JP2003333733A - さや管の固定構造 - Google Patents

さや管の固定構造

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JP2003333733A
JP2003333733A JP2002137317A JP2002137317A JP2003333733A JP 2003333733 A JP2003333733 A JP 2003333733A JP 2002137317 A JP2002137317 A JP 2002137317A JP 2002137317 A JP2002137317 A JP 2002137317A JP 2003333733 A JP2003333733 A JP 2003333733A
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JP
Japan
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sheath tube
sheath pipe
flange
sheath
tank
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JP2002137317A
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Makoto Hirano
信 平野
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 さや管の取り外しや取り付けが容易で、かつ
さや管のタンク内への挿入深さを容易に調節出来る、さ
や管の固定構造を提供する。 【解決手段】 センサー及び該センサーとトランスミッ
ターとを接続するケーブルとが収納されたさや管側のフ
ランジがタンク側のフランジに脱着可能に固定されてい
るさや管の固定構造において、前記さや管側のフランジ
の内周面に設けられている雌ネジに、前記さや管の外周
面の一部に設けられている雄ネジが螺合されていること
を特徴とするさや管の固定構造である。さや管の外周面
に設けられている雄ネジに締付けナットが螺合され、該
締付けナットの下面がさや管側のフランジの上面に当接
するようにされても良い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、タンク内の液体に
浸漬されるセンサー及びセンサーとトランスミッターと
を接続するケーブルとを収納するさや管をタンクに脱着
可能に固定するさや管の固定構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、タンク内の液体のpHや導電率等
の値を知る場合には、それぞれの測定器の検出端子(セ
ンサー)を液体中に没して測定する、いわゆる浸漬式セ
ンサーを用いる方法が多く行われている。
【0003】例えば、pH測定に使用される一般的な検
出端子をタンク蓋に固定する方法の一例を図3に示す。
この例では、先端に取り付けられたセンサー(図示せ
ず)からの信号をトランスミッター(図示せず)に伝送
するためのケーブル(図示せず)が挿通されたさや管5
が、タンク蓋Tに取り付けられている。
【0004】タンク蓋Tには、タンク側フランジ4が固
定され、これに、さや管固定用フランジ2がボルト等で
固定される。さや管5には、その途中にさや管側アダプ
ター53が固定されており、このさや管側アダプター5
3は、取り付けフランジ2に固定されているフランジ側
アダプター23に、融着、接着等の方法で固定されてい
る。
【0005】このような従来のさや管5の固定方法で
は、保守や校正等のためにセンサーをタンクから取り出
す作業を行う場合には、フランジ2に締結されているボ
ルト等の取り外し取り付けをして、さや管をタンク蓋か
ら取り出さねばならず、手間が掛かるものであった。
【0006】また、タンク内の液体表面までの距離はタ
ンク毎に異なるため、センサー取り付け工事に際して
は、それぞれのタンクに合わせた長さの違うさや管を準
備する必要があり、しかも完成後の微妙な長さ調節は困
難であった。更に、これらを満足させるために、固定治
具の構成部品数が多く、コストが高くなるという問題点
があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題点
を解決し、さや管の取り外しや取り付けが容易で、かつ
さや管のタンク内への挿入深さを容易に調節出来る、さ
や管の固定構造を提供する目的でなされたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の、本発明の請求項1記載のさや管の固定構造は、セン
サー及び該センサーとトランスミッターとを接続するケ
ーブルとが収納されたさや管側のフランジがタンク側の
フランジに脱着可能に固定されているさや管の固定構造
において、前記さや管側のフランジの内周面に設けられ
ている雌ネジに、前記さや管の外周面の一部に設けられ
ている雄ネジが螺合されていることを特徴とするさや管
の固定構造である。
【0009】さや管の外周面に設けられている雄ネジに
締付けナットが螺合され、該締付けナットの下面がさや
管側のフランジの上面に当接するようにされても良い。
【0010】本発明において、さや管の外周面に設けら
れた雄ねじは、さや管本体に直接設けられていても、別
に用意された、両端部が管接続部とされた筒状接続部材
の外周面に雄ねじを切り、この管接続部にさや管を接続
して実質上1本のさや管と見なせるようにされていても
良い。
【0011】さや管としては、塩化ビニル樹脂、ポリエ
チレン、フッ素系樹脂等の合成樹脂や、ステンレススチ
ールを初めとする耐食性金属が多く用いられている。従
って、筒状接続部品を使用する場合は、筒状接続部品の
材質として対薬品性に優れ劣化等の少ないものであれば
特に限定されないが、例えば一例として、塩化ビニル樹
脂、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリアミド、アク
リルスチレンブタジエン共重合樹脂、フッ素系樹脂等の
熱可塑性樹脂;繊維強化熱可塑性樹脂、繊維強化熱効果
性樹脂等の補強樹脂、鉄、ステンレススチール、アルミ
ニウム、真鍮等の金属やこれらを防食した金属類、等が
挙げられる。この内でも、塩化ビニル樹脂、ポリエチレ
ン等の合成樹脂類が、特に好適に用いられる。
【0012】筒状接続部品が用いられる場合は、管と筒
状接続部品とはそれぞれの材料に応じて固定されればよ
い。例えば、さや管が塩化ビニル樹脂であれば筒状接続
部品も塩化ビニル樹脂とし、接着接続で連結固定されれ
ば良く、さや管がポリエチレンであれば筒状接続部品も
ポリエチレンとし、これらを融着接続で連結固定すれば
良い。又、さや管と筒状接続部品1とのいずれの材料に
かかわらず、さや管の端部をねじ加工し、筒状接続部品
1の端部もこれに螺合可能なねじ加工をしてこれらを螺
合して連結固定しても良い。又はフランジ加工してこれ
らをボルト等で連結固定しても良い。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、図面を参照して、本発明の
さや管の固定構造を説明する。図1は本発明のさや管の
固定構造を示す半断面図である。図2(a)は筒状接続
部品の半断面図、図2(b)はフランジの半断面図、図
2(c)はナットの半断面図である。
【0014】なお、さや管の外表面に直接雄ねじが刻ま
れた場合でも、作用や効果は同じであるから、本例にお
いては、筒状接続部品を用いて事実上1本のさや管と見
なされる場合における、さや管の固定構造を説明する。
また、さや管及び筒状接続部品やその他の部品類は塩化
ビニル樹脂製とする。
【0015】筒状接続部品1は、その外周部が雄ねじ1
1とされ、取り付けフランジ2の雌ねじ21に螺合され
ている。両端部は管接続部12とされており、本例の場
合では、接着剤を用いて接続する接着管受け口とされて
いる。勿論材質がポリエチレン、ポリプロピレン等の場
合では、融着接続口とされればよい。
【0016】さや管5は、管軸に直角方向に2分割さ
れ、管接続部(管受け口)12の上方には上側さや管5
1が、下方の管接続部(管受け口)12には下側さや管
52が接着剤で接着されて固定されている。上側さや管
51には上端にトランスミッター(図示せず)が固定さ
れ、下側さや管52の下端には、センサー(図示せず)
が固定され、さや管内に信号ケーブル(図示せず)が挿
通されている。
【0017】取り付けフランジ2は、タンク側フランジ
4にボルト孔22を利用して固定されている。勿論、取
り付けフランジ2とタンク側フランジ4との間にパッキ
ン等が用いられても良い。
【0018】筒状接続部品1の外周部の雄ねじにナット
3の雌ねじが螺合され、ナット3がタンク上方になるよ
うにフランジ2の雌ねじに螺合して、筒状接続部品1は
フランジ2に接続されている。筒状接続部品1を回転さ
せて、下方さや管52の先端に固定されたセンサー6を
所定の位置に配置し、ナット3を取り付けフランジ2側
に締め込んで、筒状接続部品1と取り付けフランジ2と
を強固に締結する。即ち、さや管5のタンク内への進入
長さの調節は、筒状接続部品1のねじ込み代で決まるか
ら、その作業は容易である。
【0019】さや管5を取り外す時は、ナット3を緩
め、筒状接続部品1と取り付けフランジ2との締結状態
を解除し、筒状接続部品1を回転させてさや管5を抜き
出せば良く、取り付けフランジ2とタンク側フランジ4
とを固定しているボルト等は緩める必要がない。
【0020】
【発明の効果】以上の通りであるから、本発明のさや管
を固定する構造では、さや管の外周面に雄ねじが設けら
れ、フランジ内周面に設けられた雌ねじと螺合してお
り、その位置はナットで固定すれば良いだけであるか
ら、さや管の取り外しが容易で、かつタンク内への挿入
深さを容易に調節出来る、安価なさや管の固定構造とな
るのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のさや管の固定構造を示す半断面図であ
る。
【図2】1 筒状接続部品1の半断面図である。2 取
り付け用フランジ2の半断面図である。3 固定用ナッ
ト3の半断面図である。
【図3】従来の、さや管を固定する方法の正面図であ
る。
【符号の説明】
1 筒状接続部品 11 雄ねじ部 12 管接続部 2 取り付けフランジ 21 雌ねじ 22 ボルト孔 23 フランジ側アダプター 3 ナット 31 雌ねじ 4 タンク側フランジ 5 さや管 51 上側さや管 52 下側さや管 53 さや管側アダプター T タンク蓋

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 センサー及び該センサーとトランスミッ
    ターとを接続するケーブルとが収納されたさや管側のフ
    ランジがタンク側のフランジに脱着可能に固定されてい
    るさや管の固定構造において、前記さや管側のフランジ
    の内周面に設けられている雌ネジに、前記さや管の外周
    面の一部に設けられている雄ネジが螺合されていること
    を特徴とするさや管の固定構造。
  2. 【請求項2】 さや管の外周面に設けられている雄ネジ
    に締付けナットが螺合され、該締付けナットの下面がさ
    や管側のフランジの上面に当接していることを特徴とす
    る請求項1記載のさや管の固定構造。
JP2002137317A 2002-05-13 2002-05-13 さや管の固定構造 Pending JP2003333733A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100438223C (zh) * 2006-01-27 2008-11-26 中国海洋石油总公司 弱电信号电缆穿舱装置
CN109687363A (zh) * 2019-01-31 2019-04-26 广东中讯通讯设备实业有限公司 一种hdpe阻燃通信子管

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100438223C (zh) * 2006-01-27 2008-11-26 中国海洋石油总公司 弱电信号电缆穿舱装置
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