JP2003322230A - ベルト装着方法及びそれに使用するベルトの装着用冶具 - Google Patents

ベルト装着方法及びそれに使用するベルトの装着用冶具

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JP2003322230A
JP2003322230A JP2002125475A JP2002125475A JP2003322230A JP 2003322230 A JP2003322230 A JP 2003322230A JP 2002125475 A JP2002125475 A JP 2002125475A JP 2002125475 A JP2002125475 A JP 2002125475A JP 2003322230 A JP2003322230 A JP 2003322230A
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pulley
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mounting
mounting jig
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Makoto Sakashita
誠 坂下
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Mitsuboshi Belting Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各プーリが固定されたレイアウトの場合にお
いても、最後のプーリにベルトを装着する際に、冶具に
よるプーリーの傷つきを防ぐと共に、作業者の力に頼る
ことなく、簡単にベルトが装着できるベルトのプーリへ
の装着方法とその為に使用する冶具を提供する。 【解決手段】 ベルト装着用冶具1を装着するプーリ1
1に密接に配置し、既にベルト13を装着し終えたプー
リに近づく側にベルト装着用冶具1を傾けるステップ
と、傾いた前記ベルト装着用冶具1にベルトを載せるス
テップと、前記ベルトを載せたベルト装着用冶具を前記
既にベルト13を装着し終えたプーリから遠ざかる側に
傾けるステップと、前記ベルト13を前記ベルト装着用
冶具1から前記プーリ11へ滑らせて移動させベルト1
3をプーリ11に載せるステップとを含むベルト装着方
法及びそれに使用するベルト装着用冶具1である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、少なくとも一対の
プーリを有する駆動システムのプーリ上にベルトを載せ
る為の方法であって、少なくともひとつのプーリにベル
トを装着した後、最後にベルトを装着するプーリ上にベ
ルトを載せる方法及びそのときに使用する冶具に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】自動車用エンジンのカム軸、インジェク
ションポンプ、オイルポンプ、ウォータポンプ等を駆動
するベルトは、補機駆動用ベルトとして用いられ、ベル
トのプーリへの取付け方法としては、ベルト装着後補機
軸を移動させて張力を与えてからベルトをプーリに装着
していた(固定テンショナー)。さらに、ベルト張力を
常に一定範囲に保つようバネ等で調整するオートテンシ
ョナー方法(A/T法)。等の方法が用いられていた。
【0003】しかしながら、これらの方法には、ベルト
の長さ、各補機位置及びプーリ径のバラツキから調整代
を設ける必要があり、この調整代によって周辺補機の取
り付けにも制約があった。
【0004】これらのプーリ間にベルトを装着する方法
としては、プーリを回転させながら作業者がベルトをプ
ーリにねじ入れていた。この場合、プーリのエッジによ
ってねじ入れ時にベルトに傷が付く等の不具合が発生し
ていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような不具合を解
消する為に、特開平10−184813号公報に示され
るマウンティングツールを用いてベルトをプーリに装着
する方法が発明されたが、確かにこの方法によるとてこ
の原理にてプーリにベルトを装着する為、作業者の力が
少なくて済むことから作業者への負担が軽減できたが、
図4に示すスラストエリア43、47がプーリに接触し
プーリを傷つけ易く、さらに該マウンティングツールを
使用してプーリにベルトを装着している作業中に最初に
ベルトを装着したプーリからベルトが外れるという問題
も生じ、作業者が一方のプーリをベルトが外れないよう
に押さえながら他方のプーリに該マウンティングツール
を使用してベルトを装着するという必要が生じていた。
【0006】本発明は、上記課題を解決するものであ
り、各プーリが固定されたレイアウトの場合において
も、最後のプーリにベルトを装着する際に、冶具による
プーリへの傷つけを防ぐと共に、作業者の力に頼ること
なく、簡単に装着ができるベルトのプーリへの装着方法
とその為に使用する冶具を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決する為、少なくとも一対のプーリを有する駆動システ
ムのプーリ上にベルトを載せる為の方法であって、少な
くともひとつのプーリにベルトを装着した後、最後にベ
ルトを装着するプーリ上にベルトを載せる方法におい
て、ベルト装着用冶具を前記プーリに密接に配置し、既
にベルトを装着し終えたプーリに近づける側に前記ベル
ト装着用冶具を傾けるステップと、傾いた前記ベルト装
着用冶具にベルトを載せるステップと、前記ベルトを載
せたベルト装着用冶具を既にベルトを装着し終えたプー
リから遠ざかる側に傾けるステップと、前記ベルトを前
記装着用冶具から前記プーリへ滑らせて移動させベルト
をプーリに載せるステップと、を含むことを特徴とする
ベルト装着方法にある。
【0008】請求項1に記載の発明によると、ベルト装
着用冶具を前記プーリに密接に配置し、既にベルトを装
着し終えたプーリに近づける側に前記ベルト装着用冶具
を傾けるステップと、傾いた前記ベルト装着用冶具にベ
ルトを載せるステップと、前記ベルトを載せたベルト装
着用冶具を既にベルトを装着し終えたプーリから遠ざか
る側に傾けるステップと、前記ベルトを前記装着用冶具
から前記プーリへ滑らせて移動させベルトをプーリに載
せるステップと、を含むベルト装着方法であることか
ら、てこの原理を利用することと、ベルトを載せた装着
用冶具をベルトに張力が掛かる方向に傾けることによっ
て、装着するプーリ側へのベルトの移動は、ベルト張力
が小さくなる方向に働くので、滑らかにベルトがプーリ
側に移動することで作業者の力を要しない。
【0009】請求項2に記載の発明は、前記装着冶具が
少なくとも円筒形或いは円柱形の冶具本体と前記冶具本
体を長手方向に貫通するシャフトと、を有する請求項1
に記載のベルト装着方法にある。
【0010】請求項2に記載の発明によると、前記装着
冶具が少なくとも円筒形或いは円柱形の冶具本体と前記
冶具本体部を長手方向に貫通するシャフトと、を有する
請求項1に記載のベルト装着方法にあることから、ベル
トが装着冶具上でより移動し易くなるとともに、よりて
この原理を働かせ易くなり、作業者の負担がより軽減す
る。
【0011】請求項3に記載の発明は、前記冶具本体に
複数のローラを有する請求項2記載のベルト装着方法で
ある。
【0012】請求項3に記載の発明によると、前記冶具
本体に複数のローラを有する請求項2記載のベルト装着
方法であることから、ベルトが冶具本体上を移動すると
きにローラが転動し、コロの作用をしベルトがプーリ方
向により滑らかに移動ができる。
【0013】請求項4に記載の発明は、前記シャフトの
先端がプーリとの当接部となっており、プーリにおける
前記装着冶具との当接部が円弧状の窪みとなっており、
前記シャフトの先端が円弧状となっている請求項2又は
3に記載のベルト装着方法である。
【0014】請求項4に記載の発明によると、前記シャ
フトの先端がプーリとの当接部となっており、プーリに
おける前記装着冶具との当接部が円弧状の窪みとなって
おり、前記シャフトの先端が円弧状となっている請求項
2又は3に記載のベルト装着方法であることから、前記
装着冶具の傾けが行いやすく、より作業効率が良くな
る。
【0015】請求項5に記載の発明は、少なくとも一対
のプーリを有する駆動システムのプーリ上にベルトを載
せる為の冶具であって、少なくとも前記装着用冶具が円
筒状或いは円柱状の冶具本体と、前記冶具本体を長手方
向に貫通するシャフトと、冶具本体表面で複数のローラ
を有するベルト滑り部と、を含むベルト装着用冶具にあ
る。
【0016】請求項5に記載の発明によると、少なくと
も一対のプーリを有する駆動システムのプーリ上にベル
トを載せる為の冶具であって、少なくとも前記装着用冶
具が円筒状或いは円柱状の冶具本体と、前記冶具本体を
長手方向に貫通するシャフトと、冶具本体表面で複数の
ローラを有するベルト滑り部と、を含むベルト装着用冶
具であることから、ベルトが装着するプーリ側へ移動す
るときに、てこの原理により少ない力で且つ滑らかにベ
ルトをプーリ側へ移動することができるので、作業者の
負担を小さいものとすることができる。
【0017】請求項6に記載の発明は、前記ベルト滑り
部表面と冶具本体表面とが略面一である請求項5に記載
のベルト装着用冶具にある。
【0018】請求項6に記載の発明によると、前記ベル
ト滑り部表面と冶具本体表面とが略面一である請求項5
に記載のベルト装着用冶具であることから、より滑らか
にベルトを装着冶具からプーリへと移動させることがで
きる。
【0019】請求項7に記載の発明は、前記シャフトの
プーリに当接する側の先端が円弧状である請求項5から
6のいずれかに記載のベルト装着用冶具にある。
【0020】請求項7に記載の発明によると、前記シャ
フトのプーリに当接する側の先端が円弧状である請求項
5から6のいずれかに記載のベルト装着用冶具であるこ
とから、前記装着冶具の傾けが行い易く、より作業効率
が良くなる。
【0021】請求項8に記載の発明は、前記冶具本体の
円筒又は円柱の直径が前記プーリの直径の90%〜11
0%の大きさである請求項1から7のいずれかに記載の
ベルト装着用冶具にある。
【0022】請求項8に記載の発明によると、前記冶具
本体の円筒又は円柱の直径が前記プーリの直径の90%
〜110%の大きさである請求項1から7のいずれかに
記載のベルト装着用冶具であることから、前記冶具本体
の直径がベルトを装着するプーリとほぼ同じ大きさとな
り、容易にベルトを装着用冶具からプーリに移動するこ
とができる。
【0023】請求項9に記載の発明は、前記冶具本体の
円筒又は円柱の直径が前記プーリの直径の100%〜1
10%の大きさである請求項1から7のいずれかに記載
のベルト装着用冶具である。
【0024】請求項9に記載の発明によると、前記冶具
本体の円筒又は円柱の直径が前記プーリの直径の100
%〜110%の大きさである請求項1から7のいずれか
に記載のベルト装着用冶具であることから、装着用冶具
の大きさがプーリの大きさよりも若干大きくなり、装着
用冶具からプーリへベルトを移動させるときにベルトが
プーリに引っ掛かることなしに装着できる。
【0025】請求項10の発明は、前記冶具本体内部が
中空である請求項9に記載のベルト装着用冶具である。
【0026】請求項10に記載の発明によると、前記冶
具本体内部が中空である請求項9に記載のベルト装着用
冶具であることから、装着用冶具がプーリ上に乗り上げ
ることができるので、ベルトの装着用冶具からプーリへ
の移動がより容易になる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。図1は、本実施形態に係るベルト装着用冶具の全
体概略図である。図1において、ベルト装着用冶具1
は、少なくとも円筒状或いは円柱状の冶具本体7と、前
記冶具本体7を長手方向に貫通するシャフト9と、冶具
本体7表面で複数のローラ5を有するベルト滑り部2と
を含むものである。
【0028】又、好ましくは前記ベルト滑り部2表面と
冶具本体7表面とが略面一となっているのが良い。
【0029】さらに好ましくは、前記シャフト9のプー
リに当接する側の先端が円弧状である方が良い。
【0030】又、前記冶具本体の円筒又は円柱の直径が
前記プーリの直径の90%〜110%の大きさであるこ
とが好ましい。より好ましくは前記冶具本体の円筒又は
円柱の直径が前記プーリの直径の100%から110%
であるのが良い。
【0031】前記冶具本体の円筒又は円柱の直径が前記
プーリの直径の90%より小さければ既にベルトを装着
し終えたプーリに近づく側に、前記ベルト装着用冶具を
傾けた場合に、ベルトがプーリ側へ移動するときにベル
トがプーリの側面に当ってしまいベルトが滑らかにプー
リ上に移動しない。
【0032】一方、前記冶具本体の円筒又は円柱の直径
が前記プーリの直径の110%より大きければ、既にベ
ルトを装着し終えたプーリに近づく側に、ベルト装着用
冶具を傾けた場合に、冶具本体がプーリ上に乗り上げて
しまい、ベルトがプーリの装着冶具と反対側へ外れてし
まう。
【0033】又、前記冶具本体7の内部が中空であるこ
とが好ましい。
【0034】前記ベルト装着用冶具の材質は、剛性を有
していれば、特に限定せず、鉄やアルミニウム等の金属
や硬質ウレタン、ポリカーボネート等の硬質樹脂等が使
用できる。
【0035】次に、ベルトのプーリへの装着方法につい
て説明する。図2は、ベルトを装着用冶具に掛けるとき
の図であり、まず、ベルト装着用冶具1を既にベルトを
装着し終えたプーリに近づく側に傾ける。そして、傾け
たベルト装着用冶具1の冶具本体7にベルトを載せる。
次に、ベルトがベルト滑り部2のローラ5上にベルトが
載るようにベルト装着用冶具1と、ベルトとの位置を調
節する。
【0036】次に、ベルト装着用冶具1を既にベルトを
装着し終えたプーリから遠ざかる側に傾ける。そうする
ことによって、ベルト13が装着するプーリ11側に移
動しようとする力が働くので、ベルト13がプーリ11
側に移動し易くなる。さらに、ローラ5を有するベルト
滑り部2上にベルト13を載せていることから、より滑
らかにベルト13がプーリ11に移動する。そして、ベ
ルト13をプーリ11上に装着を終えると、ベルト装着
用冶具1を外す。
【0037】このとき、前記シャフト9の先端15がプ
ーリ11との当接部17となっており、前記シャフト9
の先端15が円弧状になっていることが好ましい。
【0038】
【発明の効果】本発明によると、ベルト装着用冶具を前
記プーリに密接に配置し、既にベルトを装着し終えたプ
ーリに近づける側に前記ベルト装着用冶具を傾けるステ
ップと、傾いた前記ベルト装着用冶具にベルトを載せる
ステップと、前記ベルトを載せたベルト装着用冶具を既
にベルトを装着し終えたプーリから遠ざかる側に傾ける
ステップと、前記ベルトを前記装着用冶具から前記プー
リへ滑らせて移動させベルトをプーリに載せるステップ
と、を含むベルト装着方法であることから、てこの原理
を利用することと、ベルトを載せた装着用冶具をベルト
に張力が掛かる方向に傾けることによって、装着するプ
ーリ側へのベルトの移動は、ベルト張力が小さくなる方
向に働くので、滑らかにベルトがプーリ側に移動するこ
とで作業者の力を要しないという効果がある。
【0039】請求項2に記載の発明によると、前記装着
冶具が少なくとも円筒形或いは円柱形の冶具本体と前記
冶具本体部を長手方向に貫通するシャフトと、を有する
請求項1に記載のベルト装着方法にあることから、ベル
トが装着冶具上でより移動し易くなるとともに、よりて
この原理を働かせ易くなり、作業者の負担がより軽減す
るという効果がある。
【0040】請求項3に記載の発明によると、前記冶具
本体に複数のローラを有する請求項2記載のベルト装着
方法であることから、ベルトが冶具本体上を移動すると
きにローラが転動し、コロの作用をしベルトがプーリ方
向により滑らかに移動ができるという効果がある。
【0041】請求項4に記載の発明によると、前記シャ
フトの先端がプーリとの当接部となっており、プーリに
おける前記装着冶具との当接部が円弧状の窪みとなって
おり、前記シャフトの先端が円弧状となっている請求項
2又は3に記載のベルト装着方法であることから、前記
装着冶具の傾けが行いやすく、より作業効率が良くなる
という効果がある。
【0042】請求項5に記載の発明によると、少なくと
も一対のプーリを有する駆動システムのプーリ上にベル
トを載せる為の冶具であって、少なくとも前記装着用冶
具が円筒状或いは円柱状の冶具本体と、前記冶具本体を
長手方向に貫通するシャフトと、冶具本体表面で複数の
ローラを有するベルト滑り部と、を含むベルト装着用冶
具であることから、ベルトが装着するプーリ側へ移動す
るときに、てこの原理により少ない力で且つ滑らかにベ
ルトをプーリ側へ移動することができるので、作業者の
負担を小さいものとすることができるという効果があ
る。
【0043】請求項6に記載の発明によると、前記ベル
ト滑り部表面と冶具本体表面とが略面一である請求項5
に記載のベルト装着用冶具であることから、より滑らか
にベルトを装着冶具からプーリへと移動させることがで
きるという効果がある。
【0044】請求項7に記載の発明によると、前記シャ
フトのプーリに当接する側の先端が円弧状である請求項
5から6のいずれかに記載のベルト装着用冶具であるこ
とから、前記装着冶具の傾けが行い易く、より作業効率
が良くなるという効果がある。
【0045】請求項8に記載の発明によると、前記冶具
本体の円筒又は円柱の直径が前記プーリの直径の90%
〜110%の大きさである請求項1から7のいずれかに
記載のベルト装着用冶具であることから、前記冶具本体
の直径がベルトを装着するプーリとほぼ同じ大きさとな
り、容易にベルトを装着用冶具からプーリに移動するこ
とができるという効果がある。
【0046】請求項9に記載の発明によると、前記冶具
本体の円筒又は円柱の直径が前記プーリの直径の100
%〜110%の大きさである請求項1から7のいずれか
に記載のベルト装着用冶具であることから、装着用冶具
の大きさがプーリの大きさよりも若干大きくなり、装着
用冶具からプーリへベルトを移動させるときにベルトが
プーリに引っ掛かることなしに装着できるという効果が
ある。
【0047】請求項10に記載の発明によると、前記冶
具本体内部が中空である請求項9に記載のベルト装着用
冶具であることから、装着用冶具がプーリ上に乗り上げ
ることができるので、ベルトの装着用冶具からプーリへ
の移動がより容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るベルト装着用冶具の全体概略図で
ある。
【図2】ベルトをベルト装着用冶具に掛けるときの図で
ある。
【図3】ベルトをプーリに装着したときの図である。
【図4】従来のベルトを搭載する方法を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 ベルト装着用冶具 2 ベルト滑り部 5 ローラ 7 冶具本体 9 シャフト 11 プーリ 13 ベルト 15 先端 17 当接部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも一対のプーリを有する駆動シ
    ステムのプーリ上にベルトを載せる為の方法であって、
    少なくともひとつのプーリにベルトを装着した後、最後
    にベルトを装着するプーリ上にベルトを載せる方法にお
    いて、 ベルト装着用冶具を前記プーリに密接に配置し、既にベ
    ルトを装着し終えたプーリに近づける側に前記ベルト装
    着用冶具を傾けるステップと、 傾いた前記ベルト装着用冶具にベルトを載せるステップ
    と、 前記ベルトを載せたベルト装着用冶具を既にベルトを装
    着し終えたプーリから遠ざかる側に傾けるステップと、 前記ベルトを前記装着用冶具から前記プーリへ滑らせて
    移動させベルトをプーリに載せるステップと、 を含むことを特徴とするベルト装着方法。
  2. 【請求項2】 前記装着冶具が少なくとも円筒形或いは
    円柱形の冶具本体と前記冶具本体を長手方向に貫通する
    シャフトと、を有する請求項1に記載のベルト装着方
    法。
  3. 【請求項3】 前記冶具本体に複数のローラを有する請
    求項2記載のベルト装着方法。
  4. 【請求項4】 前記シャフトの先端がプーリとの当接部
    となっており、プーリにおける前記装着冶具との当接部
    が円弧状の窪みとなっており、前記シャフトの先端が円
    弧状となっている請求項2又は3に記載のベルト装着方
    法。
  5. 【請求項5】 少なくとも一対のプーリを有する駆動シ
    ステムのプーリ上にベルトを載せる為の冶具であって、
    少なくとも前記装着用冶具が円筒状或いは円柱状の冶具
    本体と、前記冶具本体を長手方向に貫通するシャフト
    と、冶具本体表面で複数のローラを有するベルト滑り部
    と、を含むことを特徴とするベルト装着用冶具。
  6. 【請求項6】前記ベルト滑り部表面と冶具本体表面とが
    略面一である請求項5に記載のベルト装着用冶具。
  7. 【請求項7】前記シャフトのプーリに当接する側の先端
    が円弧状である請求項5から6のいずれかに記載のベル
    ト装着用冶具。
  8. 【請求項8】前記冶具本体の円筒又は円柱の直径が前記
    プーリの直径の90%〜110%の大きさである請求項
    1から7のいずれかに記載のベルト装着用冶具。
  9. 【請求項9】前記冶具本体の円筒又は円柱の直径が前記
    プーリの直径の100%〜110%の大きさである請求
    項1から7のいずれかに記載のベルト装着用冶具。
  10. 【請求項10】前記冶具本体内部が中空である請求項9
    に記載のベルト装着用冶具。
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