JP2003332827A - アンテナおよび動産のアンテナ - Google Patents

アンテナおよび動産のアンテナ

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JP2003332827A
JP2003332827A JP2002138628A JP2002138628A JP2003332827A JP 2003332827 A JP2003332827 A JP 2003332827A JP 2002138628 A JP2002138628 A JP 2002138628A JP 2002138628 A JP2002138628 A JP 2002138628A JP 2003332827 A JP2003332827 A JP 2003332827A
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antenna
transmission
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window
cab
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JP2002138628A
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English (en)
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Shinya Komori
信也 小森
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Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】従来のホイップアンテナ等で発生していた問題
を解決するともに、アンプ無しで利得を上げる。 【解決手段】アンテナ10のアンテナエレメント11が
プリント状に形成されている。アンテナエレメント11
が、両信号の位相を反転させる位相反転部12を備えて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アンテナに関し、
特に建設機械を含む動産に装着するに好適なアンテナに
関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】近
年、建設機械にデータ通信用のアンテナを取り付けて、
複数の建設機械間あるいは建設機械と監視局との間で相
互に、建設機械の現在位置等のデータを送受信して建設
機械の動態を管理するシステムが開発されつつある。こ
の場合たとえば800MHz帯で送受信を行う通信端末
が送受信機として使用され、ホイップアンテナ、ヘリカ
ルアンテナ、ボックスアンテナが送受信機に接続されて
送受信が行われる。
【0003】図11はホイップ、ヘリカルアンテナ10
0の建設機械の車体への取付例を例示している。
【0004】同図11に示すように、ブラケット70が
建設機械の運転室(キャブ)30の外板131に溶接や
ボルト止め等によって固定される。この際に治具を使用
して外板131の所定箇所に正確にブラケット70が取
り付けられる。そしてブラケット70を介してアンテナ
コネクタ90とアンテナ100とが締結される。アンテ
ナコネクタ90に接続したアンテナケーブル91は車体
内に引き込まれ車体内の送受信機に電気的に接続され
る。そしてアンテナコネクタ90を覆うように、ブラケ
ット70に、カバー80が装着される。
【0005】建設機械に図11に示す構造のホイップア
ンテナやヘリカルアンテナを使用すると、つぎのような
問題が発生する。
【0006】1)盗難時に被害を受けやすい 建設機械を盗難しようとする者は、動態管理システムに
よる車両移動経路の追跡を免れるために、盗難時にアン
テナを発見次第これを取り外すのが常である。
【0007】従来のアンテナ100は運転室(キャブ)
30の外に設けられている。このため建設機械の盗難者
によってアンテナが発見され易く、アンテナ100を外
したり破損することが容易に行われる。このようにアン
テナ100は盗難時に発見され易く被害を受け易い。ま
たひとたびアンテナ100が破損等されると動態管理シ
ステムによる車両移動経路の追跡が不可能となり、建設
機械を盗難者から取り戻すことが不可能になる。
【0008】2)耐久性が低い アンテナ100には通常の防振対策が施されている。す
なわちアンテナ100は防振ゴムを介して車体に取り付
けられている。しかしそれでもなお建設機械は振動が過
大であるため、アンテナ100が共振するなどしてアン
テナ100が破損するおそれがある。特に図11に示す
ようにアンテナ100にループ部分101が設けられて
いると、このループ部分101で応力集中が生じ折損す
るおそれがある。また衝撃に弱く、樹木等への接触や雪
等の落下によって折損するおそれがある。また寒冷地で
アンテナ100が凍ってしまい折損するおそれがある。
【0009】3)車体の外観(デザイン)、視認性に影
響を与える デザイン的に優れている車体に、アンテナ100が外部
に後から装着されると、美的外観が損なわれるおそれが
ある。またアンテナ100が車体に装着されることを前
提にすると車体デザインの制約を受ける。またアンテナ
100は運転室30のウインドウ(以下、「窓」と同
義)近辺に装着されることから、視認性が損なわれ運転
操作に影響を与えるおそれがある。
【0010】4)装着作業性が良くない ブラケット70は治具を用い溶接等の熟練を要する作業
を行って車体に固定する必要があることから、アンテナ
100の装着に時間と手間がかかり装着作業性が良くな
い。このため既存の建設機械にアンテナ100を後付け
することは容易なことではない。
【0011】5)コストがかかる アンテナ本体以外に、ブラケット70等の装着用部品の
部品点数が多く、また治具を用い溶接やボルト止め等に
よって装着することから工数が多大となる。このためア
ンテナ装置の製造コストが増大するとともにアンテナの
装着作業のコストが増大する。
【0012】一方、ボックスアンテナは小型で棒状のア
ンテナエレメントを有しないため、ホイップアンテナや
ヘリカルアンテナと異なり上述した1)〜5)の問題は
生じないものの、ホイップアンテナやヘリカルアンテナ
と比較してつぎのような問題が生じる。
【0013】6)通信性能が劣化する アンテナ自体が小さいため通信性能が格段に劣化する。
特に電界強度が弱い郊外やビルの間等の空間では、通信
品質が劣化しデータの送受信に支障を来すおそれがあ
る。
【0014】ここにアンテナをフィルムにプリントした
フィルムアンテナが、受信専用のアンテナとして公知に
なっている。しかし従来のフィルムアンテナはアンテナ
自体の利得が小さく、アンプを用いアンテナで受けた微
弱な信号を増幅して利得を上げるようにしている。
【0015】しかしアンテナ以外にアンプを用意するこ
とはアンテナ装置のコストを増大させる要因となること
からアンプ無しで利得を上げたいとの要請がある。
【0016】またアンプを使って信号を増幅するとノイ
ズが多くのってしまいデータの信頼性を失うことからデ
ータ通信では致命傷となり得る。
【0017】本発明はこうした実状に鑑みてなされたも
のであり、従来のホイップアンテナ等で発生していた上
記1)〜6)の問題を解決するともに、アンプ無しで利
得を上げることを解決課題とするものである。
【0018】
【課題を解決するための手段および作用効果】第1発明
は、アンテナ(10)のアンテナエレメント(11)が
プリント状に形成され、前記アンテナエレメント(1
1)が、両信号の位相を反転させる位相反転部(12)
を備えているアンテナであることを特徴とする。
【0019】第2発明は、送受信を行うアンテナ(1
0)であって、前記アンテナ(10)のアンテナエレメ
ント(11)がプリント状に形成され、前記アンテナエ
レメント(11)が、両信号の位相を反転させる位相反
転部(12)を備えているアンテナであることを特徴と
する。
【0020】第3発明は、動産(30)に装着されるア
ンテナ(10)であって、前記アンテナ(10)のアン
テナエレメント(11)がプリント状に形成され、前記
アンテナエレメント(11)が、両信号の位相を反転さ
せる位相反転部(12)を備えている動産のアンテナで
あることを特徴とする。
【0021】第2発明によれば、図1に示すように、ア
ンテナ10のアンテナエレメント11がプリント状に形
成されている。このためホイップアンテナやヘリカルア
ンテナと異なり上述した1)〜5)の問題は生じない。
【0022】また第2発明では、図4(a)に示すよう
に、アンテナエレメント11が、両信号S1、S2の位相
を反転させる、つまり両信号S1、S2の位相を180゜
(λ/2)ずらす位相反転部12を備えているので、位
相反転部12では、位相反転された信号S′1、S′2が
互いに打ち消し合うとともに、図4(c)に示すよう
に、第1送受信部11A、第2送受信部11Bでは、信
号S1、S2が足し合わされ、信号S1、S2の強度Amの
2倍の強度2Amを有する信号S3が安定して送受信され
ることとなり、送受信の利得(アンテナゲイン)が大幅
に向上する。
【0023】このように第2発明によれば、アンテナの
送受信の利得が飛躍的に向上するので、ボックスアンテ
ナで生じていた上記6)の通信性能の劣化という問題が
解決されるとともに、アンプ無しで送受信を安定して行
うことができる。
【0024】第1発明は、上記第2発明のアンテナを送
受信用としてだけではなく、送信専用として、また受信
専用として使用することも含む概念である。
【0025】第3発明は、上記第1発明のアンテナが建
設機械などの動産に装着される。本発明のアンテナ10
は、プリント状であるので、貼着などの簡易な作業で建
設機械などの動産に装着することができる。このためホ
イップアンテナやヘリカルアンテナと異なり、治具やブ
ラケット等の装着用部品が不要で、また溶接やボルト止
め等の煩雑かつ熟練を要する作業は不要であり、容易か
つ迅速に装着を行うことができる。またアンテナ10は
プリント状であるので、運転室30の内側など任意の場
所に目立たずに装着することができ、振動等によって折
損することがない。
【0026】このためアンテナの取り外しや破損の被害
を受けにくく、アンテナの耐久性が高く、車体の外観
(デザイン)、視認性に影響を与えることもなく、アン
テナを装着する作業性が良く、アンテナの製造コスト、
装着コストを低減することができる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の実施
の形態について説明する。なお実施形態では、建設機械
に、データ通信用の送受信アンテナ10を取り付ける場
合を想定して説明する。また実施形態では、送受信の信
号の周波数が800MHz帯(波長λ)の通信端末を、送
受信機として使用する場合を想定する。
【0028】図2(b)は実施形態のアンテナ装置1を
示している。
【0029】同図2(b)に示すように、実施形態のア
ンテナ装置1は、透明フィルム19にプリントされたア
ンテナ10と、このアンテナ10に電力を供給する給電
器20とからなる。
【0030】図1はアンテナ10の構成を示している。
【0031】アンテナ10は、透明フィルム19にプリ
ントされている。プリント方法はたとえば以下の方法が
採用される。すなわち、まず透明フィルム19には、ア
ンテナ10の形状に倣って銅がプリントされる。なおア
ンテナ10の材料としては導電性の材料であればよく銅
の代わりにアルミニウム、鉄などを採用してもよい。特
にアンテナ10を、ITO(インジウム−スズ酸化物)
で構成した場合には、透明で外観上アンテナであること
がわかりにくいため、視認性が一層向上するとともに盗
難防止効果が一層高まる。
【0032】つぎに銅の上に銀ペーストが施される。銅
の上に銀ペーストを施しているのは、銅を露出させたま
まにすると錆びが発生するおそれがあるのでこれを防止
するためである。更に建設機械は硫黄が発生する鉱山で
使用されることが多く、銀を露出させたままにすると硫
黄により材質が劣化するおそれがあるので、これを防止
するために銀ペーストの上に、保護膜としてのクリア材
が塗布される。
【0033】アンテナ10は、アンテナエレメント11
と、アース部13とからなる。アンテナエレメント11
は、直線状に形成された第1送受信部11Aと、同じく
直線状に形成された第2送受信部11Bと、第2送受信
部11Bの根元に形成されたプラス端子14と、アンテ
ナエレメント11の略中間つまり第1送受信部11Aと
第2送受信部11Bの略中間に挿入されている位相反転
部12とからなる。
【0034】アース部13には、マイナス(アース)端
子15が形成されている。
【0035】第1送受信部11Aは、その長手方向の長
さが、送受信される信号の波長をλとすると、λ/2に
なるように形成されており半波長ダイポールを構成して
いる。第1送受信部11Aのエレメント幅Wは、800
MHz帯で高い送受信利得(アンテナゲイン)を得るべ
く2mm〜20mmに設定されている。エレメント幅W
は、図8、図9で後述するように、太くすればするほ
ど、一定レベル以上の送受信利得(アンテナゲイン)が
得られる帯域が拡がり一定レベル以下の定在波比(VS
WR)が得られる帯域が拡がるという利点はあるもの
の、アンテナ10を流れる電流の漏れが発生し易くな
り、アンテナ10に接続されるケーブルも含めてアンテ
ナとして機能することになりアンテナの特性が劣化す
る。またアンテナを細くし過ぎると断線のおそれが高く
なり、逆にアンテナを太くし過ぎるとウインドウ等に貼
着した場合に視認性が悪化する。このようなトレードオ
フを考慮して最適なエレメント幅Wが2mm〜20mm
と設定されている。
【0036】同様に第2送受信部11Bについても、そ
の長手方向の長さが、λ/2になるように形成されてお
り半波長ダイポールを構成している。同様に第2送受信
部11Bのエレメント幅Wも高い送受信利得を得るべく
2mm〜20mmに設定されている。
【0037】このようにアンテナエレメント11は第1
送受信部11A、第2送受信部11Bを設けたことで2
段のアンテナとして機能する。
【0038】ここで受信周波数を810MHz、送信周
波数を960MHzとしたとき、この810MHz〜96
0MHz帯で最適なエレメント幅Wが2mm〜20mm
になるという理由について、図8、図9を用いて説明す
る。
【0039】なお実施形態では移動業務用の受信周波数
が810MHzで送信周波数が960MHzであることを
想定しているが、これは一例であり送受信周波数に多少
の変動があったとしても本実施形態を同様に適用するこ
とができる。
【0040】図8(a)は横軸に周波数(MHz)をと
り縦軸にアンテナゲイン(dBi)をとって、エレメン
ト幅Wを1mm、2mm、20mmと変化させて得られ
た特性をそれぞれ示している。また図8(b)横軸に周
波数(MHz)をとり縦軸にVSWR(定在波比)をと
って、エレメント幅Wを1mm、2mm、20mmと変
化させて得られた特性をそれぞれ示している。
【0041】図8(a)において最低限欲しい送受信利
得は5dBiであり、810MHz〜960MHz帯で送
受信利得が5dBi以上あることが最低条件である。こ
こでしきい値を5dBiに定めたのは、このしきい値以
上の送受信利得があることが通信不安定地帯で安定した
データ送受信を行うために必須の条件だからである。
【0042】図8(a)に示すようにエレメント幅Wが
20mm→2mm→1mmと細くなるにつれてアンテナ
ゲインのピーク値は高くなるものの帯域は狭くなる。逆
にエレメント幅Wが1mm→2mm→20mmと太くな
るにつれてアンテナゲインのピーク値は低くなるものの
帯域は広くなる。810MHz〜960MHz帯で5dB
i以上の送受信利得が得られるエレメント幅Wは「2m
m以上」と定められる。
【0043】図8(b)においてVSWR(定在波比)
は2.0以下に抑制する必要があり、810MHz〜9
60MHz帯でVSWR(定在波比)が2.0以下であ
ることが最低条件である。
【0044】図8(b)に示すようにエレメント幅Wが
1mm→2mm→20mmと太くなるにつれてVSWR
(定在波比)の最低値は低くなるとともに帯域が広くな
る。810MHz〜960MHz帯で2.0以下のVSW
R(定在波比)が得られるエレメント幅Wは「2mm以
上」と定められる。
【0045】以上のように図8から、エレメント幅Wを
2mm以上に設定すれば、810MHz〜960MHz帯
で一定レベル(5dBi)以上の送受信利得(アンテナ
ゲイン)が得られ、かつ一定レベル(2.0)以下の定
在波比(VSWR)が得られる。
【0046】図9は横軸にエレメント幅W(mm)をと
り縦軸にケーブルへの電流の漏れの影響(dBi)をと
った特性を示している。
【0047】図9において理想的なアンテナの特性を維
持するにはケーブルへの電流の漏れは−20dBi以下
に抑えることが最低条件である。ケーブルへの電流の漏
れが−20dBi以下になる領域はハッチングで示す領
域Arでありケーブルへの電流の漏れが−20dBiを
超える領域はクロスハッチングで示す領域である。領域
Arに対応するエレメント幅Wつまり「20mm以下」
が、ケーブルへの電流の漏れを防ぎ理想的なアンテナ特
性を維持するに必要な条件であると定められる。
【0048】以上のように図8、図9を考慮し、更にア
ンテナの断線、視認性を考慮すると、最適なエレメント
幅Wは「2mm〜20mm」と定められる。
【0049】位相反転部12は、第1送受信部11A、
第2送受信部11Bで送受信される各信号を反転させる
べく、つまり位相を半波長λ/2(180゜)ずらすべ
く、「コの字」状に形成されており、かつ「コの字」の
各部C、D、Eを合計した長さが(λ/4)×2=λ/2
になるように形成されている。位相反転部12の幅は、
アンテナ10を流れる電流の漏れが少なく視認性にも影
響を与えないくらいに細く、かつ断線しないくらいに太
くすることが望ましい。
【0050】一方給電器20は図2(a)に、その表側
を斜視図にて示すように、筐体状に形成された本体21
と、本体21と一体に形成されるなどして本体21に接
続されている平板状のプレート部材22と、本体21に
接続されるケーブル26とからなる。ケーブル26は図
示しない送受信機に電気的に接続されており、信号線
(プラス側)とアース線(マイナス側)とを包含した同
軸ケーブル等が使用される。
【0051】図2(b)は給電器20の裏側を示す図で
あり図2(a)の給電器20を図面背面側より斜視的に
みた図である。図2(b)は給電器20と、図1のアン
テナ10との接続態様を破線にて示している。
【0052】図2(b)に示すように、プレート部材2
2の裏面である貼着面23には、ケーブル26中の信号
線に電気的に接続されるプラス端子24と、ケーブル2
6中のアース線に電気的に接続されるマイナス端子25
が、貼着面23と略同一平面状になるように、平板状に
設けられている。
【0053】給電器20のプラス端子24がアンテナ1
0のプラス端子14に、給電器20のマイナス端子25
がアンテナ10のマイナス端子15にそれぞれ電気的に
接続されるように(破線参照)、給電器20の貼着面2
3を透明フィルム19に貼着することで、アンテナ装置
1が構成される。すなわち送受信機でデータを送信信号
に変調することによりケーブル26を介してアンテナ1
0に送信電力が供給されアンテナ10から信号が送信さ
れる。またアンテナ10で受信した信号はケーブル26
を介して送受信機に送出されデータに復調される。
【0054】図3はアンテナ装置1の建設機械への装着
例を示している。なお以下の説明では2つのアンテナ装
置を区別するために一方のアンテナ装置の符号に′(ダ
ッシュ)を付与している。
【0055】図3は建設機械の運転室30のリアパネル
(後ろ側パネル)31を、運転室内側からみた略図であ
る。同図3に示すように、アンテナ10がプリントされ
た透明フィルム19が、リアウインドウ(後ろ側窓)3
2の内側に、アンテナエレメント11の長手方向が鉛直
方向となるように貼着される。同様にアンテナ10′が
プリントされた透明フィルム19′が、リアウインドウ
32の内側に、アンテナエレメント11′の長手方向が
鉛直方向となるように貼着される。
【0056】ここで2つのアンテナ10、10′を並列
した配置しているのは、2つのアンテナ10、10′の
うち強度の高い方の信号が受信されるというダイバシテ
ィ効果を得るためである。
【0057】ただし両アンテナ10、10′は、フェー
ジングの影響をなくしアンテナ間の相関の影響を薄くす
るために(相関係数を小さくするために)、図5に示す
ように、アンテナエレメント11、11′を距離λ/4以
上離間させるよう、配置される。本実施形態では、リア
ウインドウ32の中央の視界が確保できる程度にアンテ
ナエレメント11、11′を十分離間して配置してお
り、これにより作業時の後方視界を確保しつつダイバシ
ティ効果を得ることができる。
【0058】またリアウインドウ32の窓枠としてのリ
アパネル31が金属製である場合には、周囲の金属によ
ってアンテナ10、10′の特性が劣化することを防止
し安定したアンテナ性能を得るべく、リアパネル31
(金属)からアンテナエレメント11、11′が距離λ
/4以上、離間するように、透明フィルム19、19′
がリアウインドウ32に貼着される。
【0059】透明フィルム19、19′がリアウインド
ウ32に貼着されると、図2(b)に破線で示す接続態
様で、給電器20、20′が透明フィルム19、19′
上にそれぞれ貼着される。
【0060】アンテナ装置1の具体的な装着方法につい
て以下説明する。この場合、図1に示す透明フィルム1
9の裏面には、粘着性の接着剤が塗布されており、その
上に保護シートが取り外し自在に貼着されているものと
する。また図2(b)に示す給電器20の貼着面23に
は、粘着性の接着剤が塗布されており、その上に保護シ
ートが取り外し自在に貼着されているものとする。
【0061】そこで透明フィルム19の裏面の保護シー
トを取り外し透明フィルム19の裏面をリアウインドウ
32上に接着する。この際、透明フィルム19とリアウ
インドウ32との間に気泡が入らないように、予めリア
ウインドウ32の接着面に霧吹き等によって水をかけて
おくことが望ましい。
【0062】つぎに給電器20の貼着面23の保護シー
トを取り外し給電器20の貼着面23を透明フィルム1
9上に接着する。
【0063】アンテナ装置1の装着方法について説明し
たが他のアンテナ装置1′についても同様にして装着さ
れる。
【0064】つぎに実施形態のアンテナ装置1の効果に
ついて図4を参照して説明する。
【0065】図4(a)はアンテナ装置1の第1送受信
部11A、第2送受信部11Bでそれぞれ送受信される
信号S1、S2を概念的に示している。信号S1、S2の強
度最大値はAmであるとする。
【0066】同図4(a)に示すように、アンテナエレ
メント11は、両信号S1、S2の位相を反転させる、つ
まり両信号S1、S2の位相を半波長λ/2(180゜)
ずらす位相反転部12を備えているので、位相反転部1
2では、位相反転された信号S1、S2が互いに打ち消し
合うとともに、図4(c)に示すように、第1送受信部
11A、第2送受信部11Bでは、位相が反転された両
信号S1、S2が足し合わされる(打ち消し合うことなく
足し合わされる)。すなわち図4(b)、(c)に示す
ように第1送受信部11Aで送受信される強度Amの信
号S1と、第2送受信部11Bで送受信される強度Amの
信号S2とが足し合わされ、2倍の強度2Amを有する信
号S3が安定して送受信される。これにより送受信の利
得(アンテナゲイン)が大幅に向上する。
【0067】更に本実施形態では前述したように、アン
テナエレメント11の幅Wが送受信利得を向上させるに
最適な値(2〜20mm)に設定されているので、一
層、送受信の利得(アンテナゲイン)が向上している。
【0068】一つのアンテナ10の効果について説明し
たが、本実施形態では図5に示すように2つのアンテナ
10、10′を並列して配置しているので、他のアンテ
ナ10′についても同様の効果が得られる。
【0069】このようにアンテナ10(10′)に長さ
(λ/4)×2=λ/2の位相反転部12(12′)を設
けているので、アンテナの送受信の利得が飛躍的に向上
し、ボックスアンテナで生じていた上記6)の通信性能
の劣化という問題が解決されるとともに、アンプ無しで
送受信を安定して行うことができる。
【0070】また実施形態のアンテナ装置1は、透明フ
ィルム19をリアウインドウ32に貼着し給電器20を
透明フィルム19に貼着するという簡易な作業で、建設
機械に装着することができるので、従来のホイップアン
テナやヘリカルアンテナと異なり、治具やブラケット等
の装着用部品が不要で、また溶接やボルト止め等の煩雑
かつ熟練を要する作業は不要であり、容易かつ迅速に装
着を行うことができる。またアンテナ10はプリント状
であるので、運転室30の内側など任意の場所に目立た
ずに装着することができ、振動等によって折損すること
がない。
【0071】このためアンテナの取り外しや破損の被害
を受けにくく、アンテナの耐久性が高く、車体の外観
(デザイン)、視認性に影響を与えることもなく、アン
テナを装着する作業性が良く、アンテナの製造コスト、
装着コストを低減することができる。すなわちホイップ
アンテナやヘリカルアンテナで発生していた前述した
1)〜5)の問題が全て解決される。
【0072】上述した実施形態に対しては種々の変形が
可能である。以下変形例を列挙する。
【0073】図3ではアンテナ10が運転室30のリア
ウインドウ32に装着される場合を想定したが、もちろ
ん運転室30の他のウインドウつまりフロントウインド
ウ(前側窓)、サイドウインドウ(側方側窓)に装着す
る実施も可能である。また実施形態では、容易に取り外
しや破損がされないようにウインドウの内側に装着して
いるが、ウインドウの外側に装着してもよい。
【0074】ただし建設機械には作業機や荷台が備えら
れており、作業機等が電波障害の原因になるおそれがあ
る。したがってアンテナ10は、作業機等による電波障
害を受けることが少ない場所に装着するのが望ましい。
たとえば油圧ショベルであれば、作業機が存在する側の
サイドウインドウにアンテナ10を装着するのは望まし
くなく、ブルドーザ、ホイールローダであれば作業機が
存在する側のフロントウインドウにアンテナ10を装着
するのは望ましくなく、ダンプトラックであれば荷台が
存在する側のリアウインドウにアンテナ10を装着する
のは望ましくない。
【0075】またアンテナ10を装着する高さとして
は、電波障害を受けにくい高さ、ウインドウに装着する
場合には作業機等が電波の障害とならない、できるだけ
高い位置に装着することが望ましい。
【0076】また図3ではアンテナ10を、運転室30
の各ウインドウのうちの1枚のウインドウ32(運転室
30の各パネルのうちの1枚のパネル31)に装着して
いるが、アンテナ10を運転室30の複数枚のウインド
ウ(運転室30の複数枚のパネル)それぞれに装着して
もよい。運転室30の異なる面にアンテナ10をそれぞ
れ装着することで、たとえば旋回作業をしているとき、
一方の面で電波障害が発生したとしても他方の面で電波
障害なく良好に送受信することが可能になる。
【0077】また図3ではアンテナ10が運転室30の
ウインドウ32に装着される場合を想定したが、アンテ
ナ10は、ウインドウ以外の任意の場所に装着すること
ができる。たとえばウインドウ部分を除いた運転室30
の各部(窓枠、ドア、天井等)に装着してもよい。この
場合運転室30の天井は作業機等による電波障害を受け
にくいのでアンテナ10を装着する場所として望まし
い。また運転室30の天井にウインドウ(天窓)がある
場合にはこのウインドウにアンテナ10を装着してもよ
い。
【0078】また運転室30の内装部品、たとえば運転
室30内のシート(運転席)やコンソールボックスなど
に装着することができる。この場合、アンテナ10が外
から見えるように部品の表面に装着してもよく、外から
見えないように部品の内部に隠すよう装着してもよい。
またファスナ、蓋などを開閉して収容できる場所があれ
ば、その中にアンテナ10を固定することなく収容して
もよい。
【0079】また透明フィルム19を直に貼着できない
素材であれば、樹脂板等、貼着が可能な材料を介して透
明フィルム19を貼着することができる。たとえばファ
ブリック地など、直に透明フィルム19を貼着できない
素材のシートの背面に、アンテナ10を装着する際に
は、シートの背面に樹脂板を設け、その樹脂板に透明フ
ィルム19を貼着すればよい。
【0080】また図10に示すように建設機械の種類に
よっては運転室(キャブ)30を持たずに、シート(運
転席)62近くに「ひさし」60が設けられた構造のも
のがある。このような構造の建設機械の場合には、ひさ
し60の作業機61側の側面60bは、作業機61によ
る電波障害を受けやすいのでアンテナ10を装着する場
所としては望ましくなく、シート62の背面62aや、
ひさし60の天井60aが作業機61による電波障害を
受けにくくアンテナ10を装着する場所として望まし
い。
【0081】また図1に示すようにアンテナ10を透明
フィルム19にプリントし透明フィルム19を、建設機
械を構成する部品であるリアウインドウ32の表面に貼
着しているが、アンテナ自体としてはプリント状に形成
されていればよく、透明フィルム19を介することなく
部品の表面あるいは内部にプリント状のアンテナ10を
装着してもよい。たとえばウインドウ(ガラス)に直接
アンテナ10をプリントする実施も可能である。この場
合ウインドウの表面にアンテナ10をプリントしてもよ
く、ウインドウ(ガラス)の内部にプリント状のアンテ
ナ10を挟み込んでもよい。
【0082】またウインドウ(ガラス)以外のシート、
コンソールボックス等の部品の表面にアンテナ10を直
接プリントしてもよく、部品の内部、たとえばシートの
内部にプリント状のアンテナ10を挟み込んでもよい。
【0083】また図2(b)に示すように給電器20を
透明フィルム19に貼着することで、アンテナ10に信
号線、アース線を電気的に接続しているが、アンテナ1
0のプラス端子14、マイナス端子15それぞれに、信
号線、アース線を半田付けする実施も可能である。
【0084】また図3では、アンテナエレメント11の
長手方向が鉛直方向となるようにアンテナ10を建設機
械に装着しているが、アンテナ10の電波の感度に影響
がない程度にアンテナ10の装着姿勢をずらす実施も可
能である。
【0085】また図1では位相反転部12を、「コの
字」状に形成しているが、同図1に矢印にて示すよう
に、相殺する方向に電流が流れる形状であればよい。
【0086】たとえば図6(a)に例示するように位相
反転部112を、「連続コの字」状に形成してもよく、
図6(b)に例示するように位相反転部212を、「U
の字」状に形成してもよく、図6(c)に例示するよう
に位相反転部312を、「Vの字」状に形成してもよ
い。
【0087】また図1では、位相反転部12の各部C、
D、Eを合計した長さを半波長λ/2にして、両信号の
位相を半波長λ/2ずらすようにしているが、位相反転
部12の長さを、必ずしも正確にλ/2にする必要はな
く、λ/2近傍の長さであればよい。
【0088】また図3では、2つのアンテナ10、1
0′を建設機械に装着しているが、3つ以上のアンテナ
を同様にλ/4以上離間させた配置間隔(図5参照)で
配置してもよい。
【0089】また1本のアンテナ10のみを建設機械に
装着する実施も当然可能である。この場合、複数のアン
テナ10、10′を用いたことによるダイバシティ効果
(図5参照)は得られないが、少なくとも図4で説明し
たようにアンテナ10の送受信利得が向上するという効
果は得られる。
【0090】またアンテナ10を運転室30の内側に装
着するなどして、人手が容易に届かぬ場所に装着する場
合にせよ、アンテナ10の外観が見える態様で装着され
ると、それが発見されれば建設機械の盗難者によって取
り外されたり破損されたりするおそれがある。そこで、
アンテナ10の外観を隠すように透明フィルム19を着
色したり、アンテナ10を覆うように透明フィルム19
に重ねてデカール(ステッカ)を貼着したり、フィルム
自体がデカールとなるように直接着色したりすること
で、アンテナ10の外観を盗難者からカモフラージュす
る実施も可能である。
【0091】図7(a)、(b)に透明フィルム19上
に重ねて貼着されるデカール50、51を例示してい
る。図7(a)は文字によるコーション(注意書き)が
記載されたデカール50であり図7(b)は文字と図形
によるコーションが記載されたデカール51である。な
おデカールの種類は任意でありたとえば広告宣伝用のデ
カールを透明フィルム19に重ねて貼着してもよい。
【0092】また上述した実施形態では、アンテナ10
が送受信用として用いられる場合を想定したが、送信専
用のアンテナ10として使用してもよく、また受信専用
のアンテナ10として使用してもよい。
【0093】また上述した実施形態では、アンテナ10
が建設機械に装着される場合を想定して説明したが、本
発明のアンテナ10は、一般自動車、二輪車、航空機、
船等の任意の輸送用機器、移動体に装着することができ
る。輸送用機器、移動体にアンテナ10が装着された場
合には、振動が発生したり障害物に衝突したとしてもア
ンテナ10は容易には破損しないので、特に、アンテナ
10の破損の防止に対して効果がある。
【0094】また輸送用機器、移動体ばかりでなく工場
内機器、自動販売機など任意の動産にアンテナ10を装
着することができる。動産にアンテナ10が装着された
場合には、アンテナ10を容易に取り外したり破損させ
たりすることができないので、特に、動産が盗難者によ
って持ち去られることに対してこれを防止する効果があ
る。
【0095】また本実施形態のアンテナ10を、家屋等
の不動産に装着する実施も可能である。
【0096】また実施形態では、800MHz帯の信号に
適合したアンテナ10を想定して説明したが、周波数帯
は任意であり、たとえばPHSなどの周波数帯である
1.5GHzに適合するようにアンテナを構成してもよ
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は実施形態のアンテナの構成を示す平面図
である。
【図2】図2は実施形態の給電器の構成を示す斜視図で
あり、図2(a)は給電器を表側から見た図で、図2
(b)は給電器を裏側から見た図でアンテナとの接続態
様を説明する図である。
【図3】図3は実施形態のアンテナの建設機械への装着
例を示す図である。
【図4】図4(a)、(b)、(c)は、実施形態のア
ンテナの効果を説明する図である。
【図5】図5は実施形態のアンテナの配置間隔を説明す
る図である。
【図6】図6(a)、(b)、(c)は実施形態のアン
テナの位相反転部の変形例を例示した図である。
【図7】図7(a)、(b)は実施形態のアンテナをカ
モフラージュするデカールの構成例を例示した図であ
る。
【図8】図8(a)、(b)は周波数とアンテナゲイン
との関係、周波数とVSWR(定在波比)との関係をそ
れぞれ示すグラフである。
【図9】図9はエレメント幅とケーブルへの電流の漏れ
の影響との関係を示すグラフである。
【図10】図10はアンテナを建設機械に取付けする際
の場所を説明する斜視図である。
【図11】図11は従来のアンテナの装着例を示す斜視
図である。
【符号の説明】
10 アンテナ 11 アンテナエレメント 12 位相反転部 30 運転室
フロントページの続き Fターム(参考) 3D020 BA13 BB01 BC07 BD05 5J046 AA01 AA02 AA04 AA05 AA07 AA09 AA10 AA12 AA13 AB06 LA01 LA11 LA20 PA07 5J047 AA01 AA02 AA04 AA05 AA07 AA09 AA10 AA12 AA13 AB06 EF04

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アンテナ(10)のアンテナエレメ
    ント(11)がプリント状に形成され、 前記アンテナエレメント(11)が、両信号の位相を反
    転させる位相反転部(12)を備えていることを特徴と
    するアンテナ。
  2. 【請求項2】 送受信を行うアンテナ(10)であ
    って、 前記アンテナ(10)のアンテナエレメント(11)が
    プリント状に形成され、 前記アンテナエレメント(11)が、両信号の位相を反
    転させる位相反転部(12)を備えていることを特徴と
    するアンテナ。
  3. 【請求項3】 動産(30)に装着されるアンテナ
    (10)であって、 前記アンテナ(10)のアンテナエレメント(11)が
    プリント状に形成され、 前記アンテナエレメント(11)が、両信号の位相を反
    転させる位相反転部(12)を備えていることを特徴と
    する動産のアンテナ。
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