JP2003324723A - モニタリングシステムおよび方法並びにプログラムおよび記録媒体 - Google Patents

モニタリングシステムおよび方法並びにプログラムおよび記録媒体

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JP2003324723A
JP2003324723A JP2002130761A JP2002130761A JP2003324723A JP 2003324723 A JP2003324723 A JP 2003324723A JP 2002130761 A JP2002130761 A JP 2002130761A JP 2002130761 A JP2002130761 A JP 2002130761A JP 2003324723 A JP2003324723 A JP 2003324723A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 短い周期で全体画像を取得でき、また、撮影
されている画像が暗い場合でも、容易に撮像する方向を
設定することができ、操作性を向上できる。 【解決手段】 可動範囲画像表示部101に撮影可能な
最大範囲を示す可動範囲画像が表示される。カメラを最
大可動範囲にわたって動かし、その結果得られる複数フ
レームで構成される画像に関して縦および横方向に画素
を間引いたサムネイルが可動範囲画像として使用され
る。可動範囲画像表示部101には、カメラが現在撮影
している方向を示す表示がなされる。この表示に基づい
て撮像方向を制御することができる。指示された位置を
基準として複数のフレームが撮影され、記録され、また
は表示される。全体画像表示部102には、パノラマ状
の全体画像が表示される。選択画像表示部103には、
全体画像で指示した位置のフレームが選択画像として表
示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、監視カメラ等に
適用されるモニタリングシステムおよび方法並びにプロ
グラムおよび記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、広範囲の状況を監視するモニタリ
ングシステムが使用されている。例えば海上監視、河川
監視、立ち入り監視区域のモニタリング、野生動物の行
動観察等にモニタリングシステムが使用される。広範囲
の画像を撮影する必要上、画素数が非常に多いビデオカ
メラを使用していた。そのために、システムの価格が高
くなり、コストの面で問題があった。これに対して、カ
メラの撮影範囲を順にずらせながら、静止画像を撮影
し、多数の静止画像を連結することで、モニタリングし
ようとする範囲の画像を生成することが提案されてい
る。この場合では、全体画像として、極めて高解像度の
画像を得ることができる。したがって、全体画像中の一
部分の拡大画像を得る場合に、拡大画像自体の解像度が
高く、鮮明な画像を得ることができる。
【0003】モニタリングする範囲を広くする必要から
カメラの可動範囲は、例えば180°、360°等の極
めて広い範囲が設定されている。この広い範囲でカメラ
の撮影方向を切り替え、各撮影方向で静止画像を取得
し、パノラマ状の全体画像を形成するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】撮影範囲を広く設定す
ることは、広範囲の全体画像を構成する静止画像の枚数
が増えることになり、画像取得のための時間が長くな
り、全体画像を取得する周期が長くなる問題が生じる。
実際に監視したいエリアは,限定された範囲であること
が多い。また、モニタリングシステムは、夜間等の人間
が肉眼で見えない場合でも使用できることが好ましい。
例えば赤外線カメラを使用して暗視での撮影が可能とな
る。しかしながら、一般的には、撮影された画像は、暗
く、判明しにくいものであった。このために、撮影画像
を参照してカメラの向きを所望の方向に向けたり、撮影
画像中の任意の点または領域を拡大させたりする場合に
は、撮影画像が暗いので、操作性が悪い問題があった。
【0005】従って、この発明の目的は、実際に必要な
エリアをモニタリングすることに適し、また、撮影画像
が暗いような環境下でも、カメラの向きを制御する等の
操作を比較的容易に行うことができるモニタリングシス
テムおよび方法並びにプログラムおよび記録媒体を提供
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、請求項1の発明は、映像を撮影する撮像部と、
撮像部の撮像方向を可変する撮像方向可変部と、画像デ
ータを蓄積する蓄積部と、表示部と、撮像方向可変部の
最大可動範囲内の所定の可動範囲において、各撮像方向
で撮像された複数枚の静止画像からなる原画像または原
画像を圧縮した圧縮画像を蓄積部に蓄積し、原画像また
は圧縮画像から生成されたパノラマ状の全体画像を表示
部に表示する制御部とを有し、表示部に撮像方向を最大
可動範囲、変化させて可動範囲画像を取得し、可動範囲
画像を表示し、可動範囲画像内の所望の位置を指示する
ことによって、指示された位置の方向に撮像方向を制御
し、指示された位置を基準として取り込まれた全体画像
を表示部に表示するようにしたモニタリングシステムで
ある。
【0007】請求項4の発明は、撮像部の撮像方向を可
変する撮像方向可変部の最大可動範囲内の所定の可動範
囲において、各撮像方向で撮像された複数枚の静止画像
からなる原画像または原画像を圧縮した圧縮画像を蓄積
し、原画像または圧縮画像から生成されたパノラマ状の
全体画像を表示するモニタリング方法であって、撮像方
向を最大可動範囲、変化させて可動範囲画像を取得し、
可動範囲画像を表示するステップと、可動範囲画像内の
所望の位置を指示することによって、指示された位置の
方向に撮像方向を制御し、指示された位置を基準として
取り込まれた全体画像を表示するステップとからなるモ
ニタリング方法である。
【0008】請求項7の発明は、撮像部の撮像方向を可
変する撮像方向可変部の最大可動範囲内の所定の可動範
囲において、各撮像方向で撮像された複数枚の静止画像
からなる原画像または原画像を圧縮した圧縮画像を蓄積
し、原画像または圧縮画像から生成されたパノラマ状の
全体画像を表示するモニタリング方法をコンピュータに
実行させるためのプログラムであって、撮像方向を最大
可動範囲、変化させて可動範囲画像を取得し、可動範囲
画像を表示するステップと、可動範囲画像内の所望の位
置を指示することによって、指示された位置の方向に撮
像方向を制御し、指示された位置を基準として取り込ま
れた全体画像を表示するステップとをコンピュータに実
行させるためのプログラムである。
【0009】請求項8の発明は、撮像部の撮像方向を可
変する撮像方向可変部の最大可動範囲内の所定の可動範
囲において、各撮像方向で撮像された複数枚の静止画像
からなる原画像または原画像を圧縮した圧縮画像を蓄積
し、原画像または圧縮画像から生成されたパノラマ状の
全体画像を表示するモニタリング方法をコンピュータに
実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読
み取り可能な記録媒体であって、撮像方向を最大可動範
囲、変化させて可動範囲画像を取得し、可動範囲画像を
表示するステップと、可動範囲画像内の所望の位置を指
示することによって、指示された位置の方向に撮像方向
を制御し、指示された位置を基準として取り込まれた全
体画像を表示するステップとをコンピュータに実行させ
るためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可
能な記録媒体である。
【0010】全体画像を取得する場合、最大可動範囲に
わたって撮像部を動かすのと異なり、全体画像を取得す
る周期が長くなることを防止できる。また、最大可動範
囲にわたって撮像部を動かした時の可動範囲画像を表示
するので、所望のエリアの画像を得るための撮影方向を
容易に設定することができ、たとえ、撮影されている画
像が暗い場合でも、容易に撮像方向を設定することがで
き、操作性を向上できる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施形態につ
いて図面を参照して説明する。図1は、この発明の一実
施形態の概略的な構成を示す。ディスプレイ2が接続さ
れているコンピュータ1は、カメラユニット3を制御す
る。図1の例は、1台のコンピュータ1が2台のカメラ
ユニット3を制御し、また、ディスプレイ2’を有する
他のコンピュータ1’が他のカメラユニット3’を制御
するシステムの例である。1台のコンピュータが複数台
のカメラユニットを制御できる。
【0012】カメラユニット3は、パンチルタ部4とカ
メラ部5が一体的に構成されたものである。カメラユニ
ット3は、遠方の対象領域を撮影可能なように設置され
る。一例として、カメラ部5は、倍率が10倍、70倍
等の望遠レンズを有し、数十メートルから数キロメート
ル離れた場所を撮影可能とされている。
【0013】カメラ部5は、例えば外部からのトリガー
と同期してシャッターをオンできるディジタルスチルカ
メラであり、その撮影素子例えばCCDは、VGA(Vi
deoGraphics Array,640x480 画素)、XGA(eXtende
d Graphics Array,1024x768 画素)、SXGA(Super
eXtended Graphics Array,1280 x1024画素)等の画素
数を有する。VGAの撮像素子の場合では、30fps
(フレーム/秒)のレートで画像データが出力され、X
GAの撮像素子の場合では、15fps(フレーム/
秒)のレートで画像データが出力され、SXGAの撮像
素子の場合では、7.5fps(フレーム/秒)のレー
トで画像データが出力される。
【0014】映像データは、カメラユニット3からコン
ピュータ1に対してバス6を介して伝送される。バス6
は、映像データの伝送路とカメラユニット3の制御信号
とを伝送する。上述した構成は、コンピュータ1’とカ
メラユニット3’とに関しても同様である。
【0015】コンピュータ1,1’では、カメラユニッ
ト3,3’からの映像データをメモリに蓄積し、後述す
るように、操作用のGUI(Graphical User Interface)
を構成し、ユーザが所望の対象領域の画像をカメラユニ
ット3,3’で撮影できるように、カメラユニット3,
3’を制御できる。圧縮符号化例えばJPEG(Joint
Photographic Experts Group) によって撮影画像が圧縮
される。
【0016】コンピュータ1および1’は、LAN7で
互いに接続されている。LAN7に対してさらに他のコ
ンピュータ8が接続されている。参照符号9は、コンピ
ュータ8のディスプレイである。コンピュータ8は、L
AN7を介してコンピュータ1,1’からの画像データ
等を受取り、アーカイブ10に対して映像データを蓄積
し、さらに、画像データの処理を行う。例えば映像デー
タを使用して顔認識、荷物認識、環境認識、車認識等の
処理がなされる。アーカイブ10は、テープストリーマ
ーのような大量のデータを蓄積できるものである。
【0017】図2は、上述したモニタリングシステムに
おけるコンピュータ1とカメラユニット3の部分のより
詳細な構成を示す。図2の例では、参照符号21で示す
共通のコントローラバス21に対して、カメラユニット
およびコンピュータの構成要素が接続されている。
【0018】パンチルタ部は、パン部4aとチルト部4
bからなる。パン部4aおよびチルト部4bは、それぞ
れ駆動源として例えばステッピングモータを有し、コン
トローラバス21を介してコントローラCPU33から
供給される制御信号に応じてカメラ部をパンまたはチル
トさせる。パンチルタ部上にカメラ部が載置されてい
る。ここで、パンは、水平方向にカメラを回転させるこ
とを意味し、チルトは、垂直方向にカメラを回転させる
ことを意味する。一例として、パン角の最大値が180
°とされ、チルト角の最大値が50°とされている。
【0019】後述するように、カメラ部の最大移動範囲
内で、チルト角=±15°、パン角=±50°程度の範
囲でカメラ部を移動させる。撮像中心を画角分移動させ
る毎に、シャッターがオンされ、静止画像(以下、適宜
フレームと称する)が撮影される。縦方向でM(例えば
8枚)で、横方向でN(例えば16枚)の合計(M×N
=8×16=128枚)のフレームが順番に撮影され、
これらを圧縮すると共に連結させて1枚の全体画像を形
成する。各フレームが例えばXGA(1024x768 画素)
画像である。したがって、128枚のフレームは、重複
部分を無視すると、(横方向が1024×16=16,384画素
で、縦方向が768×8=6,144画素)の約1億画素の画像
を形成する。128枚のフレームを撮影するのに約5秒
かかる。重複部分は、例えば縦横のそれぞれで16画素
とされる。
【0020】カメラ部は、ディジタルスチルカメラの構
成とされ、レンズ部22とフォーカス・ズーム・アイリ
ス制御部23と撮像部24とからなる。フォーカス・ズ
ーム・アイリス制御部23は、コントローラバス21を
介してコントローラCPU33から供給される制御信号
によって制御される。撮像部24は、固体撮像素子例え
ばCCDとカメラ信号処理回路とを含む。撮像部24か
らのディジタル映像信号がIEEE(Institute of Elec
trical and Electronics Engineers) 1394のインタ
ーフェース25を介してバッファメモリ26に書き込ま
れる。
【0021】バッファメモリ26の出力データがJPE
Gエンコーダ/メタデータ付加部27に供給され、画像
データがJPEGデータに変換される。JPEGは、圧
縮方式の1つであって、他の圧縮方式を使用しても良い
し、圧縮しないでも良い。
【0022】カメラユニット3には、その位置を検出す
るためのGPS(Global Positioning System) 28が備
えられている。GPS28を備えることによって、カメ
ラの設置場所のデータを記録できると共に、カメラの向
きを検出し、複数のカメラの向きを連動して制御するこ
とが可能となる。GPS28は、コントローラバス21
を介してコントローラCPU33から供給される制御信
号によって制御される。
【0023】GPS28の出力信号がメタデータ生成部
29に供給され、GPS28の測位結果に基づいた位置
情報(緯度・経度、方位、高度等の情報)およびメタデ
ータ(時刻、カメラ部のパラメータ(倍率、フォーカス
値、アイリス値等)等の情報)が生成される。位置情報
およびメタデータがJPEGエンコーダ/メタデータ付
加部27に供給され、JPEGデータに対して位置情報
およびメタデータが付加される。
【0024】メタデータおよび位置情報が付加されたJ
PEGデータがハードディスク等のメインメモリ30に
蓄積されると共に、グラフィックコントローラ31およ
び画像圧縮部32に供給される。この明細書では、メイ
ンメモリ30に対する蓄積を記録と呼び、メインメモリ
30からデータを読み出すことを再生と呼ぶことにす
る。また、メインメモリ30を介さないで現に撮影中の
画像を表示することをライブモードと称し、過去に記録
されたデータをメインメモリ30から再生して表示する
ことをビューモードと称する。
【0025】メインメモリ30は、サーバとしての機能
を有する。例えばXGAの画像をJPEGで圧縮した結
果、1枚のフレームのデータ量は、100kバイトとな
り、128枚の画像で12.8Mバイトのデータ量であ
る。メインメモリ30が80Gバイト程度の容量を有し
ていれば、1日分のJPEGデータを保存することが可
能である。ビューモードにおいては、メインメモリ30
に限らず、アーカイブ等の蓄積装置に蓄積されているよ
り旧いデータを再生することを可能とされている。
【0026】メインメモリ30から読み出されたJPE
Gデータがグラフィックコントローラ31に供給され
る。画像圧縮部32は、JPEGエンコーダ/メタデー
タ付加部27からのJPEGデータ、またはメインメモ
リ30から読み出されたJPEGデータから圧縮画像ま
たはサムネイルを生成する。例えば縦方向および横方向
のそれぞれが間引かれることで、パノラマ状の全体画像
が形成される。また、後述する可動範囲画像を形成する
ための圧縮処理も、画像圧縮部32においてなされる。
上述したように、XGAの場合では、約1億画素のデー
タがJPEG圧縮と画像圧縮部32の処理によって、
(400×1000画素)のようなパノラマ状の全体画像が形
成される。可動範囲画像もサムネイルであるが、全体画
像よりもさらに粗い画像である。
【0027】グラフィックコントローラ31は、JPE
Gデータをビットマップデータへ変換し、ディスプレイ
2の画面上に所望の画像表示がなされるようなグラフィ
ックス処理を行う。すなわち、可動範囲画像表示、全体
画像表示、選択画像表示、ボタン等のGUI表示がディ
スプレイ2の画面上でなされる。表示の詳細について
は、後述する。
【0028】また、グラフィックコントローラ31は、
画像処理を行い、画像変化を検出する。画像変化は、リ
ファレンス画像に対して生じた変化である。例えばビュ
ーモードにおいて、以前に蓄積されたリファレンス画像
との比較がなされ、画像変化が検出される。リファレン
ス画像として、前日の所定時刻の画像を設定し、それ以
降に蓄積された画像とリファレンス画像との画素の差分
を検出し、画素の差分の絶対値が所定値以上の場合を変
化が生じたものと検出する。差分の検出としては、比較
しようとする画像とリファレンス画像との空間的同一位
置のフレーム毎に同一位置の画素の差分値を演算する方
法が使用できる。全画素に関する差分を検出するのに代
えて、代表画素または間引かれた画素に関して差分を演
算しても良い。また、所定の色を限定することによっ
て、所定の色の物体に着目した変化検出を行うことも可
能である。
【0029】変化が検出されると、ディスプレイ2上の
表示でアラーム例えば変化が検出されたフレームを他の
フレームと区別できる表示がなされる。具体的には、輝
度変化、色変化、ブリンク等の方法でアラームを表示で
きる。リファレンス画像は、蓄積されている画像の中
で、所定のものを任意に選択することが可能とされてい
る。
【0030】上述したように、コントローラバス21に
接続されたコントローラCPU33は、カメラ部のレン
ズ制御(例えば、フォーカス等)、露出制御(例えば、
絞り、ゲイン、電子シャッタースピード等)、白バラン
ス制御、画質制御等を行うと共に、パン部4aおよびチ
ルト部4bを制御する。
【0031】参照符号34は、I/Oポートである。I
/Oポート34に対しては、キー35およびマウス36
が接続され、また、I/Oポート34に対しては、メモ
リカード37および時計38が接続されている。メモリ
カード37に対して、メインメモリ30に蓄積されてい
る位置情報およびメタデータが付加されたJPEGデー
タを書き込むことができる。また、時計38から時刻デ
ータが得られる。
【0032】なお、図2では、コントローラバス21に
対して各構成要素が接続されているが、カメラユニット
とコンピュータとを離れた場所に設置し、両者をIEE
E1394、USB等で接続するようにしても良い。こ
の場合、物理的伝送路としては、光ファイバが使用され
る。光ファイバを使用すれば、数百メートルから数キロ
メートル程度カメラユニットと制御用のコンピュータと
を離して配置できる。さらに、両者を無線LANで接続
しても良い。
【0033】図3に、この発明の一実施形態によるGU
Iの画面例を示す。以下、この図3を参照しながら、こ
の発明の一実施形態によるGUIの画面に備えられた表
示部、操作ボタンおよび表示領域などについて説明す
る。1画面には、可動範囲画像表示部101、全体画像
表示部102および選択画像表示部103が配置されて
いる。
【0034】可動範囲画像表示部101には、可動範囲
画像が表示される。可動範囲画像とは、カメラユニット
が撮影可能な最大範囲を示す画像であり、複数枚のフレ
ームにより構成される。上述したように、パン角の最大
値が180°とされ、チルト角の最大値が50°とされ
ており、この最大可動範囲で撮影された複数フレームか
ら可動範囲画像が生成される。例えばカメラユニットを
設置し、撮影開始時において、カメラを最大可動範囲に
わたって動かし、その結果得られる複数フレームで構成
される画像に関して縦および横方向に画素を間引いたサ
ムネイルが可動範囲画像として使用される。
【0035】この可動範囲画像表示部101には、カメ
ラユニットのレンズの光軸が現在撮影している位置(Ca
mera live position)が線分101a、線分101bと
の交点により示される。この線分101a、101bを
動かすことで、可動範囲画像内の所望の位置を指示で
き、指示された位置の方向に撮像方向を制御することが
できる。そして、指示された位置の方向をセンターまた
はホームポジションとして、所定の可動範囲において、
(M×N)枚のフレーム(静止画像)が撮影され、蓄積
され、または表示される。線分101a、101bに限
らず、可動範囲画像表示部101に表示された表示画面
上の任意の位置をカーソル等のポインタにより指示する
と、この指示に対応した位置にカメラユニットのレンズ
の光軸が向くように、カメラユニットを制御しても良
い。
【0036】また、全体画像表示部102には、パノラ
マ状の全体画像が表示される。全体画像は、撮影された
原画像に対応するJPEGデータを画像圧縮部32によ
って圧縮した画像である。表示されている全体画像を見
ることで、モニタリングを行うことができる。さらに、
前述したように、画像変化が検出されると、全体画像表
示部102に表示されている全体画像中で変化が検出さ
れたフレームが他のフレームと異なる表示とされるアラ
ームが発生する。
【0037】選択画像表示部103には、選択画像が表
示される。選択画像は、全体画像の一部を拡大した画像
である。全体画像中で指示された位置の例えばフレーム
が選択画像として表示される。圧縮されていない1フレ
ームの原画像を表示することで拡大することができる。
さらに、ディジタル信号処理によって画像を拡大するこ
ともできる。
【0038】EXITボタン104は、モニタリングシ
ステムの電源をオフするためのボタンである。Camera s
ystem OFFボタン105は、カメラユニットの電源を
オフするためのボタンである。
【0039】VIEW MODEボタン106は、モニ
タリングシステムのモードをビューモードに切り換える
ためのボタンである。ビューモードとは、メモリ30ま
たは他のサーバに蓄積された画像データに基づき、全体
画像および部分画像を表示するモードである。
【0040】LIVE MODEボタン107は、モニ
タリングシステムのモードをライブモードに切り換える
ためのボタンである。ライブモードとは、カメラユニッ
トが現在撮影しているフレームに基づき、全体画像およ
び部分画像を表示するモードである。
【0041】Compas表示領域108は、カメラの
レンズの光軸が向いている方向を示すコンパスを表示す
るための領域である。GPS Data表示領域109
は、カメラが設置されている場所の緯度、軽度および高
度と、撮影の日時とを表示すための領域である。なお、
この領域108および109に表示されるデータは、カ
メラユニットに備えられたGPS28において測定され
たデータである。
【0042】View offsetボタン110は、
選択されたフレームの位置を調整するためのボタンであ
る。View offsetボタン110A、110
B、110C、110Dは、それぞれ、全体画像表示部
102に表示されている全体画像中でポインタにより選
択された1枚のフレームを、上方向、下方向、左方向、
右方向に移動させるためのものである。全体画像を構成
する複数のフレームは、隣り合うフレームと所定画素
数、例えば16画素重複して連結されている。この重複
部分の範囲内でフレームを移動させることによって、隣
り合うフレームとの整合性を取ることができ、連結状態
をなめらかなものとできる。
【0043】モード表示領域129は、モード情報、ア
ラーム情報およびエラー情報などを表示するための領域
である。モード情報は、ユーザにモニタリングシステム
のモードを知らせるための情報であり、具体的には、ラ
イブモードおよびビューモードなどの情報である。アラ
ーム情報は、ユーザに警告を促すための情報であり、例
えば、上述したView offsetボタン110に
よりフレームを移動できる限界に達した時に表示され
る。エラー情報は、ユーザにモニタリングシステムにお
いて発生しているエラーを知らせるための情報である。
【0044】Camera Contorol部111
は、ZOOMボタン112、FOCUSボタン113、
IRISボタン114、Camera Configurationボタン1
15およびWhite Balanceボタン116を
備える。ZOOMボタン112は、カメラユニットのズ
ームを調整するためのボタンである。FOCUSボタン
113は、カメラユニットのフォーカスを調整するため
のボタンである。IRISボタン114は、カメラユニ
ットのアイリス調整をするためのボタンである。Camera
Configurationボタン115は、カメラユニットのγ特
性、シャッタースピード、ゲイン特性などの調整をする
ためのボタンである。White Balanceボタ
ン116は、カメラユニットの白バランスを調整するた
めのボタンである。なお、カメラシステムがビューモー
ドにある場合には、CameraContorol部1
11の表示が省略されるようにしてもかまわない。
【0045】SELECTボタン117は、ビューモー
ドにおいて、セレクト画面を表示するためのボタンであ
る。セレクト画面は、再生および記録を所望する領域
を、全体画像を構成するフレームにより特定するための
画像である。
【0046】図4に、セレクト画面の一例を示す。図4
に示すように、セレクト画面は、閉じるボタン151、
画面表示部152、および閉じるボタン153から構成
される。閉じるボタン151および153は、このセレ
クト画面を閉じるときにクリックされるボタンである。
画面表示部152では、全体画像に対してフレームの区
切りを示す格子状の表示が重畳して示される。画面表示
部152において、例えば、所望の位置にあるフレーム
をポインタにより指示すると、そのフレームが選択され
ると共に、選択されたことを表示するために、指示され
たフレームの明るさ、解像度、コントラストなどが変化
する。
【0047】REC MODE選択メニュー118は、
記録モードを選択するためのプルダウンメニューであ
る。このプルダウンメニューには、記録する画像サイズ
と記録方法(RUNまたはSINGLE)とを組み合わ
せた記録モードが表示される。画像サイズは、(8×1
6)枚のフレームから構成される全体画像と、全体画像
の内の選択された(4×8)枚のフレームから構成され
る部分画像と、全体画像の内の選択された(2×4)枚
のフレームから構成される部分画像との何れかが可能と
されている。部分画像は、セレクト画面から選択された
位置のものである。記録方法のRUNは、所定周期(例
えば5秒周期)で発生する撮影画像を記録する方法であ
り、そのSINGLEは、1回のみ記録する方法であ
る。記録モードとしては、これらを組み合わせたものが
選択可能とされている。
【0048】Stage Config(Stage Configuration)ボタ
ン119は、ステージを動かす精度などを微調整するた
めのボタンである。メッセージ領域120は、コントロ
ール用のコンピュータとカメラユニットとの接続状況お
よびカメラユニットのステージのコントロール状況を表
示するための領域である。コントロール用のコンピュー
タとカメラユニットとが接続されている場合には、図3
に示すように、メッセージ領域に“IMAGE SER
VER CONNECT”が表示される。また、カメラ
ユニットのステージがコントロール可能な状況にある場
合には、メッセージ領域に“STAGE CONTRO
L ACTIVE”が表示される。
【0049】RECボタン121は、画像の記録を開始
するためのボタンであり、このボタンを押圧すると、R
ECモードメニューで選択されている記録モードに応じ
た記録が開始される。具体的には、RUN(8×1
6)、RUN(4×8)、RUN(2×4)、SELE
CT SINGLE RUN(8×16)、SELEC
TSINGLE RUN(4×8)、SELECT S
INGLE RUN(2×4)などのモードから選択さ
れたモードに応じた記録が開始される。
【0050】PLAYボタン122は、サーバ(メイン
メモリ30)に蓄積された画像データを再生するためボ
タンである。具体的には、このPLAYボタン122を
押圧すると、蓄積データ表示画面が表示される。この蓄
積データ表示画面には、蓄積されている画像データを識
別するための情報が表示される。この情報は、後述する
ディレクションファイルに記述されている情報に基づい
たものである。
【0051】図5に、記録データ表示画面の一例を示
す。図5に示すように、この記録データ表示画面には、
最小化ボタン161、最大化ボタン162、閉じるボタ
ン163、日付指定欄164、時間指定欄165、蓄積
データ表示欄166、最新蓄積データ表示欄167、O
Kボタン168、キャンセルボタン169、および蓄積
部変更チェックボタン170が表示される。
【0052】最小化ボタン161は、この蓄積データ表
示画面を、例えばアイコンに最小化するときにクリック
されるボタンである。最大化ボタン162は、この蓄積
データ表示画面を最大化させて、モニタの表示範囲の全
てを使用して表示するときにクリックされるボタンであ
る。閉じるボタン163は、この蓄積データ表示画面を
閉じるときにクリックされるボタンである。
【0053】日付指定欄164では、全体表示部に表示
させたい蓄積データの日付が指定される。例えば、日付
指定欄164の右端に設けられたボタン164aをクリ
ックすることによって、表示可能な蓄積データの日付が
プルダウンメニュー形式で表示され、表示された日付の
中から選択するようにしても良い。
【0054】時間指定欄165では、全体表示部に表示
させたい蓄積データの時間が指定される。例えば、時間
指定欄165の右端に設けられたボタン165aをクリ
ックすることによって、表示可能な蓄積データの時間が
プルダウンメニュー形式で表示され、表示された時間の
中から選択するようにしても良い。
【0055】蓄積データ表示欄166には、蓄積部の中
から日付指定欄164および時間指定欄165において
指定された日時の蓄積データが表示される。最新蓄積デ
ータ表示欄167には、蓄積部に蓄積されている蓄積デ
ータの中から最新の蓄積データが表示される。また、日
付指定欄164および時間指定欄165において指定さ
れた日時の中の蓄積データの中から最新となる蓄積デー
タを表示するようにしても良い。
【0056】OKボタン168は、所望の蓄積データの
指定がなされたときにクリックされるボタンである。キ
ャンセルボタン169は、この蓄積データ表示画面を閉
じるときにクリックするボタンである。蓄積部変更チェ
ックボタン170は、蓄積データの読み込み先を蓄積部
から、例えば着脱自在の半導体メモリに変更するときに
チェックを入力するチェックボタンである。
【0057】図3に戻って説明すると、STOPボタン
123は、記録または再生動作を停止するためのボタン
である。なお、STOPボタン123は、RECボタン
121あるいはPLAYボタン122の押圧により表示
されるようにしても良い。
【0058】Set Camera Center POS(Set Camera Cente
r POSITION)ボタン124は、現在カメラが向いている
方向を(8×16)の画像のセンターとして指定するた
めのボタンである。
【0059】HOMEボタン125は、カメラユニット
を制御し、カメラユニットのレンズの光軸をホームポジ
ションに向けるためのボタンである。ホームポジション
は、カメラが一番左側の位置を向いている位置である。
LIVE/VIEW POSITIONボタン126
は、カメラをパンあるいはチルトするためのボタンであ
る。
【0060】ZOOMボタン127Aおよび127B
は、選択画像表示部103に表示された選択画像の拡
大、縮小を行うためのボタンである。MAX VIEW
ボタン128は、選択画像を別画面例えば全体画像表示
部102により拡大表示するためのボタンである。
【0061】次に、図6を用いて、この発明の一実施形
態による全体画像の作成方法の一例について説明する。
図6に示すように、カメラユニット3は、パンチルタ部
4の雲台にカメラ部5が設置され、ホームポジションか
ら撮像方向が可変される。図6において、撮影された
(M×N)枚のフレームをカメラ側から見て、各行に対
して上から順に1,2,・・・、Mの番号を付し、各列
に対して左から順に1,2,・・・,Nの番号を付す。
ホームポジションが例えば(1,1)の座標のフレーム
を撮影する位置とされる。
【0062】(1,1)の座標位置のフレームを撮影す
ると、カメラユニット3が下側にチルトされ、(2,
1)の座標位置のフレームが撮影され、以下、順に
(3,1)・・・・,(M,1)の座標位置のフレーム
が撮影され、次に第2列の一番上の座標位置(1,2)
のフレームが撮影される。以下、各フレームを(M,
N)の座標位置のフレームまで撮影する。上述したよう
に、各フレームが他のフレームと16画素分の重複部分
を有する。撮影された各フレームがJPEGによる圧
縮、メインメモリ30への蓄積等の処理を受ける。
【0063】上述したように、各フレームが例えばXG
A(1024×768 画素)画の場合では、128枚のフレー
ムからなる画像は、重複部分を無視すると、(横方向が1
024×16=16,384画素で、縦方向が768×8=6,144画素)
の約1億画素の画像である。上述した全体画像表示部1
02には、この画像から形成された圧縮画像またはサム
ネイル画像が表示され、選択画像表示部103には、例
えば1フレームのXGA画像が表示される。したがっ
て、選択画像表示部103には、解像度が極めて高い画
像を表示することができ、全体画像では、不明瞭な画像
も選択画像では、明瞭な画像として表示できる。
【0064】図7に、75倍の望遠レンズがカメラユニ
ットに備えられている場合に、1フレームで撮影できる
範囲を示す。カメラユニットから100m離れた距離に
ある被写体を撮影する場合には、1フレームで、縦8.
7m×横1.17mの範囲を撮影することができる。例
えば、カメラ部の撮像素子として、XGAを用いた場合
には、被写体の縦0.87cm×横1.17cmの範囲
を約1画素で表することができる。
【0065】カメラユニットから200m離れた距離に
ある被写体を撮影する場合には、1フレームで、縦1.
74m×横2.34mの範囲を撮影することができる。
例えば、カメラ部の撮像素子として、XGAを用いた場
合には、被写体の縦1.74cm×横2.34cmの範
囲を1画素で表すことができる。
【0066】カメラユニットから500m離れた距離に
ある被写体を撮影する場合には、1フレームで、縦4.
36m×横5.84mの範囲を撮影することができる。
例えば、カメラ部の撮像素子として、XGAを用いた場
合には、被写体の縦4.36cm×横5.84cmの範
囲を1画素で表すことができる。
【0067】図8を参照して取得した画像データをアー
カイブ10、メインメモリ30等に保存する場合のデー
タ管理方法を説明する。上述したように、所定時間間隔
で、(M×N)枚のフレームの画像が撮影され、圧縮さ
れて蓄積される。図8Aに示すように、M行N列によっ
て各フレームの位置が規定される。例えば(1,1)の
位置アドレスは、右端の最も上のフレームを特定する。
各フレームは、この位置アドレスと記録時の時間情報と
をファイル名として有する。時間情報は、年月日時分秒
で構成される。したがって、各フレームのファイル名
は、(年月日時分秒,位置アドレス)である。
【0068】さらに、図8Bに示すように、(M×N)
枚のフレームで全体的な1枚の画像が形成されることに
対応して、ディレクションファイルが規定されている。
ディレクションファイルは、(1,1)の位置アドレス
を有するフレームのファイル名(すなわち、年月日時分
秒,位置アドレス)と同一のデータを持つことで、当該
(M×N)枚のフレームの集合を定義する。さらに、こ
のフレームの集合に対する位置情報およびメタデータを
ディレクションファイルが有する。位置情報およびメタ
データは、メタデータ生成部29で生成されたものであ
る。すなわち、緯度・経度、方位、高度等の位置情報
と、カメラ部のパラメータ(倍率、フォーカス値、アイ
リス値等)等のメタデータ情報とをディレクションファ
イルが有する。
【0069】次に、この発明の一実施形態による可動範
囲画像表示部101に可動範囲画像を取り込み、そし
て、表示する処理について説明する。最初に図9のフロ
ーチャートに示すように、コントローラCPU33の制
御によってメインメモリ30への画像の取り込み処理が
なされる。例えばカメラユニットを所定の場所に設置し
た時に、画像の取り込み処理がなされる。この処理を開
始するためには、設定メニュー画面(図示しない)を使
用して開始指示が入力される。初期設定時等の任意の時
間で可動範囲画像の取り込みを行うことができる。
【0070】まず、ステップS11において、原点から
撮影が開始される。原点は、可動範囲の一番端の位置ま
たは中央位置である。カメラユニット3に備えられたパ
ン部4aおよびチルト部4bが制御され、カメラユニッ
ト3のレンズの光軸が原点のフレーム(静止画像)を撮
影する方向に向けられる。原点で1枚のフレームが撮影
されると、所定のチルト角、撮影方向が可変され、次の
フレームが撮影される。このように、順次、フレームが
取得される。カメラの撮影方向は、パン方向およびチル
ト方向の両方で最大角度変化される。
【0071】ステップS12では、取得したフレームの
画像がJPEGエンコーダ/メタデータ付加部27によ
ってJPEGデータに変換され、また、ステップS13
において、メタデータ・位置情報が付加される。メタデ
ータは、メタデータ生成部29で生成された時刻情報、
緯度・経度情報等であり、位置情報は、フレームの位置
アドレスである。
【0072】次に、ステップS14において、メタデー
タおよび位置情報などが付加されたJPEGデータがメ
インメモリ30に記録される。カメラが最大可動範囲で
パン・チルトされ、最大可動範囲内で逐次多数のフレー
ムが取得される。そして、最大可動範囲内の全フレーム
を取得し、JPEGデータへ変換し、メタデータおよび
位置情報を付加してメインメモリ30に蓄積すること
で、画像の取り込み処理が終了する。なお、可動範囲画
像は、撮影方向を決める目安として使用されるので、原
画像を蓄積せずに、圧縮画像または間引きで得られたサ
ムネイルをメインメモリ30に蓄積しても良い。
【0073】次に、蓄積した画像をディスプレイ2の可
動範囲画像表示部101に表示する処理について、図1
0のフローチャートを参照して説明する。この処理は、
メインメモリ30、グラフィックコントローラ31、画
像圧縮部32等でなされる。最初にステップS21にお
いて、メインメモリ30から取得した画像を再生し、デ
ータ圧縮例えば間引きがなされる。この処理でサムネイ
ルに変換された可動範囲画像が生成される。次に、ステ
ップS22において、可動範囲画像表示部101に表示
するように、可動範囲画像の画像位置が合わせられ、ス
テップS23にて、サムネイル、すなわち、可動範囲画
像が表示される。
【0074】さらに、全体画像表示部102に全体画像
を表示する処理について、図11を参照して説明する。
この処理は、主としてグラフィックコントローラ31に
よってなされる。上述した可動範囲表示部101に表示
されている可動範囲画像中の任意の点またはエリアがポ
インタで指示されると、図11のフローチャートの制御
アルゴリズムが呼び出される。
【0075】まず、ステップS31において、可動範囲
画像中でポインタにより取り込み位置が指示されると、
全体画像の取り込み座標が確認される。例えば表示部1
01に表示されている線分101aおよび101bの位
置を移動させて、取り込み位置が指示される。勿論、マ
ウスによってカーソルを移動させて取り込み位置を指示
しても良い。次に、ステップS32において、全体画像
の取り込み開始位置を算出し、この算出結果に基づき、
カメラユニット3に備えられたパン部4aおよびチルト
部4bが制御され、カメラユニット3のレンズの光軸が
取り込み開始位置例えば(M×N)枚のフレームの集合
の中の所定位置のフレームに移動される。
【0076】次に、ステップS33において、撮像部2
4によって撮影された静止画像が最初のフレームとして
取り込まれる。次に、ステップS34において、静止画
像データがJPEGデータへ変換され、ステップS35
において、メタデータおよび位置情報が付加される。J
PEGへの変換およびメタデータの付加は、JPEGエ
ンコーダ/メタデータ付加部27によってなされる。
【0077】そして、ステップS36において、メタデ
ータおよび位置情報が付加された画像データがメインメ
モリ30に記録される。次のステップS37においてメ
インメモリ30から再生されたデータがグラフィックコ
ントローラ31の制御によって、ディスプレイ2の全体
画像表示部102の指定番地へ表示される。
【0078】次に、ステップS38において、次のフレ
ームの撮影位置までの移動距離が算出される。ステップ
S39において、ステップS38にて算出された移動距
離に基づき、パン部4aおよびチルト部4bが制御さ
れ、次のフレームの撮影開始位置まで撮影位置が移動さ
れる。
【0079】ステップS40において、既に取り込んだ
フレーム枚数が算出される。全体画像を構成する(M×
N)枚のフレームが取り込まれたか否かがステップS4
1で判定される。上述したように、(M×N)例えば
(8×16)枚のフレーム内で(2×4)(4×8)等
の所定の枚数のフレームを取り込むように設定されてい
る場合では、設定されている枚数が取り込まれたか否か
が判定される。
【0080】若し、ステップS41において、既に取り
込んだフレーム枚数が指定されたフレーム枚数に到達し
たと判断されると、ステップS42へ制御が移り、カメ
ラユニットのレンズの光軸が全体画像表示部102のセ
ンタ部に移動される。一方、ステップS41において、
取り込んだフレーム数が指定されたフレーム枚数に未だ
到達していないと判断されると、ステップS33へ制御
が戻り、次のフレームの取り込みがなされる。
【0081】なお、次のフレームを取り込むために、撮
影位置を動かすのに必要な処理(ステップS38、S3
9)は、ステップS41において、取り込んだフレーム
数が指定枚数に達していないと判定された場合にのみ行
うようにしても良い。
【0082】以上のようにして、可動範囲画像中の任意
の点またはエリアがポインタで指示されると、その指示
された位置を基準として(M×N)枚のフレームが取り
込まれ、全体画像が表示される。さらに、全体画像中の
指定した点またはエリアの画像を選択画像として選択画
像表示部103に表示することができる。選択画像の取
り込みとその表示の処理は、グラフィックコントローラ
31およびコントローラCPU33によって、図12の
フローチャートで示す流れでなされる。
【0083】ステップS51では、全体画像上の選択ポ
イントにカーソルを位置させ、マウスをクリックする。
ステップS52では、クリックポイントを位置座標へ変
換する。位置座標は、(M×N)枚のフレームで構成さ
れる撮影領域に対して規定されている。ステップS53
では、現在の撮影位置から指定された位置までの移動距
離が計算される。
【0084】ステップS54では、パン部4aおよびチ
ルト部4bが制御され、計算された移動距離だけ撮影位
置が移動される。そして、ステップS55では、その位
置でフレームが撮影され、ステップS56において、フ
レームデータがJPEGエンコーダ/メタデータ付加部
27へ転送される。そして、グラフィックコントローラ
31によって、取り込まれたフレームが選択画像として
表示部103に表示される。この選択画像は、例えばX
GAの画素数を有するもので、非圧縮のデータに基づく
ものである。したがって、選択画像は、全体画像に比し
て解像度が高く、鮮明な画像である。また、全体画像中
の1フレームの画像に比して、選択画像がより大きなサ
イズを有するので、選択画像表示部103に拡大した画
像を表示することができる。
【0085】この発明は、上述したこの発明の一実施形
態等に限定されるものでは無く、この発明の要旨を逸脱
しない範囲内で様々な変形や応用が可能である。例えば
上述した一実施形態は、最大可動範囲を180°の例で
あるが、360°等の他の数値であっても良い。また、
1枚に限らず複数の可動範囲画像を持つようにしても良
い。
【0086】
【発明の効果】この発明によれば、全体画像を取得する
場合、最大可動範囲にわたって撮像部を動かさなくて良
いので、全体画像を取得する周期が長くなることを防止
できる。また、この発明では、最大可動範囲にわたって
撮像部を動かした時の可動範囲画像を取得して表示する
ので、所望のエリアの画像を得ることができ、また、撮
影されている画像が暗い場合でも、容易に撮像する範囲
を設定することができ、操作性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態のモニタリングシステム
を概略的に示すブロック図である。
【図2】この発明の一実施形態のブロック図である。
【図3】この発明の一実施形態における画面表示の一例
を説明するための略線図である。
【図4】この発明の一実施形態におけるセレクト画面の
一例を説明するための略線図である。
【図5】この発明の一実施形態における再生時の蓄積デ
ータ表示画面の一例を説明するための略線図である。
【図6】この発明の一実施形態における撮影動作および
画像取得動作を説明するための略線図である。
【図7】この発明の一実施形態における被写体までの距
離と撮影範囲および解像度を説明するための略線図であ
る。
【図8】撮影された画像の管理方法を説明するための略
線図である。
【図9】この発明の一実施形態における可動範囲画像取
り込み処理の動作を説明するためのフローチャートであ
る。
【図10】この発明の一実施形態における可動範囲画像
の表示動作を説明するためのフローチャートである。
【図11】この発明の一実施形態における全体画像の取
り込み動作を説明するためのフローチャートである。
【図12】この発明の一実施形態における選択画像の取
り込み動作と表示動作を説明するためのフローチャート
である。
【符号の説明】
1・・・コンピュータ、2・・・ディスプレイ、3・・
・カメラユニット、4・・・パンチルタ部、5・・・カ
メラ部、21・・・コントローラバス、24・・・撮影
部、27・・・JPEGエンコーダ/メタデータ付加
部、30・・・メインメモリ、31・・・グラフィック
コントローラ、32・・・画像圧縮部、33・・・コン
トローラCPU、101・・・可動範囲画像表示部、1
02・・・全体画像表示部、103・・・選択画像表示
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 根津 大 東京都港区高輪4丁目10番18号 ソニーマ ーケティング株式会社内 (72)発明者 黒谷 武義 東京都品川区東五反田2丁目17番1号 ソ ニーイーエムシーエス株式会社内 (72)発明者 紅林 正昭 東京都品川区東五反田2丁目17番1号 ソ ニーイーエムシーエス株式会社内 Fターム(参考) 5C022 AA01 AA13 AB62 AC01 AC12 AC42 AC69 5C053 FA06 FA08 FA27 GB36 KA04 KA24 LA02 LA11 5C054 AA01 AA05 CC02 CF05 FA00 FE18 GA00 GB02 HA18

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像を撮影する撮像部と、 上記撮像部の撮像方向を可変する撮像方向可変部と、 画像データを蓄積する蓄積部と、 表示部と、 上記撮像方向可変部の最大可動範囲内の所定の可動範囲
    において、各撮像方向で撮像された複数枚の静止画像か
    らなる原画像または上記原画像を圧縮した圧縮画像を上
    記蓄積部に蓄積し、上記原画像または上記圧縮画像から
    生成されたパノラマ状の全体画像を上記表示部に表示す
    る制御部とを有し、 上記表示部に上記撮像方向を上記最大可動範囲、変化さ
    せて可動範囲画像を取得し、上記可動範囲画像を表示
    し、上記可動範囲画像内の所望の位置を指示することに
    よって、指示された位置の方向に上記撮像方向を制御
    し、上記指示された位置を基準として取り込まれた上記
    全体画像を上記表示部に表示するようにしたモニタリン
    グシステム。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 上記全体画像と上記可動範囲画像とを上記表示部の異な
    る領域に表示するモニタリングシステム。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 上記指示された位置を基準として取り込む静止画像の枚
    数を設定可能としたモニタリングシステム。
  4. 【請求項4】 撮像部の撮像方向を可変する撮像方向可
    変部の最大可動範囲内の所定の可動範囲において、各撮
    像方向で撮像された複数枚の静止画像からなる原画像ま
    たは上記原画像を圧縮した圧縮画像を蓄積し、上記原画
    像または上記圧縮画像から生成されたパノラマ状の全体
    画像を表示するモニタリング方法であって、 上記撮像方向を上記最大可動範囲、変化させて可動範囲
    画像を取得し、上記可動範囲画像を表示するステップ
    と、 上記可動範囲画像内の所望の位置を指示することによっ
    て、指示された位置の方向に上記撮像方向を制御し、上
    記指示された位置を基準として取り込まれた上記全体画
    像を表示するステップとからなるモニタリング方法。
  5. 【請求項5】 請求項1において、 上記全体画像と上記可動範囲画像とを表示部の異なる領
    域に表示するモニタリング方法。
  6. 【請求項6】 請求項1において、 上記指示された位置を基準として取り込む静止画像の枚
    数を設定可能としたモニタリング方法。
  7. 【請求項7】 撮像部の撮像方向を可変する撮像方向可
    変部の最大可動範囲内の所定の可動範囲において、各撮
    像方向で撮像された複数枚の静止画像からなる原画像ま
    たは上記原画像を圧縮した圧縮画像を蓄積し、上記原画
    像または上記圧縮画像から生成されたパノラマ状の全体
    画像を表示するモニタリング方法をコンピュータに実行
    させるためのプログラムであって、 上記撮像方向を上記最大可動範囲、変化させて可動範囲
    画像を取得し、上記可動範囲画像を表示するステップ
    と、 上記可動範囲画像内の所望の位置を指示することによっ
    て、指示された位置の方向に上記撮像方向を制御し、上
    記指示された位置を基準として取り込まれた上記全体画
    像を表示するステップとをコンピュータに実行させるた
    めのプログラム。
  8. 【請求項8】 撮像部の撮像方向を可変する撮像方向可
    変部の最大可動範囲内の所定の可動範囲において、各撮
    像方向で撮像された複数枚の静止画像からなる原画像ま
    たは上記原画像を圧縮した圧縮画像を蓄積し、上記原画
    像または上記圧縮画像から生成されたパノラマ状の全体
    画像を表示するモニタリング方法をコンピュータに実行
    させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取
    り可能な記録媒体であって、 上記撮像方向を上記最大可動範囲、変化させて可動範囲
    画像を取得し、上記可動範囲画像を表示するステップ
    と、 上記可動範囲画像内の所望の位置を指示することによっ
    て、指示された位置の方向に上記撮像方向を制御し、上
    記指示された位置を基準として取り込まれた上記全体画
    像を表示するステップとをコンピュータに実行させるた
    めのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な
    記録媒体。
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