JP2003323369A - 車両用通信システム - Google Patents

車両用通信システム

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JP2003323369A
JP2003323369A JP2002128343A JP2002128343A JP2003323369A JP 2003323369 A JP2003323369 A JP 2003323369A JP 2002128343 A JP2002128343 A JP 2002128343A JP 2002128343 A JP2002128343 A JP 2002128343A JP 2003323369 A JP2003323369 A JP 2003323369A
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vehicle
software
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terminal
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Masayuki Goto
雅幸 後藤
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Denso Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車載端末側で最新のソフトウエアを利用する
ための処理を、車両側での操作なしで行うようにするこ
と、その処理に必要な無線通信動作の信頼性向上及びメ
ンテナンスコストの低減を実現すること。 【解決手段】 車載端末には、車両運行データ作成用の
アプリケーションプログラムを例えば処理内容毎に所定
単位でモジュール化した状態のソフトウエアモジュール
が記憶されている。車載端末は、車両のエンジン始動に
応じて起動されたときに、情報センタヘ最新のソフトウ
エアモジュールのバージョンを問い合わせる(A1、A
2、A3)。車載端末は、自身が記憶しているソフトウ
エアモジュール中に最新バージョンでないものがある場
合には、そのソフトウエアモジュールを情報センタから
自動的にダウンロードして書き換える(A5、A6)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車載端末で使用さ
れているソフトウエアの更新を移動体通信の利用により
行うようにした車両用通信システムに関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】近年では、業務用車両
(配送用トラック、タクシー、バスなど)の運行状況の
管理を、車載端末との間のデータ通信に基づいて行うよ
うにした車両運行管理システムが実用化されている。こ
のシステムでは、複数台の業務用車両との間で移動体通
信を行い得るように設置された管理センタ側において、
車両側から取得した情報に基づいて種々の管理用データ
(個々の車両の現在位置情報、走行履歴、運転日報な
ど)を作成する構成となっている。また、車両運行管理
システムにおいては、必要に応じて車載端末側のソフト
ウエアのメンテナンス(例えば、車載端末用の基本ソフ
トやアプリケーションプログラムのバージョンアップ)
を行うようにしている。
【0003】このようなソフトウエアメンテナンスを行
う場合には、車載端末にパソコンなどの外部機器を接続
して当該車載端末側のソフトウエアを書き換える方法
や、車載端末にソフトウエアを供給するために装着され
ている記憶媒体(メモリカード、CD−ROM、DVD
−ROMなど)を交換する方法が考えられる。しかしな
がら、これらの方法のうち、外部機器を使用する方法で
は、その外務機器を車両まで一々持ち運ぶ必要があるた
め、多数の業務用車両についての車載端末がソフトウエ
アメンテナンス対象となる状況下では、膨大な工数が必
要になってメンテナンスコストが上昇するという問題点
がある。また、ソフトウエアメンテナンスの実行期間中
は業務用車両を拘束することになるため、その業務に支
障を来たす可能性もある。一方、記憶媒体を交換する方
法では、その記憶媒体自体の交換費用が必要になると共
に交換作業費が発生し、メンテナンスコストが上昇する
という問題点があった。
【0004】このような問題点を解決可能なソフトウエ
アメンテナンス方法として、例えば、特開平11−27
749号公報に見られるように、管理センタ側から車載
端末へ無線通信手段を通じてソフトウエアをダウンロー
ドして当該車載端末のソフトウエアメンテナンス(バー
ジョンアップ)を行うようにしたシステムが考えられて
いる。しかしながら、このシステムでは、ソフトウエア
のダウンロードに先立って、そのダウンロードの許可を
車載端末のユーザ側に求め、ユーザによる許可があった
ときにダウンロードを行う構成となっている。つまり、
ソフトウエアダウンロード時には、ユーザである車両運
転者にダウンロード許可のための操作が要求されるた
め、車両の安全運行上の問題が出てくる。また、管理セ
ンタ及び車載端末間の通信を無線により行っている関係
上、ダウンロードするデータ量が多い場合には通信エラ
ーの発生確率が高くなるものであり、このため、業務用
車両の運行管理システムのように確実性が重視される用
途では、ソフトウエアメンテナンスの信頼性低下を招く
という問題点もあった。
【0005】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、車載端末側で最新のソフトウエアを
利用するための処理を、車両側での操作なしで行うこと
ができると共に、その処理に必要な無線通信動作の信頼
性向上及びメンテナンスコストの低減を実現できる車両
用通信システムを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1に記載した手段を採用できる。この手段によ
れば、車載端末側では、所定のタイミングに至る毎に、
外部機関へ移動体通信網を通じてアクセスし、当該外部
機関に構築されたデータベース中のソフトウエアモジュ
ールの最新バージョンが自身に記憶されているソフトウ
エアモジュールのバージョンと異なる場合、換言すれ
ば、車載端末側のソフトウエアモジュールのバージョン
アップが必要な場合には、そのデータベースから最新バ
ージョン情報に対応したソフトウエアモジュールを自動
的にダウンロードするようになる。
【0007】従って、車載端末側で最新のソフトウエア
を利用するためのメンテナンス処理を、所定タイミング
に至る毎に車両側での操作なしで行うことができ、車両
の安全運行のために有益になる。また、ソフトウエアを
所定単位でモジュール化したソフトウエアモジュールを
ダウンロードする構成、つまり、ダウンロードするデー
タ量を減少させた形態となっているから、そのダウンロ
ードを移動体通信網を利用した無線通信により行う構成
でありながら、通信エラーの発生確率を低く抑制できる
ようになり、結果的に、上記メンテナンス処理に必要な
無線通信動作の信頼性を向上できる。さらに、車載端末
側のソフトウエアを更新する際に、従来構成のように、
外部機器を車両まで一々持ち運んだり、或いは記憶媒体
を交換したりする必要がなくなり、メンテナンスコスト
の大幅な低減を実現できる。
【0008】請求項2記載の手段によれば、ソフトウエ
アモジュールが最小単位のものであるから、通信エラー
の発生確率を一段と低く抑制できるようになる。
【0009】前記目的を達成するために請求項3に記載
した手段を採用することもできる。この手段によれば、
車載端末は、所定のタイミングに至る毎に、外部機関へ
移動体通信網を通じて接続され、自身に設定されたソフ
トウエアに基づいた処理動作を、当該外部機関に構築さ
れたデータベース中の最新のソフトウエアモジュールを
参照しながら実行するようになる。従って、車載端末側
の最新のソフトウエアモジュールを利用するための処理
を、所定タイミングに至る毎に車両側での操作なしで行
うことができ、車両の安全運行のために有益になる。ま
た、車載端末側で行われるソフトウエアに基づいた処理
動作を、データベース側に用意された最新のソフトウエ
アモジュールを参照しながら実行する構成となっている
が、そのソフトウエアモジュールのデータ量を減少させ
た形態となっているから、当該ソフトウエアモジュール
の参照を移動体通信網を利用した無線通信により行う構
成でありながら、通信エラーの発生確率を低く抑制でき
るようになり、結果的に、その処理に必要な無線通信動
作の信頼性を向上できる。さらに、車載端末側ではソフ
トウエアの更新を行う必要がないから、従来構成のよう
に、外部機器を車両まで一々持ち運んだり、或いは記憶
媒体を交換したりする必要がなくなり、メンテナンスコ
ストの大幅な低減を実現できる。
【0010】請求項4記載の手段によれば、車載端末側
で移動体通信網を通じて参照するソフトウエアモジュー
ルがクラス単位のものであるから、通信エラーの発生確
率を一段と低く抑制できるようになる。
【0011】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)以下、本発
明を業務用車両の運行管理システムに適用した第1実施
例について図1ないし図3を参照しながら説明する。シ
ステム構成を概略的に示す図2において、車両1内に取
り付けられた車載端末2は、予め記憶したソフトウエア
(基本ソフト及びアプリケーションプログラム)に基づ
いて動作するもので、情報センタ3(本発明でいう外部
機関に相当)との間での移動体通信網4を通じたデータ
送受信を、当該車載端末2に接続された移動体通信端末
(例えば、専用のパケット通信機或いは携帯電話機(何
れも図示せず))を利用して行い得る構成となってい
る。また、図示しないが、車載端末2には、GPS受信
機、車速センサ、車両1についての種々の動態情報(出
庫、入庫、積み荷開始、積み荷完了、実車或いは空車へ
の移行などの各状態を示す情報)を入力するための動態
キーボードなどのように、車両運行データ(例えば、車
両1の現在位置情報、走行履歴、運転日報)の作成に必
要な情報を収集するための機器群が接続されていると共
に、情報センタ3側から送信されてくる種々の情報やメ
ッセージなどを表示するための表示器が接続されてい
る。
【0012】情報センタ3は、車載端末2とのデータ通
信に基づいた前記車両運行データの作成・管理や、車載
端末2のメンテナンス(例えば、車載端末2側のソフト
ウエアバージョンアップ)など、車両1の運行に関する
処理を実行する構成となっている。この場合、情報セン
タ3に対しては、車両1の運行事業者の事務所などに設
置された運行管理装置5(パーソナルコンピュータな
ど)から例えばインタネット6を介してアクセスできる
ようになっており、その運行管理装置5側で、車両運行
データや車載端末2のメンテナンス状況などを一覧でき
るようになっている。また、運行管理装置5から車両1
への業務連絡メッセージの伝達など情報センタ3を中継
して行い得る構成となっている。
【0013】図3には、車載端末2のシステム構成例が
示されている。この図1において、車載端末2は、CP
U、ROM、RAM、I/O、アプリケーションプログ
ラムを記憶するための書き換え可能な記憶媒体(フラッ
シュメモリ、ハードディスク)などを含んだハードウェ
アと、ハードウェア及びソフトウエアを総合的に管理す
るための基本ソフトと、前記図示しない移動体通信端末
や表示器などの周辺機器のためのドライバソフト及びA
PI(Application Programming Interface)とを基本
システムとして備えており、この他に、車両運行データ
作成用のアプリケーションプログラムを例えば処理内容
毎に所定単位でモジュール化した状態のソフトウエアモ
ジュール(車両現在位置処理プログラム、動態処理プロ
グラム、メッセージ処理プログラム、拡張通信処理プロ
グラムなど)が記憶されている。
【0014】この場合、上記各ソフトウエアモジュール
は、それぞれのバージョン情報も含んだ形態となってお
り、前記記憶媒体には、各ソフトウエアモジュールにつ
いてのバージョンを管理するためのバージョン情報テー
ブルが記憶されている。尚、このバージョン情報テーブ
ルは、ソフトウエアモジュールのバージョンアップがあ
る毎に更新されることは勿論である。
【0015】図1には、車載端末2側で行われるソフト
ウエアモジュールのバージョンアップ処理の動作内容が
示されており、以下これについて関連する作用及び情報
センタ3側の構成と共に説明する。図1において、車載
端末2は、車両1のエンジンが始動されたときに電源が
供給されて起動される(ステップA1、A2)。車載端
末2は、その起動直後のタイミングで、移動体通信網4
を通じて情報センタ3にアクセスすると共に、車両運行
データ作成用のアプリケーションプログラムについての
ソフトウエアモジュール毎のバージョンを当該情報セン
タ3に問い合わせる(ステップA3)。
【0016】情報センタ3には、車載端末2用の最新の
アプリケーションプログラムを処理内容毎に所定単位で
モジュール化した状態のソフトウエアモジュールを蓄積
したデータベースが構築されおり、このデータベースに
は、各ソフトウエアモジュールについてのバージョンを
管理するためのバージョン情報テーブルも格納されてい
る。そして、情報センタ3では、上記バージョン情報テ
ーブルから車載端末2に設定されているすべてのソフト
ウエアモジュールのついてのバージョン情報を読み出
し、問い合わせ元の車載端末2へ移動体通信網4を通じ
てアンサバックする。
【0017】車載端末3においては、情報センタからア
ンサバックされたバージョン情報と、自身が記憶してい
るバージョン情報テーブルと突き合わせることにより、
車両運行データ作成用アプリケーションプログラムのソ
フトウエアモジュールがすべて最新であるか否かを判断
する(ステップA4)。ソフトウエアモジュールがすべ
て最新であった場合には、そのままバージョンアップ処
理動作を終了するが、そうでなかった場合には、バージ
ョンが一致しないソフトウエアモジュールを情報センタ
3から移動体通信網4を通じてダウンロードし(ステッ
プA5)、そのソフトウエアモジュールをダウンロード
した最新のものに書き換え(ステップA6)、この後に
バージョンアップ処理動作を終了する。
【0018】尚、ソフトウエアモジュールを蓄積したデ
ータベースは、必ずしも情報センタ3内に構築する必要
なく、インタネット6を通じてアクセス可能なFTPサ
イトに構築しておき、車載端末2側では、ソフトウエア
モジュールのバージョンアップ時にこのFTPサイトに
直接的にアクセスして該当するソフトウエアモジュール
のダウンロードを行う構成としても良い。但し、バージ
ョン情報テーブルは情報センタ3にて参照できるように
構成しておくことになる。また、車載端末2からソフト
ウエアモジュール毎のバージョンを情報センタ3へ問い
合わせるステップA3では、自身のバージョン情報テー
ブルに記憶されているバージョン情報を送信し、車載端
末2側のソフトウエアモジュールがすべて最新であるか
否かの判断(図1の例ではステップA4の処理内容)を
情報センタ3側で行う構成としても良いものである。
【0019】要するに、上記した本実施例によれば、車
載端末2側では、所定のタイミング(車両1のエンジン
が始動された直後のタイミング)において、情報センタ
3へ移動体通信網4を通じてアクセスし、当該情報セン
タ3に構築されたデータベース中のソフトウエアモジュ
ールの最新バージョンが自身に記憶されているソフトウ
エアモジュールのバージョンと異なる場合、換言すれ
ば、車載端末2側のソフトウエアモジュールのバージョ
ンアップが必要な場合には、そのデータベースから最新
バージョン情報に対応したソフトウエアモジュールを自
動的にダウンロードして自身が記憶しているソフトウエ
アモジュールを書き換えるようになる。
【0020】従って、車載端末2側で最新のソフトウエ
アを利用するためのメンテナンス処理を、車両1のエン
ジンが始動される毎に当該車両1側での操作なしで行う
ことができ、車両1の安全運行のために有益になる。ま
た、ソフトウエアを所定単位でモジュール化した状態の
ソフトウエアモジュールをダウンロードする構成、つま
り、ダウンロードするデータ量を減少させた形態となっ
ているから、そのダウンロードを移動体通信網4を利用
した無線通信により行う構成でありながら、通信エラー
の発生確率を低く抑制できるようになり、結果的に、上
記メンテナンス処理時の信頼性を向上できる。この場
合、例えば、ソフトウエアとしてJAVA(R)ベース
のプログラムを利用することにより、ソフトウエアモジ
ュールをクラス単位の数kB程度までサイズダウンする
構成とすれば、通信エラーの発生確率を一段と低く抑制
できるようになる。尚、情報センタ3側にJAVAサー
ブレットを常駐させ、車載端末2側のJAVAアプレッ
トが上記サーブレットから常にバージョン情報を受け取
るシステム構成とすることも可能である。
【0021】さらに、車載端末2側のソフトウエアを更
新する際に、従来構成のように、パソコンのような外部
機器を車両1まで一々持ち運んだり、或いは記憶媒体を
交換したりする必要がなくなり、メンテナンスコストの
大幅な低減を実現できるようになる。
【0022】(第2の実施の形態)図4には本発明の第
2実施例が示されており、以下これについて前記第1実
施例と異なる部分のみ説明する。図4には、車載端末2
側で行われる通信処理動作の内容が示されており、以下
これについて関連する作用及び情報センタ3側の構成と
共に説明する。図4において、車載端末2は、車両1の
エンジンが始動されたときに電源が供給されて起動され
る(ステップB1、B2)。車載端末2は、その起動直
後のタイミングで、情報センタ3に移動体通信網4を通
じてアクセスして常時接続状態とする(ステップB
3)。
【0023】ここで、車載端末2は、例えばJAVA
(R)ベースのプログラムで動作するようになってお
り、情報センタ3には、車載端末2側に記憶されたソフ
トウエア(例えばアプリケーションプログラム)に基づ
いた処理動作の実行に必要な最新のソフトウエアモジュ
ール(例えばクラス単位の数kB程度のサイズのモジュ
ール)を蓄積したデータベースが構築されている。そし
て、車載端末2では、そのデータベースにアクセスし
て、上記ソフトウエアに基づいた処理動作に必要なソフ
トウエアモジュールをリストアップする(ステップB
4)。
【0024】車載端末2では、ソフトウエアモジュール
のリストアップ後に、情報センタ3との通信が可能な状
態が維持されているか否かを判断し(ステップB5)、
「NO」の場合には、ステップB3移行の制御を再実行
する。これに対して、ステップB5で「YES」の場合
には、自身に記憶されたソフトウエアを起動し(ステッ
プB6)、そのソフトウエアに基づいた処理動作をリス
トアップしたソフトウエアモジュールを参照しながら実
行する(ステップB7)。
【0025】要するに、上記した本実施例によれば、車
載端末2は、所定のタイミング(車両1のエンジンが始
動された直後のタイミング)において、情報センタ3に
移動体通信網3を通じて常時接続され、自身に設定され
たソフトウエアに基づいた処理動作を、情報センタ3に
構築されたデータベース中の最新のソフトウエアモジュ
ールを参照しながら実行するようになる。従って、車載
端末2側の最新のソフトウエアモジュールを利用するた
めの処理を、車両1のエンジンが始動される毎に当該車
両1側での操作なしで行うことができ、車両1の安全運
行のために有益になる。また、車載端末2側で行われる
ソフトウエアに基づいた処理動作を、情報センタ3のデ
ータベース側に用意された最新のソフトウエアモジュー
ルを参照しながら実行する構成となっているが、そのソ
フトウエアモジュールのデータ量を数kB程度まで減少
させた形態となっているから、当該ソフトウエアモジュ
ールの参照を移動体通信網4を利用した無線通信により
行う構成でありながら、通信エラーの発生確率を低く抑
制できるようになり、結果的に、その処理に必要な無線
通信動作の信頼性を向上できる。
【0026】さらに、車載端末2側ではソフトウエアの
更新を行う必要がないから、従来構成のように、外部機
器を車両まで一々持ち運んだり、或いは記憶媒体を交換
したりする必要がなくなり、メンテナンスコストの大幅
な低減を実現できる。
【0027】(他の実施の形態)その他、本発明は上記
した実施例に限定されるものではなく、以下に述べるよ
うな変形或いは拡張が可能である。車載端末2は、車両
1のエンジン始動に応じた起動直後のタイミングで情報
センタ3との通信を開始する構成としたが、他のタイミ
ング(例えば、所定時刻に至ったタイミング)でも良い
ことは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の処理動作例を示すフロー
チャート
【図2】全体の概略的なシステム構成図
【図3】車載端末のシステム構成例を示す図
【図4】本発明の第2実施例を示す図1相当図
【符号の説明】
1は車両、2は車載端末、3は情報センタ(外部機
関)、4は移動体通信網、5は運行管理装置を示す。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め記憶したソフトウエアに基づいた処
    理動作を実行する車載端末と、この車載端末との間での
    データの送受信を移動体通信網を通じて行う外部機関と
    を備えた車両用通信システムにおいて、 前記外部機関は、前記車載端末用の最新のソフトウエア
    を所定単位でモジュール化したソフトウエアモジュール
    をそのバージョン情報と共に蓄積したデータベースを備
    え、 前記車載端末は、前記ソフトウエアを前記所定単位でモ
    ジュール化した状態で記憶して成り、所定のタイミング
    に至る毎に前記外部機関へ移動体通信網を通じてアクセ
    スし、前記データベース中のソフトウエアモジュールの
    最新バージョン情報が自身に記憶されているソフトウエ
    アモジュールのバージョンと異なる場合に、当該データ
    ベースから最新バージョン情報に対応したソフトウエア
    モジュールを自動的にダウンロードすることを特徴とす
    る車両用通信システム。
  2. 【請求項2】 前記ソフトウエアモジュールは、前記ソ
    フトウエアを最小単位でモジュール化したものであるこ
    とを特徴とする請求項1記載の車両用通信システム。
  3. 【請求項3】 予め記憶したソフトウエアに基づいた処
    理動作を実行する車載端末と、この車載端末との間での
    データの送受信を移動体通信網を通じて行う外部機関と
    を備えた車両用通信システムにおいて、 前記外部機関は、前記車載端末側での前記ソフトウエア
    に基づいた処理動作の実行に必要な最新のソフトウエア
    モジュールを蓄積したデータベースを備え、 前記車載端末は、所定のタイミングに至る毎に前記外部
    機関へ移動体通信網を通じて接続され、前記データベー
    ス中のソフトウエアモジュールのうち前記ソフトウエア
    に基づいた処理動作に必要なものを参照しながら当該処
    理動作を実行することを特徴とする車両用通信システ
    ム。
  4. 【請求項4】 前記ソフトウエアモジュールは、前記ソ
    フトウエアをクラス単位でモジュール化したものである
    ことを特徴とする請求項3記載の車両用通信システム。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006251918A (ja) * 2005-03-08 2006-09-21 Toshiba Corp 不具合解析システムおよび不具合情報収集方法
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