JP2003333496A - 画像管理装置及び画像管理プログラム - Google Patents

画像管理装置及び画像管理プログラム

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JP2003333496A
JP2003333496A JP2002137932A JP2002137932A JP2003333496A JP 2003333496 A JP2003333496 A JP 2003333496A JP 2002137932 A JP2002137932 A JP 2002137932A JP 2002137932 A JP2002137932 A JP 2002137932A JP 2003333496 A JP2003333496 A JP 2003333496A
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Japan
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image data
data
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management apparatus
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JP2002137932A
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English (en)
Inventor
Akira Omura
晃 大村
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Nikon Corp
Nikon Gijutsu Kobo KK
Original Assignee
Nikon Corp
Nikon Gijutsu Kobo KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、複雑な登録作業等を必要とせず
に、容易に所定の画像データを探すことが可能な画像蓄
積装置を提供する。 【解決手段】 本発明では、画像管理装置において、画
像データを管理するための管理データを登録する登録手
段と、前記管理データに登録した画像データが蓄積され
ている第1蓄積部と、前記管理データに登録した画像デ
ータのバックアップ画像データが蓄積されている第2蓄
積部とを備え、前記登録手段は、前記画像データととも
に、前記バックアップ画像データを管理する管理データ
を登録する構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が関連する技術分野】本発明は、複数の画像デー
タを管理する画像管理装置および画像管理プログラムに
関する。
【0002】
【従来の技術】画像データに関連付けて撮影環境情報、
キーワード等を記憶して画像データを管理する画像管理
装置が存在する。そして、従来の画像管理装置は、撮影
環境情報、キーワード等から画像データの検索、抽出を
行える。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の画像管
理装置は、画像データが大量に蓄積されてくると、蓄積
された画像データの中から所定の画像データを探し出す
ことは大変困難であった。また、簡単に探し出すように
するためには画像データを画像管理装置に登録する際に
キーワード等を慎重かつ詳細に登録する必要があった。
本発明は、複雑な登録作業等を必要とせずに、容易に所
定の画像データを探すことが可能な画像蓄積装置を提供
する。
【0004】
【解決するための手段】請求項1に記載の発明では、画
像管理装置において、画像データを管理するための管理
データを登録する登録手段と、前記管理データに登録し
た画像データが蓄積されている第1蓄積部と、前記管理
データに登録した画像データのバックアップ画像データ
が蓄積されている第2蓄積部とを備え、前記登録手段
は、前記画像データとともに、前記バックアップ画像デ
ータを管理する管理データを登録する構成とした。
【0005】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の画像管理装置において、画像データから画像管理用
の縮小画像データを生成する生成手段を備え、前記生成
手段は、前記バックアップ画像データ単独のサムネイル
画像を生成しない構成とした。
【0006】請求項3に記載の発明では、請求項1に記
載の画像管理装置において、前記第1蓄積部と前記第2
蓄積部とは同一のメモリ内に蓄積されている構成とし
た。請求項4に記載の発明では、請求項1に記載の画像
管理装置において、前記第1蓄積部と前記第2蓄積部と
は異なるメモリ内に蓄積されている構成とした。
【0007】請求項5に記載の発明では、請求項1に記
載の画像管理装置において、前記管理データは、前記バ
ックアップ画像データの蓄積場所情報を記録している構
成とした。
【0008】請求項6に記載の発明では、請求項2に記
載の画像管理装置において、画像管理用サムネイル画像
データは汎用の画像ファイル形式で作成される構成とし
た。請求項7に記載の発明では、請求項6に記載の画像
管理装置において、前記汎用の画像ファイル形式は、ヘ
ッダ部に撮影情報等の情報を付加できるファイル形式で
ある構成とした。
【0009】請求項8に記載の発明では、請求項2に記
載の画像管理装置において、前記管理用サムネイル画像
は、画像を一覧表示するときに用いられる構成とした。
請求項9に記載の発明では、請求項1または4に記載の
画像管理装置において、前記第1蓄積部に蓄積されてい
る画像データにアクセスできない場合には前記第2蓄積
部に蓄積されている前記バックアップデータにアクセス
するよう制御する制御手段を備える構成とした。
【0010】請求項10に記載の発明では、請求項9に
記載の画像管理装置において、前記制御手段は、バック
アップデータとして保管された画像データにアクセスし
たときは、バックアップデータの画像であることを示す
構成とした。
【0011】請求項11に記載の発明では、請求項9に
記載の画像管理装置において、モニタに画像情報を出力
する出力部を備え、前記制御手段は、前記第1蓄積部に
蓄積されている画像データにアクセスできなくてもバッ
クアップ画像データにアクセスして前記モニタに表示可
能にする構成とした。
【0012】請求項12に記載の発明では、請求項9に
記載の画像管理装置において、プリンタに画像情報を出
力する出力部を備え、前記制御手段は、前記第1蓄積部
に蓄積されている画像データにアクセスできなくてもバ
ックアップ画像データにアクセスして前記プリンタで印
刷可能にする構成とした。
【0013】請求項13に記載の発明では、画像管理プ
ログラムにおいて、請求項1から12に記載の画像管理
装置で実行する制御を記述した構成とした。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態の画像
管理装置について説明する。図1は、本発明の実施の形
態による画像管理装置1と画像管理装置1に接続される
様々な機器を示した図である。
【0015】画像管理装置1には、モニタ2、デジタル
カメラ3、電子手帳4、携帯電話5、ポータブル蓄積装
置6、プリンタ7、サーバコンピュータ8等が通信可能
に接続される。
【0016】画像管理装置1は、デジタルカメラ等で生
成された画像データを管理するための装置である。モニ
タ2は、画像管理装置1が出力する映像信号に基づいて
映像を表示する装置である。デジタルカメラ3は、デジ
タルの画像データを生成するカメラである。電子手帳4
は、スケジュール管理機能ソフトを備える携帯端末であ
る。携帯電話5は、通話機能、電子メール機能、スケジ
ュール管理機能等を持つ電話である。ポータブル蓄積装
置6は、ある程度のメモリ容量のハードディスクを内蔵
した携帯型の蓄積装置である。ポータブル蓄積装置6
は、デジタルカメラ等の端末とともに屋外に持ちだし、
端末で生成したデータを蓄積するための装置である。
【0017】プリンタ7は、画像管理装置1から出力信
号に基づいてプリントする装置である。サーバコンピュ
ータ8は、画像管理装置1とインターネット等のネット
ワークを介して通信可能に接続し、画像データ等のデー
タ通信を行うコンピュータである。また、サーバコンピ
ュータ8は、デジタルカメラ2とインターネット等のネ
ットワークを介して通信し、デジタルカメラ2で生成し
た画像データを受信して蓄積する。
【0018】図2は、本発明の実施の形態による画像管
理装置1の機能を示す機能ブロック図である。画像管理
装置1は、CPU101、ハードディスク102、ディ
スクドライブ103、メモリカードスロット104、接
続端子105、通信回路106を備える。CPU101
は、画像管理装置1で実行される様々な機能を実行す
る。ハードディスク102は、画像データを蓄積する大
容量メモリである。また、ハードディスク102には、
画像管理装置で実行するさまざまなプログラムが記録さ
れている。
【0019】ディスクドライブ103は、装着されたC
D、CD−R、CD−RW等に記録された画像データ等
を再生するためのドライブである。また、ディスクドラ
イブ103は、再生だけでなくCD−R、CD−RWに
対して画像データ等の書き込みが可能である。また、C
D、CD−R、CD−RW以外にDVD規格のディスク
でも実現できる。メモリカードスロット104は、装着
されたメモリカードに記録された画像データ等を記録、
再生するためのスロットである。メモリカードには、書
換え可能なメモリと書換えできないライトワンスメモリ
がある。
【0020】接続端子105は、デジタルカメラ、電子
手帳等の他の機器と有線または無線で通信可能に接続す
るための端子である。通信回路106は、インターネッ
トを介してサーバコンピュータ等と通信を行うための回
路である。
【0021】なお、本実施の形態における画像管理装置
1は、画像管理プログラムが予めインストールされてい
る画像管理専用の装置であってもよいし、使用者が後か
ら画像管理プログラムをインストールするパソコンと同
等の装置であってもよい。例えば、画像管理プログラム
は、CD−ROM、またはインターネットによりダウン
ロードすることにより提供される。
【0022】次に、本実施の形態の画像管理装置1にお
ける画像データを管理する管理方法を説明する。図3
は、画像管理装置1の画像データ管理方法を概念的に示
した図である。
【0023】オリジナル画像データ、管理データ、サム
ネイル画像データで構成される。オリジナル画像データ
は、デジタルカメラ等で生成された画像データである。
管理データと、サムネイル画像データは、画像管理装置
1による登録作業で作成される。
【0024】サムネイル画像は、画像管理装置1で一覧
表示するための管理用の画像データである。また、サム
ネイル画像データは、Exif(Exchangeable Image F
ile)形式ファイルで構成され、ファイルヘッダ部のE
xifタグにオリジナル画像データと同様の撮影情報を
持つ。
【0025】管理データは、画像データから取得した情
報、入力された情報、操作により発生した情報等を画像
データごとに登録している。また、管理データは、オリ
ジナル画像データの保管先情報も登録している。
【0026】これらのデータは、ハードディスク102
に保管される。なお、オリジナル画像データは、ハード
ディスク102に保管せずに、CD−R等のメディア内
で保管することもある。
【0027】次に、本実施の形態における画像管理装置
1で実行される各種制御を説明する。先ず、画像管理装
置1で実行される画像データの管理制御について説明す
る。画像管理装置の接続端子に接続される機器、また
は、ディスクドライブ103、メモリカードスロット1
04に装着されるメモリにより異なる制御を実行する。
【0028】画像管理装置1で実行される画像管理制御
では、ディスクドライブ103に装着されたディスクの
種類を判別し、異なる制御を行う。ディスクの種類の判
別は、CD、CD−R、CD−RW、DVD等のメディ
アの種類を判別するだけでなく、市販写真集CD、ラボ
作成CD−R、個人作成CD−R等のディスク内容まで
判別する。これらは、ディスク内に記録されているデー
タの種類、ディスクのボリュームラベル、シリアル番号
等から判別するようにする。
【0029】ここで、ラボ作成CD−Rについて説明す
る。銀塩フィルムの現像、プリントを扱うラボにより、
フィルムの画像データをデジタル化してCD−R等の記
憶媒体に記録するサービスを行っている。ラボ作成CD
−Rとは、上記サービスによりラボにより作成されたデ
ィスクのことである。このサービスにより、銀塩カメラ
ユーザも撮影した画像データをパソコン等で容易に取り
扱うことができる。
【0030】画像管理装置1で実行される画像管理制御
では、例えば、装着されたディスクがCD−Rであった
場合に、CD−Rに付されているボリュームラベルまた
はシリアル番号等と画像データを検出して既に登録した
ものであるか否かを判定する。シリアル番号のみを用い
ての判定では、前回の登録から追記された画像データが
有った場合に、同じシリアル番号であるため既に登録済
みである判定がされてしまう可能性がある。また、同じ
シリアル番号のディスクが存在する可能性もある。検出
して蓄積していないディスクである場合にはラボが付し
たと思われる特定の規則に従って作成されたボリューム
ラベルが付されているか検出する。ボリュームラベルか
らラボで作成されたCD−Rものか判定する。また、ボ
リュームラベルから作成ラボを特定する。ラボが特定さ
れると、本画像蓄積装置1は、ラボごとの画像データの
傾向情報を予め記憶しているので、表示、プリント等を
実行する際に、特定されたラボに応じて補正処理を施す
ことができる。
【0031】また、ラボ作成CD−Rの中には、画像デ
ータを閲覧するための専用閲覧ソフトが記録されてい
る。本ソフトが起動している場合には、CD−Rの中に
記録された専用閲覧ソフトの自動起動を禁止する。ま
た、専用閲覧ソフトをセットアップしていない環境おい
てCD−Rの装着時に起動する専用閲覧ソフトのセット
アップ作業を禁止する。すなわち、管理ソフトが起動し
ているときには、ディスク装着時のオートラン機能を停
止させる。
【0032】以下に画像蓄積装置1で実行される画像管
理制御を具体的に説明する。図4は、画像管理装置で実
行する画像管理制御を示すフローチャート図である。本
フローは、ディスクドライブ103に画像データを記録
したディスクが装着されていることを検出することでス
タートする。
【0033】先ず、ステップS101では、ディスクの
装着に応答して所定プログラムが自動的に起動するオー
トラン機能を停止する。これにより、画像管理制御が機
能しているときに、必要のないプログラムが自動的に起
動してしまうことがなく、使用者に煩わしさを感じさせ
ることがない。
【0034】次にステップS102では、装着されたデ
ィスク内の全ての画像データについて既にハードディス
ク102内の画像管理データ内に登録済みであるか否か
を検出する。ここでは、先ずシリアル番号、ボリューム
ラベルを検出して、既に管理データに登録されているデ
ィスクであるかを検出する。登録されている場合には、
更に、ディスクに格納されている画像データを検索す
る。例えば、装着されたディスクがCD−R、CD−R
W等の場合には画像データを追記することができるの
で、ディスクのシリアル番号、ボリュームラベルが既に
登録済みであっても未登録の画像データが存在する可能
性があるためである。このような処理を実行し、ディス
クに格納されている全ての画像データが既に登録済みで
ある場合にはステップS107に進み、登録されていな
い画像データが存在する場合にはステップS103に進
む。
【0035】次にステップS103では、装着されたデ
ィスクが市販写真集等のCDであるか否かを検出する。
市販写真集のCDである場合には、画像データを管理デ
ータに登録する必要ないものとしてステップS107に
進み、市販のCDでない場合にはステップS104に進
む。
【0036】ステップS107では、既に登録済みであ
ること、または市販の写真集であることをモニタに表示
する。また、画像データをハードディスク内に格納する
か否かを問い合わせる表示をする。ここで、格納するか
問い合わせる理由は、既に登録済みのディスクを再度、
ディスクドライブ103に装着したということは、管理
データの登録だけでなくディスク内に記録されている画
像データをハードディスク内に格納することを望んでい
る可能性があるためである。また、市販のCDの場合も
同じ理由で、画像データをハードディスクに格納するか
否かを問い合わせる表示を行う。
【0037】そしてステップS108では、問い合わせ
に対してハードディスクに格納する指示があったか否か
を検出し、格納する指示があった場合にはステップS1
09に進み、格納しない指示があった場合には本フロー
を終了する。
【0038】ステップS109では、ディスク内の画像
データをハードディスク内の所定場所に格納する。続い
てステップS110では、格納作業が終了したか否かを
検出し、終了している場合には本フローを終了し、終了
していない場合にはステップS109に戻り格納作業を
継続する。
【0039】一方、ステップS104では、ディスクド
ライブ103に装着されているディスクがCD-R等の
ライトワンスメディアであるか否かを検出する。装着さ
れたディスクがCD−Rである場合にはステップS10
5に進み、CD−Rでない場合にはステップS106に
進む。ステップS105では、ライトワンスメディア用
の登録制御を実行する。ライトワンスメディア用の登録
制御については図5から図7を用いて説明する。
【0040】また、ステップS106では、ライトワン
スでない通常メディア用の登録制御を実行する。ここで
通常メディアとは、記録した画像データの書換えが可能
なCD−RW等のメディアである。通常メディア用の登
録制御については図6を用いて説明する。
【0041】次に、画像管理装置1で実行される登録制
御について説明する。先ず、図4に示したフローのステ
ップS105で実行されるライトワンスメディアにおけ
る登録制御の一例を説明する。
【0042】図5は、ライトワンスメディア内に記録さ
れた画像データに対する登録制御を示すフローチャート
図である。先ず、ステップS201では、管理データの
登録作業を実施する。ここで実施される登録作業は、オ
リジナル画像データのサムネイル画像を作成し、オリジ
ナル画像データに撮影時に付加された撮影時情報とサム
ネイル画像とを管理データに登録する。管理データは、
ハードディスク102内に格納される。撮影時情報は、
オリジナル画像データがExif形式ファイルで生成さ
れている場合にはファイルのヘッダ部にExifタグと
して記録されている。更に詳細な登録作業については後
ほど説明する。
【0043】次にステップS202では、ディスク内に
記録されているオリジナル画像データをハードディスク
102内に格納するか問い合わせの表示を行う。ここ
で、ハードディスク内に格納するか問い合わせる理由
は、例えば、CD-R等のライトワンスメディアに記録
されたオリジナル画像データは、新たな画像データを上
書きして記録することができないので、消去されること
がない。従って、CD-Rが使用者の所有するものであ
る場合には、オリジナル画像データをハードディスク内
に格納しなくても、CD-Rをディスクドライブ103
に装着することで足りる。また、管理データに登録して
あるので、CD-Rが装着されていない状態でも、CD-
R内に記録されている画像データを検索、抽出すること
が可能である。
【0044】そして、ステップS203では、問い合わ
せに対して、ハードディスク102内に格納するよう指
示されたか否かを検出する。指示された場合にはステッ
プS204に進み、指示されない場合にはステップS2
07に進む。
【0045】ステップS204では、CD-R内のオリ
ジナル画像データの吸い上げ作業を実行する。そして、
ステップS205では、吸い上げたオリジナル画像デー
タをハードディスク102内の所定箇所に格納する。そ
してステップS206では、吸い上げ、格納作業が終了
したか否かを検出して、終了していることを検出した場
合には本フローを終了し、終了していない場合にはステ
ップS204に戻る。
【0046】一方、ステップS207では、装着されて
いるCD-Rをどこに保管するか入力させるための入力
フォームを表示する。入力フォームには、保管場所だけ
ではなく、所有者等の情報を入力することができる。続
いてステップS208では、使用者により入力フォーム
に保管場所、所有者等の情報が入力されたか否かを検出
し、入力された場合にはステップS209に進み、入力
されない場合にはステップS210に進む。
【0047】ステップS209では、入力された保管場
所、所有者情報を管理データに追記登録する。一方、ス
テップS210では、CD-Rに貼りつけるラベルまた
はCDジャケットを作成、プリントするか問い合わせ
る。ラベル、CDジャケットを作成させる理由を説明す
る。オリジナルの画像データをハードディスク102内
に格納していないので、登録された管理データに基づい
て、CD-R内の画像データが検索、抽出された場合
に、画像管理装置1は検索、抽出された画像データが記
録されているCD-Rを装着するように指示する。使用
者は、指示されたCD-Rを探し出し、ディスクドライ
ブ103に装着する必要があるが、ラベル、CDジャケ
ットはその際の探し出すときの助けになる。ラベル、C
Dジャケットには、通し番号やタイトル等の情報が印刷
されている。
【0048】ステップS211では、ラベルを作成する
よう指示されたか否かを判別し、作成するように指示さ
れた場合にはステップS212に進み、指示されない場
合には本フローを終了する。ステップS212では、ラ
ベル作成処理を実施する。ステップS213では、ラベ
ル作成処理が終了したか否かを検出し、終了した場合に
は本フローを終了し、終了していない場合にはステップ
S212に戻る。
【0049】次に、図4のステップS105で実行され
るライトワンスメディアに対する登録制御の別例につい
て説明する。本例では、ディスクドライブ103に装着
されたディスク内に記録されているオリジナル画像デー
タの吸い上げを行わない。
【0050】図6は、ライトワンスメディア内に記録さ
れた画像データに対する登録制御を示すフローチャート
図である。先ず、ステップS301では、管理データの
登録作業を実施する。そして、ステップS302では、
ライトワンスメディアであるCD-Rの保管場所、所有
者の登録を行うための入力フォームを表示する。続いて
ステップS303では、使用者により入力フォームに保
管場所、所有者等の情報が入力されたか否かを検出し、
入力された場合にはステップS304に進み、入力され
ない場合には本フローを終了する。そしてステップS3
04では、入力された情報を管理データに追加登録す
る。
【0051】以上のように、装着されたディスクがライ
トワンスメディアである場合には、登録作業のみ行い、
オリジナル画像データをハードディスク102内に格納
しないので、ハードディスク102の容量を減らすこと
がない。
【0052】更に、図4のステップS105で実行され
るライトワンスメディアに対する登録制御の別例につい
て説明する。本例は、ディスクドライブ103に装着さ
れたディスクがCD-R等のライトワンスメディアであ
る場合でもバックアップ用画像データとして保管するた
め自動的に画像データを吸い上げ、ハードディスク10
2に格納する。
【0053】図7は、ライトワンスメディア内に記録さ
れた画像データに対する登録制御を示すフローチャート
図である。先ず、ステップS401では、ライトワンス
メディア内の画像データの吸い上げを実行する。そし
て、ステップS402では、吸い上げた画像データをバ
ックアップ用画像データとしてハードディスク102内
のバックアップ領域に保管する。続いて、ステップS4
03では、管理データの登録作業を実行する。
【0054】次に、図4のステップS106で実行され
るライトワンスメディアではない通常メディアの場合に
おける登録作業を説明する。図8は、画像管理装置1に
おいて実行する登録制御を示すフローチャート図であ
る。
【0055】先ず、ステップS501では、ディスク内
の画像データを吸い上げる。そして、ステップS502
では、画像データベース登録のため吸い上げた画像デー
タをハードディスク102内の所定場所に保管する。更
に、ステップS503では、ハードディスク102のバ
ックアップ領域に吸い上げた画像データをバックアップ
用画像データとして保管する。
【0056】そして、ステップS504では、サムネイ
ル画像を生成し、画像データに付加されていた情報から
管理情報を作成して管理データとして登録する。ステッ
プS505では、ディスク内の画像データを削除するか
問い合わせ表示を行う。ステップS506では、削除す
る指示がなされたか検出し、削除する場合にはステップ
S507に進み、削除しない場合には本フローを終了す
る。そして、ステップS507では、ディスク内の画像
データを削除する。
【0057】以上のとおり図7、図8で示した制御で、
画像管理装置1は、オリジナル画像データをコピーした
バックアップを作成する。これにより、オリジナル画像
データに不具合が生じても、バックアップされているの
で困ることがない。また、図7で説明したとおり、装着
されたメディアがライトワンスメディアである場合に
は、バックアップのためのみにハードディスク102に
保管するので、ハードディスク102の残容量を無駄に
減らすことがない。
【0058】次に、図5のステップS201、図6のス
テップS301、図7のステップS403、図8のステ
ップS504で実行される登録作業について説明する。
画像データと関連付けて記録する管理データの登録作業
について説明する。登録時にExif形式で記録された
画像ファイルのヘッダ部のExifタグに撮影時情報が
記録されている場合にはそれに基づいて登録する。例え
ばAPSフィルムには、磁気記録部分に撮影時の撮影環
境情報等が記録されている。磁気記録部分に記録されて
いる撮影環境情報等を画像ファイルのタグに記録されて
いる。それに対して、135フィルムの場合には撮影時
情報は記録されていないのでタグに記録されていない。
【0059】タグ情報が記録されている画像ファイルに
対しては、自動的に登録作業を行うが、タグ情報がない
場合には入力画面を表示して情報を入力するように催促
する。ここで登録された情報のうちExif規格にある
情報は、画像管理装置のデータベース内に保管するだけ
でなく、書換え可能なメモリである場合にはオリジナル
画像データのタグに情報を付加する。これにより、画像
管理装置1以外の他の管理装置で画像データを扱うとき
に付加した情報が活用できる。
【0060】以下に本実施の形態の画像管理装置1にお
ける登録作業を具体的に説明する。図9は、画像管理装
置1で実行される登録作業を示すフローチャート図であ
る。
【0061】先ず、ステップS601では、ディスク内
の画像データに付加されている情報を調査する。そし
て、ステップS602では、画像データの管理データと
して登録に必要な全情報が付加されているか否かを検出
する。全情報が付加されている場合にはステップS60
7に進み、付加されていない場合にはステップS603
に進む。
【0062】また、ステップS603では、付加されて
いない情報を表示して、登録に必要な情報を入力するよ
うに催促する表示を行う。そして、ステップS604で
は、情報が入力されたか否かを検出し、入力された場合
にはステップS605に進み、入力されない場合にはス
テップS607に進む。
【0063】そして、ステップS605では、入力され
た情報にExif形式の画像ファイルのヘッダ部に付加
できる情報があるか否かを判別する。付加できる情報が
ある場合にはステップS606に進み、付加できる情報
がない場合にはステップS607に進む。ステップS6
06では、オリジナル画像データのExif形式ファイ
ルのヘッダ部に情報を付加する。
【0064】ステップS607では、オリジナル画像デ
ータからサムネイル画像を作成する。ここで、サムネイ
ル画像は、Exif形式ファイルで作成され、オリジナ
ル画像データと同等のExif情報が付加されている。
また、Exif情報と使用者により入力された情報とを
管理データとして登録する。当然、オリジナル画像デー
タ、サムネイル画像データ、バックアップ画像データの
保管場所についても管理データとして登録する。なお、
バックアップ画像データには、単独の管理データ、サム
ネイル画像は生成されない。
【0065】以上説明したとおり、画像管理装置1で
は、オリジナルの画像データはCD−R等のライトワン
スメディアに保管されている場合には画像管理装置1に
蓄積しない例を示した。これにより、CD−R内とハー
ドディスク102内の2箇所に同じ画像データを保存し
ないようにすることで、ハードディスク102を無駄に
使用してしまうことを防ぐ。
【0066】また別例として、CD−Rを破損、紛失し
てしまうことも考えられる。そのため、バックアップ用
の画像データとしてCD−R内の画像データをハードデ
ィスク102にも保管する例を示した。
【0067】CD−Rに保管されている画像データに対
して、プリント等の指示があったときに、ディスクドラ
イブ103にそのCD-Rが装着されていないと、瞬時
に対応することができない。しかし、CD-R内の画像
データをハードディスク102にバックアップすること
により、CD−Rに保管されている画像データに対して
プリント等の指示があった場合に、そのCD−Rが装着
されていない場合にも、バックアップ用の画像データを
使用することにより対応することができる。
【0068】以下に、本実施の形態の画像管理装置にお
けるバックアップ用画像データを使用する制御を具体的
に説明する。例として画像データのプリント指示があっ
た場合を説明するが、プリントだけでなく鑑賞その他の
指示があった場合にも同様に実施できる。
【0069】図10は、画像管理装置1で実行されるプ
リント制御を示すフローチャート図である。本フロー
は、所定の画像データをプリント指示されることでスタ
ートする。
【0070】先ず、ステップS610では、プリント指
示された画像データの保管先を管理データから検出す
る。ステップS611では、ハードディスク102内に
保管されているか判別し、ハードディスク102内に保
管されている場合にはステップS616に進み、保管さ
れていない場合にはステップS612に進む。
【0071】ステップS612では、保管されているメ
ディアがディスクドライブ103、メモリカードスロッ
ト104等に装着されているか判別し、装着されている
場合にはステップS616に進み、装着されていない場
合にはステップS613に進む。ステップS613で
は、ハードディスク102内のバックアップ用画像デー
タを検索する。ステップS614では、バックアップ用
画像データを利用してプリント処理することをモニタに
表示する。
【0072】ステップS615では、保管先から画像デ
ータを読み出すことが不可能であるので、バックアップ
用画像データを読み出す。ステップS616では、保管
先から画像データを読み出す。そして、ステップS61
7では、読み出した画像データをプリント処理する。
【0073】以上のとおり制御することにより、プリン
ト対象の画像データが保管されているCD−R等のメデ
ィアをいちいち探して装着するような複雑な作業を行わ
なくても容易にプリントできる。
【0074】次に、本発明の実施の形態の画像管理装置
1における登録以外の機能について説明する。画像管理
装置1で管理している画像データをCD-R等の記憶メ
ディアに記録する記録制御を説明する。
【0075】画像管理装置1内に記録されている画像デ
ータをCD−Rに焼き付ける作業をする場合には、他人
に渡すために作成するのか、整理のために作成するのか
問い合わせる。または、CD−Rの情報を登録してお
き、CD−Rへの焼き付け終了後に、ハードディスク内
の焼き付けた画像データを削除するか問い合わせ、削除
するように指示された場合には、登録場所データをハー
ドディスク内からCD−Rに登録しなおす。また、画像
データの削除作業が施されなかった場合にはコピー先情
報とをしてCD−Rの情報を登録して登録作業を終了す
る。
【0076】コピーまたは移動する画像データの1つま
たは複数が選択されると、装着されたメディアの空き容
量に合わせて、選択された画像データと同じイベント、
近い撮影日時の画像データを自動的に選択する。また、
自動的に選択された画像データはCD−Rに記録する候
補の画像データであり、変更することができる。
【0077】このようにコピー先のメディアに記録可能
な画像データ数を自動的に選択することで、いちいち多
数の画像を選択する作業を省くことができる。また、イ
ベント、撮影日時に応じて分けることにより、イベント
ごとにまとまった等、関連性のある画像データを同じメ
ディア内に作成することができる。
【0078】以下に具体的な制御を説明する。図11
は、画像管理装置1で実行される記録制御を示すフロー
チャート図である。本フローは、1つの画像データを指
定して、装着されているメディアへのコピーウイザード
を実行することによりスタートする。
【0079】先ず、ステップS701では、装着されて
いるメディアの種類、容量を調査する。ステップS70
2では、メディアの空き容量に応じて書きこみ候補の画
像データを選択する。候補となる画像データは、管理デ
ータに基づいてイベント、撮影日時等を考慮して、指定
された画像データと関連がありそうな画像データ群が選
択される。ここで実行される候補選択制御については図
13を用いて後述する。
【0080】ステップS703では、選択された画像デ
ータ群を一覧表示する。また、選択されている画像デー
タを装着されたメディアに書き込んでよいか問い合わせ
る表示を行う。続いて、ステップS704では、書き込
み指示があったか否かを検出し、書き込み指示があった
場合にはステップS707に進み、書き込み指示がない
場合にはステップS705に進む。
【0081】そして、ステップS705では、選択され
た画像データを変更するか問い合わせる表示を行う。そ
して、ステップS706では、変更指示があったか否か
を検出し、変更指示があった場合にはステップS703
に戻り、再度変更された画像データを含めた画像データ
群を一覧表示する。また、変更指示がない場合にはステ
ップS705に戻る。
【0082】そして、ステップS707では、装着され
たメディアへの書き込みを実行する。続いて、ステップ
S708では、書き込みが終了したか否かを検出し、書
き込みが終了している場合には本フローを終了し、書き
込みが終了していない場合にはステップS707に戻
り、書き込みを継続する。
【0083】次に、図11のフローに続いて実行される
制御について説明する。図12は、書きこみが終了した
後に画像管理装置1で実行される制御を示すフローチャ
ート図である。本フローは、図11のフローに続いて実
行される。
【0084】先ず、ステップS710では、装着された
メディアへのコピーを行った画像データに対応するハー
ドディスク102内のオリジナル画像データを削除する
か問い合わせる。ここで、ハードディスク102内のオ
リジナル画像データを削除する理由は、装着されたメデ
ィアにコピーしたことにより、使用者にとって、ハード
ディスク102内の画像データが不用になった可能性が
あるからである。
【0085】そして、ステップS711では、問い合わ
せに対して使用者が削除するよう指示されたか否かを検
出し、削除するように指示された場合にはステップS7
13に進み、削除しないように指示された場合にはステ
ップS712に進む。
【0086】ステップS712では、コピーした画像デ
ータの管理データに、メディアにコピーを行ったことを
登録する。また、ステップS713では、メディアにコ
ピーした画像データに対応するハードディスク102内
のオリジナル画像データを削除する。そして、ステップ
S714では、管理データ内のオリジナル画像データの
保管先情報をハードディスク102からコピーしたメデ
ィアへと登録変更する。
【0087】ステップS715では、装着されたメディ
アへのコピーを行った画像データの登録情報を管理デー
タから削除するか問い合わせる。ステップS716で
は、問い合わせに対して使用者が削除するよう指示され
たか否かを検出し、削除するように指示された場合には
ステップS717に進み、削除しないように指示された
場合には本フローを終了する。ステップS717では、
メディアにコピーを行った画像データの登録情報を管理
データから削除する。
【0088】次に、図11のステップ702で実行され
る書込候補選択制御について説明する。ここで実行され
る制御は、指定された画像データに関連する画像データ
群を抽出することにある。また、装着されたメディアの
空き容量に合わせて画像データ群を抽出することにあ
る。
【0089】図13は、画像管理装置1で実行される書
込候補選択制御を示すフローチャート図である。先ず、
ステップS720では、予め設定されている検索条件、
優先順位等の条件設定情報を取得する。条件設定情報と
は、使用者により予め設定される情報であり、メディア
に書き込む画像データ群を選択する際にどのような条件
で選択するかを指示するものである。
【0090】例えば、使用者は画像データを選択する際
に用いられる検索条件を設定する。具体的には、管理デ
ータに登録されている情報の中から検索条件となる項目
を設定する。項目には、カメラ機種名、撮影日時、画像
所有者、撮影場所、画像タイトル、キーワード等があ
る。また、使用者は、画像データを選択するための検索
式を生成する際に重視する項目を選択設定することがで
きる。
【0091】このように検索項目を設定することによ
り、同じカメラ、同じ所有者、同じ場所、同じタイト
ル、所定撮影間隔以内、等の画像データ群を候補として
抽出することができる。
【0092】更に、使用者は、検索項目の他に、テーマ
重視、容量重視を設定することができる。テーマ重視、
容量重視については後述する。次に、ステップS721
では、検索式を生成する。そして、ステップS722で
は、検索式で管理データを検索し、ヒットした画像デー
タ情報を取得する。
【0093】ステップS723では、取得した画像デー
タ情報から検索でヒットした画像データの総容量を算出
する。次に、ステップS724では、算出した総容量
が、装着されているメディアの空き容量以下であるか否
かを判別し、空き容量以下である場合にはステップS7
26に進み、空き容量以下でない場合にはステップS7
25に進む。
【0094】そして、ステップS725では、総容量が
メディアの空き容量を越えないようにするため、検索条
件を厳しくして選択画像データ数の絞込みを実行する。
また、ステップS726では、空き容量から総容量を引
いた差が所定容量以上であるか否かを判別する。ここ
で、判別の基準に使用する所定容量の値は、使用者が設
定したテーマ重視か容量重視かで変化する。テーマ重視
の場合には所定容量の値が大きく、容量重視の場合には
値が小さく設定される。テーマ重視が設定されている場
合には、メディアの空き容量を気にせずに、例えば、あ
るイベントにおいて撮影された画像データのみを抽出す
る。このように関連性の高い画像データのみを抽出し、
関連性の低い画像データを抽出することを防ぐ。また、
容量重視が設定されている場合には、メディアの空き容
量が埋まるように画像データを抽出する。差が所定容量
以上の場合にはステップS727に進み、所定容量以下
の場合にはステップS728に進む。
【0095】ステップS727では、総容量をメディア
の空き容量に近づけるため、検索条件をゆるくして選択
画像データ数を増やす処置を実行する。そして、ステッ
プS728では、ヒットした画像データのサムネイル画
像データを抽出する。
【0096】上記例では、画像データのテーマとメディ
アの空き容量とを考慮に入れて選択画像を検索する検索
式を生成した。しかし、空き容量を埋めようとするとす
ることで、一貫したテーマの画像群でなくなることがあ
りえるので、検索範囲を無理やり広げる制御を施さない
ようにしてもよい。
【0097】また、装着されたメディアの無駄をなくす
ため、画像のテーマを無視して単に、容量で画像データ
を選択するようにしてもよい。また、検索に用いられる
項目は上述した項目以外でもよい。
【0098】また、メディアへ書き込み終了後、メディ
アに貼りつけるラベル、ジャケットを画像タイトル、撮
影日時等から作成、プリントするようにしてもよい。以
上説明したとおり、管理している画像データをメディア
にコピーする場合に、関連性のある画像データ群が集ま
るように制御する。また、メディアの空き容量に合わせ
て画像データを選択するように制御するので、いちいち
空き容量を確認しながら画像データを選択する必要がな
い。
【0099】以下に、本発明の実施の形態における画像
管理装置1の別の管理機能について説明する。画像管理
装置1は、上述したように画像データの撮影情報等の他
に、CD−R等のメディアの保管先、所有者を管理デー
タに登録して管理する。
【0100】画像管理装置1は、更に、画像データが銀
塩フィルムをスキャンしてデジタル化した画像データで
ある場合に、画像データに関連付けて銀塩フィルムの保
管場所情報を登録して管理する機能を備える。
【0101】また、ラボ作成CD−Rの場合には、銀塩
フィルムの撮影コマ順に画像データが並んでいるので自
動的に銀塩フィルムに対応したコマ番号が入力される。
また、ラボ側で画像データにコマ番号を付した状態で供
給することが望ましい。
【0102】以下に画像管理装置1で実行される具体的
な制御を説明する。図14は、画像管理装置1で実行さ
れる制御を示すフローチャート図である。本フローは、
CD−R等の記憶メディアが装着され登録作業が実行さ
れることによりスタートする。
【0103】先ず、ステップS730では、装着、接続
された記憶メディアを調査する。続いて、ステップS7
31では、ラボ作成CD−Rであるか否かを判別し、ラ
ボ作成CD−Rである場合にはステップS732に進
み、ラボ作成CD−Rでない場合にはステップS733
に進む。ラボ作成CD−Rであるか否かは、CD−Rの
シリアル番号、ボリュームラベル、画像データのExi
f情報から判別できる。例えば、Exif情報には銀塩
フィルムからデジタル化した日時情報が入力されてい
る。
【0104】ステップS732では、ラボ情報、コマ番
号を管理データに登録する。また、ステップS733で
は、自動的に判別できなかった情報を入力するよう催促
する表示をモニタに行う。ここでは、コマ番号等の画像
データに関する情報の他に、銀塩フィルムの所有者、保
管場所等の情報を入力してもらう。次に、ステップS7
34では、入力が完了したか否かを検出し、入力が完了
している場合にはステップS735に進み、入力が完了
していない場合にはステップS733に戻る。そして、
ステップS735では、入力された銀塩フィルム情報を
管理データに登録する。
【0105】以上のとおり登録制御することにより、使
用者は、銀塩フィルムの所有者、保存場所を検索するこ
とができる。また、銀塩フィルム情報とそのフィルム内
の画像データのコマ番号を管理することで、インターネ
ット経由での印刷でない銀塩フィルムからの焼き増しプ
リント時の検索に役立たせることができる。また、焼き
増しする画像を選択して注文票印刷を操作すると写真屋
さんに出す注文票が作成される。
【0106】以下に、画像管理装置1の銀塩フィルム保
管場所検索、注文票印刷機能を具体的に説明する。図1
5は、画像管理装置1で実行される銀塩フィルム管理制
御を示すフローチャート図である。本フローは、画像管
理装置1における管理メニューの銀塩フィルム管理を操
作することによりスタートする。
【0107】先ず、ステップS740では、管理データ
を検索する。続いて、ステップS741では、管理デー
タに銀塩フィルム情報が登録されている画像データのサ
ムネイル画像を抽出する。そして、ステップS742で
は、抽出したサムネイル画像をモニタ2に一覧表示す
る。ステップS743では、画像データの選択が終了し
たか否かを検出する。終了していた場合にはステップS
744に進み、終了していなければステップS742に
戻る。
【0108】そして、ステップS744では、プリント
するのか保管場所検索をするのか問い合わせる画面を表
示する。続いて、ステップS745では、プリントが指
示されたか否かを検出する。プリントの場合にはステッ
プS746に進み、保管場所検索の場合にはステップS
750に進む。
【0109】次に、ステップS746では、プリントを
出すラボ、店情報の入力を催促する。そして、ステップ
S747では、ラボ、店情報が入力されたか判別し、入
力されている場合にはステップS748に進み、入力さ
れていなければステップS746に戻る。ステップS7
48では、選択された画像データの管理データに、焼き
増しプリントしたこと、注文日時、注文ラボ等の情報を
登録する。そして、ステップS749では、インターネ
ットを利用して入力されたラボ、店のサイトに接続し
て、ラボ、店に対応した注文票テンプレートを取得す
る。注文票テンプレートは予め画像管理装置1内に保管
されていてもよい。そして、ステップS750では、サ
イトからプリントの仕上がり予定日時情報をダウンロー
ドし、仕上がり予定日時を表示する。
【0110】ステップS751では、選択された画像デ
ータがラボでプリントされるように取得した注文票にオ
ーダを入力した状態の注文票を作成する。続いて、ステ
ップS752では、プリンタ7に注文票の印刷を指示す
る。次に、ステップS753では、管理データを検索
し、選択された画像データに対応する銀塩フィルムの保
管場所を抽出する。そして、ステップS754では、モ
ニタ2に銀塩フィルムの保管場所を表示する。
【0111】このように、画像管理装置1は、デジタル
データである画像データを管理するだけでなく、銀塩フ
ィルム等も管理する。また、銀塩フィルムからのプリン
トの注文票も作成する。
【0112】次に、本発明の実施の形態による画像管理
装置1で実行される他機能ソフトウェアとの連携制御に
ついて説明する。本実施の形態の画像管理装置1は、電
子手帳4等の携帯端末内のソフトウェアと連携する機能
を有する。ここでは、電子手帳4で使用されているスケ
ジュールソフトのスケジュールデータとの連携について
説明する。
【0113】画像管理装置1は、スケジュールデータか
ら画像タイトル、撮影場所等の情報を自動的に生成す
る。吸い上げた画像ファイルにタイトル、キーワードが
つけられていないときにスケジュールデータから画像デ
ータのタイトル、キーワードを作成する。これにより、
画像管理装置1において、画像データを検索する時の助
けになる。
【0114】以下に画像管理装置1で実行される連携制
御を説明する。画像管理装置1が、メモリカード等から
画像データを吸上げる際に、画像データに付加されたE
xif情報の撮影日時データとスケジュールデータとを
照合する。撮影日時に対応するスケジュールデータがあ
った場合には、スケジュール内容を表示する。そして、
タイトルを付けさせる。または、自動的にタイトルを付
ける。そして、撮影日時に対応するスケジュールデータ
の文章の一部または全ワードをキーワードとして登録す
る。
【0115】また、スケジュールの文章からタイトルを
作成せずに、単に、キーワードに追加する。画像データ
の内容と、スケジュールの内容が全く異なっていてもよ
い。画像データの内容とスケジュールの文章とが一致し
ているか否かは、確認作業が必要になる。
【0116】また、確認作業をせずに単に、キーワード
にするだけでもメリットがある。例えば、スケジュール
に「Aさんの結婚式」と記載されていて、同じ日に撮影
した結婚式以外で撮影した画像データのキーワードに
「Aさんの結婚式」を付加する。こうすることにより、
見たい画像データの撮影日時を覚えてなくても、Aさん
の結婚式の日に撮影したことを覚えている場合に、「A
さんの結婚式」をキーワードに探し出すことができる。
【0117】以下に画像管理装置1で実行される連携制
御について具体的に説明する。図16は、画像管理装置
1で実行されるスケジュールソフトとの連携制御を示す
フローチャート図である。本フローは、登録作業が実行
されることによりスタートする。
【0118】先ず、ステップS801では、登録を行う
画像データの撮影情報を検索する。続いて、ステップS
802では、画像データの撮影日時情報を取得する。次
に、ステップS803では、電子手帳4と通信して、ス
ケジュールデータを検索する。そして、取得した画像デ
ータの撮影日時情報に対応するスケジュールデータが存
在するか検出する。次に、ステップS804では、画像
データの撮影日時情報に対応したスケジュールデータが
あるか判定し、対応したスケジュールデータがある場合
にはステップS805に進み、対応するスケジュールデ
ータがない場合には本フローを終了する。
【0119】そして、ステップS805では、スケジュ
ールデータから抽出したワードをタイトル、キーワード
それぞれを表示して、そのワードで登録するか問い合わ
せる表示を行う。例えば、スケジュールデータに「ホテ
ルHにてAさんの結婚式」とあった場合に、タイトルの
ワードとして「Aさん結婚式」を抽出する。また、キー
ワードのワードとして「ホテルH」「Aさん」「結婚
式」を抽出する。
【0120】ステップS806では、問合せに対して登
録する指示がなされたか否かを検出する。ここで、登録
する指示をすると、抽出したワードをタイトルまたはキ
ーワードとして登録される。また、登録しないよう指示
すると、タイトル、キーワードを使用者が手動入力する
画面が表示される。登録する指示がなされた場合にはス
テップS809に進み、登録しない指示がされた場合に
はステップS807に進む。
【0121】ステップS807では、タイトル、キーワ
ードを手動入力するための入力画面を表示する。そし
て、ステップS808では、データが入力されたか否か
を検出する。入力された場合にはステップS809に進
み、入力されない場合には何も登録せずに本フローを終
了する。
【0122】ステップS809では、タイトルまたはキ
ーワードを画像データと対応付けて管理データに登録す
る。以上のとおり、画像データの撮影日時に対応するス
ケジュールソフトのスケジュールデータが存在する場合
にはスケジュールデータを画像データのタイトル、キー
ワード等に活用することができる。
【0123】上記例で画像管理装置1は、登録する画像
データの撮影日時に対応するスケジュールデータが存在
した場合には、画像データのタイトル、キーワードとし
て管理データに登録した。
【0124】また、上記制御では、撮影日時と一致する
データが存在するか検索したが、完全に一致していなく
ても日時が近いデータを抽出してもよい。例えば、撮影
日時の前後にスケジュールデータがあった場合には、前
方のデータを優先する。
【0125】画像管理装置1は、管理データには登録せ
ずに、画像データを検索、抽出する時にスケジュールデ
ータを利用する機能を持つ。例えば、「Aさんの結婚
式」というキーワードで検索された場合には、スケジュ
ールソフトから「Aさんの結婚式」の日時を取得して、
その撮影日時の画像データを抽出する。
【0126】以下に画像管理装置1で実行される制御を
具体的に説明する。図17は、画像管理装置1で実行す
る検索、抽出制御を示すフローチャート図である。本フ
ローは、所定のキーワードが入力され、検索、抽出を実
行されることでスタートする。
【0127】先ず、ステップS901では、登録されて
いる画像データの管理データを検索する。ステップS9
02では、入力されたキーワードを持つ画像データが存
在するか否かを検出する。存在する場合にはステップS
906に進み、存在しない場合にはステップS903に
進む。
【0128】そして、ステップS903では、管理デー
タに入力されたキーワードの画像データが存在しないの
で、電子手帳4と通信してスケジュールデータを検索す
る。画像管理装置1は、スケジュールソフトで使用して
いるスケジュールデータを検索できるようになってい
る。
【0129】ステップS904では、入力されたキーワ
ードがスケジュールデータ内に存在するか否かを検出す
る。存在する場合には、ステップS906に進み、存在
しない場合にはステップS905に進む。ステップS9
05では、該当する画像データが存在しないことを表示
する。一方、ステップS906では、該当する画像デー
タを一覧表示する。
【0130】上記例では、電子手帳4と通信してスケジ
ュールデータを検索した。しかし、電子手帳4内のスケ
ジュールソフトと連携するのではなく、画像管理装置1
内にあるスケジュールソフトと連携するようにしてもよ
い。
【0131】また、検索を実行した都度に電子手帳4と
通信するのではなく、画像管理装置1は、携帯端末が接
続されたときスケジュールデータを画像管理装置1内に
吸上げておくようにしてもよい。
【0132】また、上記制御では、スケジュールソフト
のスケジュールデータと連携する例を示したが、スケジ
ュールデータに限らず、その他のデータであってもよ
い。例えば、携帯電話5内の電子メールデータ等と連携
させてもよい。
【0133】以下に画像管理装置1と携帯電話5との連
携について詳細に説明する。携帯電話5には、電子メー
ルデータの他に、通話記録、スケジュールデータ等様々
な情報が記憶されている。画像管理装置1は、それらの
情報を管理データに利用する。また、画像管理装置1
は、携帯電話5内の情報に優先順位を付けて管理データ
に利用する。
【0134】図18は、画像管理装置1で実行される携
帯電話5と連携した登録制御を示すフローチャート図で
ある。本フローは、登録作業が実行されることによりス
タートする。
【0135】先ず、ステップS910では、登録を行う
画像データの撮影情報を検索する。続いて、ステップS
911では、画像データの撮影日時情報を取得する。次
に、ステップS912では、携帯電話5と通信して、ス
ケジュールデータを検索する。そして、取得した画像デ
ータの撮影日時情報に対応するスケジュールデータが存
在するか検出する。次に、ステップS913では、画像
データの撮影日時情報に対応したスケジュールデータが
あるか判定し、対応したスケジュールデータがある場合
にはステップS918に進み、対応するスケジュールデ
ータがない場合にはステップS914に進む。
【0136】次にステップS914では、携帯電話5と
通信して、電子メールデータを検索する。そして、取得
した画像データの撮影日時に受信または発信した電子メ
ールデータが存在するか検出する。次に、ステップS9
15では、画像データの撮影日時に受信または送信した
電子メールデータがあるか判定し、対応した電子メール
データがある場合にはステップS918に進み、対応す
る電子メールデータがない場合にはステップS916に
進む。
【0137】次にステップS916では、携帯電話5と
通信して、通話履歴データを検索する。そして、取得し
た画像データの撮影日時に通話したデータが存在するか
検出する。次に、ステップS917では、画像データの
撮影日時に通話したデータがあるか判定し、通話してい
る場合にはステップS918に進み、通話していない場
合には、新たに登録するデータがないので本フローを終
了する。
【0138】そして、ステップS918では、携帯電話
5から抽出したワードをタイトル、またはキーワードと
して管理データに登録する。電子メールデータから抽出
するワードは、メールタイトルから抽出したワードでも
よいし、メール本文から抽出したワードでもよい。ま
た、通話履歴データからは、通話相手のデータを抽出す
る。
【0139】次に、本発明の実施の形態による画像管理
装置1において実行されるポータブル蓄積装置6に対す
る制御について説明する。本実施の形態の画像管理装置
1は、ポータブル蓄積装置6内に蓄積された画像データ
を取得して登録する機能を備える。ここで、ポータブル
蓄積装置6とは、データを蓄積するためのハードディス
クを内蔵し、また、画像管理装置1、デジタルカメラと
通信可能に接続する接続部を備える。更にポータブル蓄
積装置6は、デジタルカメラで撮影された画像データを
メモリカード経由で取得するカードスロットを備える。
そして、ポータブル蓄積装置6は、デジタルカメラとと
もに屋外に持ち出し、デジタルカメラで撮影した画像デ
ータを接続部またはカードスロットを通じて蓄積する。
【0140】ポータブル蓄積装置6に蓄積された画像デ
ータをデジタルカメラ内メモリから消去することにより
メモリの空き容量を増やすことで継続して撮影を行える
ようにするものである。また、ポータブル蓄積装置6内
のハードディスクは、1回の旅行等のイベントでの画像
蓄積に十分な容量を備えている。
【0141】そして、画像管理装置1は、ポータブル蓄
積装置6と接続することで、ポータブル蓄積装置6に蓄
積された画像データをハードディスク102に登録保管
する。
【0142】また、ポータブル蓄積装置6は、蓄積して
いる画像データを独自に管理している場合がある。そし
て、画像管理装置1は、各種ポータブル蓄積装置6の管
理情報を画像管理装置1で利用できるデータに変換する
プログラムを備えている。変換プログラムはハードディ
スク102に記憶されている。
【0143】そこで、画像管理装置1は、ポータブル蓄
積装置6と連携することにより、より細かな画像データ
の管理が行える。管理情報を取得し、自ソフト用に管理
情報を変換し活用する。例えば、ポータブル蓄積装置6
にGPS素子を搭載している場合には画像を保管したと
きの位置情報を得ることができる。
【0144】そして、画像管理装置1は、ポータブル蓄
積装置6で管理している画像登録データを受け取り、自
ら使えるように変換して登録する。これにより、いちい
ち全ての画像データに付されているデータを抽出するこ
とがないし、また、画像データに付されていない情報を
入力してもらうことにより新たな情報として取得でき
る。
【0145】以下に、ポータブル蓄積装置6と接続され
た場合に、画像管理装置1で実行されるポータブル蓄積
装置6内の画像データ登録制御について説明する。図1
9は、画像管理装置1で実行される制御を示すフローチ
ャート図である。本フローは、ポータブル蓄積装置6と
画像管理装置1とが接続されることによりスタートす
る。
【0146】先ず、ステップS1101では、ポータブ
ル蓄積装置6の情報を取得し、連携可能なポータブル蓄
積装置6であるか検索する。ここで連携可能なポータブ
ル蓄積装置6とは、蓄積している画像データを管理する
管理データを画像管理装置1で利用できる装置である。
当然、管理データを所有しないポータブル蓄積装置6
は、連携不可能と判断する。
【0147】次に、ステップS1102では、接続され
たポータブル蓄積装置6が画像管理装置1と連携可能で
あるか否かを判定する。連携可能な場合にはステップS
1103に進み、連携不可能な場合にはステップS11
05に進む。
【0148】ステップS1103では、ポータブル蓄積
装置6内の管理データを吸い上げる。続いてステップS
1104では、吸い上げた管理データに対応する管理デ
ータプログラムを起動して、管理データを変換する。
【0149】また、ステップS1105では、画像デー
タを吸い上げ、ハードディスク102内に格納する。ス
テップS1106では、吸い上げ作業が終了したか否か
を検出して終了している場合にはステップS1107に
進み、終了していなければステップS1105に戻り、
吸い上げ作業を継続する。
【0150】次に、ステップS1107では、ポータブ
ル蓄積装置6内の画像データを消去する。なお、自動的
に吸い上げた画像データを削除せずに、吸上げた画像デ
ータを消去するか否か問い合わせるようにしてもよい。
また、ポータブル蓄積装置6内の管理データを書き換え
る。そして、ステップS1108では、吸上げた画像デ
ータの登録作業を行う。
【0151】このように、画像管理装置1と接続する機
器が独自の画像管理を実施している場合には、機器から
画像管理データを取得し、取得した画像管理データに基
づいて登録作業を行うことで、詳細な管理登録を簡単に
行うことができる。
【0152】次に、デジタルカメラ3で撮影した画像デ
ータをサーバコンピュータ8等に転送するシステムにお
ける画像管理装置1の機能を説明する。デジタルカメラ
3は、画像データをサーバコンピュータ8等の転送先に
転送する前に、デジタルカメラ3のモニタに再生表示す
るための表示用の縮小画像データを作成し、画像データ
を転送した転送先の情報とともにデジタルカメラ3内の
メモリに記憶しておく。
【0153】また、デジタルカメラ3内の残した縮小画
像は、Exif形式で記憶されており、撮影日時、シャ
ッタスピード、ストロボの有無等の情報は、オリジナル
画像データと同一のものを持っている。また、画像デー
タサイズ等の情報は縮小画像のサイズになっているた
め、オリジナル画像データとは異なる。また、オリジナ
ル画像データでないことを示す情報も保持している。
【0154】以下に画像管理装置1で実行される登録制
御を具体的に説明する。図20は、画像管理装置1で実
行される登録制御を示すフローチャート図である。本フ
ローは、画像管理装置1の接続端子105にデジタルカ
メラ3が接続されることによりスタートする。また、デ
ジタルカメラ3は、画像データをサーバコンピュータ8
に転送したものとする。
【0155】先ず、ステップS1201では、デジタル
カメラ3から転送先情報を取得する。続いて、ステップ
S1202では、取得した転送先情報に基づいて、転送
先であるサーバコンピュータ8に接続できるか試みる。
そして、ステップS1203では、サーバコンピュータ
8に接続できたか否かを判別し、接続できた場合にはス
テップS1204に進み、接続できない場合にはステッ
プS1205に進む。
【0156】そして、ステップS1204では、デジタ
ルカメラ3にあった転送先情報に対応する全ての画像デ
ータに接続し、オリジナル画像データのExifタグに
付加されている撮影情報を取得する。また、ステップS
1205では、オリジナル画像データに接続できない画
像について、デジタルカメラ3内にある縮小画像のEx
ifタグに記録されている撮影情報を取得する。
【0157】次に、ステップS1206では、取得した
情報に基づいて管理データを登録する。そして、ステッ
プS1207では、管理データを登録した画像データに
対応するデジタルカメラ3内のサムネイル画像データを
削除する。
【0158】上記制御では、サーバコンピュータ8に蓄
積されているオリジナル画像データのダウンロードは行
わずに登録作業を行う例を示した。しかし、サーバコン
ピュータによっては、サーバコンピュータ内に画像デー
タを蓄積しておくことができる期限を設けてあるものが
ある。この期限を越えた画像データは自動的に削除され
る。また、画像データを蓄積できる容量制限があること
がある。蓄積できる容量以上の画像データを蓄積させる
ことができない。そのような、サーバコンピュータにお
いては、オリジナル画像データを画像管理装置1内のハ
ードディスク102にダウンロードし、サーバコンピュ
ータ内の画像データを削除する。
【0159】以下に、画像管理装置1における制御を詳
細に説明する。図21は、画像管理装置1で実行される
制御を示すフローチャート図である。本フローは、サー
バコンピュータ8と接続されることによりスタートす
る。
【0160】先ず、ステップS1210では、サーバコ
ンピュータ8の使用条件情報を取得する。続いて、ステ
ップS1211では、サーバコンピュータ8における画
像データの蓄積期限が所定期間内であるか否かを判別
し、所定期間内である場合にはステップS1212に進
み、所定期間より長い場合にはステップS1214に進
む。
【0161】そして、ステップS1212では、蓄積期
限が所定期間内の画像データをハードディスク102に
ダウンロードし、サーバコンピュータ8からダウンロー
ドした画像データを削除する。続いて、ステップS12
13では、ダウンロードした画像データの保管場所に関
する管理データの登録内容を変更する。
【0162】また、ステップS1214では、サーバコ
ンピュータ8に蓄積している画像データの容量が所定容
量以上であるか判別し、所定容量以上である場合にはス
テップS1215に進み、所定容量以上で無い場合には
本フローを終了する。ステップS1215では、所定の
画像データをハードディスクにダウンロードし、サーバ
コンピュータ8からダウンロードした画像データを削除
する。続いて、ステップS1216では、ダウンロード
した画像データの保管場所に関する管理データの登録内
容を変更し、ステップS1214に戻る。
【0163】上記のように制御することにより、サーバ
コンピュータに蓄積した画像データを失うことが無い。
また、サーバコンピュータにいつでも新たに蓄積できる
メモリ容量を確保しておくことができる。
【0164】次に、本実施の形態の画像管理装置1にお
ける別の機能について説明する。一台の画像管理装置1
を家族等の複数人で共有して使用することがある。他人
が登録した画像データにアクセスできてしまうとプライ
バシを侵害することになる。
【0165】また、一台のデジタルカメラ3を家族また
は友人等、複数人で共有することがある。そのようにデ
ジタルカメラ3を使用する場合には、複数人のそれぞれ
が自分専用のメモリカードを使用することでプライバシ
の侵害を防ぐことができる。しかし、デジタルカメラ3
に内蔵または装着されるメモリが大容量化されており、
1つのメモリを複数人で共有することが考えられる。デ
ジタルカメラ3が複数人で使用された場合に、デジタル
カメラ3内の画像データを自動的に全て吸い上げて、登
録してしまうと、他人の撮影した画像データまで登録し
てしまうことになる。
【0166】また、一台のデジタルカメラ3をビジネス
とプライベートとで共用することがある。この場合に
も、個人所有の画像管理装置にビジネスで撮影した画像
データが自動的に登録されてしまうことは不都合であ
る。
【0167】本実施の形態の画像管理装置1は、上記問
題を解決するためにさまざまな機能を有する。以下にそ
の機能を具体的に説明する。画像管理装置1は、プライ
バシを守るために、他人が登録した画像データにアクセ
スできないようにする機能を有する。パソコン等で実施
されている複数の使用者がいる場合には、使用者ごとに
ログインIDとパスワードを持たせ、画像管理装置1の
使用時にログインさせる。これで使用者を区別し、画像
データのアクセス制限を施す。画像管理装置1では、あ
る使用者のログイン中に登録した画像データは、同一使
用者のログイン中でなければアクセスできないようにす
ることで実現する。
【0168】また、画像管理装置1では、複数人が撮影
した画像データの中から画像データの所有者を区別して
登録する機能を有する。画像管理装置1は、所有者を特
定するための画像データ抽出条件を入力して、条件に合
った画像データのみ登録する機能を有する。入力できる
条件には、フォルダ名、ファイル名等のファイル管理情
報の他に、メーカ名、撮影機種名、画像タイトル、キー
ワード、画像サイズ、撮影日時、ユーザ名等のExif
のタグ情報等がある。
【0169】以下に、画像管理装置1で実行される具体
的な制御について説明する。図22は、画像管理装置1
で実行される制御を示すフローチャート図である。本フ
ローは、接続端子105へのデジタルカメラ3の接続、
またはメモリカードスロット104への装着を検出して
スタートする。下記の説明では、デジタルカメラ3が接
続された場合を示す。
【0170】先ず、ステップS2001では、画像管理
装置1のログイン者を検出する。ステップS2002で
は、接続されたデジタルカメラ3内の画像データを検索
する。
【0171】ステップS2003では、デジタルカメラ
3内の画像データを検索した結果、ログイン者が設定し
ている条件に一致する画像データが存在したか判別し、
ログイン者の条件に一致する画像データが存在した場合
にはステップS2004に進み、一致する画像データが
存在しない場合には本フローを終了する。そして、ステ
ップS2004では、ログイン者が設定している条件に
一致する画像データのみを吸い上げ、登録する。
【0172】なお、デジタルカメラ3に画像管理装置1
にあるような、使用者を特定するためにログインする機
能を持つ場合には、画像管理装置1で条件入力等の設定
をすることなく、ログイン情報から自動的に登録でき
る。
【0173】また、上記の制御では、ログイン者の画像
データを検出して、ログイン者の画像データのみを吸い
上げ、登録する例を示した。次に説明する制御では、デ
ジタルカメラ3内の全ての画像データを吸い上げ、登録
する。そして登録の際にログイン者情報を管理データに
登録する。そして、ログイン者の画像データ以外は表示
等のアクセスを不能にする。
【0174】図23は、画像管理装置1で実行される登
録制御を示すフローチャート図である。本フローは、接
続端子105へのデジタルカメラ3の接続、またはメモ
リカードスロット104への装着を検出してスタートす
る。下記の説明では、デジタルカメラ3が接続された場
合を示す。
【0175】先ず、ステップS2010では、画像管理
装置1のログイン者を検出する。次に、ステップS20
11では、デジタルカメラ3内の画像データを全て吸い
上げ、画像データの撮影情報データを管理データに登録
する。また、画像データの撮影者、所有者等の情報も管
理データに登録する。
【0176】そして、ステップS2012では、登録し
た画像データを検索する。ステップS2013では、画
像管理装置1のログイン者が撮影者、所有者である画像
データが存在するか判別し、存在する場合にはステップ
S2014に進み、存在しない場合には、扱える画像デ
ータがないので本フローを終了する。また、ステップS
2014では、ログイン者が撮影者、所有者である画像
データのサムネイル画像を一覧表示し、取り扱い可能に
する。
【0177】以上のように登録制御することにより、効
率よく画像データを登録できるとともに、他人のプライ
バシを侵害してしまうことが無い。次に、オリジナル画
像データの吸い上げを行わずに、管理データへの登録の
みを行う例を説明する。例えば、デジタルカメラ3に装
着されているメモリカードがライトワンスメディアの場
合に実行される。
【0178】図24は、画像管理装置1で実行される制
御を示すフローチャート図である。本フローは、画像管
理装置1にライトワンスメディアを装着したデジタルカ
メラが接続されることでスタートする。
【0179】先ず、ステップS2020では、画像管理
装置1のログイン者を検出する。次に、ステップS20
21では、接続されたデジタルカメラ3内の画像データ
を検索する。そして、ステップS2022では、デジタ
ルカメラ3内の画像データを検索した結果、ログイン者
が設定している条件に一致する画像データが存在したか
判別し、ログイン者の条件に一致する画像データが存在
した場合にはステップS2023に進み、一致する画像
データが存在しない場合には本フローを終了する。そし
て、ステップS2023では、ログイン者が設定してい
る条件に一致する画像データのみについて管理データに
登録する。
【0180】次に、デジタルカメラ3で撮影した画像デ
ータをインターネット等のネットワークを使ってサーバ
コンピュータに送信して蓄積する場合に対応する制御を
説明する。
【0181】図25は、画像管理装置1において実行さ
れる制御を示すフローチャート図である。本フローは、
サーバコンピュータ8に転送する機能を備えたデジタル
カメラが画像管理装置1に接続されることでスタートす
る。
【0182】先ず、ステップS2031では、画像管理
装置1のログイン者を検出する。続いて、ステップS2
032では、デジタルカメラ3内にある送信データを検
索する。送信データは、画像データの送信先情報、撮影
者情報等を持つ。そして、ステップS2033では、検
索の結果、ログイン者の画像データが存在するか判別
し、画像データが存在する場合にはステップS2034
に進み、存在しない場合には本フローを終了する。
【0183】次に、ステップS2034では、送信デー
タの送信先情報に基づいて送信先サーバコンピュータ8
に接続を試みる。続いて、ステップS2035では、サ
ーバコンピュータ8に接続したか否かを検出し、接続し
ている場合にはステップS2037に進み、接続してい
ない場合にはステップS2036に進み、接続できない
旨を表示する。そして、ステップS2037では、サー
バコンピュータ8からログイン者が撮影した画像データ
をダウンロードする。次に、ステップS2038では、
ダウンロードした画像データの管理データを作成し、画
像データとともに管理データをハードディスク102に
登録する。
【0184】上記のよう制御することにより、デジタル
カメラからサーバコンピュータに転送された画像データ
の中から使用者の画像データを容易に取得することがで
きる。
【0185】次に、本発明の実施の形態における画像管
理装置1の別の機能を説明する。画像管理装置1には、
固定のハードディスク102の他に、接続端子105を
利用して取り外して交換可能なリムーバブルハードディ
スクを装着できる。リムーバブルハードディスクは、大
容量の交換メディアとして使用することができる。
【0186】図26から図28は、リムーバブルハード
ディスクの装着例とハードディスク内のデータ管理方法
について説明するための図である。図26に示す例で
は、装着されたリムーバブルハードディスクには管理デ
ータを記録せず、固定のハードディスク102に管理デ
ータを一元保管するようにする。この管理方法を採用す
る利点は、リムーバブルハードディスクも他のCD−R
等のメディアと同じ要領で管理することができる。ま
た、固定のハードディスク102に一元保管することで
管理データをなくすことがない。
【0187】装置によっては固定のハードディスクがな
くリムーバブルハードディスクしかない場合もある。図
27に示す例では、管理プログラムが記録されているハ
ードディスクに管理データを一元保管する。この管理方
法を採用する利点は、管理プログラムと同じハードディ
スクに管理データを一元保管することで、プログラムを
起動すると必ず管理データが存在するため、管理データ
を2重に作成しまうことを防ぐことができる。
【0188】図28に示す例では、固定のハードディス
クも含めて個々のハードディスクごとに管理データを保
管するようにする。そして、管理プログラムを起動させ
ると、ハードディスクごとに保管されている全ての管理
データを検索可能にする。所定のハードディスクに複数
のハードディスクに記憶された管理データを画像管理装
置1が起動している間のみ一時的に1つの管理データと
なるようにしてもよい。
【0189】以下に本発明の実施の形態の画像管理装置
1において実行される具体的な制御を説明する。先ず、
画像管理装置1で実行される起動時の制御について説明
する。
【0190】図29は、画像管理装置1で実行される起
動時制御を示すフローチャート図である。本フローは、
画像管理装置1において画像管理機能を起動させること
でスタートする。
【0191】先ず、ステップS3001では、装着され
ている全ディスクを検索する。続いて、ステップS30
02では、各ディスクに記録されている管理データを抽
出する。そして、ステップS3003では、管理プログ
ラムを記憶しているハードディスク内に、抽出した管理
データを結合した管理データを生成する。ここで結合し
た管理データは一時的に使用するデータで、画像管理機
能を停止させることで消滅する。当然、新たに画像デー
タが登録された場合には、結合した管理データに登録す
るとともに、個々のディスク内の管理データにも登録す
る。
【0192】次に、画像管理装置1で実行される登録時
の制御について説明する。図30は、画像管理装置1で
実行される登録制御を示すフローチャート図である。本
フローは、使用者により画像データの登録作業が指示さ
れることによりスタートする。
【0193】先ず、ステップS3010では、オリジナ
ル画像データを保管するように指定されたディスク内を
検索する。続いて、ステップS3011では、管理デー
タが存在するか判別し、管理データが存在する場合には
ステップS3012に進み、管理データが存在しない場
合にはステップS3013に進む。
【0194】そして、ステップS3012では、今回登
録を行う画像データの情報を管理データに追記登録し
て、管理データを更新するとともに所定のフォルダに画
像データを保管する。また、ステップS3013では、
管理データを所定パスに新たに生成するとともに所定の
フォルダに画像データを保管する。ここで、管理データ
を生成して保管する場所は、画像管理装置1が識別でき
るように予め決められたパスのフォルダに保管される。
そして、ステップS3014では、結合した管理データ
にも画像データの情報を登録する。
【0195】このように管理することで、例えば、他の
画像管理装置で管理されているリムーバブルハードディ
スクを、自分の管理装置装置1に装着するだけで管理可
能となる。
【0196】以上、説明したように本発明の実施の形態
における画像管理装置は、様々な機能を備え、使用者に
複雑な作業等をさせることなく画像データを管理するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の実施の形態による画像管理装
置1と画像管理装置1に接続される様々な機器を示した
図である。
【図2】図2は、本発明の実施の形態による画像管理装
置1の機能を示す機能ブロック図である。
【図3】図3は、画像管理装置1の画像データ管理方法
を概念的に示した図である。
【図4】図4は、画像管理装置で実行する画像管理制御
を示すフローチャート図である。
【図5】図5は、ライトワンスメディア内に記録された
画像データに対する登録制御を示すフローチャート図で
ある。
【図6】図6は、ライトワンスメディア内に記録された
画像データに対する登録制御を示すフローチャート図で
ある。
【図7】図7は、ライトワンスメディア内に記録された
画像データに対する登録制御を示すフローチャート図で
ある。
【図8】図8は、画像管理装置1において実行する登録
制御を示すフローチャート図である。
【図9】図9は、画像管理装置1で実行される登録作業
を示すフローチャート図である。
【図10】図10は、画像管理装置1で実行されるプリ
ント制御を示すフローチャート図である。
【図11】図11は、画像管理装置1で実行される記録
制御を示すフローチャート図である。
【図12】図12は、書きこみが終了した後に画像管理
装置1で実行される制御を示すフローチャート図であ
る。
【図13】図13は、画像管理装置1で実行される書込
候補選択制御を示すフローチャート図である。
【図14】図14は、画像管理装置1で実行される制御
を示すフローチャート図である。
【図15】図15は、画像管理装置1で実行される銀塩
フィルム管理制御を示すフローチャート図である。
【図16】図16は、画像管理装置1で実行されるスケ
ジュールソフトとの連携制御を示すフローチャート図で
ある。
【図17】図17は、画像管理装置1で実行する検索、
抽出制御を示すフローチャート図である。
【図18】図18は、画像管理装置1で実行される携帯
電話5と連携した登録制御を示すフローチャート図であ
る。
【図19】図19は、画像管理装置1で実行される制御
を示すフローチャート図である。
【図20】図20は、画像管理装置1で実行される登録
制御を示すフローチャート図である。
【図21】図21は、画像管理装置1で実行される制御
を示すフローチャート図である。
【図22】図22は、画像管理装置1で実行される制御
を示すフローチャート図である。
【図23】図23は、画像管理装置1で実行される登録
制御を示すフローチャート図である。
【図24】図24は、画像管理装置1で実行される制御
を示すフローチャート図である。
【図25】図25は、画像管理装置1において実行され
る制御を示すフローチャート図である。
【図26】図26は、リムーバブルハードディスクの装
着例とハードディスク内のデータ管理方法について説明
するための図である。
【図27】図27は、リムーバブルハードディスクの装
着例とハードディスク内のデータ管理方法について説明
するための図である。
【図28】図28は、リムーバブルハードディスクの装
着例とハードディスク内のデータ管理方法について説明
するための図である。
【図29】図29は、画像管理装置1で実行される起動
時制御を示すフローチャート図である。
【図30】図30は、画像管理装置1で実行される登録
制御を示すフローチャート図である。
【符号の説明】
1…画像管理装置 2…モニタ 3…デジタルカメラ 4…電子手帳 5…携帯電話 6…ポータブル蓄積装置 7…プリンタ 8…サーバコンピュータ 101…CPU 102…ハードディスク 103…ディスクドライブ 104…メモリカードスロット 105…接続端子 106…通信回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B082 DE06 5C052 AC08 DD02 EE02 EE03 5C053 FA05 FA07 FA23 HA29 JA21 KA01 KA24 LA01 LA11 5D110 AA12 AA21 AA29 BB21 DA04 DA08 DA10 DA11 DA14 DA20 DB09 EB02 FA09

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データを管理するための管理データ
    を登録する登録手段と、 前記管理データに登録した画像データが蓄積されている
    第1蓄積部と、 前記管理データに登録した画像データのバックアップ画
    像データが蓄積されている第2蓄積部とを備え、 前記登録手段は、前記画像データとともに、前記バック
    アップ画像データを管理する管理データを登録すること
    を特徴とする画像管理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の画像管理装置におい
    て、 画像データから画像管理用の縮小画像データを生成する
    生成手段を備え、 前記生成手段は、前記バックアップ画像データ単独のサ
    ムネイル画像を生成しないことを特徴とする画像管理装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の画像管理装置におい
    て、 前記第1蓄積部と前記第2蓄積部とは同一のメモリ内に
    蓄積されていることを特徴とする画像管理装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の画像管理装置におい
    て、 前記第1蓄積部と前記第2蓄積部とは異なるメモリ内に
    蓄積されていることを特徴とする画像管理装置。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の画像管理装置におい
    て、 前記管理データは、前記バックアップ画像データの蓄積
    場所情報を記録していることを特徴とする画像管理装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項2に記載の画像管理装置におい
    て、 画像管理用サムネイル画像データは汎用の画像ファイル
    形式で作成されることを特徴とする画像管理装置。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の画像管理装置におい
    て、 前記汎用の画像ファイル形式は、ヘッダ部に撮影情報等
    の情報を付加できるファイル形式であることを特徴とす
    る画像管理装置。
  8. 【請求項8】 請求項2に記載の画像管理装置におい
    て、 前記管理用サムネイル画像は、画像を一覧表示するとき
    に用いられることを特徴とする画像管理装置。
  9. 【請求項9】 請求項1または4に記載の画像管理装置
    において、 前記第1蓄積部に蓄積されている画像データにアクセス
    できない場合には前記第2蓄積部に蓄積されている前記
    バックアップデータにアクセスするよう制御する制御手
    段を備えることを特徴とする画像管理装置。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の画像管理装置におい
    て、 前記制御手段は、バックアップデータとして保管された
    画像データにアクセスしたときは、バックアップデータ
    の画像であることを示すことを特徴とする画像管理装
    置。
  11. 【請求項11】 請求項9に記載の画像管理装置におい
    て、 モニタに画像情報を出力する出力部を備え、 前記制御手段は、前記第1蓄積部に蓄積されている画像
    データにアクセスできなくてもバックアップ画像データ
    にアクセスして前記モニタに表示可能にすることを特徴
    とする画像管理装置。
  12. 【請求項12】 請求項9に記載の画像管理装置におい
    て、 プリンタに画像情報を出力する出力部を備え、 前記制御手段は、前記第1蓄積部に蓄積されている画像
    データにアクセスできなくてもバックアップ画像データ
    にアクセスして前記プリンタで印刷可能にすることを特
    徴とする画像管理装置。
  13. 【請求項13】 請求項1から12に記載の画像管理装
    置で実行する制御を記述したことを特徴とする画像管理
    プログラム。
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