JP2003324712A - ストリーミングデータ配信方法、データ配信サーバ及びデータ受信装置 - Google Patents

ストリーミングデータ配信方法、データ配信サーバ及びデータ受信装置

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JP2003324712A
JP2003324712A JP2002131856A JP2002131856A JP2003324712A JP 2003324712 A JP2003324712 A JP 2003324712A JP 2002131856 A JP2002131856 A JP 2002131856A JP 2002131856 A JP2002131856 A JP 2002131856A JP 2003324712 A JP2003324712 A JP 2003324712A
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Takao Morita
隆雄 森田
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Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 認証処理を必要とするストリーミングデータ
をクライアントに転送して再生する処理が、少ない待ち
時間で行えるようにする。 【解決手段】 サーバからクライアントに、認証を必要
とするストリーミングデータを配信する場合に、クライ
アントからのストリーミングデータの配信の要求を受け
たサーバが、そのクライアントに、ストリーミングデー
タの配信を開始させ、その配信の開始とほぼ同時にスト
リーミングデータの認証処理を行い、配信されたストリ
ーミングデータをクライアントで受信して蓄積し、認証
処理が完了した後に、クライアント側で受信して蓄積し
たストリーミングデータの再生を開始させるようにし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種ネットワーク
を介してストリーミングデータを配信する配信方法と、
その配信に使用されるデータ配信サーバ及びデータ受信
装置に関し、特に、ストリーミングデータの配信時に認
証処理を必要とするものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ビデオプログラム、オーディオプ
ログラムなどのストリーミングメディアのデータ(スト
リーミングデータ)を、ストリーミングメディアサーバ
と称されるデータ蓄積装置に蓄積させて、インターネッ
トなどの所定のネットワークを介して接続された端末装
置からの要求がある場合に、その蓄積されたストリーミ
ングメディアのデータを、サーバから端末装置に配信し
て、端末装置でその配信されたストリーミングメディア
のデータを再生させることが行われている。サーバから
ストリーミングメディアのデータの配信を受ける端末装
置は、クライアントと称される。
【0003】サーバやクライアントを構成する機器は、
パーソナルコンピュータ装置などの各種コンピュータ装
置を使用して構成されるのが一般的であるが、専用のデ
ータ処理装置やデータ受信装置として構成することも可
能である。
【0004】ネットワークとしては、例えばLAN(Lo
cal Area Network:構内情報通信網)を利用すること
で、そのLANが組まれた範囲内の端末装置だけで利用
できるように構成することもできるが、例えばインター
ネットなどの不特定多数の者が利用可能な大規模なネッ
トワークを使用することで、利用者についての制限がな
くなる。
【0005】ところで、インターネットなどの汎用のネ
ットワークを使用して、サーバからストリーミングメデ
ィアのデータを配信させる場合には、サーバにアクセス
のあったクライアントの認証処理が必要となる。この認
証処理が正しく終了したことを認識してから、サーバは
クライアントに対してストリーミングメディアのデータ
の配信を開始させることで、不正にアクセスされた端末
に対して、ストリーミングメディアのデータを配信する
ことがなく、ストリーミングメディアのデータの不正な
配信を防止することができる。また、認証処理時に、課
金などの処理も同時に行うことで、有料のコンテンツを
配信する場合にも対処できる。
【0006】従って、クライアントの認証処理を行うこ
とで、特定の端末にだけデータを配信する場合や、有料
のコンテンツを配信する場合などに特に有効である。
【0007】図9は、サーバとクライアントとの間でス
トリーミングメディアのデータの配信を開始させるまで
の処理例を示した図である。まず、ストリーミングメデ
ィアの配信を受けたいクライアントは、インターネット
などのネットワークを介してサーバにアクセスし、その
アクセスされたサーバに対して、ストリーミングメディ
アのストリーム情報を要求する(ステップS1)。最初
にストリーム情報をクライアントから要求する場合に
は、認証に必要な情報は送らない。
【0008】ストリーム情報の要求があったサーバで
は、そのときの要求に認証情報が含まれていないことを
判断すると、そのときの要求を認証エラーとして、クラ
イアントには、認証エラーを伝える(ステップS2)。
この認証エラーの情報を送る際には、認証処理に関する
情報を同時にクライアントに提供する。
【0009】この認証処理に関する情報を受信したクラ
イアント側では、例えばディスプレイに認証処理に必要
な入力を行うための画面を表示させる。例えば、ユーザ
認識に必要なアクセス番号やパスワードなどを入力させ
る画面を表示させる。クライアントの端末は、ユーザの
操作でそれらの項目の入力が行われた段階で、再度、ス
トリーム情報の要求を行う(ステップS3)。このとき
には、ユーザ入力に基づいた認証情報を同時に伝送す
る。
【0010】このストリーム情報の要求がサーバに伝わ
ると、サーバでは送られた認証情報に基づいた認証処理
が行われる。なお、ここでの認証処理として、例えばク
レジットカードなどを使用した課金処理を同時に行うよ
うにしても良い。そして、正しく認証処理が完了した場
合に、ストリームメディアのストリーム情報をクライア
ントに提供する(ステップS4)。ここで送られるスト
リーム情報としては、ストリーミングメディアのタイト
ル名や、それに付随するデータや、時間(データ量),
記録日時などの案内情報である。
【0011】次にクライアントは、ストリーミングメデ
ィアのストリーム転送設定要求を行う(ステップS
5)。この設定要求に対して、ストリーム転送設定要求
を受理するデータをクライアントに返送する(ステップ
S6)。このストリーム転送設定要求とその受理の伝送
で、クライアント側の端末で配信されたデータを受信す
るポート番号や、転送レートなどのデータ転送に必要な
設定が行われ、ストリーミングメディアを受信するため
の準備が行われる。サーバ側でもストリーミングメディ
アを送出するための準備が行われ、サーバからクライア
ントへのストリーミングデータを伝送するための伝送路
が確保されることになる。
【0012】クライアント側で、ストリームメディアの
受信準備が完了すると、ストリームメディアの再生要求
をサーバに行う(ステップS7)。再生要求を受信した
サーバでは、ストリーミングメディアの再生を開始する
ことの指示を行い(ステップS8)、ストリーミングデ
ータの伝送用に確保された伝送路を使用して、ストリー
ミングデータパケットを順に送出させて、ストリーミン
グメディアデータの伝送を行う(ステップS9)。この
ストリーミングデータパケットの伝送を、このストリー
ミングメディアが終了するまで、或いはクライアント側
からの停止要求があるまで行う。クライアントでは、あ
る程度のデータ量のストリーミングメディアが蓄積した
段階で、表示などの再生が開始される。
【0013】この図9に示すようにクライアントとサー
バとの間で、ストリーミングメディアの転送を開始させ
る前に、認証処理を行うことで、サーバにアクセスされ
たクライアントが、不正にアクセスされた端末である場
合に、その不正にアクセスされた端末へのストリーミン
グメディアの配信を防止でき、ストリーミングメディア
の著作権などを守った配信が可能になる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のクラ
イアントからの要求による認証処理を実行すると、スト
リーミングメディアのデータが実際に配信されるまでに
時間がかかる問題があった。これは、図9を用いて既に
説明したように、クライアントからサーバに対して認証
情報を送って、その認証情報に基づいてサーバ側で正し
く認証処理が行われた場合に、ストリーミングメディア
の転送処理に移るためである。伝送状態やサーバの能力
によっても異なるが、最初にクライアント側の端末から
サーバにアクセスがあってから、認証完了後にストリー
ミングメディアのデータが転送されて、クライアント側
の端末でその転送されたストリーミングメディアの再生
が開始されるまでに、例えば数十秒から数分程度の時間
が必要であるのが一般的である。
【0015】このように認証処理を必要とするストリー
ミングデータの転送開始に時間がかかることは、クライ
アントの端末を操作しているユーザにとっては、必要と
するストリーミングメディアを要求して再生が始まるま
でに、再生に非常に長い待ち時間を持つことになる。
【0016】本発明はかかる点に鑑み、認証処理を必要
とするストリーミングデータをクライアントに転送して
再生する処理が、少ない待ち時間で行えるようにするこ
とを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は、サーバからク
ライアントに、認証を必要とするストリーミングデータ
を配信する場合に、クライアントからのストリーミング
データの配信の要求を受けたサーバが、そのクライアン
トに、ストリーミングデータの配信を開始させ、その配
信の開始とほぼ同時にストリーミングデータの認証処理
を行い、配信されたストリーミングデータをクライアン
トで受信して蓄積し、認証処理が完了した後に、クライ
アント側で受信して蓄積したストリーミングデータの再
生を開始させるようにしたものである。
【0018】本発明によると、ストリーミングデータそ
のものは、クライアントからの要求で、直ちにサーバか
ら配信が開始されて、そのストリーミングデータの配信
と並行して認証処理が実行される。そして、その認証が
完了した後に、サーバから再生を開始させる指示がクラ
イアントに送られて、その指示に基づいてクライアント
でのストリーミングデータの再生が開始されることで、
クライアントでは、認証が完了した段階で、蓄積された
ストリーミングデータを使用して、直ちにストリーミン
グデータの再生を開始させることが可能になる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図8を参照して、本
発明の一実施の形態を説明する。
【0020】図1は、本例のシステム構成例を示した図
である。ここでは、サーバ10とクライアント20と
が、所定のネットワーク1を介して接続される構成とし
てある。サーバ10は、ストリーミングメディアサーバ
と称されるデータ蓄積装置であり、コンピュータ装置
と、そのコンピュータ装置に接続されたデータ記憶手段
を使用して構成される。クライアント20は、サーバ1
0側から転送されたストリーミングメディアを利用(再
生)するユーザ側に設置された端末装置であり、例えば
パーソナルコンピュータ装置と、そのコンピュータ装置
に接続されたディスプレイなどで構成される。
【0021】ネットワーク1としては、双方向にデータ
通信が可能なネットワークであれば、既存の(或いは提
案されている)各種ネットワークが適用可能である。例
えば、電話回線,無線通信回線などを使用して、クライ
アント20がインターネットにアクセスして、そのイン
ターネットをネットワーク1として利用して、サーバ1
0に接続させるようにしても良い。図1では説明を簡単
にするために、サーバ10とクライアント20を1台ず
つで示してあるが、実際にはサーバ10は複数台のクラ
イアント20からのアクセスが可能であり、またネット
ワーク上にはサーバ10が複数台用意されている場合も
ある。サーバ10とクライアント20との間でのデータ
転送に使用されるプロトコルとしては、例えば、RTS
P(RealTime Streaming Protocol)と称される、映像
や音声などの連続的なメディアをリアルタイムでやり取
りする通信プロトコルが適用可能である。以下の説明で
は、通信プロトコルとしてRTSPを適用するものとし
て説明する。
【0022】図2は、サーバ10とクライアント20の
構成例を示した図である。サーバ10は、中央制御ユニ
ット11と、インターフェース部12と、ハードディス
クドライブ13と、処理ブロック14とを備えて、ハー
ドディスクドライブ13を、ストリーミングメディアを
記憶させるデータ記憶手段として使用する。用意される
ストリーミングメディアの容量に応じて、ハードディス
クドライブ13などのデータ記憶手段は増設される。
【0023】中央制御ユニット11は、サーバ10内の
各部の動作を制御する制御手段である。なお、後述する
クライアントの認識処理を実行する際には、認識処理を
実行する認識処理手段として機能する。
【0024】インターフェース部12は、所定の通信回
線を介してネットワーク1側にデータを送出し、またネ
ットワーク1側から得られたデータを受信する処理を行
う通信手段として機能するブロックである。
【0025】処理ブロック14は、ハードディスクドラ
イブ13で読出されたデータを、ネットワーク1上に送
出させるデータ構成とする処理などが実行されるデータ
処理部であり、中央制御ユニット11の制御により各種
データ処理が実行される。本例の場合には、処理ブロッ
ク14で実行される機能の1つとして、データを暗号化
する暗号化手段として使用するようにしてあり、必要に
よりネットワーク1上に送出させるデータの暗号化処理
が行われる。この暗号化処理に必要な鍵については、サ
ーバ10の中央制御ユニット11が管理する。
【0026】クライアント20は、通信手段であるイン
ターフェース部21を介してインターネットに接続可能
なパーソナルコンピュータ装置で構成され、ハードディ
スクドライブ22と、処理ブロック23と、中央制御ユ
ニット24とを備える。
【0027】インターフェース部21を介してネットワ
ーク1側からデータを受信した場合には、ハードディス
クドライブ22をデータ蓄積手段として使用する。この
場合、処理ブロック23を使用して、必要なデータ処理
が実行される。例えば、インターフェース部21が受信
したデータが暗号化されている場合の復号処理を、この
処理ブロック23で実行される。また、後述する認証処
理に必要な情報の処理は、中央制御ユニット24で実行
される。
【0028】また、処理ブロック23には、スピーカ2
5及びディスプレイ26が接続してあり、スピーカ25
及びディスプレイ26を使用したストリーミングメディ
アの再生処理が行えるようにしてある。即ち、処理ブロ
ック23でインターフェース部21が受信したデータ、
又はハードディスクドライブ22を使用して蓄積された
データをデコード処理し、そのデコード処理で得られた
オーディオ信号をスピーカ25に供給して出力させ、ビ
デオ信号をディスプレイ26に供給して表示させる再生
処理が行える。なお、ここではクライアント20側での
データ蓄積手段として、ハードディスクドライブ22だ
けを示したが、バッファメモリなどの他のデータ蓄積手
段を使用しても良い。
【0029】次に、サーバ10とクライアント20での
データ処理状態について説明する。ここでは、既に述べ
たRTSP(Real Time Streaming Protocol)による通
信プロトコルで制御されるものとし、各メソッドやレス
ポンスの値についても、このプロトコルで規定されたも
のである。
【0030】まず、図3を参照してサーバ10でストリ
ーミングメディアの配信に関する処理動作について説明
する。サーバ10の中央制御ユニット11は、ネットワ
ーク1を介していずれかのクライアント20からのリク
エストの受信があるまで待機する(ステップS11)。
リクエストの受信があると、そのリクエストが、特定の
ストリーミングメディアを配信させて再生させるプレイ
(PLAY)メソッドか否か判断し(ステップS12)、プ
レイメソッドである場合には、そのときのリクエスト
に、認証情報が含まれているか否か判断する(ステップ
S13)。
【0031】この判断で、認証情報が含まれていないと
判断した場合には、そのアクセスのあったクライアント
に対して、ストリーミングメディアデータを既に送信し
ているか否か判断する(ステップS17)。ここで、ま
だ送信してない場合には、その要求のあったストリーミ
ングメディアデータの一部の送信を開始させる(ステッ
プS18)。なお、後述する例(図7又は図8の例)の
ようにストリーミングメディアデータの暗号化を行う場
合には、このステップS18での送信時に暗号化して送
信を行う。
【0032】またステップS13の判断で、認証情報が
含まれていると判断した場合には、その認証情報が正し
い情報であるか否か、中央制御ユニット11が判断する
(ステップS14)。この判断で、認証情報が正しくな
いと判断した場合には、ステップS17の判断に移っ
て、ストリーミングメディアデータを既に送信している
か否か判断する。また、ステップS14での判断で、正
しい認証情報を認識した場合には、中央制御ユニット1
1は認証処理を完了する(ステップS15)。
【0033】なお、ここでの認証情報とは、クライアン
トを特定する情報、又はクライアントを操作するユーザ
を特定する情報である。クライアントを特定する情報と
しては、例えば、クライアントを構成する端末の認識に
必要なシリアル番号や登録番号などの情報がある。ユー
ザを特定する情報としては、例えば、ユーザ毎に付与さ
れたアクセス番号などの情報がある。また、この認証情
報には、課金に必要な情報(クレジットカード番号情報
など)が伝送される場合もある。
【0034】そして、ステップS15で認証処理が完了
した場合には、現在アクセスのあったクライアントに対
してストリーミングメディアデータを送信しているか否
か判断する(ステップS16)。この判断で、まだ送信
していない場合には、その要求のあったストリーミング
メディアデータを、例えば先頭部分から送信を開始させ
る(ステップS19)。また、ステップS16の判断
で、既に送信を開始していると判断した場合には、引き
続き、ストリーミングメディアデータの送信を続ける
(ステップS20)。
【0035】そして、ステップS12でプレイメソッド
でないと判断した場合と、ステップS17でストリーミ
ングメディアデータを既に送信していると判断した場合
と、ステップS18,S19,S20の処理が行われた
場合には、そのときのリクエスト(即ちステップS11
で受信したリクエスト)に応じた処理を行って、そのレ
スポンスを、リクエストの送信元のクライアントに返送
し(ステップS21)、ステップS11のリクエスト受
信待機に戻る。
【0036】次に、クライアント側での処理動作例を、
図4のフローチャートを参照して説明する。クライアン
ト20の中央制御ユニット24は、ネットワーク1を介
してサーバに対してディスクライブ(DESCRIBE)メソッ
ドを発行した後、そのレスポンスを受信するまで待機す
る(ステップS31)。そして、そのレスポンスの値が
200(即ち許諾するレスポンス)であるか否か判断し
(ステップS32)、許諾するレスポンスであると判断
した場合に、セットアップメソッドをサーバに対して送
り、そのレスポンスを受信するまで待機する(ステップ
S33)。そして、ステップS33で受信したレスポン
スの値が200(即ち許諾するレスポンス)であるか否
か判断する(ステップS34)。ここでも許諾するレス
ポンスであると判断した場合に、再生を指示するプレイ
メソッドを発行し、そのレスポンスが受信されるまで待
機する(ステップS35)。
【0037】ここで、受信されるレスポンスの値が40
1(即ち不許可のレスポンス)である場合には、クライ
アント20の中央制御ユニット24が、接続されたディ
スプレイなどを使用して、ユーザに認証用の情報の入力
を要求して、その要求に基づいて入力された情報を使用
して、サーバに送る認証情報を生成させて、その認証情
報をプレイメソッドに付加して、サーバに送る(ステッ
プS37)。また、このときサーバ側から送られるスト
リーミングメディアデータがある場合には、そのストリ
ーミングメディアデータをインターフェース部21で受
信処理させて、その受信したストリーミングメディアデ
ータを、ハードディスク(或いはバッファメモリなど)
に蓄積させる。
【0038】そして、ステップS36で判断したレスポ
ンスの値が401でない場合、及びステップS37でプ
レイメソッドを発行させた場合には、レスポンスの値が
200(即ち許諾するレスポンス)であるか否か判断す
る(ステップS38)。ここで、プレイを許諾するレス
ポンスである場合には、サーバから転送されたストリー
ミングメディアデータの再生を開始させる(ステップS
39)。そのストリーミングメディアデータの先頭部分
が、ハードディスクに蓄積されている場合には、その蓄
積された部分を読出して、再生させる。
【0039】また、ステップS34でレスポンスの値が
200以外の場合と、ステップS38でレスポンスの値
が200以外の場合には、期待しないエラーレスポンス
の処理を行い(ステップS40)、ここでの処理を終了
する。期待しないエラーレスポンスの処理としては、例
えば、サーバから転送されてハードディスクに蓄積され
たストリーミングメディアのデータを破棄(消去)する
処理がある。
【0040】このようにして、サーバとクライアントと
が処理を行う構成とした上で、クライアントからの要求
でサーバからストリーミングメディアを配信させる処理
の例を、図5を参照して説明する。
【0041】まず、クライアントはストリーミングメデ
ィアサーバにアクセスして、そのアクセスしたサーバに
対して、ストリーミングメディアのストリーム情報を要
求する(ステップS101)。このストリーム情報の要
求がサーバに届くと、レスポンスでストリーミングメデ
ィアのストリーム情報をクライアントに返送する(ステ
ップS102)。このとき送るストリーム情報として
は、例えば指定されたストリーミングメディアのタイト
ル名や、それに付随するデータや、時間(データ量),
記録日時などの案内情報である。なお、ここではストリ
ーム情報の要求時には、クライアントから認証情報に関
する情報の伝送はないものとする。
【0042】ストリーム情報を受信したクライアントで
は、そのストリーミングメディアのストリーム転送設定
要求をサーバに送る(ステップS103)。このストリ
ーム転送設定要求にも認証情報は含まれない。このスト
リーム転送設定要求を受信したサーバでは、その設定要
求に応じることが可能な場合に、ストリーム設定要求を
受理するレスポンスを、クライアントに返送する(ステ
ップS104)。このストリーム転送設定の伝送が行わ
れることで、クライアント側で配信されたデータを受信
するポート番号や、転送レートなどのデータ転送に必要
な設定が行われ、ストリーミングメディアを受信するた
めの準備が行われる。サーバ側でもストリーミングメデ
ィアを送出するための準備が行われ、サーバからクライ
アントへのストリーミングデータを伝送するための伝送
路が確保されることになる。
【0043】次にクライアントは、ストリーミングメデ
ィアの再生要求を行う(ステップS105)。ここで
は、この再生要求を行う際に認証情報が必要なシステム
としてあるが、最初にクライアントから再生要求を送る
際には、認証情報を送らない。サーバで、認証情報のな
い再生要求を受信すると、中央制御ユニットでは認証が
正しく実行できないため、認証エラーであると判断され
て、認証エラーであることをレスポンスでクライアント
に返送する(ステップS106)。この認証エラーの情
報を送る際には、認証処理に関する情報を同時にクライ
アントに提供する。
【0044】そして本例においては、この認証エラーの
情報をサーバから送った直後に、クライアントから要求
のあったストリーミングメディアのデータのサーバから
の配信を開始させる(ステップS107)。ストリーミ
ングメディアのデータの配信は、一定のデータ量毎にパ
ケット化されたパケットデータとして行うようにしてあ
り、例えば図5の例では、そのストリーミングメディア
の先頭部分のデータである♯1のパケットデータを送
る。このパケットデータを受信したクライアント側の端
末では、その受信したデータをハードディスクに蓄積さ
せる。パケット化されたストリーミングメディアのデー
タを送る処理は、データを送ることが可能な場合に、随
時実行される。
【0045】そして、このパケットデータの受信処理と
並行して、ステップS106での認証処理に関する情報
を受信したクライアント側では、例えばクライアントを
構成する端末のディスプレイに、認証処理に必要な入力
を行うための画面を表示させる。例えば、ユーザ認識に
必要なアクセス番号やパスワードなどを入力させる画面
を表示させる。また、課金の処理が認証時に必要な場合
には、クレジットカード番号や有効期限などの情報の入
力画面を表示させる。クライアントの端末は、ユーザの
操作でそれらの項目の入力が行われた段階で、再度、再
生要求を行う(ステップS108)。このときには、ユ
ーザ入力に基づいた認証情報を同時に伝送する。
【0046】この認証情報が含まれた再生要求がサーバ
に伝送されると、サーバを構成する端末内の中央制御ユ
ニットで、認証情報を使用した認証処理が実行される。
この認証処理が実行されている間にも、ストリーミング
メディアのパケットデータの伝送が可能な場合には、サ
ーバから送られる。例えば図5の例では、♯2のパケッ
トデータがサーバから送られて、クライアント側で蓄積
される(ステップS109)。
【0047】そして、サーバ側に送られた認証情報に基
づいて認証処理が正しく完了した場合には、ストリーミ
ングメディアの再生開始指令を、サーバからクライアン
トに送る(ステップS110)。この再生開始指令を受
信したクライアントでは、サーバから既に送られて蓄積
されているストリーミングメディアのデータの再生処理
を開始させる。そして、以後はストリーミングメディア
のデータのサーバからクライアントへの配信を、ステッ
プS111,S112に示すように、パケット番号順に
行う。
【0048】なお、再生開始指令をサーバから送る際に
は、ストリーミングメディアデータをどこから再生する
のかを示す再生位置(又は再生範囲)のデータを、付加
するようにして、クライアント側では、その指示された
位置から再生させるようにしても良い。例えば、パケッ
ト♯1から再生させる再生位置指示情報を送るようにし
ても良い。
【0049】そして、図5の例では図示しないが、この
ストリーミングメディアの全てのデータの配信が終わっ
た場合、或いはクライアント側から配信の停止要求があ
った場合に、サーバからの配信が終了する。
【0050】このようにストリーミングメディアのデー
タの配信処理が行われることで、認証処理が必要なスト
リーミングメディアをクライアント側から要求してか
ら、そのクライアントで再生が始まるまでの時間を短縮
することができる。即ち、従来は認証処理が完全に終わ
ってから、サーバでストリーミングメディアの配信が始
まり、その配信されたデータがある程度蓄積されてから
再生が始まるので、クライアント側の端末を操作するユ
ーザにとっては待ち時間が比較的長く必要であった。こ
れに対して、本例の場合には、クライアントからの要求
があった時点で、直ちにそのストリーミングメディアの
配信を始めるようにしたので、サーバ側から再生開始指
令があった段階(例えば図5のステップS110の段
階)では、既にある程度のストリーミングメディアがク
ライアント側に蓄積されており、その蓄積されたデータ
を利用して、クライアント側の端末に接続されたディス
プレイやスピーカを使用して、直ちに再生を開始させる
ことが可能になる。
【0051】ここで、このようにサーバからクライアン
トへ配信が行われる場合の処理を、RTSPによる通信
プロトコルで実行する場合の例を、図6を参照して説明
する。まず、クライアントは、ストリーム情報の要求に
相当するディスクライブ(DESCRIBE)メソッド(認証情
報なし)を発行して、サーバに送る(ステップS12
1)。そのディスクライブメソッドを受信したサーバ
は、そのメソッドを許諾する値200のレスポンスを返
送する(ステップS122)。そのレスポンスを確認し
たクライアントは、ストリーム転送設定に相当するセッ
トアップ(SETUP )メソッド(認証情報なし)を発行し
て、サーバに送る(ステップS123)。そのディスク
ライブメソッドを受信したサーバは、そのメソッドを許
諾する値200のレスポンスを返送する(ステップS1
24)。
【0052】そして、セットアップメソッドを許諾する
レスポンスを受信したクライアントは、再生要求に相当
するプレイ(PLAY)メソッドを発行して、サーバに送る
(ステップS125)。このときには、認証情報を付加
しない。この認証情報が付加されないプレイメソッドを
サーバで受信した場合には、認証処理が実行できないた
めに、認証エラーとなって、不許可のレスポンスである
値401のレスポンスを、クライアントに返送する(ス
テップS126)。このとき、認証を行うのに必要な情
報を同時に送る。
【0053】そして、ステップS126のレスポンスに
続いて、ストリーミングメディアのパケットデータの送
信を開始させる(ステップS127)。その後、クライ
アントから認証情報が付加されたプレイメソッドが送ら
れることで(ステップS128)、その認証が完了する
と値200のレスポンスが返送され(ステップS13
0)、その再生を許諾するレスポンスの受信で、クライ
アント側の端末での再生が開始される。
【0054】ストリーミングメディアのパケットデータ
の送信については、認証完了前であっても随時実行され
(例えばステップS129)、認証完了後には、ほぼ連
続的にパケットデータが送信される(ステップS13
1,S132‥‥)。
【0055】なお、クライアント側に蓄積されたストリ
ーミングメディアのデータは、基本的には、サーバから
の再生開始指令があるまでは、再生できないように制限
するのが好ましい。即ち、例えば実際のクライアントと
サーバとの間での処理として、認証処理が完了する前に
ストリーミングメディアの配信を開始させても、不正な
アクセスであった場合や、ユーザによる認証に必要な情
報の入力誤りの場合などで、結局認証処理が完了しない
場合が想定される。そのような場合に、クライアント側
に配信されたストリーミングメディアのデータが、不正
に再生されるのを防止することが好ましい。後述する例
では、そのために暗号化してストリーミングメディアの
データを配信する例を述べたが、そのような暗号化処理
は、必ずしも必要なものではない。
【0056】即ち、例えば、認証完了前にサーバ側から
配信可能なストリーミングメディアのデータ量を予め決
めておき、そのデータ量のストリーミングメディアを送
った段階で、認証処理が完了しない場合には、データの
配信を停止させて、認証完了まで待機させるようにして
も良い。このようにすることで、例えば配信させるスト
リーミングメディアとして、1時間程度の長さのビデオ
プログラムである場合に、そのビデオプログラムのタイ
トルなどが表示される先頭の数分程度の部分だけを認証
完了の可否に係わらず配信可能とし、そのビデオプログ
ラムの本編の部分については、認証完了後にだけ配信さ
せるようにしても良い。
【0057】或いは、楽曲などのオーディオプログラム
である場合に、各曲の先頭部分の1〜2分程度について
は、無料で試聴できるようにサーバ側で構成された場合
に、その無料で試聴できる範囲のデータについては、認
証処理が完了前に送っても良いデータとして設定して、
無料で試聴できる範囲を越えたデータについては、認証
処理が完了した後だけにサーバから配信させるようにし
ても良い。
【0058】次に、認証完了前にサーバから配信される
データの不正使用を防止するために、サーバから配信す
るデータを暗号化する例を、図7の伝送例を参照して説
明する。
【0059】まず、クライアントはストリーミングメデ
ィアサーバにアクセスして、そのアクセスしたサーバに
対して、ストリーミングメディアのストリーム情報を要
求する(ステップS141)。このストリーム情報の要
求がサーバに届くと、レスポンスでストリーミングメデ
ィアのストリーム情報をクライアントに返送する(ステ
ップS142)。このストリーム情報の要求時には、ク
ライアントから認証情報に関する情報の伝送はない。
【0060】ストリーム情報を受信したクライアントで
は、そのストリーミングメディアのストリーム転送設定
要求をサーバに送る(ステップS143)。このストリ
ーム転送設定要求にも認証情報は含まれない。このスト
リーム転送設定要求を受信したサーバでは、その設定要
求に応じることが可能な場合に、ストリーム設定要求を
受理するレスポンスを、クライアントに返送する(ステ
ップS144)。このストリーム転送設定の伝送で、サ
ーバからクライアントへのストリーミングデータを伝送
するための伝送路が確保されることになる。
【0061】次にクライアントは、ストリーミングメデ
ィアの再生要求を行う(ステップS145)。ここでの
再生要求の送信時には、認証情報を送らない。サーバ
で、認証情報のない再生要求を受信すると、認証エラー
であると判断されて、認証エラーであることをレスポン
スでクライアントに返送する(ステップS146)。こ
の認証エラーの情報を送る際には、認証処理に関する情
報を同時にクライアントに提供する。ここまでの処理
は、図5の伝送例で説明した処理と同じである。
【0062】そして本例においては、この認証エラーの
情報をサーバから送った直後に、クライアントから要求
のあったストリーミングメディアのデータのサーバから
の配信を開始させる(ステップS147)。ここで配信
されるストリーミングメディアのデータは、所定の暗号
化用の鍵を使用して暗号化されたパケットデータとして
ある。暗号化処理については、例えば図2に示したサー
バ10内の処理ブロック14で実行され、暗号化に使用
した鍵のデータは、中央制御ユニット11が管理する。
【0063】この暗号化されたパケットデータを受信し
たクライアント側の端末では、その受信したデータを、
暗号化からの復号をすることなく、ハードディスクに蓄
積させる。暗号化されたストリーミングメディアのデー
タを送る処理は、データを送ることが可能な場合に、随
時実行される。
【0064】そして、このパケットデータの受信処理と
並行して、ステップS146での認証処理に関する情報
を受信したクライアント側では、例えばクライアントを
構成する端末のディスプレイに、認証処理に必要な入力
を行うための画面を表示させ、ユーザ操作などで認証処
理(或いは課金処理)に必要な情報を入力させる。それ
らの項目の入力が行われた段階で、再度、再生要求を行
う(ステップS148)。このときには、ユーザ入力に
基づいた認証情報を同時に伝送する。
【0065】この認証情報が含まれた再生要求がサーバ
に伝送されると、サーバを構成する端末内の中央制御ユ
ニットで、認証情報を使用した認証処理が実行される。
この認証処理が実行されている間にも、ストリーミング
メディアのパケットデータの伝送が可能な場合には、サ
ーバから送られる。例えば図7の例では、♯2のパケッ
トデータがサーバから送られて、クライアント側で蓄積
される(ステップS149)。
【0066】そして、サーバ側に送られた認証情報に基
づいて認証処理が正しく完了した場合には、ストリーミ
ングメディアの再生開始指令を、サーバからクライアン
トに送る(ステップS150)。このとき、サーバ内の
中央制御ユニットは、ストリーミングメディアの暗号化
に使用した鍵を、復号用の鍵データとして、再生開始指
令に付加する。
【0067】この復号用の鍵データが含まれた再生開始
指令を受信したクライアントでは、サーバから既に送ら
れて蓄積されているストリーミングメディアのデータを
読出して、中央制御ユニットの制御で、受信した復号用
鍵を使用して暗号化からの復号処理を行い、その復号さ
れたデータの再生処理を開始させる。これ以後、ステッ
プS151,S152‥‥として配信されるストリーミ
ングデータについても、暗号化されているので、同じ復
号用鍵を使用して復号してから再生させる。
【0068】このように暗号化してストリーミングメデ
ィアのデータを配信し、認証完了後にサーバから復号用
の鍵データを送るようにしたことで、認証完了前に配信
されてクライアントに蓄積されたデータだけで再生する
ことは困難であり、ストリーミングメディアの不正使用
を効果的に防止できる。
【0069】なお、図7の例のように、サーバから配信
される全てのデータを暗号化した場合には、クライアン
ト側の端末で、ストリーミングメディアの再生時に、全
てのデータの暗号化からの復号が必要であり、それだけ
クライアントでのデータ処理量が増えるが、一部のデー
タだけを暗号化して、クライアントでのデータ処理量を
減らすようにしても良い。
【0070】図8の伝送例は、一部のデータだけを暗号
化して配信する一例である。以下説明すると、まず、ク
ライアントはストリーミングメディアサーバにアクセス
して、そのアクセスしたサーバに対して、ストリーミン
グメディアのストリーム情報を要求する(ステップS1
61)。このストリーム情報の要求がサーバに届くと、
レスポンスでストリーミングメディアのストリーム情報
をクライアントに返送する(ステップS162)。この
ストリーム情報の要求時には、クライアントから認証情
報に関する情報の伝送はない。
【0071】ストリーム情報を受信したクライアントで
は、そのストリーミングメディアのストリーム転送設定
要求をサーバに送る(ステップS163)。このストリ
ーム転送設定要求にも認証情報は含まれない。このスト
リーム転送設定要求を受信したサーバでは、その設定要
求に応じることが可能な場合に、ストリーム設定要求を
受理するレスポンスを、クライアントに返送する(ステ
ップS164)。このストリーム転送設定の伝送で、サ
ーバからクライアントへのストリーミングデータを伝送
するための伝送路が確保されることになる。
【0072】次にクライアントは、ストリーミングメデ
ィアの再生要求を行う(ステップS165)。ここでの
再生要求の送信時には、認証情報を送らない。サーバ
で、認証情報のない再生要求を受信すると、認証エラー
であると判断されて、認証エラーであることをレスポン
スでクライアントに返送する(ステップS166)。こ
の認証エラーの情報を送る際には、認証処理に関する情
報を同時にクライアントに提供する。ここまでの処理
は、図5,図7の伝送例で説明した処理と同じである。
【0073】そして本例においては、この認証エラーの
情報をサーバから送った直後に、クライアントから要求
のあったストリーミングメディアのデータのサーバから
の配信を開始させる(ステップS167)。ここで配信
されるストリーミングメディアのデータは、所定の暗号
化用の鍵を使用して暗号化されたパケットデータとして
ある。暗号化処理については、例えば図2に示したサー
バ10内の処理ブロック14で実行され、暗号化に使用
した鍵のデータは、中央制御ユニット11が管理する。
【0074】この暗号化されたパケットデータを受信し
たクライアント側の端末では、その受信したデータを、
暗号化からの復号をすることなく、ハードディスクに蓄
積させる。暗号化されたストリーミングメディアのデー
タを送る処理は、データを送ることが可能な場合に、随
時実行される。
【0075】そして、このパケットデータの受信処理と
並行して、ステップS166での認証処理に関する情報
を受信したクライアント側では、例えばクライアントを
構成する端末のディスプレイに、認証処理に必要な入力
を行うための画面を表示させ、ユーザ操作などで認証処
理(或いは課金処理)に必要な情報を入力させる。それ
らの項目の入力が行われた段階で、再度、再生要求を行
う(ステップS168)。このときには、ユーザ入力に
基づいた認証情報を同時に伝送する。
【0076】この認証情報が含まれた再生要求がサーバ
に伝送されると、サーバを構成する端末内の中央制御ユ
ニットで、認証情報を使用した認証処理が実行される。
この認証処理が実行されている間にも、ストリーミング
メディアのパケットデータの伝送が可能な場合には、サ
ーバから送られる。例えば図8の例では、♯2のパケッ
トデータがサーバから送られて、クライアント側で蓄積
される(ステップS169)。
【0077】そして、サーバ側に送られた認証情報に基
づいて認証処理が正しく完了した場合には、ストリーミ
ングメディアの再生開始指令を、サーバからクライアン
トに送る(ステップS170)。このとき、サーバ内の
中央制御ユニットは、ストリーミングメディアの暗号化
に使用した鍵を、復号用の鍵データとして、再生開始指
令に付加する。また、暗号化した範囲についてのデータ
についても、付加する。
【0078】そして、それ以後もサーバからのストリー
ミングメディアの配信が行われるが、ここでは認証完了
後に配信するストリーミングメディアのデータについて
は、暗号化しないデータとする。即ち、図8の例では、
ステップS171,S172‥‥として配信されるスト
リーミングデータは、暗号化しないデータとする。
【0079】この復号用の鍵データが含まれた再生開始
指令を受信したクライアントでは、サーバから既に送ら
れて蓄積されているストリーミングメディアのデータを
読出して、中央制御ユニットの制御で、受信した復号用
鍵を使用して暗号化からの復号処理を行い、その復号さ
れたデータの再生処理を開始させる。そして、クライア
ント側の端末の中央制御ユニットでは、再生開始指令に
含まれた暗号化範囲のデータを参照して、暗号化範囲外
の再生に移ったと判断した場合に、処理ブロックでの暗
号化からの復号処理を終了させて、以後のストリーミン
グメディアの再生では、暗号化からる復号化をせずに再
生処理させる。
【0080】このように認証完了前のデータだけを暗号
化することで、暗号化からの復号に要する処理を、最低
限のデータ処理量で実行でき、サーバでの暗号化やクラ
イアントでの復号化に要する負担を最小限に抑えること
ができる。
【0081】なお、暗号化した範囲の指示については、
例えばRTSPのプロトコルの場合に、次のようにして
示すことができる。 RTP-info:url=rtsp://foo.com/bar.ari/streamid=0;seq
10 この例では、最後の〔seq=10〕でデータ番号9までが範
囲であることが示され、この範囲が暗号化されているこ
とが示されるようになる。なお、上述した再生位置(又
は再生範囲)を指示する場合にも、同様のデータ構成で
再生位置に相当するセクタなどを指示することで、適用
可能である。
【0082】ここまで説明した実施の形態では、認証完
了する前に、サーバからクライアントに配信されて蓄積
されたデータは、認証完了後に再生させるものとして説
明したが、例えば認証完了前にサーバから配信されてク
ライアント内に蓄積されて、その後ある程度の時間が経
過しても、認証が完了しない場合には、クライアント側
の端末に蓄積されたストリーミングメディアのデータ
を、消去する処理を行うようにしても良い。この消去処
理は、クライアント側の中央制御ユニットの制御で自動
的に行う。或いは、配信の開始からある程度の時間の経
過後に、認証が完了しないことをサーバが判断した場合
に、サーバからクライアントに、配信したデータを消去
する指示を行うようにしても良い。
【0083】また、上述した実施の形態では、クライア
ントからの再生要求時に認証情報の伝送を必要とするよ
うにしたが、それ以前の指示などを伝送する際に認証情
報を伝送するようにしても良い。
【0084】また、上述した実施の形態では、サーバ1
0及びクライアント20は、コンピュータ装置を利用し
て構成した例としてあるが、専用のデータ蓄積装置やデ
ータ受信・再生装置として構成しても良い。
【0085】また、上述した実施の形態では、インター
ネットを利用したネットワークで伝送を行う例について
説明したが、その他のネットワークを使用しても良い。
例えば、サーバとクライアントとの間での指示やレスポ
ンスの伝送については、インターネットのようなネット
ワークを使用して、サーバからクライアントへのストリ
ーミングメディアのデータの伝送については、そのメデ
ィアデータ伝送用に用意された専用の伝送路を使用して
も良い。
【0086】
【発明の効果】本発明によると、認証処理が必要なスト
リーミングデータであっても、その認証処理が完了する
前にサーバからクライアントへの配信を開始させるよう
にしたので、認証処理が完了した段階で、クライアント
では直ちにストリーミングデータの再生に移ることがで
き、クライアントでストリーミングデータの配信を要求
して、そのデータが再生されるまでの時間を短縮するこ
とができ、クライアントを構成する端末を操作している
ユーザにとっての待ち時間を短くすることが可能にな
る。
【0087】この場合、認証処理の完了前にサーバが配
信を開始させたストリーミングデータは、所定の暗号化
を施して送信させることで、認証処理の完了前に配信さ
れたストリーミングデータの不正使用を防止できる。
【0088】また、このように暗号化を施して送信させ
る場合に、認証処理が完了した後に、暗号化を復号する
鍵をサーバから配信することで、認証処理完了前にクラ
イアントで再生することは出来なく、また認証処理完了
後には、配信される鍵を使用して容易に再生処理が出来
るようになる。
【0089】さらに、認証処理が完了してからサーバが
送るストリーミングデータについては、暗号化をしない
ようにしたことで、クライアントでは、認証処理前に配
信された一部のストリーミングデータについてだけ暗号
化からの復号処理を行えば良く、以後のデータの再生に
は復号処理が必要なくなり、それだけ再生処理に要する
負担が少なくなる。
【0090】また、このときストリーミングデータの暗
号化した範囲についてのデータを、サーバからクライア
ントに送るようにしたことで、どこまでのデータを鍵を
使用して復号すれば良いかがクライアント側で容易に判
るようになる。
【0091】さらに、認証処理が完了した後に、クライ
アントが蓄積したストリーミングデータの中の再生する
範囲をサーバから配信することで、再生範囲がクライア
ント側で容易に判るようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態によるシステム構成例を
示した説明図である。
【図2】本発明の一実施の形態による機器構成例を示し
たブロック図である。
【図3】本発明の一実施の形態によるサーバ側での処理
例を示したフローチャートである。
【図4】本発明の一実施の形態によるクライアント側で
の処理例を示したフローチャートである。
【図5】本発明の一実施の形態による伝送例を示した説
明図である。
【図6】本発明の一実施の形態による伝送例を、RTS
Pプロトコルで示した説明図である。
【図7】本発明の他の実施の形態による伝送例(暗号化
する例)を示した説明図である。
【図8】本発明のさらに他の実施の形態による伝送例
(一部を暗号化する例)を示した説明図である。
【図9】従来の典型的なストリーミングサーバでの認証
処理を必要とする伝送例を示した説明図である。
【符号の説明】
1…ネットワーク、10…サーバ、11…中央制御ユニ
ット、12…インターフェース部、13…ハードディス
クドライブ、14…処理ブロック、20…クライアン
ト、21…インターフェース部、22…ハードディスク
ドライブ、23…処理ブロック、24…中央制御ユニッ
ト、25…スピーカ、26…ディスプレイ

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サーバからクライアントに、認証を必要
    とするストリーミングデータを配信するストリーミング
    データ配信方法において、 上記クライアントから上記サーバに対して、上記ストリ
    ーミングデータの配信を要求するステップと、 上記要求を受けたサーバが、上記要求の発信元のクライ
    アントに、上記ストリーミングデータの配信を開始さ
    せ、そのストリーミングデータの配信に必要なクライア
    ントの認証処理を行うステップと、 上記配信されたストリーミングデータを上記クライアン
    トで受信して蓄積し、上記認証処理が完了した後に、受
    信して蓄積したストリーミングデータの再生を開始させ
    るステップとを有するストリーミングデータ配信方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のストリーミングデータ配
    信方法において、 上記認証処理の完了前に、上記サーバが配信を開始させ
    たストリーミングデータは、所定の暗号化を施して送信
    させるストリーミングデータ配信方法。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のストリーミングデータ配
    信方法において、 上記認証処理が完了した後に、上記暗号化を復号する鍵
    を上記サーバから配信するストリーミングデータ配信方
    法。
  4. 【請求項4】 請求項2記載のストリーミングデータ配
    信方法において、 上記認証処理が完了してから上記サーバが送るストリー
    ミングデータについては、上記暗号化をしないようにし
    たストリーミングデータ配信方法。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のストリーミングデータ配
    信方法において、 上記ストリーミングデータの暗号化した範囲についての
    データを、上記サーバから上記クライアントに送るよう
    にしたストリーミングデータ配信方法。
  6. 【請求項6】 請求項1記載のストリーミングデータ配
    信方法において、 上記認証処理が完了した後に、上記クライアントが蓄積
    したストリーミングデータの中の再生する範囲を上記サ
    ーバから配信するストリーミングデータ配信方法。
  7. 【請求項7】 ストリーミングデータを保持するストリ
    ーミングデータ保持手段と、 所定のネットワークを介して接続されたクライアントと
    通信を行う通信手段と、 上記ストリーミングデータ保持手段が保持したストリー
    ミングデータの配信に必要な認証処理を、クライアント
    との通信により行う認証処理手段と、 上記通信手段が受信したストリーミングデータ配信要求
    に基づいて、上記ストリーミングデータ保持手段が保持
    したストリーミングデータを上記通信手段から配信さ
    せ、上記認証処理手段で認証処理が正しく完了した場合
    に、上記配信させたストリーミングデータの再生を開始
    させる指令を送る制御手段とを備えたデータ配信サー
    バ。
  8. 【請求項8】 請求項7記載のデータ配信サーバにおい
    て、 上記通信手段が配信させるストリーミングデータを暗号
    化する暗号化手段をさらに備えたストリーミングデータ
    配信方法。
  9. 【請求項9】 請求項8記載のデータ配信サーバにおい
    て、 上記制御手段は、上記認証処理手段で認証処理が正しく
    完了した場合に、上記暗号化手段が暗号化したデータを
    復号する鍵を上記通信手段からクライアントに送るデー
    タ配信サーバ。
  10. 【請求項10】 請求項8記載のデータ配信サーバにお
    いて、 上記暗号化手段によるストリーミングデータの暗号化
    は、上記認証処理手段で認証処理が正しく完了するまで
    行うデータ配信サーバ。
  11. 【請求項11】 請求項10記載のデータ配信サーバに
    おいて、 上記暗号化手段が暗号化した範囲についてのデータを、
    上記通信手段からクライアントに送るデータ配信サー
    バ。
  12. 【請求項12】 請求項7記載のデータ配信サーバにお
    いて、 上記認証処理手段で認証処理が正しく完了した場合に、
    上記制御手段は、配信したストリーミングデータの再生
    する範囲についての指令を送るデータ配信サーバ。
  13. 【請求項13】 所定のネットワークを介して接続され
    たサーバと通信を行う通信手段と、 上記通信手段が受信したストリーミングデータを蓄積す
    るストリーミングデータ蓄積手段と、 上記ストリーミングデータ蓄積手段に蓄積されたストリ
    ーミングデータを再生させる再生手段と、 上記通信手段が通信を行うサーバに対して認証情報を送
    り、その後のサーバからの再生指示に基づいて上記再生
    手段での再生制御を行う制御手段とを備えたデータ受信
    装置。
  14. 【請求項14】 請求項13記載のデータ受信装置にお
    いて、 上記通信手段が受信して上記ストリーミングデータ蓄積
    手段に蓄積されたストリーミングデータを暗号化から復
    号する復号手段をさらに備えたデータ受信装置。
  15. 【請求項15】 請求項14記載のデータ受信装置にお
    いて、 上記制御手段は、上記通信手段が受信した復号用の鍵を
    上記復号手段に与えて、復号させるようにしたデータ受
    信装置。
  16. 【請求項16】 請求項8記載のデータ配信サーバにお
    いて、 上記復号手段での暗号化からの復号は、上記サーバから
    の再生指示で指定された範囲のストリーミングデータに
    対してだけ行うデータ受信装置。
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