JP2003330745A - プログラム更新装置及びプログラム更新方法 - Google Patents

プログラム更新装置及びプログラム更新方法

Info

Publication number
JP2003330745A
JP2003330745A JP2002138334A JP2002138334A JP2003330745A JP 2003330745 A JP2003330745 A JP 2003330745A JP 2002138334 A JP2002138334 A JP 2002138334A JP 2002138334 A JP2002138334 A JP 2002138334A JP 2003330745 A JP2003330745 A JP 2003330745A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
program
storage medium
stored
updating
update
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002138334A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidemitsu Shimamoto
秀満 島元
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2002138334A priority Critical patent/JP2003330745A/ja
Publication of JP2003330745A publication Critical patent/JP2003330745A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Stored Programmes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 予備知識等の負担をユーザに掛けること無く
簡便に扱えて、しかも、通信断を回避できて確実にプロ
グラムの更新が行えるプログラム更新装置をを提供す
る。 【解決手段】 このプログラム更新装置1は、プログラ
ム更新装置1に備えられたメモリカードI/F3に、更
新用の動作用プログラムQ1及び認証用データQ2が記
憶されたメモリカード5を装着することで、特定用途向
けの演算装置(M1,M3,11)に更新用の動作用プ
ログラムQ1を供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、家庭用テレビジョ
ン受像機やデジタル放送受信用セットトップボックス等
の機器に組み込まれた特定用途向けの演算装置に載せら
れているプログラムを更新するプログラム更新装置及び
プログラム更新方法に関する。
【0002】
【従来の技術】家庭用テレビジョン受像機に組み込まれ
ている従来の特定用途向けの演算装置は、一般には、そ
れに載せられているプログラムを更新できる様には構成
されていない。一方、デジタル放送受信用セットトップ
ボックスに組み込まれている従来の特定用途向けの演算
装置の中には、特開平10−198571号公報に開示
される様に、課金システム用モデムやパーソナルコンピ
ュータ等を利用したデータ通信を利用し、それに載せら
れているプログラムを更新できる様に構成されたものが
開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
公報の様にデータ通信を利用してプログラムの更新を行
うものでは、事前にデータ通信のセットアップ作業を
必要とする為、ユーザはその為の予備知識を必要とし簡
便性に欠けるという問題や、通信断により更新用プロ
グラムの取得に失敗する場合がある為、プログラムの更
新が確実に行えない場合があるという問題がある。
【0004】また、上記の公報では、データ通信により
供給される更新用プログラムは被更新プログラムの上に
上書き保存される為、通信断や電源断によりプログラム
の更新が中断されると、更新用プログラムの取得に失敗
するだけでなく被更新プログラムまで消失する。その
為、プログラムの更新が中断された後にプログラムを起
動させようとした場合、実行可能なプログラムが無く、
一時的にセットトップボックス等の機器本来の機能を利
用できなくなる問題がある。この問題を避ける為に更新
用プログラムを保存する専用メモリを余分に設けてもよ
いが、コストアップという新たな問題を招いてしまう。
【0005】そこで、この発明の課題は、第1に、予備
知識等の負担をユーザに掛けること無く簡便に扱えて、
しかも、通信断を回避できて確実にプログラムの更新が
行えるプログラム更新装置及びプログラム更新方法を提
供すること、第2に、プログラムの更新が中断された後
に起動しても機器本来の機能を一時的でも利用できなく
なることを防止できるプログラム更新装置及びプログラ
ム更新方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
には、請求項1に記載のプログラム更新装置は、所定の
演算装置に搭載されて該演算装置に載せられているプロ
グラムを更新するプログラム更新装置であって、前記プ
ログラムが記憶された第1の記憶手段と、前記演算装置
に応じて異なる識別番号が記憶された第2の記憶手段
と、更新用プログラム及び認証用データが記憶された可
搬性の記憶媒体と、前記記憶媒体が着脱自在に装着され
るインターフェースと、前記第2の記憶手段に記憶され
ている前記識別番号に基づき、前記インターフェースに
装着された前記記憶媒体に記憶されている前記認証用デ
ータの有効性の判定を行う判定手段と、前記判定手段に
より有効と判定された場合のみ、前記インターフェース
に装着された前記記憶媒体に記憶されている前記更新用
プログラムを前記第1の記憶手段に複写する複写手段
と、を備えるものである。
【0007】請求項2に記載のプログラム更新装置は、
請求項1に記載のプログラム更新装置であって、前記イ
ンターフェースに於ける前記記憶媒体の着脱状態の検出
を行う検出手段を更に備え、前記判定手段は、前記検出
手段により前記インターフェースに前記記憶媒体が装着
されたことを検出されると、その記憶媒体に記憶されて
いる前記認証用データの有効性の判定を行い、前記複写
手段は、前記判定手段により有効と判定されると、その
記憶媒体に記憶されている前記更新用プログラムを前記
第1の記憶手段に複写するものである。
【0008】請求項3に記載のプログラム更新装置は、
請求項1又は請求項2に記載のプログラム更新装置であ
って、前記インターフェースに於ける前記記憶媒体の着
脱状態の検出を行う検出手段と、前記検出手段により前
記インターフェースに前記記憶媒体が装着されているこ
とを検出され、且つ、前記判定手段によりその記憶媒体
に記憶されている前記認証用データが有効と判定されて
いる場合は、前記第1の記憶手段に記憶されているプロ
グラムを実行する代わりに、前記インターフェースに装
着された前記記憶媒体に記憶されている前記更新用プロ
グラムを実行する実行手段と、を更に備えるものであ
る。
【0009】請求項4に記載のプログラム更新装置は、
請求項3に記載のプログラム更新装置であって、前記複
写手段は、前記実行手段により前記インターフェースに
装着された前記記憶媒体に記憶されている前記更新用プ
ログラムが実行された後に、その記憶媒体に記憶されて
いる前記更新用プログラムを前記第1の記憶手段に複写
するものである。
【0010】請求項5に記載のプログラム更新装置は、
請求項1乃至請求項4の何れかに記載のプログラム更新
装置であって、前記更新用プログラム及び前記認証用デ
ータが記憶された前記記憶媒体は、前記更新用プログラ
ムの供給側に於いて前記更新用プログラムの要求側から
供給側に通知される前記識別番号に関する情報に基づき
前記更新用プログラムの要求側が正規ユーザであると確
認された場合のみ、前記更新用プログラムの供給側から
要求側に送られるものである。
【0011】請求項6に記載のプログラム更新装置は、
請求項5に記載のプログラム更新装置であって、前記更
新用プログラムの要求側から供給側に通知される前記識
別番号に関する情報は、可搬性の記憶媒体に書き込まれ
て通知され、前記更新用プログラムの供給側から要求側
に送られる前記更新用プログラム及び前記認証用データ
が記憶された前記記憶媒体は、前記更新用プログラムの
要求側から供給側への前記通知に用いられた前記記憶媒
体に前記更新用プログラム及び前記認証用データが書き
込まれて返送されるものである。
【0012】請求項7に記載のプログラム更新装置は、
請求項1乃至請求項6の何れかに記載のプログラム更新
装置であって、前記識別番号に関する情報を外部に報知
する報知手段を更に備えるものである。
【0013】請求項8に記載のプログラム更新装置は、
請求項7に記載のプログラム更新装置であって、前記報
知手段は、記憶媒体が着脱自在に装着されるインターフ
ェースとして構成され、前記第2の記憶手段に記憶され
ている前記識別番号に関する情報を、そのインターフェ
ースに装着された記憶媒体に書き込むことで、外部に報
知するものである。
【0014】請求項9に記載のプログラム更新装置は、
請求項8に記載のプログラム更新装置であって、前記イ
ンターフェースに於ける前記記憶媒体の着脱状態の検出
を行う第1の検出手段と、前記第1の検出手段により前
記インターフェースに前記記憶媒体が装着されたことを
検出されると、その記憶媒体の記憶内容が空か否かを検
出する第2の検出手段と、を更に備え、前記報知手段
は、前記第2の検出手段により前記記憶媒体の記憶内容
が空であることを検出されると、その記憶媒体に前記第
2の記憶手段に記憶されている前記識別番号に関する情
報を書き込むものである。
【0015】請求項10に記載のプログラム更新装置
は、請求項5乃至請求項9の何れかに記載のプログラム
更新装置であって、前記識別番号に関する情報は、前記
第2の記憶手段に記憶されている前記識別番号に関連付
けられた他の番号であるものである。
【0016】請求項11に記載のプログラム更新方法
は、所定の演算装置に載せられているプログラムを更新
するプログラム更新方法であって、(a)前記演算装置
に備えられたインターフェースに、更新用プログラムと
認証用データとが記憶された可搬性の記憶媒体を着脱自
在に装着し、(b)前記演算装置に記憶されている識別
番号に基づき、前記インターフェースに装着された前記
記憶媒体に記憶されている前記認証用データの有効性の
判定を行い、(c)その認証用データを有効と判定した
場合のみ、その記憶媒体に記憶されている前記更新用プ
ログラムを前記演算装置に備えられた前記プログラムが
記憶されている第1の記憶手段に複写するものである。
【0017】請求項12に記載のプログラム更新方法
は、請求項11に記載のプログラム更新方法であって、
(d)前記インターフェースに於ける前記記憶媒体の着
脱状態の検出を行い、(b-1)前記インターフェースに
前記記憶媒体が装着されたことを検出すると、その記憶
媒体に記憶されている前記認証用データの有効性の判定
を行い、(c-1)その認証用データを有効と判定する
と、その記憶媒体に記憶されている前記更新用プログラ
ムを前記演算装置に備えられた前記第1の記憶手段に複
写するものである。
【0018】請求項13に記載のプログラム更新方法
は、請求項11又は請求項12に記載のプログラム更新
方法であって、(d)前記インターフェースに於ける前
記記憶媒体の着脱状態の検出を行い、(e)前記インタ
ーフェースに前記記憶媒体が装着されていることを検出
し、且つ、その記憶媒体に記憶されている前記認証用デ
ータを有効と判定している場合は、前記演算装置に載せ
られている前記プログラムを実行する代わりに、その記
憶媒体に記憶されている前記更新用プログラムを実行す
るものである。
【0019】請求項14に記載のプログラム更新方法
は、請求項13に記載のプログラム更新装置であって、
(c-2)前記演算装置に載せられている前記プログラム
を実行させる代わりに、前記インターフェースに装着さ
れた前記記憶媒体に記憶されている前記更新用プログラ
ムが実行された後に、その記憶媒体に記憶されている前
記更新用プログラムを前記第1の記憶手段に複写するも
のである。
【0020】請求項15に記載のプログラム更新方法
は、請求項11乃至請求項14の何れかに記載のプログ
ラム更新方法であって、(f)前記更新用プログラムの
要求側から供給側に前記識別番号に関する情報を通知
し、(g)前記更新用プログラムの供給側に於いて前記
更新用プログラムの要求側から供給側に通知される前記
識別番号に関する情報に基づき前記更新用プログラムの
要求側が正規ユーザであると確認した場合のみ、前記更
新用プログラム及び前記認証用データが記憶された前記
記憶媒体を前記更新用プログラムの供給側から要求側に
送るものである。
【0021】請求項16に記載のプログラム更新方法
は、請求項15に記載のプログラム更新方法であって、
(f-1)前記更新用プログラムの要求側から供給側に前
記識別番号に関する情報を通知する場合に、前記識別番
号に関する情報を可搬性の記憶媒体に書き込んで通知
し、(g-1)前記更新用プログラムの供給側から要求側
に前記更新用プログラム及び前記認証用データが記憶さ
れた前記記憶媒体を送る場合は、前記更新用プログラム
の要求側から供給側への前記通知に用いられた前記記憶
媒体に前記更新用プログラム及び前記認証用データを書
き込んで返送するものである。
【0022】請求項17に記載のプログラム更新方法
は、請求項11乃至請求項16の何れかに記載のプログ
ラム更新方法であって、(h)前記演算装置に記憶され
ている前記識別番号に関する情報を外部に報知するもの
である。
【0023】請求項18に記載のプログラム更新方法
は、請求項17に記載のプログラム更新方法であって、
(h-1)前記演算装置に記憶されている前記識別番号に
関する情報を、前記演算装置側に備えられたインターフ
ェースに着脱自在に装着された記憶媒体に書き込むこと
で、外部に報知するものである。
【0024】請求項19に記載のプログラム更新方法
は、請求項18に記載のプログラム更新方法であって、
(d)前記インターフェースに於ける前記記憶媒体の着
脱状態の検出を行い、(h-2)前記インターフェースに
前記記憶媒体が装着されたことを検出すると、その記憶
媒体の記憶内容が空か否かの検出を行い、その記憶媒体
の記憶内容が空であることを検出すると、その記憶媒体
に前記演算装置に記憶されている前記識別番号に関する
情報を書き込むものである。
【0025】請求項20に記載のプログラム更新方法
は、請求項15乃至請求項19の何れかに記載のプログ
ラム更新方法であって、前記識別番号に関する情報は、
当該識別番号に関連付けられた他の番号であるものであ
る。
【0026】
【発明の実施の形態】<実施の形態1>図1は、本発明
の実施の形態1に係るプログラム更新装置の構成概略
図、図2は、図1のプログラム更新装置の動作を説明す
るフローチャートである。この実施の形態は請求項1,
5,7,10,11,15,17,20の発明に対応す
る。
【0027】この実施の形態に係るプログラム更新装置
1は、例えばテレビジョン受像機(図示省略)に組み込
まれた特定用途向けの演算装置に搭載され、その特定用
途向けの演算装置に載せられているテレビジョン受像機
の動作用プログラムを更新するものである。
【0028】このプログラム更新装置1は、図1に示す
如く、第1,第2,第3の不揮発性メモリ(第1,第
2,第3の記憶媒体)M1,M2,M3と、メモリカー
ドインターフェース(インターフェース)3と、メモリ
カード(記憶媒体)5と、報知部(報知手段)7と、ユ
ーザインターフェース9と、制御回路11とを備えてい
る。ここでは、上記の特定用途向けの演算装置は、第1
及び第3の不揮発性メモリM1,M3と制御回路11と
により構成されており、それら構成要素M1,M3,1
1は、プログラム更新装置1の構成要素と共通してい
る。
【0029】第1の不揮発性メモリM1には、テレビジ
ョン受像機の動作用プログラムP1が記憶されている。
第2の不揮発性メモリM2には、搭載された特定用途向
けの演算装置(即ちテレビジョン受像機)に応じて異な
る識別番号P2が記憶されている。第3の不揮発性メモ
リM3には、制御回路11の起動用プログラムP3が記
憶されている。
【0030】メモリカードインターフェース(以後「メ
モリカードI/F」と称す)3は、メモリカード5への
アクセスを可能にするものである。このメモリカードI
/F3は、メモリカード5が着脱自在に装着されるカー
ドスロット(図示省略)と、制御回路11の制御により
カードスロットに装着されたメモリカード5に対してデ
ータの読み書きを行うコントローラ(図示省略)とを備
えている。
【0031】報知部7は、制御回路11の制御により第
2の不揮発性メモリM2に記憶されている識別番号P2
に関する情報を外部(即ちユーザ)に報知するものであ
る。この報知部7は、例えば、識別番号P2に関する情
報をテレビジョン受像機のテレビ画面に表示する形態、
又、スピーカとして構成されて識別番号P2に関する情
報を音声出力する形態として構成される。
【0032】メモリカード5は、更新用のテレビジョン
受像機の動作用プログラムQ1をプログラム更新装置1
に供給する為のものであり、その中には、当該更新用の
動作用プログラムQ1と認証用データQ2とが記憶され
ている。このメモリカード5としては、例えばコンパク
トフラッシュ(R)カードやスマートメディア等の汎用
の可搬性の記憶媒体が用いられる。尚、上記の認証用デ
ータQ2は、第2の不揮発性メモリM2に記憶されてい
る識別番号P2に対して一定の関係を有するもので、最
も単純な関係としては識別番号P2と同じ番号のデータ
が採用される(以下同様)。
【0033】このメモリカード5は、以下の手順で、例
えばプログラム更新装置1の製造者側(即ち更新用の動
作用プログラムQ1の供給側)から当該テレビジョン受
像機のユーザ(即ち更新用の動作用プログラムQ1の要
求側)に供給される。
【0034】即ち、先ず、ユーザは、報知部7により報
知される第2の不揮発性メモリM2に記憶されている識
別番号P2に関する情報(例えば識別番号P2又は識別
番号P2に関連付けられた他の番号)をプログラム更新
装置1の製造者側に連絡(通知)する。これに対して、
プログラム更新装置1の製造者側は、連絡されたその識
別番号P2に関する情報に基づき、連絡したそのユーザ
が正規ユーザであるかの確認を行う。そして、プログラ
ム更新装置1の製造者側は、そのユーザが正規ユーザで
あると確認した場合に限り、更新用の動作用プログラム
Q1と認証用データQ2とが記憶されたメモリカード5
をそのユーザに送る。この様にして、当該メモリカード
5がプログラム更新装置1の製造者側からユーザに供給
される。この手順により、ユーザは、従来のデータ通信
を利用する場合の様な予備知識等の負担を負うこと無く
連絡作業だけで、更新用の動作用プログラムQ1を入手
できる。
【0035】そして、この様に、プログラム更新装置1
の製造者側では、ユーザから通知される識別番号P2に
関する情報に基づきそのユーザが正規ユーザであるかの
確認をすることで、正規ユーザに対してだけ適切に更新
用の動作用プログラムQ1を供給でき、且つ、正規ユー
ザに応じた(即ちテレビジョン受像機の仕様等に応じ
た)適切な更新用の動作用プログラムQ1を供給でき
る。尚、識別番号P2に関する情報として識別番号P2
に関連付けられた他の番号が用いられる場合は、識別番
号P2の秘匿性を確保でき、不正に利用されることを防
止できる。
【0036】ユーザインターフェース9は、ユーザのプ
ログラム更新装置1への操作を受け付けるものである。
このユーザインターフェース9は、例えばテレビジョン
受像機の操作用のユーザインターフェース9と兼用され
ている。
【0037】制御回路11は、テレビジョン受像機の
機能を利用可能な状態に準備する機能と、第2の不揮
発性メモリM2に記憶されている識別番号P2に関する
情報を外部(即ちユーザ)に報知する機能と、第1の
不揮発性メモリM1に記憶されている動作用プログラム
P1をメモリカードI/F3に装着されたメモリカード
5に記憶されている更新用の動作用プログラムQ1に更
新する機能とを備えている。尚、この制御回路11は、
各請求項に記載の判定手段,複写手段,実行手段に対応
する。
【0038】次に、図2を用いて制御回路11の全体動
作を前記機能を中心に説明する。
【0039】先ずステップS1〜S3の処理により制御
回路11の前記機能が実行される。即ち、制御回路1
1は、ステップS1で、第3の不揮発性メモリM3にア
クセスして第3の不揮発性メモリM3に記憶されている
起動用プログラムP3を実行し、テレビジョン受像機を
ブートする。次いで、制御回路11は、ステップS2
で、第1の不揮発性メモリM1にアクセスして第1の不
揮発性メモリM1に記憶されている動作用プログラムP
1を図示省略のSDRAM等の高速な不揮発性メモリに
読み出して実行する。この実行が完了すると、ステップ
S3に進み、テレビジョン受像機の機能が利用可能な状
態になる。そしてステップS4に進む。
【0040】ステップS4では、制御回路11は、ユー
ザインターフェース9を介してユーザから前記機能の
実行の要求(プログラムの更新要求)を受けるとステッ
プS6に進み、他方、ユーザインターフェース9を介し
てユーザから前記機能の実行の要求(識別番号の報知
要求)を受けるとステップS5に進む。
【0041】ステップS4で前記機能の実行の要求を
受けると、制御回路11は、ステップS5に進み、第2
の不揮発性メモリM2にアクセスして第2の不揮発性メ
モリM2に記憶されている識別番号P2を読み出し、そ
の識別番号P2をそのまま又はその識別番号P2に関連
付けられた他の番号に変換して識別番号P2に関する情
報として報知部7を通じて外部(ユーザ)に報知する。
そしてステップS4に戻る。ユーザは、この報知により
取得する識別番号P2に関する情報をプログラム更新装
置1の製造者に連絡(通知)することで、上記の如く、
更新用の動作用プログラムQ1と認証用データQ2とが
記憶されたメモリカード5を入手する。
【0042】他方、ステップS4で前記機能の実行の
要求(プログラムの更新要求)を受けると、制御回路1
1は、順にステップS6〜S9の処理を実行する。即
ち、制御回路11は、ステップS6で、メモリカードI
/F3にメモリカード5が装着されている状態で、メモ
リカードI/F3を通じてメモリカード5にアクセスし
てメモリカード5に記憶されている認証用データQ2を
読み出す。次いで、制御回路11は、ステップS7で、
第2の不揮発性メモリM2にアクセスして第2の不揮発
性メモリM2に記憶されている識別番号P2を読み出
す。そして、制御回路11は、ステップS8で、その識
別番号P2に基づきその認証用データQ2の有効性の判
定を行う。より詳細には、例えば、制御回路11は、読
み出した認証用データQ2と識別番号P2とが一致する
か否かの判定を行う。そして、制御回路11は、その認
証用データQ2を有効でないと判定すると(即ち認証用
データQ2と識別番号P2とが一致しない場合)はステ
ップS4に戻る。他方、制御回路11は、その認証用デ
ータQ2を有効であると判定すると(即ち認証用データ
Q2と識別番号P2とが一致する場合)ステップS9の
処理を実行する。
【0043】ステップS9では、制御回路11は、再度
メモリカードI/F3を通じてメモリカード5にアクセ
スしてメモリカード5に記憶されている更新用の動作用
プログラムQ1を読み出し、その更新用の動作用プログ
ラムQ1を第1の不揮発性メモリM1に書き込む(即ち
複写する)。これにより、第1の不揮発性メモリM1に
記憶されている動作用プログラムP1が更新用の動作用
プログラムQ1に更新される。そして、制御回路11
は、ステップS1に戻り、更新された動作用プログラム
Q1に対して以上の処理を繰り返す。
【0044】この様に、ステップS6〜S8で、プログ
ラム更新装置1に記憶されている識別番号P2に基づき
メモリカード5に記憶されている認証用データQ2の有
効性の判定を行い、有効と判定された場合に限り、ステ
ップS9で、そのメモリカード5に記憶されている更新
用の動作用プログラムQ1をプログラム更新装置1の第
1の不揮発性メモリM1に複写する為、誤って関係の無
いプログラムを第1の不揮発性メモリM1に複写するこ
とを防止でき、従って、誤って関係の無いプログラムを
実行させてテレビジョン受像機を誤動作させることを防
止できる。
【0045】以上のように構成されたプログラム更新装
置1によれば、プログラム更新装置1に備えられたメモ
リカードI/F3に、更新用の動作用プログラムQ1及
び認証用データQ2が記憶されたメモリカード5を装着
することで、特定用途向けの演算装置(M1,M3,1
1)に更新用の動作用プログラムQ1を供給する為、従
来のデータ通信を利用する場合に於ける事前のセットア
ップ作業が不要となり、その為の予備知識の負担をユー
ザに掛けることも無くなり、簡便な作業により特定用途
向けの演算装置(M1,M3,11)に載せられている
動作用プログラムP1の更新が行える。
【0046】更に、データ通信を利用せずにメモリカー
ド5を用いて更新用の動作用プログラムQ1を特定用途
向けの演算装置(M1,M3,11)に供給する為、通
信断を回避できて確実に動作用プログラムP1を更新で
きる。
【0047】更に、メモリカード5に記憶されている更
新用の動作用プログラムQ1は、特定用途向けの演算装
置(M1,M3,11)の既存の第1の不揮発性メモリ
M1に複写される為、更新用の動作用プログラムQ1を
記憶する専用メモリが不要であり、その分のコストアッ
プを防止できる。
【0048】更に、報知部7によりプログラム更新装置
1に記憶されている識別番号P2に関する情報を外部に
報知できる為、更新用の動作用プログラムQ1をプログ
ラム更新装置1の製造者側に要求する際に必要な識別番
号P2に関する情報をユーザに報知できる。
【0049】更に、不揮発性メモリM1に記憶されてい
る動作用プログラムP1を実行してテレビジョン受像機
を利用可能状態にした後(S1〜S3)に動作用プログ
ラムP1の更新が行える様になる(S4〜S9)為、動
作用プログラムP1の更新が完了するまでの間、当該テ
レビジョン受像機の機能を利用できなくなることを防止
できる。
【0050】尚、プログラム更新方法もこの実施の形態
の範疇に含まれることは言うまでもないことである。
【0051】<実施の形態2>図3は、本発明の実施の
形態2に係るプログラム更新装置の構成概略図、図4
は、図3のプログラム更新装置の要部の動作を説明する
フローチャートである。この実施の形態は請求項2,1
2の発明に対応する。
【0052】この実施の形態に係るプログラム更新装置
1Bは、上記実施の形態1のプログラム更新装置1に於
いて、メモリカードI/F3にメモリカード5が装着さ
れることにより、自動的に、メモリカード5に記憶され
ている更新用の動作用プログラムQ1がプログラム更新
装置1に於ける第1の不揮発性メモリM1に複写される
様にしたものである。
【0053】このプログラム更新装置1Bは、図3に示
す如く、上記実施の形態1のプログラム更新装置1(図
1参照)と比べてカード検出回路13を更に備える点が
相違する以外は同様に構成される。
【0054】カード検出回路(検出手段)13は、メモ
リカードI/F3を通じてメモリカードI/F3に於け
るメモリカード5の着脱状態を検出し、その検出結果を
制御回路11Bに出力する。
【0055】制御回路11Bは、上記実施の形態1の制
御回路11と比べて、カード検出回路13の検出結果に
基づきメモリカードI/F3にメモリカード5が装着さ
れたことを検出した場合に、自動的に、制御回路11の
前記機能(即ち第1の不揮発性メモリM1に記憶され
ている動作用プログラムP1をメモリカードI/F3に
装着されたメモリカード5に記憶されている更新用の動
作用プログラムQ1に更新する機能)を実行する以外は
同様に構成される。
【0056】次に、制御回路11Bの動作の詳細を説明
する。制御回路11Bの動作は、上記実施の形態1の制
御回路11の動作(図2参照)に於いて、ステップS6
〜S9を廃止し、その代わりに、ステップS3の後にス
テップS4〜S5と併行して図4の処理を実行する点が
相違する以外は同様の動作をする。
【0057】図4の処理を説明すると、制御回路11B
は、ステップS3でテレビジョン受像機の機能が利用可
能状態になると、ステップS101に進み、カード検出
回路13から得られるメモリカード5の着脱状態の検出
結果に基づき、メモリカードI/F3にメモリカード5
が装着されたか否かの検出を行う。そして、制御回路1
1Bは、メモリカードI/F3にメモリカード5が装着
されたことを検出した場合はステップS102に進む。
【0058】ステップS102では、制御回路11B
は、メモリカードI/F3を通じてメモリカードI/F
3に装着されているそのメモリカード5に認証用データ
Q2が書き込まれているか否かの検出を行う。そして、
制御回路11Bは、認証用データQ2が書き込まれてい
ることを検出しない場合は有効でないと判定してステッ
プS101に戻る。他方、制御回路11Bは、認証用デ
ータQ2が書き込まれていることを検出した場合はステ
ップS6〜S9を順に実行して、メモリカードI/F3
に装着されたメモリカード5に記憶されている更新用の
動作用プログラムQ1を第1の不揮発性メモリM1に複
写する(尚、図4の各ステップS6〜S9は、図2の各
ステップS6〜S9と同じステップなのでその説明は省
略する。但し、図4のステップS8では認証用データQ
2が有効でない場合はステップS101に戻るものとす
る)。これにより、メモリカードI/F3にメモリカー
ド5が装着されることで、自動的に、メモリカード5に
記憶されている更新用の動作用プログラムQ1がプログ
ラム更新装置1Bの第1の不揮発性メモリM1に複写さ
れ、これにより第1の不揮発性メモリM1に記憶されて
いる動作用プログラムP1が更新用の動作用プログラム
Q1に更新される。
【0059】以上の様に構成されたプログラム更新装置
1Bによれば、上記実施の形態1のプログラム更新装置
1と同じ効果を奏する他に、メモリカードI/F3に於
けるメモリカード5の着脱状態の検出が行われ、メモリ
カードI/F3にメモリカード5が装着されたことが検
出されると、そのメモリカード5に記憶されている認証
用データP2の有効性の判定が行われ、有効と判定され
ると、そのメモリカード5に記憶されている更新用の動
作用プログラムP1が第1の不揮発性メモリM1に複写
される為、ユーザは、メモリカードI/F3にメモリカ
ード5を装着するだけの簡単な操作で、自動的に、メモ
リカード5に記憶されている更新用の動作用プログラム
Q1を第1の不揮発性メモリM1に複写できて、第1の
不揮発性メモリM1に記憶されている動作用プログラム
P1を更新用の動作用プログラムQ1に更新できる。
【0060】尚、プログラム更新方法もこの実施の形態
の範疇に含まれることは言うまでもないことである。
【0061】<実施の形態3>図5は、本発明の実施の
形態3に係るプログラム更新装置の構成概略図、図6
は、図5のプログラム更新装置の要部の動作を説明する
フローチャートである。この実施の形態は請求項6,
8,9,10,16,18,19,20の発明に対応す
る。
【0062】この実施の形態に係るプログラム更新装置
1Cは、上記実施の形態1のプログラム更新装置1に於
いて、報知部7をメモリカードインターフェース(以後
「メモリカードI/F7」と称す)として構成し、第2
の不揮発性メモリM2に記憶されている識別番号P2に
関する情報をメモリカードI/F7に装着された可搬性
のメモリカードに書き込むことで外部に報知する様にし
たものである。
【0063】このプログラム更新装置1Cは、図5に示
す如く、上記実施の形態1のプログラム更新装置1(図
1参照)と比べて、報知部7がメモリカードI/F7と
して構成されて既存のメモリカードI/F3と兼用され
ている点と、更にカード検出回路13を備える点が相違
する以外は同様に構成される。
【0064】カード検出回路(第1の検出手段)13
は、メモリカードI/F7を通じてメモリカードI/F
7に於けるメモリカード5aの着脱状態の検出を行い、
その検出結果を制御回路11Cに出力する。
【0065】制御回路11Cは、上記実施の形態1の制
御回路11と比べて、カード検出回路13の検出結果に
基づきメモリカードI/F7に空のメモリカード5aが
装着されたことを検出した場合に、自動的に、上記実施
の形態1の制御回路11の機能(第2の不揮発性メモ
リM2に記憶されている識別番号P2に関する情報を外
部に報知する機能)として、第2の不揮発性メモリM2
に記憶されている識別番号P2に関する情報を当該メモ
リカード5aに書き込む点が相違する以外は同様に構成
される。尚、この制御回路11Cは、各請求項に記載の
判定手段,複写手段,実行手段,第2の検出手段に対応
する。
【0066】次に、制御回路11Cの動作の詳細を説明
する。制御回路11Cの動作は、上記実施の形態1の制
御回路11の動作(図2参照)に於いて、ステップS5
を廃止し、その代わりに、ステップS3の後にステップ
S4,S6以降の処理と併行して図6の処理を実行する
点が相違する以外は同様の動作をする。
【0067】図6の処理を説明すると、制御回路11C
は、ステップS3でテレビジョン受像機の機能が利用可
能状態になると、ステップS201に進み、カード検出
回路13から得られるメモリカード5aの着脱状態の検
出結果に基づき、メモリカードI/F7にメモリカード
5aが装着されたか否かの検出を行う。そして、制御回
路11Cは、メモリカードI/F7にメモリカード5a
が装着されたことを検出した場合はステップS202に
進む。
【0068】ステップS202では、制御回路11C
は、メモリカードI/F7を通じてメモリカードI/F
7に装着されたそのメモリカード5aの記憶内容が空か
否かの検出を行う。そして、制御回路11Cは、そのメ
モリカード5aの記憶内容が空でないことを検出した場
合(即ち、そのメモリカード5aに他のデータが既に書
き込まれている場合)は、そのメモリカード5aは用途
に適さないと判断してステップS201に戻り、ステッ
プS203以降の処理を停止する。これにより、他のデ
ータが既に書き込まれている不適当なメモリカードが使
用されることを防止できる。他方、制御回路11Cは、
そのメモリカード5aの記憶内容が空であることを検出
した場合は、そのメモリカード5aは用途に適すると判
断してステップS203以降の処理を実行する。
【0069】即ち、制御回路11Cは、先ずステップS
203で、第2の不揮発性メモリM2にアクセスして第
2の不揮発性メモリM2に記憶されている識別番号P2
を読み出し、次いでステップS204で、読み出した識
別番号P2をその識別番号P2に関連付けられた他の番
号に変換して識別番号P2に関する情報としてメモリカ
ードI/F7を通じてそのメモリカード5aに書き込
む。これにより、第2の不揮発性メモリM2に記憶され
ている識別番号P2に関する情報が、識別番号P2に関
連付けられた他の番号として、メモリカード5aを介し
て外部に報知される。
【0070】以上のステップS201〜S204によ
り、ユーザは、メモリカードI/F7に空のメモリカー
ド5aを装着するだけの簡単な操作で、自動的に、第2
の不揮発性メモリM2に記憶されている識別番号P2に
関する情報をメモリカード5aを介して取得できる。
【0071】そして、ユーザは、この様にして取得した
識別番号P2に関する情報が書き込まれたメモリカード
5aを更新用の動作用プログラムの供給側であるプログ
ラム更新装置1Cの製造者側に送付することで、識別番
号P2に関する情報をプログラム更新装置1Cの製造者
側に通知する。
【0072】そして、この通知を受けたプログラム更新
装置1Cの製造者側では、上記実施の形態1の場合と同
様、通知された識別番号P2に関する情報に基づき通知
したユーザの確認を行い、正規ユーザであることを確認
した場合のみ、ユーザの通知に用いられていたメモリカ
ード5aに更新用の動作用プログラムQ1と認証用デー
タQ2とを書き込んで返送する。これにより、プログラ
ム更新装置1Cの製造者側からユーザに更新用の動作用
プログラムQ1と認証用データQ2とが記憶されたメモ
リカード5aが供給される。この様に、プログラム更新
装置1Cの製造者側からユーザに更新用の動作用プログ
ラムQ1及び認証用データQ2が記憶されたメモリカー
ド5aを送る場合、ユーザの通知に用いられていたメモ
リカード5aに更新用の動作用プログラムQ1及び認証
用データQ2を書き込んで返送することで、プログラム
更新装置1Cの製造者側ではメモリカードを準備する必
要が無くなり、その分のコストを抑えることができる。
【0073】そして、この様にして更新用の動作用プロ
グラムQ1と認証用データQ2とが記憶されたメモリカ
ード5aを入手したユーザは、上記実施の形態1の場合
と同様の手順で、動作用プログラムP1の更新を行う。
【0074】以上の様に構成されたプログラム更新装置
1Cによれば、上記実施の形態1のプログラム更新装置
1と同じ効果を奏する他に、メモリカードI/Fとして
構成された報知部7により、第2の不揮発性メモリM2
に記憶されている識別番号P2に関する情報がメモリカ
ード5aに書き込まれて外部(ユーザ)に報知される
為、識別番号P2に関する情報をメモリカードを介して
取得したいユーザにとって便利である。これにより、ユ
ーザは、識別番号P2に関する情報をメモリカード5a
に書き込んでプログラム更新装置1Cの製造者側に通知
する際、その識別番号P2に関する情報が書き込まれた
メモリカード5aを簡単に準備できる。
【0075】尚、この実施の形態では、メモリカードI
/F7にメモリカード5aを装着することで、自動的
に、第2の不揮発性メモリM2に記憶されている識別番
号P2に関する情報がメモリカード5aに書き込まれる
場合で説明したが、自動的ではなく例えばユーザインタ
ーフェース9への操作により、手動操作で、第2の不揮
発性メモリM2に記憶されている識別番号P2に関する
情報がメモリカード5aに書き込まれる様にしてもよ
い。その様にする場合は、制御回路11Cの動作は、図
2に於いて、例えばステップS5を図6のステップS2
01〜S204に置き換えればよい。その様にすれば、
ユーザの都合の良いタイミングで、第2の不揮発性メモ
リM2に記憶されている識別番号P2に関する情報をメ
モリカード5aに書き込ませることができる。
【0076】尚、プログラム更新方法もこの実施の形態
の範疇に含まれることは言うまでもないことである。
【0077】<実施の形態4>図7は、本発明の実施の
形態4に係るプログラム更新装置の要部の動作を説明す
るフローチャートである。尚、図3は、本発明の実施の
形態4に係るプログラム更新装置の構成概略図も兼ねて
いる。この実施の形態は請求項3,4,13,14の発
明に対応する。
【0078】この実施の形態に係るプログラム更新装置
1Dは、上記実施の形態1のプログラム更新装置1に於
いて、メモリカードI/F3にメモリカード5が装着さ
れている場合は、第1の不揮発性メモリM1に記憶され
ている動作用プログラムP1を実行する代わりに、メモ
リカードI/F3に装着されているメモリカード5に記
憶されている更新用の動作用プログラムQ1を実行する
様にしたものである。
【0079】このプログラム更新装置1Dは、図3に示
す如く、上記実施の形態1のプログラム更新装置1(図
1参照)と比べてカード検出回路13を更に備える点が
相違する以外は同様に構成される。
【0080】カード検出回路13は、メモリカードI/
F3を通じてメモリカードI/F3に於けるメモリカー
ド5の着脱状態を検出し、その検出結果を制御回路11
Dに出力する。
【0081】制御回路11Dは、上記実施の形態1の制
御回路11と比べて、更に、カード検出回路13の検出
結果に基づきメモリカードI/F3にメモリカード5が
装着されたことを検出し、且つ、そのメモリカード5に
記憶されている認証用データQ2を有効と判定している
場合は、制御回路11の前記機能(即ちテレビジョン
受像機の機能を利用可能な状態に準備する機能)とし
て、第1の不揮発性メモリM1に記憶されている動作用
プログラムP1を実行する代わりに、そのメモリカード
5に記憶されている更新用の動作用プログラムQ1を優
先して実行する以外は同様に構成される。
【0082】次に、制御回路11Dの動作の詳細を説明
する。制御回路11Dの動作は、上記実施の形態1の制
御回路11の動作(図2参照)に於いて、ステップS2
の代わりに図7の処理を実行する点が相違する以外は同
様の動作をする。
【0083】図7の処理を説明すると、制御回路11D
は、ステップS1で第3の不揮発性メモリM3に記憶さ
れている起動用プログラムP3を実行してテレビジョン
受像機をブートした後、ステップS301に進み、カー
ド検出回路13から得られるメモリカード5の着脱状態
の検出結果に基づき、メモリカードI/F3にメモリカ
ード5が装着されているか否かの検出を行う。そして、
制御回路11Dは、メモリカードI/F3にメモリカー
ド5が装着されていることを検出した場合は、メモリカ
ード5の有効性を判定すべくステップS303に進み、
他方、メモリカードI/F3にメモリカード5が装着さ
れていないことを検出した場合は、第1の不揮発性メモ
リP1に記憶されている動作用プログラムP1を実行す
べくステップS302に進む。
【0084】ステップS302に進んだ場合は、制御回
路11Dは、第1の不揮発性メモリM1にアクセスして
第1の不揮発性メモリM1に記憶されている動作用プロ
グラムP1を図示省略のSDRAM等の高速な不揮発性
メモリに読み出して実行する。この実行が完了すると、
ステップS3に進み、テレビジョン受像機の機能は利用
可能な状態になる。
【0085】他方、ステップS301からS303に進
んだ場合は、制御回路11Dは、メモリカードI/F3
を通じてメモリカードI/F3に装着されているそのメ
モリカード5に認証用データQ2が書き込まれているか
否かの検出を行う。そして、制御回路11Bは、認証用
データQ2が書き込まれていないことを検出した場合は
ステップS302に進み、上記と同様、第1の不揮発性
メモリM1に記憶されている動作用プログラムP1を実
行してステップS3に進む。他方、制御回路11Bは、
認証用データQ2が書き込まれていることを検出した場
合は、認証用データQ2の有効性を判定すべくステップ
S304〜S306を実行する。
【0086】即ち、制御回路11Dは、ステップS30
4で、メモリカードI/F3を通じてメモリカード5に
アクセスしてメモリカード5に記憶されている認証用デ
ータQ2を読み出し、ステップS305で、第2の不揮
発性メモリM2にアクセスして第2の不揮発性メモリM
2に記憶されている識別番号P2を読み出し、ステップ
S308で、その識別番号P2に基づきその認証用デー
タQ2の有効性の判定を行う。より詳細には例えば、制
御回路11Dは、その認証用データQ2とその識別番号
P2とが一致するか否かの判定を行う。
【0087】そして、制御回路11Dは、その認証用デ
ータQ2を有効でないと判定した場合(即ち認証用デー
タQ2と識別番号P2とが一致しない場合)はステップ
S302に進み、上記と同様、第1の不揮発性メモリM
1に記憶されている動作用プログラムP1を実行してス
テップS3に進む。他方、制御回路11Dは、その認証
用データQ2を有効であると判定した場合(即ち認証用
データQ2と識別番号P2とが一致する場合)は、ステ
ップS307に進み、メモリカードI/F3に装着され
ているメモリカード5に記憶されている更新用の動作用
プログラムQ1を実行する。そして、この実行が完了す
ると、ステップS3に進み、テレビジョン受像機の機能
は利用可能な状態になる。
【0088】以上の様に構成されたプログラム更新装置
1Dによれば、上記実施の形態1のプログラム更新装置
1と同じ効果を奏する他に、メモリカードI/F3に更
新用の動作用プログラムQ1及び認証用データQ2が記
憶されたメモリカード5が装着されている場合は、第1
の不揮発性メモリM1に記憶されている動作用プログラ
ムP1を実行する代わりに、そのメモリカード5に記憶
されている更新用の動作用プログラムQ1を優先して実
行する為、例えば前回の動作用プログラムP1の更新が
電源断等により中断されて第1の不揮発性メモリM1に
記憶されている動作用プログラムP1が消失している状
態で当該テレビジョン受像機を起動させた場合でも、そ
のメモリカード5に記憶されている更新用の動作用プロ
グラムQ1が代わりに実行されることで、当該テレビジ
ョン受像機の機能を一時的でも利用できなくなることを
防止できる。
【0089】更に、不揮発性メモリM1に記憶されてい
る動作用プログラムP1又はメモリカード5に記憶され
ている更新用の動作用プログラムQ1を実行してテレビ
ジョン受像機を利用可能状態にした後(図7)に動作用
プログラムP1の更新が行える様になる(図2のS4〜
S9)為、動作用プログラムP1の更新が完了するまで
の間、当該テレビジョン受像機の機能を利用できなくな
ることを防止できる。
【0090】尚、プログラム更新方法もこの実施の形態
の範疇に含まれることは言うまでもないことである。
【0091】尚、上記実施の形態1乃至4に係るプログ
ラム更新装置1,1B,1C,1D(又はプログラム更
新方法)を組み合わせたプログラム更新装置(又はプロ
グラム更新方法)もこの詳細な説明の範疇に含まれるこ
とは言うまでもないことである。
【0092】
【発明の効果】請求項1又は請求項11に記載の発明に
よれば、所定の演算装置側に備えられたインターフェー
スに、更新用プログラム及び認証用データが記憶された
可搬性の記憶媒体を装着することで、当該所定の演算装
置に更新用の動作用プログラムを供給する為、従来のデ
ータ通信を利用する場合に於ける事前のセットアップ作
業が不要となり、その為の予備知識等の負担をユーザに
掛けることも無くなり、簡便な作業により所定の演算装
置に載せられているプログラムの更新が行える。
【0093】更に、所定の演算装置側に記憶されている
識別番号に基づき記憶媒体に記憶されている認証用デー
タの有効性の判定を行い、有効と判定された場合のみ、
その記憶媒体に記憶されている更新用プログラムを当該
所定の演算装置側に複写する為、誤って関係の無いプロ
グラムを当該所定の演算装置側に複写することを防止で
き、従って、誤って関係の無いプログラムを実行させて
当該所定の演算装置を誤動作させることを防止できる。
【0094】また、データ通信を利用せずに記憶媒体を
用いて更新用プログラムを所定の演算装置に供給する
為、通信断を回避できて確実にプログラムの更新が行え
る。
【0095】請求項2又は請求項12に記載の発明によ
れば、インターフェースに於ける記憶媒体の着脱状態の
検出を行い、インターフェースに記憶媒体が装着された
ことを検出すると、その記憶媒体に記憶されている認証
用データの有効性の判定を行い、その認証用データを有
効と判定すると、その記憶媒体に記憶されている更新用
プログラムを当該所定の演算装置側に複写する為、ユー
ザは、インターフェースに記憶媒体を装着するだけの簡
単な操作で、自動的に、当該所定の演算装置に載せられ
ているプログラムの更新が行える。
【0096】請求項3又は請求項13に記載の発明によ
れば、所定の演算装置側に備えられたインターフェース
に更新用プログラム及び認証用データが記憶された記憶
媒体が装着されている場合は、当該所定の演算装置に載
せられているプログラムを実行する代わりに、その記憶
媒体に記憶されている更新用プログラムを実行する為、
例えば前回のプログラムの更新が電源断等により中断さ
れて当該所定の演算装置に載せられているプログラムが
消失している状態で当該所定の演算装置を起動させた場
合でも、その記憶媒体に記憶されている更新用プログラ
ムが代わりに実行されることで、当該所定の演算装置の
機能を一時的でも利用できなくなることを防止できる。
【0097】請求項4又は請求項14に記載の発明によ
れば、所定の演算装置に載せられているプログラムを実
行させる代わりにその演算装置側に備えられたインター
フェースに装着された記憶媒体に記憶されている更新用
プログラムを実行させた後に、その記憶媒体に記憶され
ている更新用プログラムを演算装置側に複写する為、プ
ログラムの更新が完了するまでの間、当該所定の演算装
置の機能を利用できなくなることを防止できる。
【0098】請求項5又は請求項15に記載の発明によ
れば、更新用プログラムの要求側から供給側に識別番号
に関する情報を通知し、更新用プログラムの供給側に於
いて、更新用プログラムの要求側から供給側に通知され
る識別番号に関する情報に基づき更新用プログラムの要
求側が正規ユーザであると確認された場合のみ、更新用
プログラム及び認証用データが記憶された記憶媒体が更
新用プログラムの供給側から要求側に送られる為、更新
用プログラムの要求側(即ちユーザ)は、従来のデータ
通信を利用する場合に於ける予備知識等の負担を負うこ
と無く通知だけで更新用プログラムを入手できる。他
方、更新用プログラムの供給側は、例えば、正規ユーザ
に対してだけ適切に更新用プログラムを供給でき、且
つ、正規ユーザに応じた(即ち当該所定の演算装置が組
み込まれた機器の仕様等に応じた)適切な更新用プログ
ラムを供給できる。
【0099】請求項6又は請求項16に記載の発明によ
れば、更新用プログラムの要求側から供給側に識別番号
に関する情報を通知する場合は、識別番号に関する情報
が可搬性の記憶媒体に書き込まれて通知され、更新用プ
ログラムの供給側から要求側に更新用プログラム及び認
証用データが記憶された記憶媒体が送られる場合は、更
新用プログラムの要求側から供給側への通知に用いられ
た記憶媒体に更新用プログラム及び認証用データが書き
込まれて返送される為、更新用プログラムの供給側では
記憶媒体を準備する必要が無くなり、その分のコストを
抑えることができる。
【0100】請求項7又は請求項17に記載の発明によ
れば、所定の演算装置に記憶されている識別番号に関す
る情報を外部に報知できる為、ユーザが当該所定の演算
装置に記憶されている識別番号に関する情報を取得した
い場合に便利である。
【0101】請求項8又は請求項18に記載の発明によ
れば、所定の演算装置に記憶されている識別番号に関す
る情報は、記憶媒体に書き込まれることで、外部に報知
される為、識別番号に関する情報を記憶媒体を介して取
得したいユーザにとって便利である。
【0102】請求項9又は請求項19に記載の発明によ
れば、インターフェースに於ける記憶媒体の着脱状態の
検出を行い、インターフェースに記憶媒体が装着された
ことを検出すると、その記憶媒体の記憶内容が空か否か
の検出を行い、その記憶媒体の記憶内容が空であること
を検出すると、その記憶媒体に演算装置に記憶されてい
る識別番号に関する情報を書き込む為、ユーザは、イン
ターフェースに空の記憶媒体を装着するだけの簡単な操
作で、自動的に、所定の演算装置側に記憶されている識
別番号に関する情報を記憶媒体を介して取得できる。
【0103】その際、記憶媒体の記憶内容が空であるこ
とを検出した場合に、その記憶媒体に識別番号に関する
情報を書き込む為、他のデータが既に書き込まれた不適
当な記憶媒体が用いられることを防止できる。
【0104】請求項10又は請求項20に記載の発明に
よれば、識別番号に関する情報は当該識別番号に関連付
けられた他の番号である為、識別番号に関する情報が外
部に報知されても、当該識別番号の秘匿性を確保でき、
不正に利用されることを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係るプログラム更新装
置の構成概略図である。
【図2】図1のプログラム更新装置の動作を説明するフ
ローチャートである。
【図3】本発明の実施の形態2及び4に係るプログラム
更新装置の構成概略図である。
【図4】図3のプログラム更新装置の要部の動作を説明
するフローチャートである。
【図5】本発明の実施の形態3に係るプログラム更新装
置の構成概略図である。
【図6】本発明の実施の形態3に係るプログラム更新装
置の要部の動作を説明するフローチャートである。
【図7】本発明の実施の形態4に係るプログラム更新装
置の要部の動作を説明するフローチャートである。
【符号の説明】 1,1B,1C,1D プログラム更新装置、3 メモ
リカードインターフェース、5,5a メモリカード、
7 報知部、9 ユーザインターフェース、11,11
B,11C,11D 制御回路、13 カード検出回
路、P1 動作用プログラム、P2 識別番号、P3
起動用プログラム、Q1 更新用の動作プログラム、Q
2 認証用データ。

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の演算装置に搭載されて該演算装置
    に載せられているプログラムを更新するプログラム更新
    装置であって、 前記プログラムが記憶された第1の記憶手段と、 前記演算装置に応じて異なる識別番号が記憶された第2
    の記憶手段と、 更新用プログラム及び認証用データが記憶された可搬性
    の記憶媒体と、 前記記憶媒体が着脱自在に装着されるインターフェース
    と、 前記第2の記憶手段に記憶されている前記識別番号に基
    づき、前記インターフェースに装着された前記記憶媒体
    に記憶されている前記認証用データの有効性の判定を行
    う判定手段と、 前記判定手段により有効と判定された場合のみ、前記イ
    ンターフェースに装着された前記記憶媒体に記憶されて
    いる前記更新用プログラムを前記第1の記憶手段に複写
    する複写手段と、を備えることを特徴とするプログラム
    更新装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のプログラム更新装置で
    あって、 前記インターフェースに於ける前記記憶媒体の着脱状態
    の検出を行う検出手段を更に備え、 前記判定手段は、前記検出手段により前記インターフェ
    ースに前記記憶媒体が装着されたことを検出されると、
    その記憶媒体に記憶されている前記認証用データの有効
    性の判定を行い、 前記複写手段は、前記判定手段により有効と判定される
    と、その記憶媒体に記憶されている前記更新用プログラ
    ムを前記第1の記憶手段に複写することを特徴とするプ
    ログラム更新装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載のプログラ
    ム更新装置であって、 前記インターフェースに於ける前記記憶媒体の着脱状態
    の検出を行う検出手段と、 前記検出手段により前記インターフェースに前記記憶媒
    体が装着されていることを検出され、且つ、前記判定手
    段によりその記憶媒体に記憶されている前記認証用デー
    タが有効と判定されている場合は、前記第1の記憶手段
    に記憶されているプログラムを実行する代わりに、前記
    インターフェースに装着された前記記憶媒体に記憶され
    ている前記更新用プログラムを実行する実行手段と、を
    更に備えることを特徴とするプログラム更新装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のプログラム更新装置で
    あって、 前記複写手段は、前記実行手段により前記インターフェ
    ースに装着された前記記憶媒体に記憶されている前記更
    新用プログラムが実行された後に、その記憶媒体に記憶
    されている前記更新用プログラムを前記第1の記憶手段
    に複写することを特徴とするプログラム更新装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至請求項4の何れかに記載の
    プログラム更新装置であって、 前記更新用プログラム及び前記認証用データが記憶され
    た前記記憶媒体は、前記更新用プログラムの供給側に於
    いて前記更新用プログラムの要求側から供給側に通知さ
    れる前記識別番号に関する情報に基づき前記更新用プロ
    グラムの要求側が正規ユーザであると確認された場合の
    み、前記更新用プログラムの供給側から要求側に送られ
    るものであることを特徴とするプログラム更新装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載のプログラム更新装置で
    あって、 前記更新用プログラムの要求側から供給側に通知される
    前記識別番号に関する情報は、可搬性の記憶媒体に書き
    込まれて通知され、 前記更新用プログラムの供給側から要求側に送られる前
    記更新用プログラム及び前記認証用データが記憶された
    前記記憶媒体は、前記更新用プログラムの要求側から供
    給側への前記通知に用いられた前記記憶媒体に前記更新
    用プログラム及び前記認証用データが書き込まれて返送
    されるものであることを特徴とするプログラム更新装
    置。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至請求項6の何れかに記載の
    プログラム更新装置であって、 前記識別番号に関する情報を外部に報知する報知手段を
    更に備えることを特徴とするプログラム更新装置。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載のプログラム更新装置で
    あって、 前記報知手段は、記憶媒体が着脱自在に装着されるイン
    ターフェースとして構成され、前記第2の記憶手段に記
    憶されている前記識別番号に関する情報を、そのインタ
    ーフェースに装着された記憶媒体に書き込むことで、外
    部に報知することを特徴とするプログラム更新装置。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載のプログラム更新装置で
    あって、 前記インターフェースに於ける前記記憶媒体の着脱状態
    の検出を行う第1の検出手段と、 前記第1の検出手段により前記インターフェースに前記
    記憶媒体が装着されたことを検出されると、その記憶媒
    体の記憶内容が空か否かを検出する第2の検出手段と、
    を更に備え、 前記報知手段は、前記第2の検出手段により前記記憶媒
    体の記憶内容が空であることを検出されると、その記憶
    媒体に前記第2の記憶手段に記憶されている前記識別番
    号に関する情報を書き込むことを特徴とするプログラム
    更新装置。
  10. 【請求項10】 請求項5乃至請求項9の何れかに記載
    のプログラム更新装置であって、 前記識別番号に関する情報は、前記第2の記憶手段に記
    憶されている前記識別番号に関連付けられた他の番号で
    あることを特徴とするプログラム更新装置。
  11. 【請求項11】 所定の演算装置に載せられているプロ
    グラムを更新するプログラム更新方法であって、 (a)前記演算装置に備えられたインターフェースに、
    更新用プログラムと認証用データとが記憶された可搬性
    の記憶媒体を着脱自在に装着し、 (b)前記演算装置に記憶されている識別番号に基づ
    き、前記インターフェースに装着された前記記憶媒体に
    記憶されている前記認証用データの有効性の判定を行
    い、 (c)その認証用データを有効と判定した場合のみ、そ
    の記憶媒体に記憶されている前記更新用プログラムを前
    記演算装置に備えられた前記プログラムが記憶されてい
    る第1の記憶手段に複写することを特徴とするプログラ
    ム更新方法。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載のプログラム更新方
    法であって、 (d)前記インターフェースに於ける前記記憶媒体の着
    脱状態の検出を行い、 (b-1)前記インターフェースに前記記憶媒体が装着さ
    れたことを検出すると、その記憶媒体に記憶されている
    前記認証用データの有効性の判定を行い、 (c-1)その認証用データを有効と判定すると、その記
    憶媒体に記憶されている前記更新用プログラムを前記演
    算装置に備えられた前記第1の記憶手段に複写すること
    を特徴とするプログラム更新方法。
  13. 【請求項13】 請求項11又は請求項12に記載のプ
    ログラム更新方法であって、 (d)前記インターフェースに於ける前記記憶媒体の着
    脱状態の検出を行い、 (e)前記インターフェースに前記記憶媒体が装着され
    ていることを検出し、且つ、その記憶媒体に記憶されて
    いる前記認証用データを有効と判定している場合は、前
    記演算装置に載せられている前記プログラムを実行する
    代わりに、その記憶媒体に記憶されている前記更新用プ
    ログラムを実行することを特徴とするプログラム更新方
    法。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載のプログラム更新方
    法であって、 (c-2)前記演算装置に載せられている前記プログラム
    を実行させる代わりに、前記インターフェースに装着さ
    れた前記記憶媒体に記憶されている前記更新用プログラ
    ムが実行された後に、その記憶媒体に記憶されている前
    記更新用プログラムを前記第1の記憶手段に複写するこ
    とを特徴とするプログラム更新方法。
  15. 【請求項15】 請求項11乃至請求項14の何れかに
    記載のプログラム更新方法であって、 (f)前記更新用プログラムの要求側から供給側に前記
    識別番号に関する情報を通知し、 (g)前記更新用プログラムの供給側に於いて前記更新
    用プログラムの要求側から供給側に通知される前記識別
    番号に関する情報に基づき前記更新用プログラムの要求
    側が正規ユーザであると確認した場合のみ、前記更新用
    プログラム及び前記認証用データが記憶された前記記憶
    媒体を前記更新用プログラムの供給側から要求側に送る
    ことを特徴とするプログラム更新方法。
  16. 【請求項16】 請求項15に記載のプログラム更新方
    法であって、 (f-1)前記更新用プログラムの要求側から供給側に前
    記識別番号に関する情報を通知する場合に、前記識別番
    号に関する情報を可搬性の記憶媒体に書き込んで通知
    し、 (g-1)前記更新用プログラムの供給側から要求側に前
    記更新用プログラム及び前記認証用データが記憶された
    前記記憶媒体を送る場合は、前記更新用プログラムの要
    求側から供給側への前記通知に用いられた前記記憶媒体
    に前記更新用プログラム及び前記認証用データを書き込
    んで返送することを特徴とするプログラム更新方法。
  17. 【請求項17】 請求項11乃至請求項16の何れかに
    記載のプログラム更新方法であって、 (h)前記演算装置に記憶されている前記識別番号に関
    する情報を外部に報知することを特徴とするプログラム
    更新方法。
  18. 【請求項18】 請求項17に記載のプログラム更新方
    法であって、 (h-1)前記演算装置に記憶されている前記識別番号に
    関する情報を、前記演算装置側に備えられたインターフ
    ェースに着脱自在に装着された記憶媒体に書き込むこと
    で、外部に報知することを特徴とするプログラム更新方
    法。
  19. 【請求項19】 請求項18に記載のプログラム更新方
    法であって、 (d)前記インターフェースに於ける前記記憶媒体の着
    脱状態の検出を行い、 (h-2)前記インターフェースに前記記憶媒体が装着さ
    れたことを検出すると、その記憶媒体の記憶内容が空か
    否かの検出を行い、その記憶媒体の記憶内容が空である
    ことを検出すると、その記憶媒体に前記演算装置に記憶
    されている前記識別番号に関する情報を書き込むことを
    特徴とするプログラム更新方法。
  20. 【請求項20】 請求項15乃至請求項19の何れかに
    記載のプログラム更新方法であって、 前記識別番号に関する情報は、当該識別番号に関連付け
    られた他の番号であることを特徴とするプログラム更新
    方法。
JP2002138334A 2002-05-14 2002-05-14 プログラム更新装置及びプログラム更新方法 Pending JP2003330745A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002138334A JP2003330745A (ja) 2002-05-14 2002-05-14 プログラム更新装置及びプログラム更新方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002138334A JP2003330745A (ja) 2002-05-14 2002-05-14 プログラム更新装置及びプログラム更新方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003330745A true JP2003330745A (ja) 2003-11-21

Family

ID=29699802

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002138334A Pending JP2003330745A (ja) 2002-05-14 2002-05-14 プログラム更新装置及びプログラム更新方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003330745A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008004524A1 (fr) 2006-07-03 2008-01-10 Panasonic Corporation Dispositif de certification, dispositif de vérification, système de vérification, programme informatique et circuit intégré
JP2009059105A (ja) * 2007-08-30 2009-03-19 Konica Minolta Business Technologies Inc 情報処理装置およびプログラム
JP2012185597A (ja) * 2011-03-04 2012-09-27 Mitsubishi Electric Corp ソフトウエア書き換え装置およびその装置を用いたソフトウエアの書き換え方法
JP2013093818A (ja) * 2011-10-24 2013-05-16 Korea Electronics Telecommun ハードディスク暗号化のための装置及び方法

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008004524A1 (fr) 2006-07-03 2008-01-10 Panasonic Corporation Dispositif de certification, dispositif de vérification, système de vérification, programme informatique et circuit intégré
US8296561B2 (en) 2006-07-03 2012-10-23 Panasonic Corporation Certifying device, verifying device, verifying system, computer program and integrated circuit
JP2009059105A (ja) * 2007-08-30 2009-03-19 Konica Minolta Business Technologies Inc 情報処理装置およびプログラム
JP2012185597A (ja) * 2011-03-04 2012-09-27 Mitsubishi Electric Corp ソフトウエア書き換え装置およびその装置を用いたソフトウエアの書き換え方法
JP2013093818A (ja) * 2011-10-24 2013-05-16 Korea Electronics Telecommun ハードディスク暗号化のための装置及び方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7730326B2 (en) Method and system for updating firmware stored in non-volatile memory
US8402456B2 (en) Portable storage device, system and method for automatic software installation
JP2010195111A (ja) 車載コンピュータシステム
KR20130029995A (ko) 화상형성장치 및 펌웨어 업그레이드 방법
US20040006766A1 (en) Method and apparatus for installing device driver
JP2012216014A (ja) 情報処理装置及びデータ保護方法
JP2003330745A (ja) プログラム更新装置及びプログラム更新方法
US20230062039A1 (en) Information processing device and file recording method
US20110289591A1 (en) Software Validity Period Changing Apparatus, Method,and Installation Package
US20070130160A1 (en) System and method for supporting portable apparatus
JP2008197811A (ja) 情報処理装置
JP2006309449A (ja) 機器及びプログラム起動方法
US20210234983A1 (en) Image forming system, image forming apparatus, and storing medium storing application control program
KR20100050098A (ko) 영상처리장치 및 그 제어 방법
JP2001344096A (ja) 情報処理装置、その制御方法、記録媒体
JP4597032B2 (ja) コンピュータシステム、それにおける基本プログラムの起動方法、及びローダプログラム
JP4178915B2 (ja) 電子機器
JP2014089517A (ja) 表示装置及び表示方法
US11720371B2 (en) Control apparatus, activation method thereof, and electrical equipment
JP2008028588A (ja) 画像形成装置および画像形成プログラム
JP2006344022A (ja) 機器及びプログラム起動方法
JP2017079040A (ja) 情報端末及びそのデータ秘匿化処理方法
JP2008010929A (ja) 画像形成装置
JP6171505B2 (ja) 情報処理装置およびプログラム
JP2010067085A (ja) 情報処理システム、外付け機器、プラットフォーム起動方法、プログラム、および記憶媒体