JP2003316954A - 数字選択式くじ付き年金システム - Google Patents

数字選択式くじ付き年金システム

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JP2003316954A
JP2003316954A JP2002123873A JP2002123873A JP2003316954A JP 2003316954 A JP2003316954 A JP 2003316954A JP 2002123873 A JP2002123873 A JP 2002123873A JP 2002123873 A JP2002123873 A JP 2002123873A JP 2003316954 A JP2003316954 A JP 2003316954A
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Yoshihiro Kaneshima
至宏 金島
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NEC Solution Innovators Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外れた分のくじ購入代金が無駄にならず、一
部が年金として積み立てられ、くじに当選した場合、当
選金を受取ることもできるが、当選金で再度くじを購入
するという年金運営の資金とすることができる数字選択
式くじ付き年金システムを提供する点にある。 【解決手段】 図1に示すように、本実施の形態に係る
数字選択式くじ付き年金システムは、ホストコンピュー
タ10aと、ホストコンピュータ10aが備える記憶装
置に登録された個人情報テーブル10bと金融機関テー
ブル10cとを備え、ホストコンピュータ10aはイン
ターネットなどのネットワーク100を介して購入者
(加入者)22の購入者端末20及び金融機関端末(金
融機関)30に接続されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、くじの売上金の一
部が年金残高に充当される数字選択式くじ付き年金シス
テムに属する。
【0002】
【従来の技術】従来、宝くじ数字選択方式のくじなど多
様なくじ(籤)が販売されているが、これらのくじは、
外れた場合の掛け金が戻ってくることはない。当たって
大金を手にする者はごく一部の者であり、多くの購入者
については、掛け金(くじ購入代金)の全てが無となる
(無駄になる)にも関わらず、くじを購入する者がいな
くなることはない。自分で働き手にしたわずかな金が、
大金となって戻ってくることを夢見て、皆、くじを買い
続けている。逆に、くじを買わない人の理由は、「どう
せ当たらない」、「お金がもったいない」、「興味がな
い」といったものがほとんどである。
【0003】特開2001−350873号公報には、
購入者が任意の抽選番号を選択することができ、売り切
れや売れ残りが発生せず、どこでも購入や当選/落選の
確認ができ、紛失や盗難や当選番号の確認忘れなどによ
る当選金受取の権利喪失が起こらない宝くじ販売方法に
関する技術が公開されている。この技術は、 ユーザー
端末から任意に選択された抽選番号と購入者識別情報が
宝くじ購入センターシステムに送信される。宝くじ購入
センターシステムから宝くじ入出金システムを介して銀
行システムに購入代金の引き落し処理を依頼する。引き
落しが完了すると、その旨がユーザー端末に通知され
る。抽選後、入力される当選番号に応じて、宝くじ購入
センターシステムは、当選金の振込み処理をするととも
に、抽選結果の情報をユーザー端末に通知するというも
のである。
【0004】また、特開2002−41712号公報に
は、インターネットを通じてくじの購入を行い、また、
くじ券の保管を不要にし、更に、確実に賞金や賞品を受
取ることができるくじの販売方法に関する技術が公開さ
れている。
【0005】また、現在の年金システムは、国民年金、
厚生年金、共済年金等の公的年金が中心であるが、少子
高齢化社会が進むにつれ、その運営は厳しく、近い将来
にも公的年金は難しい状態になると言われている。
【0006】また、年金システムは、確定拠出型年金シ
ステムの導入により、年金を個人や企業が運営すること
が可能となり、年金給付額は個人が選択した資金運営の
結果により変化させることができるようになった。
【0007】また、くじを今までどれくらい買ったかを
覚えている購入者は少なく、各年金システムにおいて
も、今まで支払った年金額を覚えている加入者は少な
い。また、くじに当選したことに気づかない場合や、気
づいたとしても当選金を受取るという一つの選択肢だけ
という現状である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術には以下に掲げる問題点があった。
【0009】自分で数字を選択できるくじは多くある
が、それらは当選日までに毎回くじを購入しなくてはな
らない。また、くじを購入する人のなかには「購入した
い番号があったのに購入することができない」、「毎回
同じ数字を購入したい」という人もいるが、毎回くじを
買いに行くことは難しく、また、前回までに購入した数
字を個人で記憶しておくのは面倒であり、購入したくじ
(紙)を保管しておくとしても手間がかかる。
【0010】また、年金システムについて、自分の将来
を保証すると言われる公的年金への加入に疑問、拒否感
を感じる若者が増加している。若者が年金制度への加入
へ拒否感を抱く最大の理由は、少子高齢化社会が進むこ
とにより、被保険者と受給権者の数のバランスが崩れ、
自分が徴収された年金と同額の年金給付が見込めない場
合も考えられ、自分の将来は自分で保証すると考えて年
金制度を拒否する若年層も増加している。
【0011】個人による確定拠出型年金システムなどに
関する年金資金運営とは預貯金、投資信託、保険などで
あり、一般の人には、具体的運用方法、選択方法などが
難しく、結局、保険会社などの運営企業に頼ることにな
り、個人で資金運用の選択をすることは困難であるとい
う問題点があった。
【0012】本発明は斯かる問題点を鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、外れくじについ
て、外れた分の掛け金(くじ購入代金)についても全て
が無駄にならず、将来、掛け金(くじ購入代金)の一部
が年金として積み立てられることにより、くじに外れた
際に感じる「買わなければ良かった」という思いが少な
くなる。確定拠出型年金における資金運用と同様に、
年金システムにおける個人運営(運用)の資金の一部に
くじのシステムを用いることにより、個人での資金運営
の結果による年金給付額の変動性について、加入者が理
解しやすくなる。くじについて、購入したい番号を登
録した際、次回も連続して購入するか、何回連続して購
入するか、などを選択することができ、また、購入の際
に前回購入した数字、過去に購入した数字、同時に当選
した数字なども参照することができる。くじの購入に
ネットワークを介する各種回線機器のみを利用すること
により、購入者の全ての購入履歴を管理し、現時点での
履歴内容に加え、将来の年金額を想定した試算値など
も、いつでも購入者が参照することができるようにな
る。くじに当選した場合、従来のくじ同様、すぐに当
選金を受取ることもできるが、当選金で再度くじを購入
するという年金運営の資金とすることができるようにす
る。個人情報への登録により、くじ当選に気づかない
場合でも、システムが自動で年金の運営を開始させるこ
とにより、本人が気づいたころには資産が大きくなって
いるという可能性も生ずる。くじの購入方法について
は、各種回線機器を利用することによるペーパレス、購
入場所の自在性がある。ことを実現できる数字選択式く
じ付き年金システムを提供する点にある。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明の
要旨は、加入者により積み立てられた年金の運用方法が
選択される数字選択式くじ付き年金システムであって、
インターネットなどのネットワークに接続されたホスト
コンピュータと、年金加入者や年金に加入できる者を含
む前記加入者が使用する購入者端末とを備え、前記ホス
トコンピュータは、前記加入者の個人を特定する情報が
登録された個人情報テーブルと、前記加入者が有する金
融機関口座に関する情報が登録された金融機関テーブル
と、当落を決定する予想当選番号及び購入金を含む購入
情報と該購入情報の履歴が登録された購入情報テーブル
とを記憶する記憶装置を有し、前記ホストコンピュータ
は、前記購入者端末から前記ネットワークを介して、く
じ購入申込みの受付け、予め登録された、又は、前記く
じ購入申込みに含まれる前記予想当選番号を含む購入情
報を前記購入情報テーブルに登録し、金融機関に対し、
前記ネットワークを介した金融機関端末経由で該当する
金融機関口座の残高から前記購入金を引き落とす指示を
送信し、前記購入情報の受付けを前記購入者端末に送信
し、前記購入金の所定比率の金額を年金充当金として前
記購入情報テーブルに登録することを特徴とする数字選
択式くじ付き年金システムに存する。請求項2記載の本
発明の要旨は、前記記憶装置は、抽選会毎の当選番号が
登録された当選番号テーブルと、前記加入者の年金に関
する基礎情報が登録された年金情報テーブルと、前記加
入者の年金の運用残高などの情報が加入者毎に登録され
た年金運営テーブルとを有し、前記ホストコンピュータ
は、前記当選番号に該当するくじを購入した加入者によ
り、前記購入者端末から当選金を受取るか、予め設定さ
れた年金運営の資金にするかどうかの指示を受け、前記
当選金を受取る指示の場合、該当する金融機関口座に前
記当選金の振込み指示をし、前記年金運営の指示を受け
た場合、前記年金運営テーブルに前記当選金に該当する
第1の運営情報を収録し、前記当選番号に該当する加入
者の購入者端末に当選情報を送信し、前記当選番号に該
当する前記第1の運営情報は、再度発売されるくじに対
する前記加入者の購入金に対応して引き落とされ、前記
ホストコンピュータは、前記当選番号に該当するくじを
購入した加入者により、前記購入者端末から前記当選金
を受取るか、予め設定された年金運営の資金にするかど
うかの指示を受けない場合、自動的に年金運営の資金処
理を行うことを特徴とする請求項1に記載の数字選択式
くじ付き年金システムに存する。請求項3記載の本発明
の要旨は、前記ホストコンピュータは、前記運営情報に
よるくじの購入分に当選番号がある場合、再度、前記当
選金を受取るか、予め設定された年金運営の資金にする
かどうかの指示を受け、前記当選金を受取る指示の場
合、該当する金融機関口座に前記当選金の振込み指示を
し、前記年金運営の指示を受けた場合、前記年金運営テ
ーブルに前記当選金に該当する第2の運営情報を収録
し、前記当選番号に該当する加入者の購入者端末に当選
情報を送信し、前記第2の年金運営情報は、該当する加
入者の運営年金の残高に所定の比率を掛けた金額に設定
されることを特徴とする請求項2に記載の数字選択式く
じ付き年金システムに存する。請求項4記載の本発明の
要旨は、加入者により積み立てられた年金の運用方法が
選択される数字選択式くじ付き年金運営方法であって、
インターネットなどのネットワークに接続されたホスト
コンピュータが、年金加入者や年金に加入できる者を含
む前記加入者が使用する購入者端末から前記ネットワー
クを介して、くじ購入申込みの受付ける第1のステップ
と、予め登録された、又は、前記くじ購入申込みに含ま
れる予想当選番号及び購入金を含む購入情報を購入情報
テーブルに登録する第2のステップと、金融機関に対
し、前記ネットワークを介した金融機関端末経由で該当
する金融機関口座の残高から購入金を引き落とす指示を
送信する第3のステップと、前記購入情報の受付けを前
記購入者端末に送信する第4のステップと、前記購入金
の所定比率の金額を年金充当金として前記購入情報テー
ブルに登録する第5のステップとを有することを特徴と
する数字選択式くじ付き年金運営方法に存する。請求項
5記載の本発明の要旨は、前記第5のステップは、前記
当選番号に該当するくじを購入した加入者により、前記
購入者端末から当選金を受取るか、予め設定された年金
運営の資金にするかどうかの指示を受け、前記当選金を
受取る指示の場合、該当する金融機関口座に前記当選金
の振込み指示をし、前記年金運営の指示を受けた場合、
年金運営テーブルに前記当選金に該当する第1の運営情
報を収録するステップと、前記当選番号に該当する前記
第1の運営情報について、再度発売されるくじに対する
前記加入者の購入金に対応して引き落しするステップと
を含むことを特徴とする請求項4に記載の数字選択式く
じ付き年金運営方法に存する。請求項6記載の本発明の
要旨は、前記第5のステップは、前記運営情報によるく
じの購入分に当選番号がある場合、再度、前記当選金を
受取るか、予め設定された年金運営の資金にするかどう
かの指示を受け、前記当選金を受取る指示の場合、該当
する金融機関口座に前記当選金の振込み指示をし、前記
年金運営の指示を受けた場合、前記年金運営テーブルに
前記当選金に該当する第2の運営情報を収録するステッ
プと、該当する加入者の運営年金の残高に所定の比率を
掛けた金額に該当する情報を前記第2の年金運営情報と
するステップとを含むことを特徴とする請求項5に記載
の数字選択式くじ付き年金運営方法に存する。請求項7
記載の本発明の要旨は、請求項4乃至6のいずれかに記
載の数字選択式くじ付き年金運営方法におけるホストコ
ンピュータの動作を実現できるコンピュータプログラム
であって、請求項4乃至6のいずれかに記載の各ステッ
プがコード化されたことを特徴とするコンピュータプロ
グラムに存する。請求項8記載の本発明の要旨は、請求
項4乃至6のいずれかに記載の数字選択式くじ付き年金
運営方法を実行可能なプログラムが記録された記憶媒体
に存する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。
【0015】図1は、本実施の形態に係る数字選択式く
じ付き年金システムの概要を示す図である。
【0016】図1に示すように、本実施の形態に係る数
字選択式くじ付き年金システムは、ホストコンピュータ
10aと、ホストコンピュータ10aが備える記憶装置
に登録された個人情報テーブル10bと金融機関テーブ
ル10cとを備え、ホストコンピュータ10aはインタ
ーネットなどのネットワーク100を介して購入者(加
入者)22の購入者端末20及び金融機関端末(金融機
関)30に接続されている。
【0017】購入者端末20は、ネットワークに接続可
能な入出力装置20bを有し、購入者22の金融機関口
座(金融口座)20aを参照できる。
【0018】受付けの窓口装置を含むホストコンピュー
タ10aは購入者端末20から数字選択式くじ付き年金
システムの加入に必要な購入者22の個人情報の登録を
受付ける。この個人情報の登録は、郵送や窓口受付けで
も行うことができる。
【0019】個人情報には金融機関口座20aの情報が
含まれ、個人情報テーブル10b及び金融機関テーブル
10cに登録される。登録時には金融機関口座20aが
必要とされ、金融機関30と提携することで、登録時に
金融機関口座20aの新規開設を行うこともできる。
【0020】図2は、図1の購入者22によるくじ購入
に関する処理の流れを示す図である。
【0021】くじの購入は、購入者端末20からネット
ワーク100(図2〜5では、図示せず。)を介しての
入力(購入申込み)だけを可能とする。購入されたくじ
について、個人情報テーブル10bに関係付けて、数字
(予想当選番号)、購入金、連続購入回数などの情報を
購入情報テーブル10dに収録する。また、くじ購入金
額の所定比率の金額は年金充当金として登録される。年
金未加入の購入者22については登録が維持されるが、
加入者が年金に加入した時点で、年金充当金は、加入者
の運営年金(確定拠出型年金における運用年金資金に対
応して、本実施の形態では運営年金と称す。)の残高に
加算される。
【0022】また、くじ購入受付けの前に、金融機関テ
ーブル10cから該当する金融機関30の金融機関口座
20aの有無や残高を確認する。購入処理の後、残高か
ら該当する購入金額(購入金)の引き落しを金融機関3
0に指示する。
【0023】図3は、図1の購入者22によるくじ購入
の情報参照に関する処理の流れを示す図である。
【0024】ホストコンピュータ10aは、加入者22
によるくじの購入履歴を管理し、購入者22に対して購
入履歴を公開する。購入者端末20から購入履歴に関す
る情報を要求することにより、個人情報テーブル10
b、購入情報テーブル10d、当選番号テーブル10f
を参照し、当選番号の確認など要求に応じた情報の返信
を行う。また、年金情報テーブル10eから、現時点で
の購入者22の年金給付有無、年金給付がある場合の給
付開始日、給付月額、給付期間などを試算し、該当する
情報を送信する。
【0025】図4は、図1の購入者22による当選金の
選択に関する処理の流れを示す図である。
【0026】購入者22はくじに当選した場合、当選金
を受取るか、年金運営の資金(第1の運営情報)とする
かを選択できる。即ち、当選金該当額をホストコンピュ
ータ10aは、運営情報(第1の運営情報、第2の運営
情報)としてシステム内で有効な数値として扱う。
【0027】ホストコンピュータ10aは、受取が選択
された場合、金融機関30の該当する金融機関口座20
aへの振込み処理を行う。年金運営が選択された場合、
年金運営テーブル10gへ当選金に該当する情報を収録
する。
【0028】図5は、図1のホストコンピュータ10a
による当選金の運営に関する処理の流れを示す図であ
る。
【0029】くじに当選した場合の当選金を年金運営と
した場合、再当選時にその資金に対しての配当を計算す
る。当選金と配当を比較し、再度購入者22に受取か年
金運営の資金(第2の運営情報)とするかの選択をする
ことができるようにする。
【0030】くじに関するシステムについて、一例をあ
げて詳しく説明する。年金運営の前提となるくじの仕組
みを以下のように設定する。この一例は、システム運営
のための資金計算はしていない。
【0031】7桁の数字を選択し、その出目により配当
を支給する。
【0032】 1桁:0〜9までの10種類 2桁:0〜9までの10種類 3桁:0〜9までの10種類 4桁:0〜9までの10種類 5桁:0〜9までの10種類 6桁:0〜9までの10種類 よって、出目は000000〜999999の100万
通りとなる。配当は以下の通りとする。
【0033】1等:6つの数字、桁位置が一致、配当の
50%÷購入数、又は、資産倍率(運営年金の残高)×
2 2等:5つの数字、桁位置が一致、配当の25%÷購入
数、又は、資産倍率×1.5 3等:4つの数字、桁位置が一致、配当の15%÷購入
数、又は、資産倍率×1.2 4等:3つの数字、桁位置が一致、配当の9%÷購入
数、又は、資産倍率×1.05 5等:2つの数字、桁位置が一致、配当の1%÷購入
数、又は、資産倍率×1.001 また、以下のような特殊役A(第1の特殊役)を設け
る。
【0034】 1等:一致した6つの数字が全て同じ数、資産倍率×5 2等:一致した5つの数字が全て同じ数、資産倍率×3 3等:一致した数字が同じ数3つが2組、資産倍率×2 更に、以下のような特殊役B(第2の特殊役)を設け
る。
【0035】1等:6つの数字が一致(桁位置問わ
ず)、資産倍率×1.5 2等:5つの数字が一致(桁位置問わず)、資産倍率×
1.2 3等:4つの数字が一致(桁位置問わず)、資産倍率×
1.1 更に、当選した場合における資産倍率の設定について、
具体例をあげて説明を行う。
【0036】当選金は従来のくじなどと変わらないが、
そこに資産倍率が設定される。資産倍率は、当選金を年
金運営資金と選択した購入者22が再度当選した時にの
み採用される。
【0037】5等の当選金が200円だった場合、資
産のない購入者22の当選金はそのまま200円とな
る。資産を100万円持っている当選者の資産倍率を
用いた当選金は1000円(100万円×1.001
倍)となる。資産を10万円持っている当選者の資産
倍率を用いた当選金は100円(10万円×1.001
倍)となる。
【0038】この場合は、そのままの200円を選択可
能。但し、資産倍率が採用されるくじは、必ず資産を使
って購入したくじとする。資産を所有していても、資産
以外の資金を使って購入したくじには適用しない。そう
することにより、資産が増えるだけではなく、運営によ
っては資産が減ってしまう可能性もあることになる。
【0039】また、年金運営資金を使ってくじを購入す
るかどうかは、購入者22が選択できる。
【0040】購入者22がくじの当選に気づかなかった
場合、システムが自動で年金運営資金(年金運営テーブ
ル10g)へ登録し、再度くじの購入を行う。
【0041】購入する数字は保存されている番号とし、
保存されている番号がない場合は、年金運営資金への登
録までを自動で行う。
【0042】再度当選した場合は、その当選金と資産倍
率により求めた配当を比較し、より高い方をシステムが
自動で選択し、購入者22へ通知する。そこでまた購入
者22が気づかない場合は、再度システムが年金運営資
金に登録(加算)し、同じ運営を繰り返す。
【0043】外れとなった場合の購入金を将来の年金給
付への掛け金とする。その受給権発生要件を含む諸要件
は、従来の年金システムから習って設定される。受給権
が発生した場合に、その時点での年金運営資産を給付総
額へ加算し、給付額、給付期間を求め給付を開始する。
【0044】実施の形態に係る数字選択式くじ付き年金
システムは上記の如く構成されているので、以下に掲げ
る効果を奏する。
【0045】従来の宝くじなどは、外れた際の購入金
については、完全に無になるが、本実施の形態では、く
じを購入して、外れてしまった場合の購入金の一部を将
来の年金給付への掛け金として保存するため、購入金が
完全な無とはならない。
【0046】従来の宝くじなどにおける当選金は、口
座への振込みが行われるだけであるが、本実施の形態に
おいては、当選金で再度くじを購入した場合にのみ有効
となる資産倍率を設定できる。即ち、当選に関して、当
選金を受けるか、資産倍率にて過去の当選金を増加させ
るかを選択することができる。これは、特に資産倍率で
あることはなく第二の当選対象を設けることである。第
一の当選対象は全てのくじ購入者に対して有効とし、第
二の当選対象はある条件を満たしているくじ購入者のみ
有効とすることで、購入したくじに関する期待、楽しみ
の機会を増やすことができる。
【0047】なお、本実施の形態においては、年金資金
全体の運用益を増やすことを目的としていないので、個
々の加入者への配当の総額は、くじの売上金総額から設
定された配当可能金枠のなかに納まるように計算、設定
される。
【0048】また、例えば、従来のくじシステムにおい
て、経費を除いたくじ売上総金額の40パーセントが配
当可能金枠すると、本実施の形態においては、配当可能
金枠比率を40パーセントから30パーセントに引下げ
た配当金総額とし、残りの10パーセントを年金運営
(年金運用)対象の原資金に充てる。
【0049】また、販売された全てのくじ(又は、外れ
くじ)は、上記した10パーセントの年金運用対象の原
資金に対して所定比率(パーセント)の金額を外れくじ
枚数で割った金額を年金加算ポイント(金額)として処
理される。更に、ネットワークを利用することで必要経
費を圧縮し配当可能金枠比率を高く設定した新くじシス
テムを開発することもできる。
【0050】また、本実施の形態における確定拠出型年
金システムの原資に相当する運営部分に、期待値の計算
が可能であり、且つ、原資となる配当金総額枠の上限が
設定できるものであれば、原資配分を行い、一般の人が
わかりやすく、また、楽しめる年金システム、年金運営
(運用)方法に適用が可能となる。
【0051】なお、本実施の形態においては、本発明は
それに限定されず、本発明を適用する上で好適な数字選
択式くじ付き年金システムに適用することができる。
【0052】また、上記構成部材の数、位置、形状等は
上記実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好
適な数、位置、形状等にすることができる。
【0053】なお、各図において、同一構成要素には同
一符号を付している。
【0054】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されているの
で、以下に掲げる効果を奏する。
【0055】年金システムへの掛け金ではなく、くじ
を購入するという意識を加入者に持たせての年金システ
ムの構築が可能となる。 連続してくじを購入することにより、年金システムへ
の掛け金の継続が望める。 従来、無となった外れの場合の購入金が将来帰ってく
るため、購入者の損失意識が低下する。 同じ等級に当選しながらも、くじによる運営の内容に
より購入者間に差がつくことにより、年金の個人運営へ
の興味を持たせることができる。 購入の履歴を完全に管理することにより、くじの買い
すぎ防止や不正の防止につながる。 年金運営の自動化を導入することにより、購入者の損
失意識をなくし、また、運営の手間を省くことができ
る。 くじシステムにネットワークを活用することで、人件
費を含む処理費用を圧縮でき、運営(運用)される年金
に充当できる資金が多く捻出できる。 不特定多数であるくじ購入者と特定される多数の年金
加入者とをホストコンピュータ及びインターネットで管
理することにより、年金システムの充実と加入者の娯楽
とが一緒に実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係る数字選択式くじ付き年金シ
ステムの概要を示す図である。
【図2】図1の購入者によるくじ購入に関する処理の流
れを示す図である。
【図3】図1の購入者によるくじ購入の情報参照に関す
る処理の流れを示す図である。
【図4】図1の購入者による当選金の選択に関する処理
の流れを示す図である。
【図5】図1のホストコンピュータによる当選金の運営
に関する処理の流れを示す図である。
【符号の説明】
10a ホストコンピュータ 10b 個人情報テーブル 10c 金融機関テーブル 10d 購入情報テーブル 10e 年金情報テーブル 10g 年金運営テーブル 10f 当選番号テーブル 20 購入者端末 20a 金融機関口座(金融口座) 20b 入出力装置 22 購入者(加入者) 30 金融機関端末(金融機関) 100 ネットワーク

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加入者により積み立てられた年金の運用
    方法が選択される数字選択式くじ付き年金システムであ
    って、 インターネットなどのネットワークに接続されたホスト
    コンピュータと、 年金加入者や年金に加入できる者を含む前記加入者が使
    用する購入者端末とを備え、 前記ホストコンピュータは、前記加入者の個人を特定す
    る情報が登録された個人情報テーブルと、前記加入者が
    有する金融機関口座に関する情報が登録された金融機関
    テーブルと、 当落を決定する予想当選番号及び購入金を含む購入情報
    と該購入情報の履歴が登録された購入情報テーブルとを
    記憶する記憶装置を有し、 前記ホストコンピュータは、前記購入者端末から前記ネ
    ットワークを介して、くじ購入申込みの受付け、予め登
    録された、又は、前記くじ購入申込みに含まれる前記予
    想当選番号を含む購入情報を前記購入情報テーブルに登
    録し、金融機関に対し、前記ネットワークを介した金融
    機関端末経由で該当する金融機関口座の残高から前記購
    入金を引き落とす指示を送信し、前記購入情報の受付け
    を前記購入者端末に送信し、前記購入金の所定比率の金
    額を年金充当金として前記購入情報テーブルに登録する
    ことを特徴とする数字選択式くじ付き年金システム。
  2. 【請求項2】 前記記憶装置は、抽選会毎の当選番号が
    登録された当選番号テーブルと、前記加入者の年金に関
    する基礎情報が登録された年金情報テーブルと、前記加
    入者の年金の運用残高などの情報が加入者毎に登録され
    た年金運営テーブルとを有し、 前記ホストコンピュータは、前記当選番号に該当するく
    じを購入した加入者により、前記購入者端末から当選金
    を受取るか、予め設定された年金運営の資金にするかど
    うかの指示を受け、前記当選金を受取る指示の場合、該
    当する金融機関口座に前記当選金の振込み指示をし、前
    記年金運営の指示を受けた場合、前記年金運営テーブル
    に前記当選金に該当する第1の運営情報を収録し、前記
    当選番号に該当する加入者の購入者端末に当選情報を送
    信し、 前記当選番号に該当する前記第1の運営情報は、再度発
    売されるくじに対する前記加入者の購入金に対応して引
    き落とされ、 前記ホストコンピュータは、前記当選番号に該当するく
    じを購入した加入者により、前記購入者端末から前記当
    選金を受取るか、予め設定された年金運営の資金にする
    かどうかの指示を受けない場合、自動的に年金運営の資
    金処理を行うことを特徴とする請求項1に記載の数字選
    択式くじ付き年金システム。
  3. 【請求項3】 前記ホストコンピュータは、 前記運営情報によるくじの購入分に当選番号がある場
    合、再度、前記当選金を受取るか、予め設定された年金
    運営の資金にするかどうかの指示を受け、前記当選金を
    受取る指示の場合、該当する金融機関口座に前記当選金
    の振込み指示をし、前記年金運営の指示を受けた場合、
    前記年金運営テーブルに前記当選金に該当する第2の運
    営情報を収録し、前記当選番号に該当する加入者の購入
    者端末に当選情報を送信し、 前記第2の年金運営情報は、該当する加入者の運営年金
    の残高に所定の比率を掛けた金額に設定されることを特
    徴とする請求項2に記載の数字選択式くじ付き年金シス
    テム。
  4. 【請求項4】 加入者により積み立てられた年金の運用
    方法が選択される数字選択式くじ付き年金運営方法であ
    って、 インターネットなどのネットワークに接続されたホスト
    コンピュータが、年金加入者や年金に加入できる者を含
    む前記加入者が使用する購入者端末から前記ネットワー
    クを介して、くじ購入申込みの受付ける第1のステップ
    と、 予め登録された、又は、前記くじ購入申込みに含まれる
    予想当選番号及び購入金を含む購入情報を購入情報テー
    ブルに登録する第2のステップと、 金融機関に対し、前記ネットワークを介した金融機関端
    末経由で該当する金融機関口座の残高から購入金を引き
    落とす指示を送信する第3のステップと、 前記購入情報の受付けを前記購入者端末に送信する第4
    のステップと、 前記購入金の所定比率の金額を年金充当金として前記購
    入情報テーブルに登録する第5のステップとを有するこ
    とを特徴とする数字選択式くじ付き年金運営方法。
  5. 【請求項5】 前記第5のステップは、 前記当選番号に該当するくじを購入した加入者により、
    前記購入者端末から当選金を受取るか、予め設定された
    年金運営の資金にするかどうかの指示を受け、前記当選
    金を受取る指示の場合、該当する金融機関口座に前記当
    選金の振込み指示をし、前記年金運営の指示を受けた場
    合、年金運営テーブルに前記当選金に該当する第1の運
    営情報を収録するステップと、 前記当選番号に該当する前記第1の運営情報について、
    再度発売されるくじに対する前記加入者の購入金に対応
    して引き落しするステップとを含むことを特徴とする請
    求項4に記載の数字選択式くじ付き年金運営方法。
  6. 【請求項6】 前記第5のステップは、 前記運営情報によるくじの購入分に当選番号がある場
    合、再度、前記当選金を受取るか、予め設定された年金
    運営の資金にするかどうかの指示を受け、前記当選金を
    受取る指示の場合、該当する金融機関口座に前記当選金
    の振込み指示をし、前記年金運営の指示を受けた場合、
    前記年金運営テーブルに前記当選金に該当する第2の運
    営情報を収録するステップと、 該当する加入者の運営年金の残高に所定の比率を掛けた
    金額に該当する情報を前記第2の年金運営情報とするス
    テップとを含むことを特徴とする請求項5に記載の数字
    選択式くじ付き年金運営方法。
  7. 【請求項7】 請求項4乃至6のいずれかに記載の数字
    選択式くじ付き年金運営方法におけるホストコンピュー
    タの動作を実現できるコンピュータプログラムであっ
    て、請求項4乃至6のいずれかに記載の各ステップがコ
    ード化されたことを特徴とするコンピュータプログラ
    ム。
  8. 【請求項8】 請求項4乃至6のいずれかに記載の数字
    選択式くじ付き年金運営方法を実行可能なプログラムが
    記録された記憶媒体。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006171844A (ja) * 2004-12-13 2006-06-29 Fujitsu Ltd 投票ゲーム用システムのホストコンピュータプログラム
CN106204283A (zh) * 2015-05-06 2016-12-07 金秉山 养老金处理系统和养老金基金的积累方法

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