JP2003320298A - 手押しポンプ一体形塗装器具 - Google Patents

手押しポンプ一体形塗装器具

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JP2003320298A
JP2003320298A JP2002131062A JP2002131062A JP2003320298A JP 2003320298 A JP2003320298 A JP 2003320298A JP 2002131062 A JP2002131062 A JP 2002131062A JP 2002131062 A JP2002131062 A JP 2002131062A JP 2003320298 A JP2003320298 A JP 2003320298A
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Tadashi Sakurai
正 櫻井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】従来の単体形塗装用ハケや、塗装用ロール形ス
ポンジ器具では、一回で塗装できる時間や範囲が短く、
頻繁にペンキ容器にいれて塗装しなければならなかっ
た。外部電動式ポンプやロール塗装器具では、ペンキの
固まりやすい性質のため、ホースの穴によくつまり塗装
の中断があった。それに電気を使用するものは、電気ス
パークによる火災や、感電する危険があったし電動ポン
プ及びコンプレッサーを利用する電気機械器具は、高価
であり電源のないところでは使用できないなどがあっ
た。 【解決手段】その発明を説明すれば、塗装用ハケ若しく
は塗装用ロール形スポンジ器具の持ち手部分を手押しポ
ンプとし、そのポンプのシリンダー部分に弁と中心弁棒
を内蔵して、ハケの毛を有する頭部、若しくはロール形
スポンジの頭部をネジ接合して一体とし、その消耗品で
ある頭部が、常に脱着出来て取り替え出来るようにした
事を特徴とした、手押しポンプ一体形塗装器具である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】まずは、従来の塗装用具の塗
装用ハケ、塗装用ロール形スポンジ式塗装用具の構成と
概念を捉えて説明する。塗装ハケについて申し述べれ
ば、ハケの毛の部分と手で持つべき持手部分とがある
が、これを毛の部分の頭部と、手で持つ持ち手部分と
を、切り離して別個にして使用するのは不可能であるの
は言うまでもないが、それは毛の部分の頭部と手で持つ
持ち手部分が一体となる事により、塗装用ハケと構成さ
れ使用出来るものである。また、塗装用ロール形スポン
ジ器具についても、ロール形スポンジの頭部と手で持つ
べき持ち手部分とを、切り離して別個にして使用するの
は、不可能であるのは言うまでもないが、それはロール
形スポンジ部分の頭部と、手で持つ持ち手部分が一体と
なる事により、塗装用ロール形スポンジ式器具として構
成され使用できるものである。どちらもペンキを含む側
と、使用者の手で持つ持ち手部分があって、それが一体
と構成する事で、塗装用具及び塗装用器具として使用で
きる物である。発明は以上のような技術分野の製品に属
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の塗装用ハケ若しくは、ロール形ス
ポンジ塗装器具では、塗装事には、ハケの毛の部分にペ
ンキ溶液がなくなった時、一回一回その都度ペンキ容器
に入れ若しくは、つけて含ませて塗装した、塗装用具や
器具があった。また、最近では上記2種類のハケ用具や
ロール形スポンジ器具の外に電動ポンプを設置して、ホ
ースを取り付けホースよりペンキ溶液をハケ用具やロー
ル形スポンジ器具に導いて、外部の電動式ポンプ圧力に
より塗装するものがあった。また、外部電動式コンプレ
ッサーを使用して、空気とペンキ容器を混合させ、霧状
にして塗装する大規模な電動式機械を利用する、塗装用
器具があったがそれぞれに欠点があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】発明は従来の塗装単体
製品の塗装用ハケまたは、ロール形スポンジ器具は、ペ
ンキ溶液を含ませて塗装するときに、ペンキのボタ落ち
や、頻繁にペンキ容器にペンキを出し入れしなければな
らない事や、一回の塗装範囲が短い事などの欠点があっ
た。また、塗装用ハケや塗装用ロール形スポンジ器具
の、外部に電動ポンプを設置して、その器具にホースを
取り付けて、伝導ポンプの圧力により塗装する方法の塗
装用器具では、この器具の方法や構造によって、そのポ
ンプ内部の間が細く長いために、ペンキが固まり、ホー
ス内の詰まりがたびたび起こり洗浄などして、手入れを
頻繁にしなければ、次の塗装作業が困難であった。電動
ポンプ内の手入れなどは、家庭用一般的には少しの塗装
作業なのに、長時間の手入れをしなければならない事は
多くの人にとり不満があった。特に使用者にとっては、
電動ポンプであるがゆえに、電源が必要不可欠である。
コンセントの有無、電気ドラムコードの設置、ポンプの
設置場所、ポンプにつなぐホースの取り付け、ラッカー
やシンナーとペンキの混合率、などを考えて使用しなけ
ればならない欠点があった。電動ポンプでは、水溶性ペ
ンキを使用すれば、塗装する物によってはペンキによる
保護効果は小さくなる恐れが多くあり、油性塗料が利用
できない事は、使用者や利用者にとっては、はなはだ不
満があるとの声が多いし、差込コンセントなどの電源の
ない場所では使用できない、使用中に雨などが降れば感
電や漏電の原因となり、電気スパークにより身体に危害
が及ぶ事もあった。コンプレッサー式の塗装器具は高価
でもあり、一般家庭が使用するには不向きである。スプ
レー缶式塗装器具は、種類や構造が違うがフロンガスを
噴出しオゾン層の破壊につながる恐れがあり、環境的に
も考える必要がある。特に一般家庭で使用するにおいて
は安全が第一である。
【0004】
【課題を解決する手段】この発明は、塗装用ハケの毛を
有する部分の頭部と、塗装ロール形スポンジ部分のスポ
ンジの頭部が、どちらもペンキ溶液を含む部分として、
同一な物として考えとらまえている。後部の手で持つと
ころが持ち手部分として、同じ構造で有り各頭部分が一
体と成しているので、形は違っても同じ構造と機能とし
てとらえている。それはローラー塗装か、ハケ塗装かの
違いで、どちらも溶液を含む部分と、手で持つ処の持ち
手部分とで構成されている。だから、特許請求の範囲、
請求項1に示した塗装用器具のハケの毛を有する頭部
と、持手部分のポンプにネジ接合する事で、一体と成り
請求項2と同じ構造となりえる。手押しポンプ一体形塗
装器具と、ロール形スポンジ器具は、同じく頭部を、持
手部分のポンプに、一体としてネジ接合した、手押しポ
ンプ一体形塗装器具と成り、同じく持ち手部分をポンプ
とした構造と構成になっている。どちらもネジ接合だか
らその頭部を脱着できるしくみとなる。どちらの頭部を
使用しても、ポンプを有する持ち手部分の構造は変わら
ないし、頭部は脱着して、取り替えて使用できるから、
特許請求の範囲、特許請求項1の説明をすれば、請求項
2の説明となる。よって塗装用ハケの頭部の持ち手部分
がポンプであり、それを一体とした事を特徴とした、特
許請求範囲、請求項1の手押しポンプ一体形塗装器具を
主に説明する。この発明は塗装用ハケの、持ち手部分が
手押しポンプと構成して成り、ペンキ溶液の容器として
も成り立っている。持ち手部分は、ポンプと成ったシリ
ンダー内に、弁と中心弁棒を内蔵している。その中心弁
棒後部が外パイプ管の後部に、ネジ接合固定されている
ので、外パイプ管を手で持ち、ハケの頭部と逆の方向に
引き出す事により、ハケの毛の部分をペンキ収納容器の
ペンキ容器に浸していると、手押しポンプのシリンダー
内の弁が移動することにより、シリンダー管内にペンキ
溶液が吸い上げらて、シリンダー管内がペンキ容器とな
り、ペンキ溶液がシリンダー管内に充填される。そし
て、塗装するときは、塗装する物や場所にハケの毛の部
分を押し当てて、持ち手部分である手押しポンプを手で
持ち、押し込むように押すと、ポンプのシリンダー管内
のペンキ溶液が、手で持つ外パイプにつながっている中
間弁棒が、弁を押すことになりその圧力によりシリンダ
ー管内のペンキ溶液が取り付けネジ接合部分の穴より、
ハケの毛を有する頭部の穴を通じて毛に達し、ペンキ溶
液が押した量だけ毛に滲み出して、塗装する物や場所に
持ち手部分を左右前後に、手で動かすことにより塗装作
業出来る。もちろん毛の部分のペンキ溶液は塗ることに
よってなくなるが、その都度ポンプを押すことにより常
にハケの毛に、ペンキ溶液が、毛に含む事になり塗装を
中断する事がなく、長時間広範囲に人力で塗装できる事
となる。次に塗装用ハケの毛を有する頭部を、持ち手部
分のポンプより、ネジ接合をゆるめて取りはずし、塗装
用ロール形スポンジの頭部に取り替えて、ネジ接合によ
り手押しポンプに取り付ければ、特許請求の範囲、請求
項1と同じように構成された塗装器具と成り、それは特
許請求の範囲、請求項2の構造を持った、手押しポンプ
一体型塗装器具となる。
【0005】
【発明実施の形態】特許請求の範囲の請求項1の構造と
形態を、図面にて詳しく説明すると、発明の器具の持ち
手部分であるが、特に請求項1及び請求項2にとって、
重要な共通部分であるが、それはハケの手持ち部分を、
手押しポンプ構造とした事である。言い換えるならば請
求項2の、塗装用ロール形スポンジ器具の持ち手部分
も、同じく手押しポンプ構造となっている。考えとして
は水デッポウや、注射器の構造と同じ原理である。手押
しポンプ構造であるけれど、従来の水デッポウや、注射
器の手押しポンプの形態をそのままに、発明品に利用す
れば、水デッポウ方式では、シリンダー部分と手で持つ
部分が別々に離れて長くなったり、段差が出来て、シリ
ンダー側の管と持ち手側の管の間で、手を挟むことが多
くあったし、弁を押す中心弁棒を細くすると軽く出来る
が、力の押し方によって曲がったり折れたりする事があ
り、太くすれば摩擦熱で力がいることになる。注射器方
式はそもそも握るべき持ち手部分がなく、指で押さえた
り、引っ張るだけの握るべき持ち手部分のない、手押し
ポンプとなり発明品には使用できない。それら従来の欠
点を発明品では、図面、図1のように、中心弁棒7の外
側に位置する外パイプ管6が、シリンダー管5の、外径
にはめ込むようにしているので、弁棒と持ち手部分が、
長く連結され作動する水鉄砲式よりも、左右に振れない
のでガタツキをなくす事が可能と成り、水鉄砲方式のよ
うに持ち手部分が棒の後部に連結してないので、短くコ
ンパクトに出来て強度を増すことが出来た。それは、水
鉄砲方式のように、持ち手部分が中心弁棒の後部に連結
してなくて、上下にあるが、それは同位置に同じ間隔で
移動する構造としたからである。判りやすく説明すれ
ば、弁棒の後部と、持ち手部分の後部をネジ接合したこ
とによりコンパクトな構造となった。なお、手で持つ外
パイプ管6は、ポンプシリンダー管5の外径より0.0
5ミリ〜0,1ミリほど内径を大きく加工する。外パイ
プ管6は、シリンダー管5の外径を前後スライドして、
移動できるものであり、外パイプ管6を手で持ち押した
り引いたり移動すれば、中心弁棒7も同じように動き移
動するので、中心弁棒の前部に取り付けられた、シリン
ダー管内の弁4も、動き移動することで、ポンプ作動す
ることが出来る。そのとき外パイプ管6の、内径若しく
はシリンダー管5の外径に、作動方向と平行に小さな溝
を入れることで、外パイプ管やシリンダー管内の空気を
逃がすことが出来た。そしてその溝の反対側に溝の深さ
より、小さ目のでっぱりを設ければ、手で持つ外パイプ
管6は、ずれ事なく、まっすぐに溝にそって動いた。ま
た空気を逃がすだけの目的であれば、外パイプ管6の後
部に、小さな穴をあけるとよい。発明品の全体の材料材
質であるが、危険物乙種第四類の溶剤を使用するので、
アルミ製の材料がよいが、弁にはコルク材質、木材質、
ゴム材質で作ってもその効果はある。また単体ハケに使
用している溶剤に溶けにくいプラスチック、セラミック
材質でもよい。それは使用する溶剤による。発明の持ち
手部分の管は、図面では丸型管であるが、角形管とすれ
ば平行に掘った溝は必要ではなくなり、その場合空気抜
きは小さな穴でよい。以上のようにポンプと構成された
管5,6とハケの頭部1は、取り付けネジ接合3によっ
て、取り付け一体とする。その取り付け部であるネジ接
合3に、角度45度として斜めに取り付ける、角度をも
たすのは、塗装時使用する人の、持つ手が疲れない様に
するためである。また45度の角度をつけると、ハケ頭
部1の毛に至る、穴を有したネジ接合3までの、穴2は
ハケ頭部の毛の、中央に貫通させているから毛の中央に
まで溶液が至るので、毛に満遍なく行き渡る事となる。
もちろん発明に使用のハケの頭部1は、毛以外は溶液が
出ないように、三方をプラスチックまたはアルミ、若し
くは接着剤で固着、密封されているので、持ち手部分の
ポンプよりペンキ溶液が、ポンプの圧力によって毛に排
出され塗装できる。それが、特許請求の範囲、請求項1
の手押しポンプ一体形塗装器具である。請求項1の塗装
器具のハケの頭部1は、使用時において消耗が激しいの
で、持ち手部分のポンプとネジで接合3により、脱着取
り替えが出来る。また、使用者の好み目的によっては、
特許請求の範囲の請求項2、ロール形スポンジ器具の頭
部1'のスポンジに至る穴2'を有したネジ接合3で取り
付けて、持ち手部分5と6が、手押しポンプ一体形塗装
器具として構成された請求項2の手押しポンプ一体形塗
装器具と成り、使用できる。請求項2の塗装器具のロー
ルスポンジを有する頭部1'も、作業において消耗が激
しいので持ち手部分のポンプとネジ接合して、脱着取り
替え出来る。ロールスポンジと接する部分に丸穴、長穴
を有することで、ペンキ液が出たり入たりすることがで
きるようにした、ロールスポンジ器具の頭部は、そのス
ポンジと接するパイプの外径に穴のあいたカラーを被
せ、それにロール形スポンジを被せ、回転がスムーズに
したロールスポンジ器具と成る。その頭の構造は従来の
製品と重複する多くを記するのを除いた。なお、外パイ
プ管6の後部はナット9を取り付け、モンキーやスパナ
で分解しやすいようにした。以上のような構造と特徴を
持った、手押しポンプ一体形塗装器具を発明した。
【0006】
【発明の効果】発明品は、従来の単体ハケや、単体ロー
ル形スポンジ塗装器具のように、頻繁にペンキを含ませ
る必要がなく、持ち手部分5,6がポンプとして成り構
成しているため、そのポンプ内にペンキ溶液を吸入する
と、シリンダー管がペンキ容器となるから一回吸入すれ
ば広範囲に長時間、ポンプ内のペンキがなくなるまで塗
装できるので、別にペンキ容器を持ち運びしなくてもよ
い。それに発明品は手動ポンプなので、電動外部設置ポ
ンプ式塗装器具のように、電気スパークによる火災もな
く、電気コード線や長いホースも不必要なので、後片付
けも簡単である。発明品のポンプ容器は常に真空であ
り、器具取り付けネジ部に使用後、蓋をすることによっ
て蒸発しないのでペンキが固まらない。以上のような特
徴をもった安全で、コンパクトな家庭用塗装器具として
使用できる従来に例のない、手押しポンプ一体形塗装器
具を発明した。
【図面の簡単な説明】
【図1】発明の断面側面図。
【図2】発明の実施例を示す斜視図。
【図3】発明の分解斜視図。
【符号の説明】
1 ハケの頭部。 1' ロール形スポンジ器具の頭部。 2 毛に至る穴。 2' ロール支持パイプ。 3 ネジ接合。 4 弁。 5 シリンダー管。 6 外パイプ管。 7 中心弁棒。 8 ネジ接合。 9 六角ナット。 K 毛。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成14年5月16日(2002.5.1
6)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】
【発明実施の形態】特許請求の範囲の請求項1の構造と
形態を、図面にて詳しく説明すると、発明の器具の持ち
手部分であるが、特に請求項1及び請求項2にとって、
重要な共通部分であるが、それはハケの手持ち部分を、
手押しポンプ構造とした事である。言い換えるならば請
求項2の、塗装用ロール形スポンジ器具の持ち手部分
も、同じく手押しポンプ構造となっている。考えとして
は水デッポウや、注射器の構造と同じ原理である。手押
しポンプ構造であるけれど、従来の水デッポウや、注射
器の手押しポンプの形態をそのままに、発明品に利用す
れば、水デッポウ方式では、シリンダー部分と手で持つ
部分が別々に離れて長くなったり、段差が出来て、シリ
ンダー側の管と持ち手側の管の間で、手を挟むことが多
くあったし、弁を押す中心弁棒を細くすると軽く出来る
が、力の押し方によって曲がったり折れたりする事があ
り、太くすれば摩擦熱で力がいることになる。注射器方
式はそもそも握るべき持ち手部分がなく、指で押さえた
り、引っ張るだけの握るべき持ち手部分のない、手押し
ポンプとなり発明品には使用できない。それら従来の欠
点を発明品では、図面、図1のように、中心弁棒7の外
側に位置する外パイプ管6が、シリンダー管5の、外径
にはめ込むようにしているので、弁棒と持ち手部分が、
長く連結され作動する水鉄砲式よりも、左右に振れない
のでガタツキをなくす事が可能と成り、水鉄砲方式のよ
うに持ち手部分が棒の後部に連結してないので、短くコ
ンパクトに出来て強度を増すことが出来た。それは、水
鉄砲方式のように、持ち手部分が中心弁棒の後部に連結
してなくて、上下にあるが、それは同位置に同じ間隔で
移動する構造としたからである。判りやすく説明すれ
ば、弁棒の後部と、持ち手部分の後部をネジ接合したこ
とによりコンパクトな構造となった。なお、手で持つ外
パイプ管6は、ポンプシリンダー管5の外径より0.0
5ミリ〜0,1ミリほど内径を大きく加工する。外パイ
プ管6は、シリンダー管5の外径を前後スライドして、
移動できるものであり、外パイプ管6を手で持ち押した
り引いたり移動すれば、中心弁棒7も同じように動き移
動するので、中心弁棒の前部に取り付けられた、シリン
ダー管内の弁4も、動き移動することで、ポンプ作動す
ることが出来る。そのとき外パイプ管6の、内径若しく
はシリンダー管5の外径に、作動方向と平行に小さな溝
を入れることで、外パイプ管やシリンダー管内の空気を
逃がすことが出来た。そしてその溝の反対側に溝の深さ
より、小さ目のでっぱりを設ければ、手で持つ外パイプ
管6は、ずれ事なく、まっすぐに溝にそって動いた。ま
た空気を逃がすだけの目的であれば、外パイプ管6の後
部に、小さな穴をあけるとよい。発明品の全体の材料材
質であるが、危険物乙種第四類の溶剤を使用するので、
アルミ製の材料がよいが、弁にはコルク材質、木材質、
ゴム材質で作ってもその効果はある。また単体ハケに使
用している溶剤に溶けにくいプラスチック、セラミック
材質でもよい。それは使用する溶剤による。発明の持ち
手部分の管は、図面では丸型管であるが、角形管とすれ
ば平行に掘った溝は必要ではなくなり、その場合空気抜
きは小さな穴でよい。以上のようにポンプと構成された
管5,6とハケの頭部1は、取り付けネジ接合3によっ
て、取り付け一体とする。その取り付け部であるネジ接
合3に、角度45度として斜めに取り付ける、角度をも
たすのは、塗装時使用する人の、持つ手が疲れない様に
するためである。また45度の角度をつけると、ハケ頭
部1の毛に至る、穴を有したネジ接合3までの、穴2は
ハケ頭部の毛の、中央に貫通させているから毛の中央に
まで溶液が至るので、毛に満遍なく行き渡る事となる。
もちろん発明に使用のハケの頭部1は、毛以外は溶液が
出ないように、三方をプラスチックまたはアルミ、若し
くは接着剤で固着、密封されているので、持ち手部分の
ポンプよりペンキ溶液が、ポンプの圧力によって毛に排
出され塗装できる。それが、特許請求の範囲、請求項1
の手押しポンプ一体形塗装器具である。請求項1の塗装
器具のハケの頭部1は、使用時において消耗が激しいの
で、持ち手部分のポンプとネジで接合3により、脱着取
り替えが出来る。また、使用者の好み目的によっては、
特許請求の範囲の請求項2、ロール形スポンジ器具の頭
部1'のスポンジに至る穴2'を有したネジ接合3で取り
付けて、持ち手部分5と6が、手押しポンプ一体形塗装
器具として構成された請求項2の手押しポンプ一体形塗
装器具と成り、使用できる。請求項2の塗装器具のロー
ルスポンジを有する頭部1'も、作業において消耗が激
しいので持ち手部分のポンプとネジ接合して、脱着取り
替え出来る。ロールスポンジと接する部分に丸穴、長穴
を有することで、ペンキ液が出たり入たりすることがで
きるようにした、ロールスポンジ器具の頭部は、そのス
ポンジと接するパイプの外径に穴のあいたカラーを被
せ、それにロール形スポンジを被せ、回転がスムーズに
したロールスポンジ器具と成る。その頭の構造は従来の
製品と重複する多くを記するのを除いた。なお、外パイ
プ管6の後部はナット9を取り付け、モンキーやスパナ
で分解しやすいようにした。以上のような構造と特徴を
持った、手押しポンプ一体形塗装器具を発明した。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 塗装用ハケの毛を有する頭部1に.毛に
    至る穴2を有したネジ接合3で取り付けて、持手部分5
    と6が構成するシリンダー管5に.弁4を内蔵し、外パ
    イプ管6に中心弁棒7を内蔵して、外パイプ管6の後部
    に.ネジ接合8で取り付け固定して、弁4に中心弁棒7
    を取り付け連結し.一体として動くことで、5,6の持
    ち手部分が手押しポンプと構成して.シリンダー管5の
    前部の中央に貫通穴を有したネジ接合3に.中央に貫通
    穴2を有したハケの頭部1を取り付けて.一体と構成した
    事を特徴とした、手押しポンプ一体形塗装器具。
  2. 【請求項2】 ハケの頭部1が.穴を有するロール支持
    パイプ2'とネジ接合3により一体と構成した、ロール
    形スポンジ器具の頭部1'である、請求項1の手押しポ
    ンプ一体形塗装器具。
JP2002131062A 2002-05-07 2002-05-07 手押しポンプ一体形塗装器具 Pending JP2003320298A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012011353A (ja) * 2010-07-02 2012-01-19 Kabegami Kakumei:Kk 無養生塗装方法
KR200463013Y1 (ko) 2010-03-09 2012-10-16 허영철 반영구적으로 사용되는 접착제 도포기

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200463013Y1 (ko) 2010-03-09 2012-10-16 허영철 반영구적으로 사용되는 접착제 도포기
JP2012011353A (ja) * 2010-07-02 2012-01-19 Kabegami Kakumei:Kk 無養生塗装方法

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