JP2003318927A - 局内設備制御システム - Google Patents

局内設備制御システム

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JP2003318927A
JP2003318927A JP2002119030A JP2002119030A JP2003318927A JP 2003318927 A JP2003318927 A JP 2003318927A JP 2002119030 A JP2002119030 A JP 2002119030A JP 2002119030 A JP2002119030 A JP 2002119030A JP 2003318927 A JP2003318927 A JP 2003318927A
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lan
network
node
control
connection
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JP2002119030A
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English (en)
Inventor
Riyoudai Honda
領大 本多
Jun Endo
潤 遠藤
Junichi Shirai
淳一 白井
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各装置を接続するLANの稼働状態を気にす
ることなく、新たな装置を任意に接続し、これに伴うネ
ットワーク構築を可能とする。 【解決手段】 第1,第2のLANに新たなNODEを
接続し、NODEの電源投入、またはリセットスイッチ
を押下(S1)。NODEのメモリ、各I/F(シリア
ル,パラレル,イーサネット(登録商標)等)の初期化
(S3)。さらに第1LAN−I/Fを初期化し(S
3)、第1LAN−I/Fが接続される第1のLANに
バースト信号が出力されネットワーク構築の処理を開
始。第1のLANにて実施のネットワーク構築に要する
時間経過後(61msec)(S4)、第2のLANに
第2LAN−I/Fを初期化してバースト信号を出力し
ネットワーク構築を行う(S5)。この第1,第2のL
ANと接続におけるネットワーク構築処理の開始時間を
一方のネットワーク構築後に他方を実施しLANへの影
響をなくす。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多数の被制御機器
を同じタイミングで同時に動作させる制御装置、および
多数の被制御機器のネットワークを介して接続して構成
の放送局内設備に関し、特に、制御装置と被制御機器の
接続制御を行う局内設備制御システムに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、放送局などの映像情報を配信、供
給するため局内設備制御システムにおいては、映像情報
を処理する各装置も組織的に制御されるようになってき
ている。このような制御システムでは、自動番組送出装
置(APC)と呼ばれる制御装置が、放送番組,CM
(コマーシャルメッセージ)等の映像を蓄積したビデオ
テープレコーダ(VTR)、これらの映像を切り替える
スイッチャ等といった複数の被制御機器を、例えば、ト
ークン・パッシング方式のアークネット(ARCNE
T)等のローカルエリアネットワーク(以下、LANと
いう)を介して制御している。
【0003】図7(a)は従来の局内設備制御システム
の構成を示した図であり、また図8はその動作のタイム
チャートを示した図である。
【0004】制御装置(以下、APCという)1は、リ
アルタイム制御可能なLAN4に接続され、外部から1
秒に1回供給される秒信号に同期して、同時に複数の制
御信号をLAN4に対して送信できる。この制御信号
は、制御対象となる被制御機器2を指定する識別子と、
制御内容を指定する制御情報とを含んでいる。また被制
御機器2は、制御信号を受信して被制御機器に直接制御
を行うための局所制御装置(NODE)3と対になって
いる。
【0005】ここで、被制御機器2の典型的な例とし
て、前述したように被制御機器2は局所制御装置(以
下、NODEという)3と接続されており、各入力は同
期の基準となる秒同期信号に同期して制御が実行され
る。
【0006】例えば、被制御機器2に対して「切替」と
いう制御を行いたい場合には、制御信号を送信すること
になり、この制御方法は以下の通りである。まず制御装
置1が制御の実行前に予め制御信号aを送信しておく。
図8に示すように時刻10時00分01秒に制御信号a
を送信している。その後、時刻10時00分02秒に制
御信号bをブロードキャスト信号として、切り替えの動
作開始指示を送信する。この制御信号bを受信した局所
制御装置3は、すぐに被制御機器2に対し、制御信号a
で指定された制御命令を出す。被制御機器2は、時刻1
0時00分02秒から秒信号に同期して制御を実行す
る。この時、切り替えを行うもう一つの被制御機器には
「スタート」指示の制御信号が送信される。
【0007】前述したように、現行の放送局の局内設備
制御システムにおける制御は、LAN4を介して接続さ
れたVTR等の被制御機器2を制御するため、APC1
が被制御機器2を制御する場合は、LAN4を介してN
ODE3に制御信号を送信し、NODE3でシリアルま
たはパラレル信号に変換した制御信号により被制御機器
2に制御を与える。
【0008】また、現在の放送に用いられる局内設備に
おいては、24時間放送業務の中断をすることができ
ず、各装置間を接続制御するLAN4に発生の障害に対
応するためLANを二重化した第1,第2のLAN4,
4’として構成しシステムを構築している(図7(b)
参照)。この二重化した第1,第2のLAN4,4’の
それぞれに、同一の制御信号を出力して、これを受けた
NODE3では、先に到着した制御信号を採用する処理
が行われている。第1,第2のLAN4,4’として二
重化することにより一方の系統(第1のLAN4)に障
害が発生した場合に、予備である他方の系統(第2のL
AN4’)を用いて制御信号を送っているために、対象
機器である被制御機器2を正常に制御することを可能と
している。
【0009】ここで、LAN構成の一例として、放送局
内の局内設備においてよく採用されているアークネット
について説明する。
【0010】図9はアークネットを使用したLANの構
成例を示す図であり、図9に示すように、例えば4台の
NODEにおいて、それぞれを認識するIDを有するN
ODE(ID:001,002,254,255)が物
理的に接続されLANを構成している。
【0011】図9に示すように各NODEが接続される
LANにおいて、ネットワークとNODEとの接続処理
であるネットワーク構築を行う動作について説明する。
まず、各NODE(ID:001,002,254,2
55)のLANとの接続において、バースト信号(約2
7msec)を出力してLAN上に何の信号も存在しな
い状態とする。
【0012】さらに、アイドル状態検出タイマの期間
(86μsec)後の各NODEにおいて、それぞれの
ID値に応じたウエイトタイマの期間((255−ID
値)×146μsec)の経過により、この例では、N
ODE(ID:255)からトークン(ID:255)
を出力して、他のNODEにトークンの発行されたこと
を知らせる(図10(a)参照)。これにより、他のN
ODEはウエイトタイマのカウントを止めて、アイドル
状態検出タイマ(86μsec)とネットワーク状態監
視タイマ(840msec)をスタートさせる。
【0013】NODE(ID:255)は出力したトー
クン(ID:255)に対する応答確認期間(応答監視
タイマ:78μsec)に、このトークン(ID:25
5)に対する応答がないことからタイムアウトして(図
10(b)参照)、自分のID値を+1した次のNOD
E(ID:001)に対してトークン(ID:001)
を出力する。これを受けたNODE(ID:001)は
自NODEに向けたトークン(ID:001)を出力す
る。このトークン(ID:001)を応答確認期間内に
受けたNODE(ID:255)は、次にトークンを渡
すNODE(ID:001)と認識してID値(00
1)を登録する(図10(c)参照)。
【0014】また、NODE(ID:001)は先に出
力したトークン(ID:001)の応答確認期間内に応
答がないことから、自分のID値を+1した次のNOD
E(ID:002)に対してトークン(ID:002)
を出力する。このトークン(ID:002)に対するN
ODE(ID:002)から出力されたトークン(I
D:002)によりNODE(ID:001)は次のN
ODE(ID:002)のID値(002)を登録する
(図10(d)参照)。
【0015】同様にNODE(ID:002)は、次の
ID値(003)のNODE(ID:003)に対して
トークン(ID:003)、トークン(ID:004)
と順次出力して、NODE(ID:254)へ出力のト
ークン(ID:254)に対して、NODE(ID:2
54)からのトークン(ID:254)を受け次のトー
クンを送るID値(254)を登録する(図10(e)
参照)。
【0016】さらに、NODE(ID:254)からN
ODE(ID:255)へのトークン(ID:255)
を出力して、NODE(ID:255)からのトークン
(ID:255)を受けて、ID値(255)の登録を
行ってネットワーク構築が終了する(図10(f)参
照)。
【0017】以上のように、ネットワーク構築が完了す
るとLAN内を図9に示した順にトークンの巡回が開始
される。データ出力要求のあるNODEは巡回している
トークンの取得により他NODEへのデータの送信を行
う。
【0018】次に、ネットワーク構築されトークンが巡
回する図11(a)に示す3台のNODE(ID:00
1,254,255)のLANに、新たにNODE(I
D:002)を追加する動作について説明する。
【0019】図11(b)に示すようにNODE(I
D:001,254,255)のネットワーク構築され
たLANにNODE(ID:002)が追加されると、
NODE(ID:002)からLANに対してバースト
信号が出力され、LAN上のネットワーク構築が一度壊
されて、LAN上に何の信号も存在しない状態とする。
【0020】前述したネットワーク構築のように、アイ
ドル状態検出タイマ(86μsec)後に、各NODE
はそれぞれのID値に基づくウエイトタイマを起動し、
始めにウエイトタイマのタイムアウトするNODE(I
D:255)からトークン(ID:255)を出力し
て、ネットワーク構築を開始する(図11(c)参
照)。以降の動作は前述した図10のネットワーク構築
の動作と同様である。
【0021】また、図9に示す4台のNODE(ID:
001,002,254,255)によりネットワーク
構築されトークンが巡回している状態のLANから1つ
のNODE(ID:002)を削除する動作について説
明する。
【0022】NODE(ID:002)が電源オフ等に
よりLANから削除されると、NODE(ID:00
2)にトークンを渡すNODE(ID:001)におい
て、出力したトークンに対する応答がなく、NODE
(ID:001)の応答監視タイマ(78μsec)の
タイムアウトにより、新しい応答先を探す動作に移りI
D値+1(002+1)と順に1加算したID値のトー
クンを出力する。この動作によりLAN内の次にトーク
ンを渡すNODE(ID:254)にたどり着き、トー
クン(ID:254)に対する応答を受けることで、つ
まり、NODEの削除は削除された1つ前のID値のN
ODEだけの前述した処理によりネットワーク構築の動
作を完了する。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成の局内設備制御システムでは、図12(a)に
示すように、被制御機器2をLAN4に追加する場合
に、追加する被制御機器2’のNODE3’はLAN4
に自NODEをネットワークに参加させるために、LA
N4に接続された全NODEのネットワーク構築の処理
を再度行うことになる。この場合、特に、アークネット
を用いているLANにおいては、ネットワーク構築の処
理が行われている間は、LANを使用することが不可能
となる。
【0024】また、前述したように、LANを二重化し
た場合であっても、LANにNODEを追加させた場合
は、二重化したLANのそれぞれにおいて再構築の処理
が発生することになる。例えば、図12(b)に示すよ
うに被制御機器2’およびNODE3’を追加させるタ
イミングにおいて、追加されたNODE3’からのネッ
トワーク構築を行うために出力されるバースト信号6の
発生するタイミングと、APC1から制御信号5が送信
されたタイミングが同タイミングの場合、APC1から
送信された制御信号5は、LAN上から消滅してしまう
ことになる。
【0025】つまり、第1のLAN4と第2のLAN
4’に接続されたNODE2’のバースト信号6,6’
を発生させるタイミングが同一タイミングであった場
合、LANが二重化されていてもAPC1から送信され
た制御コマンド5,5’は、第1のLAN4と第2のL
AN4’の両方で消滅してしまい、NODE3へは制御
信号5,5’が渡らず、制御機器2への制御が行えない
という問題があった。
【0026】このため、放送局の局内装置においては、
24時間どの時間帯においても被制御機器の制御を行っ
て放送業務の性質上遅滞なく行うことが必要であり、L
ANの使用できない状態となることを避けなければなら
ず、LANに接続された全てのNODEの電源を常時オ
ンの状態としており、このためにLANに接続された装
置の保守作業が困難なものとなっていた。
【0027】本発明は、前記従来技術の問題を解決する
ことに指向するものであり、制御装置と被制御機器を接
続するLANの使用状態を気にすることなく、被制御機
器および局所制御装置(NODE)を任意にLANと接
続でき、これに伴うネットワーク構築を可能とした業務
稼働中のLANに影響のない局内設備制御システムを提
供することを目的とする。
【0028】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明に係る局内設備制御システムは、局内設備全
体を制御する制御手段と、制御手段に制御される少なく
とも1つの被制御手段と、被制御手段を制御するため生
成された制御信号の情報に基づき被制御手段に対する制
御を実行する局所制御手段と、制御手段と局所制御手段
とを接続するネットワークとからなる局内設備制御シス
テムにおいて、制御手段と局所制御手段のそれぞれに同
一の制御信号の授受を行う二重化したネットワークとの
接続インタフェース手段を備え、ネットワークに新たに
追加する局所制御手段の接続処理を、接続インタフェー
ス手段と一方のネットワークの接続、および他方のネッ
トワークの接続にて、一方または他方の接続処理後に他
方または一方の接続処理をする制御により行うことを特
徴とする。
【0029】また、接続インタフェース手段が、トーク
ン・パッシング方式によりネットワークを介して信号の
授受を行うこと、さらに、接続インタフェース手段の接
続処理の制御に、一方のネットワークとの接続回路およ
び他方のネットワークとの接続回路への電源供給、また
は接続回路の初期化信号、または接続回路の処理起動信
号のいずれか1つを用いるように構成したものである。
【0030】前記構成によれば、局内設備制御システム
を構成する各手段のネットワークを介した処理が、ネッ
トワークに追加される手段の接続処理に影響されること
がなく、ネットワークとの接続処理を任意に行うことが
できる。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明にお
ける実施の形態を詳細に説明する。
【0032】図1は本発明の実施の形態における局内設
備制御システムの概略構成を示すブロック図である。図
1において、第1,第2のLAN11,12はアークネ
ット等のプロトコルを採用したリアルタイム制御可能な
ネットワークであり、制御手段である第1,第2のAP
C13,14、被制御手段として制御システムへの操作
指示等を行う卓15、放送する画像を収録したVTR1
6、およびバンク,スイッチャ等(図示せず)、また局
所制御手段である被制御機器(卓15,VTR16)と
第1,第2のLAN11,12とを接続するNODE1
7,18からなり、制御システムの信頼性を高めるため
に、全体を二重化した構成としてある。
【0033】また、図2はLANと接続するAPC,N
ODEの概略構成を示すブロック図である。図2に示す
ように、各I/Fの制御等を行うCPU20、制御プロ
グラムやLAN接続を行うためのネットワークID等の
各種情報を記憶するメモリ21からなり、APCとして
用いる場合に、LAN接続された制御対象となる被制御
機器(卓15,VTR16等)のメモリ21に記憶した
特性情報に基づき識別子、制御情報、さらに時間情報と
を組み合わせた制御信号を出力する。
【0034】また、NODEとして用いる場合には、被
制御機器(卓15,VTR16等)を接続するためのイ
ンタフェースである第1,第2のシリアル−I/F2
2,23、またはパラレル−I/F24、イーサネット
(登録商標)−I/F25のいずれかを介して卓15,
VTR16との制御信号の授受を行う。
【0035】さらに、図1に示すAPCとNODE間を
第1,第2のLAN11,12を介して接続するための
第1,第2LAN−I/F26,27を備えている。例
えば、卓15からの操作指示をNODE17のパラレル
−I/F24を介して受けたCPU20は、制御信号と
して第1,第2のLAN11,12を介して接続される
第1,第2のAPC13,14に送出する。
【0036】第1,第2のAPC13,14の一方は予
備の装置であることから、第1のAPC13を主として
説明する。また、第1のAPC13と卓15のNODE
17間において第1,第2のLAN11,12と接続す
るためのそれぞれの第1,第2LAN−I/F26,2
7には、同時に同一の制御信号の授受が行われ、先に受
信された方の制御信号を用いて処理を実行している。こ
のLANの二重化により一方のLANに障害が発生して
も制御システムの停止を防ぎ、放送業務が中断されるこ
とを回避している。
【0037】図3は本実施の形態におけるLANを二重
化した局内設備制御システムの構成例を示す図である。
図3において、11は第1のLAN、12は第2のLA
N、116は第1VTR、100はID値(001)の
NODE、120はNODE100のCPU、124は
第1VTR116を接続制御するNODE100のパラ
レル−I/F、126は第1のLAN11と接続するN
ODE100の第1LAN−I/F、127は第2のL
AN12と接続するNODE100の第2LAN−I/
Fである。
【0038】また、200はID値(002)のNOD
E、216は第2VTR、220はNODE200のC
PU、224は第2VTR216を接続制御するNOD
E200のパラレル−I/F、226は第1のLAN1
1と接続するNODE200の第1LAN−I/F、2
27は第2のLAN12と接続するNODE200の第
2LAN−I/Fである。
【0039】本実施の形態における、LANを前述のア
ークネットで構成した場合、LANに対してNODEの
追加の動作となるような、例えば、電源のオンにより、
LAN上の該当NODEからのLANとの接続処理であ
るネットワーク構築を行うためのバースト信号出力によ
ってLANの不通状態となることを回避する動作につい
て、図3を参照しながら図4のフローチャートに基づき
説明する。
【0040】いま、第1,第2のLAN11,12に新
たにNODE200を接続する場合、第2VTR216
およびNODE200の電源の投入、またはNODE2
00のリセットスイッチが押下される(S1)。これに
より、第2VTR216の初期化やNODE200のメ
モリ、各I/F(シリアル−I/F,パラレル−I/
F,イーサネット(登録商標)−I/F等)の初期化が
行われる(S3)。さらに、第1LAN−I/F226
が初期化された後(S3)、第1LAN−I/F226
と接続された第1のLAN11にバースト信号が出力さ
れ、前述した接続処理であるネットワーク構築の処理を
開始する。
【0041】LANを構成するアークネットのネットワ
ーク構築の処理を第1のLAN11上において実施す
る。通常のアークネットにおいてネットワーク構築に要
する時間(61msec)として、予め設定された時間
の経過後に(S4)、第2のLAN12に第2LAN−
I/F227の初期化によりバースト信号を出力して、
第2のLAN12上にネットワーク構築を行う(S
5)。
【0042】この前述した第1,第2LAN−I/F2
26,227の初期化の順番はどちらが先であってもよ
く、第1,第2のLAN11,12との接続によるネッ
トワーク構築の処理を開始する時間を一方のネットワー
ク構築処理後に他方を実施するようにする。これは図5
に示すように、第1LAN−I/F226を初期化する
リセット信号の入力タイミングと第2LAN−I/F2
27を初期化するリセット信号の入力タイミングをネッ
トワーク構築の処理時間である61msec以上を遅ら
せて入力することで可能となる。
【0043】また、同様のタイミングにより、第1,第
2LAN−I/F226,227の接続処理の起動(ネ
ットワーク構築を行うためのバースト信号の出力開始)
をすることで、または、同タイミングにより第1,第2
LAN−I/F226,227の回路部への電源供給を
行うことで、第1,第2のLAN11,12に生じるネ
ットワーク構築の処理開始をずらして、稼働中の局内設
備制御システムの処理が中断することを回避する。
【0044】以上の処理を行うことにより、図6(a)
に示すようにAPCから第1NODEへの第1,第2の
LANに制御信号の出力中に、新たに第1,第2のLA
Nに接続された第2NODEにおいて、まず、第1のL
ANにバースト信号を出力しネットワーク構築後、第2
のLANにバースト信号の出力してネットワーク構築を
行う。このとき、第1のLANにおいて、制御信号がバ
ースト信号により削除されることになるが、第2のLA
Nの制御信号には影響がなく第2のLANを介して、第
1NODEへ制御信号を送信することができる。これに
より図6(b)に示すように、第1,第2のLANに同
時に第2NODEからのバースト信号が出力されると第
1,第2のLANにおいて、APCから第1NODEへ
の制御信号が共に削除され、ネットワーク構築が完了す
るまで、第1NODEの制御を行うことができない状態
を回避することができる。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
放送業務に支障をきたすことなく、局内設備制御システ
ムを構成する各装置において、LANとの接続を任意に
行うことができ、また、LANに接続された各装置の電
源オン/オフが可能となり保守作業が容易、かつ不要な
電力消費を抑えることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における局内設備制御シス
テムの概略構成を示すブロック図
【図2】本実施の形態におけるLANと接続するAP
C,NODEの概略構成を示すブロック図
【図3】本実施の形態におけるLANを二重化した局内
設備制御システムの構成例を示す図
【図4】本実施の形態におけるLANを二重化した局内
設備制御システムのネットワーク構築を行うフローチャ
ート
【図5】本実施の形態における第1,第2LAN−I/
Fのリセットを示すタイミングチャート
【図6】第1,第2のLANに追加されたNODEのバ
ースト信号とAPCの制御信号の関係において、(a)
は異なるタイミング、(b)は同じタイミングで出力し
た例を示す図
【図7】従来の局内設備制御システムにおける(a)は
1つのLAN、(b)は二重化したLANの構成を示す
【図8】従来の局内設備制御装置の動作のタイムチャー
トを示した図
【図9】従来のアークネットを使用したLANの構成例
を示す図
【図10】(a)〜(f)はLANに接続された各NO
DEのネットワーク構築の処理を説明する図
【図11】(a)〜(c)はネットワーク構築されたL
ANに新たにNODEを追加し、再度ネットワーク構築
の処理を説明する図
【図12】従来の局内設備制御システムのLANに追加
したNODEのバースト信号とAPCの制御信号を
(a)は1つのLAN、(b)は二重化のLANにおい
ての関係を示す図
【符号の説明】
1 APC(制御装置) 2,2’ 被制御機器 3,3’,17,18,100,200 NODE(局
所制御装置) 4,4’ 第1,第2のLAN 5,5’ 制御信号 6,6’ バースト信号 11 第1のLAN 12 第2のLAN 13 第1のAPC 15 卓 16 VTR 20 CPU 226 第1LAN−I/F 227 第2LAN−I/F
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 白井 淳一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5K032 BA08 CA17 DB31 EB06 5K048 AA07 DA05 DC04 GA14

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 局内設備全体を制御する制御手段と、前
    記制御手段に制御される少なくとも1つの被制御手段
    と、前記被制御手段を制御するため生成された制御信号
    の情報に基づき前記被制御手段に対する制御を実行する
    局所制御手段と、前記制御手段と前記局所制御手段とを
    接続するネットワークとからなる局内設備制御システム
    において、 前記制御手段と前記局所制御手段のそれぞれに同一の前
    記制御信号の授受を行う二重化した前記ネットワークと
    の接続インタフェース手段を備え、前記ネットワークに
    新たに追加する前記局所制御手段の接続処理を、前記接
    続インタフェース手段と一方の前記ネットワークとの接
    続、および他方の前記ネットワークとの接続にて、一方
    または他方の接続処理後に他方または一方の接続処理を
    する制御により行うことを特徴とする局内設備制御シス
    テム。
  2. 【請求項2】 前記接続インタフェース手段が、トーク
    ン・パッシング方式により前記ネットワークを介して信
    号の授受を行うことを特徴とする請求項1記載の局内設
    備制御システム。
  3. 【請求項3】 前記接続インタフェース手段の接続処理
    の制御に、一方のネットワークとの接続回路および他方
    のネットワークとの接続回路への電源供給、または前記
    接続回路の初期化信号、または前記接続回路の処理起動
    信号のいずれか1つを用いることを特徴とする請求項1
    または2記載の局内設備制御システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010074515A (ja) * 2008-09-18 2010-04-02 Toshiba Corp ネットワークシステム
JP2011061623A (ja) * 2009-09-11 2011-03-24 Toshiba Corp ネットワークシステム、ハブ装置および障害ノード特定方法

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