JP2003317590A5 - - Google Patents

Claims (5)

1. 所定の動作温度で溶融する感温ペレットと、この感温ペレットを収容する筒型金属ケースと、この金属ケースの一端でかしめ固定する第１リード部材と、この金属ケースの他端で開口を閉塞する絶縁ブッシングと、この絶縁ブッシングを貫通し内方端面に固定接点を形成する第２リード部材と、この金属ケースに収容して内壁面と接触する可動接点と、この可動接点に係留する圧縮ばね部材と、この圧縮ばね部材からの押圧を受け均一に伝達する押圧板とを具備し、前記押圧板は少なくとも一つの当接面を非変質材により構成し、前記感温ペレットの所定の動作温度で前記第１および第２リード部材間の導通状態を切換える感温ペレット型温度ヒューズ。
2. 前記押圧板の少なくとも一つの当接面は、前記感温ペレットの端面を押圧し、保管および使用環境下で少なくとも変質回避可能な非変質材を選定したことを特徴とする請求項１に記載の感温ペレット型温度ヒューズ。
3. 前記押圧板がステンレス等の金属円板からなり、非変質材がステンレスであることを特徴とする請求項１に記載の感温ペレット型温度ヒューズ。
4. 前記押圧板がセラミックやプラスチック等の絶縁円板からなり、非変質材がセラミックまたはプラスチックであることを特徴とする請求項１に記載の感温ペレット型温度ヒューズ。
5. 前記押圧板が所定の機械的強度を有する円板からなり、この円板の表面に前記非変質材の被膜を形成したことを特徴とする請求項１に記載の感温ペレット型温度ヒューズ。