JP2003329188A - 管路の流れ方向検知装置 - Google Patents

管路の流れ方向検知装置

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JP2003329188A
JP2003329188A JP2002136571A JP2002136571A JP2003329188A JP 2003329188 A JP2003329188 A JP 2003329188A JP 2002136571 A JP2002136571 A JP 2002136571A JP 2002136571 A JP2002136571 A JP 2002136571A JP 2003329188 A JP2003329188 A JP 2003329188A
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JP
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flow
pipeline
flow direction
water
detecting device
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Application number
JP2002136571A
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Motoaki Hirota
源昭 広田
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Shimizu Alloy Mfg Co Ltd
Original Assignee
Shimizu Alloy Mfg Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 管路を流れる流体の流れの方向を、外部から
容易に確認できる検知装置を提供する。 【解決手段】 検知装置10の2本の導水管11、12
は、バルブ1の弁体2を挟んだ両側など、流れを調べる
べき管路内に挿込む。2本の導水管は、管路外で繋がっ
ていて、中間に表示部15が付いている。表示部15
は、ガラス製の透明管16と、その内部に収容された球
体17とからなり、球体17は流れに押されて透明管1
6の中を移動し、流れの向きを明示する。導水管の先端
の開口13、14は、互に外向きで斜めになっていて、
流れの差圧を検出し易い。導水管にはメンテナンス用の
開閉コック18、19が付いている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、水道管路などを
流れる流体の流れ方向を外部から容易に確認できる流れ
方向検知装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、水道本管は、圧力分布の適正化を
目的として、ループ配管と呼ばれる、網の目状に配管さ
れることが多い。このループ配管の場合、流体は高圧側
から低圧側へ流れるのであるが、時間的に流れの方向が
変わるという問題があり、また、給水地域の拡張などに
よっても流れが変わるので、その流れの方向を正確に把
握するのが実際上、難しいという問題がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、管路の流れ
方向を把握できないと、ループ状の配管では、水の停滞
が発生して、衛生上に問題が出る他、管の拡張工事の配
管設計が困難になるなどの問題がある。この他、管路の
更新作業時には、管の切断が必要となるが、この際、流
れの方向が分らないと、切断すべき管路の取り違えや、
切断位置の間違いなどを招くことになる。
【0004】本発明は、このような点に鑑み、管路の外
部から、管内の流れの方向を容易に知ることができる流
れ方向検知装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の検知装置の技術
的手段は、流体の流れる管路に、2本の導水管が挿込ま
れ、この2本の導水管が管外で連結されると共に、中間
に表示部が設けられ、表示部では、導水管を流れる流体
によって作動して、流れの方向を明示するようになって
いることにある。
【0006】また、表示部は、透明管と、球体とで構成
し、透明管は水平に配し、流体の流れによって球体が透
明管内で流れの方向に移動するようにするのが好まし
い。更に、2本の導水管の先般の開口は、互に外を向く
ように斜めに形成するのがよい。また、2本の導水管に
は、メンテナンス用の開閉コックを取付けるのが好まし
い。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の検知装置の実施の形態
を、図面の実施例に基づいて説明する。図1、図2に示
されるように、この実施例では、検知装置10は、バル
ブ1に付設されている。このバルブ1は仕切り弁であっ
て、2は弁体、3は弁胴である。検知装置10の2つの
導水管11、12は、弁体2を挟んだ両側の位置で、弁
胴3を貫通して、弁胴内に突出するように設けられてい
る。なお、この図示例のバルブ1は、仕切弁であるが、
他の形式の弁に利用することもでき、更に、弁でない、
単なる管に検知装置10を取付けることも可能である。
【0008】導水管11、12の先端は、開口13、1
4が、互に外側を向くように斜めに切断されている。こ
の為、流体の流れによって、両開口13、14での差圧
が発生し易く、かつ、左右どちらからの流れに対しても
差圧を取ることができる。両方の導水管11、12は、
バルブの外で連結されていて、その中間に表示部15が
設けられている。表示部15は、ガラス製などの透明管
16と、鮮明に着色された球体17とからなる。透明管
16は水平に配され、この透明管16内に球体17が収
容されていて、管と球体との間には、僅ずかな適量の隙
間があり、球体17は管内の流体の流れによって、透明
管16内を自由に移動可能である。なお、透明管16の
両端には、球体17のストッパーとなる緩衝材を設けて
おくのが好ましい。
【0009】検知装置10は以上の構成を有するので、
バルブ1内に流れがあって、開口13、14に差圧が生
ずると、導水管11、12を通る流れが発生し、これに
伴って、球体17は左右いずれかに移動させられるの
で、外部から球体17の位置を見ることによって流れの
方向を容易に知ることができる。なお、バルブ内の流れ
が小さくて、球体17を移動させるのに充分な差圧が発
生しない場合には、バルブの弁体2を一時的に締込ん
で、差圧を大きくするなどの補助手段を採ることもでき
る。
【0010】図2に示されるように、導水管11、12
には、それぞれメンテナンス用のコック18、19が取
付けられている。従って、表示部15が水垢などで汚れ
た場合には、このコック18、19を閉め、表示部15
を分解して、内部を清掃する。これにより、表示部15
を常に適正状態に保持でき、流れ方向の表示を常時、正
確、かつ、明瞭に行うことができる。
【0011】本発明は、前記の実施例に限定されること
なく特許請求の範囲の記載の範囲内で自由に変形実施可
能である。特に、導水管11、12の形状や取付箇所、
表示部15の構成については自由である。
【0012】
【発明の効果】本発明の検知装置は、管路に付設するこ
とによって、管内を流れる流体の流れの方向を外部から
知ることができるので、管路の管理や工事などの際に都
合が良い。更に、構造が簡単で、管路に容易に付設でき
るなどの実用上の利点がある。
【0013】請求項2のものは、球体の移動の方向で、
流れの方向を表示するので、作動の信頼性が高く、耐久
性にも富む。
【0014】請求項3のものは、導水管の先端開口が外
向きの斜めになっているので、差圧を高めて取出すこと
ができ、小さな流れも検出可能である上に、どちら側か
らの流れに対しても検出可能である。
【0015】請求項4のものは、導水管にコックが付い
ているので、表示部の清掃の際などに便利であり、装置
の適正保守にとって都合が良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の検知装置の使用状態の断面図。
【図2】使用状態の正面図。
【符号の説明】
10 検知装置 11、12 導水管 13、14 開口 15 表示部 16 透明管 17 球体 18、19 開閉コック

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流体の流れる管路に、2本の導水管が挿
    込まれ、この2本の導水管が管外で連結されると共に、
    中間に表示部が設けられ、表示部では、導水管を流れる
    流体によって作動して、流れの方向を明示するようにな
    っている管路の流れ方向検知装置。
  2. 【請求項2】 表示部が、透明管と、球体とからなり、
    透明管は水平に配され、流体の流れによって球体が透明
    管内で流れの方向に移動するようになっている請求項1
    記載の管路の流れ方向検知装置。
  3. 【請求項3】 2本の導水管の先端の開口が、互に外を
    向くように斜めに形成されている請求項1記載の管路の
    流れ方向検知装置。
  4. 【請求項4】 2本の導水管には、メンテナンス用の開
    閉コックが取付けられている請求項1記載の管路の流れ
    方向検知装置。
JP2002136571A 2002-05-13 2002-05-13 管路の流れ方向検知装置 Pending JP2003329188A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103470898A (zh) * 2013-09-26 2013-12-25 苏州市吴中区曙光铜管厂 一种能辨别水流方向的水管
JP2016109203A (ja) * 2014-12-05 2016-06-20 中国電力株式会社 バルブ遠隔制御システム
CN107860886A (zh) * 2017-11-17 2018-03-30 宁波水表股份有限公司 一种管网水质检测装置及方法

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JP2016109203A (ja) * 2014-12-05 2016-06-20 中国電力株式会社 バルブ遠隔制御システム
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