JP2003329003A - 可動部分とバルブを連動させたガス圧力式アクチュエータ - Google Patents
可動部分とバルブを連動させたガス圧力式アクチュエータInfo
- Publication number
- JP2003329003A JP2003329003A JP2002176412A JP2002176412A JP2003329003A JP 2003329003 A JP2003329003 A JP 2003329003A JP 2002176412 A JP2002176412 A JP 2002176412A JP 2002176412 A JP2002176412 A JP 2002176412A JP 2003329003 A JP2003329003 A JP 2003329003A
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- JP
- Japan
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- valve
- gas pressure
- pressure type
- movable portion
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】ロボットの各関節に緩衝作用を持たせること、
及び大型化する傾向にあるロボットの軽量化と高出力化
を同時に解決することを目的とする。 【解決手段】固定部2上の低出力アクチュエータ6に接
続された圧力調整バルブ5の開閉によつて可動部1を作
動させるガス圧力式アクチュエータを構成する。
及び大型化する傾向にあるロボットの軽量化と高出力化
を同時に解決することを目的とする。 【解決手段】固定部2上の低出力アクチュエータ6に接
続された圧力調整バルブ5の開閉によつて可動部1を作
動させるガス圧力式アクチュエータを構成する。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は軽量化や高出力化が
望まれる、動力源を搭載した独立型のロボットに応用が
期待される。 【0002】 【従来の技術】自立型や無線操作型のような動力源を一
体化したロボットのアクチュエータとして小型で回転角
の位置決めの正確なサーボモータが用いられるケースが
増えてきた。サーボモータは一般にスピードとトルクが
トレードオフの関係にあり、高出力のものは動きが鈍
い。また、小型のものは造りが華奢であり、外力によっ
てギアやモーターが破損する可能性がある。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術のよう
な正確で堅固な位置決めゆえに発生するギアやモーター
の破損を防ぐには、各関節に緩衝作用を持たせることが
望ましい。また、大型化する傾向にあるロボットの軽量
化と高出力化を同時に解決することを目的とする。 【0004】 【課題を解決するための手段】可動部1と固定部2を1
対のピストン3でつなぎ、軸4を中心に可動部1が弧を
描くように構成する。圧力調整バルブ5の一方を可動部
1に、もう一方を固定部2上の低出力アクチュエータ6
に接続する。圧力調整バルブ5はどちらかへ偏ると開
き、バルブの閉じる方向へ片方のピストン3が加圧さ
れ、もう一方のピストン3は外気に放出されるように構
成する。 【0005】 【実施例】図1は本発明の構成の一例であり、圧力調整
バルブ5は様々な形のものが考案される。図2は圧力調
整バルブ5が全開であるときの平面図であり、図3はそ
の断面図である。圧力調整バルブ5は可動側バルブ10
と、固定部2上の低出力アクチュエータ6に接続される
もう一方のバルブ7によって構成される。固定部2上の
低出力アクチュエータ6に接続されるバルブ7にはピス
トンへの接続口8があり、バルブ内部に刻まれた三日月
状の溝9につながっている。可動側バルブ10には圧力
源への接続口11と外気への接続口12を設けている。
圧力源への接続口11にはガス流量調整部13を設け、
ピストン3の体積と可動部1の動作速度との整合性を図
る。シール材14にはシリコングリースや高分子パッキ
ンなどの使用が考えられる。バルブの機密性を高めるた
め押しバネなどの弾性体15によりバルブを保持する。
ボンベとして搭載する必要があるため、使用されるガス
には圧縮空気、二酸化炭素ガス、フロンガスなどが考え
られる。 【0006】図4,5は圧力調整バルブの別の一例の平
面図及び断面図であり、円錐状のすり合わせ構造のた
め、バルブの機密性を高められる。 【0007】 【発明の効果】本発明によれば、各関節に外力が加えら
れたとしても固定部2上の低出力アクチュエータ6と可
動部1は独立しているため、低出力アクチュエータ6に
負荷が加わることはない。また、外力によって可動部1
に偏りが生じたということは、圧力調整バルブ5が開い
たということであるから、この外力に逆らう方向にピス
トン3は作用する。出力はガスの圧力に依存するため、
バッテリーやサーボモータの大型化をする必要がない。
三日月状の溝9は圧力調整バルブ5の偏りの小さいとき
にはピストン3に流れ込むガス流量を小さく、偏りが大
きいときにはガス流量を大きくする効果を生む。
望まれる、動力源を搭載した独立型のロボットに応用が
期待される。 【0002】 【従来の技術】自立型や無線操作型のような動力源を一
体化したロボットのアクチュエータとして小型で回転角
の位置決めの正確なサーボモータが用いられるケースが
増えてきた。サーボモータは一般にスピードとトルクが
トレードオフの関係にあり、高出力のものは動きが鈍
い。また、小型のものは造りが華奢であり、外力によっ
てギアやモーターが破損する可能性がある。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術のよう
な正確で堅固な位置決めゆえに発生するギアやモーター
の破損を防ぐには、各関節に緩衝作用を持たせることが
望ましい。また、大型化する傾向にあるロボットの軽量
化と高出力化を同時に解決することを目的とする。 【0004】 【課題を解決するための手段】可動部1と固定部2を1
対のピストン3でつなぎ、軸4を中心に可動部1が弧を
描くように構成する。圧力調整バルブ5の一方を可動部
1に、もう一方を固定部2上の低出力アクチュエータ6
に接続する。圧力調整バルブ5はどちらかへ偏ると開
き、バルブの閉じる方向へ片方のピストン3が加圧さ
れ、もう一方のピストン3は外気に放出されるように構
成する。 【0005】 【実施例】図1は本発明の構成の一例であり、圧力調整
バルブ5は様々な形のものが考案される。図2は圧力調
整バルブ5が全開であるときの平面図であり、図3はそ
の断面図である。圧力調整バルブ5は可動側バルブ10
と、固定部2上の低出力アクチュエータ6に接続される
もう一方のバルブ7によって構成される。固定部2上の
低出力アクチュエータ6に接続されるバルブ7にはピス
トンへの接続口8があり、バルブ内部に刻まれた三日月
状の溝9につながっている。可動側バルブ10には圧力
源への接続口11と外気への接続口12を設けている。
圧力源への接続口11にはガス流量調整部13を設け、
ピストン3の体積と可動部1の動作速度との整合性を図
る。シール材14にはシリコングリースや高分子パッキ
ンなどの使用が考えられる。バルブの機密性を高めるた
め押しバネなどの弾性体15によりバルブを保持する。
ボンベとして搭載する必要があるため、使用されるガス
には圧縮空気、二酸化炭素ガス、フロンガスなどが考え
られる。 【0006】図4,5は圧力調整バルブの別の一例の平
面図及び断面図であり、円錐状のすり合わせ構造のた
め、バルブの機密性を高められる。 【0007】 【発明の効果】本発明によれば、各関節に外力が加えら
れたとしても固定部2上の低出力アクチュエータ6と可
動部1は独立しているため、低出力アクチュエータ6に
負荷が加わることはない。また、外力によって可動部1
に偏りが生じたということは、圧力調整バルブ5が開い
たということであるから、この外力に逆らう方向にピス
トン3は作用する。出力はガスの圧力に依存するため、
バッテリーやサーボモータの大型化をする必要がない。
三日月状の溝9は圧力調整バルブ5の偏りの小さいとき
にはピストン3に流れ込むガス流量を小さく、偏りが大
きいときにはガス流量を大きくする効果を生む。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の斜視図である。
【図2】本発明の圧力調整バルブ5が最も開いたときの
平面図である。 【図3】本発明の圧力調整バルブ5が最も開いたときの
断面図である。 【図4】本発明の円錐状のすり合わせ構造の圧力調整バ
ルブが最も開いたときの平面図である。 【図5】本発明の円錐状のすり合わせ構造の圧力調整バ
ルブが最も開いたときの断面図である。 【符号の説明】 1 可動部 2 固定部 3 ピストン 4 軸 5 圧力調整バルブ 6 固定部2上の低出力アクチュエータ 7 固定部2上の低出力アクチュエータ6に接続される
バルブ 8 ピストン3への接続口 9 三日月状の溝 10 可動側バルブ 11 圧力源への接続口 12 外気への接続口 13 ガス流量調整部 14 シール材 15 弾性体
平面図である。 【図3】本発明の圧力調整バルブ5が最も開いたときの
断面図である。 【図4】本発明の円錐状のすり合わせ構造の圧力調整バ
ルブが最も開いたときの平面図である。 【図5】本発明の円錐状のすり合わせ構造の圧力調整バ
ルブが最も開いたときの断面図である。 【符号の説明】 1 可動部 2 固定部 3 ピストン 4 軸 5 圧力調整バルブ 6 固定部2上の低出力アクチュエータ 7 固定部2上の低出力アクチュエータ6に接続される
バルブ 8 ピストン3への接続口 9 三日月状の溝 10 可動側バルブ 11 圧力源への接続口 12 外気への接続口 13 ガス流量調整部 14 シール材 15 弾性体
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】低出力のアクチュエータに固定側バルブを
接続し、可動側バルブを閉じる方向に追従させる高出力
ガス圧力式アクチュエータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002176412A JP2003329003A (ja) | 2002-05-14 | 2002-05-14 | 可動部分とバルブを連動させたガス圧力式アクチュエータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002176412A JP2003329003A (ja) | 2002-05-14 | 2002-05-14 | 可動部分とバルブを連動させたガス圧力式アクチュエータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003329003A true JP2003329003A (ja) | 2003-11-19 |
Family
ID=29707048
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002176412A Pending JP2003329003A (ja) | 2002-05-14 | 2002-05-14 | 可動部分とバルブを連動させたガス圧力式アクチュエータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003329003A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011235962A (ja) * | 2010-05-04 | 2011-11-24 | Heraeus Medical Gmbh | カートリッジのための送出装置 |
CN106239556A (zh) * | 2016-08-19 | 2016-12-21 | 济南舜风科技有限公司 | 用于模拟机械臂的阻尼关节 |
CN106272541A (zh) * | 2016-08-19 | 2017-01-04 | 济南舜风科技有限公司 | 使用法兰轴承的模拟机械臂的阻尼关节 |
-
2002
- 2002-05-14 JP JP2002176412A patent/JP2003329003A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011235962A (ja) * | 2010-05-04 | 2011-11-24 | Heraeus Medical Gmbh | カートリッジのための送出装置 |
CN106239556A (zh) * | 2016-08-19 | 2016-12-21 | 济南舜风科技有限公司 | 用于模拟机械臂的阻尼关节 |
CN106272541A (zh) * | 2016-08-19 | 2017-01-04 | 济南舜风科技有限公司 | 使用法兰轴承的模拟机械臂的阻尼关节 |
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