JP2003327319A - トッププレートチェーン支持用樹脂レール - Google Patents

トッププレートチェーン支持用樹脂レール

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JP2003327319A
JP2003327319A JP2002134310A JP2002134310A JP2003327319A JP 2003327319 A JP2003327319 A JP 2003327319A JP 2002134310 A JP2002134310 A JP 2002134310A JP 2002134310 A JP2002134310 A JP 2002134310A JP 2003327319 A JP2003327319 A JP 2003327319A
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rear end
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JP2002134310A
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English (en)
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Katsutoshi Shibayama
勝俊 芝山
Yoshihiro Murakami
吉洋 村上
Takashi Ishii
敬士 石井
Hajime Ozaki
肇 尾崎
Yoshiaki Iwasaki
良紀 岩▲崎▼
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Tsubakimoto Chain Co
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Tsubakimoto Chain Co
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 物品搬送時に摺動走行するトッププレートチ
ェーンとの間で生じがちな摩耗粉を抑制でき、静粛かつ
円滑な走行搬送と耐久性を長期に亙って確保でき、コン
ベヤの美観を損なうことのないトッププレートチェーン
支持用樹脂レールを提供すること。 【解決手段】 トッププレートチェーンCのプレート裏
側を摺動案内するトッププレートチェーン支持用樹脂レ
ール10において、先端係合凹部11上のチェーン走行
面11aがチェーン進行方向に先行配置されて係合して
いる後端係合凸部12上のチェーン走行面12aを越え
て高くなるように形成されていること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として、アルミ
缶、スチール缶、ガラス瓶、ペットボトルなどの容器を
載荷搬送するトッププレートチェーンを走行させるため
にコンベヤフレームに多数連設するトッププレートチェ
ーン支持用樹脂レールに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、トッププレートチェーンは、アル
ミ缶、スチール缶、ガラス瓶、ペットボトルなどの搬送
物品をトッププレートに載荷してこれらを搬送するため
に使用されており、このトッププレートチェーンは、コ
ンベヤ駆動側とコンベヤ受動側との間に延設されたコン
ベヤフレームの支持用レール上を走行するようになって
いる。
【0003】そこで、従来の支持用樹脂レール50は、
図5に示すように、先端係合凹部51と後端係合凸部5
2をレール長手方向に配備するとともに該後端係合凸部
52側をビスからなる締結手段BでコンベヤフレームF
に締結してチェーン進行方向に多数連設することによ
り、搬送走行するトッププレートチェーンCのプレート
裏側を摺動案内するようになっている。なお、図5にお
ける矢印は、トッププレートチェーンCの進行方向を示
している。
【0004】そして、前記支持用樹脂レール50は、搬
送環境下の雰囲気温度、荷重による伸びが大きく波打ち
状に屈曲して走行障害を生じる恐れがあるので、このよ
うな伸びをレール両端で拘束することなく一方端で自由
解放させるために、コンベヤフレームに対してレール端
部1ヶ所をビスBなどによってネジ止め締結するととも
に、相互の連結部分には3〜5ミリメートル(mm)程
度のレール伸び吸収用間隙Sを設けている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の支持
用樹脂レール50は、図6の(a)に示すように、先端
係合凹部51と後端係合凸部52をレール長手方向に配
備するとともに該後端係合凸部52側をビスなどの締結
手段BでコンベヤフレームFに締結するようになってい
るため、図6の(b)に示すように、コンベヤフレーム
Fへの締結作業によって後端係合凸部52のチェーン走
行面52aをトッププレートの摺接走行位置よりも上方
に浮き上がらせ、この浮き上がった後端係合凸部52が
トッププレートに引っ掛かるなどしてトッププレートチ
ェーンCの静粛かつ円滑な走行搬送を損なうばかりでな
く、トッププレートの裏側を過度に摩耗させてトッププ
レートチェーンCの耐久性を充分に発揮することができ
ないという搬送上の問題があった。
【0006】しかも、上述したような摩耗によって支持
用樹脂レール50とトッププレートチェーンCとの摺動
部分において相当程度の摩耗粉が発生するため、この摩
耗粉Mが摺動部分の側方に排出されてコンベヤフレーム
F上に蓄積され、コンベヤの美感を著しく損ねるほか、
トッププレートチェーンCを食品や薬品等の搬送に使用
する場合には、搬送物品に摩耗粉Mが付着して商品の衛
生品質や美観を損なうという商品上の問題があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明の目的
は、前述したような従来技術の問題を解消するものであ
って、物品搬送時に摺動走行するトッププレートチェー
ンとの間で生じがちな摩耗粉を大幅に抑制することがで
き、トッププレートチェーンの静粛かつ円滑な走行搬送
を実現してトッププレートチェーンの耐久性を長期に亙
って確保することができ、しかも、コンベヤの美観を損
なうことのないトッププレートチェーン支持用樹脂レー
ルを提供することである。
【0008】本請求項1に係る発明は、先端係合凹部と
後端係合凸部をレール長手方向に配備するとともに該後
端係合凸部側を締結手段でコンベヤフレームに締結して
チェーン進行方向に多数連設することにより、搬送走行
するトッププレートチェーンのプレート裏側を摺動案内
するトッププレートチェーン支持用樹脂レールにおい
て、前記先端係合凹部上のチェーン走行面が、チェーン
進行方向に先行配置されて係合している後端係合凸部上
のチェーン走行面を越えて高くなるように形成されてい
ることによって、前述したような課題を解決するもので
ある。
【0009】本請求項2に係る発明は、請求項1に記載
された構成に加えて、前記先端係合凹部と後端係合凸部
の一部分にレール幅方向に面一のチェーン走行面となる
乗り継ぎ部が設けられていることによって、前述したよ
うな課題をさらに解決するものである。
【0010】ここで、本発明におけるトッププレートチ
ェーン支持用樹脂レールの材質は、トッププレートチェ
ーン支持用レールに特有のレール形態に成形加工するこ
とができ、そのレール機能を発揮することができるもの
であれば如何なる樹脂材料であっても差し支えないが、
自己潤滑による無給油搬送、軽量化による静粛搬送、防
菌・防カビによる衛生搬送などの高度な物品搬送を実現
する場合には、超高分子量ポリエチレン、特殊ポリアミ
ドなどのエンジニアリングプラスチックと称する樹脂材
料を採用することが望ましい。
【0011】また、本発明のトッププレートチェーン支
持用樹脂レール上を摺動走行するトッププレートチェー
ンの材質は、ポリアセタール、ポリアミドなどのエンジ
ニアリングプラスチックと称する樹脂材料を採用してお
り、特に、低摩擦仕様である場合にはシリコーン系潤滑
剤が配合され、抗菌、防カビ仕様である場合には無機系
抗菌剤が配合されているものが採用されている。
【0012】
【作用】本発明の先端係合凹部と後端係合凸部をレール
長手方向に配備するとともに該後端係合凸部側を締結手
段でコンベヤフレームに締結してチェーン進行方向に多
数連設することにより、搬送走行するトッププレートチ
ェーンのプレート裏側を摺動案内するトッププレートチ
ェーン支持用樹脂レールによれば、前記先端係合凹部上
のチェーン走行面が、チェーン進行方向に先行配置され
て係合している後端係合凸部上のチェーン走行面を越え
て高くなるように形成されていることによって、コンベ
ヤフレームへの締結作業時に先行配置されている後端係
合凸部に対して後続配置される先端係合凹部が相互に水
平面内で凹凸係合して連結され、後端係合凸部上のチェ
ーン走行面がトッププレートの摺接走行位置を越えて上
方に浮き上がることなく、先端係合凹部上のチェーン走
行面より低い位置に常に配置されるので、トッププレー
トチェーンが後端係合凸部に引っ掛かることなく、円滑
に摺動走行する。
【0013】また、本請求項2に係る発明は、請求項1
に記載された発明が奏する作用に加えて、前記先端係合
凹部と後端係合凸部の一部分にレール幅方向に面一のチ
ェーン走行面となる乗り継ぎ部が設けられていることに
より、先行配置されている後端係合凸部と後続配置され
る先端係合凹部との間で搬送走行するトッププレートチ
ェーンが落ち込むことなく、安定姿勢で円滑に乗り継
ぐ。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明のトッププレートチ
ェーン支持用樹脂レール(以下、単に、「樹脂レール」
という。)の好ましい実施の形態である実施例を図面に
基づいて説明する。まず、本発明の第1実施例である樹
脂レール10について説明する。図1は、本発明の第1
実施例であるトッププレートチェーン支持用樹脂レール
の使用態様とその要部を拡大した斜視図である。なお、
図1における矢印は、図示しないトッププレートチェー
ンCの進行方向を示している。
【0015】本実施例の樹脂レール10は、自己潤滑に
よる無給油搬送、軽量化による静粛搬送、防菌・防カビ
による衛生搬送を実現するために超高分子量ポリエチレ
ンを素材として成形加工されたものであって、図5に記
載されているものと同様に、先端係合凹部11と後端係
合凸部12をレール長手方向に配備するとともに該後端
係合凸部12側をビスからなる締結手段Bでコンベヤフ
レームFに締結してチェーン進行方向に多数連設するこ
とにより、搬送走行するトッププレートチェーンCのプ
レート裏側を摺動案内できるように構成されている。
【0016】なお、本実施例で用いた超高分子量ポリエ
チレンは、チーグラー触媒で分子量を100万以上に重
合した高密度ポリエチレンであって、優れた耐摩耗性、
滑性、強靭性、耐衝撃性を発揮するものである。
【0017】そして、本実施例の樹脂レール10は、搬
送環境下の雰囲気温度、荷重に起因して生じる伸びをレ
ール両端で拘束することなく一方端で自由解放させるた
めに、前述したようにコンベヤフレームFに対してレー
ル端部1ヶ所をネジ止め締結するとともに、相互の連結
部分には3〜5ミリメートル(mm)程度のレール伸び
吸収用間隙Sを設けている。
【0018】そこで、本実施例の樹脂レール10が最も
特徴とする構造について詳細に説明すると、図1の要部
を拡大した斜視図に示すように、前記先端係合凹部11
上のチェーン走行面11aが、チェーン進行方向に先行
配置されて係合している後端係合凸部12上のチェーン
走行面12aを越えて高くなるように形成されているこ
とである。すなわち、前記後端係合凸部12におけるチ
ェーン走行面12aの高さは、先端係合凹部11上にお
けるチェーン走行面11aの高さを越えることなく、レ
ール長手方向の後端に向かってテーパー状に漸減するよ
うに形成されている。
【0019】したがって、本実施例の樹脂レール10で
は、後端係合凸部12上のチェーン走行面12aがトッ
ププレートの摺接走行位置を越えて上方に浮き上がるこ
となく、先端係合凹部11上のチェーン走行面11aよ
り低い位置に常に配置されるため、トッププレートチェ
ーンCが後端係合凸部12に引っ掛かることなく、摺動
走行することができるので、トッププレートチェーンC
との間で生じがちな摩損による摩耗粉を大幅に抑制する
ことができ、トッププレートチェーンCの静粛かつ円滑
な走行搬送を実現してトッププレートチェーンCの耐久
性を長期に亙って確保することができ、しかも、摩耗粉
などの粉塵が生じにくくコンベヤ外表面の美観を維持す
ることができるので、品質に厳しい食品や薬品等を清潔
に搬送することができるなど、その効果は甚大である。
【0020】次に、本発明の第2実施例である樹脂レー
ル20について図2に示す斜視図に基づいて説明する。
ただし、本実施例の樹脂レール20は、前述した第1実
施例の樹脂レール10と基本的に同様の構造・作用・効
果を奏するものであるため、両者の対応する部分につい
てはそれぞれ対応する符号を付すことによってその説明
を省略する。
【0021】本実施例の樹脂レール20が最も特徴とす
る構造について詳細に説明すると、図2において要部を
拡大した斜視図に示すように、先端係合凹部21上のチ
ェーン走行面21aが、チェーン進行方向に先行配置さ
れて係合している後端係合凸部22上のチェーン走行面
22aを越えて高くなるように形成されていることであ
る。すなわち、前記後端係合凸部22におけるチェーン
走行面22aの高さは、先端係合凹部21上におけるチ
ェーン走行面21aの高さを越えることのない所定の段
差Gを設けて、レール長手方向の後端に向かって延在す
るように形成されている。
【0022】したがって、本実施例の樹脂レール20
は、前述した第1実施例の樹脂レール10と同様に、後
端係合凸部22上のチェーン走行面22aがトッププレ
ートの摺接走行位置を越えて上方に浮き上がることな
く、先端係合凹部21上のチェーン走行面21aより低
い位置に常に配置されるため、トッププレートチェーン
Cが後端係合凸部22に引っ掛かることなく、摺動走行
することができるので、トッププレートチェーンCとの
間で生じがちな摩損による摩耗粉を大幅に抑制すること
ができ、トッププレートチェーンCの静粛かつ円滑な走
行搬送などを実現することができる。
【0023】本発明の第3実施例である樹脂レール30
について図3に示す斜視図に基づいて説明する。ただ
し、本実施例の樹脂レール30は、前述した第1実施例
の樹脂レール10と基本的に同様の構造・作用・効果を
奏するものであるため、両者の対応する部分については
それぞれ対応する符号を付すことによってその説明を省
略する。
【0024】本実施例の樹脂レール30が最も特徴とす
る構造について詳細に説明すると、図3において要部を
拡大した斜視図に示すように、先端係合凹部31上のチ
ェーン走行面31aが、チェーン進行方向に先行配置さ
れて係合している後端係合凸部32上のチェーン走行面
32aを越えて高くなるように形成されていることであ
る。
【0025】すなわち、前記後端係合凸部32における
チェーン走行面32aの高さは、先端係合凹部31上に
おけるチェーン走行面31aの高さを越えることなく、
レール長手方向の先端から後端に向かって全体的にテー
パー状に僅かに漸減するように形成されている。ただ
し、図3に示すように、前述したチェーン走行面31a
とチェーン走行面32aとの高低関係は、チェーン走行
面31aからチェーン走行面32aへの過度の落ち込み
を回避して円滑な走行搬送を確保するため、h1≒h2
程度である方がより好ましい。
【0026】したがって、本実施例の樹脂レール30
は、前述した第1実施例の樹脂レール10と同様に、後
端係合凸部32上のチェーン走行面32aがトッププレ
ートの摺接走行位置を越えて上方に浮き上がることな
く、先端係合凹部31上のチェーン走行面31aより低
い位置に常に配置されるため、トッププレートチェーン
Cが後端係合凸部32に引っ掛かることなく、摺動走行
することができるので、トッププレートチェーンCとの
間で生じがちな摩損による摩耗粉を大幅に抑制すること
ができ、トッププレートチェーンCの静粛かつ円滑な走
行搬送などを実現することができる。
【0027】さらに、本発明の第4実施例である樹脂レ
ール40について図4に示す斜視図に基づいて説明す
る。ただし、本実施例の樹脂レール40は、前述した第
1実施例の樹脂レール10と基本的に同様の構造・作用
・効果を奏するものであるため、両者の対応する部分に
ついてはそれぞれ対応する符号を付すことによってその
説明を省略する。
【0028】本実施例の樹脂レール40が最も特徴とす
る構造について詳細に説明すると、図4において要部を
拡大した斜視図に示すように、先端係合凹部41上のチ
ェーン走行面41aがチェーン進行方向に先行配置され
て係合している後端係合凸部42上のチェーン走行面4
2aを越えて高くなるように形成されているとともに、
前記先端係合凹部41と後端係合凸部42の一部分にレ
ール幅方向に面一のチェーン走行面となる乗り継ぎ部4
1b、42bが設けられていることである。
【0029】すなわち、前記後端係合凸部42における
チェーン走行面42aの高さは、先端係合凹部41上に
おけるチェーン走行面41aの高さを越えることなく、
レール長手方向の後端に向かってテーパー状に漸減する
ように形成されているとともに、前記先端係合凹部41
と後端係合凸部42とを相互に切り欠いた隣接形態が両
者のチェーン走行面41a、42aにおいて少なくとも
面一となる部分41b、42bが存在するように形成さ
れている。
【0030】なお、図4における符号Sは、搬送環境下
における雰囲気温度、荷重などの変化に対応するために
設けた3〜5ミリメートル(mm)程度のレール伸び吸
収用間隙である。
【0031】このようにして得られた本実施例の樹脂レ
ール40は、前述したような第1実施例の樹脂レール1
0、第2実施例の樹脂レール20、第3実施例の樹脂レ
ール30が奏する効果に加えて、先行配置されている後
端係合凸部42と後続配置される先端係合凹部41との
間で搬送走行するトッププレートチェーンCが落ち込む
ことなく、円滑に乗り継ぐことができるので、安定した
物品搬送を達成することができるなど、その効果は甚大
である。
【0032】
【発明の効果】本発明は、先端係合凹部と後端係合凸部
をレール長手方向に配備するとともに該後端係合凸部側
を締結手段でコンベヤフレームに締結してチェーン進行
方向に多数連設することにより、搬送走行するトッププ
レートチェーンのプレート裏側を摺動案内するトッププ
レートチェーン支持用樹脂レールにおいて、前記先端係
合凹部上のチェーン走行面が、チェーン進行方向に先行
配置されて係合している後端係合凸部上のチェーン走行
面を越えて高くなるように形成されていることによっ
て、以下のような本発明に特有の効果を奏する。
【0033】本請求項1記載のトッププレートチェーン
支持用樹脂レールによれば、後端係合凸部上のチェーン
走行面がトッププレートの摺接走行位置を越えて上方に
浮き上がることなく、先端係合凹部上のチェーン走行面
より低い位置に常に配置されているため、物品搬送時に
トッププレートチェーンが後端係合凸部に引っ掛かるこ
となく摺動走行することができるので、トッププレート
チェーンとの間で生じがちな摩損による摩耗粉を大幅に
抑制することができ、トッププレートチェーンの静粛か
つ円滑な走行搬送を実現してトッププレートチェーンの
耐久性を長期に亙って確保することができ、しかも、摩
耗粉などの粉塵が生じにくくコンベヤ外表面の美観を維
持することができるので、品質に厳しい食品や薬品等を
清潔に搬送することができる。
【0034】本請求項2に係る発明は、請求項1記載の
発明による効果に加えて、前記先端係合凹部と後端係合
凸部の一部分にレール幅方向に面一のチェーン走行面と
なる乗り継ぎ部が設けられていることにより、先行配置
されている後端係合凸部と後続配置される先端係合凹部
との間で搬送走行するトッププレートチェーンが落ち込
むことなく、円滑に乗り継ぐことができるので、安定し
た物品搬送を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例であるトッププレートチ
ェーン支持用樹脂レールの使用態様とその要部を拡大し
た斜視図。
【図2】 本発明の第2実施例であるトッププレートチ
ェーン支持用樹脂レールの使用態様とその要部を拡大し
た斜視図。
【図3】 本発明の第3実施例であるトッププレートチ
ェーン支持用樹脂レールの使用態様とその要部を拡大し
た斜視図。
【図4】 本発明の第4実施例であるトッププレートチ
ェーン支持用樹脂レールの使用態様とその要部を拡大し
た斜視図。
【図5】 従来例であるトッププレートチェーン支持用
樹脂レールの使用態様とその要部を拡大した斜視図。
【図6】 図5における連結部分を拡大したものであっ
て、(a)はビス締結前の連結状態を示した図であり、
(b)はビス締結後の浮き上がり状態を示した図。
【符号の説明】
10,20,30,40,50・・・樹脂レール 11,21,31,41,51・・・先端係合凹部 11a,21a,31a,41a,51a・・・先端係
合凹部のチェーン走行面 41b・・・先端係合凹部の乗り継ぎ部 12,22,32,42,52・・・後端係合凸部 12a,22a,32a,42a,52a・・・後端係
合凸部のチェーン走行面 42b・・・後端係合凸部の乗り継ぎ部 C・・・トッププレートチェーン F・・・コンベヤフレーム B・・・締結手段(ビス) G・・・段差 S・・・レール伸び吸収用間隙 M・・・摩耗粉
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石井 敬士 大阪府大阪市中央区城見2丁目1番61号 株式会社椿本チエイン内 (72)発明者 尾崎 肇 大阪府大阪市中央区城見2丁目1番61号 株式会社椿本チエイン内 (72)発明者 岩▲崎▼ 良紀 大阪府大阪市中央区城見2丁目1番61号 株式会社椿本チエイン内 Fターム(参考) 3F025 CA11 CB01 CB03 CB09

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端係合凹部と後端係合凸部をレール長
    手方向に配備するとともに該後端係合凸部側を締結手段
    でコンベヤフレームに締結してチェーン進行方向に多数
    連設することにより、搬送走行するトッププレートチェ
    ーンのプレート裏側を摺動案内するトッププレートチェ
    ーン支持用樹脂レールにおいて、 前記先端係合凹部上のチェーン走行面が、チェーン進行
    方向に先行配置されて係合している後端係合凸部上のチ
    ェーン走行面を越えて高くなるように形成されているこ
    とを特徴とするトッププレートチェーン支持用樹脂レー
    ル。
  2. 【請求項2】 前記先端係合凹部と後端係合凸部の一部
    分に、レール幅方向に面一のチェーン走行面となる乗り
    継ぎ部が設けられていることを特徴とする請求項1記載
    のトッププレートチェーン支持用樹脂レール。
JP2002134310A 2002-05-09 2002-05-09 トッププレートチェーン支持用樹脂レール Pending JP2003327319A (ja)

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