JP2003325413A

JP2003325413A - 取手と保持具を一体形とした取手付雑巾

Info

Publication number: JP2003325413A
Application number: JP2002173398A
Authority: JP
Inventors: Takeshi Wami; 健和美
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 2002-05-10
Filing date: 2002-05-10
Publication date: 2003-11-18

Abstract

(57)【要約】【目的】取手付雑巾を簡素、小形化し、狭い場所でも
容易に掃除ができ、雑巾の着脱が容易な保持具、及び雑
巾とする。【構成】棒状の保持具本体１と取手２を一体形として
剛接し、雑巾Ｆを、棒状の保持具本体１に平行に挿入す
るのみで固定する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、取手雑巾の簡素、小形
化に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来、この種の取手付雑巾は、特願番号
２００２−７７２８６や、平成１４年４月２４日特願の
もので、取手と保持具を取手連結支点を介し、回転可能
な形で連結するものであり、雑巾を広い面積に広げ、保
持具で押えて使用する考えに基づいていた。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】先に出願の取手付雑巾
にあっては、保持具が大きくなり、作業性が悪く、雑巾
の後端部に近い位置を保持具の後端部で押えるため、取
手を引いたとき、雑巾の後端部が保持具の下に巻き込ま
れ、前方に外れてしまう等の問題点があった。

【０００４】本発明は、先の技術のこのような点に鑑み
てなされたものであり、その目的とするところは、取手
付雑巾の簡素、小形化と、それに伴う作業性の向上、及
び、問題点の軽減にある。

【０００５】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明による取手付雑巾は、棒状の保持具本体と取
手を一体形として剛接し、押し部兼フックや、押し部と
押し部に近接して配置したフックを、保持具本体の長手
方向に一直線状に配置し、取手と反対方向に、フックや
クリップ等を配置して取手付保持具を形成し、雑巾を保
持するものである。

【０００６】また、一辺の固定辺に、ある程度剛性のあ
るロープを平行に包み込んだ雑巾を、棒状の保持具本体
に平行に挿入するのみで固定するのもよい。

【０００７】また、一辺の固定辺に、ある程度剛性のあ
るロープを平行に包み込んだ雑巾を、棒状の保持具本体
に平行に挿入し、フックやクリップ等にて固定するとよ
り効果的である。

【０００８】上記のように構成された取手付雑巾は、取
手と保持具本体が一体となっているため、作動時、取手
の掃除面に対する角度が変ると、保持具に配置した押し
部やフックの角度が変るのであるが、作動時、取手と床
面とでは角度の変動がごく小さいものであるため、押し
部やフックが十分に働きうるものである。また、雑巾の
前端部を固定、支持するため、雑巾が前後に移動すると
き、雑巾が蛇腹状に伸縮し、保持具に設けたフックから
外れて前方に出てしまうことが防がれる。

【０００９】また、固定辺にある程度剛性のあるロープ
を包み込む形で入れた雑巾を、棒状の保持具のＣ形の溝
に挿入し、固定するとき、雑巾の一端を保持具の一端に
合せて挿入し、あとは雑巾を引くだけでよい。

【００１０】また、雑巾の一辺の固定辺に、ある程度剛
性のある帯や、ある程度剛性のあるロープを平行に包み
込んで配置することにより、固定辺部が主な拭い面とな
る本取手付雑巾において、拭い面から軟らかい布の部分
が外れることもない。

【００１１】

【実施例】実施例について図面を参照して説明すると、
図１において、棒状の保持具本体１と取手２を一体形と
して剛接し、押し部兼フックや、押し部と押し部に近接
して配置したフック３を、保持具本体１の長手方向に一
直線状に配置し、取手２と反対方向に、保持具本体１に
設けたフックやクリップ等４にて雑巾Ｄを固定した取手
付雑巾とする。

【００１２】図２に示される実施例では、雑巾Ｆを、棒
状の保持具本体１に平行に挿入するのみで固定する取手
付保持具をＢとし、雑巾Ｆを、棒状の保持具本体１に平
行に挿入し、フックやクリップ等にて固定する取手付保
持具をＣとする。

【００１３】図３に示される実施例では、複数枚の布、
又は厚く形成した布５による雑巾をＤとする。

【００１４】図４に示される実施例では、複数枚の布６
の一辺の固定辺に、ある程度剛性のある帯７や、ある程
度剛性のあるロープ８を平行に包み込んで配置し、雑巾
Ｅ、Ｆとする。

【００１５】

【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する

【００１６】保持具が簡素、小形化されるため、狭い場
所でも容易に掃除ができ、雑巾の前端部を固定、支持す
るため、雑巾の後部に剛性のある帯やロープを入れなく
とも雑巾が保持具から外れることがない。

【００１７】また、固定辺にある程度剛性のあるロープ
を包み込む形で入れた雑巾の一端を、保持具のＣ形の溝
の一端に合せて挿入し、引くだけでほぼ固定されるた
め、湾曲した雑巾を直線状の保持具に容易に保持しう
る。

【図面の簡単な説明】

【図１】取手付雑巾の全体図である。

【図２】（ａ）、（ｂ）は、保持具本体の縦断面図であ
る。（ｃ）は、（ａ）、（ｂ）のＧ−矢視図である。

【図３】（ｄ）は、雑巾の平面図で、（ｅ）は（ｄ）の
Ｈ−矢視図である。

【図４】（ｆ）は、雑巾の平面図で、（ｇ）、（ｈ）は
（ｆ）のＩ−矢視図である。

【符号の説明】１保持具本体２取手３押し部兼フックや、押し部と押し部に近接して配置
したフック４フックやクリップ等５複数枚の布、又は厚く形成した布６複数枚の布７ある程度剛性のある帯８ある程度剛性のあるロープＡ、Ｂ、Ｃ取手付保持具Ｄ、Ｅ、Ｆ雑巾

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】取手付保持具（Ａ）等を簡素化すべく、
棒状の保持具本体（１）と取手（２）を一体形として剛
接し、押し部兼フックや、押し部と押し部に近接して配
置したフック（３）を、保持具本体（１）の長手方向に
一直線状に配置し、取手（２）と反対方向に、保持具
（１）に設けたフックやクリップ等（４）にて雑巾
（Ｄ）を固定する取手付雑巾。
【請求項２】雑巾（Ｆ）を、棒状の保持具本体（１）
に平行に挿入するのみで固定する取手付保持具（Ｂ）。
【請求項３】雑巾（Ｆ）を、棒状の保持具本体（１）
に平行に挿入し、フックやクリップ等（４）にて固定す
る取手付保持具（Ｃ）。
【請求項４】取手付保持具（Ａ）、（Ｂ）、（Ｃ）等
への装着を容易にすべく、複数枚の布（６）の一辺の固
定辺に、ある程度剛性のある帯（７）や、ある程度剛性
のあるロープ（８）を平行に包み込んで配置する雑巾
（Ｅ）、（Ｆ）。