JP2003316447A - 減圧機能付き容器弁 - Google Patents

減圧機能付き容器弁

Info

Publication number
JP2003316447A
JP2003316447A JP2002117566A JP2002117566A JP2003316447A JP 2003316447 A JP2003316447 A JP 2003316447A JP 2002117566 A JP2002117566 A JP 2002117566A JP 2002117566 A JP2002117566 A JP 2002117566A JP 2003316447 A JP2003316447 A JP 2003316447A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
gas
pressure
container
pressure reducing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002117566A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomohiro Oyama
朋宏 尾山
Hiroshi Watanabe
博司 渡邉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Oxygen Co Ltd
Nippon Sanso Corp
Hamai Industries Ltd
Original Assignee
Japan Oxygen Co Ltd
Nippon Sanso Corp
Hamai Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Japan Oxygen Co Ltd, Nippon Sanso Corp, Hamai Industries Ltd filed Critical Japan Oxygen Co Ltd
Priority to JP2002117566A priority Critical patent/JP2003316447A/ja
Publication of JP2003316447A publication Critical patent/JP2003316447A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Valve Housings (AREA)
  • Control Of Fluid Pressure (AREA)
  • Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 減圧機能を内蔵したブロック弁の小型軽量化
を図ることができ、使用に伴う形態にも適し、操作性も
向上させた減圧機能付き容器弁を提供する。 【解決手段】 ガス容器装着部を有する弁ブロック内
に、減圧弁17及びガス消費先配管の接続口15を有す
るガス供給路16と、該減圧弁の一次側に接続した充填
口20と、ガス容器内に連通するガス導入導出路21と
前記ガス供給路との間の流路を開閉する供給元弁22
と、前記ガス導入導出路に接続した圧力計23とを設け
る。前記供給元弁、充填口及び圧力計は、前記弁ブロッ
クを横切る同一平面上に、異なる方向に向けて配置す
る。さらに、弁ブロックの低圧側部分を密度の小さな材
質で形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、減圧機能付き容器
弁に関し、特に、医療用酸素を充填したFRP製ガス容
器の容器弁として最適な構造を有する減圧機能付き容器
弁に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】医療用
酸素を充填したガス容器として、近年は、従来の金属製
ガス容器(ガスボンベ)に代わってFRP製ガス容器が
多く用いられるようになってきている。しかし、一般的
なガス容器では、ガス容器に付属した容器弁に、圧力計
等を備えた減圧弁を装着して使用するので、容器弁への
減圧弁の装着を確実に行わないとガス漏れ等が発生する
ことがあり、確実性や取り扱い性に難点があった。
【0003】また、減圧弁等を一体的に備えたブロック
弁をガス容器に装着することも行われているが、従来の
ブロック弁は、大きくて重いため、計量なFRP製ガス
容器に装着すると重心が高くなって不安定になるという
不都合があった。特に、供給ガスが酸素の場合には、ブ
ロック弁全体を真鍮で形成しているので、相当な重量に
なっていた。
【0004】そこで本発明は、減圧機能を内蔵したブロ
ック弁の小型軽量化を図ることができ、使用に伴う形態
にも適し、操作性も向上させた減圧機能付き容器弁を提
供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の減圧機能付き容器弁は、高圧ガス容器に装
着される容器弁であって、ガス容器装着部を有する弁ブ
ロック内に、減圧弁及びガス消費先配管の接続口を有す
るガス供給路と、該減圧弁の一次側に接続した充填口
と、ガス容器内に連通するガス導入導出路と前記ガス供
給路との間の流路を開閉する供給元弁と、前記ガス導入
導出路に接続した圧力計とを設けたことを特徴としてい
る。
【0006】さらに、本発明の減圧機能付き容器弁は、
前記供給元弁、充填口及び圧力計は、前記弁ブロックを
横切る同一平面上に、異なる方向に向けて配置されてい
ること、また、前記ガス導入導出路に接続した安全弁を
設けるとともに、該安全弁と、前記供給元弁、充填口及
び圧力計とを、前記弁ブロックを横切る同一平面上に、
異なる方向に向けて配置したことを特徴としている。
【0007】加えて、前記弁ブロックは、前記減圧弁の
一次側でガス容器内の高圧ガスの圧力が作用する高圧側
部分と、減圧弁の二次側で高圧ガスの圧力が作用しない
低圧側部分とが異なった材質で形成されており、該低圧
側部分の材質の密度が、前記高圧側部分の材質の密度よ
りも小さいこと、特に、前記低圧側部分の材質がアルミ
ニウムであることを特徴としている。
【0008】
【発明の実施の形態】図は本発明の減圧機能付き容器弁
の一形態例を示すもので、図1は弁ブロックに設けた機
器及び流路の位置関係を示す概略斜視図、図2は系統
図、図3は正面図、図4は平面図、図5は左側面図、図
6は図5のVI−VI線断面図、図7は図6のVII−VII線断
面における要部を示す断面図、図8は図6のVIII−VIII
線断面における要部を示す断面図である。
【0009】この減圧機能付き容器弁11は、ガス容器
12に装着するためのガス容器装着部13を有する弁ブ
ロック14内に、ガス消費先配管が接続口(カプラー)
15を介して接続されるガス供給路16と、該ガス供給
路16に設けられた減圧弁17と、該減圧弁17の一次
側に接続したガス充填路18と、該ガス充填路18に逆
止弁19を介して設けられた充填口20と、ガス容器内
に連通するガス導入導出路21と前記ガス供給路16と
の間の流路を開閉する供給元弁22と、前記ガス導入導
出路21に接続してガス容器内に圧力を表示する圧力計
23と、前記ガス導入導出路21に接続した高圧側安全
弁24と、前記ガス供給路16の減圧弁二次側に接続し
た低圧側安全弁25とを組み込んだものである。
【0010】そして、前記供給元弁22、充填口20、
圧力計23及び高圧側安全弁24は、弁ブロック14を
水平方向に横切る同一平面上において、90度間隔で異
なる方向に向けて放射状に配置されている。まず、ガス
容器12側から容器軸線方向(鉛直方向)に立ち上がっ
たガス導入導出路21は、供給元弁22に対応した高さ
位置に屈曲部21aが設けられ、この屈曲部21aで水
平方向に屈曲し、この水平方向のガス導入導出路21b
が、供給元弁22の中央流路22a(図7,図8参照)
に接続される。また、ガス導入導出路21の屈曲部21
aからは、前記高圧側安全弁24に至る流路24aが前
記流路21bと反対方向に水平に分岐している。これに
よって、供給元弁22と高圧側安全弁24とが同一高さ
位置で180度の位置に対向した状態で設けられたこと
になる。
【0011】さらに、屈曲部21aからは、前記流路2
1b及び前記流路24aのそれぞれに直交する方向に、
前記圧力計23に至る流路23aが水平方向に分岐して
いる。したがって、圧力計23は、供給元弁22及び高
圧側安全弁24に対してそれぞれ90度の間隔で同一高
さに設けられたことになる。
【0012】一方、前記供給元弁22の外周流路22b
には、前記ガス供給路16と前記ガス充填路18とが接
続しており、ガス充填路18は、前記屈曲部21aに隣
接する位置で、前記圧力計23に至る流路23aと反対
方向に水平に屈曲し、ここに前記逆止弁19及び充填口
20が設けられている。すなわち、充填口20は、供給
元弁22及び高圧側安全弁24に対してそれぞれ90度
の間隔で、かつ、圧力計23に対して180度の位置に
対向した状態で設けられたことになる。
【0013】このように、充填口20、供給元弁22、
圧力計23及び高圧側安全弁24を、弁ブロック14を
水平方向に横切る同一平面上に90度間隔で放射状に配
置することにより、弁ブロック14の高さ方向の寸法を
小さくすることができる。なお、これらの全てを90度
間隔にする必要はなく、製作性や各部の大きさ等に応じ
て任意の角度で配置することができ、多少は上下方向に
ずれていてもよい。
【0014】また、前記供給元弁22の外周流路22b
に接続した前記ガス供給路16は、容器軸線方向に鉛直
方向に立ち上がっており、前記ガス導入導出路21と同
一直線上あるいはその近傍に位置するように配置されて
いる。これにより、弁ブロック14の横方向の寸法も小
さくすることが可能となる。さらに、減圧弁17の二次
側においては、前記接続口15に対して低圧側安全弁2
5を弁ブロック14の異なる方向、例えば本形態例に示
すように反対側に位置するように配置している。これに
より、低圧側安全弁25が接続口15の裏側に隠れるこ
とがなくなるとともに、弁ブロック14の高さ寸法も抑
えることができる。
【0015】加えて、本形態例に示す弁ブロック14
は、図6に示すように、減圧弁17を含む減圧弁一次側
でガス容器内の高圧ガスの圧力が作用する高圧側部分1
4aと、減圧弁17の二次側で高圧ガスの圧力が作用し
ない低圧側部分14bとを別の材質で形成し、ボルト1
4cで結合するようにしている。このように、弁ブロッ
ク14における高圧側部分14aと低圧側部分14bと
を別の材質で形成することにより、低圧側部分14bの
材質には、高圧側部分14aのような厳しい条件が課せ
られることがなくなるため、高圧側部分14aの材質の
密度に比べて、密度の小さな軽量な材質、例えばアルミ
ニウムを使用することが可能となる。したがって、弁ブ
ロック14の全体を高圧側部分14aの条件に適合した
材質、例えば真鍮で形成した場合に比べて、弁ブロック
14の軽量化を図ることができる。
【0016】なお、減圧弁17や供給元弁22をはじめ
として圧力計23や各安全弁24,25は、従来からブ
ロック弁に用いられているものを使用することが可能で
あり、これらについては、特に限定されるものではない
ため、これらの詳細な説明及び図示は省略する。また、
このような減圧機能付き容器弁は、医療用酸素を充填し
たFRP製ガス容器の容器弁として最適であるが、各種
ガスを使用する様々な用途、例えば溶接ガスを供給する
ガス容器等にも適用することができ、金属製ガス容器の
容器弁として使用することも差し支えない。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の減圧機能
付き容器弁によれば、ガス容器装着部を有する弁ブロッ
クに、配管接続口、減圧弁、供給元弁、充填口及び圧力
計を一体に組み込んでいるので、容器弁全体を小型軽量
化することができる。特に、充填口、供給元弁、圧力計
及び高圧側安全弁を、同一平面上に異なる方向に向けて
配置することにより、弁ブロックの高さ寸法を抑えるこ
とができ、より小型化することができる。さらに、弁ブ
ロックの低圧側部分に、密度の小さな材質、例えばアル
ミニウムを採用することにより、更なる軽量化を図るこ
とができる。したがって、軽量なFRP製ガス容器、特
に医療用酸素を充填したガス容器の容器弁として最適で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 弁ブロック内の機器及び流路の位置関係を示
す概略斜視図である。
【図2】 同じく系統図である。
【図3】 減圧機能付き容器弁の正面図である。
【図4】 同じく平面図である。
【図5】 同じく左側面図である。
【図6】 図5のVI−VI線断面図である。
【図7】 図6のVII−VII線断面における要部を示す断
面図である。
【図8】 図6のVIII−VIII線断面における要部を示す
断面図である。
【符号の説明】 11…減圧機能付き容器弁、12…ガス容器、13…ガ
ス容器装着部、14…弁ブロック、15…接続口(カプ
ラー)、16…ガス供給路、17…減圧弁、18…ガス
充填路、19…逆止弁、20…充填口、21…ガス導入
導出路、22…供給元弁、23…圧力計、24…高圧側
安全弁、25…低圧側安全弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡邉 博司 東京都府中市西原町1−3 株式会社ハマ イ内 Fターム(参考) 3E072 AA01 GA30 3H051 AA01 BB02 BB10 CC15 CC17 DD07 FF01 FF05 FF11 FF15 5H316 AA13 BB03 DD11 EE02 EE10 EE12 GG01 HH16 JJ01 KK02 KK04 KK10 LL03

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高圧ガス容器に装着される容器弁であっ
    て、ガス容器装着部を有する弁ブロック内に、減圧弁及
    びガス消費先配管の接続口を有するガス供給路と、該減
    圧弁の一次側に接続した充填口と、ガス容器内に連通す
    るガス導入導出路と前記ガス供給路との間の流路を開閉
    する供給元弁と、前記ガス導入導出路に接続した圧力計
    とを設けたことを特徴とする減圧機能付き容器弁。
  2. 【請求項2】 前記供給元弁、充填口及び圧力計は、前
    記弁ブロックを横切る同一平面上に、異なる方向に向け
    て配置されていることを特徴とする請求項1記載の減圧
    機能付き容器弁。
  3. 【請求項3】 前記ガス導入導出路に安全弁を設けると
    ともに、該安全弁と、前記供給元弁、充填口及び圧力計
    とを、前記弁ブロックを横切る同一平面上に、異なる方
    向に向けて配置したことを特徴とする請求項1記載の減
    圧機能付き容器弁。
  4. 【請求項4】 前記弁ブロックは、前記減圧弁の一次側
    でガス容器内の高圧ガスの圧力が作用する高圧側部分
    と、減圧弁の二次側で高圧ガスの圧力が作用しない低圧
    側部分とが異なった材質で形成されており、該低圧側部
    分の材質の密度が、前記高圧側部分の材質の密度よりも
    小さいことを特徴とする請求項1記載の減圧機能付き容
    器弁。
  5. 【請求項5】 前記低圧側部分の材質がアルミニウムで
    あることを特徴とする請求項4記載の減圧機能付き容器
    弁。
JP2002117566A 2002-04-19 2002-04-19 減圧機能付き容器弁 Pending JP2003316447A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002117566A JP2003316447A (ja) 2002-04-19 2002-04-19 減圧機能付き容器弁

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002117566A JP2003316447A (ja) 2002-04-19 2002-04-19 減圧機能付き容器弁

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003316447A true JP2003316447A (ja) 2003-11-07

Family

ID=29534719

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002117566A Pending JP2003316447A (ja) 2002-04-19 2002-04-19 減圧機能付き容器弁

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003316447A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006048549A (ja) * 2004-08-06 2006-02-16 Danrei:Kk 減圧弁組立体

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006048549A (ja) * 2004-08-06 2006-02-16 Danrei:Kk 減圧弁組立体

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR20190013524A (ko) 쌍동형 탱크
US10077705B2 (en) Flange structure
US20160069459A1 (en) Orbital seat in a butterfly valve
EP1556642A4 (en) VALVE ARRANGEMENT
JP2003316447A (ja) 減圧機能付き容器弁
EA200100843A1 (ru) Шаровой клапан
CN207621411U (zh) 一种具有排气功能的偏心半球阀
CN104884869A (zh) 冷冻装置的热源单元
CN107477220A (zh) 一种防爆节水止回阀
US6668857B2 (en) Flow reversal control valve
JP7539263B2 (ja) ガス用ケーシング、及びタンクバルブ装置
JP6875851B2 (ja) バルブブロック、及びそれを備えるタンク装置
CN220792424U (zh) 一种不锈钢弯头
JP2001020828A (ja) コモンレール
CN106246695A (zh) 一种连接机构
JP7161909B2 (ja) 圧力計
US6581636B2 (en) Valve body for dive tank with two outlets, and dive tank provided with a valve comprising such a body
US20180241052A1 (en) Valve unit
JP3694228B2 (ja) デリバリパイプ
KR200491941Y1 (ko) 가스 벌크탱크로리의 외장형 안전 밸브
KR20230001380A (ko) 슬로싱 하중 시험용 모형 탱크
JP4348235B2 (ja) 燃料カットバルブ
CN207394359U (zh) 一种角焊缝的非重复充装钢瓶
CN108895301A (zh) 汽车用气瓶
JP3237980B2 (ja) ガスメータ用交差継手

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050411

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071113

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080318