JP2003337826A - プログラム記録媒体、メニュー表示プログラム、バージョン管理プログラム、ウェブサーバ及びワールド・ワイド・ウェブシステム - Google Patents

プログラム記録媒体、メニュー表示プログラム、バージョン管理プログラム、ウェブサーバ及びワールド・ワイド・ウェブシステム

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JP2003337826A
JP2003337826A JP2002144260A JP2002144260A JP2003337826A JP 2003337826 A JP2003337826 A JP 2003337826A JP 2002144260 A JP2002144260 A JP 2002144260A JP 2002144260 A JP2002144260 A JP 2002144260A JP 2003337826 A JP2003337826 A JP 2003337826A
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Japan
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circuit
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English (en)
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Kenzo Funatsu
健三 舟津
Bunichi Yamagishi
文一 山岸
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Hitachi Ltd
Hitachi Solutions Technology Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi ULSI Systems Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 目的とする機能の回路モジュール探すのに便
利なメニュー表示プログラムを提供する。 【解決手段】 メニュー表示プログラムは、複数の回路
モジュールの機能階層定義情報に基づいて検索メニュー
を表示させる検索メニュー表示処理と、表示された検索
メニュー上でポインティングされているメニュー項目の
下位階層のメニューを展開表示させるオンマウス下層メ
ニュー展開処理と、表示されたメニュー上でクリックさ
れたメニュー項目に至る経路を検索経路として確定する
オンクリック処理とを実行させ、検索メニュー表示処理
及びオンマウス下層メニュー展開処理において、メニュ
ー項目には、下位階層が存在することを示す識別子及び
最下位階層に含まれる回路モジュールの数を表示させ
る。これにより、階層の深さ、階層毎のコンポーネント
数を把握でき、回路モジュールの検索能率的が向上す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、IP(Intellectu
al Property)モジュールなどの回路モジュールの機能
階層に基づく検索や回路モジュールのバージョン管理プ
ログラム、それらを記録したプログラム記録媒体、ウェ
ブサーバ及びワールド・ワイド・ウェブシステムに関
し、例えば、目的とするIPモジュールの検索を支援す
るためのウェブベースのナビゲーションプログラムを実
行するウェブサーバに適用して有効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体集積回路(LSI)の設計部品と
して各種IPモジュールが提供されている。提供されて
いるIPモジュールの構成や機能は多岐に亘っているの
が現状である。この事情に鑑みて、目的とするIPモジ
ュールの検索を支援するためのウェブベースのナビゲー
ションプログラムが提供されている。ウェブベースと
は、WWW(ワールド・ワイド・ウェブ)システムにお
いてウェブサーバ主体に実行されるという意味である。
従来のナビゲーションプログラムはIPモジュールの機
能を単なる木構造の階層情報で表現しており、ページを
めくりながら階層を辿るようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ページ
をめくりながら階層を辿る形式では、1階層単位にしか
IPモジュールの機能を表示しないため、階層の深さが
どこまで続き、階層毎にどれくらいのコンポーネントが
あるかを判断できず、希望する機能を探すのに時間がか
かる。また、IPモジュールなどの回路部品に不具合が
発生した場合には、そのIPモジュールの変更履歴や対
応LSI製品を調べ、対策を講ずる必要があるが、それ
らに答えるためのツールは従来提供されていなかった。
【0004】本発明の目的は、目的とする機能を備えた
IPモジュール等の回路モジュール探すのに便利なメニ
ュー表示プログラムを提供することにある。
【0005】本発明の別の目的は、IPモジュール等の
回路の変更履歴や対応LSI製品を調べるのに便利なバ
ージョン管理プログラムを提供することにある。
【0006】本発明の別の目的は、所要の機能を備えた
IPモジュール等の回路モジュール探すためのメニュー
表示やIPモジュール等の回路の変更履歴や対応LSI
製品を調べるバージョン管理を容易に実現するのに寄与
するプログラム記録媒体を提供することにある。
【0007】本発明の更に別の目的は、所要の機能を備
えたIPモジュール等の回路モジュール探すためのメニ
ュー表示やIPモジュール等の回路の変更履歴や対応L
SI製品を調べるバージョン管理を実現するウェブサー
バ、さらにはワールド・ワイド・ウェブシステムを提供
することにある。
【0008】本発明の前記並びにその他の目的と新規な
特徴は本明細書の記述及び添付図面から明らかになるで
あろう。
【0009】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば下記
の通りである。
【0010】〔1〕(メニュー表示プログラム及びその
記録媒体)本発明に係るプログラム記録媒体にはメニュ
ー表示プログラムがコンピュータ読取り可能に記録され
る。メニュー表示プログラムは、複数の回路モジュール
の機能を階層的に定義するための機能階層定義情報に基
づいて検索メニューを表示させる検索メニュー表示処理
と、表示された検索メニュー上でポインティングされて
いるメニュー項目の下位階層のメニューを展開して表示
させるオンマウス下層メニュー展開処理と、表示された
メニュー上でクリックされたメニュー項目に至る経路を
検索経路として確定するオンクリック処理と、をコンピ
ュータ装置に実行させ、前記検索メニュー表示処理及び
オンマウス下層メニュー展開処理において、メニュー項
目には、下位階層が存在することを示す識別子及び最下
位階層に含まれる回路モジュールの数を表示させるプロ
グラムである。
【0011】前記メニュー表示プログラムにより、階層
の深さがどこまで続き、階層毎にどれくらいのコンポー
ネントがあるかを判断でき、希望する機能の回路モジュ
ールを能率的に探すのに役立つ。前記メニュー表示プロ
グラムを記録した記録媒体を提供することにより、所要
の機能を備えたIPモジュール等の回路モジュール探す
ためのメニュー表示を容易に実現させることができる。
【0012】前記オンマウス下層メニュー展開処理は更
に、ポインティングされているメニュー項目に至る経路
を識別可能に表示させる処理を含んでもよい。辿った階
層を容易に認識できるようになる。
【0013】前記オンクリック処理は、例えば、クリッ
クされたメニュー項目が示す回路モジュールの情報を検
索結果として表示させる検索結果表示処理、又は更なる
絞り込み検索の検索画面を表示させる検索画面表示処理
であればよい。要するに、必要な機能を有する回路モジ
ュールを絞り込むことができる。絞り込みという性質
上、例えば前記オンクリック処理において、クリックさ
れたメニュー項目が示す回路モジュールの数が設定値以
下であるときは前記検索結果表示処理を選択し、前記設
定値を越えるときは前記検索画面表示処理を選択すれば
よい。
【0014】〔2〕(バージョン管理プログラム及びそ
の記録媒体)本発明に係るプログラム記録媒体にはバー
ジョン管理プログラムがコンピュータ読取り可能に記録
される。バージョン管理プログラムは、回路名のフィー
ルドとその回路名の回路の流用元であるベース回路名の
フィールドを有するデータベースレコードを用いて、コ
ンピュータ装置に回路のバージョン管理処理を実行させ
る。前記バージョン管理処理は、ある回路のベース回路
はその回路の親であり、ある回路のベース回路に対して
当該ある回路は子である、と把握してデータベースレコ
ードの回路名のフィールドとベース回路名のフィールド
とを順次検索して、回路の流用履歴を求める処理を含
む。
【0015】これにより、IPモジュールなどの回路部
品に不具合が発生した場合に、そのIPモジュールの変
更履歴調べて、対策を講ずるのに役立つ。前記バージョ
ン管理プログラムを記録した記録媒体を提供することに
より、IPモジュール等の回路の変更履歴を調べるバー
ジョン管理を容易に実現させることができる。
【0016】前記データベースレコードに、前記回路名
のフィールドとベース回路名のフィールドとのそれぞれ
に対応して製品名のフィールドを設けておけば、IPモ
ジュール等の回路の変更履歴や対応LSI製品を調べる
のに便利である。
【0017】前記バージョン管理処理による履歴追跡、
例えば子孫追跡の処理は、指定された回路名でベース回
路名のフィールドを検索して、見つかったデータベース
レコードの回路名のフィールドの回路を子の回路とし、
前記子の回路名でベース回路名のフィールドを検索し
て、見つかったデータベースレコードの回路名のフィー
ルドの回路を孫の回路とする検索を繰り返し、指定した
回路名を起点として子孫の回路を求める処理を含む。
【0018】兄弟追跡の処理は、回路名のフィールドに
指定された回路名を持つデータベースレコードのベース
回路名のフィールドの回路を親の回路とし、前記親の回
路名でベース回路名のフィールドを検索して、見つかっ
たデータベースレコードの回路名のフィールドの回路を
兄弟の回路とする検索を繰り返し、指定した回路名を起
点として兄弟の回路を求める処理を含む。
【0019】兄弟の子孫追跡の処理は、前記求められた
兄弟の回路の回路名でベース回路名のフィールドを検索
して、見つかったデータベースレコードの回路名のフィ
ールドの回路を兄弟の子の回路とし、前記兄弟の子の回
路名でベース回路名のフィールドを検索して、見つかっ
たデータベースレコードの回路名のフィールドの回路を
兄弟の孫の回路とする検索を繰り返し、前記求められた
兄弟の回路を起点としてその子孫の回路を求める処理を
含む。
【0020】祖父母追跡の処理は、回路名のフィールド
に指定された回路名を持つデータベースレコードのベー
ス回路名のフィールドの回路を親の回路とし、前記親の
回路名で回路名のフィールドを検索して、見つかったデ
ータベースレコードのベース回路名のフィールドの回路
を祖父母の回路とする検索を繰り返し、指定した回路名
を起点として祖父母の回路を求める処理を含む。
【0021】祖父母の兄弟追跡の処理は、前記バージョ
ン管理処理は、前記祖父母の回路名でベース回路名のフ
ィールドを検索して、見つかったデータベースレコード
の回路名のフィールドの回路を祖父母の兄弟の回路とす
る検索を繰り返し、祖父母の回路名を起点としてその兄
弟の回路を求める処理を含む。
【0022】祖父母の兄弟の子孫を追跡する処理は、前
記求められた祖父母の兄弟の回路の回路名でベース回路
名のフィールドを検索して、見つかったデータベースレ
コードの回路名のフィールドの回路を祖父母の兄弟の子
の回路とし、前記祖父母の兄弟の子の回路名でベース回
路名のフィールドを検索して、見つかったデータベース
レコードの回路名のフィールドの回路を祖父母の兄弟の
孫の回路とする検索を繰り返し、前記求められた祖父母
の兄弟の回路を起点としてその子孫の回路を求める処理
を含む。
【0023】先祖を追跡する処理は、回路名のフィール
ドに指定された回路名を持つデータベースレコードのベ
ース回路名のフィールドの回路を親の回路とし、前記親
の回路名で回路名のフィールドを検索して、見つかった
データベースレコードのベース回路名のフィールドの回
路を祖父母の回路とする検索を繰り返し、指定した回路
名を起点として先祖の回路を求める処理を含む。
【0024】〔3〕(ウェブサーバ)前記検索メニュー
表示に関する本発明の別の観点によるウェブサーバは、
ウェブ端末からの回路検索要求に応答して、複数の回路
モジュールの機能を階層的に定義するための機能階層定
義情報に基づいて検索メニューを表示させる検索メニュ
ー表示処理と、表示された検索メニュー上でポインティ
ングされているメニュー項目の一つ下位階層のメニュー
を展開して表示させるオンマウス下層メニュー展開処理
と、表示されたメニュー上でクリックされたメニュー項
目に至る経路を検索経路として確定するオンクリック処
理と、を実行する。このとき、前記検索メニュー表示処
理及びオンマウス下層メニュー展開処理において、メニ
ュー項目には、下位階層が存在することを示す識別子及
び最下位階層に含まれる回路モジュールの数を表示させ
る。
【0025】前記回路の流用履歴に関する本発明の別の
観点によるウェブサーバは、ウェブ端末からの回路検索
要求に応答して、回路名のフィールドとその回路名の回
路の流用元であるベース回路名のフィールドを有するデ
ータベースレコードを用いてバージョン管理処理を実行
する。このとき、前記バージョン管理処理は、ある回路
のベース回路はその回路の親であり、ある回路のベース
回路に対して当該ある回路は子である、と把握してデー
タベースレコードの回路名のフィールドとベース回路名
のフィールドとを順次検索して、回路の流用履歴を求め
る処理を含む。
【0026】〔4〕(ワールド・ワイド・ウェブシステ
ム)前記検索メニュー表示に関する本発明の別の観点に
よるワールド・ワイド・ウェブシステムは、インターネ
ットを通じてウェブサーバが、ウェブ端末からの回路検
索要求に応答して、複数の回路モジュールの機能を階層
的に定義するための機能階層定義情報に基づいて検索メ
ニューをウェブ端末に表示させる検索メニュー表示処理
と、表示された検索メニュー上でポインティングされて
いるメニュー項目の一つ下位階層のメニューを展開して
ウェブ端末に表示させるオンマウス下層メニュー展開処
理と、表示されたメニュー上でクリックされたメニュー
項目に至る経路を検索経路として確定するオンクリック
処理と、を実行する。このとき、前記検索メニュー表示
処理及びオンマウス下層メニュー展開処理において、メ
ニュー項目には、下位階層が存在することを示す識別子
及び最下位階層に含まれる回路モジュールの数を表示さ
せる。
【0027】前記回路の流用履歴に関する本発明の別の
観点によるワールド・ワイド・ウェブシステムは、イン
ターネットを通じてウェブ端末からの回路検索要求に応
答して、ウェブサーバが回路名のフィールドとその回路
名の回路の流用元であるベース回路名のフィールドを有
するデータベースレコードを用いてバージョン管理処理
を実行する。このとき、前記バージョン管理処理は、あ
る回路のベース回路はその回路の親であり、ある回路の
ベース回路に対して当該ある回路は子である、と把握し
てデータベースレコードの回路名のフィールドとベース
回路名のフィールドとを順次検索して、回路の流用履歴
を求める処理を含む。
【0028】
【発明の実施の形態】図2にはWWWシステムの概略が
例示される。代表的に示されたウェブサーバ1とウェブ
端末2がインターネット3に接続されている。ウェブサ
ーバ1は、インターネット3にウェブコンテンツを公開
可能とし、ウェブサイトとしての機能も備えている。ウ
ェブコンテンツは、例えばHTML(Hypertext Markup
Language)などのページ記述言語で記述されたコンテン
ツデータである。ウェブ端末2はブラウザによってコン
テンツデータを表示可能としている。
【0029】ウェブサーバ1は、プロセッサ(MPU)
5、プログラムメモリ(PGM)6、ワークメモリ(W
RK)7、データベース(DB)8、ディスクドライブ
(DDRV)9等を備えたコンピュータ装置によって構
成される。ウェブ端末2はPC(Personal Computer)
やEWS(Engineering Work Station)等によって構成
される。
【0030】ここでは前記ウェブサーバ1は、特に制限
されないが、IPモジュールベンダーのウェブサイトを
構成し、インターネット3を介してユーザが所望とする
機能を備えたIPモジュールの検索を支援するためのウ
ェブベースのIPナビゲーションプログラムを例えば前
記プログラムメモリ6に保有し、これを実行する。IP
ナビゲーションプログラムは、IPモジュール検索用の
メニュー表示プログラム、IPモジュール及び適用製品
のバージョン管理プログラムを有する。
【0031】次に、メニュー表示プログラムについて説
明する。
【0032】ウェブサーバがメニュー表示プログラムを
実行し、ウェブ端末はそれによって与えられるコンテン
ツデータをブラウザで表示し、ブラウザの表示画面上で
の操作がウェブサーバに取り込まれて、IPモジュール
の検索を可能にする。
【0033】図1にはブラウザによるIPモジュール検
索用のメニュー表示画面が例示される。表示画面10
は、検索種別フィールド11、階層メニューとしてのキ
ャスケードメニュー表示12、第1操作ボタン13、第
2操作ボタン14、及び検索閾値フィールド15を有す
る。前記検索種別フィールド11はIPモジュールの検
索種別を指定するフィールドであり、図では製品中にお
けるIPモジュール(IPin Product)が指定されてい
る。階層メニュー表示12は、ルートメニューを先頭
に、トップ階層としての検索メニューが表示され、その
下位側にはオンマウス(ポインティング)されているメ
ニュー項目の下位階層のメニューが展開して表示される
形式のキャスケードメニュー表示を実現する。第1操作
ボタン13は、オンマウスによって指示される全てのキ
ャスケードメニュー項目の表示を選択するボタンであ
る。第2操作ボタン14は、オンマウスによって指示さ
れるキャスケードメニュー項目のうちコンポーネントが
存在するメニュー項目の表示を選択するボタンである。
検索閾値フィールド15は、IPモジュールの検索結果
画面の表示に遷移するために必要なコンポーネント数が
設定されるフィールドである。そのコンポーネント数は
キャスケード表示された最下位のメニュー項目が保有す
るコンポーネント数(IPモジュール数)である。B1
〜B3は操作ボタン13,14及び検索閾値フィールド
15の機能説明を示すバルーン表示である。
【0034】キャスケードメニューのメニュー項目(一
つのメニューフィールド)は、表示用に以下の情報を持
つ。第1に、機能名テキストである。ルートメニューに
は当該メニューを総称する機能名として、例えば“I
P”と表示され、その下位には例えば“CPU”と表示
される。第2に、下位構造がある場合に、あることを示
すシンボル情報26、例えば矢印記号が表示される。第
3に、最下位階層のメニュー項目におけるコンポーネン
ト数(IPモジュール数)を示す。例えば機能名“CP
U”のメニュー項目には最下位階層のコンポーネント数
“(107)”が示され、機能名“Port” のメニ
ュー項目にはコンポーネント数“(339)”が示さ
れ、機能名“SH3”のメニュー項目にはコンポーネン
ト数“(12)”が示される。
【0035】マウスカーソルに代表されるポインティン
グカーソル20をメニューフィールド上に位置付けると
以下の動作を行う。第1に、フィールドの色を変えて他
と区別可能にする。第2に、下位のメニュー構造がある
場合、その下位メニュー構造を右側に展開表示する。右
側の下位構造のメニューにカーソルを移動した時、その
上位階層のフィールドの色は保持する。カーソルを上位
階層に戻した場合、その下位階層表示は消去する。以上
の動作をメニューフィールドにポインティングカーソル
20を位置付ける度に行う。
【0036】ポインティングカーソル20でメニューの
階層を深さ方向に複数の階層を辿ったとき、その経路情
報(機能階層パス名)を保持する。例えば図の例では、
“/IP/CPU/32bit/SH3”の経路情報2
1を表示する。更に参照符号23で例示されるように、
オンマウスされたメニュー項目のコンポーネント数、及
び参照符号24で例示されるようにメニュー項目(機能
階層)の説明テキストが示される。
【0037】メニューフィールドをクリックした時点
で、そのフィールドまでの経路情報等が確定する。これ
によって以下の処理が行なわれる。機能階層パスでデー
タベースの検索が行われる。検索されたIPモジュール
の個数が図示を省略する次の検索画面に表示される。検
索画面で見つかったIPモジュールの個数を確認し、個
数が、前記検索閾値フィールド15で指定されている数
よりも多い場合には、更に検索条件の追加を待ってコン
ポーネント数の絞り込みが可能にされる。個数が前記検
索閾値フィールド15で指定される数以下の場合には、
検索結果として、例えば、コンポーネント毎に、IPモ
ジュール名、IPモジュールの機能説明、適用製品名、
リリースコンディション等が表示される。特に制限され
ないが、その検索結果画面からIPモジュールデータの
ダウンロード要求に答えることも可能である。このよう
に、キャスケードメニュー表示を用いることにより、階
層構造での検索対象の指定がし易くし、さらに、いきな
り詳細検索を行なうことなくデータベースの検索を行な
うことができ、IPモジュール検索の操作性を向上させ
ることができる。
【0038】図3には検索メニュー表示処理のメインル
ーチンが例示される。図においてウェブサーバ(単にサ
ーバとも記す)での作業には(S)を付し、ブラウザで
の作業には(B)を付して、区別してある。フローチャ
ートの判断ステップにおけるNは“NO”、Yは“YE
S”を意味する。
【0039】ウェブサーバ(単にサーバとも記す)は図
1の表示画面より、ボタン13又は14の操作状態に応
じて全メニュー表示か否かの情報を取得し(ST1)、
フィールド15の設定値により検索画面スキップ用閾値
を取得する(ST2)。全メニュー表示か否かを判定し
(ST3)、全メニュー表示なら全メニュー表示用フラ
グをセットし(ST4)、全メニュー表示でないなら未
登録メニュースキップフラグをセットする(ST5)。
この後、サーバはメニュー表示用テーブルを作成し(S
T6)、これを用いてブラウザはメニュー画面を表示す
る(ST7)。
【0040】ブラウザはメニュー画面上で、キャスケー
ドメニュー項目にオンマウスされたか(ST8)、オフ
マウスされたか(ST12)、オンマウス状態でクリッ
ク(オンクリック)されたか(ST14)、ボタン操作
があったか(ST16)、フィールド15で閾値変更が
あったか(ST18)を順次検出する。
【0041】オンマウスがあったときは、オンマウスさ
れたメニュー項目に対応して、領域21に機能階層を表
示し、領域24に機能説明を表示し、領域23にコンポ
ーネント数を表示する(ST9)。更にオンマウスされ
たメニュー項目に対して下層メニュー展開表示処理(S
T10)、下層メニューオンマウス処理(ST11)を
行なう。オフマウスがあれば、下層メニュー及びその付
随情報の表示クリア処理を行なう(ST13)。オンク
リックがあればオンクリック作業に移る(ST15)。
13又は14のボタン操作があれば、ボタン操作作業に
移る(ST17)。15フィールドの閾値変更があれば
閾値変更作業に移る(ST19)。
【0042】図4にはメニュー表示用テーブル作成処理
(ST6)の詳細な手順が例示される。機能階層定義テ
ーブルから同一階層に属するモジュール数(兄弟数)を
取得する(ST20)。要するに、キャスケードメニュ
ーにおいてルートメニューを起点とする下位の同一階層
を構成する機能の種類の数を取得する。その機能毎のコ
ンポーネントの数を取得し(ST21)、機能階層名を
取得し(ST22)、機能階層説明文を取得する(ST
23)。これによって、一つの従属される機能階層の表
示情報が取得される。この機能階層の表示情報を得る為
に用いる情報が、IPモジュールの機能を階層的に定義
するための機能階層定義情報及び予め各機能階層毎のデ
ータベースに登録してあるIPモジュール数をカウント
して作成した個数管理テーブルである。次に全メニュー
表示であるかを判定し(ST24)、全メニュー表示で
あればテーブル作成を行ない(ST26)、全メニュー
表示でなければ登録数があるかを判定し(ST25)、
あればテーブル作成を行なう(ST26)。テーブル作
成(ST26)では、一つの従属される機能階層に関
し、メニュー名、機能階層名、説明文、及び登録数がテ
ーブルに登録される。以上の処理が全ての兄弟に対し
て、即ち、ルートメニューに続く同列の機能階層に対し
て行われ(ST27)、これによって必要なメニュー表
示用テーブルを作成するためのテーブルデータが作成さ
れる。その後、兄弟を長兄にセットし(ST28)、全
メニュー表示か否かを判定し(ST29)、全メニュー
表示でなければ登録数があるかを判定し(ST30)、
登録数があれば、或はステップST29で全メニュー表
示であると判定されたとき、今度は下層メニューがある
かを判定し(ST31)、下層メニューがあればメニュ
ー表示用テーブルを作成し(ST32)、無ければ作成
しない。処理ST29から処理ST32を全ての兄弟に
対して、即ち、ルートメニューに続く同列の機能階層に
対して行われ(ST33)、これによって必要なメニュ
ー表示用テーブルが作成される。
【0043】図5にはメニュー表示用テーブルの内容変
更を行なう場合の処理手順が例示される。機能階層定義
記述及びモジュールの説明文として変更又は追加すべき
内容は、ウェブサーバにおいて、テキストエディタなど
を用いて、オフラインで機能階層定義テーブル及び機能
階層説明文ファイルに反映しておく。ここでは、その機
能階層定義テーブルが機能階層定義情報とされる。ブラ
ウザのメニュー表示画面で、図1において図示を省略す
る機能階層定義再作成ボタンがクリックされて(ST3
4)、その状態がサーバに与えられると、サーバは、機
能階層定義テーブル作成処理(ST35)、説明文定義
テーブル作成処理(ST36)を行なう。処理ST35
で作成された機能階層定義テーブルは図4の機能階層名
取得処理(ST22)で参照され、処理ST36で作成
された前記説明文定義テーブルは前記機能階層説明文取
得処理(ST23)で参照され、これによって、前記メ
ニュー表示用テーブルが変更される。
【0044】図6には前記メニュー画面表示処理の詳細
な手順が例示される。先ず、全メニュー表示切換えボタ
ン(ラジオボタン)13,14を表示し(ST40)、
フィールド15の検索スキップ閾値を表示し(ST4
1)、キャスケードトップメニューを表示する(ST4
2)。
【0045】図7には下層メニュー展開表示及びオンマ
ウス作業の詳細な手順が例示される。キャスケードメニ
ューの自階層(兄弟)を全表示する(ST45)。そし
て、メニュー項目へのオンマウスの判定し(ST4
6)、オフマウスの判定(ST50)、及びオンクリッ
クの判定(ST52)をサイクリックに行なう。オンマ
ウスを判定すると、その下位階層の機能階層表示、機能
階層説明表示、自分を含めた階層のIPモジュールの数
(コンポーネント数)を表示し(ST47)、下層メニ
ューがあるかを判定し(ST48)、あれば、下層メニ
ューに対して下層メニュー展開表示及びオンマウス作業
を行なう(ST49)。オフマウスを判定すると、その
下層メニュー及びそれに付随する表示をクリアする(S
T51)。オンクリックを判定すると、オンクリック作
業が行われる(ST53)。
【0046】図8にはオンクリック作業の詳細な手順が
例示される。先ず、次の表示画面に持っていくデータを
揃える。機能階層パス名及び付加情報である。オンクリ
ックされたメニュー項目におけるコンポーネント数が閾
値以下であれば前記検索結果画面の表示を指示し、閾値
を超えれば前記絞り込み検索画面の表示が指示される
(ST56)。
【0047】図9にはボタン操作の詳細な手順が例示さ
れる。全メニュー表示か否かのボタンが変更されること
により、ST4で説明した上位変数(フラグ)が書き換
えられる(ST57)。
【0048】図10には閾値変更作業の詳細な手順が例
示される。検索画面スキップ用閾値の変更により、ST
2で説明した上位変数(フラグ)が書き換えられる(S
T58)。上記説明したキャスケードメニュー表示によ
れば、木構造状のルートに対応するメニューを画面上に
表示し、このメニューにカーソルを位置付けると1つ下
位階層をその右側に表示し、その下位にカーソルを位置
付けると更に1つ下位階層をさらにその右側に表示す
る、という操作を繰り返すことが可能である。そして、
カーソルを上位階層に戻した場合、その下位階層表示は
クリアされる。また、カーソルの通った階層名を保持
し、画面上ではその色を変えて識別できるようにされ
る。これにより、自分を含め、上位階層は画面上に表示
したままで全体が見えるため、トリー・ウォークの操作
性が格段に向上する。つまり、カーソルの移動だけで任
意の階層に移動でき、メニューのクリックで対象を選択
することができる。このよいうに、キャスケードメニュ
ーをユーザ初期画面で選択することにより、検索画面に
行く前に所要のIPモジュールを指定できるようにな
る。さらに、各メニュー上に現在データベースに登録さ
れているIPモジュールの個数が表示されるため、各機
能階層のIPモジュール数を予め知ることができる。
【0049】また検索画面スキップ用閾値の操作によっ
て、どのくらいの個数の時に検索画面をスキップして直
接検索結果画面に遷移するかを指定できる。
【0050】上記キャスケードメニュー表示のためのメ
ニュー表示プログラムにより、階層の深さがどこまで続
き、階層毎にどれくらいのコンポーネントがあるかを判
断でき、希望する機能の回路モジュールを能率的に探す
のに役立つ。
【0051】前記メニュー表示プログラムは、例えば図
2のウェブサーバが備えるディスクドライブ装置9に装
着された情報記録媒体Dskから読取られて、プログラ
ムメモリ6などにロードされてマイクロプロセッサ5に
より実行される。例えば情報記録媒体DskはCD−R
OM(Compact Disc−Read Only Memory)、DVD(Di
gital Video Disc)、MO(Magnet−Optics)、又はフ
レキシブルディスク等とされる。
【0052】前記メニュー表示プログラムを記録した記
録媒体を提供することにより、所要の機能を備えたIP
モジュール等の回路モジュール探すためのメニュー表示
を容易に実現させることができる。
【0053】次にIPモジュール及び適用製品のバージ
ョン管理プログラムについて説明する。
【0054】図11にはIPモジュールの流用履歴の状
態が例示される。IPモジュールR0をルーツとして流
用履歴が多岐にわたる。図11ではIPモジュールBR
を起点(私:I)にその家系が例示される。
【0055】図12には前記バージョン管理プログラム
によるバージョン管理で用いるデータベース(DB)の
構造が例示される。データベースのデータベースレコー
ドRcdは、回路名としてのIPモジュールのモジュー
ル名のフィールド30とそのモジュール名のIPモジュ
ールの流用元であるベースモジュール名のフィールド3
1を有する。更にデータベースレコードRcdは、前記
モジュール名のフィールド30とベースモジュール名の
フィールド31とのそれぞれに対応する製品名のフィー
ルドとして製品名フィールド32、ベース製品名フィー
ルド33を有する。図12のデータベースレコードが保
有するモジュール名とベースモジュール名の内容は図1
1の流用履歴を表している。特に制限されないが、デー
タベースレコードRcdはその他に付加情報フィールド
34とリンクフィールド35を有する。付加情報フィー
ルド34は対応するデータベースレコードが保有する名
前のIPモジュールや製品の説明情報等を保有し、リン
クフィールド35は対応するデータベースレコードが保
有する名前のIPモジュールデータの所在を示す。
【0056】前記バージョン管理プログラムはウェブサ
ーバ1にバージョン管理処理を実行させる。前記バージ
ョン管理処理は、ある回路のベース回路はその回路の親
であり、ある回路のベース回路に対して当該ある回路は
子である、と把握してデータベースレコードの回路名の
フィールドとベース回路名のフィールドとを順次検索し
て、回路の流用履歴を求めて表示可能にする処理であ
る。その表示はブラウザによってウェブ端末で行なうこ
とができる。その表示形式は、表形式、家系図形式であ
る。データベースの例で示されるように、一つのレコー
ドに(子)モジュールの情報と流用した(親)モジュー
ルの情報を持たせることによって図11で示したよう
な、モジュールの流用履歴がトレース可能になる。
【0057】図13には家系図形式による流用履歴の表
示状態が例示される。a,b,…が付記されたシンボル
にはIPモジュール名のようなコンポーネント名が示さ
れる。コンポーネントのシンボルにマウスカーソルを位
置付けると、そのコンポーネントの付加情報が表示され
る。同一コンポーネント名が複数存在する場合のシンボ
ルにマウスカーソルを位置付けると、夫々のコンポーネ
ントの付加情報が表形式で表示される。コンポーネント
のシンボルをクリックすると、選択状態になり、再度ク
リックすると非選択状態になる。流用履歴の起点コンポ
ーネントのシンボルは他と色を変えて表示される。同一
IPモジュールが複数の製品で使用されている場合、家
系図表示では名寄せを行なって一つのシンボルで表示す
る。コンポーネント・シンボルとコンポーネント・シン
ボルを繋ぐノード・シンボルをクリックするとその下位
階層の畳込み、展開表示を行うことができる。畳込み、
展開表示はノード・シンボルをクリックする度に交互に
行われ、現在どちらの状態であるかは、ノード・シンボ
ルの形状で識別する。
【0058】図14には表形式による流用履歴の表示状
態が例示される。表の行の並びは、先祖から子孫の順番
とされる。各行には、モジュール名、製品名、ベースモ
ジュール名、ベース製品名、設計者名、部署名、電話番
号等の表示欄がある。
【0059】ここで、以下で使用する用語について説明
する。モジュール名フィールドは製品を構成する回路ブ
ロック(モジュール)名を格納する。製品名フィールド
はモジュールが使われている製品名を格納する。ベース
・モジュール名フィールドはモジュールを設計する時に
再利用(流用)したモジュール名を格納する。ベース製
品名フィールドはベースモジュールが使われている製品
名を格納する。レコードのモジュール名フィールドの値
が子モジュール名を表すときベースモジュール名フィー
ルドの値が親モジュール名を表す。起点モジュールはユ
ーザがモジュールトレースを開始する時に指定するモジ
ュールである。ベースモジュールフィールドの値が無い
モジュールをルートモジュール(親を持たないモジュー
ル)と呼ぶ。子モジュールが見つからないモジュールを
ターミナルモジュール(子を持たないモジュール)と呼
ぶ。
【0060】データベースの検索方法について説明す
る。任意のモジュール(M)の親(P)を求めるには
(方法S1)、データベースのモジュール名フィールド
をMで検索する。見つかったレコードのベースモジュー
ルフィールドの値が親(P)モジュール名である。任意
のモジュール(M)の子(C)を求めるには(方法S
2)、データベースのベースモジュール名フィールドを
Mで検索し、見つかったレコードのモジュールフィール
ドの値が子(C)モジュール名である。この方法の考え
方でデータベースのモジュール名とベースモジュール名
を順次検索することにより、モジュールの流用履歴(全
ての先祖と子孫)を求めることができる。
【0061】モジュールトレース方法について説明す
る。処理を簡単にするため、最初にルートモジュールを
求め。次にそこから子孫を求める方法を採用する。親
(Parent)に対して子(Children)は複数存在するので
親子関係を表すP_Cテーブルを使って検索を制御す
る。図15にはP_Cテーブルが例示される。カレント
・インデックス(ic)は現在処理中の配列インデック
スを表し、末尾インデックス(it)は親が格納されて
いる末尾の配列インデックスを表す。
【0062】起点モジュール(I)からルートモジュー
ル(R)を求める方法が図16に例示される。起点モジ
ュール(I)に対して、上記方法S1用いて親モジュー
ル(P)を求める(ST60)。(I)を見つかった
(P)で置換えて、(P)が無いレコードが見つかるま
で繰り返す。このレコードのモジュールがルートモジュ
ール(R)である(ST61)。
【0063】ルートモジュール(R)から子孫を求める
方法は図16に例示されるように、ルートモジュール名
(R)をP_Cテーブルの親(Parent)に格納する(S
T62)。次にP_CテーブルのParent(P)のic要
素に対して上記S2の方法を使って子モジュール(C
1,C2,…)を求め(ST63)、Rに対応するP_
CテーブルのChildrenに格納する(ST64)。次に、
子モジュール(C1,C2,…)を各々P_Cテーブル
のParentの最後に追加する(ST65)。itに子モジ
ュールの個数を加算する(ST66)。そして、ic=
ic+1として(ST67)、ic≦itなら、前述の
P_CテーブルのParent(P)のic要素に対して上記
S2の方法を使って子モジュール(C1,C2,…)を
求める処理(ST63)へ戻る。
【0064】上記モジュールトレース方法により指定し
たモジュール名(I)を起点として流用履歴を求める方
法についてまとめる。子孫を求めるには、起点モジュー
ル名でベース・モジュール名を検索して見つかったもの
が子モジュール(CHILDREN)である。各子モジュールで
ベース・モジュール名を検索して見つかったもの(GRAN
DCHILD)が孫モジュールである。以上の手順を検索でモ
ジュールが見つからなくなるまで繰り返えせばよい。
【0065】兄弟及びその子孫を求めるとき、起点モジ
ュールのベース・モジュールが親モジュール(PARENT)
である。親モジュール名でベース・モジュール名を検索
して見つかったものが兄弟モジュール(BROTHERS)であ
る(Iを含む)。各兄弟モジュール(Iを除く)に対し
て、上記の“子孫を求める方法”を適用すればその子孫
が求められる。
【0066】祖父母モジュールを求めるには、親モジュ
ール名でモジュール名を検索して見つかったもののベー
ス・モジュール名が祖父母モジュール(GRANDPARENT)
である。祖父母モジュールに対して上記“兄弟及びその
子孫を求める方法”を適用すれば祖父母モジュールの兄
弟及びその子孫を求めることができる。
【0067】先祖を求めるには、上記“祖父母モジュー
ルを求める方法”を見つかった祖父母モジュールに順次
適用し、ベース・モジュール名が無いもの(ROOT)が見
つかるまで繰り返せばよい。
【0068】前記家系図表示処理について説明する。家
系図表示処理は、家系図表示用テーブル作成、バルーン
表示用テーブル作成、畳み込み展開処理、及び選択非選
択処理に大別される。
【0069】家系図表示テーブルの概要を説明する。家
系図表示テーブルは、図17に例示されるような構造体
とされ、先頭引数topは固定である。topに入って
いるコンポーネントの家系図(構造体)に対応した表示
用ソースデータが有機的に生成される。図18には図1
7の家系図表示テーブルを用いて表示される家系図の表
示態様が例示される。仮親があった場合、家系図の上に
仮親を置く。仮親は検索などの対象とはならない。仮親
とは、あるモジュールの親でデータベースのモジュール
フィールドを検索した時、そのモジュールが見つからな
い(まだ登録されていない)時、そのモジュールを仮親
と呼ぶ。
【0070】図19には家系図表示処理のメインルーチ
ンが例示される。前記モジュールトレースの結果より、
コンポーネント名の取得(ST70)、仮親の存在と名
前の取得(ST71)を行ない、仮親の存在を判定し
(ST72)、いれば仮親を含んだ家系図表示テーブル
を作成し(ST73)、いなければ仮親を含まない家系
図表示テーブルを作成する(ST74)。その後、バル
ーン表示テーブル作成(ST75)、家系図の表示(S
T76)を行ない、順次必要に応じて、畳み込み(ST
77、ST78)、展開(ST79,ST80)、選択
(ST81,ST82)、非選択(ST83,ST8
4)、バルーン表示(ST85,ST86)、及びボタ
ン操作(ST87,ST88)の処理を行なう。
【0071】図20には家系図表示テーブル作成処理の
詳細が例示される。先ず、自分名のモジュールが複数か
否かの情報取得(ST90)、自分に子がいるか否かの
情報取得(ST91)を行なって、テーブル作成する
(ST92)。テーブルには、名前、親、子がいるか、
モジュールの単数/複数の別を示す情報を持たせる。そ
して、子がいるか否かを判定し(ST93)、いる場合
には、それが何代目であるかの情報を引数として渡し
(2代目)、2代目以降のテーブル作成ルーチンに入る
(ST94)。その後、或は子がいない場合、付帯事項
を作成する(ST95)。付帯事項とは、仮親がいる
か、いる場合にはその名前、どのコンポーネントを起点
に家系図をトレースしたか、という情報である。
【0072】図21には前記2代目以降のテーブル作成
処理の詳細が例示される。現在の兄弟数の取得(ST1
00)、自分の名前取得(ST101)、自分のモジュ
ールが複数か否かの情報取得(ST102)、自分に子
があるか否かの情報取得(ST103)を行なって、テ
ーブルを作成する(ST104)。テーブルには、名
前、何代目か、子がいるか、モジュールの単数/複数の
別を示す情報を持たせる。そして、子がいるか否かを判
定し(ST105)、いる場合には、それが何代目であ
るかの情報を引数として渡し(もらった代数+1)、2
代目以降のテーブル作成ルーチンに入る(ST10
6)。その後、或は子がいない場合、次の兄弟がいるか
を判定し(107)、兄弟がいなくなるまでST101
〜ST107の処理を繰返す。
【0073】図22には前記バルーン表示用テーブル作
成処理の詳細が例示される。先ず、テーブルに名前を付
け(ST110)、表示項目を作成し(ST111)、
表示内容を作成し(ST112)、他に同名のモジュー
ルがあるかを判定する(ST113)。同名がある場合
にはST112に戻って、そのモジュールの情報を表示
内容に追加し、同名が無い場合には子はいるかの判別を
行ない(ST114)、いる場合には子のテーブル作成
ルーチンに移る(ST115)。
【0074】図23には前記子のテーブル作成処理が例
示される。兄弟は何人かの情報取得(ST120)、自
分の名前取得(ST121)を行い、取得した自分の名
前を基にテーブル名を付け(ST122)、表示項目を
作成し(ST123)、表示内容を作成し(ST12
4)、他に同名のモジュールがあるかを判定する(ST
1245)。同名がある場合にはST124に戻って、
そのモジュールの情報表示内容に追加し、同名が無い場
合には子はいるかの判別を行ない(ST126)、いる
場合には子のテーブル作成ルーチンに移る(ST12
7)。その後、或は子がいない場合、他の同名のモジュ
ールがあるかを判定し(128)、兄弟モジュールがな
くなるまでST121〜ST128の処理を繰返す。
【0075】図24には畳み込み処理と展開処理の詳細
が例示される。畳み込み処理とは、指定されたコンポー
ネント以下の家系図の表示を止めることである。畳み込
み処理はクリックされたノード直下のコンポーネントに
指示される。展開処理とは、指定されたコンポーネント
以下の家系図表示を行なうことである。展開処理はクリ
ックされたノード直下のコンポーネントに指示される。
【0076】図24では畳み込み処理と展開処理は一つ
のサブルーチンにまとめられている。先ず、画面を消し
(ST130)、次いで、先頭コンポーネントを表示し
(ST131)、畳み込み指定されておるかを判定し
(ST132)、そうでなければ子の家系図表示ルーチ
ンに移る(ST133)。畳み込み指示されていなけれ
ば展開指示ありと判定する(ST132)。
【0077】図25には前記子の家系図表示ルーチンの
詳細が例示される。まず、自分のコンポーネント表示を
行う(ST134B)。自分のコンポーネントの下に子
がいるか否かを判定し(ST134)、いる場合には子
の家系図表示を行なう(ST135)。兄弟がいる場合
には図25の子の家系図表示ルーチンを兄弟の数分だけ
繰返す。
【0078】図26には選択処理と非選択処理の詳細が
例示される。選択処理は選択されたコンポーネント情報
を次の画面へ渡すための処理であり、選択されたコンポ
ーネントの色を変えて選択されていることを示す。クリ
ックされたコンポーネントに対して選択を指示し、選択
されているコンポーネントのときは選択解除(非選択)
の指示を行なう。図26では選択処理と非選択処理は一
つのサブルーチンにまとめられている。図26におい
て、先ず、選択されたコンポーネントか否かの判別が行
なわれる(ST140)。クリックされたコンポーネン
トが選択されたコンポーネントになる。選択されたコン
ポーネントの場合には選択コンポーネント色が表示され
(ST141)、そうでない場合には非選択コンポーネ
ント色が表示される(ST142)。この処理はコンポ
ーネントに対するクリックイベントを検出した時に行わ
れる。
【0079】図27には前記バルーン処理の詳細が例示
される。コンポーネントに対するオンマウスイベントを
検出すると、オンマウスされたコンポーネントの前記バ
ルーン表示用テーブル作成処理で作成した表示内容(S
T112、ST124)を表示する(ST145)。
【0080】図28にはボタン(アクションボタン)操
作処理の詳細が例示される。アクションボタンの操作対
象は前記選択処理で選択されたコンポーネント(ST1
41)である。アクションボタンは、コンペアボタン、
ダウンロードボタン、検索ボタンとされる。選択コンポ
ーネント及び選択されたボタンの種類ををウェブ端末2
から取得する。ウエブサーバ1では選択コンポーネント
のIDを取得し(ST150)、コンペア処理であれば
コンペア処理画面を表示し(SDT151,ST15
2)、ダウンロード処理であればダウンロード処理画面
を表示し(ST153,ST154)、検索処理であれ
ば検索画面を表示する(ST155,ST156)。
【0081】一つのレコードに(子)モジュールの情報
と流用した(親)モジュールの情報を持たせることによ
ってモジュールの流用履歴をトレース可能にするバージ
ョン管理によれば、IPモジュールなどの回路部品に不
具合が発生した場合に、そのIPモジュールの変更履歴
を調べて、対策を講ずるのに役立つ。前記データベース
レコードに、前記回路名のフィールドとベース回路名の
フィールドとのそれぞれに対応して製品名のフィールド
を設けておけば、IPモジュール等の回路の変更履歴や
対応LSI製品を調べるのに便利である。モジュールの
流用履歴を簡単に求めることができるようになるため、
不良発生時に当該モジュールを流用している製品を漏れ
なく、早く知ることができる。また、モジュールの流用
状態を把握するのも容易になる。LSI製品に対しても
モジュールと同様に一つのレコードに(子)製品の情報
と流用した(親)製品の情報を持たせることによってL
SI製品の流用履歴をトレース可能にするバージョン管
理機能を実現できる。
【0082】前記バージョン管理プログラムは、例えば
図2のウェブサーバが備えるディスクドライブ装置9に
装着された情報記録媒体Dskから読取られて、プログ
ラムメモリ6などにロードされてマイクロプロセッサ5
により実行される。例えば情報記録媒体DskはCD−
ROM(Compact Disc−Read Only Memory)、DVD
(Digital Video Disc)、MO(Magnet−Optics)、又
はフレキシブルディスク等とされる。
【0083】前記バージョン管理プログラムを記録した
記録媒体を提供することにより、IPモジュール等の回
路の変更履歴を調べるバージョン管理を容易に実現させ
ることができる。
【0084】以上本発明者によってなされた発明を実施
形態に基づいて具体的に説明したが、本発明はそれに限
定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲にお
いて種々変更可能であることは言うまでもない。
【0085】例えば、プログラム記録媒体はCD−RO
Mなどに限定されず、ハードディスク装置や半導体メモ
リであってもよい。本発明はIPモジュール以外の回路
や回路モジュールの検索やバージョン管理にも広く適用
することができる。また、本発明はWWWシステムだけ
でなく、サーバ・クライアントシステム等にも広く適用
することができる。
【0086】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば下記
の通りである。
【0087】すなわち、目的とする機能を備えたIPモ
ジュール等の回路モジュール探すのに便利なメニュー表
示プログラムを提供することができる。また、IPモジ
ュール等の回路の変更履歴や対応LSI製品を調べるの
に便利なバージョン管理プログラムを提供することがで
きる。そして、所要の機能を備えたIPモジュール等の
回路モジュール探すためのメニュー表示やIPモジュー
ル等の回路の変更履歴や対応LSI製品を調べるバージ
ョン管理を容易に実現するのに寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ブラウザによるIPモジュール検索用のメニュ
ー表示画面を例示する説明図である。
【図2】WWWシステムの概略を例示するブロック図で
ある。
【図3】検索メニュー表示処理のメインルーチンを例示
するフローチャートである。
【図4】メニュ表示用テーブル作成処理の詳細な手順を
例示するフローチャートである。
【図5】メニュー表示用テーブルの内容変更を行なう場
合の処理手順を例示するフローチャートである。
【図6】メニュー画面表示処理の詳細な手順を例示する
フローチャートである。
【図7】下層メニュー展開表示及びオンマウス作業の詳
細な手順を例示するフローチャートである。
【図8】オンクリック作業の詳細な手順を例示するフロ
ーチャートである。
【図9】ボタン操作の詳細な手順を例示するフローチャ
ートである。
【図10】閾値変更作業の詳細な手順を例示するフロー
チャートである。
【図11】IPモジュールの流用履歴の状態を例示する
フローチャートである。
【図12】バージョン管理プログラムによるバージョン
管理で用いるデータベースの構造を例示する説明図であ
る。
【図13】家系図形式による流用履歴の表示状態を例示
する説明図である。
【図14】表形式による流用履歴の表示状態を例示する
説明図である。
【図15】P_Cテーブルを例示する説明図である。
【図16】起点モジュール(I)から全ての子孫及び先
祖を求める方法を例示するフローチャートである。
【図17】家系図表示テーブルの構造を例示する説明図
である。
【図18】図17の家系図表示テーブルを用いて表示さ
れる家系図の表示態様を例示する説明図である。
【図19】家系図表示処理のメインルーチンを例示する
フローチャートである。
【図20】家系図表示用テーブル作成処理の詳細を例示
するフローチャートである。
【図21】2代目以降の家系図表示用テーブル作成処理
の詳細を例示するフローチャートである。
【図22】バルーン表示用テーブル作成処理の詳細を例
示するフローチャートである。
【図23】子のバルーン表示用テーブル作成処理を例示
するフローチャートである。
【図24】家系図表示(畳み込み処理と展開処理)の詳
細を例示するフローチャートである。
【図25】子の家系図表示ルーチンの詳細を例示するフ
ローチャートである。
【図26】選択処理と非選択処理の詳細を例示するフロ
ーチャートである。
【図27】バルーン処理の詳細を例示するフローチャー
トである。
【図28】ボタン操作処理の詳細を例示するフローチャ
ートである。
【符号の説明】
1 ウェブサーバ 2 ウェブ端末 3 インターネット 5 プロセッサ 6 プログラムメモリ Dsk 情報記録媒体(プログラム記録媒体) 10 IPモジュール検索用のメニュ表示画面 12 キャスケードメニュー表示 15 検索閾値フィールド 21 経路情報 26 シンボル情報 Rcd データベースレコード 30 モジュール名のフィールド 31 ベースモジュール名のフィールド 32 製品名フィールド 33 ベース制品名フィールド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山岸 文一 東京都小平市上水本町5丁目22番1号 株 式会社日立超エル・エス・アイ・システム ズ内 Fターム(参考) 5B050 AA10 BA07 CA07 FA02 FA09 FA13 5B075 KK38 ND02 ND34 UU22 5E501 AA01 AB15 AC23 AC33 BA05 EA05 EA09 EB05 FA05 FA21 FA22 FA46

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の回路モジュールの機能を階層的に
    定義するための機能階層定義情報に基づいて検索メニュ
    ーを表示させる検索メニュー表示処理と、表示された検
    索メニュー上でポインティングされているメニュー項目
    の下位階層のメニューを展開して表示させるオンマウス
    下層メニュー展開処理と、表示されたメニュー上でクリ
    ックされたメニュー項目に至る経路を検索経路として確
    定するオンクリック処理と、をコンピュータ装置に実行
    させるプログラムがコンピュータ読み取り可能に記録さ
    れ、前記記録されたプログラムは、前記検索メニュー表
    示処理及びオンマウス下層メニュー展開処理において、
    メニュー項目には、下位階層が存在することを示す識別
    子及び最下位階層に含まれる回路モジュールの数を表示
    させることを特徴とするプログラム記録媒体。
  2. 【請求項2】 前記オンマウス下層メニュー展開処理は
    更に、ポインティングされているメニュー項目に至る経
    路を識別可能に表示させる処理を含むことを特徴とする
    請求項1記載のプログラム記録媒体。
  3. 【請求項3】 前記オンクリック処理は、クリックされ
    たメニュー項目が示す回路モジュールの情報を検索結果
    として表示させる検索結果表示処理、又は更なる絞り込
    み検索の検索画面を表示させる検索画面表示処理である
    ことを特徴とする請求項1記載のプログラム記録媒体。
  4. 【請求項4】 前記オンクリック処理において、クリッ
    クされたメニュー項目が示す回路モジュールの数が設定
    値以下であるときは前記検索結果表示処理を選択し、前
    記設定値を越えるときは前記検索画面表示処理を選択す
    ることを特徴とする請求項3記載のプログラム記録媒
    体。
  5. 【請求項5】 回路名のフィールドとその回路名の回路
    の流用元であるベース回路名のフィールドを有するデー
    タベースレコードを用いて、コンピュータ装置に回路の
    バージョン管理処理を実行させるバージョン管理プログ
    ラムがコンピュータ読み取り可能に記録されたプログラ
    ム記録媒体であって、前記バージョン管理処理は、ある
    回路のベース回路はその回路の親であり、ある回路のベ
    ース回路に対して当該ある回路は子である、と把握して
    データベースレコードの回路名のフィールドとベース回
    路名のフィールドとを順次検索して、回路の流用履歴を
    求める処理を含むことを特徴とするプログラム記録媒
    体。
  6. 【請求項6】 前記データベースレコードは、前記回路
    名のフィールドとベース回路名のフィールドとのそれぞ
    れに対応して製品名のフィールドを有することを特徴と
    する請求項5記載のプログラム記録媒体。
  7. 【請求項7】 前記バージョン管理処理は、指定された
    回路名でベース回路名のフィールドを検索して、見つか
    ったデータベースレコードの回路名のフィールドの回路
    を子の回路とし、前記子の回路名でベース回路名のフィ
    ールドを検索して、見つかったデータベースレコードの
    回路名のフィールドの回路を孫の回路とする検索を繰り
    返し、指定した回路名を起点として子孫の回路を求める
    処理を含むことを特徴とする請求項5記載のプログラム
    記録媒体。
  8. 【請求項8】 前記バージョン管理処理は、回路名のフ
    ィールドに指定された回路名を持つデータベースレコー
    ドのベース回路名のフィールドの回路を親の回路とし、
    前記親の回路名でベース回路名のフィールドを検索し
    て、見つかったデータベースレコードの回路名のフィー
    ルドの回路を兄弟の回路とする検索を繰り返し、指定し
    た回路名を起点として兄弟の回路を求める処理を含むこ
    とを特徴とする請求項5記載のプログラム記録媒体。
  9. 【請求項9】 前記バージョン管理処理は、前記求めら
    れた兄弟の回路の回路名でベース回路名のフィールドを
    検索して、見つかったデータベースレコードの回路名の
    フィールドの回路を兄弟の子の回路とし、前記兄弟の子
    の回路名でベース回路名のフィールドを検索して、見つ
    かったデータベースレコードの回路名のフィールドの回
    路を兄弟の孫の回路とする検索を繰り返し、前記求めら
    れた兄弟の回路を起点としてその子孫の回路を求める処
    理を含むことを特徴とする請求項8記載のプログラム記
    録媒体。
  10. 【請求項10】 前記バージョン管理処理は、回路名の
    フィールドに指定された回路名を持つデータベースレコ
    ードのベース回路名のフィールドの回路を親の回路と
    し、前記親の回路名で回路名のフィールドを検索して、
    見つかったデータベースレコードのベース回路名のフィ
    ールドの回路を祖父母の回路とする検索を繰り返し、指
    定した回路名を起点として祖父母の回路を求める処理を
    含むことを特徴とする請求項5記載のプログラム記録媒
    体。
  11. 【請求項11】 前記バージョン管理処理は、前記祖父
    母の回路名でベース回路名のフィールドを検索して、見
    つかったデータベースレコードの回路名のフィールドの
    回路を祖父母の兄弟の回路とする検索を繰り返し、祖父
    母の回路名を起点としてその兄弟の回路を求める処理を
    含むことを特徴とする請求項10記載のプログラム記録
    媒体。
  12. 【請求項12】 前記バージョン管理処理は、前記求め
    られた祖父母の兄弟の回路の回路名でベース回路名のフ
    ィールドを検索して、見つかったデータベースレコード
    の回路名のフィールドの回路を祖父母の兄弟の子の回路
    とし、前記祖父母の兄弟の子の回路名でベース回路名の
    フィールドを検索して、見つかったデータベースレコー
    ドの回路名のフィールドの回路を祖父母の兄弟の孫の回
    路とする検索を繰り返し、前記求められた祖父母の兄弟
    の回路を起点としてその子孫の回路を求める処理を含む
    ことを特徴とする請求項11記載のプログラム記録媒
    体。
  13. 【請求項13】 前記バージョン管理処理は、回路名の
    フィールドに指定された回路名を持つデータベースレコ
    ードのベース回路名のフィールドの回路を親の回路と
    し、前記親の回路名で回路名のフィールドを検索して、
    見つかったデータベースレコードのベース回路名のフィ
    ールドの回路を祖父母の回路とする検索を繰り返し、指
    定した回路名を起点として先祖の回路を求める処理を含
    むことを特徴とする請求項5記載プログラムの記録媒
    体。
  14. 【請求項14】 複数の回路モジュールの機能を階層的
    に定義するための機能階層定義情報に基づいて検索メニ
    ューを表示させる検索メニュー表示処理と、表示された
    検索メニュー上でポインティングされているメニュー項
    目の下位階層のメニューを展開して表示させるオンマウ
    ス下層メニュー展開処理と、表示されたメニュー上でク
    リックされたメニュー項目に至る経路を検索経路として
    確定するオンクリック処理と、をコンピュータ装置に実
    行させるプログラムであって、前記検索メニュー表示処
    理及びオンマウス下層メニュー展開処理において、メニ
    ュー項目には、下位階層が存在することを示す識別子及
    び最下位階層に含まれる回路モジュールの数を表示させ
    る、ことを特徴とするメニュー表示プログラム。
  15. 【請求項15】 前記オンクリック処理は、クリックさ
    れたメニュー項目が示す回路モジュールの情報を検索結
    果として表示させる検索結果表示処理、又は更なる絞り
    込み検索の検索画面を表示させる検索画面表示処理であ
    ることを特徴とする請求項14記載のメニュー表示プロ
    グラム。
  16. 【請求項16】 前記オンクリック処理において、クリ
    ックされたメニュー項目が示す回路モジュールの数が設
    定値以下であるときは前記検索結果表示処理を選択し、
    前記設定値を越えるときは前記検索画面表示処理を選択
    することを特徴とする請求項15記載のメニュー表示プ
    ログラム。
  17. 【請求項17】 回路名のフィールドとその回路名の回
    路の流用元であるベース回路名のフィールドを有するデ
    ータベースレコードを用いて、コンピュータ装置に回路
    のバージョン管理処理を実行させるバージョン管理プロ
    グラムであって、前記バージョン管理処理は、ある回路
    のベース回路はその回路の親であり、ある回路のベース
    回路に対して当該ある回路は子である、と把握してデー
    タベースレコードの回路名のフィールドとベース回路名
    のフィールドとを順次検索して、回路の流用履歴を求め
    る処理を含むことを特徴とするバージョン管理プログラ
    ム。
  18. 【請求項18】 前記データベースレコードは、前記回
    路名のフィールドとベース回路名のフィールドとのそれ
    ぞれに対応して製品名のフィールドを有することを特徴
    とする請求項17記載のバージョン管理プログラム。
  19. 【請求項19】 ウェブ端末からの回路検索要求に応答
    して、複数の回路モジュールの機能を階層的に定義する
    ための機能階層定義情報に基づいて検索メニューを表示
    させる検索メニュー表示処理と、表示された検索メニュ
    ー上でポインティングされているメニュー項目の下位階
    層のメニューを展開して表示させるオンマウス下層メニ
    ュー展開処理と、表示されたメニュー上でクリックされ
    たメニュー項目に至る経路を検索経路として確定するオ
    ンクリック処理と、を実行するウェブサーバであって、
    前記検索メニュー表示処理及びオンマウス下層メニュー
    展開処理において、メニュー項目には、下位階層が存在
    することを示す識別子及び最下位階層に含まれる回路モ
    ジュールの数を表示させることを特徴とするウェブサー
    バ。
  20. 【請求項20】 ウェブ端末からの回路検索要求に応答
    して、回路名のフィールドとその回路名の回路の流用元
    であるベース回路名のフィールドを有するデータベース
    レコードを用いてバージョン管理処理を実行するウェブ
    サーバであって、前記バージョン管理処理は、ある回路
    のベース回路はその回路の親であり、ある回路のベース
    回路に対して当該ある回路は子である、と把握してデー
    タベースレコードの回路名のフィールドとベース回路名
    のフィールドとを順次検索して、回路の流用履歴を求め
    る処理を含むことを特徴とするウェブサーバ。
  21. 【請求項21】 前記データベースレコードは、前記回
    路名のフィールドとベース回路名のフィールドとのそれ
    ぞれに対応して製品名のフィールドを有することを特徴
    とする請求項20記載のウェブサーバ。
  22. 【請求項22】 インターネットを通じてウェブサーバ
    が、ウェブ端末からの回路検索要求に応答して、複数の
    回路モジュールの機能を階層的に定義するための機能階
    層定義情報に基づいて検索メニューをウェブ端末に表示
    させる検索メニュー表示処理と、表示された検索メニュ
    ー上でポインティングされているメニュー項目の下位階
    層のメニューを展開してウェブ端末に表示させるオンマ
    ウス下層メニュー展開処理と、表示されたメニュー上で
    クリックされたメニュー項目に至る経路を検索経路とし
    て確定するオンクリック処理と、を実行し、前記検索メ
    ニュー表示処理及びオンマウス下層メニュー展開処理に
    おいて、メニュー項目には、下位階層が存在することを
    示す識別子及び最下位階層に含まれる回路モジュールの
    数を表示させることを特徴とするワールド・ワイド・ウ
    ェブシステム。
  23. 【請求項23】 インターネットを通じてウェブ端末か
    らの回路検索要求に応答して、ウェブサーバが回路名の
    フィールドとその回路名の回路の流用元であるベース回
    路名のフィールドを有するデータベースレコードを用い
    てバージョン管理処理を実行し、前記バージョン管理処
    理は、ある回路のベース回路はその回路の親であり、あ
    る回路のベース回路に対して当該ある回路は子である、
    と把握してデータベースレコードの回路名のフィールド
    とベース回路名のフィールドとを順次検索して、回路の
    流用履歴を求める処理を含むことを特徴とするワールド
    ・ワイド・ウェブシステム。
  24. 【請求項24】 前記データベースレコードは、前記回
    路名のフィールドとベース回路名のフィールドとのそれ
    ぞれに対応して製品名のフィールドを有することを特徴
    とする請求項23記載のワールド・ワイド・ウェブシス
    テム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106921536A (zh) * 2015-12-25 2017-07-04 北京奇虎科技有限公司 基于客户端版本信息的数据处理方法及装置
JP2019135574A (ja) * 2018-02-05 2019-08-15 株式会社Nykシステムズ Cad装置、情報処理方法、およびプログラム

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