JP2003334781A - ロボット動作制御方法 - Google Patents
ロボット動作制御方法Info
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- JP2003334781A JP2003334781A JP2002137122A JP2002137122A JP2003334781A JP 2003334781 A JP2003334781 A JP 2003334781A JP 2002137122 A JP2002137122 A JP 2002137122A JP 2002137122 A JP2002137122 A JP 2002137122A JP 2003334781 A JP2003334781 A JP 2003334781A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- speed
- robot
- time
- motion
- control method
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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Landscapes
- Manipulator (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 時間と回数をセットするだけで、繰返し動作
を行う際の速度を制御する。速度は直線速度、角速度い
ずれでも可能。又、1動作ごとの休止時間も考慮に入れ
ることが出来る。工業用ロボットやエンターテイメント
型ロボットの制御が容易になる。 【解決手段】 時間設定手段、動作回数設定手段を外部
から入力することにより、速度演算手段により速度を演
算し、またその速度で動作可能か否か判別する手段によ
り実際に動作するか警告を発するかを判別する。
を行う際の速度を制御する。速度は直線速度、角速度い
ずれでも可能。又、1動作ごとの休止時間も考慮に入れ
ることが出来る。工業用ロボットやエンターテイメント
型ロボットの制御が容易になる。 【解決手段】 時間設定手段、動作回数設定手段を外部
から入力することにより、速度演算手段により速度を演
算し、またその速度で動作可能か否か判別する手段によ
り実際に動作するか警告を発するかを判別する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は同じ動作を繰り返し
実行する事の出来る、ロボットの制御方法に関するもの
である。
実行する事の出来る、ロボットの制御方法に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来ロボットの動作はコンピューターの
指示によりモーターや電磁石等を動力源として、アーム
の直線運動や回転運動をさせるのが普通であった。工業
用のロボットは工場で部品を組立てたり、溶接したり、
塗装等の仕事が目的であるから、作業能率の向上という
点から動作の速度は速いほど良い訳であるが、仕事の丁
寧さや確実さも要求されるからただ単に速ければ良いと
いうものではなく、適切な速度が予めプログラムによっ
て設定されていた。従って、外部からの要求に従って、
動作速度が可変に設定されるという事は無かった。
指示によりモーターや電磁石等を動力源として、アーム
の直線運動や回転運動をさせるのが普通であった。工業
用のロボットは工場で部品を組立てたり、溶接したり、
塗装等の仕事が目的であるから、作業能率の向上という
点から動作の速度は速いほど良い訳であるが、仕事の丁
寧さや確実さも要求されるからただ単に速ければ良いと
いうものではなく、適切な速度が予めプログラムによっ
て設定されていた。従って、外部からの要求に従って、
動作速度が可変に設定されるという事は無かった。
【0003】一方で近年、人間型や動物型ロボットが出
現しているが、これらは所謂エンターテインメント・ロ
ボットであり、特に決まった仕事を目的とするのではな
く、単に見て、さわって、或は会話をして楽しむロボッ
トである。このようなロボットの動作速度は上述した工
業用ロボットと異なり、目的とする速度は存在せず、そ
の場その場に応じて速度を変更する必要がある。但しそ
の速度は予めプログラミングされた内容によって、決め
られた物である。例えば、外からの刺激の種類によっ
て、動作時間を変更する事は出来るが、それは予めプロ
グラムに格納された速度から選択するというだけであ
る。従って、一定時間内に一定回数同じ動作を繰り返す
ような場合、例えばダンスをするロボットで腕の回転を
表現しようとした場合でも予め詳細なプログラムを作成
する必要があった。
現しているが、これらは所謂エンターテインメント・ロ
ボットであり、特に決まった仕事を目的とするのではな
く、単に見て、さわって、或は会話をして楽しむロボッ
トである。このようなロボットの動作速度は上述した工
業用ロボットと異なり、目的とする速度は存在せず、そ
の場その場に応じて速度を変更する必要がある。但しそ
の速度は予めプログラミングされた内容によって、決め
られた物である。例えば、外からの刺激の種類によっ
て、動作時間を変更する事は出来るが、それは予めプロ
グラムに格納された速度から選択するというだけであ
る。従って、一定時間内に一定回数同じ動作を繰り返す
ような場合、例えばダンスをするロボットで腕の回転を
表現しようとした場合でも予め詳細なプログラムを作成
する必要があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明では、ロボット
の外部から動作時間と動作回数を指示するだけで同一動
作の速度を自動的に算出し、時間内における滑らかな繰
り返し動作を実現する様にした。これによって、動作す
る複数のパーツのうち、一部のパーツの速度を変更する
事により、他のパーツの速度も付随して変更する事も容
易になる。
の外部から動作時間と動作回数を指示するだけで同一動
作の速度を自動的に算出し、時間内における滑らかな繰
り返し動作を実現する様にした。これによって、動作す
る複数のパーツのうち、一部のパーツの速度を変更する
事により、他のパーツの速度も付随して変更する事も容
易になる。
【0005】又、速度が速過ぎて、能力上実現出来ない
場合は警告を発して動作をしないようにする。
場合は警告を発して動作をしないようにする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為
に、本発明のロボット動作制御方法は単一動作を繰り返
す単一動作繰り返し手段、動作時間を規定する動作時間
設定手段、単一動作の回数を規定する単一動作回数設定
手段、単一動作の速度を算出する速度算出手段、該速度
算出手段により算出した速度で動作を実行する算出速度
実行手段、を有する事を特徴とする。
に、本発明のロボット動作制御方法は単一動作を繰り返
す単一動作繰り返し手段、動作時間を規定する動作時間
設定手段、単一動作の回数を規定する単一動作回数設定
手段、単一動作の速度を算出する速度算出手段、該速度
算出手段により算出した速度で動作を実行する算出速度
実行手段、を有する事を特徴とする。
【0007】さらに、前記繰り返し動作は往復動作若し
くは回転動作を含む事を特徴とする。
くは回転動作を含む事を特徴とする。
【0008】さらに、前記速度は直線運動若しくは回転
運動で算出される事を特徴とする。
運動で算出される事を特徴とする。
【0009】さらに、前記算出速度で前記動作が可能か
否か、判別する判別手段を有する事を特徴とする。
否か、判別する判別手段を有する事を特徴とする。
【0010】さらに、前記判別手段で判別した結果、動
作出来ない場合には警告を発する警告手段を有する事を
特徴とする。
作出来ない場合には警告を発する警告手段を有する事を
特徴とする。
【0011】さらに、前記単一動作の繰り返しの間に休
止を行なう休止手段を有し、前記速度算出手段により速
度を算出する際に、該休止時間を考慮する事を特徴とす
る。
止を行なう休止手段を有し、前記速度算出手段により速
度を算出する際に、該休止時間を考慮する事を特徴とす
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。
に基づいて詳細に説明する。
【0013】(ブロック図)図1に本発明に係るロボッ
トのブロック図を示した。
トのブロック図を示した。
【0014】101CPUは中央処理装置で、後述する
各種デバイスの制御や演算を行なう。
各種デバイスの制御や演算を行なう。
【0015】102KEYはロボットへ動作指示を行な
ったり、プログラムを入力する為のキーやスイッチであ
る。
ったり、プログラムを入力する為のキーやスイッチであ
る。
【0016】103DISPは文字や映像を表示させる
為のデバイスであり、警告の為のメッセージを表示した
り、プログラムを表示させる。
為のデバイスであり、警告の為のメッセージを表示した
り、プログラムを表示させる。
【0017】104ROMはロボット動作の為のプログ
ラムや文字パターンや画像パターン、或はロボットの性
能を示す数値を格納するリードオンリメモリである。
ラムや文字パターンや画像パターン、或はロボットの性
能を示す数値を格納するリードオンリメモリである。
【0018】105RAMは、上述したCPUが演算処
理を実行する際に必要なワーク領域や各種演算データを
記憶する為のランダムアクセスメモリである。これの詳
細については次図で説明する。
理を実行する際に必要なワーク領域や各種演算データを
記憶する為のランダムアクセスメモリである。これの詳
細については次図で説明する。
【0019】107MOVはロボットの作業デバイスで
あり、モーターや機構系で構成される動力部や光や音を
発する信号発信部から成り立っている。
あり、モーターや機構系で構成される動力部や光や音を
発する信号発信部から成り立っている。
【0020】106BLは以上のデバイスを結んで情報
のやりとりを実行する為のバスラインである。
のやりとりを実行する為のバスラインである。
【0021】(RAMの構成)図2にRAMの構成を示
したので説明する。
したので説明する。
【0022】201WORKはデータのやりとりや各種
演算で使用するワーク領域である。
演算で使用するワーク領域である。
【0023】202TIMEは動作時間を記憶する領域
である。
である。
【0024】203Nは繰り返し動作回数を記憶する領
域である。
域である。
【0025】204ΔTは動作1回当たりの単位時間を
記憶する領域である。
記憶する領域である。
【0026】205Lは移動距離を記憶する領域であ
る。
る。
【0027】206Vは直線速度を記憶する領域であ
る。
る。
【0028】207ωは回転速度即ち角速度を記憶する
領域である。
領域である。
【0029】208PAUSは繰り返し動作間の休止時
間を記憶する領域である。
間を記憶する領域である。
【0030】(動作概要その1)具体的な動作を例を示
して説明する。繰り返し動作の例として工場での塗装ロ
ボットの動作を説明する。
して説明する。繰り返し動作の例として工場での塗装ロ
ボットの動作を説明する。
【0031】図6(1)は塗装ロボットの図であるが、
601は塗装される板であり、矢印の方向に移動する。
602は塗装ペンキの吹き出し口である。これがアーム
603によって左右に移動しながら塗装するわけであ
る。604はアームを動かす動力部とペンキの供給タン
クを持つ本体部分である。図6(2)はアームが伸びて
吹き出し口を板の右側一杯の個所まで来た図である。
601は塗装される板であり、矢印の方向に移動する。
602は塗装ペンキの吹き出し口である。これがアーム
603によって左右に移動しながら塗装するわけであ
る。604はアームを動かす動力部とペンキの供給タン
クを持つ本体部分である。図6(2)はアームが伸びて
吹き出し口を板の右側一杯の個所まで来た図である。
【0032】板の流れる方向とアームの移動する方向が
互いに直交しているので、板を万遍なく塗装するには板
の流れる速さに従って、アームが左右に移動されなけれ
ばならない。又、板が止まることなく流れる場合、塗装
は斜めに行なわれる事になる。
互いに直交しているので、板を万遍なく塗装するには板
の流れる速さに従って、アームが左右に移動されなけれ
ばならない。又、板が止まることなく流れる場合、塗装
は斜めに行なわれる事になる。
【0033】図7は塗装された結果を示した図である。
701と702が吹き出し口の幅である。吹き出し口が
1往復する間に、板には斜めに703、704、705
の領域が塗装される事になる。ペンキの吹出し口が往復
する際に、いずれも吹き出している場合は、704の領
域は2回塗装される事になる。勿論往きだけペンキを吐
出して、復りには吐出を止めても良い。いずれにせよ万
遍なく塗装する為には板の流れる速度と吹き出し口の速
度がうまく同期してなければならない。
701と702が吹き出し口の幅である。吹き出し口が
1往復する間に、板には斜めに703、704、705
の領域が塗装される事になる。ペンキの吹出し口が往復
する際に、いずれも吹き出している場合は、704の領
域は2回塗装される事になる。勿論往きだけペンキを吐
出して、復りには吐出を止めても良い。いずれにせよ万
遍なく塗装する為には板の流れる速度と吹き出し口の速
度がうまく同期してなければならない。
【0034】701から706まで塗装する為には吹き
出し口は3回往復しなければならない。吹き出し口の移
動量と速度と時間の関係は図3のグラフを参照して説明
する。横軸が時間、縦軸が移動距離である。吹き出し口
が3往復する時間をTとする。302は一往復する時間
ΔTである。塗装される板の幅をLとする。吹き出し口
は定速度として、距離割る時間は速度であるから、図の
301の傾きが速度という事になる。従って、吹き出し
口を移動させる速度はこの図からL/ΔTとなる事が分
かる。
出し口は3回往復しなければならない。吹き出し口の移
動量と速度と時間の関係は図3のグラフを参照して説明
する。横軸が時間、縦軸が移動距離である。吹き出し口
が3往復する時間をTとする。302は一往復する時間
ΔTである。塗装される板の幅をLとする。吹き出し口
は定速度として、距離割る時間は速度であるから、図の
301の傾きが速度という事になる。従って、吹き出し
口を移動させる速度はこの図からL/ΔTとなる事が分
かる。
【0035】又、もし図7において701から706ま
での移動時間をもっと短くすると、吹き出し口の移動速
度も速くしなければならない。その様子を図4で示し
た。T’が短いと、速度即ち傾き401が急になる。
での移動時間をもっと短くすると、吹き出し口の移動速
度も速くしなければならない。その様子を図4で示し
た。T’が短いと、速度即ち傾き401が急になる。
【0036】(動作概要その2)工業用ロボットでなく
エンターテイメントロボットでの例を考えてみる。図8
に示したのはダンスをするロボットである。ダンスする
には四肢の動きをバランスよく動かす必要がある。例え
ば右腕の動作と左腕の動作がばらばらではいけない。特
に繰り返し動作の場合は一定時間内に一定回数動作させ
ねばならない。そのために動作速度の調整が必要にな
る。図8のロボットの腕801を回転させる場合、例え
ば5秒間に3回回転させる時は直線速度でなく角速度を
用いる。しかも1回回転させる度に一定時間休止させる
ような場合は回転速度をその分速める必要がある。
エンターテイメントロボットでの例を考えてみる。図8
に示したのはダンスをするロボットである。ダンスする
には四肢の動きをバランスよく動かす必要がある。例え
ば右腕の動作と左腕の動作がばらばらではいけない。特
に繰り返し動作の場合は一定時間内に一定回数動作させ
ねばならない。そのために動作速度の調整が必要にな
る。図8のロボットの腕801を回転させる場合、例え
ば5秒間に3回回転させる時は直線速度でなく角速度を
用いる。しかも1回回転させる度に一定時間休止させる
ような場合は回転速度をその分速める必要がある。
【0037】図5(1)に時間と回転角度の関係を示し
た。横軸に時間、縦軸に角度を取ってある。今、腕を3
回転させる事を考える。但し、1回転毎に休止時間を取
る。この休止時間502を与えられると、1回転に要す
る時間501ΔTが算出される。従って503の傾きは
角速度になる。回転角度は2πで1周するので、グラフ
を2πを単位に書き替えると図5(2)となる。504
ΔTが1回転の単位時間で、505が休止時間、506
が角速度である。
た。横軸に時間、縦軸に角度を取ってある。今、腕を3
回転させる事を考える。但し、1回転毎に休止時間を取
る。この休止時間502を与えられると、1回転に要す
る時間501ΔTが算出される。従って503の傾きは
角速度になる。回転角度は2πで1周するので、グラフ
を2πを単位に書き替えると図5(2)となる。504
ΔTが1回転の単位時間で、505が休止時間、506
が角速度である。
【0038】(動作処理その1)ロボットの動作処理
を、図9のフローチャートを参照して説明する。
を、図9のフローチャートを参照して説明する。
【0039】まず、キーから動作時間TIMEと動作回
数Nを入力する(ステップS901)。
数Nを入力する(ステップS901)。
【0040】これら2つの数値から一回当たりの動作の
単位時間ΔTを算出する(ステップS902)。
単位時間ΔTを算出する(ステップS902)。
【0041】更に、移動距離Lを単位時間ΔTで割って
速度Vを算出する(ステップS903)。
速度Vを算出する(ステップS903)。
【0042】次に、算出された速度Vがロボットで出せ
るか否か判別する。ロボットの性能を示す数値はROM
に記憶されているから、この数値と比較すれば良い(ス
テップS904)。
るか否か判別する。ロボットの性能を示す数値はROM
に記憶されているから、この数値と比較すれば良い(ス
テップS904)。
【0043】比較した結果、Vの速度が出せない場合
は、警告メッセージを出力して処理を終了する(ステッ
プS905)。
は、警告メッセージを出力して処理を終了する(ステッ
プS905)。
【0044】他方、Vの速度が出せる場合は、その速度
で往復動作を行なう。動作の実際はモータを回転させた
りして機構上の運動を行なうわけであるが、従来技術で
容易に実現可能なのでここでの詳細は省略する(ステッ
プS906)。
で往復動作を行なう。動作の実際はモータを回転させた
りして機構上の運動を行なうわけであるが、従来技術で
容易に実現可能なのでここでの詳細は省略する(ステッ
プS906)。
【0045】最後に、終了時間か否か判別しまだ時間が
ある場合は往復動作を実行させる。時間が来たら終了に
する(ステップS907)。
ある場合は往復動作を実行させる。時間が来たら終了に
する(ステップS907)。
【0046】以上で一定時間内における規定回数の往復
動作が完了する。
動作が完了する。
【0047】(動作処理その2)次に休止時間を含む往
復動作の例を、図10のフローチャートを参照して説明
する。
復動作の例を、図10のフローチャートを参照して説明
する。
【0048】まず、キーから動作時間TIMEと動作回
数N、さらに休止時間PAUSを入力する(ステップS
1001)。
数N、さらに休止時間PAUSを入力する(ステップS
1001)。
【0049】休止時間は動作の間に挟まれるものとする
ので、休止回数は動作回数より1回だけ少ない。その事
を考慮して、これら3つの数値から一回当たりの動作の
単位時間ΔTを算出する(ステップS1002)。
ので、休止回数は動作回数より1回だけ少ない。その事
を考慮して、これら3つの数値から一回当たりの動作の
単位時間ΔTを算出する(ステップS1002)。
【0050】更に、移動距離Lを単位時間ΔTで割って
速度Vを算出する(ステップS1003)。
速度Vを算出する(ステップS1003)。
【0051】次に、算出された速度Vがロボットで出せ
るか否か判別する。ロボットの性能を示す数値はROM
に記憶されているから、この数値と比較すれば良い(ス
テップS1004)。
るか否か判別する。ロボットの性能を示す数値はROM
に記憶されているから、この数値と比較すれば良い(ス
テップS1004)。
【0052】比較した結果、Vの速度が出せない場合
は、警告メッセージを出力して処理を終了する(ステッ
プS1005)。
は、警告メッセージを出力して処理を終了する(ステッ
プS1005)。
【0053】他方、Vの速度が出せる場合は、その速度
で往復動作を行なう。動作の実際はモータを回転させた
りして機構上の運動を行なうわけであるが、従来技術で
容易に実現可能なのでここでの詳細は省略する(ステッ
プS1006)。
で往復動作を行なう。動作の実際はモータを回転させた
りして機構上の運動を行なうわけであるが、従来技術で
容易に実現可能なのでここでの詳細は省略する(ステッ
プS1006)。
【0054】続いて動作を止める休止時間を取る(ステ
ップS1007)。
ップS1007)。
【0055】最後に、終了時間か否か判別しまだ時間が
ある場合は往復動作を実行させる。時間が来たら終了に
する(ステップS1008)。
ある場合は往復動作を実行させる。時間が来たら終了に
する(ステップS1008)。
【0056】以上で一定時間内における休止時間を含む
規定回数の往復動作が完了する。
規定回数の往復動作が完了する。
【0057】(動作処理その3)次に往復動作でなく回
転動作の例を、図11のフローチャートを参照して説明
する。
転動作の例を、図11のフローチャートを参照して説明
する。
【0058】まず、キーから動作時間TIMEと回転数
Nを入力する(ステップS1101)。
Nを入力する(ステップS1101)。
【0059】これら2つの数値から一回転に要する単位
時間ΔTを算出する(ステップS1102)。
時間ΔTを算出する(ステップS1102)。
【0060】更に、1回転の角度2πを単位時間ΔTで
割って角速度ωを算出する(ステップS1103)。
割って角速度ωを算出する(ステップS1103)。
【0061】次に、算出された角速度ωがロボットで出
せるか否か判別する。ロボットの性能を示す数値はRO
Mに記憶されているから、この数値と比較すれば良い
(ステップS1104)。
せるか否か判別する。ロボットの性能を示す数値はRO
Mに記憶されているから、この数値と比較すれば良い
(ステップS1104)。
【0062】比較した結果、ωの速度が出せない場合
は、警告メッセージを出力して処理を終了する(ステッ
プS1105)。
は、警告メッセージを出力して処理を終了する(ステッ
プS1105)。
【0063】他方、ωの速度が出せる場合は、その速度
で回転運動を行なう。動作の実際はモータを回転させた
りして機構上の運動を行なうわけであるが、従来技術で
容易に実現可能なのでここでの詳細は省略する(ステッ
プS1106)。
で回転運動を行なう。動作の実際はモータを回転させた
りして機構上の運動を行なうわけであるが、従来技術で
容易に実現可能なのでここでの詳細は省略する(ステッ
プS1106)。
【0064】最後に、終了時間か否か判別しまだ時間が
ある場合は回転動作を実行させる。時間が来たら終了に
する(ステップS1107)。
ある場合は回転動作を実行させる。時間が来たら終了に
する(ステップS1107)。
【0065】以上で一定時間内における回転動作が完了
する。
する。
【0066】(その他の実施形態)上述した実施形態で
塗装を例に取ったがこの例では塗装される板とペンキの
吹き出し口が互いに直交していたが、必ずしも直交する
必要はない。又回転運動に休止時間を挟んでも直線往復
運動と同様に計算と動作処理が可能である。
塗装を例に取ったがこの例では塗装される板とペンキの
吹き出し口が互いに直交していたが、必ずしも直交する
必要はない。又回転運動に休止時間を挟んでも直線往復
運動と同様に計算と動作処理が可能である。
【0067】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明では、ロボッ
トの外部から動作時間と動作回数を指示するだけで同一
動作の速度を自動的に算出し、時間内における滑らかな
繰り返し動作を実現する様にした。
トの外部から動作時間と動作回数を指示するだけで同一
動作の速度を自動的に算出し、時間内における滑らかな
繰り返し動作を実現する様にした。
【0068】又、速度が速過ぎて、能力上実現出来ない
場合は警告を発して動作をしないようにする。
場合は警告を発して動作をしないようにする。
【図1】ロボットのブロック図。
【図2】RAMの構成図。
【図3】往復運動のグラフ。
【図4】速度が速い往復運動のグラフ。
【図5】休止時間のある回転運動のグラフ。
【図6】塗装ロボットの構成。
【図7】塗装面の構造図。
【図8】ダンスロボットの外観図。
【図9】動作処理を示したフローチャート。
【図10】動作処理を示したフローチャート。
【図11】動作処理を示したフローチャート。
Claims (6)
- 【請求項1】 単一動作を繰り返す単一動作繰り返し手
段、動作時間を規定する動作時間設定手段、単一動作の
回数を規定する単一動作回数設定手段、単一動作の速度
を算出する速度算出手段、該速度算出手段により算出し
た速度で動作を実行する算出速度実行手段、を有する事
を特徴とするロボット動作制御方法。 - 【請求項2】 前記繰り返し動作は往復動作若しくは回
転動作を含む事を特徴とする請求項1記載のロボット動
作制御方法。 - 【請求項3】 前記速度は直線運動若しくは回転運動で
算出される事を特徴とする請求項1記載のロボット動作
制御方法。 - 【請求項4】 前記算出速度で前記動作が可能か否か、
判別する判別手段を有する事を特徴とする請求項1記載
のロボット動作制御方法。 - 【請求項5】 前記判別手段で判別した結果、動作出来
ない場合には警告を発する警告手段を有する事を特徴と
する請求項4記載のロボット動作制御方法。 - 【請求項6】 前記単一動作の繰り返しの間に休止を行
なう休止手段を有し、前記速度算出手段により速度を算
出する際に、該休止時間を考慮する事を特徴とする請求
項1記載のロボット動作制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002137122A JP2003334781A (ja) | 2002-05-13 | 2002-05-13 | ロボット動作制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002137122A JP2003334781A (ja) | 2002-05-13 | 2002-05-13 | ロボット動作制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003334781A true JP2003334781A (ja) | 2003-11-25 |
Family
ID=29698961
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003334781A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20180019706A (ko) * | 2015-08-25 | 2018-02-26 | 카와사키 주코교 카부시키 카이샤 | 로봇시스템과 그 운전방법 |
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2002
- 2002-05-13 JP JP2002137122A patent/JP2003334781A/ja not_active Withdrawn
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KR20180019706A (ko) * | 2015-08-25 | 2018-02-26 | 카와사키 주코교 카부시키 카이샤 | 로봇시스템과 그 운전방법 |
KR102015522B1 (ko) | 2015-08-25 | 2019-08-28 | 카와사키 주코교 카부시키 카이샤 | 로봇시스템과 그 운전방법 |
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