JP2003331198A - リースプログラム構築装置、リースの商品性を評価する方法、これのプログラム並びにプログラム記録媒体 - Google Patents

リースプログラム構築装置、リースの商品性を評価する方法、これのプログラム並びにプログラム記録媒体

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JP2003331198A
JP2003331198A JP2002138570A JP2002138570A JP2003331198A JP 2003331198 A JP2003331198 A JP 2003331198A JP 2002138570 A JP2002138570 A JP 2002138570A JP 2002138570 A JP2002138570 A JP 2002138570A JP 2003331198 A JP2003331198 A JP 2003331198A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザが陳腐化した機器に拘束される状態か
ら開放しながら、ユーザに対するメンテナンス、ユーザ
サポートにより発生するサービスコストを抑え、結果的
に比較的低料金にて高額な機器を長期間するリース契約
をユーザに提供する。 【解決手段】 リース料金の変更を伴わずに、同一リー
ス契約期間中における1又は複数のアップグレードを実
行することが可能なリースの商品性を評価するリースプ
ログラム構築装置である。この装置は、リースに関する
条件設定を受け付ける制御部と、前記制御部から条件設
定に関する情報を受け取り、これを用いてリースの商品
性を評価するための商品性評価部とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リースプログラム
構築装置、リースの商品性を評価する方法、これのプロ
グラム並びにプログラム記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、顧客が事業等を行うために必要
な機器・設備を使用する態様としては、買取り、ファイ
ナンスリース、オペレーティングリース、レンタルなど
がある。
【0003】買い取りによる場合においては、業務用機
器(除く自動車)は高価にも関わらず近年の技術進歩に
より耐用年数を待たずに時代遅れとなり事実上使用でき
ないものになるおそれがあるため、その購入には慎重な
検討がなされることが多い。
【0004】一方、かかる業務用機器を買い取りよらず
に使用する契約形態としてリースがあるが、ファイナン
スリースはリース期間が5年前後のため、ライフサイク
ルが短い機器については、買い取りと同様の問題があ
る。
【0005】一方、短期間の機器の使用を可能とする契
約形態にはレンタルがあるが、レンタルの場合は単位時
間当たりの使用料が、買い取りやファイナンスリースと
比べて非常に割高である。
【0006】この点オペレーティングリースは、両者の
問題を解決できる契約形態であるため、業務用機器で比
較的高価かつライフサイクルの短い物件に適している。
技術の進歩が著しい昨今、特に企業用設備の導入におい
て、オペレーティングリース、とりわけ中期間(リース
期間を1〜3年程度とするものをいう)のオペレーティ
ングリースの需要が高まっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記オペレ
ーティングリースを利用可能な機器(例えば、業務用V
TR,PCベースの映像編集用機器などの放送業務用機
器)の法定耐用年数は6年であるが、近年の技術進歩は
目覚しいものがあり、その6年を待たずして陳腐化して
しまうケースが少なくない。特に、PCベースの機器(た
とえば、映像編用機器)に関しては、CPUの処理速度、
外部記憶装置の記憶容量はともに約2年で倍化してお
り、そのため短期にて機器も陳腐化に陥ってしまう。ユ
ーザとしては、その陳腐化への対応策として、償却前に
更新を図るか、高額な料金を支払ってのバージョンアッ
プを図るしかないという問題があった。
【0008】一方、そういった短期間に陳腐化してしま
う商品を提供するメーカにおいても、充分な期間(通常
7年)メンテナンスを行って行くには、互換性のある部
品、ソフトウエアを多種類もたなければならず、そのコ
ストが莫大なものとなり、それがメーカーの負担となっ
たり、商品価格に転嫁されて結局お客様負担となったり
しているのが実態である。
【0009】本発明は、こういった短寿命な機器を、リ
ース契約期間中により高性能の機器に交換すること(以
下、「アップグレード」という)によって、ユーザが陳
腐化した機器に拘束される状態から開放しながら、ユー
ザに対するメンテナンス、ユーザサポートにより発生す
る費用(本明細書において「サービスコスト」という)
を抑え、結果的に比較的低料金にて高額な機器を長期間
するリース(オペレーティングリースを含む)契約をユー
ザに提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の手段として、本発明は以下の特徴を有する。
【0011】請求項1に記載の発明は、例えばリース料
金の変更を伴わずに、同一リース契約期間中における1
又は複数のアップグレードを実行することが可能なリー
スの商品性を評価するリースプログラム構築装置であ
る。
【0012】この装置は、リースに関する条件設定を受
け付ける制御部と、前記制御部から条件設定に関する情
報を受け取り、これを用いてリースの商品性を評価する
ための商品性評価部とを有する。
【0013】ここで、商品性とは、その商品が市場にお
いて取り引きされた場合利益を得られる性質であること
をいう。
【0014】請求項2に記載の発明は、例えばリース料
金の変更を伴わずに、同一リース契約期間中における1
又は複数のアップグレードを実行することが可能なリー
スの商品性を評価する商品性評価部を有するリースプロ
グラム構築装置に関する。
【0015】この前記商品性評価部は商品価値算出手段
と、ネットコスト差算出手段と、商品価値算出手段とネ
ットコスト差算出手段とに接続された商品性判断手段と
を有している。商品価値算出手段はリース対象となる機
器・設備などのアップグレードによる商品価値の増大を
算出する。また、ネットコスト差算出手段はリース対象
となる機器・設備などのアップグレードによる商品入れ
替えのネットコスト差を算出する。商品性判断手段は商
品価値の増大とネットコスト差を比較し、商品価値の増
大がネットコスト差より大きいか否かを判断する。
【0016】請求項5に記載の発明は、コンピュータを
用いてオペレーティングリースの商品性を評価する方法
に関する。
【0017】この方法は、アップグレードによる商品価
値の増大を算出するステップと、リース対象商品の入れ
替え時のネットコスト差を算出するステップと、前記商
品価値の増大と前記ネットコスト差を比較し、商品価値
の増大がネットコスト差より大きいか否かを判断するス
テップとを有する。
【0018】
【発明の実施の形態】以下図面を参照しながら本発明の
実施の形態を詳細に説明する。まず、本発明の実施の形
態により提供されるオペレーティングリースのビジネス
モデルとしての形態を図1を参照しながら説明する。図
1は、本発明の実施の形態により提供されるオペレーテ
ィングリースに関与する主体及びそれら主体間の契約関
係等を説明するための図である。
【0019】本発明の実施の形態により提供されるオペ
レーティングリースに関与する主体は、リース会社10
と、メーカー20と、メンテナンス受託会社30と、中
古品会社40と、カスタマー50とである。
【0020】リース会社10は、カスタマーとオペレー
ティングリース契約を結び、カスタマー50にリースの
対象となる機器・設備(以下、「初期リース対象商品」
という)を使用させ、また上記オペレーティングリース
契約の期間が開始した後カスタマー50に初期リース対
象商品の性能向上を図った機器・設備(以下、「アップ
グレード商品」という)を初期リース対象商品に変えて
使用させる役割を有する。カスタマー50は対価として
リース会社10にリース料金を支払う義務を有する。な
お、アップグレード商品は、初期リース対象商品の新た
な後継機種のような新規の製品であっても良いし、初期
リース対象商品の一部部品(たとえば、PCベースの機
器であれば、CPU、ハードディスクなど)を交換して
なる機器・設備であっても良い。また、機器・設備に搭
載されているソフトウエア(例えば、PCベースの映像
編集装置であれば、これにインストールされている映像
編集用ソフトウエアなど)の一部若しくは全部のバージ
ョンアップによりアップグレード商品が提供される。こ
のソフトウエアのバージョンアップには、プラグ・イン
の追加のように一部追加も含まれる。また、ソフトウエ
アのバージョンアップは、ハードウエアのバージョンア
ップと別個に行われる場合と同時に行われる場合の双方
を含む。
【0021】また、アップグレード商品をさらにアップ
グレードすることにより新たなアップグレード商品とす
る場合も、本実施の形態に含まれる。
【0022】メーカー20は、初期リース対象商品、ア
ップグレード商品となる機器・設備をリース会社10に
提供し、またこれらの部品をメンテナンス受託会社30
に提供し、中古品会社40にアップグレード商品若しく
はアップグレード商品を作るための部品を提供する役割
を有する。通常、メーカー20は、これら機器・設備、
それらの部品の対価としてリース会社10,メンテナン
ス受託会社30、中古品会社40から対価を受け取る。
【0023】メンテナンス受託会社30は、リース会社
10からの委託を受けて、カスタマー50の使用する初
期リース対象商品やアップグレード商品のメンテナンス
をカスタマー50に提供する役割を有する。このメンテ
ナンスには、部品の交換を含む故障の修理、カスタマー
サポートなど一般にカスタマー50が業務遂行に必要な
支援サービスを含むものであるが、どのような支援サー
ビスが行われるかは、オペレーティングリース契約及び
リース会社とのメンテナンス委託契約の内容によって定
まる。
【0024】中古品会社40は、オペレーティングリー
ス契約終了後の初期リース対象商品やアップグレード商
品をリース会社10から買い取り、あるいはメーカー2
0から買い取った部品を用いて初期リース対象商品をア
ップグレード商品となし、これをリース会社10に提供
する役割を有する。中古品会社40はリース会社10か
ら初期リース対象商品やアップグレード商品の代価を受
け取ることができる。
【0025】なお、本明細書においては、リース会社1
0と、メーカー20と、メンテナンス受託会社30と、
中古品会社40とがそれぞれ独立した主体(例えば別々
の法人)であるものとして説明するが、本発明を実施す
るに際しては、必ずしもこれらの主体が別々の主体であ
る必要はなく、同一の主体が2又はそれ以上の主体の役
割を兼ねる構成であってもよく、たとえば同一の法人が
リース部門、メンテナンス部門、中古品流通部門を有し
ていてリース会社10、メンテナンス受託会社30,中
古品会社40として機能するようになっていてもかまわ
ない。
【0026】カスタマー50は、上記オぺレーレーティ
ングリース契約に基づいて初期リース対象商品を使用
し、かつ契約期間中にアップグレードをリース会社に要
求する権利を有する。
【0027】[本発明により提供されるオペレーティン
グリースのサービス形態の例]つぎに、本発明により提
供されるオペレーティングリースのサービス形態のより
具体的な例を説明する。
【0028】カスタマー50は、リース期間中(例えば
3年間)に、一度任意のタイミングにてアップグレード
(例えば、CPUのスピードアップ、容量の大きいハード
ディスクドライブへの交換など)を要求可能となってお
り、その交換費用(ハード料金+入替え工数費用)はリ
ース会社10に支払うリース料金に含まれている。
【0029】税法などの理由により、法定耐用年数6年
の設備をファイナンスリースにて導入する場合は4年以
上(8年以下)でないとリースを組めないが、本発明に
かかるオペレーティングリース契約は中古品会社40が
リース期間満了時に予めリース会社10と約した残価に
て、初期リース対象商品及びアップグレード商品を買い
取るオペレーティングリースの形式をとっているので、
短期間のリース契約にもかかわらず、安価なリース料金
となっている。さらに、カスタマー50の手元に古い機
器・設備を残さないので、サービスコストの大幅な低減
が図られ、その分リース料が抑えられている。
【0030】なお、カスタマー50に対し、e-mail、Ho
me Page等を通じてハードアップグレード情報(内容、
時期など)を提供し、その情報を元にアップグレードの
実施の可否及び時期の判断を行うようにしても良い。
(3年間のリース期間中に、ハードウエアのアップグレ
ード商品の商品化が2度以上行われることも想定される
ので、そのどのアップグレードを採用するかの判断をカ
スタマーに委ねる。)また、更に以下のサービス内容を
前記オペレーティングリース契約に含めるようにしても
よい。これにより、更に充実した(フルサポートの)サ
ービスをリース料金内にてカスタマー50に提供可能と
なる。
【0031】(1) 電話による各種問合せ、障害切り
分け、ソフトウエア障害対策、リモート診断、プレミア
ムウエブサイトによる、プレミアム情報が受けられる
「サポートパックサービス」 (2) ハードウエア保守契約 (3) 機能アップを含んだアップグレードソフトウエ
アライセンス [本発明にかかるオペレーティングリースのメリット]
上記オペレーティングリースの形態は、関与する主体に
以下のようなメリットを提供する。
【0032】[メーカーの受けるメリット] ・ カスタマー50にとって魅力的なリースプログラム
の実現により、リース市場において競争力を得ることが
できる。 ・ メーカー20から受けるサービス用部品確保(保
管)の年数短縮が図られる。 ・ アップグレード商品の商品化タイミングでは、通常
売上の一時的落ち込み、売れ残り在庫などが発生する
が、それらのマイナス要因から開放される。 ・ 旧機器へのソフトウエアサポート(Bug fixなど)
の負担から短期間で開放され、新機器への開発、サポー
トにより注力可能となる。
【0033】[リース会社の受けるメリット] ・ カスタマー50にとって魅力的なリースプログラム
の実現によりリース会社の取扱高が増大する。 ・ メーカー20等との密接な連携によってのみはじめ
て実現されるしくみであるため、メーカ20等との連携
がない他のリース会社に対して圧倒的に有利な立場とな
り得る。 ・ 商品のアップグレードが重ねられる限りは恒久的に
リースが更新・継続されるかたちとなっており、結果的
に単なるリースに比してより長期契約を可能とする。 ・ 単なる製品だけのリースと違い、その他の対価を伴
う付加価値サービスをふくむリース契約となるので、リ
ース取り扱い総額の増大が図られる。 ・ 残価にて買い取ることを約する中古品会社40の存
在により、その買取価格分のリース会社10のリスクの
軽減化が図られる。
【0034】[メンテナンス受託会社の受けるメリッ
ト] ・ 一般に、初期リース対象商品、アップグレード商品
をカスタマー50に売切った場合には、使用年数の経過
により故障頻度の増加などにより年々サービスコストが
増大するが、その増大分を製品価格に転嫁したり、保守
契約で販売したりといったかたちで回収することが難し
い。本リースプログラムではそれをリース料金に包含さ
せるので、安定したメンテナンス収入を得ることを可能
にする。・ PCベースの機器・設備においてはその上
で走る古いソフトウエアのサポートには、機器、サポー
ト体制、部品確保などのコストが増大するが、この本リ
ースプログラムでは、ソフトウエアのアップグレードも
図られるのでそれらのサポートから開放される。
【0035】[中古会社の受けるメリット] ・ 本リースプログラムにおいては、中古品会社40
は、アップグレード実施によるハードウエア入替え時と
リース契約期間満了時に予め設定した価格にて初期リー
ス対象商品若しくはアップグレード商品を買取ることを
約する。これにより、中古品会社40は、市場価格より
も安い金額にて中古品を購入することが可能である。 ・ 前記買取った中古品は、リサイクルを目的として販
売し、またはサービス代替用としてメンテナンス受託会
社30へ販売またはレンタルし、あるいは最新機能を求
めないカスタマー50などに対しておこなう二次リース
用の商品とするなどによりさらなる収益機会を得ること
ができる。 ・ メンテナンス(定期および随時のサービスを含む)
を本リース契約に付保することにより、将来中古品とな
る初期リース対象商品及びアップグレード商品の品質保
持が図れるため、リース会社10からの買取後に生ずる
製品整備費用が最小限に抑えられる。
【0036】[本オペレーティングリースを実現するた
めの装置の構成例]上記オペレーティングリースを商品
としてカスタマー50に提供するには、あらかじめその
オペレーティングリースが利益を生むことができる商品
であるのか(商品性評価)、商品性がある場合にそのオ
ペレーティングリースのリース料(リース料算出)はい
くらにするべきなのかを定める必要がある。本発明の実
施の形態は、上記商品性評価、リース料算出を行うため
の装置(「リースプログラム構築装置」という)として
提供される。以下、本発明の一実施の形態にかかるリー
スプログラム構築装置の構成例を図面を参照しながら説
明する。
【0037】図2は、本発明の一実施の形態にかかるリ
ースプログラム構築装置の構成例を示す概略ブロック図
である。リースプログラム構築装置200は、たとえば
コンピュータ、ワークステーションなどの情報処理装置
であって、演算処理装置(CPU)、主メモリ(RA
M)、読出し専用メモリ(ROM)、入出力装置(I/
O)、ハードディスク装置等の外部記憶装置を具備して
いる装置で構成される。前記ROM、もしくは外部記憶
装置などに当該情報処理装置をリースプログラム構築装
置200として機能させるためのプログラム、オペレー
ティングリースの商品性を評価する方法をコンピュータ
に実行させるためのプログラムおよびリース料金を算出
する方法をコンピュータに実行させるためのプログラム
が記憶されており、該プログラムを主メモリ上に載せ、
CPUがこれを実行することによりリースプログラム構
築装置200が実現され、若しくはオペレーティングリ
ースの商品性を評価する方法およびリース料金を算出す
る方法が実行されるようになっている。また、上記プロ
グラムはからなずしも当該装置内の記憶装置に記憶され
ていなくともよく、磁気ディスク、光ディスク、光磁気
ディスク、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Vid
eo Disc)などのコンピュータ読み取り可能なプロクラム
記録媒体や、あるいは外部の装置(例えば、ASP(ア
プリケーション・サービス・プロバイダのサーバなど)
から提供され、これを主メモリに乗せる構成であっても
良い。
【0038】同図においてリースプログラム構築装置2
00は、制御部201と、制御部201に接続された商
品性評価部202と、制御部201に接続されたリース
料金算出部203と、商品性評価部202およびリース
料金算出部203とに接続されたデータ蓄積部204
と、制御部201に接続された出力部205とを有して
いる。
【0039】制御部201は、外部から処理実行命令と
ともに処理に必要なパラメータ(たとえば初期リース対
象商品及びアップグレード商品を特定する情報、リース
期間、アップグレード時期など)を受け取り、これらを
商品性評価部202およびリース料金算出部203に渡
すと共に、商品性評価部202およびリース料金算出部
203に処理を開始することを命令する機能を有する。
また、制御部201は商品性評価部202およびリース
料金算出部203から処理結果を受け取り、この処理結
果に応じて出力部205に処理結果の出力を指令する機
能を有する。
【0040】商品性評価部202は、制御部201の指
令を受けて、前記パラメータ及びデータ蓄積部204に
蓄積されたデータを用いてオペレーティングリースの商
品性を評価する方法を実行する機能を有する。
【0041】ここで、図3を参照しながら商品性評価部
のより詳細な構成について説明する。図3は、商品性評
価部202の構成例を示す概略ブロック図である。商品
性評価部202は、コントローラ手段301と、コント
ローラ手段301に接続された商品価値算出手段302
と、コントローラ手段301に接続されたネットコスト
差算出手段303と、商品価値算出手段302とネット
コスト差算出手段303とに接続された商品性判断手段
304とを有している。
【0042】コントローラ手段301は、制御部301
から指令を受け取ると、商品価値算出手段302とネッ
トコスト差算出手段303とに処理を開始するように指
令すると共に、制御部301から受け取ったパラメータ
を商品価値算出手段302とネットコスト差算出手段3
03とに渡す機能を有する。
【0043】商品価値算出手段302は、コントローラ
手段301から指令を受けると、前記パラメータ及びデ
ータ蓄積部204に蓄積されたデータを取得して、商品
価値の算出処理を実行する機能を有する。商品価値の算
出処理については後述する。
【0044】ネットコスト算出手段303は、コントロ
ーラ手段301から指令を受けると、前記パラメータ及
びデータ蓄積部204に蓄積されたデータを取得して、
ネットコスト差の算出処理を実行する機能を有する。ネ
ットコスト差の算出処理については後述する。
【0045】商品性判断手段304は、商品価値算出手
段302とネットコスト差算出手段303とからそれぞ
れ算出処理の結果を受け取り、これら算出処理の結果に
基づいて前記オペレーティングリースの商品性の判断を
行い、判断結果を出力部205に渡す機能を有する。
【0046】再び、図2に戻ってリースプログラム構築
装置200の構成例について説明を続ける。リース料金
算出部203は、制御部201の指令を受けて、前記パ
ラメータ及びデータ蓄積部204に蓄積されたデータを
用いてオペレーティングリースのリース料金を算出する
方法を実行する機能を有する。
【0047】データ蓄積部204は、商品性評価及びリ
ース料金算出に必要なデータを蓄積し、記憶する機能を
有する。図4は、データ蓄積部204に記憶されるデー
タの構成例を示す図であって、図4(A)は、各商品
(初期リース対象商品及びアップグレード商品の双方)
についてのレコードの構成例を示し、図4(B)はアッ
プグレード商品のレコードを示す。商品のレコードは、
商品ID400を有しており、この商品ID400に対
応する金利401,固定資産税402、動産保険料40
3,入れ替えコスト404,入れ替え品買い取り価格4
05,製品販売価格406,商品価値予測値407、メ
ンテナンスベースコスト408,保守契約価格409,
カスタマーセンターサポート価格410とを有してい
る。商品性評価部202、リース料金算出部203は、
商品IDをキーとしてその商品に対応するこれらのデー
タを任意に読み取り取得することができる。
【0048】ここで、「商品価値予測値」とは、任意の
時点その商品を市場において売却した場合の予測価格を
いい、商品価値予測値を示す関数g(x)は以下の式で
表される。
【0049】
【数1】 上記式において「X」は販売からの経過期間を示し、
「L」はその商品の商品寿命を示す。また、「Pric
e」は、新品時に販売される場合の実売価格である。ま
た、「サービスベースコスト」はその商品のメンテナン
スサービスに関してメンテナンス受託会社30が必要と
する費用をいい、メンテナンスのための人件費、部品代
などを含む。ここで「0.681」とは、法定耐用年数6年の
ものが、購入後1年すると簿価が購入価格の0.681倍にな
り、更に1年経つとその0.681倍(=0.464)になること
ころからくる数字である。
【0050】図4(B)に示すアップグレード商品のレ
コードは、商品ID411と、アップグレード商品価格
412とを有している。商品性評価部202は、商品I
Dをキーとしてそのアップグレード商品に対応するこれ
らのデータを任意に読み取り取得することができる。
【0051】[リースプログラム構築装置200のの動
作例]つぎに、リースプログラム構築装置200の動作
例について、図5から図10を参照しながら説明する。
図5は、動作例を示すフローチャート、図6は、パラメ
ータの入力画面例を示す図、図7は商品価値予測値の例
を示す図、図8は、アップグレードがなされた場合の商
品価値予測値を示す図、図9はサービスベースコストを
示す図、図10は、本装置の出力例を示す図である。
【0052】リースプログラム構築装置200は、オペ
レーティングリースの商品性を評価する方法およびリー
ス料金を算出する方法を含む一連の処理を行うように動
作する。図5はこの一連の動作の例を示すフローチャー
トである。図5を参照しながら一連の動作の例を説明す
る。
【0053】まず、条件設定処理を行う(S501)。
条件設定処理は、どのような内容のオペレーティングリ
ースについて商品性評価及びリース料の算出を行うのか
をリースプログラム構築装置200に指令する処理であ
る。図6は、リースプログラム構築装置200のオペレ
ータが条件設定処理を行うためのユーザインターフェイ
スの例を示す。図6の例においては、ディスプレイ装置
(図略)に生成されたウインドウ600内に、パラメー
タを選択させるための入力エリア601〜604が設け
られている。入力エリア601〜604はそれぞれ初期
リース対象商品を特定する情報、リース契約期間を示す
情報、アップグレード商品を特定する情報、アップグレ
ードの実行時期を示す情報をそれぞれ入力するようにな
っている。オペレータがこれらの入力エリア601〜6
04に適切な入力を行った後、決定ボタン705をエン
ターキーの押下、ポインティングデバイスによるクリッ
クなどによって活性化させると、入力された情報が制御
部201に渡される。
【0054】図5に戻り、本装置の動作例についての説
明を続ける。条件設定処理(S501)が終了すると、
商品価値算出手段302によるアップグレードによる商
品価値の増大を算出する処理(S502)およびネット
コスト差算出手段303によるリース対象商品の入れ替
え時のネットコスト差を算出する処理(S503)が実
行される。
【0055】商品価値算出手段302によるアップグレ
ードによる商品価値の増大Vを算出する処理は以下の内
容を有する。
【0056】初期リース対象商品の商品価値予測値を示
す関数をg(x)とし、そのアップグレード商品の商
品価値予測値を示す関数をg(x)とする。図7
(A)は初期リース対象商品の商品価値予測値を示す関
数g(x)の例を示す図であり、図7(B)は、その
アップグレード商品の商品価値予測値を示す関数g
(x)の例を示す図である。なお、図7(A)、
(B)は、PCベースの機器の場合を示しており、それ
ぞれの商品予測値はハードウエア分の価値701、70
4と、ソフトウエアのアップグレード分の価値702,
705と、ソフトウエアライセンス分の価値703,7
06の累積によって構成される。一方、業務用VTRの
ようにソフトウエアに依存しない機器については、ソフ
トウエアのアップグレード分の価値702,705と、
ソフトウエアライセンス分の価値703,706を考慮
しない。
【0057】まず、初期リース対象商品の法定耐用年数
をT年(一般的にはT=6)とし、本オペレーティング
リース契約期間t(一般的にはt=3)とすると、の初
期リース対象商品のT年間の商品価値の年間平均のt倍で
ある商品価値Vは以下の(1)式によって表される。
【0058】
【数2】 また、初期リース対象商品をリース契約開始後C年後に
アップグレード商品に入れ替えた場合の、リース契約期
間tにおける商品価値Vは以下の(2)式によって表
される。
【0059】
【数3】 図8は、上記Vを示す図である。同図においては領域
807は、リース開始からC年後までの初期リース対象
商品の商品価値の合計((2)式右辺第1項)に相当
し、同領域808はC年後からリース期間満了t(図8
ではt=3)までのアップグレード商品の商品価値の合
計((2)式右辺第2項)に相当している。なお、図8
は、図7と同様にPCベースの機器の場合を示してお
り、それぞれの商品予測値はハードウエア分の価値80
1、804と、ソフトウエアのアップグレード分の価値
802,805と、ソフトウエアライセンス分の価値8
03,806の累積によって構成される。一方、業務用
VTRのようにソフトウエアに依存しない機器について
は、ソフトウエアのアップグレード分の価値802,8
05と、ソフトウエアライセンス分の価値803,80
6を考慮しない。
【0060】アップグレードによる商品価値の増大Vは
アップグレードした場合の商品価値とアップグレードを
行わない場合の商品価値の差であるので、上記(1)
式、(2)式を用いるとのように表される。 V=(2)式 − (1)式 … (3)式 商品価値算出手段302は、上記(1)式から(3)式
を実行することによりアップグレードによる商品価値の
増大Vを算出する。
【0061】一方、ネットコスト差算出手段303によ
るアップグレードによる商品入れ替えのネットコスト差
Dを算出する処理は以下の内容を有する。
【0062】初期リース対象商品のサービスベースコス
トを示す関数をm(x)とし、そのアップグレード商
品のサービスベースコストを示す関数をm(x)とす
る。図9(A)は、初期リース対象商品のサービスベー
スコストを示す関数m(x)の例を示す図であり、図
9(B)は、そのアップグレード商品のサービスベース
コストを示す関数m(x)を示す図である。
【0063】まず、初期リース対象商品の法定耐用年数
をT年(一般的にはT=6)とし、本オペレーティング
リース契約期間t(一般的にはt=3)とすると、初期
リース対象商品のT年間のサービスベースコストの年間
平均のt倍であるサービスベースコストDは以下の
(4)式によって表される。
【0064】
【数4】 また、初期リース対象商品をリース契約開始後C年後に
アップグレード商品に入れ替えた場合の、リース契約期
間tにおけるサービスベースコスト合計Dは以下の
(5)式によって表される。
【0065】
【数5】 アップグレードによるネットコスト差Dはアップグレー
ドした場合のサービスベースコスト合計Dとアップグ
レードを行わない場合のサービスベースコストDとの
差であるので、上記(4)式、(5)式を用いるとのよ
うに表される。 D=((4)式+入れ替えコスト)−(3)式 …(6)式 なお、(6)式における「入れ替えコスト」は、アップ
グレードを行うための部品費用、部品組み込みのための
工数、アップグレード商品の搬入、セッティングにかか
る工数などの費用である。
【0066】ネットコスト差算出手段303は。上記
(4)式から(6)式を実行することによりリース対象
商品入れ替えのネットコスト差Dを算出する。
【0067】再び、図5に戻り本装置の動作例について
の説明を続ける。アップグレードによる商品価値の増大
を算出する処理(S502)およびリース対象商品の入
れ替え時のネットコスト差を算出する処理(S503)
が共に完了すると、商品性評価手段302およびネット
コスト差算出手段303はそれぞれ商品価値の増大Vと
ネットコスト差Dを商品性判断手段304に渡す。商品
性判断手段304は、商品価値の増大Vとネットコスト
差Dを比較し(S504)、商品価値の増大Vがネット
コスト差Dより大きいか否かを判断する(S505)。
商品価値の増大Vがネットコスト差Dより大きい場合
は、商品性判断手段304は、制御部201に商品性有
りとの結果を通知し、これを受けた制御部201はリー
ス料算出部203にそのオペレーティングリースのリー
ス料算出を実行するように指令する。
【0068】なお、上記ステップ502からステップ5
05によってオペレーティングリースの商品性を評価す
る方法が構成される。
【0069】この指令を受けたリース料算出部203
は、リース料の算出方法を実行する(S506)。この
リース料算出の一例として以下の方法が考えられる。
【0070】リース料のリース契約期間における総額は
以下の費用の合計より得られる。 (1) 製品販売価格 (2) 保守・サポート価格 (3) 入れ替えコスト−残価格 (4) 金利・税金+保険料+リース手数料 ここで、残価格とは、リース契約期間満了時においてカ
スタマー50が使用していた機器・設備(初期リース対
象商品若しくはアップグレード商品)の売却価格をい
う。
【0071】リース料算出部303は、上記(1)〜
(4)に示す項目をデータ蓄積部204から取得してリ
ース料の算出処理を実行する。リース料算出処理が完了
するとその算出結果を制御部201に渡す。
【0072】すると制御部201は、S505における
商品性評価部202の判断結果およびこの算出結果を出
力部205に渡し、出力処理をするよう命令する。出力
部205は、この命令に応じて出力処理を実行する(S
507)。
【0073】一方、ステップ505において商品価値の
増大Vがネットコスト差Dより大きい場合は、商品性判
断手段304は、制御部201に商品性無しとの結果を
通知し、これを受けた制御部201は商品性無しとの結
果を出力するよう出力部205に命ずる。しかし、リー
ス料算出部203にそのオペレーティングリースのリー
ス料算出は指令しない。
【0074】図10は、出力処理結果の一例を示す図で
ある。この例においては、出力部205は液晶ディスプ
レイ装置などの表示手段(図略)に出力データを提供
し、ユーザにその内容を近くできるようにする。図10
においては、表示手段に生成されたウインドウ1000
内に処理結果を表示する領域1001が設けられてお
り、領域1001にはオペレータによって処理要求があ
った複数のオペレーティングリースOP1,OP2,O
P3,OP4、…についてのデータが示される。
【0075】領域1001においては、それぞれのオペ
レーティングリースについて、その初期リース対象商品
1002,リース契約満了期間1003,アップグレー
ド内容1004,アップグレード時期1005、商品性
評価結果1006,リース料金1007が示される。
【0076】これら領域1001に示されるデータを用
いることにより、リース契約期間中に、そのリース契約
を維持しながらアップグレードを実施することが可能な
オペレーティングリースを提示して、ユーザにリース契
約の締結を促すことが可能となる。
【0077】[その他]上記実施の形態の説明では、ア
ップグレードがリース契約期間中に1回行われる例を説
明したが、本発明は、リース契約期間中に2回以上行う
ことが可能なオペレーティングリースの取り扱いも可能
で有り、本発明の範囲に含まれるものである。
【0078】上記実施の形態では、取り扱い対象のリー
スを「オペレーティングリース」として説明したが、オ
ペレーティングリース以外の形態のいかなるリースを扱
うことも本実施の形態では可能である。また、物(ソフ
トウエアなど取引可能な無体物を含む)を使用させる債
務の対価として使用料の支払いを行う契約であれば、そ
の契約の名称や法的性質の如何に関わらず、本実施の形
態によって取り扱い可能である。例えばその契約が廉た
る契約であっても、本実施の形態により処理可能であ
る。
【0079】
【発明の効果】本発明は、リース契約期間中にリース対
象となる機器のアップグレードを行うことをユーザに許
容するリースプログラムをユーザに提供することが可能
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】オペレーティングリースに関与する主体及びそ
れら主体間の契約関係等を説明するための図である。
【図2】リースプログラム構築装置の構成例を示す概略
ブロック図である。
【図3】商品性評価部の構成例を示す概略ブロック図で
ある。
【図4】図4(A)は、各商品についてのレコードの構
成例を示し、図4(B)はアップグレード商品のレコー
ドを示す。
【図5】動作例を示すフローチャートである。
【図6】パラメータの入力画面例を示す図である。
【図7】図7(A)は初期リース対象商品の商品価値予
測値を示す関数g(x)の例を示す図であり、図7
(B)は、そのアップグレード商品の商品価値予測値を
示す関数g(x)の例を示す図である。
【図8】リース契約期間tにおける商品価値を示す図で
ある。
【図9】図9(A)は、初期リース対象商品のサービス
ベースコストを示す関数m(x)の例を示す図であ
り、図9(B)は、そのアップグレード商品のサービス
ベースコストを示す関数m(x)を示す図である。
【図10】出力処理結果の一例を示す図である。
【符号の説明】
200 … リースプログラム構築装置 201 … 制御部 202 … 商品性評価部 203 … リース料算出部 204 … データ蓄積部 205 … 出力部 301 … コントローラ手段 302 … 商品価値算出手段 303 … ネットコスト差算出手段 304 … 商品性判断手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤原 眞治 東京都港区南青山1−1−1 新青山ビル 東館10階 株式会社ソニーファイナンスイ ンターナショナル内 (72)発明者 岩本 清隆 東京都港区南青山1−1−1 新青山ビル 東館10階 株式会社ソニーファイナンスイ ンターナショナル内 (72)発明者 冨村 真剛 東京都港区南青山1−1−1 新青山ビル 東館10階 株式会社ソニーファイナンスイ ンターナショナル内 (72)発明者 平井 久遠 東京都港区南青山1−1−1 新青山ビル 東館10階 株式会社ソニーファイナンスイ ンターナショナル内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リースの商品性を評価するリースプログ
    ラム構築装置において、 リースに関する条件設定を受け付ける制御部と、 前記制御部から条件設定に関する情報を受け取り、これ
    を用いてリースの商品性を評価するための商品性評価部
    と、を有することを特徴とするリースプログラム構築装
    置。
  2. 【請求項2】 リースの商品性を評価する商品性評価部
    を有するリースプログラム構築装置において、 前記商品性評価部は:商品価値算出手段と、 ネットコスト差算出手段と、 商品価値算出手段とネットコスト差算出手段とに接続さ
    れた商品性判断手段とを有し、 商品価値算出手段はアップグレードによる商品価値の増
    大を算出し、 ネットコスト差算出手段はアップグレードによる商品入
    れ替えのネットコスト差を算出し、 商品性判断手段は商品価値の増大とネットコスト差を比
    較し、商品価値の増大がネットコスト差より大きいか否
    かを判断することを特徴とするリースプログラム構築装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のリースプログラム構築
    装置において、 前記商品価値算出手段は、アップグレードした場合の商
    品価値とアップグレードを行わない場合の商品価値の差
    を算出することにより、前記商品価値の増大を算出する
    ことを特徴とするリースプログラム構築装置。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載のリースプログラム構築
    装置において、 前記ネットコスト差算出手段は、アップグレードした場
    合のサービスベースコスト合計とアップグレードを行わ
    ない場合のサービスベースコストとの差を算出すること
    により、前記ネットコスト差を算出することを特徴とす
    るリースプログラム構築装置。
  5. 【請求項5】 コンピュータを用いてリースの商品性を
    評価する方法において、 アップグレードによる商品価値の増大を算出するステッ
    プと、 リース対象商品の入れ替え時のネットコスト差を算出す
    るステップと、 前記商品価値の増大と前記ネットコスト差を比較し、商
    品価値の増大がネットコスト差より大きいか否かを判断
    するステップとを有することを特徴とする方法。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の方法において、 前記商品価値の増大は、アップグレードした場合の商品
    価値とアップグレードを行わない場合の商品価値の差を
    算出することにより得られることを特徴とする方法。
  7. 【請求項7】 請求項5に記載の方法において、 前記ネットコスト差は、アップグレードした場合のサー
    ビスベースコスト合計ととアップグレードを行わない場
    合のサービスベースコストとの差を算出することにより
    得られることを特徴とする方法。
  8. 【請求項8】 コンピュータをして請求項1から4のい
    ずれかに記載の装置として機能せしめるためのプログラ
    ム。
  9. 【請求項9】 コンピュータに請求項5から7のいずれ
    かの方法を実行せしめるためのプログラム。
  10. 【請求項10】 請求項8又は9に記載のプログラムを
    格納した、コンピュータ読み取り可能なプログラム記録
    媒体。
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