JP2003340375A - ゴミ等の分別装置 - Google Patents

ゴミ等の分別装置

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JP2003340375A
JP2003340375A JP2002191244A JP2002191244A JP2003340375A JP 2003340375 A JP2003340375 A JP 2003340375A JP 2002191244 A JP2002191244 A JP 2002191244A JP 2002191244 A JP2002191244 A JP 2002191244A JP 2003340375 A JP2003340375 A JP 2003340375A
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JP
Japan
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wind
dust
separating
bulky
separation
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JP2002191244A
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English (en)
Inventor
Yoichi Yonekita
洋一 米北
Yasuhiro Koshino
康博 古志野
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Taiyo Machinery Co Ltd
Original Assignee
Taiyo Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】水分を含む分別困難なゴミ等の篩による分別
(土砂類)を効率良く行うことによって、比較的パワー
の小さな排風機でもって充分な風選を行い得ることがで
きながら、爾後の集塵機を備えることなく粉塵処理も行
うことができるようにすること。 【解決手段】ゴミ等から粒径の小さな土砂類、嵩のある
重量物、嵩のある軽量物を段階的に分別するゴミ等の分
別装置。複数の回転体3を併設して粒径30ミリ以下の
土砂類を篩い分けることができるように構成された回転
式スクリーン1と、嵩のある重量物及び嵩のある軽量物
を分別する風選手段4とから成り、且つ、前記風選手段
4が環状の風選流路5を備えていて、風選用エアーを実
質的に閉鎖空間において還流させるように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する分野】本発明は、建設廃材や資源ゴミ等
の残渣処理を行うところの分別創始に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、建設廃材や資源ゴミ等は、焼却処
理を行う他に、これを資源リサイクルする方向が検討さ
れてきており、その為の事前処理として、ゴミ等(30
〜40ミリ以下のもの)の分別を行う必要が生じてき
た。 こうした分別装置として、これまでにはスクリー
ン選別(篩選別)と風選とを組み合わせて行っていた。
【0003】この種の装置としては、例えば、図7に示
す装置では、スクリーン選別(篩選別)11として、振
動(揺動)するパンチングプレートを使用し、この上に
供給されたゴミ等を篩にかけると伴に、振動手段12に
よる振動によってパンチングプレート上を移動させ、そ
の端部から落下させるところで、比較的高速の1〜15
メートル程度のエアーの吹きつけを行って風選し(エア
ーナイフ13とよばれている)、しかる後に、必要に応
じてサイクロン分別機14を行い、次いで集塵機15を
介して微粉を除去する方式を採っている。
【0004】通常、上述の篩選別1では、比較的に粒度
の小さい、且つ重量のある土砂等を弁別し、その端部か
らの落下に際しての風選で、嵩のある重量物ゴミ(不燃
物が殆ど)が直下に落下分別され、軽量なゴミ等(可燃
物が殆ど)は、風選によって吹き飛ばされてから落下
し、分別される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような篩選別11
では、出来るだけ選別用孔を小さく、出来れば5ミリ程
度の孔として、粒度の小さい土砂等(アンダーサイズと
して、埋め立て用材(しゃく熱減量5%以下)或いはリ
サイクルとしてコンクリート骨材、園芸用土材)だけを
分別できるのが好ましいが、パンチングプレートの孔を
小さくすると目詰まりを起こしてしまうという問題があ
る。特に、ゴミ等には多量の水分が多く含まれて要る場
合が多々あるので、単なるパンチングプレートの振動だ
けではゴミ同士の密着、塊りをほぐすことが出来ず、従
って、一層目詰まりを生じ易くて、通常、5ミリ以下の
孔による選別は無理であった。このことは、同時に、上
述したような比較的高速のエアーを必要とすることから
も明らかである。
【0006】また、風選により分別されたオーバーサイ
ズは、重量物(大き目の石、金属物、ガラス片等で、通
常不燃物)と軽量物(木屑、紙、ペットボトル等のプラ
スチック成型物等で、通常、可燃物)とに分けられ、そ
の後の対象となるリサイクル処理が行われることになる
が、この風選を行った後のエアーには多量の微粉(粉
塵)が含まれており、従って、ライン16、17を通じ
て、これを集塵機に導いて除塵してから大気放出しなけ
ればならない。つまり、集塵機15を必要とするという
ことである。
【0007】本発明は、水分を含む分別困難なゴミ等の
篩による分別(土砂類)を効率良く行うことによって、
比較的パワーの小さな排風機でもって充分な風選を行い
得ることができながら、爾後の集塵機を備えることなく
粉塵処理も行うことができるようにすることを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明にかかるゴミ等の
分別装置は、上記目的を達成するために、ゴミ等から粒
径の小さな土砂類、嵩のある重量物、嵩のある軽量物を
段階的に分別するゴミ等の分別装置であって、ゴミ等の
移送方向に複数本並行に設けられた回転軸2に複数の回
転体3を併設して粒径30ミリ以下の土砂類を篩い分け
ることができるように構成された回転式スクリーン1
と、前記回転式スクリーン1のゴミ等の移送端部の下方
に設けられ、嵩のある重量物及び嵩のある軽量物を分別
する風選手段4とから成り、且つ、前記風選手段4が環
状の風選流路5を備えていて、風選用エアーを実質的に
閉鎖空間において還流させるように構成したものであ
る。
【0009】
【発明の実施の態様】本発明において、前記風選手段4
が、その環状の風選流路5の一部に粉塵分別部6を備え
ているのが好ましい。これによって、嵩のある重量物、
軽量物が風選された後のエアーに含まれる粉塵を、風選
流路5を還流しているときに除去できる。また、前記風
選手段4が、その環状の風選流路5における流速が均一
化されるように風速調整手段7を備えているのが好まし
い。これによって、風選流路5が環状となっているため
のエアーの流れの曲がりによる偏流に起因する流速の乱
れ、不均一が矯正される。
【0010】更に、前記風選手段4が、その環状の風選
流路5にスクリーンネット8を備えているのが好まし
い。これによって、上記嵩のある重量物、軽量物が風選
された後のエアーに含まれる粉塵の除去に際して、未だ
エアーに残留している未分離物(これに粉塵が付着して
いることも多い)が存在しても、このスクリーンネット
8に止められて下方に落下、回収することができる。ま
た、前記風選手段4による風選が、風速1〜15メート
ル/秒という、従来の風選(15から30メートル/
秒)に較べて非常に低速であっても、回転式スクリーン
で効率良く分別が行い得て、風選手段での風選負荷が小
さく済むことになって、省力化が得られる。
【0011】
【実施例】以下、本発明にかかるゴミ等の分別装置の好
適実施例について、図面を参照して詳述する。図1は、
ゴミ等の分別装置の全体の正面図であり、図2は、平面
図、図3は側面図であり、図4は、処理工程を示すフロ
ーチャートである。本発明にかかるゴミ等の分別装置
は、ゴミ等から粒径の小さな土砂類、嵩のある重量物、
嵩のある軽量物を段階的に分別するゴミ等の分別装置で
あって、次のように構成されている。
【0012】先ず、ゴミ等は、回転式スクリーン1で分
別されることになるが、これは、ゴミ等の移送方向に複
数本並行に設けられた回転軸2に複数の回転体3を併設
し、モーター1Aによって回転駆動することによって、
粒径30ミリ程度以下の土砂類を篩い分け、下方のシュ
ート1Bから排出することができるように構成されてい
る。次いで、篩分別されたゴミ等は、前記回転式スクリ
ーン1のゴミ等の移送端部の下方に設けられ、嵩のある
重量物(大きめの石、ガラス、金属等)及び嵩のある軽
量物(木屑、紙、プラスチック製品片等)を分別する風
選手段4によって分別される。
【0013】この風選手段4は、縦断面が矩形の環状の
風選流路5を備えていて、該風選流路5内に設けられた
排風機4Aによって、風選用エアーを実質的に閉鎖空間
において還流させるように構成したものである。即ち、
環状の風選流路5の一部に、上下の方向で開口されてお
り、上部開口は、前記回転式スクリーン1からの篩済み
落下物を受け入れるためのもので、シュート4Bに繋が
り、下部の開口は、シュート4Cに繋がって、夫々z、
嵩のある重量物、及び軽量物を分別して排出するための
ものである。
【0014】そして、前記風選手段4は、その環状の風
選流路5の一部に粉塵分別部6を備えており、これによ
って、嵩のある重量物、軽量物が風選された後のエアー
に含まれる粉塵を、風選流路5を還流しているときに除
去する。これは、後述するスクリーンネット7の下方に
位地されている。また、前記風選手段4が、その環状の
風選流路5における流速が均一化されるように風速調整
手段7、ここでは、複数の偏向板を前記風選流離路5の
曲がり部に配置して構成してある。これによって、風選
流路5が環状となっているためのエアーの流れの曲がり
による偏流に起因する流速の乱れ、不均一が矯正され
る。
【0015】更に、前記風選手段4が、その環状の風選
流路5の粉塵分別部6としてスクリーンネット7を備え
ており、これによって、上記嵩のある重量物、軽量物が
風選された後のエアーに含まれる粉塵の除去に際して、
未だエアーに残留している未分離物(これに粉塵が付着
していることも多い)が存在しても、このスクリーンネ
ット8に止められて下方に落下、回収することができ
る。
【0016】また、本発明では、前記風選手段4による
風選が、風速1〜15メートル/秒という、従来の風選
(15〜30メートル/秒)に較べて非常に低速のエア
ーであっても、回転式スクリーン1で効率良く十分な分
別が行われているので、風選手段4での風選負荷が小さ
く済むことになって、非常に省力化(小パワーの排風
機)が得られる。
【0017】図1、図3において、9は、前記風選手段
4の下方に配置されたコンベアであって、前記シュート
4Cからの軽量物を運搬排出するものである。図5は、
上記回転式スクリーン1の作用を示す図で、回転体2に
よって、土砂等が下方に篩い分けられ、嵩の大きい重量
物、領軽量が回転体2の上を搬送されながら、その端部
から排出される状態を示す。図6は、前記回転体2を拡
大して示すもので、隣接する回転体2が、互いに移送を
ずらせて、その回転軌跡が正面視重複するように設けら
れている状態を示し、回転体2を構成する複数の突起
は、耐磨耗性ゴムで構成されている。
【0018】
【発明の効果】本発明にかかるゴミ等の選別装置によれ
ば、水分を含む分別困難なゴミ等の篩による分別(土砂
類)を効率良く行うことによって、比較的パワーの小さ
な排風機でもって充分な風選を行い得ることができなが
ら、実質的に閉鎖状の環状の風選流路によって、爾後の
集塵機を備えることなく粉塵処理も行うことができる顕
著な効果を得るものである。本発明のその他の利点は、
上記発明の実施の態様の項及び実施例の項において詳述
した通りである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるゴミ等の分別装置の全体の正面
図である。
【図2】本発明にかかるゴミ等の分別装置の全体の平面
図である。
【図3】本発明にかかるゴミ等の分別装置の全体の側面
図である。
【図4】本発明にかかるゴミ等の分別工程を示すフロー
チャートである。
【図5】本発明にかかる回転式スクリーンの作用を示す
図である。
【図6】本発明にかかる回転式スクリーンの回転体の拡
大正面図である
【図7】従来技術を示すゴミ等の分別装置本示す模式図
である。
【符号の説明】
1 回転式スクリーン 2 回転軸 3 回転体 4 風選手段 5 風選流路 6 粉塵分別部 7 風速調整手段 8 スクリーンネット

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ゴミ等から粒径の小さな土砂類、嵩のある
    重量物、嵩のある軽量物を段階的に分別するゴミ等の分
    別装置であって、 ゴミ等の移送方向に複数本並行に設けられた回転軸2に
    複数の回転体3を併設して粒径30ミリ以下の土砂類を
    篩い分けることができるように構成された回転式スクリ
    ーン1と、 前記回転式スクリーン1のゴミ等の移送端部の下方に設
    けられ、嵩のある重量物及び嵩のある軽量物を分別する
    風選手段4とから成り、 且つ、前記風選手段4が環状の風選流路5を備えてい
    て、風選用エアーを実質的に閉鎖空間において還流させ
    るように構成した、ゴミ等の分別装置。
  2. 【請求項2】前記風選手段4が、その環状の風選流路5
    の一部に粉塵分別部6を備えている、請求項1のゴミ等
    の分別装置。
  3. 【請求項3】前記風選手段4が、その環状の風選流路5
    における流速が均一化されるように風速調整手段7を備
    えている、請求項1又は請求項2のゴミ等の分別装置。
  4. 【請求項4】前記風選手段4が、その環状の風選流路5
    にスクリーンネット7を備えている、請求項1乃至請求
    項3のゴミ等の分別装置。
  5. 【請求項5】前記風選手段4による風選が、風速1〜1
    5メートル/秒である、請求項1乃至請求項4のゴミ等
    の分別装置。
JP2002191244A 2002-05-27 2002-05-27 ゴミ等の分別装置 Pending JP2003340375A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20060029569A (ko) * 2004-10-02 2006-04-06 성원이엔티 주식회사 복합 구조 철망 스크리닝 장치
JP2009268985A (ja) * 2008-05-08 2009-11-19 Daido Kensetsu Kk 石抜き機
CN103230845A (zh) * 2013-04-28 2013-08-07 连云港华源石英制品有限公司 高纯石英砂分选装置

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KR20060029569A (ko) * 2004-10-02 2006-04-06 성원이엔티 주식회사 복합 구조 철망 스크리닝 장치
JP2009268985A (ja) * 2008-05-08 2009-11-19 Daido Kensetsu Kk 石抜き機
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