JP2003317582A - 開閉装置 - Google Patents

開閉装置

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JP2003317582A
JP2003317582A JP2002120517A JP2002120517A JP2003317582A JP 2003317582 A JP2003317582 A JP 2003317582A JP 2002120517 A JP2002120517 A JP 2002120517A JP 2002120517 A JP2002120517 A JP 2002120517A JP 2003317582 A JP2003317582 A JP 2003317582A
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switch
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circuit
forced commutation
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JP2002120517A
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English (en)
Inventor
Yukimori Kishida
行盛 岸田
Hiroyuki Sasao
博之 笹尾
Kenichi Koyama
健一 小山
Yasushi Nakayama
靖 中山
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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  • High-Tension Arc-Extinguishing Switches Without Spraying Means (AREA)
  • Driving Mechanisms And Operating Circuits Of Arc-Extinguishing High-Tension Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 遮断性能の高い開閉装置を得る。 【解決手段】 前記主回路に流れる電流の通電/遮断を
切り替える主回路スイッチ1と、主回路スイッチ1に並
列に接続され、電流零点を強制的に生成するために主回
路スイッチ1に重畳する高周波電流を出力する強制転流
回路60と、強制転流回路60に並列に、かつ、主回路
スイッチ1に直列に接続された可飽和リアクトル13,
14とを備え、可飽和リアクトル13は、強制転流回路
60から供給される高周波電流によって主回路スイッチ
1に流れる電流が強制的に零点になる前に非磁気飽和状
態になるものであって、可飽和リアクトル14は、強制
転流回路60から供給される高周波電流によって主回路
スイッチ1に流れる電流が強制的に零点になる後に非磁
気飽和状態になるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、開閉装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図11は、従来の開閉装置の一例を示し
たものである。図において、1001は主回路スイッ
チ、1002は主回路直流電源、1003は強制転流回
路160の直流電源、1005は強制転流回路160の
コンデンサ、1006は負荷、111は、強制転流回路
160の投入スイッチ、112は転流回路リアクトル、
113は強制転流回路160の電流零点前に非飽和状態
になる可飽和リアクトル、115はエネルギー吸収素
子、122は主回路スイッチ1001に流れる電流、1
23は重畳する高周波電流、124は全電流である。
【0003】図2は、図1の構成の従来の開閉装置にお
ける電流遮断の過程の各部の電流、電圧波形を模式的に
示したものである。上から順に、主回路スイッチ100
1の電流122の波形、重畳する高周波電流123の波
形、全電流124の波形、コア無しの場合の主接点間の
回路回復電圧126の波形、および、可飽和リアクトル
114間の電圧127の波形である。なお、図12にお
いて、150は、高周波電流が流れ始める時点、151
は、可飽和リアクトル113の磁気飽和が解ける時点、
152は、主回路スイッチ1001の電流が零点になる
時点、154は、遮断電流、155は、可飽和リアクト
ル113の磁気飽和が解ける電流、156は、主回路ス
イッチ1001の電流が零点で主回路スイッチが電流を
遮断して回路回復電圧126が立ち上がる途中で電圧ブ
レークダウンする時点である。
【0004】動作について説明する。図11に示すよう
に、従来の開閉装置は、インダクタンス112と、(コ
ンデンサ1005と投入スイッチ111で構成された)
強制転流回路160と、主回路スイッチ1001とか
ら、構成されている。強制転流回路160は、主回路ス
イッチ1001の電流において強制的に零点が発生する
ように高周波電流を重畳するための回路である。一般
に、直流回路では、機械スイッチは自己消弧能力が無
く、電流零点でないと電流遮断は出来ない。そこで、交
流回路において自然電流零点を待たずに遮断する場合や
直流回路の場合には、図11の構成のようにして、主回
路スイッチ1001は、強制転流回路160から高周波
電流123を重畳することで、強制的に電流零点をつく
り、電流を遮断する。なお、主回路スイッチ1001の
電流遮断が容易になるように、強制電流零点前の可飽和
リアクトル113の磁気飽和が解ける時点で可飽和リア
クトル113のインダクタンスは大きくなり、電流傾斜
は緩くするように構成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の開閉装置は以上
のように構成されているが、電流遮断後、コンデンサ1
005の残留電圧に対応する回路回復電圧126が主回
路スイッチ1001の接点間にかかってしまうが、この
回路回復電圧126が高い場合には、首魁路スイッチ1
001がブレークダウンして、再び、主回路スイッチ1
001には電流が流れてしまい、遮断失敗に至る可能性
があるという問題点があった。
【0006】また、主回路が交流回路であると、自然電
流零点付近で可飽和リアクトル114は非飽和状態とな
り、インダクタンスが発生する。これより、交流電流波
形が歪んでしまうという問題点があった。
【0007】本発明は、かかる問題点を解決するために
なされたものであり、電流遮断性能を向上させた開閉装
置を得ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、電源と負荷
とを備えた主回路に流れる電流の通電/遮断を制御する
ための開閉装置であって、前記主回路に流れる電流の通
電/遮断を切り替える主回路スイッチと、前記主回路ス
イッチに並列に接続され、前記主回路スイッチに流れる
電流の零点を強制的に生成するために前記主回路スイッ
チに重畳する高周波電流を出力する強制転流回路と、前
記強制転流回路に並列に、かつ、前記主回路スイッチに
直列に接続された第一及び第二の可飽和リアクトルとを
備え、前記第一の可飽和リアクトルは、前記強制転流回
路から供給される高周波電流によって前記主回路スイッ
チに流れる電流が強制的に零点になる前に非磁気飽和状
態になるものであって、前記第二の可飽和リアクトル
は、前記強制転流回路から供給される高周波電流によっ
て前記主回路スイッチに流れる電流が強制的に零点にな
る後に非磁気飽和状態になるものである。
【0009】また、この発明は、電源と負荷とを備えた
主回路に流れる電流の通電/遮断を制御するための開閉
装置であって、前記主回路に流れる電流を通常流すため
の主回路通電スイッチと、前記主回路通電スイッチに重
畳する高周波電流を出力する主回路通電スイッチ用強制
転流回路と、前記主回路通電スイッチに並列に接続さ
れ、前記主回路通電スイッチが上記主回路通電スイッチ
用強制転流回路により開極されたときに上記電流が移行
される主回路遮断スイッチと、前記主回路遮断スイッチ
に重畳する高周波電流を出力する主回路遮断スイッチ用
強制転流回路と、前記主回路遮断スイッチ用強制転流回
路に並列に、かつ、前記主回路遮断スイッチに直列に接
続された第一及び第二の可飽和リアクトルとを備え、前
記第一の可飽和リアクトルは、前記強制転流回路から供
給される高周波電流によって前記主回路スイッチに流れ
る電流が強制的に零点になる前に非磁気飽和状態になる
ものであって、前記第二の可飽和リアクトルは、前記強
制転流回路から供給される高周波電流によって前記主回
路スイッチに流れる電流が強制的に零点になる後に非磁
気飽和状態になるものである開閉装置である。
【0010】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は、この発明
の実施の形態1による開閉装置を示したものである。図
1において、1は主回路スイッチ、2は主回路直流電
源、3は強制転流回路60の直流電源、4は強制転流回
路60のコンデンサ、6は負荷、11は強制転流回路6
0の投入スイッチ、12は強制転流回路リアクトル、1
3は強制転流回路60の電流零点前に非飽和状態になる
可飽和リアクトル、14は強制転流回路60の電流零点
後に非飽和状態になる可飽和リアクトル、15はエネル
ギー吸収素子である。22は主回路スイッチ1に流れる
電流、23は強制転流回路60により重畳する高周波電
流、24は全電流、60は強制転流回路である。
【0011】図1に示すように、本発明の開閉装置は、
主回路直流電源2と負荷6とからなる主回路に流れる電
流の通電/遮断を切り替える主回路スイッチ1と、当該
主回路スイッチに並列接続された強制転流回路60とを
備えている。それに加えて、強制転流回路60に並列
に、かつ、主回路スイッチ1に直列に接続された2つの
可飽和リアクトル13,14を備えている。可飽和リア
クトル13は、強制転流回路60の電流零点前に非飽和
状態になる可飽和リアクトルであり、可飽和リアクトル
14は、強制転流回路60の電流零点後に非飽和状態に
なる可飽和リアクトルである。また、強制転流回路60
は、強制転流回路の直流電源3と、それに並列に接続さ
れたコンデンサ4と、それらに直列に接続された(2つ
の並列接続された)投入スイッチ11と、3,4,11
に並列に接続されたエネルギー素子15と、エネルギー
素子15(または、3,4,11)に直列に接続された
転流回路リアクトル12とから構成されている。
【0012】図2は、図1に示した主回路スイッチ1の
構成の一例を示した図である。図2において、90は真
空バルブ、91は固定接点、92は可動接点、93は開
極用コイル、94は閉極用コイル、95は反発板、96
は接圧発生開極保持バネ、97は上部端子、98は下部
端子、99は可動軸である。主回路スイッチ1の動作に
ついては後述する。
【0013】図3は、図1に示した本発明の開閉装置に
おける電流遮断の過程の各部の電流および電圧の波形を
模式的に示した図である。図3において、上から順に、
主回路スイッチ1の電流22の波形、重畳する高周波電
流23の波形、全電流24の波形、可飽和リアクトル1
4有りの場合の主接点間の回路回復電圧25の波形(破
線は、可飽和リアクトル14無しの場合の主接点間の回
路回復電圧26の波形)、および、可飽和リアクトル間
の電圧27の波形である。なお、図3において、50
は、高周波電流が流れ始める時点、51は、可飽和リア
クトル14の磁気飽和が解ける時点、52は、主回路ス
イッチ1の電流が零点になる時点、53は、主回路スイ
ッチ1の電流が遮断して絶縁回復する時点、54は、遮
断電流、55は、可飽和リアクトル14の磁気飽和が解
ける電流である。
【0014】図4は、可飽和リアクトル14の磁束密度
B−磁化力特性H(以下、B−H特性)の曲線131を
示した図である。磁化力Hは、H=I/2πRと表され
る。ここで、Iは可飽和リアクトル内心を流れる電流で
あり、Rは電流からの距離である。ここで、μは可飽和
リアクトル14の透磁率に表される。インダクタンスは
B−H特性の傾きに比例する。図4において、Hが0
[A/m]になると、可飽和リアクトル14の磁気飽和
が解け、B−H特性の傾きは大きくなり、インダクタン
スも大きくなることから、可飽和リアクトル内心を流れ
る電流が正から0[A]になるとインダクタンスは増え
ることがわかる。
【0015】図5は、可飽和リアクトル13のB−H特
性の曲線141を示した図である。図5において、Hが
0[A/m]より大きい値で、可飽和リアクトル13の
磁気飽和が解け、B−H特性の傾きは大きくなり、すな
わち、インダクタンスも大きくなる。可飽和リアクトル
内心を流れる電流は0[A]になる前に、可飽和リアク
トル13のインダクタンスが大きくなることで、電流傾
斜が緩くなる。
【0016】図6は、可飽和リアクトル13及び14の
構造の一例142Aを示していて、これは、エアギャッ
プが無いものである。可飽和リアクトル142Aは、図
6の上面図に示すように、略々矩形の板状形状の外形を
有しており、中央部分に当該外形と略々相似形の矩形の
空洞が形成されている。従って、図6に示すように、矩
形のドーナツ形状となっている。図6に示す可飽和リア
クトル142Aは、材料の透磁率により、図4または図
5のB−Hの特性を示す。
【0017】図7は、可飽和リアクトル13の構造の他
の例142Bを示していて、エアギャップ143がある
ものである。図7に示した可飽和リアクトル142B
は、基本的には図6の142Aと同様の構造を有してい
るが、異なる点は、略々矩形の対向する2つの長辺の両
方に、図7に示すように、エアギャップ143が設けら
れている点である。なお、エアギャップ143は、長辺
の中央部分に形成されている。磁気回路の磁気抵抗があ
って、磁気飽和する磁化力Hが大きくなり、このような
可飽和リアクトル142Bにより、図5のようなB−H
の特性が得られる。なお、図6及び図7に示した構造
は、一例に過ぎず、これに限定されるものではない。
【0018】電流遮断原理を説明する。主回路スイッチ
1は、図2に示すように、自己消弧型の開閉器ではない
ので、それに流れる電流がゼロでないと電流遮断が出来
ない。そこで、主回路スイッチ1に流れる電流22に高
周波電流23を重畳して強制電流零点をつくって、電流
遮断をする。
【0019】高周波電流23の周波数が大きければ、強
制転流回路60のコンデンサ4の静電容量およびリアク
トル12のインダクタンスは小さくても、遮断電流より
大きい高周波電流をつくることが出来、強制転流回路6
0は小型になる。しかし、高周波電流23の傾斜が高く
なると、主回路スイッチ1による電流遮断が難しくな
る。そこで、図1において、強制転流回路60の電流零
点前に非飽和状態になる可飽和リアクトル13と、強制
転流回路60の電流零点後に非飽和状態になる可飽和リ
アクトル14とを、主回路スイッチ1に直列に強制転流
回路60と交わるところに配置する。図3に示すよう
に、図5の可飽和リアクトル13のB−H特性から主回
路スイッチ1に流れる電流22の零点前に可飽和リアク
トル13のインダクタンスが大きくなることで、電流傾
斜を緩やかにする。また、図3に示すように、図6の可
飽和リアクトル14のB−H特性から主回路スイッチ1
に流れる電流22の零点で可飽和リアクトル14のイン
ダクタンスを大きくなることで、図3の可飽和リアクト
ル14間の電圧27に示すように、可飽和リアクトル間
で電圧降下が大きくなり、遮断後の回路回復電圧25が
低くなる。これら可飽和リアクトル13、14を図1に
示すように配置することにより主回路スイッチ1は高周
波の高周波電流23でも遮断が可能になることで、強制
転流回路60は小型に出来る。
【0020】次に、図2示す主回路スイッチ1の動作説
明をする。図2において主回路1の電流22は上部端子
97から真空バルブ90の固定接点(固定電極)91、
可動接点(可動電極)92、下部端子98を通って流れ
る。反発板95は可動軸99に固着していて、可動部は
可動接点92、可動軸99、反発板95で構成される。
固定接点91と可動接点92が接しているとき、電路は
閉じていて、開閉装置は閉極状態である。固定接点91
と可動接点92とが離れているとき、電路が開いていて
開閉装置は開極状態である。開閉装置が閉極極状態のと
き、反発板95は開極用コイル93と対向していて、開
極状態のとき、反発板95は閉極用コイル94と対向し
ている。接圧発生開極保持バネ96は、所定のたわみを
越えると反対方向荷重が発生する非線形荷重特性を持っ
ている。接圧発生開極保持バネ96は、閉極状態では図
2において上方向の荷重が発生し、固定接点91に可動
接点92をある荷重で押しつけことにより、電流を真空
バルブ90に通電できる。開極状態では接圧発生開極保
持バネ96は、図2において下方向の荷重が発生し、可
動接点92を固定接点91から離して開極保持する。
【0021】パルス電流を発生する別の駆動電源から開
極用コイル93にパルス電流が流すと、パルス磁界が発
生する。図2の反発板95に誘導電流が発生し、開極用
コイル93のパルス電流との相互作用により、図2の下
方向に反発力が発生する。反発力が固定接点91に可動
接点92を押しつけるのに発生する接圧発生開極保持バ
ネ96の荷重を越えると、接圧発生開極保持バネ96は
たわみ、可動部は動き始める。ある程度、可動部が動く
と、接圧発生開極保持バネ96は図2における下方向の
荷重を発生し、反転して開極保持をする。
【0022】閉極動作も開極動作と同様に閉極用コイル
94にパルス電流を流すことによりこのコイルに対向す
る反発板95に相互作用が発生して図2において上側に
反発力が発生する。可動部は閉極駆動し、接圧発生開極
保持バネ62はあるたわみを越えると反転する。接圧発
生開極保持バネ96により可動部は駆動することによ
り、開閉装置は閉極する。
【0023】主回路スイッチ1に、図2に示すような高
速応答のスイッチを適用すると、短絡事故時の電流が大
きくなる前に電流遮断が出来るので、遮断電流値が小さ
くなり、強制転流回路60も小型に出来る。また、大電
流に対する負荷6、配線の保護に対しても有効である。
【0024】図1において、主回路スイッチ1は図2に
示すような電磁反発駆動でなくても高速で開閉が出来れ
ば足りるのは言うまでもない。
【0025】以上のように、本実施の形態によれば、強
制転流回路60と並列かつ主回路スイッチ1と直列とな
る箇所に2つの可飽和リアクトル13,14を設け、そ
の1つが、強制転流回路60から供給される出力電流
(すなわち、重畳される高周波電流)により主回路スイ
ッチ1に流れる電流が強制的に電流零点になる前に非磁
気飽和状態になる可飽和リアクトル13であり、もう1
つが、強制転流回路60から供給される出力電流により
主回路スイッチ1に流れる電流が強制的に電流零点にな
る後に非磁気飽和状態になる可飽和リアクトル14であ
る、可飽和リアクトルの組合せが配置されている。これ
により、主回路スイッチ1に流れる電流が強制的に電流
零点になる前と後に磁気飽和状態がそれぞれ解消する可
飽和リアクトル13,14の組み合わせにより、主回路
スイッチ1に流れる電流の電流傾斜が電流零点前に緩や
かになるとともに、電流零点以後に可飽和リアクトル間
で電圧降下が大きくなり、遮断後の回路回復電圧が低く
なるので、主回路スイッチ1がブレークダウンして遮断
失敗に至ることを防止することができるので、主回路ス
イッチ1の電流遮断を容易にし、遮断性能を向上させる
ことができる。
【0026】実施の形態2.図8は、この発明の実施の
形態2に係る開閉装置の構成を示した図である。この開
閉装置は主に商用周波の自然に出来る電流零点を待って
電流遮断するものではなく、事故時に高速に遮断する
か、もしくは、遮断の後、抵抗やインダクタンスに電流
を流して、短絡電流から負荷や回路を保護するための開
閉装置である。図8において、31は交流電源、101
は主回路通電スイッチ、102は主回路遮断スイッチ、
103は限流抵抗、400は主回路通電スイッチ用強制
転流回路、410は主回路遮断スイッチ用強制転流回
路、401、411は強制転流回路のコンデンサ、40
2、412は強制転流回路のリアクトル、403、41
3は強制転流回路の投入スイッチ、404、414は強
制転流回路の直流電源、200は全電流、201は主回
路通電スイッチに流れる電流、202は主回路通電スイ
ッチ101に重畳する高周波電流、203は主回路遮断
スイッチ102に流れる電流、204は主回路遮断スイ
ッチ102に重畳する高周波電流である。
【0027】主回路通電スイッチ101は通電能力を重
視したスイッチで、消弧能力はそれほど必要ではない。
主回路遮断スイッチ102は消弧能力を重視したスイッ
チで、通電能力はそれほど必要ではない。主回路通電ス
イッチ101、主回路遮断スイッチ102は、高速開極
スイッチで具体的には図2に示す主回路スイッチ1と同
様な電磁反発高速開閉駆動機構を持っている。
【0028】本実施の形態に係る開閉装置は、図8に示
すように、交流電源31と、負荷6とからなる主回路に
通常時に電流を流すための主回路通電スイッチ101
と、主回路通電スイッチ101に対して並列に接続され
た主回路遮断スイッチ102とが設けられている。ま
た、主回路通電スイッチ101に対して高周波電流を重
畳するための主回路通電スイッチ用強制転流回路400
が、主回路通電スイッチ101に対して並列に接続され
ている。また、同様に、主回路遮断スイッチ102に対
して高周波電流を重畳するための主回路遮断スイッチ用
強制転流回路410が、主回路遮断スイッチ102に対
して並列に接続されている。なお、これらの強制転流回
路400,410の内部構成については、図1に示した
ものと同じであるため、ここでは説明を省略する。ま
た、主回路遮断スイッチ用強制転流回路410に並列に
限流抵抗103が接続されている。さらに、主回路遮断
スイッチ用強制転流回路410に並列に、かつ、主回路
遮断スイッチ102に直列に接続された2つの可飽和リ
アクトル13,14を備えている。可飽和リアクトル1
3は、強制転流回路60の電流零点前に非飽和状態にな
る可飽和リアクトルであり、可飽和リアクトル14は、
強制転流回路60の電流零点後に非飽和状態になる可飽
和リアクトルである。
【0029】動作について大まかに説明する。本実施の
形態においては、主回路に流れる電流を遮断させる場合
には、まず、主回路通電スイッチ101に主回路通電ス
イッチ用強制転流回路400から高周波電流を重畳し
て、強制的に、主回路通電スイッチ101に流れる電流
の零点を生成する。これにより、主回路通電スイッチ1
01が開極して、主回路通電スイッチ101から主回路
遮断スイッチ102に電流が移りはじめる。電流が移り
終わった後に、主回路遮断スイッチ102に主回路遮断
スイッチ用強制転流回路410から高周波電流を重畳し
て、強制的に、主回路遮断スイッチ102に流れる電流
の零点を生成する。
【0030】さらに詳細に動作について説明する。図9
は、可飽和リアクトル13、14が飽和状態でインダク
タンスが発生していて、主回路通電スイッチ101のア
ーク電圧だけで主回路通電スイッチ101から主回路遮
断スイッチ102に電流が移る場合の各部の電流波形、
電圧波形を示した図である。図において、220は可飽
和リアクトル13の磁気飽和が解ける電流、230は主
回路通電スイッチ101が開極してアーク電圧が発生
し、主回路通電スイッチ101から主回路遮断スイッチ
102に電流が移り始める時点、231は主回路通電ス
イッチ101から主回路遮断スイッチ102に電流が移
り終わる時点、232は強制転流回路410から主回路
遮断スイッチ102に高周波電流を重畳する時点、23
3は可飽和リアクトル14の磁気飽和が解ける時点、2
34は主回路遮断スイッチ102の電流が零点になる時
点である。
【0031】図8において、開閉装置が閉極状態では主
回路電流は主回路通電スイッチ101と主回路遮断スイ
ッチ102にそれぞれ流れ、主回路通電スイッチ10
1、主回路遮断スイッチ102のインピーダンスにより
分流する割合が決まる。図9において、主回路遮断スイ
ッチ102に流れる電流203が可飽和リアクトル13
の磁気飽和が解ける電流220より大きい場合、可飽和
リアクトル13,14は磁気飽和していて、インダクタ
ンスは大きくなく、時点230に主回路通電スイッチ1
01が開極して、その接点間にアーク電圧が発生すれ
ば、主回路通電スイッチ101に流れる電流203は主
回路通電スイッチ101から主回路遮断スイッチ102
に移る。時点231に電流203が主回路遮断スイッチ
102に移った後、ある所定の時間経過時点232に高
周波電流204を主回路遮断スイッチ102に流れる電
流203に重畳する。電流203が可飽和リアクトル1
3の磁気飽和が解ける電流220より小さくなった時点
233で、可飽和リアクトル13の磁気飽和が解けて、
インダクタンスが発生することで、電流203の電流傾
斜は緩やかになる。そして、電流203が電流零点を迎
え、飽和リアクトル14のインダクタンスが大きくなる
ことで、可飽和リアクトル間で電圧降下が起きて、遮断
後の回路回復電圧が低くなる。上述の実施の形態1と同
様に、これら可飽和リアクトル13,14を図1に示す
ように配置することにより主回路スイッチ102は高周
波の高周波電流202でも遮断が可能になり、強制転流
回路410は小型に出来る。
【0032】図10は、可飽和リアクトル13、14が
非飽和状態でインダクタンスが発生していて、主回路通
電スイッチ101のアーク電圧だけでは主回路通電スイ
ッチ101から主回路遮断スイッチ102に電流が移ら
ない場合の各部の電流波形、電圧波形を示した図であ
る。図において、235は強制転流回路400から主回
路通電スイッチ101に高周波電流を重畳する時点、2
36は主回路通電スイッチ101の電流が強制電流零点
になり、主回路通電スイッチ101から主回路遮断スイ
ッチ102に電流が移り始める時点、237は強制転流
回路410から主回路遮断スイッチ102に高周波電流
を重畳する時点、238は可飽和リアクトル14の磁気
飽和が解ける時点、239は主回路遮断スイッチ102
の電流が零点になる時点である。
【0033】図8および図10において、開閉装置が閉
極状態の場合、分流している主回路遮断スイッチ102
に流れる電流203が可飽和リアクトル13の磁気飽和
が解ける電流220より小さい場合、可飽和リアクトル
13,14は磁気飽和状態ではなく、インダクタンスは
大きいので、時点230に主回路通電スイッチ101が
開極して、その接点間にアーク電圧が発生しても、主回
路通電スイッチ101に流れる電流203は主回路通電
スイッチ101から主回路遮断スイッチ102に移るこ
とができない。そこで、時点235に強制転流回路40
0から主回路通電スイッチ101に高周波電流202を
重畳する。時点236で強制的に電流零点をつくって電
流遮断をして、主回路通電スイッチ101から主回路遮
断スイッチ102に電流が移り始まる。主回路通電スイ
ッチ101から主回路遮断スイッチ102に電流が移り
終わった時点237で、主回路遮断スイッチ用強制転流
回路410から主回路遮断スイッチ102に流れる電流
203に高周波電流204を重畳して時点238に強制
的に電流零点をつくる。実施の形態1においても説明し
たように、可飽和リアクトル13,14の配置により主
回路遮断スイッチ102は確実に電流遮断をする。
【0034】なお、図8に示すように、抵抗103を配
置した場合、電流遮断後、主回路電流は抵抗103に流
れるので、主回路電流は小さくなり、負荷や回路は保護
される。
【0035】以上のように、本実施の形態においては、
開閉装置が、主回路に流れる電流を通常時に流す主回路
通電スイッチ101と、主回路通電スイッチ101に高
周波電流を流すための主回路通電スイッチ用強制転流回
路400と、主回路に流れる電流を遮断する主回路遮断
スイッチ102と、主回路遮断スイッチ102に高周波
電流を流すための主回路遮断スイッチ用強制転流回路4
10と、主回路遮断スイッチ102に直列接続された2
つの可飽和リアクトル13,14の組み合わせと、から
構成されている。これにより、上述の実施の形態1と同
様の効果が得られるとともに、常時通電用としての主回
路通電スイッチ101と遮断用としての可飽和リアクト
ル付きの主回路遮断スイッチ102で構成された開閉装
置において、開閉装置の閉極時には常時通電は可飽和リ
アクトル13,14が付いていない常時通電用主回路ス
イッチ101において主に行われるので、インダクタン
スが発生することなく、歪みがない通電電流が得られ
る。これにより、可飽和リアクトル付きの開閉装置を主
回路が交流回路から構成されている場合にも適用するこ
とが可能となる。
【0036】
【発明の効果】この発明は、電源と負荷とを備えた主回
路に流れる電流の通電/遮断を制御するための開閉装置
であって、前記主回路に流れる電流の通電/遮断を切り
替える主回路スイッチと、前記主回路スイッチに並列に
接続され、前記主回路スイッチに流れる電流の零点を強
制的に生成するために前記主回路スイッチに重畳する高
周波電流を出力する強制転流回路と、前記強制転流回路
に並列に、かつ、前記主回路スイッチに直列に接続され
た第一及び第二の可飽和リアクトルとを備え、前記第一
の可飽和リアクトルは、前記強制転流回路から供給され
る高周波電流によって前記主回路スイッチに流れる電流
が強制的に零点になる前に非磁気飽和状態になるもので
あって、前記第二の可飽和リアクトルは、前記強制転流
回路から供給される高周波電流によって前記主回路スイ
ッチに流れる電流が強制的に零点になる後に非磁気飽和
状態になるものであるので、遮断後の回路回復電圧を低
く抑えることができるので、主回路スイッチが回路回復
電圧によりブレークダウンすることを防止でき、遮断性
能が向上する。
【0037】また、この発明は、電源と負荷とを備えた
主回路に流れる電流の通電/遮断を制御するための開閉
装置であって、前記主回路に流れる電流を通常流すため
の主回路通電スイッチと、前記主回路通電スイッチに重
畳する高周波電流を出力する主回路通電スイッチ用強制
転流回路と、前記主回路通電スイッチに並列に接続さ
れ、前記主回路通電スイッチが上記主回路通電スイッチ
用強制転流回路により開極されたときに上記電流が移行
される主回路遮断スイッチと、前記主回路遮断スイッチ
に重畳する高周波電流を出力する主回路遮断スイッチ用
強制転流回路と、前記主回路遮断スイッチ用強制転流回
路に並列に、かつ、前記主回路遮断スイッチに直列に接
続された第一及び第二の可飽和リアクトルとを備え、前
記第一の可飽和リアクトルは、前記強制転流回路から供
給される高周波電流によって前記主回路スイッチに流れ
る電流が強制的に零点になる前に非磁気飽和状態になる
ものであって、前記第二の可飽和リアクトルは、前記強
制転流回路から供給される高周波電流によって前記主回
路スイッチに流れる電流が強制的に零点になる後に非磁
気飽和状態になるものである開閉装置であるので、遮断
後の回路回復電圧を低く抑えることができるので、主回
路スイッチが回路回復電圧によりブレークダウンするこ
とを防止でき、遮断性能が向上するとともに、常時通電
時は可飽和リアクトルの付いていないスイッチにおいて
主に行われるので、歪みがない通電電流が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1に係る開閉装置の構成
を示した回路図である。
【図2】 本発明の実施の形態1に係る開閉装置に設け
られた主回路スイッチの構成の一例を示した断面図であ
る。
【図3】 本発明の実施の形態1に係る開閉装置におけ
る電流遮断の過程における各部の電流および電圧の波形
を示した説明図である。
【図4】 本発明の実施の形態1に係る開閉装置に設け
られた可飽和リアクトルの磁束密度―磁化力特性を示し
た説明図である。
【図5】 本発明の実施の形態1に係る開閉装置に設け
られた可飽和リアクトルの磁束密度―磁化力特性を示し
た説明図である。
【図6】 本発明の実施の形態1に係る開閉装置に設け
られた可飽和リアクトルの構造の一例を示した説明図で
ある。
【図7】 本発明の実施の形態1に係る開閉装置に設け
られた可飽和リアクトルの構造の一例を示した説明図で
ある。
【図8】 本発明の実施の形態2に係る開閉装置の構成
を示した回路図である。
【図9】 本発明の実施の形態2に係る開閉装置におけ
る電流遮断の過程における各部の電流および電圧の波形
を示した説明図である。
【図10】 本発明の実施の形態2に係る開閉装置にお
ける電流遮断の過程における各部の電流および電圧の波
形を示した説明図である。
【図11】 従来の開閉装置の構成を示した回路図であ
る。
【図12】 従来の開閉装置における電流遮断の過程に
おける各部の電流および電圧の波形を示した説明図であ
る。
【符号の説明】
1 主回路スイッチ、2 主回路直流電源、3 強制転
流回路の直流電源、4強制転流回路のコンデンサ、6
負荷、11 投入スイッチ、12 強制転流回路リアク
トル、13,14 可飽和リアクトル、15 エネルギ
ー吸収素子、31 交流電源、60 強制転流回路、1
01 主回路通電スイッチ、102主回路遮断スイッ
チ、103 限流抵抗、400 主回路通電スイッチ用
強制転流回路、401,411 コンデンサ、402,
412 リアクトル、403,413 投入スイッチ、
404,414 直流電源、410 主回路遮断スイッ
チ用強制転流回路。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成14年9月5日(2002.9.5)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項2
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】また、この発明は、電源と負荷とを備えた
主回路に流れる電流の通電/遮断を制御するための開閉
装置であって、前記主回路に流れる電流を通常流すため
の主回路通電スイッチと、前記主回路通電スイッチに重
畳する高周波電流を出力する主回路通電スイッチ用強制
転流回路と、前記主回路通電スイッチに並列に接続さ
れ、前記主回路通電スイッチが上記主回路通電スイッチ
用強制転流回路により開極されたときに上記電流が移行
される主回路遮断スイッチと、前記主回路遮断スイッチ
に重畳する高周波電流を出力する主回路遮断スイッチ用
強制転流回路と、記主回路遮断スイッチに直列に接続
された可飽和リアクトルとを備えた開閉装置である。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0037
【補正方法】変更
【補正内容】
【0037】また、この発明は、電源と負荷とを備えた
主回路に流れる電流の通電/遮断を制御するための開閉
装置であって、前記主回路に流れる電流を通常流すため
の主回路通電スイッチと、前記主回路通電スイッチに重
畳する高周波電流を出力する主回路通電スイッチ用強制
転流回路と、前記主回路通電スイッチに並列に接続さ
れ、前記主回路通電スイッチが上記主回路通電スイッチ
用強制転流回路により開極されたときに上記電流が移行
される主回路遮断スイッチと、前記主回路遮断スイッチ
に重畳する高周波電流を出力する主回路遮断スイッチ用
強制転流回路と、記主回路遮断スイッチに直列に接続
された可飽和リアクトルとを備えた開閉装置であるの
で、開閉装置の閉極時には常時通電は可飽和リアクトル
の付いていない主回路通電スイッチにおいて主に行われ
るので、歪みがない通電電流が得られる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小山 健一 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 中山 靖 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 5G026 VA05 5G028 AA22 FB06 FC01 FC02

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源と負荷とを備えた主回路に流れる電
    流の通電/遮断を制御するための開閉装置であって、 前記主回路に流れる電流の通電/遮断を切り替える主回
    路スイッチと、 前記主回路スイッチに並列に接続され、前記主回路スイ
    ッチに流れる電流の零点を強制的に生成するために前記
    主回路スイッチに重畳する高周波電流を出力する強制転
    流回路と、 前記強制転流回路に並列に、かつ、前記主回路スイッチ
    に直列に接続された第一及び第二の可飽和リアクトルと
    を備え、 前記第一の可飽和リアクトルは、前記強制転流回路から
    供給される高周波電流によって前記主回路スイッチに流
    れる電流が強制的に零点になる前に非磁気飽和状態にな
    るものであって、 前記第二の可飽和リアクトルは、前記強制転流回路から
    供給される高周波電流によって前記主回路スイッチに流
    れる電流が強制的に零点になる後に非磁気飽和状態にな
    るものであることを特徴とする開閉装置。
  2. 【請求項2】 電源と負荷とを備えた主回路に流れる電
    流の通電/遮断を制御するための開閉装置であって、 前記主回路に流れる電流を通常流すための主回路通電ス
    イッチと、 前記主回路通電スイッチに重畳する高周波電流を出力す
    る主回路通電スイッチ用強制転流回路と、 前記主回路通電スイッチに並列に接続され、前記主回路
    通電スイッチが上記主回路通電スイッチ用強制転流回路
    により開極されたときに上記電流が移行される主回路遮
    断スイッチと、 前記主回路遮断スイッチに重畳する高周波電流を出力す
    る主回路遮断スイッチ用強制転流回路と、 前記主回路遮断スイッチ用強制転流回路に並列に、か
    つ、前記主回路遮断スイッチに直列に接続された第一及
    び第二の可飽和リアクトルとを備え、 前記第一の可飽和リアクトルは、前記強制転流回路から
    供給される高周波電流によって前記主回路スイッチに流
    れる電流が強制的に零点になる前に非磁気飽和状態にな
    るものであって、 前記第二の可飽和リアクトルは、前記強制転流回路から
    供給される高周波電流によって前記主回路スイッチに流
    れる電流が強制的に零点になる後に非磁気飽和状態にな
    るものであることを特徴とする開閉装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012079660A (ja) * 2010-10-06 2012-04-19 Hitachi Ltd 転流式交流遮断器
JP2015507325A (ja) * 2011-12-23 2015-03-05 アルストム テクノロジー リミテッドALSTOM Technology Ltd メカトロニクス回路遮断装置および関連トリガリング方法並びに高直流を遮断する際のその使用方法
US20170288388A1 (en) * 2014-09-26 2017-10-05 Mitsubishi Electric Corporation Dc circuit breaker

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