JP2003323088A - 画像形成装置及び画像形成装置の制御方法 - Google Patents

画像形成装置及び画像形成装置の制御方法

Info

Publication number
JP2003323088A
JP2003323088A JP2003008575A JP2003008575A JP2003323088A JP 2003323088 A JP2003323088 A JP 2003323088A JP 2003008575 A JP2003008575 A JP 2003008575A JP 2003008575 A JP2003008575 A JP 2003008575A JP 2003323088 A JP2003323088 A JP 2003323088A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cartridge
image forming
forming apparatus
image
developing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2003008575A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2003323088A5 (ja
JP4314036B2 (ja
Inventor
Satoshi Tsuruya
聡 鶴谷
Tatsuichi Tsukida
辰一 月田
Seiichi Shinohara
聖一 篠原
Masahiro Shibata
昌宏 柴田
Katsuhiro Sakaizawa
勝弘 境澤
Takehiko Suzuki
健彦 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2003008575A priority Critical patent/JP4314036B2/ja
Publication of JP2003323088A publication Critical patent/JP2003323088A/ja
Publication of JP2003323088A5 publication Critical patent/JP2003323088A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4314036B2 publication Critical patent/JP4314036B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Color Electrophotography (AREA)
  • Dry Development In Electrophotography (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 現像剤収容カートリッジに設けられた記
憶部に対するアクセスを正確に行うことのできる画像形
成装置及びその制御方法を提供すること。 【解決手段】 それぞれに記憶部を有した、複数の現像
剤収容カートリッジと、現像剤収容カートリッジを回転
可能に保持するカートリッジ保持部とを有し、カートリ
ッジ保持部によって、複数の現像剤収容カートリッジ1
つが画像形成位置に配置された状態で、現像剤収容カー
トリッジに収容された現像剤によって像担持体上の潜像
を現像するカラープリンタであって、現像剤収容カート
リッジの記憶部にアクセスするアクセス位置が、画像形
成位置以外の位置である。これにより現像剤収容カート
リッジに設けられた記憶部に対するアクセスを正確に行
うことのできる画像形成装置及びその制御方法を提供す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば複写機ある
いはレーザプリンタ等の電子写真記録方式を利用する画
像形成装置に於いて、特に、カラー画像形成装置の本体
において、着脱自在に構成され、画像形成部の少なくと
も1つの構成要素を備えたカートリッジを複数有する画
像形成装置と、その画像形成装置の制御方法に関するも
のである。
【従来の技術】従来におけるカラー画像形成装置とし
て、複数の現像剤収容カートリッジを着脱可能な画像形
成装置が知られている。図9は、従来から知られている
複数の現像剤収容カートリッジを着脱可能に回転可能に
保持するロータリ方式の画像形成装置である。この方式
では、カートリッジ保持部が、何れか1つの現像剤収容
カートリッジを画像形成位置に配置して画像形成を行な
う。
【0002】図9のロータリ方式のカラープリンタで
は、像担持体である感光ドラム10は、不図示の駆動手
段によって図示矢印方向に駆動され、一次帯電器20に
より一様に帯電される。次いで、露光装置30よりイエ
ローの画像模様に従ったレーザ光Lが、感光ドラム10
に照射され、感光ドラム10上に潜像が形成される。更
に感光ドラム10が矢印方向に進むと回転支持体110
により支持されたプロセスカートリッジ40a,b,c,
dのうち、例えばイエロートナーが入ったカートリッジ
40aが、感光ドラム10に対向するよう回転する。そ
して、感光ドラム1上の静電潜像が、選択されたプロセ
スカートリッジ40aのイエロートナーによって可視化
される。中間転写ベルト50は感光ドラム10と略同速
で矢印方向に回転しており、感光ドラム10上に形成担
持されたトナー画像を一次転写ローラ80aに印加され
る1次転写バイアスによって、中間転写ベルト50の外
周面に一次転写する。以上の行程をイエロー色、マゼン
タ色、シアン色、黒色について行うことによって中間転
写ベルト50上には複数色のトナー像が形成される。次
に、所定のタイミングで転写材カセット120内からピ
ックアップローラー130によって転写材が給紙され
る。同時に二次転写ローラ80bに二次転写バイアスが
印加され中間転写ベルト50から転写材へトナー画像が
転写される。
【0003】更に転写材は、搬送ベルト140によって
定着装置60まで搬送され溶融固着されることによりカ
ラー画像が得られる。また、中間転写ベルト5上の転写
残トナーは中間転写クリーニングローラ150により電
荷が付与され、次回の一次転写時に感光ドラム上に逆転
写される。一方、感光ドラム1上の転写残トナーはクリ
ーニング装置70によって清掃される。
【0004】ここで、プロセスカートリッジ40a,b,
c,dは、トナーと現像ローラ、現像ブレード等とが一
体化したものであり、プリンタ本体に対して着脱可能と
なっている。また、各々のプロセスカートリッジには、
プロセスカートリッジに関する情報等が記憶される不揮
発性の記憶部としてのNV(Non Volatile)
RAM41a,b,c,dがカートリッジ側面に設けられ
ている。また、読み出し/書き込み手段42は、これら
のNVRAM41a,b,c,dが感光ドラム1に対向し
た位置P0においてそのNVRAM41a,b,c,dに
対向または接触する位置に設けられている。そして、電
源投入時や所定枚数プリント後等のタイミングで、NV
RAMに記憶された情報の読み出し/書き込みが行わ
れ、その情報に応じて像形成条件を変更したり、トナー
残量や寿命等をユーザーに知らせている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような画
像形成位置(現像位置)でNVRAMにアクセスを行な
う場合には、トナーの飛散や、現像電圧の影響を受けや
すく、正確にデータ通信を行なえない可能性が生じる。
【0006】すなわち、ロータリ方式の画像形成装置に
おいては、現像剤収容カートリッジに、不揮発性メモリ
などの記憶部を設け、カートリッジの寿命などを管理し
ようとした場合、画像形成位置(現像位置)でその記憶
部にアクセスしようとすると、飛散した現像剤や現像電
圧の電気ノイズの影響などを受けて、正確に通信が行え
ない可能性が生じる。
【0007】本発明の目的は、カラー画像形成装置にお
いて、着脱自在に構成され、画像形成部の少なくとも1
つの構成要素を備えたカートリッジを複数有する画像形
成装置を改良することにある。
【0008】さらに本発明の他の目的は、画像形成部の
少なくとも1つの構成要素を備えたカートリッジに設け
られた記憶部に対するアクセスを正確に行うことのでき
る画像形成装置及びその制御方法を提供することにあ
る。
【0009】さらに本発明の他の目的は、複数の画像形
成部の少なくとも1つの構成要素備えたカートリッジを
装着可能な画像形成装置において、寿命となった現像剤
収容カートリッジを即座に交換可能とする画像形成装置
及び画像形成装置の制御方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の画像形成装置
は、画像形成部の少なくとも一部を備えたカートリッジ
を複数、予め決められた所定の装着箇所に装着するため
の複数の装着部を有する回転自在な保持体と、前記保持
体に保持されたカートリッジに係わる情報を記憶してい
る記憶手段から前記情報を読み出す読み出し手段と、前
記記憶手段は前記カートリッジに搭載されており、前記
読み出し手段により読み出された情報に基づき、前記カ
ートリッジの適否を判断する制御手段と、を備えること
を特徴とする。
【0011】また、本発明の他の画像形成装置は、それ
ぞれに記憶手段を有した、N個の現像剤収容カートリッ
ジと、前記現像剤収容カートリッジを回転可能に保持す
るカートリッジ保持手段と、を有し、前記カートリッジ
保持手段によって、前記複数のカートリッジの1つが画
像形成位置に配置された状態で、該カートリッジに収容
された現像剤によって像担持体上の潜像を可視化する画
像形成装置であって、前記カートリッジの記憶手段にア
クセスするアクセス位置は、前記画像形成位置以外の位
置であることを特徴とする。
【0012】本発明の他の画像形成装置は、現像剤を有
する現像装置と前記現像装置に係わる情報を記憶した記
憶部とを備えたカートリッジを複数保持可能な保持部材
と、前記複数のカートリッジは前記保持部材に対し着脱
可能であって、前記保持部材に複数のカートリッジが装
着された状態で回転移動する制御部と、前記制御部は前
記保持部材に装着された複数のカートリッジを順次画像
形成位置に移動制御し、前記画像形成位置と異なる位置
で前記カートリッジの記憶部に対しアクセスを行うアク
セス部と、を有する画像形成装置であることを特徴とす
る。
【0013】また、本発明の画像形成装置の制御方法
は、画像形成装置の制御方法であって、画像形成部の少
なくとも1つを備えたカートリッジが、回転自在な保持
体における装着部に装着されたことを検出する工程と、
前記カートリッジに備えられた前記カートリッジに係わ
る情報を記憶する記憶手段から前記情報を読み出す読み
出し工程と、前記読み出し工程で読み出された情報に基
づき、前記カートリッジの適否を判断する判断工程と、
を有することを特徴とする画像形成装置の制御方法であ
ることを特徴とする。
【0014】本発明の他の画像形成装置の制御方法は、
それぞれに記憶手段を有した、N個の現像剤収容カート
リッジと、前記現像剤収容カートリッジを回転可能に保
持するカートリッジ保持手段と、を有し、前記カートリ
ッジ保持手段によって、前記複数の現像剤収容カートリ
ッジの1つが画像形成位置に配置された状態で、該現像
剤収容カートリッジに収容された現像剤によって像担持
体上の潜像を可視化する画像形成装置の制御方法であっ
て、前記画像形成位置以外の位置で前記記憶手段にアク
セスすることを特徴とする画像形成装置の制御方法であ
ることを特徴とする。
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る画像形成装置
を図面に則して更に詳しく説明する。
【0015】<第1実施形態>本発明にかかる第1実施
形態について図1、図2、図3を参照して説明する。図
1は、本実施形態に係る画像形成装置を説明する構成図
である。画像形成装置は、パーソナルコンピュータやワ
ークステーション等のホスト103とコネクタ102に
より電気的に接続されており、そのホスト103からの
プリント要求信号に応じてビデオインターフェイスを介
して画像データを受け取る。この画像データを基にイェ
ローY、シアンC、マゼンタM、ブラックBkの4色に
分解した画像データにより順次各色のトナー像を形成
し、それらを中間転写体上に重ね合わせて紙などの転写
材に一括転写してフルカラー画像を得るロータリ方式の
カラープリンタである。
【0016】図1において、21は静電像担持体として
の光導電性の有機感光体ドラムであり、矢印Aの方向に
回転駆動される。この感光体ドラム21の表面は、接触
帯電手段としての帯電ローラ22の芯金にバイアスを印
加することによって、所定の暗部電位に一様に帯電され
る。次に、第1色目(Y)の画像データに応じて、露光
手段23によりON/OFF制御されたレーザビームにより
走査露光が施され、明部電位として第1の静電潜像が形
成される。このように形成された静電潜像は、回転自在
な保持体であるロータリ24内に装着されている現像手
段である各色の現像装置により現像、可視化される。こ
のロータリは、第1色目のトナーとしてYトナーが内包
された第1の現像装置24a、第2色目のトナーとしてM
トナーが内包された第2の現像装置24b、第3色目のト
ナーとしてCトナーが内包された第3の現像装置24
c、第4色目のトナーとしてBkトナーが内包された第
4の現像装置24dを一体化した構成となっており、そ
れぞれの色の画像形成時に感光ドラム対向位置に(矢印
Bの方向に)駆動部であるモータM1によって回転移動
され、所定の層厚に規制されたトナーを担持しているス
リーブが回転駆動され、そのスリーブの芯金に所定のバ
イアスが印加されることにより現像を行う。また、Y、
M、C、Bkの各現像手段24a、24b、24c、2
4dはそれぞれ一つのプロセスカートリッジ(現像カー
トリッジ)として、その消耗度合いにより別々に交換可
能となっている。
【0017】まず上述の第1の静電潜像は、第1色目のト
ナーとしてYトナーが内包された第1の現像カートリッ
ジ24aにより現像、可視化される。現像方法として
は、接触/非接触を問わず用いることができるが、本実
施形態ではイメージ露光と反転現像とを組み合わせた非
磁性1成分トナーによる接触現像法を用いている。この
可視化された第1色目のトナー像は、第2の像担持体とし
ての中間転写体25とのニップ部である第1の転写部位
26aにおいて、シリンダー上に導電弾性層と離型性を
有する表層とから形成された中間転写体25の表面に静
電転写(1次転写)される。中間転写体25は、通紙可
能な最大転写材の長さよりも長い周長を有し、前述の感
光ドラム21に対して所定の押圧力をもって圧接されつ
つ、感光ドラムの周速度と略等速の周速度をもって感光
ドラム21の回転方向に対して逆方向(各々図3の矢印
の方向で、接触部位では同方向)に回転駆動される。そ
して、前記のように感光ドラム21の表面に形成された
トナー像は、中間転写体25のシリンダー部に対してト
ナーの帯電極性とは逆極性の電圧(1次転写バイアス)
が印加されることにより、中間転写体25表面に静電転
写(1次転写)される。
【0018】尚、1次転写が終了した感光ドラム21表
面に残留するトナーは、クリーニング装置27によって
除去され、次の潜像形成に備える。残留トナーのクリー
ニングの詳細については後述する。
【0019】引き続き同様な工程を繰り返し、その都
度、Mトナーにより現像された第2色目のトナー像、C
トナーにより現像された第3色目のトナー像、Bkトナ
ーにより現像された第4色目のトナー像が順次中間転写
体25表面に転写、積層されることによりカラートナー
像が形成される。その後、中間転写体25表面に対して
離間状態にあった転写ベルト28が所定の押圧力をもっ
て中間転写体25表面に圧接、駆動回転される。転写ベ
ルト28は、転写ローラ29a及びテンションローラ2
9bによって支持され、前記転写ローラ29aに対して
は、トナーの帯電極性とは逆極性の電圧(2次転写バイ
アス)が印加されることにより、第2の転写部位26b
に所定のタイミングで搬送されてくる転写材P表面に、
中間転写体25表面に積層されているカラートナー像が
一括転写(2次転写)され、この転写材Pは定着装置3
0へと搬送され、永久画像として定着された後機外へと
排出され、所望のカラープリント画像が得られる。
【0020】また、2次転写が終了した中間転写体25
表面に残存するトナーは、所定のタイミングで中間転写
体25表面に対して当接状態となる中間転写体クリーニ
ング装置31により除去される。
【0021】現像カートリッジを着脱可能に保持するロ
ータリ24は、図1に示されている矢印D、Eの方向に
移動する構成となっており、画像形成を行わない状態で
は、ロータリ24は矢印E方向に移動している状態で停
止している。この場合、現像カートリッジが着脱位置に
停止しており、現像ローラがドラム21に当接しないよ
うに構成している。上述のような画像形成動作を行う場
合、まず、ホスト103からの指示により画像形成動作
が開始される。画像形成を行う前にロータリ24が回転
し、現像カートリッジの現像ローラがドラムと当接する
画像形成位置(現像位置)に来ると、ロータリ24が矢
印のD方向に動作して現像動作が行われて画像形成が行
われる。次の現像カートリッジでの現像に移行する場合
には、ロータリは矢印E方向に移動して回転駆動され、
次の現像カートリッジが現像位置に来るとロータリは再
び矢印D方向に移動されて現像動作が行われる。矢印
D、E方向への移動については後述するが、制御部10
0から指示信号をモータM2に送信することによりモー
タM2を駆動させることによって行われる。
【0022】ロータリ24を矢印D、Eの方向に移動す
る構成は、図12に示すように、ロータリ上部に設けら
れた軸Jを支点として矢印D、Eの方向に移動可能な構
成となっている。移動はロータリの枠体Wに設けられた
プレートLを押す結合カム(CAM)が設けられてお
り、制御部100からの指示信号がモータM2に送信さ
れ、指示信号に基づいて駆動部であるモータM2によっ
て結合カム(CAM)を矢印方向に回転させてプレート
Lを押すことよってロータリ24を矢印D,E方向に移
動可能としている。
【0023】なお、図中の24a、24b、24c、24d
は現像カートリッジであり、21は感光体ドラムであ
る。
【0024】図2は、本実施形態にかかる現像手段であ
るY、M、C、Bk各色のトナーをそれぞれ内包する現
像カートリッジ24a、24b、24c、24dを示す
構成図であり、この現像カートリッジ24a〜24d
は、図1に示した画像形成装置であるロータリ方式のカ
ラープリンタに着脱可能な構成である。図1中では、取
り出し位置にあるイェロー用のY現像カートリッジ24
aを上方の矢印C方向に取り出すことができる。図1に
示すロータリ方式のカラープリンタに於いては、取り出
し位置にて現像カートリッジの着脱を行う必要があり、
同図中のY現像カートリッジ24a以外のM、C、Bk
現像カートリッジである24b、24C、24dを交換
する際には、現像カートリッジが保持されているロータ
リを回転させて取り出したいカートリッジを取り出し位
置(図中24aの位置)に回転させる必要がある。
【0025】以下、説明を簡略化する為、Yトナーの現
像カートリッジ24aを対象とした場合を説明するが、
他色の現像カートリッジについても同様である。
【0026】図2に示す本実施形態の現像カートリッジ
24aは、現像剤として非磁性一成分のイェロー(Y)
トナーをトナー収容容器32a内に収容する反転現像装
置である。この現像カートリッジ24aは、感光ドラム
21に接触して図2中の矢印D方向に回転しながら現像
を行う現像ローラ33aと、この現像ローラ33aにト
ナーを図中E方向に回転することによって供給するトナ
ー供給手段としての供給ローラ34aと、現像ローラ3
3a上のトナー塗布量及び帯電量を規制するトナー規制
手段としての現像ブレード35a、及びトナーを供給ロ
ーラ34aに供給すると共に撹拌する撹拌部材36a等
からなる。
【0027】本実施形態では剛体である感光ドラム21
に対して接触して現像を行う構成を採るため、上記の現
像ローラ33aは芯金上に弾性層を有することが望まし
い。該弾性層としてはシリコーンゴムを用いたが、弾性
層に使用するゴムとしては、その他NBRゴム(NBR:ニト
リルゴム)、ブチルゴム、天然ゴム 、アクリルゴム、
ヒドリンゴム、ウレタンゴム等、一般的に用いられるゴ
ムが使用可能である。通常、上記ゴム材料のオイル含浸
量を多くすることで、低硬度化が図られる。
【0028】この現像ローラ33aを単層とし、トナー
への帯電付与性の観点から、負帯電性トナーを用いた場
合には、ウレタンゴム、シリコーンゴム、NBRゴム等
が好適に用いられる。また、正帯電性トナーを使用する
のであれば、フッ素ゴム等が好適に用いられる。
【0029】更に、弾性層外周にトナーへの帯電を考慮
してコート層を設ける場合には、ポリアミド樹脂、ウレ
タン樹脂、シリコーン樹脂、アクリル樹脂、フッ素樹脂
若しくは、これらを混合した樹脂等が好適に用いられ
る。
【0030】また、現像ブレード35aとしては、現像
ローラ33aとの当接部が金属又はゴム及び樹脂部材か
らなる公知のトナー規制部材が使用可能である。本実施
形態では、燐青銅製の薄板にポリアミドエラストマーか
らなる樹脂部材を成形したものであり、これを現像ロー
ラ33aに当接させている。
【0031】攪拌部材36aにより攪拌されたトナーが
図2に示す矢印D方向に回転する現像ローラ33aと、
矢印E方向に回転する供給ローラ34aとの摺擦によっ
て現像ローラ33a上に供給される。現像ローラ33a
上のトナーは現像ブレード35aによって所望の帯電量
が付与されると共に、トナー量が規制され、現像ローラ
33a上に所定量のトナーが担持される。
【0032】この現像ローラ33a上に担持されたトナ
ーは、現像時にロータリが回転し感光ドラム21と接触
する部位、即ち現像部位に到達すると、現像ローラ33
aの芯金に現像バイアスが印加されることで、感光ドラ
ム21周面に形成された静電潜像が、現像ローラ33a
の表面に担持されているトナーで反転現像されてトナー
像として可視化される。
【0033】尚、本発明にかかる実施形態において、画
像形成装置は、上述の接触現像方式に限られるわけでは
なく、現像方式によらず用いることが可能であり、公知
の非接触現像方式(ジャンピング現像等)を用いても構
わない。
【0034】次に、本実施形態のイェローY、マゼンタ
M、シアンC、ブラックBkの現像カートリッジ24
a、24b、24c、24dに設けてある記憶部Re、
Rf、Rg、Rhについて記述する。
【0035】記憶部Re〜Rhは、本体の読み出し/書
き込み部242と通信してデータの読み書きを行う構成
となっている。この方式はアンテナ(図示せず)を用い
た電磁結合方式の無線通信方式であり、記憶部Re〜R
hに対して非接触でデータを読み出したり書き込んだり
することが可能となっている。電磁波によって通信する
ため、ホコリやトナーなどで汚れた場合でもその影響を
受けることなく正確に通信可能である。
【0036】この記憶部Re〜Rhがそれぞれのカート
リッジの容器側面に設けられている。各記憶部Re〜R
hには、それぞれのカートリッジの現像手段に内包され
ているトナーの色情報などのデータが予め記憶させてあ
る。図1中のカートリッジ着脱位置にて、記憶部は、そ
の記憶部であるメモリに対向配置されている画像形成装
置の本体内部に設けられている読み出し/書き込み部2
42を介してメモリのデータを画像形成装置の制御部1
00に送受信可能とする。画像形成装置における制御部
100は、読み出し/書き込み部242を介して受信し
た情報に基づき、現像カートリッジに内包されているト
ナーの色を識別したり、カートリッジの寿命を判断する
ことが可能となる。
【0037】図1に於いては、Y現像カートリッジ24
aの位置にある場合に、記憶部Reに記憶されている情
報を装置本体の制御部100で読み出すことが可能であ
る。つまり、他の記憶部Rf〜Rhの情報を制御部10
0により読み書き可能とするには、それぞれのカートリ
ッジを着脱位置までロータリを回転させて移動させる必
要がある。なお、非接触方式に限らず、記憶部Re〜R
hとして画像形成装置本体と接触させて通信を行う接触
式のメモリを用いることも可能である。
【0038】なお、記憶部に記憶される情報としては、
図10に示すような情報が記憶されている。
【0039】例えばY現像カートリッジ24aの場合
は、記憶部にはY現像カートリッジ内のトナーの色情報
のほかに、Y現像カートリッジの製造時に付与されるシ
リアルナンバー、Y現像カートリッジを用いて画像形成
を行ったページカウント数、Y現像カートリッジ内のト
ナーの残量、Y現像カートリッジの現像ローラ(図2の
33a)の総回転時間、また、それらから計算されるカ
ートリッジ寿命情報、カートリッジが寿命であることを
示す情報などが記憶されている。M現像カートリッジ,
C現像カートリッジ,K現像カートリッジの記憶部にも
Y現像カートリッジの記憶部と同様の情報が記憶されて
いる。
【0040】ここで、現像カートリッジ24a〜24d
を最初に本体に装着する使用開始時の工程について説明
する。
【0041】画像形成装置本体にはY、M、C、Bkの
各トナーを内包した現像カートリッジ24a〜24dが
色毎に予め決められているロータリの装着個所に順次装
着されることになる。
【0042】画像形成装置の制御部100は、現像カー
トリッジ24a〜24dが本体に装着されていない場合
には、先ずYの現像カートリッジ24aが装着されるロ
ータリの部位が、カートリッジ着脱位置にくるようにロ
ータリを回転させる。
【0043】次に、ユーザにより画像形成装置の不図示
の現像カートリッジ交換用カバーが開けられ、ロータリ
内に現像カートリッジが装着され、再び交換カバーが閉
じられたことを検知すると、本画像形成装置の制御部1
00はそのカートリッジの記憶部に書き込まれている色
の情報を読み出すことで、現在装着されているカートリ
ッジに内包されている色が何であるかを識別することが
できる。この現像カートリッジに書き込まれている色が
イェロー(Y)であった場合には、即ち、記憶部に書き
込まれている色の情報と装着個所の画像形成部の色とが
合致した場合には、次のロータリの装着個所であるMの
画像形成部のカートリッジ24bが着脱可能な位置にく
るようにロータリを回転させる。
【0044】ここで、本実施形態では、画像形成位置
(現像位置)ではなく、カートリッジの着脱位置におい
て記憶部であるメモリのデータを制御部100で読み出
すことを可能な構成とすることを特徴としている。すな
わち、画像形成位置(現像位置)以外の位置でメモリと
アクセスできるため、現像財の飛散や現像電圧による電
気ノイズの影響を受けることなくデータを読み出すこと
を可能としている。
【0045】また、ユーザが誤って異なる色のカートリ
ッジを装着した場合でも、直ぐにこれを検出することを
可能としている。
【0046】つまり、着脱位置で読み出す構成であるた
め、着脱位置とは異なる部位でメモリにアクセスする構
成とした場合に発生する、メモリにアクセスするために
ロータリを回転させる時間や、さらに誤装着の場合には
着脱位置まで戻すための時間など、ユーザが誤って装着
したことを報知するまでに多くの時間を費やしてしまう
ということも無くすことができる。
【0047】上記と同様な手順により、他の色に対する
現像カートリッジ24b、24c、24dを順次装着
し、その現像カートリッジ24b、24c、24dがロ
ータリ内の所定の画像形成部の装着個所に装着されてい
ることが確認された後、制御部100はホスト103か
らのプリント要求が有ればいつでも画像形成動作が開始
できるレディ(Ready)状態にする。
【0048】次に、通常使用時における現像カートリッ
ジ誤装着防止のための制御について説明する。
【0049】記憶部Re〜Rhに書き込まれた色の情報
を、現像カートリッジ24a〜24dの抜差しが行われ
る可能性のある所定のタイミング、即ち現像カートリッ
ジ24a〜24dが取り出されたことを検出した際や本
体の電源スイッチをオンした際等のタイミングで制御部
100が読み出し、現在、装着されているロータリの画
像形成部の色とメモリに書き込まれている色の情報とが
合致していることを、制御部100が上述の様にロータ
リをカートリッジの取り出し位置に回転させて順次確認
し、全てのロータリの画像形成部に正しく現像カートリ
ッジが装着されていることを確認後に画像形成動作を開
始可能する。
【0050】また、装着された現像カートリッジの記憶
部から読み出した色情報とロータリの画像形成部の色が
合致しない場合には、制御部100は画像形成装置を動
作させず、画像形成装置の液晶ディスプレイ等の表示装
置104に現像カートリッジの装着箇所が間違っている
旨の警告を出すようにすることも可能である。警告とし
ては、警告文を表示しても良いし、LED等を点灯/点
滅させても良く、装着個所が間違っている旨をユーザに
報知する警告を出すようにすればよい。
【0051】図3は、電源ON時などの画像形成装置の
イニシャル時などの所定のタイミングで、現像カートリ
ッジの装着個所の判断を具体的に示すフローチャートで
ある。同図を用いて判定手順を更に詳細に説明する。
【0052】先ず、待機状態にあるカラープリンタ本体
のロータリ内のY画像形成部位に現像カートリッジが装
着されたことを検知すると(S11−YES)、処理を
ステップS12に進め、制御部100は記憶部に書き込
まれているトナーの色情報を読み出す(S12)。制御
部100は、現像カートリッジが正しく装着されたか、
即ち、Yの画像形成部に現像カートリッジ24aが装着
されているか(Y=24a)を判断し(S13)、正確
に装着された状態にある場合には(S13−YES)、
ロータリが次のM画像形成部位に現像カートリッジ24
bを装着できる着脱位置に回転し(S14)、カートリ
ッジが装着されるまで待機する。
【0053】現像カートリッジが正しく装着されていな
い場合には(S13−NO)、処理をステップS28に
進め、誤装着の旨の警告を表示する。
【0054】ステップS15で、次の現像カートリッジ
が装着されたことを検知すると(S15−YES)、制
御部100は記憶部に書き込まれているトナーの色情報
を読み出し(S16)、上記のステップS12と同様な
手順で、Mの画像形成部に現像カートリッジ24bが装
着されているか(M=24b)を確認し(S17)、正
確に装着された状態にある場合には(S17−YE
S)、ロータリがC画像形成部位に現像カートリッジ2
4cを装着できる着脱位置に回転し(S18)、次のカ
ートリッジが装着されるまで待機する。
【0055】ステップS17の判断で、現像カートリッ
ジが正しく装着されていない場合は(S17−NO)、
処理をステップS29に進め、誤装着の旨の警告を表示
する。
【0056】ステップS19で、次の現像カートリッジ
が装着されたことを検知すると(S19−YES)、制
御部100は記憶部に書き込まれているトナーの色情報
を読み出し(S20)、上記のステップS13、S17
の処理と同様な手順で、Cの画像形成部に現像カートリ
ッジ24cが装着されているか(C=24c)を確認し
(S21)、正確に装着された状態にある場合には(S
21−YES)、ロータリがBk画像形成部位に現像カ
ートリッジ24dを装着できる着脱位置に回転し(S2
2)、次のカートリッジが装着されるまで待機する。ス
テップS21の判断で、現像カートリッジが正しく装着
されていない場合は(S21−NO)、処理をステップ
S30に進め、誤装着の旨の警告を表示する。
【0057】ステップS23で、最後の現像カートリッ
ジが装着されたことを検知すると(S23−YES)、
制御部100は記憶部に書き込まれているトナーの色情
報を読み出し(S24)、上記のステップS13、S1
7、S21と同様な手順で、Bkの画像形成部に現像カ
ートリッジ24dが装着されているか(Bk=24d)
を確認し(S25)、正確に装着された状態にある場合
には(S25−YES)、処理をステップS26に進
め、ロータリ内の各色画像形成部の装着箇所に対応して
現像カートリッジ24a〜24dが全て正しく装着され
たことを確認した(S26)段階で、画像形成動作が開
始可能なレディ(Ready)状態になるようにする
(S27)。ステップS25、S26の判断処理におい
て、現像カートリッジが、所定の画像形成部に正しく装
着されていない場合はそれぞれ処理をステップS31、
32に進め、誤装着の旨の警告を表示する。
【0058】装着された現像カートリッジの記憶部から
読み出した色情報とロータリの画像形成部の色とが合致
しない場合には、制御部100はReady状態とはせ
ずに、画像形成装置の表示装置101、もしくは、接続
しているホスト103側のCRTまたは液晶ディスプレ
イ等の表示装置104にプリンタドライバー等を介し
て、装着されている現像カートリッジが間違って装着さ
れている旨の警告をそれぞれ出すようにする(S28〜
S32)。
【0059】この警告に従って、Y、M、C、Bkの現
像カートリッジが装着し直された場合には、それぞれ上
記のステップS11、S15、S19、S23からの手
順に従って改めて処理されることになる。
【0060】また、装着されている何れかの現像カート
リッジが寿命となって交換される場合は、その交換され
た色の現像カートリッジのみについて処理が行われる点
を除き、現像カートリッジ装着の判断は同様に処理され
る。
【0061】また、本画像形成装置では、トナー無しな
どで寿命となったことを制御部100が検出すると、所
定のタイミングで自動的に寿命となった現像カートリッ
ジが着脱位置に回転駆動される。同時に、制御部100
は寿命の検出されたカートリッジの記憶部から色情報を
読み出し、ユーザに読み出した色の現像カートリッジの
交換を促す警告を出す様にしている。これにより、カー
トリッジが寿命となった場合に、ユーザが即座に寿命と
なったカートリッジを交換することができる。ここで、
例えばMの現像カートリッジの寿命が検出され着脱位置
に回転駆動された状態に於いて、ユーザが寿命となった
カートリッジを新しいカートリッジに交換した場合、図
3におけるフローのステップS15からS18の処理が
実施された後、S26にスキップするように処理され
る。即ち、1つのカートリッジのみ交換される場合に
は、他色の処理をスキップするように制御される。この
様に制御することで、寿命となったカートリッジをユー
ザが簡単に、しかも色を間違えずに交換することができ
るので、煩わしさを軽減する等ユーザビリティの向上が
図れる。
【0062】図11は、図3の現像カートリッジの誤装
着検知シーケンスに加え、現像カートリッジの寿命検知
のシーケンスを示す図である。図11は、図3と同様、
電源ON時などの画像形成装置のイニシャル時などにお
ける現像カートリッジの寿命交換シーケンスを示すフロ
ーチャートである。寿命交換シーケンスは、制御部10
0内のROMなどの記憶されている制御プログラムに基
づいて、電源オン時やドア開閉時などの所定のタイミン
グで実行される。
【0063】まず、S50において検知シーケンスを開
始し、次に、S51においてカートリッジが画像形成部
位に装着されたか否かを判断する。装着されたことを検
知すると、次にS52においてカートリッジの記憶部に
書き込まれているトナー色情報を読み出す。制御部10
0は読み出したトナー色情報によってカートリッジが正
しく装着されたか否か(図5のフローチャートと同様)
を判断する。カートリッジが正しく装着されていないと
判断された場合には、S58において誤装着である旨を
しめす警告を出力する。また、カートリッジが正しく装
着された場合には、次にS54において、記憶部からカ
ートリッジの寿命に関する情報を読み出す。そしてS5
5において、読み出した寿命情報に基づいてカートリッ
ジが寿命か否かを判断する。カートリッジが寿命である
と判断された場合には、S56において、制御部100
からの指示信号がモータM1に送信され、指示信号に基
づきモータM1によってロータリ24を駆動されて、寿
命となったカートリッジを自動的に着脱位置に移動す
る。移動後、S57においてカートリッジ交換の警告を
ホスト103または表示装置101に出力する。
【0064】また、本実施形態に於いて、トナー無しな
どでカートリッジが寿命となったことを検出した際にこ
の情報を記憶部に記憶させるようにすることで、ユーザ
が寿命となったプロセスカートリッジを再び誤って装着
した際にも、記憶部からその情報を読み出し、即座にカ
ートリッジの交換を促す警告を出すようにすることも可
能である。
【0065】なお、カートリッジの寿命を判断する場
合、図示してはいないが、光学的な検知センサなどのト
ナーの残量を検出する手段を設けてトナー残量を検出
し、検出したトナー残量と所定値(閾値)に到達した場
合に、制御部100はトナー無しであると判断して、記
憶部にトナー無しであることを示す情報を書き込む制御
を行い、それに基づいて、制御部100はカートリッジ
の交換を促すメッセージ(信号)をホスト103や表示
装置101に出力する。
【0066】また、トナーの残量を検出する手段とは別
に、現像ローラの総回転時間を記憶部に更新記録させて
所定値(閾値)に到達した場合に、制御部100はカー
トリッジの寿命であると判断して、カートリッジの交換
を促すメッセージ(信号)をホスト103や表示装置1
01に出力する。
【0067】なお、上記のトナー無しを判断するための
所定値(閾値)や現像ローラの総回転時間に対する所定
値(閾値)はカートリッジの記憶部に記憶されても良い
し、制御部100内のROMなどに記憶させておいても
良い。
【0068】なお、検出したトナー残量と所定値との比
較による寿命判断や、現像ローラ総回転時間と所定値と
の比較による寿命判断は、画像形成動作中、または、画
像形成動作後に適当なタイミングで実行される。
【0069】一方、本実施形態では、ロータリに各色の
現像カートリッジを装着された例を示したが、更に感光
体と帯電手段及びクリーニング手段とを一体化した形態
の各色プロセスカートリッジを装着させる構成としても
同様な効果が得られることは言うまでもない。
【0070】以上説明したとおり、本実施形態によれ
ば、現像時に発生する飛散トナーによる汚れや現像電圧
の電気ノイズの影響を受けることがなくなり、常に正確
な通信を行うことができる。また、カートリッジが寿命
となった場合には、即座にユーザが寿命となったカート
リッジを交換することができる。
【0071】(第2実施形態)本発明の第2実施形態と
してのカラープリンタについて図4を用いて説明する。
本実施の形態に係るカラープリンタの全体的構成、機能
については、図9に示すロータリ方式のカラープリンタ
とほぼ同様であるため、同様の部分については同一符号
を付し詳しい説明は省略する。
【0072】本実施の形態では、NVRAMへの読み出
し/書き込みをプロセスカートリッジの着脱位置で行う
のではなく、着脱位置以外の位置で行う点で上記第1実
施形態と異なるものである。
【0073】図4には着脱位置について詳細に示されて
おり、P2の位置がカートリッジ着脱位置である。つま
り、P2の位置に停止したカートリッジは、装置上面の
蓋200を開け図中矢印方向へ操作することにより装置外
へ取り出される。
【0074】本実施形態では、カートリッジを着脱する
位置に記憶部とアクセスするのではなく、読み出し/書
き込み部242の位置は、着脱位置から、支持体の回転
軸を中心にθ=90×n(°)(n=1,2,3)回転さ
せた位置であってもよい。つまり、複数のカートリッジ
のうち1つが着脱位置にある場合の他のカートリッジの
位置において記憶部とアクセスするような構成であって
も良い。ここではカートリッジが4つであるからθ=9
0×n(°)(n=1,2,3)としているが、カートリ
ッジが3つであれば、θ=120×n(°)(n=1,
2)であるし、カートリッジが5つの場合には、θ=7
2×n(°)(n=1,2,3または4)となる。すなわ
ち一般化すると、N個のカートリッジの場合に、その取
り付け位置からθ=360°×n/N (n=1,
2,...,orN)の位置で、記憶部とアクセスすることに
なる。
【0075】これにより、この構成では、カートリッジ
を交換する着脱位置では記憶部とアクセスできないが、
着脱位置で通信する場合に発生する、通信中にカートリ
ッジが取り出されることによる通信エラーを防止するこ
とができる。また、第1実施形態と同様、現像位置から
離れた位置でメモリアクセスを行うことになるので飛散
トナーやノイズの影響を受けることはなく常に正確な通
信が可能である。
【0076】ここで、本実施形態ではロータリを回転駆
動するための駆動部であるモータやロータリを移動させ
るための構成については説明していないが、第1実施形
態に記載されている構成と同様の構成及び制御を行うも
のである。
【0077】なお、本実施形態においても、第1実施形
態と同様に、カートリッジの誤装着防止、カートリッジ
の寿命検知の制御は制御部100で行われる。
【0078】また、カートリッジの記憶部とのアクセス
は非接触方式であっても、接触方式であっても良い。
【0079】(第3実施形態)本発明に係る画像形成装
置の第3実施形態としてのロータリ方式のカラープリン
タを図5に示す。本実施の形態に係るカラープリンタの
全体的構成、機能については、図9に示すロータリ方式
のカラープリンタとほぼ同様であるため、同様の部分に
ついては同一符号を付し詳しい説明は省略する。
【0080】本実施形態では、第1、2実施形態とは異
なり、カートリッジの着脱位置とは異なる位置で、か
つ、アクセス位置を現像位置以外の位置で、現像カート
リッジの記憶部であるメモリにアクセスすることを特徴
としている。
【0081】本プリンタは、それぞれに記憶部としての
フラッシュメモリを有した、4種類の現像剤を収容する
4個のプロセスカートリッジ40a,b,c,dと、これ
らのプロセスカートリッジを回転可能に保持するカート
リッジ保持手段としての回転支持体110と、を有して
いる。そして、回転支持体(回転保持体)110によっ
て、複数の現像カートリッジの1つが画像形成位置に配
置された状態で、現像カートリッジに収容された現像剤
によって像担持体上の潜像を可視化する。その画像形成
位置以外の位置でプロセスカートリッジに設けられたフ
ラッシュメモリにアクセスする。各々のフラッシュメモ
リには、第1実施形態と同様に記憶部に記憶される情報
としては、例えばY現像カートリッジ24aの場合は、
記憶部にはY現像カートリッジ内のトナーの色情報のほ
かに、Y現像カートリッジの製造時に付与されるシリア
ルナンバー、Y現像カートリッジを用いて画像形成を行
ったページカウント数、Y現像カートリッジ内のトナー
の残量、Y現像カートリッジの現像ローラ33aの総回
転時間、また、それらから計算されるカートリッジ寿命
情報、カートリッジが寿命であることを示す情報などカ
ートリッジに関する情報が記憶されている。M現像カー
トリッジ,C現像カートリッジ,BK現像カートリッジ
の記憶部にもY現像カートリッジの記憶部と同様の情報
が記憶されている。
【0082】本実施の形態においては、図5のように、
カートリッジ40a,b,c,dが感光ドラム10に対向
する、画像形成位置(図中点線)から、時計回りでA1
=135°回転させた位置P1において、フラッシュメ
モリ41a,b,c,dへの読み出し/書き込みを行うよ
うに読み出し/書き込み部142を設けた。
【0083】現像位置から時計回りに90,180,27
0°回転させた位置がカートリッジの停止位置として定
義されている。従って、その停止位置とは重ならないよ
うな位置として135°と設定している。この角度は装
置の各部位の配置構成などによってロータリが停止可能
であって記憶部と確実に通信可能な角度に配置してお
り、この角度に限定されるものではない。
【0084】また、第1実施形態に記載されているよう
に着脱位置とは別の位置で通信することにより外部から
のホコリなどに影響されることなく(接触式通信の場
合)確実に通信することが可能となる。
【0085】なお、図5のP2の位置はカートリッジの
着脱位置である。
【0086】本実施形態では、制御部100からの指示
信号がモータM1に送信され、モータM1によってロー
タリ110を画像形成位置、フラッシュメモリであ
る記憶部とのアクセス位置、着脱位置の3つの状態に
回転移動することを可能としている。
【0087】本実施形態によれば、現像時に発生する飛
散トナーによる汚れや現像電圧の電気ノイズの影響を受
けることがなくなり、常に正確な通信を行うことができ
るここで、本実施形態ではロータリを回転駆動するため
の駆動部であるモータやロータリを移動させるための構
成については説明していないが、第1実施形態に記載さ
れている構成と同様の構成及び制御を行うものである。
【0088】なお、本実施形態においても、第1実施形
態と同様に、カートリッジの誤装着防止、カートリッジ
の寿命検知の制御は制御部100で行われる。
【0089】また、カートリッジの記憶部とのアクセス
は非接触方式であっても、接触方式であっても良い。
【0090】(第4実施形態)本発明の第4実施形態と
してのカラープリンタについて図6を用いて説明する。
本実施の形態に係るカラープリンタの全体的構成、機能
については、図9に示すロータリ方式のカラープリンタ
とほぼ同様であるため、同様の部分については同一符号
を付し詳しい説明は省略する。
【0091】本実施の形態では、NVRAMへの読み出
し/書き込みを現像カートリッジの現像位置からその回
転軸を中心にθ=90×n(°)(n=1,2,3)回転さ
せた位置で行う点で上記第1,2実施形態と異なるもの
である。
【0092】そこで、本実施の形態では、カートリッジ
が感光ドラムに対向した現像位置から180°回転させ
た位置P3において不揮発性記憶部への読み出し/書き
込みを行うように本体の読み出し/書き込み部342を
設けた。
【0093】これにより、上記第1、第2実施形態の効
果に加えて、着脱時に読み出し/書き込み部を介して制
御部が記憶部へアクセスするための負担がかからないと
いう効果がある。
【0094】ここで、本実施の形態では現像位置から1
80°回転させた位置でメモリアクセスを行ったが、画
像形成位置(現像位置)からの回転角度θは、これに限
定されるものではない。カートリッジが4つの場合に
は、θは、90°、180°、270°の何れかであれ
ばよい。すなわち、カートリッジN個の場合には、θ=
360°×n/N(n=1,2,...,または(N−
1))となる。なお図5のP2の位置はカートリッジの
着脱位置である。
【0095】図でも示されているとおり、この着脱位置
は画像形成位置とは異なる位置である。ここで、本実施
形態ではロータリを回転駆動するための駆動部であるモ
ータやロータリを移動させるための構成については説明
していないが、第1実施形態に記載されている構成と同
様の構成及び制御を行うものである。
【0096】また、カートリッジの不揮発性記憶部に記
憶される情報としては、例えばY現像カートリッジ24
aの場合は、記憶部にはY現像カートリッジ内のトナー
の色情報のほかに、Y現像カートリッジの製造時に付与
されるシリアルナンバー、Y現像カートリッジを用いて
画像形成を行ったページカウント数、Y現像カートリッ
ジ内のトナーの残量、Y現像カートリッジの現像ローラ
33aの総回転時間、また、それらから計算されるカー
トリッジ寿命情報、カートリッジが寿命であることを示
す情報などカートリッジに関する情報が記憶されてい
る。M現像カートリッジ,C現像カートリッジ,K現像
カートリッジの記憶部にもY現像カートリッジの記憶部
と同様の情報が記憶されている。
【0097】なお、本実施形態においても、第1実施形
態と同様に、カートリッジの誤装着防止、カートリッジ
の寿命検知の制御は制御部100で行われる。
【0098】また、カートリッジの記憶部とのアクセス
は非接触方式であっても、接触方式であっても良い。
【0099】(第5実施形態)本発明の第5実施形態と
してのカラープリンタについて図7を用いて説明する。
本実施形態に係るカラープリンタの全体的構成、機能に
ついては、図9に示すロータリ方式のカラープリンタと
ほぼ同様であるため、同様の部分については同一符号を
付し詳しい説明は省略する。
【0100】本実施の形態において、プロセスカートリ
ッジは、現像剤収容部以外に、少なくとも感光体を一体
的にカートリッジ化した像形成カートリッジである。
【0101】本実施形態のカラープリンタにおいては、
感光ドラム、一次帯電器、現像装置、クリーニング装
置、トナーが一体的にカートリッジ化された像形成カー
トリッジa,b,c,dが回転支持体111の周りに配置
されている。まずイエロートナーの入った像形成カート
リッジaが中間転写ベルト105に対向する位置に回転
してくる。ここで、像形成カートリッジa内の感光ドラ
ム1aは、不図示の駆動手段によって図示矢印方向に駆
動され、一次帯電器2aにより一様に帯電される。次い
で、露光装置103よりイエローの画像模様に従ったレ
ーザ光Lが、感光ドラム1aに照射され、感光ドラム1
a上に潜像が形成される。更に感光ドラム1aが矢印方
向に進むと現像装置4aによって感光ドラム上にトナー
画像が形成される。中間転写ベルト105は感光ドラム
1aと略同速で矢印方向に回転しており、感光ドラム1
a上に形成担持されたトナー画像を一次転写ローラ10
8aに印加される1次転写バイアスによって、中間転写
ベルト105の外周面に一次転写する。一方、感光ドラ
ム1a上の転写残トナーは公知のブレード手段のクリー
ニング装置7aによって清掃される。以上の行程をイエ
ロー色、マゼンタ色、シアン色、黒色について行うこと
によって中間転写ベルト105上には複数色のトナー像
が形成される。次に、所定のタイミングで転写材カセッ
ト112内からピックアップローラー113によって転
写材が給紙される。同時に二次転写ローラ108bに二
次転写バイアスが印加され中間転写ベルト105から転
写材へトナー画像が転写される。
【0102】更に転写材は、搬送ベルト114によって
定着装置106まで搬送され溶融固着されることにより
カラー画像が得られる。また、中間転写ベルト105上
の転写残トナーは中間転写クリーニングローラ115に
より電荷が付与され、次回の一次転写時に感光ドラム上
に逆転写される。
【0103】ここで、プロセスカートリッジa,b,c,
dには、カートリッジに関する情報が記憶されるNVR
AM41(記憶部)a,b,c,dがカートリッジ側面に
設けられている。また、本実施の形態においては像形成
カートリッジが中間転写ベルトに対向した位置から18
0°回転させた位置P4においてNVRAM41a,b,
c,dへの読み出し/書き込みを行うように本体の読み
出し/書き込み手段442を設けた。
【0104】記憶部に記憶される情報としては、例えば
Yプロセスカートリッジ24aの場合は、記憶部にはY
現像カートリッジ内のトナーの色情報のほかに、Yプロ
セスカートリッジの製造時に付与されるシリアルナンバ
ー、Yプロセスカートリッジを用いて画像形成を行った
ページカウント数、Yプロセスカートリッジ内のトナー
の残量、Yプロセスカートリッジの現像ローラ33aの
総回転時間、また、それらから計算されるカートリッジ
寿命情報、カートリッジが寿命であることを示す情報な
どプロセスカートリッジに関する情報が記憶されてい
る。Mプロセスカートリッジ,Cプロセスカートリッ
ジ,Kプロセスカートリッジの記憶部にもプロセスカー
トリッジの記憶部と同様の情報が記憶されている。
【0105】本実施形態によれば、感光ドラムと現像装
置が一体的にカートリッジ化された像形成カートリッジ
を用いる場合にも、不揮発性記憶部と読み出し/書き込
み手段杜の通信を常に正確に行うことができ、且つカー
トリッジ回転/停止制御の複雑化についても防止でき
る。
【0106】また、本実施の形態では画像形成位置(現
像位置)から180°回転させた位置でメモリアクセス
を行ったが、上記の実施形態のように、現像位置以外の
様々な位置でメモリアクセスを行なっても良い。例えば
現像位置から90°或いは270°回転させた位置にお
いても同様の効果を得ることができるし、カートリッジ
着脱位置または、カートリッジ着脱位置から90°、1
80°或いは270°回転させた位置でメモリアクセス
を行っても同様の効果を得ることができる。
【0107】なお、図7のP2の位置はカートリッジの
着脱位置である。図でも示されているとおり、この着脱
位置は画像形成位置とは異なる位置である。
【0108】ここで、本実施形態ではロータリを回転駆
動するための駆動部であるモータやロータリを移動させ
るための構成については説明していないが、第1実施形
態に記載されている構成と同様の構成及び制御を行うも
のである。
【0109】また、カートリッジの誤装着検知の制御、
カートリッジの寿命検知の制御については、第1実施形
態と同様の制御を行うものである。
【0110】なお、本実施形態においても、第1実施形
態と同様に、カートリッジの誤装着防止、カートリッジ
の寿命検知の制御は制御部100で行われる。
【0111】また、カートリッジの記憶部とのアクセス
は非接触方式であっても、接触方式であっても良い。
【0112】(他の実施形態)上記第1〜第5実施形態
では、取り扱い易さやコストの点から不揮発性記憶部と
してNVRAMを使用したが、信号情報を書き換え可能
に記憶、保持するものならばこれに限定されるものでは
ない。例えば一般的なRAMや、書き換え可能なROM
等の電気的な記憶部であっても、磁気記憶媒体や磁気バ
ブルメモリ、光磁気メモリ等の磁気的記憶部であっても
よい。
【0113】また、上記実施の形態においては不揮発性
記憶部と読み出し/書き込み手段を接触させて通信を行
っているが、非接触による通信方式を採用しても同様の
効果を得ることができる。
【0114】なお、上記第1〜第5実施形態ではカラー
プリンタは中間転写体を用いた中間転写方式のカラープ
リンタとして説明したが、図8に示すような感光ドラム
201上のトナー画像を、転写材担持体205上に担持
された転写材に順次転写することにより画像を形成する
多重転写方式のカラープリンタを用いても同様の効果を
得ることができる。ここで、図8における、204a,
b,c,dは現像カートリッジ、241a,b,c,dは不
揮発性記憶部、542は読み出し/書き込み手段、20
6は定着装置である。
【0115】なお、本発明は、複数の機器から構成され
るシステム(例えば複合機)に適用しても、一つの機器
からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ装置な
ど)に適用してもよい。また、本発明は、上述した実施
形態に限定されるものではなく、同一の技術思想の変形
例を含みうるものである。
【0116】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
現像剤収容カートリッジに設けられた記憶部に対するア
クセスを正確に行うことのできる画像形成装置及びその
制御方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る画像形成装置を説
明する構成図である。
【図2】現像手段であるY、M、C、Bk各色のトナー
をそれぞれ内包する現像カートリッジ24a、24b、
24c、24dを示す構成図である。
【図3】本発明の第1実施形態における、画像形成装置
の制御フローを説明するフローチャートである。
【図4】本発明の第2実施形態に係る画像形成装置を説
明する構成図である。
【図5】本発明の第3実施形態に係る画像形成装置を説
明する構成図である。
【図6】本発明の第4実施形態に係る画像形成装置を説
明する構成図である。
【図7】本発明の第5実施形態に係る画像形成装置を説
明する構成図である。
【図8】本発明の他の実施形態に係る画像形成装置を説
明する構成図である。
【図9】従来技術の構成図である。
【図10】カートリッジの記憶部の構成図である。
【図11】本発明の第1実施形態における、画像形成装
置の制御フローを説明するフローチャートである。
【図12】カートリッジの移動の構成を説明する図であ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03G 15/08 112 G03G 15/08 112 21/18 15/00 556 (72)発明者 篠原 聖一 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 柴田 昌宏 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 境澤 勝弘 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 鈴木 健彦 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 2H027 DA27 DA45 DD05 DE07 EC06 EC19 GA30 GB01 GB03 GB19 HB02 HB13 HB15 HB17 ZA07 ZA10 2H077 AA02 AA35 AC02 AD06 BA07 BA08 BA09 BA10 DA05 DA16 DA24 DA32 DB10 EA24 GA03 GA04 GA13 2H171 FA02 FA03 FA05 FA09 FA10 FA11 FA12 FA13 FA14 FA15 FA28 GA14 GA20 GA25 GA40 JA06 JA07 JA23 JA27 JA29 JA31 JA35 JA49 JA50 KA05 KA09 KA13 KA18 KA30 MA02 MA04 MA07 QA02 QA04 QA08 QA23 QA24 QB03 QB15 QB17 QB32 QB34 QB35 QB41 QB42 QB47 QB60 QC03 QC04 SA07 SA32 UA03 UA12 WA07 WA13 WA23 2H300 EA05 EA07 EA10 EA13 EA16 EA17 EB02 EB05 EB12 EC04 EC05 EF03 EF08 EG02 EH16 EJ09 EJ15 EJ20 EJ21 EJ24 EJ29 EJ45 EJ47 EJ56 GG01 GG02 GG03 GG04 GG32 GG37 HH01 HH08 HH23 QQ16 RR11 RR21 RR22 RR24 RR26 RR49 TT03

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成部の少なくとも1つの構成要素
    を備えたカートリッジを複数、予め決められた所定の装
    着箇所に装着するための複数の装着部を有する回転自在
    な保持体と、 前記保持体に保持されたカートリッジに係わる情報を記
    憶している記憶手段から前記情報を読み出す読み出し手
    段と、 前記記憶手段は前記カートリッジに搭載されており、 前記読み出し手段により読み出された情報に基づき、前
    記カートリッジの適否を判断する制御手段と、を備える
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記カートリッジは現像材を内包する現
    像手段を有し、 前記記憶手段には前記現像手段に内包される現像材の色
    情報が記憶されており、 前記制御手段は、前記記憶手段に記憶されている色情報
    を受信し、該受信した色情報に基づいて前記プロセスカ
    ートリッジが予め決められた装着箇所に装着されている
    か否かを検出することを特徴とする請求項1に記載の画
    像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記情報は、前記カートリッジの寿命情
    報が記憶されており、 前記制御手段は、前記記憶手段に記憶されている寿命情
    報を受信し、該受信した寿命情報に基づいて前記プロセ
    スカートリッジが寿命に到達したか否かを検出すること
    を特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記カートリッジが予
    め決められた装着個所に装着されていないことを検出し
    た場合、その旨を表示手段に表示制御することを特徴と
    する請求項2に記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、前記カートリッジが寿
    命に到達したことを検知した場合に、その旨を表示手段
    に表示制御することを特徴とする請求項3に記載の画像
    形成装置。
  6. 【請求項6】 前記カートリッジを着脱位置に回転移動
    する駆動部を有し、 前記カートリッジが寿命に到達したことを検知した場合
    に、前記駆動部によって前記カートリッジを前記着脱位
    置に回転移動することを特徴とする請求項3に記載の画
    像形成装置。
  7. 【請求項7】 画像形成装置の制御方法であって、 画像形成部の少なくとも1つの構成要素を備えたカート
    リッジが、回転自在な保持体における装着部に装着され
    たことを検出する工程と、 前記カートリッジに備えられた前記カートリッジに係わ
    る情報を記憶する記憶手段から前記情報を読み出す読み
    出し工程と、 前記読み出し工程で読み出された情報に基づき、前記カ
    ートリッジの適否を判断する判断工程と、 を有することを特徴とする画像形成装置の制御方法。
  8. 【請求項8】 前記カートリッジは現像剤を内包する現
    像手段を有し、 前記記憶手段には前記現像剤の色情報が記憶されてお
    り、 前記判断工程において、前記記憶手段から読み出された
    色情報に基づいて、前記カートリッジの装着個所の適否
    を判断し、誤装着と判断した場合に、前記カートリッジ
    の誤装着の警告を出力する制御工程を有することを特徴
    とする請求項7に記載の画像形成装置の制御方法。
  9. 【請求項9】 前記制御工程は、前記保持体における装
    着部に装着される全てのプロセスカートリッジの装着箇
    所が正しい場合に装置を画像形成可能な状態に制御する
    ことを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置の制御
    方法。
  10. 【請求項10】 前記カートリッジの着脱位置に前記保
    持体を回転移動する駆動部を有し、 前記記憶手段には前記カートリッジの寿命情報が記憶さ
    れており、 前記判断工程において、前記記憶手段から読み出された
    寿命情報に基づいて、前記カートリッジが寿命に到達し
    たか否かを判断し、寿命であると判断した場合に、前記
    駆動部によって前記保持体を前記着脱位置に回転移動す
    る移動工程を有することを特徴とする請求項7に記載の
    画像形成装置の制御方法。
  11. 【請求項11】 それぞれに記憶手段を有した、N個の
    現像剤収容カートリッジと、前記現像剤収容カートリッ
    ジを回転可能に保持するカートリッジ保持手段と、を有
    し、前記カートリッジ保持手段によって、前記複数のカ
    ートリッジの1つが画像形成位置に配置された状態で、
    該カートリッジに収容された現像剤によって像担持体上
    の潜像を可視化する画像形成装置であって、 前記カートリッジの記憶手段にアクセスするアクセス位
    置は、前記画像形成位置以外の位置であることを特徴と
    する画像形成装置。
  12. 【請求項12】 前記カートリッジ保持手段を、前記現
    像剤収容カートリッジを着脱するための着脱位置に配置
    することが可能であって、 前記アクセス位置は、前記現像剤収容カートリッジ着脱
    位置から、前記カートリッジ保持手段により、 θ=360°×n/N (n=1,2,...,またはN) 回転した位置であることを特徴とする請求項11に記載
    の画像形成装置。
  13. 【請求項13】 前記アクセス位置は、前記画像形成位
    置から、前記カートリッジ保持手段により、 θ=360°×n/N (n=1,2,...,または(N
    −1)) 回転した位置であることを特徴とする請求項11に記載
    の画像形成装置。
  14. 【請求項14】 前記記憶手段は、不揮発性の記憶手段
    であることを特徴とする請求項11に記載の画像形成装
    置。
  15. 【請求項15】 前記像担持体を一様に帯電する帯電手
    段と、画像情報に基づいて露光を行い前記像担持体上に
    静電潜像を形成する露光手段と、前記静電潜像にトナー
    像を現像する現像手段と、前記像担持体上のトナー像を
    中間転写体に転写する第1の転写手段と、前記中間転写
    体上のトナー像を転写材に転写する第2の転写手段とを
    有することを特徴とする請求項11に記載の画像形成装
    置。
  16. 【請求項16】 前記カートリッジは、少なくとも前記
    現像手段を含むことを特徴とする請求項15に記載の画
    像形成装置。
  17. 【請求項17】 前記カートリッジは、少なくとも前記
    像担持体及び前記現像手段を含むことを特徴とする請求
    項15に記載の画像形成装置。
  18. 【請求項18】 それぞれに記憶手段を有した、N個の
    現像剤収容カートリッジと、前記現像剤収容カートリッ
    ジを回転可能に保持するカートリッジ保持手段と、を有
    し、前記カートリッジ保持手段によって、前記複数の現
    像剤収容カートリッジの1つが画像形成位置に配置され
    た状態で、該現像剤収容カートリッジに収容された現像
    剤によって像担持体上の潜像を可視化する画像形成装置
    の制御方法であって、 前記画像形成位置以外の位置で前記記憶手段にアクセス
    することを特徴とする画像形成装置の制御方法。
  19. 【請求項19】 現像剤を有する現像装置と前記現像装
    置に係わる情報を記憶した記憶部とを備えたカートリッ
    ジを複数保持可能な保持部材と、 前記複数のカートリッジは前記保持部材に対し着脱可能
    であって、前記保持部材に複数のカートリッジが装着さ
    れた状態で回転移動する制御部と、 前記制御部は前記保持部材に装着された複数のカートリ
    ッジを順次画像形成位置に移動制御し、前記画像形成位
    置と異なる位置で前記カートリッジの記憶部に対しアク
    セスを行うアクセス部と、 を有する画像形成装置。
  20. 【請求項20】 前記制御部は、前記保持部材を、前記
    複数のカートリッジの1つを画像形成位置に配置する第
    1の状態と、前記複数のカートリッジの1つを着脱位置
    に配置する第2の状態と、前記複数のカートリッジの1
    つを前記記憶部とアクセスする位置に配置する第3の状
    態とに移動制御可能であることを特徴とする請求項19
    に記載の画像形成装置。
  21. 【請求項21】 前記保持部材は、前記複数のカートリ
    ッジの1つを着脱位置に配置する状態に移動可能であっ
    て、前記アクセス部は前記着脱位置で前記記憶部対しア
    クセスを行うことを特徴とする請求項19に記載の画像
    形成装置。
  22. 【請求項22】 前記アクセス部は、画像形成位置にあ
    るカートリッジと対向する位置にあるカートリッジの記
    憶部とアクセスを行うことを特徴とする請求項19に記
    載の画像形成装置。
  23. 【請求項23】 前記記憶部には、前記現像剤の色情報
    が記憶されており、 前記制御部は、前記記色情報に基づいて、前記複数のカ
    ートリッジの1つの誤装着を検出することを特徴とする
    請求項19に記載の画像形成装置。
  24. 【請求項24】 前記記憶部には、前記カートリッジの
    寿命情報が記憶されており、 前記制御部は、前記寿命情報に基づいて、複数のカート
    リッジの1つが寿命であるか否かを検出することを特徴
    とする請求項19に記載の画像形成装置。
  25. 【請求項25】 前記制御部は、前記複数のカートリッ
    ジの1つが寿命であることを検出した場合に、寿命とな
    ったカートリッジを着脱位置に移動制御することを特徴
    とする請求項24に記載の画像形成装置。
  26. 【請求項26】 更に、像担持体、前記像担持体を一様
    に帯電する帯電部材、画像情報に基づいて露光を行い像
    担持体上に静電潜像を形成する露光装置、像担持体上の
    トナー像を中間転写体上に転写する第一の転写部材と、
    前記中間転写体上のトナー像を転写材に転写する第2の
    転写部材とを有することを特徴とする請求項19に記載
    の画像形成装置。
  27. 【請求項27】 前記カートリッジは、前記像担持体、
    前記帯電部材を含むことを特徴とする請求項26に記載
    の画像形成装置。
JP2003008575A 2002-01-16 2003-01-16 画像形成装置及び画像形成装置の制御方法 Expired - Fee Related JP4314036B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003008575A JP4314036B2 (ja) 2002-01-16 2003-01-16 画像形成装置及び画像形成装置の制御方法

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002-7985 2002-01-16
JP2002007985 2002-01-16
JP2002054661 2002-02-28
JP2002-54661 2002-02-28
JP2003008575A JP4314036B2 (ja) 2002-01-16 2003-01-16 画像形成装置及び画像形成装置の制御方法

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009102331A Division JP2009163267A (ja) 2002-01-16 2009-04-20 画像形成装置

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2003323088A true JP2003323088A (ja) 2003-11-14
JP2003323088A5 JP2003323088A5 (ja) 2006-02-02
JP4314036B2 JP4314036B2 (ja) 2009-08-12

Family

ID=29553956

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003008575A Expired - Fee Related JP4314036B2 (ja) 2002-01-16 2003-01-16 画像形成装置及び画像形成装置の制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4314036B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005250374A (ja) * 2004-03-08 2005-09-15 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
JP2012088649A (ja) * 2010-10-22 2012-05-10 Oki Data Corp 画像形成装置
JP2013011693A (ja) * 2011-06-28 2013-01-17 Brother Ind Ltd 画像形成装置
JP2016018041A (ja) * 2014-07-07 2016-02-01 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005250374A (ja) * 2004-03-08 2005-09-15 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
JP2012088649A (ja) * 2010-10-22 2012-05-10 Oki Data Corp 画像形成装置
JP2013011693A (ja) * 2011-06-28 2013-01-17 Brother Ind Ltd 画像形成装置
JP2016018041A (ja) * 2014-07-07 2016-02-01 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4314036B2 (ja) 2009-08-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4574740B2 (ja) 画像形成装置
US7031623B2 (en) Image forming apparatus, management method for replacement part used therefor, and management program for replacement part
US8428477B2 (en) Image forming apparatus
JP3995024B2 (ja) 画像形成装置、及び、コンピュータシステム
JP2004013025A (ja) 画像形成装置、その消耗部材の交換方法および交換システム
US6947676B2 (en) Image forming apparatus and controlling method therefor determining state use of cartridge
KR100634324B1 (ko) 화상 형성 장치, 현상 유닛, 및 컴퓨터 시스템
US7313334B2 (en) Image formation device enabling switching between color printing mode and monochrome printing mode
KR100648764B1 (ko) 화상 형성 장치, 현상 유닛 및 컴퓨터 시스템
JP4314036B2 (ja) 画像形成装置及び画像形成装置の制御方法
JP3203242B2 (ja) カラー画像記録装置
JP3203241B2 (ja) カラー画像記録装置
JP2003114571A (ja) カートリッジ及び画像形成装置
JP4478432B2 (ja) 画像形成装置及びその制御方法
JP2006189624A (ja) 画像形成装置およびその初期化方法
JP2003280324A (ja) カラー画像形成装置
KR20080069287A (ko) 현상제규제부재의 현상제부착을 방지할 수 있는화상형성장치
JP2003156912A (ja) 画像形成装置、コンピュータプログラム、及び、コンピュータシステム

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051209

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20051209

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090216

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090220

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090420

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090511

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090518

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120522

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120522

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130522

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140522

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees