JP2003324717A - モニタリングシステムおよび方法、並びにプログラムおよび記録媒体 - Google Patents

モニタリングシステムおよび方法、並びにプログラムおよび記録媒体

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JP2003324717A
JP2003324717A JP2002130762A JP2002130762A JP2003324717A JP 2003324717 A JP2003324717 A JP 2003324717A JP 2002130762 A JP2002130762 A JP 2002130762A JP 2002130762 A JP2002130762 A JP 2002130762A JP 2003324717 A JP2003324717 A JP 2003324717A
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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)
  • Studio Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 任意の点のみのフレームを撮影し、表示する
ことができ、また任意の点のみのフレームを過去に遡っ
て再生し、表示することもできる。 【解決手段】 セレクト画面の画面表示部152には、
全体画像表示部102の全体画像が表示され、フレーム
の大きさに区切られる。1つのフレームが指示される
と、画面表示部152の中で指示されたフレームの位置
が確認され、輝度値を変化させて表示させる。可動範囲
画像表示部101の中で指示されたフレームの取り込み
座標が確認され、セレクト画面が閉じられる。カメラユ
ニット3のレンズの光軸を移動させ、フレームが取り込
まれ、画像データとしてコンピュータ1に供給される。
供給された画像データがJPEGに変換され、メタデー
タ、位置情報などが付加された後、メインメモリ30に
記録される。所定の画像フォーマットに変換された画像
データが全体画像表示部102の指定番地に表示され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、監視カメラ等に
適用されるモニタリングシステムおよび方法、並びにプ
ログラムおよび記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、広範囲の状況を監視するモニタリ
ングシステムが使用されている。例えば海上監視、河川
監視、立ち入り監視区域のモニタリング、野生動物の行
動観察等にモニタリングシステムが使用される。広範囲
の画像を撮影する必要上、画素数が非常に多いビデオカ
メラを使用していた。そのために、システムの価格が高
くなり、コストの面で問題があった。これに対して、カ
メラの撮影範囲を順にずらせながら、静止画像を撮影
し、多数の静止画像を連結することで、モニタリングし
ようとする範囲の画像を生成することが提案されてい
る。この場合では、画像全体として、極めて高解像度の
画像を得ることができる。したがって、画像全体中の一
部分の拡大画像を得る場合に、拡大画像自体の解像度が
高く、鮮明な画像を得ることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなモニタリングシステムでは、例えば河川監視におい
て、モニタリングしようとする範囲の画像全体を監視す
ることはできるが、任意の点のみを監視することはでき
なかった。
【0004】例えば、増水により逐一変化する状況にな
ったときに、最も危険となる任意の点の位置のフレーム
(静止画像)を撮影し、表示させることはできなかっ
た。
【0005】また、最も危険となる任意の点の位置のフ
レームのみを過去に遡って再生し、表示させることはで
きなかった。
【0006】従って、この発明の目的は、モニタリング
しようとする範囲の画像全体を表示すると共に、任意の
点の位置のフレームのみを撮影し、表示することができ
るモニタリングシステムおよび方法、並びにプログラム
および記録媒体を提供することにある。
【0007】さらに、この発明の目的は、モニタリング
しようとする範囲の画像全体を表示すると共に、任意の
点の位置のフレームのみを過去に遡って再生し、表示す
ることができるモニタリングシステムおよび方法、並び
にプログラムおよび記録媒体を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述した課題を達成する
ために請求項1に記載の発明は、映像を撮影する撮像部
と、撮像部の撮像方向を可変する撮像方向可変部と、画
像データを蓄積する蓄積部と、画像表示部と、撮像方向
可変部の最大可動範囲内の所定の可動範囲において、各
撮像方向で撮像された複数枚の静止画像からなる原画像
または原画像を圧縮した圧縮画像を蓄積部に蓄積し、原
画像または圧縮画像から生成されたパノラマ状の全体画
像を画像表示部に表示する制御部とを有し、画像表示部
の任意の点を指示し、指示された任意の点の位置の静止
画像のみを撮像部で撮影し、撮影された静止画像を画像
表示部の所定の位置に表示するようにしたことを特徴と
するモニタリングシステムである。
【0009】請求項6に記載の発明は、映像を撮影する
撮像部と、撮像部の撮像方向を可変する撮像方向可変部
と、画像データを蓄積する蓄積部と、画像表示部と、撮
像方向可変部の最大可動範囲内の所定の可動範囲におい
て、各撮像方向で撮像された複数枚の静止画像からなる
原画像または原画像を圧縮した圧縮画像を蓄積部に蓄積
し、原画像または圧縮画像から生成されたパノラマ状の
全体画像を画像表示部に表示する制御部とを有し、画像
表示部の任意の点を指示し、蓄積部に蓄積された原画像
または圧縮画像の中から指示された任意の点の位置の静
止画像のみを読み出し、読み出された静止画像を画像表
示部の所定の位置に表示するようにしたことを特徴とす
るモニタリングシステムである。
【0010】請求項11に記載の発明は、撮像部の撮像
方向を可変する撮像方向可変部の最大可動範囲内の所定
の可動範囲において、各撮像方向で撮像された複数枚の
静止画像からなる原画像または原画像を圧縮した圧縮画
像を蓄積し、原画像または圧縮画像から生成されたパノ
ラマ状の全体画像を表示するモニタリング方法におい
て、パノラマ状の全体画像の任意の点を指示するステッ
プと、指示された任意の点の位置の静止画像のみを撮影
するステップと、撮影された静止画像をパノラマ状の全
体画像の所定の位置に表示するステップとからなること
を特徴とするモニタリング方法である。
【0011】請求項21に記載の発明は、撮像部の撮像
方向を可変する撮像方向可変部の最大可動範囲内の所定
の可動範囲において、各撮像方向で撮像された複数枚の
静止画像からなる原画像または原画像を圧縮した圧縮画
像を蓄積し、原画像または圧縮画像から生成されたパノ
ラマ状の全体画像を表示するモニタリング方法をコンピ
ュータに実行させるためのプログラムにおいて、パノラ
マ状の全体画像の任意の点を指示するステップと、指示
された任意の点の位置の静止画像のみを撮像部で撮影す
るステップと、撮影された静止画像をパノラマ状の全体
画像の所定の位置に表示するステップとをコンピュータ
に実行させることを特徴とするプログラムである。
【0012】請求項26に記載の発明は、撮像部の撮像
方向を可変する撮像方向可変部の最大可動範囲内の所定
の可動範囲において、各撮像方向で撮像された複数枚の
静止画像からなる原画像または原画像を圧縮した圧縮画
像を蓄積し、原画像または圧縮画像から生成されたパノ
ラマ状の全体画像を表示するモニタリング方法をコンピ
ュータに実行させるためのプログラムにおいて、パノラ
マ状の全体画像の任意の点を指示するステップと、蓄積
された原画像または圧縮画像の中から指示された任意の
点の位置の静止画像のみを読み出すステップと、読み出
された任意の点の位置の静止画像をパノラマ状の全体画
像の所定の位置に表示するステップとをコンピュータに
実行させることを特徴とするプログラムである。
【0013】請求項31に記載の発明は、撮像部の撮像
方向を可変する撮像方向可変部の最大可動範囲内の所定
の可動範囲において、各撮像方向で撮像された複数枚の
静止画像からなる原画像または原画像を圧縮した圧縮画
像を蓄積し、原画像または圧縮画像から生成されたパノ
ラマ状の全体画像を表示するモニタリング方法をコンピ
ュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピ
ュータ読み取り可能な記録媒体において、パノラマ状の
全体画像の任意の点を指示するステップと、選択された
任意の点の位置の静止画像のみを撮像部で撮影するステ
ップと、撮影された静止画像をパノラマ状の全体画像の
所定の位置に表示するステップとをコンピュータに実行
させるためのプログラムを記録したことを特徴とするコ
ンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
【0014】請求項36に記載の発明は、撮像部の撮像
方向を可変する撮像方向可変部の最大可動範囲内の所定
の可動範囲において、各撮像方向で撮像された複数枚の
静止画像からなる原画像または原画像を圧縮した圧縮画
像を蓄積し、原画像または圧縮画像から生成されたパノ
ラマ状の全体画像を表示するモニタリング方法をコンピ
ュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピ
ュータ読み取り可能な記録媒体において、パノラマ状の
全体画像の任意の点を指示するステップと、蓄積された
原画像または圧縮画像の中から指示された任意の点の位
置の静止画像のみを読み出すステップと、読み出された
静止画像をパノラマ状の全体画像の所定の位置に表示す
るステップとをコンピュータに実行させるためのプログ
ラムを記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り
可能な記録媒体である。
【0015】このように、撮像部の光軸を任意の点の位
置の静止画像の中心に向けることができるので、全体画
像を表示すると共に、任意の点の位置の静止画像を撮影
し、表示することができる。さらに、既に蓄積された記
録データの中から任意の点の位置の静止画像を再生する
ことができるので、画像全体を表示すると共に、任意の
点の位置の静止画像を、現在から過去へ遡って再生し、
表示することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施形態につ
いて図面を参照して説明する。図1は、この発明の一実
施形態の概略的な構成を示す。ディスプレイ2が接続さ
れているコンピュータ1は、カメラユニット3を制御す
る。図1の例は、1台のコンピュータ1が2台のカメラ
ユニット3を制御し、また、ディスプレイ2'が接続さ
れている他のコンピュータ1'が他のカメラユニット3'
を制御するシステムの例である。1台のコンピュータが
複数台のカメラユニット3を制御できる。
【0017】カメラユニット3は、パンチルタ部4とカ
メラ部5が一体的に構成されたものである。カメラユニ
ット3は、遠方の対象領域を撮影可能なように設置され
る。一例として、カメラ部5は、倍率が10倍、70倍
等の望遠レンズを有し、数十メートルから数キロメート
ル離れた場所を撮影可能とされている。
【0018】カメラ部5は、例えば外部からのトリガと
同期してシャッタをオンできるディジタルスチルカメラ
であり、その撮影素子例えばCCDは、VGA(Video
Graphics Array,640x480画素)、XGA(eXtended Gr
aphics Array,1024x768画素)、SXGA(Super eXte
nded Graphics Array,1280x1024画素)等の画素数を有
する。VGAの撮像素子の場合では、30fps(フレ
ーム/秒)のレートで画像データが出力され、XGAの
撮像素子の場合では、15fps(フレーム/秒)のレ
ートで画像データが出力され、SXGAの撮像素子の場
合では、7.5fps(フレーム/秒)のレートで画像
データが出力される。
【0019】映像データは、カメラユニット3からコン
ピュータ1に対してバス6を介して伝送される。バス6
は、映像データの伝送路とカメラユニット3の制御信号
とを伝送する。上述した構成は、コンピュータ1'とカ
メラユニット3'とに関しても同様である。
【0020】コンピュータ1、1'では、カメラユニッ
ト3、3'からの映像データをメモリに蓄積し、後述す
るように、操作用のGUI(Graphical User Interface)
を構成し、ユーザが所望の対象領域の画像をカメラユニ
ット3、3'で撮影できるように、カメラユニット3、
3'を制御できる。圧縮符号化例えばJPEG(Joint P
hotographic Experts Group) によって撮影画像が圧縮
される。
【0021】コンピュータ1および1'は、LAN(Loc
al Area Network)7で互いに接続されている。LAN
7に対してさらに他のコンピュータ8が接続されてい
る。参照符号9は、コンピュータ8のディスプレイであ
る。コンピュータ8は、LAN7を介してコンピュータ
1、1'からの画像データ等を受取り、アーカイブ10
に対して映像データを蓄積し、さらに、画像データの処
理を行う。例えば映像データを使用して顔認識、荷物認
識、環境認識、車認識等の処理がなされる。アーカイブ
10は、テープストリーマーのような大量のデータを蓄
積できるものである。
【0022】図2は、上述したモニタリングシステムに
おけるコンピュータ1とカメラユニット3の部分のより
詳細な構成を示す。図2の例では、参照符号21で示す
共通のコントローラバス21に対して、カメラユニット
3およびコンピュータの構成要素が接続されている。
【0023】パンチルタ部は、パン部4aとチルト部4
bからなる。パン部4aおよびチルト部4bは、それぞ
れ駆動源として例えばステッピングモータを有し、コン
トローラバス21を介してコントローラCPU(Centra
l Processing Unit)33から供給される制御信号に応
じてカメラ部5をパンまたはチルトさせる。パンチルタ
部上にカメラ部5が載置されている。ここで、パンは、
水平方向にカメラを回転させることを意味し、チルト
は、垂直方向にカメラを回転させることを意味する。一
例として、パン角の最大値が180°とされ、チルト角
の最大値が50°とされている。
【0024】後述するように、カメラ部5の最大移動範
囲内で、チルト角=±15°、パン角=±50°程度の
範囲でカメラ部5を移動させる。撮像中心を画角分移動
させる毎に、シャッターがオンされ、静止画像(以下、
適宜フレームと称する)が撮影される。縦方向でM(例
えば8枚)で、横方向でN(例えば16枚)の合計(M
×N=8×16=128枚)のフレームが順番に撮影さ
れ、これらを圧縮すると共に連結させて1枚の全体画像
を形成する。各フレームが例えばXGA(1024x768画
素)画像である。したがって、128枚のフレームは、
重複部分を無視すると、(横方向が1024×16=16,384画
素で、縦方向が768×8=6,144画素)の約1億画素の画
像を形成する。128枚のフレームを撮影するのに約5
秒かかる。重複部分は、例えば縦横のそれぞれで16画
素とされる。
【0025】カメラ部5は、ディジタルスチルカメラの
構成とされ、レンズ部22とフォーカス・ズーム・アイ
リス制御部23と撮像部24とからなる。フォーカス・
ズーム・アイリス制御部23は、コントローラバス21
を介してコントローラCPU33から供給される制御信
号によって制御される。撮像部24は、固体撮像素子例
えばCCDとカメラ信号処理回路とを含む。撮像部24
からのディジタル映像信号がIEEE(Institute of El
ectrical and Electronics Engineers) 1394のイン
ターフェース25を介してバッファメモリ26に書き込
まれる。
【0026】バッファメモリ26の出力データがJPE
Gエンコーダ/メタデータ付加部27に供給され、画像
データがJPEGデータに変換される。JPEGは、圧
縮方式の1つであって、他の圧縮方式を使用しても良い
し、圧縮しないでも良い。
【0027】カメラユニット3には、その位置を検出す
るためのGPS(Global Positioning System) 28が備
えられている。GPS28を備えることによって、カメ
ラの設置場所のデータを記録できると共に、カメラの向
きを検出し、複数のカメラの向きを連動して制御するこ
とが可能となる。GPS28は、コントローラバス21
を介してコントローラCPU33から供給される制御信
号によって制御される。
【0028】GPS28の出力信号がメタデータ生成部
29に供給され、GPS28の測位結果に基づいた位置
情報(緯度・経度、方位、高度等の情報)およびメタデ
ータ(時刻、カメラ部5のパラメータ(倍率、フォーカ
ス値、アイリス値等)等の情報)が生成される。位置情
報およびメタデータがJPEGエンコーダ/メタデータ
付加部27に供給され、JPEGデータに対して位置情
報およびメタデータが付加される。
【0029】メタデータおよび位置情報が付加されたJ
PEGデータがハードディスク等のメインメモリ30に
蓄積されると共に、グラフィックコントローラ31およ
び画像圧縮部32に供給される。この明細書では、メイ
ンメモリ30に対する蓄積を記録と呼び、メインメモリ
30からデータを読み出すことを再生と呼ぶことにす
る。また、メインメモリ30を介さないで現に撮影中の
画像を表示することをライブモードと称し、過去に記録
されたデータをメインメモリ30から再生して表示する
ことをビューモードと称する。
【0030】メインメモリ30は、サーバとしての機能
を有する。例えばXGAの画像をJPEGで圧縮した結
果、1枚のフレームのデータ量は、約100kバイトと
なり、128枚の画像で約12.5Mバイトのデータ量
である。メインメモリ30が80Gバイト程度の容量を
有していれば、1日分のJPEGデータを保存すること
が可能である。ビューモードにおいては、メインメモリ
30に限らず、アーカイブ等の蓄積装置に蓄積されてい
るより旧いデータを再生することを可能とされている。
【0031】メインメモリ30から読み出されたJPE
Gデータがグラフィックコントローラ31に供給され
る。画像圧縮部32は、JPEGエンコーダ/メタデー
タ付加部27からのJPEGデータ、またはメインメモ
リ30から読み出されたJPEGデータから圧縮画像ま
たはサムネイルを生成する。例えば縦方向および横方向
のそれぞれが間引かれることで、パノラマ状の全体画像
が形成される。また、後述する可動範囲画像を形成する
ための圧縮処理も、画像圧縮部32においてなされる。
上述したように、XGAの場合では、約1億画素のデー
タがJPEG圧縮と画像圧縮部32の処理によって、
(400×1000画素)のようなパノラマ状の全体画像が形
成される。可動範囲画像もサムネイルであるが、全体画
像よりもさらに粗い画像である。
【0032】グラフィックコントローラ31は、JPE
Gデータをビットマップデータへ変換し、ディスプレイ
2の画面上に所望の画像表示がなされるようなグラフィ
ックス処理を行う。すなわち、可動範囲画像表示、全体
画像表示、選択画像表示、ボタン等のGUI表示がディ
スプレイ2の画面上でなされる。表示の詳細について
は、後述する。
【0033】また、グラフィックコントローラ31は、
画像処理を行い、画像変化を検出する。画像変化は、リ
ファレンス画像に対して生じた変化である。例えばビュ
ーモードにおいて、以前に蓄積されたリファレンス画像
との比較がなされ、画像変化が検出される。リファレン
ス画像として、前日の所定時刻の画像を設定し、それ以
降に蓄積された画像とリファレンス画像との画素の差分
を検出し、画素の差分の絶対値が所定値以上の場合を変
化が生じたものと検出する。差分の検出としては、比較
しようとする画像とリファレンス画像との空間的同一位
置のフレーム毎に同一位置の画素の差分値を演算する方
法が使用できる。全画素に関する差分を検出するのに代
えて、代表画素または間引かれた画素に関して差分を演
算しても良い。また、所定の色を限定することによっ
て、所定の色の物体に着目した変化検出を行うことも可
能である。
【0034】変化が検出されると、ディスプレイ2上の
表示でアラーム例えば変化が検出されたフレームを他の
フレームと区別できる表示がなされる。具体的には、輝
度変化、色変化、ブリンク等の方法でアラームを表示で
きる。リファレンス画像は、蓄積されている画像の中
で、所定のものを任意に選択することが可能とされてい
る。
【0035】上述したように、コントローラバス21に
接続されたコントローラCPU33は、カメラ部5のレ
ンズ制御(例えば、フォーカス等)、露出制御(例え
ば、絞り、ゲイン、電子シャッタースピード等)、白バ
ランス制御、画質制御等を行うと共に、パン部4aおよ
びチルト部4bを制御する。
【0036】参照符号34は、I/Oポートである。I
/Oポート34に対しては、キーボード35およびマウ
ス36が接続され、また、I/Oポート34に対して
は、メモリカード37および時計38が接続されてい
る。メモリカード37に対して、メインメモリ30に蓄
積されている位置情報およびメタデータが付加されたJ
PEGデータを書き込むことができる。また、時計38
から時刻データが得られる。
【0037】なお、図2では、コントローラバス21に
対して各構成要素が接続されているが、カメラユニット
3とコンピュータ1とを離れた場所に設置し、両者をI
EEE1394、USB等で接続するようにしても良
い。この場合、物理的伝送路としては、光ファイバが使
用される。光ファイバを使用すれば、数百メートルから
数キロメートル程度カメラユニット3と制御用のコンピ
ュータ1とを離して配置できる。さらに、両者を無線L
ANで接続しても良い。
【0038】図3に、この発明の一実施形態によるGU
Iの画面例を示す。以下、この図3を参照しながら、こ
の発明の一実施形態によるGUIの画面に備えられた表
示部、操作ボタンおよび表示領域などについて説明す
る。1画面には、可動範囲画像表示部101、全体画像
表示部102および選択画像表示部103が配置されて
いる。
【0039】可動範囲画像表示部101には、可動範囲
画像が表示される。可動範囲画像とは、カメラユニット
3が撮影可能な最大範囲を示す画像であり、複数枚のフ
レームにより構成される。上述したように、パン角の最
大値が180°とされ、チルト角の最大値が50°とさ
れており、この最大可動範囲で撮影された複数フレーム
から可動範囲画像が生成される。例えばカメラユニット
3を設置し、撮影開始時において、カメラ部5の光軸を
最大可動範囲にわたって動かし、その結果得られる複数
フレームで構成される画像に関して縦および横方向に画
素を間引いたサムネイルが可動範囲画像として使用され
る。
【0040】この可動範囲画像表示部101には、カメ
ラユニット3のレンズの光軸が現在向いている位置(Ca
mera live position)が線分101a、線分101bと
の交点により示される。この線分101a、101bを
動かすことで、可動範囲画像内の所望の位置を指示で
き、指示された位置の方向に撮像方向を制御することが
できる。そして、指示された位置の方向をセンタまたは
ホームポジションとして、所定の可動範囲において、
(M×N)枚のフレーム(静止画像)が撮影され、蓄積
され、または表示される。線分101a、101bに限
らず、可動範囲画像表示部101に表示された表示画面
上の任意の位置をポインタ、例えばマウス36により指
示すると、この指示に対応した位置にカメラユニット3
のレンズの光軸が向くように、カメラユニット3を制御
しても良い。
【0041】また、全体画像表示部102には、パノラ
マ状の全体画像が表示される。全体画像は、撮影された
原画像に対応するJPEGデータを画像圧縮部32によ
って圧縮した画像である。表示されている全体画像を見
ることで、モニタリングを行うことができる。さらに、
前述したように、画像変化が検出されると、全体画像表
示部102に表示されている全体画像中で変化が検出さ
れたフレームが他のフレームと異なる表示とされるアラ
ームが発生する。
【0042】選択画像表示部103には、選択画像が表
示される。選択画像は、全体画像の一部を拡大した画像
である。圧縮されていない1フレームの原画像を表示す
ることで拡大することができる。さらに、ディジタル信
号処理によって画像を拡大することもできる。
【0043】EXITボタン104は、モニタリングシ
ステムの電源を遮断するためのボタンである。Camera s
ystem OFFボタン105は、カメラユニット3の電源
を遮断するためのボタンである。
【0044】VIEW MODEボタン106は、モニ
タリングシステムのモードをビューモードに切り替える
ためのボタンである。ビューモードとは、メインメモリ
30または他のサーバに蓄積された画像データに基づ
き、全体画像および部分画像を表示するモードである。
【0045】LIVE MODEボタン107は、モニ
タリングシステムのモードをライブモードに切り替える
ためのボタンである。ライブモードとは、カメラユニッ
ト3が現在撮影しているフレームに基づき、全体画像お
よび部分画像を表示するモードである。
【0046】Compas表示領域108は、カメラの
レンズの光軸が向いている方向を示すコンパスを表示す
るための領域である。GPS Data表示領域109
は、カメラユニット3が設置されている場所の緯度、軽
度および高度と、撮影の日時とを表示すための領域であ
る。なお、この領域108および109に表示されるデ
ータは、カメラユニット3に備えられたGPS28にお
いて測位されたデータである。
【0047】View offsetボタン110は、
選択されたフレームの位置を調整するためのボタンであ
る。View offsetボタン110は、それぞ
れ、全体画像表示部102に表示されている全体画像中
でポインタにより選択された1枚のフレームを、上方
向、下方向、左方向、右方向に移動させるためのもので
ある。全体画像を構成する複数のフレームは、隣り合う
フレームと所定画素数、例えば16画素重複して連結さ
れている。この重複部分の範囲内でフレームを移動させ
ることによって、隣り合うフレームとの整合性を取るこ
とができ、連結状態をなめらかなものとできる。
【0048】モード表示領域129は、モード情報、ア
ラーム情報およびエラー情報などを表示するための領域
である。モード情報は、ユーザにモニタリングシステム
のモードを知らせるための情報であり、具体的には、ラ
イブモードおよびビューモードなどの情報である。アラ
ーム情報は、ユーザに警告を促すための情報であり、例
えば、上述したView offsetボタン110に
よりフレームを移動できる限界に達した時に表示され
る。エラー情報は、ユーザにモニタリングシステムにお
いて発生しているエラーを知らせるための情報である。
【0049】Camera Contorol部111
は、ZOOMボタン112、FOCUSボタン113、
IRISボタン114、Camera Configurationボタン1
15およびWhite Balanceボタン116を
備える。ZOOMボタン112は、カメラユニット3の
ズームを調整するためのボタンである。FOCUSボタ
ン113は、カメラユニット3のフォーカスを調整する
ためのボタンである。IRISボタン114は、カメラ
ユニット3のアイリス調整をするためのボタンである。
Camera Configurationボタン115は、カメラユニット
3のγ特性、シャッタースピード、ゲイン特性などの調
整をするためのボタンである。White Balan
ceボタン116は、カメラユニット3の白バランスを
調整するためのボタンである。なお、このモニタリング
システムがビューモードとされている場合には、Cam
era Contorol部111の表示が省略される
ようにしてもかまわない。
【0050】SELECTボタン117は、ビューモー
ドにおいて、セレクト画面を表示するためのボタンであ
る。セレクト画面は、再生および記録を所望する領域
を、全体画像を構成するフレームにより特定するための
画像である。
【0051】図4に、セレクト画面の一例を示す。図4
に示すように、セレクト画面は、閉じるボタン151、
画面表示部152、および閉じるボタン153から構成
される。閉じるボタン151および153は、このセレ
クト画面を閉じるときにクリックされるボタンである。
画面表示部152では、全体画像表示部102に表示さ
れている全体画像が表示され、例えば取り込まれるフレ
ームの区切りが示される。また、全体画像表示部102
に表示されている全体画像が取り込まれるフレーム単位
に分割されて、画像表示部152に表示されるようにし
ても良いし、全体画像に格子状の表示が重畳するように
しても良い。画面表示部152において、例えば、所望
の画像を表示している任意の点をポインタにより指示す
ると、その任意の点の位置のフレームが選択されると共
に、選択されたことを表示するために、指示されたフレ
ームの明るさ、解像度、コントラストなどが変化する。
【0052】REC MODE選択メニュー118は、
記録モードを選択するためのプルダウンメニューであ
る。このプルダウンメニューには、記録する画像サイズ
と記録方法(RUNまたはSINGLE)とを組み合わ
せた記録モードが表示される。画像サイズは、(8×1
6)枚のフレームから構成される全体画像と、全体画像
の内の選択された(4×8)枚のフレームから構成され
る部分画像と、全体画像の内の選択された(2×4)枚
のフレームから構成される部分画像との何れかが可能と
されている。部分画像は、セレクト画面から選択された
位置のものである。記録方法のRUNは、所定周期(例
えば5秒周期)で発生する撮影画像を記録する方法であ
り、そのSINGLEは、1回のみ記録する方法であ
る。記録モードとしては、これらを組み合わせたものが
選択可能とされている。
【0053】Stage Config(Stage Configuration)ボタ
ン119は、ステージを動かす精度などを微調整するた
めのボタンである。メッセージ領域120は、コントロ
ール用のコンピュータ1とカメラユニット3との接続状
況およびカメラユニット3のステージのコントロール状
況を表示するための領域である。コントロール用のコン
ピュータ1とカメラユニット3とが接続されている場合
には、図3に示すように、メッセージ領域に「IMAG
E SERVER CONNECT」が表示される。ま
た、カメラユニット3のステージがコントロール可能な
状況にある場合には、メッセージ領域に「STAGE
CONTROL ACTIVE」が表示される。
【0054】RECボタン121は、画像の記録を開始
するためのボタンであり、このボタンがポインタにより
指示されると、RECモードメニューで選択されている
記録モードに応じた記録が開始される。具体的には、R
UN(8×16)、RUN(4×8)、RUN(2×
4)、SELECT SINGLE RUN(8×1
6)、SELECT SINGLE RUN(4×
8)、SELECT SINGLE RUN(2×4)
などのモードから選択されたモードに応じた記録が開始
される。
【0055】PLAYボタン122は、サーバ(メイン
メモリ30)に蓄積された画像データを再生するためボ
タンである。具体的には、このPLAYボタン122が
ポインタにより指示されると、記録データ表示画面が表
示される。この記録データ表示画面には、蓄積されてい
る画像データを識別するための情報が表示される。この
情報は、後述するディレクションファイルに記述されて
いる情報に基づいたものである。
【0056】図5に、記録データ表示画面の一例を示
す。図5に示すように、この記録データ表示画面には、
最小化ボタン161、最大化ボタン162、閉じるボタ
ン163、日付指定欄164、時間指定欄165、記録
データ表示欄166、最新記録データ表示欄167、O
Kボタン168、キャンセルボタン169、および蓄積
部変更チェックボタン170が表示される。
【0057】最小化ボタン161は、この記録データ表
示画面を、例えばアイコンに最小化するときにクリック
されるボタンである。最大化ボタン162は、この記録
データ表示画面を最大化させて、モニタの表示範囲の全
てを使用して表示するときにクリックされるボタンであ
る。閉じるボタン163は、この記録データ表示画面を
閉じるときにクリックされるボタンである。
【0058】日付指定欄164では、全体表示部に表示
させたい記録データの日付が指定される。例えば、日付
指定欄164の右端に設けられたボタン164aをクリ
ックすることによって、表示可能な記録データの日付が
プルダウンメニュー形式で表示され、表示された日付の
中から選択するようにしても良い。
【0059】時間指定欄165では、全体表示部に表示
させたい記録データの時間が指定される。例えば、時間
指定欄165の右端に設けられたボタン165aをクリ
ックすることによって、表示可能な記録データの時間が
プルダウンメニュー形式で表示され、表示された時間の
中から選択するようにしても良い。
【0060】記録データ表示欄166には、蓄積装置の
中から日付指定欄164および時間指定欄165におい
て指定された日時の記録データが表示される。最新記録
データ表示欄167には、蓄積装置に蓄積されている記
録データの中から最新の記録データが表示される。ま
た、日付指定欄164および時間指定欄165において
指定された日時の中の記録データの中から最新となる記
録データを表示するようにしても良い。
【0061】OKボタン168は、所望の記録データの
指定がなされたときにクリックされるボタンである。キ
ャンセルボタン169は、この記録データ表示画面を閉
じるときにクリックするボタンである。蓄積部変更チェ
ックボタン170は、記録データの読み込み先を蓄積装
置から、例えば着脱自在の半導体メモリカードに変更す
るときにチェックを入力するチェックボタンである。
【0062】図3に戻って説明すると、STOPボタン
123は、記録または再生動作を停止するためのボタン
である。なお、STOPボタン123は、RECボタン
121あるいはPLAYボタン122がポインタにより
指示されることにより表示されるようにしても良い。
【0063】Set Camera Center POS(Set Camera Cente
r POSITION)ボタン124は、現在カメラが向いている
方向を(8×16)の画像のセンタとして指定するため
のボタンである。
【0064】HOMEボタン125は、カメラユニット
3を制御し、カメラユニット3のレンズの光軸をホーム
ポジションに向けるためのボタンである。ホームポジシ
ョンは、カメラが一番左側の位置を向いている位置であ
る。LIVE/VIEW POSITIONボタン12
6は、カメラをパンあるいはチルトするためのボタンで
ある。
【0065】ZOOMボタン127Aおよび127B
は、選択画像表示部103に表示された選択画像の拡
大、縮小を行うためのボタンである。MAX VIEW
ボタン128は、選択画像を別画面例えば全体画像表示
部102により拡大表示するためのボタンである。
【0066】次に、図6を用いて、この発明の一実施形
態による全体画像の作成方法の一例について説明する。
図6に示すように、カメラユニット3は、パンチルタ部
4の雲台にカメラ部5が設置され、ホームポジションか
ら撮像方向が可変される。図6において、撮影された
(M×N)枚のフレームをカメラ側から見て、各行に対
して上から順に1、2、・・・、Mの番号を付し、各列
に対して左から順に1、2、・・・、Nの番号を付す。
ホームポジションが例えば(1,1)の座標のフレーム
を撮影する位置とされる。
【0067】(1,1)の座標位置のフレームを撮影す
ると、カメラユニット3が下側にチルトされ、(2,
1)の座標位置のフレームが撮影され、以下、順に
(3,1)・・・・、(M,1)の座標位置のフレーム
が撮影され、次に第2列の一番上の座標位置(1,2)
のフレームが撮影される。以下、各フレームを(M,
N)の座標位置のフレームまで撮影する。上述したよう
に、各フレームが他のフレームと16画素分の重複部分
を有する。撮影された各フレームがJPEGによる圧
縮、メインメモリ30への蓄積等の処理を受ける。
【0068】上述したように、各フレームが例えばXG
A(1024×768画素)画の場合では、128枚のフレー
ムからなる画像は、重複部分を無視すると、(横方向が1
024×16=16,384画素で、縦方向が768×8=6,144画素)
の約1億画素の画像である。上述した全体画像表示部1
02には、この画像から形成された圧縮画像またはサム
ネイル画像が表示され、選択画像表示部103には、例
えば1フレームのXGA画像が表示される。したがっ
て、選択画像表示部103には、解像度が極めて高い画
像を表示することができ、全体画像では、不明瞭な画像
も選択画像では、明瞭な画像として表示できる。
【0069】図7に、75倍の望遠レンズがカメラユニ
ット3に備えられている場合に、1フレームで撮影でき
る範囲を示す。カメラユニット3から100m離れた距
離にある被写体を撮影する場合には、1フレームで、縦
8.7m×横1.17mの範囲を撮影することができ
る。例えば、カメラ部5の撮像素子として、XGAを用
いた場合には、被写体の縦0.87cm×横1.17c
mの範囲を約1画素で表すことができる。
【0070】カメラユニット3から200m離れた距離
にある被写体を撮影する場合には、1フレームで、縦
1.74m×横2.34mの範囲を撮影することができ
る。例えば、カメラ部5の撮像素子として、XGAを用
いた場合には、被写体の縦1.74cm×横2.34c
mの範囲を1画素で表すことができる。
【0071】カメラユニット3から500m離れた距離
にある被写体を撮影する場合には、1フレームで、縦
4.36m×横5.84mの範囲を撮影することができ
る。例えば、カメラ部5の撮像素子として、XGAを用
いた場合には、被写体の縦4.36cm×横5.84c
mの範囲を1画素で表すことができる。
【0072】図8を参照して取得した画像データをアー
カイブ10、メインメモリ30等に保存する場合のデー
タ管理方法を説明する。上述したように、所定時間間隔
で、(M×N)枚のフレームの画像が撮影され、圧縮さ
れて蓄積される。図8Aに示すように、M行N列によっ
て各フレームの位置が規定される。例えば(1,1)の
位置アドレスは、右端の最も上のフレームを特定する。
各フレームは、この位置アドレスと記録時の時間情報と
をファイル名として有する。時間情報は、年月日時分秒
で構成される。したがって、各フレームのファイル名
は、(年月日時分秒、位置アドレス)である。
【0073】さらに、図8Bに示すように、(M×N)
枚のフレームで全体的な1枚の画像が形成されることに
対応して、ディレクションファイルが規定されている。
ディレクションファイルは、(1,1)の位置アドレス
を有するフレームのファイル名(すなわち、年月日時分
秒、位置アドレス)と同一のデータを持つことで、当該
(M×N)枚のフレームの集合を定義する。さらに、こ
のフレームの集合に対する位置情報およびメタデータを
ディレクションファイルが有する。位置情報およびメタ
データは、メタデータ生成部29で生成されたものであ
る。すなわち、緯度・経度、方位、高度等の位置情報
と、カメラ部5のパラメータ(倍率、フォーカス値、ア
イリス値等)等のメタデータ情報とをディレクションフ
ァイルが有する。
【0074】図9は、この発明の一実施形態による全体
画像表示部102の全体画像のフレーム取り込みの動作
を説明するためのフローチャートである。LIVE M
ODEボタン107がポインタにより指示され、REC
ボタン121がポインタにより指示されると、このフロ
ーチャートの制御アルゴリズムが呼び出される。
【0075】まず、ステップS101において、可動範
囲画像表示部101に表示される可動範囲画像にてポイ
ンタにより取り込み位置が指示されると、全体画像が可
動範囲画像のどの位置の画像となるのかを判断し、全体
画像の取り込み座標が確認される。
【0076】次に、ステップS102において、全体画
像の取り込み開始位置が算出され、この算出結果に基づ
き、カメラユニット3に備えられたパン部4aおよびチ
ルト部4bが制御され、カメラユニット3のレンズの光
軸を取り込み開始位置に移動させる。ここで、取り込み
開始位置とは、一番はじめに取り込まれるフレームの中
心の位置である。
【0077】次に、ステップS103において、カメラ
ユニット3、具体的にはレンズ部22、フォーカス・ズ
ーム・アイリス制御部23、および撮像部24などが制
御され、フレームが取り込まれ、画像データとしてコン
ピュータ1に供給される。
【0078】次に、ステップS104において、カメラ
ユニット3から供給された画像データが所定の画像フォ
ーマット、例えばJPEGに変換される。
【0079】次に、ステップS105において、所定の
画像フォーマットに変換された画像データにメタデータ
および位置情報などが付加される。
【0080】次に、ステップS106において、メタデ
ータおよび位置情報などが付加された画像データがメイ
ンメモリ30に蓄積される。
【0081】次に、ステップS107において、所定の
画像フォーマットに変換された画像データが全体画像表
示部の指定番地、例えば(0,0)に表示される。
【0082】次に、ステップS108において、次画像
データまでのカメラユニット3のレンズの光軸の移動距
離が算出される。
【0083】次に、ステップS109において、ステッ
プS108にて算出された移動距離に基づき、パン部4
aおよびチルト部4bが制御され、カメラユニット3の
レンズの光軸を次のフレームの中心に向かせる。
【0084】次に、ステップS110において、取り込
んだフレーム枚数が算出される。例えば、フレームを取
り込む度にカウンタでインクリメントするようにして、
その枚数を計数するようにしても良い。
【0085】次に、ステップS111において、算出さ
れた取り込んだフレーム枚数が指定されたフレーム枚数
に到達したか否かが判断される。指定されたフレーム枚
数に到達したと判断されると、ステップS112へ制御
が移り、指定されたフレーム枚数に未だ到達していない
と判断されると、ステップS103へ制御が戻る。な
お、指定されたフレーム枚数は、REC MODE選択
メニュー118にて選択されたモードに応じて、予め算
出される。具体的には、RUN(8x16)モードが選
択されている場合には、フレーム数は128であり、R
UN(4x8)モードが選択されている場合には、フレ
ーム数は32であり、RUN(2x4)モードが選択さ
れている場合には、フレーム数は8である。
【0086】次に、ステップS112において、現在の
カメラユニット3のレンズの光軸の位置から全体画像表
示部102の取り込み開始位置までの距離が算出され
る。
【0087】次に、ステップS113において、ステッ
プS112にて算出された距離に基づき、パン部4aお
よびチルト部4bが制御され、カメラユニット3のレン
ズの光軸を取り込み開始位置となるフレームの中心に向
かせる。
【0088】次に、ステップS114において、全体画
像表示部102の更新回数が予め指定されている更新回
数に到達したか否かが判断される。具体的には、REC
MODE選択メニュー118において、セレクトモー
ドが選択されか、ランモードが選択されたかが判断され
る。従って、REC MODE選択メニュー118にお
いて、セレクトモードが選択されていると判断される
と、ステップS115へ制御が移り、ランモードが選択
されていると判断されると、ステップS117へ制御が
移る。
【0089】すなわち、REC MODE選択メニュー
118において、セレクトモードが選択されている場
合、更新回数は「1」とされているため、全体画像表示
部102に表示されている全てのフレームを1回だけ取
り込み、蓄積し、表示するので、再度取り込み、蓄積
し、表示する処理は行わない。これに対して、REC
MODE選択メニュー118において、ランモードが選
択されている場合、更新回数は「無限」とされているた
め、取り込みが終了とされるまで、すなわちSTOPボ
タン123が押されるまで、何度も取り込み、蓄積し、
表示する処理が繰り返される。
【0090】次に、ステップS115において、全体画
像表示部102の取り込み開始位置から全体画像表示部
102のセンタ部までの距離が算出され、この算出結果
に基づき、カメラユニット3に備えられたパン部4aお
よびチルト部4bが制御され、カメラユニット3のレン
ズの光軸を全体画像表示部102のセンタ部に移動させ
る。ここで、全体画像のセンタ部とは、例えば8枚×1
6枚のフレームの中心の位置である。
【0091】次に、ステップS116において、パン部
4aおよびチルト部4bの、例えばステッピングモータ
の動作が停止される。そして、このフローチャートの制
御アルゴリズムが終了する。
【0092】次に、ステップS117において、取り込
み終了が指示されたか否かが判断される。具体的には、
STOPボタン123がポインタにより指示されたか否
かが判断される。STOPボタン123がポインタによ
り指示されたと判断すると、ステップS115へ制御が
移り、STOPボタン123が未だポインタにより指示
されていないと判断すると、ステップS103へ制御が
戻る。
【0093】図10に、この発明の一実施形態による蓄
積された記録データを再生する動作を説明するためのフ
ローチャートである。VIEW MODEボタン106
がポインタにより指示され、PLAYボタン122がポ
インタにより指示されると、このフローチャートの制御
アルゴリズムが呼び出される。
【0094】まず、ステップS201において、PLA
Yボタン122がポインタにより指示されると、例えば
ポップアップウィンドウ形式で上述した図5に示す記録
データ表示画面が表示される。
【0095】次に、ステップS202において、日付指
定欄164で日付が指定され、且つ時間指定欄165で
時間が指定されたか否かが判断される。日付指定欄16
4で日付が指定され、且つ時間指定欄165で時間が指
定されたと判断されると、ステップS203へ制御が移
り、日付指定欄164で日付の指定、および時間指定欄
165で時間の指定の両方の指定または何れか一方の指
定が未だなされていないと判断されると、日付指定欄1
64で日付が指定され、且つ時間指定欄165で時間が
指定されるまで、このステップS202の制御が繰り返
される。
【0096】次に、ステップS203において、指定さ
れた日時の記録データから可動範囲画像表示部101お
よび/または全体画像表示部102に可動範囲画像およ
び/または全体表示画像が表示される。そして、このフ
ローチャートの制御アルゴリズムが終了する。
【0097】なお、連続して現在から過去へ遡って再生
する場合、VIEW MODEボタン106がポインタ
により指示され、REC MODE選択メニュー118
において、ランモードが選択され、PLAYボタン12
2がポインタにより指示されることによって、その後の
ステップにおいて、再生を開始する日時の指定と、終了
する日時の指定とが行われ、指定された開始日時から終
了日時まで再生することも可能である。また、過去から
現在へ至って再生することも可能である。
【0098】図11に、この発明の一実施形態による指
示される任意の位置の1つのフレームのみを取り込む動
作を説明するためのフローチャートである。LIVE
MODEボタン107がポインタにより指示され、全体
画像表示部102の任意の位置がポインタにより指示さ
れると、このフローチャートの制御アルゴリズムが呼び
出される。
【0099】まず、ステップS301において、SEL
ECTボタン117がポインタにより指示されると、例
えばポップアップウィンドウ形式で上述した図4に示す
セレクト画面が表示される。
【0100】次に、ステップS302において、全体画
像表示部102に表示されている全体画像がセレクト画
面の画面表示部152に表示され、画面表示部152に
表示された画像は、例えば取り込まれるフレームの区切
りが示される。また、全体画像表示部102に表示され
ている全体画像が取り込まれるフレーム単位に分割され
て、画像表示部152に表示されるようにしても良い
し、全体画像に格子状の表示が重畳するようにしても良
い。
【0101】次に、ステップS303において、画面表
示部152の中からポインタにより所望のフレームが1
つ指示される。
【0102】次に、ステップS304において、画面表
示部152にてポインタにより1つのフレームが選択さ
れると、この選択されたフレームが画面表示部152の
中のどの位置のフレームとなるのかを判断し、選択され
たフレームの位置が確認される。
【0103】次に、ステップS305において、選択さ
れたフレームであることを認識しやすいように選択され
たフレームは、画面表示部152の中で、例えば輝度値
を変化させて、表示させる。なお、選択されている画面
であることが認識できれば、どのような手段であっても
良く、例えば選択された画面の色差信号を変化させるよ
うにしても良いし、選択された画面のRGBの何れかの
信号または全ての信号を変化させるようにしても良い
し、選択された画像の枠の色を変えるようにしても良い
し、選択された画像の枠を点滅させるようにしても良
い。
【0104】次に、ステップS306において、表示が
切り替えられたフレームが可動範囲画像表示部101の
どの位置のフレームとなるのかを判断し、選択されたフ
レームの取り込み座標が確認される。
【0105】次に、ステップS307において、クロー
ズボタン151または153がポインタにより指示さ
れ、セレクト画面が閉じられる。
【0106】次に、ステップS308において、選択さ
れたフレームの中心の位置へパン部4aおよびチルト部
4bが制御され、カメラユニット3のレンズの光軸を移
動させる。
【0107】次に、ステップS309において、カメラ
ユニット3、具体的にはレンズ部22、フォーカス・ズ
ーム・アイリス制御部23、および撮像部24などが制
御され、フレームが取り込まれ、画像データとしてコン
ピュータ1に供給される。
【0108】次に、ステップS310において、カメラ
ユニット3から供給された画像データが所定の画像フォ
ーマット、例えばJPEGに変換される。
【0109】次に、ステップS311において、所定の
画像フォーマットに変換された画像データにメタデータ
および位置情報などが付加される。
【0110】次に、ステップS312において、メタデ
ータおよび位置情報などが付加された画像データがメイ
ンメモリ30に蓄積される。
【0111】次に、ステップS313において、所定の
画像フォーマットに変換された画像データが全体画像表
示部102の指定番地に表示される。
【0112】次に、ステップS314において、選択さ
れた1つのフレームの更新回数が予め指定されている更
新回数に到達したか否かが判断される。具体的には、R
ECMODE選択メニュー118において、セレクトモ
ードが選択されか、ランモードが選択されたかが判断さ
れる。従って、REC MODE選択メニュー118に
おいて、セレクトモードが選択されていると判断される
と、ステップS315へ制御が移り、ランモードが選択
されていると判断されると、ステップS317へ制御が
移る。
【0113】すなわち、REC MODE選択メニュー
118において、セレクトモードが選択されている場
合、更新回数は「1」とされているため、選択された1
つのフレームを1回だけ取り込み、蓄積し、表示するの
で、再度取り込み、蓄積し、表示する処理は行わない。
これに対して、REC MODE選択メニュー118に
おいて、ランモードが選択されている場合、更新回数は
「無限」とされているため、取り込みが終了とされるま
で、すなわちSTOPボタン123が押されるまで、何
度も取り込み、蓄積し、表示する処理が繰り返される。
【0114】次に、ステップS315において、選択さ
れた1つのフレームの取り込み位置から全体画像表示部
102のセンタ部までの距離が算出され、この算出結果
に基づき、カメラユニット3に備えられたパン部4aお
よびチルト部4bが制御され、カメラユニット3のレン
ズの光軸を全体画像表示部102のセンタ部に移動させ
る。ここで、全体画像表示部102のセンタ部とは、例
えば8枚×16枚のフレームの中心の位置である。
【0115】次に、ステップS316において、パン部
4aおよびチルト部4bの、例えばステッピングモータ
の動作が停止される。そして、このフローチャートの制
御アルゴリズムが終了する。
【0116】次に、ステップS317において、取り込
み終了が指示されたか否かが判断される。具体的には、
STOPボタン123がポインタにより指示されたか否
かが判断される。STOPボタン123がポインタによ
り指示されたと判断すると、ステップS315へ制御が
移り、STOPボタン123が未だポインタにより指示
されていないと判断すると、ステップS309へ制御が
戻る。
【0117】図12に、この発明の一実施形態による蓄
積された記録データの中から指示される任意の位置の1
つのフレームのみを再生する動作を説明するためのフロ
ーチャートである。VIEW MODEボタン106が
ポインタにより指示され、REC MODE選択メニュ
ー118においてランモードが選択され、全体画像表示
部102の任意の位置がポインタにより指示されると、
このフローチャートの制御アルゴリズムが呼び出され
る。
【0118】まず、ステップS401において、SEL
ECTボタン117がポインタにより指示されると、例
えばポップアップウィンドウ形式で上述した図4に示す
セレクト画面が表示される。
【0119】次に、ステップS402において、全体画
像表示部102に表示されている全体画像がセレクト画
面の画面表示部152に表示され、画面表示部152に
表示された画像は、例えば取り込まれるフレームの区切
りが示される。また、全体画像表示部102に表示され
ている全体画像が取り込まれるフレーム単位に分割され
て、画像表示部152に表示されるようにしても良い
し、全体画像に格子状の表示が重畳するようにしても良
い。
【0120】次に、ステップS403において、画面表
示部152の中からポインタにより所望のフレームが1
つ指示される。
【0121】次に、ステップS404において、画面表
示部152にてポインタにより1つのフレームが選択さ
れると、この選択されたフレームが画面表示部152の
中のどの位置のフレームとなるのかを判断し、選択され
たフレームの位置が確認される。
【0122】次に、ステップS405において、選択さ
れたフレームであることを認識しやすいように選択され
たフレームは、画面表示部152の中で、例えば輝度値
を変化させて、表示させる。なお、選択されているフレ
ームであることが認識できれば、どのような手段であっ
ても良く、例えば選択されたフレームの色差信号を変化
させるようにしても良いし、選択されたフレームのRG
Bの何れかの信号または全ての信号を変化させるように
しても良いし、選択されたフレームの枠の色を変えるよ
うにしても良いし、選択されたフレームの枠を点滅させ
るようにしても良い。
【0123】次に、ステップS406において、表示が
切り替えられたフレームが可動範囲画像表示部101の
どの位置のフレームとなるのかを判断し、選択されたフ
レームの取り込み座標が確認される。
【0124】次に、ステップS407において、例えば
ポップアップウィンドウ形式で上述した図5に示す記録
データ表示画面が表示される。
【0125】次に、ステップS408において、まず再
生を開始する日時が指定される。例えば、再生を開始さ
せたい記録データの日付が日付指定欄164にて指定さ
れ、再生を開始させたい記録データの時間が時間指定欄
165にて指定され、記録データ表示欄166に表示さ
れる記録データの中から所望の記録データが選択される
ようにしても良い。
【0126】次に、ステップS409において、再生を
終了する日時が指定される。例えば、再生を終了させた
い記録データの日付が日付指定欄164にて指定され、
再生を終了させたい記録データの時間が時間指定欄16
5にて指定され、記録データ表示欄166に表示される
記録データの中から所望の記録データが選択されるよう
にしても良い。なお、この再生を終了する日時が指定さ
れなかった場合、開始する日時に設定された記録データ
から蓄積されている全ての記録データを過去に遡って再
生する。
【0127】次に、ステップS410において、クロー
ズボタン151または153がポインタにより指示さ
れ、セレクト画面が閉じられる。
【0128】次に、ステップS411において、再生す
る記録データがメインメモリ30から読み出される。ま
た、記録データは、アーカイブ10から読み出されるよ
うにしても良い。このとき、記録データは、アーカイブ
10に複数のフレームが1つのアーカイブとして保存さ
れているので、読み出された記録データは、解凍された
後、読み出される。
【0129】次に、ステップS412において、読み出
された記録データの中の選択された座標位置のフレーム
が全体表示部の選択された座標位置に表示される。
【0130】次に、ステップS413において、再生の
終了に指定された日時に到達したか否かが判断される。
再生の終了に指定された日時に到達したと判断される
と、このフローチャートを終了し、再生の終了に指定さ
れた日時に未だ到達していないと判断されると、ステッ
プS414へ制御が移る。
【0131】次に、ステップS414において、次に再
生する記録データが読み出される。
【0132】この発明は、上述したこの発明の一実施形
態等に限定されるものでは無く、この発明の要旨を逸脱
しない範囲内で様々な変形や応用が可能である。
【0133】この実施形態では、現在から過去に遡って
フレームを再生することができるが、過去から現在に至
ってフレームを再生することも可能である。
【0134】この実施形態では、LAN7で互いに接続
されているコンピュータ1によってカメラユニット3が
制御されているシステムが、コンピュータ1およびカメ
ラユニット3のみを可搬型とするようにしても良い。
【0135】この実施形態では、任意の点の位置のフレ
ームを連続して、撮影し、蓄積し、表示するようにして
いるが、任意の点の位置のフレームを撮影し、蓄積し、
表示する時間間隔を予め設定するようにしても良い。
【0136】この実施形態では、任意の点の位置のフレ
ームを連続して、撮影し、蓄積し、表示するようにして
いるが、任意の点の位置のフレームを撮影し、表示する
だけで、蓄積しないようにしても良い。
【0137】この実施形態では、座標位置に基づいて任
意の点の位置のフレームを記録データから読み出してい
るが、フレームに付加されている位置情報および/また
はメタデータを利用して任意の点の位置のフレームを記
録データから読み出すようにしても良い。
【0138】この実施形態では、カメラユニット3を下
側にチルトし、フレームを順次撮影しているが、カメラ
ユニット3を上側にチルトし、フレームを順次撮影する
ようにしても良いし、カメラユニット3を右側にパン
し、フレームを順次撮影するようにしても良いし、カメ
ラユニット3を左側にパンし、フレームを順次撮影する
ようにしても良い。
【0139】この実施形態では、座標位置に基づいて任
意の点の位置のフレームを記録データから読み出してい
るが、所定の位置、例えばホームポジションのフレーム
から順番に1、2、3、・・・とリファレンス番号を付
することによって、このリファレンス番号に基づいて、
任意の点の位置のフレームを記録データから読み出すよ
うにしても良い。
【0140】
【発明の効果】この発明に依れば、モニタリングしよう
とする範囲の画像全体を表示し、任意の点の位置のフレ
ームを撮影し、表示することができ、その任意の点の位
置のフレームをより詳細に表示することもできる。
【0141】この発明に依れば、モニタリングしようと
する範囲の画像全体を表示し、任意の点の位置のフレー
ムを現在から過去に遡って表示することができ、その任
意の点の位置のフレームをより詳細に表示することもで
きる。
【0142】この発明に依れば、モニタリングしようと
する範囲の画像全体を表示し、任意の点の位置のフレー
ムを過去から現在に至って表示することができ、その任
意の点の位置のフレームをより詳細に表示することもで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態のモニタリングシステム
を概略的に示すブロック図である。
【図2】この発明の一実施形態のブロック図である。
【図3】この発明の一実施形態における画面表示の一例
を説明するための略線図である。
【図4】この発明の一実施形態におけるセレクト画面の
一例を説明するための略線図である。
【図5】この発明の一実施形態における再生時の記録デ
ータ表示画面の一例を説明するための略線図である。
【図6】この発明の一実施形態における撮影動作および
画像取得動作を説明するための略線図である。
【図7】この発明の一実施形態における被写体までの距
離と撮影範囲および解像度を説明するための略線図であ
る。
【図8】撮影された画像の管理方法を説明するための略
線図である。
【図9】この発明の一実施形態の全体画像のフレーム取
り込みの動作を説明するためのフローチャートである。
【図10】この発明の一実施形態の蓄積された画像デー
タを再生する動作を説明するためのフローチャートであ
る。
【図11】この発明の一実施形態の撮像部から1つのフ
レームのみを取り込む動作を説明するためのフローチャ
ートである。
【図12】この発明の一実施形態の蓄積された画像デー
タから1つのフレームのみを再生する動作を説明するた
めのフローチャートである。
【符号の説明】
101・・・可動範囲画像表示部、101a、101b
・・・線分、102・・・全体画像表示部、103・・
・選択範囲表示部、104・・・EXITボタン、10
5・・・Camera system OFFボタン、106・・・V
IEW MODEボタン、107・・・LIVE MO
DEボタン、108・・・Compas表示領域、10
9・・・GPS Data表示領域、110、110
A、110B、110C、110D・・・View o
ffsetボタン、111・・・Camera Control部、1
12・・・ZOOMボタン、113・・・FOCUSボ
タン、114・・・IRISボタン、115・・・Came
ra Configurationボタン、116・・・White B
alanceボタン、117・・・SELECTボタ
ン、118・・・REC MODE選択メニュー、11
9・・・Stage Configボタン、120・・・メッセージ
領域、121・・・RECボタン、122・・・PLA
Yボタン、123・・・STOPボタン、124・・・
Set Camera Center POSボタン、125・・・HOME
ボタン、126・・・LIVE/VIEWPOSITI
ONボタン、127a、127b・・・ZOOMボタ
ン、128・・・MAX VIEWボタン、129・・
・モード表示領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/91 H04N 5/91 J (72)発明者 根津 大 東京都港区高輪4丁目10番18号 ソニーマ ーケティング株式会社内 (72)発明者 黒谷 武義 東京都品川区東五反田2丁目17番1号 ソ ニーイーエムシーエス株式会社内 (72)発明者 紅林 正昭 東京都品川区東五反田2丁目17番1号 ソ ニーイーエムシーエス株式会社内 Fターム(参考) 5C022 AA01 AB62 AB65 AC27 AC32 AC42 AC69 5C052 GA01 GA03 GA08 GA09 GB06 GB10 GC03 GC05 GE08 5C053 FA05 FA09 GA11 GB36 KA04 KA24 LA01 LA11 LA14 5C054 AA02 CA04 CE15 CF06 DA06 EA01 EA03 EA05 EA07 ED07 EG01 EH07 FD02 FE18 FE19 GB11 GB16 HA19

Claims (40)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像を撮影する撮像部と、 上記撮像部の撮像方向を可変する撮像方向可変部と、 画像データを蓄積する蓄積部と、 画像表示部と、 上記撮像方向可変部の最大可動範囲内の所定の可動範囲
    において、各撮像方向で撮像された複数枚の静止画像か
    らなる原画像または上記原画像を圧縮した圧縮画像を上
    記蓄積部に蓄積し、上記原画像または上記圧縮画像から
    生成されたパノラマ状の全体画像を上記画像表示部に表
    示する制御部とを有し、 上記画像表示部の任意の点を指示し、 上記指示された任意の点の位置の静止画像のみを上記撮
    像部で撮影し、 上記撮影された静止画像を上記画像表示部の所定の位置
    に表示するようにしたことを特徴とするモニタリングシ
    ステム。
  2. 【請求項2】 上記指示された任意の点の位置の静止画
    像のみを上記撮像部で撮影し、上記撮影された静止画像
    を上記画像表示部の所定の位置に表示する処理を繰り返
    し行うようにしたことを特徴とする請求項1に記載のモ
    ニタリングシステム。
  3. 【請求項3】 さらに、上記撮影された静止画像を上記
    蓄積部に蓄積するようにしたことを特徴とする請求項1
    に記載のモニタリングシステム。
  4. 【請求項4】 上記指示された任意の点の位置の静止画
    像のみを上記撮像部で撮影し、上記撮影された静止画像
    を上記蓄積部に蓄積し、上記撮影された静止画像を上記
    画像表示部の所定の位置に表示する処理を繰り返し行う
    ようにしたことを特徴とする請求項3に記載のモニタリ
    ングシステム。
  5. 【請求項5】 上記画像表示部の任意の点を指示すると
    きには、 上記画像表示部に表示される上記全体画像に上記撮像部
    で撮影される静止画像の区切りを示した全体画像の中か
    ら上記任意の点を指示するようにしたことを特徴とする
    請求項1に記載のモニタリングシステム。
  6. 【請求項6】 映像を撮影する撮像部と、 上記撮像部の撮像方向を可変する撮像方向可変部と、 画像データを蓄積する蓄積部と、 画像表示部と、 上記撮像方向可変部の最大可動範囲内の所定の可動範囲
    において、各撮像方向で撮像された複数枚の静止画像か
    らなる原画像または上記原画像を圧縮した圧縮画像を上
    記蓄積部に蓄積し、上記原画像または上記圧縮画像から
    生成されたパノラマ状の全体画像を上記画像表示部に表
    示する制御部とを有し、 上記画像表示部の任意の点を指示し、 上記蓄積部に蓄積された上記原画像または上記圧縮画像
    の中から上記指示された任意の点の位置の静止画像のみ
    を読み出し、 上記読み出された静止画像を上記画像表示部の所定の位
    置に表示するようにしたことを特徴とするモニタリング
    システム。
  7. 【請求項7】 上記指示された任意の点の位置の静止画
    像の読み出すときには、 上記蓄積部に蓄積された上記原画像または上記圧縮画像
    の中から読み出しを開始する原画像または圧縮画像を指
    定し、 指定された上記読み出しを開始する原画像または圧縮画
    像から過去に遡って順次読み出し、 上記原画像または上記圧縮画像が順次読み出される毎に
    上記原画像または上記圧縮画像の中から上記指示された
    任意の点の位置の静止画像のみを読み出すようにしたこ
    とを特徴とする請求項6に記載のモニタリングシステ
    ム。
  8. 【請求項8】 上記指示された任意の点の位置の静止画
    像の読み出すときには、 上記蓄積部に蓄積された上記原画像または上記圧縮画像
    の中から読み出しを開始する原画像または圧縮画像を指
    定し、 指定された上記読み出しを開始する原画像または圧縮画
    像から現時点に至って順次読み出し、 上記原画像または上記圧縮画像が順次読み出される毎に
    上記原画像または上記圧縮画像の中から上記指示された
    任意の点の位置の静止画像のみを読み出すようにしたこ
    とを特徴とする請求項6に記載のモニタリングシステ
    ム。
  9. 【請求項9】 上記指示された任意の点の位置の静止画
    像の読み出すときには、 上記蓄積部に蓄積された上記原画像または上記圧縮画像
    の中から読み出しを開始する原画像または圧縮画像を指
    定し、 上記蓄積部に蓄積された上記原画像または上記圧縮画像
    の中から読み出しを終了する原画像または圧縮画像を指
    定し、 指定された上記読み出しを開始する原画像または圧縮画
    像から上記読み出しを終了する原画像または圧縮画像へ
    順次読み出し、 上記原画像または上記圧縮画像が順次読み出される毎に
    上記原画像または上記圧縮画像の中から上記指示された
    任意の点の位置の静止画像のみを読み出すようにしたこ
    とを特徴とする請求項6に記載のモニタリングシステ
    ム。
  10. 【請求項10】 上記画像表示部の任意の点を指示する
    ときには、 上記画像表示部に表示される上記全体画像に上記撮像部
    で撮影される静止画像の区切りを示した全体画像の中か
    ら上記任意の点を指示するようにしたことを特徴とする
    請求項6に記載のモニタリングシステム。
  11. 【請求項11】 撮像部の撮像方向を可変する撮像方向
    可変部の最大可動範囲内の所定の可動範囲において、各
    撮像方向で撮像された複数枚の静止画像からなる原画像
    または上記原画像を圧縮した圧縮画像を蓄積し、上記原
    画像または上記圧縮画像から生成されたパノラマ状の全
    体画像を表示するモニタリング方法において、 上記パノラマ状の全体画像の任意の点を指示するステッ
    プと、 上記指示された任意の点の位置の静止画像のみを撮影す
    るステップと、 上記撮影された静止画像を上記パノラマ状の全体画像の
    所定の位置に表示するステップとからなることを特徴と
    するモニタリング方法。
  12. 【請求項12】 上記撮影するステップと、上記表示す
    るステップとを繰り返し行うようにしたことを特徴とす
    る請求項11に記載のモニタリング方法。
  13. 【請求項13】 さらに、上記撮影された静止画像を蓄
    積するステップからなることを特徴とする請求項11に
    記載のモニタリング方法。
  14. 【請求項14】 上記撮影するステップと、上記蓄積す
    るステップと、上記表示するステップとを繰り返し行う
    ようにしたことを特徴とする請求項13に記載のモニタ
    リング方法。
  15. 【請求項15】 上記指示するステップでは、 上記パノラマ状の全体画像に上記撮影される静止画像の
    区切りを示した全体画像の中から上記任意の点を指示す
    るようにしたことを特徴とする請求項11に記載のモニ
    タリング方法。
  16. 【請求項16】 撮像部の撮像方向を可変する撮像方向
    可変部の最大可動範囲内の所定の可動範囲において、各
    撮像方向で撮像された複数枚の静止画像からなる原画像
    または上記原画像を圧縮した圧縮画像を蓄積し、上記原
    画像または上記圧縮画像から生成されたパノラマ状の全
    体画像を表示するモニタリング方法において、 上記パノラマ状の全体画像の任意の点を指示するステッ
    プと、 上記蓄積された上記原画像または上記圧縮画像の中から
    上記指示された任意の点の位置の静止画像のみを読み出
    すステップと、 上記読み出された静止画像を上記パノラマ状の全体画像
    の所定の位置に表示するステップとからなることを特徴
    とするモニタリング方法。
  17. 【請求項17】 上記読み出すステップは、 上記蓄積された上記原画像または上記圧縮画像の中から
    読み出しを開始する原画像または圧縮画像を指定するス
    テップと、 指定された上記読み出しを開始する原画像または圧縮画
    像から過去に遡って順次読み出すステップと、 上記原画像または上記圧縮画像が順次読み出される毎に
    上記原画像または上記圧縮画像の中から上記指示された
    任意の点の位置の静止画像のみを読み出すステップとか
    らなることを特徴とする請求項16に記載のモニタリン
    グ方法。
  18. 【請求項18】 上記読み出すステップは、 上記蓄積された上記原画像または上記圧縮画像の中から
    読み出しを開始する原画像または圧縮画像を指定するス
    テップと、 指定された上記読み出しを開始する原画像または圧縮画
    像から現時点に至って順次読み出すステップと、 上記原画像または上記圧縮画像が順次読み出される毎に
    上記原画像または上記圧縮画像の中から上記指示された
    任意の点の位置の静止画像のみを読み出すステップとか
    らなることを特徴とする請求項16に記載のモニタリン
    グ方法。
  19. 【請求項19】 上記読み出すステップは、 上記蓄積された上記原画像または上記圧縮画像の中から
    読み出しを開始する原画像または圧縮画像を指定するス
    テップと、 上記蓄積された上記原画像または上記圧縮画像の中から
    読み出しを終了する原画像または圧縮画像を指定するス
    テップと、 指定された上記読み出しを開始する原画像または圧縮画
    像から上記読み出しを終了する原画像または圧縮画像へ
    順次読み出すステップと、 上記原画像または上記圧縮画像が順次読み出される毎に
    上記原画像または上記圧縮画像の中から上記指示された
    任意の点の位置の静止画像のみを読み出すステップとか
    らなることを特徴とする請求項16に記載のモニタリン
    グ方法。
  20. 【請求項20】 上記指示するステップでは、 上記パノラマ状の全体画像に上記撮影される静止画像の
    区切りを示した全体画像の中から上記任意の点を指示す
    るようにしたことを特徴とする請求項16に記載のモニ
    タリング方法。
  21. 【請求項21】 撮像部の撮像方向を可変する撮像方向
    可変部の最大可動範囲内の所定の可動範囲において、各
    撮像方向で撮像された複数枚の静止画像からなる原画像
    または上記原画像を圧縮した圧縮画像を蓄積し、上記原
    画像または上記圧縮画像から生成されたパノラマ状の全
    体画像を表示するモニタリング方法をコンピュータに実
    行させるためのプログラムにおいて、 上記パノラマ状の全体画像の任意の点を指示するステッ
    プと、 上記指示された任意の点の位置の静止画像のみを上記撮
    像部で撮影するステップと、 上記撮影された静止画像を上記パノラマ状の全体画像の
    所定の位置に表示するステップとをコンピュータに実行
    させることを特徴とするプログラム。
  22. 【請求項22】 上記撮影するステップと、上記表示す
    るステップとを繰り返し行うようにしたことを特徴とす
    る請求項21に記載のプログラム。
  23. 【請求項23】 さらに、上記撮影された静止画像を蓄
    積するステップを有するようにしたことを特徴とする請
    求項21に記載のプログラム。
  24. 【請求項24】 上記撮影するステップと、上記蓄積す
    るステップと、上記表示するステップとを繰り返し行う
    ようにしたことを特徴とする請求項23に記載のプログ
    ラム。
  25. 【請求項25】 上記指示するステップでは、 上記パノラマ状の全体画像に上記撮影される静止画像の
    区切りを示した全体画像の中から上記任意の点を指示す
    るようにしたことを特徴とする請求項21に記載のプロ
    グラム。
  26. 【請求項26】 撮像部の撮像方向を可変する撮像方向
    可変部の最大可動範囲内の所定の可動範囲において、各
    撮像方向で撮像された複数枚の静止画像からなる原画像
    または上記原画像を圧縮した圧縮画像を蓄積し、上記原
    画像または上記圧縮画像から生成されたパノラマ状の全
    体画像を表示するモニタリング方法をコンピュータに実
    行させるためのプログラムにおいて、 上記パノラマ状の全体画像の任意の点を指示するステッ
    プと、 上記蓄積された上記原画像または上記圧縮画像の中から
    上記指示された任意の点の位置の静止画像のみを読み出
    すステップと、 上記読み出された任意の点の位置の静止画像を上記パノ
    ラマ状の全体画像の所定の位置に表示するステップとを
    コンピュータに実行させることを特徴とするプログラ
    ム。
  27. 【請求項27】 上記読み出すステップは、 上記蓄積された上記原画像または上記圧縮画像の中から
    読み出しを開始する原画像または圧縮画像を指定するス
    テップと、 指定された上記読み出しを開始する原画像または圧縮画
    像から過去に遡って順次読み出すステップと、 上記原画像または上記圧縮画像が順次読み出される毎に
    上記原画像または上記圧縮画像の中から上記指示された
    任意の点の位置の静止画像のみを読み出すステップとか
    らなることを特徴とする請求項26に記載のプログラ
    ム。
  28. 【請求項28】 上記読み出すステップは、 上記蓄積された上記原画像または上記圧縮画像の中から
    読み出しを開始する原画像または圧縮画像を指定するス
    テップと、 指定された上記読み出しを開始する原画像または圧縮画
    像から現時点に至って順次読み出すステップと、 上記原画像または上記圧縮画像が順次読み出される毎に
    上記原画像または上記圧縮画像の中から上記指示された
    任意の点の位置の静止画像のみを読み出すステップとか
    らなることを特徴とする請求項26に記載のプログラ
    ム。
  29. 【請求項29】 上記読み出すステップは、 上記蓄積された上記原画像または上記圧縮画像の中から
    読み出しを開始する原画像または圧縮画像を指定するス
    テップと、 上記蓄積された上記原画像または上記圧縮画像の中から
    読み出しを終了する原画像または圧縮画像を指定するス
    テップと、 指定された上記読み出しを開始する原画像または圧縮画
    像から上記読み出しを終了する原画像または圧縮画像へ
    順次読み出すステップと、 上記原画像または上記圧縮画像が順次読み出される毎に
    上記原画像または上記圧縮画像の中から上記指示された
    任意の点の位置の静止画像のみを読み出すステップとか
    らなることを特徴とする請求項26に記載のプログラ
    ム。
  30. 【請求項30】 上記指示するステップでは、 上記パノラマ状の全体画像に上記撮影される静止画像の
    区切りを示した全体画像の中から上記任意の点を指示す
    るようにしたことを特徴とする請求項26に記載のプロ
    グラム。
  31. 【請求項31】 撮像部の撮像方向を可変する撮像方向
    可変部の最大可動範囲内の所定の可動範囲において、各
    撮像方向で撮像された複数枚の静止画像からなる原画像
    または上記原画像を圧縮した圧縮画像を蓄積し、上記原
    画像または上記圧縮画像から生成されたパノラマ状の全
    体画像を表示するモニタリング方法をコンピュータに実
    行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み
    取り可能な記録媒体において、 上記パノラマ状の全体画像の任意の点を指示するステッ
    プと、 上記選択された任意の点の位置の静止画像のみを上記撮
    像部で撮影するステップと、 上記撮影された静止画像を上記パノラマ状の全体画像の
    所定の位置に表示するステップとをコンピュータに実行
    させるためのプログラムを記録したことを特徴とするコ
    ンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  32. 【請求項32】 上記撮影するステップと、上記表示す
    るステップとを繰り返し行うようにしたことを特徴とす
    る請求項31に記載のコンピュータ読み取り可能な記録
    媒体。
  33. 【請求項33】 さらに、上記撮影された静止画像を蓄
    積するステップを有するようにしたことを特徴とする請
    求項31に記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒
    体。
  34. 【請求項34】 上記撮影するステップと、上記蓄積す
    るステップと、上記表示するステップとを繰り返し行う
    ようにしたことを特徴とする請求項33に記載のコンピ
    ュータ読み取り可能な記録媒体。
  35. 【請求項35】 上記指示するステップでは、上記パノ
    ラマ状の全体画像に上記撮影される静止画像の区切りを
    示した全体画像の中から上記任意の点を指示するように
    したことを特徴とする請求項31に記載のコンピュータ
    読み取り可能な記録媒体。
  36. 【請求項36】 撮像部の撮像方向を可変する撮像方向
    可変部の最大可動範囲内の所定の可動範囲において、各
    撮像方向で撮像された複数枚の静止画像からなる原画像
    または上記原画像を圧縮した圧縮画像を蓄積し、上記原
    画像または上記圧縮画像から生成されたパノラマ状の全
    体画像を表示するモニタリング方法をコンピュータに実
    行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み
    取り可能な記録媒体において、 上記パノラマ状の全体画像の任意の点を指示するステッ
    プと、 上記蓄積された上記原画像または上記圧縮画像の中から
    上記指示された任意の点の位置の静止画像のみを読み出
    すステップと、 上記読み出された静止画像を上記パノラマ状の全体画像
    の所定の位置に表示するステップとをコンピュータに実
    行させるためのプログラムを記録したことを特徴とする
    コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  37. 【請求項37】 上記読み出すステップは、 上記蓄積された上記原画像または上記圧縮画像の中から
    読み出しを開始する原画像または圧縮画像を指定するス
    テップと、 指定された上記読み出しを開始する原画像または圧縮画
    像から過去に遡って順次読み出すステップと、 上記原画像または上記圧縮画像が順次読み出される毎に
    上記原画像または上記圧縮画像の中から上記指示された
    任意の点の位置の静止画像のみを読み出すステップとか
    らなることを特徴とする請求項36に記載のコンピュー
    タ読み取り可能な記録媒体。
  38. 【請求項38】 上記読み出すステップは、 上記蓄積された上記原画像または上記圧縮画像の中から
    読み出しを開始する原画像または圧縮画像を指定するス
    テップと、 指定された上記読み出しを開始する原画像または圧縮画
    像から現時点に至って順次読み出すステップと、 上記原画像または上記圧縮画像が順次読み出される毎に
    上記原画像または上記圧縮画像の中から上記指示された
    任意の点の位置の静止画像のみを読み出すステップとか
    らなることを特徴とする請求項36に記載のコンピュー
    タ読み取り可能な記録媒体。
  39. 【請求項39】 上記読み出すステップは、 上記蓄積された上記原画像または上記圧縮画像の中から
    読み出しを開始する原画像または圧縮画像を指定するス
    テップと、 上記蓄積された上記原画像または上記圧縮画像の中から
    読み出しを終了する原画像または圧縮画像を指定するス
    テップと、 指定された上記読み出しを開始する原画像または圧縮画
    像から上記読み出しを終了する原画像または圧縮画像へ
    順次読み出すステップと、 上記原画像または上記圧縮画像が順次読み出される毎に
    上記原画像または上記圧縮画像の中から上記指示された
    任意の点の位置の静止画像のみを読み出すステップとか
    らなることを特徴とする請求項36に記載のコンピュー
    タ読み取り可能な記録媒体。
  40. 【請求項40】 上記指示するステップでは、 上記パノラマ状の全体画像に上記撮影される静止画像の
    区切りを示した全体画像の中から上記任意の点を指示す
    るようにしたことを特徴とする請求項36に記載のコン
    ピュータ読み取り可能な記録媒体。
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