー ライズ アメリカ合衆国 オレゴン レイク アス ウェゴ ハイド アウェイ レーン 1278 Fターム(参考) 2C056 EA26 FD02 KB40

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 位相変化型プリンタにおいて固体インク
    スティックを供給するためのシステムに使う、インクス
    ティック押しブロックであり、各固体インクスティック
    が、インクスティック前面の輪郭を有するインクスティ
    ック前面と、非平面のインクスティック背面の輪郭を有
    するインクスティック背面と、を備える、インクスティ
    ック押しブロックであって、 非平面のインクスティック押しブロック面の輪郭を有す
    るインクスティック押しブロック面、を備え、 前記非平面インクスティック押しブロック面の輪郭の少
    なくとも一部が、前記非平面インクスティック背面の輪
    郭の少なくとも一部を補完するものである、インクステ
    ィック押しブロック。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のインクスティック押し
    ブロックであって、前記インクスティック押しブロック
    面輪郭の少なくとも一部は、前記インクスティック前面
    輪郭と実質的に同一である、インクスティック押しブロ
    ック。
  3. 【請求項3】 位相変化型インクプリンタにおいて使う
    固体インクローダであって、 第1の非平面のインクスティック背面の輪郭を有する第
    1の背面を備える第1の種類の固体インクスティックを
    受けるための、第1の供給チャネルと、 前記第1の供給チャネル内の第1のインクスティック押
    しブロックと、 を備え、 前記第1供給チャネルは、入口端部と出口端部とを有
    し、 前記第1インクスティック押しブロックは、第1の押し
    ブロック前面を有し、前記インクスティック押しブロッ
    クの前記第1の押しブロック前面は第1の非平面の押し
    ブロック前面の輪郭を有し、 前記第1押しブロック前面は、前記第1の非平面インク
    スティック背面輪郭を少なくとも部分的に補完するもの
    である、固体インクローダ。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の固体インクローダであ
    って、前記第1インクスティック押しブロック前面の輪
    郭の少なくとも一部が、前記インクスティックのインク
    スティック前面の輪郭の少なくとも一部と実質的に同一
    である、固体インクローダ。
  5. 【請求項5】 位相変化型プリンタにおいて固体インク
    スティックを供給する方法であって、各固体インクステ
    ィックが、インクスティック前面の輪郭を有するインク
    スティック前面と、非平面のインクスティック背面の輪
    郭を有するインクスティック背面と、を有し、 前記インクスティックをインクローダのチャネルに挿入
    するステップと、 押しブロックの前面を、前記非平面のインクスティック
    背面の輪郭に一致させるステップと、 前記インクスティックを、チャネルの融解端部に向け
    て、前記チャネルに沿って押圧するステップと、 を含む、方法。
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