JP2003319478A - Avシステム及びその制御機器の制御方法 - Google Patents

Avシステム及びその制御機器の制御方法

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JP2003319478A
JP2003319478A JP2002118371A JP2002118371A JP2003319478A JP 2003319478 A JP2003319478 A JP 2003319478A JP 2002118371 A JP2002118371 A JP 2002118371A JP 2002118371 A JP2002118371 A JP 2002118371A JP 2003319478 A JP2003319478 A JP 2003319478A
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Hisanori Kato
尚徳 加藤
Yoshifumi Yanagawa
良文 柳川
Hideaki Takechi
秀明 武知
Mutsuko Yamamoto
睦子 山本
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Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数台のAV機器で構成されるAVシステム
において、各AV機器の操作を1台のリモコンで制御で
き、ユーザに使い易いAVシステム及びその制御機器の
制御方法を提供する。 【解決手段】 ユーザによる「再生」命令が入力される
と、リモコン103(制御機器)は、予め決められたA
V伝送路上のチャンネルの情報及び再生命令を含む制御
命令を生成し、HDDレコーダ101(第1のAV機
器)に送信する。また、予め決められたAV伝送路上の
チャンネルの情報及び該チャンネルへの切り替え命令を
含む制御命令を生成し、テレビ受像器102(第2のA
V機器)に送信する。これにより、HDDレコーダ10
1からのユーザが所望する映像音声信号をテレビ受像器
102に出力することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数台のAV機器
により構成されるAV(Audio Visual)システム及びそ
の制御機器の制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、テレビやビデオ等のAV機器の高
機能化、低価格化等が進み、複数台のAV機器を保有す
る家庭も珍しくない。HDD(Hard Disk Drive)レコ
ーダやDVD(Digital Versatile Disk)プレーヤとい
った新しいAV機器も普及しつつあり、今後、家庭内に
は、よりいっそう数多くのAV機器が導入され、使用さ
れるようになると予想される。
【0003】例えば、複数の機器の中から所定の複数の
機器を選択し、それらを組合せてAVシステムとして使
用する場合、どの機器とどの機器とを組み合わせてAV
システムを構成するかを定義付けしなければならない。
しかし、例えばディスプレイ上に、システムに組み込む
ことのできる全ての機器の一覧表を表示し、ユーザがそ
の中から任意に機器を選択し、選択された機器でAVシ
ステムを構築することは、多くの場合(特にユーザが老
人である場合)困難である。
【0004】ところで、このような数多くのAV機器を
ユーザが操作する場合、AV機器1つ1つに付属される
赤外線のリモコン(リモートコントローラ)を用いて操
作を行なう方法が一般的である。ユーザが赤外線リモコ
ンで被制御機器を直接指し示して制御する方法は、上記
のディスプレイ上での操作方法よりユーザにとってはる
かに分かり易い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、数多くのA
V機器が家庭内に導入されるようになると、それらを操
作するリモコンがAV機器の台数だけ必要になる。これ
ら複数のリモコンを管理したりAV機器に応じて使い分
けを行うことは、ユーザにとって負担であり、煩わし
く、不便である。これに対し、複数のAV機器を操作で
きるボタン等を配したリモコンもある。しかし、例え
ば、テレビとビデオといった単純な構成のAVシステム
でビデオの再生を行う場合、ユーザは、まず、該リモコ
ンをテレビに向け、テレビの表示を「ビデオ入力」に切
替え、次に、ビデオに向けて「再生」指示を送る。この
ように複数のAV機器を操作できる統一リモコンを使用
した場合でも、「再生」操作において、各AV機器(例
えば、テレビやビデオ)に向けてリモコンを操作しなけ
ればならない。
【0006】最も簡単で且つ使用頻度の高いAVシステ
ムは、映像音声記録再生機器と、映像及び音声の表示機
器との組み合わせである。特に独力でAVシステムを構
築することが困難な老人のユーザにとっては、映像音声
記録再生機器(ビデオ、DVDレコーダ等)と、映像及
び音声の表示機器(テレビ)の組み合わせができれば十
分である。この場合、ユーザの目の前に映像及び音声の
表示機器が配置されている。
【0007】本発明はこのことに着目し、映像及び音声
の表示機器を赤外線通信により制御し、映像音声記録再
生機器を無線通信により制御する制御機器を発明した。
本発明は、複数台のAV機器で構成されるAVシステム
において、各AV機器の操作を1台のリモコンで制御で
き、ユーザに使い易いAVシステムを提供することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明のAVシステム及びその制御機器の制御方法
は下記の構成を有する。請求項1に記載の発明は、映像
信号又は音声信号の記録再生機能を有する第1のAV機
器と、映像を表示し且つ音声を出力する映像音声出力手
段を有する第2のAV機器と、前記第1のAV機器と制
御信号の送受信を行い且つ第2のAV機器に対して少な
くとも制御信号の送信を行う制御機器と、前記第1のA
V機器と前記第2のAV機器とを接続するAV伝送路
と、前記制御機器と前記第1のAV機器とを接続する第
1の制御情報伝送路と、前記制御機器と前記第2のAV
機器とを接続する第2の制御情報伝送路と、を有するこ
とを特徴とするAVシステムである。
【0009】請求項2に記載の発明は、前記第1のAV
機器は、映像信号又は音声信号を記憶する記憶手段と、
前記記憶手段へ映像信号又は音声信号を記録し且つ前記
記憶手段に記憶されている映像信号又は音声信号を再生
する映像音声記録再生手段と、前記AV伝送路上の映像
信号又は音声信号を取り込み、前記映像音声記録再生手
段に出力し且つ前記映像音声記録再生手段が再生した映
像信号又は音声信号を前記AV伝送路上に出力する映像
音声入出力手段と、前記第1の制御情報伝送路を介して
前記制御機器と通信する第1の通信手段と、前記第1の
通信手段が受信した前記制御機器からの制御命令に従っ
て前記映像音声記録再生手段を制御する第1の制御手段
と、を有することを特徴とする請求項1に記載のAVシ
ステムである。
【0010】請求項3に記載の発明は、前記第2のAV
機器は、前記AV伝送路上の映像信号又は音声信号を取
り込む映像音声入力手段と、前記第2の制御情報伝送路
を介して前記制御機器と通信する第2の通信手段と、前
記第2の通信手段が受信した前記制御機器からの制御命
令に従って前記映像音声出力手段を制御する第2の制御
手段と、を有することを特徴とする請求項1又は請求項
2に記載のAVシステムである。
【0011】請求項4に記載の発明は、前記制御機器
は、前記第1の制御情報伝送路を介して前記第1のAV
機器と通信する第3の通信手段と、前記第2の制御情報
伝送路を介して前記第2のAV機器と通信する第4の通
信手段と、前記第1のAV機器に対する制御命令を生成
し前記第3の通信手段に送信させる第1のAV機器制御
命令送信手段と、前記第2のAV機器に対する制御命令
を生成し前記第4の通信手段に送信させる第2のAV機
器制御命令送信手段と、ユーザからの操作命令を入力す
るための入力手段と、を有することを特徴とする請求項
1から請求項3の何れかの請求項に記載のAVシステム
である。
【0012】請求項5に記載の発明は、前記第1のAV
機器に対する制御命令は、映像音声記録再生手段による
映像信号又は音声信号の再生命令及び再生した映像信号
又は音声信号を映像音声入出力手段が出力するAV伝送
路上のチャンネルの情報を含む、ことを特徴とする請求
項4に記載のAVシステムである。
【0013】請求項6に記載の発明は、前記第2のAV
機器に対する制御命令は、映像音声入力手段が映像信号
又は音声信号を取り込むAV伝送路上のチャンネルの情
報及び該チャンネルへの切り替え命令を含む、ことを特
徴とする請求項4に記載のAVシステムである。
【0014】請求項7に記載の発明は、前記第1のAV
機器は、更に、前記AV伝送路上の未使用チャンネルを
検出する未使用チャンネル検出手段を有し、前記第1の
制御手段は、未使用チャンネルの情報を含む前記制御機
器に対する制御情報を生成し、その制御情報を前記第1
の通信手段に送信させ、前記第1の通信手段が前記制御
機器からの制御命令を受信した場合に、前記映像音声入
出力手段は、前記映像音声記録再生手段が再生した映像
信号又は音声信号を前記未使用チャンネル検出手段が検
出した前記AV伝送路上の未使用チャネルに出力する、
ことを特徴とする請求項2に記載のAVシステムであ
る。
【0015】請求項8に記載の発明は、前記第1のAV
機器に対する前記制御機器からの制御命令は、未使用チ
ャンネルの検出命令並びに前記映像音声記録再生手段に
よる映像信号若しくは音声信号の再生命令を含む、こと
を特徴とする請求項7に記載のAVシステムである。
【0016】請求項9に記載の発明は、前記制御機器
は、更に、ユーザが前記入力手段に入力した操作命令に
基づいて、前記AV伝送路に接続しているAV機器の指
定を行うAV機器指定手段を有し、前記第1のAV機器
制御命令送信手段は、前記AV機器指定手段により指定
されたAV機器に対する制御命令を生成し前記第3の通
信手段に送信させる、ことを特徴とする請求項4に記載
のAVシステムである。
【0017】請求項10に記載の発明は、前記第1の制
御情報伝送路を介する通信が無線通信であり、前記第2
の制御情報伝送路を介する通信が赤外線通信である、こ
とを特徴とする請求項1から請求項9の何れかの請求項
に記載のAVシステムである。
【0018】請求項11に記載の発明は、前記制御機器
は、前記第1の制御情報伝送路を介して複数の前記第1
のAV機器と接続が可能である、ことを特徴とする請求
項1から請求項10の何れかの請求項に記載のAVシス
テムである。
【0019】請求項12に記載の発明は、前記制御機器
は、前記第2の制御情報伝送路を介して複数の前記第2
のAV機器と接続が可能である、ことを特徴とする請求
項1から請求項11の何れかの請求項に記載のAVシス
テムである。
【0020】請求項13に記載の発明は、ユーザによる
再生命令を受け付けるユーザ命令入力ステップと、前記
ユーザによる再生命令に基づき、予め決められたAV伝
送路上のチャンネルの情報及び再生命令を含む制御命令
を生成し、第1のAV機器に送信する第1のAV機器制
御命令送信ステップと、前記ユーザによる再生命令に基
づき、予め決められたAV伝送路上のチャンネルの情報
及び該チャンネルへの切り替え命令を含む制御命令を生
成し、第2のAV機器に送信する第2のAV機器制御命
令送信ステップと、を有することを特徴とする制御機器
の制御方法である。
【0021】請求項14に記載の発明は、ユーザによる
再生命令を受け付けるユーザ命令入力ステップと、前記
ユーザによる再生命令に基づき、未使用チャンネルの検
出命令及び再生命令を含む制御命令を生成し、第1のA
V機器に送信する第1のAV機器制御命令送信ステップ
と、第1のAV機器から未使用チャンネルの情報を含む
制御情報を受信する制御情報受信ステップと、前記未使
用チャンネルの情報及び該チャンネルへの切り替え命令
を含む制御命令を生成し、第2のAV機器に送信する第
2のAV機器制御命令送信ステップと、を有することを
特徴とする制御機器の制御方法である。
【0022】請求項15に記載の発明は、更に、第1の
AV機器の指定を行うAV機器指定ステップを有する、
ことを特徴とする請求項13又は請求項14に記載の制
御機器の制御方法である。
【0023】請求項16に記載の発明は、前記第1のA
V機器制御命令送信ステップにおいて制御命令を無線通
信で送信し、前記第2のAV機器制御命令送信ステップ
において制御命令を赤外線通信で送信する、ことを特徴
とする請求項13から請求項15の何れかの請求項に記
載の制御機器の制御方法である。
【0024】本発明は、複数のAV機器が接続されたA
Vシステムにおいても、ユーザは1台の赤外線リモコン
(制御機器)を用いて、容易に各AV機器を操作できる
(例えば1つのボタンを押すことにより、複数のAV機
器を自動的に且つ相互に関連させて動かすことが出来
る。)。例えば、「再生」時に、ユーザは、赤外線リモ
コン(制御機器)を目の前に配置されたテレビ(第2の
AV機器)に向けて制御指令(例えば「再生」指令)を
送るだけで、映像音声記録再生装置(第1のAV機器)
からの映像音声信号をテレビに出力することができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施をするための
好適な形態を具体的に示した実施例について図面を参照
しながら説明する。
【0026】《実施例1》図1から図3を用いて、実施
例1のAVシステム及びその制御機器の制御方法につい
て説明する。図1は、実施例1のAVシステムの構成を
示す概略図である。図1において、104はアナログテ
レビ放送波を各機器に伝達するアナログテレビ放送波伝
送路、101はアナログテレビ放送波伝送路104上を
流れるアナログテレビ放送波の映像信号、音声信号又は
その両方(以降、映像音声信号と呼ぶ。)を記録するこ
と及び記録した映像音声信号をアナログテレビ放送波伝
送路104上に出力することが可能なHDD(Hard Dis
k Drive)レコーダ、102はアナログテレビ放送波伝
送路104上を流れるアナログテレビ放送波の映像音声
信号を外部入出力可能なテレビ受像器、103はHDD
レコーダ101及びテレビ受像器102の制御が可能な
リモコンである。
【0027】リモコン103とHDDレコーダ101
は、無線伝送路105により接続されている。リモコン
103からのHDDレコーダ101への制御命令は無線
伝送路105を介して伝送される。無線伝送路105
は、IEEE802.11a、IEEE802.11
b、IEEE802.11g又はBluetooth等
の無線伝送方式で実現できる。リモコン103とテレビ
受像器102は、赤外線伝送路106により接続されて
いる。リモコン103からのテレビ受像器102への制
御命令は赤外線伝送路106を介して伝送される。
【0028】図2は、HDDレコーダ101、テレビ受
像器102及びリモコン103の内部構成を示すブロッ
ク図である。 [HDDレコーダ101(第1のAV機器)の構成]H
DDレコーダ101は、記憶手段201、第1の通信手
段202、第1の制御手段203、記録再生手段20
4、映像音声入出力手段205を有する。記憶手段20
1は、本実施例ではHDDである。第1の通信手段20
2は、リモコン103から無線伝送路105を介して送
信されるHDDレコーダ101に対する制御命令を受信
し、第1の制御手段203に渡す。第1の制御手段20
3は、受信した制御命令に基づき記録再生手段204及
び映像音声入出力手段205の制御を行う。
【0029】記録再生手段204は、第1の制御手段2
03の命令に従い、「再生命令」の場合は記憶手段20
1に記録されている映像音声信号を読み出して映像音声
入出力手段205に渡す。「記録命令」の場合は映像音
声入出力手段205が取り込んだ映像音声信号を記憶手
段201に記録する。映像音声入出力手段205は、第
1の制御手段203の命令に従い、「再生命令」の場合
は、記録再生手段204が読み出した映像音声信号をア
ナログテレビ放送波伝送路104上の指定のチャンネル
(リモコン103からの制御命令に含まれる。)に出力
する。「記録命令」の場合は、アナログテレビ放送波伝
送路104上の指定チャンネルの映像音声信号を取り込
み、記録再生手段204に渡す。
【0030】[リモコン103(制御機器)の構成]リ
モコン103は、第3の通信手段211、第1のAV機
器制御命令送信手段212、ユーザ入力手段213、第
2のAV機器制御命令送信手段214、第4の通信手段
215を有する。第3の通信手段211は、HDDレコ
ーダ101に無線伝送路105を介して制御命令を送信
する。第1のAV機器制御命令送信手段212は、ユー
ザからの命令に従いHDDレコーダ101(第1のAV
機器)に対する制御命令を生成し、第3の通信手段21
1を介してHDDレコーダ101に送信する。
【0031】ユーザ入力手段213は、例えば、リモコ
ン103に配置されているボタン等である。ユーザは各
ボタン(例えば、録画、再生、停止、早送り、巻き戻
し、音量調節、チャンネルの変更等のボタン)を押下等
して操作することで命令を入力することができる。第2
のAV機器制御命令送信手段214は、ユーザが入力し
た命令に従いテレビ受像器102(第2のAV機器)に
対する制御命令を作成し、第4の通信手段を介してテレ
ビ受像器102に送信する。第4の通信手段215は、
テレビ受像器102に赤外線伝送路106を介して制御
命令を送信する。
【0032】[テレビ受像器102(第2のAV機器)
の構成]テレビ受像器102は、第2の通信手段22
1、第2の制御手段222、映像音声出力手段223、
映像音声入力手段224を有する。第2の通信手段22
1は、リモコン103から赤外線伝送路106を介して
送信されるテレビ受像器102に対する制御命令を受信
し、第2の制御手段222に渡す。
【0033】第2の制御手段222は、受信した制御命
令に基づき映像音声出力手段223及び映像音声入力手
段224の制御を行う。映像音声出力手段223はスピ
ーカ、ディスプレイ等であり、第2の制御手段222の
命令に従い、映像音声入力手段224が取り込んだ映像
音声信号を出力する。映像音声入力手段224は、第2
の制御手段222の命令に従い、アナログテレビ放送波
伝送路104上の指定チャンネル(リモコン103から
の制御命令に含まれる。)の映像音声信号を取り込み、
映像音声出力手段223に渡す。
【0034】以上のように構成された実施例1のAVシ
ステムについて、「再生」時を例にして制御機器及び各
AV機器の動作の説明をする。 [リモコン103(制御機器)の動作]ユーザがリモコ
ン103上の「再生」ボタンを押下する。すると、リモ
コン103のユーザ入力手段213は、ユーザからの
「再生命令」の入力を検出し、第1のAV機器制御命令
送信手段212及び第2のAV機器制御命令送信手段2
14に通知する。この時、「チャンネルの情報」も併せ
て通知する。
【0035】「チャンネルの情報」のチャンネルとは、
アナログテレビ放送波のチャンネルを示す。ここで、第
1のAV機器制御命令送信手段212及び第2のAV機
器制御命令送信手段214に通知する「チャンネルの情
報」は、アナログ放送で利用されていないチャンネル
(未使用チャンネル)であり、予めユーザ入力手段21
3に記憶されている。
【0036】第1のAV機器制御命令送信手段212
は、ユーザ入力手段213からの「再生命令」及び「チ
ャンネルの情報」を基にHDDレコーダ101(第1の
AV機器)に対する制御命令(再生コマンド)を生成す
る。生成した再生コマンドは、第3の通信手段211に
よって無線伝送路105を介してHDDレコーダ101
に送信される。
【0037】第2のAV機器制御命令送信手段214
は、ユーザ入力手段213からの「チャンネルの情報」
を基にテレビ受像器102(第2のAV機器)に対する
制御命令(チャンネル変更コマンド)を生成する。生成
したチャンネル変更コマンドは、第4の通信手段215
によって赤外線伝送路106を介してテレビ受像器10
2に送信される。
【0038】[HDDレコーダ101(第1のAV機
器)の動作]第1の通信手段202がリモコン103か
らの再生コマンドを受信し、第1の制御手段203に渡
す。第1の制御手段203は、該コマンドを解析し、こ
の解析結果(再生するコンテンツの情報、チャンネル情
報等)に基づいて、記録再生手段204及び映像音声入
出力手段205に制御命令を通知する。
【0039】記録再生手段204は、第1の制御手段2
03からの制御命令(再生するコンテンツの情報)に基
づき、記憶手段201に記録されている指定されたコン
テンツ(映像音声信号)を読み出し、映像音声入出力手
段205に出力する。映像音声入出力手段205は、第
1の制御手段203からの制御命令(チャンネル情報)
に基づき、記録再生手段204が読み出した映像音声信
号をアナログテレビ放送波伝送路104上の指定された
チャンネル(未使用チャンネル)に出力する。
【0040】[テレビ受像器102(第2のAV機器)
の動作]第2の通信手段221がリモコン103からの
チャンネル変更コマンドを受信し、第2の制御手段22
2に渡す。第2の制御手段222は、該コマンドを解析
し、この解析結果(変更するチャンネルの情報等)に基
づいて、映像音声出力手段223及び映像音声入力手段
224を制御する。映像音声入力手段224は、アナロ
グテレビ放送波伝送路104上の指定されたチャンネル
(未使用チャンネル)の映像音声信号を取り込む。スピ
ーカ、ディスプレイ等である映像音声出力手段223
は、映像音声入力手段224が取り込んだ映像音声信号
を出力する。
【0041】図3は、以上の再生動作を示すフローチャ
ートである。 [リモコン103]ステップS301〜S306は、リ
モコン103により実行される。ステップS301で
は、ユーザによる再生命令が検出(リモコン103の
「再生」ボタンの押下等)されたかどうかの判別を行
う。再生命令が検出された場合は、ステップS302に
移行し、検出されていない場合は、本処理を抜ける。ス
テップS302では、ユーザ入力手段213が予め保持
しているチャンネル情報(未使用チャンネルの情報)を
取り出す。
【0042】ステップS303では、第1のAV機器制
御命令送信手段212が、該チャンネル情報、再生する
コンテンツの情報等を基に再生コマンドを生成する。ス
テップS304では、HDDレコーダ101(第1のA
V機器)に、生成した再生コマンドを送信する。ステッ
プS305では、第2のAV機器制御命令送信手段21
4が、チャンネル情報を基にチャンネル変更コマンドを
生成する。ステップS306では、テレビ受像器102
(第2のAV機器)に、生成したチャンネル変更コマン
ドを送信する。
【0043】[HDDレコーダ101]ステップS30
7〜S309は、HDDレコーダ101により実行され
る。ステップS307では、第1の通信手段202が、
再生コマンドを受信する。ステップS308では、受信
した再生コマンドを解析し、解析結果に基づき記憶手段
201から指定されたコンテンツを読み出す。ステップ
S309では、解析結果(チャンネル情報)に基づき、
読み出したコンテンツをアナログテレビ放送波伝送路1
04上の指定チャンネルに出力する。
【0044】[テレビ受像器102]ステップS310
〜S312は、テレビ受像器102により実行される。
ステップS310では、第2の通信手段221が、チャ
ンネル変更コマンドを受信する。ステップS311で
は、受信したチャンネル変更コマンドを解析し、解析結
果に基づき、アナログテレビ放送波伝送路104上の指
定チャンネルからコンテンツを取り込む。ステップS3
12では、取り込んだコンテンツをスピーカ、ディスプ
レイ等により音声又は映像出力する。
【0045】以上のように、実施例1のAVシステム及
びその制御機器の制御方法においては、ユーザは、リモ
コン103をテレビ受像器102に向けて、「再生」ボ
タンを押下するだけで、HDDレコーダ101から出力
される所望の映像及び音声をテレビ受像器102で視聴
することができるので、ユーザの利便性を向上すること
ができる。
【0046】尚、本実施例では、制御機器として押下可
能なボタンを備えたリモコンを例に説明したが、本発明
はこれに限定されるものではなく、例えば、音声入力
や、マウス、キーボードによる入力や、タッチパネルに
よる入力等でも有効である。
【0047】また、制御機器(リモコン103)の操作
の種類として、録画、再生、停止、早送り、巻き戻し、
音量調節、チャンネルの変更等を例に挙げて説明した
が、本発明はこれに限定されるものではなく、当然、例
に挙げた以外の操作に対しても有効である。
【0048】また、チャンネルとして、アナログテレビ
放送波のチャンネルを用いて説明を行なったが、本発明
はこれに限定されるものではなく、デジタル放送のチャ
ンネル等、アナログテレビ放送波のチャンネルの概念と
同様のものであれば、いかなるものであっても構わな
い。
【0049】また、HDDレコーダに記録された映像と
音声を再生し、テレビ受像器で出力する場合について説
明したが、例えば、HDDレコーダ内のメニューの表示
や、コンテンツリストの表示、早送り、スロー再生な
ど、HDDレコーダを操作してHDDレコーダから出力
される映像や音声をテレビ受像器で出力させる操作であ
れば同様に適用可能である。
【0050】また、本実施例では、AV機器としてテレ
ビ受像器とHDDレコーダを用いて説明したが、本発明
はこれに限定されるものではない。すなわち、例えば、
パソコン、ディスプレイ、DVHSビデオや、VHSビ
デオ、DVDプレーヤ等のように互いに接続可能で、A
V情報を扱うAV機器であれば、いかなるAV機器であ
っても、また、それらのいかなる組合せであっても、そ
れらの機能を備えた1台のAV機器であっても構わな
い。
【0051】また、本実施例では、AV機器間の伝送路
として、無線伝送路、赤外線伝送路、アナログテレビ放
送波伝送路を用いて説明したが、本発明はこれらの組合
せに限定されるものではなく、通信可能な伝送路であれ
ば、いかなる通信路でもよい。また、これらの伝送路の
全て又は一部が同じ伝送路であっても良い。
【0052】《実施例2》図4から図6を用いて、実施
例2のAVシステム及びその制御機器の制御方法につい
て説明する。実施例2のAVシステムは、アナログテレ
ビ放送波伝送路104上の未使用チャンネルを自動的に
検出できる機能を有することに特徴を持つ。図4は、実
施例2のAVシステムにおいて制御機器及び各AV機器
の内部構成を示すブロック図である。尚、実施例1(図
2)と同一のものは同一符号を付している。図4を用い
て各構成部の機能について説明する。尚、実施例1と同
一機能のものについては説明を省略する。
【0053】[HDDレコーダ401(第1のAV機
器)]HDDレコーダ401は、実施例1のHDDレコ
ーダ101の構成(図2)に、更に未使用チャンネル検
出手段402が追加された構成となっている。未使用チ
ャンネル検出手段402は、アナログテレビ放送波伝送
路104上の未使用チャンネルの検出を行う。未使用チ
ャンネルの検出は、例えば、CH1とCH2の受信電波
の強度を測定し、測定値に基づいてどちらが未使用チャ
ンネルかを判別する方法等を用いる。未使用チャンネル
の検出タイミングは、常時、周期的又は制御機器(リモ
コン411)からのリクエスト毎、の何れのタイミング
であっても良い。
【0054】第1の制御手段203は、未使用チャンネ
ル検出手段402に対して未使用チャンネルの問い合わ
せを行い、取得した未使用チャンネル情報を映像音声入
出力手段205に通知する。また、未使用チャンネル情
報を基に制御情報を生成し、第1の通信手段202を介
してリモコン411に送信する。映像音声入出力手段2
05は、記録再生手段204が読み出した映像音声信号
をアナログテレビ放送波伝送路104上の該未使用チャ
ンネルに出力する。
【0055】リモコン411(制御機器)は、実施例1
のリモコン102と内部構成については同一である。そ
の動作機能(後述する)に違いがある。テレビ受像器1
02(第2のAV機器)は、実施例1と同一構成及び同
一機能である。
【0056】以上のように構成された実施例2のAVシ
ステムについて、「再生」時を例にしてその制御機器及
び各AV機器の動作の説明をする。図5は、実施例2に
おける再生動作のフローチャートである。[リモコン4
11]ステップS501〜S503、S510〜S51
2は、リモコン411により実行される。ステップS5
01では、ユーザによる再生命令の検出がされたかどう
かの判別を行う。再生命令が検出された場合は、ステッ
プS502に移行し、検出されなかった場合は本処理を
抜ける。
【0057】ステップS502では、第1のAV機器制
御命令送信手段212が、ユーザ入力手段213より通
知された再生情報(再生するコンテンツの情報等)を基
に再生コマンドを生成する。この時、実施例1と異なり
再生コマンドにチャンネルの情報を付加しない。再生コ
マンドは、未使用チャンネル情報の要求指令を含む。再
生コマンドが再生指令と未使用チャンネル情報の要求指
令とを兼ねたコマンドであっても良く、再生コマンドが
再生指令と未使用チャンネル情報の要求指令とを含んで
いても(2つの指令は別個の指令)良い。ステップS5
03では、生成した再生コマンドを第3の通信手段21
1を介してHDDレコーダ401に送信する。
【0058】[HDDレコーダ401]ステップS50
4〜S509は、HDDレコーダ401により実行され
る。ステップS504では、第1の通信手段202がリ
モコン411からの再生コマンドを受信し、第1の制御
手段203に渡す。ステップS505では、第1の制御
手段203からの指示に基づき記録再生手段204が、
記憶手段201に記録されている指定されたコンテンツ
を読み出し、映像音声入出力手段205に出力する。ス
テップS506では、第1の制御手段203が未使用チ
ャンネル検出手段402に未使用チャンネルの問い合わ
せを行う。未使用チャンネル検出手段402は、未使用
チャンネルの情報を第1の制御手段203に送る。
【0059】ステップS507では、映像音声入出力手
段205が、記録再生手段204が読み出したコンテン
ツ(映像音声信号)をアナログテレビ放送波伝送路10
4上の未使用チャンネル(第1の制御手段203から通
知される)に出力する。ステップS508では、第1の
制御手段203は、未使用チャンネル検出手段402が
検出した未使用チャンネルの情報を基に制御情報を生成
する。ステップS509では、第1の制御手段203
は、生成した制御情報を第1の通信手段202を介して
リモコン411に送信する。
【0060】[リモコン411]ステップS510で
は、第3の通信手段211がHDDレコーダ401から
の制御情報を受信し、第2のAV機器制御命令送信手段
214に通知する。ステップS511では、第2のAV
機器制御命令送信手段214が、制御情報に含まれるチ
ャンネル情報を基にチャンネル変更コマンドを生成す
る。ステップS512では、テレビ受像器102(第2
のAV機器)に、生成したチャンネル変更コマンドを送
信する。
【0061】[テレビ受像器102]ステップS513
〜S515は、テレビ受像器102により実行される。
ステップS513では、第2の通信手段221が、チャ
ンネル変更コマンドを受信する。ステップS514で
は、受信したチャンネル変更コマンドを解析し、解析結
果に基づき、アナログテレビ放送波伝送路104上の指
定チャンネルからコンテンツを取り込む。ステップS5
15では、取り込んだコンテンツをスピーカ、ディスプ
レイ等により音声又は映像出力する。
【0062】以上のように、実施例2のAVシステム及
びその制御機器の制御方法においては、ユーザは、リモ
コン411をテレビ受像器102に向けて、「再生」ボ
タンを押下するだけで、HDDレコーダ401から出力
される映像及び音声をテレビ受像器102で視聴するこ
とができる。HDDレコーダ401が、アナログテレビ
放送波伝送路104上の未使用チャンネルを自動的に検
出するので、複数台のテレビ受像器が接続している場合
にもユーザは、リモコン411を音声及び映像を出力さ
せたいテレビ受像器に向けて操作するだけで良い。例え
ば、図6に示すように、図1の構成にテレビ受像器60
1がアナログテレビ放送波伝送路104を介して新たに
追加接続した場合でも、容易に対応可能である。すなわ
ち、テレビ受像器102でHDDレコーダ401から出
力されるコンテンツを出力したい場合には、ユーザはリ
モコン411の赤外線発光部をテレビ受像器102の赤
外線受光部に向けて操作するだけで良く、また、テレビ
受像器601でHDDレコーダ401から出力されるコ
ンテンツを出力したい場合には、ユーザはリモコン41
1の赤外線発光部をテレビ受像器601の赤外線受光部
に向けて操作するだけでよい。
【0063】また、HDDレコーダ401のコンテンツ
を流す通信路として、未使用チャンネルを利用している
ため、テレビ受像器102とテレビ受像器601で同一
のチャンネルを選択すると、テレビ受像器102とテレ
ビ受像器601で同一コンテンツを同時に視聴可能であ
る。さらに、テレビ受像器102とテレビ受像器601
が別々のチャンネルを用いることで、テレビ受像器10
2とテレビ受像器601で、別々のコンテンツを同時に
視聴することも可能である。
【0064】尚、本実施例では、制御機器として押下可
能なボタンを備えたリモコンを例に説明したが、本発明
はこれに限定されるものではなく、例えば、音声入力
や、マウス、キーボードによる入力や、タッチパネルに
よる入力等でも有効である。
【0065】また、制御機器(リモコン411)の操作
の種類として、録画、再生、停止、早送り、巻き戻し、
音量調節、チャンネルの変更等を例に挙げて説明した
が、本発明はこれに限定されるものではなく、当然、例
に挙げた以外の操作に対しても有効である。
【0066】また、チャンネルとして、アナログテレビ
放送波のチャンネルを用いて説明を行なったが、本発明
はこれに限定されるものではなく、デジタル放送のチャ
ンネル等、アナログテレビ放送波のチャンネルの概念と
同様のものであれば、いかなるものであっても構わな
い。
【0067】また、HDDレコーダに記録された映像と
音声を再生し、テレビ受像器で出力する場合について説
明したが、例えば、HDDレコーダ内のメニューの表示
や、コンテンツリストの表示、早送り、スロー再生な
ど、HDDレコーダを操作してHDDレコーダから出力
される映像や音声をテレビ受像器で出力させる操作であ
れば同様に適用可能である。
【0068】また、本実施例では、AV機器としてテレ
ビ受像器とHDDレコーダを用いて説明したが、本発明
はこれに限定されるものではない。すなわち、例えば、
パソコン、ディスプレイ、DVHSビデオや、VHSビ
デオ、DVDプレーヤ等のように互いに接続可能で、A
V情報を扱うAV機器であれば、いかなるAV機器であ
っても、また、それらのいかなる組合せであっても、そ
れらの機能を備えた1台のAV機器であっても構わな
い。
【0069】また、本実施例では、AV機器間の伝送路
として、無線伝送路、赤外線伝送路、アナログテレビ放
送波伝送路を用いて説明したが、本発明はこれらの組合
せに限定されるものではなく、通信可能な伝送路であれ
ば、いかなる通信路でもよい。また、これらの伝送路の
全て又は一部が同じ伝送路であっても良い。
【0070】《実施例3》図7及び図8を用いて、実施
例3のAVシステム及びその制御機器の制御方法につい
て説明する。実施例3のAVシステムの特徴は、制御機
器が、制御対象となるAV機器の指定機能を有すること
にある。図7は、実施例3のAVシステムにおいて制御
機器及び各AV機器の内部構成を示すブロック図であ
る。尚、実施例1(図2)又は実施例2(図4)と同一
のものは同一符号を付している。図7で、リモコン70
1は、実施例2のリモコン411の構成に、更にAV機
器指定手段702が追加されている構成となっている。
【0071】AV機器指定手段702は、当該AVシス
テムに接続しているAV機器に関する情報(送信先情報
等)を保持している。ユーザは、制御命令(例えば、再
生)を行う前に制御対象となるAV機器の指定をユーザ
入力手段213を介して行う。ユーザによる再生命令が
入力されると、AV機器指定手段702は、ユーザによ
り指定されたAV機器の送信先情報を取り出し、第1の
AV機器制御命令送信手段212に通知する。第1のA
V機器制御命令送信手段212は、生成した再生コマン
ドをAV機器指定手段702から通知された通知先(A
V機器)に、第3の通信手段211を介して送信する。
以降の動作については、実施例1及び実施例2と同様で
ある。
【0072】リモコン701での操作対象のHDDレコ
ーダ切替えについては、ボタンを押下する毎に操作対象
のHDDレコーダが順次切り替わる方式でも良いし、予
め各HDDレコーダが割り当てられた複数のボタンがリ
モコン701上に配置されていても良い。
【0073】図8は、実施例3のAVシステムの適用例
を示す概略図である。図8に示すAVシステムは、1台
のテレビ受像器と2台のHDDレコーダで構成されてい
る。例えば、ユーザがHDDレコーダ401に記録され
ているコンテンツの再生を行わせる場合には、先ず、再
生対象とするHDDレコーダ401の選択をリモコン7
01上の操作ボタン等を用いて行う。次に、ユーザはリ
モコン701をテレビ受像器102に向け、再生ボタン
を押下するだけで良い。
【0074】以上のように、実施例3のAVシステム及
びその制御機器の制御方法においては、制御機器(リモ
コン701)にAV機器指定手段702を設けることに
より、複数台の映像音声記録再生機器(VTR、HDD
レコーダ等)が接続している場合も、ユーザは、操作し
たい映像音声記録再生機器を制御機器を用いて指定する
ことができる。その後の操作は、実施例1及び実施例2
と同様に、リモコン701をテレビ受像器に向けて、操
作の内容に応じたボタンを押下するだけで良い。
【0075】尚、本実施例では、制御機器として押下可
能なボタンを備えたリモコンを例に説明したが、本発明
はこれに限定されるものではなく、例えば、音声入力
や、マウス、キーボードによる入力や、タッチパネルに
よる入力等でも有効である。
【0076】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば複数台の
映像音声記録再生機器と複数台の映像及び音声の表示機
器からなるAVシステムにおいて、複数台の映像及び音
声の表示機器上で同時に異なるコンテンツを出力するこ
とができる。また、「再生」動作のような映像音声記録
再生機器と映像及び音声の表示機器の連携動作の操作を
ワンタッチで行なえるため、ユーザの操作を簡単にする
ことができ、ユーザの負担を軽減することができる。ま
た、映像音声記録再生機器や映像及び音声の表示機器を
増設した場合にも簡単に対応できる。また、伝送路とし
て未使用チャンネルを動的に選択しているため, 効率良
くチャンネルを利用できる。
【0077】更に、本発明は、映像及び音声の表示機器
として既存のテレビ受像器をそのまま用いて実現可能で
あるという利点もある。例えば、図9のように家庭内に
おける分配器のかわりに本発明のHDDレコーダを設置
することで、家庭内のテレビ受像器をそのまま利用し
て、本発明のAVシステムの実現が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1におけるAVシステムの構成
を示す概略図である。
【図2】本発明の実施例1におけるAVシステムの各A
V機器及び制御機器の内部構成を示すブロック図であ
る。
【図3】本発明の実施例1における再生動作を示すフロ
ーチャートである。
【図4】本発明の実施例2におけるAVシステムの各A
V機器及び制御機器の内部構成を示すブロック図であ
る。
【図5】本発明の実施例2における再生動作を示すフロ
ーチャートである。
【図6】本発明の実施例2におけるAVシステムの適用
例を示す概略図である。
【図7】本発明の実施例3におけるAVシステムの各A
V機器及び制御機器の内部構成を示すブロック図であ
る。
【図8】本発明の実施例3におけるAVシステムの適用
例を示す概略図である。
【図9】本発明のAVシステムの適用例を示す概略図で
ある。
【符号の説明】
101、401、801 HDDレコーダ 102、601 テレビ受像器 103、411、701 リモコン 104 アナログテレビ放送波伝送路 105 無線伝送路 106 赤外線伝送路 201 記憶手段 202 第1の通信手段 203 第1の制御手段 204 記録再生手段 205 映像音声入出力手段 211 第3の通信手段 212 第1のAV機器制御命令送信手段 213 ユーザ入力手段 214 第2のAV機器制御命令送信手段 215 第4の通信手段 221 第2の通信手段 222 第2の制御手段 223 映像音声出力手段 224 映像音声入力手段 402 未使用チャンネル検出手段 702 AV機器指定手段 901 アンテナ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 武知 秀明 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 山本 睦子 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5C053 FA23 LA06 LA15 5C056 AA01 AA05 BA01 BA08 CA06 DA06 DA08 DA11 EA02 EA06 EA12 5K048 AA04 AA13 BA03 DA02 DB01 DB04 DC01 HA01 HA02

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像信号又は音声信号の記録再生機能を
    有する第1のAV機器と、 映像を表示し且つ音声を出力する映像音声出力手段を有
    する第2のAV機器と、 前記第1のAV機器と制御信号の送受信を行い且つ第2
    のAV機器に対して少なくとも制御信号の送信を行う制
    御機器と、 前記第1のAV機器と前記第2のAV機器とを接続する
    AV伝送路と、 前記制御機器と前記第1のAV機器とを接続する第1の
    制御情報伝送路と、 前記制御機器と前記第2のAV機器とを接続する第2の
    制御情報伝送路と、 を有することを特徴とするAVシステム。
  2. 【請求項2】 前記第1のAV機器は、映像信号又は音
    声信号を記憶する記憶手段と、 前記記憶手段へ映像信号又は音声信号を記録し且つ前記
    記憶手段に記憶されている映像信号又は音声信号を再生
    する映像音声記録再生手段と、 前記AV伝送路上の映像信号又は音声信号を取り込み、
    前記映像音声記録再生手段に出力し且つ前記映像音声記
    録再生手段が再生した映像信号又は音声信号を前記AV
    伝送路上に出力する映像音声入出力手段と、 前記第1の制御情報伝送路を介して前記制御機器と通信
    する第1の通信手段と、 前記第1の通信手段が受信した前記制御機器からの制御
    命令に従って前記映像音声記録再生手段を制御する第1
    の制御手段と、 を有することを特徴とする請求項1に記載のAVシステ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記第2のAV機器は、前記AV伝送路
    上の映像信号又は音声信号を取り込む映像音声入力手段
    と、 前記第2の制御情報伝送路を介して前記制御機器と通信
    する第2の通信手段と、 前記第2の通信手段が受信した前記制御機器からの制御
    命令に従って前記映像音声出力手段を制御する第2の制
    御手段と、 を有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載
    のAVシステム。
  4. 【請求項4】 前記制御機器は、前記第1の制御情報伝
    送路を介して前記第1のAV機器と通信する第3の通信
    手段と、 前記第2の制御情報伝送路を介して前記第2のAV機器
    と通信する第4の通信手段と、 前記第1のAV機器に対する制御命令を生成し前記第3
    の通信手段に送信させる第1のAV機器制御命令送信手
    段と、 前記第2のAV機器に対する制御命令を生成し前記第4
    の通信手段に送信させる第2のAV機器制御命令送信手
    段と、 ユーザからの操作命令を入力するための入力手段と、 を有することを特徴とする請求項1から請求項3の何れ
    かの請求項に記載のAVシステム。
  5. 【請求項5】 前記第1のAV機器に対する制御命令
    は、映像音声記録再生手段による映像信号又は音声信号
    の再生命令及び再生した映像信号又は音声信号を映像音
    声入出力手段が出力するAV伝送路上のチャンネルの情
    報を含む、 ことを特徴とする請求項4に記載のAVシステム。
  6. 【請求項6】 前記第2のAV機器に対する制御命令
    は、映像音声入力手段が映像信号又は音声信号を取り込
    むAV伝送路上のチャンネルの情報及び該チャンネルへ
    の切り替え命令を含む、 ことを特徴とする請求項4に記載のAVシステム。
  7. 【請求項7】 前記第1のAV機器は、更に、前記AV
    伝送路上の未使用チャンネルを検出する未使用チャンネ
    ル検出手段を有し、 前記第1の制御手段は、未使用チャンネルの情報を含む
    前記制御機器に対する制御情報を生成し、その制御情報
    を前記第1の通信手段に送信させ、 前記第1の通信手段が前記制御機器からの制御命令を受
    信した場合に、前記映像音声入出力手段は、前記映像音
    声記録再生手段が再生した映像信号又は音声信号を前記
    未使用チャンネル検出手段が検出した前記AV伝送路上
    の未使用チャネルに出力する、 ことを特徴とする請求項2に記載のAVシステム。
  8. 【請求項8】 前記第1のAV機器に対する前記制御機
    器からの制御命令は、未使用チャンネルの検出命令並び
    に前記映像音声記録再生手段による映像信号若しくは音
    声信号の再生命令を含む、 ことを特徴とする請求項7に記載のAVシステム。
  9. 【請求項9】 前記制御機器は、更に、ユーザが前記入
    力手段に入力した操作命令に基づいて、前記AV伝送路
    に接続しているAV機器の指定を行うAV機器指定手段
    を有し、 前記第1のAV機器制御命令送信手段は、前記AV機器
    指定手段により指定されたAV機器に対する制御命令を
    生成し前記第3の通信手段に送信させる、ことを特徴と
    する請求項4に記載のAVシステム。
  10. 【請求項10】 前記第1の制御情報伝送路を介する通
    信が無線通信であり、前記第2の制御情報伝送路を介す
    る通信が赤外線通信である、 ことを特徴とする請求項1から請求項9の何れかの請求
    項に記載のAVシステム。
  11. 【請求項11】 前記制御機器は、前記第1の制御情報
    伝送路を介して複数の前記第1のAV機器と接続が可能
    である、 ことを特徴とする請求項1から請求項10の何れかの請
    求項に記載のAVシステム。
  12. 【請求項12】 前記制御機器は、前記第2の制御情報
    伝送路を介して複数の前記第2のAV機器と接続が可能
    である、 ことを特徴とする請求項1から請求項11の何れかの請
    求項に記載のAVシステム。
  13. 【請求項13】 ユーザによる再生命令を受け付けるユ
    ーザ命令入力ステップと、 前記ユーザによる再生命令に基づき、予め決められたA
    V伝送路上のチャンネルの情報及び再生命令を含む制御
    命令を生成し、第1のAV機器に送信する第1のAV機
    器制御命令送信ステップと、 前記ユーザによる再生命令に基づき、予め決められたA
    V伝送路上のチャンネルの情報及び該チャンネルへの切
    り替え命令を含む制御命令を生成し、第2のAV機器に
    送信する第2のAV機器制御命令送信ステップと、 を有することを特徴とする制御機器の制御方法。
  14. 【請求項14】 ユーザによる再生命令を受け付けるユ
    ーザ命令入力ステップと、 前記ユーザによる再生命令に基づき、未使用チャンネル
    の検出命令及び再生命令を含む制御命令を生成し、第1
    のAV機器に送信する第1のAV機器制御命令送信ステ
    ップと、 第1のAV機器から未使用チャンネルの情報を含む制御
    情報を受信する制御情報受信ステップと、 前記未使用チャンネルの情報及び該チャンネルへの切り
    替え命令を含む制御命令を生成し、第2のAV機器に送
    信する第2のAV機器制御命令送信ステップと、 を有
    することを特徴とする制御機器の制御方法。
  15. 【請求項15】 更に、第1のAV機器の指定を行うA
    V機器指定ステップを有する、 ことを特徴とする請求項13又は請求項14に記載の制
    御機器の制御方法。
  16. 【請求項16】 前記第1のAV機器制御命令送信ステ
    ップにおいて制御命令を無線通信で送信し、前記第2の
    AV機器制御命令送信ステップにおいて制御命令を赤外
    線通信で送信する、 ことを特徴とする請求項13から請求項15の何れかの
    請求項に記載の制御機器の制御方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7450148B2 (en) 2003-08-07 2008-11-11 Samsung Electronics Co., Ltd. A/V system available for integrated control and method of controlling the same
US8704698B2 (en) 2007-10-18 2014-04-22 Samsung Electronics Co., Ltd. Universal remote control apparatus, system for controlling universal remote control, and method for the same based on batch instruction

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