JP2003324698A - 配信装置および方法 - Google Patents

配信装置および方法

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JP2003324698A
JP2003324698A JP2002128385A JP2002128385A JP2003324698A JP 2003324698 A JP2003324698 A JP 2003324698A JP 2002128385 A JP2002128385 A JP 2002128385A JP 2002128385 A JP2002128385 A JP 2002128385A JP 2003324698 A JP2003324698 A JP 2003324698A
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JP2002128385A
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English (en)
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Kazuhiko Saito
一彦 斉藤
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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  • Television Systems (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 機動性に優れ、安価に構成することができ、
複数の映像を切り替えると同時に必要な付帯情報を埋め
込みながらワンマン操作を実現すること、且つライブ配
信したデータをファイルとして記録し、その後記録され
たデータをオンデマンド配信のデータとして用いる。 【解決手段】 ストリームデータSD1〜SD3のそれ
ぞれの基準時間が異なっているので、データSD1の基
準時間にデータSD2、SD3の基準時間を一致させ
る。そして、同一プロファイルによってエンコードされ
ているデータSD1〜SD3の中から所望のデータに適
宜切り替えて、ストリームデータSD4が生成される。
そのデータSD4の基準時間およびリファレンス番号が
付け直され、再構成される。再構成されたデータSD4
に画像・オーディオ・URL・文字などの情報が挿入さ
れる。このデータSD4がストリーミング配信され、プ
レーヤ20、23、26で受信される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、データを受信し
ながらコンテンツを再生する、いわゆるストリーミング
による配信を活用して、生中継を行うようにした配信装
置および方法に関する。
【0002】
【従来の技術】現在ライブ配信を行う場合、図8に示す
ように、放送局などで用いられる比較的高価なシステム
で構成される。例えば、放送業務用カメラ101、10
2、および/または103で撮影した映像が映像ケーブ
ルを介してビデオ・スイッチャ104に供給される。ビ
デオ・スイッチャ104へ供給された映像は、ビデオ・
エフェクタ105、さらにテロップを挿入する場合には
テロッパ(図示なし)を経由してエンコーダ106にお
いてハードウェアによって高速リアルタイムエンコード
が行われる。エンコードされた映像は、ネットワークを
経由して、予め用意しておいたライブ配信用のウェブペ
ージにリンクされる。このとき、ウェブページはWeb
サーバ108から配信を行い、ライブ配信はストリーミ
ングサーバ107から配信を行う。このWebサーバ1
08およびストリーミングサーバ107は連携してい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このシステムの問題点
は、ライブ配信を行うために必要となる機材が高価なた
めシステム価格が非常に高くなるという点と、機材が重
く大型となるため機動性や設定・撤去性に劣るという点
と、機材の操作に専門的な知識と経験を必要とする点
と、さらには複数の操作者が必要であるという点とがあ
った。
【0004】これに対して、多少映像品質は劣るが、市
販のPC(Personal Computer)を基本構成として映像
の配信を行うシステムがある。図9に示すように、VT
R一体型デジタルカメラ111および/または据え置き
型デジタルカメラ112(以下、これらを「デジタルカ
メラ」と称する)で撮影した映像がIEEE(Institut
e of Electrical and Electronics Engineers)139
4に準拠したケーブルおよび/またはS−Video
(Separate Video)信号用のケーブルを介して、エンコ
ーダ113へ供給される。エンコーダ113では、供給
された映像に対してアプリケーションソフトウェアによ
って高速リアルタイムエンコードが行われる。エンコー
ドされた映像は、ネットワークを経由して、予め用意し
ておいたライブ配信用のウェブページにリンクされる。
このとき、ウェブページはWebサーバ115から配信
を行い、ライブ配信はストリーミングサーバ114から
配信を行う。このWebサーバ115およびストリーミ
ングサーバ114は連携している。
【0005】このように、市販のPCを用いることによ
ってシステム全体の価格は引き下げられ、携帯型PCを
採用することによって可搬性も実現できる。
【0006】しかしながら、デジタルカメラ111およ
び112と、エンコーダ113との間は、有線で接続さ
れるため、その距離が5m前後と制限を受ける。そのた
め、所定の規模を超える会場の場合、このシステムを適
用することができない問題があった。
【0007】さらに、複数の同時操作が必要となるた
め、複数の操作者を必要とすることから機動性も低くイ
ベントの中継等にこのシステムを適用することは現実的
ではない。
【0008】従って、この発明の目的は、機動性に優
れ、安価に構成することができ、複数の映像を切り替え
ることができ、それと同時に必要な付帯情報を埋め込み
ながらワンマン操作を実現することができ、且つライブ
配信したデータをファイルとして記録し、その後記録さ
れたデータをオンデマンド配信のデータとして用いるこ
とができる配信装置および方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述した課題を達成する
ために請求項1の発明は、ストリーミング配信によって
生中継を行うようにした配信装置において、n(nは2
以上の整数)個の撮像信号を狭帯域となるように圧縮を
施してn個のストリームデータを生成するストリームデ
ータ生成手段と、生成されたn個のストリームデータの
基準時間をそれぞれ抽出する基準時間抽出手段と、n個
のストリームデータの中から1個のストリームデータを
選択し、選択された1個のストリームデータの基準時間
に一致するように、他の(n−1)個のストリームデー
タの基準時間をそれぞれ補正する基準時間補正手段と、
選択された1個のストリームデータと、基準時間がそれ
ぞれ補正された(n−1)個のストリームデータとの中
から所望のストリームデータを出力するように切り替え
る切替手段と、所望のストリームデータの基準時間を再
構成する基準時間再構成手段と、基準時間が再構成され
た所望のストリームデータを配信する配信手段とを有す
ることを特徴とする配信装置である。
【0010】請求項5に記載の発明は、ストリーミング
配信によって生中継を行うようにした配信方法におい
て、n(nは2以上の整数)個の撮像信号を狭帯域とな
るように圧縮を施してn個のストリームデータを生成
し、生成されたn個のストリームデータの基準時間をそ
れぞれ抽出し、n個のストリームデータの中から1個の
ストリームデータを選択し、選択された1個のストリー
ムデータの基準時間に一致するように、他の(n−1)
個のストリームデータの基準時間をそれぞれ補正する基
準時間補正手段と、選択された1個のストリームデータ
と、基準時間がそれぞれ補正された(n−1)個のスト
リームデータとの中から所望のストリームデータを出力
するように切り替え、所望のストリームデータの基準時
間を再構成し、基準時間が再構成された所望のストリー
ムデータを配信するようにしたことを特徴とする配信方
法である。
【0011】このように、それぞれ異なるn個のストリ
ームデータの基準時間を一致させることができるので、
n個のストリームデータを切り替えて所望のストリーム
データが生成され、生成された所望のストリームデータ
の基準時間が再構成され、配信されるため、プレーヤ側
では、再バッファリングなどの処理を行わなくても、配
信開始から常に連続しているストリームデータとしてス
トリームデータを受信し、再生することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施形態につ
いて図面を参照して説明する。この発明の概念的なシス
テム構成の一実施形態を図1を参照して説明する。この
図1に示すシステムは、デジタルカメラ1、2、および
3、エンコーダ(ストリームデータ生成手段)4、5、
および6、アクセスポイント8、携帯型PC9、および
サーバ10から構成される。デジタルカメラ1、2、お
よび3では、撮像信号がエンコーダ4、5、および6へ
供給される。
【0013】エンコーダ4、5、および6では、供給さ
れた撮像信号がストリーミング配信用のストリームデー
タに変換され、圧縮される。このとき、ストリーミング
配信用のストリームデータは、狭帯域ネットワークであ
っても送信可能なように変換され、圧縮される。このよ
うに、ストリームデータが狭帯域ネットワークであって
も送受信が可能とされるので、この一実施形態では伝送
路7がIEEE802.11bに準拠した無線通信でデ
ータの送受信をする、いわゆる無線LAN(Local Area
Network)によって構成される。従って、エンコーダ
4、5、および6には、IEEE802.11bに準拠
した無線LANの送受信に必要な機能が備わっている。
なお、このエンコーダ4、5、および6は、例えば携帯
型PCを使用するようにしても良い。
【0014】エンコーダ4、5、および6で変換された
ストリーミング配信用のストリームデータは、伝送路7
を経由してアクセスポイント8へ供給される。なお、こ
の一実施形態では、伝送路7が無線LANで構成されて
いるが、有線のLANで構成されるようにしても良い。
【0015】アクセスポイント8へ送信されたストリー
ミング配信用のストリームデータは、携帯型PC9へ供
給される。この一実施形態では、携帯型PC9は映像切
替装置として用いられるため、入力された複数のストリ
ームデータの中から所望のストリームデータに切り替え
て、ライブ配信されるストリームデータが生成される。
また、携帯型PC9は、画像、オーディオ、URL(Un
iform Resource Locator)、および文字などの情報をラ
イブ配信されるストリームデータに対して付帯すること
もできる。携帯型PC9で生成されたライブ配信される
ストリームデータは、サーバ10へ供給される。
【0016】サーバ10では、供給されたライブ配信さ
れるストリームデータ、すなわちコンテンツが記憶され
る。このサーバ10には、少なくともウェブサーバの機
能と、ストリーミングサーバの機能とが備わっており、
供給されたライブ配信されるコンテンツは、ネットワー
ク上の複数の閲覧者に対してストリーミングによって配
信される。なお、サーバ10に記憶されたコンテンツ
は、ライブ配信後さらに編集することも可能である。ま
た、サーバ10に記憶されたコンテンツは、オンデマン
ド配信用の素材として使用することも可能である。
【0017】この携帯型PC9とサーバ10とは、隣接
して配置する必要はなく、携帯型PC9とサーバ10と
は、互いにネットワークで接続されていれば良い。通
常、携帯型PC9は、ライブ配信されるイベント会場に
持ち込まれ、イベントの進行状況に応じて配信操作者の
意図によって操作される。サーバ10は、安定した電源
や安全性を重視した環境に設置される。このため、携帯
型PC9およびサーバ10の設置される場所が遠隔地と
なることが多い。
【0018】ここで、図2を参照して、1台のデジタル
カメラから出力される撮像信号をコンテンツとしてスト
リーミング配信する第1の実施形態を説明する。
【0019】デジタルカメラ1から出力される撮像信号
は、エンコーダ4に供給される。エンコーダ4は、入力
バッファ11、エンコーダ12、および出力バッファ1
3から構成される。エンコーダ4に供給された撮像信号
は、入力バッファ11に供給され、一時格納される。エ
ンコーダ12では、入力バッファ11に一時格納された
撮像信号が上述したように狭帯域ネットワークであって
も送信可能なストリーミング配信用のストリームデータ
へ変換され、圧縮される。変換されたストリーミング配
信用のストリームデータは、出力バッファ13に供給さ
れ、一時格納される。出力バッファ13では、一時格納
されたストリーミング配信用のストリームデータが所定
のタイミングで配信装置14に供給される。
【0020】このとき、図示しないがエンコーダ4およ
び配信装置14には、無線LANの送受信に必要な機能
が備わっており、無線LANで構成される伝送路7を経
由して、ストリームデータがエンコーダ4から配信装置
14へ供給される。
【0021】配信装置14は、入力バッファ15、配信
ソフト16、出力バッファ17、18、および19から
構成される。配信装置14に供給されたストリームデー
タは、入力バッファ15に供給され、一時格納される。
配信ソフト16では、入力バッファ15に一時格納され
たストリームデータ、すなわちコンテンツがストリーミ
ングによってライブ配信される。このとき、出力バッフ
ァ17、18、および19には、ライブ配信されるコン
テンツが一時格納される。
【0022】プレーヤ20は入力バッファ21および再
生ソフト22から構成され、プレーヤ23は入力バッフ
ァ24および再生ソフト25から構成され、プレーヤ2
6は入力バッファ27および再生ソフト28から構成さ
れる。
【0023】プレーヤ20は、出力バッファ17に一時
格納されたライブ配信されるコンテンツを受信する。受
信したコンテンツは、入力バッファ21に供給され、一
時格納される。再生ソフト22は、ストリーミング可能
なアプリケーションソフトウェアであり、入力バッファ
21に一時格納されたコンテンツをストリーミング再生
する。
【0024】プレーヤ23は、出力バッファ18に一時
格納されたライブ配信されるコンテンツを受信する。受
信したコンテンツは、入力バッファ24に供給され、一
時格納される。再生ソフト25は、ストリーミング可能
なアプリケーションソフトウェアであり、入力バッファ
24に一時格納されたコンテンツをストリーミング再生
する。
【0025】プレーヤ26は、出力バッファ19に一時
格納されたライブ配信されるコンテンツを受信する。受
信したコンテンツは、入力バッファ27に供給され、一
時格納される。再生ソフト28は、ストリーミング可能
なアプリケーションソフトウェアであり、入力バッファ
27に一時格納されたコンテンツをストリーミング再生
する。
【0026】この一実施形態では、3つの出力バッファ
17、18、および19から3つのプレーヤ20、2
3、および26へコンテンツをストリーミング配信させ
ているが、出力バッファの数を増加させることによっ
て、プレーヤの数も増加させることができる。
【0027】次に、図3を参照して、3台のデジタルカ
メラから出力される撮像信号から作成したコンテンツを
ストリーミング配信する第2の実施形態を説明する。デ
ジタルカメラ1から出力される撮像信号は、エンコーダ
4において、ストリーミング配信用のストリームデータ
SD1へ変換され、所定のタイミングで映像切替配信装
置41へ供給される。このとき、図示しないがエンコー
ダ4および映像切替配信装置41には、無線LANの送
受信に必要な機能が備わっており、無線LANで構成さ
れる伝送路7を経由して、ストリームデータSD1がエ
ンコーダ4から映像切替配信装置41へ供給される。
【0028】デジタルカメラ2から出力される撮像信号
は、エンコーダ5に供給される。エンコーダ5は、入力
バッファ31、エンコーダ32、および出力バッファ3
3から構成される。エンコーダ5に供給された撮像信号
は、入力バッファ31に供給され、一時格納される。エ
ンコーダ32では、入力バッファ31に一時格納された
撮像信号が上述したように狭帯域ネットワークであって
も送信可能なストリーミング配信用のストリームデータ
へ変換され、圧縮される。変換されたストリーミング配
信用のストリームデータは、出力バッファ33に供給さ
れ、一時格納される。出力バッファ33では、一時格納
されたストリーミング配信用のストリームデータSD2
が所定のタイミングで映像切替配信装置41に供給され
る。
【0029】このとき、図示しないがエンコーダ5に
は、無線LANの送受信に必要な機能が備わっており、
無線LANで構成される伝送路7を経由して、ストリー
ムデータSD2がエンコーダ5から映像切替配信装置4
1へ供給される。
【0030】デジタルカメラ3から出力される撮像信号
は、エンコーダ6に供給される。エンコーダ6は、入力
バッファ34、エンコーダ35、および出力バッファ3
6から構成される。エンコーダ6に供給された撮像信号
は、入力バッファ34に供給され、一時格納される。エ
ンコーダ35では、入力バッファ34に一時格納された
撮像信号が上述したように狭帯域ネットワークであって
も送信可能なストリーミング配信用のストリームデータ
へ変換され、圧縮される。変換されたストリーミング配
信用のストリームデータは、出力バッファ36に供給さ
れ、一時格納される。出力バッファ36では、一時格納
されたストリーミング配信用のストリームデータSD3
が所定のタイミングで映像切替配信装置41に供給され
る。
【0031】このとき、図示しないがエンコーダ6に
は、無線LANの送受信に必要な機能が備わっており、
無線LANで構成される伝送路7を経由して、ストリー
ムデータSD3がエンコーダ6から映像切替配信装置4
1へ供給される。
【0032】映像切替配信装置41にエンコーダ4から
供給されるストリームデータSD1は、入力バッファ4
2および基準時間抽出回路43に供給される。入力バッ
ファ42では、エンコーダ4から供給されるストリーム
データSD1が一時格納され、一時格納されたストリー
ムデータSD1が切替回路52へ供給される。
【0033】基準時間抽出回路43では、図4Aに示す
ように時点t1からストリームデータSD1が供給さ
れ、ストリームデータSD1の基準時間が検出される。
基準時間が検出されることによって、ストリームデータ
SD1のアクセスユニットである、例えばパケットの先
頭が検出される。この図4に示す一例では、時点t4の
ときに、ストリームデータSD1からパケットの先頭が
検出される。この基準時間抽出回路43において、基準
時間が検出され、ストリームデータSD1のパケットの
先頭が検出されると、例えば時点t4のときにハイレベ
ルの信号が乗算器46および50へ供給される。
【0034】なお、この実施形態では、エンコーダ4か
ら供給されるストリームデータSD1の基準時間に、エ
ンコーダ5から供給されるストリームデータSD2の基
準時間およびエンコーダ6から供給されるストリームデ
ータSD3の基準時間を一致させているが、ストリーム
データSD2またはSD3の一方の基準時間に、ストリ
ームデータSD1の基準時間と、ストリームデータSD
2またはSD3の他方の基準時間とを一致させるように
しても良い。
【0035】映像切替配信装置41にエンコーダ5から
供給されるストリームデータSD2は、遅延回路44
(基準時間補正手段)および基準時間抽出回路47に供
給される。遅延回路44では、ストリームデータSD1
の基準時間にストリームデータSD2の基準時間を一致
させるために、ストリームデータSD2に対して遅延が
施される。
【0036】基準時間抽出回路47では、図4Bに示す
ようにストリームデータSD2が供給され、ストリーム
データSD2の基準時間が検出される。基準時間が検出
されることによって、ストリームデータSD2のアクセ
スユニットである、例えばパケットの先頭が検出され
る。この図4Bに示す一例では、時点t2のときに、ス
トリームデータSD2からパケットの先頭が検出され
る。この基準時間抽出回路47において、基準時間が検
出され、ストリームデータSD2のパケットの先頭が検
出されると、例えば時点t2以降ハイレベルの信号が基
準時間抽出回路47から乗算器46へ供給される。
【0037】乗算器46は、基準時間抽出回路43およ
び47の両方からハイレベルの信号が供給されると、遅
延回路44にハイレベルの信号を供給する。この図4に
示す一例では、時点t4のときに、遅延回路44へハイ
レベルの信号が供給される。ハイレベルの信号が供給さ
れた遅延回路44では、ストリームデータSD1の基準
時間と一致したストリームデータSD2d(図4C参
照)が入力バッファ45へ供給される。入力バッファ4
5では、遅延されたストリームデータSD2dが一時格
納され、一時格納されたストリームデータSD2dが切
替回路52へ供給される。
【0038】映像切替配信装置41にエンコーダ6から
供給されるストリームデータSD3は、遅延回路48
(基準時間補正手段)および基準時間抽出回路51に供
給される。遅延回路48では、ストリームデータSD1
の基準時間にストリームデータSD3の基準時間を一致
させるために、ストリームデータSD3に対して遅延が
施される。
【0039】基準時間抽出回路51では、図4Dに示す
ようにストリームデータSD3が供給され、ストリーム
データSD3の基準時間が検出される。基準時間が検出
されることによって、ストリームデータSD3のアクセ
スユニットである、例えばパケットの先頭が検出され
る。この図4Dに示す一例では、時点t3のときに、ス
トリームデータSD3からパケットの先頭が検出され
る。この基準時間抽出回路51において、基準時間が検
出され、ストリームデータSD3のパケットの先頭が検
出されると、例えば時点t3以降ハイレベルの信号が基
準時間抽出回路51から乗算器50へ供給される。
【0040】乗算器50は、基準時間抽出回路43およ
び51の両方からハイレベルの信号が供給されると、遅
延回路48にハイレベルの信号を供給する。この図4に
示す一例では、時点t4のときに、遅延回路48へハイ
レベルの信号が供給される。ハイレベルの信号が供給さ
れた遅延回路48では、ストリームデータSD1の基準
時間と一致したストリームデータSD3d(図4E参
照)が入力バッファ49へ供給される。入力バッファ4
9では、遅延されたストリームデータSD3dが一時格
納され、一時格納されたストリームデータSD3dが切
替回路52へ供給される。
【0041】この一実施形態では、ストリームデータS
D1、SD2、およびSD3が同一プロファイルによっ
てエンコードされているので、遅延量の調整だけで容易
にストリームデータSD1、SD2、およびSD3をパ
ケットの先頭(境界)で整列させることができる。実際
のストリームデータの再構成には、後述するようにMP
EG(Moving Picture Coding Experts Group)4のFle
xMuxにおけるSyncLayer概念が適用される
【0042】切替回路52では、デジタルカメラ1、2
または3から出力される撮像信号からストリーミング配
信用のストリームデータを制作するために、供給された
ストリームデータSD1、SD2d、およびSD3dが
所望のタイミングで切り替えられる。切り替えられたス
トリームデータは、ストリームデータSD4(図4F参
照)として切替回路52から基準時間再構成回路53へ
供給される。例えば、図4に示すように時点t5のとき
に、ストリームデータSD4の内容をストリームデータ
SD1からストリームデータSD3dへ切り替えるため
の切替信号が発生すると、ストリームデータSD4は、
次のパケットとなる時点t6でストリームデータSD1
からストリームデータSD3dへ切り替えられる。
【0043】なお、切替境界にかからないストリームデ
ータは、適宜時間調整のため遅延させられた入力バッフ
ァ42、45、または49内のストリームデータを用い
て、後述する基準時間再構成回路53において、基準時
間の再構成と、同期情報挿入回路55において、同期情
報の挿入とが行われる。
【0044】基準時間再構成回路53では、複数のスト
リームデータから抽出したデータが混在するストリーム
データSD4をスムーズに再生するために、リファレン
ス番号と基準時間とが付け直され、再構成される。一例
として、リファレンス番号には、ストリームID(iden
tity)、セグメント番号、シーケンス番号、およびアク
セスユニット長があり、基準時間には、システム時間基
準、オブジェクト時間基準、オブジェクトクロック参
照、復号時刻スタンプ、およびコンポジション時間スタ
ンプがある。この再構成によって、ストリームデータS
D4の乱れたリファレンス番号と基準時間とが整合した
ものとなる。再構成されたストリームデータSD4は、
基準時間再構成回路53からスイッチ回路54へ供給さ
れる。
【0045】このように、複数のストリームデータはお
互いに基準となる基準時間およびリファレンス番号が存
在しないため、ストリームデータのアクセスユニットで
ある、例えばパケットの先頭(境界)が一致していな
い。従って、複数のストリームデータを切り替えて1つ
のストリームデータを制作するために1つのストリーム
データの基準時間を参照して、参照した1つのストリー
ムデータのパケットの先頭にその他のストリームデータ
のパケットの先頭を一致させる。そして、参照した1つ
のストリームデータの基準時間に一致させるために、ス
トリームデータ毎にそれぞれ遅延が施される。
【0046】このスイッチ回路54は、ストリームデー
タSD4を同期情報挿入回路55へ供給するときに端子
54aと接続し、ストリームデータSD4を同期情報挿
入回路55の迂回路を経由して配信ソフト16へ供給す
るときに端子54bと接続する。
【0047】同期情報挿入回路55では、リファレンス
番号と基準時間とが再構成されたストリームデータSD
4に対して、画像、オーディオ、URL、および/また
は文字などの情報が挿入される。一例として、図5Aに
示すように、時点t11のときに、再生されている映像
と共に画像が表示されるように画像情報が挿入され、時
点t12のときに、再生されている映像と共に画像が表
示されるように画像情報が挿入され、時点t13のとき
に、再生されている映像と共にURLが表示されるよう
にURL情報が挿入される。さらに、時点t14のとき
に、再生されている映像と共にURLが表示されるよう
にURL情報が挿入され、時点t15のときに、再生さ
れている映像と共に画像が表示されるように画像情報が
挿入され、時点t16のときに、再生されている映像と
共に文字が表示されるように文字情報が挿入される。
【0048】そして、これらの情報が挿入されたときの
一例の構造を図5Bに示す。URL情報以外は挿入する
情報がそれぞれ個別のパケットとしてストリーム中に取
り込まれ、従来の映像やオーディオのデータパケットと
同じように整列する。パケット61および62は、挿入
された画像情報のパケットであり、パケット63は、挿
入されたURL情報のパケットであり、パケット64
は、挿入された文字情報のパケットである。なお、UR
L情報だけはウェブページを指し示すポインタとしてU
RLがパケットデータに埋め込まれる。
【0049】そして、挿入される情報は機械語への変換
作業を省略して簡単に実行できるようにした簡易プログ
ラム、いわゆるスクリプトとして映像データ中に埋め込
まれるため、埋め込まれた映像が再生されると同時に埋
め込まれた情報が映像に同期して表示または再生され
る。なお、これらの情報を挿入するときに、少なくとも
この情報を付帯させる基準時間がこれらの情報と共に埋
め込まれる。
【0050】ストリームデータの再構成を図6を参照し
て説明する。図6Aには、SyncLayerの階層構造を示
し、図6Bには、FlexMuxのパケット構造を示す。入力
されたストリームデータSD1、SD2、またはSD3
は、CompressionLayerにおいて、エレメントリストリー
ム(ElementaryStream)として抽出され、例えばSL
(SyncLayer)パケット711のペイロード部83Pに格
納される。このペイロード部83Pには、ヘッダ部83
Hが付加され、SLパケット711が構成される。同様
に、SLパケット712はヘッダ部84Hおよびペイロ
ード部84Pから構成され、SLパケット713はヘッ
ダ部85Hおよびペイロード部85Pから構成される。
これらの、SLパケット711、712、および713がF
lexMuxパケット721のペイロード部82へ格納され
る。このペイロード部82には、ヘッダ部81が付加さ
れ、FlexMuxパケット721が構成される。
【0051】CompressionLayerにおいて、エレメントリ
ストリーム(ElementaryStream)として抽出されたスト
リームデータSD1、SD2、またはSD3は、例えば
SLパケット714および715は、FlexMuxパケット7
2のペイロード部に格納され、ヘッダ部が付加され、F
lexMuxパケット722が構成される。
【0052】CompressionLayerにおいて、エレメントリ
ストリーム(ElementaryStream)として抽出されたスト
リームデータSD1、SD2、またはSD3は、例えば
SLパケット716は、FlexMuxパケット723のペイロ
ード部に格納され、ヘッダ部が付加され、FlexMuxパケ
ット723が構成される。
【0053】配信ソフト16では、供給されたストリー
ムデータSD4がストリーミングによってライブ配信さ
れる。このとき、出力バッファ17、18、および19
には、ライブ配信されるコンテンツが一時格納される。
【0054】プレーヤ20では、出力バッファ17に一
時格納されたライブ配信されるコンテンツが受信され、
受信されたコンテンツが入力バッファ21に一時格納さ
れ、再生ソフト22によって、ストリーミング再生され
る。プレーヤ23では、出力バッファ18に一時格納さ
れたライブ配信されるコンテンツが受信され、受信され
たコンテンツが入力バッファ24に一時格納され、再生
ソフト25によって、ストリーミング再生される。プレ
ーヤ26では、出力バッファ19に一時格納されたライ
ブ配信されるコンテンツが受信され、受信されたコンテ
ンツが入力バッファ27に一時格納され、再生ソフト2
8によって、ストリーミング再生される。
【0055】このように、複数のストリームデータから
再構成されたストリームデータSD4をストリーミング
配信用のコンテンツとして受信するプレーヤ20、2
3、および26では、再バッファリングなどの処理を行
う必要がなく、配信開始から常に連続しているストリー
ムデータとしてコンテンツを受信しているので、図2で
説明した単一のストリームデータから構成されるコンテ
ンツと全く同じように受信し、再生することができる。
【0056】この図3に示すように、映像切替配信装置
41をエンコーダ4、5、および6とサーバ10との間
に介在させることによって、複数のストリームデータか
ら所望のストリームデータを選択し、所望のストリーム
データを切り替えて出力することを実現することができ
る。
【0057】ここで、図7を参照して、基準時間の選択
および遅延量の設定の他の例の制御アルゴリズムを説明
する。ステップS1では、デジタルカメラ1から出力さ
れた撮像信号がストリーミング配信用のストリームデー
タSD1に変換され、映像切替配信装置41に供給され
ているか否かが判断される。ストリームデータSD1が
映像切替配信装置41に供給されていると判断される
と、ステップS2へ制御が移り、ストリームデータSD
1が映像切替配信装置41に供給されていないと判断さ
れると、ステップS4へ制御が移る。
【0058】ステップS2では、ストリームデータSD
1が入力バッファ42に一時格納される。ステップS3
では、ストリームデータSD1の基準時間がストリーム
データSD4の基準時間に設定される。
【0059】ステップS4では、デジタルカメラ2から
出力される撮像信号がストリーミング配信用のストリー
ムデータSD2に変換され、映像切替配信装置41に供
給されているか否かが判断される。ストリームデータS
D2が映像切替配信装置41に供給されていると判断さ
れると、ステップS5へ制御が移り、ストリームデータ
SD2が映像切替配信装置41に供給されていないと判
断されると、ステップS11へ制御が移る。
【0060】ステップS5では、ストリームデータSD
2が遅延回路44に供給される。ステップS6では、ス
トリームデータSD4の基準時間が設定されているか否
かが判断される。既にストリームデータSD4の基準時
間が設定されていると判断されると、ステップS7へ制
御が移り、未だストリームデータSD4の基準時間が設
定されていないと判断されると、ステップS9へ制御が
移る。
【0061】ステップS7では、既に設定されているス
トリームデータSD4の基準時間と、ストリームデータ
SD2との差が抽出される。ステップS8では、抽出さ
れた差に基づいてストリームデータSD2に対して施さ
れる遅延回路44の遅延量が設定される。ステップS9
では、ストリームデータSD2の基準時間がストリーム
データSD4の基準時間に設定される。ステップS10
では、ストリームデータSD2に対して施される遅延回
路44の遅延量が「0」に設定される。
【0062】ステップS11では、デジタルカメラ3か
ら出力される撮像信号がストリーミング配信用のストリ
ームデータSD3に変換され、映像切替配信装置41に
供給されているか否かが判断される。ストリームデータ
SD3が映像切替配信装置41に供給されていると判断
されると、ステップS12へ制御が移り、ストリームデ
ータSD3が映像切替配信装置41に供給されていない
と判断されると、ステップS18へ制御が移る。
【0063】ステップS12では、ストリームデータS
D3が遅延回路48に供給される。ステップS13で
は、ストリームデータSD4の基準時間が設定されてい
るか否かが判断される。既にストリームデータSD4の
基準時間が設定されていると判断されると、ステップS
14へ制御が移り、未だストリームデータSD4の基準
時間が設定されていないと判断されると、ステップS1
6へ制御が移る。
【0064】ステップS14では、既に設定されている
ストリームデータSD4の基準時間と、ストリームデー
タSD3との差が抽出される。ステップS15では、抽
出された差に基づいてストリームデータSD3に対して
施される遅延回路48の遅延量が設定される。ステップ
S16では、ストリームデータSD3の基準時間がスト
リームデータSD4の基準時間に設定される。ステップ
S17では、ストリームデータSD3に対して施される
遅延回路48の遅延量が「0」に設定される。
【0065】ステップS18では、入力されている撮像
信号がないので、例えば「入力映像信号なし」というエ
ラーメッセージが表示される。
【0066】この実施形態では、ストリームデータ毎の
基準時間を一致させるために、パケットの先頭を一致さ
せるようにしているが、アクセスユニットの先頭であれ
ば、パケットの先頭でなくても良い。
【0067】この発明は、上述したこの発明の一実施形
態等に限定されるものでは無く、この発明の要旨を逸脱
しない範囲内で様々な変形や応用が可能である。
【0068】
【発明の効果】この発明に依れば、一般的な家庭やオフ
ィスで用いるPCと同じ技術や操作性を用いてライブ配
信を実現しているので、操作に特別な知識・経験を必要
とせず容易に習熟することができ、さらに安価に構成さ
れているため誰でも使いこなせるという特性を持ちなが
ら、従来専門技術者しかできなかった高度なライブ中継
の配信においてワンマン・オペレーションを可能にし、
カメラと映像切替装置の間を無線LANで繋ぐことが可
能なため、無線LANが利用可能な範囲、例えば見通し
距離が通常100m以内となる範囲であれば映像ケーブ
ルの引き回しを不要とすることができ、設置、撤収およ
び運搬を非常に簡単にすることができ、中小規模のライ
ブ中継に威力を発揮することができる。
【0069】この発明に依れば、携帯型PCを映像切替
配信装置として利用することができるので、機材の小型
軽量化を実現することができ、機動性の向上を図ること
ができる。さらに、GUI上に分かり易く表示され、且
つ簡単な操作で複数の映像の中から配信用に選択した任
意の映像を指定して配信することができ、システムを構
成する全てのサブシステムの状態を見ることができるの
で、制御・切替画面上で全ての制御および操作を集中的
に行うことができる。
【0070】この発明に依れば、配信するコンテンツに
リアルタイムで画像、URL、オーディオ、および/ま
たは文字などの情報を付帯させることができるので、コ
ンテンツの表現力を向上させることができ、臨場感あふ
れるライブ配信を行うことができる。さらに、これらの
情報が付帯されたコンテンツをPC上のファイルとして
記録することができ、後ほど編集してオンデマンド配信
するときの素材として利用することができるので、単な
るライブ配信に止まらず多目的にコンテンツを活用する
ことが容易に実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の概念的なシステム構成の一実施形態
について説明するためのブロック図である。
【図2】この発明が適用される1台のデジタルカメラか
ら出力される撮像信号をコンテンツとしてストリーミン
グ配信する第1の実施形態を説明するためのブロック図
である。
【図3】この発明が適用される複数のデジタルカメラか
ら出力される撮像信号から作成したコンテンツをストリ
ーミング配信する第2の実施形態を説明するためのブロ
ック図である。
【図4】この発明のストリームデータの切り替えの一例
を説明するための略線図である。
【図5】この発明のストリームデータに情報を挿入する
一例を説明するための略線図である。
【図6】この発明のストリームデータの再構成の一例を
説明するための略線図である。
【図7】この発明の撮像信号の切り替えの他の例を説明
するためのフローチャートである。
【図8】従来のストリーミングによるライブ配信を説明
するための概略図である。
【図9】従来のストリーミングによるライブ配信を説明
するための概略図である。
【符号の説明】
1、2、3・・・デジタルカメラ、4、5、6、12、
32、35・・・エンコーダ、11、21、24、2
7、31、34、42、45、49・・・入力バッフ
ァ、13、17、18、19、33、36・・・出力バ
ッファ、20、23、26・・・プレーヤ、22、2
5、28・・・再生ソフト、41・・・映像切替配信装
置、43、47、51・・・基準時間抽出回路、44、
48・・・遅延回路、46、50・・・乗算器、52・
・・切替回路、53・・・基準時間再構成回路、54・
・・スイッチ回路、55・・・同期情報挿入回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C059 KK39 PP04 RA04 RB02 RC02 RC04 RC05 RC32 RC34 SS06 SS08 SS14 UA02 5C063 AB03 AB05 AC01 CA11 CA23 DA03 DA05 DA07 DA13 DA20 DB09

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ストリーミング配信によって生中継を行
    うようにした配信装置において、 n(nは2以上の整数)個の撮像信号を狭帯域となるよ
    うに圧縮を施してn個のストリームデータを生成するス
    トリームデータ生成手段と、 上記生成されたn個のストリームデータの基準時間をそ
    れぞれ抽出する基準時間抽出手段と、 上記n個のストリームデータの中から1個のストリーム
    データを選択し、上記選択された1個のストリームデー
    タの基準時間に一致するように、他の(n−1)個のス
    トリームデータの基準時間をそれぞれ補正する基準時間
    補正手段と、 上記選択された1個のストリームデータと、上記基準時
    間がそれぞれ補正された(n−1)個のストリームデー
    タとの中から所望のストリームデータを出力するように
    切り替える切替手段と、 上記所望のストリームデータの基準時間を再構成する基
    準時間再構成手段と、 上記基準時間が再構成された所望のストリームデータを
    配信する配信手段とを有することを特徴とする配信装
    置。
  2. 【請求項2】 上記生成されたn個のストリームデータ
    の伝送路に無線伝送路が含まれるようにしたことを特徴
    とする請求項1に記載の配信装置。
  3. 【請求項3】 さらに、上記所望のストリームデータの
    所望の位置に、撮像信号情報以外の付帯情報を挿入する
    情報挿入手段を有することを特徴とする請求項1に記載
    の配信装置。
  4. 【請求項4】 上記所望のストリームデータに挿入され
    た付帯情報は、上記所望のストリームデータの再生に同
    期して表示または再生されるようにしたことを特徴とす
    る請求項3に記載の配信装置。
  5. 【請求項5】 ストリーミング配信によって生中継を行
    うようにした配信方法において、 n(nは2以上の整数)個の撮像信号を狭帯域となるよ
    うに圧縮を施してn個のストリームデータを生成し、 上記生成されたn個のストリームデータの基準時間をそ
    れぞれ抽出し、 上記n個のストリームデータの中から1個のストリーム
    データを選択し、上記選択された1個のストリームデー
    タの基準時間に一致するように、他の(n−1)個のス
    トリームデータの基準時間をそれぞれ補正する基準時間
    補正手段と、 上記選択された1個のストリームデータと、上記基準時
    間がそれぞれ補正された(n−1)個のストリームデー
    タとの中から所望のストリームデータを出力するように
    切り替え、 上記所望のストリームデータの基準時間を再構成し、 上記基準時間が再構成された所望のストリームデータを
    配信するようにしたことを特徴とする配信方法。
  6. 【請求項6】 上記生成されたn個のストリームデータ
    の伝送路に無線伝送路が含まれるようにしたことを特徴
    とする請求項5に記載の配信方法。
  7. 【請求項7】 さらに、上記所望のストリームデータの
    所望の位置に、撮像信号情報以外の付帯情報を挿入する
    情報挿入手段を有することを特徴とする請求項5に記載
    の配信方法。
  8. 【請求項8】 上記所望のストリームデータに挿入され
    た付帯情報は、上記所望のストリームデータの再生に同
    期して表示または再生されるようにしたことを特徴とす
    る請求項7に記載の配信方法。
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