JP2003329492A - 斜面等の変位計測方法 - Google Patents

斜面等の変位計測方法

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JP2003329492A JP2002136565A JP2002136565A JP2003329492A JP 2003329492 A JP2003329492 A JP 2003329492A JP 2002136565 A JP2002136565 A JP 2002136565A JP 2002136565 A JP2002136565 A JP 2002136565A JP 2003329492 A JP2003329492 A JP 2003329492A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】斜面や崖などの変位挙動を測定することによ
り、当該箇所の崩落等の予知の診断データを得る斜面等
の変位計測方法に関する。 【解決手段】斜面等の被測定面1の適宜箇所に設置され
た複数の送受信機5と、前記被測定面から所要距離をお
いた測定側2に設置された1つ又は複数の送受信機4
と、被測定面1又は測定側2の近傍に設置された送受信
機,データ記憶部,演算部等を有する計測部6とを備
え、測定側2の送受信機4と被測定面1の送受信機5の
各1つとの複数の組合せの中から、計測部により定めら
れた順序により一対の送受信機4,5を選択し、計測部
の送受信機からのトリガー信号により送受信機相互間で
電磁波の送受信を行わしめ、計測部はこの送受信に要し
た各伝搬時間を計測し、この伝搬時間から各送受信機間
の距離を求め、この計測動作の繰返し測定における距離
の変化から被測定面の変位を計測する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、斜面や崖、或いは
地下空洞などの変位挙動を測定することにより、当該箇
所の崩落等の予知の診断データとして供する斜面等の変
位計測方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば水力発電設備としてのダムの建設
地や山間部の道路建設などの調査、或いは既存のダムや
山間部道路の保全管理等における、斜面や崖、或いは地
下空洞(以下“斜面等”という)などの崩落等の防災調
査には、崩落危険箇所の変位挙動が地盤の安定性と崩落
予知の診断に重要である。この斜面等の変位を検出する
方法として、所定位置から対象斜面等までの距離を測定
してその変化(変位)を測定する方法である。即ち、任
意の隔たった2点間の距離を測定する方法としては、レ
ーダーで代表される電磁波を用いた計測方法、超音波を
用いた距離計、或いは測距儀などがある。また、位置測
定を行うシステムとしては、複数の衛星から時間情報を
受信して位置解析を行うGPS計測などがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来の距離計測方法は2地点間の距離測定を対象とし
ており、またGPSによる位置測定方法は、特定地点の
位置検出を目的としているものであり、本発明が目的と
する斜面等の変位挙動を計測する場合、誤差は数10m
mと大きく、かつグリッド配置(網目のような配置)に
よる多点計測を行う場合は、設備費が多額となりコスト
的に問題がある。即ち、本発明の目的とする複数の2点
間の距離を順次に正確に測定すると共に、当該複数の2
点間の距離を所要の時間間隔をもって繰り返し計測し、
複数の各2点間の距離の変化により変位挙動を計測する
ものには適しておらず、現実的にも斜面等の変位を計測
する方法としては実現されていなかった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明による斜面等の変
位計測方法は、斜面や崖等の被測定面の適宜箇所に設置
された複数の送受信機と、前記被測定面から所要距離を
おいた測定側に設置された1つ又は複数の送受信機と、
前記被測定面又は前記測定側の近傍若しくはその他の適
宜位置に設置された送受信機,データ記憶部,演算部,
制御部を有する計測部とを備え、前記測定側の送受信機
の1つと前記被測定面の送受信機の1つとの複数の組合
せの中から、前記計測部によって予め定められた順序に
したがって順次に一対の送受信機を選択し、該計測部の
送受信機からのトリガー信号により前記一対の送受信機
相互間で電磁波の送受信を行わしめ、該計測部は前記電
磁波の送受信に要した伝搬時間を計測し、かつ該伝搬時
間から前記一対の送受信機間の距離を求めて記憶せし
め、該距離計測動作を前記予め定められた順序にしたが
って順次に前記測定側の送受信機と前記被測定面の送受
信機との各一対相互間の距離を計測して、前記被測定面
の測定点位置を記憶せしめ、該計測部による前記測定側
の送受信機と前記被測定面の送受信機との前記複数の組
合せにおける各送受信機相互間の距離測定を、所要時間
経過する毎に測定して記憶せしめ、該所要時間経過毎の
前記被測定面の測定点位置の記憶データとを比較して、
該記憶データの変化の有無及び変化の程度を測定して、
前記被測定面の変位挙動を計測するようにしたものであ
る。
【0005】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施例を示すも
ので、ダムの一方の斜面の変位挙動を計測する例を示す
模式図である。図1において1は計測対象の斜面、2は
測定側の斜面、3はダムの水、4a,4bは測定側の斜
面2に設けられた送受信部で、この内の1台はできるだ
け斜面の変位の影響を受けない固定された基準位置とし
て設置されることが望ましい。5a〜5nは計測対象の
斜面1に網目のように配置された送受信部であり、斜面
2の地形,断層等の弱面の配置やサイズ,岩種等の分
布,計測の重要度などの条件により適宜の位置に配置す
る。なお、送受信部4a,4b,5a〜5nは、それぞ
れ送受信機,マイコンチップ(IC),アンテナ,温度
センサー,湿度センサー,マイコンチップ上で動作する
ソフトウェアなどから構成されている。
【0006】6は送受信機,アンテナ,温度センサー,
気圧センサー,湿度センサー,データ記憶部,演算部,
カウンター,パソコン上で動作する制御用ソフトウエア
搭載の制御部などから構成された計測部であり、斜面1
又は2の近傍、或いは両斜面1,2の中間などに設置さ
れる。各送受信部4a,4b,5a〜5n及び計測部6
に設置される各送受信機の利用する電磁波はMHzオー
ダー程度で、電磁波の伝搬速度による伝搬時間を測定し
て対象とする2点間の距離測定を行う。
【0007】電磁波の伝搬速度cは、 c=299,792,458±1.2(m/sec) で表されるから、計測対象の2点間の距離D0 は、当該
2点間の伝搬時間tより、 D0 =ct として求められる。さらに、媒質中の屈折率nで割れ
ば、正しい距離Dが求められる。 D=D0 /n
【0008】本発明による測定動作は、計測部6のパソ
コン上で動作するソフトウエアにより制御するものであ
る。斜面2の送受信部4a,4bと斜面1の送受信部5
a,5b……5nには、事前につけた番号(ID)を使
って、各送受信機の認識を行うものであり、2点間での
電磁波の授受を行う組合せとその測定順序を予め決めて
おき、その順序にしたがって順次に測定が行われる。例
えば送受信部4aと送受信部5aが選択された場合は、
この両者の送受信機を稼働(待ち受け)状態にして、他
の送受信部4b及び5b〜5nの送受信機は待機状態と
する。
【0009】この状態において計測部6の送受信機から
送受信部4aの送受信機にトリガー信号を送信し、この
トリガー信号により送受信部4aはパルス状の電磁波を
送信する。斜面1側では受信状態に制御されている送受
信部5aが前述の電磁波を受信すると、受信検知信号を
送信し、この受信検知信号を計測部6の送受信機で受信
することにより、トリガー信号の送信時点から受信検知
信号の受信時点までの電磁波の伝搬時間をカウンターで
計測し、この伝搬時間を距離に換算して記憶部に記憶さ
せる。この場合、計測部6から各送受信部4a,4b,
5a〜5nまでの距離を予め測定しておき、この距離分
を差し引くようにしてもよい。
【0010】また、前述の送受信部4a,4bと送受信
部5a〜5nとの各距離の測定と共に、被測定側の斜面
1に設置された送受信部5a〜5nの各相互間の距離の
変化を、同様な測定方法により測定し解析することによ
り、斜面1の三次元変位を求めることかでき、当該斜面
1の変位挙動をより詳細,精密に測定することができ
る。また、測定側の斜面2の送受信部4a,4bを増や
して、斜面1側と同様に網目状に配置し、両斜面1と2
の相互間で前述の距離測定を行い、斜面1及び2の変位
挙動を同時に測定するようにしてもよい。この場合に
は、斜面1側の特定の送受信部5xを斜面の変位の影響
を受けない固定された基準位置として設置されることが
望ましい。
【0011】前述した各2点間の伝搬時間の測定は、指
定された回数を繰り返して行い、その平均値を採ること
により測定精度を向上させることができる。この各2点
間の伝搬時間の測定が終了した時点で、当該測定地点の
温度センサーにより測定された温度データ、及び湿度セ
ンサーにより測定された湿度データを、各送受信部4,
5の送受信機からその都度計測部6に送信し、計測部6
の演算部で当該温度データ及び湿度データに基づき伝搬
時間を補正することにより、より正確な伝搬時間を測定
することができる。
【0012】また、伝搬時間の補正に際しては、計測部
6に設置してある気圧センサーにより検知された気圧デ
ータに基づき、伝搬時間を補正することにより、誤差の
少ない正確な伝搬時間を測定することができる。前述し
た測定地点の温度,湿度及び気圧の変化に伴う距離測定
に与える影響は次の通りであり、斜面等の正確な変位計
測においては、これらの気象の変化による補正は重要で
ある。
【0013】即ち、補正値は通常、距離D(mm)に対
してppm(1/1,000,000)で表しており、
気温1℃の変化(気圧不変)で1ppm,気圧3.6h
Paの変化(温度不変)で1pmm変化する。例えば、
1kmの距離計測においては、日格差が10℃とすると
10mmの誤差が生じることになり、また、気圧に関し
ても天気の変化、晴れから雨に変わる場合などは、20
hPa以上の変化が生じて5.5mm程の誤差となる。
さらに、気温と気圧が相乗的に変化すれば、誤差はさら
に大きくなる。従って、mm単位オーダーの精度の計測
を行うには、温度,気圧の補正が必要である。
【0014】また、湿度の場合は、温度や気圧の変化に
よる補正量に比較すると小さい値ではあるが、気温と湿
度の変化によって計測距離に相当の影響がある。例え
ば、気温30℃で湿度100%の場合は1.6ppm、
気温20℃で湿度100%以下の場合は1ppm以下で
あるが、より高い精度で変位を計測する場合は、湿度の
変化による補正も重要となる。前述したそれぞれの測定
プログラムにより、全2点間測定ポイントの伝搬時間の
測定に基づく距離測定が終了した後、所定の時間、例え
ば1時間経過する毎に同様な測定を繰り返し行い、前回
又は前回以前に計測し記憶されている距離データと比較
して、変位の有無又は変位の程度を計測し、斜面1及び
/又は斜面2の変位挙動を測定するものである。
【0015】前述した本発明の計測方法における送受信
部4,5及び計測部6の各送受信機相互間の信号授受の
実施例を図2に示した模式図により説明する。なお、図
1と同一部分は同一符号で示しその説明を省略する。計
測部6のパソコン上で動作するソフトウエアにより、測
定される2点間の測定順序が決められており、図2の場
合は、最初は送受信部4aと5aとの間、次に送受信部
4aと5bとの間、次に送受信部5bと5aとの間の順
序で測定を行う例である。
【0016】まず、計測部6の送受信機からトリガー信
号S1 を送受信部4aに送り、このトリガー信号S1
より送受信部4aの送受信機はパルス状の電磁波S2
送信する。受信状態にある送受信部5aの送受信機がこ
の電磁波S2 を検知し、受信検知信号S3 を送信する。
計測部6の送受信機は、この受信検知信号S3 を検知す
ると、トリガー信号送信と同時に動作を開始しているカ
ウンターが停止し、電磁波の伝搬時間を計測する。この
伝搬時間の計測を例えば3回繰り返して行い、その平均
値を記憶部に記憶する。この動作の終了直後に送受信部
4a及び5aの設置場所の気温を温度センサーにより例
えば電圧値として検知して、この温度をA/D変換した
温度データ信号ST1 ,ST2 として計測部6に各送受
信機により送信する。計測部6は両温度データの平均値
を求め、前述した伝搬時間を補正し、この伝搬時間又は
距離に換算した距離データを記憶部に記憶する。
【0017】次に、計測部6は送受信部4aと5bとを
選択して、トリガー信号S11を送受信部4aの送受信機
に送信し、このトリガー信号S11を受信した送受信部4
aの送受信機は電磁波S12を送信する。こり電磁波S12
を受信した送受信部5bはその送受信機から受信検知信
号S13を送信する。この受信検知信号S13を受信した計
測部6は、トリガー信号S11の送信時から受信検知信号
13の受信までの伝搬時間を計測し、かつこの複数繰り
返し計測の平均値を求め、温度データ信号ST 1 ,ST
3 により補正し、この伝搬時間又は距離に換算した距離
データを記憶部に記憶する。
【0018】次に、計測部6は送受信部5bと5aとを
選択して、トリガー信号S21を送受信部5bの送受信機
に送信し、このトリガー信号S21を受信した送受信部5
bの送受信機は電磁波S22を送信する。こり電磁波S22
を受信した送受信部5aはその送受信機から受信検知信
号S23を送信する。この受信検知信号S23を受信した計
測部6は、トリガー信号S21の送信時から受信検知信号
13の受信までの伝搬時間を計測し、かつこの複数繰り
返し計測の平均値を求め、温度データ信号ST 3 ,ST
2 により補正し、この伝搬時間又は距離に換算した距離
データを記憶部に記憶する。以下、予め決められた順序
にしたがい2点間の電磁波の伝搬時間を計測し、かつ必
要に応じて温度補正して2点間の距離を求める。
【0019】なお、湿度による補正についても温度によ
る補正と同様に、各送受信部4,5に設置された湿度セ
ンサーによって検出された湿度データは、A/D変換さ
れて各送受信機からの温度データ信号STの送信後に計
測部6に湿度データ信号として送信され、計測部6にお
いて、温度データ信号STと共に補正データとして電磁
波の伝搬時間を補正するものである。
【0020】本発明による斜面等の変位計測方法は、こ
の計測方法の導入又は適用する場所の地盤条件により異
なるが、この測定過程での計測斜面の崩壊予知として,
注意,点検,警報等の閾値となる変位量を段階的に設け
ておき、計測される変位量が崩壊予知のそれぞれの閾値
を超えることにより、ランプ点灯などの可視表示又はブ
ザーなどの可聴信号による警報信号を、管理部署や監視
地域周辺の人々に報知することも可能である。また、計
測部6をインターネット上に載せることで、IT技術を
用いて、計測地から離れた管理センター等に計測結果を
伝送しデータ解析を行ったり、送受信機等の故障など情
報を収集することも可能である。また、管理センター等
から遠隔計測地の計測部6に計測間隔等の設定変更を指
示することも可能である。
【0021】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
り広範囲の斜面等を、面全体として変位又は三次元変位
の変位量を正確に計測することが出来るもであり、山間
部におけるダムや道路建設地域の斜面等の地盤状態の事
前調査、或いは前述した既存の各種構造物周辺の斜面等
の崩落予知調査がおこない得るものであり、災害発生の
回避などの防災手段として極めて有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す模式図である。
【図2】本発明の計測動作における信号授受の一実施例
を説明する模式図である。
【符号の説明】 1 計測対象の斜面 2 測定側の斜面 3 ダムの水 4(4a,4b) 斜面2の送受信部 5(5a,4b〜5n) 斜面1の送受信部 6 計測部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 斜面や崖等の被測定面の適宜箇所に設置
    された複数の送受信機と、前記被測定面から所要距離を
    おいた測定側に設置された1つ又は複数の送受信機と、
    前記被測定面又は前記測定側の近傍若しくはその他の適
    宜位置に設置された送受信機,データ記憶部,演算部,
    制御部を有する計測部とを備え、 前記測定側の送受信機の1つと前記被測定面の送受信機
    の1つとの複数の組合せの中から、前記計測部によって
    予め定められた順序にしたがって順次に一対の送受信機
    を選択し、該計測部の送受信機からのトリガー信号によ
    り前記一対の送受信機相互間で電磁波の送受信を行わし
    め、該計測部は前記電磁波の送受信に要した伝搬時間を
    計測し、かつ該伝搬時間から前記一対の送受信機間の距
    離を求めて記憶せしめ、該距離計測動作を前記予め定め
    られた順序にしたがって順次に前記測定側の送受信機と
    前記被測定面の送受信機との各一対相互間の距離を計測
    して、前記被測定面の測定点位置を記憶せしめ、 該計測部による前記測定側の送受信機と前記被測定面の
    送受信機との前記複数の組合せにおける各送受信機相互
    間の距離測定を、所要時間経過する毎に測定して記憶せ
    しめ、該所要時間経過毎の前記被測定面の測定点位置の
    記憶データとを比較して、該記憶データの変化の有無及
    び変化の程度を測定して、前記被測定面の変位挙動を計
    測するようにした斜面等の変位計測方法。
  2. 【請求項2】 前記被測定面に設置された複数の送受信
    機の中から選択された複数対の送受信機相互間の距離
    を、前記計測部の送受信機から送信されるトリガー信号
    により、前記選択された送受信機に発生される電磁波の
    授受による伝搬時間を順次に前記計測部で計測し、該伝
    搬時間から前記被測定面の複数の所要の送受信機相互間
    の距離を求めるようにしてた請求項1に記載の斜面等の
    変位計測方法。
  3. 【請求項3】 前記計測部の送受信機,前記測定側の送
    受信機及び/又は前記被測定面の送受信機に温度センサ
    ーを設け、前記送受信機の設置箇所の温度を検出し、該
    検出温度情報を前記計測部の演算部に伝送して、前記測
    定距離を温度補正するようにした請求項1又は2に記載
    の斜面等の変位計測方法。
  4. 【請求項4】 前記計測部の送受信機,前記測定側の送
    受信機及び/又は前記被測定面の送受信機に湿度センサ
    ーを設け、前記送受信機の設置箇所の湿度を検出し、該
    検出湿度情報を前記計測部の演算部に伝送して、前記測
    定距離を湿度補正するようにした請求項1,2又は3に
    記載の斜面等の変位計測方法。
  5. 【請求項5】 前記計測部の送受信機に気圧センサーを
    設け、該計測部の気圧を検出して、前記測定距離を気圧
    補正するようにした請求項1,2,3又は4に記載の斜
    面等の変位計測方法。
  6. 【請求項6】 前記測定部に設置される送受信機及び前
    記測定側に設置される少なくとも1つの送受信機は、変
    位挙動が生じないように設置するようにした請求項1,
    2,3,4又は5に記載の斜面等の変位計測方法。
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