JP2003324525A - ホームネットワーク電話に関する仮想多重回線システムとその方法 - Google Patents

ホームネットワーク電話に関する仮想多重回線システムとその方法

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JP2003324525A
JP2003324525A JP2003032919A JP2003032919A JP2003324525A JP 2003324525 A JP2003324525 A JP 2003324525A JP 2003032919 A JP2003032919 A JP 2003032919A JP 2003032919 A JP2003032919 A JP 2003032919A JP 2003324525 A JP2003324525 A JP 2003324525A
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Abstract

(57)【要約】 ホームネットワーク電話システムにおける多重回線電話
に関するシステム及び方法が提供される。上記方法は、
ゲートウェイを設定する工程、ゲートウェイを用いて、
複数の外部電話回線によってコールを送受信する工程、
ホームネットワークエンドポイントと選択される外部電
話回線との間にてコ−ルを繋げる工程を有している。複
数の外部電話回線によってコールを送受信する工程は、
ゲートウェイによって、ボイスオーバブロードバンド
(VoBB)または電話サービスなどのフォーマットに
て、コール情報を通信する工程を含む。コールを繋ぐ工
程は、ゲートウェイによって、外部フォーマットとデジ
タルホームネットワークフォーマットとの間にてフォー
マットの変換を行う工程、ホームネットワークフォーマ
ットにて情報を通信するために、ゲートウェイとエンド
ポイントとの間にてトラフィックチャネルを確立する工
程、および、対応するトラフィックチャネルを管理する
ために帯域外制御チャネルを確立する工程を含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、概してホームネッ
トワーク電話に関するもので、より詳細には、シングル
チャネルにてホームネットワークエンドポイントをゲー
トウェイに接続するための仮想多重回線のシステム及び
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】サービスプロバイダは、例えば、DS
L、ケーブルモデム、または固定無線ブロードバンドア
クセス(fixed-wireless broadband access)を用いて
多重、ブロードバンド電話サービスを提供し、2回線以
上の音声データを通信している。従って、これらの通信
業者は、ブロードバンド電話サービスに加入する住居的
な、小規模事務所(SOHO)および中小企業(SM
E)環境をサポートする、多重のブロードバンド電話回
線を備えた電話を配備することを望んでいる。
【0003】現在の多重回線のサービス統合デジタル通
信網(ISDN)または電話サービス(POTS)の電
話通信においては、その電話通信自体にて、全ての利用
できる外部電話回線の処理を終えてしまう。すなわち、
上記電話にて容易に回線の間で切り換えが行われ、回線
を選択することができ、回線状況の表示や回線保留の制
御、そして多数共同電話による電話会議を可能とする。
現在のPOTS多重回線電話の大部分は、サポートする
回線の数を2つに限定している。なぜならば、典型的な
住宅用POTSワイヤーは2ペアで構成されており、容
易に2回線まではサポートするがそれ以上の回線はサポ
ートできないからである。現在の多重回線電話におい
て、サポートされた回線の全ては、多重回線の電話自体
によって処理がなされるのだが、概して、音声ストリー
ム(voice stream)のみは、いつ何時でも通話できる状
態である。というのは、上記多重回線の電話は、一般的
には、唯一の送信口および受信口を備えているからであ
る。
【0004】また、電話機、ファクシミリ機、および多
機能周辺機器(MFPs)などの多重に内部的に接続さ
れたホームネットワーク電話回線装置をサポートするホ
ームネットワーク電話回線システムが出現してきてい
る。典型的には、そのようなホームネットワーク電話装
置は、標準電話回線、AC電力線、専用配線(イーサネ
ット(登録商標)など)、又は無線チャネルなどのよう
なデジタルホームネットワーク伝送媒体を共有する。さ
らに従来から使われているアナログ電話がデジタルホー
ムネットワーク電話回線にプラグで接続でき、利用でき
るようにする電話アダプターが存在する。同様に、デジ
タルホームネットワーク電話回線インターフェイスに、
直接組み込む統合電話回線装置もまた出現している。
【0005】しかしながら、従来のホームネットワーク
電話回線装置及びアダプタは、ホームネットワークにま
たがる音声通信路(audio path)(チャネル)のみだけ
をサポートしている。この制限は、上記したような装置
を低コストで維持するためには非常に好ましい。しか
し、従来の多重電話回線システムでは、上記エンドポイ
ントにて物理的に終端処理するように、エンドポイント
にて利用できる全ての電話回線を必要としており、多重
回線のエンドポイントに対して、(電話回線につき1つ
の)複数同時音声通信路(multiple simultaneous audi
o paths)をサポートする必要がある。
【0006】もし、ホームネットワーク電話システムへ
電話をかける場合、低コストを維持するために、エンド
ポイントに対して単一の音声通信路のみを必要とするだ
けで、ホームネットワークエンドポイントが、多重回線
サービスをサポートすることができるならば利点となり
得る。
【0007】また、ホームネットワーク電話システム
が、単一で共有の通信チャネルによってホームネットワ
ークエンドポイントに対して、容易に多重回線サービス
を提供できるなら利点となり得る。さらにまた、上記し
たようなシステムが2以上の電話回線をサポートできる
ならば利点となり得る。
【0008】
【課題を解決するための手段】(本発明の概要)本発明
は、より十分に統合したホームネットワーク電話サービ
スのための手段を提供する。本発明のホームネットワー
クシステムは、エンドポイントへの複数の外部電話回線
の提供を模倣できるのだが、上記エンドポイントへはた
った1つの音声通信路(チャネル)しか存在していな
い。実際に、多重回線では、ブロードバンドゲートウェ
イ(GW)にて他のどこかの処理を終了しており、共有
チャネルおよび切り換えの管理は、エンドポイントとゲ
ートウェイとの間で帯域外(制御チャネル)信号を用い
て制御される。エンドユーザに対して、上記エンドポイ
ントは、全ての外部電話回線がエンドポイントに並列に
つながっているかのように正確に作動し、振る舞う。
【0009】従来のホームネットワーク電話システム
が、アダプタを使って従来からのアナログ電話をサポー
トしている一方で、本発明のシステムでは、エンドポイ
ントのユーザインターフェイスに、多重回線操作を模倣
するように制御チャネル信号を使用させる。本発明のシ
ステムは、アダプタを用いる方法では不可能である。ま
た、本発明のシステムは、音声に対応するブロードバン
ドGWを用いて、コール保留特徴(エンドポイントがG
Wを制御し、GWがコールを保留する)をサポートす
る。
【0010】従って、ホームネットワーク電話システム
における多重回線についての方法を提供する。上記方法
は、ゲートウェイを設定する工程、上記ゲートウェイを
用いて、複数の外部電話回線のコール(要求)を送受信
する工程、ゲートウェイによってホームネットワークエ
ンドポイントと、選択される外部電話回線との間にてコ
ールを繋ぐ工程を含む。
【0011】複数の外部電話回線によりコールを送受信
する工程は、ボイスオーバブロードバンド(voice-over
broadband)(VoBB)などのようなフォーマットに
て、ゲートウェイによってコール情報を通信する工程を
含んでいる。なお、ボイスオーバブロードバンド(Vo
BB)とは、ここでは、ボイスオーバIP(VoI
P)、ボイスオーバATM(VoATM)、ボイスオー
バDSL(VoDSL)およびボイスオーバケーブルモ
デム(VoCM)、POTSまたはISDNを総称する
ものとして用いる。コールを繋ぐ工程は、ゲートウェイ
によって外部回線のフォーマットとデジタルボイスオー
バホームネットワーク(digital voice overhome-netwo
rk)(VoHN)のフォーマットとの変換を行う工程、ホ
ームネットワークのフォーマットにて情報を通信するた
めに、上記ゲートウェイと上記エンドポイントとの間に
トラフィックチャネルをゲートウェイによって確立する
工程、対応するトラフィックチャネルを管理するために
帯域外チャネルをゲートウェイによって確立する工程を
含んでいる。
【0012】本方法のある実施形態では、コールを繋ぐ
工程は、外部電話回線のうちの1つから発信され、ホー
ムネットワークエンドポイントにて応答されるコールを
繋ぐ工程、または、出力コール用外部電話回線の中の1
回線を選択する、上記エンドポイントから発信されたコ
ールを繋ぐ工程を含んでいる。
【0013】対応するトラフィックチャネルを管理する
ために帯域外チャネルを確立する工程は、ゲートウェイ
から各エンドポイントへ制御チャネル回線ステータス信
号(control channel line status signal)を通信する
工程を含んでいる。上記回線ステータス信号は、コール
がエンドポイントに繋げられる場合およびコールとエン
ドポイントとの間の接続がない場合を示す。制御チャネ
ルもまたエンドポイントからエンドポイント用ゲートウ
ェイに、回線選択信号を通信して、出力コール用の外部
電話回線のいずれかを選択する。なお、上記回線選択信
号は、空いている外部電話回線のいずれかを自動的に選
択する。
【0014】制御チャネルコール保留信号(Control ch
annel call hold signals)は、外部電話回線と第一エ
ンドポイントとの間にて繋げられたコールを中断するの
に用いられる。同様に、制御チャネル検索信号(contro
l channel retrieve signal)は、保留信号を解除する
ために用いられ、トラフィックチャネルは、第1エンド
ポイントに再確立される。また、上記検索信号の代わり
に回線選択信号が上記トラフィック信号を再確立するた
めに用いられてもよい。またある環境の下では、上記回
線選択信号は、他の回線が選択されている間、コールの
保留を設定するために用いられてもよい。上記ゲートウ
ェイは、コールが中断されている外部電話回線に保留音
声メッセージを与えることができる。上記保留メッセー
ジは、音楽または、音声であってもよいし、初期設定さ
れているものまたはユーザが設定したものであってもよ
い。
【0015】また、制御チャネル会議用信号(Control
channel conference signals)は、多数共同電話による
電話会議を可能とするために使用される。そのような会
議用コールは、特定の外部電話回線を識別するために、
エンドポイントによって用いられてもよい。その場合、
トラフィックチャネルは、エンドポイントと会議用信号
に応じて識別された外部電話回線との間で確立される。
なお、会議用信号は、本システムにおいて複数のエンド
ポイントへのコールを繋ぐために用いることができる。
また、制御チャネルは、相手を呼び出す入力コールを識
別する呼び出し回線ID(CLID)情報をエンドポイ
ントに提供するために用いられる。
【0016】上記にて述べたホーム電話回線方法および
多重回線ホームネットワークシステムは、以下において
より詳細に説明する。
【0017】
【発明の実施の形態】(好ましい実施形態の詳細説明)
概して、本発明のシステムは、ブロードバンドゲートウ
ェイへの複数の外部電話回線を終端処理する。上記ゲー
トウェイは、ホームから複数の電話周辺装置(電話機、
ファクシミリ、モデム、テレビ電話、多機能周辺装置
(MFPs)、無線通信装置、ハードワイヤード通信装
置)のうちの1つに、ホームネットワーク通信技術を用
いてコールを配布する。これら様々な電話周辺装置は、
ここではホームネットワークエンドポイントとし、用い
られるエンドポイント及びホームネットワーク通信技術
は、ここではボイスオーバ(voice over)ホームネット
ワーク(VoHN)とする。本発明のアプローチは、電話
周辺装置よりも容易に複合ブロードバンド電話クライア
ント(the complex broadband telephony clients)の
要求を実行し、一方で、システム全体を低コストに維持
する。本発明のシステムの構内電話ディストリビューシ
ョンプロトコル(The in-home telephone distribution
protocols)は、以下のように示される。
【0018】多重回線機能をサポートするためには、ホ
ームネットワークシステムに対して複数同時音声処理
(multiple simultaneous voice streams)、顧客構内
にひいてある各外部回線(POTS、VoBB、または
ISDN)の各々をサポートする必要がある。さらにま
た、各エンドポイントが全ての外部回線に自由にアクセ
スできる必要がある。これは、各エンドポイントとゲー
トウェイとの間で複数同時音声チャネルを備えることに
よって達成できるが、エンドポイントでの回路の重複
や、ホームネットワークの帯域幅の無駄により費用がか
る。それ故、本発明のシステムは、単一回線のみで、ゲ
ートウェイにつながる独立した音声ストリーム(voice a
udio stream)(チャネル)を有するエンドポイントをサ
ポートする。さらにより詳細には、上記の音声ストリー
ムは、VoHNプロトコルを用いて、一般のホームネッ
トワーク通信又は転送媒体によって実行される。また、
上記VoHNプロトコルは、少なくとも外部電話回線数
と同じ数の多数の同時に独立している音声ストリーム
を、異なるエンドポイント各々にて終端処理するいくつ
かの同時に独立している音声ストリームと共にサポート
することができる。
【0019】VoHNプロトコルは、上記にて言及した
音声ストリーム、またはチャネルおよび帯域外チャネル
であるトラフィックチャネルを含んでいる。エンドポイ
ントに向って、各エンドポイントとゲートウェイとの間
では単一の音声チャネルのみが有効であるにもかかわら
ず、上記ゲートウェイは、エンドポイントが複数回線で
の性能を十分に模倣できるように、外部電話回線の間で
切り換え機能を実行できる。従来の多重回線電話の特性
は、全て、ブロードバンドゲートウェイにおける音声ス
トリーム管理と、GWとエンドポイントとの間の帯域外
信号との組み合わせによってサポートされる。
【0020】図1は、本発明の多重回線ホームネットワ
ーク電話システムの概略ブロック図である。上記システ
ム100は、外部通信回線(ここでは、簡略のために電
話線または外部回線とする)によってコールを送受信す
るために、入力を有するゲートウェイ(GW)またはブ
ロードバンドゲートウェイ102を備えている。上記ゲ
ートウェイ102は、ボイスオーバブロードバンド(V
oBB)を含む外部フォーマットにてコール情報を通信
する外部電話回線によってコールを送受信する。VoB
Bとは、ここではボイスオーバケーブルモデム(VoC
M)、ボイスオーバDSL(VoDSL)、ボイスオー
バイーサネット(登録商標)、ボイスオーバATM(V
oATM)、ボイスオーバインターネットプロトコル
(VoIP)を含んでいることは理解できるであろう。
その他のサポートフォーマットは、サービス統合デジタ
ル通信網(ISDN)、ファックスオーバブロードバン
ド(fax-over-broadband)、および電話サービス(PO
TS)である。図示するように、外部回線104は、P
OTSまたはISDNサービス用であり、回線106
は、DSL、ケーブルモデム、固定無線アクセスなどの
ブロードバンドサービス用である。なお、本発明は、特
定の回線数や特定の電話サービス外部フォーマットに限
定されるものではない。
【0021】ホームネットワーク技術は、ホームから様
々なパーソナルコンピュータ(PCs)にわたって広帯
域のデータの接続を拡張するためのゲートウェイ10
2、ならびにデータ端末及び通信端末を用いることによ
って利用される。上記ゲートウェイ102は、ISPお
よびインターネットへのブロードバンドアクセス接続
と、ホームネットワーク上のホーム内データ装置との間
にて、ルータ/ファイアウォールとして働く。また、ホ
ームネットワーク技術は、高品質な音声トラフィックを
送信することができる。上記システム100は、従来の
ホームネットワーク技術に加えて、ここではボイスオー
バホームネットワーク(VoHN)プロトコルとして示
されている拡張したプロトコルを用いる。
【0022】ある実施形態では、システム100は、基
本的な、回線強化された(line-powered)、従来のアナ
ログPOTS操作へのフォールバックが許されている。
すなわち「生命線」の電話回線に対するサポートとし
て、電源障害またはブロードバンドサービス障害の場合
に電話サービスへアクセスする。なお、ゲートウェイ1
02が広域アクセスとしてDSLを統合している場合、
POTSサービスは、同じ物理コネクタを経て上記ゲー
トウェイ102へ入力する。さもなければ、POTSへ
の入力用追加ジャックが(図に示されるように)要求さ
れる。従って、ゲートウェイ102は、アナログPOT
Sクライアント、ISDNクライアント、ボイスオーバ
ブロードバンドクライアントを実行できる。このこと
は、上記ゲートウェイ102がアナログのコール、IS
DNのコール、またはブロードバンドネットワークのコ
ールに応答でき、その各々をホーム内部のボイスオーバ
ホームネットワーク(VoHN)サービスに接続するこ
とができる。
【0023】システム100は、少なくとも1つのホー
ムネットワークエンドポイントを有しているが、典型的
には、上記システム100は、複数のエンドポイントを
有していてもよい。エンドポイント108、110、1
12および114として示されているが、システム10
0は、特定の数のエンドポイントに限定されるものでは
ない。各エンドポイント108−114は、エンドポイ
ント間で共用される共通の伝送媒体116を経て、コー
ルを受信するためのポートを備えている。そして、単一
の共用伝送媒体116は、各エンドポイント108−1
14のポートに接続されている。チャネルは、イーサネ
ット(登録商標)回線であってもよいし、電話線、AC
電力線、専用線、同軸ケーブルであってもよく、または
無線通信チャネル(符号分割、時間分割、または周波数
分割)であってもよい。ゲートウェイ102は、複数の
外部電話回線104/106によってコールを送受信す
るためのポートおよび、複数の外部電話回線のうちの1
回線にあるコールを、内部エンドポイント装置の1つに
繋げるための伝送媒体116に接続されるポートを有し
ている。
【0024】上記ゲートウェイ102は外部電話回線1
04/106のコールを外部フォーマットにて送受信し
ており、上記外部フォーマットとは、例えば、VoB
B、ISDN、またはPOTSプロトコルである。ゲー
トウェイ102は、外部フォーマットとデジタルホーム
ネットワークフォーマットとの間でフォーマットの変換
を行っており、ゲートウェイとエンドポイントとの間で
媒体116にトラフィックチャネルを確立し、ホームネ
ットワークフォーマットにて情報を通信する。そして、
ゲートウェイ102は、媒体116に帯域外チャネルを
確立し、対応するトラフィックチャネルを管理する。
【0025】例えば、ゲートウェイ102は、第1外部
電話回線104および第2外部電話回線106のコール
を送受信する。上記ゲートウェイは、第1エンドポイン
ト108と、第1外部電話回線104または第2外部電
話回線106のどちらか一方との間でコールを繋ぐ。こ
のように、第1エンドポイントは、複数の外部電話回線
への接続が選択可能である多重回線を有していることは
(第1エンドポイント108の概略図からも)明らかで
ある。上記した仮想多重回線接続は、エンドポイントが
コールを受信するのか、コールをもたらすのか考慮する
ことなく実現する。すなわち、ゲートウェイ102は、
複数の外部電話回線の1つを経て受信したコールを繋
ぐ、または、複数の出力コール用外部電話回線の中から
1回線を選択する、上記エンドポイントから発信される
コールを繋ぐ。
【0026】様々な、帯域外制御チャネル通信は、ゲー
トウェイ102とエンドポイント118−114との間
に確立されている。システム100のある実施形態で
は、ゲートウェイ102は、制御チャネル回線ステータ
ス信号を各エンドポイント108−114に通信する。
各エンドポイント108−114は、上記回線ステータ
ス信号を受信して、コールが外部電話回線に繋がれた場
合を示す、すなわち、外部電話回線が使用可能でないこ
とを示す、またはコールと外部電話回線との間の接続が
解除された場合を示す、すなわち、外部電話回線が使用
可能になったことを示す。
【0027】図2は、図1のゲートウェイ102の追加
特性を示す概略ブロック図である。他の実施形態におい
て、ゲートウェイ102は、エンドポイントから制御チ
ャネル回線選択信号を受信する。すなわち、あるエンド
ポイント、例えば第1エンドポイント108は回線選択
信号を用いて、出力コール用の複数外部電話回線104
/106のいずれかを選択する。なお、第1エンドポイ
ント108は、回線選択信号を用いて、出力コール用の
複数の空き(使用できる)外部電話回線のいずれかを自
動的に選択する。この場合、ゲートウェイ102は、空
き外部電話回線選択順序(優先順位)を有する回線選択
リポジトリ200(200a、200b、および200
c)を備えており、例えば、ユーザは複数のVoBB外
部回線(106aおよび106bは例示である)とPO
TS回線104とを利用していてもよい。また、各エン
ドポイント用に個別の回線選択リポジトリがある。それ
ぞれ第1エンドポイント、第2エンドポイント、および
第4エンドポイント用の回線選択リポジトリ200a、
200b、および200cが示されている。個別の選択
順序は、システムにおいて各エンドポイント用に設定で
きる。回線選択リポジトリ200aにて示されるよう
に、最初の選択は、回線106aであり、一方最後の選
択は、回線104である。例えば第1エンドポイント用
に、空き外部電話回線が自動的に選択される場合、ゲー
トウェイは回線選択リポジトリ200aに行って、優先
リストの最も高い空き(使用できる)回線を選択する。
エンドポイントは、制御チャネル自動選択構成信号を用
いて、現在の選択順序を要求し、回線選択リポジトリ内
の空き電話回線選択順序を編集する。
【0028】上記システムの別の実施形態では、ゲート
ウェイ102は、エンドポイント108−114から制
御チャネルコール保留信号を受信する。典型的には、コ
ールに繋げられたエンドポイントのみが、コールを保留
状態にすることができる。例えば、第1エンドポイント
108は、保留信号を用いて、外部電話回線、例えば回
線104と第1エンドポイント108との間で繋がれた
コールを単独で中断する。他の実施形態では、複数エン
ドポイントのどれか、例えば第2エンドポイント110
は、外部電話回線、例えば回線104と第1エンドポイ
ント108との間で接続されたコールを中断するため
に、上記保留信号を用いることができる。
【0029】ゲートウェイ102は、またエンドポイン
ト108−114から制御チャネル検索信号を受信す
る。上記例を参照すると、第1エンドポイント108
は、上記検索信号を用いて、回線104の保留状態を解
除する。その際、ゲートウェイ102は、検索信号に応
じて、トラフィックチャネルを第1エンドポイント10
8に確立(再確立)し、回線104上の以前に保留され
たコールをエンドポイント108に繋げる。
【0030】エンドポイントから外部電話回線を選択す
る機能に加えて、回線選択信号は、保留されたコールを
解除するために用いられてもよい。ゲートウェイ102
は、エンドポイント108−114から制御チャネル回
線選択信号を受信する。さらに、上記例を参照すると、
第1エンドポイント108は、保留信号を用いて第1エ
ンドポイント108と外部電話回線104との間にて繋
がれたコールを中断する。その後、第1エンドポイント
108は、回線選択信号を用いて、外部電話回線104
を識別する。そして、ゲートウェイ102は、第1エン
ドポイント108と、外部回線104との間にトラフィ
ックチャネルを確立し、以前に保留されたコールを回線
選択信号に応じてエンドポイント108に外部回線10
4で繋ぐ。
【0031】なお、第1エンドポイント108は、例え
ば以下のようにして、回線選択信号を用いて保留を開始
することができる。上記第1エンドポイント108は、
上記ゲートウェイ102へのオープントラフィックチャ
ネルを有しており、該トラフィックチャネルは、外部回
線104に繋がれている。このようにして、第1エンド
ポイント108は、外部回線104に関わるアクティブ
であるコールを有する。その際、第1エンドポイント1
08は、回線選択信号をゲートウェイに送信して、異な
る外部電話回線、例えば回線106を識別する。回線選
択信号を受信することによって、ゲートウェイ102
は、回線104の以前にアクティブであったコールを保
留状態におき、エンドポイント108へのトラフィック
チャネルが、外部回線106に現時点で繋がれるよう
に、トラフィックチャネルの接続を変更する。回線10
4のコールに従事している時に、上記エンドポイントが
外部電話回線106によってコールを受信した場合にお
いて、このオプションは用いられる。外部電話回線10
4のコールは、この動作の結果として保留状態に置か
れ、後から回復できる。
【0032】なお、第1エンドポイント108は、初め
に第1外部回線104に繋がれたコールを中断するため
に保留信号を送信して、続いて、第2外部回線106に
繋ぐために回線選択信号を送信してもよい。このこと
は、先の例とは異なっている。なぜならば、更なる保留
信号の使用は、第1エンドポイント108とゲートウェ
イ102との間のトラフィックチャンネルを終了させる
こととなり、その後の回線選択信号の使用は、第1エン
ドポイント108とゲートウェイとの間にてトラフィッ
クチャネルを再確立することとなるからである。先に示
した方法では、回線選択信号のみが用いられており、エ
ンドポイント108とゲートウェイ102との間にて、
このようなトラフィックチャネルの終了および再確立と
はならない。
【0033】システム100のある実施形態では、ゲー
トウェイ102は、コールが中断している外部電話回線
に与えられる保留メッセージを保存するためにメッセー
ジリポジトリ202を有している。なお、上記メッセー
ジリポジトリ202は、音楽またはユーザによって規定
されたメッセージなどの保留メッセージを与える。上記
保留メッセージは、図示するように外部回線ごとに異な
ってもよいし、またはエンドポイント(EP)ごとに異
なってもよい。また、個人のまたは予め記録された音声
メッセージとしては、ユーザ規定メッセージが典型例で
ある。音楽が選択される場合、もし望むのであればエン
ドポイントごとにまたは外部回線ごとに異なる音楽ソー
スを選択できる。
【0034】図1に戻るが、システム100は、保存さ
れた保留メッセージの編集用のゲートウェイメッセージ
リポジトリと通信する回線120のポートを有する入出
力(I/O)装置118をさらに備える。上記I/O装
置118は、ソフトウェアアプリケーションを備えるパ
ーソナルコンピュータ(PC)であってもよいし、ゲー
トウェイウェブサーバ(不図示)と通信するウェブブラ
ウザアプリケーションであってもよい。また、図2に戻
って、ある実施形態では、ゲートウェイ102は、メッ
セージリポジトリ202へのアクセスを制御するために
監視回路(sentry circuit)206を備える。上記入出
力装置118は、保留メッセージを編集するために、監
視回路保護機密プロトコルを通過しなければならない。
例えば、パスワードが設定され、照合されねばならな
い。また、エンドポイント108−114は、保留メッ
セージを編集するために用いられてもよいが、I/O装
置118のユーザインターフェイスの方が、エンドポイ
ントインターフェイスよりも使い易そうである。
【0035】再度、図1に戻ると、ゲートウェイ102
は、また、エンドポイント108−114に制御チャネ
ル会議用信号を通信して、エンドポイントを複数の外部
電話回線に接続する。例えば、第1エンドポイント10
8は、会議用信号を用いて、外部電話回線104および
外部電話回線106を識別する。その際、ゲートウェイ
102は、上記会議用信号に応じて、第1エンドポイン
ト108と、外部電話回線104、外部電話回線106
との間にてトラフィックチャネルを確立する。同様にし
て、それぞれのエンドポイントにおいても共に電話会議
を行うことができる。例えば、第1エンドポイント10
8は、会議用信号を用いて第2エンドポイント110を
識別し、ゲートウェイ102は、会議用信号に応じて、
第1エンドポイント108と、外部電話回線、第2エン
ドポイント110との間にトラフィックチャネルを確立
する。
【0036】ある実施形態では、ゲートウェイ102
は、制御チャネル回線呼び出し信号(control channel
line calling signals)をエンドポイント108−11
4に送信する。例えば、第1エンドポイント108への
アドレスが指定されたコールを受信した場合、第1エン
ドポイント108は、回線呼び出し信号を用いて入力コ
ールを検知する。この検知によって、エンドポイントが
「音を鳴らして」も良い。回線呼び出し信号もまた、第
1エンドポイント108に、入力コールが送受信されて
いる外部電話回線の表示を与える。例えば、エンドポイ
ントのユーザインターフェイスは、コールが外部電話回
線104にあることを表示してもよい。ある状況におい
ては、ゲートウェイ102は、音が鳴るように構成され
ていても良いし、またはコールが特定の外部電話回線に
て受信された場合、限られた数のエンドポイントに通知
してもよい。例えば、ゲートウェイ102は、ビジネス
用にのみ使用される外部電話回線のコールの受信に対し
て、子機電話を除くすべてのエンドポイントの音を鳴ら
すように構成されていてもよい。
【0037】ここで少し図2に戻って、ゲートウェイ1
02は、エンドポイントと相互に参照される外部電話回
線リストを有するコールマッピングリポジトリ208を
備える。上記リストは、回線呼び出し信号を用いて、入
力コールに応じて通知されるべきエンドポイントを示
す。例えば、第1エンドポイントは、第1および第2外
部電話回線のコールに応じて音を鳴らしてもよいし、一
方、第2エンドポイントは、第2外部回線のみのコール
に応じて音を鳴らしてもよい。
【0038】エンドポイントまたはI/O装置118
は、制御チャネルコールマッピング信号を、コールマッ
ピングリポジトリ構成を要求しているゲートウェイに通
信できる。ゲートウェイ102は、制御チャネルコール
マッピング信号を用いて、コールマッピングリポジトリ
情報を、要求しているエンドポイントに送信する。ま
た、エンドポイントは、コールマッピングリポジトリに
て相互参照されたリストを編集するために、ゲートウェ
イに対して、制御チャネルコールマッピング信号を用い
てもよい。コールマッピングリポジトリ208はまた、
I/O装置からアクセス、設定または編集される。上記
したように、監視206は、編集または他の変更が生じ
る前に、コールマッピングリポジトリ208へのアクセ
スを監視するために用いられ得る。
【0039】同様に、エンドポイントまたはI/O装置
118は、制御チャネル回線選択信号を、回線信号リポ
ジトリ構成を要求するゲートウェイに通信する。ゲート
ウェイ102は、制御チャネルを用いてリポジトリ情報
を、要求しているエンドポイントに送信し、エンドポイ
ント(またはI/O装置)は、リストと相互参照される
回線選択リポジトリを編集するためゲートウェイに対し
て、制御チャネル信号を用いることができる。監視20
6は、編集または他の変更が生じる前に、回線選択リポ
ジトリ200へのアクセスを監視するために用いられ得
る。
【0040】システム100のある実施形態では、ゲー
トウェイ102は、外部電話回線104/106によっ
て、呼び出し回線ID(CLID)情報(すなわち上記
情報は、トーン形式であるPOTSフォーマットであ
る)を受信して、相手を呼び出す入力コールを識別す
る。ゲートウェイ102は、呼び出し回線ID情報を発
信者ID情報にデジタルホームネットワークフォーマッ
トにて変換し、制御チャネルを用いてデジタルフォーマ
ットの発信者ID情報を、エンドポイント108−11
4に通信する。
【0041】例えば、エンドポイントに、アクティブで
あるコールがあり、そのため帯域内CLID情報を受信
することができない。なぜならば上記エンドポイントは
1つの音声通信路(パス)のみを有しているからであ
る。しかし、上記エンドポイントは、制御メッセージを
受信することができる。これは、たとえ上記エンドポイ
ントが実際には音を鳴らさなくても、エンドポイント
が、異なる回線のコールが入力しているまたは「電話が
かかっている」ことを示すことを可能にする。その場
合、もちろんエンドポイントは、回線の呼び出しを示す
ことができ、ディスプレイ上に呼び出す相手のCLID
を表示することができる。このことは、ユーザが、新し
いコールを取るためにアクティブであるコールを保留す
るかどうか決める前に、誰からの呼び出しかを見ること
ができる。
【0042】(本システムの機能的説明)上記にて記し
たように、システム構造のキーポイントは、ブロードバ
ンドGWがVoBB、POTS、またはISDNなどの
ようなホームへのブロードバンドアクセスサービス用の
入口として働くことである。上記GWは、VoBBクラ
イアント、POTSクライアント、またはISDNクラ
イアント夫々を統合することによって、これらのサービ
スをサポートする。特定のサービスは、GWのクライア
ントにて終端する。ブロードバンドアクセスデータコネ
クションは、十分な帯域幅を有しており、複数共同電話
回線および、ブロードバンドデータサービスを実行する
ことができる。ブロードバンドGWはまた、おそらく1
つまたはそれ以上の電話回線、ハード線、無線および/
または電力線技術を基礎とするホームネットワーク通信
システムを統合する。GWは、アクセスシステム上のV
oBBサービスとホームネットワーク内のVoHN転送
との間で、電話通信を行うことができる。このことは、
ホームネットワーク電話回線エンドポイントが、直接的
にはVoBBクライアントを実行していないにも関わら
ず、VoBB電話コールを行うおよびVoBB電話コー
ルを受信するために、VoBBサービスにアクセスでき
る。
【0043】図3は、ゲートウェイ制御機能を示す概略
ブロック図である。ブロードバンドゲートウェイ102
を使用可能とするVoBBは、VoBBサービスのn回
線(106a−106n)をサポートする。GW102
はまた、2以上のアナログPOTSまたはISDN(回
線104)をサポートしていてもよい。また、GW10
2は、入力音声コールを、エンドポイントを使用可能と
する2以上のVoHNに分散することができる。そして
仮想多重回線機能を支援するために、GW102は、2
つの主機能を統合せねばならない。
【0044】仮想多重回線制御とは、すなわちそれは必
須の機械と、多重回線操作を制御するために必要とされ
る制御チャネル信号プロトコルとを実行することであ
る。上記信号プロトコルは、多重回線サポートを提供す
るように拡張されたVoHNプロトコルの一部である。
GWに備わるプロトコルの一部は、仮想多重回線サーバ
とみなされる。
【0045】ストリーム管理、すなわちその機能は、あ
る発信元からの音声ストリームを他のストリームに切り
換えたり、GWにて音声ストリームを保留状態にした
り、または多数共同電話を行うために、3つ又はそれ以
上の音声ストリームを共に繋ぐことができる。
【0046】また、ストリーム管理は、基本ストームの
接続、ストリーム保留、多数共同のストリームの接続と
いう3つの基本的機能を有している。
【0047】基本ストリームの接続は、2つの音声パス
がGW102を経由して共に接続される。そして、Vo
HNに対するVoBB(VoBB派生回線(VoBB deriv
ed line)による外部コールの場合)、VoHNに対す
るPOTS(アナログPOTS/ISDNによる外部コ
ールの場合)、VoHNに対するVoHN(内線コール
に対する内部回線の場合)という3のタイプがサポート
される。一般的には、GW102は、多重ストリームを
並列に切り換えることができ、少なくともすべての外部
回線が同時に異なるVoHNエンドポイントによって使
用可能とすることができる。
【0048】図4は、図1または図3のシステム100
において実行される場合のストリーム保留機能を示す図
である。保留、すなわちストリーム保留機能によって、
ゲートウェイ102があるエンドポイントに接続された
コールを保留状態にしておくことができる。図示される
ように、第1エンドポイントと外部回線(VoBB回線
1)との間のコールは、GWによって接続され交信中で
ある。そのとき、上記コールが、第1エンドポイントの
要求にて保留状態に置かれている。VoBB回線は、G
Wでの保留によって維持され、処理を終了される。そし
て、GWは、外部電話回線の相手に提供する音楽、また
は他の音声メッセージを生成する。GWとエンドポイン
トとの間の音声パスは、ストリーム保留過程の一環とし
て解除される。
【0049】また、上記システムのユーザは、ユーザ自
身の保留音楽/メッセージを変更または記録することが
できる。そして、異なる保留音声音楽/メッセージの形
式は、各外部回線またはエンドポイントごとに対して生
成することができる。上記した「保留メッセージ」は、
GWと通信しているPC入出力装置を用いて、あるいは
エンドポイントインターフェイスを用いて、選択され、
記録され、または変更される(ここでは編集として言及
されている過程である)。先に述べたように、図2にて
参照されるように、これらの保留メッセージは、メッセ
ージリポジトリ202に保存される。
【0050】図5は、図1または図3のシステム100
において実行された場合の会議用機能を示す。電話会
議、すなわち多数共同ストリーム接続は、多数共同コー
ルを形成するために、GWが3以上のストリームを共に
結合することを可能とする。つまり、図にて示されるよ
うに、GWは、3以上の発信元の音声パスを多数共同会
議電話に接続し、結合することができる。例えば、2つ
の内部エンドポイントにつながる唯一の外部回線があ
り、一方のエンドポイントでコールが交信中であるとす
る。そこで、第2の電話にはコールが接続されていない
場合は、今あるコールへと接続される。この方法は、V
oBB/VoHNが用いられてはいるが、従来のシング
ル回線POTSと類似したやり方である。図では、各エ
ンドポイントに対して、別々の線で示しているが、夫々
のエンドポイントは、上述したように共通の転送媒体を
経てゲートウェイに結びつけられているということは分
かるであろう。
【0051】制御チャネルメッセージ一式は、本発明の
システムの仮想多重回線操作を使用可能とするために用
いられる。上記したように、複数の論理的に異なるメッ
セージが定義される。実行時に、これらのメセージは、
簡単な操作と組み合わされてもよい。例えば、複数の論
理メッセージは、単純な物理メッセージにて伝えること
ができる。(例えば、「回線呼び出し」及び「回線使用
中」といったメッセージは、メッセージの内容から論理
的意味を規定するある物理メッセージによって実行され
得る。)本発明のVoHN電話機からGWまででは、6
つの論理帯域外メッセージが規定されている。すなわち
それらは、回線選択(手動または自動選択)、保留、回
復、会議用、自動選択構成(要求と編集)、コールマッ
ピング(要求と編集)である。
【0052】一方、GWからVoHN電話エンドポイン
トまで発信している本発明のシステムにおいては、4つ
の新しい論理帯域外メッセージが規定されている。すな
わちそれらは、回線呼び出し、回線状態(回線が使用
中、回線が空いている)、自動選択、および入力コール
マッピングである。
【0053】図6は、回線ステータス制御信号の第1操
作を示す図である。従来からの多重回線電話は、ユーザ
に対して、回線が使用中であることを示すためにいくつ
かの方法を用いていた。例えば、LEDまたはLCDデ
ィスプレイによる方法である。このような状態を容易に
電話が検知できるのは、全ての回線が上記電話にて終端
しており、回線電圧の変化が、回線が「未接続」である
ことを決定するために用いられるからである。本発明の
システムにおいては、外部電話回線は、エンドポイント
で終端するというよりはむしろゲートウェイにて終端す
る。従ってその代わりに、ゲートウェイが各回線状態を
検知し、帯域外VoHN(制御チャネル)での「回線使
用中」メッセージ(ここでは回線ステータス信号として
示されている)を、回線状態を示すためにすべての多重
回線エンドポイントに送信する。回線使用中のメッセー
ジは、回線ステータス信号の1形態である。
【0054】外部電話回線の1つ(例えば、VoBB回
線1)が使用中になると直ぐに、GWは、「回線使用
中」メッセージを他のVoHNのエンドポイントに送信
して、回線の状態を示す。なお、外部電話回線は、どの
内部エンドポイントによって使用中であってもかまわな
い。VoHNのエンドポイントの各々がこのメッセージ
を受信する場合、適切な回線状態の表示を、エンドポイ
ントのユーザインターフェイス(UI)のいくつかの視
覚的手段によってなされる。例えば、回線1のLEDが
照らされる、またはLCDが「回線1使用中」と表示す
るなどである。
【0055】「回線使用中」メッセージは、どの利用可
能な外部電話回線が使用中であるかを示し、ホームネッ
トワークシステム内のそれぞれのVoHNエンドポイン
トに送信される。なお、回線は、簡単な数字(例えば
「1」)、回線の電話番号(例えば、「555−555
−5555」)または、その回線に関連した文字列(例
えば、「オフィス用回線」)によって識別されてもよ
い。このメッセージは、単一の同報メッセージとして夫
々のエンドポイントへ一斉に送信されてもよく、図6に
て示されるように、各エンドポイントへ個々に送信され
てもよい。仮に、個々にメッセージが送信されるなら
ば、受信者が、肯定応答(不図示)を送信することで、
確実にメッセージが受け取られるようにする(肯定応答
が無い場合は、メッセージの再送となる)ことができ
る。同報通知方法が用いられる場合は、メッセージ送信
の信頼性を高めるために何回もメッセージを送信するこ
とができる。
【0056】図7は、回線ステータス制御信号の第2操
作を示す図である。GWが、回線が解除されていること
を検知した場合、「回線使用中」と同じようなメッセー
ジが、GWから夫々のVoHNエンドポイントに送信さ
れる。この場合のメッセージは、回線ステータス信号の
一種であり「空き回線」メッセージである。
【0057】この場合も先と同様に、空き回線メッセー
ジは、同報通知メッセージとしてもよいし、VoHNの
エンドポイント各々へ個々に送信されてもよい。上記メ
ッセージは、結果的に各エンドポイントがそのUIを調
節できるようにするため、どの回線が空いているのかを
示すことを含んでいる。もし、個々にメッセージを送信
する場合、肯定応答(図中には示さず)が受信者から送
信され、メッセージの受信を確実にすることができる
(肯定応答が無い場合は、メッセージの再送となる)。
同報通知方法が用いられる場合は、メッセージ送信の信
頼性を高めるために、メッセージは何回も送信され得
る。
【0058】なお、回線使用中および空き回線用の論理
信号を、共に一つの物理メッセージにすることがふさわ
しい。回線ステータス信号は、回線IDなどを含んだパ
ラメータおよび、使用中、空き、またはいくつかのほか
の起こり得る状態(例えば、回線障害)を示すフラグを有
している。
【0059】図8は、回線選択信号の操作を示す図であ
る。多重回線電話またはエンドポイントは、ユーザが利
用可能な出力コール用外部電話回線から選択するため
に、概していくつかのUI手段を有している。従来のシ
ステムにおいて、電話の送話口および受話口は、物理的
に電話に接続された外部電話回線の間にて切り換えられ
ている。本発明のシステムにおいて、帯域外制御チャネ
ルメッセージは、エンドポイントからGWに送信されね
ばならない。なぜならば、GWが、出力コール用外部回
線に対するエンドポイントの音声マッピングを制御する
からである。
【0060】図示されるように、第1エンドポイントに
てユーザが「オフィス用回線」を選択する。この選択
は、LCDディスプレイと組み合わせてボタンやソフト
ファンクションキーを用いて実行され得る。該UIの入
力によって、電話が帯域外メッセージの「回線選択」を
GWに送信し、第1エンドポイントを出力コール用「オ
フィス用回線」にマップするように、GWに指示を出す
ことになる。第1エンドポイントによってコールがダイ
ヤルされる場合、GWは、上記コールを「オフィス用回
線」として識別される外部電話回線にマップする。な
お、外部電話回線は、単純な番号、電話番号、またはA
SCII文字を用いて識別され得る。なお、図はまた、
GWが回線使用中メッセージを送信し、第1エンドポイ
ントが出力コールを発信する結果として「オフィス用回
線」がふさがっている(busy)ことを表示していること
を示す。
【0061】他のオプションとしては、次に利用できる
空き電話回線がどこであるのか自動的に選択される方法
にてエンドポイントを設定することである。この方法で
は、ユーザがダイアリングする前に、手動で外部電話回
線を見つける必要がない。図に示されるように、第nエ
ンドポイントのユーザは、自動選択パラメータと共に回
線選択メッセージを選択する。結果として、帯域外回線
選択メッセージがGWに送信される。そして、GWは、
第nエンドポイントを自動選択するように、出力コール
用のマッピングを設定する。概して、空き外部電話回線
の優先順位を決めるために、GWにて選択順序が規定さ
れている(図2の回線リポジトリ200を参照)。そし
て発信者が、第nエンドポイントから電話をかける際
に、次の空き外部電話回線が選択されることとなる。す
なわち図8にて示されるように、「個人回線」が選択さ
れ、「回線使用中」メセージが各VoHNのエンドポイ
ントに送信される。
【0062】なお、自動選択パラメータと共に回線選択
メッセージを、VoHNプロトコルにて単一の物理メッ
セージとすることは全く適切なことである。なぜなら
ば、上記選択メッセージのパラメータを、代替の論理手
段を通信するために用いることができるからである。
【0063】図9は、回線呼び出し信号の操作を示す図
である。従来の多重回線電話の場合は、接続された外部
電話回線のどれかが入力コールを受信した際に、電話は
音を鳴らすであろう。例えば、回線を流れる信号電流に
よって、電話は呼び出し信号を直接検知することができ
る。同様に、本発明のシステムにおいて、典型的な多重
回線VoHNのエンドポイントは、2以上の発信元回線
からの入力コールが上記エンドポイントを鳴らすように
2つ以上の外部電話回線に対して配置されている。しか
しながら、本システムにおいてゲートウェイは、外部回
線からの呼び出しを検知し、この情報を、帯域外メッセ
ージを用いてエンドポイントに送信する。
【0064】図に示されるように、第1エンドポイント
への入力コールがあるのが分かる。GWは、外部回線の
入力コールを検知すると、第1エンドポイントを呼び出
すために、帯域外「呼び出し」メッセージを第1エンド
ポイントへ送信する。その際、上記GWは、コールをつ
なげようとしている外部回線は「オフィス用回線」であ
ることを示す、帯域外「回線呼び出し」メッセージも送
信する。その結果、ユーザに対して、どの回線がダイヤ
ルされたのか、LED、LCDディスプレイ、または呼
び出し音の異なる音調いずれかによって示すこととな
る。なお、「回線呼び出し」メッセージもしくは「呼び
出し」メッセージのどちらか、またはその両方は、呼び
出し回線ID(CLID)情報を所有していてもよい。
【0065】なお、当然のこととして、呼び出しと呼び
出し回線制御チャネルメッセ−ジとを一緒に単一の物理
メッセージへと統合する。上記呼び出しメッセージは、
実際にはエンドポイントの電鈴がオンおよびオフを繰り
返す(状態を切り換える)ために、何度も送信される。
これらのメッセージは、しばしば型どおりに送信され、
所望する呼び出しパターンによって、エンドポイントに
おける電鈴のオンとオフを切り換える。それ故に、発信
者が接続の試みをあきらめ、コールも応答されていなか
ったならば、上記呼び出しメッセージは、エンドポイン
トの電鈴がオフ状態に切り換えられたまま処理を中止す
る。
【0066】図10は、簡便な保留シナリオにおける、
保留および検索信号の操作を示す図である。一般的な従
来の多重回線電話は、他の入力コールに応答するため、
または他の出力コールを発信するために、あるコールを
保留状態にすることができる。これら同様の特徴は、帯
域外信号を用いる、本発明のシステムの多重回線エンド
ポイントにおいて模倣され得るが、しかし音声パスの実
際の切り換えは、エンドポイント自身にて行われるとい
うよりは、むしろGWにて行われる。
【0067】簡単な保留操作が図示されており、それは
すなわち、他のいかなる外部電話回線またはエンドポイ
ントに関与することなく、ある相手からのコールが保留
状態に置かれ、それから回復される。ここで、GWは、
回線「555−555−5555」からのコールを、第
1エンドポイントにつないでいる。第1エンドポイント
のユーザは、電話のUIから保留を選択する。その結
果、回線が保留されていることを示す帯域外「保留」メ
ッセージは、GWに送信される。また、GWは、外部電
話回線につなげられるエンドポイントから発信する保留
要求についてのみに従って作動してもよい。メッセージ
を受信した際、GWは、コールをつなげることをやめて
(中断して)、代わりにGW内にて入力音声パスを終端
し、電話が保留状態におかれている人に対して、適切な
「保留音楽」を再生する。GWとエンドポイントとの間
の音声パスは、開かれたままであるが、全く音声情報を
通信する必要はない。その後、ユーザが、第1エンドポ
イントUIを用いて、コールの保留解除を選択する場
合、(外部電話回線IDに基づき)どのコールを検索す
るかを示す「検索」メッセージがGWに送信される。G
Wがこのメッセージを受信すると、保留された音声パス
を、エンドポイントに通じる音声パスにもう一度接続
し、コールを再設定する。なお、保留および検索制御チ
ャネルメッセージを、保留または検索機能のどちらが要
求されているかを示すパラメータと共に単一の物理メッ
セージとすることがふさわしい。
【0068】図11は、外部電話回線の間で切り換える
ための保留信号の操作を示す図である。従来の多重回線
電話は、多くの保留コールの中で切り換えることがで
き、潜在的に保留状態である多くのコールから所望され
るコールを検索することができる。本発明においては、
この操作を引き起こすための2つの方法があり、その内
の1つが図11によって記述されている。ここでのシナ
リオでは、回線「オフィス用回線」上にてアクティブで
あるコールと、2つの保留されたコール、すなわち1つ
は回線555−555−5555と、もう1つは回線5
55−555−5554である状態からユーザは開始す
る。ユーザは、はじめアクティブであるコールを保留状
態にすることを選択し、その結果、保留メッセージがG
Wに送信される。その際、GWは、当該アクティブであ
るコールを保留状態にしておく(簡単な保留に関しては
同じ方法)が、GWとエンドポイントとの間にて音声パ
スを開いたままに維持する。ユーザが、保留状態である
別のコールを検索することを選択した場合、検索メッセ
ージは、GWに送信される。これによって、GWは、先
に保留された音声パスを、エンドポイントに通じる開い
た音声パスに切り換え、以前に保留されたコールを回復
させる。また、GWは、保留状態におかれた以前アクテ
ィブであったコールを解除すこともできる。
【0069】図12は、保留状態のコールを検索するた
め、図11にて記されたプロセスに代わるプロセスを示
す図である。図示されるように、ユーザは、ユーザのエ
ンドポイントのUIから異なる回線を単に選択し、初め
は、現在のコールを明示的に保留状態としない。このこ
とは、エンドポイントによって2つの動作のうち1つを
引き起こすことができる。その上、エンドポイントは、
初めに現在の回線用保留信号を送信し、次いで回線選択
信号を送信する。これらの動作によって、最初のコール
がGWにて保持され、選択した回線からのコールは、図
11の前の例と同じやり方にて検索されることとなる。
または、エンドポイントは、保留信号を送信するだけで
なく、回線選択信号のみを送信してもよい。この場合、
ゲートウェイは、以前保留されていた選択される回線の
コールが回復されるようにするために、直ちに音声スト
リームを切り換える。この切り換え前においてアクティ
ブであった回線のコールは、図12にて示されるような
保留状態、または処理を終了される状態のどちらかとな
る。
【0070】図13は、コールがすでにアクティブであ
る場合、第2コールを受信する操作を示す図である。従
来の多重回線電話では、例え既にアクティブである第1
外部電話回線によるコールがあったとしても、第2外部
電話回線によってコールが入ってきた場合を示す。つま
り、従来のシステムでは、全ての回線が従来のシステム
にて物理的に終端し、電話は、容易に上記回線の呼び出
し状態を検知することができるために、上記のことを可
能とする。本発明の多重回線電話システムでは、GWと
各エンドポイントとの間に、たった1つの音声パス(チ
ャネル)のみが存在し得る。それ故、第2コールの存在
は、帯域外制御チャネル信号を用いて通信されねばなら
ない。図に示されるように、第2外部電話回線(図中に
おいて「主回線」)により第2入力コールを、ゲートウ
ェイにて受信する場合、「オフィス用回線」にてコール
はアクティブである。GWは、2つの内部エンドポイン
トに対して、この第2外部電話回線により受信したコー
ルを知らせるために配置されている。上記の設定および
呼び出しプロセスは、アクティブであるコールを有して
いない第2エンドポイントに対して通常実行する(所望
される場合は、CLID情報が帯域内を通ることができ
るように音声パスが確立されていても良い)。しかしな
がら、この時、CLID帯域内情報を通信するために、
第1エンドポイントへの音声パスを確立することはでき
ない。なぜならば、そこには既に他のコールに対する1
つのアクティブなストリームが存在しており、仮想多重
回線エンドポイントは、各エンドポイントに対して2以
上の音声ストリームをサポートすることができないから
である。それ故、GWは音声を終了し、第1エンドポイ
ントにとって必要となるCLID(発信者ID)情報をデ
コードしなければならない。CLID情報がデコードさ
れて、CLIDが知らされると直ぐに、GWは、帯域外
「回線呼び出し」メッセージを第1エンドポイントに送
信する。このメッセージは、他の回線が呼び出し中であ
る(図中では「主回線」)ことを示し、発信者のCLI
Dを提供する呼び出しメッセージと組み合わせてもよ
い。第1エンドポイントのユーザは、他の入力コールが
終了しようとしていることを、UIによるある表示(例
えば、LEDの点滅、LCDでの表示、受信口でのビー
プ音など)にて気づく。ある実施形態では、エンドポイ
ントは、LCDにCLID情報を表示して、新たなコー
ルに応答するかどうかをユーザが決定することを補助し
てもよい。
【0071】また、ユーザが新しいコールに応答する決
定を行う場合、上記した方法と同様に回線を切り換える
ことにより新しい回線を選択する、またはいくつか他の
キー操作によって第2コールに応答してもよい。このこ
とによって、エンドポイントが保留および回線選択メッ
セージをGWに送信し、以前にアクティブであるコール
を保留状態にして、新しいコールを繋ぐこととなる。
【0072】なお、電話の電鈴のオン/オフを切り換え
るために使われる呼び出しメッセージは送信されるのだ
が、上記エンドポイントは、現存のコールを妨げないよ
うにするために、実際には耳に聞こえるような音を鳴ら
す必要は無い。その代わりに、エンドポイントは、発信
者がコールの接続の試みを断念していないことを示すガ
イドとして、帯域外呼び出しメッセージのオン/オフ切
り換えを用いることができる。発信者がコールの接続を
断念した場合、呼び出しメッセージは、中止され、もは
やコールの接続が試みられていないことを表示するため
に、エンドポイントはUIを用いる。このプロセスは、
「呼び出し」が止まっているかどうかを決定するため
に、エンドポイントにて簡単なタイマを用いて実行され
得る。また、GWは、コールを接続する試みが、中止さ
れたことを示す別々の帯域外メッセージを送信してもよ
く、このメッセージは、エンドポイントのUIによって
適切に表示され得る。
【0073】従来の多重回線電話は、第1回線を保留状
態にして、第2コールをダイヤルすることができる。本
発明のシステムも、上記に記した同じ保留及びストリー
ム切り換えメカニズムを用いて同様の操作を行うことが
できる。例えば、ユーザは、第1回線を保留状態にし
て、それから新しいコール用の他の外部電話回線を選択
し、ダイヤルする。また、その時ユーザは、新しくアク
ティブであるコールと先に記した方法にて保留されるコ
ールとの間で切り換えることができる。
【0074】他の実施形態では、ユーザは、一方の外部
電話回線にてアクティブであるコールを有し、初めのコ
ールを明示的に保留状態にすることなく、まだにコール
が繋がっていない他方の外部電話回線を選択する。つま
り、新しい回線にてダイヤルトーンを受信した後、新し
いコールがなされ得る。最初のコールは、保留状態とさ
れるか、またはその代わりにこのアクションの結果とし
て解除されてもよい。さらに、ユーザが、新しくアクテ
ィブであるコールと保留状態のコールとの間で、切り換
えることもできる。また、ユーザは、自動選択モードに
設定されたエンドポイントを配置していてもよい。この
自動選択モードのある実施形態では、ユーザが現存のコ
ールを保留状態におく場合、GWによって、エンドポイ
ントの音声を次に利用可能な空き電話回線に繋げること
としてもよい。そして、手動で新しい回線を選択する必
要なく、ダイヤルトーンは自動的に得られる。この場合
もやはり、ユーザは、アクティブであるコールと保留さ
れるコールとを切り換えることができる。
【0075】図14は、会議用信号の操作を示す図であ
る。一般的に従来の多重回線電話は、2つ以上のコール
を異なる外部電話回線にてつなげることができ、3人以
上の発信者を含む複数共同電話を形成する。本発明のシ
ステムは、GWにて、つないでいるコールを制御するた
めに、帯域外信号を用いて同じ機能をサポートする。図
示するように、1つのコールがアクティブであり、2つ
のコールがGWにて保留中である状態から開始する。ユ
ーザは、「個人用」回線が保留されているメンバーを電
話会議に参加させたいとすると、エンドポイントのUI
にて本オプションを選択する。結果として、回線「個人
用」にて保留状態であるメンバーが通話に参加すること
を示す、帯域外メッセージ「電話会議」が送信されるこ
とでこの処置がなされることなる。その場合、GWは、
2つの外部回線を加え、エンドポイントを含む3方向の
電話会議の接続を設定する。また、第2エンドポイント
(不図示)は、第1エンドポイントと共に電話会議を行
うことができる。続いて、ユーザは、現在「主」回線に
て保留中である第4の発信者をコールに加えたいとす
る。この場合も同様なやり方で実行する。
【0076】最後に、電話会議からあるメンバーだけを
取り除くためのメカニズムを図示している。例えば、こ
こで、第1エンドポイントのユーザが、「主」回線によ
る発信者を取り除くように決め、上記ユーザのエンドポ
イントUIからこのオプションを選択する。この処置の
結果として、帯域外メッセージ「電話会議」が、当該通
信者が取り除かれることを示すために送信され、多重ス
トリーム接続は三者通話に戻ることとなる。図14の例
は、「主」回線のコールがゲートウェイにて保留状態の
ままである場合を図示しているが、「主」回線のコール
が解除されてもよい。また、あるメンバーが、電話を切
って途中で通話から抜けてもよい。この場合において、
GWから受信したコールの保留またはコールの終了の結
果、接続されたコールが解除されることから免れたユー
ザのみが残されることとなる。
【0077】なお、内部および外部回線に関して、会議
用プロセスにおける制限はない。例えば、4方向電話会
議の接続が3つの外部回線と1つの内部エンドポイント
との間、2つの外部回線と2つの内部エンドポイントと
の間、または1つの外部回線と3つの内部エンドポイン
トとの間にてなされてもよい。
【0078】典型的に、GWは、電話サービスのために
2つの主要部分の構成情報を保存している、すなわち、
VoHNの内線に対する入力コールのマッピング、およ
び自動選択が用いられる場合の出力コール用選択順序で
ある。従来、これらの機能は、直接またはホームネット
ワークを経由して、ホーム内部のGWと通信しているI
/O装置(PC)を用いるゲートウェイにて設定され
る。しかしながら、特に、エンドポイントが容易に状態
を表示できるLCDをサポートしている場合は、これら
パラメータの表示および構成を、エンドポイント自身に
よってサポートされることが望ましい。上述した監視機
能は、この構成情報にアクセスすることを監視するため
に用いられ得る。
【0079】図15は、ゲートウェイからの現在の構成
情報を検索するエンドポイントの操作を示す図である。
図に示されるように、ユーザは、エンドポイントの自動
選択パラメータを調べることを要求し、そのために当該
オプションが選択される。すなわち、構成パラメータに
応答して、上記要求がGWに送信される。応答は、当該
エンドポイントによる使用に対して、選択される出力外
部電話回線での現在の優先順序を示す。初めに述べたよ
うに、自動選択パラメータは、エンドポイントごとに異
なるものとしてもよい。また、全てのエンドポイントに
対して、大域的な自動選択順序が用いられてもよい。そ
して、同様にメッセージ送信は、自動選択パラメータを
編集するために用いられる。
【0080】ユーザは、また入力コールマッピングパラ
メータを要求してもよい。すなわち、エンドポイントを
呼び出す外部電話回線を要求するのである。以下は、シ
ステムにつなげられた全ての実行できる外部電話回線の
見本リストである。
【0081】 1:「オフィス用回線」 2:「個人用回線」 3:「主回線」 入力コールマッピングを調べて、ユーザはエンドポイン
トのUIから当該オプションを選択する。その結果、メ
ッセージは、この情報を要求しているGWに送信され、
その際にメッセージはエンドポイントに返されることと
なる。GWからの応答、すなわち「入力コールマッピン
グ」は、全ての利用可能な電話回線および、要求してい
るエンドポイントに、それら電話回線がマップされてい
るかどうかを一覧表にする。例えば、 「オフィス用回線」:はい 「個人用回線」:いいえ 「主回線」:はい この例では、「オフィス用回線」および「主回線」によ
る入力コールは、第1エンドポイントを呼び出すが、
「個人用回線」による入力コールは第1エンドポイント
を呼び出さない。
【0082】図16は、コールマッピング信号の操作を
示す図である。構成を検索した後、ユーザが構成を変更
したい場合、現在の構成データが入手できるので、容易
にその変更は行うことができる。例えば、「オフィス用
回線」および「個人用回線」の優先を取り替えることに
よって、ユーザは、回線選択順序を変更させ得る。メッ
セージ、すなわち要求に適合するように、GWに構成を
変更させる「設定自動空き回線選択順序」は、エンドポ
イントからGWに送信される。同様に、「オフィス用回
線」が、もはや第1エンドポイントを呼び出していない
ために、ユーザが回線マッピングを変更することを望む
場合、メッセージは、構成を変更するGWに送信される
ので、ユーザは容易に電話から回線マッピングの変更を
行うことができる。ある実施形態では、上述した監視機
能は、コールマッピング構成データへのアクセスを監視
するために用いられてもよい。
【0083】図17(a)〜(l)は、ホームネットワ
ーク電話システムにおける多重電話回線に関する本発明
の方法を示すフローチャート図である。上記方法は、説
明を明確にするために、番号が付された一続きの段階と
して示されており、その順序は、明らかに示されるもの
以外は、番号付与から推測されるべきものではない。こ
れらのステップのいくつかは、省かれてもよく、並列処
理されてもよく、または厳密な順序を維持する必要なく
実行されてもよいことは理解できよう。上記方法は、ス
テップ1700にて始める。ステップ1702では、ゲ
ートウェイを設定する。ステップ1704では、複数の
外部電話回線によりコールを送受信する。コールは、
(上記で規定したように)ボイスオーバブロードバンド
(VoBB)、ファックスオーバブロードバンド、電話
サービス、およびサービス統合デジタル通信網(ISD
N)などの外部電話回線によって送受信される。ステッ
プ1706では、少なくとも1つのホームネットワーク
エンドポイントと選択される外部電話回線との間にて、
コールをつなげる。つまり、エンドポイントは、帯域外
信号を用いて、外部電話回線(およびさらに他のエンド
ポイント)の中から選択し、仮想多重回線の機能の実現
を示すことができる。また、コールは、電話機、ファク
シミリ機、モデム、多機能周辺機器(MFPs)、テレ
ビジョン電話、無線通信装置、およびハードワイヤード
通信装置などのエンドポイントにつなげられる。
【0084】上記方法のある実施形態では、ステップ1
704での複数の外部電話回線によってコールを送受信
する工程は、ゲートウェイによってコールを送受信する
工程を含んでいる。また、ステップ1706でのコール
を繋げる工程は、ゲートウェイを用いて、独立した音声
チャネルから各エンドポイントと通信する工程を含んで
いる。ゲートウェイを用いて、独立した音声チャネルか
ら各エンドポイントと通信する工程では、イーサネット
(登録商標)回線、電話線、AC電力線、専用線、同軸
ケーブル、または無線通信チャネルなどの転送媒体を用
いる。
【0085】また、ある実施形態では、ステップ170
4の複数の外部電話回線によってコールを送受信する工
程は、ゲートウェイによって外部フォーマットにてコー
ル情報を通信する工程を含んでいる。そこで、ステップ
1706において、コールを繋ぐ工程には、サブステッ
プが存在する。つまり、ステップ1706aでは、ゲー
トウェイは、外部フォーマットとデジタルホームネット
ワークフォーマットとの間でフォーマットの変換を行
う。ステップ1706bでは、ホームネットワークフォ
ーマットにて情報を通信するために、ゲートウェイとエ
ンドポイントとの間でトラフィックチャネルを確立す
る。ステップ1706cでは、対応するトラフィックチ
ャネルを管理するために帯域外(制御)チャネルを確立
する。
【0086】さらにまたある実施形態では、ステップ1
704において、複数の外部電話回線によってコールを
送受信する工程は、第1および第2外部電話回線によっ
てコールを送受信する工程を含んでいる。次に、ステッ
プ1706におけるコールを繋ぐ工程は、第1エンドポ
イントと、第1または第2外部電話回線のどちらかであ
る外部電話回線との間で、コールを繋ぐ工程を含んでい
る。
【0087】上記方法のある実施形態では、ステップ1
706のコールを繋ぐ工程は、複数外部電話回線のうち
の1回線から受信したコールを繋ぐ工程、または出力コ
ール用の複数外部電話回線のうちの1回線を選択する、
エンドポイントから発信されるコールを繋ぐ工程を含ん
でいる。なお、ステップ1706では、外部回線によっ
て発信されるコールをエンドポイントに繋げる。
【0088】ある実施形態では、ステップ1706cに
おいて、対応するトラフィックチャネルを管理するため
に帯域外チャネルを確立する工程には、図17(b)に
て示されるサブステップがある。ステップ1706c1
では、制御チャネル回線ステータス信号を、ゲートウェ
イから各エンドポイントに通信する。ステップ1706
c2では、回線ステータス信号を用いて、外部電話回線
が使用中である場合を示す。ステップ1706c3で
は、回線ステータス信号を用いて、外部電話回線が空い
ている場合を示す。
【0089】他の実施形態では、ステップ1706cに
おける、対応するトラフィックチャネルを管理するため
に帯域外チャネルを確立する工程には、図17(c)に
て示される代替のサブステップがある。ステップ170
6c4では、制御チャネル回線選択信号をエンドポイン
トからゲートウェイに通信する。ステップ1706c5
では、エンドポイントから送信される回線選択信号を用
いて、出力コール用の複数の外部電話回線のいずれかを
選択行う。
【0090】ある実施形態において、ステップ1706
cの対応するトラフィックチャネルを管理するために、
帯域外チャネルを確立する工程には、図17(d)に示
される代替のサブステップがある。ステップ1706c
6では、制御チャネル回線選択信号をエンドポイントか
らゲートウェイに通信する。ステップ1706c7で
は、エンドポイントから送信される回線選択信号を用い
て、出力コール用の空き外部電話回線の自動選択を引き
起こす。
【0091】図17(a)に戻って、本方法のある実施
形態では、さらなるステップを有する。ステップ170
1aでは、ゲートウェイにて空き外部電話回線選択順序
を設定する。従って、ステップ1706cにおける対応
するトラフィックチャネルを管理するために帯域外チャ
ネルを確立する工程は、自動選択構成信号を用いて、選
択順序の現在の構成を要求する工程、および/または、
エンドポイントによって空き外部電話回線の選択順序を
編集する工程を含む。
【0092】他の実施形態では、ステップ1706cに
おける対応するトラフィックチャネルを管理するため
に、帯域外チャネルを確立する工程には、図17(e)
にて示される代替サブステップがある。ステップ170
6c8では、制御チャネルコール保留信号を、エンドポ
イントからゲートウェイに通信する。ステップ1706
c9では、保留信号を用いて、外部電話回線と第1エン
ドポイントとの間にてつなげられたコールを中断する。
典型的には、第1エンドポイントに対するコールは、第
1エンドポイントからゲートウェイまで保留信号に応じ
て排他的に中断される。
【0093】また、ある実施形態では、対応するトラフ
ィックチャネルを管理するために、帯域外チャネルを確
立する工程には、他のサブステップがある。ステップ1
706c10では、エンドポイントからゲートウェイ
に、制御チャネル検索信号を通信してもよい。ステップ
1706c11では、第1エンドポイントから送信され
る上記検索信号を用いて保留信号を取り消す。従って、
ステップ1706bにおいて、ゲートウェイとエンドポ
イントとの間にてトラフィックチャネルを確立する工程
には、検索信号により、第1エンドポイントへのトラフ
ィックチャネルを確立する工程が含まれる。典型的に、
保留状態のコールは、コールが保留状態に置かれたエン
ドポイントのみならず、いかなるエンドポイントによっ
ても検索され得る。
【0094】対応するトラフィックチャネルを管理する
ために、帯域外チャネルを確立する工程には、図17
(f)にて示される他のサブステップがあってもよい。
ステップ1706c12では、エンドポイントからゲー
トウェイに制御チャネル回線選択信号を通信する。ステ
ップ1706c13では、保留信号を用いて、第1エン
ドポイントと第1外部電話回線との間にてつながれたコ
ールを中断する。ステップ1706c14では、第2エ
ンドポイントから送信される回線選択信号を用いて、第
1外部電話回線を識別する。従って、ステップ1706
bにおいて、ホームネットワークフォーマットにて情報
を通信するために、ゲートウェイと第2エンドポイント
との間にてトラフィックチャネルを確立する工程は、回
線選択信号に応じて、第2エンドポイントと第1外部電
話回線との間にてトラフィックチャネルを確立する工程
を含む。
【0095】図17(g)にて示されるように、対応す
るトラフィックチャネルを管理するために帯域外チャネ
ルを確立する工程は、代替のサブステップを有していて
もよい。ステップ1706c15では、保留信号を用い
て、第1エンドポイントと第1外部電話回線との間のコ
ールを中断する。ステップ1706c16では、回線選
択信号を用いて、第2外部電話回線を識別する。従っ
て、ステップ1706bにおいて、ゲートウェイとエン
ドポイントとの間にてトラフィックチャネルを確立する
工程は、回線選択信号に応じて第1エンドポイントと第
2外部電話回線との間にてトラフィックチャネルを確立
する工程を含む。他の実施形態(不図示)において、ス
テップ1706c16では、第1外部回線にてコールが
アクティブである場合、回線選択信号を用いて第2外部
回線を選択する。第1外部回線に関するコールは、保留
されてもよいし、解除されてもよい。
【0096】前の段落にて記されたプロセスは、図17
(h)にて示されるように、ステップ1706c17、
1706c18および1706bを用いて、第2外部回
線のコールに応答する、または第2外部回線によって新
しいコールを発信するように実行し得る。
【0097】本方法のある実施形態では、ステップ17
06c9において、保留信号を用いて、外部電話回線と
第1エンドポイントとの間で繋がれたコールを中断する
工程は、ゲートウェイによって、コールが保留されてい
る外部電話回線に保留メッセージを提供する工程を含ん
でいる。また他の実施形態では、保留メッセージとして
音楽またはユーザ規定メッセージが与えられてもよい。
【0098】本方法のある実施形態では、さらなるステ
ップを有する。ステップ1708では、ゲートウェイと
通信する入出力(I/0)装置を設ける。ステップ17
10では、ゲートウェイにて保存された保留メッセージ
を編集するために、入出力装置を用いる。ステップ17
12では、随意的にゲートウェイアクセス機密保護プロ
トコルを設定する。それ故、ステップ1710におい
て、ゲートウェイに保存された保留メッセージを編集す
るために入出力装置を用いる工程は、ゲートウェイアク
セス機密保護プロトコルを通過することに応じて、ゲー
トウェイにアクセスする工程を含んでいる。本発明のあ
る実施形態では、I/O装置は、選択構成の自動選択順
序およびコールマッピング構成にアクセスし、編集する
ために用いられる。
【0099】ある実施形態では、対応するトラフィック
チャネルを管理するために、帯域外チャネルを確立する
工程には、図17(i)にて示されるように他のサブス
テップがある。ステップ1706c19では、制御チャ
ネル会議用信号をエンドポイントとゲートウェイとの間
で通信する。ステップ1706c20では、第1エンド
ポイントから送信される会議用信号を用いて第1外部電
話回線および第2外部電話回線を識別する。従って、ス
テップ1706bにおいて、ホームネットワークフォー
マットにより情報を通信するために、ゲートウェイとエ
ンドポイントとの間でトラフィックチャネルを確立する
工程は、会議用信号に応じて第1エンドポイントと、第
1外部電話回線、第2外部電話回線との間でトラフィッ
クチャネルを確立する工程を含む。会議用接続は、電話
会議において各参加者のスピーチが全ての他の参加者に
聞こえるようにコールを繋ぐ。
【0100】ある実施形態では、ステップ1704にお
いて、複数の外部電話回線によってコールを送受信する
工程は、相手を呼び出す入力コールを識別するために呼
び出し回線ID(CLID)トーンを受信する工程を含
んでいる。ステップ1706aにおいて、上記フォーマ
ットとデジタルホームネットワークフォーマットとの間
でフォーマットの変換を行うゲートウェイは、上記呼び
出し回線IDトーンを、デジタルフォーマットにて発信
者ID情報に変換するゲートウェイである。従って、ス
テップ1706cにおいて対応するトラフィックチャネ
ルを管理するために、制御チャネルを確立する工程は、
制御チャネルを用いて、上記デジタルフォーマットの発
信者ID情報を、ゲートウェイからエンドポイントに通
信する工程を含む。また、上記CLID情報が、帯域外
制御メッセージにて送信されるので、エンドポイント
は、コールが第1外部回線にてアクティブ状態であるに
も関わらず、第2外部回線の入力コールのCLID情報
を受信することができる。
【0101】ある実施形態では、ステップ1706cに
おいて、対応するトラフィックチャネルを管理するため
に、制御チャネルを確立する工程には、図17(j)に
て示されるサブステップがある。ステップ1706c2
1では、エンドポイントとゲートウェイとの間で、制御
チャネル会議用信号を通信する。ステップ1706c2
2では、第1エンドポイントから送信される会議用信号
を用いて、第2エンドポイントを識別する。従って、ス
テップ1706bにおいて、ゲートウェイとエンドポイ
ントとの間でトラフィックチャネルを確立する工程は、
会議用信号に応じて第1エンドポイントと、外部電話回
線、第2エンドポイントとの間で、トラフィックチャネ
ルを確立する工程を含む。会議用接続は、電話会議にお
いて各参加者のスピーチが全ての他の参加者に聞こえる
ようにコールをつなげる。
【0102】対応するトラフィックチャネルを交互に管
理するために帯域外チャネルを確立する工程は、図17
(k)にて示されるように他のサブステップを有する。
ステップ1706c23は、制御チャネル回線呼び出し
信号を、ゲートウェイからエンドポイントに通信する。
ステップ1706c24では、第1エンドポイントから
送信される回線呼び出し信号を用いて、入力コール、お
よび入力コールが送受信される外部電話回線を検知す
る。
【0103】本方法のある実施形態では、さらなるステ
ップを有する。ステップ1701bでは、エンドポイン
トに相互参照される外部電話回線のコールマッピングリ
ストを設ける。従って、ステップ1706cにおいて、
対応するトラフィックチャネルを管理するために制御チ
ャネルを確立する工程は、上記コールマッピングリスト
に応じて入力コールをエンドポイントに通知するため
に、制御チャネル呼び出し回線信号を通信する工程を含
んでいる。さらに、サブステップが、図17(l)にて
示される。ステップ1706c25では、制御チャネル
コールマッピング信号を、コールマッピング構成を要求
する第1エンドポイントからゲートウェイに通信する。
ステップ1706c26では、制御チャネルコールマッ
ピング信号を、第1エンドポイントに上記コールマッピ
ング構成を送信するゲートウェイから通信する。また、
対応するトラフィックチャネルを管理するために制御チ
ャネルを確立する工程は、制御チャネルコールマッピン
グ信号を第1エンドポイントからゲートウェイに、上記
コールマッピング構成を編集するために通信する工程を
含んでいてもよい。監視特徴は、構成情報へのアクセス
を監視するために用いられ得る。また、同様の手順で、
自動コール選択順序を検索、編集するために用いられて
もよい。さらにまた、上記構成情報は、監視特徴によっ
て監視されてもよい。
【0104】ホームネットワーク電話システムにおける
多重回線電話に関するシステムおよび方法が提供されて
きた。本発明の主要な点では、多重回線の機能を実現を
模倣するために、ブロードバンドゲートウェイによる多
重回線の接続および切り換えを制御するための、単一回
線VoHNエンドポイントから発信する帯域外信号を用
いる。そして、特定のメッセージフォーマットは、本発
明を説明する手段として示されている。しかしながら、
ある当業者は、模範的なメッセージを組み合わせること
によって、または代替のメッセージフォーマットを使用
することによってこれらと同じ機能を処理しえるであろ
う。また、本発明の実施形態は、エンドポイント間での
コールのように、本システム内部にコールをつなげるこ
とができる。上記したメカニズムは、実施形態などを容
易に行うために用いられ得る。また本発明に関する他の
バリエーションや実施形態は、当業者にとって思いつく
であろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の多重回線ホームネットワーク電話シス
テムの概略ブロック図である。
【図2】図1のゲートウェイの追加特徴を図示する概略
ブロック図である。
【図3】ゲートウェイの制御機能を図示する概略ブロッ
ク図である。
【図4】図1または図3のシステムにおいて実行された
場合の保留機能の流れを示す図である。
【図5】図1または図3のシステムにおいて実行された
場合の会議用機能を示す。
【図6】回線ステータス制御信号の第1操作を示す図で
ある。
【図7】回線ステータス制御信号の第2操作を示す図で
ある。
【図8】回線選択信号の操作を示す図である。
【図9】回線呼び出し信号の操作を示す図である。
【図10】簡便な保留シナリオにおける、保留および検
索信号の操作を示す図である。
【図11】外部電話回線の間で切り換えるための保留信
号の操作を示す図である。
【図12】保留状態のコールを検索するため、図11に
て記されたプロセスに代わるプロセスを示す図である。
【図13】コールがすでにアクティブである場合、第2
コールを受信する操作を示す図である。
【図14】会議用信号の操作を示す図である。
【図15】ゲートウェイからの現在の構成情報を検索す
るエンドポイントの操作を示す図である。
【図16】コールマッピング信号の操作を示す図であ
る。
【図17−(a)】ホームネットワーク電話システムに
おける多重電話回線に関する本発明の方法を示すフロー
チャート図である。
【図17−(b)】ホームネットワーク電話システムに
おける多重電話回線に関する本発明の方法を示すフロー
チャート図である。
【図17−(c)】ホームネットワーク電話システムに
おける多重電話回線に関する本発明の方法を示すフロー
チャート図である。
【図17−(d)】ホームネットワーク電話システムに
おける多重電話回線に関する本発明の方法を示すフロー
チャート図である。
【図17−(e)】ホームネットワーク電話システムに
おける多重電話回線に関する本発明の方法を示すフロー
チャート図である。
【図17−(f)】ホームネットワーク電話システムに
おける多重電話回線に関する本発明の方法を示すフロー
チャート図である。
【図17−(g)】ホームネットワーク電話システムに
おける多重電話回線に関する本発明の方法を示すフロー
チャート図である。
【図17−(h)】ホームネットワーク電話システムに
おける多重電話回線に関する本発明の方法を示すフロー
チャート図である。
【図17−(i)】ホームネットワーク電話システムに
おける多重電話回線に関する本発明の方法を示すフロー
チャート図である。
【図17−(j)】ホームネットワーク電話システムに
おける多重電話回線に関する本発明の方法を示すフロー
チャート図である。
【図17−(k)】ホームネットワーク電話システムに
おける多重電話回線に関する本発明の方法を示すフロー
チャート図である。
【図17−(l)】ホームネットワーク電話システムに
おける多重電話回線に関する本発明の方法を示すフロー
チャート図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K033 AA01 AA09 BA01 CA11 CC01 DA01 DA06 DA11 DB14 DB16 DB18 DB19 5K038 AA01 DD22 EE12 EE13 5K051 CC02 CC04 DD09 FF11

Claims (61)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ホームネットワーク電話システムにおい
    て、 複数の外部電話回線によってコールを送受信する工程お
    よび、少なくとも1つのホームネットワークエンドポイ
    ントと、選択される外部電話回線との間にてコールを繋
    ぐ工程を有する多重回線方法。
  2. 【請求項2】ゲートウェイを設定する工程をさらに有し
    ており、 複数の外部電話回線によってコールを送受信する工程
    は、上記ゲートウェイによりコールを送受信する工程を
    含み、 コールを繋ぐ工程は、上記ゲートウェイを用いて、独立
    した音声チャネルを経て各エンドポイントと通信する工
    程を含む請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】複数の外部電話回線によりコールを送受信
    する工程は、ボイスオーバブロードバンド(VoB
    B)、ボイスオーバDSL(VoDSL)、ボイスオー
    バイーサネット(登録商標)、ボイスオーバATM(V
    oATM)、ボイスオーバインターネットプロトコル
    (VoIP)、ファックス送信ブロードバンド、電話サ
    ービス(POTS)、およびサービス統合デジタル通信
    網(ISDN)から成るグループから選択される外部電
    話回線によってコールを送受信する工程を含む請求項2
    に記載の方法。
  4. 【請求項4】コールを繋ぐ工程は、電話、ファクシミリ
    機、モデム、多機能周辺機器(MFPs)、テレビ電
    話、無線通信装置、およびハードワイヤード通信装置か
    ら成るグループから選択されるエンドポイントにコール
    を繋ぐ工程を含む請求項2に記載の方法。
  5. 【請求項5】複数の外部電話回線によってコールを送受
    信する工程は、ゲートウェイによって、コール情報を外
    部フォーマットにて通信する工程を含み、 コールを繋ぐ工程は、 上記ゲートウェイによって、上記外部フォーマットとデ
    ジタルホームネットワークフォーマットとの間で変換を
    行う工程、上記ホームネットワークフォーマットにて情
    報を通信するために、ゲートウェイとエンドポイントと
    の間にトラフィックチャネルを確立する工程、ならび
    に、対応するトラフィックチャネルおよび機能を結びつ
    けるゲートウェイを管理するために帯域外チャネルを確
    立する工程を含む請求項2に記載の方法。
  6. 【請求項6】複数の外部電話回線によってコールを送受
    信する工程は、第1および第2外部電話回線によってコ
    ールを送受信する工程を含み、 コールを繋ぐ工程は、第1エンドポイントと、第1およ
    び第2外部電話回線から成るグループより選択される外
    部電話回線との間にてコールを繋ぐ工程を含む請求項5
    に記載の方法。
  7. 【請求項7】コールを繋ぐ工程は、複数の外部電話回線
    中の1回線から受信したコールおよび、出力コール用の
    複数の外部電話回線中の1回線を選択する上記エンドポ
    イントから発信されたコ−ルから成るグループより選択
    されるコールを繋ぐ工程を含む請求項6に記載の方法。
  8. 【請求項8】上記対応するトラフィックチャネルを管理
    するために帯域外チャネルを確立する工程は、ゲートウ
    ェイから各エンドポイントに制御チャネル回線ステータ
    ス信号を通信する工程、上記回線ステータス信号を用い
    て、外部電話回線が使用中である場合を示す工程、およ
    び、上記回線ステータス信号を用いて外部電話回線が空
    いている場合を示す工程を含む請求項7に記載の方法。
  9. 【請求項9】対応するトラフィックチャネルを管理する
    ために帯域外チャネルを確立する工程は、エンドポイン
    トから上記ゲートウェイに、制御チャネル回線選択信号
    を通信する工程、および、エンドポイントから上記回線
    選択信号を用いて、複数の出力コール用の外部電話回線
    のいずれかを選択する工程を含む請求項7に記載の方
    法。
  10. 【請求項10】対応するトラフィックチャネルを管理す
    るために、帯域外チャネルを確立する工程は、エンドポ
    イントからゲートウェイに、制御チャネル回線選択信号
    を設定する工程、および、エンドポイントから、回線選
    択信号を用いて、出力コール用空き外部電話回線の自動
    選択を引き起こす工程を含む請求項7に記載の方法。
  11. 【請求項11】ゲートウェイにて、空き外部電話回線選
    択順序を設定する工程をさらに有しており、 対応するトラフィックチャネルを管理するために、帯域
    外チャネルを確立する工程は、回線選択の自動選択パラ
    メータ信号を用いて選択構成の順序を要求する、および
    エンドポイントから空き外部電話回線選択順序を編集す
    る工程を含む請求項10に記載の方法。
  12. 【請求項12】対応するトラフィックチャネルを管理す
    るために、帯域外チャネルを確立する工程は、エンドポ
    イントからゲートウェイに、制御チャネルコール保留信
    号を通信する工程、および、上記保留信号を用いて外部
    電話回線と第1エンドポイントとの間にて繋がれたコー
    ルを中断し、保留状態とする工程を含む請求項7に記載
    の方法。
  13. 【請求項13】上記保留信号を用いて、外部電話回線と
    第1エンドポイントとの間にて繋がれたコールを中断す
    る工程は、上記第1エンドポイントからゲートウェイへ
    の保留信号に応じて、第1エンドポイントへのコールの
    みを中断する工程を含む請求項12に記載の方法。
  14. 【請求項14】対応するトラフィックチャネルを管理す
    るために、帯域外チャネルを確立する工程は、エンドポ
    イントからゲートウェイに制御チャネル検索信号を通信
    する工程、第1エンドポイントから、上記検索信号用い
    て、保留状態を解除する工程を含み、 ホームネットワークフォーマットにて情報を通信するた
    めに、ゲートウェイとエンドポイントとの間にてトラフ
    ィックチャネルを確立する工程は、第1エンドポイント
    へのトラフィックチャネルを確立する工程、および、上
    記検索信号に応じて、以前に保留した外部のコールに第
    1エンドポイントを繋ぐ工程を含む請求項12に記載の
    方法。
  15. 【請求項15】対応するトラフィックチャネルを管理す
    るために、帯域外チャネルを確立する工程は、上記保留
    信号を用いて、第1エンドポイントと第1外部電話回線
    との間にて繋がれたコールを中断する工程、エンドポイ
    ントからゲートウェイに、制御チャネル回線選択信号を
    通信する工程、回線選択信号を用いて第1外部電話回線
    を識別する工程を含み、 ホームネットワークフォーマットにて情報を通信するた
    めに、ゲートウェイとエンドポイントとの間にてトラフ
    ィックチャネルを確立する工程は、上記回線選択信号に
    応じて、第1外部電話回線と複数のエンドポイント中の
    1つとの間にてトラフィックチャネルを確立する工程を
    含む請求項12に記載の方法。
  16. 【請求項16】対応するトラフィックチャネルを管理す
    るために、帯域外チャネルを確立する工程は、上記保留
    信号を用いて、第1エンドポイントと第1外部電話回線
    との間にてコールを中断する工程、および、上記回線選
    択信号を用いて、第2外部電話回線を識別する工程を含
    み、ならびに、 ホームネットワークフォーマットにて、情報を通信する
    ために、ゲートウェイとエンドポイントとの間にてトラ
    フィックチャネルを確立する工程は、上記回線選択信号
    に応じて、第1エンドポイントと第2外部電話回線との
    間にてトラフィックチャネルを確立する工程を含む請求
    項12に記載の方法。
  17. 【請求項17】ホームネットワークフォーマットにて情
    報を通信するために、ゲートウェイとエンドポイントと
    の間にてトラフィックチャネルを確立する工程は、中断
    されたコールを取り消す工程、および、上記回線選択信
    号に応じて、第2外部電話回線により第1エンドポイン
    トからコールを発信するために、トラフィックチャネル
    を確立する工程を含む請求項16に記載の方法。
  18. 【請求項18】上記ホームネットワークフォーマットに
    て情報を通信するために、ゲートウェイとエンドポイン
    トとの間にてトラフィックチャネルを確立する工程は、
    上記中断されたコールを保留する工程、および、上記回
    線選択信号に応じて第2外部電話回線によって第1エン
    ドポイントからコールを発信するために、トラフィック
    チャネルを確立する工程を含む請求項16に記載の方
    法。
  19. 【請求項19】上記保留信号を用いて外部電話回線と第
    1エンドポイントとの間にて繋がれたコールを中断する
    工程は、ゲートウェイによってコールが中断されている
    外部電話回線に保留メッセージを与える工程を含む請求
    項12に記載の方法。
  20. 【請求項20】コールが中断されている外部電話回線に
    保留メッセージを与える工程は、音楽およびユーザ規定
    メッセージから成るグループより選択される保留メッセ
    ージを与える工程を含む請求項19に記載の方法。
  21. 【請求項21】ゲートウェイと通信している入出力(I
    /O)装置を設定する工程をさらに有しており、 上記入出力(I/O)装置を用いて、ゲートウェイに保
    存された保留メッセージをレビューおよび編集する工
    程、ゲートウェイに保存されたコール選択リストをレビ
    ューおよび編集する工程、ゲートウェイに保存されたコ
    ールマッピングリストをレビューおよび編集する工程を
    含むリストから選択されるレビュー機能を実行する請求
    項7に記載の方法。
  22. 【請求項22】ゲートウェイアクセス保護機密プロトコ
    ルを設定する工程をさらに有しており、 入出力装置を用いてレビュー機能を編集する工程は、ゲ
    ートウェイアクセス保護機密プロトコルを通過すること
    に応じて、ゲートウェイにアクセスする工程を含む請求
    項21に記載の方法。
  23. 【請求項23】対応するトラフィックチャネルを管理す
    るために帯域外チャネルを確立する工程は、エンドポイ
    ントとゲートウェイとの間にて制御チャネル会議用信号
    を通信する工程、第1エンドポイントから会議用信号を
    用いて、第1外部電話回線および第2外部電話回線を識
    別する工程を含み、 ホームネットワークフォーマットにて情報を通信するた
    めに、ゲートウェイとエンドポイントとの間にてトラフ
    ィックチャネルを確立する工程は、会議用信号に応じ
    て、第1エンドポイントと、第1外部電話回線、第2外
    部電話回線との間にてトラフィックチャネルを確立する
    工程を含む請求項5に記載の方法。
  24. 【請求項24】複数の外部電話回線によって、コールを
    送受信する工程は、相手を呼び出す入力コールを識別す
    るために、外部フォーマットの呼び出し回線ID(CL
    ID)情報を受信する工程を含み、 ゲートウェイによって、外部フォーマットとデジタルホ
    ームネットワークフォーマットとの間で変換を行う工程
    は、ゲートウェイによって、上記外部フォーマットの呼
    び出し回線ID情報を、デジタルホームネットワークフ
    ォーマットにて発信者ID情報に変換する工程を含み、 対応するトラフィックチャネルを管理するために、帯域
    外チャネルを確立する工程は、上記帯域外チャネル用い
    て、上記デジタルフォーマットの発信者ID情報を上記
    ゲートウェイからエンドポイントに通信する工程を含む
    請求項7に記載の方法。
  25. 【請求項25】上記ホームネットワークフォーマットに
    て情報を通信するために、ゲートウェイとエンドポイン
    トとの間にてトラフィックチャネルを確立する工程は、
    第1エンドポイントと第1外部電話回線との間にてトラ
    フィックチャネルを確立する工程を含み、 対応するトラフィックチャネルを管理するために、帯域
    外チャネルを確立する工程は、第1エンドポイントから
    会議用信号を用いて、エンドポイントと外部電話回線か
    ら成るグループより選択される保留状態の相手を識別す
    る工程を含み、 トラフィックチャネルを確立する工程は、選択される相
    手に対してトラフィックチャネルを確立する工程、なら
    びに、第1エンドポイント、第1外部回線を含む電話会
    議の発信者と選択される相手との間で会議用コールを発
    信する工程を含む請求項7に記載の方法。
  26. 【請求項26】対応するトラフィックチャネルを管理す
    るために帯域外チャネルを確立する工程は、第1エンド
    ポイントから会議用信号を用いて、会議用コールから解
    除される電話会議の発信者を識別する工程、および上記
    解除される発信者とゲートウェイとの間にてトラフィッ
    クチャネルを遮断する工程を含む請求項25に記載の方
    法。
  27. 【請求項27】対応するトラフィックチャネルを管理す
    るために、帯域外チャネルを確立する工程は、ゲートウ
    ェイからエンドポイントに制御チャネル回線呼び出し信
    号を通信する工程、ならびに、第1エンドポイントから
    上記回線呼び出し信号を用いて、入力コールおよび入力
    コールが送受信される外部電話回線を検知する工程を含
    む請求項7に記載の方法。
  28. 【請求項28】エンドポイントに相互参照される外部電
    話回線のコールマッピングリストを設定する工程をさら
    に有しており、 対応するトラフィックチャネルを管理するために制御チ
    ャネルを確立する工程は、上記コールマッピングリスト
    に応じて、入力コールのエンドポイントを通知するため
    に制御チャネル回線呼び出し信号を通信する工程を含む
    請求項27に記載の方法。
  29. 【請求項29】対応するトラフィックチャネルを管理す
    るために、制御チャネルを確立する工程は、制御チャネ
    ルコールマッピング信号を、コールマッピング構成を要
    求している第1エンドポイントからゲートウェイに通信
    する工程、および、制御チャネルコールマッピング信号
    を、上記コールマッピング構成を送信するゲートウェイ
    から第1エンドポイントに通信する工程を含む請求項2
    8に記載の方法。
  30. 【請求項30】対応するトラフィックチャネルを管理す
    るために制御チャネルを確立する工程は、制御チャネル
    コールマッピング信号を、第1エンドポイントから上記
    コールマッピング構成の編集用ゲートウェイに通信する
    工程を含む請求項29に記載の方法。
  31. 【請求項31】ゲートウェイを用いて、共通のチャネル
    を経て各エンドポイントと通信する工程では、イーサネ
    ット(登録商標)回線、電話線、AC電力線、同軸ケー
    ブル、専用線および、無線通信チャネルから成るグルー
    プより選択されるチャネルを用いる請求項2に記載の方
    法。
  32. 【請求項32】各エンドポイントが、独立した音声チャ
    ネルからコールを受信するためにポートを備える、少な
    くとも1つのホームネットワークエンドポイント、 各エンドポイントの上記ポートに接続された転送媒体、
    ならびに、 複数の外部電話回線によってコールを送受信するための
    ポートおよび上記外部電話回線の中の1回線にコールを
    繋げるための転送媒体に接続されたポートを備えるゲー
    トウェイを有する多重回線ホームネットワーク電話シス
    テム。
  33. 【請求項33】上記ゲートウェイは、ボイスオーバブロ
    ードバンド(VoBB)、ボイスオーバDSL(VoD
    SL)、ボイスオーバイーサネット(登録商標)、ボイ
    スオーバATM(VoATM)、ボイスオーバインター
    ネットプロトコル(VoIP)、ファックスオーバブロ
    ードバンド、電話サービス(POTS)、およびサービ
    ス統合デジタル通信網(ISDN)から成るグループよ
    り選択される外部電話回線によって、コールを送受信す
    る請求項32に記載のシステム。
  34. 【請求項34】上記エンドポイントは、電話、ファクシ
    ミリ機、モデム、多機能周辺機器(MFPs)、テレビ
    電話、無線通信装置、およびハードワイヤード通信装置
    から成るグループより選択される請求項32に記載のシ
    ステム。
  35. 【請求項35】外部フォーマットにて、複数の外部電話
    回線によってコールを送受信する上記ゲートウェイは、
    外部フォーマットとデジタルホームネットワークフォー
    マットとの間で変換を行い、ゲートウェイとエンドポイ
    ントとの間にてトラフィックチャネルを確立して、上記
    ホームネットワークフォーマットにて情報を通信し、帯
    域外チャネルを確立して、対応するトラフィックチャネ
    ルを管理する請求項32に記載のシステム。
  36. 【請求項36】上記ゲートウェイは、第1および第2外
    部電話回線によってコールを送受信し、第1エンドポイ
    ントと、上記第1および第2外部電話回線から成るグル
    ープより選択される外部電話回線との間にてコールを繋
    ぐ請求項35に記載のシステム。
  37. 【請求項37】上記ゲートウェイは、複数の外部電話回
    線中の1回線から受信したコールおよび、複数の出力コ
    ール用の外部電話回線中の1回線を選択する、エンドポ
    イントから発信されたコールから成るグループより選択
    されるコールを繋ぐ請求項36に記載のシステム。
  38. 【請求項38】上記ゲートウェイは、制御チャネル回線
    ステータス信号を各エンドポイントに通信し、 各エンドポイントは、コールが外部電話回線に繋がれた
    場合、およびコールと外部電話回線との間にて接続がな
    くなった場合を示すために上記回線ステータス信号を受
    信する請求項37に記載のシステム。
  39. 【請求項39】上記ゲートウェイは、エンドポイントか
    ら制御チャネル回線選択信号を受信し、 第1エンドポイントは、上記回線選択信号を用いて、複
    数の出力コール用の外部電話回線のいずれかを選択する
    請求項37に記載のシステム。
  40. 【請求項40】上記ゲートウェイは、上記エンドポイン
    トから、制御チャネル回線選択信号を受信し、 第1エンドポイントは、上記回線選択信号を用いて、出
    力コール用に、複数の空き外部電話回線のいずれかを自
    動選択する請求項37に記載のシステム。
  41. 【請求項41】上記ゲートウェイは、空き外部電話回線
    を選択するための外部電話回線選択順序を含む回線選択
    リポジトリを備えており、 上記エンドポイントは、制御チャネル回線選択の自動選
    択パラメータ信号を用いて、現在の選択構成順序を要求
    し、上記回線選択リポジトリにて空き外部電話回線選択
    順序を編集する請求項40に記載のシステム。
  42. 【請求項42】上記ゲートウェイは、上記エンドポイン
    トから制御チャネルコール保留信号を受信し、 複数エンドポイントのいずれかは、上記保留信号を用い
    て、外部電話回線と第1エンドポイントとの間にて繋が
    れたコールを中断する請求項37に記載のシステム。
  43. 【請求項43】上記ゲートウェイは、上記エンドポイン
    トから制御チャネルコール保留信号を受信し、 第1エンドポイントは、上記保留信号を用いて、外部電
    話回線と上記第1エンドポイントとの間にて繋がれたコ
    ールのみを中断する請求項37に記載のシステム。
  44. 【請求項44】上記ゲートウェイは、上記エンドポイン
    トから制御チャネル検索信号を受信し、 第1エンドポイントは、上記検索信号を用いて上記保留
    信号を取り消し、 上記ゲートウェイは、検索信号に応じて、第1エンドポ
    イントと上記中断された外部回線との間にてトラフィッ
    クチャネルを確立する請求項42に記載のシステム。
  45. 【請求項45】上記ゲートウェイは、上記エンドポイン
    トから制御チャネル回線選択信号を受信して、 第1エンドポイントは、上記保留信号を用いて、第1エ
    ンドポイントと第1外部電話回線との間にて繋がれたコ
    ールを中断し、 上記第1エンドポイントは、上記回線選択信号を用い
    て、第1外部電話回線を識別しており、 上記ゲートウェイは、回線選択信号に応じて第1エンド
    ポイントと第1外部電話回線との間にてトラフィックチ
    ャネルを確立する請求項42に記載のシステム。
  46. 【請求項46】上記第1エンドポイントは、第1エンド
    ポイントと第1外部電話回線との間にてコールを中断す
    るために上記保留信号を用い、 上記第1エンドポイントが、第2外部電話回線を識別す
    るために上記回線選択信号を用いており、 上記ゲートウェイは、回線選択信号に応じて第1エンド
    ポイントと第2外部電話回線との間にてトラフィックチ
    ャネルを確立する請求項42に記載のシステム。
  47. 【請求項47】上記第1エンドポイントは、上記保留信
    号を用いて、第1エンドポイントと第1外部電話回線と
    の間にてコールを中断し、 上記第1エンドポイントは、上記回線選択信号を用い
    て、第2外部電話回線を識別しており、 上記ゲートウェイは、回線選択信号に応じて上記第2外
    部電話回線によって第1エンドポイントからコールを発
    信するためにトラフィックチャネルを確立する請求項4
    2に記載のシステム。
  48. 【請求項48】上記第1エンドポイントは、上記保留信
    号を用いて、第1エンドポイントと第1外部電話回線と
    の間でコールを中断させ、 上記第1エンドポイントは、回線選択信号を用いて、第
    2外部電話回線の入力コールおよび、上記第2外部回線
    の保留中のコールから成るグループより選択される相手
    を識別し、 上記ゲートウェイは、中断したコールを取り消し、回線
    選択信号に応じて第1エンドポイントと第2外部電話回
    線との間にてトラフィックチャネルを確立する請求項4
    2に記載のシステム。
  49. 【請求項49】上記第1エンドポイントは、第1エンド
    ポイントと第1外部電話回線との間にてコールを中断す
    るために、上記保留信号を用い、 上記第1エンドポイントは、第2外部電話回線の入力コ
    ールおよび、第2外部回線にて保留中のコールから成る
    グループから選択される相手を識別するために、回線選
    択信号を用いており、 上記ゲートウェイは、中断されたコールを保留状態にお
    き、回線選択信号に応じて、第1エンドポイントと第2
    外部電話回線との間にてトラフィックチャネルを確立す
    る請求項42に記載のシステム。
  50. 【請求項50】上記ゲートウェイは、コールが中断して
    いる外部電話回線に与えられる保留メッセージを保存す
    るために、メッセージリポジトリを備える請求項42に
    記載のシステム。
  51. 【請求項51】上記ゲートウェイメッセージリポジトリ
    は、音楽およびユーザ規定メッセージから成るグループ
    から選択される保留メッセージを与える請求項42に記
    載のシステム。
  52. 【請求項52】保存された保留メッセージの編集するた
    めに上記ゲートウェイメッセージリポジトリと通信する
    ポートを備える入力/出力(I/O)装置をさらに有す
    る請求項51に記載のシステム。
  53. 【請求項53】上記ゲートウェイは、上記ゲートウェイ
    メッセージリポジトリへのアクセスを制御するため、監
    視回路を備え、 上記入力/出力装置は、上記保留メッセージを編集する
    ために、監視回路機密保護プロトコルを通過しなければ
    ならない請求項52に記載のシステム。
  54. 【請求項54】上記ゲートウェイは、制御チャネル回線
    呼び出し信号をエンドポイントに送信し、 第1エンドポイントは、入力コールおよび上記入力コー
    ルが送受信される外部電話回線を通知するために上記回
    線呼び出し信号を用いる請求項37に記載のシステム。
  55. 【請求項55】上記ゲートウェイは、入力コールに応
    じ、回線呼び出し信号を用いて通知されるエンドポイン
    トと相互参照される外部電話回線リストを有するコール
    マッピングリポジトリを備える請求項54に記載のシス
    テム。
  56. 【請求項56】第1エンドポイントは、制御チャネルコ
    ールマッピング信号を、上記コールマッピングリポジト
    リの構成を要求するゲートウェイに通信し、 上記ゲートウェイは、上記第1エンドポイントに上記コ
    ールマッピングリポジトリの情報を送信するために、制
    御チャネルコールマッピング信号を用いる請求項55に
    記載のシステム。
  57. 【請求項57】上記第1エンドポイントは、リストと相
    互参照される上記コールマッピングリポジトリを編集す
    るために、ゲートウェイに対して、制御チャネルコール
    マッピング信号を用いる請求項55に記載のシステム。
  58. 【請求項58】上記ゲートウェイは、制御チャネル会議
    用信号をエンドポイントに通信し、 第1エンドポイントは、第1外部電話回線および第2外
    部電話回線を識別するために、会議用信号を用い、 上記ゲートウェイは、上記会議用信号に応じて上記第1
    エンドポイントと、第1外部電話回線、第2外部電話回
    線との間にてトラフィックチャネルを確立する請求項3
    7に記載のシステム。
  59. 【請求項59】上記ゲートウェイは、入力コールの発信
    者を識別するために、外部電話回線によって呼び出し回
    線ID(CLID)情報を受信し、上記呼び出し回線I
    D情報を発信者ID情報にデジタルホームネットワーク
    フォーマットにて変換し、上記デジタルホームネットワ
    ークフォーマットの発信者ID情報をエンドポイントに
    通信するために制御チャネルを用いる請求項37に記載
    のシステム。
  60. 【請求項60】上記ゲートウェイは、制御チャネル会議
    用信号をエンドポイントに通信し、 第1エンドポイントは、第2エンドポイントを識別する
    ために会議用信号を用い、 上記ゲートウェイは、上記会議用信号に応じて第1エン
    ドポイントと外部電話回線との間および第1エンドポイ
    ントと第2エンドポイントとの間にて、トラフィックチ
    ャネルを確立する請求項37に記載のシステム。
  61. 【請求項61】上記転送媒体は、イーサネット(登録商
    標)回線、電話線、同軸ケーブル、AC電力線、専用
    線、無線通信チャネルから成るグループより選択される
    請求項33に記載のシステム。
JP2003032919A 2002-05-06 2003-02-10 ホームネットワーク電話に関する仮想多重回線システムとその方法 Withdrawn JP2003324525A (ja)

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US10/140,402 US7142560B2 (en) 2001-08-14 2002-05-06 System and method for virtual multiline telephony in a home-network telephone
US10/140402 2002-05-06

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