JP2003319449A - 無線通信システム及びそれを構成する基地局と端末局 - Google Patents

無線通信システム及びそれを構成する基地局と端末局

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JP2003319449A JP2002124614A JP2002124614A JP2003319449A JP 2003319449 A JP2003319449 A JP 2003319449A JP 2002124614 A JP2002124614 A JP 2002124614A JP 2002124614 A JP2002124614 A JP 2002124614A JP 2003319449 A JP2003319449 A JP 2003319449A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自己の無線通信システムが使用する周波数チ
ャネルを容易に認知し、時間領域及び複数の周波数チャ
ネルを効率的に使用する。 【解決手段】 基地局10と端末局11、12、13と
を含み、複数の周波数チャネルを用いて通信可能な無線
通信システムであって、基地局10が、自己の使用する
周波数チャネル数に関する第1の情報を端末局11,1
2、13に送る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は無線通信システム及
び無線通信システムを構成するのに適した基地局と端末
局とに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、5GHz帯を使用し免許が不要な
小電力無線通信システムが提案・規格化され、実際にI
EEE802.11aやARIB(電波産業会)のHi
−SWAN規格等を使用した無線通信システムが開発さ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、既に小
電力無線通信システムに許可されている5.15GHz
〜5.25GHz帯においては、周波数帯域20MHz
(占有信号周波数帯域は18MHz)のチャネルが4チ
ャネルのみしかなく、無線通信端末或いは通信システム
が同一エリア内に多数存在するようになると、電波干渉
によりスループットが低下する可能性もある。また、上
記の無線通信システムは、1チャネルのみを使用して通
信を行うことを想定しているシステムである。
【0004】最近、さらに高周波帯の周波数を開放する
動きがあり、25GHz帯や27GHz帯の準ミリ波帯
を使用した小電力無線通信システムが電波法上で許可さ
れ、規格化が進められている。従来、他の用途に限定さ
れていた周波数帯を、電力による制限を課すことにより
開放するものである。
【0005】総務省により2002年2月28日に更新
された周波数割当計画によれば、例えば、駅や喫茶店等
のホットスポットでの屋外インターネットアクセスを想
定したパーソナルエリアのシステムは、24.77GH
zから25.23GH(上下20MHzのガードバンド
は除く)までの460MHzの周波数帯域を使用し、周
波数間隔20MHz(1チャネル当たりの占有信号周波
数帯が18MHz)で23の無線チャネルが配置可能で
あり、連続した3チャネルまでの同時送信が可能となっ
ている。さらに、27.02GHzから27.46GH
z(上下20MHzガードバンドは除く)を使用し、家
庭内や工場内での無線LANや無線ホームリンクを想定
したコミュニティエリアでは、周波数20MHz間隔で
22の無線チャネルが配置可能であり、連続した6チャ
ネルまでの同時送信が可能である。
【0006】複数の周波数チャネルを使用した通信シス
テムに関しては、特開平10−154969号公報に関
連する記載がある。上記公報に記載の通信システムは、
無線電話システム等の比較的狭帯域の通信システムにお
いて、伝送帯域内に複数の伝送チャネルを設定して、伝
送容量の変化に対応できるようにしたものである。
【0007】しかしながら、前記通信システムでは、通
信に使用する伝送チャネルが予め決められており、自己
の通信チャネルが流動的な無線通信システムにおいて複
数の周波数チャネルを利用して通信する技術に関連する
記載はない。すなわち、複数の周波数チャネルを同時に
使用可能であり、動画像のリアルタイム伝送等が可能な
高速・大容量(1チャネル、1秒当たりの伝送速度は5
4メガビット以上)の無線通信システムに関する技術は
知られていない。
【0008】本発明は、無線通信システムにおいて、複
数の周波数チャネルを同時に利用するための技術を提供
することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の一観点によれ
ば、基地局と端末局とを含み、複数の周波数チャネルを
用いて通信可能な無線通信システムであって、前記基地
局が、自己の使用する周波数チャネル数に関する第1の
情報を前記端末局に送ることを特徴とする無線通信シス
テムが提供される。
【0010】上記無線通信システムによれば、前記端末
局は、前記基地局との通信に用いることができる周波数
チャネル数を知ることが出来る。
【0011】第1の情報は、周波数チャネル数だけでは
なく、周波数チャネルの番号であっても良いし、具体的
に使用する周波数帯域に関する情報であっても良いが、
少なくとも、自己の使用する周波数チャネルの数に関す
る情報を含む。以下、「周波数チャネル数」との用語に
関しては同様の意味で用いる。
【0012】尚、前記第1の情報を基地局がフレーム毎
に送信する制御情報内に含めるのが好ましく、さらに好
ましくはプリアンブル信号に含める。
【0013】前記端末局が、前記第1の情報に基づいて
自己が使用を要求する周波数チャネルと送受信時間領域
とに関する要求信号を前記基地局に送信し、前記基地局
が、前記要求信号に基づいて前記基地局と前記端末局と
の間の通信に用いる送受信時間領域と周波数チャネルと
の割当てに関する調整を行うのが好ましい。
【0014】上記無線通信システムにおいては、前記基
地局が、自己の使用する周波数チャネル数と前記端末局
が使用を要求する周波数チャネルと送受信時間領域とに
基づいて、実際に通信を行う送受信時間領域と周波数チ
ャネルとの割当てるため、両者の通信タイミングと周波
数チャネルとを一致させることができる。
【0015】前記調整は、前記複数の周波数チャネル中
から選択される少なくとも2以上の周波数チャネルにお
いて同時に通信できるように前記基地局と前記端末局と
の間の送受信時間領域と周波数チャネルとを割り当てる
調整であるのが好ましい。
【0016】上記無線通信システムによれば、前記基地
局と前記端末局との間において、2以上の周波数チャネ
ルを用いて同時に通信することができる。従って、容量
の大きいデータを高速で伝送することができる。
【0017】さらに、基地局は、前記調整が行われた後
の送受信時間領域と周波数チャネルとに関する第2の情
報を送信するのが好ましい。
【0018】第2の情報を受信した端末局は、調整後の
送受信時間領域と周波数チャネルとに基づいて、実際に
データ通信を行う時間領域と周波数チャネルを知ること
ができる。
【0019】本発明の他の観点によれば、前記基地局又
は前記端末局のそれぞれが、上記特徴的な構成を具備す
ることで、複数周波数チャネルを用いて通信を行うこと
ができる。特に、周波数チャネルと時間領域を調整して
割り当てることで、円滑な通信を行うことができ、複数
周波数チャネルを用いることにより、大容量のデータを
高速に送受信することが可能となる。
【0020】また、自己に割り当てられた送信時間領域
以外の時間領域において自己の送信手段への電源供給を
停止又は低減することができるとともに、自己に割り当
てられた受信時間領域以外の時間領域において自己の受
信手段への電源供給を停止又は低減することができる供
給電力調整手段を有することにより、基地局や端末局の
省電力化が可能となる。また、送受信すべきデータ容量
に基づき、使用する周波数チャネル数の増減と割当て時
間領域の増減を行えば、用途に応じて消費電力を制御で
きるため、結果的に基地局及び端末局の省電力化が可能
となる。
【0021】さらに、周波数チャネル数は3以上である
場合に、1チャネル用のフィルタあるいは復調器と2チ
ャネル用のフィルタあるいは復調器とのいずれか一方又
は両方を用いて1チャネルから3チャネルまでのフィル
タあるいは復調器を構成することにより、使用するフィ
ルタ数あるいは復調器数が少なくて済み、回路規模を小
さくすることができる。
【0022】また、各周波数チャネルにおける電力を検
出する電力検出手段と、該当する周波数チャネルが通信
に使用されているか否かを判断する基準となる電力しき
い値を記憶する記憶手段と、前記電力検出手段により検
出された電力と前記電力しきい値とを比較する電力比較
手段とを備えることで、1種類のプリアンブルパターン
のみから周波数チャネル数を簡単に検知することが出来
る。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する前に、発明者が行った考察について説明す
る。
【0024】発明者は、自己の通信チャネルが流動的で
あり複数の周波数チャネルを利用して同時に通信するこ
とが可能な無線通信システムにおいて電波を効率的に利
用するためには、無線通信システムを構成する基地局が
通信データの伝送容量と周波数チャネルの空き状況を把
握するとともに、端末局に対してもその状況を通知し、
データ送受信のための時間領域と周波数チャネルとを的
確に調整することが重要であると考えた。特に、基地局
が利用できる周波数チャネルが、多チャネル、例えば2
0チャネル以上である場合に、端末局が、自己の無線通
信システムが使用する周波数チャネルを探索し、送受信
に同時に使用されている周波数チャネル番号を効率的か
つ迅速に認知することが重要であると考えられる。基地
局と端末局とを含み複数の周波数チャネルを利用して同
時に通信することが可能な無線通信システムにおいて、
例えば、基地局が自己(基地局)の通信に利用可能な周
波数チャネル数に関する情報を含む第1の情報を例えば
第1端末局に対して送信する。第1の情報は、周波数チ
ャネル数のみではなく、周波数チャネル番号又は周波数
帯域に関する情報でも良いが、少なくとも周波数チャネ
ル数に関する情報を含む必要がある。第1の情報は、基
地局がフレームごとに送信する制御情報に含めて送信す
ることができる。
【0025】第1端末局では、この第1の情報を受信す
ることにより、自己の通信システムが利用できる周波数
チャネル数を知ることができる。第1の情報を受けて、
第1端末局が通信に用いる周波数チャネル番号又は周波
数帯域と送受信時間とに関する要求を含む送受信要求情
報を基地局に向けて送信する。
【0026】基地局は第1端末局からの送受信要求情報
を受けて、基地局と第1の端末局とその他の端末局とを
含めた端末局が使用要求を行っている周波数チャネル番
号と送受信要求時間とを解析し、それぞれの端末局との
通信に使用する周波数チャネル番号と送受信時間領域と
をスケジューリング(調整)する。
【0027】基地局は、例えば次にフレームにおいて、
送受信に使用する周波数チャネル番号や送受信タイミン
グに関する第2の情報を送信する。各端末局は、第2の
情報を受信し、調整された周波数チャネル番号と送受信
時間領域(タイミング)を検知することにより、実際の
通信をスムーズに行うことができる。
【0028】以下、上記考察に基づき、本発明の一実施
の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
【0029】図1は、本発明の一実施の形態による無線
通信システムの構成例を示した図である。本発明の一実
施の形態による無線通信システム1は、1つの基地局1
0と、少なくとも1以上の端末局、例えば、第1の端末
局11、第2の端末局12及び第3の端末局13の3つ
の端末局とから構成され、例えばTDMA(時分割多元
接続)方式を用いた集中制御方式の無線通信システムで
ある。この無線通信システムにおいては、基地局10
が、前記端末局11、12及び13の送受信タイミング
や使用する周波数チャネルに関する制御を集中的に行
う。また、無線通信システム1は、例えば上述の24.
77GHzから25.23GHz帯の周波数を使用し、
周波数間隔20MHzで1から23までの23の無線チ
ャネルを使用し、連続する3チャネルまでの同時送信を
行う無線通信システムである。無線通信システム1を構
成する基地局10と第1の端末局11とは、最大3チャ
ネルを用いて送受信することが可能であり、第2の端末
局12は最大2チャネルを用いて送受信が可能であるの
に対して、第3の端末局13は1チャネルのみを用いて
送受信するシステムを例として説明する。上記の無線通
信システムの各端末局における送受信可能なチャネル数
は説明の便宜上の例示であり、全ての端末局が3チャネ
ル使用可能なシステムであっても良い。
【0030】図2は、本発明の一実施の形態による無線
通信システム1を構成する基地局又は端末局の構成例を
示す機能ブロック図である。
【0031】図2に示すように、基地局又は端末局は、
アンテナ21と、アンテナ共用器22と、RF/IF受
信器23と、A/D変換器24と、復調器25と、情報
検出器26と、バス制御部27と、変調器28と、D/
A変換器29と、RF/IF送信器30と、システム制
御部31とを有している。
【0032】尚、基地局10と端末局11,12,13
とのブロック構成は、図2に示す通りであり、両者は、
ほぼ同じ構成を有している。但し、前述した最大送受信
チャネル数の違いなどにより各機能ブロックの仕様が一
部異なる点と、基地局と端末局との送受信に関する機能
の違いにより、システム制御部31の一部の機能が異な
っている。尚、基地局と端末局との送受信に関する機能
の違いとは、主として、基地局10のみが周波数チャネ
ルの割当て機能と時間領域の割当て機能とこれらを報知
する機能とを具備している点による。
【0033】次に、基地局又は端末局の動作を図2に示
す機能ブロック図に基づいて説明する。送受信用アンテ
ナ21から入力した受信信号は、アンテナ共用器22で
受信側の経路が選択され、RF/IF受信器23により
前記受信信号の増幅と中間周波数(IF)帯への周波数
変換が行われる。中間周波数(例えば中心周波数20M
Hz)に変換された受信信号は、A/D変換器24によ
りアナログ形式からデジタル形式の信号に変換され、通
常は復調器25で受信信号が復調され、外部とのインタ
ーフェイス等の機能を有するバス制御部27を経由し
て、データ(Data)としてパソコン(PC)等の情
報処理装置に取り込まれる。
【0034】尚、フレーム同期や周波数チャネル等に関
する情報を含んだプリアンブル信号については、復調器
25を用いて復調を行わなくても、例えば、特開200
1−313623号公報に記載された方法により、情報
検出器26を用いることでプリアンブルの周期パターン
等からフレーム同期や自己のシステムが使用する周波数
チャネル番号の判別が可能である。
【0035】特開2001−313623号公報に記載
された方法は、自己の使用する周波数チャネル番号等に
関する情報をプリアンブル信号に付加する処理を行うも
のである。プリアンブル信号への付加処理は、プリアン
ブル信号の周期Twを、自己のシステムが使用する周波
数チャネル数により変更する処理に対応する。例えば、
自己の無線通信システムが使用する周波数チャネル数が
1であれば、プリアンブル信号の周期をTwに設定し、
周波数チャネル数が2であれば、周期をTw/2に設定
し、周波数チャネル数が3であれば周期をTw/4に設
定する。そして、プリアンブル信号の周期と、予め無線
局(端末局)が記憶しているプリアンブルパターンとが
一致するか否かに基づいて、プリアンブル信号を復調せ
ずに周波数チャネル数を検知することができる。もちろ
ん、プリアンブルパターンを復調せずに周波数チャネル
数を検知する方法の他に、例えばプリアンブル信号を復
調することにより周波数チャネル数や周波数チャネル番
号などを検知することも可能である。
【0036】PC等から出力されたデータ(Data)
は、バス制御部27を経由して、変調器28において、
制御情報の付加と無線通信に使用する送信信号の形式
(パケット形式等)への変換が行われる。次に、送信信
号はD/A変換器29により、デジタル形式からアナロ
グ形式の信号に変換され、RF/IF送信器30で、送
信信号の増幅と高周波(RF)信号への周波数変換が行
われ、アンテナ共用器22を経由して、送受信用アンテ
ナ21から空中線に信号が送信される。
【0037】システム制御部31は、基地局あるいは端
末局全体のシステムを制御する機能と各部への電源供給
の制御機能を有している。基地局では、周波数チャネル
番号の認識や時間割当て(タイムスケジューリング)等
の記憶と判断の機能をも有する。
【0038】図3は、本発明の無線通信システムにおけ
る通信データ構造の一例を示した図である。図3に示す
ように、本発明の一実施の形態による無線通信システム
における通信データ構造は、ある一定時間毎に区切られ
た多数のフレームからなる基本構成を有している。1つ
のフレーム41は、基地局が送受信に使用する周波数チ
ャネルや送受信タイミングを端末局に報知するための第
1の情報を含む制御情報送信領域42と、基地局から端
末局に向けてデータを送信するためのダウンリンク領域
43と、端末局から基地局に向けてデータを送信するた
めのアップリンク領域44とに分割されている。制御情
報送信領域42は、フレームの同期等の情報を得るため
のプリアンブル45と、フレーム内での送受信用の時間
領域と周波数チャネルの情報を含むデータペイロード
(46−1から46−N)とを含む。
【0039】次に図4から図7までを参照して、フレー
ム毎の時間領域と周波数チャネルとの割当てに関する処
理を説明する。適宜図1から3までをも参照する。図4
は、N番目のフレームにおける基地局10と、第1の端
末局11と、第2の端末局12との各周波数チャネルに
応じた時間領域の割当て例を示す図である。図4(A)
は、N番目のフレームの時間領域の割当て例であり、図
4(B)は、N番目のフレームにおける基地局10に関
する時間領域の利用例であり、図4(C)は、N番目の
フレームにおける第1の端末局11に関する時間領域の
利用例であり、図4(D)は、N番目のフレームにおけ
る第2の端末局12に関する時間領域の利用例である。
【0040】図5は、N番目のフレームの次のフレーム
である(N+1)番目のフレームにおける基地局10、
第1の端末局11及び第2の端末局12の各周波数チャ
ネルに応じた時間領域の使用方法の例について説明した
図である。図5(A)は、(N+1)番目のフレームの
時間領域での割当て例であり、図5(B)は、(N+
1)番目のフレームにおける基地局10に関する時間領
域の利用例であり、図5(C)は、(N+1)番目のフ
レームにおける第1の端末局11に関する時間領域の利
用例を示し、図5(D)は、(N+1)番目のフレーム
における第2の端末局12に関する時間領域の利用例を
示している。
【0041】尚、本実施の形態による無線通信システム
においては、第3の端末局13は、N番目のフレームと
(N+1)番目のフレームでは送受信を行わないことが
規定されているため、図4と図5において、第3の端末
局13の時間領域の利用例を示していない。
【0042】図6は、本実施の形態による無線通信シス
テムを構成する基地局の動作例を示すフローチャート図
であり、N番目のフレームのアップリンクフェイズ開始
から(N+1)番目のフレームのアップリンクフェイズ
終了までを示している。図7は、本発明の無線通信シス
テムを構成する端末局の動作例を示すフローチャート図
であり、N番目のフレームのアップリンクフェイズ開始
から(N+1)番目のフレームのアップリンクフェイズ
終了までを示している。
【0043】以下、図4から図7までを参照しつつ、本
発明の一実施の形態による無線通信システムの動作につ
いて説明する。適宜、図1から図3までをも参照する。
【0044】無線通信システム1を構成する基地局10
と第1及び第2の端末局11及び12とが、N番目以前
のフレームにおいて調整(ネゴシエーション)を行って
いない場合において、第1及び第2の端末局11及び1
2が通信を開始しようとする場合には、自己の無線通信
システム1が使用している周波数チャネル数を検知し、
周波数チャネル数と時間領域の割当てに関して基地局1
0と端末局11、12との間で調整(ネゴシエーショ
ン)を行う。無線通信システム1が使用する少なくとも
周波数チャネル数に関する情報は、基地局10が送信す
る第1の情報に含まれている。図4(B)に示す例で
は、第1の情報は、基地局が1フレーム毎に周期的に送
信する制御情報(周波数チャネル番号CH1において送
られる制御情報50−1、周波数チャネル番号CH2に
おいて送られる制御情報50−2、周波数チャネル番号
CH3において送られる制御情報50−3のいずれか)
を、端末局が対応する周波数チャネルCH1から3まで
のうちのいずれかの周波数チャネルで受信することによ
り端末局11、12に知らせることができる。
【0045】図4(C)に示すように、例えば第1の端
末局11は、第1の情報を含む制御情報Aを周波数チャ
ネルCH1、時間領域51−1において受信する。第2
の端末局12は、第1の情報を含む制御情報Aを、周波
数チャネルCH2、時間領域52−2において受信す
る。受信した制御情報A中の第1の情報に自己の無線通
信システム1が使用している周波数チャネル数に関する
情報が含まれているため、端末局11、12は、基地局
10が使用可能な周波数チャネル数を認知することがで
きる。
【0046】すなわち、使用する周波数チャネルの番号
は、制御情報A(第1の情報)を受信し、復調した時点
で判別できる。例えば、端末局11又は端末局12が使
用可能な最大チャネル数が第1の情報の中に記載されて
いる。これに、端末局11又は12のハード上の制限事
項を加味して、最終的に端末局11又は12が基地局1
0にデータ通信に使用する周波数チャネル(番号)を要
求する。
【0047】尚、制御情報A(第1の情報)を受信し
て、復調を行わずに情報検出器26でプリアンブルパタ
ーンを検出した時点で判別することも可能である。
【0048】次に、第1及び第2の端末局11及び12
のそれぞれは、基地局10に対して、周波数チャネルと
時間領域とに関する調整(ネゴシエーション)を行うた
めの要求信号A又はBをそれぞれ基地局10に対して送
信する。この信号を受信するにより、基地局10は、端
末局11及び12が要求するデータの送信時間領域とデ
ータの受信時間領域及び使用する周波数チャネル番号等
とを知ることが出来る。
【0049】尚、端末局11及び12が要求信号を送信
する際には、第1の端末局11及び第2の端末局12
は、キャリアセンスを行うことで要求信号を送信しよう
とする周波数チャネルが空いているか否かを確認する。
【0050】要求した周波数チャネルが空いていること
が確認されれば送信処理を行い、確認できない場合には
周波数チャネルを変えて再度キャリアセンスを行うか、
或いは、一定時間経過後に再びキャリアセンスを行う。
キャリアセンスを行った後に、N番目のフレーム(図4
参照)において、第1の端末局11は、制御情報Aを受
信した周波数チャネルと同じ第1の周波数チャネル(C
H1)を使用して、時間領域54を用いて要求信号Aを
基地局10に対して送信する。第2の端末局12も第2
の周波数チャネル(CH2)を使用して、キャリアセン
ス後に時間領域56を用いて要求信号Bを基地局10に
対して送信する(図7のステップSB21)。
【0051】基地局10は、第1の周波数チャネルCH
1において、時間領域53で要求信号Aを受信し、第2
の周波数チャネルCH2において、時間領域55で要求
信号Bを受信する(図6のステップSA11)。
【0052】次のステップSA12において、基地局1
0は、自己の端末局と他の端末局との要求時間領域及び
使用可能な周波数チャネルとに基づいて、自己の端末局
と他の端末局とのそれぞれがデータの送受信に用いる周
波数チャネルと送受信タイミング(時間領域)とが重な
らないように、それぞれの割当てを調整する。この際、
基地局10と端末局11又は12との間において、要求
される通信容量と、基地局10または端末局11,12
が同時に送受信可能なチャネル数、各局間の距離、送信
電力、送信速度等のシステムリソース(ハードウエア資
源)を判断材料として、例えばフレーム内で可能な限り
大きな通信容量が確保できるように調整するのが好まし
い。
【0053】尚、フレーム長は自己の無線通信システム
の通信容量に応じて調整しても良く、アップリンクフェ
イズとダウンリンクフェイズの長さに関しても、アップ
リンクとダウンリンクの通信容量の比に応じて適宜伸縮
させても良い。
【0054】次に、ステップSA13で、基地局10
は、第1及び第2の端末局11及び12の送受信タイミ
ングと使用する周波数チャネルとに関する第2の情報
を、N番目のフレームの次のフレームである(N+1)
番目のフレームで端末局に向けて送信する。第2の情報
は、例えば、(N+1)番目のフレーム内の制御情報B
(図5に示す時間領域70−1、70−2及び70−
3)に含めて送信するのが好ましい。
【0055】ステップSB22で、第1の端末局11は
時間領域71−1、71−2又は71−3のうちのいず
れか1つの周波数チャネルを選択して制御情報B内を受
信し、第2の端末局12は、時間領域72−2又は72
−3のいずれかの周波数チャネルを選択して制御情報B
を受信する。制御情報Bを受信することにより、端末局
は第2の情報の内容を知ることができる。
【0056】次のステップSB23では、第1の端末局
11と第2の端末局12は、受信した第2の情報から、
制御局10が調整した後のデータの送受信時間領域(送
受信タイミング)と周波数チャネルの割り当てとを検知
する。
【0057】次のステップSA14で、基地局10は端
末局に送信するデータがある場合は、ステップSA15
で送信時間領域(タイミング)の調整(スケジューリン
グ)に基づいて、送信する周波数チャネルの選択を行
い、決定された送信時間領域(タイミング)と周波数チ
ャネルとに基づいて、必要なデータ1、2及び4(図5
(B))の送信を行う(ステップSA16)。もし、送
信するデータが存在しない場合には、ステップSA17
の処理に進む。
【0058】一方、ステップSB24において、端末局
11と端末局12は、自己が受信するべきデータが存在
する場合には、ステップSB25でデータを受信する周
波数チャネルの選択を行い、決定された受信時間領域
(タイミング)と周波数チャネルとに基づいて、送られ
たデータ(第1端末局11ではデータ1、第2端末局1
2ではデータ2)の受信を行う(ステップSB26)。
もし、受信するデータが存在しない場合には、ステップ
SB27に進む。
【0059】前記ステップSA14からステップSA1
7までの動作と前記ステップSB24からステップSB
27までの動作を説明する。
【0060】基地局10は、時間領域73で第1のデー
タ信号を第1の周波数チャネル(CH1)から第3の周
波数チャネル(CH3)の3チャネルを使用して送信す
る。第1の端末局11は、時間領域74で第1の周波数
チャネルCH1から第3の周波数チャネルCH3までの
全てのチャネルで信号を受信し、全ての受信データを復
調することにより、第1のデータ信号を取り出す。
【0061】次いで、基地局10は、時間領域75で第
2のデータ信号を第2の周波数チャネルCH2と第3の
周波数チャネルCH3との2チャネルを使用して送信す
る。第2の端末局12は、時間領域76で第2の周波数
チャネルCH2と第3の周波数チャネルCH3の信号を
受信し、2チャネル分の受信データを復調することによ
り、第2のデータ信号を取り出す。
【0062】次のステップSA17で、基地局10は端
末局から受信するデータがある場合は、ステップSA1
8で受信タイミングの割当て(スケジューリング)に基
づいて、受信する周波数チャネルの選択を行い、決定さ
れた受信時間領域(タイミング)と周波数チャネルとに
基づいて、データ信号(次のフレームのための送受信要
求信号を含むこともある)の受信を行う(ステップSA
19)。もし、受信するデータが存在しない場合には、
ステップSA20の処理に進み、さらに通信を続ける場
合には、(N+2)番目のフレームのスケジューリング
を行うために、ステップSA12に戻る。
【0063】また、基地局10は、第1及び第2の端末
局11、12から、所定のタイミングで送信されたデー
タ信号の受信を行うとともに、端末局との間で行われた
Nフレームにおける調整(以前のネゴシエーション)の
結果、データ信号の受信に用いていない時間領域及び周
波数チャネル(時間領域83と時間領域82)におい
て、第1及び第2の端末局以外の他の端末局(例えば第
3の端末局13)からの送受信要求信号が送信されてい
ないかどうかを監視し、送受信要求信号がある場合に
は、次のフレームにおける時間領域と周波数チャネルの
調整(スケジューリング)に反映させる。
【0064】ステップSB27において、第1の端末局
11と第2の端末局12とは、自己が送信すべきデータ
がある場合には、ステップSB8でデータを送信する周
波数チャネルの選択を行い、決定された受信タイミング
と周波数チャネルとに基づいて、データ信号(次のフレ
ームのための送受信要求信号を含むこともある)の送信
を行う(ステップSB29)。もし、送信するデータが
存在しない場合には、ステップSB30に進む、さらに
通信を続ける場合には、(N+1)番目のフレームの次
のフレームである(N+2)番目のフレームにおいて、
例えば制御情報中に含められた第3の信号を受信するス
テップSB22に戻る。
【0065】ステップSA18からステップSA20ま
でと、ステップSB27からステップSB30までの動
作を、図5を参照して説明する。
【0066】第1の端末局11は、時間領域78におい
て、第3のデータ信号を第1の周波数チャネルから第3
の周波数チャネルの3チャネルを使用して送信する。基
地局10は、時間領域77において、第1の周波数チャ
ネルから第3の周波数チャネルまでの信号を受信し、3
チャネル全ての受信データを復調することにより、第3
のデータ信号を取り出す。
【0067】続いて、第2の端末局12は、時間領域8
0において、第4のデータ信号を第2の周波数チャネル
と第3の周波数チャネルとの2チャネルを使用して送信
する。基地局10は、時間領域79において、第2の周
波数チャネルと第3の周波数チャネルとの信号を受信
し、2チャネル分の受信データを復調することにより、
第2のデータ信号を取り出す。
【0068】以上のステップにより、複数の周波数チャ
ネルを使用可能な無線通信システムにおいて、基地局と
端末局との間の通信をスムーズに行うことができる。
【0069】さらに、基地局10と第1及び第2の端末
局11及び12とは、送受信のタイミングを第1又は第
2の情報等により知ることが出来るため、時間領域83
や時間領域82のように送信又は受信のいずれにも用い
られない時間領域において、電源の供給を停止あるいは
供給電力を低減させることができる。
【0070】すなわち、送信を行っていない時間領域8
3,82では、送信部(変調器28,D/A変換器2
9,RF/IF送信器30)への電源供給を停止あるい
はスタンバイ状態にして電源供給を減少できる。また、
受信を行っていない時間領域では、受信部(RF/IF
受信器23,A/D変換器24,復調器25)の電源供
給を停止あるいはスタンバイ状態にして電源供給を減少
できる。さらに、送受信を両方行わない場合には、前記
送信部と受信部に加えて、アンテナ共用器22とバス制
御部27への電源供給を停止あるいは減少できる。
【0071】次に、本発明の一実施の形態による無線通
信システムの変形例について説明する。
【0072】まず、第1変形例による無線通信システム
について、図8を参照して説明する。図8に示すよう
に、第1変形例による無線通信システムは、フレーム
長、ダウンリンクフェイズ又はアップリンクフェイズの
少なくともいずれかの時間領域の長さを調節できる時間
領域調整機能を有している。
【0073】図8(A)は、時間領域調整機能により調
整していない場合のフレーム構成を示す図であり、図8
(B)は時間領域調整機能を用いて時間領域を調整した
場合のフレーム構成を示している。
【0074】図8(A)に示すように、データの送受信
などに利用されていない時間領域83と時間領域82と
が1フレーム内に存在する。これらの時間領域83及び
82の少なくともいずれか一方をフレームから削除した
後のフレーム構成が図8(B)に示されている。図8
(B)に示すように、ダウンリンクフェイズの長さとフ
レーム長とが短縮されている。
【0075】フレーム長を短縮することにより、伝送ロ
スや同期誤差が減少するため、データの誤り率が低下す
る利点がある。また、データの伝送速度を実質的に短縮
することができるという利点を有する。
【0076】次に、本発明の一実施の形態による無線通
信システムのように周波数帯域が異なる複数の周波数チ
ャネルを利用してデータの送受信を行うことができる無
線通信システムにおいて、データを復調する多チャネル
復調技術について、図9及び図10を参照して詳細に説
明する。図9及び図10においては、3チャネルを利用
して無線通信を行う場合のデータ復調技術を例として説
明する。図9に示す復調技術は、3つの周波数フィルタ
で受信信号を周波数チャンネル毎に分離し、それぞれの
周波数チャンネルCH1からCH3をそれぞれ別々に復
調した後に、個々の復調信号を合成する技術である。基
地局または端末局は、中心周波数f1と中心周波数f2と
中心周波数f3の3チャネル分の周波数帯域を使用する
RF(高周波)信号101を受信する。これらの変調信
号は、ミキサ111にローカル信号を入力することによ
り中間(IF)周波数帯のIF信号にダウンコンバート
され、その後、このIF信号は3つに分配される。分配
されたIF信号は、それぞれ1チャネル分の通過帯域を
有するフィルタ(バンドパスフィルタ)により隣接信号
が除去され、IF信号103−1(CH1の信号)、I
F信号103−2(CH2の信号)、IF信号103−
3(CH3の信号)として出力される。IF信号103
−1から103−3までは、復調器112−1から11
2−3までにより、個々にデジタルデータ信号105−
1から105−3として復調される。これらの復調デー
タ105−1から105−3までをデータ合成器113
により合成することにより、受信信号の復調ができる。
【0077】図10に示す多チャネル復調技術は、周波
数フィルタあるいは復調器の数を削減することができる
技術である。例えば、図10(A)に示すように、ダウ
ンコンバータ111(図9)の後に1チャネル用のフィ
ルタ131と2チャネル用のフィルタ133とを分岐さ
せて設けておく。
【0078】1CHのみを復調する場合には、図10
(B)に示すように1CH用のフィルタ131を用い
る。図10(C)に示すように、2CHを復調する場合
には、2CH用のフィルタ133を用いる。図10
(D)に示すように、3CHを復調する場合には、1C
H用のフィルタ131と2CH用のフィルタ133との
両方を用いる。このようにすれば、多チャネルを用いる
無線通信システムにおいて、フィルタの数あるいは復調
器の数を通常の場合(チャネル数が同じ)よりも少なく
することができる。
【0079】次に、プリアンブルは1種類で固定にし、
電力を検出することによりチャネル数を検出する技術に
ついて、図11を参照して説明する。
【0080】図11(A)は、図2のRF/IF受信機
23とシステム制御部31とに接続される電力検出器1
41を設けた構成を示している。図11(B)に示すよ
うに、使用する周波数チャネルに受信周波数を順次合わ
せながら、電力検出器141により、例えばCH(−
1)からCH(3)までの電力を検知する。図11
(C)に示すように、例えばCH1からCH4までの4
チャネルに関する電力P1からP4までを検出し、比較
器147によりしきい値電力Pthと検出された電力P
1からP4までのそれぞれとを比較する。図11(C)
に示す例では、CH1とCH2との電力P1及びP2が
Pthよりも大きく、P3及びP4がPthよりも小さ
い。これらの結果より、Pthよりも大きい電力を有す
る周波数チャネル、すなわち、この場合にはCH1とC
H2との2チャネルを利用していることを検知できる。
【0081】次に、CH1とCH2は他の無線通信シス
テムが使用している可能性があるので、CH1あるいは
CH2の受信信号を復調するか、または受信信号のプリ
アンブルのパターンを検出して自己のものと一致してい
るかどうかを判断し、自己の無線通信システムかどうか
の確認を行う。
【0082】プリアンブルのパターンにより周波数チャ
ネルを検知する場合と比べて、プリアンブルを1種類に
固定したため、図2に示す情報検出器26の回路構成を
簡単にすることができる。第1の情報又は第2の情報と
して送るデータ量も少なくて良い。
【0083】次に、本発明の応用例について図12を参
照して説明する。図12は、複数周波数チャネルを利用
可能な利点を生かして、動画像データや音楽データなど
の大容量のデータを送受信する技術と、送受信するデー
タ容量に対応させて装置(基地局や端末局)の消費電力
を変化させる技術とを示す図である。周波数チャネル数
としては、CH1からCH3までの3チャネルを例に説
明する。また、説明を簡単にするために、基地局と端末
局とが1対1で通信を行っている場合を例にして説明す
るが、上述のように端末局を複数有するのが一般的であ
る。
【0084】図12(A)は、基地局における周波数チ
ャネルと時間領域の利用例を示す図である。図12
(B)は、端末局における周波数チャネルと時間領域の
利用例を示す図である。図12(C)は、基地局、端末
局における送受信データ容量と消費電力との関係を示す
図である。
【0085】図12(A)に示すように、基地局は、周
波数チャネルCH1、CH2及びCH3を用いて、時間
領域200−1、2及び3において、第2の情報を含む
制御情報Bを端末局に向けて送信し、端末局は、周波数
チャネルCH1からCH3までを用い、時間領域220
−1、2及び3の少なくともいずれかにおいて第2の情
報を含む制御情報Bを受信する。
【0086】基地局は、例えば時間領域203におい
て、動画像データを周波数チャネルCH1からCH3ま
での全ての周波数チャネルを用いて送信し、端末局が時
間領域223においてこの動画像データを周波数チャネ
ルCH1からCH3までの全ての周波数チャネルを用い
て受信する。図12(C)に示すように、動画像データ
はデータ容量D1が大きいため、全ての周波数チャネル
CH1からCH3までを用いて送受信を行うのが好まし
い。この際の消費電力P11は大きくなる。
【0087】次に、基地局は時間領域205においてテ
キストデータ(又は音声データ)を端末局に向けて送
る。この際には、例えば、周波数チャネルCH1の1チ
ャネルのみを用いる。これに対して、端末局では時間領
域225において、周波数チャネルCH1でテキストデ
ータを受信する。テキストデータのデータ容量D1は動
画像データと比較して通常は少なくてすむので、例え
ば、周波数チャネルのうち1チャネルのみを用いれば十
分であるという考えに基づいている。従って、他のチャ
ネル(CH2及びCH3)に関係する回路の動作を停止
させたり、関連する回路の動作電圧を低くしたりするこ
とにより、消費電力P11を小さくすることができる。
【0088】時間領域206では、基地局はいかなるデ
ータも送受信しないため、図12(C)に示すように、
データ容量D1はゼロに近くなり、消費電力P11を非
常に小さくすることが出来る。上述のように送信又は受
信のいずれにも用いられない時間領域において、電源の
供給を停止あるいは供給電力を低減することができる。
すなわち、送信を行っていない時間領域では、図2に示
す送信部(変調器28,D/A変換器29,RF/IF
送信器30)への電源供給を停止又はスタンバイ状態に
して電源供給を減少できる。また、受信を行っていない
時間領域では、受信部(RF/IF受信器23,A/D
変換器24,復調器25)の電源供給を停止あるいはス
タンバイ状態にして電源供給を減少できる。さらに、送
受信を両方行わない場合には、前記送信部と受信部とに
加えて、アンテナ共用器22とバス制御部27への電源
供給を停止あるいは減少できる。
【0089】次に、時間領域207においては、基地局
は音楽情報データを端末局に向けて送信する。端末局
は、時間領域227において、音楽情報データを受信す
る。この際、音楽情報データのデータ容量D1は動画像
データに比べて小さいがテキストデータのデータ容量に
比べると大きい。従って、周波数チャネルとして、CH
2とCH3とを用いている。この際の消費電力P11
は、時間領域203と時間領域205との間の値となる
のが一般的である。
【0090】時間領域231では、端末局がテキストデ
ータを周波数チャネルCH2のみを用いて基地局に向け
て送る。時間領域211において、基地局は、テキスト
データを周波数チャネルCH2のみを用いて受信する。
上述のようにデータ容量D1と消費電力P11とを小さ
くしても良い。
【0091】ついで、基地局は、時間領域215におい
て、動画像データに音声情報データが付加されたデータ
を端末局に向けて送信する。端末局においては、時間領
域235において、動画像データに音声情報データが付
加されたデータを受信する。このデータはデータ容量D
1が大きいため、CH1から3間での全ての周波数チャ
ネルを用い、かつ、時間領域の割当て期間も長くする。
この際の消費電力P11も大きくなる。
【0092】以上のように、送受信するデータの容量に
応じて、割り当てる時間領域の長さと使用する周波数チ
ャネル数を変化させることで、多様なデータ通信に対応
することができる。加えて、データ容量に応じて消費電
力を調整することにより、消費電力を統合的に管理する
ことができる。従って、全体としての消費電力を小さく
することができる。
【0093】
【発明の効果】本発明の無線通信システムによれば、複
数の周波数チャネルを同時に使用可能な通信システムに
おいて、自己の通信システムが使用する周波数チャネル
を容易に検知できる。また、通信データ容量と周波数チ
ャネルの空き状況に応じて、基地局と端末局の周波数割
り当てと時間割り当てに関して、可能な限り空白な時間
領域あるいは空白周波数領域を割当るように調整するこ
とにより、電波資源の有効活用が可能となり、かつ、複
数の周波数チャネルをも有効に使用できる。
【0094】さらに、送受信に使用していない時間領域
においては、基地局あるいは端末局の送信あるいは受信
に係わる回路への電源供給量を停止又は減少させること
により、基地局/端末局の省電力化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態による無線通信システム
の構成例を示した図である。
【図2】本発明の一実施の形態による無線通信システム
を構成する基地局あるいは端末局の構成例を示したブロ
ック図である。
【図3】本発明の一実施の形態による無線通信システム
の通信データ構造の構成例を示した図である。
【図4】本発明の一実施の形態による無線通信システム
のN番目のフレームに関するデータ構造を示した図であ
る。
【図5】本発明の一実施の形態による無線通信システム
の(N+1)番目のフレームに関するデータ構造を示し
た図である。
【図6】本発明の一実施の形態による無線通信システム
を構成する基地局の動作例を示した流れ図である。
【図7】本発明の一実施の形態による無線通信システム
を構成する端末局の動作例を示した流れ図である。
【図8】本発明の一実施の形態による無線通信システム
においてフレーム長及びダウンリンクフェイズとアップ
リンクフェイズの長さを調節した例を示した図である。
【図9】本発明の一実施の形態による無線通信システム
におけるデータ復調技術の流れを示す図である。
【図10】図10(A)から図10(D)までは、本発
明の一実施の形態の変形例による無線通信システムにお
けるフィルタ構成例を示す図である。
【図11】図11(A)から(C)までは、本発明の一
実施の形態の変形例による無線通信システムの周波数チ
ャネル数検知技術を示す図である。
【図12】図12(A)から(C)までは、本発明の一
実施の形態による基地局、端末局の時間領域及び周波数
チャネルの使用例と、それぞれの局のデータ容量と消費
電力との関係を示す図である。
【符号の説明】
1…無線通信システム、10…基地局、11,12,1
3…端末局、21…送受信用アンテナ、22…アンテナ
共用器、23…RF/IF受信器、24…A/D変換
器、25…復調器、26…情報検出器、27…バス制御
部、28…変調器、29…D/A変換器、30…RF/
IF送信器、31…システム制御部、41…フレーム、
42…制御情報、43…ダウンリンクフェイズ、44…
アップリンクフェイズ、45…プリアンブル、46…デ
ータペイロード、50,51,52…第1の制御情報の
領域、53,54…第1の送受信要求信号の領域、5
5,56…第2の送受信要求信号の領域、70,71,
72…第2の制御情報の領域、73,74…第1のデー
タ信号の領域、75,76…第2のデータ信号の領域、
77,78…第3のデータ信号の領域、79,80…第
4のデータ信号の領域、81,82,83,84…空白
領域。

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基地局と端末局とを含み、複数の周波数
    チャネルを用いて通信可能な無線通信システムであっ
    て、 前記基地局が、自己の使用する周波数チャネル数に関す
    る第1の情報を前記端末局に送ることを特徴とする無線
    通信システム。
  2. 【請求項2】 前記端末局が、前記第1の情報に基づい
    て自己が使用を要求する周波数チャネルと送受信時間領
    域とに関する要求信号を前記基地局に送信し、 前記基地局が、前記要求信号に基づいて前記基地局と前
    記端末局との間の通信に用いる送受信時間領域と周波数
    チャネルとの割当てに関する調整を行うことを特徴とす
    る請求項1に記載の無線通信システム。
  3. 【請求項3】 前記調整は、 前記複数の周波数チャネル中から選択される少なくとも
    2以上の周波数チャネルにおいて同時に通信できるよう
    に前記基地局と前記端末局との間の送受信時間領域と周
    波数チャネルとを割り当てる調整である請求項2に記載
    の無線通信システム。
  4. 【請求項4】 基地局と端末局とを含み、複数の周波数
    チャネルを用いて通信可能な無線通信システムにおいて
    用いるのに適しており、 自己の使用する周波数チャネル数に関する第1の情報を
    送信することを特徴とする基地局。
  5. 【請求項5】 前記端末局が、前記第1の情報に基づい
    て自己が使用を要求する周波数チャネルと送受信時間領
    域とに関する要求信号を前記基地局に送信し、 前記基地局が、前記要求信号に基づいて前記基地局と前
    記端末局との間の通信に用いる送受信時間領域と周波数
    チャネルとの割当てに関する調整を行うことを特徴とす
    る請求項4に記載の無線通信システム。
  6. 【請求項6】 前記調整は、 前記複数の周波数チャネル中から選択される少なくとも
    2以上の周波数チャネルにおいて同時に通信できるよう
    に前記基地局と前記端末局との間の送受信時間領域と周
    波数チャネルとを割り当てることを特徴とする請求項5
    に記載の無線通信システム。
  7. 【請求項7】 前記調整は、 前記基地局と前記端末局との間の通信において要求され
    る通信容量と、 前記基地局又は前記端末局が同時に送受信可能な周波数
    チャネルと送受信時間領域とに基づいて行われることを
    特徴とする請求項5又は6に記載の基地局。
  8. 【請求項8】 さらに、前記調整が行われた後の送受信
    時間領域と周波数チャネルとに関する第2の情報を送信
    することを特徴とする請求項5から7までのいずれか1
    項に記載の基地局。
  9. 【請求項9】 前記第1の情報は、 自己が使用可能な全周波数チャネルを用いて独立に送信
    することを特徴とする請求項4から8までのいずれか1
    項に記載の基地局。
  10. 【請求項10】 前記第2の情報を送信した後に、 前記調整が行われた後の自己の送信時間領域又は受信時
    間領域と周波数チャネルとを用いて、 自己が送信又は受信するデータ情報を含むデータ信号を
    送受信することを特徴とする請求項8又は9に記載の基
    地局。
  11. 【請求項11】 前記調整に基づいて、 自己に割り当てられた送信時間領域以外の時間領域にお
    いて自己の送信手段への電源供給を停止又は低減するこ
    とができるとともに、自己に割り当てられた受信時間領
    域以外の時間領域において自己の受信手段への電源供給
    を停止又は低減することができる供給電力調整手段を有
    することを特徴とする請求項5から10までのいずれか
    1項に記載の基地局。
  12. 【請求項12】 基地局と端末局とを含み複数の周波数
    チャネルを用いて通信可能な無線通信システムにおいて
    用いるのに適しており、 前記基地局が使用する周波数チャネル数に関する第1の
    信号を前記基地局から受信し、該第1の情報の解析結果
    に基づいて前記基地局の使用する周波数チャネル数を検
    知する検知手段を有していることを特徴とする端末局。
  13. 【請求項13】 前記第1の情報を受信し、該第1の情
    報の解析結果に基づいて前記基地局の使用する周波数チ
    ャネル数に関する情報を検知し、前記基地局の使用する
    周波数チャネル中の少なくとも1つの周波数チャネルを
    用いて、自己が要求する周波数チャネルと送受信時間と
    に関する要求信号を送信することを特徴とする請求項1
    2に記載の端末局。
  14. 【請求項14】 さらに、前記要求信号に基づき、前記
    基地局と前記端末局との間のデータ送受信時間と周波数
    チャネルとの割当てに関する調整を行った後の送受信時
    間と周波数チャネルとに関する前記基地局からの第2の
    情報を受信することを特徴とする請求項13に記載の端
    末局。
  15. 【請求項15】 前記第2の情報を受信した後に、 前記調整が行われた後の自己の送信時間領域又は受信時
    間領域と周波数チャネルとにより、 自己が送信又は受信するデータ情報を含むデータ信号を
    送受信することを特徴とする請求項14に記載の端末
    局。
  16. 【請求項16】 前記調整に基づいて、 自己に割り当てられた送信時間領域以外の時間領域にお
    いては、自己の送信手段への電源供給を停止又は低減す
    ることができるとともに、自己に割り当てられた受信時
    間領域以外の時間領域において自己の受信手段への電源
    供給を停止又は低減することができる供給電力調整手段
    を有することを特徴とする請求項14又は15に記載の
    端末局。
  17. 【請求項17】 前記周波数チャネル数は3以上であ
    り、 1周波数チャネル用のフィルタあるいは復調器と2周波
    数チャネル用のフィルタあるいは復調器とのいずれか一
    方又は両方を用いることにより、1から3までのそれぞ
    れの周波数チャネル用フィルタあるいは復調器を構成す
    ることを特徴とする請求項1から16までに記載の無線
    通信システム。
  18. 【請求項18】 さらに、前記基地局又は前記端末局の
    うちの少なくとも一方が、各周波数チャネルにおける電
    力を検出する電力検出手段と、該当する周波数チャネル
    が通信に使用されているか否かを判断する基準となる電
    力しきい値を記憶する記憶手段と、前記電力検出手段に
    より検出された電力と前記電力しきい値とを比較する電
    力比較手段とを有する請求項1から17までのいずれか
    1項に記載の無線通信システム。
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