JP2003315563A - 楔形レンズ光ファイバの加工方法と加工装置 - Google Patents

楔形レンズ光ファイバの加工方法と加工装置

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JP2003315563A JP2002121314A JP2002121314A JP2003315563A JP 2003315563 A JP2003315563 A JP 2003315563A JP 2002121314 A JP2002121314 A JP 2002121314A JP 2002121314 A JP2002121314 A JP 2002121314A JP 2003315563 A JP2003315563 A JP 2003315563A
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polishing surface
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 煩雑で高精度な処理や設定を必要とせず、ま
た熟練も必要とせず、操作が簡単で安価な設備を用い
て、低コストで大量生産に適する楔形レンズ光ファイバ
の加工方法および加工装置を提供する。 【解決手段】 光ファイバ1の先端が自由端となるよう
に光ファイバをファイバ保持部2で保持し、光ファイバ
1の先端を研磨面3aに接触させて光ファイバ1の先端
を研磨面3a上で撓ませながら、矢印21で示すように
第1の摺動方向および反対の第2の摺動方向に研磨面3
a上で摺動させる往復動作を研磨面3aと光ファイバ1
の先端との間で相対的に複数回繰り返し行って、光ファ
イバ1の先端を楔形に加工し、楔形レンズ光ファイバを
形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ファイバの先端
を研磨して、この先端に例えば所定の半径を持ったシリ
ンドリカルレンズ機能を有する楔形に加工し楔形レンズ
光ファイバを形成する楔形レンズ光ファイバの加工方法
および加工装置に関する。
【0002】
【従来の技術】楔形レンズ光ファイバは、図6に示すよ
うに、光ファイバ1の先端を両面から斜めにカットして
楔形に形成したテーパ面11を有し、このテーパ面11
の重なった楔形の先端の楔稜線12にRが付けられたシ
リンドリカルレンズの機能を備えている。また、この楔
稜線12の中心にはファイバコア13の端面が露出して
いる。このように先端が構成される楔形レンズ光ファイ
バは、扁平な開口を有するレーザダイオードなどとの結
合に有効である。
【0003】特に、長距離光ファイバ通信に必須である
ファイバアンプの980nmの波長の励起用レーザは、
GaAs系であるが、埋め込み構造が難しく、スポット
サイズ変換が困難であり、980nmの波長のレーザを
出力するレーザダイオードは例えば図7に示すように水
平方向に扁平な開口を有する。このレーザダイオードか
らの光の出射パターンは例えば縦方向が27〜28°、
横方向が4〜6°のように縦方向と横方向でレーザ光の
広がり角が大きく異なって、垂直方向に大きく広がり、
高性能なファイバアンプのためには楔形レンズ光ファイ
バによる高効率な光結合が必須である。
【0004】しかしながら、この楔形レンズ光ファイバ
による高効率結合には、レーザの開口が非常に薄いため
楔形レンズ光ファイバの先端の半円筒面の半径として3
〜6μmという非常に小さい形状が必要となる。また、
図6に示す楔形レンズ光ファイバを例にとると、楔稜線
12とファイバコア13の中心のずれもサブミクロンの
精度が必要となる。すなわち、両テーパ面11は非常に
高い対称性を有することが必要である。
【0005】このような高い精度の精密加工は、従来、
回転工具に熟練者が光ファイバの先端を押圧して加工し
た後、形状測定器または光学特性測定器で計測して修正
加工を施すという処理を繰り返して行い、これにより光
ファイバの先端を所望の形状に加工している。
【0006】また、他の加工方法としては、光ファイバ
の先端を回転軸を有する多軸精密ステージに固定し、コ
ンピュータで複雑な軌跡を精密に制御して所望の形状を
加工するなどという方法も考えられる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の加工方
法のうち、回転工具に熟練者が光ファイバの先端を押圧
して加工した後、計測および修正加工を行う第1の方法
では、一定の熟練を持つ技術者を必要とするとともに、
時間がかかるという問題があり、最近のWANなどの急
速な展開で光ファイバアンプを取り込もうとする動きの
中で光ファイバアンプに用いられる楔形レンズ光ファイ
バに要望される低コスト大量生産には適さない。
【0008】また、光ファイバの先端を多軸精密ステー
ジに固定し、コンピュータ制御を行う第2の方法では、
非常に高価な装置を必要とするとともに、装置への光フ
ァイバの設置および加工時の原点への設定などのような
煩雑で高精度な操作が必要であるという問題があり、同
様に低コスト大量生産には適さない。
【0009】本発明は、上記に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、煩雑で高精度な処理や設定を
必要とせず、また熟練も必要とせず、操作が簡単で安価
な設備を用いて、低コストで大量生産に適する楔形レン
ズ光ファイバの加工方法および加工装置を提供すること
にある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の本発明は、光ファイバの先端を研磨
して、この先端を楔形に加工し楔形レンズ光ファイバを
形成する楔形レンズ光ファイバの加工方法であって、光
ファイバの先端が自由端となるように光ファイバを保持
し、光ファイバの先端を研磨面に接触させて研磨面上を
摺動させる動作を第1の摺動方向および該第1の摺動方
向と反対の第2の摺動方向に複数回繰り返し行う往復動
作を、摺動方向とは反対方向に光ファイバの先端を研磨
面上で撓ませながら、研磨面と光ファイバの先端との間
で相対的に行わせることを要旨とする。
【0011】請求項1記載の本発明にあっては、光ファ
イバの先端を研磨面に接触させて光ファイバの先端を研
磨面上で撓ませながら、第1の摺動方向および第2の摺
動方向に研磨面上で摺動させる往復動作を研磨面と光フ
ァイバの先端との間で相対的に複数回繰り返し行って、
光ファイバの先端を楔形に加工するため、従来のように
熟練を必要とせず、低コストで大量生産可能であるとと
もに、光ファイバの先端には対称性の高い非常に小さな
半円筒形状の曲面を形成でき、レーザダイオードとの高
効率な結合が可能である高精度な楔形レンズ光ファイバ
を形成することができる。
【0012】また、請求項2記載の本発明は、請求項1
記載の発明において、前記往復動作が、第1の摺動方向
における研磨量と第2の摺動方向における研磨量が等し
いように複数回繰り返すことを要旨とする。
【0013】請求項2記載の本発明にあっては、往復動
作を第1の摺動方向における研磨量と第2の摺動方向に
おける研磨量が等しいように複数回繰り返すため、光フ
ァイバの先端に対称性の高い小さな半円筒形状の曲面を
適確に形成することができる。
【0014】更に、請求項3記載の本発明は、請求項1
または2記載の発明において、前記往復動作が、直線往
復動作であることを要旨とする。
【0015】請求項4記載の本発明は、請求項1乃至3
のいずれか1項に記載の発明において、前記往復動作に
おいて光ファイバの先端と研磨面との接触の度合いが連
続的に変化するように光ファイバを保持する位置と研磨
面との間の距離が変化することを要旨とする。
【0016】請求項4記載の本発明にあっては、光ファ
イバを保持する位置と研磨面との間の距離が変化して、
光ファイバの先端と研磨面との接触の度合いが連続的に
変化するため、光ファイバの先端に対称性の高い小さな
半円筒形状の曲面を適確に形成することができる。
【0017】また、請求項5記載の本発明は、請求項1
乃至4のいずれか1項に記載の発明において、前記往復
動作前において光ファイバに弾性素材をコートする前置
工程を有することを要旨とする。
【0018】更に、請求項6記載の本発明は、請求項1
乃至5のいずれか1項に記載の発明において、前記研磨
面が、前記往復動作の方向に対して所定の有限長を有す
ることを要旨とする。
【0019】請求項7記載の本発明は、請求項1乃至6
のいずれか1項に記載の発明において、前記研磨面の前
記往復動作方向の形状が往復動作の中心に対して対称で
あることを要旨とする。
【0020】また、請求項8記載の本発明は、請求項7
記載の発明において、前記研磨面の前記往復動作方向の
形状が往復動作の中心に対して対称な凸形状または台形
状であることを要旨とする。
【0021】更に、請求項9記載の本発明は、光ファイ
バの先端を研磨して、この先端を楔形に加工し楔形レン
ズ光ファイバを形成する楔形レンズ光ファイバの加工装
置であって、光ファイバの先端が自由端となるように光
ファイバを保持する保持手段と、光ファイバの先端を研
磨する研磨面と、光ファイバを研磨面に接触させる接触
手段と、光ファイバの先端を研磨面に接触させて研磨面
上を摺動させる動作を第1の摺動方向および該第1の摺
動方向と反対の第2の摺動方向に複数回繰り返し行う往
復動作を、摺動方向とは反対方向に光ファイバの先端を
研磨面上で撓ませながら、研磨面と光ファイバの先端と
の間で相対的に行わせるように前記保持手段および研磨
面の動作を制御する往復動作手段とを有することを要旨
とする。
【0022】請求項9記載の本発明にあっては、光ファ
イバの先端を研磨面に接触させて光ファイバの先端を研
磨面上で撓ませながら、第1の摺動方向および第2の摺
動方向に研磨面上で摺動させる往復動作を研磨面と光フ
ァイバの先端との間で相対的に複数回繰り返し行って、
光ファイバの先端を楔形に加工するため、従来のように
熟練を必要とせず、低コストで大量生産可能であるとと
もに、光ファイバの先端には対称性の高い非常に小さな
半円筒形状の曲面を形成でき、レーザダイオードとの高
効率な結合が可能である高精度な楔形レンズ光ファイバ
を形成することができる。
【0023】請求項10記載の本発明は、請求項9記載
の発明において、前記往復動作手段が、第1の摺動方向
における研磨量と第2の摺動方向における研磨量が等し
いように往復動作を複数回繰り返すように構成されてい
ることを要旨とする。
【0024】請求項10記載の本発明にあっては、往復
動作を第1の摺動方向における研磨量と第2の摺動方向
における研磨量が等しいように複数回繰り返すため、光
ファイバの先端には対称性の高い小さな半円筒形状の曲
面を適確に形成することができる。
【0025】また、請求項11記載の本発明は、請求項
9または10記載の発明において、前記往復動作が、直
線往復動作であることを要旨とする。
【0026】更に、請求項12記載の本発明は、請求項
9乃至11のいずれか1項に記載の発明において、前記
往復動作手段が、往復動作において光ファイバの先端と
研磨面との接触の度合いが変化するように光ファイバを
保持する位置と研磨面との間の距離が変化するように制
御する制御手段を有することを要旨とする。
【0027】請求項12記載の本発明にあっては、光フ
ァイバを保持する位置と研磨面との間の距離が変化し
て、光ファイバの先端と研磨面との接触の度合いが連続
的に変化するため、光ファイバの先端に対称性の高い小
さな半円筒形状の曲面を適確に形成することができる。
【0028】請求項13記載の本発明は、請求項9乃至
12のいずれか1項に記載の発明において、前記光ファ
イバが、弾性素材をコートされたものであることを要旨
とする。
【0029】また、請求項14記載の本発明は、請求項
9乃至13のいずれか1項に記載の発明において、前記
研磨面が、前記往復動作の方向に対して所定の有限長を
有することを要旨とする。
【0030】更に、請求項15記載の本発明は、請求項
9乃至14のいずれか1項に記載の発明において、前記
研磨面の前記往復動作方向の形状が往復動作の中心に対
して対称であることを要旨とする。
【0031】請求項16記載の本発明は、請求項15記
載の発明において、前記研磨面の前記往復動作方向の形
状が往復動作の中心に対して対称な凸形状または台形状
であることを要旨とする。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
の形態を説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る
楔形レンズ光ファイバの加工方法を説明するための図で
ある。
【0033】同図に示す加工方法では、光ファイバ1を
ファイバ保持部2で垂直に保持し、このファイバ保持部
2の下方に延出して垂れた光ファイバ1の先端を研磨フ
ィルム3の研磨面3aに接触させる。すなわち、光ファ
イバ1を研磨面3aから所定の高さの所でファイバ保持
部2により保持する。なお、この時、ファイバ保持部2
の下方に延出した光ファイバ1の長さがファイバ保持部
2と研磨面3aとの間の距離よりも長いように設定し、
これにより下方に垂れた光ファイバ1の先端が研磨面3
aにおいて図示のように撓むようにする。すなわち、光
ファイバ1の先端を研磨面3aに接触させながらファイ
バ保持部2を矢印21で示す方向に移動させて光ファイ
バ1の先端を研磨面3aに対して摺動させると、光ファ
イバ1の先端はこの摺動方向とは逆方向に撓むことにな
る。この光ファイバ1の先端が研磨面3aにおいて撓む
状態は、A部として拡大して図1(b)に示すように、
接触角4を持って光ファイバ1の先端が研磨面3aに対
して撓むことになるが、この接触角4で光ファイバ1の
先端の加工角度が決まることになる。
【0034】上述したように、光ファイバ1をファイバ
保持部2で保持し、光ファイバ1の先端を研磨面3aに
接触させた後、矢印21で示す方向にファイバ保持部2
を移動させるかまたは研磨フィルム3を移動させること
により、すなわち矢印21で示す方向にファイバ保持部
2または研磨フィルム3を相対的に移動させることによ
り、光ファイバ1の先端を研磨面3a上で摺動させるこ
とができ、この摺動動作、すなわち光ファイバ1の先端
を研磨面3a上で摺動させる動作を矢印21で示すよう
に第1の摺動方向および該第1の摺動方向と反対の第2
の摺動方向に直線的に複数回繰り返し行う往復動作を、
摺動方向とは反対方向に光ファイバ1の先端を研磨面3
aに接触させて撓ませながら、研磨面3aと光ファイバ
1の先端との間で相対的に行わせる。
【0035】このような往復動作においては、光ファイ
バ1の高い材料的および機械的質性および高い形状精度
を利用することにより光ファイバ1の先端を所望の楔形
状に高い精度で加工することができる。本実施形態で対
象とするミクロ的な鏡面形状を得る研磨加工において加
工精度は加工量と加工形状で決まるが、加工量は加工荷
重と相対接触量(研磨面と被加工物との相対的な摺動距
離)の積に比例して決まり、また加工形状はこの研磨量
と、研磨面と被加工物の干渉におけるその干渉面とで決
まる。従って、これらの量を精密に制御することにより
精密加工を行うことができる。
【0036】また、光ファイバ1の先端を研磨面3a上
で摺動させる往復動作では、光ファイバ1の先端が研磨
面3aに接触している加工点において光ファイバ1の先
端の撓みにより研磨面3aに対する押圧が発生し、これ
が加工荷重となる。この荷重は光ファイバ1が撓むこと
による弾性によって発生するものであるが、上述したよ
うに光ファイバ1は材料的に均質で、形状精度が良好で
あるため、この弾性力を高い精度で制御再現させること
ができる。また、摺動距離は光ファイバ1が研磨面3a
を横切る長さで厳密に決まる。更に、光ファイバ1の先
端の楔形状のテーパ角度(形状)は光ファイバ1の研磨
面3aへの接触角度で決まるが、この接触角度も撓み形
状で厳密に制御可能である。このような原理に基づき本
実施形態の光ファイバの先端の楔形状または楔レンズ形
状の加工は精密に行うことができる。
【0037】前述したように、楔形レンズ光ファイバは
先端の楔形状部の楔稜線とファイバコアの中心のずれも
サブミクロンの精度が必要となり、楔形状部の両テーパ
面は非常に高い対称性を有することが必要であるが、本
実施形態の加工方法では、対称性が非常に良い楔形状加
工を行うことが可能である。すなわち、図1で説明した
ように、光ファイバ1を研磨面3aから所定の高さで垂
直にファイバ保持部2で保持し、研磨フィルム3上でフ
ァイバ保持部2を垂直軸に対して回転させずに往復させ
る。図1において、右方向に矢印21に沿って移動させ
る時には、図1において向かって光ファイバ1の先端の
右側のテーパ面が加工され、逆の左方向に移動させる時
には、光ファイバ1の先端の左側のテーパ面が加工され
るというように左右対称に光ファイバ1の先端は同一の
撓み形状を示すことがわかる。
【0038】また、1往復でそれぞれのテーパ面は同一
の距離を加工面と相対運動する。すなわち、往復動作は
第1の摺動方向における研磨量と第1の摺動方向と反対
の第2の摺動方向における研磨量が等しいように複数回
繰り返す。従って、1往復の加工で楔形状部の両テーパ
面は同一の加工量、同一の形状に加工でき、極めて対称
性の良い楔形状の加工が可能となる。通常、楔形状に到
達するためには複数回の往復加工を行う。この場合、両
テーパ面は逐次微小加工され、時間経過による加工状況
の変化(例えば、加工による研磨面の能力低下)の影響
も避けられる。
【0039】更に、図1に示すように、研磨フィルム3
は、左右の両端部が斜め下方に下がって台形状に構成さ
れていて、研磨面3aは台形部分の上面のみに設けら
れ、この部分が研磨領域になっている。従って、往復押
動において、光ファイバ1の先端が研磨フィルム3の台
形部の上面の研磨面3aから左右に外れて、斜めに下が
った両端側に移動した場合には、光ファイバ1の先端は
研磨面3aに接触せず、真っ直ぐに伸びることができる
ようになっている。そして、このように真っ直ぐに伸び
た状態から再度逆方向に移動して研磨面3aに向かって
進むと、この研磨面3aに当たった所から光ファイバ1
の先端は再度撓んで研磨面3aに接触して研磨されるこ
とになる。そして、研磨面3aに接触して移動している
間は光ファイバ1の先端は研磨面3aで撓みながら研磨
されるが、研磨面3aを通過して台形の斜めに下がった
部分に移動すると、光ファイバ1の先端は研磨面3aと
の接触から解放されて自由になり、下方に真っ直ぐに伸
びる。すなわち研磨面3aは往復動作の方向に対して所
定の有限長である。
【0040】このように、光ファイバ1は1回の加工に
おいては研磨面3aの両端側の加工能力のない斜面から
研磨面3a領域に進入し、研磨面3aを撓みながら通過
した後、研磨面3aから斜面に離脱するようになってい
る。この結果、台形状の斜めに下がった部分の研磨面3
aの両端側から研磨面3aに入る場合には、直線状の光
ファイバ1をストレスなく滑らかに撓ませることが可能
になるとともに、また両端側での伸びた位置での前進お
よび後退の切り替えも容易にしている。
【0041】次に、図2を参照して、本発明の他の実施
形態に係る楔形レンズ光ファイバの加工方法について説
明する。
【0042】本実施形態では、図2(a)に示すよう
に、研磨面3aを形成している研磨フィルム3は、光フ
ァイバ1を固定的に保持しているファイバ保持部2に対
して傾斜して配設され、これにより光ファイバ1を保持
しているファイバ保持部2の位置、すなわちライン23
で示す位置と研磨面3aとの間の距離は図で右になる程
長くなるように連続的に変化している。
【0043】図2(a)において左側に位置する光ファ
イバ1の場合には、その光ファイバ1を保持しているフ
ァイバ保持部2と研磨面3aとの間の距離が短くなって
いるため、ファイバ保持部2の下方に延出した光ファイ
バ1は先端が研磨面3aに対して強く当たって大きく撓
み、すなわち大きな押圧力で接触し、光ファイバ1の先
端は図2(b)に示すように深く傾斜し、接触角4は小
さくなり、光ファイバ1の先端の楔形状部の更に先の突
端の稜線形成部も中心から外れた部分が研磨面3aに接
触するようになっている。
【0044】これに対して、図2(a)において右側に
位置する光ファイバ1の場合には、その光ファイバ1を
保持しているファイバ保持部2と研磨面3aとの間の距
離が長くなっているため、ファイバ保持部2の下方に延
出した光ファイバ1は先端が研磨面3aに対して弱く当
たって小さく撓み、すなわち小さな押圧力で接触し、光
ファイバ1の先端は図2(c)に示すように浅く傾斜
し、接触角4は大きくなり、光ファイバ1の先端の楔形
状部の更に先の突端の稜線形成部も中心部分が研磨面3
aに接触するようになっている。
【0045】従って、光ファイバ1をファイバ保持部2
で保持して、図2(a)に示すように傾斜して配設され
た研磨面3aに対して光ファイバ1の先端を摺動させる
ことにより、光ファイバ1の先端と研磨面3aとの接触
角4は連続的に変化することができ、これにより光ファ
イバ1の先端の楔形状部の更に先の突端の稜線形成部
は、曲面加工される。従って、この曲面加工を左右対称
な斜面である例えば対称な「へ」の字状または凸形状に
形成された研磨面3aを用いて光ファイバ1の先端に対
して左右対称に行うことにより、対称性のある曲面、す
なわち図6で説明したようなシリンドリカルレンズを形
成することができる。
【0046】なお、図2では、研磨面3aを構成してい
る斜面の形状は平面であるが、研磨面3aを曲面状に形
成することにより、半円筒でない形状などのようなレン
ズ形状の精密制御も可能となり、更に高い結合特性も期
待することができる。
【0047】上述した実施形態では、光ファイバ1自体
の精密さを利用して、加工前の光ファイバの精密な位置
決めの必要がない経済的な加工装置で熟練技術と測定と
の組合せを必要とすることなく、簡単で高い精度の加工
を経済的に可能としているものである。このような加工
方法を同様に利用することにより、多数本の光ファイバ
を一括して加工することが可能な低コスト大量生産を実
現することもできる。
【0048】次に、図3および図4を参照して、実際の
加工工程について説明する。
【0049】まず、第1の加工工程は粗加工であり、こ
の粗加工では、図3に示すように、図1と同様に両端側
が斜め下方に下がって台形状に構成された研磨フィルム
3を用いて、すなわち台形状の研磨フィルム3の上面の
研磨面3aを用いて、光ファイバ1の先端をテーパ加工
する。このテーパ加工では、比較的粗い砥粒(例えば、
粒径5μmのアルミナ)の研磨面3aで光ファイバ1の
先端を高速加工し、テーパ面を光ファイバ1の先端に形
成する。
【0050】次に、第2の仕上げ加工工程では、図4に
示すように中心が三角形の頂点のように尖った例えば対
称な「へ」の字形状の研磨フィルム3の例えば微細シリ
カ砥粒の研磨面3aを用い、光ファイバ1のテーパ状に
加工された先端を鏡面仕上げ加工して、先端にR面を形
成する。
【0051】図5は、上述した第1および第2の加工工
程で加工して得られた光ファイバ1の先端の形状を触針
式形状測定器で測定した評価結果を示す図である。同図
に示すように、光ファイバ1の先端として、ほぼ2.7
μmの先端Rが得られた。また、このR面は微細シリカ
砥粒の使用により鏡面加工されたものとなっている。
【0052】上述したように、本実施形態の加工方法に
よれば、精密な楔形レンズ光ファイバの加工を実現する
ことが可能であり、また粗加工と仕上げ加工の2工程を
用いることにより、実用的な時間で加工することができ
た。また、複数本の光ファイバを保持して同時に一括加
工した結果でもすべての光ファイバに同様な加工を行う
ことができ、多数本の光ファイバを一括して加工する量
産性の実現も可能であることがわかった。更に、本実施
形態の加工では、光ファイバの突き出し量、光ファイバ
の保持高さが数十μm程度異なっても光ファイバの撓み
形状自体には大きな影響がなく、ほぼ同様な加工形状を
得ることも確認した。なお、光ファイバは加工形状、加
工条件により加工中の保護のために弾性力の小さい被覆
光ファイバを用いることも考えられるが、この場合の被
覆光ファイバとしては、メタルコート、カーボンコー
ト、ポリマースキンコーテッド(PSC)の光ファイバ
または通常のプライマリー被覆、更に別途被覆すること
も考えられる。すなわち、本実施形態では、上述した往
復動作を行う前に、光ファイバ1に弾性素材をコートす
る前置工程を有するものである。
【0053】また、本発明の別の実施形態としては、研
磨面としてテーパ加工と先球加工を同時に行うために、
台形形状の全面に研磨剤を設けるもの、または研磨面自
体はフラットにしておいて、ファイバ保持部を逆台形の
軌跡で運動させる形態なども考えられる。光ファイバの
先端のR部の加工において高い対称性を確保するために
は、例えば図4に示した研磨面3aの両側の斜面が左右
対称であることが必要であるが、これは斜面が曲面であ
る場合も同様である。
【0054】更に、加工形状のバリエーションとして、
楔形レンズ光ファイバの加工を直交する2方向に対して
行うことによって、擬似的な先球光ファイバ機能を持た
せることが可能である。また、この際もう一方向の加工
において光ファイバの先端の曲率半径を変えることも可
能である。また、例えば図4において、研磨面3aの片
側の斜面に研磨剤を設けずに加工を行うことにより、斜
めシリンドリカルレンズの形成も可能となる。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
光ファイバの先端を研磨面に接触させて光ファイバの先
端を研磨面上で撓ませながら、第1の摺動方向および第
2の摺動方向に研磨面上で摺動させる往復動作を研磨面
と光ファイバの先端との間で相対的に複数回繰り返し行
って、光ファイバの先端を楔形に加工するので、従来の
ように熟練を必要とせず、低コストで大量生産可能であ
るとともに、光ファイバの先端には対称性の高い非常に
小さな半円筒形状の曲面を形成でき、レーザダイオード
との高効率な結合が可能である高精度な楔形レンズ光フ
ァイバを形成することができる。
【0056】また、本発明によれば、往復動作を第1の
摺動方向における研磨量と第2の摺動方向における研磨
量が等しいように複数回繰り返すので、光ファイバの先
端には対称性の高い小さな半円筒形状の曲面を適確に形
成することができる。
【0057】更に、本発明によれば、光ファイバを保持
する位置と研磨面との間の距離が変化して、光ファイバ
の先端と研磨面との接触の度合いが連続的に変化するの
で、光ファイバの先端に対称性の高い小さな半円筒形状
の曲面を適確に形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る楔形レンズ光ファイ
バの加工方法を説明するための図である。
【図2】本発明の他の実施形態に係る楔形レンズ光ファ
イバの加工方法を説明するための図である。
【図3】図1および図2に示す実施形態の楔形レンズ光
ファイバの加工方法を用いて説明する実際の加工工程に
おける第1の粗加工工程を説明するための図である。
【図4】図1および図2に示す実施形態の楔形レンズ光
ファイバの加工方法を用いて説明する実際の加工工程に
おける図3に続く第2の仕上げ加工工程を説明するため
の図である。
【図5】図3および図4に示した第1および第2の加工
工程で加工して得られた光ファイバの先端の形状を触針
式形状測定器で測定した評価結果を示す図である。
【図6】楔形レンズ光ファイバの概観を示す斜視図であ
る。
【図7】980nmの波長のレーザダイオードからの光
の出射の様子を示す図である。
【符号の説明】
1 光ファイバ 2 ファイバ保持部 3 研磨フィルム 3a 研磨面 4 接触角 11 テーパ面 12 楔稜線

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ファイバの先端を研磨して、この先端
    を楔形に加工し楔形レンズ光ファイバを形成する楔形レ
    ンズ光ファイバの加工方法であって、 光ファイバの先端が自由端となるように光ファイバを保
    持し、 光ファイバの先端を研磨面に接触させて研磨面上を摺動
    させる動作を第1の摺動方向および該第1の摺動方向と
    反対の第2の摺動方向に複数回繰り返し行う往復動作
    を、摺動方向とは反対方向に光ファイバの先端を研磨面
    上で撓ませながら、研磨面と光ファイバの先端との間で
    相対的に行わせることを特徴とする楔形レンズ光ファイ
    バの加工方法。
  2. 【請求項2】 前記往復動作は、第1の摺動方向におけ
    る研磨量と第2の摺動方向における研磨量が等しいよう
    に複数回繰り返すことを特徴とする請求項1記載の楔形
    レンズ光ファイバの加工方法。
  3. 【請求項3】 前記往復動作は、直線往復動作であるこ
    とを特徴とする請求項1または2記載の楔形レンズ光フ
    ァイバの加工方法。
  4. 【請求項4】 前記往復動作において光ファイバの先端
    と研磨面との接触の度合いが連続的に変化するように光
    ファイバを保持する位置と研磨面との間の距離が変化す
    ることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記
    載の楔形レンズ光ファイバの加工方法。
  5. 【請求項5】 前記往復動作前において光ファイバに弾
    性素材をコートする前置工程を有することを特徴とする
    請求項1乃至4のいずれか1項に記載の楔形レンズ光フ
    ァイバの加工方法。
  6. 【請求項6】 前記研磨面は、前記往復動作の方向に対
    して所定の有限長を有することを特徴とする請求項1乃
    至5のいずれか1項に記載の楔形レンズ光ファイバの加
    工方法。
  7. 【請求項7】 前記研磨面は、前記往復動作方向の形状
    が往復動作の中心に対して対称であることを特徴とする
    請求項1乃至6のいずれか1項に記載の楔形レンズ光フ
    ァイバの加工方法。
  8. 【請求項8】 前記研磨面は、前記往復動作方向の形状
    が往復動作の中心に対して対称な凸形状または台形状で
    あることを特徴とする請求項7項に記載の楔形レンズ光
    ファイバの加工方法。
  9. 【請求項9】 光ファイバの先端を研磨して、この先端
    を楔形に加工し楔形レンズ光ファイバを形成する楔形レ
    ンズ光ファイバの加工装置であって、 光ファイバの先端が自由端となるように光ファイバを保
    持する保持手段と、 光ファイバの先端を研磨する研磨面と、 光ファイバを研磨面に接触させる接触手段と、 光ファイバの先端を研磨面に接触させて研磨面上を摺動
    させる動作を第1の摺動方向および該第1の摺動方向と
    反対の第2の摺動方向に複数回繰り返し行う往復動作
    を、摺動方向とは反対方向に光ファイバの先端を研磨面
    上で撓ませながら、研磨面と光ファイバの先端との間で
    相対的に行わせるように前記保持手段および研磨面の動
    作を制御する往復動作手段とを有することを特徴とする
    楔形レンズ光ファイバの加工装置。
  10. 【請求項10】 前記往復動作手段は、第1の摺動方向
    における研磨量と第2の摺動方向における研磨量が等し
    いように往復動作を複数回繰り返すように構成されてい
    ることを特徴とする請求項9記載の楔形レンズ光ファイ
    バの加工装置。
  11. 【請求項11】 前記往復動作は、直線往復動作である
    ことを特徴とする請求項9または10記載の楔形レンズ
    光ファイバの加工装置。
  12. 【請求項12】 前記往復動作手段は、往復動作におい
    て光ファイバの先端と研磨面との接触の度合いが変化す
    るように光ファイバを保持する位置と研磨面との間の距
    離が変化するように制御する制御手段を有することを特
    徴とする請求項9乃至11のいずれか1項に記載の楔形
    レンズ光ファイバの加工装置。
  13. 【請求項13】 前記光ファイバは、弾性素材をコート
    されたものであることを特徴とする請求項9乃至12の
    いずれか1項に記載の楔形レンズ光ファイバの加工装
    置。
  14. 【請求項14】 前記研磨面は、前記往復動作の方向に
    対して所定の有限長を有することを特徴とする請求項9
    乃至13のいずれか1項に記載の楔形レンズ光ファイバ
    の加工装置。
  15. 【請求項15】 前記研磨面は、前記往復動作方向の形
    状が往復動作の中心に対して対称であることを特徴とす
    る請求項9乃至14のいずれか1項に記載の楔形レンズ
    光ファイバの加工装置。
  16. 【請求項16】 前記研磨面は、前記往復動作方向の形
    状が往復動作の中心に対して対称な凸形状または台形状
    であることを特徴とする請求項15項に記載の楔形レン
    ズ光ファイバの加工装置。
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