JP2003316962A - 営業支援システム - Google Patents

営業支援システム

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JP2003316962A
JP2003316962A JP2003057585A JP2003057585A JP2003316962A JP 2003316962 A JP2003316962 A JP 2003316962A JP 2003057585 A JP2003057585 A JP 2003057585A JP 2003057585 A JP2003057585 A JP 2003057585A JP 2003316962 A JP2003316962 A JP 2003316962A
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JP2003057585A
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Koji Shimada
孝司 島田
Kiyobumi Akita
清文 秋田
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の課題は、既存の外部処理系にて処理
されている最新の情報を顧客が使用する端末装置に提供
できると共に、端末装置と外部処理系との間で情報交換
処理を行うことができるような営業支援システムを提供
することである。 【解決手段】 端末装置からの要求に応じて外部処理系
に対するサービス情報要求データを所定の形式にて作成
し、その作成されたサービス情報要求データの形式を外
部処理系にて処理可能な形式に変換すると共に、該サー
ビス情報要求データに応答して外部処理系から提供され
るサービス情報を当該所定の形式に変換し、更に、所定
の形式に変換されたサービス情報を要求元の端末装置に
提供するように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、営業支援システム
に係り、詳しくは、外部の既存処理系(銀行勘定系、証
券ホスト、データウエアハウスなど)と種々の端末装置
(チャンネル)とを接続し、既存処理系の最新の情報を
顧客が使用する最適な端末装置に提供できるようにする
と共に、端末装置からの情報をその顧客が希望する既存
処理系に提供できるようにした営業支援システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、図1に示すような構成の
営業支援システムが提案されている。この営業支援シス
テム60は銀行内のコールセンターなどに設置されてお
り、銀行のフロアなどに設置されたコンピュータ端末装
置や電話器などのメディア10と接続され、メディア1
0に対して種々のサービス情報を提供するように構成さ
れている。
【0003】この営業支援システム60は、銀行サービ
スに関するオペレータ業務の代行や補助を行うアプリケ
ーション61、データの収集やデータ管理を行うデータ
管理オブジェクト62、各データの所在場所などの定義
を行う項目定義ユニット63及び顧客情報等のサービス
情報に関するデータベース65を備えている。そして、
メディア10から情報( 例えば、口座の残高照会) の要
求コマンドが入力されると、対応するアプリケーション
61がデータ管理オブジェクト62に要求に係る情報の
検索を依頼する。データ管理オブジェクト62は、要求
に係る情報がデータ管理オブジェクト62内にあれば、
そのままその情報をアプリケーション61に返す。ま
た、要求に係る情報がデータ管理オブジェクト62にな
ければ、項目定義ユニット63を参照してデータベース
63からその要求に係る情報( 口座残高) を検索してデ
ータ管理オブジェクト62内に取り込むと共にアプリケ
ーション61に返す。
【0004】アプリケーション61は、要求に係る情報
をデータ管理オブジェクト62から得ると、その情報を
要求のあったメディア10に返送する。その結果、その
メディア10を使用する顧客は、口座残高等のサービス
情報をメディア10を介して得ることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したよ
うな従来の営業支援システムでは、顧客情報のサービス
情報に関するデータベース65は、通常、週単位、月単
位でのバッチ処理、あるいは、ディレード処理により銀
行の勘定系や各所のデータウエアハウスから情報を集め
て更新される。従って、メディア10を用いた顧客から
の要求に対して、実際に銀行の勘定系で管理されている
情報と異なる場合があり、最新の情報を提供することが
できない。
【0006】また、銀行の勘定系、データウエアハウス
などの外部の処理系に直接接続されていないことから、
銀行の勘定系との間で行うべき処理( 振り込み処理、ロ
ーン契約など) は、別系統のシステムにて行わなければ
ならない。そこで、本発明の課題は、既存の外部処理系
にて処理されている最新の情報を顧客が使用する端末装
置に提供できると共に、端末装置と外部処理系との間で
情報交換処理を行うことができるような営業支援システ
ムを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明に係る営業支援システムは、請求項1に記載
されるように、プロトコルの異なる複数の処理系と、顧
客が利用する複数の端末装置とに、ネットワークを介し
て接続され、顧客から要求に応じて要求されたサービス
に係る情報を提供する営業支援システムであって、端末
装置を介して、顧客からの要求を受け付けるサービス要
求受付手段と、受け付けた顧客からの要求に応じて、前
記処理系において当該顧客に対応づけて記憶されている
顧客情報のうち、当該要求に必要となる当該顧客情報の
データ項目の内容を要求するデータ要求手段と、予めデ
ータ項目とデータ項目の内容が格納されている前記処理
系から当該データ項目の内容を取得するためのデータア
クセスルーチンとが対応付けられて記憶されている項目
定義部を参照して、要求された顧客のデータ項目に対応
するアクセスルーチンを起動するアクセスルーチン起動
手段と、起動されたアクセスルーチンから発行された取
得要求を、取得要求先である処理系と前記端末装置との
間のデータ交換に使用されるプロトコルに変換して、当
該処理系に送出する取得要求プロトコル変換手段と、前
記処理系から取得要求に基づいて返信されてきたデータ
項目の内容を、前記顧客の端末装置に送出するサービス
提供手段とを備えるように構成される。
【0008】このような営業支援システムでは、顧客の
操作により端末装置からサービス情報要求データが入力
されると、所定の形式のサービス情報要求データが作成
される。そして、そのサービス情報要求データが外部処
理系にて処理可能な形式に変換( プロトコル変換など)
される。外部処理系は、営業支援システムからのサービ
ス情報要求データに応答してサービス情報を返送する。
この返送されたサービス情報は上記所定の形式に変換さ
れ( プロトコル変換など) 、サービス情報の要求元の端
末装置に提供される。
【0009】このようなシステムによれば、外部処理系
に対してサービス情報要求データが当該外部処理系で処
理可能な形式にて提供されると共に、そのサービス情報
要求データに応答して外部処理系から返送された当該外
部処理系独自の形式のサービス情報が所定の形式に変換
される。従って、この外部処理系は、特に当該営業支援
システムとの入出力関係を考慮することなく接続するこ
とができる。そして、営業支援システムは、当該外部処
理系からの最新のサービス情報を仮想的なデータベース
からの情報として要求元の端末装置に提供することがで
きる。
【0010】また、この営業支援システムは、外部処理
系に接続されているので、端末装置と外部処理系との間
で行われる情報交換処理の支援を行うことができる。
【0011】また、本発明は、請求項2に記載されるよ
うに、プロトコルの異なる複数の処理系と、顧客が利用
する複数の端末装置とに、ネットワークを介して接続さ
れ、顧客から要求に応じて要求されたサービスに係る情
報を提供する営業支援システムであって、端末装置を介
して、顧客からの要求を受け付けるサービス要求受付手
段と、前記処理系から取得した、当該顧客に関するデー
タ項目の内容を記録するためのレコード領域を管理する
顧客情報レコード管理手段と、受け付けた顧客からの要
求に応じて、前記処理系において当該顧客に対応づけて
記憶されている顧客情報のうち、当該要求に必要となる
当該顧客情報のデータ項目の内容が、前記顧客情報レコ
ード管理手段で管理されたレコード領域に存在するか否
かを確認し、当該データ項目の内容が存在しない場合
に、当該データ項目の内容を要求するデータ要求手段
と、予めデータ項目とデータ項目の内容が格納されてい
る前記処理系から当該データ項目の内容を取得するため
のデータアクセスルーチンとが対応付けられて記憶され
ている項目定義部を参照して、要求された顧客のデータ
項目に対応するアクセスルーチンを起動するアクセスル
ーチン起動手段と、起動されたアクセスルーチンから発
行された取得要求を、取得要求先である処理系と前記端
末装置との間のデータ交換に使用されるプロトコルに変
換して、当該処理系に送出する取得要求プロトコル変換
手段と、前記処理系から取得要求に基づいて返信されて
きたデータ項目の内容を、前記顧客情報レコード領域の
該当項目に記憶すると共に、前記顧客の端末装置に送出
するサービス提供手段とを有するように構成することが
できる。
【0012】このようなシステムによれば、外部処理系
に対してサービス情報要求データが当該外部処理系で処
理可能な形式にて提供されると共に、そのサービス情報
要求データに応答して外部処理系から返送された当該外
部処理系独自の形式のサービス情報が所定の形式に変換
される。従って、この外部処理系は、特に当該営業支援
システムとの入出力関係を考慮することなく接続するこ
とができる。そして、営業支援システムは、要求に必要
となる当該顧客情報のデータ項目の内容が、顧客情報レ
コード管理手段で管理されたレコード領域に存在するか
否かを確認し、当該データ項目の内容が存在しない場合
に、当該データ項目の内容を要求するため、データ項目
の内容を要求する処理の負荷を軽減すると共に、当該外
部処理系からの最新のサービス情報を仮想的なデータベ
ースからの情報として要求元の端末装置に提供すること
ができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の一形態を図
面に基づいて説明する。本発明の実施の一形態に係る営
業支援システムのハードウエア構成は、例えば、図2に
示すようになっている。この営業支援システムは、例え
ば、銀行のコールセンターに設置される。図2におい
て、この営業支援システム100は、交換機101、音
声応答装置(Voice Responce Unit:
VRU)102、オペレータ端末103a、103b、
サーバ105を有している。電話器11及びファックス
12が公衆網40を介して交換機101に接続されてい
る。交換機101は、電話器11からの呼を原則的に音
声応答装置102に接続する。また、この交換機101
は、自動呼分配機能(ACD)を備えており、所定のア
ルゴリズムに従って、外部からの呼が各オペレータ端末
103a、103bに振り分けられる。上記音声応答装
置102及びオペレータ端末103a、103bはサー
バ105に接続され、夫々、サーバ105内に蓄積され
た情報を利用できるようになっている。各オペレータ端
末103a、103bは、内蔵電話ユニット(TAP
I)を有しており、各オペレータは、その内蔵電話ユニ
ットにて顧客と会話を行いながらオペレータ端末103
a、103bの操作を行うことができるようになってい
る。 この営業支援システム100は、更に、ルータ1
10、受付端末111及びサーバ115を有している。
コンピュータ端末(個人用コンピュータ端末、所謂キオ
スク端末等を含む)20がインターネットなどのデータ
通信網50を介してルータ110に接続されている。ル
ータ110を介してデータ通信網50上の他のコンピュ
ータ端末と接続された受付端末111はサーバ115に
接続され、このサーバ115の情報を利用できるように
なっている。
【0014】この営業支援システム100は、また更
に、ゲートウエイ120a、120b、120cを有し
ている。これらのゲートウエイ120a、120b、1
20cは、上述した各サーバ105、115と共にLA
Nに接続されている。ゲートウエイ120a、120
b、120cには、夫々、銀行の勘定系( ホスト) 20
0、データウエアハウスのデータベース(M−CIF)
300、証券会社のホスト400(それぞれが外部処理
系)が接続されている。営業支援システム100内で処
理されたデータは、ゲートウエイ120a、120b、
120cを介して上記銀行の勘定系200、データベー
ス300及び証券会社のホスト400に提供される共
に、上記銀行の勘定系200、データベース300及び
証券会社のホスト400からのデータは、夫々、ゲート
ウエイ120a、120b、120cを介して当該営業
支援システム100内に取り込まれるようになってい
る。
【0015】また、会員(顧客)情報を格納したCRM
サーバ125がLANに接続され、このCRMサーバ1
245内の情報をサーバ105、115を介して各オペ
レータ端末103a、103b及び受付端末111にて
利用できるようになっている。上記のようなハードウエ
ア構成となる営業支援システム100は、例えば、図3
に示されるような機能構成を有している。
【0016】即ち、この営業支援システム100は、機
能的に、上記電話器11、ファックス12、コンピュー
タ端末20などのメディア10と結合して、顧客に対す
るサービス情報の提供に係るオペレータ業務の代行や補
助を行うアプリケーション150、データ収集や顧客に
提供すべき情報の管理を行うデータ管理オブジェクト1
51、外部処理系(銀行の勘定系ホスト200、データ
ベース300、証券会社のホスト400)に対するアク
セス処理を行うアクセスルーチン152a、152b、
152c、各データ項目とそのデータを得るためのアク
セスルーチンの関係が記述された項目定義153、そし
て、プロトコル変換を行うゲートウエイ120a、12
0b、120cを有している。また、顧客に対して、各
種キャンペーン(年金、新規定期、ローン、証券等)情
報を提供するためのCRMエージェント155及びキャ
ンペーンマネージャー156が設けられている。
【0017】上記アプリケーション150、データ管理
オブジェクト151、アクセスルーチン152a〜15
2c、定義項目153、CRMエージェント155及び
キャンペーンマネージャー156は、図2に示すオペレ
ータ端末103a、103b、サーバ105、115の
機能として構築される。上記CRMエージェント155
は、データ管理オブジェクト151と情報の交換を行
い、このデータ管理オブジェクト151内の最新の情報
に基づいたキャンペーン情報を生成してアプリケーショ
ン150に提供すようになっている。キャンペーンマネ
ージャー156は、CRMエージェント155で収集す
べきキャンペーン情報や、提供すべきメディア10(端
末装置)等について管理するものであり、例えば、図4
に示すように構成されている。
【0018】図4において、キャンペーンマネージャー
156は、モニタユニット1561、キャンペーンセレ
クター1562、チャンネルセレクター1563、チャ
ンネルバランサー1564、キャンペーンキュー156
5及びキャンペーンスケジューラー1566から構成さ
れている。モニタユニット1561は、キャンペーン毎
にその成約率及びチャンネル(メディア)毎の成約率を
モニターしている。このモニターの結果がキャンペーン
のスケジューリングやチャンネルの負荷調整等に用いら
れる。
【0019】キャンペーンセレクター1562は、セグ
メント分析の手法等を用いてキャンペーンを勧めるべき
顧客(年齢、性別、年収等でセグメント化されている)
のポテンシャル値を演算し、そのポテンシャル値に基づ
いて顧客に勧めるべきキャンペーンを決定する。チャン
ネルセレクター1563は、顧客とチャンネルの相性を
スコアリングして、顧客に対する最適なチャンネルを決
定する。即ち、キャンペーン成約において顧客に効果の
在るチャンネル(電子メール、ダイレクトメール、電話
等)を決定する。スコアリングは例えば、(チャンネル
の指定事実)×重み(チャンネルの使用頻度)×重み
(マイニング結果)×重みの合計値として演算される。
ここでマイニングとは、顧客に勧めるべき商品の分析処
理をいう。
【0020】チャンネルバランサー1564は、特定の
チャンネルに負荷が集中しないようにキャンペーンの実
行すべき各顧客のチャンネルを調整するものである。初
期は、チャンネル毎の単位時間の目標処理件数とスケジ
ュール件数で負荷率を算出する。そして、稼働すると、
モニタユニット1561からの単位時間当たりの処理能
力結果からパラメータを補正する。
【0021】上記キャンペーンセレクター1562、チ
ャンネルセレクター1563、チャンネルバランサー1
564は、モニタユニット1561にて得られたキャン
ペーン毎やチャンネル毎の成約率に基づいてそれぞれの
決定事項の補正を行う。例えば、モニタされたチャンネ
ル毎の成約率に基づいて効果的なチャンネル(例えば、
電子メール)を過負荷気味に調整し(処理件数を補
正)、効果の低いチャンネル(例えば、ダイレクトメー
ル)は頻度を低く調整することができる。このような調
整により、キャンペーンの成約率を向上させ、効果的な
営業支援を行うことが可能となる。
【0022】上記のような営業支援システム100にお
いて、例えば、アプリケーション150が、メディア1
0(電話、コンピュータ端末装置)から聞き取った顧客
の口座番号に基づいて、その顧客の口座残高を取得する
処理は、例えば、図5乃至図7に示す手順に従って実行
される。図5において、メディア10(例えば、コンピ
ュータ端末装置)から残高照会の要求があると、その要
求に従ってアプリケーション150がデータ管理オブジ
ェクト151にレコードのオープンを依頼する(S
1)。データ管理オブジェクト151は、項目定義15
3内の項目情報に基づいてメモリ上にレコード領域の準
備を行う。項目情報は、項目の属性の他、情報の所在場
所(アクセスルーチンの識別)を示すタグを有する。次
いで、アプリケーション150が聞き取った口座番号が
データ管理オブジェクト151に収納される。そして、
データ管理オブジェクト151の先読みが指示される
(S4)。このように、データ管理オブジェクト151
の先読みが指示されると、利用者との会話と並列してホ
スト通信が行われる。(S5)。
【0023】その後、図6に示す処理に移行し、アプリ
ケーション150は、残高の参照をデータ管理オブジェ
クト151に依頼する(S6)。データ管理オブジェク
ト151は、この依頼に係る残高について既にアクセス
があったか否かを判定し(S7)、まだ、そのアクセス
が無い場合には、項目定義153内の項目情報のタグが
示すアクセスルーチン(152a、152bまたは15
2c)を読み出す(S8)。この場合、例えば、銀行の
勘定系200に口座残高をアクセスするためのアクセス
ルーチン152aが読み出される。
【0024】この読み出されたアクセスルーチン152
aは、対応するゲートウエイ120aに残高照会の要求
を行う(S9)。なお、このアクセスルーチン152a
は要求情報如何にかかわらず呼ばれれば残高照会を行
う。そして、ゲートウエイ120aは、この要求データ
を既存の銀行の勘定系200と端末装置(ATM等)と
の間のデータ交換に採用されるプロトコルにインターフ
ェース変換する。そして、残高照会上り電文がゲートウ
エイ120aから銀行の勘定系200に送信される(S
10)。
【0025】その後、図7に示す処理に移行し、当該勘
定系ホスト200は、残高照会上り電文に応答して、そ
の電文に含まれる口座番号をキーにしてその口座の残高
を検索する。そして、その結果得られた残高を含む下り
電文を設定し、その下り電文が勘定系ホスト200から
営業支援システム100に返信される(S11)。この
返信された下り電文をゲートウエイ120aが受信する
と、このゲートウエイ120aは、受信した下り電文の
プロトコル変換を行い、アクセスルーチン152aに中
継する(S12)。アクセスルーチン152aは、下り
電文から残高等の情報を抽出し、その抽出した情報をデ
ータ管理オブジェクト151に供給する。そして、その
情報がデータ管理オブジェクト151のメモリ内に格納
される(S13)。その後、データ管理オブジェクト1
51は、メモリ内の情報をアプリケーション150に引
き渡す(S14)。残高等の情報を取得したアプリケー
ション150は、その要求元のメディア10に口座残高
等に関する情報を提供する。その結果、顧客は、そのメ
ディア10から当該顧客の口座残高を知ることができ
る。
【0026】なお、図6に示すステップS7での処理に
おいて、データ管理オブジェクト151が残高について
は既にアクセス済みであると判定されると、処理は、図
7に示すステップS14に移行し、既にアクセスされる
ことによってメモリ内に格納されている残高に関するデ
ータがデータ管理オブジェクト151からアプリケーシ
ョン150に引き渡される。
【0027】上記のようなシステムでは、データ管理オ
ブジェクト151が要求に係る情報をプロトコル変換を
行うゲートウエイ120a、120b、120cを介し
て外部処理系(銀行の勘定系200等)から得るように
しているので、アプリケーション150は、あたかも、
従来のデータベース(図1参照)から情報を得るのと同
様の処理にて当該要求に係る情報を得ることができる。
そして、その情報は、外部の処理系(銀行の勘定系20
0等)から直接得られるものであり、常に最新のものと
なる。
【0028】また、外部の処理系(銀行の勘定系200
等)は、ゲートウエイを用いることによって、既存の端
末装置と同様の接続関係にて当該営業支援システム10
0と接続できるので、当該外部の処理系の設計変更を行
う必要がない。また、上記のようにサービス情報(口座
残高、キャンペーン情報等)に関する情報を顧客に提供
する処理が、前記キャンペーンマネージャー156にて
モニタされており、そのモニタ結果に応じて顧客が成約
しそうなキャンペーン情報が当該顧客に対して最も有効
なチャンネルを用いて提供されることになる。
【0029】上述したような営業支援システム100の
機能を複数のサーバに分散させることも可能である。こ
の場合、例えば、図8に示すように、複数のシステムが
ブロードチャンネルバスによって統合される。図8にお
いて、営業支援システム100(1)乃至100(n)
が分散されて設けられ、各営業支援システム100
(i)(i=1〜n)は、図3に示すものと同様に、メ
ディア10(i)に結合されたアプリケーション150
(i)、データ管理オブジェクト151(i)、アクセ
スルーチン152a(i)〜152c(i)及び項目定
義153(i)を有している。なお、図示していない
が、図3の例と同様に、各営業支援システム100
(i)は、CRMエージェント及びキャンペーンマネー
ジャーを有している。
【0030】各営業支援システム100(i)のアクセ
スルーチン152a(i)〜152c(i)は、並列的
にブロードチャンネルバス500に接続され、このブロ
ードチャンネルバス500によって各営業支援システム
100(1)〜100(n)が統合されている。更に、
このブロードチャンネルバス500には、銀行の勘定系
200の間のプロトコル変換を行うゲートウエイ210
a〜210c、データウエアハウスのデータベース30
0との間のプロトコル変換を行うゲートウエイ310a
及び310b、また、証券会社のホスト400との間の
プロトコル変換を行うゲートウエイ410a及び410
bが接続されている。その結果、何れの営業支援システ
ム100(i)も、ブロードチャンネルバス500及び
ゲートウエイを介して外部の処理系(銀行の勘定系20
0、データベース300、証券会社のホスト400)と
の間でデータ交換を行うことが可能となる。
【0031】更に、このブロードチャンネルバス500
には、分散されたシステム全体の管理を行う統合スーパ
バイザ510及び当該ブロードチャンネルバス500の
監視を行うバス監視装置520が接続されている。ブロ
ードチャンネルバス500は、例えば、図9に示すよう
な機能構成となっている。即ち、分散された営業支援シ
ステムに対応して、ノードアプリケーション、通信AP
I、バスシステム、通信プロトコル、LANプロトコル
で構成される各ユニット500(1)〜500(n)が
構築され、各ユニット500(1)〜500(n)がT
CP/IPネットワーク網に接続されている。また、上
記バス監視システム520に対応した宛て先情報等のデ
ィレクトリを管理する監視システム520aを有してい
る。この監視システム520aは、バス監視装置アプリ
ケーション、通信API、バスシステム、通信プロトコ
ル及びLANプロトコルによって構成され、TCP/I
Pネットワーク網に接続されている。
【0032】上記各ユニットにおけるバスシステムは、
図10に示すような機能を有している。即ち、通信AP
Iが論理宛て先を付けて送受信の依頼を行うと、バスシ
ステムは、バス監視装置520から配信されるノードデ
ィレクトリ情報とスクリプト情報に基づいて受け取った
論理宛て先を実宛て先(通常バス内スクリプトの宛て
先)に変換する。そして、要求に係る情報をその実宛て
先に送信する。この宛て先は、スクリプトであってもよ
い。宛て先となるスクリプトによって、メッセージの加
工や新たなメッセージの生成が可能となる。
【0033】また、上述したような営業支援システム1
00(図2及び図3参照)によって、次のような手順に
て顧客に対するサービス提供が可能となる。以下の例
は、インターネット利用者とローン契約を結ぶ場合の処
理手順である。 1)データベース(M−CIF)300の情報(利用チ
ャンネルの頻度、顧客の指定)をダイナミックに判定
し、例えば、インターネット利用者であれば、電子メー
ルで案内を送付する。
【0034】2)その電子メールにURLを含めること
により、顧客の端末装置において、そのURLをクリッ
クすることにより、即座にweb画面に移行される(S
ET認証プロトコルで残高照会を内部発行することで本
人認証が終了する)。 3)webの相談希望ボタンでカスタマーリレーション
センター(コールセンタ等)に自動接続する。
【0035】顧客との対話により、融資条件等を打ち合
わせ、契約内容を固める。最終条件は、顧客端末装置
(PC)上に送られ顧客の意思でボタンを押すことによ
って自動的に稟議申請がなされる。会話中に自動審査シ
ステムと連動し、一次審査を行う。このとき、会話録
音、及び声紋認証により本人確認の精度向上と意思確認
がとれているため法的なトラブルに対処できる。
【0036】4)また、稟議書は自動作成され、ワーク
フローを経由して審査部門に回送される。
【0037】5)審査部門承認により、審査の結果を電
子メールで自動送付する。
【0038】6)実際に店頭での本人確認を行うことな
く、返済予定表、契約書を送付する。
【0039】7)認証時点で即時融資の実行がおこなわ
れる。 上記のようにして、従来顧客が店頭に来るなどして直接
行っていたローン契約がインターネットを利用して安
全、確実に行うことが可能となる。
【0040】
【発明の効果】以上、説明してきたように、本発明によ
れば、顧客の端末装置から上げられたサービス情報要求
データを外部処理系にて処理可能な形式に変換すると共
に、外部処理系からの応答サービス情報をシステム内で
処理できる形式に変換して、そのサービス情報を顧客に
提供するようにしたため、既存の外部処理系にて処理さ
れている最新の情報を顧客が使用する端末装置に提供で
きる。
【0041】また、外部処理系と当該営業支援システム
が直接接続がなされることにより、端末装置と外部処理
系との間で情報交換処理を行うことができるようにな
る。
【0042】
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の営業支援システムの構成例を示すブロッ
ク図である。
【図2】本発明の実施の一形態に係る営業支援システム
のハードウエア構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の実施の一形態に係る営業支援システム
の機能構成例を示すブロック図である。
【図4】キャンペーンマネージャーの詳細機能構成を示
すブロック図である。
【図5】営業支援システムにて実行される処理の手順を
示すフローチャート(その1)である。
【図6】営業支援システムにて実行される処理の手順を
示すフローチャート(その2)である。
【図7】営業支援システムにて実行される処理の手順を
示すフローチャート(その3)である。
【図8】営業支援システムの機能を分散させた場合の構
成例を示すブロック図である。
【図9】ブロードチャンネルバスの機能構成例を示すブ
ロック図である。
【図10】バスシステムの機能を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
10 メディア 11 電話器 12 ファックス 20 コンピュータ端末 100 営業支援システム 102 音声応答装置 103a、103 オペレータ端末 105 サーバ 111 受付端末 115 サーバ 120a、120b、120c ゲートウエイ 150 アプリケーション 151 データ管理オブジェクト 152a、152b、152c アクセスルーチン 155 CRMエージェント 156 キャンペーンマネージャー 200 銀行の勘定系 300 データベース 400 証券会社のホスト

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プロトコルの異なる複数の処理系と、顧
    客が利用する複数の端末装置とに、ネットワークを介し
    て接続され、顧客から要求に応じて要求されたサービス
    に係る情報を提供する営業支援システムであって、 端末装置を介して、顧客からの要求を受け付けるサービ
    ス要求受付手段と、 受け付けた顧客からの要求に応じて、前記処理系におい
    て当該顧客に対応づけて記憶されている顧客情報のう
    ち、当該要求に必要となる当該顧客情報のデータ項目の
    内容を要求するデータ要求手段と、 予めデータ項目とデータ項目の内容が格納されている前
    記処理系から当該データ項目の内容を取得するためのデ
    ータアクセスルーチンとが対応付けられて記憶されてい
    る項目定義部を参照して、要求された顧客のデータ項目
    に対応するアクセスルーチンを起動するアクセスルーチ
    ン起動手段と、 起動されたアクセスルーチンから発行された取得要求
    を、取得要求先である処理系と前記端末装置との間のデ
    ータ交換に使用されるプロトコルに変換して、当該処理
    系に送出する取得要求プロトコル変換手段と、 前記処理系から取得要求に基づいて返信されてきたデー
    タ項目の内容を、前記顧客の端末装置に送出するサービ
    ス提供手段とを備えた営業支援システム。
  2. 【請求項2】 プロトコルの異なる複数の処理系と、顧
    客が利用する複数の端末装置とに、ネットワークを介し
    て接続され、顧客から要求に応じて要求されたサービス
    に係る情報を提供する営業支援システムであって、 端末装置を介して、顧客からの要求を受け付けるサービ
    ス要求受付手段と、 前記処理系から取得した、当該顧客に関するデータ項目
    の内容を記録するためのレコード領域を管理する顧客情
    報レコード管理手段と、 受け付けた顧客からの要求に応じて、前記処理系におい
    て当該顧客に対応づけて記憶されている顧客情報のう
    ち、当該要求に必要となる当該顧客情報のデータ項目の
    内容が、前記顧客情報レコード管理手段で管理されたレ
    コード領域に存在するか否かを確認し、当該データ項目
    の内容が存在しない場合に、当該データ項目の内容を要
    求するデータ要求手段と、 予めデータ項目とデータ項目の内容が格納されている前
    記処理系から当該データ項目の内容を取得するためのデ
    ータアクセスルーチンとが対応付けられて記憶されてい
    る項目定義部を参照して、要求された顧客のデータ項目
    に対応するアクセスルーチンを起動するアクセスルーチ
    ン起動手段と、 起動されたアクセスルーチンから発行された取得要求
    を、取得要求先である処理系と前記端末装置との間のデ
    ータ交換に使用されるプロトコルに変換して、当該処理
    系に送出する取得要求プロトコル変換手段と、 前記処理系から取得要求に基づいて返信されてきたデー
    タ項目の内容を、前記顧客情報レコード領域の該当項目
    に記憶すると共に、前記顧客の端末装置に送出するサー
    ビス提供手段とを備えた営業支援システム。
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